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スズメバチ♀「誰だお前?」
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1:
スズメバチ♀「今日も冬を越えるための餌集めか・・・めんどくさいなぁ」
スズメバチ♀「ホント女王蜂のババアは蜂使いがあらいよ。働き蜂だって休みたいってんだよ」
スズメバチ♀「まあ・・しょうがない・・・テキトーに蝶でも捕まえて帰るか」
パラ・・・パラ・・・
スズメバチ♀「ん?」
ザザ・・ザザザザザザァ・・・・・・
スズメバチ♀「うわっ・・いきなり雨なんて。・・そこにちょうどいい穴があるな。雨宿りでもするか」
元スレ
ニュース報(VIP)@2
スズメバチ♀「誰だお前?」
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4:
スズメバチ♀「ふぅ・・・ひどい雨だ・・・しばらく休むか」
?????「君も雨宿りかい?」
スズメバチ♀「誰だお前?」
ミツバチ♂「オイラはミツバチだよ」
スズメバチ♀「なんだミツバチか。お互い大変だなこんな雨で。」
ミツバチ♂「ホントに困ったよwあれ?君ってもしかして・・・・スズメバチ?」
スズメバチ♀「ん?そうだけど」
ミツバチ♂「・・・イャァァーーー!!!殺されるーーーー助けてくれぇぇぇーー」
スズメバチ♀「・・・・・何だこいつ」
8:
スズメバチ♀「おいおい確かにアタシはスズメバチだけどそんな怖がらなくていいから」
ミツバチ♂「ゴメンナサイゴメンナサイ食べないでください・・お願いします殺さないでください」
スズメバチ♀「食べたりも殺したりもしねーよ。いいから話をきいて・・」
ミツバチ♂「ホントに見逃してくださいオネガイシマス僕はおいしくないです靴の裏もなめますから」
スズメバチ♀「いや、分かったから話を・・・」
ミツバチ♂「ポマードポマードポマードポマードポマードポマードポマードポマード・・・」
スズメバチ♀「なんだよコイツめんどくせぇ!!いいから話を聞けよ!殺すぞ!!」
ミツバチ♂「・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
13:
10分後
スズメバチ♀「・・・という訳でアタシはただ雨宿りで来ただけなんだよ。晴れたら出て行くからそれまで静かにしててくれよ」
ミツバチ♂「いやぁ〜オイラすっかり勘違いしてたよwスズメバチって視界に入る生物は皆殺しにする殺人狂かと思ってたから」
スズメバチ♀「ひどいな。アタシだって幼虫の餌集めのために仕方なく獲物をとってるのに」
ミツバチ♂「だってうちの婆ちゃんがスズメバチはキれると無差別殺人をしたり、友達の目と鼻を縫いつけたうえで首をもいだりするって言ってたから」
スズメバチ♀「なんだそのババア殺していいの?」
ミツバチ♂(あながち間違ってはないみたいだ)
30:
スズメバチ♀「腹減ってきたなぁ・・・・・」チラッ
ミツバチ♂「えっ・・・なぜこっちを見て・・・まさかオイラを食べる気じゃ!!
スズメバチ♀「くわねーよ!それに肉食べるのは幼虫だけだから。アタシら成虫は樹液や幼虫の出す液体をたべるんだよ」
ミツバチ♂「えっ?そうなんだ。なんだよ〜wwびびって損したよw先に言えってお前wマジ冗談きついぜww」
スズメバチ♀「お前をここで肉団子にして雨が止みしだい巣に持ち帰り子供たちの餌にすることはできるぞ?あぁ?」
ミツバチ♂「ゴメンナサイ」
41:
二日目
スズメバチ♀「今日も雨は降り続けてるな・・・・巣は無事だろうか・・・それにしてもホントに腹が減った・・・このままアタシは餓死してしまうのだろうか・・・なあミツバチ?」
ミツバチ♂「ん?なに?モシャモシャ・・もっかい言って・・モグモグ」
スズメバチ♀「おい・・・お前何食ってんの?」
ミツバチ♂「・・・・・花粉だけど・・・モグモグ」
スズメバチ♀「そんなの持ってたのかよ
ミツバチ♂「さっきこの奥でみつけた。他の虫がこっそり隠してたやつだと思うよ。」
スズメバチ♀「へぇ〜そっか・・・花粉ねぇ・・」
ミツバチ♂「いや〜うまいなぁ〜これ食べない虫ってどういう神経してるんだろ」
スズメバチ♀「・・・・・」
ミツバチ♂「うまいなぁ〜スイートでデリシャスでハイパーでメディアでクリエイターな味だなぁ」
スズメバチ♀(どんな味だよ!!)「・・・・・・な・・なあ」
ミツバチ♂「ん?何?」
スズメバチ♀「ア・・・アタシにも・・・ちょっとだけ・・」
65:
ミツバチ♂「え〜スズメバチは花粉を食べないでしょ?確か昨日もスズメバチの成虫は新鮮な人間の生き血しか飲まないって言ってた気がするし」
スズメバチ♀「言ってねーよ!なんかお前の中でスズメバチがどんどん化け物化してるじゃないか。」
ミツバチ♂「そうだっけ?でも花粉食べないのは本当だよね?」
スズメバチ♀「いやっでも・・・お腹すいちゃったし・・花粉でも別にいいかな・・・なんて」
ミツバチ♂「ふ〜んそっかwまあ別にあげてもいいけどぉ〜お願いする態度がちょっとな〜なってないな〜なんてw」
スズメバチ♀「うっ・・・お願いします。私にも花粉を分けてください。これでどう?」
ミツバチ♂「ぜんぜん駄目だねw獲物を狩るしか脳のないこのアホな馬鹿蜂に餌をお恵みくださいくらい言ってもらわないとww」
スズメバチ♀「・・・・・・・ブチッ(怒)」
ミツバチ♂「やべ・・・・・調子こきすぎた」
70:
10分後
スズメバチ♀「モグモグ・・・花粉うまいなぁ〜おーいミツバチ食わないの?」
ミツバチ♂「・・・・・・・・」
スズメバチ「なんだ寝てるのか?しょうがないなぁ」
ミツバチ♂「・・・・・・・・ガクッ」
71:
3日目
スズメバチ♀「また雨か。いつになったら止むんだよ」
ミツバチ♂「モグモグ・・・花粉うまい」
スズメバチ♀「のんきな奴だなホント」
????「おいおい美味そうなのが二匹いるじゃないか」
ミツバチ♂「ん?誰か来たみたいだね」
スズメバチ♀「あれは・・・・コガネグモだな。三匹もいるし」
コガネグモA「最近雨でエサ獲れねえからなぁあいつら食っちまうか」
コガネグモB「いいねぇアニキ。ヒャッハー」
コガネグモC「汚物は消毒だぁ〜」
ミツバチ♂「ひぃ〜怖いゴメンナサイゴメンナサい許してくださ・・」
スズメバチ♀「まあ待てって。アタシがあんなやつらに食われると思ってんの」
73:
ミツバチ♂「そっか!大量殺戮兵器のスズメバチなら楽勝だね!」
スズメバチ♀「お前も後で殺す。まずはあの蜘蛛たちからだな」
コガネグモA「俺たちに挑むなんていい度胸だなぁ・・・」
コガネグモB「返り討ちだぁ・・ヒャッハー」
コガネグモC「・・・・じょうじ」
スズメバチ♀「なめるなよ」
ミツバチ♂「・・・つよそう」
78:
雑魚A 「ぐはっ!」
雑魚B「がはっ!」
雑魚C「あんっ///!」
スズメバチ♀「・・・・・・」
ミツバチ♂「つよい(確信)」
スズメバチ♀「あいつらが弱すぎるんだよ」
雑魚A「ぐぉ〜苦し・・・い」
雑魚B「痛い痛い痛い痛い痛い・・・・」
雑魚C「・・・・・気持ちいい」
ミツバチ♂「一人を除きものすごく苦しんでいるように見えるんだけど」
スズメバチ♀「アタシの毒は相手を殺すための成分と痛みを与える成分が混ざってるからね。ハチ毒キニンって成分なんだけど」
ミツバチ♂「つまり痛がらせながら殺せるってことですね」
スズメバチ♀「まあ・・・そうなるかな?」
雑魚A「あべしっ!」
雑魚B「ひでぶっ!」
雑魚C「どぴゅっ///」
83:
4日目
ミツバチ♂「今日も雨だねぇ〜」
スズメバチ♀「そうだな・・・・こんなに何もしない日が続くのは初めてだ」
ミツバチ♂「働き蜂ってそんなに忙しいの?」
スズメバチ♀「そりゃあもう何もしないでダラダラしてる♂蜂よりは忙しいぞ」
ミツバチ♂「まあ・・働き蜂はみんな♀だからね。オスは嫌でもダラダラするしかないんだよ」
スズメバチ♀「いいな〜贅沢な悩みじゃんか〜」
ミツバチ♂「オイラは働き蜂にあこがれるなぁw立派な針だってあるし。僕たちオスには針ないから」
スズメバチ♀「針は産卵管が変化したものだからね。男についてたら怖いよ」
ミツバチ♂「性器を武器に変えて戦うんですねw分かります」
スズメバチ♀「嫌な言い方だな・・・あんまこれを馬鹿にしてたら痛い目みるぞ?」
ミツバチ♂「ただし武器は尻からでる・・・・」
スズメバチ♀「殺す」
86:
ミツバチ♂「スズメバチは気性があらすぎるんだよ・・・そんなんじゃお嫁にいけないよ」
スズメバチ♀「いかねーよ!結婚するのは女王だけだ。お前もしってるだろ?」
ミツバチ♂「そんな・・・・・だったら・・・おれが結婚してやんよ!!」
スズメバチ♀「お断りします」
ミツバチ♂「はやっ!!即答かよ!」
スズメバチ♀「種類が違うからね」
ミツバチ♂「そうだった忘れてたw」
スズメバチ♀「忘れるなよ!散々殺戮兵器とか言いやがったくせに!!」
ミツバチ♂「ごめんごめんwそんなことより花粉をそろそろ食べようよ」
スズメバチ♀(まったくコイツは・・・・)
90:
ミツバチ♂「あの・・・・・スズメバチさん・・・花粉・・なくなっちゃった・・」
スズメバチ♀「おいっマジかよ!?」
ミツバチ♂「いや〜面目ない」
スズメバチ♀「ホントにないよ全く・・・しょうがない・・アタシがとってくるよ」
ミツバチ♂「え?でも・・外雨だよ」
スズメバチ♀「すぐそこの樹から樹液をとってくるだけだから大丈夫だよ」
ミツバチ♂「おぉ〜さすが!!働き蜂は頼りになるねぇ〜」
スズメバチ♀「ホント男はダメだな・・・すぐ採ってくるからちょっと待ってろ」
93:
スズメバチ♀「あいつって樹液食うのかな・・・まあいいや持って行けるだけ持っていくか・・」
カブトムシ「おいっここは俺の餌場だ!!勝手にはいってくんじゃねぇ!!」
スズメバチ♀「なんだよ?そんなの誰のもんでもないだろ・・」
カブトムシ「てめぇ!!!俺を誰だと思ってる!!あの大人気(だった)ムシキングで主人公(かもしれない)のカブトムシ様だぜ!」
「子供たちの憧れ!!正義のイメージの強い虫ナンバー1だぞ!」
スズメバチ♀「まためんどくさいの出てきた・・・」
95:
????「まったく・・・うるさいやつだな」
カブトムシ「お前は!!!オオクワガタ!」
オオクワ「子供に人気なのは俺だよ・・・それにお前は俺に比べて格段に安い!!」
カブトムシ「ぐはっ・・そん・・・な・・・」
オオクワ「はっはっはっここは俺のものだな・・」
???「私を忘れてもらっては困りますね・・・・」
カブ&クワ「お前は!!ミヤマクガタ」
ミヤマ「今は私のほうが値段が・・・・・高い!!!!」
オオクワ「なん・・・・だと・・・・」
カブトムシ「おもしれぇ・・・誰が一番か戦ってケリをつけるか・・・」
いくぞ!!!うぉぉぉぉぉぉ!!!
スズメバチ♀「アホだ・・・・今のうちに採って帰るか」
99:
スズメバチ♀「ほれっ採ってきたぞ 」
ミツバチ♂「やった〜ご飯だ〜」
スズメバチ♀「ガキかお前は」
ミツバチ♂「樹液って初めて食べるなぁ・・・いただきマース」
スズメバチ♀「どうだ?うまいか?」
ミツバチ♂「うまい!!苦くて喉の奥がイガイガして舌が麻痺してくるうまさだ」
スズメバチ♀「それまずいんじゃねーか!!」
ミツバチ♂「いやいやホントにうまいよ!ありがとう!なんかすごく楽しいよ」
スズメバチ♀「お・・おう・・」
(なんか・・・すごい変なかんじだな・・・巣にいる幼虫た達にえさをやるのとは違う感覚)
102:
ミツバチ♂「いや〜食った食った・・・満足満足・・ゲフッ」
スズメバチ♀「おっさんかお前は」
ミツバチ♂「いや〜それにしても大変だったね〜カブトムシは」
スズメバチ♀「今頃まだ戦ってるんじゃないの?」
ミツバチ♂「オイラはミヤマに賭けるよ?」
スズメバチ♀「何を賭けるんだよ・・・それにしても・・・・ホントに疲れたな」
ミツバチ♂「じゃあそろそろ寝ようか」
スズメバチ♀「おうっ・・・明日は晴れるかな?・・・そしたらお別れなのかな」
ミツバチ♂「どう・・・だろ・・・でも晴れても雨でもそろそろオイラは・・・」
スズメバチ♀「ん?どうした?」
ミツバチ♂「いやっ何でもないよw気にしないで寝ようぜ」
スズメバチ♀「ああ・・おやすみ」
105:
五日目
スズメバチ♀「晴れた!!やったぞ!おいっ晴れたぞ!ミツバチ見ろよっ!」
ミツバチ♂「うん・・・・そうだね」
スズメバチ♀「やった!!これで帰れる!いや〜長いようで短かったなぁこの何日間」
ミツバチ♂「うん・・・・・」
スズメバチ♀「なあっ!お前の巣まで一緒に行くよ!ついでに送ってやるからさ。お前が一人で外に出たりしたらすぐ食われちまいそうだしなw」
ミツバチ「・・・・いや・・・おいらは帰れないよ」
109:
スズメバチ♀「えっ・・・なんでだよ」
ミツバチ♂「おいら・・・巣を追い出されたんだ」
スズメバチ♀「・・・・ちょっ・・・追い出されたって?」
ミツバチ♂「君は働き蜂だから聞かされてないんだね・・・・オイラたち雄蜂がいる理由は女王蜂と結婚し、子孫を繁栄していくこと・・・・ただそれだけなんだよ」
ミツバチ♂「つまり結婚できなかった残りの雄蜂はただ邪魔なだけ・・・・婚期をのがした男たちは巣から追い出されちゃうんだよ・・・」
スズメバチ♀「そんな・・・・」
ミツバチ♂「結局オイラは結婚できなかった・・・働きたくても雌蜂じゃないから働かせてもらえない・・・・子孫を残すための手伝いもできない・・・でも」
ミツバチ♂「でもねここで君に会って話しをしたこの五日間はホントに楽しかった。それだけで満たされたよ。今まで生きてきて良かったって思えた・・・・ホントにあり・・・が・・・」ヨロッ・・・・バタッ
110:
スズメバチ♀「おいっ!どうした!?急にたおれこんで!」
ミツバチ♂「たぶん・・・・病気なんだよ・・・ミツバチにしかかからない病気・・君にはうつらないから」
スズメバチ♀「そんな・・・いつ・・」
ミツバチ♂「僕が巣を追い出される直前にね・・・進入してきたダニに写されたんだ・・ミツバチが一番恐れる病気・・・君みたいに頑丈な体だとうつることはない病気だよ」
スズメバチ♀「そんなっ!なんで!嫌だ!死ぬなよ」
(自分で考えても変な話だ・・・今まで何匹と殺してきた・・・巣のため仲間のため・・・自分の命でさえ惜しいとは思わなかった・・・・でも・・・この一匹のミツバチの命が・・・今は・・・)
ミツバチ♂「このほら穴に入ったときに体がもたないことは分かってた・・・でもそれでもここまで生きてこれたのは君のおかげだよ」
ミツバチ♂「・・・・ありがとう・・・・・・」
113:
六日目
スズメバチ♀「昨日は・・・帰る気がしなかった・・・・あいつは・・・死んだ」
スズメバチ♀「なあ・・・お前・・・ホントは帰りたかったんだろ?」
スズメバチ♀「つれていってやるよ・・・・お前の家まで・・・」
スズメバチ♀「この辺でミツバチの巣があるとこは一箇所だけだ・・・お前をお前の家が見えるところに・・・うめてやるから」
115:
七日目
スズメバチ♀「だいぶ飛んだな・・・なあミツバチ・・お前をかかえて飛ぶなんて思わなかったよ・・・もうすぐつくぞ・・・」
スズメバチ♀「やっとついたな・・ここがお前の家かぁ・・・でかいなぁ〜」
スズメバチ♀「よしっ・・じゃあこの辺でいいよな?いつでもお前の家が見えるぞ・・・」
スズメバチ♀「出来れば生きてるお前と来たかったよ・・・・」
スズメバチ♀「じゃあアタシは行くよ・・・あまり長くいるわけにはいかないからな・・」
ニホンミツバチ「隊長!!スズメバチを発見しました!我々の仲間の死体が確認できます」
隊長「おそらく仲間が一匹殺されたのでしょう・・・・熱殺蜂球の準備に入りなさい」
116:
まさか…
117:
なんでや!
121:
スズメバチ♀「なっ・・・しまった・・・囲まれた・・・うかつに巣に近づきすぎたな・・なんとか逃げないと」
ニホンミツバチ1「スズメバチ包囲しました・・」
ニホンミツバチ2「ただいまから熱殺蜂球に入る・・・突撃!!!」
スズメバチ♀「クソッ!!とりあえず前の50匹くらいをぶっ殺して突破するか・・・駄目だ・・・あいつの顔がちらついて・・・うっガァッ」
ニホンミツバチ7「確保しました」
ニホンミツバチ13「押さえ込むんだ」
ニホンミツバチ67「羽も押さえつけたぞ」
ニホンミツバチ123「温度もっと上げてくぞ」
ニホンミツバチ223「よしっ敵の動きが弱まってきたぞ」
スズメバチ♀「あぁ・・・・ここで・・・死ぬのかな・・・そしたらあいつにあえるかな・・・
あぁ・・・・もう・・・駄目・・・・だ・・」
122:
やめてぇぇぇぇ
125:
ニホンミツバチ233「心音が小さくなっております・・・まもなくでしょう」
ニホンミツバチ45「おいっ!!上を見ろっ」
ニホンミツバチ24「な・・なんだあれは・・・っ」
スズメバチ1「大量のミツバチを発見どうやら蜂球中のようですが」
スズメバチ2「内部の蜂は誰だ?我々の仲間か?」
スズメバチ3「こちらで被害がでてるものはいないようですが」
スズメバチ12「しかし蜂球内部からは我々と同じ匂いが感知されている・・」
スズメバチ45「もしや行方不明中の働き蜂ではないか?」
スズメバチ59「すぐに救出に向かおう」
ニホンミツバチ1「これは・・・隊長どうしましょう?」
隊長「おそらくスズメバチは集合フェロモンを巻くことで仲間をよんでいるようだ・・・・ええい!やつらに突撃だ」
ニホンミツバチ1「ですが・・・この数は・・・」
スズメバチ234「どうやら立ち向かって来るみたいだな」
スズメバチ745「仲間の救出が最優先だ」
スズメバチ1000「面白い・・・・格の違いを教えてやる・・・」
126:
大杉ワロチ
127:
スズメバチ多すぎワロタ
128:
やめて…
これ以上争わないでくれ…
131:
スズメバチ♀「はっ・・・ここは」
女王蜂「おかえり・・・大変だったね・・」
スズメバチ♀「ばばあ・・・なんで・・・」
女王蜂「パトロール中の仲間があんたを助けて連れ帰ってくれたんだよ」
スズメバチ♀「あの・・ミツバチたちは?」
女王蜂「あんたを取り返しただけで向こうを攻撃したりはしてないよ・・・・たぶん」
スズメバチ♀「そうか・・・よかった・・・じゃあ・・仕事に戻ります」
女王蜂「仕事熱心なあんたなんて珍しいねえ?今日くらいゆっくりしなさいよ」
スズメバチ♀「いえいえ・・・一週間も休んでましたし・・・それに・・あいつに笑われますから」
137:
スズメバチ♀「よしっさあ仕事仕事っ!!久しぶりだから腕なまってないかなぁ」
スズメバチ子供「おねぇちゃ〜〜〜〜ん」
スズメバチ♀「おっクソガキ元気してたか?」
子供「うん!!おねえちゃんおかえり〜」
スズメバチ♀「おうっ遊んでやりたいけど・・いまから仕事だからな」
子供「わかってるよ!!僕達のためにご飯とってきてくれるんでしょ?今日は何をとってくれるの?」
スズメバチ♀「ああ・・・・そう・・だな・・・・じゃあ・・花粉なんてどうだ?」
子供「えっ何それ!?おいしいの?どんな味!?」
スズメバチ♀「ねえちゃんの友達が好きだった食べ物だよ・・・・
味は・・・・・スイートでデリシャスでハイパーでメディアでクリエイターな味・・・かな?」
子供「なにそれすごーーーい」
スズメバチ♀「ははは楽しみにしとけよ」
そんじゃっ・・・行ってくるよ
スズメバチ♀「誰だお前?」完
141:
なかなか引き込まれた 乙
142:
乙
シンプルで良かった
145:
全蜂が泣いた
148:
これで終わります
ここまでありがとうございました
初めて書いたためいろいろおかしなとこもあったと思いますがここまで保守してくださりありがとうございます
また機会があれば違う虫書いて見たいです
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