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アスカ「臭い」シンジ「ごめん……」


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0:
アスカ冷静だな
てか切り替えいな
269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 00:51:42.55 ID:3+iSYqT30
シンジ「……」ゴソゴソ
アスカ「……」
シンジ「……いつまでそこにいるの?」
アスカ「私の勝手でしょ?」
シンジ「臭い僕の部屋なんていたくないんじゃないの?」
アスカ「……」
シンジ「部屋の隅で膝でも抱えててよ。片付けの邪魔だから……」
アスカ「ドブシンジのくせにえらそーに。はいはい、仰せのとーりに、シンジさまー」
シンジ「……」ゴソゴソ
アスカ「……」ジーッ
シンジ「…………っ」
アスカ「……」ジーッ
シンジ「怖いよ!!!」
アスカ「なによ!!なら、私はどこにいたらいいわけ?!教えなさいよ!!!」
シンジ「居るなら手伝えよ!!!!」
271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 00:52:10.54 ID:eDl4A4qD0
わろた
274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 00:54:35.54 ID:j3kIah8i0
>>269
シンジさんがだんだんとキレてきたぞ
275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 00:54:40.82 ID:3wfHk6tVO
シンちゃんのツッコミのレベルがちょっとずつ上がっとる
277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 00:57:34.95 ID:3+iSYqT30
アスカ「これはー?」
シンジ「二段目の引き出しに入れておいて」
アスカ「ここね」
シンジ「はぁ……」
アスカ「私が手伝ってあげてるんだから、夕食は豪勢にしてよね」
シンジ「ねえ、アスカ?」
アスカ「なによ?」
シンジ「ミサトさん、探してたけど、どうするの?」
アスカ「……このくっさいパンツはどこに捨てるのよ?」クンクン
シンジ「アスカ!」
アスカ「分かってるわよ。片づけが終われば帰る」クンクン
シンジ「……」
アスカ「……」クンクン
シンジ「そんなに臭い?洗った下着なんだけど……」
アスカ「吐きそうなほど臭いわね。捨てたほうがいいんじゃない?」
286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:03:34.06 ID:3+iSYqT30
アスカ「―――はい、これで終わり」
シンジ「ありがとう、アスカ」
アスカ「ふんっ。べっつにぃ。終わったなら、帰るけど。他に用事はある?」
シンジ「特にないよ」
アスカ「……トイレ、借りるわね」
シンジ「……うん」
アスカ「ふんふんふーん」ガチャ
シンジ「……」
アスカ『すぅぅ……はぁぁぁ……すぅぅぅ……はぁぁぁ……』
シンジ「何してるのかな……?」
ピリリリ
シンジ「はい、碇シンジです」
ミサト『シンジくん……。あの……ごめんなさい。まだ、アスカが見つからないの……。そっちに顔、出して……ないわよね?』
シンジ「……」
ミサト『私のマンションもそっちにも何人も張り付いてるから、人の出入りがあればすぐにわかるし……』
293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:12:25.88 ID:3+iSYqT30
アスカ「チッ。シンジ、まだ一回もトイレ使ってないじゃない。深呼吸して損した」ガチャ
シンジ「……」
アスカ「なによ?」
ミサト『シンジくん。明日の朝までにアスカが戻ってこなかったら、シンジくんとレイにも捜索を手伝ってもらうことになるわ』
シンジ「え、ええ……」
ミサト『アスカのことだから馬鹿な真似はしてないと思うんだけど……。もしかしたら、シンジくんと一緒に住めなくなったショックでっていうことも……』
シンジ「あの、ミサトさん。アスカが今、見つかったらどうなるんですか?」
ミサト『暫くはネルフ本部で拘置することになるでしょうね』
シンジ「……」
ミサト『どこにいて、何をしていたのか、こと細かく訊くことになるわ。貴方達自体が機密情報だから仕方のないことだけど』
シンジ「そうですか……」
アスカ「……?」
ミサト『場合によっては投薬して記憶を操作することにもなるわね』
シンジ「投薬?!」
ミサト『ええ……。私もしたくはないけど……。何も告げずに姿を消したアスカにも問題があるから……』
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:18:01.74 ID:3+iSYqT30
シンジ「わ、わかりました……。あの、お願いします……」
ミサト『ええ。任せて。シンジくんはゆっくり休んでね。おやすみ』
シンジ「はい、おやすみなさい……」
アスカ「今のミサトから?」
シンジ「う、うん……」
アスカ「そう。これ以上、ミサトを怒らせてもいいことないか。帰るわね。また、明日の朝、来るから。朝ごはん用意しときなさいよ?」
シンジ「待って!!アスカ!!」ガシッ
アスカ「な、なによ?!」ドキッ
シンジ「行くな」
アスカ「え……」
シンジ「行っちゃダメだ、アスカ」
アスカ「……」
シンジ「ここに居て」
アスカ「う、うん……そこまでいうなら……。臭いけど、我慢してやるわよ……」モジモジ
シンジ「ごめん……」
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:26:39.05 ID:3+iSYqT30
アスカ「……」モジモジ
シンジ「……」
アスカ「そ、それで?な、なにが望みなのよ?ま、全く、ミサトが近くに居なくなった途端、これ?男はケダモノねっ」
シンジ「……」
アスカ「初めてはベッドがよかったけど、まあ、シンジがいつも使ってる布団でも悪くはないわね……臭いけど」
シンジ「……」
アスカ「きゃー、おかされるー」チラッ
シンジ「アスカ」
アスカ「近寄らないでよ、大声だすわよ?」
シンジ「アスカ……」
アスカ「……どうしたのよ?オナラでもしたいの?げっひんね、サイテー。さっさと出しちゃいなさいよ」
シンジ「僕はもうアスカをここから出すつもりはないよ」
アスカ「え?」
シンジ「……」
アスカ「なに?どういうつもり?結婚しろっていいたいの?誰がドブシンジと結婚なんかするもんですか!!子どもは女の子が2人!!虫唾が走るじゃない!!」
308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:28:28.59 ID:2sl5Prf00
ノリノリじゃないですかヤダー
312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:29:41.37 ID:DC/wV2yj0
これもうどうすりゃいいかわかんねえな
313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:30:27.50 ID:lFdcylzx0
これいい… 素晴らしい
320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:36:19.96 ID:3+iSYqT30
シンジ「ここから出さないってことは、もうエヴァにも乗らせないってことだからね、アスカ」
アスカ「エヴァにも……ですって……?」
シンジ「うん……」
アスカ「エヴァには乗れない、アンタとは結婚?なにそれ?!幸せすぎて死ぬわね!!!」
シンジ「アスカがなんと言っても、僕はもう絶対にアスカをこの部屋から出さないよ。もう決めたんだ」
アスカ「勝手に決めないでよ!!私にもそれなりに人生プランあるんだから!!」
シンジ「知らないよ!!アスカはここにいるんだ!!ずっと!!」
アスカ「どうしてよ?!私のこと好きなの?!」
シンジ「……」
アスカ「はっ。バカシン……ふふっ……ジに、ふふふっ……惚れられ、ふっ……ても全、然、ふふっ……嬉しくないわ、ふふふふっ……ね……ふふっ」
シンジ「アスカのことは僕が守るよ」
アスカ「あんたに私の守れるの?図に乗らないでよね、臭いんだから」ギュッ
シンジ「もう決めたんだ……。ここに居てよ……アスカ……」
アスカ「気持ち悪い」ギュゥゥ
シンジ「ごめん……」
321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:37:08.81 ID:lFdcylzx0
えんだああああああああああああああああああああああああああああああ
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:37:42.64 ID:EZPgxqW/0
いやああああああああああああああああああああああああああああああ
338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:44:50.25 ID:3+iSYqT30
アスカ「シーンジっ」
シンジ「どうしたの?」
アスカ「実は、シンジの匂い……臭いなんて一度も思ったこと無かったわ……ごめんね?」
シンジ「そうなんだ。なら、どうして嘘ついたの?僕だって傷つくよ」
アスカ「だって、正直に言うと私がシンジに惚れてるみたいじゃない。今はシンジのほうが私にベタ惚れみたいだから、いいけど」
シンジ「アスカ……」
アスカ「今日は私が耳掃除してあげるわ。特別よ?旦那特権ってやつね」
シンジ「そ、そういうことならお願いしようかな……」
アスカ「任せて」
シンジ「……」
アスカ「ねえ、シンジ?明日は、歯ブラシとか買いに行くでしょ?二人で一本を使うのも良いけど、それだと並んで歯磨きできないし……」
シンジ「アスカは外に出さないよ。僕一人で買い物に行くから。アスカは外に出ないで、絶対に」
アスカ「あ、そうだったわね。ま、シンジと一緒に住めるならなんでもいいけど」
シンジ「ごめん……アスカ……。こんなことしかできなくて」
アスカ「アンタ、バカぁ?私は幸せなんだから、どーでもいいの」
345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:48:34.86 ID:3+iSYqT30
シンジ「そろそろ、寝ようか」
アスカ「う、うん……」
シンジ「電気、消すね?」
アスカ「ありがとう」
シンジ「……」パチッ
アスカ「シンジー?」モゾモゾ
シンジ「なに?」
アスカ「いたいた」ギュッ
シンジ「……おやすみ」
アスカ「今日はおあずけなわけ?」
シンジ「ごめん……」
アスカ「いくじなし。かいしょーなし」
シンジ「……」
アスカ「もういいわよ。一人でするから」モゾモゾ
シンジ「やめてよ……」
350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:52:53.47 ID:3+iSYqT30
翌朝
シンジ「……ん」
アスカ「しんじぃ……しんじぃ……」ギュゥゥ
シンジ「……」
コンコン
シンジ「は、はい……」ガチャ
レイ「おはよう」
シンジ「あ、綾波……おはよう……」
レイ「葛城一尉から失踪した弐号機パイロットの捜索任務が言い渡されたわ」
シンジ「そうなんだ」
レイ「碇くんにも」
シンジ「う、うん……」
レイ「……」チラッ
アスカ「しんじぃ……もっとぉ……すぅ……すぅ……」
レイ「……」イラッ
352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:53:57.79 ID:Q7HJw89m0
碇くんといるとムカムカする…
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 01:57:53.89 ID:3+iSYqT30
シンジ「あの、綾波……この件は……えっと……」
レイ「……」ピッ
シンジ「綾波!?」
ミサト『はい。こちら、葛城ミサト。どうしたの、レイ?』
レイ「対象者を発見しました」
ミサト『もう?!どこにいるの?!』
レイ「それは……」
シンジ「……」
レイ「現在地確認をします」
ミサト『早くしてね』
レイ「はい」ピッ
シンジ「あ、綾波……」
レイ「碇くん、どうするの?あの人、飼うの?」
シンジ「……」
アスカ「ん……?あれ?シンジ……?どこ……?もしかして……夢だったの……?そんな……」
363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:03:44.18 ID:3+iSYqT30
シンジ「綾波……どうしよう……」
レイ「……」
アスカ「あ、シンジ!いるじゃないの!!急にいなくならないでよね!!」ギュッ
レイ「……」イラッ
アスカ「なによ?見世物じゃないわよ?シッシッ」
レイ「……っ」ピッ
シンジ「綾波!?ま、待ってよ!!」
ミサト『レイ?場所は?』
レイ「場所は……」
シンジ「綾波……おねがい……もう少しだけ……時間を……」
レイ「……対象者が逃亡しました。後を追います」
ミサト『いいから現在位置をおしえ―――』
レイ「……」ピッ
シンジ「あ、ありがとう……」
レイ「部屋に入れてくれる?」
372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:10:32.26 ID:3+iSYqT30
アスカ「なんで、こいつが愛の巣に入ってくるわけ?A.T.フィールドを勝手に中和してこないでっ!」
シンジ「アスカ。ちょっと静かにしててよ」
アスカ「だって」
レイ「碇くん。時間は無いわ」
シンジ「え?」
レイ「すぐに本部の人はここにくる。私の通話は不自然なものだったし、今の通信で私の位置を特定できたはずだから」
シンジ「で、でも、どうしたらいいの?このままじゃアスカは記憶を……」
レイ「……自業自得だと思うけど」
アスカ「あん?」
レイ「なに?」
シンジ「や、やめてよ……二人とも……こんなときに……」
レイ「碇くんはどうしたいの?」
シンジ「アスカを守りたい」
レイ「そう……大事、なの?」
シンジ「うん。大切な友達だから」
373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:11:35.73 ID:LsecljSa0
アチャー
376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:12:42.25 ID:wm9FcfDL0
うん。大切な友達だからうん。大切な友達だからうん。大切な友達だからうん。大切な友達だから
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:12:04.64 ID:lFdcylzx0
おい駄目だ アスカENDにしろ
379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:13:30.09 ID:7l80LUAC0
やはり綾波は最強だったか
382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:17:15.47 ID:3+iSYqT30
アスカ「私もシンジのこと大好きだからね」スリスリ
シンジ「アスカ……ちょっと……」
レイ「……わかったわ。なら、碇くんが弐号機パイロットを拉致したことにしたらどう?」
シンジ「え?」
レイ「それなら、碇くんの責任になって、彼女に何かの罰が与えられることはないと思う」
シンジ「た、たしかに……」
アスカ「シンジぃ?なんのはなしぃ?」スリスリ
レイ「碇くん、時間がないわ」
シンジ「……分かったよ。それでいこう」
レイ「ええ……」
アスカ「シンジ?説明してよ。どうしたのよ?」スリスリ
ピリリリ
シンジ「……はい。碇シンジです」
ゲンドウ『何故、連絡したかわかるな?』
シンジ「……今から、本部に行きます。そこで事情を話します」
396: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:24:43.01 ID:3+iSYqT30
ネルフ本部 司令室
ゲンドウ「―――つまり、弐号機パイロットを営利目的で拉致し、約15時間拘束した。ということか?」
シンジ「はい」
ゲンドウ「これは立派な犯罪だ」
冬月「それなりの処分があるが、いいのかね?」
シンジ「はい」
ゲンドウ「何を隠している?」
シンジ「何もありません。すべては僕が衝動的に行ったことです。裁くなら早くしてください」
ゲンドウ「……そうか」
冬月「弐号機パイロットと二人っきりで同棲したかったわけじゃないのか?」
シンジ「はい」
ゲンドウ「アスカとの間に子どもを作り、父親に孫を見せたかったわけではないのだな?」
シンジ「はい。違います」
ゲンドウ「……貴様をそんな屑に育てた覚えはない。出て行け」
シンジ「……はい」
397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:26:15.21 ID:YzqiIVk30
何の営利だよwww
398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:26:19.57 ID:kEfL4MAH0
ゲンドウさん孫欲しいんか
399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:26:49.75 ID:SniyDk8r0
パパさんワロスwww
401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:27:05.54 ID:aBLiZuChO
このネルフめちゃくちゃ厳しいぞ
403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:27:18.89 ID:Wf7cCbVo0
親父が変になってる…
402: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:27:09.14 ID:EZPgxqW/0
ゲンドウも本音が
416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:35:26.65 ID:3+iSYqT30
葛城宅
ミサト「……シンジくんの処分は、これから3ヶ月間、24時間全ての行動を監視されることになったわ」
シンジ「24時間ですか」
ミサト「ええ。今までもそれなりに監視されていけど、今日からあなたの一挙手一投足全てが監視、記録されるわ」
シンジ「……」
ミサト「どうしてアスカを拉致したの?」
シンジ「営利目的です」
ミサト「営利って……シンジくん、どんな利益を得ようとしたの?」
シンジ「……」
ミサト「適当なこと言ってないわよね?」
シンジ「言っていません」
ミサト「アスカを庇う為に出鱈目を言ってない?損をするのはシンジくんなのよ?」
シンジ「営利目的ですよ。アスカの一度着た服や下着を売ればそれなりの値段で―――」
ミサト「もういいわ。何も言わないで。幻滅よ、シンジくん」
シンジ「……っ」
424: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:43:11.27 ID:3+iSYqT30
シンジ「……」
ペンペン「クェー?」
シンジ「……これでいいんだ……僕は……これで……」
アスカ「……シンジ?」
シンジ「アスカ……どうしたの?」
アスカ「全部……聞いたわ……」
シンジ「……これでわかっただろ。僕はアスカのことなんてなんとも思ってないし、ただの道具としてしか見てなかったんだ」
アスカ「……」
シンジ「僕の傍にいてもいいことはないよ。これからは24時間の監視もつくし……」
アスカ「臭い」
シンジ「……」
アスカ「……水臭いわよ」
シンジ「アスカ……」
アスカ「ごめん……。私が―――」
シンジ「アスカ。僕が全部悪いんだ。アスカは何も悪くないよ」
438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:50:49.29 ID:3+iSYqT30
アスカ「……シンジ、私もその罰受けるわ」
シンジ「え?どういうこと?」
アスカ「シンジの傍に居れば、私も24時間監視されることになるでしょ?」
シンジ「アスカ!何言ってるんだよ!!僕はまだ男だからいいけど……!!」
アスカ「いいわよ。みたけりゃ、みせてやろうじゃない。私の裸ぐらい安いもんよ」
シンジ「アスカ……!」
アスカ「これぐらいさせてくれてもいいじゃないの」
シンジ「でも……トイレとかお風呂まで……って、それは大丈夫か……」
アスカ「いいわよ?一緒に入る?」
シンジ「アスカ!!」
アスカ「シンジ……ありがと……」ギュッ
シンジ「勝手にしたらいいよ」
アスカ「するに決まってるでしょ?」
シンジ「もう……」
アスカ「ふふーん、本当にシンジは臭いんだから。色んな意味で」
449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 02:56:08.67 ID:3+iSYqT30
シンジの部屋
シンジ「本気なの……?」
アスカ「トイレとお風呂以外は、一緒よ?文句あるの?」
シンジ「僕はいいけど……」
アスカ「私もいいの。何も問題ないわね!」
シンジ「……そうだね」
アスカ「ところで、シンジ?」
シンジ「な、なに……?」
アスカ「昨日のおあずけ、そろそろ良いわよね?」
シンジ「ちょっと……アスカ!!今は監視されてて!!」
アスカ「そっちのほうが興奮するじゃない」
シンジ「駄目だよ!!」
アスカ「ほらほら、もう脱いじゃったし」
シンジ「アスカ!!!やめてよ!!!!」
アスカ「シーンジっ」
460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 03:02:50.62 ID:3+iSYqT30
ネルフ本部
『アスカ!!ダメだよ!!やめてっ……アーー!!!』
『シンジのってこうなってるのねぇ……へぇ……』
ゲンドウ「……」
冬月「録画は大丈夫かね?」
加持「問題ありません」
日向「これって……児童なんとかってやつになるんだろうな……」
青葉「出回らなければ大丈夫さ」
マヤ「不潔です……」
リツコ「……ミサト、何かあったら減給よ、これ」
『アスカ!!そこはひっぱらないで!!!』
『うっさいわね!!さっさと覚悟きめな―――』
『こらぁぁ!!!監視されてる身でなにやってるのよ!!!あんたたちぃ!!!』
冬月「惜しかったな……」
ゲンドウ「ああ……」
468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/23(金) 03:12:17.74 ID:3+iSYqT30
翌朝
シンジ「おはようございます」
ミサト「……おはよう」
アスカ「やっと起きたの?グズシンジ」
シンジ「しょうがないじゃないか……昨日は……」
ミサト「まぁ、これで良かったわね。二人が一線を越えることはないんだから」
シンジ「……すいません」
ミサト「アスカも何をしても無駄よ?いいわね?」
アスカ「はいはい。ま、シンジのがとっても臭いってことが分かっただけでも良しとするわ」
シンジ「ごめん……」
アスカ「(三ヵ月後が楽しみね?)」ボソッ
シンジ「な……」
アスカ「ふふっ。―――ほら、臭いから離れて」
ミサト「アスカ、聞こえてるわよ?―――やっぱり、出て行きなさい!!!アスカ!!」
アスカ「シンジがいないところなんてお断りよっ」
         END
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