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照「四季日和」咲「秋だね、お姉ちゃん」


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1:
咲「おはよう、お姉ちゃん」
照「…ん。おはよ」
咲「今日は庭の枯れ葉の掃き掃除をする予定だよね」
照「……面倒」
4:
咲「落ち葉を一カ所に集めたよ」
照「お芋を買ってきた」
咲「……焼き芋するの?」
照「折角だから」
5:
照「芋を新聞紙に包んだよ」
咲「火を付ける準備完了。あとは…」
照「火は私が付ける。危ないから咲は下がっていて…」
咲「う、うん。分かったよ」
7:
照「落ち葉の下に芋を投入。そして―――燃えなさい」
咲「燃えたね、お姉ちゃん」
照「ふふん。マッチを擦り、火を起こすのなんて私にかかれば朝飯前だ」
咲「う、うん。すごいね、お姉ちゃん」
咲(別にそこまで胸を張れるようなことではないと思うけど…)
8:
照「そろそろか」
咲「……そうだね。多分、そろそろ良いんじゃないかな」
照「とりあえず落ち葉の下に投入したモノを取り出そう」
咲「私も手伝うよ」
10:
咲「ねぇ、お姉ちゃん。なにこれ…」
照「見て分からない? ツナ缶」
咲「いや、それは分かるんだけど何でこんなものを入れてるのかな?」
照「前にベン・トーを見てたんだけど、美味しそうだと思って」
11:
照「……焼き芋おいしい」
咲「うん、美味しいね。それとさっきから気になってたんだけどそのアルミホイルに巻かれたモノはなに?」
照「……色んなモノを試そうと思って刺身用のマグロが安かったからアルミホイルを巻いて入れてみた」
咲「……へぇ」
照「咲も食べるよね?」
咲「……うん」
13:
咲「このツナおいしいね」
照「咲、ご飯いる?」
咲「炊いてるの?」
照「うん」
咲「準備が良いね、お姉ちゃん」
14:
照「ここからは未知の領域。咲、準備は良い?」
咲「うん。準備はいいよ。早くアルミホイルを開いてみようよ」
照「……急かさないで。分かった。今…開くよ」
咲「………うん」
15:
照「咲、味はどう…?」
咲「……うーん。なんだろ。温かいマグロみたいな感じだね」
照「なにそれ…」
咲「正直、微妙かな…?」
16:
照「炙ってみた」
咲「…うん。ジューシーさがなくなってるけど、こっちの方が美味しいかな」
照「……やっぱり何でもかんでも試すもんじゃないね」
咲「…だね」
17:
咲「それでそっちの新聞紙に包まれたモノは何なの?」
照「トウモロコシ。これはイケると思い、買ってきた」
咲「……それは大丈夫そうだね」
照「うん。きっと大丈夫のはず…」
18:
照「……トウモロコシ美味しい」
咲「…うん。美味しいね、お姉ちゃん」
照「………火を見ながらの食事。これは原始の頃を思い出す」
咲「お姉ちゃんに原始時代はないよね」
21:
照「……どうでもいいけど火って見てると落ち着く」
咲「…うん。なんか分かる」
照「……なんでだろうね?」
咲「うーん、それは分からないかな」
22:
咲「そろそろ火を消そうか」
照「…任せて」ギュイイイイン
咲「ちょっ、危ないからそれはダメだよ!」
照「…なんで?」
咲「お姉ちゃんが火傷しちゃうでしょ!」
照「なんとかなる」
咲「ならないよ!」
※結局、普通に火を消しました。
24:
照「……」
咲「……」
照「……咲。そっちの本を取って」
咲「…ん、分かった。はい」
照「ありがと…」
25:
咲「………暇だね」
照「………ん」
咲「………」
照「………そういえば」
咲「……なに?」
照「………清澄の文化祭はいつだっけ?」
咲「……明日」
26:
照「……明日が文化祭なのに暇なの?」
咲「……うん。私の仕事は終わったから」
照「……ふーん」
咲「……明日お姉ちゃんは来てくれる?」
照「………行く」
27:
照「……咲のクラスの出し物はなに?」ペラッ
咲「…喫茶店」ペラッ
照「……咲は接客?」
咲「……うん。それなりに知名度の高い私や和ちゃんたち麻雀部員が接客に回れば、集客率が上がるからって半ば無理矢理に…」
29:
照「…明日はカメラを持参する」
咲「店内は撮影禁止だよ、お姉ちゃん」
照「…そうなの?」
咲「うん」
照「それは残念」
30:
照「…休憩は?」
咲「あるよ」
照「その時に一緒に文化祭を回れたりはしないの?」
咲「うん、大丈夫だよ。宣伝という名分を掲げ、休憩時間を長引かせてもらうから」
31:
翌日。清澄高校の文化祭。咲たちの教室
照「……咲。来た」
咲「お姉ちゃん!? 早かったね」
エッ、ミヤナガサンノオネエサンガキテルノ!?
アレジャナイカナ!!
ミヤナガテルサンダヨネ
サインガチョーホシイヨー
照「咲はいつ休憩…?」
咲「まだ開店したばかりだよ、お姉ちゃん」
32:
照「……分かった。それまではここに居座る」
咲「あはは…注文はどうする?」
照「…なんでもいい。私が食べそうなものを持ってきて…」
咲「うん、分かったよ」
33:
咲「―――クッキーの盛り合わせとお茶を持ってきたよ♪」
照「…ん、ありがと…」
咲「それじゃあ、ごゆっくり」
照「……うん。分かった」
34:
咲「――ちゃん! お姉ちゃん!」
照「!」ビクッ
咲「休憩にいっていいだって…」
照「ああ、ごめん。読書に集中してた」
咲「もう…」
35:
咲「まずはどこに行こうか?」
照「片岡さんのところ…かな」
咲「分かったよ。案内するね」
照「お願い」
36:
咲「ここだよ」
照「……タコス屋敷?」
咲「うん、とりあえず入ってみよう」
照「……分かった」
37:
優希「いらっしゃいだじぇ! タコス屋敷にようこそ」
照「………」
咲「………」
照(タコスの着ぐるみでひとを驚かす迷路のような……だから名前がタコス屋敷なのか)
38:
咲「…次はどうする?」
照「タコ焼き…」
咲「……分かったよ」
咲「すいません。タコ焼きひとつください」
40:
咲「お姉ちゃん、買ってきたよ」
照「ありがと」
咲「じゃあ口を開けて」
照「?」
咲「はい、あーん」
照「……あーん」
照「…はふはふ…はふい…」
咲「ご、ごめんね。お姉ちゃん」
41:
咲「ふぅー…ふぅー…今度はちょっと冷ましたから」
照「…うん」
咲「はい、あーん」
照「あ、あーん」パクッ
咲「どう…?」
照「おいひい…」
42:
咲「次は何にする…?」
照「……演劇を見てみたい」
咲「分かった。演劇はあっちだよ」
照「………咲、ひとが多いね」
咲「…うん? まぁ、文化祭だからね」
照「はぐれないように手を繋ごうか…」
咲「! うんっ!」ニコッ
咲は照の手を引き、照はそれに引っ張られ―――連れ回されるように文化祭を回りました。
秋編おわり
53:
ある秋の日。
照「そういえば私の方が忙しくて言い忘れてたけど、インターハイ団体戦優勝おめでとう」
咲「…ありがと、お姉ちゃん」
照「個人戦は残念だったね」
咲「うん、来年こそは優勝を狙うよ」
54:
照「個人戦は何位だった?」
咲「また二位だったよ。衣ちゃんが大量得点で優勝したんだよ。お姉ちゃんは三年連続優勝だったんだよね…?」
照「まぁ、衣みたいに火力の高いひとは出てなかったから…」
咲「……それでも凄いよ」
55:
咲「それに衣ちゃんは別格だったけど、二位から四位まではあまり得点自体は変わらなかったんだよね」
照「……二位から四位?」
咲「私と荒牧さんと神代さん」
照「ふーん」
58:
照「とりあえず団体戦は……おめでとう。白糸台は二位だったんだよね。残念」
咲「そういえば…」
照「……?」
咲「淡ちゃんがお姉ちゃんの戦い方を真似しようとしてたよ?」
照「ああ…」
照(今の白糸台のエースは淡だからな。白糸台に恥じないような試合をしようと淡なりに模索してるんだろうな。とりあえず今度、久しぶりに白糸台を見に行こうかな…)
秋編(祝福編)おわり
6

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