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死ぬ程洒落にならない怖い話集めてみない?『大震災の夜』『陰陽師』
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事故る!
つい最近の出来事。
久しぶりに大学時代の友人と遊んだ帰りに、車で五日市街道を通っていた(夜中2時くらい)。
途中、車のフロントガラスがくもりだす。「エアコンいれてるのにな。。」
と思いながら、タオルでくもりをとるけれども、ほんの数分も経たないうちに、またフロントガラスがくもりだす。
しかも、一瞬で真白になるくらいに。「事故る!」と思って、あわてて車をとめた時点では、フロンド、サイド、
バック、全てのガラスが真白にくもっていた。
仕方なく、タオルで拭いていたところ、そとで物音がする。
かつ、2、3人の人影もみえた。外に出たら、誰もいない。
怖くなったので、窓を全開にして急いで帰途についた。
家の駐車場にいれた後、車から出て、ふと車体を見回したたら、絶句した。。
車の屋根に無数のお札が張られてた。。失神寸前のおれは急いで、お札をすてた布団にもぐった。
車、買ったばかりだけど、多分捨てます。。。。最悪。。
※怖いけど切ない話はこちら
怖いけどちょっと切ない話下さい『引っ越した幽霊』『あと3回のケーキ』
http://world-fusigi.net/archives/8959125.html
244: nanasi 2001/03/11(日) 15:52
いらっしゃいませ
大学生のAは人をからかうのが好きで、例えばレストランに仲間4人で入り、
店員が「4名様ですね?」と言うとAは「良く見ろよ、5人だろ?!」
と言って脅かすのだ。
けっこうしつこくやるので、Aには本当に何か見えるんじゃないかと
思うけれど、Aは人の反応を見て「うそだよー」とゲラゲラ笑う。
まわりの友達もなんども注意するけど一向にやめないのだ。
いつも仲間とつるんで飯を食べていたAは、たまには一人で食べようと、
近くのファミレスに入った。Aは窓際の席に座った。
ウエイトレスが来て水の入ったコップをAの前に置いた。
そしてAの向い側にも置いた。誰もいないのに。
Aは「あれ?」と思った。
「もしかしたらここに先に誰か座ってたのかも。
それかウエイトレスが単に間違えたんだ。
誰か来たらそのときどけばいいさ。」
ウエイトレスがオーダーを取りに来た。Aはナポリタンを注文した。
店には他の客はいなくなってしまったので、Aはやっぱり水はウエイトレスの
間違いだと思った。
しばらくしてナポリタンがAの前に置かれた。そしてAの向い側にも‥。
Aは激怒してウエイトレスに言った。
「なんでオレ一人しかいないのに、2つも出すんだ!?」
ウエイトレスはびっくりして
「あれ?さっきは二人いたのに。」
レジにいた店員もAと入って来たのは二人だったと言う。
Aは非常に憤慨して店を出てしまった。
245: nanasi 2001/03/11(日) 16:32
Aは怒りつつも自分がいつもやっているいたづらをやり返された
ようで、もうこんなたちの悪いことは止めようと心に決めた。
しかし、それが始まりだった。Aが店に入ると今度は店員の方が
必ず一人多く間違えるのだ。それは、始めての店でも、旅行先の店でも、
誰と行っても。満員電車の中にもかかわらず、Aの前だけ一人分空くようにもなった。
「もう一人の誰かがオレについてくる‥」
Aは外にでられなくなった。ノイローゼ気味になり、体重も減り、
別人のようになってしまった。
数カ月もAはその生活を続けていた。外にでられない、という事ではなく、
「もうひとりの誰か」と接しないという生活である。
Aはこんなに時間がたったんだから、もう「誰か」はどこかへ行ったかもしれないと思い、
久しぶりに外を歩いてみた。久しぶりの外は気持ちよかった。
Aはそのままレストランに入った。レストランの中はわりと人もいて、
明るい感じだった。Aは普通の席はまだ少し抵抗があるので誰もいないカウンターに座った。
自分がなんでこんなことで悩んでいたんだろうと思わせるくらいすがすがしい気持ちだった。
「いらっしゃいませ」
店員がカウンターのAの前に水を置いた。
そしてAの横にも、その横にも、その横もその横もその横も水を置いたのだった‥‥!
おわり
248: あなたのうしろに
あのね、レストランで水が1人分余計に出てくるヤツなんだけどね、
あれってさぁ、実は1人分余計に見えてるウエイトレスさんの方が
スゴイと思わないかい?
295: 田舎もん 2001/03/20(火) 04:04
にこにこお地蔵さん
ごめん、あんま恐く無いかもだけどガキの頃の経験で不思議に思ったから書いておきたい
うちの実家は随分イナカなんだけど、
俺がまだガキの頃「おせったい」?
とかって弘法大師?を奉るイベントがあって
お地蔵さんを飾って、来た子供とかにお菓子あげんの
棒ジュースだとかぽっこん菓子?とか駄菓子だけど
(米ふくらませたような甘いヤツ
それが地区で当番制になっててその年はうちの家が当番だからお地蔵さんを預かった
そんでもって、俺も家族もみんな結構いい加減だから
汚い作業台(木の加工とかするような薄汚い机だったんだけど)に適当に放置してた
296: 田舎もん 2001/03/20(火) 04:05
で、そのお地蔵さんってのが、えらい険しい顔してて、
家族みんな「なんか険しい顔の彫りのお地蔵さんだねぇ」
とか言っててさらに放置(汗
で、イベント当日、祭壇?みたいの作ってそれなりに
綺麗に飾ったんだけど、そん時改めて見たら
冗談抜きでマジにこにこ顔なのよ!
俺も家族もあんまり信心深い方じゃ無いから、
「ありゃぁ彫った人が大したもんだわ」
「なんか光の加減とかでそう見えるんやろうねぇ」
ってな話で片づいてたし、当時の俺もドラえもん大好きな
似非科学少年だったから「きっと赤い布の影響で光の
スペクトルがなんちゃらかんちゃら」とか
(祭壇の飾り付けに赤い布を使ってた)
ワケワカンナイ理屈つけて適当に納得してたんだけど
なんだかんだ言っても結構不思議に思った
結局アレは何だったんだろうなぁ
とにかく「怒った顔に見えた」>「笑った顔に見えた」
って事だけは実体験だから確かってだけなんだけど・・・
オチなくてスマソ(T_T(しかも板汚し
314: これマジなんです…。 2001/03/22(木) 15:47
窓の外の女の子
私は職業柄、深夜遅くまで自宅で作業している事が多い。
そんなある日の深夜、ふと窓に何かがぶつかる音がした。
夏だったら私の自宅は田舎なので、カナブンか何かだろうと思うが、
その時の季節は冬だ。不審に思った私は部屋の換気もかねて、
窓を開けて外を見てみる事にした。
家は一軒屋なのだが、その門の前に女の子が背を向けて立っている。
年端は小学生高学年といったところだろうか。夜中といっても、
とっくに1時は回っているし、歩ける距離にコンビニも自販機さえない。
その時、俯き加減だった女の子が突然こちらを振り向いた。目が合った。
流石に気味が悪くなった私は愛想笑いをして、窓を閉め、寝る事にした。
少し恐怖はあったものの、心霊の類に遭遇した事の無い私は
そのまま眠りにつき、そして何事もなく朝を迎える。
昨日の子は何だったんだろう…親とケンカでもしたのかと思いつつ、
カーテンを開け、再び門の前を覗いてみる。
すると窓には無数の子供の手形がつけられていた。それらは全て内側からだった。
窓にうつりこんだ部屋の中には、その女の子が立っていた。
338: あなたのうしろに
足音
これは学校にまつわるっていうか俺の体験談なんだけど。
うちの学校(とはいっても十数年くらい前の卒業生なんだが)は
半寮制の学校で学校から遠い人は学校の近くの寮に入るっていうシステムだった。
ちなみに中高一貫教育で 大体中1?中2、中3?高1、高2?高3で別の寮って
いう感じに3つの寮があった。
んで俺が高1の時、つまり2番目の寮に移った時の話なんだけど。
その寮は地下1階地上3階の造りで(正確に言うと傾斜地に立てられているので
見方によっては4階建て)各階がL字型をしていた。問題の話は3階の部屋に
部屋替えで移ってきた時に起こった事なんだ。
ちなみに各階にトイレは2ヶ所づつあるんだけど、なぜか3階のトイレだけは
1ヶ所にしかなかった。他の階のトイレがある位置はなぜか「あかずの間」に
なっていた。俺は丁度その「あかずのトイレ」の隣の部屋に移ってきたんだ。
丁度学校は2学期を迎えるくらいの時だったから9月の上旬くらい。まだ夏の
蒸し蒸しした感じが強い頃だった。
俺が移ってきたその部屋は、入ったときからいやーな感じがしていたが、
その寮自体が老朽化していた事もあり、ぼろいからこそ嫌な感じがするんだろう
なーくらいにしか感じてなかった。ちなみに部屋の構成は2段ベッドが2つ
高1が二人で中3が二人といった感じで俺は2段ベッドの上の方にいた。
大体高1がベッドの優先所有権を持っていて大体の奴は下を選択していたが、
その寮は極めてぼろく、部屋の中にムカデやゴキブリがたくさん出るような
状況だったから、その手のモノが大嫌いな俺は、迷わず上のベッドを選択していた。
339: あなたのうしろに
そんなある日の夜、俺はなかなか寝付けずに、寝苦しい夜を過ごしていた。
周りからは周囲3人の寝息くらいしか聞こえない。なんかやだなーといった
漠然とした不安があった為、どうにかして寝ようと悪戦苦闘していた。
そんな時、不意に俺の体が動けなくなった。いわゆる金縛りの状態だ。
よく金縛りにあう状況の時はラップ音を聞くとかいうが、そんときはそんなもんは
聞こえず、いきなり固まった。
しばらくその状態でもがいていると隣の「あかずのトイレ」が開く音がした。
「ギイィィィィ。。。。。」
「うわっ やばいっ!!」
俺は必死で目を閉じた。(金縛りだったがどうにか目を閉じる事は出来たので)
すると「あかずのトイレ」からは
ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ
と何者かが出てくる気配がする。そして「あかずのトイレ」の前の部屋に止まる。
(この時そのモノがどこにいるのか、何故か明確に把握出来ていた)
「俺の処に来るなーーー!!」
そう念じてみるものの、そのモノは俺達の部屋の前まで移動を開始した。
ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ
「うわぁぁーーー」心のなかではまさに半狂乱。
しかしそのモノは、俺の心が通じたのかどうか、また移動を開始した。
ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ
ホッとはしたもののまだ金縛りは解けない。でも自分の部屋を通り過ぎた安堵感で
正直嬉し泣きしそうだった。
340: あなたのうしろに
そのモノは各部屋の前で一旦停止し、また動くという事を繰り返し、結果として
3階全部の部屋をまわった(見てないので はずだ。)
L字の先のところまで辿り着いたはずだ。
相変わらず俺の金縛りは解けない。そしてそのモノはまたこちらのほうに向かって
歩き出した。
ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ
今度は各部屋の前で止まらずまっすぐ開かずのトイレに向かっている様子だ。
「はやく自分の居場所に戻ってくれーーーー」
俺はずーーーっとそう念じていた。
ところが、、、
そのモノは俺の部屋の前で止まった。
その上俺の部屋に入って来た!!
ヒタッ ヒタッ ヒタッ ヒタッ
「うわぁぁぁぁ!!!!!!」(号泣)
もう半狂乱どころの騒ぎではない、大泣きである。不思議と涙は出なかったが(笑)
そして俺のベッドの前に来てしまった(涙)
もう、そいつが人間のようなものであるという事が、鋭敏に伝わってきていた。
なにしろ、前述の通り俺は2段ベッドの上の方。
そいつの顔が俺の真横にあるのを感じるのだから・・・
そいつの鼻息のようなものまで、リアルに感じる。
その時そいつはこう言った。
「オレノベッド・・・・」
俺はその言葉を聞いた瞬間に、遠のく意識を感じた。
ようするに気絶してしまったのだ。ちなみに気絶したのは先にも後にもこれが初めて。
2度としたくない。
341: あなたのうしろに
?後日談
その日の事を「どうせ信じて貰えないだろう」と舎監に話したところ、
「そうか、お前も会ったのか・・・」と一言。
それを話したその日に、俺の嘆願通り部屋替えをしてくれた。
舎監が言うには、大体2年か3年に1度くらいは
そういう事を言ってくる輩がいるとの事。
さらにこれは卒業後に聞いた事だが、昔心臓に病をもった俺の先輩にあたる人がいて
その人はその病を苦に現在「あかずのトイレ」になっているそのトイレで自殺を図った
らしい。そしてその自殺をした時に使っていた部屋は俺の部屋で、
当然寝ていたベッドは俺の寝ていたその場所だったらしい。
以上、いままで経験した一番怖かった霊体験のお話でした。
342: あなたのうしろに
こっ こわいじゃん
343: あなたのうしろに
久々の良作だなー
345: あなたのうしろに
背筋が凍っtった
358: あなたのうしろに
>>338?341
こえーじゃんよー 寮住めない。
354: あなたのうしろに
お婆ちゃん子
さとし君は小学三年生、大のお婆ちゃん子だった。
学校から帰ると、さとし君はいつも二階のお部屋からお婆ちゃんによばれる。
たばこのおつかいをたのまれるのだ。
五百円玉をわたされて二百五十円のたばこを買ってくると、残りのお金はさとし君
へのおだちんだ。
やさしかったお婆ちゃん、大好きだったお婆ちゃん。
そんなお婆ちゃんが心ぞうの病気で、急に死んでしまった。
お婆ちゃんのお葬式が終わって、親せきのおじさんおばさんたちが帰ると、
家の中は急に静かになった。
さとし君は二階のお婆ちゃんの部屋に行ってみた。
夕日がさしこむ部屋の中には、お婆ちゃんが使っていたタンスや座布団がそのまま
残っている。
「おばあちゃん」さとし君は小さくつぶやくとタンスの一番下の引き出しをそっと
あけてみた。
引き出しの中にお婆ちゃんが横になって、にこにこしながらさとし君を見つめていた。
357: あなたのうしろに
354 なんかジワジワ怖いじゃん
363: ぼっき丸 2001/03/27(火) 10:34
大震災の夜
残念ながら作り話じゃないです。オレが経験した実話です。
6年前の阪神大震災のとき、ホストスナックで働いてた俺は、そのとき一緒に閉店作業をしてたカズってやつと二人で潰れたビルに閉じ込められた。
閉じ込められたというより二人とも気を失ってて、ふと気が付いたときには、カウンターにもたれかかるように倒れたボトルラックの下の隙間に二人並んで寝てた。例えるなら形のいびつな二人用の棺おけみたいなもんかな。
俺はカズの「おい!起きろ!大丈夫か!?」の声で起きたんだけど、二人ともどうすることもできんので
「爆弾おちたんかなぁ」とか「みんな死んだんかな・・・」とか異常に落ち着いて話してました。
真っ暗で寒かったけど、全然怖くはなかった。アタマの中では「俺らが生き残った最後の人類」みたいに思ってたからかな。
何分か何時間か、ず?っと二人で話してると、ふいに頭の上でかすかに「誰かおるかー!」って声が聞こえてきた。(助かる!!)急に元気になってここに閉じ込められてることを知らせようと大声で叫ぶんやけど、どうやら気づいてくれない様子。
つづく
365: ぼっき丸 2001/03/27(火) 11:05
結局気づいてくれないままどっか行ってしまったんで、どうしようかと考えてると
横のカズが怪我をした足がひどく痛むと言い出した。
最初は俺も「大丈夫か」とか言ってたんやけど、よっぽど痛いらしく「イタイイタイイタイ!」とか叫び始めた。
俺は時間の感覚はなくなってるけど、少なくとも怪我してから数時間経つのになんで急に痛がるんやろうとか思いながら、「大丈夫大丈夫」とか言って励ましてた。
イタイイタイの叫び声がそのうちに「ギャア」とか「ウオォォ」とかになってきて
冷静だった俺もイライラして「こんな狭いとこでうるさいねん!お前は!もうすぐ助かるからだまっとけや!」と怒鳴ると「んなもん痛いもんは痛いねん!お前にこの痛さがわかんのか!」
とかいいながら、全然叫ぶことを止めない。よっぽど痛いんだろうなとか思いながらも俺のイライラも限界に達して「やかましいわ!」と言いながら、そいつの口を手でふさごうとして(カズは俺の胸の横ぐらいに顔があった)口に手を当てた。
でも動いていない・・・唇が動いていない。
声は聞こえる。全てを悟った俺はそのあと救助されるまでずっと泣きながら「大丈夫、大丈夫」と言い続けました。
3日後カズの実家の滋賀県より両親が遺体を引き取りに来たときに、さすがにその話はできなかった。
つづく 後日談へ
371: ぼっき丸 2001/03/27(火) 11:52
後日談
カズの両親から聞いたんやけど、カズは首の骨を折っていたそうです。(恐らくボトルラックがあたったのかも)
あと左足が電子レンジの下敷きになって骨が飛び出ていたそうです。両親曰く
「警察が言うには首折って即死やったから、苦しい想いはしてないみたい。それが救いやわ・・・」
何も言えませんでした・・・地震直後に即死してたというのを聞いてから
実は全く非科学的なことは信じない俺は、カズと話してたのもカズが叫んでたのも
俺の精神的な疲労による幻聴だろうと思っていました。
でも俺を助けてくれた人たち(警官一人、ビルの管理人、通りすがりの兄ちゃん二人)
によると、この下に人がいるって気づいたのは、カズの叫び声が聞こえたのだそうです。
もう一つあとから思い出して気になったのが、叫び始める前にカズと話してた内容。
やたらと昔話をしてました。そんときは「こいつこんなときになにをゆうとんねん・・・」
とか思ってましたが・・・
おしまい
366: ぼっき丸 2001/03/27(火) 11:08
大震災の夜(後日談)
カズの両親が遺体を引き取りに来た晩のこと。
その夜はかなり余震が激しく、半壊になった家にいるのは危険だという
ことで家族4人で車の中で一晩過ごしたんだけど、そのときに夢をみたのよ。
間違いなく夢なんやけど、あまりにも生々しくてね。
働いてた店のカウンターでカズと二人で飲んでる夢だけどそのときの会話
は多分死ぬまで忘れないので、以下再現します。
俺 「あ?お前ホンマに死んだんか?」
カズ 「そうやねん、まぁしゃーないわ。色々ありがとな」
俺 「なんやねん、それ。んなこと言うなやぁ(泣)」
カズ 「もう、しゃーないねんて。死んだんやから・・・」
俺 「そーか・・・」
カズ 「・・・そやけどめっちゃ待たせるな、腹立ってきたわ、俺」
俺 「なにが?」
カズ 「ちゃうねん、今回めちゃめちゃようけ死んだやろ? そやから受付
がごっつい混んでんねん」
俺 「なんやそれ?死んだ人の受付とかあんのか?」
カズ 「うん、整理券もらった」
俺 「嘘つけ!お前アホか!!(笑)」
カズ 「いや、ほんまやて!だから時間空いて今お前と飲んでるんやんけ」
俺 「ふーん、なんかややこしいなぁ」
カズ 「あぁ、そうやお前ユミちゃんておぼえてるか?去年の夏よう飲みに
来てた娘」
俺 「あ?覚えてるよ、住吉に住んでる娘やろ?」
カズ 「そうそう、あの子もあかんかったみたいやで、受付け並んでるとき
会ったわ」
俺 「マジで!?・・・かわいそうになぁ」
カズ 「待ち時間にお前に会いに行くって言うたら、一緒に来たがってた
けど、なんか妹に会いに行かなあかんって言うとったわ」
俺 「ふ?ん残念やなぁ・・・まぁよろしく言うといて」
みたいな会話をしてたのですが、起きてからもあまりにナマナマしさが
残ってたので(特に酒の味)気になって死亡者名簿を近所のボランティア
の人にもらって調べると、しっかりユミちゃんの名前も載ってました。
悲しかったけど、死んであともああやって元気(?)でいるカズに会えて
少し気が楽になりました。
1周忌のときに墓参りに行った晩も夢に出てきてそんときは
「お前、線香とか、花とかいらんっちゅうねん!(笑)」と言っていました。
それからは出てきませんが、天国でも楽しくやってるんやと思います。
おわり
374: あなたのうしろに
363の話良い話だなー 助けてくれたんだね。
また良質スレに戻って良かったよ。
367: お仕事中 2001/03/27(火) 11:17
あかずのトイレ
北海道Y市の高校に通ってた頃の話です
私は親元を離れ、N寮に入っていました
入って直ぐ、先輩に「ここは出るよ」と話を聞き以下の説明をされました。
ちなみに、その寮は建物は古く、小さな病院みたいな作りでした。
(トイレなど水周りはタイル張り、床と壁はコンクリートっぽい物に緑の色塗り)
この寮が、まだ近くの会社の寮に使われていた頃、新入社員の人がいじめを苦に二階のトイレで
自殺したらしい、その時の恨みつらみを壁一面に書いてあり、その文字はまだ消してなくトイレ
閉鎖されたままだと言うのです。
確かに、二階の一番奥にトイレがあり入り口は南京錠で閉ざされていました。
続く
369: お仕事中 2001/03/27(火) 11:37
私自身、幽霊を信じていなかったし先輩の手前「物置に使ってるから、鍵を付けてるだけなんじゃないですか」と説明し、ドアをがたがたと揺らしました。
4月のその時にしてはとても寒かったのですが、北海道だし、建物の作り上こうなのだろうと納得しましたが・・・
しばらく何事も無く過ごしていました。
8月に入り寮の管理人が急に変りました。新しい管理人は年配のおじさんでした。
引継ぎも落ち着き、管理人が二階の物置を掃除すると言い出しました。
もちろん、そこはあのトイレなので先輩や同級生もみんな嫌がり手伝いませんでしたが
私は信じてないので、立候補しました。
その時が来て、鍵を開けてドアを横にスライドすると長い間、開けていなかったのか
開けた瞬間に、「ぶわん」と中から風が出ていき、その後中に空気が流れ込んだような感覚に教われました。
続く
370: お仕事中 2001/03/27(火) 11:49
中は薄暗く、光があたらないのか8月にしては、ひんやりとして気持ちが良かったです。
3個の個室と、4個の小便器、その間という間に荷物がおいてありました。
それを廊下に運び出しているうちに、すっかり怖い話の事など忘れていましたし
気づけば怖がってた人たちも手伝っていました。もちろん壁にも、落書きなどありませんでした。
荷出しも終わりに近づき、最後の個室に取り掛かっていた時
私は「おわぁ」という声を出してしまいました
個室の壁に文字が見えたのです。荷物を全部出して確認すると
「OOのせいで死ななきゃならない」「OOを呪ってやる」「先に行ってるからな」
等、たくさんの恨みつらみが書いてあり、本人の名前と年月日が書いてあったのです。
S A 昭和56年9月21日 OOを怨んで
さすがに飛び上がってしまいましたが、一週間もすると怖さも薄れ、面白おかしく人に話していました。
続く
372: お仕事中 2001/03/27(火) 12:08
すっかり出来事も忘れた頃、(私は二階の部屋を友人と二人で使っていました)
夕方?6時ごろ一階の部屋から
「やっべ?」というなんだか泣きそうな声が聞こえました
なんだろうと思い窓を開けようとそっち側に近づくと、窓の外から誰か覗いていたのです。
(北海道は二重サッシで、一枚あけていました)
脅かす風でもなく、睨んでる風でもなく、ただ見ていました。
びっくりして、固まっている友人を引きずって外に出ました。
一階の人に聞くと、「窓の外に気配を感じ外を見ると、二階を覗いている人がいる
でも、よく考えると胴だけが長い」そこで思考能力は限界になり
「やっべ?」と言う悲痛な叫びが出たようです。
あまり怖くないですね、ゴメソ
自殺した人と幽霊の関係も不明だし(顔知らないから)・・・
378: あなたのうしろに
牛の首
敷地内の渓泉会館は、よくクラブ活動の合宿にも利用されているが、非常に気味の悪い絵画が飾ってある。巨大な牛と、その傍らに横たわる妙に蒼白い子供。絵の意味は不明だが、どうやら「牛の首」という非常に恐い話に関係があるらしい。
「牛の首」とは、今から25年ほど前に当高校の数学教師だけが全てを知っていた怪談。当時先生は生徒を数名ワゴン車に乗せて、移動中に恐い話をしていた時の事である。さんざん恐い話を聞かせたあげく、最後にとっておきの「牛の首」という話をはじめた。しばらく静かに聞いていた生徒達も次第に恐怖が限界に達し、「先生!もうやめて!!」と耳を塞ぎながら各々が叫びはじめたが、先生は面白がって生徒の訴えを無視し夢中になって話続けた。そして、ふと車内が静かになっているのに気付き、後ろを振り返ると生徒全員が口からアワを噴いて失神していたのだ。あまりの恐怖に気を失ったらしい。それ以来この先生は二度と、この「牛の首」の話を口にださなくなった。
私が在学中の頃、この先生に「ねぇ、牛の首って話ご存じですか…」と話かけると、急に先生の顔色が変わり「一体どこから聞いた?!そんな話は知らん!!」それっきりこの「牛の首」は謎のまま。渓泉会館の絵もどうやら関係あるらしいのだが深くまでは解らない。また、今でも、クラブの合宿中に絵の飾ってある部屋で泊まると不思議な出来事が起きている。
381: あなたのうしろに
>>378
牛の首は有名ですね。
小松左京の「くだんのはは」のモチーフにもなったのでは?
といわれてる。内容は知っていますが確かに誰にもいえません。
380: あなたのうしろに
田中河内介の最期
大正時代の始め頃、東京の京橋に「画博堂」という書画屋があって、そこの3階には同好の志が集まって持ち寄った怪談話をかわるがわる話し合うということがよく行われていた。
ある日、その画博堂に見なれない男がやってきて、自分にも話をさせてくれと言う。どんな話かと聞くと、田中河内介の話だという。田中河内介は明治維新時の知られざる尊皇志士のひとりである。その男は、「田中河内介が寺田屋事件のあとどうなってしまったかということは話せばよくないことがその身にふりかかって来ると言われていて、誰もその話をしない。知っている人はその名前さえ口外しない程だ。そんなわけで、本当のことを知っている人が、だんだん少なくなってしまって、自分がとうとうそれを知っている最後の人になってしまったから話しておきたいのだ」と言う。
始めは、よした方がいいなどと、懸念してとめる者もいたが、大半の人々が面白がってうながすので、その男が話を始めた。前置きを言って、いよいよ本題にはいるかと思うと、話はいつの間にかまた元へもどってしまった。河内介の末路を知っている者は、自分一人になってしまったし、それにこの文明開化の世の中に、話せば悪いことがあるなどということがあるはずもない。だから今日は思い切って話すから、是非聞いてもらいたい。というところまで来ると、またいつのまにか始めに返ってしまって、田中河内介の末路を知っている者は、と話し出す。なかなか本題にはいらない。その間に、一座の人が一人立ち、二人立ちしはじめた。別に飽きたから抜けていくというわけではなくて、用で立ったり、呼ばれたりして立ったのだそうだが、私の父も自宅から電話がかかってきて下に呼ばれた。
下におりたついでに帳場で煙草をつけていると、又あとから一人おりて来て、まだ「文明開花」をやってますぜ、どうかしてるんじゃないかと笑っていると、あわただしく人がおりてきた。偶然誰もまわりにいなくなったその部屋で、前の小机にうつぶせになったまま、彼が死んでしまったというのだ。とうとう、河内介の最期はその人は話さずじまいであった、というのである。
381: あなたのうしろに
>>380
うおお?面白い
品のある怪談だなあ。文章も。
382: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:30
陰陽師
怖くないかもしれませんが、取り合えず私が若かりし頃のお話を・・・
私がまだ師匠の元で修行をしていた頃の話です。
ある日、師匠の家から私の自宅へ帰る途中街を歩いていると中年の男性が私の前を歩いていました。
霊力を持つ私にはその男性の背中に黒いモノが憑いているのが一目でわかったのですね。
そして、それが関わり合いにはなりたくはないタイプのモノともわかりました。
しかし、この道で食べていこうと志していた私はその人を見捨てるわけにはいかなかったのです。
そして、私は意を決してその男性に声をかけることにしました。
383: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:34
「もしもし、なにか悩んではいませんか?」
「なんだよ、あんた、宗教の勧誘かよ?」
「違いますよ」(ここで少しムカツキました)
そして、男性に憑いているモノをよくよく観察してみますと黒いモヤが彼の背中を覆っていて、そのモヤの中に本体がいるなと感じ取りました。
「私は これこれこういったものです あなたの背中に達の悪いものが憑いているのでお払いしたいのですが?」
「冗談じゃないよ! 急になに言うんだよ!あんた。」街中で男性は大きな声で叫びました。
「すいません、じゃあそこの喫茶店ででもー・・・」 「ふざけないでくれよ!セールスか?なんなんだよ!」
男性は急ぎ足で私から遠ざかって行きました。 師匠の教えの中に、「発つ者は追わず」というモノがありましたが私はおせっかいなのかその人を追っていきました。
384: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:36
男性は「いい加減にしろ!」と言いますが、私は放ってはおけません。 その黒いモヤはかなりの毒気を含んでおりましたから「あなたはこのままでは取り殺されるかもしれない! その背中のモノはそれだけ危険すぎる!」私は珍しく叫びました。
「・・・背中? あんた、なんでわかるんだよ? なぁ、あんたか?あんたが俺をこんなにしたのか?おい、答えろよ? おい!」 男性は血相を変えて私に掴みかかりました。私は「落ちつきなさい、まずはいつからそうなったのか、それを教えてください。」と男性をなだめました。
男性は、いつからなったのかはわからないと言いました。
なにもしないのにあんなに危険な毒気が憑くはずはないと思いつつ私ではどうすることもできないので彼を師匠の家へと連れていったのです。
385: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:37
師匠の家に付き、師匠に事情を言うと、師匠は早、彼を見ようと言ってくださいました。
そして、師匠が私に嫌がる男性の服を脱がせ そして、その男性の背中には見るも無残にも、皮が爛れていました。 師匠が「よくもまぁこんなになるまで放っといたもんだ・・・風呂に入ると染みるだろう?」
男性ははにかみながら「ええ、まぁ.先生治りますか?」 「私は医者ではないんだが・・・。」師匠は苦い顔をし、続けました。
「まぁ、払ってあげましょう。」師匠はその男性の後ろに立つと呪文を唱え始めました。そして、私に卵と酢を持ってくるように指示しました。そして、私がそれらの品物を取って戻ってきた時に見たモノは・・・。
周りに黒いモヤの毒気を撒き散らしながら男性の背中から体をだし、苦しそうに体をくねらせている赤紫色の巨大なムカデでした。
師匠は私から卵と酢を受け取ると、呪文を唱えながら、ムカデに卵をぶつけ、その後で酢をふりかけました。 「ギュキキィィィィィイィィィィ」 奇妙な声をあげ、巨大なムカデは男性の体から分離し、その後で師匠がまた呪文を唱えるとムカデは燃えて消え去りました。(その中年男性には見えなかったでしょうが。)
386: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:38
そして私は男性に服を着せました。 男性は「体が軽くなりました。ありがとうございます。」と師匠と私に頭を下げました。 そして代金を聞いてきた男性に師匠は言いました「お代はいりません。 その代わり、それをどこで拾ったか教えなさい。」
男性は普段通り生活をしているといつの間にかああなっていたとしか言いません。
師匠は「では普段の生活を言ってみなさい。」と尋ねました。
男性がボソッと答えた事は 彼は3週間に一度、女性を買うそうです。
そして師匠はムカデの正体を語り出しました。
ムカデは『病魔』だったそうです。
師匠と男性の話を照らし合わせると、女性を買った時に性病を染され、病院に行く。
それを繰り返しているうちに病魔に魅入られたそうです
387: 某陰陽師 2001/03/27(火) 23:39
こんなことを言うと男性に失礼かもしれませんが、あの病魔は健康な体であればまず憑かないタイプのものだったのです。 そして憑かれたとしても自然の産物を食べていれば下ろせたのですが、男性はインスタントしか食べていなかった。 そうした事が病魔を突け上がらせ、男性の生気を吸いつづけ私が「関わり合いにはなりたくない」と思うほど毒気を吐き出すレベルにまで成長してしまったのですね。
みなさんも健全な生活を送りましょう。 まぁ、怖くなかったかも知れませね。 そこのところはご勘弁を(^^;
390: あなたのうしろに
>某陰陽師
そんなことないよ、おもしろかった!
違う話もキボーン
394: あなたのうしろに
>某陰陽師
オモシロカタ
391: あなたのうしろに
あのとき助けていれば
「月はどっちに出ている」のヤンソギルが書いていた話が怖かった。
彼はもともとタクシードライバーだったんだけど、そこで聞いた話。同僚が武蔵野
のほうを運転中、墓場の近くを走った。いやだなあ、と思ったら髪の毛を振り乱した
女性が車に向かって鬼のような形相で走ってきた。
「うわっ幽霊だ!」と思い本能的に加。その場を立ち去った。
次の日、なにげなく新聞を見ると、若い女が墓場の近くで襲われ、殺されていたことが
判明。それを見て同僚は愕然としたという。「あのとき助けていれば…」
392: マジレスさん 2001/03/29(木) 01:13
>391
似たような感じで、
少女誘拐の宮崎被告の話しもたくさんあるね。
山付近の道路で小さな少女と大人が手をつないで歩いてたってやつ。
トンネルで血だらけの少女が助けを求めに走ってきたが、
恐くって逃げた・後ろに大人がいた、ってやつ。
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コメント
1 不思議な
創作だか実話だかは置いといて、皆話がうまい。
どれも面白怖い。
文章力を俺にくれー。
2 不思議な
※1
ラノベみたいだよね
3 不思議な
阪神大震災の話は有名だよね。何度も他のところでコピペ見かけた。
泣かせる話だった。
死んだ後、死役所みたいなのが本当にあるのかなぁ。
4 不思議な
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