結衣「あかりがキレた」back

結衣「あかりがキレた」


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1:
\アッカリーン/
あかり「はーい!…カメラさんピントはオッケーですよね?」
カメラ 「コク、コク」
あかり「では、ゆるゆり、はっじry」ブツン
--------------------
\アッカリーン/
あかり&ちなつ「はーい!ゆるゆりはっじまーるよー!」
京子「二人とも、出番はここまでな訳だが」
あかり&ちなつ「へ?」
アッカリーン
ちなつ「えーーー!?存在感無いのがうつったー!」
あかり「あかりのせいなの!?」
結衣「すみません、始まります…」
あかり「………」
--------------------
4:
\アッカリーン/
メカあかり「ハーイ、ユルユリハッジマルヨー」
あかり「って何これ―」
--------------------
5:
--------------------
\ミラクルーン/
ミラクるん「はーい!魔女っこミラクるん華麗にはっじまるよ?」
あかり「なんでー」
ミラクるん「えーいうるさい!」
あかり「きゃー」
アッカリ?ン
あかり「わー、みらくるんにまほうかけてもらえたよー(棒)」
ミラクるん「(あれ、今少し棒読み気味になったような…)さ、さっさと焼きそばパンを買っておいで!」
あかり「……」
ミラクるん「……!ちょ…ちょっと何黙ってるの!?さっさと焼きそばパンを」
あかり「い い 加 減 に し ろ よ ク ズ 共 !!」
ミラクるん&ライバるん&ガンボー&カメラ「!!!!!??????
6:
楽屋
ちなつ「………」
京子「………」
カメラ「……」
結衣「……」
綾乃「………」
千歳「……」
向日葵「………」
櫻子「……」
ミラクるん「………(うわ、あかりちゃん本気で怒ってる…どうしよう…)」
ライバるん「………」
ガンボー「………」
カメラ「……」
結衣「あ、あかり、やっぱり影が薄いキャラのポジションはきつかったか…?」
あかり「………」
7:
京子「あかり…?」
あかり「別にあかりは空気扱いされる事自体は構わないんだよ」
結衣「え…?」
あかり「それがあかりの役割だし、事前に影が薄いポジションだって知った上でその役割を引き受けたからね」
あかり「でもね…」
あかり「こんなのは話が違う!あかり…、いや、私はあくまで空気キャラであって、イジメられ役で無ければ、ぼっち役でも無いし、
 不幸キャラでも無いんだよ!!」
全員「!!」
あかり「もう嫌!私はこれ以上こんな事続けるのは嫌!今日限りでゆるゆりに出るのは、やめさせて頂きます!!」ダッ
櫻子「あ!あかりちゃん!?待って!!」
結衣「あかり……」
--------------------
9:
綾乃「……まさか、赤座さんがあそこまで感情的になるなんて」
向日葵「私も赤座さんが本気で怒る所なんて初めて見ましたわ…」
結衣「無理も無いよ、才色兼備の超優等生だったあかりが、
 あんな扱いをされ続けて…、むしろよくここまで持ったと思う」
ちなつ「ですよね…」
私の幼馴染である赤座あかりは、本来は容姿端麗で運動も学年トップ、さらに勉強も学年トップ、
加えて性格も嫌味が無く周囲から女神と評され、時折「結婚したい」とまで言われる等、
全てにおいて完璧の超人美少女だった。
特に学力においては、現時点で2年の期末テストを受けさせても、事実上の学年トップである綾乃すらも
上回る成績を出せると言われる程。
勉強に関しては、まともに勉強するようになった京子って感じだろうか……。
だが、ある日私達の世界の一部が外の世界へと晒される事になった。
その際、私とちなつちゃん、京子、あかりのメインキャラ4人の中で一人だけ、
影の薄いキャラとして演じるよう言われた。
しかし、影の薄いキャラというと、汚れ役とまでは言わないまでも、
あまり良い聞こえのする役割では無い。
無論、私と京子とちなつちゃんは自分から進んでこの役割を引き受けようとはしなかった。
そしてそれは、おそらくあかりも同じ……そう思った時
10:
あかり『じゃあその役、私がやりますよ』
あかりはその役割を立候補したのだ。
結衣『いいのか…?あかり…?』
あかり『うん。たとえ影が薄いキャラだって、それが必要とされてるなら立派な役だよ。
 だったら、私はその役を喜んで引き受けるよ』
笑顔で答えるあかり。
だが、その時は表情こそ笑顔だったが、
今にして思えばやはりあかりはこの時からこの役割を引き受けるのは嫌だったのだと思う。
たぶん、あかりの事だから私達の事を気遣ってあえて自分がやると言ったのだろう。
空気キャラ役があかりに決まり、すぐに神様から空気を演じる上での指示があかりに出された。
1つは今よりやや幼い性格を演じる事。2つ目は自身の成績や運動等の能力全般を今より抑える事。
3つ目は空気扱いされた際に、それを嘆く演技を演じる事。
1つ目の指示の理由はわからないが、2つ目はおそらく空気を演じる上で今のままだと目立つからだろう。
あまりにも出来過ぎると器用富豪となり、あるいはこのご時世だと中二病扱いされ、
どう捉えられても目立ってしまう。
11:
櫻子「え?でもあかりちゃん、今でも成績は優秀じゃないですか?」
結衣「最優秀だったのを優秀程度に落としたんだよ。それがこの世界では一番目立たないから」
向日葵「この世界では名前あるキャラは、ほとんどが学業は優秀レベルですからね。
 馬鹿なのは櫻子くらいですわ」
櫻子「んだとぉ!だからおっぱいがでかいんだよ!」
向日葵「はぁ?意味がわかりませんわ」
当然逆に成績不良にするとそれはそれで目立ってしまう。
この世界では馬鹿なのは大室さんくらいだから。
櫻子「船見先輩まで……」
結衣「あ…、いやごめん、悪気があった訳じゃないんだ」
13:
ここまで来れば、3つ目はもう言うに及ばず。
とにかく、これで私達の世界が外に晒される事となった。
最初はそれをわかりやすく、外の世界の人間に見せるためか、
登場してすぐ影が薄くなる…とう訳では無く実際はちなつちゃんが出たあたりからだった。
それ以降は徐々にアバンでも、ピンぼけやアバン台詞のぶつ切り等で、
空気ネタ要素が強くなっていく。この状況に対しあかりは
あかり『私は全然平気だよ。影が薄いのをあえて演じるんだから、ここまで強くネタにするのは、
 わかってたし』
と、答えた。無論全く平気と言うのは嘘だろう。
しかし、空気ネタが徐々に強くなる事については想定が出来ていたのは確からしく、
空気ネタのエスカレートなら、あかりなら耐える事は出来るようだった。
なので、あくまで空気ネタ程度で収まるなら、まだ良かったのだが……。
さらに話が進むと、あかりの扱いについて方向性が変わってきた。
ちなつちゃんが空気が伝染するのを煙たがったり、名無しの子供たちがあかりのお団子に
棒を突き刺して遊んだり、何故か段々いじられ役…というよりややイジメられ役になりはじめた。
14:
あかり『だ、大丈夫だよ…、これが私…じゃなかった、あかりに与えられた重大な役割なんだから』
さすがにこの頃になると表情が引きつってきた。誰がどう見ても無理してるのはわかっていた。
しかし、そんなあかりに追い打ちをかけるかのように、空気ネタも交えつつ、そちらの
描写もエスカレートしていった。
というかイジメ描写に加え、さっきあかり自身が言ってた不運やぼっちな描写まで増えていった。
大室さんにも筆記用具をお団子に刺されて遊ばれたり、同じく大室さんに
鳥のエサをあかりの周囲に撒かれて鳥に貪られたり、ごらく部メンバーと生徒会メンバーに
鈍器で総叩きされたり、あかりが目立ち周囲から好かれる場面は全て夢オチだったり、
電車であかりだけ取り残されたり、時間跳躍する話が全て京子の紙芝居だったり、
メカあかりや宇宙人に襲われたり、バレンタインで一人だけチョコを貰えなかったり、
これらが津波のように押し寄せて、あかりの精神力を一気に削っていく。
それでもあかりはまだ自分の役割をまっとうしようという意識は残っていたのだろう。
外と世界がつながっている間は、笑顔を作り、空気な『赤座あかり』を演じ続けた。
しかしそんなあかりにさらに追い打ちをかけてくる事が起こる。
既に外の世界とつながっている状態ではあるが、さらに複数の世界…
つまりゆるゆりとは別の作品の世界とのつながりが起こった。クロスオーバーとも言うか。
15:
結局そこでも空気扱いは当然として、不幸な目にあったり、のけ者にされたり、いじめられたり、
何重にもわたってあかりは苦しめられた。
そしてとうとう今回で限界が来る。
ミラクるんに雑用のごとく扱われ、たまりにたまった怒りが爆発して今に至るという事だ。
向日葵「櫻子……」
櫻子「うー!だからあの時土下座したじゃんよー!」
向日葵「ま…私も少なからず赤座さんを傷つけてきましたし、人の事言えないですけど…」
京子「なんていうかはずみでやっちゃうんだよね…、あたしらくらいの年頃だと、どうしても
 こういうのが多少なりとも面白く感じちゃうから…」
千歳「うちらも赤座さんぶっ叩いてしもうたし」
綾乃「あれは赤座さんが歳納京子みたいに頭打って性格おかしくなったから…って思ってやったんだけど」
ガンボー「過程はどうあれ、トドメはミラクるんのせいだボ」
ライバるん「ですよねー」
ミラクるん「う…」
16:
結衣「偉そうに語ってた私も何度も空気ネタに便乗したり、他にもいろいろ酷い事しちゃったな…」
ちなつ「でも、これらって一応神様からの指示なんですけどね…」
櫻子「でもやっぱり私達は私達でそれをエスカレートさせる事に一役買ってたのも確かだし」
京子「というか、あかり本人も言ってたけど、ここまで来るともう空気でも何でもなくて
 ただのイジメられ役、不幸キャラ役、ぼっち役だよね」
カメラさん「しかし参ったねえ…、あかりちゃんがいなくなるとゆるゆりが何の魅力も無い作品になっちゃうよ」
結衣「カメラさん…?」
京子「キャーシャベッタ―」
カメラさん「悪いけど、明日誰か無理やり彼女を引っ張って来てくれない?」
ちなつ「なっ…!?」
綾乃「そんな無茶な…!」
カメラさん「3期だか、OVAだかまだ知らんがアニメもまた新作があるそうじゃないか。
  まだまだ彼女には頑張ってもらう必要があるからねぇ」
17:
結衣「その新作があるからこそですよ…?どうせまた悪乗りしてあかりをいじめるんでしょ?
 これ以上あかりの精神に負荷をかけるのは危険です!」
千歳「そうや!さすがに赤座さんは少し休ませた方が…」
カメラさん「しょうがないじゃないか、他にこの作品特有の売りみたいなのが無いんだから。
  もう彼女に頼るしかないのだよ」
向日葵「そんな……」
カメラさん「大体、我々神様陣がこの手のネタを使うようになったのだって元を辿れば君達のせいだよ」
綾乃「え……?」
カメラさん「ありきたりツンデレ女の綾乃ちゃん、ありきたり百合妄想女の千歳ちゃん、
  ありきたり男勝り女の結衣ちゃん、ただ典プレ臭い悪役顔作るだけで
  腹黒きどってる痛いエセ腹黒女のちなつちゃん、つーかちなつちゃんに関してはもはやエセ腹黒ですらねえ、
  ただの性悪だ。少しはファル様見習えや。
  後は美少女顔だけど中身はキモオタという、今となっては視聴者にとってはありふれてしまった
  『意外性』キャラの京子ちゃん。
  全員、この作品での設定上では特徴はある事になっても、外に出たら2番煎じも良いとこの無個性…
  いや、真の空気の集まりじゃないか。こんなんじゃ商品になんないんだよ」
18:
京子「う……」
ちなつ「悔しいけど、言い返せない……」
結衣「でも、仮にそうだとしても、もう少しやり方ってものがあるんじゃないですか?」
結衣「例えば、余計なあかりイジメの描写を減らして、代わりに空気ネタを良い方向に
 使うんです。2期で車に水たまりの水を飛ばされた時、私達は全員ずぶ濡れになりましたけど
 あかりだけ空気化で回避したり、オセロの石を空気化させて大室さんにオセロで圧勝したり…
 そういうのをもっと増やせばいいじゃないですか。これなら事そのものは結果的に良い方向に
 向いてるんだから、あかりの負担だって少しは減りますし」
綾乃「そういえばそうよね…、存在感が無いならそれによりデメリットと同時に
 逆にこういうメリットも生まれるのが普通なのに…。
 ……何故こういうのは少ないんですか?これらだって十分ネタにだってなるでしょう?」
 
京子「そういえば、クロスオーバーでも何故かそういう方向でのネタにはほとんど
 されてなかったよね。あったのは海軍大将の赤犬や護挺十三隊の更木剣八を軽く
 手玉にとるものくらいだった気がするし」
19:
向日葵「というより存在感が無いなら
 逆に、子供たちにいじめられたり、鳥獣に襲われるというのもおかしい話ですわよね?
 襲ったりいじめたりする以前に、赤座さんを認識できないと思うのですが…
 こういう時だけ赤座さんの存在感を出すのも都合が良すぎますわ。
 歳納先輩もおっしゃってましたけど、これじゃ空気でも何でもありませんわ」
カメラ「うっさいなぁ、んな事はこっちも承知でやってんだよ。
 大体今のこの業界は悪い方に悪乗りネタした方が受けも良いんだよ。」
カメラ「大体この程度で騒ぎすぎなんだよ。君達は乃木坂春香の秘密のアリスティア・レイン
 というキャラを知っているかい?」
京子「え?ええ…知ってますよ。ヲタク美少女っていう設定面では
 私の先輩のようなメインヒロインがいる作品ですよね。
 アリスは確か…、メインレギュラーの一人で無口設定のキャラでしたね。
 それが何か?」
カメラ「さすがに京子ちゃんはオタ設定持ちなだけあって、外の世界の事もある程度は
 目が効くみたいだね。
 ようはそのキャラはあかりちゃんなんかよりもよっぽど悲惨な扱いを
 受けてるって事だよ」
20:
京子「確かアリスって無口設定はあったけど、別に何か悪い方向の描写なんて無かったと記憶してますが」
カメラ「確かに原作では全く問題ない。問題なのはアニメ、…いや、正確にはアニメと繋がってるものも
 含まれるな」
京子「?」
カメラ「君も知ってる通りアリスは原作ではただの無口キャラなんだよ。それがアニメでは台詞が少ない事を
 理由に登場キャラやスタッフやキャストから、ギャラ泥棒扱いされた」
京子「!」
結衣「確かに…あかりとはネタそのものは違うけど、境遇は似ているな」
カメラ「そう、だがアリスは原作では、一切ギャラ泥棒扱いされる描写も設定も無い。
 元々原作の段階で空気設定のあるあかりちゃんよりも、遥かに辛い目に合ってる事になる」
カメラ「さらに言えば、アリスの泥棒扱いはキャラだけでは無い。声優に対してもだったんだよ」
結衣「なっ…?」
カメラ「ラジオやらイベントやらで、声優が散々泥棒扱いされたんだよ。
 これは当然冗談ではあるが、それを考慮してもやり過ぎという程のな。
 あかりちゃんに関しては、三上さんがそういう目に合わされたという事も無かっただろ?
 そもそも兼役が許されないゆるゆりにおいて、生霊あかりやメカあかりで別声優起用なんて
 手段は取らなかったんだし」
21:
ちなつ「そ、それ炎上しなかったんですか…?」
カメラ「叩かれはしたが、炎上はしなかったよ。それ程メジャーな作品では無いからね。
 だが、炎上を警戒したスタッフは後の完結OVA製作の際、仮にもメインキャラの一角であるアリスを
 あろう事か出番そのものを消し、最初からいなかった事にしてしまった。
 炎上防止の為の措置のようだが、ファンからは逃げに走ったとみられ、余計火に油を注ぐ結果となった。
 それでも炎上はしなかったがね。」
ちなつ「うわ……」
カメラ「だが、これがメジャー作品であるゆるゆりだったらどうなっていた事か…。
 これでわかるだろう?あかりちゃんの受けてた事なんて、何でもない事が」
結衣「……」
結衣「だから、あかりをこのまま不憫な目に合わせ続けると?」
カメラ「そうだ、この程度の事等、さっき話した例と比べれば何でも無いのだからね」
結衣「でも、酷い目に合わせてる事には変わりないじゃないですか」
カメラ「でも、もっと酷い例が過去にあるんだからこれくらいいいだろ?」
22:
結衣「『人を1000人殺した者がいたんだから、ここで100人殺したって文句はないだろ?』
 って言ってるようなものじゃないですか!?ふざけるな!!」
カメラ「やかましいね、そもそも、なんで君達はさっきから善人気取りで俺達を説教してるんだい?
 確かに大体の役割やネタの指示はしたが、結局ここまでエスカレートさせたのは
 君達自身だろう?」
結衣「う……ですけど…、
 それは百も承知です。だからさっきあんな反省会をしてたんじゃないですか」
京子「でも、私達が心を入れ替えても、結果的にあかりの状況を改善するにはカメラさん…いや、あなた方神様達も
 動いてくれないとどうしようもないんですよ!」
カメラ「だから、君達の状況が良くなってもこっちの状況は良くならないんだって。
 あー今日はもういいよ、さっさと帰ってくれ」
結衣「くっ……」
23:
あかり宅
あかり「はぁっはぁっはぁっ…」ゴクゴクっ
あかね「あかり……」
あかね(あかりあんなに精神安定剤を飲んで…、まさかここまで追い詰められてたなんて…)
あかね「ねえあかり……」
あかね「本当に辛かったらやめたっていいのよ?そこまで気負う事もないわ」
あかり「おねえ…ちゃん…」
あかね「本当ならあかりが不憫な目にあうたびに
 私が助けてあげたかった……けれど神様達がそれを許さなかった。
 私が神様達に抗えるだけの力があれば…」
あかり「お姉ちゃんは悪く無いよ、神様達がこうしたのは私達の世界が長く
 存在し続けられるようにするために必要だったからだし」
24:
あかね「あかり……」
あかり「それに神様達から何度も言われたんだ。『あかりちゃんがこの役目を背負っているから
 ゆるゆりという世界を維持する事が出来る。他のキャラは本当の意味で特徴が無いから、
 もうあかりちゃんしか世界の維持に貢献できないんだよ』ってね。
 私はそれがとっても嬉しかったんだ」
あかね「………」
あかり「確かにやめたい程つらい。さっき私が言った事に嘘は無い。
 けれどそれと同じくらい続けたいって気持ちもあるの。
 だから私、もう少しだけ頑張ってみたいの」
あかね「………」
あかね「わかったわ……、でもまた辛い事があったら私に言ってね。決して溜め込んでは駄目よ?
 私だけはあかりの味方だから……」
結衣「いえ、あかねさんだけじゃありませんよ」
あかね・あかり「え…?」
25:
京子「私達だって全員あかりの味方だよ」
ちなつ「あかりちゃんの苦悩は私達も知ってるから」
あかり「京子ちゃんにちなつちゃん…」
綾乃「いや、実際には知ってたつもりになってただけだったけどね」
千歳「せやな…、赤座さんがここまで追い込まれてた事は今の今まで気づけなかったんやし」
櫻子「私はだいぶ悪乗りしたちゃったしね」
京子「同じく……」
ミラクるん「同じく」
ちなつ「同じく」
向日葵「その点については全員が関わってるはずです、本当にごめんなさい赤座さん」
あかり「みんな……」
ライバるん「正直言うと、あかりがこのポジションにいるというのはこの作品にとっては非常に大きい。
  でも、逆を言えばそれだけ必要とされてるって事だ」
26:
あかり「ライバるん…」
ライバるん「ただ、本当に自分がその役目は嫌だと思うなら無理して続ける事も無い。
  結果としてどんなにこの世界が悪い方向に行こうと誰も責めはしない」
結衣「もしこの役目を続けるなら、今までのイジメのような扱いは今後も続くと思う…
 今までは確かに私達がエスカレートさせていた部分があったけど、そうでなくても、
 私達は神様の指示でそのイジメに加担しなければならないから……」
結衣「謝っておいてこんな事言うのは本当に申し訳ないんだけど…」
あかり「………」
あかり「でもそれは本心じゃないって事だよね?心から私をイジメようって訳じゃないんだよね?」
結衣「当然だろ!絶対にそれだけは無いって誓うよ!」
あかり「ならいいよ。それがわかれば、私はまだ続けられると思う」
結衣「あかり……」
あかね「大丈夫よ。これからは、もしあかりに何かあるようだったら
 例え相手が神様だろうと、ごらく部や生徒会だろうと
 お姉ちゃんがまとめてぶっ殺してあげるから。
 みんながこうしてあかりの味方になってくれるのを見て、私も…、
 覚悟を決めたわ。だから安心して?あかり
27:
あかり「お姉ちゃん……、ありがとう」
ガンボー「よし!そうと決まれば、暗い話はここまでにして
  これからみんなで宴会でも開くボ!
  主役はもちろんあかりでな!」
京子「よっしゃいくぞー!」
数日後。アニメ新作シリーズ、アバン
アッカリーン
あかり「はーい!ゆるゆり、はっじまるよ?!」

28:
最後特に無理やり感があったのは申し訳無い
どうしても展開が思いつかなかった
29:

すっきりまとまっててよかった
3

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