死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『食卓・ムシリ』back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『食卓・ムシリ』


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9:
峠の地蔵
俺が工房だった頃連れに族(笑)がいてたまに一緒に峠とか走ってたんだわ。
でまあ族とかやってるような奴なんで頭は悪かった。
遠出してあんま土地勘のない山でちょっと一服ってことになった。
ちっちゃい地蔵が三体くらいかな?並んでんのに気づいてね。
その族の連れがおもむろに地蔵を蹴ったんだよ。踏みつけるような感じで。
そしたらさ地蔵の首とれちゃった。
苔の生えた地蔵だったから相当古かったんだろうね。
連れはテンションあがっちゃって地蔵の首を崖の下に蹴り落としたんだ。
ひでーことすんなーと思ったが俺も特に止めなかった。
祟りとか霊って信じてなかったし。
半年くらいたってその連れバイクで事故起こして帰らぬ人になった。
普段からラリってバイク乗るような奴だったから遂に事故ったかくらいに思った。
まあ悲しい気持ちではあったけど、これだけなら別におかしな話ではない。
崖から落ちた連れの首とうとう見つからなかった。
もう一つ不思議なのは地蔵の首が元通りになってたこと。
地蔵の正確な数は覚えてないしもしかしたら首無しを撤去したのかもしれんが。
普通しないよな。俺には害はなかったですよ。
392:
緑男
先週初めてお化け?みたいな奴に出くわした
自分は趣味で蚕飼ってるんだが
そいつらの餌の桑の葉を取りに夕方、国道沿いを歩いてた
そんでいつもとり行く桑の木に向かう途中で道路の向こうに別の桑の木を見つけたので
先にそっちをとり行こうと車が来てないか左右見たときに
左側の道路の方からすごいスピードで車線ギリギリを
こっちに向かって走ってくる人がきたので
なんとなくその人を見てたら全身緑のタイツみたいなのをきた
池沼みたいなのが自分の顔見ながら来るので2mくらい下がった
そのまま通りすぎるかと思ったが通り際にこっちにむかって腕を伸ばしてきて
自分の腕を掴まれそうになったんだけどギリギリかすって
その人はそのままどっかに行ってしまった
これだけ聞けばただの池沼に腕を掴まれそうになっただけの話だが
自分が怖かったのはそいつの腕が俺を掴むとき2mくらいに伸びたこと
書くとあまり怖くない話だけど俺からしたら怖い体験だった
645:
イマジナリー フレンド
1/7
姉の娘(エリカ)が7歳の時、極度のうつ病になった。
当然学校へも行けず、一日中家にいても誰とも話さず、
気に入らない事があると癇癪を起こして泣きわめいていた。
その頃義兄は海外で単身赴任中のため姉が心細いと言うので、
私もできる限り姉の家に寄るようにしていた。
ある日、姉は今住んでいる都心のマンションはそのままで、
庭のある家を借りるから、一緒に住んでもらえないかと聞いてきた。
色々考えた末に、環境を変える事でエリカが良くなるかもしれないと
医者に言われた事を、実行することにしたそうだ。
その頃私は、都内の実家から郊外にある職場へ通っていた。
姉は私の職場から比較的近い所に家を見つけた。
引越しが済み落ち着いたあたりから、エリカは笑顔を見せるようになり、話すようになってきた。
646:
2/7
その家に住むようになってから、二ヶ月程過ぎたある日、
エリカが自分の部屋で壁に向って話しているのを姉が見かけた。
誰と話しているの?と姉が聞くと、
「しーっ!ゆうこちゃんはママの事嫌いだから、きちゃダメ。」
姉がゆうこちゃんて誰なの?と聞くと、エリカは
「お友達だよ。」と言ってクスクス笑って、
「私たち、プランがあるんだけど、どんなプランかは言っちゃダメなの」
その話を姉から聞いた時、背筋がゾッとした。
姉が考えているようなイマジナリー フレンドではない
何かがいるような気がして急に不安に襲われた。
その後もエリカは毎日ゆうこちゃんと話をしていた。
そして、毎日 「私たち、プランがあるの」と言っては、クスクス笑っていた
647:
3/7
姉はエリカが庭で遊んでいる間に、赤ちゃんの部屋用の音声モニターをつけた。
エリカは部屋に入ると直ぐに話し始め、「今日、夜になったらプランをするんだよね?」と聞くと、
「しっ!エリカのママが聞いてるから黙って!」と違う声が聞こえた。
そして、モニターは切れてしまった。
その声はしゃがれていて、エリカの友達というには年老いた声だったと姉は泣きそうな顔で言った。
何が起きるかわからないから、今夜は絶対に寝ちゃダメ、私も寝ずに様子をみるから
と姉に言った後、これから起こるであろう何かのために心の準備をしなければち思った。
648:
4/7
その夜、エリカは何度も姉の寝室に行き様子を伺っていた。
姉がどうしたのと聞くと、プランがあるからとクスクス笑って自分の部屋へ戻って行った。
夜中1時を過ぎた頃、姉は急に睡魔に襲われ、うとうとし始めたらしい。
その直後、エリカが入ってくる気配がして目が覚めたが、そのまま寝たふりをしていた。
エリカは姉のベッドの横に立ち、
「ママ、痛いのはちょっとの間だけだから大丈夫だからね」
姉は薄目を開けてエリカの方を見た。
650:
5/7
エリカはとても嬉しそうに微笑みながら、
頭上に振り上げた包丁を姉の胸の辺りに突き刺そうとしていたそうだ。
姉は思い切りエリカを突き飛ばし、包丁を奪い取って大声で私の名前を呼んだ。
私が行くとエリカは床に倒れて泣き叫んでいて、姉は包丁を手にしたまま震えていた。
私は泣きじゃくるエリカを抱きしめながら、
「ママに何をしようとしたの!?これがプランだったの?ゆうこちゃんがやるように言ったの?」
と聞いた時、部屋の隅にエリカと同じ年格好の少女らしきものが見えた。
「あれがゆうこちゃんなの?」
エリカは頷いた。
ゆうこちゃんの顔は深いシワとシミで老婆のようだった。
652:
6/7
私はその少女に向かって叫んだ。
「あなたはどうしてここにいるの? ここにいてはダメ! 早く向こうの世界に行きなさい!」
「ここにいたら悪魔になっちゃうんだよ! パパもママもここにはいないでしょ? ここにいてもしょうがないんだよ。」
体の震えが止まらなかった。
ゆうこちゃんの顔が歪んで恐ろしい形相に変わる。
その時、エリカが叫んだ。
「悪魔にならないで! ゆうこちゃん…優しい天使になってよ。」
怖くて逃げ出したかった。
一体どうすれば良いのかもわからない。
本当に神様がいるのなら助けて!と思った。
「ゆうこちゃん、お願いだからもうやめて。プランはやめにしようよ。」
エリカが泣きながら訴えた。
突然、ゆうこちゃんの顔が普通の女の子に変わった。
そして、一瞬微笑んだと思ったら消えてしまった。
653:
7/7
後日談
エリカはゆうこちゃんの事も、自分がやろうとした事も覚えていなかった。
義兄が任期を終え日本に戻るまでの3年間私達はその家で暮らし、
エリカのうつ病もすっかり良くなって、学校へも行けるようになった。
そしてゆうこちゃんは二度と現れなかった。
私は今でもその家に住んでいる。
終わり
48:
置かれたラジオ
関西方面のある有名なホテルで。
二泊三日の旅行でとまることになった。
1日目に3時過ぎにチェックインして部屋に向かい
何故か入った瞬間にいきなり咳き込む。
テレビのチャンネルや電灯のスイッチやデジタル時計が置いてある棚の上に
少しふるめの小型ラジオが置いてある。このご時勢にラジオが置かれてることに
少し驚きつつもチャンネルに手を伸ばしテレビをつけるといきなり映ったのは砂嵐。
結構有名なホテルだったので、最近のテレビが設置してある。
だからテレビをつけて直ぐに映るのはそのホテルの案内映像だと思ってただけに
少し複雑な気持ちに。ましてや客を通す際にせめて砂嵐以外のチャンネルにしてて
くれよ。などと思いながらもゆったりとソファーに座りテレビを観る。
その後、妻と一緒にホテルのロビー横にある土産コーナーを少し眺め夕食を
ビュッフェにするか中華にするかフランス料理にするかを悩みながら一旦部屋に戻る。
すこし違和感を感じるもそのときは特にわからず。
49:
夕飯をすませ部屋にもどり売店で買ってきたスルメと冷蔵庫の中のビールを
飲みながらテレビを観てると妻が「先にお風呂に入るね」と風呂場へ。
そこで再度違和感が。
酔ってるからか認識は出来ないが何か先程までと違う。
でも何が?それが分からない。
妻が風呂場から出てきたので自分も入りその日は寝ることに。
久しぶりにダブルベッドだし、一緒に寝ようと言い棚を挟んだ
妻のベッドへと移る途中に「ゴリッ。」と音が鳴る。
何か踏んだ感触は足には無い。妻も特に何かを押し潰したような事は無い。
何の音か確かめようと足元を見るも何もない。
1日目はそのまま寝て次の日は朝から観光に。
帰宅したのは夕飯後の7時。
部屋に入り前日同様にビールを飲みながらテレビを観てるときに
また妻が「風呂にはいるねー」という。
50:
ここで予期せぬ事が。
「うん」
だとさ。
ん?誰が??聞き間違いか?
俺酔ってるのかな。
と思いなおし妻に
「今なんて?」と聞き返す。
「え?お風呂先に頂きますって言ったんだけどー。」と言うので
「今そのあと返事した?」と返す。妻は聞き流しながら風呂へ。
何か昨日から違和感があるな。と思い始めるがわからない。
すると
「ゴホン。ゴホン。」と隣の部屋から咳き込む声が聞こえる。
初めに俺もこの部屋に入ったとき咳き込んだけど、有名ホテルの割りには
掃除怠けてるのか。などと愚痴りながらビールを飲み干す。
51:
あれ?有名ホテルだよな?ここって結構値段もして
久しぶりの旅行だから良い部屋取ろうって言って選んだんだよな?
なんで横の部屋の咳払いが聞こえるんだ?
と酔いが醒める。
俺飲みすぎたか。と少し自重し妻が上がった後に風呂へ。
風呂を出て妻と一緒に寝る為ベッドへ。
電気をリモコンから消す為に電気のリモコンを「ピッ」と電気に向かって押すと
「ガガ・・ガガ・・・・ガアアアアアアアアア」
といきなり雑音がベッドの足元から聞こえ出す。
何が起きたのか全くわからず、びくつきながら足元に向かう。
その瞬間ピッという音と共に電気が反応し消えた。
妻に「なんで消すのよ?」というと「私じゃないよ。リモコンもってないもん」
とビクつきながら答える。「点けて」と言った瞬間に再度
「ガ・・・・ガ・・・・・・・・・ダ・メ」
と雑音に紛れて音が鳴り始める。恐怖で飛び跳ねてしまう。
怖さからリモコンを何ども上の電気に向かい流すも反応しない。
52:
直ぐに横の棚にある電話をとりフロントへ電話をかけて番号を言い来てもらうことに。
従業員が来るまでの間、電気と雑音はなりやまず。
チャイムがなり再度腰を抜かしそうになりながらもドアまで走り開けて
中の様子を説明。電気に関しては入り口に設置されてあるリモコンからすぐに着いた。
そこのときにベッドの足元側の下にあったものにびっくりした。
少し古い小型ラジオがそこにあり音を出してる。
従業員があっけにとられた顔で俺を見る。
俺も妻と従業員を交互にみる。
すこし恥ずかしくなり「こんな壊れてるの置いとかないでよ」と
従業員に言うと「え?」と言う。「いや、お客様がご使用されたのでは?」
と言うので「一切なにもしていない。」と言い、妻へ向き「使った?」と聞くも
首を横へ振る。従業員も相手にしてられないという感じでラジオを止めて失礼しました
と出て行こうとする。
53:
その時に明らかにラジオから聞こえた音が未だに恐怖で二度と
あのホテルには泊まらないって決めた。
「ぜんぶとれた?」
意味はわからんが何か怖すぎて血の気が引いた。従業員も「え?」って向きなおしてたから
俺らが言ったと思ってるのかもしれんが、俺らも全く訳分からない。
従業員が出口を出る瞬間に
「ぜぇんぶとれた??」
と二度目に聞こえた時に必死に電源を探してた彼に言いたい。
電池が一個したに落ちてるから、音出るはずないのよ。そのラジオ。
105:
お経
大学時代の話。実話です。
俺が通ってた大学の近くに自殺の名所があった。
林をしばらく入ったところにある滝(以下S滝)だ。
自殺の名所と言っても、景色も良く、街からそんなに遠くないのもあって、
夏場は親子連れも多く遊びに来ていたし、俺もよく涼みに行っていた(もちろん昼)。
蒸し暑いある夏の夜。
俺はサークル仲間数人と自室で酒を飲みながら定番の怪談話に興じていた。
知人の知人が霊感があって・・・とか、まあどこかで聞いたようなよくある話だ。
俺ともう一人の友人(以下K太)は二人ともオカルトネタにはかなり精通していたので(このスレのおかげw)、
正直言ってかなり退屈していた。
急にK太が『S滝に肝試しに行こう』と言い出した。
俺と一人の女友達(以下I子)は『いいねぇ?!』とノリノリだったのだが、
他のメンバーはあまり乗り気じゃないようだ。
びびってる、というよりも酔ってる中わざわざ外に出るのが面倒みたいだ。
仕方ないので肝試し組と飲み組に分かれることにし、肝試し組は俺、K太、I子の3人になった。
懐中電灯を一本持ち、『みやげ話期待してろよ』と言い残して部屋を出た。
106:
すまん、番号つけるの忘れた・・・
S滝は歩いて30分くらいの距離だが、面倒だったのでタクシーを拾った。
林の前でタクシーを降り、そこから歩き始める。
『うわ、真っ暗・・・』I子がつぶやいた。
照明の一つも無く、空は曇っていて月明かりも差していない。
『これは怖いですよw』と3人ではしゃぎながら林の中に入っていった。
懐中電灯は一本しか無かったので、K太とI子は携帯のフォトライトで道を照らして歩いた。
夜に訪れたのは初めてだったが、道が割ときちんと
舗装されている為か思ったより怖くはなかった。
こりゃあ楽勝だなと思い始めた頃に、滝の流れる音が聞こえてきた。
蒸し暑い空気の中で涼しい風も流れてくる。
と、I子が『ひっ』と小さい悲鳴を上げた。
107:
俺たちの右前方には、地蔵の大群が並んでいた。
こけし程度のサイズの地蔵が100体近く、皆一様に笑みを浮かべている。
I子は道を明かりで照らそうと下ばかり見ていた中いきなり視界に入ってきたので驚いたらしい。
『そういえば、あったな、こんなの・・・』
昼間見ても特にどうという物でも無いが、闇の中頼りない明かりで
浮かび上がる大量の地蔵はさすがに不気味だ。
『やっと肝試しらしくなってきたじゃん』
俺が更に先に進もうとしたとき、K太が俺の服の裾をふいにつかんだ。
何だか不安げな顔でこちらを見ている。
『どうした?びびった?』俺がからかうように言うとK太は『しっ』と口に人差し指を当て、
『何か、聞こえね?』と一言。
何か・・・?何かって何だ。
108:
こいつのことだから、俺たちを怖がらせようと演出で言っているのだと思った。
しかし、K太の顔は真剣そのものだ。俺とI子は首を傾げながら黙って周りの音に集中してみた。
滝の音しか聞こえない・・・いや・・・滝の音に混じって何か、低い音が・・・確かに聞こえる。
『これ・・・お経?』I子が口パクで俺に確認を求めてきた。
確かに、お経だ。しかも何人もの声が重なっているように聞こえる。
ゾクリ、と背中から体中が寒くなった。
K太は蚊の鳴くような小さな声で『そういえば俺、聞いたことあるかも・・・』とぽつり。
『S滝の近くに、妙な宗教団体が最近居座ってるって・・・マジだったのかな』
おいおい、そりゃ幽霊なんかより洒落にならんって・・・。
するとI子が『なんか・・・私気分悪くなってきた・・・引き返そ?ね?』と、
これまた小さな声で言ってきた。
見ると顔は真っ青で、若干震えているようだった。
K太と目を合わせお互い小さく頷いて、俺たちは引き返すことにした。
109:
帰り道、I子の様子がどこかおかしいのに気づいた。
妙に早足なのだ。
気分が悪いと言っていた割には、競歩でもしているかのように、スタスタと歩いている。
俺らが置いて行かれそうだ。
『おい、I子・・・?』俺が話しかけると同時に、I子は凄い勢いで走り出した!
俺とK太は訳がわからず、I子を必死で追いかけた。
I子は物凄くかった。男の俺たちがなかなか追いつけなかったのだ。
林の出口でやっと俺たちが追いついたとき、
I子はヘナヘナと崩れ落ち、今度は大声で泣き出した。
俺たちはいよいよ訳がわからなくなり、ただI子の周りでオロオロするしかなかった。
I子はひとしきり泣いた後、やっと落ち着きを取り戻して、ぽつりぽつり話し始めた。
『さっきのお地蔵さんのところで、お経が聞こえてきたときにね、林の中に何となく目をやったら・・・。
 白っぽい服を着た人が、私たちを取り囲んでたの・・・一人や二人じゃないよ?
 二十人は軽くいたと思う・・・。』
110:
『マジかよ・・・』
俺とK太は言葉を失った。もう肝試しどころじゃない。早く帰ろう。
俺たちが立ち上がろうとしたとき・・・
俺たちがさっき歩いてきた道から、
今度ははっきりと何十人ものお経の声とザッザッとこちらに向かってくる足音が聞こえてきた。
俺たちは各々声にならない悲鳴をあげながら死に物狂いでその場から逃げ延びた。
俺にとっては今まで生きてきた中で一番怖い思い出。
あれが怪しい宗教の人間だったのか、
自殺した幽霊の集団だったのかはわからない。知りたくもない。
例え昼間でももう二度とあそこには近づきたくない。
135:
斑点
全然怖くもない話だが。
俺がまだ中学生だった時、体がいつも痣だらけだから
『斑点』ってあだ名で呼ばれてる女の子がいた。
『斑点』のお父さんが普段から暴力的らしく、
クラスメイトがよく『斑点』と彼女のお母さんが二人で泣いているのを見かけていたらしい。
数年経って『斑点』のお父さんが亡くなったと『斑点』と同じ高校に通う友達から聞き、俺が
「こう言っちゃ不謹慎だけど、お父さんが亡くなって彼女も、
彼女のお母さんも元気になったの?」と聞いたら
「まだ3週間くらいしか経ってないけど『斑点』は痣も消えて性格も全然明るくなって元気になったよ。だけどお母さんが相変わらず元気が無さそうだし、体の痣も治ってないみたい。」と言っていた。
まぁ、お母さんは女手一つで育てなきゃならないからなぁ……。
それから俺もいい年になって『斑点』の事も忘れかけていた頃、
ばったり彼女のお母さんと会った。
向こうが俺の事を覚えていて「あらー、○○君!」と声をかけてきたんだよ。
『斑点』のお母さんはすっかり元気になっていて、お父さんが生きてた頃の
木の枝の様な脆い印象はどこにもない位雰囲気が活き活きとしてた。
一応『斑点』の同級生だったから「彼女は元気ですか?」と俺が聞くと『斑点』のお母さんは
「娘はついこの間死んでしまったのよー。交通事故で即死だったの。」
とりあえず一つ二つ話してそのまま別れたけど、今でもやけに気になる事がある。
どうしてお父さんが死んだ頃は『斑点』の痣はすぐ消えたのに
お母さんの痣は全く消えなかったんだろう。
後、彼女のお母さんの痣が何で今だにうっすら残ってたのかも気になる。
143:
>>135
なんかこういうの「放送禁止」になかったっけ?
137:
斑点がママを殴ってたんですよね、わかります。
138:
じゃあ、「斑点」の痣は誰の犯行?
139:
父親が生きているときは「父親→斑点、母親」もしくは「父親→斑点→母親」
父の死後は「斑点→母親」しかないわな
140:
痣があるのに元気快活で斑点は氏んだわーwと言ってる母ちゃんあやしくね??
165:
中古車屋
ある中古車屋で働いていた頃の話。
誰が見ても商品の割りにメチャクチャ安い車が1台あった。
車は高級だし、年式も新しく、キレイで程度もいい。
俺はてっきり事故車か何かだと思って店長に聞いてみたら、
「あーあの車は七輪で3人自殺した車なんよ・・・。」
その遺族が処分して欲しいとタダ同然で置いていったらしい。
案の定、次の日に攻売れました・・・
173:
>>165
そういうイワクツキ車売るときって、
車内に予め、丸1日、水か酒を入れておいて
お客さんに飲ませるってホント?
霊感ある人には、飲めないほどマズく感じるから
そしたら売らない。
何でも無く飲んだ人に売るって・・・
177:
>>173
以前、本で貸し部屋のサルベージの話で読んだ。
事のあった部屋に日本酒を入れたコップを一晩置き、希望者に飲ませる。
「見る」人には血のような味がすると書いてあった。
また、できれば中国人や中東系などの外国人を二度ほど住まわせるとも
書いてあった。出なくなるらしい。
191:
重姿神
某大学の資料室で、卒論の資料になるものはないかと
あさっていたところ、おそらく卒業生が残したものだと思うのですが
昭和44年と表紙に書かれた束をみつけました
そこには、民俗学か伝承関係の文書と
重姿髪?重姿神?かさすがみ
とかかれた 書きかけの文書がありました
昭和44年 京都 カサスガミ伝承 北部
老婆のお面のような雑なイラストと
重  (-=・=- 」-=・=- )
姿   ▽
髪 重姿神
   かサすがみ
と走り書きがしてありました
どなたかご存知ありませんか?
192:
本当に
「重姿髪」
「重姿神」
「かさすがみ」と
書いてあったか?
間違いないか?
193:
かサすがみで間違いないと思います
重姿髪
重姿神
といくつか 漢字がかいてありました
どれがただしいかはわかりません
京都の神社の神様?かなんかですかね
調べてもわからんです
228:
生贄の神様らしいので 資料にするのやめました
詳細は伏せますが
首のないご神体に 生贄の首を切り取って乗せて
木の面をかぶせて 髪が抜け落ちるまで 神として
あがめてたものらしいです
重姿髪 重姿神 両方正しかったようです
たぶん いまは 途絶えた風習だと思います
298:
館の夢
今日見た夢なんだけど
俺は気がつくと変な館にいてさ
でっかいドアがあったり、襖がたくさん続いたりしていて、
和風の館なのか洋風の館わからないそんな変な館だった
近くには何人か人がいたんだけど、みんな館から脱出出来なくて困っているようだった
その中には俺のバイト仲間もいた
そいつに話を聞くと「眠る度にこの館にきてしまう」と言っていた
その話を聞いて俺はこの館から脱出しないと眠るたびに捕らわれてしまうんだと思って、
たくさんの罠をかいくぐって、一度は館の夢から覚めることができた
たくさんの罠についてはよく覚えてないんだけど、怪物に食われた人と、
体がバラバラになった人がいたのは覚えてる
気がつくと俺は自分の部屋で汗びっしょりかきながら寝ていた
それでバイト仲間に連絡して「変な館の夢を見た」と言ったら、「俺も見た」と言われたんで、
とりあえずそいつと俺の部屋で館の作戦会議をすることにしたんだ
それでしばらく話合ってた
結論は「どうせ夢なんだから目覚めようとすれば目覚めるはず」だった
作戦会議は終了したし眠たくなってきたから寝た
するとまた屋敷の中にいた
その時はバイト仲間は一緒ではなかった
どうせ夢だと思って目覚めろ目覚めろと思ったら、目を覚ますことができた
「やっぱりタダの夢だなー」なんて思って安心して寝直したらまた館の中にいてさ
どうしたら館から出られるのかわかんなくなって、トイレの窓の外から逃げてみることにした
正攻法で普通に館をクリアしても逃げられなかったから、
ちょっと意表をついてみようと思って窓から逃げてみたんだ
一生懸命走ったんだけど遠くからボウガンみたいなので射られて右足を吹き飛ばされた
俺はボウガンが飛んできた方向から見えない位置に身を隠した
そして夜になるまで待とうと思っていたら目が覚めた
299:
続き
ものすごく怖くなってカーチャンに「どうやっても変な館の夢から逃げられん」って
相談したら「明日病院行きなさい」と言われた
で、なんかそこでおかしいと思って、(カーチャンそんな冷たいこと言わないし)
カーチャンがいる台所の日めくりカレンダー見たんだけど25日になっててさ
俺が寝たのは17日だから目覚めたのは18日じゃないとおかしいんだよね
でもその台所のカレンダーは25日になってて
「あー、俺おかしくなったのか、これもまた夢なんか」ってパニクって
玄関まで走って家の外出たら本当に目が覚めた
4、50分くらいしか寝てないのに密度の濃いリアルな夢だった
お前らももし変な館の夢見たら夢の矛盾点を探してみてくれ
全部夢だって気づかなかったら俺はまだ夢の中だったかもしれんから
404:
食卓
オカルトじゃないけどゾーーーッとした話。
先に言っとくけど、この時の俺は最低なカスでした。
2年くらい同棲した彼女がいたんだ。
温厚でおもしろくて気取らない、スマートだけど出るトコでてて、お洒落な可愛い子だった。
2年たっても結構のほほんと上手くいってた。
別れる原因は俺の方にあった。かなり仕事やいろいろな事が上手くいってなくて
イヤミばっか彼女に言うようになってたんだ。
あんまりけんかはしなかったけど、ある日かなり大きなけんかをした。
まあこれで別れる事になるんだけど。
いつものように(こんとき半年位プー)プレステしてたら彼女が仕事から帰ってきて
俺が散らかした缶とかゴミ袋にポイポイしてた。
その時期俺はなんかすごいやなヤツになってて、缶の捨てる音が気に障って、
彼女にムカつく台詞いいまくったんだ。一方的に。
「お前は俺を見下してる」とか「世話してやっていい気分か?あ?」とか。サイテー。
彼女は気にしない感じで(きっと無理してたんだが)、ご飯つくってた。
TV見ながらご飯食べてる彼女見てたら(彼女は痩せてんのによく食べる。んまそうに)、
急に又なんかムカついてきて、
「バクバク食いやがって!自分の稼いだ金で食うんだからそりゃうまいわな。」
「もーいいわお前。俺もうお前と居たくないから出てけ!」
とかそりゃあ理不尽極まりないこと言いまくった。
しまった言い過ぎたかも、って一瞬思ったけど、そのまんま飯食ってた。
彼女は、うつむいて涙ぐんでた。でもそれさえもわずらわしかった。
「・・わかった。」彼女は周りのバッグとかコートとか、出る用意し始めたみたいだった。
405:
「違う日に荷物取りにくるね。あと・・・」言いかけて彼女は出てった。
あと何なんだよ・・って一人でボーっとしてたら彼女からメールが来た。
「あんたがに出してたご飯、リサイクルだから」 ???リサイクル?
何回かにわたってメールが来た。内容をまとめると
・彼女は過食してすぐに嘔吐する繰り返しだった
・食費があまりにもかさむので吐いた物を冷凍保存してた
・リゾットやオムライス、その他もろもろに再利用
→俺食う→ウマー
の繰り返しだった。。。毎日食ってる炒め物やハンバーグは、一旦彼女経由だった。
目の前には、オムライスがあった。頭の中真っ白になってたらメールが来た
「今日は元、親子丼でした」
オムライスの中身はチキンライスだった。俺は吐いた。
412:
>>405
彼女の側の辛さよくわかる…
彼女、一矢報いてやれてよかった…
毒じゃなかった事に感謝しな。
422:
「行方不明者の発見場所」
S県S市街地からI川へ行く中間にそこはある。
道路から山道へ入り暫く進むと、見えてくるのは吊橋ある。
たいていの人は、なんとなく嫌な感じがする場所である。
それもそのはず、表ざたにならない自殺者や動物霊が呼んでる場所なのだ、
でも、嫌な大元と言われる場所はその吊橋を渡った奥にある。
その場所は滝と祠がある場所、何故このような場所に祠があるのかは解らない。
さて話を元に、聞いた話では一部の警察官はこの場所を知っている。
何故知っているのか?それは冒頭に述べた行方不明者の発見場所なのである。
それも決まって、痴呆症・自殺志願者なのだ、つまり、この祠はそーいうマイナス思考的な人間や、頭のネジがおかしくなってしまった人を同じような境遇の霊が'呼ぶ'場所なのだ。
発見される場所は決まって祠の周辺、残念な結果に終わる人、
九死に一生をえた人、と様々な形で発見される。
ある生き延びた痴呆症の方はこう言った
「あの場所へ呼ばれた」と。
ニュースや新聞沙汰にならないのは、
この場所を知られたくないのか、知る必要がないのかは定かではない。
また、この場所以外にも、上で述べた人々が呼ばれて吹き溜まりになる場所があるという。
生き延びた人々は皆言うだろう、
「誰かに呼ばれた」
と。
446:
ムシリ
私の家系の男は全員、「ムシリ」という妖怪が見えるという。
正確には、思春期ごろに1度だけ会うものらしい。
おじいさんの話だと、夜寝ていると枕元に現れ、
家系の男の髪の毛を毟り、食べるのだという。
ソレは数十分間、ひたすら髪を毟って食べるらしいが、
その間は痛みもなく、ただ、抜かれる感じだけは分かるらしい。
朝起きると枕元には数百本の髪の毛が落ちており、一度食べられると二度と出てこない。
髪を毟られるせいか、私の家系の男はみな、20代から禿げるみたい(遺伝かもしれないけど)。
私は女なんで気にするなといわれたけど、弟は必ず会うから注意しろ、と言っていた。
何を注意するかというと、髪を抜かれる間は消して動くな、
気付かないフリをしろ。ということだった。
先祖で一人、抜かれている間に逃げ出した男の子が原因不明の病気で死んだからだそうだ。
ただ、来ても逃げたりせずにじっとしていればいい、
儀式みたいなものだ、とおじいさんは言った。
その話を聞いた弟は、妖怪を見ることより、
若禿が確定したことがショックだったみたいだった。
そこで、中学に入ったと同時に弟は毟られないようにと、頭を丸めた。
おじいさんは、それに対して「昔はみんな頭を丸めていたし、意味ないぞ」と言っていた。
結局、弟はそのまま髪の毛を伸ばすことにしたようだった。
私たちの父も昔、「ムシリ」に出会ったらしく、若禿だった。
父は20代だったころは禿げていることにコンプレックスを感じていたらしく、
カツラをつけていたそうだ。
(実際私たちが赤ん坊のころの写真の父は髪の毛があった。)
ある日、父は弟に「ムシリに会ったら、このカツラはおまえにやるよ」と言って
和箪笥の中のカツラを見せてくれたらしい。
そして、そのカツラが弟を大変な目に遭わすのだった。
447:
中学に入り数ヶ月して、ある日の朝弟が興奮しながら私に言ってきた。
「姉ちゃん、絶対言うなよ!昨日「ムシリ」がきた!!」
私も驚き「見たの?怖かった?大丈夫??」などと質問攻めにしたが、弟は
「違うんだよ、姉ちゃん!俺、追い払った!!」と答えた。
弟は小学生の頃から喧嘩っ早かったので「殴ったの?」と聞くと、弟は得意げに
「違うよ。これ使った。」と言って、父のカツラを見せてきた。
どうやら、弟は父の話の後すぐにカツラを拝借し、
中学生になってからずっとカツラを被って寝ていたそうだ。
弟は続けた。
「怖くて姿とか見えなかったけど、間違いない。誰かに抜かれた!!」
「でも、抜かれたのはカツラの髪で俺は一本も抜かれなかった、感触もなかったし!」
「1時間ほどカツラの髪を抜いて、消えていった!」
「怖さより「勝った!」って気分でいっぱいだった。」
「祖先にはこの方法を伝授しないと。」と、興奮気味に話してくれた。
で、その時は私も「騙したんだ、弟すげーなー」としか思っていなかった。
それから1ヶ月後に事態は一変した。
弟が授業中に頭痛を訴え、そのまま気を失ってしまった。
病院に連れて行かれ、CTやMRIなどの検査をしたが理由は分からずじまい。
医者には「このまま意識を取り戻さない可能性がある、
容態も安定しないので覚悟してください」といわれた。
私はそのとき、「ムシリ」の件なんて忘れてたんだけど、
田舎からおじいさんが見舞いに来てくれて
ふと、そのことを思い出した。そして、おじいさんに弟の話を隠さずに明かした。
おじいさんは「馬鹿なことをしおって」と呟き、病室から出て行った。
おじいさんはうちの家系が古くから馴染みのある神社の神主様に電話してきたらしく、
2時間ほどして神主様が病院にやってきた。
神主様とおじいさんが数分話をした後に、神主様以外は全員病室の外に出された。
父は無念そうに顔をしかめ、母は泣いていた。おじいさんは病室の外で念仏を唱えていた。
その時、何も知らない看護婦さんが、病室のドアを開けてしまった。
448:
父はすぐに事情を説明し、検診時間を30分ほどずらしてもらったが、
私は開いた時に見てしまった。
祈祷する神主様の正面で弟が自分で自分の髪の毛を毟っていたのだった。
ドアが開いても、神主様も弟もこちらを見る様子もなく、
弟は焦点が定まらず、ブチブチと短い髪を引き抜いている。
その間2?3秒だったが、怖さが弟を心配する気持ちを
上回ってしまい逃げるように待合室まで離れてしまった。
結局、弟は自分の髪の半分は引き抜いてしまっていた。
神主様は「もう大丈夫、ムシリ様は帰られた」と言って、帰っていった。
その後、弟はすぐに意識を取り戻し、1週間ほどで退院した。
退院後、弟に話を聞くと、意識を失った後、
弟は「あの時、頭の中に虫のような小さな生き物がいっぱいいたんだ」
「虫が頭いっぱいまで広がって、自分が自分でなくなる感じがしてきて」
「気持ちいいような気持ち悪いような、嬉しいような悲しいような感情が押し寄せてきて」
「寝たら楽になるかな?って考えてたら、頭にビシッと衝撃がきて」←これは多分神主様のお払い棒?
「ふと頭の上を見ると、人間の形だけど人間じゃない何かが俺を見下ろして一心不乱に髪の毛を毟ってた・・・」
「そのときはずっとごめんなさい、ごめんなさいって謝ってたw」
「で、目覚めたら、髪の毛がないからびっくりした・・・」
と話してくれた。
結局、弟の奇行もなかったことにされて、病気の理由も分からずじまい。
おじいさんは「もう安心だ」と言っていた。
何故、うちの家系でそういうことが起きるのか、それは分からない。
何故男にしか見えないのか?
虫のようなものは何なのか?
そして「ムシリ」とはいったい何なのか?
453:
いわく
携帯から、長文&駄文すまん。あと、改行のバランスもわからんのです…
もう、7、8年前になるかしら?
当時俺はカラオケ店でバイトしてた。
働きはじめて1年くらい経ってたのでフロント、キッチン、ドリンク全部出来たんだけど、
その日はたまたまキッチンだった。
土曜の夜はどこのカラオケも忙しいと思うんだけど、うちの店も例外じゃなかった。
ライバル店がなかったのも忙しさに拍車かけてたと思う。
終わりの見えないオーダーラッシュと戦ってるとパントリィ(正式な意味は知らんけど料理やドリンクの受け渡しをする場所をそう呼んでた)がざわついてるのに気付いた。
その雰囲気が雑談が盛り上がってるって感じとも少し違って…
気になったんだがキッチンは俺一人で手をとめるわけにもいかなかったし
(雑談する暇あんなら手伝えよ!)っていらいらしてた。
ちょっとしたらバイト仲間がキッチンに来てテンション上がり気味に『自殺!自殺!』って…
そいつの話では…
その客は障害者だったのか怪我してたのか、ともかく車椅子だったと。
一人で入店しフリータイムで入室したが、ファーストオーダーのドリンク以外なにも
注文せず、歌ってもいなかったので(変だな…)程度には感じてたらしい。
フリータイム終了のコールをしても出なかった為、
そいつがルームに行くと客はソファーに横たわってた。
叩いても揺さぶっても起きず、睡眠薬だかなんだかの瓶が転がってたので
慌てて支配人に報告。支配人が呼んだ救急車で運ばれてったと…
救急隊員は車椅子を置いてった。後日客の家族が来てフリータイムの料金を払い
車椅子を受け取ると何度も謝りながら帰ってった。
正直、その客が死んじゃったのか助かったのかは結局今もわかってないんだよね…
でも、それ以降うちの店で心霊現象や幽霊の目撃者が相次いだ。
454:
自殺騒動から1ヶ月経ったぐらいかな?
俺はその日フロント担当だった。
平日だったし暇だったので一緒にフロント担当した
新人の女の子と雑談してると、自殺があったルームからコールがあった。
受話器を取ったのは女の子で『はぁ…はぁ…』と困惑気味に対応していた。
新人だったその子は対応しきれないって感じで
『少々お待ちいただけますか?』と受話器を俺に渡した。
俺が『内容は?』と聞くと、女の子は『よくわかんないんです><;』って…
(新人では対応できないってことはクレームか?めんどいな…)と思いながら
受話器を取り客の話を聞くと…
ソファーと壁の間から手が出てくる…とゆう内容だった。
これには俺も『はぁ…はぁ…』としか対応出来なかったよw
電話じゃ対応しきれなかったのでルームに向かった。(手なんて出てるわけねぇだろw)とか(シャブ中だったら違う意味で怖いな…)とか考えながらノックしてドアを開けると…
確かに手が生えてたw
客から聞いてた(手が出てくる)ってのとは感じが違って…
壁とソファーの間から手が生えてた。にょきっとw
客はスナックのママと常連のオッサンって感じの二人で、ママには手が見えてない模様。
ママはしきりに『ごめんねぇ、この人飲み過ぎちゃったみたい』と笑いながら謝っていた。
オッサンはママが謝る度に『そんなに飲んでねぇよ!』『酔っ払ってねぇよ!』と怒鳴ってた。
455:
『兄ちゃんにも見えるよな!』と聞かれたが、そこは客商売。
『確かに手ですねぇ…』なんてのんきな対応ができるわけもなく…
自分には見えないが気持ち悪いようなら即座にルームをかえると伝え、
ルーム移動+それまでのルーム使用料のサービスで解決した。
ルーム移動の後、片付けに行ったら手は消えてたよ。
その後も従業員の半数以上が、閉店後の清掃作業中にスピーカーから男の声がしたとか…
未使用のはずのルームに人がいた等何らかの心霊体験を経験した。
うちの店は5階建てで…
件のルームがあるのは5階、キッチンは3階、フロントは1階…
営業終了後の清掃作業中は1フロアに一人だから件のルームも一人ぼっちで清掃するんだ。
女の子は怖がるから男連中の仕事になってた…
それでも心霊現象が止まなかったんで、普段は事務仕事しかしない支配人をバックルームから引っ張り出して、モップと掃除機を渡して一度でいいから
5階の締め作業をしてみてくれとバイト仲間がお願いしたことがあった。
少し不機嫌そうに『何も起こらなかったら以降心霊現象で騒ぐのは中止な!』って…
まぁ、色んな意味で営業に支障が出てたんだろうな。
456:
1時間もすると支配人が3階に降りてきてキッチンを締めてた俺に
『ありゃ、洒落になんねぇなw』って…
モニターやアンプの電源を落としながら一部屋ずつ清掃していくんだが、
5、6部屋清掃し終わったときに消したはずのモニターの電源が入ってるのに気付いたらしい。
(落とし忘れたかな?)程度にしか思わず全部屋清掃して最後のトイレ清掃に向かった。
大便器の清掃を終えて個室から出るとトイレから出ていく男の後ろ姿が見えたらしい。
バイトの誰かの悪戯だとはちっとも思わなかったって。
その男は全体的にぼやけてて、生きてる人間とは明らかに違ったから。
それでもバイトの手前騒ぐわけにいかないと平静を保ってたんだが、
清掃用具を片付けてトイレから出ると全室のモニターとアンプの電源が入ってて
さすがに怖くなり駆け降りてきたんだとさw
それ以降は他のフロアを先に締めて全員で5階を締めるってルールが導入された。
他にも多々あったんだがどれもたいしたことないからやめとく。
こっからは関係ない話なんだが…
7年以上前の話だし、当時バイトしてた奴で今も働いてる奴はもう一人もいない。
ただ、当時働いてた奴で今もカラオケ店の近所に住んでる奴がいて、そいつに最近聞いた話。
客として歌いに行ったときに、ドリンク運んできた兄ちゃんに
『昔ここでバイトしてたんだけど…(略)まだ幽霊でるの?』って聞いたらしい。
そしたら、『バリバリ出ますよw』って…
ご丁寧にいわくまで教えてくれたらしいんだが、そのいわくってのが…
『この店のある場所、昔は墓地だったらしい…』ってさ。
もちろん出鱈目で、カラオケが出来る前は確か中古車屋だった。
よくある心霊スポットなんかのいわくってのはこうやって
誰かのホラによって創られてくんだなって思ったよ。
あんまり怖くないね。ごめんなさい><;
460:
>>456
興味深い話だな。現象が先にあって理由が後付されてく辺りが実に興味深い。
都市伝説などの類もこんな感じで作られてるんだろうな、とオモタ代。
474:
覗く女
今、某降霊スレの実況見てたんだ。
何時もは夜になるとカーテンしめんだけど、今日に限って完全に閉めてなくて。
ちょっと開いてたんだ。
で、スレ見てて、一時間くらいで、何気にカーテン見たの。
そしたら、女が覗いてる。
明らかに生きてない。
どうしようか結構迷って、時間経ってもいるから、話しかけてみたのね。
意味ないよ、何もできないからって。
その瞬間、襲いかかるみたいに急激に近づいてきて、自分の中を通り過ぎて消えた。
話しかけるもんしゃねえ通り過ぎて思った
475:
泥だらけの靴
死ぬほど怖い話ではないが
俺がまだ生まれてない頃で、新婚の時に親父が体験した話
仕事が終わって帰宅した時に、玄関で靴を脱ごうとしたら、泥だらけの女モノの靴があった
ん?お客さんか?と居間に入ると、かあちゃんが普通にキッチンで料理してる
おい、玄関に知らない靴あるけど、お客さん来てるのか?
と訊いたら、
はい?いえ、誰も来てませんけど…
と、かあちゃん
いや、玄関に靴あったぞ
と言うと
おかしいね、誰も来てないのに
と玄関にかあちゃんと親父が二人で確かめに行った
しかしそこには親父が帰宅した時に見た靴はなくて、
靴跡のような泥が玄関の外に向かって続いていたらしい
さすがに気味が悪くなって、玄関を水洗いしたそうだ
俺がこの話を初めて聞いた時、靴の跡を追わなかったの?と訊いたら、
アパートの五階の階段で跡が消えていたらしい…当然階下は覗かなかったそうだ
478:
>>475
想像すると怖いな。洒落にならないかも。
515:
白いカオナシ
やばいです
さっきTSUTAYAにDVD帰しに行こうと思って家出た。
TSUTAYAは歩いて20分位のとこにあって、俺はいつも歩いて行ってる。
都内なんだけど、畑ばっかで大きい道路外れたら車通らないし、
いつもすげえ静かで暗くて、ちょっと怖い感じもあったんだけど歩くの好きだから歩いてた。
その途中に2階建てのアパートがいくつかあるんだけど、
通り掛かったアパートの駐輪場みたら何かが動いてた
(駐輪場は明かりがついてて、自転車はあまりなかった)
ちょっと距離があったんで見えずらくて、始めは自転車のカバーが風で動いたのかと思ったんだけど、気になったんで少し近づいてよくみてみたら白いシーツ?
みたいなのに人が包まって後ろ向いてなんかしてた…。
ヤバイと思ったけど、体は硬直。なんか全身鳥肌立って、すげえ悪寒した。
どうしようと思ってたら向こうが気付いたみたいでこっち振り返った。
なんか、白いリアルカオナシって感じで、顔を真っ白く塗ってる女だった。
目があった瞬間に、向こうが「ニタァ?」って笑って、
マジにヤバイと思って猛ダッシュで逃げてきた。こういう時って恐怖で声でなくなるな。
途中で一回後ろ振り向いたら、追っ掛けてきてたけど、
すごいへんな走りかた(なんか、がに股で跳びはねる感じ)であんまくなかった。
とりあえず、真っ直ぐ帰るとヤバイと思ったんで、家の方向と違う道に入って
(多分見てたと思う)そっから遠回りして今帰ってきたんだけど、震えがとまらん…。
あの目が頭から離れんわ。幽霊みたことないからわからないけど、
なんか幽霊って感じじゃなかった。でもあんな人間いるのか?とりあえず怖い。
518:
>>515
おいおい、マジでシャレになんねーな。
ドラゴンヘッド思い出した。
555:
どうも 昨日の>>515です。携帯からの投稿って読みにくいんですね。
知らんかった。読みにくくてすいませんm(__)m
昨日の投稿の後また色々あって、やっと気持ちが落ち着いてきたんで報告します。
今は自分の家じゃなくて友達の家にいます。
昨日投稿した後、体の震えが止まらなかったんでシャワーを浴びて、
とりあえず布団にもぐった。
目つむってもあの女の顔が浮かんできてなかなか寝れなくて、ずっと寝返りうってた。
やっとウトウトし始めたあたりで、「ピンポーン」ってチャイムが鳴った
(俺はアパートの一階に一人暮ししてる)
え?!と思って時計見たら3時半くらい。また体が震えだした。そしてまた「ピンポーン」
もしかしたら、近くの友達が携帯と鍵を落としてうちにきたのかもと思って
(今考えたら友達実家帰ってる)勇気を出して、部屋のインターフォンとって
「誰ですか?」
「………」
返事なし。
マジで頭がパニックになって、どうしようと思ってたら、今度はチャイムを連打し始めた。
556:
パニックになって部屋をウロウロしながら、気持ちを落ち着かせようと思ってタバコ吸った。ほんで思い付いたのが警察に電話。(この間チャイムの嵐。)
110番に電話して「誰かが部屋のチャイム鳴らしてる」って言ったら、
近くの交番の人が今から行くっていわれた。
布団に潜り込んで震えながら待ってたんだけど、いつの間にかチャイムが鳴り止んでた。
電話して20分くらいして(4時過ぎだったと思う) 警察到着。
チャイムがなってびっくりしたけど、インターフォン出たら「警察です。大丈夫?」って。
マジでホッとした…。
ほんで鍵開けて、玄関開けたら警察の人が
「ちょっと見て。」って言って玄関のドア(外側ね)指差した。
言われるままに見てみたら玄関ののぞき穴に顔を押し付けたような白い跡と、
その両サイドに白い手形。警察の人も「何これ?」って焦ってた。
557:
きめぇぇぇぇぇぇ!!
ストーカーみたいだな・・・
522:
チキチキチキ
厨房の頃の話。
自宅は袋小路になったところにあり、家はうちを含め三軒しかなかった。
なのでその三軒の人間以外で人を見かけても不思議に思わないのは
郵便配達の人とかだけだった。
その日も部活で疲れきった体を引きずり帰宅していた。
夕日が差し込む夏の独特なあまったるい空気を吸いながら。
袋小路に差し掛かる時ふと聞き慣れない音が真後ろから聞こえた。
チキチキチキ…
523:
自転車をこがずに乗っている状態の音。
普段ならそんなに気にしないが、その時は体中の神経が聴覚に集中した。
袋小路にさしかかる所で右のほうへ向かう道がある。
袋小路の住人以外は普通そちらの道へ行く。
後ろの自転車の奴は…?
案の定、袋小路の方へついてきた。
後ろを振り返ると、見知らぬおっさんがいた。
自転車はママチャリで、カゴの中には
金属バットが一本。
先端には何故かビニール袋がガムテープでぐるぐる巻きにされていた。
金属バットから視線をゆっくりおっさんに向けた。
意外と冷静に「あぁ殺されるのか」と思った瞬間
おっさんはUターンし自転車に乗り去っていった。
今では笑い話ですが…
531:
>>523
うひー、怖いし笑えないよ…
524:
借りたもの
長いし読みづらいかもしれませんので嫌な人はスルーしてください。
「なんか、怖い話の実体験ない?」って家族に聞いてみたんだけど、
そしたら俺の話題がでてきてびっくり。
意外にも、俺、幼稚園入る頃にお祓いしてもらったことがあるらしい。
俺はまったく覚えてない。
親父おふくろが言うには、もしかしたら俺含め家族みんなが
祟り殺されてたところだったかもだって。笑いながら言ってたけど。ホントかよ。
んで、そのお祓いの話はこんなだった。うまくまとまるかな。
まず、親父と俺はドライブ行ったんだ。っつっても近所まで。
田舎だから山、山、山の峠道を車で。
その頃は秋で紅葉が見事で、車から降りてしばらく森林浴しようかと
テキトーなところに車止めて散歩したって。
俺はドライブ好きだったから、かなり興奮してウロチョロしまくってたらしい。
物拾っては投げ、走り騒ぎおおはしゃぎ。
山ん中だからヤッホーとか叫んだりテンションあがりまくり。
んで、暗くなる前に帰るかって時に俺ダンコ拒否。
もっと遊ぶってワガママ発揮する俺に困った親父は、
また明日連れてってあげるからって約束して、ようやく家に連れ帰ったんだって。
家に帰ってから、俺は本当に次の日同じ場所に連れていってもらうためか、
ポケットから何か物を出してこう言ったと。
「これ借りてきたから、あしたもういちどいかないと、コレ返せないからね!」
525:
借りてきたってなんだよ。ってその物をみたら、
鉄屑みたいな、錆びたボロボロのなにか。子供服のポケットに入る位のゴミ。
何でも拾う癖のある俺だったから、いつものようにおふくろは
そんなもの捨てなさいって俺からそれを取り上げて庭にポイ。
もちろん俺大泣き。当然次の日ドライブにはいかなかったって。
約束なんて俺を連れ帰る口実だったから。
だいたいここまで書くともうオチわかってると思うけど、この事が原因で祟りが始まったと。
ドライブの日から翌々日の夕飯どき、
泡ふいて奇怪な行動を取る俺をみて親父が異変を察知。
首ブンブン振るわ一点見つめて笑うわ同じ方向に向かって走り壁に激突、
鼻血出してもまた同じ方に走ろうとするわ・・・
子供の癇癪じゃ済まない挙動だったらしい。
またその翌日から、田舎特有のご近所ネットワーク発動。
昼間から向かいのおじいさんはキツネだ、
となりのおばあさんは山神だと熱く議論するほどだったそうな。
そんな議論なんてどーでもいいから早く俺を直してしまいたいおふくろは、
檀家してるとこの坊さんに電話した。
じーさんばーさんの議論をどうにかしたいのも含めて、
俺の異変が祟り絡みなのかをダメ元で見てもらうために。
坊さん、電話に出たとたん物凄い剣幕で『なにやったんかー!!』と激怒!
おふくろはもしもししか言わなかったのにいきなり怒鳴られわけわからんかったと。
「〇〇の家ですけど・・・」言うやいなや
『今から行く!子供外に行かんよう柱に縛っとけ!!』と電話切られておふくろポカーン状態。
526:
なるほど確かに暴れる俺はどこかに行こうとしてるみたいだということで、
坊さんくるまで親父ががっちりホールド。
そしたら親父まで気分悪くなってきた。
寒くなってきた、まだ秋なのにガチガチ震えた、身体重くなった、目が回ってきた、とか。
「精神的なものかもしれないが、あの時はホントに気分が悪くて、
お前離して楽になりたかった。でも離さなかった。」何と言う親父愛。
そうこうしてたら玄関から坊さんの声が聞こえてきた、
『塩くれ!わしにかけれ!はやく!』って。
家に入るのに塩かけるのか?普通逆じゃね?
ようやく俺の様子見た坊さんは、気分悪くて死にそうな親父から
ドライブの話を聞いた後、しばらく家の中うろうろして『剣無いか?剣なかったか!?』って。
鉄屑が剣だったんだろうな。多分。
おふくろは「そんなものない」って告げると、いよいよ坊さん青くなって
『やばい、(あんたらの)一家やばいぞ!どうしよう!』と。おふくろ散々脅されたらしい。
んでお祓いの儀式。俺は縛られ親父は寝込み、その傍でお経読む坊さん。
キツネだ山神だいってたおじいさんおばあさんも一緒に。
もう雰囲気が恐ろしかったらしい。まさかわが家でこんな事になるなんてって。
527:
結局、お祓いは成功っぽかった。
親父はすぐに良くなったが、俺は数日かけて祓ったんだって。
お寺に通い詰め。事が済むまで、ドライブの日から実に3週間!
なんか、俺が山で「借りて」きたものを返さなくて、
それが原因で「貸主」が俺を祟って、
家まで取り返しにきたのを坊さんが無理矢理追い払ったっていってたそうだ。
祓ったっていうのかこれ。
貸主が何かはわからないし、
ポイ捨てしてしまった鉄屑?かりてきた剣?は見つからなかった。
っていうか探さなかったって。また祟られると恐いからと。
もしかしたら20年近く経った今でも庭にあるかも。そんなもんほっとくなよ。
ここまでが家族から聞いた俺の洒落怖話。
ものを借りパクして貸主追い返して未だ借り物を返さず
のうのうと暮らす俺って、ちょっとアレかも。悪者かも。
今度、その坊さんに話聞いてみようかなって思ってる。
なんかわかったらまた書きます。
長々すいません。おしまい。
528:
うわ、文章が横に長!
見づらくてすいません。
530:
>>528
乙。なかなか読みごたえあった。
つうか子供の頃の行動に萌えた。
791:
このあいだ>>524を書いた者ですが、あれからの進展を報告します。
っていうか進展してませんけど。
まず、庭に捨てられた鉄屑は見つかりませんでした。
どの辺にポイしたかもだいたいでしか分からない上、20年近く経ってますから・・・
親父と一緒にドライブした場所にもいってみましたが、剣どころか鉄屑もありません。
社、道祖神、地蔵もなんにもありませんでした。
そして、お祓いしてくれた坊さんは既に亡くなっていていました。
今はその息子さんが住職をしていて、我が家のお祓いの出来事について聞いてみましたが
覚えていないらしいです。お祓いの記録もありませんでした。
ドライブした場所についても聞いてみたところ、先代(住職の親父さん)がたまに行くような
確かに何かある場所だったみたいです。しかしその何かは知らされてなくて
今では見に行く事は無いとの事。
親父オフクロの作り話かとも思いましたが、真偽は俺にはわかりません。
何だかパッとしない結末ですみません・・・。
収穫としては、今の坊さんと仲良くなった事でしょうか。
寺で飲み明かしました。かなり面白い人で、色々話を聞けそうです。
538:
占有屋
相変わらず携帯から、長文&駄文すまん。あと改行のバランスも(ry
もうかなり前の話だけど…
土方やってたんだが、給料の不払いなんかがあって仕事辞めた。
無職で金もなく職場の寮も出た為、やむを得ず
しばらく連絡もとってなかった悪い友達に連絡した。
友達の先輩の更に先輩って感じでたらい回しに紹介されて、
最終的に893屋さんのSさんに紹介された。
Sさんや、Sさんの知人(カタギ)の仕事の手伝いをしてお小遣をもらい、
しのいでた時期があるんだけど…
仕事っつっても違法なもんじゃなく解体現場の手伝いとかね。
まぁ、時には多少違法な仕事もあったかも…
893屋さんも不景気だったし、毎回小遣いもらってたわけじゃなく、
一日肉体労働して飯食わせてもらうだけのときもあった。
文句なんてなかったし、あっても言えなかったが…
住んでたのもそのSさんの家。
まぁ、俺は後輩の後輩って感じで紹介されたわけで、
俺自身は893じゃなかったし目指してるわけでもなかったから(部屋住み)なんて
堅苦しい感じじゃなく居候って感じだったけどね。洗濯なんかも奥さんがしてくれてたし。
でも、はたから見たらチンピラだったろうな…
別に、チンピラな俺(E)!なんて思ってなかったし、
早くそんな生活抜け出したかったけど、
ああゆう世界ってのは爪先だけでも踏み込むと容易には抜けられないのよね。
539:
そんな居候時代に知り合ったTさんって人がいる。
俺より3歳年上で、元自衛官。お世辞にもいい人とは言えず、
無責任でキレやすい、金もあんまり持ってなくて誘われて飲みに行ったのに
会計は俺なんてこともあった(もちろん、ある時はTさんが払ってくれたが)
893ってよりチンピラだったな。年齢的にも若かったし…
今はもう付き合いがないが、居候生活抜け出してしばらくは付き合いがあった。
居候生活から抜け出したばかりの頃、夜中にいきなり血まみれでやってきたこともある。
ケンカって言ってたが、ケンカであんな返り血見たことない。まぁ、真相はわからん…
服を借りると、血のついた服は適当に処分しといてと言い残して帰ってった。
今考えるとこっちのほうが洒落怖だなw当時は麻痺してたわ…
ある日、Tさん電話があった。
T『今、暇か?』
俺『はぁ、まぁ…』
T『家の前にいるから出てこい』
暇じゃなくても連れ出すつもりだったんだろな。そんな自分勝手な人。
車に乗せられ到着したのは普通の一軒家だった。
そこまで理由も目的も聞いてなかった俺は、誰の家か尋ねた。
Tさんは『俺の家』ってあっさり答えた。
Tさんが一軒家なんて持てるわけがないと思ったが、
もしかしたら後輩におごらせて地味に貯金してたのかとも思った。
そんぐらいセコい人だったから。
540:
しかし、詳しく聞いたらどうやら占有屋的なことをやってるらしい…
『????とゆうわけだから今は俺の家』だってさ。
占有屋手伝わされるんだと思って慌てた。仕事もあるし無理だと伝えたが
『おもしろいもん見せてやるから一晩だけ泊まってけ』とのことだった。
家の回りにはカタギには見えない債権者(おそらく)がいて、
俺はガクブルだったがTさんには逆らえなかったので一晩だけ泊まることにした。
家の中は、テレビもねぇ!ラジオもねぇ!って感じ。
Tさんが売り払ったのか債権者が回収したのかは知らんけど空っぽだった。
クリーニングも済んでない。まぁ、Tさんが占有してんだから当たり前だが。
中にはTさんの後輩の坊主頭がいたけど、すぐにTさんが帰らしたんで二人っきりになった。
話すこともないし酒飲んだ。
たいした会話もなく、しばらく飲んでるとTさんが酒買ってくると言い出した。
俺も行こうとしたんだが家を空っぽにはできないとのことで却下された…
(そういや、おもしろいもんって何だったんだ?)
そんなことを考えながらぬるいビールを飲んでたら2階から足音がした…
俺はとっさにゴルフクラブ(Tさんが持ち込んだ)を片手に身構えた。
債権者が2階の窓から侵入したと思ったから
今考えればそんな無茶するわけないけどそん時はそう思ったんだよね。
殺られる前に殺れ!じゃないが2階に特攻した…
2階の4畳くらいの和室にオッサンがいた。
50代くらいの作業衣着た工場の社長サンって感じのオッサン…
541:
マジで債権者が侵入してきたんだと思った。
そんぐらいハッキリ見えるオッサン。
でも、生きてる人間とはちょっと違った。うまく表現できないけど幽霊だってわかった。
頭に浮かんだのは(自殺)競売物件だったし。
気付いてないふりして、そーっと忍び足で1階に降りたよ。触らぬ神になんとやらだし。
俺は、(見える)けど(はらえる)わけじゃない。
はらう力があったとしても方法を知らない。
それに、他人の家でたまたま遭遇した幽霊をはらうなんて、幽霊にしてみりゃ迷惑な話だ。
とにかくTさんの帰りを待つしかなかった。
(おもしろいもんって、多分アレだな…)とか考えながら
一度読んだヤンジャンを何度も読み直してると視線を感じた。
Tさんか?と思い振り返ると…
オッサン下りてきやがった。
オッサンから目が離せなかったよ。
でも、どうやら気付いてるのは俺のほうだけ、オッサンは気付いてないみたいだった。
ずーっとオッサンを眺めてた。最初の印象は、オッサンが何か探し物をしてるんだと思った。
でも、どうやらオッサンに目的はないみたい。
俺にも全然気付かずに家中を徘徊してる…
例えるならSIRENの前田父って感じ。
前田父と違うのは規則性がないことかな?階段と玄関の間をふらふらしてる…だけ。
なんか漠然と(無害かな?)って思ったんだが得体の知れないものはやっぱり怖い。
そんな状況でも逃げ出さなかったのはオッサンよりTさんが怖かったからだな…
542:
オッサンから一瞬たりとも目を離せなかった。
だって、ちょっとでも目を離したら次に後ろ振り向いたときに
超近くにオッサンの顔が((((;゚д゚)))!とかいろいろ考えちゃって…
そんな状況が1時間ぐらい続いたかな?
人間ってのは適当なのか、それとも防衛本能なのかわかんないけど、
緊張が続くと寝ちゃうのねw
酒のせいもあるかもだが…
目が覚めて部屋を見渡したら、もうオッサンはいなかった。
時計見たら3時くらいだったかな?
時間確認した瞬間、再び背後に気配感じた。
振り向いたら階段からオッサン下りてきた…
ずっといたんだorz…
自分が寝てる間にもオッサンが家中を(自分のいる部屋も含め)
徘徊してたかって考えたら全身鳥肌立ったよ。
相変わらずオッサンは徘徊するだけだった。
次に2階に上ったのが最後で、オッサンが下りてくることはなかった。
今度こそ怖くて眠れなかったよ…
5時頃になって外が明るくなるのを確認したら少し安心して眠りに就いた。
結局、Tさんは昼頃帰ってきた。酔っ払ってたよ…
俺が昨夜のオッサンの話をすると『忘れてたw』って…
あらためて幽霊よりTさんが怖いって思ったよw
俺が『あのオッサン、ここに住んでた人ですか?』って聞いたら、
住んでたオッサンは普通に生きてるよってさ。
『じゃあ、なんなんすか?』って聞いたら…
『知らねーよ!貧乏神じゃね?』って…
『貧乏神ってw』って笑ったんだが、ちょっと考えたら(なるほどな…)とも思った。
幽霊?と一晩過ごしたのは後にも先にもこの日だけ。
どうせならオッサンじゃなくて美人の幽霊がよかったよ('A`)
携帯でぽちぽち長文打つの疲れるねw
親指折れるわw
547:
おじさんって、なんか悲しい。
温水思い出した。
550:
温水さん貧乏神かよwwwカワイソスw
でも、いずれの話も面白かったよ。体験してる本人にとってはえらい怖い話だろうけれど。
660:
悪魔の詩事件
なんかスレ乱立してるけど、一番スレ番号若いからここにする。
怖い話かと言われればそうじゃないけど。
ウチの姉貴の高校の部活の顧問(以下S氏)の体験談。
「悪魔の詩」を知ってるかい?
本が好きな人なら普通に知ってると思うが、一応かなりテキトーでいい加減に説明しとく。
この「悪魔の詩」はサルマン・ラシュディと言うイギリス人(正確にはイギリス籍を持つバングラディシュ生まれのムスリム)により書かれた小説である。
この小説にはムハンマドの妻の名前を持った売春婦が登場したり、
その他にもイスラムを冒涜するような登場人物の名前、内容などにより、
出版前からイスラム教徒達やパキスタン等から抗議を受けていた。
出版されると、その内容に激怒したホメイニ師は著者のサルマンを
死刑にすべきと発言し、イラン国内の様々な勢力も
サルマン暗殺の犯行声明を発表し、当時の大統領も賛成した。
これを受けてイギリスは著者サルマンを守る為に政府施設に隠匿する事となった。
その後、世界各地で15ヶ国語で翻訳出版される事になるが、
ある時のイスラム神学者達との会談でサルマンは「これ以降は翻訳版の出版はしない」
「ペーパーバック版の発行を断念する」等、諸々の誓約をした為、騒動は一応の決着となった。
しかし、ホメイニ師の死後も「この小説に関わった(著作・翻訳)者達の死刑」は
撤回されてはいなかった。
これが、簡単な流れ。かなりテキトーだから、詳しく知りたい人は調べてね。
661:
で、こっからが本題。S氏の体験談。
S氏の恩師は五十嵐一。
この「悪魔の詩」の日本語翻訳に携わった人物である。
ある日、S氏が所用で筑波大学に出向き、そのついでに恩師の五十嵐氏に挨拶に行った。
他愛もない世間話をして、S氏が大学を後にしようとした時、二人のアラブ人とすれ違った。
五十嵐氏はイスラム文化研究者だったし、その時は大して気にも留めなかったそうだ。
帰りかけた時、ふと用事を思い出し、五十嵐氏の研究室に戻ったS氏は
五十嵐氏の遺体の第一発見者となる。
(用事か忘れ物か、話の大筋しか覚えてなくて細かい理由は覚えてないぞ!)
新聞などでは「刺殺」とされているが、遺体は頸動脈を深く切り裂かれた物だったらしい。
後から聞いた話では、その殺害の手口はジャンピーア(イスラムの伝統的な半月状の刃を持ったナイフ)の刃に毒物を塗って首を掻き切るという、
イスラムの伝統的な暗殺方法だったそうだ。
いずれにせよ、目撃者もなく、遺体を第一発見者という事で最初はS氏が疑われ、
警察もS氏を犯人と決め付ける形で捜査をしていたが、
前述の騒動や殺害方法からS氏への疑いは晴れた。
結局、犯人は捕まらず既に時効も過ぎている。
S氏は「少しでも出るのが遅かったり、戻るのが早かったら俺も死んでたなぁ」
等と苦笑いしながら語ったそうだ。
しかし、今も昔も日本の危機意識の無さは凄いね。
こんなモン翻訳出版するのに、その翻訳者に護衛もつけないなんてさ。
727:
あけてくれ
流れきって投下。
文章下手なのは許してくれ。
んで、怖くないかもしれない。それも勘弁してほしい。
彼女と車で旅行に行ったんだよ。田舎道を走ってたら
うらびれたスロ屋があってさ、俺が打ちたい昔のスロ台が置いてるらしく
彼女に了解を得てスロット打ちに行くことになったんだよ。
彼女、博打の才能が全くなくて引きが激弱なんだよね。
だから当然ギャンブルの類は一切しなくて
その時も私は車の中で寝てるから・・・って言って
車中に彼女残して大体1時間くらいスロ打ってたんだよな。
んで、そこそこ勝って車に戻ったら彼女の様子がなんかおかしい。
ドアを開けてどうしたのかと聞いたら
「よかった。今度はちゃんと本物が来た。怖かったよー!!」とか言ってきた。
ごめん続きます
728:
彼女の話によると、助手席のシート倒して寝てる間、
俺が車にむかってきたらしい。彼女はその時うとうとしてて
あれ?早いなぁ。と思ったんだと。
俺(らしき人)は運転席を開けてくれというジェスチャーをしてきたらしい
彼女はあけようとしたけど、何故か嫌な気持ちになったらしく、
同時におかしいと気付いた。
車のキーは俺が持って出てるんだよ。
車の中は全部ロックがかかってる状態で、
何故自分にドアを開けさせようとしてるのか?
何故持ってる鍵で開けようとしないのか?と思うと
怖くなって寝たふりをしたらしい。しばらくしたらそいつがいなくなって
ほっとしてまたうとうとしてたら。
窓がコンコンと鳴って目が覚めたんだと。
で、俺がまた運転席をあけてくれというジェスチャーをしてたらしい。
しかも、気味の悪い満面の笑みでずっと窓を叩き続けてたらしい。
そこで彼女失神。
俺が帰ってきた位のときにちょうど目をさまして、
鍵を使って運転席に入ってきた俺を見て安心したんだと。
これもドッペルゲンガーのうちにはいるんかな・・・。
とりあえず車中に彼女一人にさせるのはやめようと思った。
729:
将来、子供連れでパチンコやスロットをして、子供を殺すようなまねは止めて下さい。。。(><
73

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