死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『ボリに呼ばれる』『都会の地下に潜む者』他back ▼
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『ボリに呼ばれる』『都会の地下に潜む者』他
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ボリに呼ばれる
これは小学校6年生の頃の話
俺の田舎で起こった出来事です
その村には、大人から入るなと言われている神社がありました
理由を聞いても答えてはくれません
俺らは怖い物知らずでバカだったんで
まーなにもないと高をくくり、夜に肝試しをすることにしました
俺と村の子供4人
ガキ大将のA、Aに無理矢理連れてこられた怖がりのB、
Aの弟のC、寺の息子で霊感があるDです
鳥居を超えたあたりから、Dは止めようと言い出しましたが
ほかの3人は何ともなかったので、さくさく進みました
道の一番奥まで進むと、獣道みたいな切れ目がありました
「おい、なんかやばいな」
ここまで来ると、嫌な雰囲気を全員が感じたようです
しかしAは無理矢理にでも行こうとしました
僕らは皆で止めたのですが、先が気になるAに引きずられる形で進みました
裏S区 【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8695928.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?326
18: 本当にあった怖い
獣道を超えると、そこは鎮守の森の中にぽっかりと開いた空間でした
8畳ほどの広さで、平たい岩が敷き詰められていました
石畳・・・いや、舗装といえるほどのものではなく、
アンコールワットみたいに自然と同化していました
所々苔が生えた石の隙間から無造作に雑草が伸びています
よくみると、石造りのほこらのようなものが奥の方に見えました
周囲と同化しており、暗がりでは目立たないのですが
何故か異様な存在感を放っておりました
「おい、やばい気がするぞ」とDが言いました
さすがにAも怖気づいていましたが
「ここまで来て調べずに戻れねーだろ」と言って、ほこらに近寄りました
ほこらは俺らの背丈と同じくらいで、大きなものではありません
遠目には天然石を寄せ集めて作ったように見えたのですが
近くでみると赤茶けたぼろい木戸が付いていました
観音開きの戸で中央に木の錠前が付いていました
錠前はにかわの様なもので固定されておりました
19: 本当にあった怖い
「あけてみようぜ」
Aはそう言いました
錠前は子供の力でも簡単に外せそうですが
皆はあまり乗り気ではありませんでした
そんな空気を無視して、Aは錠前に手を掛けました
にかわらしきものが、ばりばりと剥がれる音とともに
それはあっけなく外れました
戸を開けると、中にはさらに小さな祭壇があり
中央に石で出来た置物がありました
一見すると牛のような外見ですが、何の動物か分かりません
大きさはアルミ缶ほどです
胴と頭、角か耳か分からない突起が頭上にふたつ
全体的に角がなく丸っこい、子供が粘土で作ったような感じです
Aは「なんだこれ、大したことないや」といって
置物を手に取りました
Aは皆にも手渡そうとしましたが、気味が悪いので持ちたがる人はいませんでした
「うあ・・・」
Bが祭壇の中をのぞいて言いました
視線を祭壇の中に移すと・・・
石の置物が置いてあった下には、魔方陣のような物があったのです
円の中に筆で描かれた呪文のような文字がありました
直感的に、置物を封印してあるものだと思いました
「兄ちゃん!やばいから戻そうぜ、それ!」
弟のCはAに言いました
Aもさすがにヤバいと思ったのか
「お、おう、そろそろ戻すわ」と置物を戻しました
20: 本当にあった怖い
翌日、Aが夜中のうちに失踪したと村中大騒ぎになりました
前日に一緒にいた俺たちは、当然事情を聴かれまして
神社での出来事を全て話しました
「あれを開けたのか!ばかたれ!」
村の爺さんに怒鳴られました
真剣な顔で「あれ」について語り始めました
「あれ」つまり石の置物は、何らかの呪物だそうです
何時からあるか、正確なことは不明ですが、少なくとも江戸時代にはあったらしい
神主が代々管理しており、村の人間は誰も近付かない物だそうです
置物は「ボリ」と呼ばれるもので
子供が触ると、体が重く感じて自ら動けなくなるそうです
不思議なことに、見ると触りたくなることもあり、危険なので結界に封じていたと言います
「Aはボリに魅入られたのかもしれない」
村の爺さんはそう言いました
21: 本当にあった怖い
しばらくすると、Aが神社の境内で発見されたと連絡がありました
奇妙なことに、Aは自分から体を動かすことが出来ないと言います
爺さんの話と一致するので、皆は恐ろしくなりました
Aは病院に運ばれました
しばらく入院していましたが、動けない原因は全く分かりませんでした
一向に良くなる気配もありません
呪いなんて信じがたい話ですが・・・
Aの両親は、ボリを管理する神主に相談しました
皆もAが心配なので、神社まで付いていきました
「事情は分かりましたが、どうなるか分かりませんよ」
神主は神妙な面持ちで言いました
Aは神社の中に運ばれて、お祓いを受けました
神社の中は狭いし、お祓いは危険だというので
お祓いの様子は子供にみせてくれませんでした
22: 本当にあった怖い
しばらく待っていると、Aと神主とAの両親が神社から出てきました
Aは自力で歩いているので、何とかお祓いは成功したようです
その後しばらくは、Aは足が重く感じられたそうで
走ることが出来るまで数週間掛かったそうです
幸い、後遺症もなくAは回復しましたが
「触っていた時間が長ければ、再び動くことは出来なかったかもしれない」
「Aはおそらくボリに呼ばれたのだろう」
「再びボリを触らせるために・・・」
神主はそのように語っていました
ボリとは何なのか?
誰が何のために作ったのか?
いつからそこにあるのか?
いつまで力を持ち続けるのか?
いつまで封じる必要があるのか?
今となっては誰も知りません
ただ、強力な呪物だということは、間違いないようです
これが私の体験した不思議で恐ろしい話です
7: 本当にあった怖い
シャレにならないほど怖いってわけでもないけど自分の体験談ってか現在進行形。
自分はなぜか思い出を思いだすときまって浮かんでくるのが
自分の後ろ姿or第三者視点からみたシーンになるんですよ。
たとえば小学校の通学路を歩くシーンは大人が子供を後ろから見ているような視点で。
普通自分の後ろ姿って見えないじゃないですか。
でもなぜかそれが自分だとわかるんです。ランドセルについてるキーホルダーとかで。
ここまでならあとから見た写真やビデオで脳内補完してるんじゃって思えるんですけど
自分交通事故に2回あってまして、その時のシーンもなぜか第三者視点で覚えてるんですよ
一回目の事故の時は幼稚園はいるか入らなかいのとき、車の前に飛び出す瞬間の自分。
2回目は十字路でこちらも車にはねられる瞬間。
どちらもひかれる瞬間の周りの人たちの顔とか声とかもはっきり覚えていて他人の映像みたいなんです
不思議なのがその視点なんですが、どちらも友達がいた場所からの視点なんですよ。
んで、そう考えると通学路とか、遊んでいるときの思い出の時はいつも斜め後ろからだったんですが
これって誰の視点なんだろうと不思議になりました。
いまふっと怖い話を読んでいて思い出したのでカキコ
9: 本当にあった怖い
違った形でのイーグルアイだな
32: 本当にあった怖い
都会の地下に潜む者
みなさん、暗渠(あんきょ)って知ってますか?
地下にある川のことで、普段は大きな地下通路として都市の下にあります。
雨水管や地下鉄と繋がっていて、大雨時には放水路になります。
私たちが学生の頃、そこを探検するのが流行っていました。
東京のとある大河川の暗渠によく潜っていましたね。
入るのは簡単で、川沿いに開いた入口から上流へ歩いていくのです。
数人で懐中電灯を持って出かけます。
見つかると怒られるので、大抵は夜間にこっそりと行くのです。
ハトの寝床らしく、入口に大量のハトがいたこともありました。
遠くから地下鉄の音が聞こえる場所もありました。
穴が下向きに蛇行して地下水路の入口になっている場所もありました。
何度か行った感想ですが。
非日常空間が日常の下に拡がっているわけです。
楽しい暗渠探検でしたが、あるときを境にキッパリやめました。
それがこれから話す事件です。
33: 本当にあった怖い
その日に探検した暗渠は、比較的大きな規模でした。
四角形の入口は、高さ5mで横幅10mほど。
入口を少し進むと、高さ3m位の丸穴がどこまでも続いていました。
5分ほど進めば、入り口の明かりは全くみえません。
穴の中には明かりもほとんどありません。
懐中電灯を消せば周囲は何もない闇です。
この暗渠、基本は一本道ですが、途中には幾つかの横穴がありました。
人が入れない位の小さな雨水管はいくつも開いてました。
人が入れるくらいの横穴で、マンホールに通じてる穴もありました。
調節池と思われる深さ10m位の井戸の様なものもありました。
ここには蛍光灯や点検口があり、たまに人が出入りしてると想像できます。
一本道を寄り道しながら歩いて、30?40分くらいでしょうか、
穴の最奥部に辿り着きました。
学校の教室位の空間があり、天井は5m近くありました。
出口らしきものを見つけて梯子を上がってみました。
しかし、そこから出ることは出来ませんでした。
硬い金網の蓋ががっちり固定されていて、蓋が外れないのです。
外の風景は見えました。
どうやら内陸にある公園を流れる小川の縁みたいです。
距離にして数kmは歩いたことが、そのとき判明しました。
仕方なく元来た道を歩いて戻ることにしました。
34: 本当にあった怖い
来た道を数分戻ると、また前後は真っ暗闇になりました。
てくてく歩いてる最中、突然一人が立ち止り言いました。
「おい、なんか変な音がしないか?」
全員歩みを止め、声を出さず、耳をすまして音を探しました。
うーー ヴ???? ヴヴーーーン キュア??
唸り声みたいな、モーターみたいな、何とも言えない音が微かに聞こえます。
「また地下鉄の音じゃねーの?前にもあったろ?」
「いや、地下鉄の音はもっと連続的だろ?」
「車の音かな?」
「行きは無音だったよな?」
「なんだこれ?」
ヴーーヴヴヴヴ ウーー キャアア・・・
音は不規則ながらも続けて聞こえます。
そして、なんだかこちらに近づいているようにも・・・
ぱちゃ ぱちゃ ぱちゃ
遠くから水音が聞こえます。
トンネルの真ん中には数cm程の水深で水が流れており、
それを踏みつけた時の音に似ています。
「どこかで水が漏れてるのか?」
「それにしちゃあ、音が不規則だよ」
「やばいよ、誰か来たんじゃねーか!」
35: 本当にあった怖い
水道局か何かの職員が、マンホールから見回りに来たのかと思いました。
全員、ライトを消して息を潜め、音の様子を伺いました。
ぱちゃ ぱちゃ ぱちゃ ぱちゃぱちゃぱちゃ
足音らしく音はさっきより近付いてるようです。
「なあ、見回りに来たんなら、おかしくねーか?」
ひとりがそう言いました
「この穴、ほぼ真っ直ぐなんだから、懐中電灯の明かりが見えるだろ?」
「こんな暗闇の中、懐中電灯もなしに見回り?しかも深夜だぞ?」
たしかにその通りです
「暗視ゴーグル?」
「レンジャー部隊とか工作員じゃねえだろうな?」
「サバゲーでもやってるとか?」
「まさかw」
「そういうのなら、もっと音立てないでひっそりしてるだろ」
ヴヴヴヴヴーー! うううーーー! キャアア!
さっきより音は大きく聞こえました。
どうやら次第に大きくなっているようです。
バチャバチャ バチャ バチャ バチャ
水音もさっきより大きくなっています。
私は確信しました。
この音はこちらに近づいている。
しかも、人間だとすれば一人や二人じゃない。
36: 本当にあった怖い
これは何か変だ。
皆も同じことを考えたのでしょう。
誰からというわけでなく、皆でライトを付けて入口の方へ走り出しました。
バチャバチャ バチャバチャ バチャバチャ
あちらの音はそう遠くない位置から聞こえます。
が、音のほうを照らしても何も見えません。
私たちが走ってる最中も、後ろから聞こえ続けました。
バチャバチャバチャバチャ ヴヴヴー ギャアアア ウウウー
ときどき立ち止まって耳を傾けると、
その音はペースをめてこちらに近づいているようでした。
私たちは全力で走りました。
へとへとになって、もう走れないと思ったとき、入り口の明かりが見えました。
外へ出る為、わき目も振らずに猛ダッシュしました。
そうした甲斐あってか、何とか外に出ることが出来ました。
外に出た時は全員息切れしており、ひざに手を当てたり、天を仰いだりしてました。
37: 本当にあった怖い
穴を出た私たちは、体力が戻ったら再び走って逃げました。
穴から遠くに逃げたかったのでしょう。私もそうでした。
振り返って穴を覗く者は、一人もいませんでした。
河川敷にある売店、そこの自販機の所まで逃げた所で、全員休みました。
もう穴の中で響いていた音は聞こえません。
皆でジュースや缶コーヒーを買い、あれは何だったのか議論しました。
幽霊なのか?謎の生物なのか?スパイなのか?
真相はわかりませんでしたが、一致した意見はありました。
あの音に近づいてはいけなかった。逃げたのは正解だった。
あの音に囲まれていたらヤバかった。音に取り込まれていたら帰れなかったかもしれない。
とにかくヤバい何かがいた。この辺りは全員同意見でした。
あの闇の中、照明を持たずに穴に入ってくる時点で、尋常ではありません
しかも私たちを追いかけてきた。
どうやら集団でいたらしい。マンホールから入ってきた気配もない。
トンネルは一本道だったのに、すれ違うこともなく私たちの後ろにいた。
常識では考えられない「何か」だったことは、間違いありません。
そして、私たちに向かってきたのも事実です。
この一件以来、暗渠探検をしようと言い出すものは皆無でした。
あれ以来、私は暗渠に行っていません。
それどころか、地下街や地下鉄さえも怖くなりました。
地下街では、明るい場所から離れないようにしています。
地下鉄では、なるべく窓の外を見ないようにしています。
すっかり都会の地下が怖くなってしましました。
皆さんも都会の地下には気を付けてください。
得体のしれない何かに出会うかもしれません。
彼らに出会ったとき何が起こるか分かりませんが・・・近づかないほうが良いでしょう。
40: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 13:16:40.28 ID:EuajtbVt0
降霊会
これは、私と中学校の後輩が体験した怖い話なのですが。
その頃、私は中2になったばかりだったのですが、小6の1月(卒業式2ヶ月前)に今の町に転校して来た為、小学校からの同年代の友達があまりおらず、もっぱら後輩や先輩とばかり遊ぶ様な生徒だったのですが。
その中でも、特別に仲の良い後輩が二人いました。
仮に、AちゃんとBちゃんとします。
Bちゃんのおうちは今で言うセレブで、休みとなればよく海外から国内まで様々な所に旅行をするおうちだったのですが、ある旅行から帰ってきたのを境にBちゃんがおかしくなり始めたのです。
41: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 13:18:48.61 ID:EuajtbVt0
まず、些細な変化が始まったのは帰ってきた三日後でした。
とても真面目で普段居眠りなどしないBちゃんが居眠りをよくする様になったのです。
しかも、毎授業。
先生も、最初は、旅行疲れか?などと笑っていましたが、旅行から一週間経ったある日、居眠りをしていたBちゃんが奇声を上げ始めたのです。
その声は1階上にある私のクラスにも聞こえて来る程でした。
その時になり、先生も少しおかしいんじゃないかと考え始めていたようなのですが、ことなかれ主義が蔓延る小さな町の中学校だった為また、地元の名家であるBちゃんの実家が大事にしたがらなかった為
Bちゃんの居眠りや奇声は過度の睡眠不足によるストレスのものだろうと判断されてしまいました。
しかし、それからもBちゃんの奇声や居眠りは止まる事はなく、更に、ある日、居眠りをしていた筈のBちゃんが奇声をあげながら目を半開きにして前の席の子の首を絞めるという事態に発展してしまったのです。
事がここに至り、校長もやっと重い腰をあげ、話し合いの場を持つ事になったのですが、Bちゃんへの対応は学校に併設されている相談室にて授業を受けるように、というものでした。
そして、Bちゃんは相談室で毎日授業を行っていたのですが、そこで、相談室常連のサボり魔だった私とAちゃんと出会ったのです。
42: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 13:21:54.64 ID:EuajtbVt0
居眠りをしている時やそれに伴う奇行以外はBちゃんは本当に良い子で、私達は直ぐに仲良くなりました。
そして、仲良くなるにつれ、私達二人はBちゃんを助けてあげたいと思う様になりました。
奇行に悩むBちゃんは家の面子を保とうとする親と、学校の体裁がある学校、白い目で見られることへの辛さなどで今にも壊れてしまいそうに見えたんです。
そんなある日、Bちゃんが最近同じ夢を見ることを私達に相談してきました。
内容はいつも同じで、頭から血を流して悲しげな顔をした幼い女の子が自分を見つめてくる夢だそうです。
その頃、頭がお花畑でどっぷりオカルトにはまりこんでいた私と後輩は、きっとそれは悪い幽霊に違いない!Bちゃんを操って悲しませているのもそいつだ!祓ってあげないと!と妙な正義感にかられ、行動を起こしたのです。
それは生徒相談室での降霊会でした。
まず、白い折り紙で玉串を作りました。
そして、相談室の四隅に四神の名前を書いた紙を張りました。
(漫画で読んだ結界を真似しました)
そして、私は、当時愛読していた漫画、ゾ○ビ屋の呪文を真似をし、相談室で居眠りを始めていたBちゃんに向けて唱えたのです。
結果は成功でした。
Bちゃんはこの世のものとは思えないうめき声をあげ、私の首を絞め始めたのです。
まさか漫画の呪文が成功するとは思っていなかった私達は完全にパニックになりました。
その力は後輩の女の子とは思えない程強く、私は、遊び半分でこういうことをするんじゃなかったと後悔し、死を覚悟しました。
しかし、Aちゃんが玉串をBちゃんにつけて祓うしぐさをした途端、Bちゃんの手が緩んだのです。
その隙に私は逃げ出し、Bちゃんを振り返りました。
白目をむき出して呻くBちゃんの姿はとても今までの可愛らしい後輩の姿ではありませんでした。
馬鹿な中学生だった私達にも、その姿は明らかにこの世の者ではないナニカが憑いている、と直ぐにわかりました。
今でも夢に見る位恐ろしかったのですが、その時は、大切な友人であり私を頼ってくれた後輩を助けたいという気持ちが勝り、私はBちゃんに憑依したナニカに話しかけてみたのです。
『貴方は何者なのか?』
43: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 13:23:17.25 ID:EuajtbVt0
私のその質問に、ナニカは『ゆまり』と答えました。
そして、紙と鉛筆を求めて来たのです。
そこには漢字で夕鞠と書いてありました。
それがその霊の名前だそうです。
そして、話した結果、小学5年生ということが分かりました。
私達は夕鞠に何故Bちゃんに憑いているのか尋ねました。
以下、夕鞠から聞いた話です。
夕鞠は実は誘拐されて殺された女の子の霊だった。
誘拐されて首を絞められて一回は仮死状態になったが、犯人が夕鞠の体を遺棄する為に道端に捨てられた時、地面に強く頭をぶつけたショックで息を吹き返した。
しかし、それを犯人に見られ、車で何度も轢かれて完全に殺害されてしまった。
それだけでも私達には衝撃だったのですが、なんと、その夕鞠が轢かれて殺害された場所でBちゃんが旅行中にひき逃げ事故にあっていたのです。
そして、同じ場所で同じ様な事故にあったという事でBちゃんと夕鞠が繋がり、Bちゃんに夕鞠が憑いてきてしいまったという事でした。
そして、夕鞠は紙に何かを描き始めました。
数分後、完成したソレを見て、私達は驚愕しました。
そこには大人の男性の顔が描かれていたのですが、その時の私達には何故かそれが夕鞠を殺害した男性であると一瞬でわかりました。
そして、夕鞠は犯人を捕まえてほしいと私達に頼んだのです。
Bちゃんに取り憑いた理由も犯人を捕まえて欲しかったからと。
しかし、一介の中学生である私達にはそんな事を言われても直ぐにどうにかする事は出来ず、夕鞠と話してから数ヶ月が経ってしまいました。
すると、ある日、Aちゃんのお母さんから深夜に電話がありました。
友人と某鼠の国に演奏に行っていたAちゃんが突然、夕鞠が泣いてる!!と叫んで走り去り、いなくなってしまったのです。
私は直感で、夕鞠が痺れを切らしたんだ、私達が何もしないから、と感じました。
44: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 13:24:06.51 ID:EuajtbVt0
結局、Aちゃんは鼠国から離れた綾瀬で見つかったのですが、綾瀬までどうやって行ったのか、その記憶はなかったそうです。
次は自分かも。そんな危機感を感じた私は、親に内緒でAちゃんと夕鞠の殺された場所に向かう事にしました。
(うちの親は放任主義で遠出OKな家でしたし、Aちゃんの親はオカルトに詳しい人だったので事情を話したらあっさり理解してくれました)
出発当日まで、家の窓ガラスに夕鞠と思しき少女がうつったり、電池を抜いてある喋るぬいぐるみが喋りだしたり、テンプレなポルターガイストは毎晩ありました。
そして、私とAちゃんとBちゃんは夕鞠の殺された場所にいき、お花を供えて手を合わせた後、夕鞠の家へ向かいました。
そこには、夕鞠から得た情報と全く同じ家がありました。
私達は、そこでBちゃんの身に起こっていることと犯人についてを包み隠さずご両親にお話しました。
そこで、ご両親と一緒に警察に行きました。
あくまで情報提供で、霊から情報を得たとは言いませんでしたが。
結果、犯人は逮捕され、私はポルターガイストから解放され、Bちゃんもすっかり居眠りをしなくなりました。
居眠りをしなくなったBちゃんはすっかり以前の様に明るく元気な女の子に戻りました。
Aちゃんも突発的に行方不明になることは二度となく、平和が戻りました。
48: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 14:45:26.37 ID:EuajtbVt0
ワンピースの少女
私がこの町に引っ越してきたばかりの、小学校6年生の時のお話です。
小学6年生の三学期ー。
そんな、中途半端な時期に、私は今の町に転校して来ました。
元々、町自体が小さい場所ですので、生徒達は幼稚園や保育園から一緒の子達が殆どで、生徒達の輪やグループは完全に完成されたものでした。
なので、小学6年生の三学期という時期に転校してきた私は、明らかに異分子で、更に中途半端な時期に来た事もあり、明らかに異質な存在として扱われ、奇異の目で見られていたのです。
ですが、数日たち、親友とまではいかなくても、私にもやっと話せる友人が出来ました。
彼女は、町に唯一ある小さな教会の牧師様の娘さんで、同じクラスのエリカちゃんと言いました。
ふわふわと緩くカールのかかった茶色がかった長い黒髪に、大きな黒目がちな瞳、そしてバレエを習っていた為、とても恵まれたプロポーションを持っていたエリカちゃんは皆の人気者でした。
家が近い事もあり、私とエリカちゃんは、よく学校の帰りに近くの公園に寄り道をして、たわいもないお喋りをしていました。
そんな話の最中、私はエリカちゃんから私達が通う小学校に纏わる七不思議を聞いたのです。
私達が通っていた小学校は、当時はまだ木造で、トイレには裸電球が1個ぶら下がっているだけという、小学校を舞台にしたホラー映画には必ず登場しそうな校舎でした。
そんな学校でしたから、不思議な噂や怪談は7つをゆうに越えていたのですが、そんな怪談も語る生徒によって内容が微妙に異なっていたりする為、私は子供心に
(この話の続きはどんなだろう?)
と、好奇心を抱き、エリカちゃんの話を聞いていました。
49: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 14:46:00.61 ID:EuajtbVt0
そんなエリカちゃんが語る怪談の大半は、やはり、他の生徒から等から既に聞いた事があるものでしたが、その中に一つ、未だに私が聞いた事がないものがあったのです。
それは
「放課後の理科室に一人でいるとね?いつの間にか、背後に、真っ白なワンピースを着た女の子が立ってるんだって。
それでね?立ってるのに気付いて振り返ると、その女の子は逃げちゃうんだけど、もし、気になっても、その女の子を追いかけちゃいけないんだって。
もし追いかけて・・・追い付いちゃったらね?とっても怖い目にあうらしいよ?」
と、いうものでした。
幼心に、背後に無言で立つ白いワンピースの少女というものはかなり恐ろしく、話を聞きながら、かなり手に汗がじっとりと滲んでいたのを覚えています。
そして、その日以来、元からホルマリン漬けや骨格標本等があり苦手だった理科室が更に苦手になり、移動する時は必ず誰かに一緒について来て貰う様にしていました。
そんなある日。
私は、その日もエリカちゃんと一緒に帰ろうと校門の前で彼女を待っていました。
しかし、待てども待てどもエリカちゃんは来ないのです。
私が教室を出る時は、教科書を既にランドセルにつめおわり、ほぼもう背負って出るだけだった筈なのに。
何かおかしいー。
もしかして、体調が悪くて倒れたんじゃないか?!
心配になった私は校舎に戻りました。
そして、急いで教室に向かったのですが・・エリカちゃんはそこにはいませんでした。
(何処に行ったんだろう?まさか、入れ違いに?)
ですが、ランドセルは確かにまだ教室にありました。
そこで、私は校舎を探すことにしたのです。
音楽室から図工室、給食室から隣の教室。
ほぼ全ての教室を探し回った私は、ある教室でエリカちゃんを発見しました。
50: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 14:46:45.75 ID:EuajtbVt0
理科室です。
「エリカちゃん!」
そう声をかけようとして、私は息を呑みました。
いる。
そう、いるのです。
エリカちゃんの背後、真後ろに、白いワンピースの女の子が。
エリカちゃんも気付いている様で、必死に目を閉じて何も見ない様にしています。
(エリカちゃんが殺されてしまう!!!)
そう思った私は、自分のランドセルを掴み、理科室の中に入ると、その女の子に向かって全力でランドセルを投げつけました。
ランドセルは女の子をすり抜け、窓ガラスにぶつかり、派手な音を立てて窓ガラスを突き破り、校庭に落ちていきました。
その瞬間、女の子が振り向いたのです。
その顔はーーー真っ白でした。
目も、鼻も、口もない。
ただ、目や鼻があるべき場所にうっすらと凹凸がある位の。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ランドセルがガラスを破った音に思わず目を開けたエリカちゃんは、余りに不気味で異様なその姿を間近で直視してしまい気絶してしまいました。
そして、その女の子は無い目でエリカちゃんをちらりとみる様な仕種をすると、私に向き直りました。
すると、その顔が徐々に変化を始めたのです。
51: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 16:34:21.06 ID:BDYMhv0f0
口の部分に、小さな蜜柑の種程度の穴があき、それがどんどんと梅干しの種の様な大きさ・・人間の拳位の大きさ・・グレープフルーツ位の大きさ、と大きく、変化していったのです。
そして、その穴は、顔の両側を結ぶ様な・・綺麗に横一文字に裂けた真っ赤な口になるとニヤリと笑ったのです。
そして、その女の子は笑いながら身を翻し、隣の理科準備室へと扉をすり抜けて入って行ったのです。
辞めておけば良かったのに、当時の私は怖いもの見たさとエリカちゃんの敵討ちの気持ち、それにほんの少しの好奇心が打ち勝ち、理科準備室へ乗り込んでいきました。
危険な薬品等がある為、普段は厳重に施錠されている筈の準備室の扉が、まるで紙で出来た暖簾の様に、軽く押すだけで開いたのです。
私は中へと入って行きました。
しかし、そこにあの女の子の姿はありませんでした。
「何処へ行ったんだろう?」
六畳程しかない準備室です、隠れても分かる様な広さですし、何より、先生用の机や予備の骨格標本、薬品棚がある位で隠れられる様なスペースはない筈です。
そんな探し回る私の頭上で、女の子の笑い声が響きました。
そう、彼女は予備の骨格標本の棚と天井の間の隙間にいたのです。
そして、それに気付いた瞬間、骨格標本の棚の上にあった段ボール箱が私の真上に落ちて来たのです。
(死ぬ・・・・!)
私は、死を覚悟して目を瞑りました。
52: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 16:39:46.95 ID:BDYMhv0f0
しかし
バサバサバサバサ!!!
何か、粉の様な物が大量に落ち、全身にかかった感覚はありましたが、予想していた様な強い・・致命傷となる様な衝撃はありませんでした。
「・・・・・?」
余りの予想外な出来事に、私は恐る恐る目を開いてみましたが・・・私の目と鼻の先、息がかかりそうな距離にあの女の子がいました。
しかも、目と鼻の部分に大きな黒い穴が開いた状態で。
その女の子は私と、無い筈の目が合った瞬間、また、ニヤリと笑ったのです。
その瞬間、私の意識は闇に落ちていきました。
そして、目が覚めたら、病院のベッドの上にいたのです。
どうやら、私がランドセルで窓ガラスをぶち割った騒ぎを職員室の先生方が聞きつけ、粉まみれになって失神していた私と、気絶していたエリカちゃんを助けてくれた様でした。
放課後に帰らないで校舎で遊びまわり、あまつさえ窓ガラスを破壊したということで、私とエリカちゃんは両親と先生からかなりきつくお灸をすえられました。
53: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/06(金) 16:45:21.12 ID:BDYMhv0f0
その時、私は、あの粉の正体が気にかかり、先生に聞いてみることにしたのです。
「先生。私が被った、あの白い粉は一体何だったんですか?」
「ああ、あれなー・・・」
先生は、余り言いたくない様で、はぐらかす様に視線をそらしました。
しかし、私は何とか食い下がり、正体を聞き出す事に成功したのです。
なんと、あの粉の正体は『粉末状になるまで細かく砕いた人骨』でした。
(私は人骨を被ったのか・・・。)
吐きそうになるのをこらえ、詳しく聞いてみると『幼い女の子』の骨であると判明したそうです。
しかし、如何せん時間が経っているのと、粉末状態で他に遺留品等の手掛かりがない事、何より・・・あの段ボール箱を誰が持ち込んだのかすら分からない事で、身元不明の遺骨として、埋葬される事になりました。
(かなり古い段ボールで、理科の先生が着任した時には既にあり、誰がいつ持ち込んだかすら分からなかったそうです。)
お葬式と埋葬はエリカちゃんの教会で行われました。
そして、お葬式が終わり、お墓にお花を御供えしている時、エリカちゃんとある話をしました。
「あの女の子は、見つけて欲しかったのかもしれないね。」
「うん。そうかもしれない。誰にも見つけて貰えないのは寂しいもんね。」
あの人骨があの女の子のものだったのか、それは私には分かりません。
ですが、あの日以来、理科室に出る女の子の噂はパタリとなくなりました。
65: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/07(土) 13:17:03.42 ID:lDkDEecP0
不自然な空き地
中学3年生の時の話です。
私の実家は東京近郊にあるかなり小さな町でした。
都市開発で住宅が増えても、未だ田んぼの方が多い様な地域で田んぼの真ん中にある農道と住宅街と田んぼの間にある大きな道の2つが基本的な通学路でした。
農道の方が近道なので普段は農道を通っていたのですが、ある日、住宅街側に住む友人に誘われて、住宅街側の大きな道を通って帰ったのです。
普段は余り通らない道なので、最初はいつもとは違う風景にわくわくしていました。
ですが、徐々に増える明かりの灯っていない空き家の数々(当時うちの町は人が来てから家を
建てるのではなく、最初に家ばかりを沢山建てて、ある程度家が増えてから人を呼び込むという方法で住宅街を増やしていました)に私は少しずつ口数が減っていきました。
部活も終わった時間ですので、夜7時位だったでしょうか。
がらんとして空き家ばかり並んだ道は、当然ですが一切の生活感や温もりが感じられず冷たげで不気味に感じたのを覚えています。
そんな住宅街の真ん中に、不自然な空き地がありました。
周りは住宅が建っているのに、そこだけはぽつんと空き地なのです。
かなり前から空き地だったらしく、雑草も当時の私の膝下位まで生い茂っていました。
(なんで、ここだけ家がないの?)
当時の私は、そう疑問に思ったのを覚えています。
他に住宅を建てるのに向かない土地は幾らでもあるし、見た感じはそんなに住宅を建てるのに向かない土地に見えなかったからです。
66: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/07(土) 13:19:01.62 ID:lDkDEecP0
ただ、本能というのでしょうか。その土地を見た瞬間、何か激しい違和感の様なものに襲われたのは覚えています。
周りと、何かが違う・・・・・。そんな得たいの知れない感覚でした。
私が、思わず空き地の前で足を止めていると、隣の友人が
「私、よくココで遊ぶんだよ?」
そう言って、空き地の中へ入っていったのです。
「ちょっと!何やってるの!」
驚いて、私は追いかけようとしましたが、足が前に出ませんでした。
足、というか、本能がそこに入るのを拒否しているのです。ですが、そうしている間にも友人はどんどん空き地の奥へと入っていきます。
そして、空き地の真ん中へ着くと、狂った様に甲高い声で笑い出し、バレリーナの様に独りで踊り始めたのです。
(やばい!)
早く友人をここから出さなくては!
そう思った私は空き地の中に飛び込んでいきました。そして、真ん中に辿りついた時、私は外側では感じなかった違和感を感じました。
(誰かが見てる・・・・・!)
そう。私達以外いない筈のこの空き地で、視線を感じたのです。
しかも、独りではなく沢山の。冷や汗が背中を流れ落ちるのを感じました。
そして、未だ高笑いをしている友人を半ば引きずる様に外へ出ようとした瞬間、足元から、薄く紫がかった白い湯気の様なものが上がり始めたのです。
よく温泉地などで地面から湯気が立ち上っていますが、丁度あんな感じです。
67: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/07(土) 13:25:01.31 ID:lDkDEecP0
私は、最初は湯気かと思いました。
ですが、その湯気は消えたり空へ昇ることはなく丁度私達より首一つ分位高い位置まで昇ると、徐々に人の形になったのです。紫と桃色を混ぜた様な肌の色で、頭には毛髪はなく、がりがりに痩せて、薄い緑色に紫を混ぜた様な色の病院の入院服を着た老人の姿になりました。
老人には眼窩はあるのですが目はなく、真っ暗な空洞が二つあるだけでした。
そして、何事かを私達に訴えかけるかの様に口をパクパクと動かしているのですが、口から漏れるのは「おおお・・・」の様な不気味なうめき声だけで、全く声にはなっていませんでした。
完全にパニックになった私は、まだ笑っている友人を引っ張り走りました。
ですが、進む先の地面からどんどんと湯気の様なものが湧き出し、それが全てその老人の姿になっていくのです。
半狂乱になった私は悲鳴をあげながら走りましたが、ついに囲まれました。
殺される!!連れていかれる!!!
そう思った瞬間。
68: 夕紅@\(^o^)/ 2015/03/07(土) 13:26:53.73 ID:lDkDEecP0
「君達、そこで何してるの?」
巡回のおまわりさんでした。
「え・・・・・?」
おまわりさんにはこの化け物が見えていないのだろうか。
そう思って見回したのですが・・・・そこには来た時と同じ様にだだっ広い雑草に覆われた空き地が広がるだけで、老人達の姿はありませんでした。
「完成した住宅に忍び込んだり、悪戯が多いから困るんだよねぇ。」
おまわりさんには、私と友人は完成した住宅に忍び込んで悪さをしようとした悪がきとして厳重注意を受けてしまいましたが、恐ろしい化け物から救ってくれたおまわりさんは、私には神に見えました。
そして、友人はというと、おまわりさんに声をかけられた瞬間、まるで操り人形の糸が切れた様に倒れこみ、昏倒してしまいました。
その後、私達は夜遊びをしたということで両親にこっぴどく叱られ、当分夜の外出が禁止となりました。勿論、あの空き地にはいっていません。
後日友人にあの時の事を尋ねてみると、あの時の記憶が全てすっぽりとなく、空き地に誘った覚えすらもないそうでした。
私が見た老人は誰だったのか。何故、あんな場所にいたのか。気にはなりますが、関わってはいけない気がしています。
それに、もう、二度とあんな思いは御免だ、とも。
ちなみに、5年以上経っていますがそこは空き地のままです。
82: 本当にあった怖い
短い話だけど
小学5年生の時だな。オカルトにはまっててダウジングに勤しんでた。もう身の回りのもの全部ダウジングするのよ。
ダウジング反応したら良いもの箱に入れて反応しなかったら悪いもの箱みたいに。
一人っ子だったからそんな遊びばかりしてたの。
ある日幽霊探そうと思って、幽霊がいたら反応するーって念じながら家の中練り歩いてた。
そしたら衣装ダンスの前でぐぐっと動いたのね。よしキターと、タンスの下から3段目だったかな。
ガバッと開いたのよ。じゃあ早開けてみましょうかとタンスを引き出したら人間となまはげのハーフみたいなやつが中に詰まってて
「あー見つかっちゃったー」
って言って消えた。これ唯一の霊体験。今でもはっきり覚えてる。
ボサボサの長い髪で顔がバナナみたいに歪んでて、皮膚が重力に引っ張られたように弛んでて、そのせいで目がまんまる。黒いボロキロみたいなの身体に巻つけてて、顔がとても大きい。
多分妖怪だと思うんだ。人間って感じじゃなかったもんな。
終わりです。
86: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:31:04.35 ID:QZKoiujk0
儀式の秘密
これは、三年程前、私がアルバイトをしていた時、その旅行先で起きた出来事です。
三年程前、私はアルバイトで、とある学習塾の講師をしていました。
今テレビ等でCMが流れている様な学習塾程大手ではありませんでしたが、地元ではそこそこ有名な塾で、通っている生徒さんも沢山いました。
地元密着型で、基本的には県内のみに教室があったのですが、当時は最盛期で、県内に三十校以上は教室が存在していたと思います。
そんな会社ですが、やはり、不景気の波には逆らえず、年々経営が悪化していきました。
最初は黒字だった経営が、少子化や不景気の影響で徐々に赤字に・・・最終的には、教室を幾つか閉鎖するまでになってしまったのです。
経営陣は、流石にこれはまずいという事で、集客の為、新しいイベントを計画しました。
それは、全塾生を対象とした、夏休みの合宿です。
今では、学習塾による夏休みの合宿は最早恒例行事となっておりますが、私がアルバイトをしていた当時は合宿をする学習塾は中々少なく、
また、合宿を行う為の宿泊費、参加する生徒さんにお支払い頂く参加料金等かなり高額なものもあり、打ち出す側としては、かなり勇気のいる行事でした。
しかし、これ以上の経営悪化と教室の閉鎖を防ぐ為、会社は合宿に踏み切ったのです。
参加料金が高額な事もあり、当初は、各教室の半数か最低でも三分の一が来てくれたら良いか、と経営陣や講師は考えていたのですが、
我々の予想を良い意味で裏切り、まさかの全教室全員参加という結果になりました。
経営陣も講師も歓喜に湧き、この合宿を絶対に参加させようと心に決めたのです。
そして、合宿の日がやって来ました。
私達は静かで、騒音も少なく、勉強の妨げとなる様な誘惑である繁華街も少ない、とある県のホテルを選びました。
冬場にはスキー客でとても賑わう場所なのですが、夏場には雪もなく、観光客も少く、また自然も多くて空気の綺麗な理想的な場所だったのです。
合宿は、九泊十日の長丁場で、毎朝必ず六時に起床し、付近の高原を散歩してから、朝食をとり、勉強をする、というものでした。
その、朝の散歩の下見の時間の事です。
87: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:33:25.71 ID:QZKoiujk0
私達は子供達の気持ちが少しでも盛り上がれる様、毎朝散歩コースを変えているのですが、三日目の散歩コースの下見中、私達は不思議な物を目にしたのです。
それは、とても大きな・・まさに、巨木というのに相応しい大樹だったのですが、変わっているのは、それが、まるで三つ編みの様に三本が絡み合っているのです。
三つの巨木が絡み合う、その真下に、古い上に風雨に晒された事によりインクが掠れ文字は読めなくなっていましたが、立て札の様なものがありました。
それに気付いた、とある講師の男性が
「これを縁結びの木にしよう!」
と、言い出したのです。絡まる姿から縁結びを連想したのでしょう。
「縁結びの木って言ったらさ、女子に人気出そうじゃない?」
「確かに!」
そう、確かに、女子には人気が出そうな内容かもしれません。
うちの学習塾は当時、男子よりも女子の比率が高く、女子の人気を得たり、好感度を高める事が必須だったのです。
そして、とある男性講師俊輔さんが遂に
「取り敢えず、これは抜いて隠して置こうぜ!」
と、大樹の側に刺さっていた立て札を抜いてしまったのです。
思わぬ俊輔さんの行動に、私達は一瞬息を呑みました。
しかし、数人は直ぐに
「そうだね!」
「こんなもんがあっと辛気臭いもんね!」
「隠しちゃえ隠しちゃえ!」
と、抜いた立て札を近くの繁みまで運び、隠し始めたのです。
そして、散歩に来た生徒達に、その大樹はこの土地に古くから伝わる縁結びの木として説明をしたのです。
その散歩中の事でした。
雪がない、ゲレンデであった高原を散歩している最中ーー
「うわぁぁぁっっ!!」
絹を裂く様な悲鳴と共に、私の目の前を歩いていた筈の俊輔先生が消えたのです。
「えっ?!何?!」
私も生徒も混乱しました。
そして、辺りを見回し、俊輔先生がいなくなった辺りを探してみると
「きゃぁぁぁ!!!!」
そこには、地面と地面の間に亀裂が走っており、まるで落とし穴の様になっていたのです。
そして、その中に俊輔先生がいました。
知らずに足を滑らせてしまった為に受け身が取れなかったのか、首と足を有り得ない方向に曲げた状態で亡くなっていたのです。
88: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:34:55.43 ID:QZKoiujk0
講師も子供達もパニックに陥りました。
そして、私達は我に返ると、どうにか、泣き叫んだり放心する子供達を宥めながらホテルに戻りました。
ホテルに戻って直ぐに経営陣にことの次第を報告したのですが、合宿は即中止の判断が下されました。
そして私達は手分けをして子供達の保護者に電話をしたのですが。
その夜。
俊輔先生の突然の死と壮絶な死に方に、私は眠れぬ夜を過ごしていました。
目を閉じると、あの穴に落ちていた俊輔先生の顔が目に浮かんでしまうのです。
そんな時
コンコン!
私の部屋のドアが僅かにノックされました。
(誰・・・?)
コンコン!
(こんな夜中に誰だろう・・・?)
「先生。夕紅先生。」
聞き覚えのある声に、直ぐに、担当している生徒だと思いました。
私は直ぐにドアを開けると
「どうしたの?」
と、尋ねました。
すると、彼女はとても青ざめた顔で言いました。
「私の部屋の上から、変な音がするんです。」
だから、昼間の事もあるし怖くて眠れないのだ、と。
生徒の不安を取り除いてあげるのも講師の重要な仕事です。
私は彼女と一緒に、彼女の部屋がある上の階に向かいました。
すると、私達が上に向かう階段を登っている最中
ズルッ・・ズルッ・・・
まるで、何かを引きずる様な・・確かに、変な音がするのです。
ズルッ・・ズルッ・・・
その音は動いている様で、最初は彼女の部屋の近くから聞こえていましたが、徐々に遠ざかり、今は廊下の奥から聞こえている様でした。
89: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:38:45.97 ID:QZKoiujk0
ズルッ・・ズルッ・・・
階段を登りきった私達は、廊下に出ました。
そして、廊下を見回してみました。
すると
「ひっ・・・!」
廊下の奥に、真っ青な顔の久美子先生の両足を持って引き摺る女性の姿があったのです。
長い黒髪に、真っ白な着物を着て、青ざめた肌に異様に手足が細い女性が、同じ位真っ青な顔で・・・
恐怖の余り悲鳴すら上げられない久美子先生をずるずると引き摺り、何処かに連れて行こうとしているのです。
久美子先生も床のカーペットに爪を立て、どうにか連れて行かれない様にしている様ですが、その爪は何枚か剥がれ、血が流れており、全く阻止する役目を果たしていませんでした。
「久美子先生!!!」
このまま連れて行かれたら、確実に久美子先生は殺されるーー!!
私達はそう思い、大声で叫びました。
勿論、今考えると私達が殺される可能性の方が高かった訳ですから、今考えるととかなり軽率な行動です。
しかし、あの時は、久美子先生を助けなければ!と必死だったのです。
すると、私達の叫び声に、久美子先生の脚を持っていた女性が顔を上げました。
長い黒髪で覆い隠されていたその顔がゆっくりと、しかし確実に私達を捉えたのです。
「きゃあああああ!!!!」
「っ・・・・!!・」
その女性の顔には、目や鼻がありませんでした。
いいえ、正式には、目や鼻や口はある事にはあったのですが・・・その全てから大きな蛇が無数に這い出して来ていたのです。
余りにショッキングなその姿に生徒さんは気を失ってしまいました。
私も気を失ってしまいたかったのですが、それでは久美子先生を助ける事が出来ません。
それに何より、あまりに異様なその姿にまるで金縛りになった様に足がすくみ、情けない事に動く事すら出来なかったのです。
その蛇を生やした女性は私達に気付いて尚、久美子先生を引き摺る事を止めようとはしませんでした。
「く、久美子先生を離せ!!」
私はそう叫びました。
すると女性は、もう一度私の方を振り向くと、久美子先生を引き摺ったまま、ゆっくりと此方に向かって来たのです。
90: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:41:55.22 ID:QZKoiujk0
「ひぃっ?!来るな!!」
私はホテルの廊下に飾られていたお花や置物を手当たり次第に投げつけました。
しかし、それらは女性層に当たる事なくすり抜けてしまい、女性は遂に私の目の前に立ち、久美子先生を離すと、その両手を私に伸ばして来ました。
(殺される!!!)
女性の青白く病的に細い手が私の首に絡み付き、恐ろしい程強い力で締め上げて来ました。
(く、苦しい・・・!)
首の骨が折られてしまうのではないかーーそんな、万力の様な強い締め上げを首に受けながら、何時しか私は意識を失っていました。
「先生!夕紅先生!」
私は、私を呼ぶ生徒の声と私を揺さぶる振動に目を覚ましました。
「先生っ!良かったぁ・・・!!」
するとそこには、昨夜気を失ったあの生徒の非常に安堵した顔があったのです。
(・・私は、どうしたんだっけ・・・?)
起きたばかりで回らない頭のまま辺りを見回した私は、そこが昨夜の廊下だという事に気が付きました。
私が投げた花や置物が乱雑に散らかったままの床、久美子先生の血の跡がついたカーペット。
まるで時が止まったかの様に、全てが昨夜のあの時のままでした。
そして、我に返った私は久美子先生がいない事に気が付きました。
久美子先生だけではなく、あの女性も。
「久美子先生は?!」
私と生徒さんは慌てて久美子先生の部屋を見に行きましたが、中はもぬけの殻で誰もいませんでした。
「何処に行ったんだろう・・・?」
私達は他の先生に協力して貰いホテル中を探しましたが、何処にも久美子先生の姿はありませんでした。
まさか一人で帰ってしまったのか、そんな意見すら出ましたが。
私は
(そんな筈ない、あの女性に連れ去られてしまったんだ・・・。)
そう、確信していました。そうして、ふと、何故かあの大樹の事が頭をよぎったのです。
そう言えば、昨日亡くなった俊輔先生はあの立て札を引き抜いた直ぐ後に亡くなった・・・。
久美子先生も、俊輔先生と一緒にふざけてあの立て札を繁みに隠してしまったんだっけ・・・。
91: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:43:19.54 ID:QZKoiujk0
(もしかしたら・・・。)
私は、同僚の先生を伴い、あの大樹の元へ行ってみました。
すると、そこには
「久美子先生・・・!」
大きな大樹の一番上・・そのてっぺんの太い枝で首を吊っている久美子先生が、ゆらゆらと風に揺れていました。
その目は何か恐ろしい物を見たかの様にカッと見開き、口からは伸びきった舌がだらりと垂れ下がっていました。
そして・・・遺体の真下に、引き抜いた筈のあの立て札が、しっかりと刺さり、立っていたのです。
私達は息を呑みました。
私達は直ぐに地元の警察に連絡して、来て頂いたのですが、地元の警察の方々はしきりに頭を捻っていました。
「どうやって、あの枝まで登ってロープをかけたのだろう?」
そうです。
久美子先生の足元には梯子はおろか、踏み台になる物は何もなく、どの様にしてあのてっぺんの枝まで登ってロープをかけたのかが全くの不明だったのです。
(きっと、あの女性に絞め殺されて、あそこに引っかけられたんだ・・・。)
私は、そう確信しました。
そして、色々不明な部分はあるものの、俊輔先生と久美子先生の件は不幸な事故として処理されました。
その処理に釈然としない気持ちを抱えたまま、私達は帰る事になったのですが、迎えのバスが来るまでの時間、私は、あの大樹の事をホテルの支配人さんに聞いてみる事にしました。
すると、思いもかけない話を聞く事が出来ました。
昔、このホテルがある辺りの地域は夏場は酷い大雨に悩まされていたそうです。
92: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/08(日) 21:44:04.15 ID:QZKoiujk0
そして、ある年、余りに酷い大雨に近くの川が氾濫を起こし、沢山の方が巻き込まれ、沢山の命が失われたそうです。
その事態を重く見た、当時のこの村の長老が雨の神様を鎮める為、村から誰かを生け贄に選び、川に鎮める事にしたのだそうです。
そこで、村にいた身寄りのない一人暮らしの女性が選ばれたそうなのですが、その女性は生け贄になる事を嫌がり、密かに村からの脱出を図ったそうです。
しかし、結果として、女性は村の男性に見つかってしまい、もう二度と逃げ出さない様にと儀式まで長老の屋敷の倉に監禁されてしまったそうです。
そこで、絶望した女性は倉にあった荒縄で首を括り命を絶ったそうなのですが。
丁度その時、村は儀式の準備等で忙しく、また、監禁をして置けば女性も懲りて大人しくなるだろうという余裕から発見が遅れ、長老が発見した時には、女性の遺体はかなり凄惨な事になっていたそうです。
倉の細い小さな窓から忍び込んだらしい蛇が女性の遺体を食い荒らし、女性の目や鼻や口からは溢れんばかりの蛇が這い出していたそうです。
(私が見た人と同じだ・・・!)
そして、その女性が首を吊った倉があった場所があの大樹の生えている場所で、蛇の様に絡み合うあの大樹の姿から、あの大樹はその女性の怨念が形を成して現れたものなんだ、と地元の人々は恐れていたそうなのです。
あの大樹が生えてから、何も知らない小さな子供が登ったりしたらしいのですが、落下して亡くなる等不幸な事故が相次いだ為、遠い県から高名なお坊さんを招き、供養して貰ったそうです。
そして、そのお坊さんに頂いた経文を書きうつした立て札を鎮める為に刺していた、とのことでした。
その、鎮める為の大切な経文が書かれた立て札を私達は引き抜いてしまったのです。
大樹は直ぐ様、供養が行われ、一度帰った私達も直ぐ様引き返して参加をしました。
以降、私達の周辺ではあの夜の様な、身の毛のよだつ出来事は起こってはいません。
しかし、もし、あの時・・・私達が余計な思い付きを起こさず、立て札を抜かずにいれば、俊輔先生と久美子先生は死ぬ事はなかったのではないか。
そんな後悔が未だに頭を過る時があります。
好奇心は猫を殺す、という言葉がありますが、私達の場合は、好奇心により大切な同僚を二人も失ってしまった、恐ろしい結果となりました。
93: 本当にあった怖い
立て札は誰が刺し直したのでしょうか
94: 夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/ 2015/03/09(月) 02:46:03.78 ID:3Oi8cELWQ
レスありがとうございます。
私達が久美子先生の遺体の元に辿り着いた時には、もう既に刺さっていたので、実は私も詳しい事はわかりません。
ただ、近くの繁みに隠したと言っても鬱蒼としており、また、生徒に本当は縁結びの木ではないとバレてしまうのを防ぐ為に俊輔先生はかなり巧妙に隠していました。
誰かが偶然見つけて戻したと思う事は出来ないのですが・・・。
141: 本当にあった怖い
南方仮面の間
うちのビルには「南方仮面の間」と言われてる一角がある。
ビルのオーナーが南方の仮面を集めてるんだ。
東南アジアとかアフリカとかニューギニアで、部族が儀式で被るような仮面だね。
そこはビルのオーナーが経営してる会社の事務所前。
最上階の踊り場に設けられているスペースだ。
仮面は様々で、ユニークな物もあれば気味が悪い物もある。
屋上は休憩所なので、ビルの入居者はよく使うんだが、
行くためには必ず仮面たちの中を通る。
そういうわけで、この場所はちょっとした名物なわけだ。
面白い場所だと思ってるか、仮面には無関心か、大半はどちらかだ。
だが、何となく気味の悪さを感じて敬遠する人もいる。
自分は後者だ。
得体の知れない何かがいる様な気配を感じる。
誰かに見られているような、視線が向けられている様な、そんな感じは行く度にある。
何度か袖を引っ張られたように感じたこともあった。
そういうわけで、用がなければ近寄らないようにしていた。
142: 本当にあった怖い
ある晩、自分は残業する羽目になった。
このビルで働く人は、ほとんどが夕方頃には帰ってしまう。
夜は一人だけでビルの中に残されるわけだ。
真夜中のビルは静かだった。
キーボードの音、表通りを時々通る車の音、換気扇の音、それら以外の音がない。
廊下も部屋も消灯されて真っ暗だ。
自分のデスクライト以外には明かりもないだろう。
何とも寂しい雰囲気の中、一人で黙々と作業をしていた。
書類を書いている中で、同僚のアドレスを打ち込む場面に出くわした。
が、覚えていない。
ケータイのアドレス帳から探そうと思い、ケータイを取ろうとしたが・・・
ケータイがいつもの場所にない。どうやらケータイをなくしたらしい。
最後にケータイを見た場所を思い返してみた。
・・・そういえば、屋上で昼食を食べた時、アプリを見せ合った。
ケータイに触ったのはそれが最後だ。
どうやら、昼食を食べた時に使ったベンチに置き忘れたようだ。
面倒だが・・・仕事を中断し、屋上までケータイを取りに行くことにした。
夜はビル全体が消灯している。廊下も階段も真っ暗だ。
豆電球がついたキーホルダーライトがあったので、それを頼りに階段を進んだ。
足元を照らしながら慎重に進んだ。
144: 本当にあった怖い
階段を上り、最上階の手前まで来た。
そのとき、ふと誰かがいる気配を感じた。
自分のすぐ上・・・南方仮面の間から気配がする。
真っ暗闇の中だが、確実に誰かがいる。
ゆっくりと視線を上に移しながら、ライトで照らしてみた。
すると、そこには誰もいない。
気のせいだったか?
そのまま屋上まで上がって行ったが、その途中も気配は感じた。
屋上でケータイを回収し、階段を下りて行った。
やはり、帰りも気配を感じた。
気になったので周囲を照らしたが、誰もいない・・・。
何気なく、仮面を一つずつ照らしながら、仮面を眺めた。
夜の暗闇の中でみる木彫りの仮面は、かなり不気味だった。
ある仮面を照らしたとき、一瞬目を疑ったが、冷汗がどっと出て動けなくなった。
仮面の目に空けられた二つの穴の中に、二つの目玉があったのだ。
目玉はこちらをじーーっと眺めている。
見た目は人間の目玉そのものだ。
あまりの恐ろしさに声も出なかったし、腰が抜けそうになった。
こちらと視線を合わせたまま、自分は後ずさりした。
目を合わせるのは恐ろしかったが、照明と目線は離せなかった。
暗闇になった途端、向かってくるかもしれないと思ったからだ。
こちらが動くと、動きに合わせて目玉もゆっくりと動いた。
下り階段の手前まで来たとき、視線とライトを仮面から外した。
それと同時に、全力で階段を駆け下りた。
途中でこけそうになったが、構わず走って逃げた。
事務所の中まで戻り、すぐに入り口ドアの鍵をかけた。
そして、朝まで部屋から一歩も出ずに過ごした・・・
一晩中、廊下が気になって仕方なかったが、部屋に戻ってからは大丈夫だった。
145: 本当にあった怖い
後日、オーナーに彼が集めている仮面について聞いてみた。
信じて貰えなさそうなので、あの晩の事は話さなかったが・・・
オーナーは言った。
飾られている仮面の中には、呪術的な儀式に使う物も結構あるという。
祖国ではシャーマンや祈祷師が使う場合もあるそうだ。
祖霊や精霊を召喚する儀式に使ったりするのだとか・・・。
自分はこの話を聞いて納得した。
仮面から気配を感じたこと、あの晩に目玉を見たこと、そういった変な話についてだ。
そんな物を気軽に買ってきて飾るなよ、と思ったが・・・
自分が遭遇した怪奇の話をしても、信用しないだろうし、苦笑いするだけで済ませた。
とりあえず、夜は仮面に絶対近寄らないようにしようと思った。
こんな機会だから言えるけど、南方の土産物には結構やばい物もある。
ガチの呪物とか儀式用が混ざっているからだ。
皆も見かけたときに変な雰囲気を感じたら・・・気を付けたほうが良いかもね。
153: sage@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 14:03:32.71 ID:StX88Dxp0
つまんねーかもしれねえけど、ちょっとした体験談かいていく。
154: 本当にあった怖い
メ欄ミスった。すまねー。
文才ないから読みづらいかもしれないけど許してくれ。
昔住んでたアパートのこと。
ロフト付き木造の1階、日当たりもまあまあで3年ほど住んでたんだ。
風呂トイレ別、リビング、ロフト、廊下にキッチンのフツーの一人用住宅って感じ。
窓の外は空き地だったけど、引っ越す直前にはまたアパートが建つみたいだった。
引っ越す原因を話すと必ず笑われるけれど、霊感(霊体験共に)ほとんど無い俺にはスゲー衝撃的な出来事だった。
今からでいえば5年くらい前の12月くらいだったかな、寒くて毛布に包まって寝てた。
トイレに行きたくて起き上がったんだが、ロフトの天窓にチラチラ映る影が見えたんだ。
よーく見たんだが、どうにも人っぽいから、泥棒だったら懲らしめないと、っておもってロフトに上がって窓を見上げたら・・・
ハゲたオッサンがペロペロ窓を舐めてるんだよ。
内心、は?って思ったし、尿意が引っ込んだ。
怖いとかいう以前にキモチワルイし、上半身裸のハゲたオッサンがずっとペロペロペロペロ窓を舐めてる。
フザけんなとおもって窓にゴミ箱を投げつけたら、ニタァーって笑ったあと、またすぐにペロペロ舐め続けてる。
気持ち悪くて警察を呼ぼうとおもって、携帯を探してたらそのオッサンが消えてた。
ムナクソ悪い出来事だったし、またきたら今度こそ警察呼んでやろうとおもって天窓を睨みながら待ってたら、いつのまにか朝になってた。
155: 本当にあった怖い
窓にはナメクジが這ったような跡が窓についてて全身に鳥肌がたった。
とりあえず仕事に行って、次見かけたら警察に言ってやろうと思って天窓をたまにチラチラ意識することがあったが、それいらいオッサンを見ることはなかった。
その日から1年くらい経って、アパートで来週から外壁の塗装をするってチラシが入ってて、そういえば天窓、ずっとテラテラしたまんまだったな、ついでに掃除してもらえないかな、なんて思いながら仕事に行った。
そっから普通に生活してたんだが、ある日かえってくるとその塗装会社?から手紙が入ってて、内容が
「窓に汚れがあったのですが、中心が削り取られたようにヘコんでいます。このままだと割れる恐れがあるのでガラス交換をオススメします。」
と、意訳だがこんなことが書いてあって、気持ち悪すぎて吐いた。
あのオッサン、もしかしたら入ってこようとしてたのか?何のために?舐めてたのは窓を音もなくゆっくり溶かすためだったのか?なんてこと考えてたら居心地が悪くなって、そこから引越しをきめるまで1回も家に帰れなくて会社で寝た。
こうやって書いてみると霊現象じゃなくてただのキチガイかもしれんなあ・・・。
ただ本当に怖くて、今でも天窓がある家にいくと、そのオッサンがニタニタしながら窓を舐めてるんじゃないかって、ゾっとする。
166: 本当にあった怖い
関係者の迷惑になると困るので、細かな詳細については書けないけど、以前に慰安旅行で、福井の海岸沿いにある旅館での体験
私の勤めている会社は、社員旅行が毎年行われているんだけど、海外と国内を交互に毎年一回実施されている
観光と宴会も済んで、部屋に戻ると恒例の賭けトランプで12時過ぎまで一喜一憂していたが、自分が親の時に大凹みをくらい、一時退席して、バルコニーで缶ビールを飲みながら、向かいの海岸を眺めていると、街灯の下に女性が立ちすくんでこちらを見ていた
女性は髪の長い人で、ベージュっぽいスカートに白のシャツを着ていて、手には海草?髪の毛?みたいな感じの物を持っていた
その時、ゾッとして部屋に戻り、トランプに興じている同僚に話すと、全員一斉にバルコニーに出た
一人が”誰もイネーじゃねーか!”とつまんなさそうに部屋に戻り、ゾロゾロと部屋に戻っていったんだが、
一人だけ、顔面蒼白でずっと立ちすくんでいた私は、お前も見えるの?と聞いたらコクコクと頷いたその日は、何事も無かったんだけど、旅行も終わり、翌日会社に出勤すると、殆ど話もした事の無い女子社員で霊感が強い子が、○○さんお払いに行った方が良いですよと!と一言私は、どうして?と聞くと、背中に女の人が憑いてこちらを睨んでいますけど・・
そのこ子に、旅行での話をすると、○○さん優しいから憑いて来ちゃったんじゃないかな?
色々とその方面に詳しい人に教えてもらい、隣県だけど除霊をしてくれる人がいるのを聞き、尋ねた70?80歳位のお婆さんで、除霊をして頂いたそのお婆さんの話では、私の守護霊が強いので、霊障が起こる事は無いが、時間の経過と共に色々な霊を引き寄せて来るので注意が必要と言われ、私の守護霊の話を聞かせて貰った
ちなみに、お婆さんは除霊を生業としていないので、謝礼は一切受け付けなかった
なんでも、金銭目的で行えば、霊能力は無くなるらしく、何故除霊を受けるのかについては、自分の徳を一生かけて上げて行く事が目的ですと言われた
一番驚いたのは、田舎の実家にTELして先祖の記載されている家系図の写しを送って貰ったんだけど、守護霊に、お婆さんが教えてくれた3代前の名前があった
嘘の様な話だけど、本当にそんなことあるんだと、今でも信じられない気持ちなんだけどね
167: 本当にあった怖い
ヤツシ君
突然で申し訳ないんだけど、だれか「やつし」君っていう怪談?だか都市伝説?だか
知っている人はいないかな?
もしも知っていたら教えてほしいんだけど…
168: 本当にあった怖い
>>167
【質問】うろ覚えの怖い話を探すスレ 3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1412929172/
171: 本当にあった怖い
>>168
あー…悪いけどそうじゃなくて実体験の話なんだ。
先に話してから聞いてみようかな
172: 本当にあった怖い
都合たった5日前の話で、九州に旅行に行ってたんだ。バイトの金がたまったから軽装で、一人で。
昼間に飯を食いに行ったところの周辺の雰囲気がすごく好みだった。少し山を登ったところにあるけど道の両脇が小さい林になってて、空気がうまかったんだよね。
正直することもない気楽な一人旅だし、暗くなる前にもっかい行くかーって宿に荷物おいてまたその道を登って行ったんだよ。
やっぱり空気がきれいで心地よかった。でも登っていくにつれて道の両脇の林がどんどんデカくなっていってさ、
10~15分も歩いたところでだいぶ薄暗くなったのは嫌だったね。空はまだせいぜい藤色なのにこんな暗くなんの、帰ろうかな、ってところで下り坂に差し掛かった。
坂の最下部にはトンネルがあった。その辺りはホント引くぐらい暗かったけど、じゃああのトンネルまで行ったら引き返す、って決めた。キリ良いし。
こっからが質問の部分ね。
そのトンネル、入り口のところに看板が貼ってあったのよ。大体フツーの注意事項とか書いてある奴。
スマホの明かりで照らして読んでみた。「このトンネルに落書きしないで」「この付近で花火・BBQは禁止」そんで
「ここにはヤツシ君はいません」って最後の行に書いてあった。
他の項目と変わらないフォントで。
誰よ?ヤツシ君って?
逆に興味湧いてさ、スマホのライト頼りにトンネルに入ったの。引き返すのはこのトンネル出てからにしよ、って。
174: 本当にあった怖い
壁に落書きがしてあった。「ヤツシくんだれだし!笑」って書いてあって正直笑ったよ。
他は特に何もなかった。強いて言えばさっきから解ってたことだけど蛍光灯が全滅してんのかスイッチがあんのか真っ暗だった、ってことだけ。
壁にライト当てて、笑って、地面にライトの光戻して、前向いて、で一歩歩いた、って時
ブジュッ!!って俺の右足が鳴ったの。ほんとに足が鳴ったと思った。次にヘマした!カエルかなんか踏んだ!って思った。
結局踏んだのも鳴ったのも予想とは違って、マンホールだった。俺はマンホールを踏んでブヂュッ!って鳴らしたわけだ。
それに反応したのか携帯の着メロが鳴った。それと前のほうからタタタタタタッ!って走る音が聞こえた。
流石にビビッてさ、ライト消したんだ。なんか、まず隠れよう!って思ったんだよ。
175: 本当にあった怖い
で、携帯も消して、こっそりこっそり忍び足で逃げた。足音はトンネルの中には来てないみたいでよかったよ。
外に出て、で、昼間行った飯屋でトイレ借りてしばらく引きこもって靴洗って、ほんで宿に帰った。正直怖かったよ?
外の夕焼けの明かりの下で見ると右足にべったりくっついてるのわかったしね。血が。
長くなってゴメンね。
改めて聞くけど、「ヤツシ」君って怪談だか都市伝説だか知ってる人いないかな?
気になるんだよね。ちなみにK本県でした。
181: 本当にあった怖い
小学生の頃だから10年以上前
親父の仕事の関係で1年だけ新潟のアパートに住んでたことがある
内装はそれなりだけど外観は古臭くて汚れが目立つ嫌な感じのアパートだった
まあ暫く普通に暮らしてたんだが、ひとつ気になることがあった
隣の部屋のすりガラスってのかなキッチンの窓のところに赤黒いなにかがあって
どうも気色悪い雰囲気だったんで、いつもなるべく素早く自分家に入るようにしてた
住んで3ヶ月くらいだったか母親がパートはじめて8時頃まで誰もいない日が増えた
まあそんな時に友達に隣の部屋のこと話したらガキ大将みたいなやつが行こうぜと言い出して
元々余所者だし気が弱かった俺は断れずに友達3人を連れて家に帰った
案の定両親ともいないんで帰ってくる前に隣の部屋を探索しようって話になった
まあ鍵がかかってるだろうと思ってノブを捻ったらドアが開いちゃってさ
もう俺は帰りたかったけどガキ大将達はテンション上がってズカズカ入っていくわけ
すげぇカビ臭くて新聞が散らばってて、
やばい人が住んでるのかと思ってさっさと出ようとしたら
ガキ大将が悲鳴あげた
そっち見るとキッチンの窓際に赤黒いものが置いてあった
よーく見ると赤い着物を着た日本人形らしかったが、カビで顔が真っ黒になってた
結局、俺はすぐ家に入って3人も萎えたみたいですぐに帰った
でも後々考えてみて、ガキ大将が日本人形で悲鳴上げるほどビビったのが腑に落ちず
後日学校で聞いてみたんだが答えてくれず
結局また転校することになって、そいつらとはそれっきり今まで会ってない
でも引っ越し中にとなりのすりガラス見たらあの人形は消えてたんだよね
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幽霊に取り憑かれた二週間の話をする
怖い話ってやっぱり心霊系よりキチガイ系の方がいいよね
これってヤバいか判断してくれ
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コメント
1 不思議な
学校の理科室に人骨の粉末、、、アホくさ、、、
2 不思議な
寺生まれで霊感のあるDくんか
Tさんと違って頼りにならないのな
3 不思議な
怖い話集め頑張れ!
4 不思議な
初っ端のボリ云々が清々しいくらいにオカルト話のテンプレ羅列で笑った。ここまでテンプレ通りだと逆に気持ちいいと思ってしまった。
5 不思議な
アンコールワットは自然と一体化してない
タ・プロームかアンコールトムあたりの映像をそれと勘違いしてるのかな
にしてもありがちな…
6 不思議な
無駄に寺生まれのDさん
7 不思議な
※4
全く同じ感想の人がいて安心した。
8 不思議な
火曜朝の楽しみ
9 不思議な
初っ端のテンプレ感がやばいからそれ以降読めない。狙ってんのか?
10 不思議な
最後のこえーわ
11 不思議な
最初のやつあまりにもテンプレ展開だったもんでこりゃいつ事情通爺さん来るかと思って読んでたら「あれを開けたのか!ばかたれ!」 で思わずふき出しちゃったよw
12 不思議な
創作でも良いから楽しんで読むスタンスだったが、あまりにもテンプレ&作中内矛盾が多すぎて読む気失せた。人に読ませるなら考えて書けや。低脳っぷりに腹立つ
13 不思議な
管理人様へ
もっと読みごたえがあってちゃんと怖い話だけまとめて下さい
これではまとめサイトを見に来る意味がありません
14 不思議な
また嘘松言うキッズがどうのこうの言う年寄りが湧いてくるぞ。
15 不思議な
夕紅とか言うペンネームだかハンドルネームだかの人
いやーキツいっす
16 不思議な
※4
都合よく霊感のある人が出てきたり、村の爺さんに怒鳴らたりな笑
何十年も生きてきて霊感のある人に出会ったことない俺は少数派なのか知りたい。
17 不思議な
最後の人形のやつ意味わかんなくて不気味だわ
18 不思議な
「うわぁぁぁっっ!!」
絹を裂く様な悲鳴と共に、私の目の前を歩いていた筈の俊輔先生が消えたのです。
「絹を裂く様な」は女性の甲高いキャアーという叫び声に使う表現だ。他のコメにもあったけど、夕紅って奴は勉強不足の小説家気取りって感じがして痛い。
19 不思議な
ポリの安心感よ
20 不思議な
絹を裂いたら「うわぁぁぁっっ!」って言ったらそれはそれで怖いな。
21 不思議な
蛇が遺体を食い荒らすってのもありえないな。
22 不思議な
続き・詳細・画像をみる
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