コナン「なあ服部。妙だと思わねーか?」服部「ああ。あのオッサンのケツ……」back

コナン「なあ服部。妙だと思わねーか?」服部「ああ。あのオッサンのケツ……」


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1:
服部「揉んでくれと言わんばかりのハリ……おまけになんや、あのタイトなパンツ。ありゃどう見ても誘っとる」
コナン「ケツだけじゃねえ。厚い胸板に逞しい肢体。力強く抱きしめてくれるだろうってことは容易に想像できる」
服部「なのになんで、あのオッサンは俺らの申し出を断ったんや?」
―――
コナン「ねえねえ、オジサン」
男「ん? なんだい、坊や」
コナン「ちょっとお願いがあるんだけど……」
服部「今から3人でホテル行って、休憩せえへんか? まあ部屋ん中でヤるんは運動会みたいなもんやけど」
コナン「ねえ、いいでしょ? ボク、3人でも受け入れてくれるホテル知ってるんだ」
男「い、いや……急いでいるんだ。他を当たってくれ」
―――
コナン「あの人、ひょっとして何かを隠してるのか……?」
服部「疚しいことでもない限り、3P誘われて断るはずないで」
コナン「尾けてみっか」
服部「やな」
               
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・千歌「どうすれば梨子ちゃんのオシッコを顔にかけてもらえると思う?」
・悟空「はああああああああ……! ダメだ、もっと力を振り絞らねえと!」
・悟空「クリリンの頭ってドラゴンボールの代わりになるんじゃねえか!?」
          
3:
〜ラブホテル前〜
服部「あのオッサン、ホテルに入っていきおった……! 俺らの誘いを断ったんは、先約がおったからか……!」
服部「クソッ、誰やねん! オッサン相手にセックスへ持ち込んだ幸せモンは……! 代わってほしいわ、ホンマに……」
コナン「本当にそうなのか……?」
服部「なんや工藤。気になることでもあるんか」
コナン「あの人、ひとりでラブホに入っていったけど、相手はどうしたんだ?」
服部「中で待っとるんやないか? オッサンがドアを開けたら、相手が裸でお出迎えや。その逆もありえるな」
コナン「いや、どっちにしろ無理だ。ラブホは大抵オートロックだからな」
服部「そうか……! 入室したら最後、精算機で会計を済ません限りドアは開かんっちゅーことは……!」
コナン「ああ。ふたり同時に入室することが前提のラブホで待ち合わせなんて、考えにくいだろ?」
服部「いや待て、待ち合わせ場所がフロントって可能性も――」
コナン「オメー、そんな人見たことあんのか?」
服部「……無いな。他人に会うのを極力避けんのが普通や……そないなとこで突っ立ってるなんて有り得ん」
コナン「だったら、なんであの人はひとりでラブホに……? 従業員なら裏口から入るはずだ」
服部「おひとり様だとしたら、わざわざラブホに入らんだろうしな。ますます怪しなってきたで、工藤」
コナン「ああ、行ってみよう」
               
          
5:
コナン「あの人は……クソ、やっぱもういねえな」
服部「部屋へ行ったんやろ」
コナン「パネルを見てみよう」
服部「全部で12室か……おーお、ぎょうさん埋まっとる。ん? なんや変わった部屋の名前しとるな」
【あしびきの】
【きみがため】
【みちのくの】
コナン「ホントだ……なんだコレ。どっかで見たことがあるような……」
服部「ははーん、工藤、これはアレや。百人一首」
コナン「百人一首? ああ、そうか! 部屋の名前が百人一首の上の句になってるのか……!」
服部「なかなか趣あるな」
コナン「どこがだよ。百人一首とラブホなんて、接点がねーと思うけど」
服部「そんなことないやろ。たぶんこれ、全部『恋歌』やで。ラブホテルならではのラインナップやないか」
コナン「なんだよ服部、お前百人一首詳しいのか?」
服部「まあ、オカンが元クイーンやし、多少はな」
コナン「へぇー……」
服部「そないなことより、今はオッサンや。埋まっとるどっかの部屋にあのオッサンが入ったんは間違いない」
コナン「問題は、それがどこの部屋かだけど…………ん?」
               
          
12:
服部「どうした、工藤」
コナン「なあ服部。このビルって4階建だったよな。各階に窓が何個あったか覚えてっか?」
服部「窓? んー、マジマジ見とったわけやないからうろ覚えやけど、3個くらいやったか?」
コナン「俺の記憶でもそうだ」
服部「まあ、このビル狭いとこに建っとったし、1フロア3室が限界やろうな。……ん? ちゅーことは……」
コナン「ああ。フロントの1階を除くと、部屋があるのは2〜4階。つまり部屋は全部で9室のはずだ」
服部「やのに、このラブホには部屋が12室ある……! 地下があるんか?」
コナン「その可能性が高い。だが見たところ、地下へ通じる階段のようなものは見当たらなかった……」
コナン「……どこかに隠されてるのか? もしかしたら、VIP専用の特別フロアなのかもしれない」
服部「あのオッサンの怪しさから見るに、その地下へ行ったと考えるのが妥当やな」
コナン「よし、手分けして地下への入り口を探すぞ」
服部「おう」
ガチャ
店員「お客様。すみません。お子さんの入場はお断りしてまして」
コナン「やべっ」
               
          
13:
店員「お引き取り下さい」
服部「いやぁー、お兄さん、ちょぉーっと聞きたいことがあんねんけど。ここの地下に」
店員「地下のお部屋は特別なお客様にのみご提供させていただいております」
服部「ああ、そう……そこをなんとか、ちょっとばかし見せてもろても」
店員「お断りします」
服部「今アンタが出てきたその扉の向こう側に、下へ降りる階段があったりするんやないかなぁと思うんやけど」
店員「どうか、お引き取りを」
服部「は、さよか。なあ、工藤。こりゃもう、アレしかないで」
コナン「しゃーねー。ねえお兄さん」
店員「ん?」
コナン「ごめんなさい」
パシュッ チクッ
店員「あっ」
ドサッ
店員「Zzz」
               
          
15:
服部「やっぱ便利やなぁ、その腕時計」
コナン「1本しか撃てねえからあんま使いたくねえんだけどな」
服部「かまへんかまへん、今日一日でそう何度も必要になるわけないて」
コナン「だといいんだが」
服部「さて、この兄ちゃんが開けてくれた扉の向こうにあるはずや。地下へと続く階段がなぁ!」
コナン「ああ」
【パスワードを入力してください】
【00 00 00】
服部「ま、そない簡単にいくわけないわな」
コナン「パスワード式のセキュリティか。2ケタの数字を3つ入力するみてーだな」
服部「どうする、工藤。テキトーに入れるか?」
コナン「あのなぁ、それでミスって開かなくなっちまったらどうすんだよ」
服部「せやけど、こないなもんヒント無しに解くのは至難やぞ」
コナン「そうだけど……いや、3つの数字ってのがヒントにならねーか?」
服部「3つ…………せや! 1フロアの部屋の数と同じや!」
コナン「地下の3室がそれぞれの数字に対応してると考えれば……」
               
          
20:
服部「せやかて工藤、その3室が分からんやろ。まさか、2〜4階の部屋回って名前確認するつもりやないやろな」
コナン「わりーか? それが一番確実だと思うけど」
服部「俺たち探偵やぞ? コツコツ足で稼ぐ前に、そこは推理で通さんかい」
コナン「なんだよ、さっきはテキトーにパスワード入れるとか言ってたじゃねえか……」
服部「それぞれの部屋が数字に対応するとして、重要なんは百人一首になぞらえた部屋の名前やな」
コナン「ったく…………たしか、百人一首はそれぞれの歌に番号があったよな」
服部「せや、歌番号が1から100までな。おそらく、2ケタの数字はこの歌番号やろな」
コナン「あの人が地下の部屋に入ったとして、使用中のどれかひとつは地下にあるってことになる……」
コナン「なあ服部。使用中になってる部屋の中で、地下っぽい歌あるか?」
服部「地下っぽいってなんやねん。んなもんあるわけないやろ、アホか」
コナン「うっせー……」
服部「まあ、地下っぽいかどうかは分からんけど、気になる句はある」
コナン「どれだ?」
服部「あれや。『わたのはら』。あれは6字決まりやから対応する歌が2つあるんやけど……」
服部「どっちも恋歌やないねん。他は恋歌が当てはまるのに、なんであの部屋だけ仲間ハズレなんやろうと思ってな」
               
          
23:
コナン「あの部屋だけ恋歌じゃない……歌番号は何だ?」
服部「えーっと……たしか……11と76やな」
コナン「11…………? いちいち……いい……ハッ!!!」
ピシャーン
コナン「そういうことか!!!!」
服部「な、なんや突然。なんか閃いたんか?」
コナン「なあ服部! ひょっとして、14番と45番の歌の名前がついた部屋もあるんじゃないか!?」
服部「14と45? ええと……みちのくの……あはれとも……おお、あるで。両方とも部屋空いとるけど」
コナン「いいよこいよ」
服部「あん?」
コナン「11番、45番、14番。この3つの数字を繋げて、語呂合わせで読んでみろよ」
服部「114514……いいよこいよ……いいよこいよ! そういうことか!!!」
コナン「ああ。地下にあるのは、この3室としか考えられない……!」
               
          
27:
【11 45 14】
【パスワードを認証しました】
ピピッ ガチャ
服部「ビンゴ、やな」
コナン「ええっと……『わたのはら』……この部屋だな」
コナン「なんとか中の様子を窺えないか……クソ、ドアの下にもうちょい隙間があればマイクを潜りこませるのに」
服部「なにしてんねん、工藤。隣の部屋に入るで」
コナン「はぁ? だってお前、部屋の鍵は」
服部「さっき事務室にあったマスターキー拝借したんや」
ガチャッ
コナン「お前……」
服部「ほら、はよせえや。靴脱いでスリッパに履き替えるんやぞ。マナーやからな」
コナン「あ、ああ」
               
          
30:
コナン「隣の部屋から、微かに話し声が聞こえる」
服部「つまり、待ち合わせ相手がいたってことや」
コナン「相手は……声の感じからして、男みてえだけど……よく聞き取れねえな」
服部「しゃーない。幸い壁は薄いみたいやし、壁にコップでも当ててみるか」
男『これが約束の物だ』
???『ほう……メモリーカードを百人一首の札に偽装するとはな』
???『いい心がけだ。あの方は「ちはやふる」にハマっているからな』
男『取引場所をここに選んだ理由も、それか……?』
???『フッ……組織の取引場所としてこれ以上の場所は無い。そう思わねえか?』
男『……なんにせよ、これで取引は終わりだ。私は帰らせてもらうぞ』
コナン(……? 相手の声……どこかで聞いたことがあるような……それに、組織……?)
???『いや、まだだ。たしかに、約束のデータは受け取った……これであの方も満足するだろう』
男『なら――』
???『だが、コイツはどうだろうな。……俺の股間のマグナムは、てめえの臀部を撃ちぬきてえと疼いてるんだぜ?』
               
          
32:
男『ジン……! まさか……犯すつもりか……!? ぐっ……は、離せ……!』
ジン『取引場所をこの酔狂なホテルに選んだ理由……あの方の嗜好に合わせたってだけじゃない』
ジン『ホテルなら……取引の後、すぐ行為に移れる。そういうことだ』
コナン(……! ……ジン……!!! まさか、このラブホは組織の……!)
男『い、嫌だ……犯されたくなんてない……! この縄を解いてくれ……!』
ジン『そのケツ、厚い胸板と逞しい腕、太もも……それだけの身体しておいて「その気は無かった」は通らねえ』
服部「お、おい工藤……これは……!」
コナン「ああ……間違いねえ。ジンだ……このラブホは、組織の施設だったみてえだな……」
服部「な、なんちゅーこっちゃ……! ど、どないすんねん」
コナン「どうするも何も、とにかく警察……いやFBIに知らせねーと……! 服部、ジョディ先生に連絡してくれ」
服部「ああ、待っとれ!」
ガンッ
服部「アカン!!!!!!!!!! 躓いてもうた!!!!!!!!!!!!!!」
ドッターン
コナン「お、おい!」
ジン『なんだ!!! 隣の部屋に誰かいるのか!?』
               
          
34:
服部「あ、アカン……アカンでぇ、工藤……! 小指が完全に逝ってもうた……!」
コナン「バーロー! なんでまたこんな時に……!」
バンッ
ジン「誰だ……! 畳の上の格闘技を繰り広げようってタイミングで邪魔を入れやがった鼠は……!」
コナン「……!」
ジン「ガキがふたり……? おい貴様ら、何故こんなところにいる。人払いはしたはずだが……」
コナン「え、えーっと実は……」
服部「ショタと一緒にズッコンバッコンやりたい思て、ちょーどいいとこにラブホがあったもんやから」
コナン「そ、そう! このお兄ちゃんに無理やり連れ込まれたんだ! それだけなんだ、だから――」
ジン「ほぅ……災難だったな坊主。だが、てめえらの事情は知ったことじゃねえ」
ジン「重要なのは……てめえらが俺の邪魔をした。その事実だけだ」
チャキッ
コナン(拳銃……! 野郎、股間のマグナム以外に銃を持ちこんでやがったのか……!)
コナン「服部! こっちだ!」
服部「くっ!」
バキュン
ジン「……ベッドの裏に身を潜めるか……せいぜい、哀れなバイブのように震えながら神に祈るんだな」
               
          
35:
服部「アカン……絶体絶命や……抵抗しようにも、この足じゃ何もできん」
コナン「バーロっ、今はんな弱気なこと言ってる場合じゃねえ……」
コナン(くそっ……麻酔銃はもう使っちまったし……キック力増強シューズで……)
コナン「……!」
コナン(やべえ、やべえぞ……! スリッパに履き替えちまったんだ……!)
服部「こ、ここまでや……工藤、お前だけでも逃げろ……!」
コナン「バーロー! んなことできっかよ!」
カツカツカツ
ジン「最後の会話は楽しめたか? そろそろ終いだ。セックスの続きはあの世でヤるんだな」
コナン(こうなったら一か八かだ……この身体ならベッドの下を潜ってジンの背後に回り込める……!)
コナン(見てろよジン……! 決着(ケリ)つけてやっからな……!)
               
          
39:
妙にそれっぽいのが素敵
               
          
40:
完成度の高さにバイブのように震えてる
               
          
42:
ジン「これで、ジ・エンドだ」
チャキ
ジン「……? おい、もうひとりのガキはどうした」
服部「さあな……それよりオッサン……殺される前に、最後の願い聞いてくれんか……」
ジン「……内容次第だ」
服部「オッサンの股間のマグナム……見せてくれ……」
ジン「……フッ。見込のある奴だ……もしこんな出会い方をしていなければ、良い友人になれたかもしれねえな」
服部「へへ……」
ジン「いいだろう。冥土の土産だ。その願い、聞き入れてやる」
カチャカチャ ズルッ
ジン「見ろ、俺のマグナムだ」
服部「……脱いだな、ズボン」ニヤリ
ジン「なに? 何を笑っていやがる」
コナン「ジン!!!!!!!!!!!1 覚悟しろ!!!!!!!!!!!!」♂
               
          
44:
ジン「なっ! このガキ……! いつの間に俺の背後に……!」
コナン「チンポコは、いつもひとつ!!!!!!」♂
ズニュルルルゥ
ジン「ぐああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
コナン「お前ほどの男でも、所詮は人間だ……! 挿れられちまえば、オチンポに勝てるはずがねえ!!!!!」
服部「ヤ、ヤリおった……! 工藤! 宿敵のケツを掘りおったぁ!!!」
ジン「ぐああああああ///// ぬ、抜きやがれぇ!!!!///」
コナン「バーロ! 抜けっかよ! おら動くぞ! くらぇぇぇ!!!!!」
ズッ ズッ ズッ
               
          
52:
パンパンパン
ジン「ぐああああああああああ/// こ、このガキ! ローション無しで……!」
コナン「どうだ! 痛いはずだ!!!」
ジン「ぐぅ! はぁ、はぁ/// だが、そんな無茶なピストン、てめえのチンコも無事じゃねえはずだ……!」
服部「工藤ぉ! 無茶するんやない! その歳でインポになってまうぞぉ!」
コナン「バーロ、心配ねえよ……! 博士に貰った発明品をつかってっからな!」
―――
博士「チンポコ完全防御コンドーム摩擦倍増式じゃ」
コナン「なんだよそれ」
博士「チンポコの負担は限りなく0に、それでいて外側へは通常の何百倍もの摩擦力を与える」
―――
コナン「ジン! てめえのアナルはここまでだ!!! 俺がぶっ壊してやっからよ!!!!」
コナン「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!!!!!!!」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
               
          
55:
なんでそんなもん持ち歩いてるんだよwww
               
          
59:
笑いが止まらない
               
          
60:
ブシャアアアアァァァァァァ
ジン「がああああああああああああああああああああっ」
服部「く、工藤! オッサンのケツからぎょうさん血が吹き出とるでぇ!!!」」
服部「お、オッサンのケツから出た血で赤く染まった工藤のチンコがおっさんのケツに何度も突っ込まれとる!!!!!」
服部「あれはさながら……から紅のチンコ……!」
コナン「バーロー! 違うぜ服部! こいつはただのチンコなんかじゃねえ!」
服部「!?」
コナン「今の俺のチンコにはありとあらゆる思いがつまってんだ……! こいつにはどれほど辛酸を舐めさせられたか……!」
ジン「な、なにを言って……ああぁぁ////」
服部「工藤お前、このオッサンにそれほどの……! そいつはさながら、宿敵(こいびと)へ向けた恋歌やな……!」
服部「から紅の恋歌(ラブレター)や!!!!!!!!!!!!!!」
コナン「たったひとつのアナルを貫く、見た目はチンコ、機能もチンコ、その名は、チンコ!!!!!!!!!!」
ドピュルルルルルルルゥゥゥゥゥゥ
ジン「あああああああああああああああああああっ////」
『名探偵コナン から紅の恋歌』
END
               
          
66:
映画を見に行かなくてもいいくらい満喫した
               
          
68:
最高だったぜ乙
               
          
7

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