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1:
岩石惑星とも呼ぶ
岩石や金属を主成分とした惑星の総称で、太陽系では水星、金星、地球、火星の4つが該当する
そのうち水星と金星は衛星を持たず、地球は月の1個、火星はフォボスとダイモスの2個の衛星を持つ
20: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:13:59 ID:BlG
>>19
はぇー
こんなん知らんかったわ
21: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:14:14 ID:b82
表まで作るとかすごE
22: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:16:36 ID:L8a
(´・ω・`)「それじゃあ次、公転半径384,400kmって書いてるけどこれってどれくらいの距離なの?」
彡(゚)(゚)「地球を30個並べると大体その長さやな。光のさで1.3秒かかる距離や」
(;´・ω・)「と、言われても・・・」
彡(‐)(‐)「まぁせやろな、縮尺を合わせて図を作るとこうなるで」
(´・ω・)「結構遠く離れてるように見えるね」
彡(゚)(゚)「初めてこういった図を見たら案外離れてるように感じるやろな。
  もし実際に体感したければ”バスケットボール(地球)から7.4mの位置に野球ボール(月)を置く”と大体縮尺が揃うで」
彡(゚)(゚)「ちなみに、畳を長辺方向に4枚並べると約7.3mや。和室でイメージすると分かりやすいかも知れんな」
(´‐ω‐)「近いようで遠いんだね」
(´・ω・)「そういえば公転半径のところに(平均)って書いてあるけど、地球と月の距離は変わるの?」
彡(゚)(゚)「せやで、月の軌道は完全な円ではなく楕円なんや。
  せやから地球と月の距離は概ね360,000?405,500kmの範囲で変化しとる」
彡(゚)(゚)「たまに『スーパームーン』(>>※2)って現象が話題になるやろ?
  あれは地球と月の距離が変化するからこそ起こるわけやな」
(´・ω・)「距離が変わるから見かけの大きさも変わるんだね」
※2:
月が近地点(最も地球に近付いた時の距離)付近で満月を迎えた場合の呼称であり、天文用語ではない
遠地点(最も地球から遠い時の距離)での満月と比較すると見かけの大きさが最大で14%程大きくなる
しかし肉眼で誰にでもわかる程大きな変化ではないため勝手に期待して勝手にがっかりする人も多い
29: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:23:22 ID:L8a
(´・ω・)「ねぇ、ここの数字は入力ミス?」
彡;(゚)(゚)「ファッ!? どこや?」
(´・ω・`)「基本情報の自転周期と公転周期、同じ数字になってるよ?」
彡(‐)(‐)「あぁ、それは入力ミスではないんやで。”月は自転と公転が同期してる”から周期が同じ数字になるんや」
(´・ω・)「・・・・・・?」
彡;(゚)(゚)「分からんか・・・自転と公転はそれぞれ分かるやろ?」
(´‐ω‐`)「コマみたいに自分が回るのが自転で、他の天体の周りを回るのが公転だよね・・・?」
彡(゚)(゚)「せやな、その自転1回にかかる時間と公転1回にかかる時間がどちらも27.32日って事や。
  つまり月が地球の周りを1周する間に月自身も1回転するって意味やで」
彡(^)(^)「月はいつ見ても兎の居る面が見えるやろ? 自転と公転が同期しとるから常に地球に同じ面を向けるとるんや。
  せやから一般的にも兎がいる面を月の表、半対面を裏と表現しとるな」
(´・ω・)「そう言われてみれば月の裏側って見たこと無いね。 やっぱり月って変わってるんだね」
彡(゚)(゚)「変わってると思うかもしれんが、自転と公転の同期はありふれた現象なんやで。
  太陽系の惑星が持つ衛星は月のように同期しとるものの方が多いんや」
彡(‐)(‐)「惑星ではないんやけど、冥王星と衛星カロンなんかは両者が同期しとる例やな。
  こうなると互いにずっと同じ面を向け合う事になるで」
30: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:24:46 ID:BlG
>>29
なんで同期するのか判明されてる?
31: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:26:34 ID:L8a
>>30
この後それも解説するで
32: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:27:58 ID:qVY
相変わらず図に力入れとるね
33: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:29:27 ID:L8a
(´・ω・)「自転と公転の同期はよくある事なんだね。でもどうしてそうなるの?」
彡(゚)(゚)「主に『重心の偏り』と『潮汐力』のせいやな。
  本来はこの二つを分離して考えるべきではないやろうけど、ややこしいから別々に解説するで」
(´‐ω‐)「じゃあまず重心の偏りってどういう事?」
彡(゚)(゚)「実は月の形状は完全な球体ではなくて僅かに変形しとるんや。
  片側が膨らんだ形やから西洋なし型と表現される事が多いみたいやな」
彡(゚)(゚)「片側が膨らんでいるという事は重心も膨らんでる方にズレるやろ?
  月は地球の重力を受ける事で重心側を地球に向けて安定しとるんや。起き上がり小法師みたいな感じやな」
(´・ω・)「そっか、地球の重力が月を引き止めて自転を抑えてるんだね」
彡(゚)(゚)「そうとも言えるかも知れんな」
(´・ω・`)「それじゃあ潮汐力の影響っていうのはどういう事?」
彡(゚)(゚)「その前に原ちゃん、『潮汐力(ちょうせきりょく)』が何か分かっとるんか? それが分からんと話にならんで?」
(´・ω・`)「分かんない」
彡(‐)(‐)「まぁせやろな・・・」
35: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:34:54 ID:QUD
アメリカ人の2割はアポロが月に行ったとは思ってないんやっけ
この後捏造説についても解説はあるんやろうか
アポロ宇宙船が撮影した写真が公開されたけど、お前らはまだ地球で撮影されたとか言ってるの?
http://world-fusigi.net/archives/8182056.html
36: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:35:35 ID:L8a
(´・ω・`)「じゃあ『潮汐力』ってなに?」
彡(゚)(゚)「『潮汐力』ってのは”重力場の中に有限の大きさを持つ物体がある時、
  物体内の場所によって重力場から受ける力の大きさに差が生じることで、
  結果的にその物体を引き伸ばす形で作用する力”の事や」
(´・ω・)「・・・・・・もう一回」
彡(‐)(‐)「どうせ繰り返しても分からんやろ。図で説明するで」
彡(゚)(゚)「ある天体から受ける重力はその天体に近付くほど大きくなる。これはなんとなくイメージできるやろ?」
(´‐ω‐)「僕らは地球には強く引き付けられてるけど、
  遠く離れた重力の強い星に吸い上げられたりはしないからそうだよね」
彡(-)(-)「せやな、その”距離によって引き付けられる力の大きさが変わる”という法則は天体の内部でも同じなんや」
彡(゚)(゚)「月のような天体にも『大きさ』があるわけやから、
  月に強い影響を与えとる地球までの距離も月内部の場所によって異なるやろ?」
(´・ω・)「月の表と裏では直径の分だけ表の方が地球に近くなるね」
彡(゚)(゚)「その距離の分だけ月の表と裏で地球から引っ張られる力に差が生じて、表の方がより強く引っ張られるわけや。
  そうして生じた力の差は、天体の中心部から見れば両側に引き伸ばされる形で作用するって事やな」グイー
(;´・ω・)「イタッ! 急に腕引っ張らないでよ」
彡(゚)(゚)「今のはワイからすれば”原ちゃんを引っ張っただけ”やけど、
  原ちゃんからすればワイに引っ張られることで”わずかに体が引き伸ばされる”感覚があったはずや。」
彡(-)(-)「理屈は全然違うんやけどな。そんな感じの事が天体にも起こっとるとイメージしときゃええ」
40: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:42:25 ID:BlG
>>36
つまりもし仮に地球の中心に行ったとして
その場所には地表よりも強い重力がかかるの?
44: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:46:21 ID:L8a
>>40
かからん
99: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)04:47:49 ID:VTb
>>36
この潮汐の解説図ぐうわかりやすい
42: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:44:51 ID:L8a
(´・ω・)「うん、まぁ潮汐力の事はなんとなくわかったけど、それと自転と公転の同期になんの関係があるの?」
彡(゚)(゚)「これも文章だけじゃ説明できんな。図を見た方がわかりやすいやろ」
彡(゚)(゚)「さっき”天体を引き伸ばす形で作用するのが潮汐力”って話をしたやろ?
  大きな天体でもその力を無視する事はできんから、わずかに伸びるように変形してしまうんや」
彡(-)(-)「と言っても変形しただけでは自転は変わらん。
  堅くて大きな天体は変形しなおすのにも時間がかかるから、伸びたまま自転を続けようとするんや」
彡(゚)(゚)「せやけど、そこで主星(※3)が待ったをかけるわけやな」
(´-ω-)「どういうこと?」
彡(゚)(゚)「衛星の伸びた部分が主星から遠ざかろうとすると、”主星がそこを引っ張って自転にブレーキをかける”んや。
  この作用によって衛星の自転度はほんの僅かに遅くなるんやで」
彡(-)(-)「この現象は主星から見て衛星が回転しとる限り半永久的に続くんや。つまり・・・?」
(´・ω・)「衛星の自転と公転が同期するまで続くってことだね」
彡(^)(^)「そういうことやな」
※3:
天体Aの周りを天体Bが公転しているとき、天体Bが衛星、天体Aが天体Bの主星
ただしその天体に恒星を含む場合などは表現が変わってくる為ややこしい
この表現を用いると月の主星は地球となる
49: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:51:04 ID:L8a
(´-ω-)「『重心の偏り』と『潮汐力』。月がずっと地球に表を向けてるのにもちゃんと理由があるんだね」
彡(゚)(゚)「まぁ月の場合は誕生の経緯が絡んで重心の偏りによる要素が大きいみたいやけどな」
(´・ω・)「そういえば月はどうやってできたの?」
彡(^)(^)「大昔に巨大な神様がやきうをやって、その時のホームランボールが月になったんや。
  やきうは歴史ある神聖なスポーツなんやで」
(´・ω・`)「そんな子供騙しで歴史を捏造するつもりなの?」
(#´・ω×`)「やきうって凄いスポーツなんだね!」
彡(゚)(゚)「当たり前やろ。ほな月の起源の話に移ろか」
(#´゜ω×)「・・・・・・」
55: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:58:12 ID:L8a
彡(゚)(゚)「月の起源については長らく色んな説が唱えられてきたんやけど、
  約46億年前に起こったとされる『ジャイアント・インパクト説』を支持する声が大半やな」
(´・ω・)「詳しくは知らないけど名前は聞いたことあるね」
彡(゚)(゚)「直訳すれば『巨大衝突説』や。その名の通り巨大な天体がぶつかって月が誕生したって説やな」
(´-ω-)「その巨大な天体ってどれくらいの大きさだったの? 要は隕石でしょ?」
彡(゚)(゚)「一般に隕石と呼ばれるものとはスケールが違うんやで。
  有名な隕石の例とジャイアント・インパクト時の衝突天体を比較すると以下の通りや」
◆チクシュルーブ隕石 : 直径10?15km
約6550万年前に地球に衝突した小惑星で、恐竜を含む大量絶滅を引き起こしたとされる
現在のメキシコ、ユカタン半島に落下し、クレーターの直径は約160km
◆ツングースカ爆発 : 直径約50m
1908年にシベリアで起こった爆発現象であり、半径40km以上の森林を炎上させるなどの被害を出した
長らく原因が解明されず様々な説が唱えられたが、小惑星由来の物質が発見された事で隕石によるものであると証明された
残存物質の発見に時間が掛かった上に現場にクレーターが無いのは、空中での爆発により直接の衝突が無かったため
◆チェリャビンスク隕石 : 直径17m
2013年2月15日にロシア連邦のチェリャビンスク州に落下した小惑星
都市上空で衝撃波を発生させた影響で1000人以上が重軽傷を負う被害が出た
◆『テイア』 : 直径7000km弱
月を形成するジャイアント・インパクト説において地球に衝突したと考えられている天体
正確な大きさは不明だが、衝突のシミュレーションによると現在の火星程度の直径(7000km弱)であったとみられる
(;´・ω・)「ジャイアント・インパクトは隕石衝突って言うレベルのものではないんだね・・・」
彡(-)(-)「それくらい大きな衝撃が無けりゃ月が生まれる程の事は起こらないってわけやな」
56: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)22:59:34 ID:BlG
文字通り桁が違うな
57: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:00:40 ID:fN4
地球と衝突せんかったら、惑星になってたかもしれんのやなぁ…
不幸な事故やな
59: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:03:21 ID:BlG
じゃあジャイアントインパクトが起こる前の地球って…
今よりも何倍も大きいだろな
【月科学】月形成の「ジャイアント・インパクト説」独チームが新たな証拠発見
http://world-fusigi.net/archives/7325364.html
月は地球に衝突していた!月の起源を語るジャイアント・インパクト説(中略) ページ中程より引用
・月の比重 (3.34) が地球の大陸地殻を構成する花崗岩(比重1.7 - 2.8)よりも大きく、海洋地殻を構成する玄武岩(比重2.9 - 3.2)に近いこと、地球と比べて揮発性元素が欠乏していること、地球やテイアのマントルを中心とする軽い物質が集積した月のコアが小さいこと、月の石の酸素同位体比が地球とほとんど同一であること、月の質量が現在程度になることも説明できる。
千日ブログ 雑学とニュース-より引用
関連:http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイアント・インパクト説
64: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:10:34 ID:L8a
>>59
むしろ小さかったんやで
質量の話に限定すれば
原始地球+テイア ≒ 地球+月+α(微量)
やからね
65: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:11:27 ID:BlG
>>64
なるほどなぁ
61: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:05:14 ID:L8a
(´・ω・`)「じゃあ逆に言えば、それ程大きな衝突があれば衛星が生まれるの?」
彡(゚)(゚)「勿論衝突さえあれば無条件で衛星が誕生するわけではないで。
  ジャイアント・インパクト説においてテイアは地球にかすめるように衝突したと推測されとるな」
(´・ω・)「どうしてそんな事が分かるの?」
彡(-)(-)「正面衝突するとお互い木っ端微塵になって、再び集積した時に一つの天体にまとまってしまう可能性が高いんや。
  これやと地球は生まれても月は生まれん」
彡(゚)(゚)「一方かすめるように衝突すると互い適度に飛び散って、一つの大きな塊の周りを破片が回るような状態になるんや。
  その破片同士が集まって月になったとされる説が有力やな」
(;´・ω・)「正面衝突したら粉々になっちゃうんだ・・・」
彡(゚)(゚)「かすめるような衝突でも受けたエネルギーは相当なものやで。
  地球も月もそれぞれ一度は『マグマオーシャン』と呼ばれる完全に融けたような状態になったと言われとるな」
(´・ω・)「じゃあ地球にあったものは全部融けちゃったの?」
彡(゚)(゚)「せやな。当時の地球に存在したものはほとんど融けて混ざってリセットされてもうたから、
  地質学的にそれ以前の事を知る手がかりは地球には残ってないんや」
彡(^)(^)「まぁでもモノは考えようや。巨大衝突によって月と地球の関係が確立されたわけやし、
  このジャイアント・インパクトを地球と月の誕生の瞬間とするのが広く浸透した考え方やな」
(´-ω-)「そっか、地球と月が同時に生まれた事になるんだね」
67: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:13:46 ID:zSM
はえ?勉強になる(理解したとは言ってない)
70: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:15:57 ID:L8a
(´・ω・`)「衝突した時の破片がそれぞれ固まって同時に生まれたって事は、
  地球と月は同じ物を分け合ってできた瓜二つの天体なのかな。まぁ大きさは違うけど」
彡(-)(-)「そうとも言えるし違うとも言える微妙なところやな」
(´-ω-)「どういうこと?」
彡(゚)(゚)「”同じ物を分け合った”と言うだけなら間違いではないやろな。
 しかし”平等には分け合ってない”のがポイントや。地球と月は組成が異なる天体同士になってしまっとる」
(´・ω・)「地球も月もぐちゃぐちゃになっちゃう程激しく衝突したのに、どうして組成が違うの?」
彡(゚)(゚)「”テイアは地球にかすめるように衝突した”って言ったやろ? そのぶつかり方に大きな原因があるんや」
彡(゚)(゚)「一部例外を除けば天体の構造は実に単純や。”重いものほど中心に、軽いものほど表層に”これだけやな。」
(´・ω・)「地球でも重い金属は深く沈んで核になって、それより軽い岩石は浅い部分に集中してるんだっけ?」
彡(゚)(゚)「せやな、当然その構造は衝突前の原始地球とテイアでも同じや。
  ほんでテイアは地球にかすめるように衝突したから、地球の表層付近だけを吹っ飛ばしたわけやな」
(´・ω・)「そっか、その表層付近には軽い物質が集中してたんだね」
彡(゚)(゚)「そういうことやな。まぁあとは想像の通りやろうけど、吹っ飛ばされた軽い岩石なんかが集まって月になって、
  比較的飛ばされにくい重い金属なんかは地球に集まって沈んでいったってわけやな」
74: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:24:13 ID:L8a
(´・ω・`)「それにしても、月が出来る程たくさんの破片をあの距離まで吹き飛ばすなんてすごい衝撃だね。
  地球と月の距離は38万kmくらいだっけ?」
彡(゚)(゚)「あぁ、これも一緒に説明せなアカンかったな。実は昔の地球と月の距離は今よりずっと近かったんやで」
(´・ω・)「どれくらい近かったの?」
彡(゚)(゚)「この数字も諸説あるんやけどな。
  ”月が生まれた当時の地球との距離は約2万km程度”ではないかと言われとるで」
(;´・ω・)「今が約38万kmだから、その19分の1? 随分近いね」
彡(゚)(゚)「せやな、当時の地球から見た月は今の20倍以上の大きさに見えたはずや」
(´-ω-)「20倍かぁ、想像できるようなできないような・・・」
彡(゚)(゚)「現在の月の見かけの大きさは”腕を伸ばして持った5円玉の穴の大きさ”と表現される事が多いみたいや。
  それに従って20倍なら”腕を伸ばして持ったソフトボールの大きさ”って事になるで」
彡(-)(-)「野球ボールと言いたいところやけど、こればっかりはしゃーないな」
(´・ω・)「思ったほど大きくないや。野球ボールじゃもっと小さいし・・・」
彡(゚)(゚)「それでもワイらが見慣れた月とはかけ離れた大きさや。息を呑むような光景だったんやろなぁ」
彡(-)(-)「と言っても当時の地球は一面溶岩の海やから、実際に見た者は誰もおらんやろうけどな・・・」
79: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:31:25 ID:L8a
(´・ω・)「でも待ってよ、最初はそんなに近くに月があったのになんで今は離れてるの?」
彡(゚)(゚)「そら離れていったからに決まっとるやろ。
  形成当初から今に至るまでずっと”地球と月の距離は大きくなり続けてる”んやで。今後もしばらくはそのままや」
(;´・ω・)「月って地球から離れていってるの? どれくらい?」
彡(゚)(゚)「ここ最近は平均して”年間38mmのペース”で距離が大きくなってるという資料があるで。
  せやけどこの変化量も年によってバラつきがあって一定ではないみたいやな」
(´・ω・)「すごく小さい変化なんだね。でもどうして離れていっちゃうの?」
彡(-)(-)「月が離れて行く原理はちょいと難しいんやけどな・・・ 簡単に図を描けばこんな感じやろか」
(´・ω・)「『潮汐力』はさっき教わったやつだね」
彡(゚)(゚)「せや、さっきは”地球から受ける潮汐力によって月が伸びるように変形する”って話をしたやろ?
  あれは月から地球に対しても同じで、地球も僅かに変形するんや」
彡(-)(-)「と言っても、地球の変形のほとんどは海面が上下する形で現れるんやけどな」
(´・ω・)「潮の満ち引きがあるのは潮汐力のせいなんだね」
彡(゚)(゚)「せやな。太陽と月から受ける潮汐力が大きいから、
  その2つの天体と地球の位置関係が変わることで潮が満ちたり引いたりするわけや」
81: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:33:25 ID:OSB
何億年もしたら一日は長くなってんのか
83: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:35:12 ID:9pb
図があると随分わかりやすいもんやな
84: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:38:19 ID:qVY
>>83
逆に図でも無いと説明難しいんとちゃう?
85: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:38:26 ID:L8a
彡(-)(-)「ほんで難しいのはこっからや。地球の自転度は月の公転度より圧倒的にいやろ?」
(´・ω・)「地球の自転周期は1日で、月の公転周期は27.32日だったね」
彡(゚)(゚)「せや、その差によってさっき説明した”衛星の自転と公転が同期する経緯”と同じ事が地球にも起こるんや」
(´・ω・)「・・・・・・どういう経緯だっけ?」
(#´・ω◎`)「もう一度簡単にお願いします」
彡(゚)(゚)「潮汐力によって引き伸ばされた天体が相手の天体より早く回ることで、自転にブレーキがかかるって理屈や」
(#´・ω◎`)「あぁ、そうだったね。という事は地球の自転に月がブレーキを掛かけてるの?」
彡(゚)(゚)「せやで、”地球の自転度は徐々に遅くなっている”んや」
86: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:40:27 ID:bDd
ほえー
88: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:42:20 ID:L8a
(´・ω・`)「でも地球の自転が遅くなるのと月が離れて行くのになんの関係があるの?」
彡(-)(-)「自転が遅くなるという事は言わば”エネルギーを失っている”という事や。
  そしてエネルギーを失うという事は”どこかに何らかの形でエネルギーが移動した”という事や」
彡(゚)(゚)「どこに移動したかは話の流れからなんとなく分かるやろ?」
(´・ω・)「地球が持つエネルギーが月に移動してるって事?」
彡(゚)(゚)「そういう事やな」
(´-ω-)「地球からエネルギーを貰ってるのに地球から離れて行くの? なんかよくわからないなぁ」
彡(゚)(゚)「イメージはしづらいやろうけどな、地球から貰ったエネルギーの一部が公転の進行方向に働くんや。
  そうすると月は軌道上で加して、元の公転軌道から僅かに外側にはみ出してしまうわけや」
彡(゚)(゚)「車がカーブの途中で加したら、曲がりきれなくなってより外側を走らざるをえなくなるのと似たようなもんやな」
(´・ω・)「一度はみ出すと戻って来ないの?」
彡(゚)(゚)「厳密には全く戻ろうとしないわけではないで。せやけどさっき説明した地球→月のエネルギーの移動は、
  ”地球と月の自転と公転が互いに同期するまで続く”んや。長期的に見れば離れて行く勢いの方が大きいんやな」
(;´・ω・)「互いに同期するまでって・・・それいつまで続くの?」
彡(゚)(゚)「地球と月の距離が50万km程度になると互いにほぼ同期して軌道も安定すると言われとるな。
  せやけどそれがいつになるかは予測が難しくて説によるバラつきが大きいんや」
(´・ω・)「バラつきが大きいって、例えば?」
彡(゚)(゚)「40億年後とか50億年後とか、中には100億年後なんて意見もあるで」
彡(゚)(゚)「まぁいずれにしろその頃の地球は人間が住めるような環境じゃなくなってるやろうしなぁ。
  もしそうでなくともワイらはとっくに死んどるし、知ったこっちゃないわな」
90: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:46:04 ID:L8a
今日はここまで
この後の内容は
・月に関わる天文現象について
・月の探査について
明日の代表戦終わったら再開するやで
92: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:46:53 ID:bDd
おお、おつやで
明日も見にくるわ
93: 名無しさん@おーぷん 2016/03/05(土)23:47:15 ID:zSM
おつやで
96: ■忍法帖【Lv=9,メイジキメラ,v2B】 2016/03/05(土)23:57:33 ID:75c
楽しみに待ってるでノシ
100: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)06:03:54 ID:ZTs
宇宙ニキ来てたんか
久々やねぇ
103: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)12:39:50 ID:w4a
月のクレーターが裏側に多い理由も説明してクレメンス。少し調べたが色んな説があるみたいで混乱しとる
106: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)14:12:48 ID:nBi
>>103
最近の話しでは、
裏側は比較的すぐに冷えて硬くなったが
表側は地球がまだマグマオーシャンだった状態の時に熱せられて
なかなか固まらなかったから、って聞いたな。
107: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)17:59:20 ID:WgW
>>103
月の表が滑らかで裏は凹凸が多いように見える要因は単順に一つのものではないはずやね
分けて解説すると
◆内部構造によるもの
形成される時に地球から強い重力を受けた事で月内部のマントルや核が地球側(今の月の表側)に寄ったままで安定
そのため月の表側は冷え固まった地殻が薄く、裏側は厚くなる
そこに隕石が衝突すると、表側ではクレーターが地殻を破ってマントルに到達し、溶岩が漏れ出す
その作用により、表側は大きめの衝突がある度に表面が更新されて過去のクレーターが消された
一方裏側は地殻が厚いので、多少の衝突では溶岩が漏れ出す事も無く多くのクレーターが残っている
◆地球からの放射熱によるもの
形成当初は地球・月ともにマグマオーシャンの状態だったが、小さく軽い月の方がが早く冷え固まる
しかし月が冷えても地球はまだ赤熱していた上に地球との距離も異常にに近かった為、
月の表側は地球からの放射熱で保温されてしまい固まるのが裏側より遅れる
その分だけ表側は表面の更新が続き、裏側と比べると凹凸が少ない
この2つの要因が重なって表と裏の差が生じたってのが通説やと思うんやけど、もしかしたら古い考えかも知れん
ちなみにこの「表面が更新」された部分ってのが主に『海』と呼ばれる黒っぽい部分やね
108: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)18:14:44 ID:w4a
>>106
>>107
ありがとナス。
他にも地球側から来た隕石は地球に落ちるからクレーターが少ないってのもあったんだが、それはあまり関係なさそうかな?
109: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:05:40 ID:WgW
>>108
それも関係あると思うで
隕石の飛来数に表裏でどの程度差があるかはワイは知らんから確かな事は言えんけども
試合終わったから再開するやで
111: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:11:24 ID:EzH
みてるで
112: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:12:25 ID:WgW
(´・ω・`)「ところで、ここまで遠い昔の話と遠い未来の話しかしてないよね」
彡(゚)(゚)「しゃーないやろ、そんなにコロコロ環境が変わるわけじゃないんやから」
(´・ω・)「なにか月に関して僕らでも体感できる話とか無いの?」
彡(-)(-)「月に関わる天文現象ならいろいろあるわな。
  ワイが解説できる中で代表的なのは『日食』・『月食』・『地球照』くらいやろか」
(´・ω・`)「じゃあ『日食』から教えて」
彡(゚)(゚)「『日食』は”太陽と地球の間に月が入ることで太陽が覆い隠されて見える現象”やな。
  たまーに話題になるからこれは知っとるやろ?」
(´・ω・)「知ってはいるけど数年に1回くらいしか話題にならないよね。
  身近な天体同士の話なんだから、もっと頻繁に起こってもよさそうな気もするんだけど」
彡(゚)(゚)「日食がたまにしか起こらないのは月の『軌道傾斜角』(※4)に原因があるんや」
彡(゚)(゚)「黄道面に対する月の軌道傾斜角は約5度や。
  つまり地球から見た太陽の軌道と月の軌道は交差しとるだけで一致はしとらん」
(´・ω・)「太陽と月がその交点に同時に来た時にだけ日食が起こるんだね」
彡(゚)(゚)「せやな。その周期はだいたい177日やから、”日食は年に2回程度発生する”ってことやな」
※4:
ある天体の公転軌道が基準面からどれだけ傾いているかを表す数字
今回の場合の「ある天体」は月、「基準面」は黄道面(地球から見て太陽が通る軌道面)
113: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:16:25 ID:Zw8
なんやこの図のクオリティ…
114: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:19:10 ID:WgW
(´・ω・`)「年に2回も? そんなに頻繁に日食の話題聞くかなぁ・・・」
彡(-)(-)「年に2回ってのは地球単位で見たらの話やで?
  同じ地域で起こる日食だけに注目すると数年に1回程度になってしまうんや」
彡(゚)(゚)「それに、だいたい177日周期とは言ったけど必ずしもその通りではないんや。
  周期通りに数回日食が起こると、その後しばらく日食が起こらない期間を経てまた周期通りに戻るんやで」
(´・ω・)「なんか結構複雑なんだね・・・ ちなみに、次に日食が起こるのはいつなの?」
彡(゚)(゚)「2016年3月9日やな」
(;´・ω・)「えっ!? 今週じゃない」
彡(゚)(゚)「せやで、今回は”インドネシアと北太平洋地域で皆既日食”や。
  日本でも昼前に部分日食が起こるから、天気が良ければ観測できるはずやな」
(´・ω・)「じゃあ見なきゃ損だね」
彡(゚)(゚)「言っとくが直接肉眼で見たりしたらアカンで。部分日食じゃ明るさは大して変わらんから目を傷付けてしまうんや」
(;´・ω・)「そっか、じゃあ・・・カメラで撮ればいいのかな?」
彡(-)(-)「それもやめといた方がええな。
  普通のデジカメやスマホのカメラは太陽のような極端に眩しいものを撮れるようには作られとらん」
彡(゚)(゚)「モノによっては撮像素子が焼き付いて無事死亡やから、日食のたびにカメラを壊す人が出てくるんや。
  ”日食が起こると家電屋が儲かる”なんて揶揄される事まであるくらいやしな」
115: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:21:26 ID:bFC
日食見れるんですかやったー
116: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:21:47 ID:ZTs
3日後が日食なんか
知らんかったわ
118: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:26:35 ID:WgW
(´・ω・`)「じゃあどうすればいいの?」
彡(゚)(゚)「太陽観察用の特殊なメガネが通販とかで売っとるから、それを買って使うのが無難やな。
  ただし”サングラスはダメ”やで。あれは眩しさを多少軽減するだけで眼球へのダメージはあまり変わらんからな」
(´・ω・)「結構面倒なんだね・・・」
彡(゚)(゚)「それでも後悔したくなけりゃちゃんと準備すべきやな。
  たかだか数百円のメガネ代と自分の目、どっちが大事か言うまでもないやろ?」
(´-ω-)「確かにそうだね」
(´・ω・)「ところで、月は徐々に地球から遠ざかってるんだよね? 今より遠くなっても日食は起こるの?」
彡(゚)(゚)「『日食』という括りで言えば発生はするけど皆既日食は起こらなくなるはずやな。
  日食は大きく分けると以下の3種類があるんや」
◆皆既日食
太陽が月によって完全に覆い隠される日食で、3天体の距離と位置が全て条件を満たした場合にのみ起こる
普段は見えない太陽の大気を地上から観測することが可能になるので多くの研究者や天文ファンが注目する
◆金環日食
太陽が完全には覆われずリング状に見える日食
皆既日食が起こる条件よりも月が遠い位置にある場合に起こる
◆部分日食
太陽の一部のみが月によって隠され、リング状にもならない日食。2016年3月9日に日本で見られるのはこれ
(´・ω・)「皆既日食はなかなか見られないんだね」
彡(゚)(゚)「せやな。3つの天体の距離が条件を満たさんと見られない現象やから、
  今よりある程度月が遠ざかったら地球からは永遠に見られなくなってしまうわけやな」
(´-ω-)「僕たちは偶然皆既日食が見られるタイミングに生きてるんだね」
120: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:34:27 ID:WgW
(´・ω・`)「じゃあ次は『月食』について教えてよ」
彡(゚)(゚)「『月食』は”太陽から見て月が地球の影に入る現象”やな。
  中でも月が影の中央部に入って赤っぽく見える現象を『皆既月食』と呼ぶで」
彡(゚)(゚)「日食と同様に3天体が一直線上に並ぶことで起こる現象やけど、
  日食が太陽-月-地球の並びであるのに対して、月食は太陽-地球-月の並びになるわけや」
(´・ω・)「日食と月食は地球と月の位置が逆になっただけなんだね。
  ところで月が赤く見えるって言ったけど、影に入るなら真っ暗になって見えなくなるんじゃないの?」
彡(゚)(゚)「そうならないのは地球の大気に原因があるんや。図と一緒に説明するで」
彡(゚)(゚)「地球の大気には”赤い光はそのまま通して青い光を散乱させる性質”があるんや。
  空が青く見えるのも青い光が大気中で散乱してからワイらの目に入るからやな」
彡(゚)(゚)「せやけど日が傾いて水平に近くなると太陽光が通過する大気の厚さも増すやろ?
  そうなると青い光はより散乱して殆ど届かなくなり、赤い光が多く届くから夕焼けになるってわけやな」
彡(^)(^)「地球の影に入った月が赤く見えるのはその夕焼けの光が原因なんや」
(´-ω-)「どういう事?」
彡(゚)(゚)「地球の大気には青い光を散乱させる性質とともに、レンズのように光を屈折させる性質もあるんや。
  太陽光の中から赤い光だけを屈折させて通す事で、地球の影になった部分に赤い光を回り込ませてるんやで」
(´・ω・)「そっか、だから地球に隠れた月は赤い光で照らされるんだね」
彡(゚)(゚)「あ、せや、赤い月と言えばルナは今年は広島でプレーするんやったな。
  また堂林のスタメンが遠ざかってしまったんやなぁ。
  この前まで比較対象やった筒香は日本代表として活躍しとるのに、なんでこうなったんやろなぁ・・・」
(´・ω・)「それほぼ関係無いよね」
124: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:42:25 ID:WgW
(´・ω・`)「じゃあ3つ目の『地球照』について教えて。ていうかなんて読むのこれ?」
彡(-)(-)「『ちきゅうしょう』と読むで。あまり聞き覚えは無いかも知れんな」
彡(゚)(゚)「どんな現象かは聞くより見た方が早いやろ。これは2016年2月7日の明朝に撮った写真や。
  左側に月、中央に水星、右上に金星が写っとる。薄雲が掛かってもうて写りは微妙やけどな」
(´・ω・)「これがどうかしたの?」
彡(゚)(゚)「この写真の月を見て何か気づかんか?」
(´^ω^`)「三日月ってきうりみたいだよね」
(#´・ωU`)「三日月だから月が弧状に光ってるけど、それ以外の暗い部分もうっすら見えてるね」
彡(^)(^)「せやろ? これが『地球照』や」
126: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:44:21 ID:Zw8
>>124
はえー
こんな月初めて見た
127: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:49:18 ID:WgW
(´・ω・`)「そんな事言われてもよく分からないよ。なんか地味だし・・・」
彡(-)(-)「まぁ地味な事に対しての反論はできんな。
  せやけど地味であるが故に、簡単に見られるにも関わらずあまり知られていない現象でもあるんや」
(´・ω・)「どういう原理で起こるの?」
彡(゚)(゚)「地球照の原理は単純で、”太陽光が地球に反射して月を照らす”ってだけの話やな。
  さっきの写真の場合は三日月の弧状の部分が太陽光、薄暗い部分が地球からの反射光で照らされてるんや」
彡(^)(^)「太陽と地球と月の密接な関係を直接見られる現象の一つやな。実際に見れば案外神秘的なもんやで」
(´・ω・)「じゃあ実際に見るにはどうすればいいの?」
彡(゚)(゚)「地球照はその原理故に新月に近いほど見やすくなるで。
  ただし新月そのものは肉眼で見つけるのが不可能に近いから、新月の前後2日間程度の細い三日月を見るとええ」
彡(^)(^)「天気次第やけど1ヶ月に4回程度は地球照を見るチャンスがあるってことやな」
(´・ω・`)「そんなに頻繁に見られるんだ。意外だね」
彡(゚)(゚)「ただし新月に近いという事は”太陽と月の見かけの位置が近い”という事でもあるわけや」
彡(-)(-)「新月の前であれば”日の出直前の1?2時間”、新月の後であれば”日の入り直後の1?2時間”
  その僅かな時間を逃したら肉眼で地球照を見るのは難しくなってしまうんや」
(´-ω-)「どういう事だかイマイチ分からないや・・・」
彡(゚)(゚)「太陽と月の見かけの位置が近いわけやから、月が昇れば太陽も昇り、太陽が沈めば月も沈むやろ?
  新月に近いほど”空が暗い状態で尚且つ月が出ていられる時間が短い”んや」
彡(-)(-)「記憶探ってみい。真夜中、空の高い場所にさっきの写真みたいな細い三日月があるのを見た事は無いやろ?」
(´・ω・)「そう言われてみると無いかも」
129: 名無しさん@おーぷん 2016/03/06(日)22:56:38 ID:WgW
(´・ω・`)「ところで、月は人類が訪れた唯一の地球以外の天体なんだよね?」
彡(゚)(゚)「せやで。1969年、アメリカのアポロ11号による月面探査ミッションにおいて初めて人類が降り立ったんや
  その後約3年に渡って何度か有人探査が行われとるな」
(´・ω・)「でも最近は人が月に行ったなんて話は聞かないよね。どうして?」
彡(゚)(゚)「行く理由が無いからや」
彡(-)(-)「いや、まぁ理由は作ればいくらでもあるわな。
  せやけどしばらくの間はは莫大な予算を使ってまで行くほど強い理由は無かったんや」
(´・ω・)「40年以上前に数回行っただけでもう十分なの? なんか面白くないね」
彡(゚)(゚)「そもそも月の有人探査は、冷戦時代の宇宙開発競争において技術力を誇示する為に行われた節が強いんや。
  学術的に大きな成果があったのも確かやけど、今更同じ事をする理由は無いやろ?」
(´・ω・)「でも月に行って石とか砂とか持ち帰ったり直接見て調査したりとか、そういうのは行かないとできないでしょ?」
彡(゚)(゚)「月の岩石や砂はアメリカの『アポロ計画』や旧ソ連の『ルナ計画』で持ち帰られたサンプルがあるし、、
  どうしても新しく必要な物があるならサンプルリターン(※5)用の無人探査機を送った方が無難で安上がりや」
彡(゚)(゚)「表面を見たければ月の周回衛星が撮った写真を使えばええし、
  身近な天体であるが故に膨大な観測データが蓄積されとるから、必要なデータがあるならそこから探せばええんや」
(´・ω・)「わざわざ人を送り込むまでもないって事?」
彡(゚)(゚)「素っ気無い言い方やけどな、今の段階ではそういう事になるで」


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