真姫「うみまきの」海未「一ヶ月姉妹生活」 Part7back ▼
真姫「うみまきの」海未「一ヶ月姉妹生活」 Part7
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1:
ーーーーー雪穂の部屋
雪穂(お姉ちゃん以外の先輩が入ってくるのは初めてかも)
雪穂「どうぞ、何もありませんけど」
真姫「女の子らしい良い部屋じゃない、海未お姉ちゃんの部屋とは大違いね」
雪穂「海未さん…?」キョトン
真姫「あ、あぁ気にしないで、例えよたとえ」アセアセ
雪穂「それで私に用ってなんですか?」
真姫「……率直に聞くわ、姉妹の付き合い方ってどんな風にしているか教えて欲しいの」
雪穂「???」
553:
真姫「なんて言えばいいのかしら…えっと……」
雪穂「……つまり私とお姉ちゃんが普段どう接してるか聞きたいんですか?」
真姫「そ、そういうことよ」
真姫(穂乃果とは大違いね……)
雪穂「真姫さんが期待してるようなことは何もしていませんよ。マンガ貸し借りしたり、私が勉強教えてあげたり、普通の姉妹だと思います」
真姫(妹に教えられてるのは普通なのかしら……って私たちも変わらないか)
真姫「じゃあこれだけは他の姉妹と違うってところとかないの?もしくはしている事とか」
雪穂「うーん………強いて言えば>>555…かな?」
558:
月一で一日中一緒にいる日を作る
563:
雪穂「うーん……強いて言えば月一で一日中一緒にいる日を作る…かな?」
真姫「何よ、拍子抜けね」ハァ
雪穂「だから言ったじゃないですか、真姫さんが期待してるようなことはないって」
真姫「それくらいなら全国の仲いい姉妹なら当たり前よ、その一日中どうしているかが重要だわ」
真姫(私たちなんて毎日一緒なんだから)
雪穂「じゃあ真姫さんは姉妹が一日中>>565してることが当たり前って言うんですか?」
568:
抱き合ってる
569:
雪穂「じゃあ真姫さんは姉妹が一日中抱き合ってることが当たり前って言うんですか?」
真姫「抱き合う!?///一日中!?///」ズイッ
雪穂「は、はい。まぁ私はどっちでもいいんですけど、お姉ちゃんがそうしたいって聞かなくて」
真姫「抱き合ってる間は何もしないの?」
雪穂「どちらかが寝るまでずっとです」
真姫「それは当たり前じゃないわね……///」カアァ
真姫(海未お姉ちゃんと一日中抱き合う………)ホワホワ
ーーーーーーーーーーーーーーー
海未『ふふっひめちゃん♪』ギュッ
真姫『うぇええ!?///急に抱きついてどうしたのよ!?///』ビクッ
海未『何でもありませんよ。それよりひめちゃんも、ぎゅってしてください』
真姫『し、仕方ないわね……///』ギュー
海未『暖かいです…///』ギュットー
真姫『………///』モッギュー
ーーーーーーーーーーーーーーー
真姫(これが一日中って……頭が蕩けちゃいそうね…)ニヘラ
雪穂「………あの、真姫さん?」
真姫「!!! な、何かしら?」キリッ
雪穂「買い物行かなくていいんですか?」
真姫「あ………」
570:
ーーーーー学校
「お疲れーじゃあね」フリフリ
海未「お疲れ様です」
海未(ふぅ、早く帰ってひめちゃんに会わなければ……)スタスタ
絵里「……あら、海未じゃない」バッタリ
海未「絵里!久しぶりですね!」
絵里「ほんとにね。今、弓道部の帰り?」
海未「はい、絵里こそどうしてここに?」
絵里「希とにこと三人で出かけてたのよ、この前水族館に行ったばかりなのに……もう」ヤレヤレ
海未(水族館……?)
絵里「ところでこの後空いてるかしら」
海未「えぇ、何もすることはありませんが………」
絵里「練習で疲れてるところ悪いけど、少し公園でお話しましょ」
海未「そうですね」
海未(私も絵里には聞きたいことがありますし)
572:
ーーーーー公園
海未「……亜里沙が生徒会に?」
絵里「そうなのよ、雪穂と一緒に入りたい!って」
海未「二人なら良い学校を築き上げられるでしょう」
絵里「……私じゃ良い学校にできなかったっていいたいのね」ショボン
海未「い、いえ!そういうわけでは!」アセアセ
絵里「冗談よ♪私も元生徒会長として時々教えてあげてるんだから」
海未「その……相談してもいいでしょうか」
絵里「ん?何?」
海未「え、絵里は亜里沙のことをどう想っているのですか!?」ズイッ
絵里「………はい?」
573:
絵里「お、落ち着いて海未。私と亜里沙は姉妹よ、どう想ってるも何も……」アセアセ
海未「私は真剣に聞いているのです!!」
絵里(ええぇー…どうしたらいいのよこれ……)
絵里(もしかして海未は亜里沙のことが好き?だとしたら私への質問もうなずけるわね)
絵里(問題はなんて答えたらいいかだけど、返答次第では私や海未、亜里沙に対する世間からの目が変わってしまう)
絵里(こういうのは率直に思ったことを言えばいいのよ、そう私が亜里沙に対する想いをそのまま……ね)
海未「どうなのですか!絵里!」
絵里「私は亜里沙のこと>>575って想ってるわ」
577:
可愛くてしょうがない
580:
絵里「私は亜里沙のこと可愛くてしょうがないって想ってるわ」
お
海未「……………」フム
絵里「以前は普通の妹だってあまり気にもしていなかったのに、生徒会のことを教えるようになってからひとつひとつの動きが目に入ってきて、それが小動物みたいで可愛いのよ」
絵里「こんなに可愛い生き物がそばにいたのに私は気づかなかったなんて損したとすら思ったわ。今では亜里沙を眺めるために教えに行ってるようなものね」
海未「……………」フムフム
絵里「そんな亜里沙がもし……もしもよ?誰かと付き合ってそのうち結婚して私と過ごす時間が少なくなったとしたら、
私はとても寂しくなるわ。泣いちゃうかも」
絵里「だから今のうちに少しでもあの子の可愛いところを眺めていたいの」
海未「………絵里ぃ!!」ガシッ
絵里「ひぃ!!」ビクッ
海未「わ、私は………あなたという御方を勘違いしていましたっ!」ポロポロ
絵里「そ、そう…なの?」
海未「あなたがこんなにも妹のことを想っていただなんて、私は何もわかっていませんでした……」ググッ
絵里「ちょ、海未?」
海未「今日はありがとうございました!私も精進します!それでは!」ペコリ タッタッタッ
絵里(……とりあえず亜里沙は守りきれたのかしら、助かったわ)ホッ
絵里(でも海未泣いていたわね、それに精進しますって……私に間接的にフラれたけど諦めてないということ?)
絵里(いいえ、例え海未が相手だとしても亜里沙の恋人には認められないわぁ。絶対にね!)フフン
581:
海未(はぁ…完敗ですね……)トボトボ
海未(おそらく亜里沙も絵里の事を同じくらいに思ってくれているのでしょう)
海未(それなのに私は…妹想いの絵里に向かってあんなことをっ……!)
海未(姉妹生活の終わりまで後一週間だというのにこんなことをしてる暇があればひめちゃんと共に過ごせば……)
海未(……私は最低です)ホロリ
真姫「海未お姉ちゃん?」
海未「ひ、ひめちゃん!」クルッ
582:
真姫「! なんで泣いてるのよ!ここじゃみっともないでしょ!」
海未「うぅ…すみません……」ゴシゴシ
真姫「もう、なんで泣いてたのよ」ナデナデ
海未「……言えません」
真姫「妹でも?」
海未「妹……いえ、妹だからこそ…です」
真姫「………えい」ギュッ
海未「っ!?///」ビクッ
真姫「どうして海未お姉ちゃんが泣いてるのかは知らないけど、私はずっと海未お姉ちゃんのそばにいるから」
海未「本当、ですか?」グスッ
真姫「本当よ。ほら、抱きしめ返して」
海未「………はいっ!」ギュー
真姫(少し苦しい…それに抱きしめてもらう予定なのに逆になっちゃった)ナデナデ
真姫(でも暖かいしいっか…これが私たちの姉妹像なのかもしれないわね)
海未(………?///)モッギュー
583:
ーーーーー次の日
真姫「………海未お姉ちゃん?」
海未「はい、なんでしょう」
真姫「なんで抱きついてるのよ、しかも私が起きる前から」
海未「今日は一日中ひめちゃんに抱きついていたい日なのです、駄目でしょうか」
真姫「駄目」
海未「……………」シュン
真姫「……平日ならね」
海未「!」パアァ
真姫(これじゃあ三馬鹿組と変わらないじゃない、海未お姉ちゃんだから尚更ギャップが……)フフッ
海未「ひめちゃんも抱きしめてください」
真姫「はいはい」ギュットー
海未「♪」モッギュー
真姫(あぁ…頭が蕩けそ……)プワプワ
586:
ーーーーーーーーーーーーーーー
雪穂「ねぇお姉ちゃん」ギュッ
穂乃果「んー?」ギュー
雪穂「高3にもなってまだこんなこと続けるの?」
穂乃果「雪穂だって高1じゃん」
雪穂「私はやめたっていいんだけど」
穂乃果「穂乃果は絶対嫌だ」
雪穂「……そういえばこの前真姫さんが家に来たよ」
穂乃果「へぇー雪穂と話してたの?」
雪穂「うん、姉妹で一日中抱き合ってるのはおかしいって」
穂乃果「おかしくなんかないよ!」
雪穂「いや私もおかしいと思うんだけど……」
穂乃果「まぁ細かいことは気にしない気にしない」
雪穂「ぐぅ……」スヤスヤ
穂乃果「今日は穂乃果の勝ちだね。おやすみ雪穂……」グゥ
587:
ーーーーーーーーーーーーーーー
亜里沙「……………」カリカリ
絵里(あぁ…亜里沙ってば本当に可愛いわ……)ハァ
絵里(今日はどんな可愛いところを探そうかしら)
絵里(そういえば前からの視点は今までなかったわね、前から見てみようかしら)ジー
亜里沙「お、お姉ちゃん?」
絵里「どうしたの?」
亜里沙「そんなに見つめられると恥ずかしくて集中できないよ……///」カアァ
絵里「あら、ごめんなさい」
絵里(照れ亜里沙頂きましたっ!)ガッツポー
絵里(でもこのまま離れるのは勿体無いわね)
絵里(後ろに回り込んで少し離れて見守って上げるわ)ニコニコ
亜里沙「…お姉ちゃん」
絵里「今度は何?」
亜里沙「くっつかれると動けないよ……///」グググ
絵里「ふふっ甘いわね亜里沙、姉妹がくっつくと脳が活性化するのよ」ピトー
亜里沙「は、ハラショー」カリカリ
591:
海未「最近立場が逆転しているような気がしてなりません」
海未「私が姉でひめちゃんが妹のはずです」
海未「なのに忙しくなってきたせいか、運動以外は全て頼りきっています。抱きしめられ慰めてもらうなど論外です」
海未「このままでは姉としての威厳が失われてしまいます!」
海未「>>593をして関係をはっきりさせましょう!」
595:
山頂アタック
597:
海未「ひめちゃん!山頂アタックです!」
真姫「……色々質問したいことあるんだけど、まず今から行くの?」
海未「今からです!」
真姫「準備は?」
海未「しました!」
真姫「……なんで山頂アタック?」
海未「……言えません」
真姫「はぁ……海未お姉ちゃんの頼みだし行ってあげるわ、着替えてくるから待ってて」パタン
海未(熟練者である私がひめちゃんをサポートし、姉らしさを見せようと思ったのですが)
海未(これでは妹のわがままに嫌々ながらも付き合ってくれる姉の図……にしか………)
海未(し、しかし山へ行ってからが本番です!)
598:
ーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「ふぅ…この調子なら休まず頂上に行けそうね」テクテク
海未(……毎日私と同じトレーニングしていたことを忘れてました)テクテク
真姫「さっきから俯いてるけど大丈夫?」
海未「大丈夫です。なんでもありません」プイッ
真姫(無理してるのかしら、それなら……)ヒョイ
海未「ひゃあ!?何を!?///」ビクッ
真姫「何っておんぶよ、疲れてそうだったし」テクテク
海未「お、降ろしてください!///恥ずかしいです!///」ジタバタ
真姫「今日は誰もいないから安心して、それにただ登るだけじゃ物足りないのよね」ヒョイ ヒョイ
海未「う、うぅぅ?……///」カアァ
真姫「助け合うのも姉妹でしょ、頼っていいんだからね」
海未(嬉しいけど嬉しくないです、こんなもどかしいものは……)ガックシ
600:
ーーーーー頂上
真姫「はぁ……はぁ……着いたわ………」ゼェゼェ
海未「あの…やはり背負わせるべきでは……」
真姫「こ、このくらい楽勝よ!真姫ちゃんに出来ない事なんかないわ!」
海未「……たくましいですね」
海未(それなのに私はこんなくだらないことで悩んで……)ハァ
真姫「でも疲れたは疲れたわね、はぁ…くったくた」ゴロン
海未(あ、これは……チャンスなのでは?)
海未「ひめちゃん」トントン
真姫「え、でも汗かいてるわよ。いいの?」
海未「遠慮しないでください、先程のお礼です」
真姫「……お言葉に甘えて」ポフッ
601:
海未(膝枕なんて久しぶりです)クスッ
海未(やっと姉らしいことできたでしょうか)ナデナデ
真姫「……やっぱり」
海未「?」
真姫「こういうことされると海未お姉ちゃんがお姉ちゃんだってことを、改めて思い知らされるわ」
海未「それは…どういう?」
真姫「私も甘えてばかりの妹じゃなくて姉に頼られる妹になりたかったけど、憧れの海未お姉ちゃんにはとても敵わないってね」
海未「私は憧れるような対象ではありません」
真姫「頭が固いところも姉っぽいのかも」フフッ
海未「むっ………」プクー
真姫「でもそんな海未お姉ちゃんのことが大好き」
真姫「ありがとう、海未お姉ちゃん♪」ニコッ
海未(……そうやっていつも姉である私の心を乱しているのですね)
真姫「海未お姉ちゃん…?」
海未(>>604で仕返しします)
607:
ちゅっちゅっ
60
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