阿笠「肉まんは美味いのう」ハフハフ コナン「そうだな」ハフハフback

阿笠「肉まんは美味いのう」ハフハフ コナン「そうだな」ハフハフ


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1:
阿笠「この染み出る肉汁がたまらわい!」ムシャムシャ
コナン「コンビニのやっすい肉まんじゃ出せない味だな!流石博士だぜ!」
光彦「この餡まんもおいしいですよ!やっぱり黒ゴマ餡が一番ですね!アチチ!」ハフハフ
阿笠「これこれ光彦君、火傷せんようにな」
コナン「もっと肉まんを極めてみようぜ博士!」
阿笠「うむ、今回も一儲けしたいからの!」
元スレ
ニュース報(VIP)@2
阿笠「肉まんは美味いのう」ハフハフ コナン「そうだな」ハフハフ
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13:
光彦「今度はこの肉まんを食べてみて下さい」スッ
阿笠「ほう。今度は何まんかの?」
光彦「食べてみればわかりますよ」
コナン「どれどれ…おお!」ハムッ
阿笠「こ!これはエビの肉じゃな!?ぷりっぷりの食感で気持ちいい歯ごたえじゃ!」ハフハフ
コナン「エビ丸ごとの唐揚げ…にしちゃちょっと違うな…何かある!」
光彦「ええ、実はそのエビは脱皮直後の柔らかい殻のエビ、ソフトシェルの唐揚げです!」
阿笠「何じゃと!?めったに採れんじゃろそんなもの!」
コナン「よく見つけたな光彦!こういう高級料理に関しては右に出るやつはいねえぜ!」
光彦「いえいえそれほどでも〜」
14:
光彦流石だな
19:
光彦よかったな
23:
コナン「今度は俺の美技に酔いしれな!」スッ
光彦「この衣は…揚げた肉まんですか?」
阿笠「油がしつこそうじゃが大丈夫かの?」
コナン「いいから食ってみろって!」
阿笠「では…む!?これは!」ハム
光彦「中身は…アイスクリーム!?」
コナン「そうだ、一度蒸して冷ました肉まんの生地にアイスクリームを入れ、高温の油で一瞬で揚げたんだ!アイスクリームのテンプラにヒントを得てな!」
阿笠「なるほど…アイスクリームは肉まんの生地に包まれておるからすぐには溶けないというわけじゃな!」
光彦「アイスクリームにはハーブとミントを隠し味に入れてあって、表面の油っぽさを軽減しているとは…すごい技術です!」
コナン「へへっ、まーな!」
25:
料理もの面白いな
26:
料理もの好きなのに何故か安心して見ていられない
31:
阿笠「よし決めたぞい。この肉まん、餡まん、エビまん、アイスクリームまんを商品化して売るぞい!」
コナン「これで商売繁盛間違いなしだな!」
光彦「でもソフトシェルはあまり多くは無理ですよ?」
阿笠「まあその辺は普通のエビで妥協じゃ」
コナン「儲かったらまたソープ行こうぜ!」
阿笠「ほっほっほ!もちろんじゃわい!」
光彦「うへへへ…よだれが止まりませんよ〜」
35:
やっぱソープ行くのか
38:
1週間後、3人が開店した「アガサ肉まん屋」は中高生を中心に大繁盛した
客A「肉まん3つー!」
光彦「はいはいただいま!」
客B「エビまんと餡マン下さーい!」
阿笠「ほっほ、お待たせじゃよ」
園子「おっす、メガネのガキンチョ!アイスクリームまん2つお願いね!」
コナン「いらっしゃい園子ねーちゃん」
蘭「博士のお店手伝ってるの?偉いわねコナン君」
コナン「まあね蘭ねーちゃん!」
43:
客V「兄貴、あれですぜ。最近はやりの肉まん屋」
客G「よし、試しに買ってみよう。すみませーん!全種類2こずつくださーい!」
コナン「はーい!合計1320円です」
客G「丁度だ」チャリーン
コナン「おじちゃん達毎度ありがとー」
客G「ああ、こちらこそご馳走になる」
客V「美味そうですぜ!食ってみやしょう!」ジュルリ
客G「ああ…ほお、この肉まん!」ハム
47:
くださーいって可愛いな
48:
ジンとウォッカかwwwww
50:
客G「この肉は脂質が少なくビタミンも豊富な黒豚を使用しているな!味付けもさっぱりしていて実に食べやすい!」ハフハフ
客V「兄貴、この黒ゴマ餡は甘さも控えめで口にスッと溶けていきやす!」ハフハフ
客G「うむ…おそらくこの餡は兵庫県産の丹波ゴマ。月餅をヒントにしたのか中にクルミが入っていて後味もいい」
客V「エビまんもアイスクリームまんもたまらねえ味ですぜ!」ムシャムシャガツガツ
客G「しかも値段も、肉まんと餡まんは140円、エビとアイスクリームまんは190円とリーズナブル。サイズは小さいがその分値段を抑えた上に手軽に食えるってわけだ…」
客V「どうしたんですかい、兄貴?」ハフハフ
客G「…………相手にとって不足なしだ!」
51:
いかん腹減ってきた
54:
米花町繁華街 高級ソープ店
阿笠「ほっほっほ!肉まんで繁盛してまんまんを味わえるとはの!」パンパン
ソープ嬢A「あひいいん!いやああん!」アヘ
コナン「さあ、俺のウィンターベルを膣内に響かせてやるぜ!」パンパン
ソープ嬢B「きゃあああん!子宮口に大音響おおおおお!」アヘ
光彦「さあソフトではないハードシェルな僕の光彦君の味はどうですか?お店では決して味わえないですよ!」パンパン
ソープ嬢C「おひょおおおお!テクニックがうううまあああいいいぞおおおお」アヘ
「よし、決行は明日だ!」
「わかりやした兄貴!」
55:
翌日
阿笠「むむ?おかしいのう」
コナン「どうしたんだ博士?」
阿笠「今日は客足が少ないんじゃよ」
コナン「なんでだ?今日はどっかでイベントがあるわけじゃねーし」
光彦「大変です二人とも!」
コナン「光彦、お前遅刻だぞ!」
光彦「そんなことより!このチラシ…」ピラ
阿笠「な、なんじゃこれは!」
『本日オープン!黒の肉まん屋 開店記念全品130円』
59:
ジン「はいいらっしゃーい!すぐ食べられますよー」
ウォッカ「熱いので気を付けてくだせえよー」
客C「うんめえ〜」
客D「マジやばいんだけどここの肉まん!」
阿笠「な、なんと!」
光彦「すぐ近くに新しい肉まん屋が…!?」
コナン「あれは…この間の黒ずくめの客だ!」
ウォッカ「いらっしゃい!何にしやしょう!」
阿笠「コラお前たち!こんな近くに店を出されては営業妨害じゃ!」
ジン「何のことだ?どこで商売をしようと勝手だ」
コナン「バーロー!何が全品130円だ!丁度10円安くして俺達への当てつけか!?」
ジン「そこまでいうならこのメニューを見てみろ!」
光彦「な…何ですかこれは!?」
61:
コナン「餡まん、肉まん…それだけじゃねえ!」
阿笠「ピザまん、カレーまん、チーズまん、焼きそばまん、イカ墨まん、ビターチョコレートまん、海苔まん……種類が実に豊富じゃ!」
ジン「そうだ。それに引き換えそちらはたった4種類。客も流石に飽きたんだろうな」
光彦「種類が多ければいいってもんじゃないですよ!」
ジン「ならば食べてみろ!まずは肉まんと餡まん、ピザまんだ!」スッ
光彦「どれ…こ、この肉まん…ブタの角煮です!」
阿笠「この餡まんは北海道産小豆をこれでもかと詰め込んでおる!甘さも実に丁度いい!」
コナン「ピザまんもソースが具と絡み合っていて安っぽい味がまったくしない!」
65:
ジン「そういうことだ。こちらも客に楽しんでもらおうといろいろと味には工夫してあるんだ」
ウォッカ「そうだそうだ!いいがかりはやめて欲しいですぜ!」
ジン「その肉まんはサービスだ。帰って反省材料にでもするんだな。口惜しかったらそっちももっと美味いのを作ってこい!」
阿笠「うう…おっのれ〜!」
その夜
阿笠「このままでは儲からなくなって風俗にも行けなくなるぞい!」
コナン「畜生!そんなことになったら大変だ!こっちも思い切った策をとるしかねえ!」
光彦「そうです!向こうが130円ならこっちは思い切って100円、いや80円ぐらいにまで下げましょう!」
66:
阿笠「それだけではなく高級食材もふんだんに使ってやるんじゃ!エビまんもソフトシェルを解禁じゃ!」
コナン「待て待て博士!だからソフトシェルエビはそう簡単には…」
阿笠「なに、市販のエビをちょこっと混ぜればいいんじゃよ!」
光彦「ちょっと!それは食品偽造…」
阿笠「風俗に行けないくなってもいいのかの?」
コナン「そ、そりゃ困る!」
光彦「やむをえません!いっそ割り切りましょう!」
阿笠「反撃開始じゃああああああああああああああああ!!!!!」
68:
それでこそアガサや
70:
こうしてアガサ肉まん屋の大改革がスタートした
光彦「さあ皆さん!エビまんよりおいしいソフトシェルまん!これも80円ですよおおおおおお!」
光彦(ホントは90%ほどは普通のエビですが…)
コナン「さあこいつは新作の肉まん、神戸牛まん、ウナギまん、北京ダックまん、キャビアフォアグラトリュフまんだ!これも全部80円だぜ!」
阿笠「3つ以上買ったらもう一つタダだぞい!たくさん買ってくださいじゃよおおおおおおおお!」
コナン「えええい!いっそのこと全品50円だ!もってけドロボー!」
客E「安いな!ソフトシェルまんくれ!」
客F「私は神戸牛まん3つ!」
元太「ウナギまん10こだ!」
ウォッカ「兄貴……まずいですぜ?」
ジン「……そろそろ潮時か」
黒の肉まん屋は店をそっと畳んだ。しかし競争に負けて撤退したわけではない。強敵(とも)のぶざまな最期を見たくなかったからだ。
71:
やだイケメン…///
72:
黒の組織の方がカタギの商売やってるってどういうことだよwww
74:
数日後
阿笠「ふぇっふぇっふぇ!結構売れたのう!」
コナン「あの黒の肉まん屋もなくなってたし、俺達の独り勝ちだな!」
光彦「えーと、合計……げげっ!?」
阿笠「どうしたんじゃ光彦君?」
光彦「…………大赤字です。資金が底を尽きました」
阿笠「何じゃと!?」
光彦「高級食材を使いまくって原価が高騰しているのに二束三文で叩き売ったからですよ…売れば売るほど大損していたんです」
コナン「それはまずったなあ…しょうがねえ、資金が貯まるまでソープは当分我慢だな」
光彦「ソープと言えば……そういえばあちこちのソープ店で大量にツケていましたよね!?支払今月末ですよ!」
コナン「うげげ!?そうだった!」
75:
阿笠「何、安心せい。当分は安い材料に切り替えればいいんじゃ。そうすればボロ儲けじゃ」
コナン「そうだよな!貧乏人な客共は味の違いなんてわかりっこねえもんな!」
光彦「ひゃーっはっは!食品偽造万歳ですね!そしたらまたソープ巡りできますもんね!」
阿笠コナン光彦「「「はっはっはっはっはっは!!!」」」
バタン!
阿笠「な、何じゃ?」
79:
園子「ソフトシェルエビの味がおかしいと思ったら…そういうことだったのね!」
蘭「ひどいわ……博士達騙してたのね!許さない!」
佐藤「阿笠博士!食品偽造の容疑で逮捕する!」
目暮「園子君の通報で肉まんを調べたんじゃ!もう逃げられんぞ!」
893「阿笠さん達…今のでツケの支払いはもうできないと判断してよろしいですね?内臓でもなんでも売ってもらいましょうか…?」
阿笠「ひ…ひいい…」
コナン「こ、こんな…」
光彦「は、はずじゃ…」
阿笠コナン光彦「「「ぎいいいいいいいいいいいいいやああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」
81:
その頃、黒の組織アジト
ベルモット「あら、二人とも今度は肉まん?」
キャンティ「あんたらいつも飽きないわねえ?」
ウォッカ「へへっ、料理は楽しいからな!ねえ兄貴!」
ジン「ああ……」
ジン「……………」
ジン「………バカなやつらだ。もっとワクワクさせてくれると思ったのに」グシャ
『大人気肉まん屋、まさかの食品偽造!』。こんな記事が一面を飾っていた新聞を握り潰しながら、ジンは悲しく溜息をつくのであった。
終わり
82:
水滸伝には人肉を肉まんにして売る店が出てきますが、実際にも古代中国では人肉まんが出回っていました。
このように食品偽造は決して現代だけの問題ではありません。今までも、これからも起こりかねないのです。
法律だけでなく、消費者である我々自身が、目を光らせ監視するのが一番の防止策なのかもしれません。
NO MORE SHOKUHIN GIZOU
83:
当たり前のように光彦=虐殺ってのがおかしかったのを思い出せたわ
84:
おつかれさん
85:
乙 食品偽造ってこわいな
86:
楽しかった乙
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