【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『沖縄の思い出』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『沖縄の思い出』


続き・詳細・画像をみる

0:
胸騒ぎ
この話は俺が中学の頃聞いた話だからもう20年以上前になる。明治か大正時代の話。
ある大きなお店に丁稚として働いていた延松という人がいた。延松は真面目に働いて
おかみさんや主人から可愛がられていた。ある日、盆も近いということで延松に
休暇をやり帰省させることにした。延松も喜んでおかみさんや主人に礼を言い
自分の実家に帰省した。その夜の事。店もしまい昼の疲れもあってかおかみさんは
床につくといつのまにかすやすやと寝入ってしまった。
しかし、おかみさんは急に夜中に目が覚め胸騒ぎがしてたまらない。目の前の空間は
自然と右手の廊下を仕切っている障子に行き着きずっとそれを凝視していた。
すると音も無くすーっと障子が開きなにやら黒い人のような形をしたものが部屋に
入った。黒い人影はすすーっとおかみさんの寝ている布団をぐるりと回りおかみさんの
上半身あたりで止まった。そして「延松が死にましたーー。」とこの世のものとは
思えない低い声でおかみさんに言うと、来たときと同じようにすすーっと音を
たてずに廊下のほうへ去っていった。その後2時間おきくらいにその黒い人影は
やってきて「延松が死にましたーー。」と言ってきたという。
夜が明けおかみさんは主人にそれを報告し、すぐに延松の帰省先へ使いをやった。
その後、延松の遺体が実家近くの崖の下で発見されたという。
36:
>>30
俺影とか苦手だから結構怖かった・・・。
GJ!
66:
サッカーボール
俺の姉が小学校5年だからまぁ13年前かな。まぁ、姉(麻衣)、姉の友達(美雪)ということで。
美雪ちゃんと姉は仲が良くて、いつも一緒に遊んだり学校いったりしてたごく普通の子達だった。
ただ一つ美雪ちゃんが霊が見える子だって言うことを除いては…
姉の小学校ってさ昼休みが清掃の時間でだったんだけど
ある昼休み、姉と美雪ちゃんは他の子達も居たんだろうけど教室の掃除をしてたんだ。
小学校ってさメダカ飼ったりする水槽があったよな?
んで姉の教室では余った机の上に水槽を置いて、教室の隅においてたんだ。
姉は床にホウキがけしてるときに何か違和感を感じてふと水槽のほうを見たんだ。
机の下にはただサッカーボールがあるだけ……姉はすぐに気づいた。
いや、違う、あれはサッカーボールなんかじゃない…
机の下に血だらけで赤い血管の浮き出た大きい目玉があったんだ。
姉は絶句しちまって美雪ちゃんに「美雪ちゃん、あれ…」って言おうとして肩を叩いて「みゆk…」
まで言ったとき、美雪ちゃんは振り向かずに
「麻衣ちゃんも見えるんだ…目合わせないほうがいいよ…気づかれるとまずいから…」
その時姉は初めて美雪ちゃんが霊が見えるって事を知ったんだそうだ。
霊が見える人と一緒にいると力が移るってたまに言うけど本当らしいな。
117:
近道
昨日深夜遅くまで友達の家に入り浸ってた。
で、3時すぎに「そろそろ帰る」と言ってチャリで帰ってきたんだけどそのときの話。
友達は泊まっていきなよと言ってくれたんだけどなんとなく帰りたくなって断った。
(今思えば泊まっておくべきだったorz)
外に出たらかなり寒いのに気づき、早いとこ帰ろうと思ってチャリをとばした。
家への帰り道は、「遠回りだが比較的明るい大きな道」と「近道だが暗い細い道」
の2つがある。
いつもは夜遅くなったら暗い細い道は避けて、遠回りしてでも明るい大きな道を
選んで帰るんだけど、昨日は疲れていたし、寒いしで早く家に帰りたかった。
というわけでついつい近道の方を選んでしまった。
その細い道に入ると約40メートル前方の所に女の人が一人歩いていた。
OLっぽい格好だったので残業かな?と思い、内心「この道にいるのは自分ひとり
じゃない?」とほっとしていた。というかラッキーとさえ思った。
118:
人が遠くで歩いているのを見た時、時々その進行方向が分からない事ってありま
すよね?その時も、始めは自分が進む方向と同じ様に女の人も歩いているのか
と思っていた。でもよくよくみると顔がこちらを向いているのが分かった
ので、そのうちすれ違うだろうなーと思った。
すれ違ったらその女の人ともお別れか、また1人でこの道怖いな?と
心の中で勝手に残念がっていたのだが、なかなか距離が縮まらない。
変だな。と思った。
あれ?やっぱりこっちに向かって来ているんじゃなく、向こう側に
歩いて行っているのか?顔だと思っていたのは実はベージュのマフ
ラーだったりして・・・いや、でもマフラーなんかしてないか・・・
やっぱこっち向いてるよなぁ・・・
20メートルくらい近づいたときぞっとした。
足は向こう側に歩いて行っているのに、顔はこちらを向いている。
顔は真っ直ぐ前を向いている。
視力が悪くて本当によかった。顔は目・鼻・口が分かる程度で表情などはっきり見えなかった。
前につんのめるほどブレーキをかけ、方向転換し、来た道をもどり、大きな道で家に帰った。
当分近道はできそうにない。以上です。
124:
>>118
鳥肌立ったorz
132:
ビー玉
オカルト板に初めてカキコするので、皆さんには怖いかどうかわかりませんが…
私の姉が体験した話。
姉が高校生の頃、よくバイト先の居酒屋の店員達とよく遊んでいたそうです。
ある日仲間の内の一人が「VF(地元の有名な心霊スポット)行こう!」と誘いました。
姉含め他のメンバーはノリノリだったらしいのですが、一人だけ行かないと言い張っていたらしいです。
その一人(仮にA)は、霊感があるらしく、他のメンバーがいくら説得しても行きたがらなかったらしいです。
バイトが終りVFへ行く日、Aが行くメンバーに、「私は行けないけど、これを持っていって。」と
一人づつビー玉を配り、「これは幽霊一人しか入らないから、本当にヤバイと思ったら無理しないで。」と言い残し、帰って行きました。
行きの車の中では、呑めや歌えやかなりハイテンションでした。
目的地に到着。
Aからもらったビー玉を手に、わいわいと一行は中へと入って行きました。
VFは昔、ディスコで、2、30年前家事に遇い、沢山の地元の人や米軍が亡くなり、
そこは二つのエリアに分かれており、一つ目は入り口から中央。二つ目はダンスフロアで、どうやら二つ目のダンスフロアが一番危ないらしいです。
中へと入って行った一行は、一つ目のフロアを散策。「案外広いね?」と言いながら楽しんでいました。
でもダンスフロアへ行くに従って、周りは異様に静かく、夏場のはずがかなり冷え込んできました。
そしてとうとうダンスフロアへ。その瞬間、全員勢いよく車へ逃げ、無我夢中で近くのモスかファミレスへ辿り着きました。
明るい所へ落ち着いたのか、なぜ誰も何も言わず逃げたのか、話し合ってみたら、
全員いきなり物凄く怖くなったからみたいでした。
ふと思い出した様に、Aからもらったビー玉を出してみたら、一人残らず全員われていたそうです。
姉から5年以上前に聞いた話なので、裏覚えですみません。
133:
>>132
沖縄でしょ?
135:
>>133
沖縄です。
さっき火事を家事と誤変換しました。すみません。
221:
目撃
 あるゲームソフトの企画会社の社長から聞いた話です。
 その会社は渋谷のマンションに事務所を構えています。築三十年の古い七階建てマンションの六、七階が
事務所兼自宅になっています。
 マンションには東と南に二つ階段があります。そのうちの東側の階段での話です。階段を三階から二階、
一回と降りていく途中、あたりが急に真っ暗になることがあるそうです。はい、昼間でもです。その階段には
窓はないのですが、電灯が消えていたとしても、普段、一階から外の自然光が入ってきているのですが。
 ある日のこと、そこの女子社員がその東側の階段を下りていくと、ちょうどその三階から二階のあたりで、
下から上がってくる妙な親子連れに会ったそうです。二十年位前の服装というか、ずいぶん古ぼけた格好で、
父親らしい四十代の男性と、息子らしい小学五年生くらいの男の子が、手をつないで階段を上がってきた
そうなんです。
 二人並んで上がってくるので、彼女は避けなければと思ったのですが、二人は構わずに階段を上がって
くると、彼女にぶつかりました。いえ、ぶつかったと思ったのですが、その二人はするりと彼女の体を
突き抜けていったそうです。
「えっ!」と後ろを振り向くと、ちゃんと後ろに親子連れが立っています。そして、無表情に彼女の方を
向いたまま、すっと消えていってしまったそうです。
223:
 後日、そうした分野に詳しい方とともにその現場の写真を撮ったそうです。目撃した女子社員が、
「大体このあたりです」と、二階と三階の間の階段を指差して。
 出来上がった写真を見て、みんな唖然としたそうです。多少、女子社員の指差した場所が実際より
ずれていたのでしょうか。まるで、それを訂正するかのように、彼女の手が白い光の球に包まれ、
そこから一本の光の筋が出ていました。その光の指した方向が正しい場所だったのです。後で見せて
もらった私も、本当に背筋が凍りついてしまいました。
 どうして東側の階段の、その場所でそんなことが起こるのか、いまだにわからないそうです。
263:
子供
友達にあった話だけどいいかなあ?
長くなりますが…
Aが友人と2人で、出るって有名なトンネルまでドライブに行くことになった。
運転するのは友人で、もちろん夜中。くねくねと曲がる山道の途中にそのトンネルはあった。
適当にトンネル周りと中を走り回ったが、うす暗くて気味が悪い位で特になにも無し。
拍子抜けした2人は帰ろうと峠の道を走っていた。
車のステレオから有線の音楽が流れ、夜中ということもあって2人ともテンションが上がっていた。
しばらく走っていると、これまでしゃべっていた運転席の友人がふいに黙り込んだ。
Aがどうしたという目で見ると、友人がボソっと「…なにか聞こえる」と言う。
え?とAが耳を凝らす、確かに有線に混じってなにか音が聞こえる。
小さいが、なにかの曲…オルゴールの音だ。
有線ではないかと疑ったが違う。誰も乗っていない筈の後部座席、2人の真後ろから音が鳴っている。
264:
振り向いてはいけないとAは直感した。
友人は恐怖で顔面蒼白になりながらも、じっと前を向いている。
最初はかすかだった音は段々とはっきり聞こえるようになってきた。
震えながらも必死で前を向いていたAの視界の端に、なにかが映った。
助手席と運転席の間、丁度シフトレバーのところに、後部座席から身を乗りだすようにして子供の頭が出ている。
思わず叫びそうになるのを堪えると、触っていない筈のウインカーが急に動き始めた。
そのカチカチという音に合わせるように、子供の頭が出たり入ったりを繰り返す。
2人はそれを視界の端に捉えながらも必死に前を向き、カーブの続く道をひたすらスピードを上げて走り続けた。
峠を越えると音は消え、子供の姿もいなくなっていた。
323:
懺悔
【1/2】
俺が高校生のころ、同じクラスにナカヤマという嘘つきで有名な女がいました。
ナカヤマはいつも、わたしには霊が見えるとか霊と喋れるとかあの世と交信できるとか
自分は多重人格だの闇の世界ナンチャラカンチャラの住人だのもうすぐ世界が滅ぶだの
もう嘘つきというか悪質なメンヘラというか、手が付けられないとはこのことかと。
当たり前だが、皆怖くて誰も彼女に近寄れませんでした。
ナカヤマについての話は本当に数え切れないぐらい色々あるんですが、
中でも洒落になってなかったのが俺がナカヤマの隣の席だったときの話です。
いつものようにナカヤマが叫んで今でいう授業妨害を始めたんですが、
(ここから去れ!とかあの世に帰れ!とか言い出す。マジで)
その時は突然立ち上がってカッターをチキチキッ!とやったかと思うと
「懺悔ェーッ!!!懺悔ェーッ!!!」と叫びながらマジで手首を切り出した。
324:
【2/2】
手首っていっても、血管の無い手の甲側です。
叫んでる声量からすればすごく小刻みで、ビビリ入ってる切り方でした。
でも血がピッ、て飛ぶんです。俺んとこまで。
俺のほっぺたをこのバカの血がつたうんですよ。もう本気で洒落にならんですよ。
担任と俺と周りの生徒2、3人で無我夢中で取り押さえたら、
「えっ、わたしいまなにをやっていたの?覚えてない」とかほざくんですよ。
もうね、いいかげんにしろと。おまえ、他まで巻き込んでメンヘラ気取るなと。
俺と逆の隣席に座ってるフジタ君なんて本気でほほをひっぱたいてましたよ。
その後ナカヤマはホントに覚えてないんだもんと泣いてましたが
次の日にはごたいそうな包帯を巻いて何故か首から三角巾で吊り、
「なんかスジまで切っちゃったみたいで♪」と、満足そうに学校に来てました。
あの傷からすれば多分ウソです。
こういうやつって、いつか本気で何かやらかしそうで怖いです。
325:
幽霊よりメンヘルが怖いっと..._〆(゚▽゚*)メモメモ
350:

今から24?5年前N県のS市に俺はアパートを借りて一人住まいし始めた。
家賃2万のボロな借家で6畳、4畳半で汚いキッチンとトイレ付きだった。
住み始めて1週間目のこと。最初、俺は4畳半の部屋で布団を敷いて寝ていた。
電気をすべて消して眠りについたのだが夜中に目が覚めた。俺は寝るとき
横になるクセがあり目が覚めたときは6畳と4畳半を仕切っているフスマのほうに
顔を向けてきた。で冷蔵庫をキッチンのとこに置いていたのだが、冷蔵庫って
夜中静かだとブーンってモーターの音が聞こえるよね?それが最初に耳に入って
ボケーっとそれを聞いてたんだ。そのブーンって音が段々段々大きくなって
いくのよ。もう頭の中でガンガン響いてくるように・・・・よけい眠れなくて
目が冴えてきて顔の向きはそのままにしてフスマをジーっと凝視してたんだ。
351:
そのままジーっとフスマを見てたらスーっと音もなくフスマが開いた・・・・・
10センチくらい開いた。もう俺は頭の中がパニックになって
反対側に寝返ったんだ。そしたら女の人が笑って座っている。年は10代
後半?20歳くらいの人だった。これは金縛りなんかじゃない。体も動くし。
俺は「うわ??????」と大声を上げて叫んだ。もう無我夢中で隣の
6畳の部屋へ行き電気を点けてその夜は震えて過ごした。
次の日からは6畳の部屋で寝ることにし一晩中電気を点けて寝るようにした。
アパートを変えようか悩んだが金も無いし結局2年間そこに住んだ。
昼間でも色々怪現象あったけどね。後に妹が高校の寮を出てこのアパートに
居候したりとかあったし。その後、2度とそういう目には遭わなかったけど。
367:
トンネル
昔の話だが聞いてくれ
飲み仲間達と心霊スポットへ行こうと言う話になり
男2人女2人のベタな編成でベタな地元の怪トンネルに行く事になった
トンネルにまつわる噂もよく聞くものでクラクションを鳴らすと霊が出る
手形がべったり車につけられる、そんな都市伝説的なものだったので
たいして期待もせずワイワイと騒ぎながらAの車でトンネルへ向かった・・
一番はりきっていたのはAで昔からの親友でもある
手形がついたらすぐ解るようにと洗車までしてきたオカルト好きだ
B子とC美は飲み友達でとくに霊感もなくノリで参加したようだった
俺は友達とはいえ女の子とはしゃぎながらのドライブに満足していた
軽くビールを飲みながら田舎の山道を走り30分ほどで問題のトンネルに到着
さすがに雰囲気は満点でAがトンネルに入る前に自慢の怖い話をして盛り上げる
クラクションをピーピー鳴らして気合いを入れると徐行しつつトンネルへ進入していった
中は明かりがついてるにもかかわらず妙に薄暗く
全員口数が少なくなってきたところでAが
「よし!ここら辺でクラクションいくか?」と嬉しそうに言う
女の子達は怖いね?と言いつつ嬉しそうだドキドキしながらAを煽る
368:
Aは「いくぞ?!」と言うと同時にクラクションを鳴らした。すると
「プヒ?ン」
とありえない程なさけない音がトンネル内を響いた
全員大爆笑で「何この音??ww」「面白すぎww」と雰囲気ぶち壊しで大笑い
ハマッタ俺達はクラクションを連打し337拍子をしてみたりと大爆笑
「プップヒップヒヒーン」と鳴らせば鳴らす程なさけない音が響く
しかし異変はこんな大爆笑の中突然起こった
突然全員が笑うのやめシーンとなった あれ?と思い後部座席の女の子達を見てみると
口をぱくぱくとさせて笑っている。というより顔が笑っている
俺の耳がおかしいと気がつくのに時間はかからなかった
まったくの無音で喋っているつもりだが自分の声すら聞こえない絶対無音
AやB子C美に大声で助けを求めたところ 全員同じ現象が起きたらしく
口をぱくぱくさせながらジェスチャーで耳が聞こえないと訴えてきた
Aがガクガクと振るえながら大急ぎで車を走らせる
俺は絶対無音の中恐ろしくて後ろも振り返れなかった・・
何か見てしまいそうで怖かったからだ
トンネルを抜けても無音は変わらずあ゛ーあ゛ーと騒ぐも何も聞こえない
369:
10分程走り山道を抜けたあたりで
「治った?」とB子の声が聞こえ異常な現象が終わったと確認できた
B子とC美は後部座席で怖かったとワンワン泣きじゃくり
情けない事に俺も安心したのかボロボロと涙を流していた
Aはトンネルから出る時点で泣いていたので全員で泣きながらのドライブとなった
やっとコンビニを発見しホットコーヒーを買い落ち着いたところで
全員でさっき起きたことについて口々に語りあった
俺とB子、C美が興奮しながら何も聞こえなくなった事を熱く語っているとAが
「俺お前等おかしくなってすげー怖かった」とまた泣き出した
実は何故かAだけは何事もなく聞こえていたらしく
突然笑っていた俺達が大声で
「あ゛ーあ゛ー」「何コレ?何も聞こえない」「助けて!」
などと言い出し全員狂ったんじゃないかと思い怖かったんだと涙ながらに打ち明けた
その後とくに何事もなく日々を過ごしているが
今でもトンネルを通ると思い出し洒落にならないほど怖いといっている
長文、駄文スマソ
380:
廃ビル
長文ですが、、、
男女4人が地元の廃ビルに肝試しに行くことになりました。
ですがその廃ビルは幽霊が出る、等の噂はありませんでした。
4人の内1人が内緒で肝試しを盛り上げる為に、日中に廃ビルに忍び込み
怖がらせる為の準備をしました。
内容は
 廃ビルに入り最初の部屋の壁に赤いマジックで「私は左の部屋にいます」と書き、
 左の部屋には「私は奥の部屋にいます」と書きます。
 奥の部屋に行くにはT字路を通りますが、そのT字路の突き当たりの壁に
 「私の頭は左の部屋に、体は右の部屋にあります」と書き
 左の部屋の壁には「頭はあなたの下に埋まっています、体は今こちらに向かっています」
 と書いて、右の部屋には上記と逆の意味の言葉を書きました。
その日の夜、予定通り4人が集まり廃ビルの中に入りました。
最初の部屋に入り、仕掛け人は誰が文字を見つけるか様子を伺っていると、
3人共気付かずに別の部屋に進もうとしたので、慌てて壁を指差しながら
「何か文字が書いてあるぞ」と皆を呼び止めました。
皆が文字を見て、どうする、どうすると言いながら騒いでいました。
すると仕掛け人が、せっかく肝試しに来たんだから左の部屋に行こうと
言いながら 左の部屋に入りました。
381:
皆 少し怖がりながらも左の部屋に入りました。
部屋に入ると皆キョロキョロしながら、部屋を探索し始めました。
すると一人の女性が壁に書いてある文字を見つけて、次は奥の部屋だって と言いながら
進みはじめました。
仕掛け人は、みんな食いついてきた、と怖がる振りをしながら楽しんでいました。
すると、先頭を歩いていた女性が、T字路に付くと「今度は左の部屋だって」
と言いながら左に進み始めました。
仕掛け人は、あれっ と思いながらT字路の文字を見ると、「私は左の部屋にいます」
と書いてある。
びっくりして 立ち止まっていると、皆どんどん先に行ってしまう。
皆を追いかけながら色々考えた・・・自分が壁に文字を書いてから6時間位しか
経過していないのに、こんな廃ビルに赤いマジックを持って来る人がいるはずがない
それに壁に書いてある字は明らかに自分の字ではない。女性の字だ。
言葉にならない程の不安を感じて、皆に もう帰ろうと呼びかけても 笑いながら
どんどん進んでしまう。
先頭の女性が、何の迷いも無く左の部屋の扉を開けて中に入り、皆も続いて中に入った。
皆が壁に書かれている文字を探し始めたが、仕掛け人はこの状況を皆に説明できずに
ただ、壁に書かれている文字が何なのか、怖いイメージを膨らませながら震えていた。
382:
すると皆が壁の方をじっと見ている。
震えながら その文字を見ると「次はおまえだ 今から行きます」と書かれている。
その文字は明らかにマジックではなく、血 で書いたような赤黒いイビツな文字。
その文字を見るなり、仕掛け人は悲鳴を上げながら来た道を全力疾走で逃げて行った。
皆もその後を追ったが、消えてしまった様に姿は無く周りは静まり返っていた。
数日経っても家に帰ってこない為、警察に捜索願を出し、事情を説明した。
その後警察から連絡が入り、警察署で事情を聞くと、廃ビルの中の
T字路の右の部屋で頭が無い遺体を発見した。頭部は今も捜索中です。と説明を受けた。
廃ビルに一緒にいた3人はしつこく取り調べを受けたが、事件未解決のまま
今も頭部は発見されていないそうです。
439:
写真の子供
以前、あるスレに投稿したものですが・・・
小学校のとき、担任だった教師。性格がとにかく悪かった。
自分の子供と俺たち生徒を比較して、私の子供は君達みたいな子には育てないだとか、
とにかく奴は自分の息子を溺愛し、俺たちと比較するのが好きな奴だった。
特に俺なんかは出来が悪くバカだったので、いつもいたぶられていた。
こんな問題も出来ないの、とか、とにかくいろいろ言われて頭に来ていた俺は、
教師の机の中身のものを滅茶苦茶にしてやろうと考えた。
(当時俺たちの小学校では、教室に教師の簡易机みたいなものがあった)
休み時間、その日は曇天にもかかわらず、殆どの奴は運動場に出かけたり、
別のクラスに言ったりで、残ってる奴は珍しくいなかった。
教師の机の引出しを開けた俺は、綺麗に整理されたノート、
カラーごとにきちんとまとめられたペンなどが目に入り、
とにかくこれを滅茶苦茶に荒らしていた。
ふと見ると、一番下のノートに、裏向きに写真が挟まっていた。
家族の写真だろう、と直感した俺は、この写真もパクってやるか、と写真をひっくり返した。
その写真に写っていたのは、担任と夫らしき人物、そして小学生ぐらいの子供。
猛烈に震える俺の手。
心臓の音が聞こえるようだった。
440:
写真の子供の顔が、火であぶられていた。
黒ずんだ子供の顔。
焦った俺がノートを落とすと、 ノートの間から何枚も写真が出てきた。
どれも子供の顔だけが火であぶられていた。
はっと気配を感じて廊下側を見ると、廊下側のガラスの向こう。
すりガラスのせいで姿は見えなかったが、
直立姿勢で立っている影があった。
俺は担任と直感し、窓から飛び降りた。一階だったのが助かった。
そして俺は隠れてクラスを見ていた。
(教室側からは死角の、いい位置があったのだ)
誰もいない教室で、担任はマッチを使って写真をあぶり始めた。
そこまで見ると、俺は猛ダッシュで運動場に行き、友達と合流して遊んだ。
他の誰か(生徒)がイタズラをしたんだろう、という俺の考えは間違っていた。
怖いのは、今考えても、そんな事をする理由がわからないのだ。
夫婦の仲が極端に悪いとかで、
写真の中の「夫の顔」をあぶるならまだ分かる。
だがなぜ子供の顔なのか?あんなに自慢していたのに。
そしてあの時、もし俺の教室が2階や3階だったら――――
そう考えると、今でも寒気がする。
駄文スマソ。
小学校のときだから記憶があやふやな面もあるのだが、
幽霊よりも怖いものがあると知ったあの夏。
524:
カチカチ
一年程ぐらい前の話。仕事で疲れて家に帰ってきた俺はそのまますぐに寝てしまった。
目が覚め起きると夜中の1時半ぐらい。このまま寝て朝風呂入るのもめんどくさいので
ウトウトしている頭を持ち上げて風呂に入る事にした。
怖くはなかった。霊の存在は信じてたけど自分は全く霊感ないし今まで一度も霊体験を経験した事なかったから。
服を適当に脱ぎ捨て全裸になっていざ風呂場へ。
シャワーを浴び俺鼻歌を歌い出す。何か気分がいい。
まあごく普通だが俺の風呂場の隣には洗面所がありドア一つで連結している。
風呂場から洗面所へ向けて出るドアの真正面には洗面台が設置しておりそこにはごく普通のサイズをした鏡が設置してある。
そしてそのドアはうまく言い表せないがモザイクのかかった透明なガラスみたいのでできていて
風呂場から洗面台の様子をモザイクがかかった感じで見る事ができる。逆もまた同様。
まあ少なくともそこに人の存在は確認できる形の造りになっていた。
俺シャワーを浴びている最中ふとドアの方に視線を向ける。
そこにはボンヤリと黒い影らしきものが移りこんでいる。
気にはならなかった。どうせ姉貴だろう。うちの姉貴は夜中起きている事が多くて
俺が風呂に入っている最中に洗面所で何かしている事は珍しい事ではなかった。
俺、シャンプーリンスをしてその後丁寧に体を洗い、いざ湯舟の中へ。
またドアの方に視線を向けるとまだ黒い影がボンヤリと…。
俺今日はいつもより随分長いな…と思いながらもさほど気にもしなかった。
するとシャワーを浴びている時はシャワーの音で聞き取れなかったけど洗面所の方から音が聞こえる。
「カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…」
さすがに俺も不気味に思ったがまだ心にはいくらかの余裕がある。
でも少しでも感じたこの不安を早く拭い去りたくてこの黒い物体に声をかける。
「なー?姉貴何しとんの?」
返事がない。もう一度声をかけるがそれにも応答せず…。
それでも周囲的に鳴っている謎の音。
「カチ…カチ…カチ…カチ…カチ…」
俺鼻歌歌って上機嫌だったがだんだん怖くなってきて冷静さを取り戻してくる。
529:
523続き
そういえば…おかしい。姉貴にしては黒い部分が多すぎる。
姉貴は黒髪だが長さは肩にかかるかかからないかのショートヘアー。
それに姉貴のパジャマが黒だとしてもそんなパジャマ今まで俺は見た事がない。
背筋に悪寒が走り自分でも恐怖が募っていくのがよくわかる。
だが自分でもびっくりしたがそれと同時に好奇心が湧いてきている事もわかった。
今まで霊は信じていたが霊経験のなかった俺としてはこの目で霊の存在を再確認したかったのだろう。
俺が黒い物体を気付いてから30分は過ぎていた。
夜明けにはまだまだ時間があるしこのままでは拉致があかない。
俺は意を決して覗いてみる事にした。
そんな中でも相変わらず周期的に謎の音は鳴り続けている。
「カチ…カチ…カチ…カチ…」
俺はなるべく音が漏れないようにこっそりと湯舟を出る。
黒いボンヤリとした物体をマジマジと眺める。間違いない。これは姉貴でない事は確かだ。それだけは断言できる。
周囲に聞こえていそうなぐらいの心臓の鼓動を抑えドアのぶに手をかける。
俺、覗きこむようにゆっくりとドアを開ける。
その黒い物体を見た瞬間俺は自分の好奇心を憎み自分のした行為を激しく後悔した。
見なければよかった…。
黒い物体は身長が120?130ぐらいの真っ黒な着物を着てこれまた真っ黒な髪を背中中間辺りまで
生やした全身真っ黒な日本人形みたいな無表情な女の子だった。
そしてそれとは裏腹に顔だけがおしろいを塗ったように真っ白でそのギャップがまた
俺の恐怖心を煽りたてた。
俺は恐怖の余り硬直してしまい視線を外す事ができない…。
その全身真っ黒な日本人形みたいな女の子は鏡を見ていて視線の先はどこを見ているのかわからない。
鏡を通して自分自身を見ているのだろうか…?
そして更に異様な光景だったのが小さいおちょぼ型の口を大きく開けてカチカチと歯を鳴らしている。
そうだ、風呂場で聞こえたカチカチという音はこの女の子の歯の音だったのだ。
でも何の為にそんな事をしているのか全くわからない。
531:
523続き
どれぐらい経過しただろう。
俺自身は30分にも1時間にも感じたが実際は5分くらいだったと思う。
そんな時真っ黒な日本人形みたいな女の子の視線がゆっくりと動いた。
鏡ごしに俺と目が合った。
俺情けない話だがもう半泣き。
そして目が合った瞬間女の子が鳴らしていた歯の音が
「カチ…カチ…カチ………カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ!!!」
そしてゆっくりと首だけを動かしこっちを振り向こうとする。
もう俺限界。狂ったような大声出しながらフルチン全裸でおかんの部屋へ突入。
事情を説明しおかんに付いてきてもらい洗面所に行くとそこにはもう誰もいなく
洗面台の栓のとこには長い髪の毛がびっしりと絡まっていた。
これで俺の話は終わり。俺の中では一番怖い体験を話したけどこのスレで鍛えられてるおまいらにはいまいちかもな。
結局その後その女の子の霊はもう現れなかった。
ただこのせいで霊感がついてしまったみたいで霊を見かける事が多くなってしまった。
最近は俺の部屋の窓から見える街灯のところに皮がひんむかれた女(たぶん)の生首がすごい形相でこっちを見ているのが悩み。
533:
老婆
半年ぐらい前の話
バイト帰り、いつもの帰り道を軽快に自転車で疾走していたら前方やや脇に老婆が…
別に気にせず通過しようと思っていた矢先 老婆が俺を呼ぶ。
「あーぅ#$*!@(聞き取れない)」 (なんだこのばあさん…)
しかし困った様な、助けを求めるような、そんな表情で近づいてくる。
なんだか分からないので停車。
そして凄い形相で俺の腕を掴んでこう言った。
「のせてってぇ!おねがいいい!」
マジでビビった。
そして老婆の背中に何かチラっと見えた。
紙の様なモノが。
「ねぇぇ!おねがいい!お兄ぁぁさん!!」
俺に倒れ掛かるように腕をがっちり掴んで離さない。
「おばあさん!危ないから!落ち着いて!」
俺も落ち着け。
「病院にいかなくちゃいけなのよお!」
急を要する感じだったがどう見ても老婆はピンピンしてる。
しかし老婆は腕を離さないどころか 俺の自転車を奪おうとする。
「いやいやいや!お婆さん!ちょ、待って! お婆さんの家はどこなの?」
この時点でなんとなくわかっていたが、老婆の背中を見て確信した。
赤い字で「相手にしないでください」と書かれた張り紙。
掴まれた腕を軽く振りほどこうとしたら、老婆はわざとらしく尻餅をついた。
転んだと泣き叫び地べたで駄々をこねる老婆に向かって
「一生そこで転がって死んでろ!このクソババァ!
そうやって駄々こねてると家族もさぞ迷惑だろうな! 死ね!」
と吐き捨てて帰った。
老婆にも老婆の家族にも自分自身にも腹が立つ嫌な体験だった。
556:
自販機
あんま怖くないが俺の体験談を聞いてくれ。
二か月ぐらい前。俺は確か知り合いと親戚の祖父の葬式に出たんだ。祖父の家は俺が今すんでる家から3時間くらいの所にあるんだけど
式はまぁ普通に終わり、次の日仕事もあったもんだから、その日のうちに帰る事にした。(知り合いも同じ方向)
夜中の2時過ぎくらいには家の近くまで着いた。そこで喫煙者の俺はタバコが切れたので自販機を探してたら、ちょうど古いアパートの近くに自販機があった。
この辺は家から近かったけど来たことはなかった。
アパートは廃墟らしく人の気配は無く、電灯もついたり消えたりしてて不気味だった。
そこでタバコを買おうとして金入れたんだけど、何の反応もないの。
返却とかも無理。ムカついた俺は自販機を蹴飛ばした。
その瞬間背筋に鳥肌が立った。
つづく
557:
>556続き
何かの気配がした。恐怖で動けなかった(多分金縛りではない)。
そしたら急に自販機の底(機械と地面の間)から両手が出て来て、俺の両足を掴んだ。
手の色は青白くて血がいっぱいついてた。
びっくりした俺は叫んだんだと思う?
遠くから知り合いの車から降りる音がしたから。
で、俺は何かよく分からんが目の前がぐにゃってなった。
テレビ番組のエフェクトみたいに。
それと同時に何かに頭の中を掻き回されてる感じがした。探し物探しててタンスの中を掻き回す感じに。
すごい吐き気がした。頭もクラクラした。
あと小さな女の声で
「…無い…………無い……」
って聞こえた。
気がついたら病室。どうやら俺はあの日から5か間生死をさまよっていたらしい。
知り合いによると駆け付けて俺を見た時、俺は白目を向いて泡を吹いていたらしい。
あれからだいぶ経つが物忘れがひどくなった気がする。
あの日助けてくれた知り合いの名前と顔すら思い出せない。
562:
ジュース
父の転勤で田舎に行ってたときの事で、もう、20年くらい前の話し。
もの凄く人なつっこい農家の娘さんと友達になり、良く遊んでた。
ある時その子の家に行って、ままごとをする事になった。
刃のなくなったフルーツナイフとか欠けたお皿等、家庭用品の廃品を道具に
遊んでた。
クズ野菜の端とか、葉っぱの切ったのとかで遊んでる最中に、
「ハイ、ジュースどうぞ」
って、お母さん役の友達が、綺麗な緑色の水をコップに入れて出してきた。
「綺麗な色だね?、本当に飲めそう。飲んでも大丈夫かな?」
ってきいたら、
「ん?、おばあちゃんはダメだったよ。年寄りだったからかな」
「子供には関係ないって、お父さんは言ってたけど」
と答えた。
コップを口まで持って行ったら、何とも臭くてとても飲めなかったんで、結局
飲まなかった。
中学生になってから知ったんだけど、そこのおばあさんは農薬の中毒症状で死んでた。
614:
看護婦
高2の頃、部活中に靭帯痛めて少しの間入院したことがありました。
で、そこに多分20歳代の結構かわいい看護婦さんがいて
その人とよく話したりして、それなりに楽しい入院生活を送ってましたw
そして退院する前日の夜だったと思うんだけど、
なぜか寝付けなくて布団の中でボーっとしてたら、その看護婦さんが夜の見回りにやってきました。
とりあえず寝たフリしてたんだけど、
何のことはない、その看護婦さんはみんなちゃんと寝てるかササッと確認して
そのまま部屋出て行くのかなと思ってたんだけど、
なんか俺のベットの前で立ち止まってる気配がしました。
チラチラ光が見えたんで多分懐中電灯を持ってたと思います。
訳がわからなかったので、ほんの少し薄目で目開けてみたら
その看護婦さんが自分の顔(俺のじゃないよ)に懐中電灯のライト当てて、
すごい顔して俺のこと睨んでました。
めちゃくちゃ怖かったのですぐ目閉じてそのまま寝たフリしてたら、そのうち立ち去って行きました。
次の日の朝、退院するときにその看護婦さんと会ったけど
普通に笑顔で送り出してくれました。
あれは一体なんだったのかよくわからないけど、そこまで嫌われていたのかもしれないと思うと・・・。
615:
>>614
可愛いだけに怖いな
625:
マネキン
大学時代に聞いた話
実際にそいつが体験した
そいつ(Tとする)の家は美容院。
1階が店舗で、2階が居住用。
Tの部屋は2階の一番奥で、その当時部屋に電話がなかった。
電話を使うときは、いつも1階の美容院の電話を使っていた。
外から店の入り口を入るとすぐに待合スペース。
その先に会計カウンターがあり、電話はその会計カウンターにあった。
カウンターにはいすもあり、Tはいつもそこに座り電話をしていた。
いつものようにTが友人に電話をかけていると、カウンターから見て一番左奥の蛍光灯が消えた。
蛍光灯が切れたのかな?と思い、後ろにある電気のスイッチをパチパチと押してみたら、蛍光灯が付いた。
家も古くなっていたので、接触が悪いのかなと思ったTは然程気にせずに電話を続けた。
すると今度は、奥から2番目の蛍光灯が消えた。
Tは、しょうがねぇなと思い、また後ろのスイッチをパチパチ・・・。蛍光灯は再点灯した。
すると今度は、奥から3番目の蛍光灯が消えた。
626:
Tはイライラしながらスイッチをパチパチ・・・。蛍光灯は再点灯。
なんか、おかしいなと思ったTは電話相手に、2階から電話をかけなおすと告げ受話器を置いた。
受話器を置くと同時に、全ての蛍光灯が消えた。
すると今度は全ての蛍光灯がまるでストロボのように交互に付いたり消えたりし始めた。
こりゃヤバイ・変だと思ったTは2階へ上がるドアを開けようとする。
が、建て付けが悪く、いつもは半ドア状態の扉が今日に限って完全に閉まっている。
いくら押してもビクリともしない。
強く押すと、少し開くのだが、向こう側から押し返されるようにまた完全に閉まってしまう。
何度か同じことを繰り返すが、全て押し返されてしまった。
以前兄貴に同じようにからかわれたこともあり、また兄貴がやってるのかと思い、
「兄貴!ふざけんなよ!シャレになってねーよ!」
と叫ぶが、反応は一切なかった。
結局ドアは開かなかった。
627:
この時には蛍光灯は何事もなかったように全て点灯していたが、怖くなったTは友達に電話をかけなおした。
兄貴がいたずらしてマジ頭に来る、など怖さを紛らわすように話を続けた。
自分(私)にも経験があるのだが、電話をしている時、他愛の無いものに目が行ってしまうことがある。
この時のTも同じで、電話をしているTの目が行ってしまったのが、待合室のパーティションにある頭だけのマネキンだった。
そこには3体のかつらを着けたマネキンがあり、全てのマネキンが、客に良く見えるように待合室に向いていた。
Tから見ると、マネキンの後横顔がみえた。
Tが見たのは真ん中のマネキンだった。
電話で友達に今までの経過を話していると、その真ん中のマネキンが、
キィッ・・・
と、首だけTの方へむいた。
動くはずのないマネキンを見たTは、悲鳴を上げながら2階へ続く階段のドアへ体当たりをした。
ドアは何事もなかったように開き、Tは階段を駆け上がる。
その足で兄貴の部屋へ行き、
「ふざけんなよ!まじしゃれになんねーよ!」 と文句を言った。
すると兄貴は、「なんのこと?」と不思議そうに聞き返した。
Tは、「俺が1階で悲鳴上げたの聞こえたろ!」とけんか腰でいうと、そんなもの聞こえなかったと、兄貴は知らん顔。
本気で怖くなったTは、その夜布団をかぶり震えながら眠った。
次の朝、高校へ登校する際には必ず朝シャンするTは、ビクビクしながら1階へ降りていった。
もちろん最初に見るのは、あのマネキン。
すると3体あったはずのマネキンが、2体しかない。
不思議に思ったTは母親に、
「母さん!マネキンが2体しかねーよ!」と聞いた。
母親はこう答えた。
「なに言ってるの。マネキンは最初から2体よ。」
・・・コワー・・・
長文ごめん。
636:
>>627
恐かった。GJ
699:
開かないロッカー
部室にロッカーがあった。
部員も少なく 小さい部室だったので
ロッカーは10個ぐらいしかなかった。
その中で1つ 開かないロッカーがあった。
新学期を迎える前に
部室移動することになった。
部員総出での部室移動。
順調に作業が進み
ほとんど全ての移動が終わった。
その中で開かないロッカーは残っていた。
『開かないんじゃあ 使えないと同じだな』
先生の一言でロッカーは
外の粗大ゴミ置き場に放置された。
移動が終わった後に
数人で粗大ゴミ置き場に向かった。
どうせ持っていかれてしまうなら
その前に 自分達で開けて見ようと思った。
何とか開けようと奮闘したのだが・・・
一向に開かない。
彼是30分ぐらいやってた。
700:
もう開かないならいいか・・・と思い
帰ろうとした時、
『ゴドン!!』
と音がなった。
ロッカーの扉が少し開いていた。
友達が恐る恐る近づいて
蹴りでロッカーを開けた。
・・・何の変哲も無い
普通のロッカーだ。
錆びてて開かなかったのか・・・?
何か入って無いか
友達がロッカーを探る。
天井に何か張り付いているのを見つけた。
『ベリッ・・・』
嫌な音がした。
ノートが張り付いていた。
中を見てみると 奇妙な絵が描いていた。
パラパラとしか見なかったのだが
どことなく不気味な感じがした。
最後のページに
【ア・・・ジ ンニ ク キタ 】と赤い文字で書かれていた。
ノートは友達が持って帰った。
面白そうだと言うことで。
1週間後 彼は死んだ。
729:
沖縄の思い出
中学の修学旅行で沖縄に行ったことがある。
「修学旅行の目的地が沖縄」
と言うと羨まれるかも知れないがそんなに良い物でもなかった。
というのも俺達の学年の主任教師をやっていた社会科の先生が戦争について
尋常じゃないほど関心のある人(左寄り)だったので、社会化の授業内容は
ほぼ1年中日本軍が引き起こした惨事などが中心になっていた。
なので沖縄にいくことになったのも、
「中学の思い出作り・・・」
というよりは
「実際に戦場になった土地で戦争の残酷さをしっかり学習する・・・」
というのが目的だったからなんだと思う。
今思えば沖縄やサイパンのように当時激戦区になった土地は明らかに
ヤバイ筈なのだからもっと注意して行動すればよかったのかも知れない。
730:
修学旅行の内容は畑の地下に掘られた防空壕の見学とか、ヒメユリの塔の記念館の見学とか、
実際に沖縄戦を経験した当時の女学生さん(今はおばあさん)のお話を聞いたり・・・
といったもので、修学旅行なのに全然楽しくなかった。正直かなり気が滅入る内容だった。
その反動で、
「自由時間使って飛び切り楽しいことやらんと身がもたん」
と思うようになっていた。
旅行前半は本島での行動だったが、後半は渡嘉敷島のような離島に移動した。
(その離島が何という名前だったかは覚えていない)
その離島での宿泊所は、戦時の米軍のベースキャンプ用に建てられた施設だった。
島全体を見渡せる丘陵全体を覆うように敷地が広がっており、その丘の中腹に宿泊施設が建っていた。
敷地の広さはこれでもかと言うほど広大で、端から端が見渡せないほど広かった。(何十キロもあるそうだ)
宿泊施設は敷地の端っこにあり、そこから先は延々と野原と森が広がっているのだ。
丘の向こうには一体何があるのか確かめてみたい、そうゆう一種の冒険心をくすぐられる景色だった。
夕方になって自由時間があった。部屋ですることもなく呆けていると、
俺と同じようなことを考えた奴がいたようで、一緒に探検しにいかないかと持ちかけてきた。
2人だけでは寂しいのでもう1人連れてゆくことにしてそばにいた奴を誘った。
そいつは自由時間が割りと短めだということを理由に同行するのを嫌がったが強引に誘った。
結局3人で探検しに行くことになった。出発するころには日が沈んで辺りが暗くなり始めていた。
(以下誘ってきた奴をK、オマケ君をFとする)
731:
ところで沖縄にはハブがいる。もちろんその離島にもいる。
ハブは咬まれたら血清を注射してもらわないとまず助からないという恐ろしい毒蛇である。
咬まれてパニックになり動き回るのもよくない。咬まれたときは人に助けてもらうしかないのだ。
ベースキャンプの敷地はネズミ返しのような特殊な塀で囲ってあり、
一応はハブが侵入しない様になっているのだが・・・本当に安全なのは宿泊施設周辺だけである。
だから自由時間中も宿泊施設からなるべく離れないように注意されていたのだが、
駄目といわれたら余計にやりたくなるのが子どもだ。
俺達は一時の好奇心に任せてかなりの冒険を冒してしまった。
3人で丘を登ってゆく。進むに連れて道はどんどん狭まってゆき両側の草むらが迫ってくる。
ハブがいそうな場所はまさにそうゆう場所なのでちょっと怖い。
Fが「危ないから帰ろう」としきりに言う。俺とKはそれを無視してガンガン進む。
ハブは確かに怖いが、冒険をしているという興奮と高揚感が危機感を麻痺させていた。
宿泊施設が後ろに遠く小さくなった頃には辺りは真っ暗になってしまっていた。
732:
そうなった頃になってようやく俺も怖くなってきた。
もし本当に草むらにハブがいたら、この状況で咬まれたらまず命が無いのだ。
内心ものすごく逃げ出したかったが、びびってることをKに悟られたくない俺は必死でKについていった。
Fは泣き泣きぐずりながらもついて来た。Kは人が変わったように一心不乱に突き進んでいた。
しばらく進んで、もう洒落にならん位怖くなったので俺はFと一緒になってぐずる事にした。
もう怖くて怖くて体裁など構っていられない。
Kは最初は聞き訳がなかったが俺とFの必死の嘆願にようやく戻ることにしてくれたようだ。
来た方向を振り返ると宿泊施設の明かりが小さく、その遥か向こうに港町の明かりが点々と輝いていた。
ここまで来たが草むら以外に何も無かった。怖い思いをしたが何も収穫が無かった。
ただ振り返る直前に進んでいた草むらの向こうに何かチラリと光った気がしないでもなかったが、
その時はなんとも思わなかった。後になって考えると恐ろしい。
733:
宿泊施設に戻ると思ったよりも遥かに時間が経過していたらしく、
「生徒が3人行方不明になった」
と先生達が血相を変えて待っていた。もちろんかなりコッテリと絞られた。
生徒がハブにかまれたときのことを考えてヘリを呼んで警察に捜索願を出そうとしていたらしい。
色々あって修学旅行が終わったが、沖縄から戻ってからというものKの様子がおかしい。
以前はそんなことをする奴ではなかったのだが、奇声を発しながら机やロッカーなどを殴ったりする。
それに妙にカリカリしていて短気になった。まるで不良みたいだ。
そのうちKは学校に来なくなってしまった。
しばらくして登校するようになったときには以前通りのKに戻っていたので安心したものだ。
734:
どうしたんだとKに聞くと、Kはどうやら憑かれていたようだ。
Kの家系は代々霊感が強いらしく、Kは見えたりはしないのだが物凄く憑かれ易い、
霊媒体質とでも言うのだろうか、そうゆう体質だそうだ。
沖縄から戻って以来性質がおかしくなったKを見たKの祖母は、親戚の仲で特に力の強い人を頼って診てもらったそうだ。
なんでもKは10数体もの霊にとり憑かれていて、普通に生活していたのが不思議なくらいだったそうだ。
その中の格闘家の霊の影響で暴力的な行動を起こしていたらしい。
その親戚の方がねんごろに霊の供養をしたお陰でなんとか普通に戻れたそうだ。
そのことと合わせてもう一つの事実を聞いた。今になってもその事がかなり恐ろしい。
あの離島での冒険でKはひらすら進んで行ったのだが、後で地図で確認すると
その進んでいた方向には戦争で亡くなった方々の慰霊碑が建てられた霊園があったらしい。
一咬みで命を奪うハブ・慰霊碑・Kにとり憑いた霊・・・俺達はあの日何かに引き寄せられて行ったのかも知れない。
今でも沖縄と聞くとあの日のことを思い出す。
こう言っちゃ何だがあの土地へ遊びに行く人たちの気が知れない。
もう2度と行きたくない。
長文失礼しました。
735:
>>734
乙!
面白かった。
直接的に霊が出てきて怖かったという話よりも
こういう、その土地の持つ背景とかに焦点を当てて
怖さが増幅される話ってかなり印象に残る。
789:
サバゲ中の怖い体験
サバゲー「サバゲ中の怖い体験を語れ」より
631 名無し迷彩 sage 2006/03/14(火) 16:34:43
以前、人家から相当離れた山中で数回夜戦を行った。
月明かりが、とても明るいスナイパー好みの夜だった。
数戦終えて小さな空き地で小休止してると、そこいらに
いそうな中型犬が現れた、10mくらい距離を置いて近づ
こうとしないが、菓子とかを投げると5mくらいまで寄っ
て来るようになった。
やせ細った犬はよくよく見ると犬ではない綺麗な狐とわ
かったが、珍しいなくらいにしか思わなかった。
さあ開戦となり、流れ玉が当たってはと、その狐を追い
払ったその時・・・私を含めた数人がしっかり見た。
それまでダラリと垂れ下がっていた、
その狐の尾は1本や2本じゃない何本もあった。
    (つづく)
632 名無し迷彩 sage 2006/03/14(火) 17:02:07
631から
その狐は小気味良く飛び跳ねながら細い林道を横切り
林道の山側へ・・・ その間2度ほどこちらをふりむ
いた。 その2度目に低い声で鳴くと言うより唸り
声のようなものが聞こえた。低い低い声だった。
私は「チガウナ」と聞こえたが他の者は「チガウ」とか、ある
者は「コレデハナイ」と聞こえたと後でわかった。
皆は、誰かが今の狐おかしいというまで、今自分が見
た光景が目の錯覚と思いこんでいた。
そして、俺も俺もと今見た光景が現実とわかり、即刻
撤収を止める者などいなかった。
790:
633 名無し迷彩 sage 2006/03/14(火) 17:42:38
632から
話は前後するが・・・
この場所は3週間ほど前に下見に来ていた。
もちろん昼間、といっても早朝だった。
林道脇に車を止めて、仲間とこのあたりならと
話しているとジムニーが2台凄い勢いでやって
きた。私の車が邪魔だったので直ぐにどけ様と
すると・・・「こんなとこでなにしっとるん
じゃー」「さっさとどけんかー」っと散弾銃を
構えたおっさんが降りてきた。両車の後部には
猟犬が何匹も・・・ゲーマーがおもちゃのエア
ガンでも一般人(その時は平服)に見せない様
気を使うのにと思ったが、かかわりたくないの
で、ぺこぺこしながら車をわきにどけると2台
は、また凄い勢いで走り去った。
仲間となんだあいつらは、などと話していると
遠くで「バンッ」「バンッ」と散弾銃の音と犬
の鳴き声・・・その時ここは夜戦のみというこ
とになった。
    (つづく)
791:
634 名無し迷彩 sage 2006/03/14(火) 18:15:04
633から
そんな出来事もそろそろ忘れかけていた数週間後
私は新聞記事を見て背筋が凍った・・・あの夜以上
に怖かった。
その小さな新聞記事には狩猟中仲間を誤射、
さらに誤射した加害者が直後に猟銃自殺
とありました。まさにあの山です。
ごじつけと言われるかもしれないが・・・
あの狐は仲間か家族を撃たれ復讐しようと犯人
を探していたのではないかと・・・
似たような銃をもつ私たちが犯人かと近づいた
のではないかと・・・
もちろん新聞記事の2人があの2人かはわから
ない。
もちろん二度とあの山にはいきたくない。
あの夜、狐をエアガンで撃つような馬鹿が私た
ちのチームにいなくて本当に良かった。
    (おしまい)
792:
サバゲ中の怖い体験2
もうひとつ、上記と同じスレの同じ人の体験
650 名無し迷彩 sage 2006/03/15(水) 15:30:24
それは、そろそろ平地の雪も消えてゲームの季節が近づいたある日
私はMP5Jを買おうか悩んでいた。
そんなおり仲間から○○店行かないかと誘われて、いつもなら結構
遠いので渋るのですが、その日は二つ返事で同行した。
なんでも、店を閉めるそうで相当値打ちな物もあるそうな・・・
お昼過ぎには店に着いて私は早MP5Jの前に突撃、しばらくして
なにか変な匂いに気がつきました。何とも言えない。生くさいと
いうのか・・・
その時誰かに「サバゲに使うのですか?」と声をかけられました
店員かと思い振り向くと・・・そこには店員ではなく・・・
653 名無し迷彩 sage 2006/03/15(水) 15:53:40
650より
20代後半くらいの青年が立っていた。
何を隠そう私は結構年を食ってるが童顔なのとミリタリ系の服装
から同年代と思って声をかけてきたようだ。
その青年、結構若いわりには礼儀も良く私の仲間数人と青年の友
人がもう一人輪になって、しばしサバゲ談議に花が咲いた。
ただ、私はあの匂いがどうもその2人からしてくる様で少し距離
を置いていた。
ほどなく、今度一緒にゲームをしようと言う事になり、その2人
が良い場所(友人の父親所有の土地との事)があるというので、
場所にも困っていた私のチームには、またと無い良い話だった。
その日はお互いの代表が携帯番号を交換しわかれた。
数日後彼らから連絡があり2週間後の休日ゲームを行うことに
なったと私にも連絡がきた。
その時、連絡を受けた仲間が相手が公衆電話だったよと
また、相手の携帯には架けても繋がらなかったそうな。 ?つづく?
793:
656 名無し迷彩 sage 2006/03/15(水) 16:24:22
653より
ゲーム当日、その場所は数年前近くにトンネルが出来たのでほとんど車が
通らなくなった県道の峠だった。
まだ道の日陰には雪も多くさらに通る車も無い。
ちょうど古いドライブインの様な廃墟がありこの周りで行うらしい。
私たちのチームが車2台で乗り付けると廃墟のかげから2人が手を振って
あらわれた・・・
私を含めチーム一同は驚いた。2人は、まんまロシア兵だ!
完璧な軍装にもちろんAK・・・こちらは米兵風と独親衛隊風の半端な装備
なので少し引いてしまった。早ゲームとなったが2人は私たち6人を相手
にするという4X4の方がといっても聞かないのでそうした。
もちろん廃墟の中もOKということだったが地下室があるらしく危ないので
絶対入らない様釘をさされた。ゲームは2人が場所を熟知しているせいかい
い勝負に・・・ただ、相当な熟練ゲーマでないとそこまで出来ないほどだ。
数戦終えて小休止してると、またあの匂いが・・・そう店の時と同じだった。 ふと2人を見ると変わった水筒から水を
ぐびぐび飲んでいた・・・っと見ると水でない・・・・赤い私はトマトが大
の苦手なので、たぶんいやーな顔で見てしまったと思う。 言い訳がましく
野菜ジュースなんて健康的だねと話しかけると「まあね」と一言・・・
でもあの歯の赤みは正直気味悪かった。
その後ロシアの軍装について聞いたがほとんど実物とのことだった。
その日は5戦ほどしてお開きに・・・私たちのチームが車で走り出し1kmも
走ったろうか前の車が路肩に止まった。前の運転手はこちらに駆け寄り言った
「あの2人どうやって帰るんだ?」そう、自転車はわからないが車は無かった。
とりあえず林道みたいな道から近くの集落に抜けられるのだろうなどと、
いうことで落ち着いた。
     (つづく)
794:
658 名無し迷彩 sage 2006/03/15(水) 16:52:02
656より
あのゲームから3日目仲間からTELがきた。
P38の予備マガジンを、あそこで落として来たらしいという。そこで次の
土曜に一緒に探しに行ってほしいと・・・車で1時間以上かかるのと、
何か、あの匂いのことが思い起こされて、躊躇したが自分も一度同じ様な
事があったので快く引き受けた。
当日昼前に現地に着いて早マガジン捜索、1時間弱探したがさすがに仲
間も諦めた様子、そこで何気にせっかく来たので地下室でものぞいて見よ
うということになりマグライトを持って降りて見た・・・
階段の突き当たり左に扉がありそっと空けたとたん・・・またあの匂いが
さすがに気味悪くなり仲間に「この匂い!」といったが花粉症の彼には
それほど匂わないらしい。地下室は8畳ほどの倉庫のような部屋でよく見
るとだれか生活していたような布団や毛布、雑誌などが散乱し小さな冷凍
専用の冷凍庫と家庭用の大きめの冷蔵庫があった・・・冷凍庫の上蓋は開
いたままで直ぐに中が空だとわかった。 そしてよせばいいのに彼がもう
1台の冷蔵庫を開けた・・・電源なんて入ってないのに冷気が流れ出るよ
うに感じた。 中を見ると下段に雪が袋詰めにされ上段には牛乳瓶ほどの
黒い小瓶が沢山入っていた、彼がその1本を手に取りライトを当てると、
その瓶は黒ではなく赤黒いペンキの様な液体が入った透明な瓶とわかった。
      (つづく)
795:
661 名無し迷彩 sage 2006/03/15(水) 17:29:02
658より
私も彼も瓶の中身が最悪の液体ではないかと思ったが確認するすべがない
とりあえず1本持って扉などもと通リに閉めて廃墟を出た、直ぐに車に乗
りこみ運転席の彼は小瓶を私に差し出した・・・手が震えていた。
受け取る私も手が震えていたと思う。
彼は直ぐに車を出した、私は何度も振り返り、あの2人がいないか確認し
た、運転席の彼も何度もミラーを見ていた。
数キロ走ったところで私は匂いに我慢できなくなった・・・彼に小さな橋
の上に止まってもらって・・・吐いた。 持っていた小瓶は川に投げた。
川は浅く割れた瓶から赤黒い液体が流れてた。
とても迷ったがメンバーで相談の上、匿名で警察に連絡した。
新聞などに載らないので何でもなかったかもしれない。
その後あの廃墟から、そう遠くない工場(私の仕事の外注さん)の社長さん
から聞いた話だが、あそこにはホームレスが2?3人住んでいたそうな。
あと、そのホームレスが朝鮮人だというウワサもあったそうな。
あの2人は北朝鮮の兵士だったのか・・・
もちろん携帯教えたメンバは番号を変え、メンバのだれかに何かあれば
他の全員が警察へ駆け込む事になっている。
      (おしまい)
798:
678 名無し迷彩 sage 2006/03/17(金) 18:52:56
677より
すべての記憶がよみがえります。私の小隊・・・といっても、もう十数人
しかいません。 「○○少尉!」私の前世の名です。不思議と違和感はあ
りません。 そう、少々裕福な家に生まれ大学出てから候補生となれたのと
親類の伯父が陸軍の将校だったおかげで、私のような青二才が士官です。
この砲撃とあの大きな戦車に立ち向かうすべも勇気も、もうありません。
恥ずかしいが足が震えます。たたき上げの○○軍曹ですら顔色がありません。
すでに砲撃で左の壕が全滅、私は退却を命じました。
他の小隊とも合流ままならず、結局我が小隊の生き残り8人で南へと脱出、
農家から食料もらったりして5日ほど歩きました。
そして最後の夜がきました。
     (つづく) 
679 名無し迷彩 sage 2006/03/17(金) 19:23:33
678より
その夜は農家の軒先で休みました。家主は私たちが怖かったろうと思います。
なけなしの食料も分けてくれましたが、脅したわけではありません。
よく、我々が満州であこぎな事をしたと言われますが、どこの軍隊もみな同
じです。 ハラを少し満たして皆は寝ました、疲れ切っていました。
もう、見張りを立てる様なこともありませんでした。 
そしてその瞬間がきました・・・・ いきなり「パーン」「タターン」
相手が露兵なのかわかりません・・・さらに手榴弾の炸裂「キーン」と
いきなり耳鳴りがなり炸裂音など聞こえませんでした。私は腰の14年式を
出し応戦しますが敵が見えない2?3m這って進むと○○が・・・呼んで
も動きません。 ○○軍曹が騎兵銃を持って向こうに走ります。
発射光に拳銃を2発、1人飛び出します・・・平服のゲリラか山賊です。 
もう1人・・・頭に当たったのによろよろ歩いてきます。もう1発・・・
納屋の向こうへ軍曹を探しに出たその時・・・
(つづく) 
799:
680 名無し迷彩 sage 2006/03/17(金) 19:44:33
679より
腹を何かが通りました・・・さらにもう1つ、そして背中にタバコの火を押し
付けられたようでした。数m前には軍曹が・・・すでに数人に毟られていま
した。そいつらに拳銃を全弾撃ったと思いますが、もうわかりません。
そこからは何も思い出せませんでした。
涙がぼろぼろこぼれる横を彼女が通リ過ぎると体が動くようになりました。
皆も泣いていました。
この年齢も職業もちがう8人がなぜまた知り合えたのか、よくわかりました。
さすがに仰天した私たちは、ある霊能者を直ぐに尋ね一部始終を話しました。
その霊能者いわく、8人は非常に強い無念と不思議な因果に導かれ現世にいたった
と・・・そのため不思議な目にあうのだと・・・その因果を断ち切るには
この話を明かせと。
ただし明かされた者には、それなりの念が移るので危ないと・・・よって
出来るだけ多くの者に明かし1人が受ける念を小さくしろと・・・
長々と読んでくださった方ありがとうございます。
こんなのただの作り話です、お気になさらない様。
ただ、 何かあったら、ごめんなさい。
837:
介護職の思い出
2年前とある特別養護老人ホームで介護職として働いていた時の話です。
そこの施設ははっきり言って最悪でした
何が最悪かと言うと老人を人として扱わず
物のように扱う職員ばかりで食事も薬とかおかずをご飯にまぜたり
入浴は水のようなお風呂で乱暴な介護で
抑制も日常茶飯事でした。
職員の給料とか待遇はよかったんですが
あまりにもひどい老人さんの対応の仕方に
心ある人は我慢できずやめていく人も多かったです
そのため、毎日のように人はいなく
職員全員がいらいらしてる状態で
ひどい職員はそのストレス発散を老人にして
怒鳴ったりすることもたびたびありました
その酷い職員の中でも特に酷い職員がいまして
老人さんに暴力を振るっていました。
Aと呼ぶことにします。
Aの暴力はいつも酷くて顔以外の場所を叩いたり蹴るなど
Aは元ヤクザをやってた人でみんな見てみぬふりで
暴力によって怪我をしてもうまく隠蔽されました
俺もAが怖く注意できず今と思えば情けない話です・・・・orz
839:
Aの暴力する老人の対象は認知症や言語障害でしゃべれない人でした
その中で言語障害のBさんはAにされた暴力の内容を日記に書いてました
そしてその日記を別の職員に見せて助けを求めるも無視され
Bさんは身内の人もいなく4人部屋でも周りの老人は認知症が酷く
自分がわからない状態でAにとってBさんは最高のカモだったのです。
そんなある日、早朝Bさんは急変して病院に行くも亡くなられました。
Bさんが亡くなった夜にAは急な心筋梗塞にて亡くなりました
まるであとを追うように・・・・・・
840:
次の日、Bさんのベットを片付けていた時に
本当はいけないことなんですがBさんの日記を見させてもらいました
Aに対しての暴力の内容や怒りが書かれてました
Bさんが亡くなる前の夜に書かれた最後の日記を見てぞっとしました
「あいつを地獄につれていく」
その後すぐ職場をやめて
違う仕事に転職しました。
転職してから一ヶ月後交通事故に合いました
全治三ヶ月
もしかして日記の内容を見て呪われてしまったのではないとか
思ってしまうこともありますが
これは偶然であると自分に言い聞かしてます。
最近ですけど怖い夢を見ました
地獄みたいなところでBさんが笑いながら
Aを木刀のようなもので殴っている夢を・・・・
まあ、大丈夫とは思いますけど
これを見てもし何か災いが起きたらすみません。
859:
心霊スポットで肝試し
まあ支援は無いみたいだけど書かせて頂きます><
去年の夏の話。
大学生で夏休み。その為かなり暇を持て余していたので、例の如く友人三人と(以下A、B、C)
心霊スポットで肝試しをすることになった。
全国的に見ても結構有名な心霊スポットで、俺も始めて行く場所だったからかなりビクビクしてた。
そして実際そこに近づいてみて感じたのは、斥力でも働いてるかのように身体がそこに向かおうとしない。
それくらい雰囲気がやばかった。その上霊感のあるAは
「今日はちょっともうこんくらいにせーへん‥?何かめちゃくちゃやばい気がする‥('A`)」
とか言い出してくる始末。
でもせっかく来て帰るのは何なので一応スポットである森の中に入るだけ入ってみることにした。
皆思うように身体が進まない‥‥結構中に入り込んできて、いきなりAが焦った感じで
「やばい‥ほんとにやばいよ!もう帰るぞ!」
と半ば叫ぶような口調で言い出したので引き返すことにした。
860:
そしてAが車に乗ってからいきなり語りだした‥
「実はさっき木の影から手だけが伸びててこっちおいでおいでみたいな感じで動いてたんだよ‥」
それだけでも((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブルなのに
「ちょっとついてきてるかもしれへん‥‥」
とかいいやがる。
もう皆言葉も出ないくらいビビってきたので、Bの家に行って飲む事にした。
(つってもあらかじめ酒買っておいたから予定のうちだけど)
861:
恐さのせいもあってか、いつも以上に皆酔っ払ってきている。
そしてBが部屋と台所の仕切りになる戸が少し開いてることに気付き
「ここ開けんなよ。ゴキブリが入ってくるだろ。」
とちょっと怒ってきたのでしっかり閉めた。確かにBの家の台所は汚く、ゴキブリがいても不思議ではない。
そしてそれから数分したころ、またその戸が少し開いてるのに気付いた。
明らかにおかしい‥誰もトイレにたって無いし、その戸に近づいてすらないはずなのに空いてる‥
そしてそれに気付いた直後、ちょっとガタガタと小刻みに揺れながら微妙に開き始める‥‥
それで俺は完全に酔いが冷め始め、Aも
「やばい!何かいるよ!隙間からなんか覗いてる‥‥」
と半ば泣きながら言い出した。
86

続き・詳細・画像をみる


PS4とPS3で発売される「龍が如く」最新作は、8月24日のニコニコ生放送でお披露目

【超速報】朝日新聞社が慰安婦強制連行の捏造を認め言い訳を始めた件wwwwwwwwwwwww

P「音無さんと律子のラジオが二回目を迎えた」

【画像】全裸の男をロープで縛り外を散歩して通報されたドS女の顔・・・

ハサミと尻尾も操作できるサイボーグ・サソリ

アップルがASUSに負けた! タブレット市場でシェア逆転劇発生

【悲報】木村カエラが久本化して劣化・・・・・・(画像あり)

1秒未満で5TBを転送可能な世界最速のインターネットが登場 1GBの動画を1000分の1秒でDL

バニラアイスをおいしく食べれるトッピングなんかある?

Yahoo!「ニュース入ったよ!今日の気温だよ!アニメ見放題だって!」

隣の猫を倒したい

母が携帯にホイッスルをつけてた

back 過去ログ 削除依頼&連絡先