まつり「秘密?」【ミリマス】back

まつり「秘密?」【ミリマス】


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2:
まつり「お疲れ様なのです」
まつり「ほ? 誰もいないのですか」
クククク
まつり「ほ?」
P「クククク、まつりか…ちょうどいいときに戻ってきたな」
まつり「どういうことなのです?」
P「何…ちょっとしたことだ」
P「お前はエターナルハーモニーのメンバーの一人だからな、特別にこのユニットの秘密を教えてやろう」
まつり「何なのですか?」
P「まぁ、来い」
3:
P「さぁ、ではエターナルハーモニーの秘密を教えてやろう」
まつり「ゴクリ」
P「実はクレシェンドブルーのメンバーは社長が全員選んだのに対して、エターナルハーモニーは俺の意向でメンバーを選んでいる」
P「つまり……」
P「俺のプロデュースの好みがもろに反映されているということだ!!」
4:
まつり「ほ? それが秘密なのです?」
P「まぁ、待て……まだ慌てるような時間じゃない…」
まつり「全く慌ててないのです……」
P「俺の意向でメンバーを選んだといっても、リーダーである千早を選んだのは社長だ」
P「俺はリーダーを千早にすると聞いたときに思った……千早といえば、歌だ。つまり、歌に強みを持つメンバーを集めれば強力なボーカルユニットを作ることが可能だと!!」
P「だが、俺は同時に思った……それではつまら……いや、物足りないと…」
まつり「今、明らかにつまらないといったのです!」
P「そこで、だ。俺は千早のもう一つの側面に着目し、メンバーを選ぶことにした」
まつり「いったい何なのです…?」
20:
エターナルハーモニーのSS待ってました!支援だよ
>>4如月千早(16) Vo リーダー
>>1徳川まつり(19) Vi
5:
P「つまり、いじって楽しい奴らを集めることにしたのだ!!」
まつり「ほ(威圧)」
P「まぁ落ち着けよ……このメンバー選定は千早の足りない面を補うこと…加えて他のメンバーの相互作用をもって、優れたステージを生み出すことを画策している……」
まつり「……どういうことなのですか」
P「千早はリーダーなんて初めての経験だからな、きっと悩みに悩んで慌てふためくだろう。これだけでご飯が三杯はいけるな」
まつり「……」
P「…悩んでみんなと協力してという過程を通して、千早と他のみんなのレベルアップを同時に行うというのが俺の計画だ」
6:
P「次になぜのこのメンバーを選んだか、だが…」
P「そうだな……まず、風花から」
P「風花といえば、もちろん見た目のすばらしさだな」
P「そして、風花は千早に足りないものをすべて備えているといっても過言ではない! 何とは言わないが」
まつり「最低なのです…」
20:
>>6豊川風花(22) Vi
8:
P「つまり風花の存在によって千早に常にダメージもとい、自分の足りないものを意識させる、プレッシャーをかけることをことができるわけだ」
P「風花は押しが弱いところがあるからな、俺の無茶な仕事を受け続けてきた、主にセクシー関係の…」
P「だが、そのおかげで風花は人に見られるということがどういうことかをよく学び、周りへの魅せ方をよく理解するようになった」
P「千早の歌は人を引きつけ、真に迫るものを感じるのは確かだが、魅せ方がまだ、足りない…」
P「それがある意味、千早の歌の魅力になっているのは確かだが、風花を通して魅せ方についても学んでくれればいいと思っている」
まつり「ここだけ聞くとまるでちゃんとしてる風に聞こえるのがむかつくのです…」
9:
P「次は…そうだな、ジュリアだな」
P「ジュリアの役割も風花と近いものがあるが……ジュリア自身の歌唱力は千早と合わさったときに非常によい響きになると思ってる」
P「さらに、ジュリアのすごいところは、その歌唱力に加えたパフォーマンスのよさだ」
P「観客がどうやったら楽しむかを熟知している。そのパフォーマンスは千早に全くないものだ」
P「千早とジュリアの間で化学反応が起こればとんでもないことになる、無限の可能性を感じる」
P「そんなジュリアだが…」
P「クククク」
まつり「こ、今度はな、なんなのです?」
20:
>>9ジュリア(16) Vo
10:
P「奴の真骨頂はそのポンコツさだ!」
まつり「ほ?」
P「ポンコツというと語弊があるが……ジュリアは本質的に音楽以外のことは割と雑だ」
P「そのビジュアルとパフォーマンスでごまかされているが……ひとたび、音楽から離れると……」
P「こないだのサバイバルがいい例だ」
まつり「確かにあの料理はひどかったのです…」
11:
P「最終的には美味しく食べれるものが作れるように成長してくれたからよかったものの、正直最初に味見をさせられたときは、死を覚悟した…」
P「そんなジュリアをユニットに加えて、俺がやつに火をつけてやれば、クククク」
まつり「とんでもない鬼畜がいるのです…」
12:
P「ふむ、後二人だな」
まつり「もうすでにお腹がいっぱいなのです」
P「じゃあ、まつりは最後にしてエミリーにするか」
まつり「聞いてないのです…」
P「まぁ、と言っても、エミリーとまつりの役割はだいたい同じだ」
P「二人は比較的バランスがいいから、他の三人の緩衝材的役割を期待している」
P「エミリーはその容姿に対して、日本文化の心得をもつというギャップのよさ…」
P「それになにより大和撫子的な慎みさがチームをまとめるのに非常に役立つだろうと思っている」
P「だが、クククク」
20:
>>12エミリー(13) Da
13:
まつり「また、なのですか…」
P「現時点でも、エミリーは確かに大和撫子ではあるが……まだ子供だ」
P「星梨花ほどではないにしろ、純粋さに加え、無知さをはらんでいる」
P「それはつまり、俺が白といってしまえば黒でも白と信じ込ませることが可能ということだ!!」
まつり「ひどすぎるのです」
14:
P「密かにエミリーに爆弾を抱えさせ、ユニットのみんなの前で爆発させる」
P「まさに、阿鼻叫喚の地獄絵図だ!!」
P「だが、愉悦!!」
まつり「ダメなのです、この人を早くなんとかしないと……」
15:
P「最後に、まつりだな」
P「……」
まつり「……何なのですか?」
P「いや、言ったほうがいいのかなって思って」
まつり「……もう、ここまで聞いたら最後まで聞くのです」
P「ふん、そうか…」
P「まつりはそうだな…その存在そのものがいいと思っている」
まつり「ほ?」
まつり「それって……」
16:
P「まつりってほら姫キャラだろ」
まつり「キャラじゃないのです。まつりは姫なのです」
P「うんうん、そうだな」
まつり「この人やっぱり聞いてないのです……」
P「そうまつりといえば姫、話し方や、衣装の見た目でこのチームのアクセントになるといった感じだな」
P「そして、まつりさんはふざけた感じを受けるが非常に真面目で気遣い上手だ」
まつり「もう何も言わないのです」
P「メンバーを気遣う影のリーダーとしての役割をまつりには期待してるわけだ……なんだかんだで大人だしな」
17:
まつり「……」
P「だが、それだけではなく…」
P「クククク、意図的にユニットに摩擦を生じさせることで、みんなのために頑張る献身的で慌てたまつりをたっぷりと観察することができるわけだ…」
まつり「やっぱり最低最悪の外道だったのです」
P「こんな愉快な5人を集めれば、100万人ライブも達成間違いなし!」
まつり「全くそうは思えないのは、なんなのでしょう…」
18:
P「ふぅ、こんなところだな」
まつり「……」
P「どうしたまつり、黙ってしまって……楽しみ過ぎて言葉にならないのか?」
まつり「プロデューサーは働き過ぎて脳がおかしくなったのです?」
P「はっはは、何言ってるんだ。俺はいたって正常だ」
まつり「とてもそうは思えないのです」
P「まぁ、冗談はさておき、お前たちなら素晴らしいステージを作れると期待しているからな!」
まつり「いったいどこからが冗談なのです、ねぇ!」
P「はっはは、じゃあな」
バタン
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