提督「赤城の日常」back

提督「赤城の日常」


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1:
※まったりと書く
※>>1は艦娘のほとんどが嫁
※あんな事やこんな事はない(多分)
ーーふわぁ…もう朝ですか…
目を開けるとそこには見慣れた背中、今日も提督さんはシャツを脱いで布団に入っています。
提督「」zzz
赤城「」ニヤッ
2:
私はその背中を指でつー…となぞった後、ゆっくりと起こさないように提督の部屋から出ました。
ふふっ流石にこの動作にも慣れましたね…。
いつも私は提督の部屋を出た後、朝練として鎮守府の周りを走っています。
少し走った後、朝ごはんを食べに行きます。
この頃には提督も起きて、執務室で仕事をしています。
私は秘書艦として、そのお仕事を日々支えています。
3:
提督「今日は赤城少し遅いかな…?」
コンコン ガチャ
赤城「赤城です。」
提督「あの…ノックが意味をなしていないのですが…」
赤城「いいじゃないですかそんなこと。私達の仲なんですから…」
提督「…俺は赤城と親密になった覚えはないんだg」
赤城「?…聞こえませんでした、もう一度言ってくれませんか提 督 さ ん ?」
提督「俺は赤城と親密になった覚えはない!」キリッ
赤城(くっ……!強い…!)
赤城「どうして?ケッコンもした仲じゃありませんか」
提督「仮な。それにそれは戦力を上げる為に…」
赤城「」ピクッ
赤城「ほほう……提督は私にナニされても動じないと?」
提督「当たり前だ。『兵器』になんか何も感じぬ」
…………………。
4:
赤城「提督…こんなに出しちゃって……///」ドロドロ
提督「」ピュッ…
提督(こんなはずじゃ……)
赤城「全く…変な見栄を張らないでください。後、若干傷つきましたよ?『兵器』って」
提督「それは済まなかったと思ってる。」
赤城「反省してるなら…もう一回……」
ガチャ
青葉「提督!失礼しま……」
提督「」オワタ
赤城「」オワリマシタ
青葉「えへへ…青葉、見ちゃいました。」
コレハスクープダァァァァ!!
ウワァァァァァン!!
アオバチャン!?シッカリシテ!!
5:
ーーーーーー。
執務室
提督「青葉…」ジロッ
赤城「青葉さん…」ギロッ
提督・赤城「お前(貴女)のせいで…!」
青葉「ひぃ!!」
提督「みんなに変な顔で見られたじゃないか!!」
赤城「二回戦ができなかったじゃないですか!!」
青葉「」ン?
提督「」ン?
8:
朝食 食堂
提督「青葉は沈めといたから」
赤城「!?」
提督「……風呂に」
………。
赤城「なーんだ、そっちですか♪」
…………………………。
青葉「////」ピクンピクン…
…………………………。
赤城「提督、今日は何にしますか?今日のおすすめはこのみねすとろぉねです!」
提督「?ミネストローネか。旨そうだな、新メニューは早めに頂こう。」
10:
提督「」モグモグ
赤城「そういえば」
提督「?」
赤城「私達これまで何度も夜戦してきたじゃないですか?」チラッ
提督キチ勢「………」
赤城「まだ私達の子供って生まれないんですかね?」サスサス
提督「うーん…もしかしたら艦娘は子供を産めないんじゃ…」
赤城「そんな…!」ガーン
提督「だが、もし子供が生まれないのなら、それはそれでいいんじゃないか?」
赤城「…どうしてですか?」ジトッ
提督「ずっとお前と夜戦が楽しめる…だろ?」ササヤキ
赤城「あ…ふぁ……///」
提督キチ勢「」ブチ
フインキガオカシクナッタノデス!
サッサトココカラダッシュツスルワヨ!
赤城「」ニコニコ
11:
赤城「」ニコニコ
蒼龍「う…あぁ…」
ドカドシュズシュグシャグジュブジュ
蒼龍「」ボロ…
…………………。
15:
執務室
コンコン
提督「入っていいぞ」
赤城「誰でしょうね?」ニコニコ
蒼龍「……」
提督「…?蒼龍、どうした。」
蒼龍「赤城さんに用事がアって…」
赤城「ああ!そういえば一緒に提督のお弁当を作ろうと約束してたわ…すぐ行きますから待っててください♪」
蒼龍「ウん!」
赤城「提督を狙う子達は月に変わってオシオキよ♪なんちゃって♪」
16:
……………………。
赤城「ほら…ちゃんと自分で抉らないと…」
蒼龍「ん…あ……ふぁ……///」
赤城「…あーあ、私こんなものを料理にしたくないなー」
赤城「お願い、しなきゃね?」
蒼龍「はい……」
蒼龍「私の…私のお肉を使って…!提督を喜ばせたい/////……だから、私のお肉でミートボール作って?////」ウルウル
赤城「そんなに可愛い声出されたらやってあげるしかないじゃない♪」
グニュ…
ブニュ…
ズチュ…
22:
………………。
提督「そろそろお腹すいたな…」
コンコン ガチャ
赤城「失礼します。」
蒼龍「失礼します♪」
提督「あぁ、二人とも。弁当を作ってくれたんだっけ?ありがとな。」
赤城「いえいえ♪私は少し手伝っただけですから。ほとんど全て、蒼龍ちゃんなんですよ?それ。」
提督「そうだったのか…!ありがとう蒼龍。」
蒼龍「……どうィたしマして♪」
23:
提督「美味しそうだな、このミートボール。」
赤城「それは特におすすめなんですよ〜」
赤城「蒼龍ちゃんで…が作ったミートボールなんですよ!」
蒼龍「……////」
提督「そうなのか!なら美味しいこと間違いなしだ!」
赤城「……そうそう、提督。」
提督「なんだ〜」モグモグ
赤城「今日の出撃は、赤城と蒼龍、それと響に任せてはくれないでしょうか?」
提督「ん〜全然オッケー〜」
赤城「ありがとうございます!」
提督「だが、なぜ蒼龍と響と赤城なんだ?」
赤城「それはですね…皆提督の事が大好きだからです♪」
提督「そ、そうか……」
蒼龍「タノシミですね♪」
25:
出撃
赤城『一航戦赤城、出ます!』
……………………。
赤城「提督、帰投しました。」
提督「…お疲れ様。」
赤城「報告いたします。響と赤城は無傷、ですがその代わりに蒼龍が…」
提督「……お前は見たんだろ?沈む所を。」
赤城「えぇ…突然の事にパニックになりかけた程です…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤城『提督!蒼龍が!沈んでいっちゃう!!』
提督『どうした!!?落ち着いて状況を報告しろ!!』
赤城『蒼龍が何も攻撃を受けていないのに沈んでいってるんです!!』
提督『なんだと!!?引っ張りあげられるか!?』
赤城『…無理です!!私の力じゃどうにも…!!』
赤城『あ……ククッか、完全にブフッ沈みました…』
26:
提督室
赤城「……」
提督「俺さ、ふと疑問に思ったんだ。」
赤城「」ダラダラ
提督「お前あの状況3回目だよね?何初見みたいにパニクってんの?」
赤城「仲間が沈むところは何度見ても慣れませんから。」
提督「3回全てにお前が関わっているのは?」
赤城「恐らく、私をつけ狙っている敵がいるのでしょう。」ダラダラ
提督「…なら、これは?」
ボルシチダヨ ボチャ
赤城「響…ちゃんが最後に料理していたボルシチです。」
提督「ミートボールの時も思ったけどさ、このドロドロしたケチャップ、ケチャップじゃないよな?」
赤城「」フフフフフ
27:
赤城「勘のいい提督は、キライじゃないですよ?」ニコッ
30:
………………………。
ーーふわぁ…もう朝ですか…
目を開けるとそこには見慣れた背中、今日も提督さんはシャツを脱いで布団に入っています。
提督「」zzz
赤城「」ニヤッ
31:
私はその背中を指でつー…となぞった後、ゆっくりと起こさないように提督の部屋から出ました。
ふふっ流石にこの動作にも"慣れました"ね…。
いつも私は提督の部屋を出た後、朝練として鎮守府の周りを走っています。
戻ってきたら困りますものね♪カラダが…
少し走った後、朝ごはんを食べに行きます。
この頃には提督も起きて、執務室で仕事をしています。
私は秘書艦として、そのお仕事を日々支えています。
33:
……………。
赤城「……そうそう、提督。」
提督「ん、なんだ?」
赤城「今日の出撃は私と長門さんでしたいのですが…?」
提督「…どうしてだ?」
赤城「ほら…私、長門さんの戦いぶり見たことなかったじゃないですか?いつも作戦指揮室に居る人ですから…」
赤城(そして提督が長門さんとその部屋でナニをしているのかも…)
提督「そうか…そうだな。たまには長門を戦わせてやるか。あいつ、いっつも戦わせろって怒鳴るからなぁ…」
赤城「そうなんですか…!」
提督「よし、長門には今から言ってくるよ」
赤城「はい!」ニヤ
36:
…………………。
提督「長門」
長門「…なんだ。」
提督「俺はお前の事を信じてる。」
長門「どうした?いきなり改まって」
提督「長門は…ビッグセブンの長門は…絶対に戻ってくるよな…?」
長門「…………当たり前だ…。」
37:
…………………。
赤城(ふふ…ふふふふふふ……)
赤城(長門さん…後ろががら空きですよ…)
イ級「ヴォォオオ!」
赤城「っく!邪魔!邪魔!邪魔ですッ!」
長門「……空母棲姫、頼む。」
空母棲姫「沈メテアゲルワ…赤城ィ!」
40:
執務室
提督「俺達は決して手を組んだわけではない。」
空母棲姫「ダガ、赤城というアノ艦娘はワタシ達にとって驚異でアリ…」
提督「俺達自身の驚異でもあった。だから交渉したんだ」
空母棲姫「赤城を沈めてくれないか、と。」
41:
赤城「提督…!!これはどういうことなんですか!!」
提督(赤城の無線は…無視でいいか。)
赤城「提督!!返事してください!提督ッ!!」
長門「赤城……ここで死ぬ事を光栄に思え。
……このミッドウェーで死ぬ事を。」
赤城「……あハ……」
空母棲姫(こいつらとは手を組んだつもりはない。むしろ、赤城が沈むのはこちらにとってかなりのプラス。こいつがアレになれば…)
空母棲姫「仲間ニ裏切ラレテ沈ンデイケ!」
赤城(……………)
42:
赤城(あぁ…私、沈むのですね…。)
赤城(なんで…こんな事に…。)
赤城(私は…ただ、提督にずっと好きでいてもらいたくて…。)
赤城(……)
長門「沈んだか……?」
空母棲姫「私はこれで失礼する」
長門「あっ、オイ!…まぁ、いいのか?」
提督「……終わった…か。」
提督(響…蒼龍…。ごめんな…。こんな事にさせてしまって…。)
ザッ
44:
長門「戦艦長門、帰投したぞ。」
空母棲姫「オナジク空母棲姫、帰投シマシタ」
…………………………。
49:
港…。
提督「長門…遅くないか?」
提督(さすがにあれから1週間たってて心配しないわけにもいかない)
提督(あいつが帰ってきたら渡すんだ…今度こそ)
提督(赤城が怖くて渡せなかった、でも絶対に長門に渡したかった…)
提督(この、指輪を……)
ザッ………………………………
51:
長門「今回の戦果を報告する。全艦無傷、そしてこちらは正規空母、赤城を回収してきました。」
空母棲姫「ソイツを"改造"スレバさらに強い駒にスルコトモ可能デス。」
長門「…ふぅ、これであの気持ち悪い提督からも解放された…
なぁ、今日は夜、空いてるだろ?いいか?」
深海提督「もちろんだとも…リラーックスしていいぞ…?」
52:
鎮守府
提督「…!長門か!?」
レ級「オウ、アイニキテヤッタゼ」
提督「」
提督「敵襲だぁぁぁぁぁぁ!!!」
金剛「」スチャ
霧島「」カチャ
陸奥「」スチャ
提督「なに、してるんだ?」
提督「こら、銃を向ける相手が違うじゃないか。」
提督「お前は何を習ってきたんだ?」
提督「横から玉なんか出てこないぞ??」
提督「拳銃は真正面にいる相手しか殺せないんだz」ボグヂュボロベロ
陸奥「長門の仇…!」ギリッ
金剛「榛名を殺した罪は重いデース…!」ギリッ
霧島「お姉様、落ち着いてください、このゴミはもう死んでいます。」
53:
サァコンナゴミホットイテイキマショウ
レキュウニツイテイッテナガトニアウノ…
………………………。
提督「……あぁぁぁぁ!!?」ガバッ
提督(夢……なのか?)
提督(妙に生々しい夢だったな……)
赤城「あら、早く起きたんですね!提督!」ニヤッ
54:
提督(俺はあの時見た赤城の薄笑いが気味悪くて…思わず引き出しの中に締まってある拳銃で赤城を殺してしまった…)
提督(いや、殺してしまった、はおかしいのかもしれない。)
提督(だって赤城は…何度殺しても俺の前に現れる…)
提督(そして繰り返すんだ、あの夢の中の出来事を。)
提督(誰か、この日記を見ているものがいれば)
提督(この俺を、呪われたループから救って欲しい)
でないと………
55:
新提督「ひっ!!」
新提督「この日記…前の提督の…?」
新提督「赤城ってそんなに怖いのか…!?」
新提督「き、気を付けないと……!もし間違って建造してしまったりしたら…!!!」
赤城「…何を見てるんですか?」ニッコリ
新提督(あぁ……あぁぁぁぁ……)
5

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