梨子「風邪ひいちゃった……」千歌「お見舞いに行こう!」back

梨子「風邪ひいちゃった……」千歌「お見舞いに行こう!」


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梨子「……んっ。もう朝?」
梨子「なんだか身体が重い……」
梨子「頭も働かないし、寝不足かな」
梨子「でも今日学校だし、行かなきゃ」
梨子「あっ……」クラッ
リコママ「梨子ー? 早くおき――どうしたの? 梨子!?」
梨子「はぁ、はぁ……」
リコママ「もしかして――あつっ! 熱があるじゃない!」
2:
リコママ「……38度ね」
リコママ「学校にはお母さんが連絡しておくから今日はゆっくり休んでなさい」
梨子「……そっか、熱があったんだ」
梨子「そういえば昨日雨に降られて――」
梨子「よっちゃんも一緒に濡れて帰ったけど、大丈夫だったかな?」
梨子「あの子、底なしに不幸だから――」
梨子「すぅ……」
――――
――

3:
千歌「梨子ちゃーん! お見舞いにきたよー!」
果南「ちょっと、千歌。梨子のお母さんが梨子は寝てるって言ってたでしょ?」
果南「あんまりうるさくしたらダメだよ?」
千歌「あ、そっか! ごめんね、梨子ちゃん!」
果南「だーかーらー! それがうるさいの!」
梨子「すぅ、すぅ」
果南「まあ、梨子が起きてないからよかったけど」
曜「ヨーソロー! 梨子ちゃん! 風邪の調子は大丈夫!?」ドタバタ
梨子「ん、んぅ……?」
果南「あー、もう……!」ハァ
5:
梨子「あ、千歌ちゃんに果南さんに曜ちゃん、来てくれたんだ」ムクッ
果南「起きなくていいから。ちゃんと安静にしてなって」
梨子「あ、うん。ありがとう」
果南「ごめんね、この2人が騒がしくして起こしちゃったみたいで」
梨子「ううん、来てくれてうれしいよ」ニコッ
曜「それで、調子はどう?」ソワソワ
千歌「喉乾いてない?」ソワソワ
果南「2人ともそわそわしすぎ」
梨子「あはは、まだちょっとだるいけど大分よくなったよ」
果南「そっか、よかった」
7:
千歌「はい、お見舞いのみかん」
曜「えー? 千歌ちゃんもみかん? 私もみかん持ってきちゃった」
果南「まあ、ほら。ビタミンCって風邪にいいらしいし」
梨子「ありがとう、千歌ちゃん、曜ちゃん」ニコッ
曜「っ! むいてあげるね」ムキムキ
千歌「あー! 千歌のみかんの方が絶対おいしいもん! 千歌も剥く!」
果南「ちょ、ちょっと! 2つ剥いても梨子ちゃん食べきれないって!」
曜「梨子ちゃんあーん」ズイッ
千歌「千歌の食べるよね? あーん」ズイッ
梨子「え、えぇっ!?」
果南「ほら、梨子も困ってるし」
8:
曜「おいしかった?」
梨子「う、うん」ケフッ
千歌「千歌の方がおいしかったよね?」
梨子「え、えっと……。どっちもおいしかったよ?」
千歌「えー、それはなし! どっちがおいしかったか決めて!」
曜「やめなよ千歌ちゃん。私の方がおいしかったから気遣ってくれてるんだよ?」
千歌「絶対千歌の方がおいしいもん!」
果南「しょうもないことで喧嘩しない!」
10:
果南「梨子は病人なんだしそろそろお暇しよ」
千歌「えーでもー」
果南「でももストもない」
千歌「むー、いっぱい気持ちを込めて剥いたのに」
千歌「梨子ちゃん元気になれーって」
曜「ふふっ、私も。じゃあどっちもおいしいわけだよ」
千歌「そっか! どっちもたっぷり愛が詰まってたんだね!」
曜「うん! 愛がたっぷり詰まった特製みかんだもんね! おいしくないわけないよ!」
梨子「あ、愛が詰まって……!?」カアアアアアアア
果南「こっちは解決したみたいでよかった」フフ
11:
果南「じゃあ、ゆっくり休んで早く治しなよ?」ナデナデ
梨子「へっ?」カアアアアアアアア
果南「あっ、ごめん。千歌が風邪の時とかよくこうしてたから」
梨子「う、ううん。頭なでられたのなんて久しぶりでなんだか照れちゃって……」
果南「ふふ、そっか。お大事にね」ナデナデ
千歌「お大事にね、梨子ちゃん!」
曜「また元気な梨子ちゃんの姿を見せてね!」
梨子「うん、ありがとう」フリフリ
梨子「……」
梨子「ふふ、騒がしかったけど、なんだか元気もらえた気がする」ニコニコ
12:
コンコンコン
梨子「? はーい?」
梨子「誰か忘れ物でもしたのかな?」
ルビィ「あ、あの。お邪魔します」
ダイヤ「お加減はどうですか?」
花丸「寝てなくて大丈夫ずら?」
梨子「うん、日中寝てたら大分よくなったから」
ダイヤ「そうですか、でも少し顔色が悪いようですわね」
ダイヤ「熱は――」オデココツン
梨子「っ!?」カアアアアアアアア
ダイヤ「まだ少し熱いですわね……」ウーン
ルビィ「うゆ……。梨子さん、ルビィ達にはお構いなく横になってて」ポンポン
梨子「あ、ありがと――」
13:
梨子「じゃなくて!」ガバッ
ルビィ「ぴぎっ!?」ビクッ
梨子「あ、あの、ダイヤさん!?」
ダイヤ「あんまりはしゃぐとお身体に障りますわよ?」
梨子「え、えっと、他の人にもそういうことするんですか!?」
ダイヤ「そういうことって、熱を測ることですか?」
梨子「はい」
ダイヤ「まあある程度近しい人であれば。手でやるより額同士の方が分かりやすいですし」
梨子(ダイヤさんみたいな綺麗な人にあんなことやられたら熱がなくても熱くなっちゃうと思うけど……)ドキドキ
ダイヤ「……? 変な梨子さんですわね」
14:
ダイヤ「あ、そうでしたわ。お見舞いにリンゴ持ってきましたけど食べます?」
ダイヤ「食べるのでしたら剥いて差し上げますけど」
梨子「ありがとうございます! でも、今はお腹いっぱいなので――」
花丸「……」ジーッ
ダイヤ「そうでしたの、では後で食べてくださいね」
梨子「でもやっぱり食べたいなー! 少しよくなってきたのかお腹すいてきちゃった!」
ダイヤ「? では、剥いて差し上げますわね」
梨子「あ、でも1個まるごとは多いから花丸ちゃんとルビィちゃんも一緒に食べてね」ニコッ
花丸「っ! うん!」パアアアアアアアアアアア
15:
ダイヤ「……ん、できましたわ」コトッ
梨子「ありがとうございまs――ってウサギさん!?」
ダイヤ「こうするとルビィが喜びますの」
ルビィ「わあ! お姉ちゃんのウサギさんやっぱりかわいい!」パアアアアアアアアアアア
花丸「かわいいずらー」キラキラ
梨子(リンゴをわざわざウサギさんにするダイヤさんかわいいなあ……)
梨子(ウサギさんで喜ぶルビィちゃんと花丸ちゃんもかわいいし……)
18:
花丸「マルもあーんするずら! 梨子ちゃん、あーん!」
ルビィ「る、ルビィも! 梨子さん、あーん!」
梨子「そ、そんなに一気には食べられないかな……」アハハ
花丸「じゃあマルが先!」
ルビィ「ルビィが先!」
花丸「むっ……」
ルビィ「むうっ……」
梨子「またこういう展開!?」
ダイヤ「おやめなさい! 梨子さんが困っているでしょう!?」
花丸「ずらっ!?」ビクッ
ルビィ「ぴぎぃっ!?」ビクッ
梨子「まあ、なんというかこういうところは流石ダイヤさんだなぁ……」
19:
ダイヤ「梨子さんは病人だというのに……。ごめんなさいね、梨子さん」
梨子「いえ、賑やかな方が楽しいですし」
ダイヤ「だからといって病人の前で喧嘩などと……。はい、梨子さんあーん」
梨子「あーん、ぱくっ」
ルビィ「あーっ! お姉ちゃんずるい!」
花丸「もぐもぐ、ダイヤさんばっかり梨子ちゃんに食べさせてずるいずら!」モグモグ
ダイヤ「あなたたちにやらせたらまたどっちが先と揉めるでしょう?」
花丸「もう揉めないずら!」
ルビィ「ねっ!」
ダイヤ「……ならいいですわ」スッ
20:
ルビィ「じゃあ、マルちゃんいくよ!」
花丸「いくずら!」
マルビィ「「あーん」」
梨子(二人が一本のリンゴを協力して食べさせようとしてくれてる……)
梨子(かわいい……っ!)ドキドキ
梨子「あ、あーん」パクッ
花丸「どう? どう?」ソワソワ
ルビィ「おいしい……?」ソワソワ
梨子「うん、ありがとう。花丸ちゃん、ルビィちゃん」ニコッ
花丸「わーい!」
ルビィ「やったねマルちゃん!」
21:
――
花丸「ルビィちゃんあーん」
ルビィ「マルちゃんあーん」
マルビィ「「ぱくっ、えへへー」」
梨子(お互いに食べさせ合ってるかわいい)
ダイヤ「それでは、少しは良くなったとはいえ梨子さんも病人ですし、そろそろお暇しましょう」
ルビィ「うん、そうだね」
花丸「梨子ちゃん、明日は元気になって学校にきてね!」
ダイヤ「それでは、お大事に」ペコッ
マルビィ「「お大事に(ずら)!」」
梨子「ありがとうございます」フリフリ
梨子「……なんか、いいな。みんながお見舞いに来てくれるって」フフッ
22:
梨子「具合もよくなったし、千歌ちゃんが持ってきてくれたプリントに目だけでも通しておこうかな」
梨子「曜ちゃんもノート貸してくれたし――」
「いくわよ」ボソボソ
「おっけー、いつでもいけるよ」ボソボソ
梨子「……んん?」
「せーの」
善子「リリー!」
鞠莉「お見舞いに来たよ!」バンッ
梨子「あ、ありがとう……?」
梨子「ってすごい荷物だけどなにそれ!?」
23:
善子「じゃあ、はじめるわね」イソイソ
鞠莉「ちょっとカーテン閉めるね」シャッ
梨子「あ、あの」
善子「ん? 何よ」
鞠莉「電気も消すね」カチッ
梨子「いやいや、なんの準備してるの!?」
善子「儀式だけど? 病魔退散の儀式」
鞠莉「ねー?」カチッ
梨子「人の部屋でロウソクに火をつけようとしないで!」
24:
善子「えー、でもこの儀式をすれば風邪なんて一発で治るのにぃ……」
鞠莉「そーだそーだ! 儀式させろー!」
梨子「鞠莉さんはよっちゃんに便乗してるだけでしょ……」
鞠莉「だって、おもしろそうじゃない?」
梨子「人の部屋だと思って!」
鞠莉「もう、病人なんだから静かにしてなきゃ、めっ! だよ?」
梨子「誰のせいで大声出してると思ってるんですか……」ハァ
鞠莉「ヨハネのせい?」
善子「え?」
梨子「よっちゃんもそうですけど鞠莉さんもです!」
25:
鞠莉「まあ、ふざけるのはこれくらいにして」
善子「ふざけてたの!?」
梨子「むしろよっちゃんは本気だったんだ……」
善子「リリーが苦しい思いをしてるだろうから、早く元気にしてあげようと思ったのに……」シュン
梨子「っ!」キュン
梨子「ありがとう、よっちゃん」
梨子「その気持ちだけで、すっごく元気出たよ」ニコッ
善子「ま、まあ! ヨハネクラスになれば儀式なんてする必要もないってことね!」パアアアアアアアア
26:
鞠莉「あ、そうだ。はいこれお見舞いの品ね」ピトッ
梨子「え? ありがとうございまs――ってつめたっ!?」
鞠莉「だってアイスだもん」
梨子「なんでほっぺにくっつけるんですか!?」
鞠莉「熱あるときって冷たいものが恋しいじゃない?」
梨子「それはそうですけど……」
梨子「っていうかこれ業務用!?」
鞠莉「うん、2L。いっぱい食べて早く治してね」ニコッ
梨子「こんなのいっぱい食べたらお腹壊しちゃうよ……」
27:
善子「……リリー、今食べられる?」
梨子「アイス自体はすごくありがたいんだけど今はいいかな」
梨子「2人が来る前にみんなから色々もらっちゃったから」
善子「そう、分かった。じゃあリリーのお母さんに言って冷凍庫に入れてくるわね」
梨子「うん、ありがとう」
梨子(やっぱりよっちゃんって素はすごく善い子なんだよね)ポケーッ
鞠莉「ん、ヨハネが戻ってきたらお暇しようかな」
鞠莉「騒がしくしちゃってごめんね、でも元気そうで安心した」ニコッ
梨子「いや、まあ、相当騒がしかったですけど」
梨子「でも、お見舞いに来てくれたのは嬉しかったです」フフ
鞠莉「……。もう! 愛いやつめー!」ウリウリ
梨子「ちょ、ちょっと鞠莉さーん」アハハ
29:
善子「入れてきたわよ」
梨子「ありがとうよっちゃん」ニコッ
善子「リリーのお母さん苦笑いしてた」
梨子「まあ、そりゃ業務用のアイスお見舞いで持ってこられたらね」アハハ...
鞠莉「じゃ、そろそろお暇しよっか」
善子「……」
鞠莉「ヨハネ?」
善子「うん、お暇しましょう」
善子「じゃあ、リリー。明日は学校に来るのよ!」
梨子「うん、多分行けると思う」
鞠莉「それじゃあ、チャオ!」
梨子「はい、さよなら」フリフリ
30:
梨子「……」
梨子(なんだか急に静かになっちゃった)
梨子(なんだか疲れたし、横になろうかな――)
コンコン
梨子「? はーい?」
善子「リリー、入るわよ」ガチャッ
梨子「あれ? よっちゃん、忘れ物?」
善子「……。うん、まあ」
梨子「さっきの儀式の道具か何か忘れたの?」
31:
善子「…………」モジモジ
梨子「よっちゃん?」
善子「はいっ! これっ!」
梨子「? これお守り?」
善子「リリーの風邪が早くよくなりますように、ってヨハネのパワーいっぱい込めたの」
善子「授業中に見つからないように作ってたからちょっと不格好だけど――」
梨子「……っ! ありがとうよっちゃん」ナデナデ
善子「あっ……。えへへ」
梨子「でも、授業はちゃんと受けないとだめだよ?」
善子「はーい……」
32:
善子「あ、もしかして寝るところだった?」
梨子「うん、まあ」
善子「ごめんね、寝るところに訪ねてきちゃって」
善子「さっきも騒がしくしちゃったし……」
梨子「ううん、大丈夫。具合は大分よくなったから」
善子「ねえ」
梨子「なぁに?」
善子「リリーが寝るまで一緒にいていい?」
梨子「……うん」
33:
梨子「私もね、みんながいなくなってちょっと寂しかったんだ」
善子「そう……」
梨子「ねえよっちゃん」
善子「なに?」
梨子「手、繋いでもらってもいい?」
善子「……ん」ギュッ
梨子「ありがとう、よっちゃん」ニコッ
善子「……おやすみ、リリー」ギュッ
梨子「うん、おやすみ」ギュッ
35:

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