【2/3】DQNカップルにアバラを折られたので復讐することにしたback

【2/3】DQNカップルにアバラを折られたので復讐することにした


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我慢して我慢して、やっと午前の授業が終わった。
kが振り返る前に、Aの声が聞こえる前に教室を出た。
?以下メール?
私「授業終わったよ。着いてる?」
N「着いてるよ。食堂がある館の前。」
私「友達連れてくるからもう少し待ってて。」
N「了解!」
180:
友2「急に教室出るからどこいるかわかんなかったよw」
私「あいつらが前後にいるって考えただけでたまらんかった。」
友1「確かにw離れてるうちですら、顔見ただけで腹立ったのに
よく手出さなかったねw」
私「ずっと目瞑ってた。じゃないと何するか自分でも分からんかったし。
それでさ、この間話したNが今来てるんだよ。」
181:
私「復讐に協力してくれるからさ、二人にも会わせておきたくて。」
友1「来てんの!?どこに?」
私「食堂の館にいるって。」
友1「こんな時間によく出てこれたなーw」
友2「ニートだからね。」
182:
食堂の館の前
私「あ、あれがN。」
友1「意外と普通じゃんw」
友2「いや、どこから見てもニートっしょ。」
183:
N「よう!・・って、うわっ!何だよその顔w殺人鬼みたいな顔してんじゃんww」
私「失礼だろ。つか笑ってられんし。」
友1友2「初めましてー。」
N「あ、初めまして。」
184:
もしかしてNイケメン?
185:
スレ主側:ふつうの女子大生3人、ひきこもりのデブ(N)
相手側:海千山千の女子大生、DQN男子大学生、タチの悪いDQN仲間多数
この後、デブが何て言い訳して逃げるか見ものwww
186:
いやNは格好良いデブだと信じてるよ
190:
>>184-186
Nはもともとガリだから今がちょうどかな?
イケメンかどうかは意識したことないw芸能人でいうと青い春の松田龍平にそっくり。
ビミョーwwwwww
187:
ちまちま復讐しても、DQNに倍返しされるのがおちだよ。
車で轢いて、ダム湖に沈めて一気にエンディング迎える
くらいの覚悟がないと、しないほうがいいよ。
190:
>>187
ダム湖に沈める?
ダム湖が汚れるじゃねーかってくらい嫌いだった。
188:
私「友1と友2ね。で、ご飯食べた?」
N「いや、まだ。でも先にちんこの顔見ておきたいわ。」
私「そうだね、あいつらいつ帰るかわかんないし。でも正直授業以外であいつらの顔見たくない。」
友1「だったら私らが連れていくよ。>>1は食堂の席確保しておいて。」
189:
>>1
登場人物のルックス含むスペックよろ
191:
>>189
>>1スペック
元デブ。今もデブだけどww
かなりの確率で田中美保って言われる。
言っとくけど私が言ったんじゃねーからな!周りのせいだかんな!
田中美保に謝れとか言うなよな!
友1スペック
スレンダーのべっぴんさん。
高田ゆりこ?に似てる。趣味温泉。
192:
友2のスペック
ちっこくて可愛い。痩せの大食い。
まさにフードファイターの三宅って感じ。趣味食べること。
Aのスペック
これまた可愛い。アゲハの荒木さやかに似てる。
分らなかったらググれks。
趣味k
kのスペック
最初に片桐はいりって言ったけど、はいり好きだから却下。
ザブングルの悔しいですの人に似てる。
趣味殴ること
193:
ザブングルでツートンかww
194:
ttk
友1友2にはNを連れて行ってもらって、私は食堂で待ってた。
(Aとkの居場所が分かったのは、たいていいつも二限目の教室でコンビニ弁当を食うので
今日もそこにいるだろうと行ったらやっぱりいた)
それから10分くらいして三人が戻ってきた。
私「おかえり。会えた?」
N「あー、俺知ってるわwAのこと。」
なんですと?
195:
ちょっと衝撃の展開
196:
私「・・なんで?」
AとNは小学校が同じだったらしい。話したことはないものの
一人だけ金髪で目立ってて、それで覚えていたそうだ。
N「化粧が濃いから一瞬分かんなかったけどあれは確実にAだわ。
まぁ想像通りにご成長されたみたいでw」
197:
友2「中学も一緒だったん?」
N「いや、俺中学校行ってないから分かんないんだよw」
・・・えっ?ちょっとそれ聞いてない
198:
Nはヒキコモリニートかよw
199:
私「なんで学校いかなかったの?」
N「何でだっけ・・wあ、そうだ!
俺の家からすぐの所に中学校があるんだけど、そこ俺の地区の学校じゃないんだよ。
本当はもう一つの自転車で30分くらい(よく覚えてない)漕いだところにある
中学校に行かなくちゃいけなかったんだけど、面倒くさくて近いほうの学校に行ってたんだ。」
200:
N「勝手に行ってたら学校も受け入れてくれると思ってた。でも制服が皆と違っててすぐにバレて追い出されたw」
バカスwwwwwwwwwwwwwwwww
201:
N「それで親に近いほうに行かせてくれって頼んだけど却下されて
腹が立ったからじゃあもう行かないってwそしたらじゃあ好きにしろってww」
友1「あんた馬鹿じゃないのwwww」
N「でも途中から行ったぜ?保健室になwwwww
皆と出遅れたからさすがに教室入れんかったw」
アホスwwwwwwwwwwwwwwwww
202:
友2「Nの親がかわいそうw」
N「だよなwwそのうえ今ニートwwwwww
すねうめぇwwwwwww」
友1「腹いてぇwwwwこんな馬鹿初めて見たわwwwwwwww」
203:
N「ってことでAのことは任せろ。小学校時代の同級に連絡して情報引っ張ってくるわ。」
友2「ナイス!」
私「でもすごい偶然だね、まさかAと同級生なんて。」
N「もしあいつが当時金髪じゃなかったら覚えてないだろうなw」
私「とにかくどんな情報でもいい。何か掴んできて。」
204:
Nが帰ったあとも三人で話し合った。
AのことはNに任せるとして、問題はkだ。
もちろん私らはkの知り合いと繋がりがなく手掛かりもない。
どうやって情報を得ようか・・・。
205:
友2「尾行すればいいんじゃない?」
なんだってー!!?
何を言う友2・・、素人の私らが尾行だなんて一発でばれる。
ばれたら復讐計画が台無しになってしまうじゃないか!
それは絶対しない!反対なんだからっ!
206:
友1「いやいやいやいやいやいやいやいや、それはまずいって。
素人のうちらがry」
友2「でもそれしか方法なくない?」
・・・・あ、そうか
207:
私「・・じゃあ、尾行しやすくすればいいんじゃない?」
友1「え?どゆこと?」
本当はこんなことしたくない、するなら死んだほうがマシかもしれない。
でもプライド捨てる覚悟じゃなければ、生半可な気持ちだと復讐は失敗終わってしまう可能性がある。
208:
私「あいつらと仲良くするんだよ。」
友1友2「はっ!!!!!??????自分が今何言ってるか分かってる?」
私「分かってる。うちだって本当は同じ教室にいるだけでも嫌だよ。」
209:
私「今までうちらはあいつらに歯向う態度を取ってたからあいつらは気に入らなかったんだよ。
ってことはこっちが強気でいくとまた同じことになる。なら、少しの間あいつらのいいなりになるなり
機嫌を取って近づいていくんだ。」
友1「やだ、絶対にそれはやだ。」
私「分かってる。でもそれしか方法はない。」
友2「近づいたからって何になるの?」
210:
私「何かしら情報が出てくるかもしれない。そしたらたとえ近づいたとしても
偶然を装えるし、尾行もしやすい。」
こんな事を言う自分が許せなかった。結局あいつらの機嫌取りをするということだから。
私「友1と友2は無理しなくてもいいよ、私一人でする。」
友1「ごめん、うちは出来ない。」
友2「うちも。」
211:
私「分かった、じゃあ二人はNからの情報を私に教えて。あとでアドレス送るから。」
友1「機嫌取りとかアホらしい。あいつらからつ○ぼ呼ばわりされる覚悟
あるの?」
私「ある。」
友1「嘘だ。」
私「嘘じゃない。」
212:
私「分かった。二人はNからの情報をうちに教えて。あとでNのアドレス送っとくから。」
友1「機嫌取りとかあほらしい。自分あいつらからつ○ぼ呼ばわりされる覚悟あるの?」
私「ある。」
友1「嘘だ。」
私「嘘じゃない。」
213:
友1「あいつらと仲良くするつもりないから。こればかりは協力できない。
悪いけど>>1一人で頑張って。」
私「うん。」
214:
友2「言っとくけど、これで>>1が爆発したら元も子もないんだからね。」
私「分かってる。」
分かってるわけないじゃん、本当は嫌なのに。
友2の言う通り、これはいつ爆発するか分からない。つ○ぼ呼ばわりされた時点で
爆発するかも。
217: >>1の名前知ってる 2010/05/26(水) 17:45:19 ID:zWlD59C3
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
222:
>>217
ごめん聞こえない
ttk
だけどNの情報だけを頼るのはもっと嫌だった。もともとは私の問題なのに
関係無い人を巻き込んでおいて、自分はNからの情報をただ待っている
姿のほうが情けないと思ってた。
223:
私も動かなきゃ。私が動かなきゃ。
平和な生活を取り戻すためなら、自分という小さな犠牲は必要なんだ。
明日さっそく決行しよう。明日から私はあいつらの犬になるんだ。
224:
次の日
Aとkはいつものように遅刻してきた。
相変わらず小物の金属音がうるさい。あの音を聞くだけで吐き気がする。
友2がこちらを心配そうにうかがう。
大丈夫だよ、にっこりと笑顔を返した。
225:
そして昼休み
決 行 だ
私「ちょっと話があるんだけど。」
k「・・あ?なんだよつ○ぼ。まだ何か文句あるんか?」
A「っつか学校まだ辞めてなかったの?wwwww」
226:
こらえるんだ・・・っ!
私「辞めてないよ。少しだけ時間くれる?少しでいいから。」
k「お前って本当馬鹿だよなwwwあんなことされても平気でやってくるんだからwww
いっそのこと耳潰して本当につ○ぼさせてやればよかったしwwwwww」
私「・・・・っ!」
227:
これを言われた時、耐える前に手が出そうだった。
もういいじゃん、殴っても。
爪が食い込むほど拳を握った。今の自分の怒りはここにしか出せない。
A「私らも暇じゃないんだよねー。まぁジュース買ってきてくれるなら
少し聞いてあげてもいいけどw」
228:
私「・・・何がいい?」
A「私カルピス!」
k「ビールw」
私「ビールはちょっと・・・。」
k「あ?」
229:
私「・・・買ってきます。隣のコンビニに行かなくちゃいけないから
少し時間かかるよ?」
k「は?5分で買ってこいや。」
私「・・・急いでいってきます。」
A「あー、あとアイス買ってきてw」
230:
隣のコンビニまで走っても2分はかかる。しかもここは4階だ。
エレベーターを待つ時間が惜しい、ここは走るしかない。
全力で走った。途中、友2から着信があったが出る暇はなかった。
しかしここで問題が起きる。未成年なのでお酒が買えないのだ。
231:
どうしよう・・、間に合わないかもしれない。
さっきまでの怒りを忘れ、遅れてしまう不安で泣きそうになった。
アバラがジンジンと痛む。まだ完全には治っていなかった。
でもそれどころじゃない。
232:
ねえ1って岐阜県出身?
234:
>>232
岐阜ではない つか特定すんなww
235:
すみませんね マナー違反で。
隣の校区の中学がNの中学と同じだったのでつい。
で1つ疑問に思ったんだけど上の方にそれとなく彼氏いるような事書いてるけどNが彼氏なの?
違うなら彼氏にAとKをぼこってもらえばいいのに。
237:
Nってだけで特定したとは・・っ!あなたがry
ちなみにNはニートのNだから本名じゃないぜ!そして彼氏でもない!
彼氏はこの事件に全く関与してないから外したw
詳細に書けば出てくるけど、ごちゃごちゃして面倒くさいからやめる。
239:
>>235
あ、あとどうして彼氏にボコッてもらわなかったの?っていうのは
実は彼氏にアバラの件は学校で転んだってことにしてるw
本当のこと知られたくないからね。親もそうだけど大切な人にこそ
知られたくないものってあるんだよ。ボコられたってだけでも恥ずかしいじゃんw
238:
暴力ふるわれて小バカにされた上に、パシリになってまで
情報なんか得てどうすんの?
241:
>>238
何なんだろう・・。
当時どうしてそこまで情報がほしかったのかは今の自分にも分からないw
もうあの時は頭の中壊れてたんだろうね。殴られるわ友達も殴られるわで変に吹っ切れたっていうかさ。
ここまでされたならもうどうにでもなれというか、なってやるというか。
とにかく頭の中は情報は復讐の元!って感じですごく情報に執着してた。
そういう点で自分は馬鹿なんだと思う。
233:
そしてコンビニに着いた。アバラも息切れもどうでもよかった。
さっきこのコンビニで買ったであろう弁当を、車内で食べているサラリーマンに声をかけた。
私「すみませんっ!!!!突然で悪いですがお酒を買ってください!」
サラリーマンは突然なんだみたいな顔をした。そりゃそうだw でも事情を説明してる暇はない。
私「今急いでるんです!本当お願いしますっ!!!」
236:
涙目になりながら懇願する私を見て、サラリーマンはどう思っただろう。
お酒を急ぐ理由なんてわかるはずがない。お酒を他人に頼む時点で私が未成年者であることは知ってたはずだ。
しかし幸いにもそのサラリーマンは何も言わず缶ビールを買ってくれた。
サラリーマンの優しさに泣いた。温かい人間がいることを忘れていたような気がした。
結局、最初から最後まであの人は何があったのか分からなかっただろうw
でももしまた会えたら、今までのこと笑って話せる気がする。
243:
私「ありがとうございます!本当にありがとうございます!!」
いいかげんな頭下げをしてまたすぐに走った。
5分で間に合うはずがない。遅れたらまた殴られるのかな。でも走った。
そして教室についた。Aとkは帰っていた。
244:
私「・・なんで?何でだよっ!!!!!!!!」
急に疲労感が襲ってその場に倒れこんだ。
息が出来ない、アバラが痛い。まさに激痛だった。
245:
目の前が真っ白になったり真っ黒になる。
やばい、もうここで死ぬかもしれない。
最後の力を振り絞って友1電話をかけた。そして全てが真っ暗になった。
246: 1 2010/05/26(水) 22:48:55 ID:7bvEg0vB
K
250:
>>246
ちょwwwwwwwwww加糖wwwwwwwwwwwwwwww
まじそんなのwwwwwwwwwwwww
そっくりで腹立つけどそっくりすぎて笑ってしまうわwwwwwwwwwwww
247:
気づいたら見覚えのあるベッドの上にいた。
ナース「目が覚めた?」
私「はい・・・。そして久しぶりです。」
ナ「先生呼んでくるから。」
249:
医「久しぶり。最近病院来てなかったじゃないか。」
私「すみません、忘れてました。」
医「忘れたじゃないだろう。しかもまだ完治してないのになんで激しく体を動かしたんだい?」
私「学校に遅れると思って・・・。」
医「治す意志のない患者は患者ではない。」
251:
私「・・・気をつけます。」
医「これからはちゃんと検診にくること。あと友達にも連絡しておきなさい。」
あっ! 友1に連絡しなくちゃ!!!!
rrrrrrrrr
友1「もしもし>>1!?大丈夫!?一体何が起こったん?」
252:
事情説明
友1「もう本当にあんた馬鹿!馬鹿すぎる!!!何で私に言ってくれなかったの!?なんであそこで断らんかったん!?」
私「するって決めたし、友1友2に迷惑かけたk「死ぬか復讐するかはっきりせぇや!!!!」
おちっこちびるかと思た
253:
友1「するなら中途半端にするなや!!まだ完治もしてないのに格好つけてからなぁ!!!
そういうのが迷惑なんじゃ!!!!!!もうあんたには無理だわ、うちがパシリになる。」
私「えっ、ちょ、ちょそれh・・・・えええええええええええ!!??」
友1「あんたに任せてもろくなことないわ。うちがあいつらに近づく!」
254:
私「い、いや・・・・・嫌、それは嫌だ。」
友1「何も出来んようにうちが殴ってやろうか?」
私「やだ!!!」
友1「分からずやが!!?
なぁ、なんで・・?何でいつも>>1ばかりが痛い思いしてんの?」
友1の声が震える。
255:
友1「どうして・・いつもそばにいるのに・・・>>1に傷がつくの・・・?」
私「・・・・・ごめん。」
友1「なんでそうやっていつも謝るばっかなのっ!!???こんなに近くにいるのに
守ってあげれてない私らが謝るべきじゃん!!!!!!余計に私らが情けないよ!!!!!」
私「・・・・。」
友1「もう・・・お願いだから、これ以上は傷つかないで・・?傷ついたとしても
あんただけ傷つかないで!!!」
私「うん・・・。」
256:
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった。
どうして私は大切な・・・こんなに大切なものを傷つかせてしまったのだろう。
それを省みてまで復讐をしたかったんだろうか・・・。
違う
大切な人を守るためにしてきたことがいつの間にか、私も同じように傷つけてた。
257:
友1「私が殴られてから全然>>1笑わないじゃん・・?それ見てうち、言ったことに後悔したよ。」
ごめんね
友1「話してても上の空でさ、きっと>>1は復讐のことばっかりで私らのことなんか考えてなかったんだよ。」
・・・・・うん、本当にごめん。
友1「前みたいに楽しく笑っていたいよ・・・。」
258:
私「・・・これで最後にする。友1、本当にごめんね・・・?
友1の言うとおり、うち復讐のことしか頭になかったよ。最初私とあいつらだけの問題だったのに
何も悪くない友1が殴られてさ、もうほっとけない、これ以上友1も自分も傷つけたくないって思ったよ。
でも違ったよね?結局、友1友2を大事に出来なかった。」
友1「・・・・。」
私「本当馬鹿だようち。今やっと気付いた。
何のための復讐かを。あいつらを懲らしめるためじゃなくて、また三人笑って過ごせるためなんだよね。」
友1「うん・・。」
私「私も無理しない。でも出来る限りのことはする。三人でまたカラオケ行こうね。」
259:
こんなゆっくりな時間を過ごせるのは久しぶりな気がした。
張ってた肩も落ち着き、一度大きく深呼吸をしてみた。
まだアバラは痛かった。
260:
私「これから三人で頑張ろうね。あっ!Nもねw」
友1「・・・うんwところで病院にはいつ出れるの?」
!!!!! しまった!今病院にいるんだ・・・。
私「塚もっちゃんに聞いてみる!できるだけ早く出れるようにお願いする。
あ、あと病院まで運んでくれてありがとうね!」
261:
友1「もう運ばせんなよwじゃあ分かったらまた連絡して!」
塚もっちゃんに聞いたら、定期的に検診に来るなら明日から学校に行っても良いことにしてあげると。
この商売上手めwwwwwwwww
そして父が迎えに来た。げんこつ二発いただいて家に着いた。
262:
友2にも連絡をして最後に謝った。
結局Aとkの仲良くしよう作戦は三人で行うことに決定。
そしてNに何かAの情報は入ったか連絡してみた。
すると新情報キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
すると新情報発見キター(∀)
263:
なんとAのブログを発見!!!
小学校時代の友達に連絡してみたところ、友達が某ブログサイトでブログをしており
いつだったかAと友達登録をした覚えがあるということ。
そしてNは友達のブログへ行き、何十人という友達リストの中から
Aのブログを探しだした!!!!!
ブログといえば情報の宝庫じゃまいか!!!!!!!!
これはこれは・・・
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た
264:
Nの絶え間ない努力を称し、さっそくAのブログのURLを送ってもらった。
N、本当にありがとう!!!!
これがAのブログか・・・・!
タイトル『kにゃんと結婚するからぁ?☆A太郎のdkrb日記』
※現在は存在しません
265:
ブログのTOPに載っているプリクラを見る限り、この人物はAに間違いない!!!
さてさて、日記を見てみようかなっと。
ここでまた問題発生。
266:
Aのブログには全て鍵がかかっている・・・っ!
なんとこのブログはAと友達登録をした人としか見れないようになっている!
んーーこれではAたんの大事な所たんが見えないではないかっ!!!!!
267:
Aが更新するたびに、その友達に日記の内容を教えてもらうのは友達も気味悪がるだろう。
ましてやその友達登録の携帯を毎回拝借するのは無理な話である。
・・・でも待てよ? ならば・・・
 
ブ ロ グ を 作 れ ば い い じ ゃ な い 
268:
さっそく自分もブログを作った。もちろん架空の人物を装って。
Aが好きそうなファッション、芸能人、ネイル・・を考え
Aが友達登録を承認してくれるような、Aの系統に合わせた人物を作り上げた。
気づけば朝になってた。でも眠気は全くない。とても清々しい朝を迎えた。
269:
あとはAに登録を申請するだけだ。
「はぢめましてっ☆ゆみって言います(*^^)v友達のブログから飛んでいったら
すっごいかわいいブログをつけたんでメールしてみました♪
A太郎さん本当に可愛いですねっ!!こんなに可愛い人初めて見たかも・・(*_*)
よかったら友達申請お願いしますっ!!!」
後は返事を待つのみ・・・。
270:
この時はまだ早朝だった。きっとAもまだ寝ている頃だろうから承認のメールが来るのはまだ先であろう。
しかしそれはあくまでも承認の前提であって。
もしかしたらスルーされる可能性もある。だが自分もやるだけのことはやったつもりだ。
祈るようにしてAからの返事を待った。
271:
そして学校に到着。
友1友2に状況を説明。二人ともやったじゃん!と喜んでくれた。
少しずつ、確実に前へ進んでいる。
復讐もそろそろだ。
272:
この日はAとkは遅刻することなく来た。
授業が始まるまでの間、私たちはあいつらの元へ向かった。
私「おはよう。」
A「昨日待ちくたびれたから帰っちゃったwwwwww」
k「おせーんだよつ○ぼwやっぱりつ○ぼは何しても駄目だなwww」
273:
私「・・・・。」
友1友2はとても悔しそうにしていた。
k「何だよ?何か文句でもあるんか?」
私「ごめんなさい!!!!」
Ak「?」
私「昨日は遅くなって本当にごめんなさい。全力で行ったつもりなんだけど
私このとおり馬鹿だし、本当に死にぞこないみたいな人間だし。」
私「おつかい一つもまともに出来ない自分に腹立ってしょうがないよ。」
274:
A「だから?www」
私「だからさ、この間も私・・Aちゃんにひどいこと言ってさ、Aちゃんすごく傷ついたよね?」
k「おう、殺してやろうかと思ったわ。」
私「だよね。だから私があの時殴られたのは、当たり前の結果だと思ったの。
でね、とAちゃんとkさんにはまだちゃんと謝ってなかったからさ、もう一度
ちゃんと謝らなきゃいけないって思って、昨日話かけたんだ・・。」
275:
A「だったら早く言えよ。」
私「うん・・・。遅くなっちゃったけどAちゃんとkさん、あの時は本当にごめんなさいっ!」
k「おい、頭たけーよw」
私「・・・え?」
k「だから頭が高いって言ってんだよ!謝るならもっと誠意のこもった謝り方しろよw」
276:
頭の中で何か音がした。
いや、これ比喩とか何でもなく。人間って怒りの限界が超えたら本当に音がするんだよ。
こいつらの前では完全にプライドを捨てなくちゃいけないって思った。
人間失格で言うお道化になるんだよ。
ひざまずいた。頭をさげる。
私「本当にすみませんでした。」
277:
A「まじでやったしwwwwウケるwwwwwww」
k「馬鹿じゃねーのwwwwwww」
友1友2我慢して!!私は大丈夫だから。
k「もう二度とするんじゃねえぞ?」
私「はい・・・。」
278:
そのAとKって人間?性格悪すぎだろ
281:
>>278
決して良い人ばかりじゃないよ。
でもそれもまた人間なんだよね。
280:
今自分はどんな顔をしているんだろう?怒ってるのかな、笑ってるのかな?
怖くて顔を上げれなかった。
友1「私もごめんなさい!!!」
え?
気づいたら友1友2が自分と同じ態勢になっていた。
友1「私も・・私も、別に二人は悪くないのに感情だけで謝れって言って・・・。
本当はもっと殴られるべきだったんだ。」
友2「私もそばで見ているだけで、この二人と同じように殴られるべきだったんです。」
282:
Ak「・・・・・。」
友2「でもやっぱりこのままじゃ嫌。同じ福祉を学ぶ人間として、このクラスの一員として
これから仲良くやっていきたい・・・。」
友1「私たちがしたことはすぐに許される問題ではないけど、これから徐々に
距離を縮めていけたらなって思う。」
私「お願いします。これから2年間(短大)お付き合いください!っ」
283:
k「・・・そこまで言うなら・・な?」
A「まぁ私はどっちでもいいけど。」
友1「本当っ!?」
友2「うれしい・・!」
私「本当に、本当にありがとう。」
Ak「・・・・。」
284:
私「あとこれさ、昨日のジュースとビール。昨日渡し損ねちゃったから
今渡すね。一応新しく買い替えておいたから・・・。それとこれ、お腹が空いたときに
食べて。気に入らないやつだったら捨ててくれてもいいから。」
A「マジで!?ラッキーw」
私「あと、あ、これで最後にするね?Aちゃん、私と席交換していいよ。
やっぱり好きな人と近いほうが安心するよね。けっこう後ろのほうだから
先生にもばれないと思うし。」
A「マジで!!??やったあwこれでkと近くになれるしww」
285:
私「本当今までごめんね。また何かあったら何でも言ってきてね?」
そして私たちはトイレへ行くと言って教室を出た。
私「・・・」
友1友2「・・・」
私「・・・w」
友1友2「wwwwwww」
286:
私友1友2「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
気分は最高だった。久しぶりに三人で笑った。
何とも言えない心地よさだった。
293:
三人は同じ気持ちだったと思う。
これは面白いと。
私たちが復讐を企んでいることも知らずに
有頂天になるAとkの姿を見ると、馬鹿にされるほど
楽しいものがあった。
294:
友1「マジおもれーw」
友2「こんなに面白いなら、もっと早くやっておけばよかったしw」
私「本当wあいつらうちらのこと馬鹿にしてるつもりだけど、
実はあいつらが馬鹿にされてるんだよねwww」
メールが来た。 Aからの承認通知メールだった。
295:
私「ねぇ!Aから承認メール来たよ!!!!」
さっそく日記の内容を見てみる。
○月○日
今日は入学式でしたぁ☆kにゃん、昨日頑張りすぎたのか式ギリギリに来てた(笑)
kにゃんのえっちぃ(*^_^*)今日もいっぱいラブラブしようねん♪
297:
こんなの一体誰が得するっていうんだよ・・。
ほとんどがkにゃんのことだった。
それにしても今更だが、どうしてAはkみたいなのを彼氏にしたんだろうな。
kは※に該当するような容姿でもないし、まさにあいつの心を映し出しているようなブッサイク顔だった。
まぁお似合いっちゃお似合いなんだろうけど
298:
ほとんどがkとの生活を綴っていたが、それでもAの情報は確実に掴んでいった。
分かったことは以下の通りである。
・家族構成は父親と母親とAだけ
・月に数回キャバクラで働いてている(場所は特定)
・好きな歌手は西野カナ
・雑誌はアゲハを愛読
・特に荒木さやかが好き
・ユッケ大好き
・好きなブランドはルイヴィトン
・飲み大好き
・ピアニッシモ命
・チョコとアイスが死ぬほど好き
300:
復讐に繋がるものはほとんどなかったけど、Aが好きなものを話題に出せばうまくいくような気がする。
Aのブログの友達リストからkのブログを探してみたが見つからなかった。どうやらkはブログをしていないみたいだ。
kはブログをしていない。そしてAのブログは全て鍵がかかってある。
もちろんkはAの日記内容を知ることはできない。
もしかしてkはAのブログの存在自体知らない・・?
ということは、kに知られたくない秘密が隠されている可能性がある。
301:
Aのブログに時々出てくる正体不明の人物。
「この間ご飯食べてきた」「kがお仕事(ホスト:週二回)だったから会ってきた」
「今なにしてるんだろ」「こうしていると昔を思い出す」etc...
たまに出てくるAの意味深長な日記。
これはもしや・・・・・・・・。
ビンゴだった。
302:
自分の予想が当たっていればこの正体不明の人物、
kと付き合う前に交際していた男だ。(以下Tとする)
別れてからもTとは連絡を取っており、彼氏と合わない日はTと会うことも。
どこまでの関係なのかは分からないけど、最後までした可能性は大いにある。
実 に 面 白 い 展 開 に な っ て き た 。
303:
さっそくNに連絡。
N「これは面白いwwwkが知ったら大変なことになるだろうなwww」
私「もうあいつら見てたら笑いがとまらんwwwwww」
N「で、その秘密情報はさっそく晒すんか?」
私「いや、確信つくまで我慢する。まだこの件に関しての情報が不足しているから
決定的な証拠がない限りAは何とでも言い逃れできるしね。」
304:
とは言ったものの、どんな復讐をするかをまだ考えていなかった。
Aとkに勘付かれないように接近、情報収集することは思った以上に神経と体力を使った。
それにまだ、kに関しての情報がホストをしているという他に何も見つからないのだった。
だんだん焦ってきた。
305:
それから数日間新しい情報もなく、ただ私たちはAとkのお世話係をしていた。
私たちに対する扱いは相変わらずであるものの、確実にAとkとはある程度の関係を築いていった。
新情報が見つからない日が続く。そしてある日、一つ勝負に出てみた。
306:
友1と友2についてきてもらい、二人にはAの顔を監視してもらった。
私「あのさ。」
k「あ?」
私「相談があってさ、今、私の彼氏が浮気してるっぽいんだ。」
k「wwwwwww、で?w」
307:
私「浮気って言っても実際は分からないんだけど、それを隠すみたいっていうか、最近変に優しいの。」
A「それぜってー浮気だってwwwww」
k「何でそんなの知ってんだよwwってか相手誰www」
私「どうやら 元 カ ノ らしくてさ。今も連絡取ってるみたいなんだよ。」
A「w・・・・・・・。」
308:
おもしろい展開だwww
がんばってくれww
309:
k「あーもう確実に浮気してるわwwww」
私「そうなのかな?で、やっぱり男の人って彼女いても、元カノと連絡取ったり会ったりするものなの?」
k「さあwwwwする人はするんだろうな、お前の彼氏みたいにwwww
・・まぁ俺はA一途だからそんなこと全くしねーけどwwwな?w」
A「・・ほんとーwってか元カノなら100%浮気されてるねww
結局は未練がまだあるってことっしょ?wwww」
A、浮気確定。
310:
私「やっぱりそうなんだ・・・。でもさ、浮気されてるの分かってても
正直どうしたらいいか分かんないんだ・・・。」
k「彼氏も女もぶっ殺してやればいいじゃねーかwどう考えても舐められてるだろ。
俺なら男も女もぶっ殺して、取るもん取って別れるけどなwww
あ、でもAはそんなことしねーもんなーw」
A「せ、しないわwってかkが私のこと疑ってるみたいでなんかムカつく。」
出た、逆切れパターン
311:
k「もう怒んなよーwごめんー!ごめんって。
おい!お前がわけのわかんねーこと言うからAが怒ったじゃねーか!」
私「あ、あ・・ごめん!こういうのは男の人に聞いたほうがいいかなって思って・・。
でもAちゃん、kさんいい人だから絶対浮気もしてないし、Aちゃんのことも疑ってもないと思うよ!
なんか、ごめんね?」
A「うるせーブス。どっかいけよ。」
ブサイクは撤退した。
320:
これでAの浮気は確信した。
しかしkの情報は未だ何も収集できていない・・・。
このままkの情報を待つか、それかいっそうのことここでAの浮気をばらすか・・・。
Nに相談してみた。
321:
N「今Aの浮気のことを言っても十分面白いと思うけどなー・・。
それか俺がNを尾行してみようか?」
!!!!!!!!!!!!!?
N「俺はNの顔知ってるけど、Nは俺の顔知らないじゃん?
だったらついて行っても感づかれないだろうし。うん、やっぱ俺行くわ。」
322:
うちらの仲良し作戦は結局何だったんだよ・・・と思いつつも、
このまま情報を待ってるままでもラチが開かないのでよろしく頼んだ。
私「では頼む!!ただあいつら、いつ学校を出るか予想つかないんだ。
学校を出るまで待つしかないよ?」
N「おい>>1、俺を誰だと思ってる?
ニート様だぜ?待つ時間ならいくらでもあるんだよ!」
私「でかしたニート!
その勢いでハロワ行って来い!」
323:
ということで早次の日、Nは1限から食堂に立てこもった。
あいつらが教室を出たのを合図に、Nに連絡を入れ追跡開始。
だけどそう簡単にはいかなかった。
324:
追跡一日目。学校を出たAとkを遠く後ろからNが追跡。
しかし、駅(県内最大)で人ごみに巻き込まれ、二人を見失い失敗。
それから数日間は失敗続きだった。
Nが待ちくたびれて食堂で爆睡→追跡不可能で失敗
駅で見失う→ry
kの家の近くまで追跡したが、それからあいつらは家にこもったまま出てくる気配がないので断念
325:
失敗が重なりNにも疲労の表情がうかがえた。
このままじゃ駄目だ。
そして私はAのブログを読み漁った。
326:
過去の日記を全て読み返してみる。何も手掛かりはなかった。
やっぱもう無理か・・・・。
・・・・・
・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・っ!
「これからkにゃんお仕事?」「お客と浮気しないでね(;O;)」「早く帰ってきてくれないと寂しい・・・。」
327:
やっぱり自分はバカだと再確認した。
私はこれまで何百回とAのブログを見てきた。
なのに何故今まで気付かなかったんだろう・・・。
AのブログのTOPには隠れリンクが存在していた。
330:
そこには「りあるたいむ」と書かれたページが!
※「りあるたいむ」とは、その日の出来事をまとめて書く日記とは反対に
その時に感じたこと、思ったことをリアルタイムで書いていくもの
そしてAの「りあるたいむ」には、日記よりも有力な『情報』があったのだ!
337:
Aのリアルタイムからkの出勤日を把握した。
リアルタイムの更新日付を見ていくと、毎週火曜と金曜がkの出勤日だそうだ。
しかしkはさぼり癖があるようで、火曜は行ったり行かなかったりしている。
ということは、確実に入る金曜日を狙えばいい。
しかもAはご丁寧に店名まで書いてくれていた。
338:
私「N!!kの出勤日と店を突き止めたぜ!」
N「マジで!?でももっと早く知ってたらな?w」
普段部屋に引きこもっているNにとって、5日連続で外出することは大変なことだった。
そのせいかNは体調を崩してしまった。
339:
私「体調崩すまで頑張らせてごめんね・・・。」
N「気にすんなって。これで俺は外には向かないことが分かったし
ゆったりニートライフを送れるぜw」
Nの体調が良くなるまで、kの追跡は私らが行おうとしたが
Nは絶対俺が追跡する!と言い張って、結局Nに任せることにした。
私「じゃあちゃんと治しときなよ?」
N「おう。何だったらお前も一緒についてくる?」
340:
N「金曜日ってことは次の日学校は休みだろ?暇なら行こうぜw」
追跡が夜だと見つかる心配もない。
だったら行ってみるか!と友1と友も誘ってみた。
友1はバイトということで断ったが、友2は行けるということで三人で追跡してみることにした。
341:
実行は明後日。
あっという間に木曜が終わり、ついに金曜の授業も全て終わった。
時刻は17時。仕事までまだ時間があるだろう。
一度家へ帰っても問題なさそうなので、Nとは21時に駅集合にしておいて
この日は友2を私の家に泊まらせることにした。
一応友1に報告メールを送ったところ、バイトが12時までなので
終わり次第私たちと合流するということになった。
343:
しかしまたここで問題が。
kがいつ店から出てくるのか。
店のホームページで確認したところ閉店時間は朝の6時。
もしkが閉店までお店に残っているなら、それまで見張っておかなければならない。
22時から張り込みを始めたとしても8時間・・・・。
344:
さすがに8時間は無理だ。外で8時間なんて考えられない。それにNは体調が治ったばかりなのだ。
どうしようかと思ったとき、
友2「kの店の向かい側にビジネスホテルがあるじゃん?ほらここ。」
と店のマップに指をさす友2。二車線道路を挟んだ先にホテルがあった。
345:
友2「ここで待機しとけば?ちょうど店の向かい側だし、ビジネスだから安いし。
うん、そうしようよ!」
どういうホテルと比べて安いんだ?と聞きたかったが
友2のまだあどけなさの残る顔を見ると言えなかった。
まぁ男っていってもNだし、変な心配はしなくても大丈夫だろう。
私「そうだね。じゃあそうしよっか。」
346:
Nに一応連絡。ほ、ホテル!?火照るのですかっ!?とわけの分からんことを
言ったような言ってなかったような気がするが、何とかOKを貰った。
そして21時
Nと合流しまずホテルへ向かった。
347:
kの店が一番見える部屋を選択。コンビニで食料を買い込み、準備はできた。
30分交代で部屋の窓から店を覗く。
ホテルとの距離はそれほど遠くないものの、kが働いている店はいわゆる飲み屋の中心街にあり
ホストやキャバクラ嬢がうようよいた。
同じようなドレスに同じような髪型。学校では遠くにいても目立つkだが、
中心街ではまるでウォーリーを探しているみたいに、探し出すのが困難だった。
双眼鏡を持ってきて正解だったわ。
348:
ホスト、キャバ嬢は皆イケメンで美人だった。
これほどの顔立ちの揃った人たちがいる中で、ぶさいく顔のkを見つけるのは簡単だろう。
N「それにしても、kはどうしてホストになろうと思ったんだろうなw」
友2「鏡見たことないんじゃね?wwww」
N「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
349:
二人はとても仲良くなっていた。特に友2はとても楽しそうだった。
まさk・・・・
頼む。今だけは、ここではそんなことにならないでくれ!
350:
kのぶさいく顔は見つからなかった。おそらく早い時間から入ったのだろう。
Aのリアルを見てみる。今日は予定通りにkは仕事だった。kは必ず店にいる。
そして0時過ぎ。
バイト終わりの友1から連絡が入り、向かい側のホテルにいると伝えた。
友1「はっ!?自分ら何してんの!?Nは?友2はっ!?」
私「三人一緒にいるよ。別に変なことしてないってw」
351:
友1「変なことって・・、実は友2はNのこt「早く来てね。ガチャ」」
なんとなく友2がNのことを気になってるのは分かってた。
応援してあげたいけど、今この状態で恋愛事情持ってこられると正直困った。
私「友2、ちょっとついてきて。」
352:
ロビーのトイレに連れてきた。
私「Nのこと好き?」
友2「実は・・/// 最近よく絡むし。」
私「そっか、なんとなく気づいてたよ。でもね、今はこういう時だから
恋愛とかそういうのあると正直困るんだ。余計に面倒くさくなるし。」
友2「そんな、面倒くさいって!」
私「面倒くさいっていうか、なんかこのことだけに集中したいからさ、
別に恋愛はいいけど、Nや私が混乱するようなことはしないでね。」
355:
ニートなのに好かれるってNどんだけポテンシャル高いんだw
356:
正論だけど言い方考えようぜw
あとN爆発しろ
357:
友2よwwww
363:
そもそもDQNがいるような大学に進学するのが悪い
364:
DQNは絶対にどこにでもいる
367:
友2「・・・。」
自分がどうしてこんなにムキになるのかわからなかった。
二人がこれからも仲良くなっていくのは、私にとっても嬉しいこと。
Nも友2どっちも大好きで大事なんだけど・・・・。
だけど
二人がくっつくのは何か嫌だった。
二人の間に私っていう隙間が無くなるんじゃないかって。
女の子って難しいね^^
368:
友2は黙ったまま、でも何か言いたげな顔をしていた。
私「そういうことだから。じゃあ先に行ってるね。」
友2「・・・・。」
友2が部屋に戻ってきたのは、それから1時間してからだった。
いかにもさっきまで泣いてましたと言わんばかりのおめめをして。
でも見てないふりした。
369:
そして2時間3時間と時間が過ぎていった。
kの気配は未だ無し。そろそろ疲れが・・・。Nは時間が経つたびに元気になっていった。
友1「そろそろ眠くなってきたわw」
N「忍耐力ねーなー女は。俺まだ眠くないから少し寝ておけよ。」
友1「そう?じゃあおやすみーw」
友2「おやすみ・・・。」
友1と友2は少し仮眠をとった。
370:
N「それにしても暇だな。kも出てくる気配ないし、ちょっと夜の街行ってみね?w」
Nと私は外に出ることにした。
N「なんかすげーなwみんなピカピカしてやがるw」
私「なんか逆にうちら浮いてね?w」
371:
0時をとっくに過ぎた飲み屋街に夜という字はなかった。
どこかしこも光っていてとても綺麗だった。
ホテルの窓から見るよりも、キャバ嬢やホストがいっぱいいる。
そしておそらくkは店の中にいるだろうということで、私たちはkの店の前を通ることにした。
kは店の前に立っていた。
372:
店の先輩であろう人たちの中に、あの憎たらしい不細工顔が笑って立っていた。笑顔のkはいつも以上に不細工だった。
私「ちょwwwwあれkじゃね?」
N「本当だwwk目立ってるな(不細工的な意味で)wwww」
千鳥足になっているkは、今日も浴びるほど酒を飲まされたんだろう。
kもいろいろと大変なんだ、お疲れ様だな・・・・・・・・
って誰が思うかよばーか!
373:
いじられキャラなのか、先輩に蹴られてもへこへこしていた。混ざりたかった。
相当酔っているみたいだし、私らが通っても気付かないだろう。
ってことでkたちの前を通り過ぎることにした。
先輩「おまえもっとしっかりしろよwwwwww」
374:
k「い``っ!ちょ、マジ先輩勘弁してくださいwwwマジ痛いですってwwwww」
かっこわりーと思いつつ、kたちの前を通り過ぎた。
通るまで気付かなかったんだけど、kを囲っている人たちの中に見覚えのある顔があった。
兄貴だった。
375:
私「・・え?ぇえええええええええ!??!??!」
なんで!?っていうかなんで!?
kに殴られた時よりも衝撃だった。兄貴昼の仕事してんじゃん!?!?
っていうか兄貴、自分の顔見たことあるの!?!?!??
376:
N「おいwwwwあれお前の兄貴じゃんwwwwww」
私「・・・・・・・だな。」
N「ホストとかwwwwwwウケるwwwwwwww俺が女だったらkの次に指名しねーよwwwwwwww」
私「妹じゃなくっても指名しねーよ。ちょっと兄貴に連絡してみる。」
377:
rrrrrrrrr
兄「なんだよ。」
私「今どこにいるの?」
兄「どこでもいいだろ。」
私「今〇〇(店名)の前通ったんだけど。」
兄「はっ!!!???どういうことだお前?ってかなんでそんな所いるんだよ?」
私「◎◎って店の角を曲がったところに来て。」
378:
兄「はぁ?今仕事中なんだけど。」
私「じゃあお父さんに言うから。」
すぐに兄貴は来た。
私「お互い聞きたいことがいろいろあると思うけど、先にこっちの話聞いて。誰?さっき殴られていた人。」
兄「殴られた・・・?」
379:
私「あの中で一番ぶさいくな奴。」
兄「ぶさいく?あぁ、しゅん?」
私「しゅん・・?」
兄「店ではしゅんって言うんだよ。本名はしらねーけど。」
私「あいつ今日は何時までいるの?」
兄「ラストまでじゃね?お前の知り合い?」
380:
私「大学のクラスメート(苦笑)なんだ。」
兄「へぇ?、学生っていうのは知ってたけど。でもあいつ顔が顔だから売れねーし、犬(ヘルプのことらしい)で頑張ってるよ。」
お前もだろ
兄「で、なんでお前らがこんなとこにいいるわけ?」
私「・・・・その、し、しゅんがさ、ここで働いてるっていうから見に来たわけ。でもうちらが来たことは本人には言わないで。ぜったいに!」
381:
兄「ふ?ん・・・・。とにかくお前らが来るような所じゃないからここは。早く帰れよ。あと親父にはこのこと絶対言うなよ。」
N「で、なんでホストしてんの?wwwww指名ないっしょ?wwwwってか自分も犬っしょ?wwwwwwww」
兄「うるせーな!しゅんよりは売れてるよ!」
私「ねぇ、しゅんは仕事の後は何か予定あるの?」
兄「知るか!でもあいつ結構べろべろだから、多分Tの所に泊まるんじゃね?酔ったらいつもそいつのアパートで寝てるんだよ。」
382:
・・・・・T?
まさかな。いや、でも・・・・・。
私「そうなんだ。じゃあさ、そのTって人にしゅんとAっていう子をよろしくお願いします、って伝えておいて。」
兄「お前Tのことも知ってんの?」
私「会ったことはないけどね。もしかしたら知ってる人かもしれない。」
383:
Tって言ってもkのように源氏名かも知れない。当たりそうな気配はなかったけど
もしこれでAの元カレだとしたら、もっと面白い展開になりそうだった。
そして兄貴と別れ、再びホテルへと戻った。
兄貴のおかげ(?)でkの情報はいろいろと掴めた。
これからは追跡しなくても、兄貴から聞き出せばいい。兄貴のホストには納得いかなかったけど。
384:

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