俺「美味しいもの食べたいなぁ!」同僚「あぁ」back

俺「美味しいもの食べたいなぁ!」同僚「あぁ」


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1:
俺「あれもこれも、美味しそうだな」
同僚「奢ってやろうか」
俺「エッ?」
同僚「お前はもっといっぱい食べた方がいいぞ。奢ってやろう」
俺「わ、わーい!ありがとう!」
同僚「ハハハ。いいっていいって。」
二十分後
店員「うな重(松)のお客様」
俺「はい」
店員「フカヒレ御膳でお待ちのお客様」
俺「は、はい」
店員「お後こちらですね」
同僚「はい」
店員「ごゆっくりどうぞ」
俺「こんなにいっぱい食べられるかな」
同僚「残したら俺が喰うからさ、腹一杯になるまでちゃんと食べろよ」
俺「あぁ、ありがとう!いただきます!」
同僚「いただきます」
               
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3:
1時間後
俺「はぁ、ごちそうさま....」
同僚「食べきれたか。良いぞ。」
俺「へへ、残すわけにはいかないだろう...ふぅ、腹が膨らんじゃったな」
同僚「わぁ、ふふ、本当だ...うーんいいぞ....」ぽんぽん
俺「さ、触るなよう!」
同僚「はは、つい、膨らんでいたから触りたくなって...」
俺「そういえばお前はそんなに膨らんでないな」
同僚「こんぐらいじゃあな。もっと、たくさん喰わないと.....」
俺「ふーん」
同僚「他に食べたいものはないか?今じゃなくとも、いつか食べたいと思っているものでもいいぞ。」
俺「えーと、じゃあ、ヒルトンホテルのビュッフェとか...」
同僚「じゃあ明日はそれに行こうか。俺の奢りでいいよ」
俺「エッ!」
同僚「お前はもっといっぱい食べたほうがいいんだ」
               
          
7:
一週間後
同僚「今日は何が食べたい?」
俺「カレー!」
同僚「じゃあカツカレーにしようか」
俺「うん!」
俺「おいしー!」
同僚「良かった良かった。これからもいっぱいなんでも食べさせてやるからな」
俺「へへ、悪いなぁ」
同僚「いいんだよ、俺が好きでやってることなんだからな。俺は食べている時のお前を見るのが好きなんだから」
俺「えへへ、もう恥ずかしいなぁ。何度も聞いたぞ、それ」
同僚「ハハハ。もっと食べてくれよ」
               
          
11:
1ヶ月後
女同僚「なんか、俺さん太りました?」
俺「え?」
女同僚「絶対太りましたよー!」
俺「そ、そうかな...うん、でも、そうかもしれないですね...」
女同僚「思い当たるフシがあって?」
俺「えぇ」
女同僚「じゃあちゃんと直したほうがいいですよ?」
俺「ううん...」
俺「俺って太ったかな」
同僚「いや」
俺「本当のことを言ってくれよ」
同僚「いや、まだまだ肥ってない」
俺「そうか?ま、そうだよな!俺なんかまだいいほうだよ。腹が出てる親父とかいるもんなぁ!」
同僚「そうだ。もっと...食べても大丈夫だと思うぞ」
俺「へへ。だよな。美味しいものを食べるのって最高に気分がいいよな。じゃあ、今日はオムライスがいいな」
同僚「あぁわかった」
               
          
14:
更に一ヶ月後
女同僚「ちょっと俺さん!」
俺「ん?」
女同僚「この間よりもっと太ってますよぉ!」
俺「え?そ、そうですか?変わらないと思うけどなぁ...」
女同僚「いいえ、絶対太ってますよ。食生活、きちんとしてます?」
俺「ん......」
女同僚「してないでしょう!いつもどんな食生活を送っているんですか?」
俺「た、食べたいものを食べてるだけですよ」
女同僚「野菜はちゃんとっていますか?」
俺「ウーン...食べているものの中に入ってたりしますけど」
女同僚「生野菜も食べなきゃいけませんよ?それに、運動だって大事なんですからね」
俺「はいはい、わかりましたよ。あぁ忙し忙し」
女同僚「んもう...」
               
          
15:
トイレ
俺「ウーン....確かに、腹が出てきた気もしなくはないな...」
同僚「何してる」
俺「ワッ、びっくりした..いやぁね、腹が出てきたかなぁって思って...」
同僚「出てきてない出てきてない!」
俺「そ、そうか?」
同僚「まだまだだ!まだまだ..全然....」
俺「ど、同僚?」
同僚「何か食べたいものはあるか?」
俺「んーとね..あ!そうだ、あそこの喫茶のジャンボチョコパフェデラックスが食べてみたいと思ってたの!」
同僚「あぁわかった。じゃあ帰りに。そういえば、俺、車を買ったんだ。これからずっと、送り迎えをしてやろう」
俺「えっ!いいの?」
同僚「あぁ。お前を見てたいから」
俺「え、えへへ....///男だけど、俺にもようやく春が来たのかな、なんて、えへ...///」
               
          
16:
夜 会社前
俺「わぁ、かっこいい外車が停まっているぞ。お偉いさんでも来てんのかな」
同僚「俺のだ」
俺「ひぇ!」
同僚「さ、乗った乗った」
俺「わ、わぁ...こんなの、俺にはどうやったって買えないや..」
同僚「小腹が空いたろう。はい、お菓子」
俺「ワーイ♪いただきます」パクパク
同僚「いっぱい食べるんだぞ」
俺「ウン!でも、これからパフェ食べるのになぁ」
同僚「あのぐらい朝飯前だろう」
俺「えへへっ、よく知ってるなぁ」
同僚「かんs...ずっと見てるからな」
俺「えへへ...///」
               
          
18:
女同僚「やっぱりあいつね、俺さんを太らせているのは」
女同僚「一昨日の昼も夜も、昨日の昼も夜も今日の昼も、そして夜も!俺さんと一緒にいていつも何かをあげてる..よく見えなかったけど、お菓子かしら?」
女同僚「あれも俺さんが太った一つの原因であるはず」
女同僚「今度あったら彼にやめるyぅきちんと言っておきましょう!」
翌日
女同僚「俺さん?最近一緒にいる人って、誰なんですか?」
俺「え?同僚ですよ!」
女同僚「わ、私も知ってる方?」
俺「も、もちろんですよ、だっていつも一緒に仕事してるじゃないですか!」
女同僚「えぇっ?そ、そうでしたっけ..?」
俺「まぁ、広いし人の出入りも激しいから覚えてないのも、無理はありませんが...」
女同僚「で、でも一緒に働いている方を忘れるなんて、申し訳ありませんでした。」
俺「はは、同僚は優しいから許してくれますよ」
               
          
19:
俺「そういえば、今同僚はどこに...」
同僚「呼んだか?」
俺「あ♪いたいた!」
女同僚「あ、あなたが同僚さん..やっぱり、私達初めてお会いしますよね?」
同僚「そんなことありませんよ」
女同僚「え........あ!お、思い出した..あれ?な、なんでこんなこと、忘れていたんでしょう..いつも一緒に仕事していますよね...」
同僚「そうですよ」
女同僚「そ、そうですよね..あれれ、おかしいなぁ....あ、そうですよ、同僚さん、俺さんがこんなに太っちゃったのってあなたのせいだと私思うんですが」
同僚「..............」
俺「ど、同僚は悪くないですよ!」
女同僚「同僚さんたらいつも俺さんにお菓子をあげているでしょう!」
俺「そ、それは俺が食べたそうにしてるからですよ!同僚は悪くないんですって!」
               
          
21:
女同僚「時には我慢も必要です!同僚さんだって、俺さんがこのまますっごいデブになっちゃったら嫌ですよね?」
同僚「彼の幸せを優先する。俺は彼が太ってもなんとも思わない」
俺「どうりょ...///」
女同僚「で、でも不健康なんですよ!」
俺「これ以上同僚を悪く言うな!!!」
女同僚「きゃっ!」
俺「太ってても長生きする奴はいる!全ては個人差なんだよ!」
女同僚「う...も、もうどうなったって、知りませんからね!」スタスタ
俺「ふん!」
同僚「目障りだな」
俺「ね!やっぱり同僚だけだ、俺を大切に思ってくれるのは...///」ぎゅ
同僚「あぁ。」ぎゅ
俺「あ..///」
同僚「ううん....」ぎゅ、ぎゅ
俺「ちょ、ちょっと、肉をつまむなよ、ふふ、く、くすぐったいよ!」
同僚「あと、もうちょっとだ」
俺「えー?もうちょっと?仕方ないなぁ、えへへ、えへっ...」
               
          
22:
自宅前
俺「すやすや...」
同僚「ついたぞ」
俺「すやすや...」
同僚「.......」
同僚「持って帰るか」
同僚の家 ベッド
俺「むにゃむにゃ」
同僚「ふぅ..よいしょっと」ドサ
俺「んん....ふぇ、あ...?」
同僚「おはよう」
俺「お、おはよう...ん?あれ?ここは..ま、まさかホテル...」
同僚「俺の家だ」
俺「あ、アハハ!な、なぁんだ、ハ、ハハハ!」
同僚「起こしても起きなかったから連れ帰ってきたんだ」
俺「そ、そうなんだ...えっと....///」
同僚「寝たら腹が減ったろう?」
俺「んー確かに。」
同僚「はいお菓子」
俺「わぁい♪ね、これって美味しいけど、どこで売ってるんだ?」
同僚「俺の手作りだ」
俺「え...!へぇ、そうなのか!え、えへへ..手作り///」
同僚「いくらでも食べさせてやるからな」
俺「ありがとう!へへ...大好きだ...///」
同僚「よし、じゃあ飯を用意するから待っててくれ」
俺「あぁ、ありがとう!」
同僚「絶対こっちにくるなよ」
俺「え?」
同僚「料理をしている間は一人でいたい。真剣に作りたいからな」
俺「へぇ、わかった!いやぁ、さすが同僚!うふふ...///」モグモグ..
               
          
23:
同僚「できたぞ、おいで」
俺「ワーイ♪うーん、いい匂い...///」
同僚「さ、食べてくれ」
俺「ビーフシチューかぁ!おいしそうだぁ...!いっただっきまぁす!」
同僚「どうだ?」
俺「おいしい!お肉が口の中でとろけて...んまぁい...///」
同僚「うん、美味しいな」
俺「はぁ、こんな美味しいビーフシチュー初めて食べたぞ!牛も、こんなに美味しく調理されてさぞ喜んでるだろうな!」
同僚「そう思うか?」
俺「あぁ!やっぱり、美味しいって言ってもらった方が死んだ甲斐もあるっていうかさ、きっと嬉しいよ」
同僚「そうか、よかった」
俺「うん!」
同僚「じゃあ、お前も美味しく調理されたら嬉しいんだな」
俺「え?」
               
          
25:
同僚「これを食べたら寝よう」
俺「調理するって、え、エロい意味か?や...///ね、寝るって、そういうことか?そ、その、す、するのか?///」
同僚「.....」
俺「んもう....///答えろよ、恥ずかしがり屋さんめ///ふぅ、ごちそうさま♪」
同僚「美味しかったな」
俺「あ、じゃあ早シャワー浴びてくるね♪」
同僚「あぁ。風呂はあっちだ。はい、タオル」
俺「へへ.....///」
俺「(ドキドキするなぁ!えへへ...///)」
               
          
26:
ベッド
俺「ふぅ...あ、浴びてきたよ、同僚///」
同僚「あぁ」
俺「ど、同僚は浴びないのか?」
同僚「浴びてくる。その前に」チクッ
俺「ひゃ!な、何だその薬は....すっごく気持ちよくなっちゃうやつ...?」
同僚「あぁ」
俺「ま、麻薬?」
同僚「あぁ」
俺「あはっ....///ど、ドキドキする...」
同僚「じゃあ浴びてくるから」
俺「うんっ///待ってるからな...///」
同僚「あぁ」
               
          
27:
翌朝
俺「ぐうぅ.....」
同僚「うん、昨日より肥えたな!」
同僚「太らせる薬を食事に混ぜ何度も投与して一晩寝かせたんだ....育ってもらわないと困るんだが」
同僚「さぁて、睡眠薬が効いているうちに部位ごとに切り分けよう!」ゴリッ
同僚「ふぅー.....よし!」
同僚「いやぁ、今回のはよく育ってくれたな。俺に心酔してるのが良かった。ちゃんと美味しくしてやるかな。喜べよ」
               
          
29:
魔法使い「どうだ?新しい肉は入ったか?」
同僚「あ!魔法使い様ぁ!」
魔法使い「久しぶりだな」
同僚「今出来たばっかりなんですよ!あぁ早く食べたいな」
魔法使い「その前に私に半分よこせ」
同僚「わ、わかってますよ」
魔法使い「お前に人を育てるすべや力を与えたのは私なのだからな。」
同僚「仰る通り」
魔法使い「ふふ、忠実な人間はだぁい好きだぞ」ぎゅ
同僚「えへ...///」
幽霊俺「同僚......そんな.....うぅっ...」
魔法使い「....」チラッ
幽霊俺「!み、見えてるんだろ!お前!!」
魔法使い「さ、私の家へ行こう。まずは味見をしてみよう」
同僚「魔法使い様のお家へ?ってことは魔界へ連れて行ってくれるんですね!やったぁ!」
幽霊俺「そんな、同僚!待って!」
魔法使い「(ついてくるな!)」ぺしん!
幽霊俺「きゃあ!」
幽霊俺「うっうっ...うええええええんんん!!!!」
               
          
30:
魔法使い「うん、おいしいな!」
同僚「美味しいですね!」
魔法使い「あぁ早くお前も食べたいわい、ちゅ、ぺろぺろ」
同僚「あん...///」
魔法使い「しかしお前を食べたら人肉が手に入らなくなる」
同僚「で、でも俺も、魔法使い様に食べられてみたいと思います」
魔法使い「へへ、じゃあ食べてやるぞ!へへ、へへ!ちゅ、ちゅ!おお?こんなに勃たせおって!そんなに舐めて欲しいか!はは!」
同僚「あん、魔法使い様ぁ、ああん!///はぁ、はぁ、ち、チンポ味見してくださぁい///」スリスリ
ランプの精「(クソ、こんな空間にいたくない...クソ魔法使いめ...私がここから出たら真っ先にあいつを殺してやる...)」
               
          
31:
魔法使い「ちゅ、ちゅぱちゅぱ」
同僚「あん、あん♡」くねくね
魔法使い「はぁ、はぁッ」
ガタッ
魔法使い「あ、何かに当たった」
同僚「何か落ちましたよ」
魔法使い「んー...まぁ、いいだろ!早くお前の体を舐め舐めしたいのだ!ぺろぺろちゅぱちゅぱ」
同僚「あはぁんっ、あんっ..///」
ランプの精「オイ!」
魔法使い「!!」
同僚「あ、あんた誰だ!」
ランプの精「ランプに閉じ込められていた者だ!落としてくれたおかげで出れたのだ、はぁ、良かった....」
魔法使い「く、クソ!も、戻さなくては!!」
ランプの精「させるか!死ね!!」
魔法使い「うっ........」
同僚「やだっ魔法使い様ぁ!しっかりして下さい!!」
ランプの精「貴様も!気持ちの悪いもんを見せつけやがって...!」ぺしん!ぺしん!
同僚「ア!アァッ!///」
ランプの精「ん.....貴様、マゾか!ええい、厄介なやつ!お仕置きが効かんではないかぁ!」
同僚「え、えへっ...///」ニヤニヤ..
               
          
32:
興奮してきた 抜いてくる
               
          
37:
ランプの精「ったく、人間は人間界へ戻れ!」シャララン
同僚「あ...」
幽霊俺「うああああええええええんんんん!!!....同僚!同僚が帰ってきた!」
同僚「はぁ......」
同僚「魔法使い様が死ぬなんて...」
同僚「俺、これからどうすればいいんだろ..車だってこの家だって魔法使い様が買い与えてくれたものだ..」
幽霊俺「同僚、同僚、気づいてよう」
同僚「まぁ、幸いまだ魔法使い様がくれた力は残っているようだ。これでなんとか金を稼ごう」
幽霊俺「全く、働いて稼ごうとは思わないのかな...ん?あれ?同僚って、いつから働いてたっけ。あれ?い、いつから俺と彼は同僚なんだ?あ、あれ?あれ....」
幽霊俺「もしかして同僚、魔法使いにもらった力で俺の記憶を変えてたのかな..女同僚も最初は知らないって言ってたのに...」
幽霊俺「じゃあ同僚....だと思っていたただの他人ってことか..そんな.....」
幽霊俺「うぅ...そんなぁ....!」
               
          
38:
ランプの精「さて、ランプから出られたとはいえ完全に封印が解けたわけではないからな...」
ランプの精「おい、起きろ!」
魔法使い「...」
ランプの精「私はお前のことを完全に殺しはしなかった。生きているはずだ、だから起きろ!」ぺしん!
魔法使い「んっ....」
ランプの精「起きたか」
魔法使い「き、貴様よくも」
ランプの精「私の主人は一応お前だ。だから私に、ランプの封印を解くよう願うのだ。違うことでも願ってみろ、今度こそ殺す」
魔法使い「わ、分かった..ランプの封印を解いて下さい、お願いします...」
ランプの精「よし!!やった!私はもう自由だ!」
魔法使い「彼は..」
ランプの精「ん?」
魔法使い「彼はどこへやった?私の愛しい人間..」
ランプの精「人間界へ送ったぞ」
魔法使い「ふむ、そうか..よかった...」
ランプの精「さて!これから何をしようかな!」
魔法使い「わ、私を回復してくれないのか...?」
ランプの精「するか!そうだ、貴様らよく人を食べていたな、旨そうに..」
私も食べてみたい」
魔法使い「あぁ、まだたくさんストックがある、いくらでもやるから私を回復してくれ...」
ランプの精「せっかくだから私は人ではなく魔法使いを食べてみたい」
魔法使い「!!そ、そんな!殺さないって、言ったろ!!」
ランプの精「殺さないなんて言ってない。というわけで」
魔法使い「あ、やだ、こ、こっちにくるな、こないでください、やだ...あ.....うわああああ!!!」
               
          
39:
ランプの精「美味しかった」
ランプの精「そして魔力がものすごく回復したな。回復どころか、もう一生尽きなそうだ!」
ランプの精「また食べたいな..しかし魔法使いは魔法を使うから厄介だ。ここは無力な人間を喰うに限る」
人間界
幽霊俺「同僚、同僚」
同僚「肩が重い、うう..」
幽霊俺「俺、どうすればいいの...同僚..」ぎゅ
同僚「はぁ、とりあえず飯でも喰うか....」
同僚「ふふ、しかし、あの会社員、よく食べるやつだったな...あいつの食べっぷりは見てて気持ちの良いもんだった」
幽霊俺「同僚っ...」
同僚「かっこいい俺にさぞ惚れていたようだったが..はぁ、本当の俺はマゾだしこんなだし..かっこいいままの俺に美味しくされて死ねてよかったなあいつ」
幽霊俺「え!」
同僚「エリートのように取り繕うことだけは昔から上手かったなぁ、俺は...中身は全然...はぁ..」
幽霊俺「そうだったんだな、同僚。でもどんな同僚でも俺は好きだよ、多分」
               
          
40:
ランプの精「やぁ」
同僚「!」
幽霊俺「!」
ランプの精「さっきは乱暴してすまなかったな」
同僚「い、いえ...む、むしろ良かったっていうか...///」
幽霊俺「!!ど、同僚とこいつは一体何を...」
ランプの精「そうかそうか。じゃあもっと痛くしてやろう」
同僚「な、何をするんだ...」
ランプの精「お前を喰うだけだ」
同僚「.......」
ランプの精「なんだ、いいのか?てっきり拒むかと」
同僚「いや、このまま生きてても、幸せに生きられなそうだから...」
ランプの精「ふうん」
同僚「どうぞ、食べてくれ。あっ待って、今寝るから」チクッ
幽霊俺「あっ。あの注射器の中身は睡眠薬だったのか...なんだよ、気持ちくなれる麻薬じゃないのか..」
ランプの精「なんだか可哀想なやつだ。私が責任をもって美味しく食べてやるぞ」
同僚「あぁ、頼む。そうだ、美味しく食べるコツは太らせることだ。」
ランプの精「ふむ、そうなのか。ありがとう。」
同僚「俺のことはもう食べていいから。太らせないでほしい。かっこいいままでいたい」
ランプの精「分かった分かった。早く寝てくれ」
同僚「ん...」
幽霊俺「同僚、死んだら俺のこと見えるようになるのか」
幽霊俺「お前のこと待ってるまま殺されたんだぞ、早く来てくれよ...」
               
          
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