死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『光の誓い』back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『光の誓い』


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4:
クワガタ採取
4年前の夏のことだけど近所の雑木林とか
峠の林道とかでクワガタを探してて三体の首吊り自殺体を見つけたことがある
藪漕ぎが嫌だから普段なら入らない場所に何故か足が向いた
蜘蛛の巣を払いながら藪を歩いてると何か腐ったような臭いがしたが
気にせずズンズン進み秘密の一本クヌギのポイントを目指した
腐敗臭は段々と強くなってきて、もしかしたらと嫌な感じがしたけど、
せっかく苦労してここまで来たのに引き返すことが出来ずに一本クヌギに到着
クワガタもたくさん採れて、さあ帰ろうとした時に女性の小さくふりしぼったような声が。
言葉ではなくすすり泣くような感じ
なんか絶対にヤバイなと思ったけど声の方向へ歩くと強烈な悪臭と、
ものすごいハエの羽音がしてた
ふと前方にある大きな木が目に入り恐る恐る近づくと案の定人がぶら下がっていた
しかも三体、衣類を見て一人は女性だと判った
首が30cmくらいに伸びており、ものすごい数のハエがたかり、
まさに地獄をみたような気がした、すぐさま警察連絡したけどあんな思いはもうごめん
あとで聞いた話では自殺した三人は親子で死後2ヶ月近く経ってたらしく
下半身は野犬か何かが食ったらしく一体は地面に落ちてて
ボロボロ状態ですごく大きなウジがそこらじゅう這ってて逃げ出したいほどだった
何の原因で親子三人が自殺したのかは知らないが
あれ以来トラウマになり好きだったクワガタ採集も行かなくなった
あの時聞いた、すすり泣くような女性の声はなんだったのか今でも気になる
長文ごめん。
70:
カルト信者
霊的な話とかじゃないんだけど。
この間都内の御徒町辺りの飲み屋で知り合いと飲んでいたんだけどさ。
そしたら自然と最近のアニメやマンガの話になって、飲み相手と
「魔法少女まどか☆マギカ」の話振られたんだよ。
正直俺は、第一話だけ見て「何が面白んだか解らない。続編は見てない」
って言ったのね。相手は「はははー。そうだよねー。」って言ってた。
そしたら、隣のテーブルで飲んでた若いグループの兄ちゃんが急に乗り出した。
それも一人や二人じゃなく、四人全員が。
「あの作品を面白いとは思えない奴は頭がおかしい。あれこそ、2000年代を
代表する名作アニメだ。」とか言ってきたわけ。
そして魔法少女とはなにかとか、宇宙の法則がどうしたとか、なんかそういう
正直どーでもいい話を延々とし続けてきた。
俺、田舎在住で終電早いんで、仲間も察してくれて「そろそろお開きにするか。」と。
そしたらそのオタク集団が「逃げるのか!」とか言い出してきた。
俺は「バカヤロウ、終電があるんだよ!」と言って会計へ。
そしたらそいつらのうちの二人が、御徒町駅まで追いかけてきてやんの。
気持ち悪くなったんで、小走りで上野駅まで行ってまいてやった。
確かに奴らのホームである、アキバ近くの飲み屋でそういう発言した俺も無用心だったと思う。
だけど、大阪で阪神タイガースの批判をしたって、水道橋近くで巨人軍の批判をしたって
そこまで「信者」が乗り込んでくることはなかった。
正直怖かった。あいつらカルト信者かよって思って。
71:
ネタバレになるけどまどかマギカは「最初ほんわかアニメ思わせといて急に×××展開にしてビビらす」という手法が取られているため最初の数話が悪く言えばあえてつまらなくしてある。
×××展開になるまではCMやEDまでほんわかアニメにカモフラしてあり展開と同時にそれらも急に変わるという懲りよう。
そのため最初の部分だけを見て批判されると怒る人がいるかもしれない。
80:
潰れた顔とバランスの悪い頭身なのになんで人気あるんだろうな、あれ
それともオタクの声がデカいだけなのか?
206:
電話のノイズ
1/4
細切れごめんね。前に住んでたマンションでの出来事。
その日は携帯で先輩と話してたんだよ。
15分くらい話してたところで、先輩の声にノイズが混じるようになった。
具体的に言うと、所々テープの早回しみたいなノイズ。
207:
2/4
変に思いながら話しを続けようとしたんだけど
どんどんノイズの頻度が多くなって最後は声全部がノイズになった。
「なんんだコレ?」と思ってたら、ノイズの音が消えたんだ。
「治った?」と思った瞬間、スピーカーから聞こえてきたのは
『ギャーーーーーーーー』という女の人の叫び声というか絶叫。
208:
3/4
1分か2分か、そのくらいの間一度も途切れることなくその絶叫は続いた
そしてその絶叫が終わるとまた、テープの早回しのようなノイズが聞こえ始めた。
そして最初とは逆に合間合間に先輩の声が聞こえるようになり
最後は全部先輩の声に戻った。
209:
先輩に「今の絶叫っていうか叫び声聞こえてました?」と聞くと
「・・・・・うん。聞こえてた。何アレ?すげー怖いんだけど」と。
「このマンション“出る”んです。たぶんその絡みなんだと思います。スイマセン」と僕は答えました。
お互いなんとも言えない気持ち悪さを抱えたまま電話を終えました。
という僕の体験談でした。
325:
口を塞ぐ
以前窓際で立往生する女の話を書いたものです。
今回は自分の体験ではなく、友人のAとBから聞いた話を書きたいと思います。
Aが大学に進学し、アパートで一人暮らしを始めて2年目の頃の話。
近々雪も降りそうな初冬の深夜、Aは部屋に電気をつけたままコンビニへ行った。
新刊雑誌を立読みし、飲み物を買って部屋に帰った途端、携帯電話が鳴り出した。
時計を見ると、午前2時半。誰かと思い着信を見ると、友人のBだった。
Bは、Aと高校で同じクラスで、お互いに本を貸し借りする仲だったが、
進学先がAの学校から遠く離れた専門学校だったこともあり、疎遠になっていた。
しかし、何故こんな時間に、久々に電話をかけてきたのか、Aは戸惑った。
とにかく、久しぶりのBとの会話ということで、Aは電話に出た。
「もしもし、Bか?なんでこんな時間に?」
「Aか、お前今どこだ!まだコンビニか!?」
いきなり、切迫した声でBが聞いてきた。
326:
「え、いきなり何だよ、コンビニって?ひょっとしてお前このへんに居るの?」
「まだ外か?部屋に戻ってないのか?だったら絶対戻るな!」
Aは唐突なBの命令に驚いた。すでに部屋に戻っているのでそれもできない。
「いや、今もう部屋にいるけど…何、どうしたの」
「もう部屋にいるのか…頼む、俺の言うこと信じて部屋から出てくれ!」
Aが戸惑っていると、Bがさらに奇妙なことを言ってきた。
「お前の部屋の奥に本棚あるだろ。何か変わってないか?本が2冊落ちてないか?」
Bの言うとおり目を向けると、確かに2冊の本が本棚の近くに落ちている。
Aは更に混乱した。進学後は会っていないBが、何故自分の部屋の中を知っているのか。
「その落ちてる本って、○○の最新刊と、グレーの装丁のハードカバーじゃないか?」
Bの言うとおりだった。本棚の方に行かなくても一目でわかった。
「やっぱりそうか、とにかく今すぐそこから出てくれ!」
気味が悪くなったAは、コンビニに行った時の恰好のまま、電気も消さず外に出た。
327:
近所にはコンビニ以外開いてる店がないことと、アパートから離れたいこともあり、
Aは歩きながらBと電話を続けた。
「なあB、お前、俺の部屋に来たことなんてないよな?」
「お前の家の場所も知らない。でもお前の部屋に入った。訳わからんと思うけど」
そういうとBは、さっき自分の身に起きたことを話し始めた。
Bがいつものように寝ると、突然深夜の住宅街に立っているのに気付いた。
まったく見たこともない街で、Bは驚きながらも、これは夢だと自覚できたそうだ。
すると、眼の前の建物からAが出てきたのが見えた。
BはAを久しぶりに見たことに嬉しくなり、声をかけたのが見向きもしない。
そのまま近くのコンビニへ入るAを見て、「夢だからな」とBは不思議と納得した。
328:
Aが見えなくなると、Bは急に、Aは今どんな暮らしをしているのか気になった。
今出てきた建物に住んでるんだよな、とBはそのアパートに入ってみた。
一度も来たことのない場所なのに、BにはAの住む部屋がなんとなくわかった。
3階の、通路の奥から3つ目の部屋。Bは鍵が掛かっているはずのドアを開けた。
玄関に入ると、右に洗濯機、少し進んで左に風呂場。その奥には電気がついたままの部屋。
部屋の中心には炬燵、左の壁際にベッド、そして右の壁際には本棚。
何となくAらしい雰囲気の部屋だとBは思ったという。
Aはそれを聞きぞっとした。部屋のある階や場所、内装までまったく同じだった。
Bは本棚を見て、本を貸し借りしていたことが懐かしくなり、本を手に取ってみた。
この漫画、最新刊出てたんだな。このグレーの本は小説かな?と、本をもう1冊取った時、
急にBは強い気配を感じ、そちらを見た瞬間、本を落としてしまった。
329:
本棚の脇の白い壁から、女の顔だけがBを見ていた。
長い髪を真ん中で分けた、額を出した整った顔立ちだったが、無表情で、
肌の色が壁紙とまったく同じ白だった。Bには一瞬仮面に見えたという。
「あなた、ここでなにをしているの」
女の顔がBに問いかけてきた。Bは突然無性に恐ろしくなった。
問いかけられた瞬間、これは夢じゃない、ここに自分が来てはいけなかったと感じた。
無感情でそっけない口ぶりだったが、Bは聞いただけで死にたくなるほど後悔した。
「あなたがここにいるのなら、わたしはあなたの―」
壁の顔が何か言うのを見て、Bは咄嗟に、女の口を両手で塞いだ。
自分でもよく分からないが、これ以上何か言わせたらやばいと直感で行動したという。
ただ、強く押さえているのに、両手に伝わる感触が壁の物か人の物かよく分からない。
女の方も、表情一つ変えずただBを見ているだけだった。
330:
Bは必死で女の口を押さえながら、何がどうなっているのか考えた。
こいつの口を塞いでいればそのうち夢から醒めるのか。そもそもこれは本当に夢なのか。
Aの部屋に何故こんなものがいるのか。自分はこいつに引き寄せられたのではないか。
そして、もしこいつの言葉を最後まで聞いたらどうなるのか。
自分は死ぬかもしれない、そうBは半ば確信したほどだった。
この女は、さっき何を言おうとしたのか。自分の何をどうする気なのか。
このままここから出られなければ、自分は布団の上で死ぬのではないか。
ひょっとして、Aももうこいつに殺されているのではないか、と思った時、
334:
口を押さえられたままの女の表情が一瞬変化した。微かに眉を顰めてBを軽く睨んだ。
何故表情が変わったのかBにはわからないが、その顔からは不思議と恐怖を感じなかった。
その時のBには、心外そうな、あるいは少し困ったような顔に見えたという。
何だ、とBが思った瞬間、急に誰かに襟首を掴まれたように、体が引き倒された。
押さえつけていた両手が女の顔から離れ、勢いよく仰向けに倒れて行く。
女の口が何か動いていたが、Bには何を言っているのか聞こえなかった。
床に頭を思い切り打つと思ったその瞬間に、Bは自分の布団の上で我に返った。
しばらくの間、自分がどうなったのかもBにはわからなかったが、
もし今のがただの夢じゃなかったら、と思うとAが心配になり、電話したのだという。
そして、本棚の前で自分が落とした本が確かにあることをAから聞いて、
夢じゃないと確信し、今すぐ部屋から出るように促したのだそうだ。
336:
Bの話を最後まで聞いたAは、困惑することしかできなかった。
外に出た時、Bが自分のすぐ近くにいたのだろうか?
そして自分の部屋で奇妙な目に遭い消えた後、入れ違いに自分が戻ったということなのか?
今まで何事もなく平穏に暮らしてきたあの部屋に、本当にそんなものがいるのだろうか?
AはBに礼を言い、朝になってから部屋に戻ると約束して電話を切った。
外が明るくなり、車や人の通りが増えた頃に、Aは意を決して部屋に戻った。
中はカーテンを閉めたままで真っ暗だった。玄関、廊下の電気を点けたまま、
本棚の方に注意しながら、部屋の電気のスイッチを点けた所で、Aは気づいた。
Bに急き立てられ慌てて部屋を出たAは、電気を消さなかったはずなのだ。
337:
結局、契約の関係もあり、2ヶ月後にAはそのアパートから引っ越した。
2か月の間、Aは本棚の上に盛り塩を置いていた。Aにはその間何事も起きなかったという。
Bには無事を知らせるつもりで何度か電話を掛けたが、相当その時の体験が堪えたらしく、
すぐに向こうから切ってしまうようになったため、再び疎遠になってしまった。
引っ越してからは、Bからの電話もなく、Aも何事もなく新居で平穏な生活を送ったという。
339:
これが、AとBの二人が体験した奇妙な出来事の一部始終です。
私は、大学を卒業した直後のAからこの話を聞き、その後Bに電話で確認し、
二人の話した内容を一つにまとめてみました。二人とも現在は何事もなく、
Bは時間が経過したこともあり、気軽にこのことを人に話せるようになったことや、
Aはあれから何度も連絡をくれたのに申し訳ないことをしたと言っていました。
Aの部屋には本当に何かがいたのか。Bは本当にAの部屋に夢の中で行ったのか。
何かいたとしたら、何故Bは助かったのか。何故疎遠だったBが引き寄せられたのか。
今となっては何も分かりません。ただ、そのアパートは学生に人気で、あの時の部屋も、
きっと何も知らない誰かが住んでいるはずだとAは言います。
拙い長文にお付き合い頂きありがとうございました。
341:
面白かった
白い顔って聴くと、悪い霊ではないのかもしれない
あなたの...後が気になるね
でも霊が霊体Bに向かってそんな普通に会話してくるのはなんか、良いな
343:
俺は白い幽霊って伽耶子のイメージで凄い怖いんだけど
壁から顔と髪だけ出すなんて怖がらせる気マンマンだし
やっぱ怖くて悪い奴なんじゃない?
424:
汚部屋
2年位前の話
俺の部屋はいわゆる一人暮らしの男の典型的な部屋だった
カップラーメンの殻とか飲みかけのジュースや酒の缶とかがあちこちに散らばってる
だからまあゴキブリが毎日のように大量にでるわけだよ
俺は別にゴキブリ自体は苦手じゃないから出てくるたびに殺してたんだけどね
でもある時を境にゴキブリが苦手になったんだよね
ある夜にいやにリアルな夢を見たんだよ
最初は俺が部屋の中でゴロゴロしてるところから始まる普通の夢だった。
でもしばらくしてゴキブリがわんさかわいてきたんだよ
それも尋常じゃないような量。ゴキブリが波のように押し寄せてくるわけ
もうそれだけで気持ち悪くてトラウマになるだろ?
夢から覚めてもその夢ははっきりと記憶に残ってて吐き気を催したよ
でもそれで話は終わらない。
その日大学の講義中に突然凄い腹痛がおきてトイレに行ったんだけど
毒素をすべて排出した後便器を見てすげーおどろいた
ゴキブリが2匹便器に浮いてたんだよ
ゴキブリが初めから便器の中にいたんなら最初は行ったときに気付くわけで
どう考えてもおれのからだからゴキブリが2匹出てきたってのは間違いない
それで夜に見た夢がフラッシュバックして便器に井の中のもの全部リバースした
その日からはもうゴキブリの夢は見なくなったし
ゴキブリが自分の体から排出されることはなくなった
でもゴキブリが大の苦手になって、いまおれの部屋はきちんと綺麗にしている。
偶然にしてはできすぎてるし実際に体験した怖い出来事だったんで載せてみた
信じられないかもしれないけどマジの出来事
426:
一番怖かった。
428:
洒落にならないくらい気持ち悪い話
492:
恐怖の新聞配達 地獄の受け取り拒否ババア
一昨日あった超実話。
俺、会社の春の健康診断で中性脂肪と悪玉コレステロールがヤバい値が出てるのよ。
で、運動しろって言われてできるもんじゃないし。
考えたのが新聞配達のバイト。
事情を会社に説明して1年間だけ兼業を許してもらった。
で、かれこれ半年が過ぎたんだけど…
494:
一昨日の配達(あ、朝刊だけね)の時、いつもの米屋のポストに朝刊を差し込んで
次に行こうとしたら、自販機の影からババァがゆっくりと出てきたワケ。
時間も時間だし(朝4時くらい)、ババァが気持ち悪いカンジの人だったんで、マジびびって。
で、俺のカブの前で行くのを遮るのよ。
495:
『すんません、通して下さい。』って言うと、『ここは配らずとも良い。』って言うのよ。
んなコト言われても、配達帳に配達停止のサインも無いし、大体ババァ誰やねんって思って。
仕方無いからさえぎるババァをかわして次の家のポストに朝刊を差し込んだの。
で、さらに次に行こうとすると…
496:
背後で『パサッ』って音がして。
で振り向くと、今入れた新聞が道路に落ちてる。
だ・け・ど!
疑いの目を向けるはずのババァがどこにもいない…
少しゾッとしながらも、カブから降りて新聞を拾い上げてポストに再投入。
で、次に行こうとカブに向き直った瞬間にまた『パサッ』。
497:
もうね、怖すぎて拾えなかったよ。
と言うより、聞こえない振りして先に進んだ。
で、全部配り終わって、配達所に戻って、いきさつを店長に話して。
で、昨日の朝刊配達に行ったら…
ババァが入れるなって言った家で、家人が病死したらしくてお通夜やってるんよ。
で、お通夜でも新聞止めてるワケじゃないんで、ポストに新聞入れて、庭先から祭壇?みたいなんを見ると…
498:
白黒写真で黒い額縁で飾られてたんが、例のババァだったってオチ。
もうね、その後は新聞配達できんかったよ。
すぐに配達所に戻って、店長に報告して、バイトを辞めたいって言った。
1日休んで考え直してくれって言われて、今現在なんだけど。
どう考え直してもムリがあるんやけどな。
504:
ちなみに・・・
配達地域を変更してもらったww
今までは「配達が簡単な地域」だったけど、「配達がマジ困難な地域」に変更。
困難な理由は「坂が大杉!!!」らしいww
俺にはうってつけ♪
508:
>>504
>『ここは配らずとも良い。』
これって関西弁なの? なんか武士みたいな話し方だな
普通60前後でこんな話し方の人いないだろうから、全然関係ない幽霊じゃない?
つかカブで配達してんのに坂多くても運動となんも関係ないだろう
目的が変わってんじゃないかい
511:
>>508
すまん。補足しとく。
平地地域→カブ走行
坂道地域→自転車&歩き
坂道地域はカブでは登れないww(余裕で重量制限をオーバーして配るんでw ウチだけじゃないよw)
「落とし」ってヤツであらかじめポイント毎に新聞を落として
(マンションの1Fが多い)もらって、そこを拠点に配るん。
で、ババァの言った『ここは配らずとも良い。』はまんま。
武士と言うより、大奥みたいなカンジ?
関西弁とか方言は全然感じんかった。
あ、配達地域は北摂方面です。(あんまり言うとバレるからw)
505:
『光の誓い』
近所の「霊感おばさん」から夏祭りの時に聞いた話。
霊感おばさんの相談者の女性が幼稚園時代に体験した話だそうです。
私は幼稚園の頃に「光の誓い」という曲を歌った事を覚えている。
だけれど大人になった今、光の誓い がどんな歌だったのか覚えていない…
今でも大切に取って置いている幼稚園の頃の歌の本にも載って無いし、
ネットとかでも色々調べてみたけれど同じ名前の童謡は無かった。
曲名の似ている曲を幾つか調べてみたけれど、どうもどれもメロディが違う。
光の誓い を教えてくれたのは私の居たチューリップ組のU先生だった。
チューリップ組ではとても人気のある歌だったが私には何か「怖い」
と感じる曲であまり好きにはなれなかった…どう怖かったのかは上
手く言語化出来ないのだが、難しい歌詞となんとなく暗い音程のメロディが嫌だった。
あと、気になる事も一つ体験している…
チューリップ組全員で近所の神社の森に遠足に行った時の事だ、
U先生が「さあ、みんな?神社にこれからちょっとだけ冒険に行きますよ!」と急に言いだしたのだ。
506:
私は「藁で作ったお人形」を持っていた、それはU先生に手伝って貰
いながら作った人形でチューリップ組の皆も一体づつ持っている、
ちなみに、この遠足で大人はU先生しか居なかったと思う、
手元にあるアルバムにもこの遠足の事が書かれていない…
神社に着くが、U先生は森の奥へとどんどん入っていく…
園児も大分疲れて来た…その内に真黒な3本の木のある雑木林に出た…
U先生が釘と金槌をリュックから取り出し
「皆さん!お人形さんを木にくっつけてあげましょうね!」と言った…
U先生に手伝って貰いながら沢山の「藁のお人形」が真黒い木に打ち付けられていく…
最後にみんなで「光の誓い」を歌った…
歌いながら泣き出す子や、何かに怯えて強く目を閉じている子も居た…
この歌声には、お経を逆再生した様な不気味な声が混ざっていた様な気がしました…
森から出ると、もう空は夕焼けだった…
神社の傍にあった公園に園児を集めて「はい!自由時間ですよ」とU先生は言った。
ほんの短い間かくれんぼをしたりして遊んだ後に幼稚園に戻った。
翌日、熱を出したり、手に怪我をしたりしてチューリップ組の園児の
何人かが休みました、私もその一人です。
507:
数日後に熱が引いて幼稚園に行ってみるとU先生は幼稚園のどこにも
居ませんでした、「U先生はどこ?」と私は組中の友達にU先生の事を
聞きましたが、皆「わからない」「もう幼稚園を辞めちゃった」とか言います。
というか初めから「U先生など知らない」と言う子も居ました。
遠足の事も覚えている子は少数でした。
U先生はもう幼稚園を辞めていたのでしょうか?
お別れ会があったという話も聞きませんし、アルバムにもU先生の顔は写っていないのです。
今思うのですが、あれは普通の遠足では無かったのだろうと思います。
幼稚園の他の先生達にも「U先生はどこ行ったんですか?」と聞きましたが
変な顔をされるだけでした…その内に何故か幼稚園ではU先生の
噂をする事が禁止されてしまいました…でも、当然ですよね?
何せU先生の名前…Uは「うでちぎり」というのだから…
どう考えても人間の名前じゃありませんよね?
おわり
510:
>>507
最後でぞわっとした。小さい頃って不思議な記憶もあるもんだけど、その名字が本当ならマジで怖い。
560:
祖父母と親父の秘密
今まで書こうか迷ってたけど書くわ
結構昔の話。
俺の父方の祖母は三階建ての日本家屋に
祖父と二人で住んでて、盆とか正月には家族で帰省してた。
そんで、五年前の盆に帰省した時に祖父が
俺の親父になんか縁側で話してるのを俺が偶然聞いたんだよ。
祖父は親父に真面目な相談してたみたいだったんだけど、その時は詳しく聞き取れなかった。
結局その帰省中と、暫く(四ヶ月くらいかな)は何にも無かったんだけど、
急に祖母から電話が掛かってきて「祖父が死んだ」と知らされた。
その時の状況がまた妙で、三階にある五畳ぐらいの
部屋のど真ん中でまんま土下座のような体制で死んでたらしい。
死因は心筋梗塞だったんだけど、祖父も祖母も生活に使ってるのは一階と二階だけだったんだよね。「何で三階の部屋のど真ん中にいたんだ」って皆不思議がってた。
ただその後、葬式の通夜の時に祖母に親父が
何かをこそこそ話してるのを俺がまた見つけたんだ。
その瞬間に「あー、前の盆にじいちゃんが親父になんか相談してたな、
関係あるんだろうな」と直感して、深く考えずに祖母に「ねえ何話してたの」って聞いたんだ。
そしたら祖母が「何でもない、知らんでいい知らんでいい」って
明らかに何か隠してるような答え方をした。
「ばあちゃんが教えてくんなかったんだから親父も無理かな」と思ってその場は諦めた。
561:
続き
でも、その二ヵ月後に祖母も死んでしまった。
祖父と全く同じ場所で土下座の体勢で脳溢血。
流石に親戚も「なんかおかしい」と思ったらしく、
長男だった俺の親父に「何か知らんか」って聞いたりしてた。
親父はその時は「知らん」と言ってたんだけど、
祖母の葬式が終わった後に俺も含めて親戚の男を全員集めて話し始めた。
その話によると、祖父母には親父の前に一人、娘を生んでいたらしい。
ただ、娘が七歳の時に高所から落ちて頭を打って死んでしまった。
祖父母は「娘が死んだのはお前らの過失だ」とか親戚に言われまくって、
逃げる様に引っ越してくだんの日本家屋に入居したそうだ。
それからは長年時に何も無かったが、丁度俺が親父と祖父が話してるのを
見た盆の頃から、祖父母は三階に上がると「とうちゃん、かあちゃん、高いとこ怖い。一緒にいて」
って声が聞こえてたらしい。(祖父が親父に相談してたのはその話だった)
その話を聞いた親戚の男の人たちは皆「声が聞こえた三階で土下座って…」みたいな空気だった。
それから親父の取り仕切りで坊さん連れてきて三階で供養?
みたいな儀式をして、家は売った。それ以来親戚や俺にも変な出来事は無し。
ただ、三階で供養してた真っ最中に部屋の外の階段で足音がしたのは皆聞いてビビってた。
長くなってごめん。おわり。
565:
>>561
良い怪談だったと思う
715:
帰り道の怪異
私の体験談を投下します。長文嫌いな方はスルー。
前の方の続きが来ない間の箸休めにでもどうぞ。
体験談&長文失礼。
体験した私自体はホントに洒落にならなかった話。
実は昨日、女性二人だけで心霊スポットに行ってきたんだけど、そのときの話。
私は霊感が並だけど、友人Mは霊感が強い女性。
二人ともオカルト好き。
三日前、Mに、岡山にある心霊スポットに行こうと誘われて、
私も最初は渋っていたが、興味はあったので行くことにした。
場所も事前に調べ、吟味した結果、倉敷市の鷲○山スカイラインと、
おまけで由○山のお札の家近辺まで行くことになった。
二人とも、数珠やお塩は準備済みで、車内の四隅に置いておいた。
夕暮れ時に、二人を乗せた車は岡山市を発った。
まず、鷲○山に向かう道中で、私は既に何かに頭を触られ、不快だった。
道中で既に、Mは頭痛がし始め、私もこめかみが痛くなっていた。
そして、約1時間半後の午後6時半頃、鷲○山スカイラインに突入。
既に暗い山道は、それだけでゾクゾクする。
ただ、空が妙に紅く、空恐ろしい。
何故か車内の温度が冷え込み、運転席にいるMが寒いと言い始めた。
そして、あそこに人が立ってる、赤ん坊が浮いて歩いてる、
くねくねした白い光や緑の光が飛んできてる等と互いに霊視結果の報告をし始める。
彼女は何回か急ブレーキを踏んで、青い顔で、
私に「人、轢いてないよね?」と確認してくるが、その度にまたかーと思いながらやり過ごした。
そのとき、怖かったのは、視えるものより、視えるものに影響を受けると、
運転が困難になる彼女の体質だったけどw
既に、左手は痺れて動かなくなってて、右手だけでハンドルを切ってたし。
そして、鷲羽山スカイラインの時点でウンザリするほど視ていた私は、
もう帰ろう、と言うが、彼女はもう一カ所行きたいとごねて、お札の家まで行くことになった。
そのときには、痺れも無くなってたみたいで、両手で運転してた。
716:
次にお札の家に向かう。
時刻はまだ午後7時過ぎ。
お互いに痛む頭を摩りながら、ナビで由○山に囲まれた琴○北小学校まで進む。
その学校の裏の狭い県道に例の場所があるのだ。
流石に家まで丸腰で行くのは危険だから、近付くだけにしよう、ということで、車を走らせる。
途中で何度もカーコンポから流れる音楽にノイズが入ったが、
その度に気のせいだよね!と励ましあう馬鹿二人。
由○山の山道兼県道はとても暗く、既に午後7時半を過ぎていた。
また、途中で彼女がブレーキを踏む。
M「さっきの、踏んだ?」
私「人(幽霊)はいなかったから、大丈夫だよ?」
M「違う!さっき動物の死体がそっちにあったんだって!」
私「踏んでたら、もっと肉とか骨とかが割れる嫌な音がするから、踏んでないはずだよ」
M「そう……だよね」
今度は動物の死骸かー、と思いながら、目的地までなんとかたどり着いた。
そこには、小さな消防署の奥に、鬱蒼たる林に囲まれた
軽自動車が何とか通れるレベルの県道があった。
無理矢理そこを車で通り抜ける。
すると、運転席のMがすごい形相で私を振り返る。
M「ヤバい!ここお墓があるんだけど!」
私「ホントだ!なんでこんなところにあるの!?意味が分からない!」
そこには、綺麗な長方体の墓ではなく、無縁仏の入った墓のような
崩れた岩のような墓石が一つ、ぽつんとあった。
その墓を撥ねないように慎重に道なりに進み、私達は急発進でそこを離れた。
二人で怖かったねーと言いながら、帰る。
717:
帰り道、由加山から離れたコンビニで、一休みすることにした。
すると、先に降りたMが私のいる側(助手席側のタイヤ付近)を見て青ざめた顔で絶句している。
口をぱくぱくさせながら、私をすごい勢いで手招きする。
なんだろう?と思って私が車から降りると、そこには。
ブレスレット型の水晶の数珠が一つ、落ちていた。
流石に私も悲鳴を上げ、何故、こんなタイムリーに、こんなところに数珠が!?とパニックになった。
素手で拾うには恐すぎるので、手に塩をまぶし、ダッシュでコンビニの店員さんに届けた。
しかも、それだけではなかった。
どうやら、後部席に積んだぬいぐるみの一体に変なものが憑いたようで、顔色が曇ってる。
急いで車外に出し、塩を掛けて簡単に祓おうとするとぬいぐるみにピキッとシワが入った。
塩を掛けただけで、ぬいぐるみにシワなんて入るはずがないのに……
と、もう、この時点で気を失いそうだったが、必死にこらえた。
そのあとは二人で下ネタを言いながら、必死で恐怖を払拭しつつ帰った。
実は、これ書いてる今も頭痛がしてきて、ヤバい。
連れ帰ってはないと思う……元々部屋にいるやつの所為だと思うけど、よく分からない。
ホントに怖かったのは、行きより帰り……
まさに行きはよいよい、帰りは怖いというか。
今までで一番怖かった体験だった。
でも……今気付いたんだけど、動物の死骸しかり、数珠しかり、
毎回、私の座る側にばかり、変な現象が現れてたんだよね。
なんか、意味有りげで、すごく怖い……。
718:
なんか文章を見直したら、ところどころ○や主語が外れちゃっててすみませんw
よく考えたら、届けられたコンビニ店員さんも、塩まみれの数珠を受け取るとか怖かったろうな……。
ごめんなさい。
719:
水晶は悪霊は触れないはずだから守護霊がおいたんでない?
無事でよかったね
720:
>>719
そうなんですか!
教えてくださってありがとうございます。
水晶は魔よけに使うのは知ってましたけど、そこまで考えが至らなかったー。
とりあえず、御先祖様や亡くなった身内に感謝してきます!
779:
過去の栄光を語るおっさん
そういえば5年くらい前に昼過ぎの空いた電車に乗っていたら
それまでカバンを抱えて座っていた40代後半くらいのおっさんが
停車駅でもないのに急に立ち上がった
おっさんは額から頭頂部まで禿げ上がっていて身長はかなり高く
痩せ気味ではあるものの骨格が太くいい体格だった
おっさんは目を半眼のようにして
直立不動で何やら軍歌のようなものを大声で歌い始めた
歌い終わってから
「みなさん聞かれたことがあるかもしれませんが今のはPL学園校歌です
私は在学時野球部で5番を打っていました 惜しくも甲子園には行けませんでしたが
・・・私は昨日付けで会社をクビになりました
なりましたが・・・しかしめげませんよ
野球部時代を思い出してこれからも頑張ります」と言って座った
最後の方の声はややかすれがちだった
まばらだった他の乗客はあっけにとられていたが
小さい声で「そうか、ガンバレよ」と言った人が一人いた
781:
それでこのおっさんの態度が印象に残ってたんで
会社の飲み会の2次会で居酒屋に行ったときに皆に話したんだよ
そうしたらみなちょっとシュンとなって
この景気じゃ人ごとじゃないよな、みたいな雰囲気になった
そしたら居酒屋のついたての向こうにいたタイガース帽のおやじが話を聞きつけて
顔をのぞかせ「それ、阪急宝塚線だろ」と聞いてきた
「そうだ」と言うと、おやじは
「それ幽霊だぞ しかも嘘つきの幽霊だ 会社を首になったのは何年も前だし
そのすぐ後に首を吊って死んでる 年に数回出るからあの沿線じゃちょっと有名だよ」
と言うんで
「幽霊とは思えなかったな 生きた人にしか見えなかったよ それで嘘つきってどういうことだい」
と聞くとおやじは
「最初に出たときはPLの8番バッターと言ってたんだよ それがだんだん打順が上がってきた
人間死んでからまでも見栄をはりたいんかねえ 次は4番バッターになってるだろうよ」と言った
782:
>>781
怖くはないけど面白かった
826:
カンプー頭
俺が怖い話とか不思議な話に興味をもつきっかけになった話。
半年くらいまえに沖縄の北部で体験したこと。
当時免許取りたての俺はドライブをするのが好きだった。
そしてある日、運転もずいぶん慣れてきたということで
沖縄の北部を海沿いに一周してみようと考えた。
ルートは西海岸沿いに北上していって辺戸岬までいって東海岸沿いに南下し、
自分の家の東側くらいまで来たら家の方向に向かう、かかる時間は気にしない、
そんなプランだった。
朝は少し寝坊したので昼飯を食べて、グーグルでルートを確認してから出発した。
順調に北上していきつつ、いろんな店に寄り道したりしてたので
名護につく頃には夕方になっていた。
夕飯を食べ終えて休憩を済ませた俺は再び辺戸岬方面へ向かってドライブし、
辺戸岬につく頃には8時くらいになっていた。
827:
まあ辺戸岬では怖い体験とかなかったんだけどね。
辺戸岬を出発し東海岸沿いに南下し始めたけど、
想像してたよりも山道に時間がかかり疲れてしまったので、
マングローブが有名?らしい公園の駐車場で休憩することにした。
外に出てみると星がよく見えてめちゃくちゃ綺麗だったので外を散歩することにした。
これから帰る時に通るであろう道を10分ほど歩いていると左の方に道とバス停を発見したので、
その道に入っていった。そこは見た範囲では家と空き地が半々ぐらいの、
発展途中の住宅街みたいなところだった。
その辺を散歩しているとふとある道が気になった。
そこは自動車が1台分だけ通れそうな場所で下り坂になっており、
方向的に海側に行けそうな道だった。
俺は、もしかしてこの先に綺麗な砂浜があって、そんな場所で綺麗な星を眺めれるかも!!
とか冒険心をくすぐられ、期待しながらその道を下っていった。
828:
2分ほど歩いたところで俺の夢は打ち砕かれた。
道がU字に曲がっていて方向的に180度ターンさせるような感じの道になっていた。
しかも上の方から流れてきた水がU字のちょうど折り返しのところに溜まっていて、
コケみたいなのが生えたり、
なんかヤゴとかカエルとかがいそうな感じになっていた。
通ろうと思えば通れそうだけど足とか滑べらせそうな感じ。
しょうがないのでその場所でしばらく星を眺めてそれから車に戻ることにした。
ぼーっと星を眺めてると首が痛くなってきたので目線を海方面に向けた。
そこで変なことに気がつく。
俺がいるU字の道と海の間には草やら木やらが生い茂っていたんだけど、
そこから白い人型のモヤみたいなのがだんだんこっちに近づいているような感じだった。
最初は霧か気温の差とかでできる雲的な何かだと思ってたけど、
だんだん近づいてくるにつれてそれが何かわかってきた。
829:
それはカンプー頭(カンプーでググると髪型出てくると思います)で
昔の沖縄の着物みたいなのを着ていて首が90度以上は曲がっている女の人だった。
は?ってなった。
それがだんだんスーッって近づいてくる。上半身ユラユラしながら。
さらに後ろから3人くらい来る。兵隊だったり、昔の沖縄の男の人みたいなのとか。
しかも全員首が90度近く曲がってて上半身ユラユラで。
俺はすぐに来た道を走って駆け上がり、全力で街灯のある場所まで戻った。
そこで後ろを振り返ってみた。
何も無かったけどまだ怖かったのでまた全力でバス停のところへ走り、
早歩き→体力回復→走る→早歩き
と何回か繰り返して車まで戻った。
公園の駐車場につくとすぐにエンジンを掛けて名護に向かって行った。
無事コンビニについた時にはめちゃくちゃ安心した。
そしてそこからは怖かったので何度もミラーを見たり
念の為に無意味に別の道へ曲がって元の道に戻ったりと、
追跡を巻くような感じで家に帰った。意味は無いと思うけど
そうしないと気分が落ち着かなかった。
830:
以上が俺が体験したことです。
この体験以来、特に変わったこともなく過ごしています。
長文ですみませんでした。!
前半部分はただのドライブの話ですけど
俺は他の人の怖い話を見るときには
最初は普通の話だけどだんだん怖い話になっていく長文タイプの話が好きなので
そういった部分も含ませていただきました。
834:
>>830
面白かったよ
こんな時間に読んだもんだからトイレいけない…
835:
怪しい中古車
実体験なんだけども不思議なことがあったんで。駄文ですがお付き合いを。
俺が車で大事故にあって大怪我&廃車になってしまってから半年。
退院してから中古の安い車を買ったんだけど、その車がすごく怪しい。
車検満タン全塗済みで捨て値で売ってくれたんだ。ひと月の給料で買えるくらいの値段。
まあ贅沢は言えないのでそれに乗っていたんだが、
膝が当たる部分(ハンドルの下あたり)に穴が開いてたんだよ。
多分…というかまず間違い無く事故車。相当な勢いで当たったんじゃないかと。
でドアに付いてるポケットみたいなとこには写真が一枚。
どうやら前に乗っていた人の写真っぽい。逝ったのかどうなのかは謎。
正直気持ち悪いけどなんとなく捨てられないので元の位置に戻して忘れることにした。
ただこの車に乗るようになってから不思議なことがたくさん起きるようになってしまった。
836:
夜に車が滅多に通らないような山道で、対向車が猛スピードで前からやってきて俺の車に突っ込んだと思ったら光が車の中を通過して、そのまま通り抜けて走り去って行ったり、
国道で反対車線側の斜め向かいから白いワンピースの女性が
真っ直ぐ車のほうに向かって突っ込んできたり
(普通に轢いたかと思って友人と足ガクガクになりながら車を降りたが何もなし)
普段は何も見えないのにその車に乗っている時だけ何かが見えてしまう。
まあそれには徐々に慣れていったんだけど…。
そしてある時、俺が乗ってた車が廃車置場にあったというので友人二人と車二台で見に行った。
途中で墓地を通過した時、真っ暗闇の中(街灯がないため)に座り込んでるおじいさんが一人。
気になったので通りすぎてしばらく行ったところで車を停めて、
前を走ってた友人達に聞くとそんな人はいなかったとのこと。
もうそのあたりから嫌な予感しかしない。
837:
気をとりなおしてそのまま進み(戻りたくないんで…)墓地を抜けると廃車置場があった。
車内が血だらけになったままの車だけど、自分の血なのでそれは怖くないw
ただその隣にあった同じように血だらけになってる車からものすごく変な感じを受け、「なんかやばいから帰ろうぜ」と車に乗り込んだ瞬間、
その車の運転席に眠るように座る男性が見えた。
慌ててエンジンを掛けて帰ろうとしたら、友人の車がうんともすんとも言わなくなってしまった。
「何やってんだよ!早く!」と叫ぶ俺。
「セルは回ってるのにかかんないんだよ!」と友人達。
そうしている間にも嫌な予感はどんどん膨らんでいく。
けん引ロープを持っていたので急いで車をつないでいたんだけど、
その頃にはもう友人達の様子がおかしい。
バックミラー越しに運転席と助手席にいる二人を見ると、
完全に生気がない顔をして、どこか遠くを見つめてるよう。
家に帰るまで全く会話している様子なしで、それこそ幽霊のような感じ。
838:
その日から友人二人は仕事を休みだし、そのまま一ヶ月経ってしまった。
その友人の親から「仕事行くように言ってくれないか?」と頼まれて部屋に行ってみたものの、ぼーっとしてテレビのリモコンを持って1秒ごとにチャンネルを変え続けるだけで反応なし。
数時間チャンネルを変え続けてた。
もう一人の友人の方はもっと悲惨だったらしいんだけどどんな様子だったのかは詳しく知らない。
結局お祓いをしてもらった途端、次の日から何もなかったかのように仕事に出だした。
やっぱりとり憑かれてたようで…。
しかし色んなものを見た俺自身は何もなかったと思う。
でも一応俺もお祓いしておこうと神社とか行ったんだけど、
なぜか断られてしまうんだよね。どこ行っても。
以上です。あったことそのまま書いたらまとまりない上に長文になってしまってスマン。
853:
>>838
乙。
838さんがお祓いを断られる、っていうのが一番こわい。
916:
高校の時の話。
通ってた高校は交換留学があって、行き先はNY。
お世話になった家は工場勤務のパパと、学食でパートのママ、同じ年のジェニファーと3歳年下の妹、10歳年下で小学生の妹がいて、毎日が賑やかでユーモア溢れた楽しい家庭だった。
自分は英語が得意な方だったケド、やっぱ辞書無しでは分からない事も一杯だった。
パパがボランティアでやってる消防団の仕事で、夜いなかった時の話。
文化の違いをお互いに挙げてみんなで盛り上がってた。
一番下の妹はもう寝てて、話が段々と怪談話に。
日本にはコックリさんってのがあってねって言ったら、やってみよー!って盛り上がって、さっそくセッティング。
ママはロウソク、ジェニファーはコイン、妹は紙にアルファベットを書き込んで。
ロウソクに火をつけて電気を消して、準備万端。
917:
ママと妹が相向かいに座って、妹の隣に自分、少し離れたソファーにジェニファーが座ってた。
インチキがないようにママと妹は紙を見ずにお互いを見てるようにし、コインが止まった文字はあたしがノートに書き写してからみんなに見せるってカンジで進行していった。
最初はふざけた妹がわざとコインを動かしたりして
ママに怒られたりしてたけど、段々二人がマジ顔に。
お互いで、アンタ動かしてる?なんて確認しだした。
そんな事を言ってる間にもコインはスルスルと動いて、
あたしが一文字書き留めるとまた動いてを繰り返した。
鳥居マークでコインが止まって、ママと妹があたしの書いた紙に注目した。
痛い
ごめんなさい
後悔している
帰りたい
死ぬのは間違い
ここは地獄
そんな事が書いてあった。
ママも妹もあたしもガクブル。
これ、誰なんだろう?
聞いてみようぜって事になって、再びママと妹がコインに指を置いて見つめ合った。
918:
あなた、誰なの?
ママが小さく呟くと、コインが動き始めた。
チラリとママと妹の顔を見ると、凄く怯えた顔で、
二人ともオーマイガッとかアンビリーバボーって何度も呟いてた。
ヤバイ。こりゃマジだったかって今更気付いて、あたしも凄く怖くなった。
単語と数字、そして
ジェンは知っている
家族に伝えて欲しい
という言葉を指してコインは鳥居に戻った。
コインもあたしが書く手も止まったのを感じて、ママと妹がこっちを見て、すごい声で叫んだ。
びっくりして、あたしは椅子から転げ落ち、ソファーに座ってたジェニファーが慌てて駆け寄ってきた。
妹は何か叫びながらコックリさんの紙をビリビリ破って、
あたしが書いた紙はグッチャグチャにもんじゃくって投げ捨てた。
ママは真っ白な顔色でガクガク震えて何かをずっと呟いてた。
ジェニファーが、もんじゃくってポイされた紙を拾って読んで、フリーズした。
もうホント訳わからなくて、とりあえず説明してほしいと頼んだ。
書かれていたのは、先月、留学先の学校で自殺した子の名前と、自殺した日付だった。
その子はジェニファーをジェンと呼んでいて、悩みを相談していたという。
919:
こりゃーもうダメだ。
早く電気つけようよ。
怖いからみんなでスイッチのトコまで行こうよ。
とか言いながらみんなで壁のスイッチのトコまで移動して、部屋のスイッチオン。
バリーンと音を立ててプチシャンデリアみたいな形の部屋の照明器具が弾け飛んだ。
もう、大絶叫。
みんなで泣きながら後片付けして、テーブルの上に使ったコインを放置して、
みんなで固まって寝た。
コインは、早朝帰ったパパが朝食の準備をしてる時には無かったと言ってた。
コインの行方はともかく、あのコックリさんナイトの話は、数十年たった今でも、
家族とあたしの中ではタブーになっている。
長文失礼しました。
920:
「もんじゃくって」・・・「もんじゃくる」ってどこかの方言?
921:
>>920
聞いた事ないな
924:
もみくちゃにする、かな。
家族ってホストファミリーのこと?
その後、何もなかったなら良かったね。
926:
もんじゃくるを書きました本人です。
意地悪言われなくてヨカッタ(笑)
もんじゃくる=手でもみくちゃにするってカンジです。
群馬の方言だったのね…。
補足です。
ジェニファーは同級生で、その子から相談を受けてました。
親が進学について非常に厳しく、その期待に応えられずにいた事。
でも、親を愛してるから何とか頑張りたいという事。
ずっと悩んでいて、とうとう耐え切れずに、
父親の銃を持ち出して自宅で頭を撃ち抜いて自殺しました。
遺書はなかったそうです。
後悔している事や、ジェニファーに相談していた事とかを親に伝えて欲しかったのかなと思います。
928:
コックリさんってアメリカから来たという説が一般的なんだが
929:
ソースWikiだけどね
>日本においては、1884年に伊豆半島沖に漂着したアメリカの船員が自国で大流行していた
「テーブル・ターニング」を地元の住民に見せたことをきっかけに、日本でも流行するようになったという。
当時の日本にはテーブルが普及していなかったので、代わりにお櫃を3本の竹で支える形のものを
作って行なった。お櫃を用いた机が「こっくり、こっくりと傾く」様子から「こっくり」や「こっくりさん」
と呼ぶようになり、やがて「こっくり」に「狐」、「狗」、「狸」の文字を当て「狐狗狸」と書くようになったという。
934:
そうそう。
アメリカのウィジャボードが日本ではコックリさんって呼ばれてるんだーって、感心してた。
肉じゃがという料理があると言ったら、ミックジャガー!?って返されて吹いたのもいい思い出です。
脱線しましたが、また時間があったらまた投下させていただきます。
怖いと思っていただけたら光栄です。
ありがとうございました。
37:
東京のアパート
東京のアパート?
今から11年前・・・仕事で東京に1年近く暮らしてた時の話し。
恵○○駅から徒歩5分ほどの場所で,うろ覚えだが5?6階建てのアパートだった。
1階にはクリーニング屋。通りを挟んで斜め前に不動産屋があり,
その不動産屋がアパートの管理者だった。
築10年以上は経ってるだろうか,1フロア4戸で周りは雑居ビルで囲まれた
狭苦しく,暗いというのが第一印象だった。
不動産屋の担当者に通されたのは3階の一室。1LDKでユニットバス付。
玄関から6畳程のダイニングキッチンを突っ切って,
すりガラスの障子で仕切られた6畳程のリビングが俺の部屋となった。
家賃が月20万。地方の田舎者の俺には信じられない額だ。
(まぁ・・会社が払うんだから関係ないんだが・・)と思いながらも,
そこで会社の上司との共同生活を送ることになった。
私事だが,この上司ってやつが超がつくほど嫌な奴で部下を何人も辞めさせた事で有名だった。
慣れない都会生活+上司のイビリがストレスに感じてきた4ヶ月ぐらい経ったある夜の頃。
いつもの様に丸めた布団を壁際に押しやって,背中をあずけマンガを読みふけっていた。
ふと耳をすますと,表の車の往来の音に混じって微かだが赤ん坊の泣き声が聴こえる。
布団を押しやった壁がコンクリートの壁にクロスを貼ってたんだが,どうやらこの壁から聴こえる。
耳を壁に当てるとよりはっきりと聴こえた。
(あぁ・・隣りの住人か・・・赤ん坊の夜泣きだな)ぐらいにしか思わなかった。
猫のサカリの声かとも思ったが,正直どうでもよかった。
隣りの住人がどんな人かも知らないし,そもそも住んでいるかどうかも興味は無かった。
その日を境に度々,赤ん坊の泣き声を聴くこととなる。
38:
東京のアパート?
ある休みの日の事。買い物からアパートに帰ったら,隣りの部屋の玄関扉が開いていた。
興味本位で廊下から中を覗いてみたら,玄関には黒い革靴が一足。それ以外はガランとしてた。
ふと中から,不動産屋の担当者が顔を見せた。
『こんにちは』まぁ一応お世話になってるのと覗いていた後ろめたさもあって,挨拶をした。
『あぁ,こんにちは』靴を履きながら担当者も挨拶を返してきた。
『お隣さん引越しされたんですね?』玄関先とはいえガランとしてたからそう思った。
俺は6時にはアパートを出て,帰宅は夜の10時過ぎという生活をしていたので
(俺が仕事に行ってる間に引越ししててもわかんねぇわな)と思っていたが,
担当者は『えぇ,来週の土日に引越しされます』なんて言ってる。
どうも話しが噛み合わない。
よくよく話しを聞いてみたら,いままで空家だったが入居者が決まったので来週,引越しに来るとの事。
(?じゃあ,赤ん坊の声は?コンクリートの壁を伝わって下か上の住人が?)なんて思ってたが
担当者が『じゃあ,これで・・・』と言いながらその場を離れ様としたので,呼び止めて
『このアパートに赤ん坊のいる住人さん居ますか?』って尋ねた。
担当者は少し考えた後『・・・さぁ・・・私は,わかりませんね?。他の担当者なら知ってるかも
しれませんが・・・』と。釈然としないまま,お互い挨拶を交わしその場を離れた。
39:
東京のアパート?
東京に来て11ヶ月経った頃には,上司のイビリで精神的にもピークがきてた。
仕事も大詰めを迎えていて,帰宅がAM3:00が続いたり,徹夜なんてザラだった。
そんなこんなで,嫌になっていた俺は3日間無断欠勤をした。気分はすでに地元に帰る気満々。
4日目に仕事場に行き,地元の会社に連絡。
会社の課長はウダウダ言っていたが,聞く耳は無い。
仕事場の上司に『じゃあ,今から帰りますんで・・・。もう2度とココには戻りません!』って言ってやった。
すると上司は『お前がココで失敗して損失した分を責任かぶるのは上司である俺だ。
それじゃ不公平だろ?お前にも責任をかぶってもらわんとなぁ・・・。
帰る前に10万をアパートのテーブルの上に置いていけ!
少しは誠意をみせてみろ!!』なんて言いやがった。
まぁ確かに,ココで失敗して出した損失は30?40万ぐらいになる。
それに比べたら10万なんて安い方だ。
攻で銀行に行き,10万+帰りの電車賃+土産代を下ろしてアパートに帰る。
金の入った封筒をテーブルの上に置き,荷造りをした。
ダンボール5箱分を郵送して,俺自身,身軽になった。
アパートの鍵をかけ,鍵を玄関扉の郵便ポストに放りこんだ。
40:
東京のアパート?
気分洋々と恵○○駅に向った。時間はAM11時頃。
今日の最終の新幹線に乗ればいいんだから
それまで最後の東京観光してもいいなぁ・・・なんて思ってた。
緑の窓口に行き,切符を手配。金を払う時に気が付いた。
(・・・やべぇ,アパートに忘れたorz)
それからアパートまで全力疾走。もうすぐ12時になる。
上司は,たまに昼休みにアパートに帰る時がある。
(マズイ!それだけはマズイ!!あれだけ啖呵きったんだ。顔を合わせるのはマズイ!!)
3階の部屋の前まできて愕然とする。
(鍵を玄関ポストに放り込んだんだった!やべぇ!手が入らねぇぇ!)
どうしても手首より先に入らない。必死で考えた。
不動産屋だ!不動産屋に行けば,鍵があるはず!
ダッシュで階段を駆け下り,斜め前の不動産屋に飛び込む。
『3階の○○ですけど,鍵を忘れてしまって・・・あの・・・鍵,貸してもらえませんか?』
だけど不動産屋は,担当者が鍵を持って食事に出ていて1時まで帰って来ないと言う。
(昼飯早えーし!!)と突っ込んでみても1時までは待ってられない。
上司が帰って来るかもしれない!
さすがに焦った。ふと,ココからアパートを見る。クリーニングの看板。
『・・・そうだ!ハンガーだ!針金のハンガーを真っ直ぐに伸ばして引っ掛けよう!!』
考え自体は幼稚だったが,その時はそれが最善だと思った。すぐにクリーニング屋へ・・・。
事情を話しハンガーをもらった。
時計を見ると11:45頃。時間が無い!すぐさま3階に駆け上がる。
ハンガーを真っ直ぐにして先のフックを玄関扉のポストに差し込む。
41:
東京のアパート?
玄関扉はスチール製で形は昔の市営や県営住宅を想像してもらえばわかると思う。
やや中心より下にポストの差込み口があり,部屋内側は受けの箱が格子状になっている。
差込口から中の鍵までは,目視できない。
角度的に,どーしても格子の隙間から玄関の床タイルしか見えなかった。
それでもハンガーの先を手探りで鍵に合わせ様とする。
ガチャガチャと音はするものの,手ごたえは感じられない。
(くそっ!どーなってんだ?)焦りがピークに達した時,チャカっと手ごたえが!
『!?やった?とれたか?』慌てない様に慎重に引きぬく。
鍵がそろそろ見えるくらいの時,確認の為ポストを覗いた,その時だった。
(!!えぇっ??)格子の隙間から玄関タイルが見える・・・が,そこを何かが横切った!
一瞬の事だったが・・・赤ん坊?に見えた。ぷっくりとした右足と右横腹。
ハイハイをしている赤ん坊を想像した。
(・・・いやいやいや・・・ありえんやろ?)
躊躇はしたが,時間も無いし,金も惜しい。意を決して鍵を抜き取り,鍵を開けた
スチール製の扉は,重そうな音をたてながらゆっくりと開いた。
恐る恐る半分逃げ腰で中を覗く。
(大丈夫だ。何もいない・・・)内心ホッとして,勢いにまかせて扉を開き,中に入った。
ダイニングのテーブルの上の封筒を確認する。
靴を脱ぐのもそこそこに半分土足ぎみにテーブルに駆け寄る。封筒を手に取り中を開く。
(あった。よかったぁ。)あるのは当たり前なのだが,この時は何故か安心した。
10万を封筒に残し,残りの金をサイフにしまう。
(・・・これで忘れ物は無いな・・・)と思って何気に自分の部屋の方を見た。
『!うわっ?!』
腰が抜けそうになった。俺がさっき部屋を出た時に磨りガラス障子を閉めてたんだけど,
そのガラス越しに誰かが立っている。
いや,正確には,白い人型が立っていた。
輪郭からして背丈は150?160ぐらい。
体部分?は白い服っぽい。頭部分と思われる所は輪郭がアヤフヤだが
黒髪で長いのか短いのかわからない。
それが俺の部屋の窓からの光でボヤァと浮かびあがってる。
43:
東京のアパート?
俺は頭パニックになりかけてた矢先,右足の甲を何かに踏まれた。
例えるなら,犬か猫が踏んだ様な
グニュとした柔らかいけど重みを感じる様な感じ。
『ホヒャッ!!』変な雄叫びを上げて跳び上がった。
すぐにテーブルの下に目線がいく。
赤ん坊だった。今度は,はっきりと見た。
裸の赤ん坊がハイハイしている。色白の肌,生えそろってない
髪の毛,顔は下を向いていたので見れない。キャッキャ言ってる。
完全にパニックだった。赤ん坊から目が離せなかった。恐怖で体も動かせなかった・・・と,その時,
『ガタッ,ガタタ』と音がした!瞬間的にガラス障子に目線を向けた。
俺の部屋にいた何かが障子を開け様としていた。
2?3?空いた隙間から白い指が覗かせていた。
全身に鳥肌がたって,本能が ”逃げろ!! ”と叫んでいた!
『うぅぅぅぅわゎぁぁぁぁあぁぁっぁっぁあ!!!!!』
ありったけの声を絞り出し,玄関扉をはね飛ばし,階段を駆け下りた。
後ろを振り返る余裕もない。全力疾走だった。
前の道路を信号無視で横断し,不動産屋に逃げ込んだ。
不動産屋の従業員の姿を見るなり,まくし立てた。
『なんなんだよあの部屋はぁーー!!幽霊出るじゃねーかーー!!てめぇどーゆーことか説明しろこの野郎ぉ!』
胸倉をつかんで壁に押し付けた。今思えば従業員も驚いただろう。
顔面蒼白だったであろう俺から胸倉を掴まれて泣きそうな顔になっていた。
この騒ぎで奥の事務所にいた不動産屋の社長が出てきた。
どうしたんですか?という声に社長に向き直って
今体験した出来事をまくし立てた。
全てを話し,少し落ち着いた俺は,あのアパートで何があったのか社長から聞いた。
44:
東京のアパート?
10年程前,アパートが新築して1年半経った時に,若い夫婦が引っ越してきたそうだ。
ほどなくしてその夫婦に子供が生まれた。
だがしばらくして旦那が事故で亡くなり,奥さんが一人で育てていたんだが
育児ノイローゼか,旦那の死がショックだったのかわからないが,
1才にも満たない赤ん坊と共に餓死して死んだそうだ。
旦那の保険金も入ってて家賃も滞納してないのに餓死で死ぬなんてありえないんだけど・・・と
俺は頭にきた!『なんでそんないわく付きの部屋を貸すんだ!!説明も無しに酷いだろうが!!』
『・・・2年程前に御祓いをしてそれ以降,現れなかったんです』と社長は,言い訳にもならない事を言う。
あきれて言葉が言えなかった。
だが落ち着いて考えてみれば,俺は今日地元に帰るんだし二度と部屋には行かない。
あの部屋に帰るのは・・・そう,あの憎い上司だけ・・・
(ざまぁみろ,呪い殺されてしまえ)その時は,本気でそう思った。
俺は社長に,この事は誰にも,上司にも話さないでくれと念を押し,部屋の鍵を渡した。
『鍵がかかってないんで,オタク達でかけてください。
鍵は俺の上司に連絡して俺から受け取ったと報告しといてください』と伝えて
不動産屋を出ようとした。扉を開ける時に社長が独り言の様に呟いた。
『・・・でも・・・おかしんですよね? ・・・出るのは3階じゃなくて4階なんですけどね?・・・』
『・・・じゃあ・・・アパート全体に御祓いをした方がいいですよ・・・』
俺は,そう言って外へ出た。
地元に帰った次の日,会社に出勤して課長に事の顛末を話し(恐怖体験は言ってない)
10万は後日,返してもらった。
・・・ちなみにその後の上司は・・・会社で俺の斜め前の席で元気に仕事をしている。
長文,駄文,読んでくださり,ありがとうございました。
174:
パワーストーン
俺もパワーストーンに一時期はまっていて、家に仕事柄、工具や機械があるので
原石見たいのを見つけるか、買って来ては、加工してペンダントにしてたんだよね
それを聞いた友人がクロシドライトっていう大きな原石をくれたんだよね
おれは綺麗な色なので喜んで加工して、石の粉だらけになりながら、
お気に入りのペンダントこしらえた、
そしてネットでどういう効力があるのかしれべていたとき変だなと思ったんだよね
なんかパワーストーンとしてはあまり出てなくて
「クロシドライト(青石綿)」「アモサイト(茶石綿)」の製造等禁止等(平成7年)
とかでてくるんだよね?何かなーと思ってもっと調べたら
石綿の中でも「クロシドライト(青石綿)」「アモサイト(茶石綿)」は
「クリソタイル(白石綿)」と比べて発がん性が強く、
欧米の国々においては「クロシドライト(青石綿)」「アモサイト(茶石綿)」の使用が禁止されている。
俺は絶句した、俺は必死にアスベスト加工して喜んでたわけだ
253:
山の犠牲者
俺はかなり田舎に住んでたんだけどソコは開発される前は
結構タヌキとかハクビシンとかが家の前に出て来たりするような場所だった。
そんな俺の近所で10年くらい前のある時男性がいなくなったんだ。
まあ家族も何故かあんまり心配してないみたいだったんだけど
2日後に山で遊んでた子供が人の死体を見つけて大騒ぎ。
警察が調べたら骨にタヌキらしき歯形がついてたらしく
町総出で罠仕掛けたりして大量のタヌキを殺した。
俺とかもタヌキは悪い動物とは思ってなかったけど仕方ないかあ。って感じだった。
ところがタヌキもほとんど見なくなったのに二人目の犠牲者が出た。
こっちは木にぶら下がってたからこれはタヌキじゃないってますます騒ぎになった。
この謎の真犯人は意外なヤツだった。
タイワンから来たサル。タヌキの罠にかかったヤツで獣医が解剖したら胃から人骨が出た。
(これは危険なサルとかいうタイトルで回覧板に書いてあった)
このサルは人間を食ってたのだ。
話はこれで終わりだが、外来動物は環境破壊だ!くらいにしか報道されてない。
しかし実は報道規制されてるだけで俺の地域意外にもこのサルによる犠牲者は出てるらしい。
255:
>>253
なかなか怖い
意外性がある話は面白い
263:
>>253
それってタイワンザルのことじゃない、よな…?
違うと言ってくれ…俺の地元にも生息してるって書いてる…
http://ja.wikipedia.org/wiki/タイワンザル
266:
>>263
それだ。
日本ザルの尻尾が長いバージョン。
図鑑とかには体長が小さく書かれてたりするが捕まったヤツは軽く小学生くらいあった。
269:
>>266
個人的に今日一番洒落にならん話だったよ
今度からサル見かけたら死ぬ気で逃げるわ
319:
もんぺ
うちの家庭は俺を産んですぐに離婚→母方の実家に、という移行なのですが、
3歳ぐらい頃の記憶で母や祖父母とは別に祖母ぐらい年齢ののおばさんに
よく抱っこされた、というのがありました。
その後、今日まで一切そのことを不思議に思わなかったのですが、
さっき母との何気ない会話の中で、
「昔の実家(今は祖父母は引っ越したので)にはよく幽霊が出た。
二階から屋根裏への階段にもんぺ姿の下半身が階段を上り下りするのが見えた」
という話が。
「そのもんぺって汚れた花柄の?」
と聞くと、
「よく知ってるわね」
とか言われました。
よく知ってるわけだよ。それ抱っこしてくれてたおばさんのだもん。
悪い霊じゃないんだろうけど。ビビりました。
320:
なかなか怖いww
412:
小さい手
数年前、大学院生で修論も出して毎日が暇だった。
そんな時オカ板にハマり、いろんなスレを読んで
見えたこと無いけど幽霊って本当にいるのかな?とか考えていた。
完全に昼夜逆転していたから、
昼の2時くらいに起きてカップ麺を作ろうと台所へ。
台所から玄関のドアが見えるんだけど、
そのドアに付いてる新聞用の郵便受けから
白くて小さい手が出ているのが見えた。
幅は5センチもなく、ふつうの人間の腕が入るような大きさじゃない。
その手は、下から上に向かって何かを探すような動きをしていた。
413:
その直前にオカ板で手だけの幽霊の話を読んでいたことも有り
パニックになった俺は、幽霊も怯えると調子に乗るという話を思い出し
2度と来たくなくなるようにビビらせてやろうと思い
玄関の横に置いてあった軍手をはめて
「軍手なら幽霊でも大丈夫!触っても大丈夫!」って言い聞かせて
(なぜ大丈夫だと思ったのか、今では全く分からない。)
手を掴んで思いっきり体重をかけて後ろに引っ張った。
甲高い声で悲鳴が上がった。
俺はあわてて外へ出ると、郵便受けに手を突っ込んで泣き叫んでる子供と
誰かが廊下を走り去っていく音が聞こえた。
大学時代はボクシングをやっていて、腕力には自信のある俺。
子供の腕は抜けなくなっていた。
俺はどうして良いのかわからず、119番に電話をして
救急ですか?消防ですか?と聞かれ、消防です!と答えた
多分、小坊(小学生)です!って言いたかった。
414:
子供の手が抜けない、と伝えると向こうで気を利かせて救急車を派遣してくれ
救急隊員?が引っ張っても抜けず、やむなくバールのようなもので
郵便受けの穴を広げて手を抜いた。
子供は、鎖骨と指骨折、手首と肘と肩脱臼、靱帯損傷、すり傷多数と重症だった。
俺は警察署で事情聴取。警官は怒鳴りまくりで怖かった。
「やっちまった…ごめんなさい…刑務所かな」とおびえていたら
2泊した後、警察から、その子はカギを開けて親が空き巣に入る
コンビの常習犯だったと言う事を聞かされた。
子供の小さい手を利用して、郵便受けから手を入れてドアノブの鍵を外してたらしい。
どうやらあの時、廊下を走り去っていったのは親だったようだ。
その後、俺は不起訴。
向こうの親とも話したけど、どうしても生活費がなくて
家を追い出され車で生活し、子供の食費を稼ぐため仕方なくやっていたらしい。
空き巣に入ってもお金は、1000円とか最低限必要な分しかとっていなかったとか。
それからどうなったのかは、わからない。
子供が怪我して泣き叫んでるのに、走り去って逃げていく親が怖いと思った。
あの子の幸せを切に願う。
418:
>>414
ぬう、なかなか興味深い話をありがとう
しかし、自分の部屋の郵便受けに手を突っ込んでた
不躾な餓鬼に過剰で怪我させたとはいえ、
警察に2泊3日も拘留されて起訴か不起訴の審議に掛けられちゃうのか・・
法律って一体・・
458:
ミックスジュース
学生のころに某コーヒーショップでバイトをしていた
そこはチェーン店ながらに結構ユルいところで、
休憩時間とか勤務中に勝手にコーヒーやらドリンクを作って飲むのが容認されてた。
だから休憩に入る前とか上がる前とかに好き勝手に自分好みのドリンクを作っちゃうわけだけど、
自分はコーヒーショップに勤めてる割にコーヒーがあまり飲めないたちだったので、
ミックスジュースとかフルーツジュースとかをいろいろと混ぜて
キンキンに冷やして飲むのがお気に入りだった。
お気に入りって言っても、いつも自分で作っていたわけじゃなかった。
バイト先の古株の先輩がすごく優しい人で、
いつもその先輩が休憩時間と上がる時間になると
「疲れてるだろ?」と特性のミックスジュースをわざわざ
朝の早い時間にミキシングして作ってくれていた。
なので自分でまかないドリンクなんて作ったことは一度もなかったんだけど、
ある日たまたま時間より早く出てきてしまったときがあって、
そのときふと「そうだ今日ぐらいお返しに先輩にドリンクを作ってあげよう」と思い
ミキサーのある台のほうへ向かった。
その日は先輩と自分しかシフトに入っていない日で、朝の掃除も終わったことだし
ちょっと美味いジュースでも作って驚かせてやろうと思っていたわけだけれども、
ちょうど扉を開けようというときにミキサー台の方からミキサーが回転する音が聞こえてきた。
どうやら先輩に今日も先を越されてしまったようだった。
ちょっと悔しくなってドアガラス越しに先輩を観察することにした。
あのおいしいまかないジュースが何と何で出来ているのか知りたかった。
すると先輩は、ドアの向こうで不思議な行動をとり始めた。
なにやらフィルムケース?から取り出した液体をミキサーに入れたり、
ぶつぶつミキサーを覗き込んで独り言をつぶやいている。
すると、身を乗り出してミキサーを覗き込む先輩の口からぽとぽとと何かがミキサーに落ちた。
ミキサーが回る。ぽとぽと。お構いなしにミキサーは回る。ぽとぽと。
一瞬言葉が出なかったが、たまらず扉を押し開けた。
459:
「何してるんですか!」
先輩は今まさにミキサーに自分の唾液を入れているまっ最中だった。
「あ……おはよう○○」
「いや、なにしてんですか?」
「え…お前のジュース作って…」
「は?それいつもくれてるジュースじゃないですか!何してんですか!いっつもこんなことしてんですか!?」
「……」
先輩は黙った。
「何なんですか?てかこれなに?なにやってんですかまじで?」
ミキサーの傍らに立ててあるフィルムケースを取り上げると。
嗅いだ事のある匂いがふわっと漂った。
フィルムケースの中を見る。色といい臭いといい、どう考えても精液だった。
先輩はこっちが泣きそうになっているのをよそに、すごく申し訳なさそうな顔をして、
「ごめん、好きだったから……
 でさ…あの…○○、今フリーでしょ?付き合わない?」
にこっと笑った
絶句した。あんな気持ち悪いことをしておいてこの状況でこのセリフ。
今更だけどこいつは頭がおかしいと思った。
何より数ヶ月もこいつの体液入りジュースを喜んで
飲んでいたかと思うと吐き気より先に眩暈がした。
しかも俺は男だ。
その日付けでバイトは辞めた。もうあそこには近付いていない。
461:
>>459
うわあ、これたまらん
先輩以前に店で出てくるものすら疑わしくなる
689:
池と女
俺にも一つ、話させてくだされ。
これは、俺が学生の頃の話。
俺の故郷って糞が付くほど田舎なんだ。
冗談抜きで今の時代にコンビニも無い様な所でな。
で、実家は糞が付くほど田舎の、更に廃れたきったねー神社なんだよ。
俺、学校に行くのにバス使ってたんだ。
田舎だからバス停の目印になるような物がうち位しか無くてな。
俺にとっては結構便利なんだが、何せ田舎の山奥でバス使う人間も限られててな。
乗る時も降りる時も俺一人だし、バスに乗ってる人も知ってる人ばっかりなんだよ。
だけどその日は少し違った。
学校の帰りにバスに乗るとさ、いつもは俺の貸切なんだ。
だけど珍しく人が居る。
いつも乗り降りに便利な先頭にさっさと座るから、
あんまり良くは見てなかったんだが女の人みたいでな。
「珍しいなぁ」なんて思ったけど、部活の疲れもあって
それ程気にしないでイヤホンの音に意識を預けた。
車窓に流れる景色を眺めながら、もうすぐ家だって所まで来たから降車ボタンを押した。
690:
うちの前のバス停に停まって、俺は定期を見せてバスを降りる。
いつもなら俺が降りたらすぐ発車するんだけど、発進する音がしない。
「何だ?」って思って後ろ振り返ると女が降りてくるのが見えた。
うちの周りってさ、人家が無いんだよ。
ホント村落の外れも外れにポツンとある神社だからさ。
いよいよもっておかしくないか?
この先に在るのなんて、せいぜい小さい滝か池くらいだ。
田舎なんて日が落ちるのも早いし、外灯もある訳じゃ無し。
俺が部活終わった時間なんて19時過ぎてる。
そんな時間に女が一人で行って良いようなトコじゃない。
一旦家に帰って玄関に鞄とかダーッと置いて、心配だったからすぐ様子を見に行ったんだよ。
そしたらその女、神社の裏山に入っていく。
獣道しか無い、舗装されてない山道だ。
俺も少し不安になってきてさ。
慣れてる道ではあったんだけど、怖さもあってこっそりついてった。
真っ暗な道を、ライトも無しにどんどん進んでいく女。
ビビリながら必死でついていく俺。
「何で俺こんな事してんだろう…?」
「大人しく家に帰ってりゃ良かった…」
後悔の感情が浮かんでは消え浮かんでは消える。
691:
ようやく女が立ち止まると、物心ついてから遊び場だった、
俺の庭とも言える裏山なのに初めて見る場所だった。
「こんな所が在ったのか」
とか、その時は妙に冷静だった。
そこは、周りには木が無くて、森の中にポツンと穴が開いたような場所だった。
目を引くのは月が浮かんだ池。
その前に女は立っている。
どれくらい見てたのか・・・ なんか女が自殺でもするんじゃないかと思ってハラハラしてた。
ずっとその女から視線を逸らさなかったんだが、不思議な事に突然フッと消えてしまった。
ビックリして身を隠してた木から出て、池の周りを半泣きになりながら探した。
波も立ってないから身投げした訳でも無さそうだし、周囲にすぐ隠れられるような所も無い。
なんか段々怖くなって来てさ。 逃げた。 走って逃げた。
泣きながら家に飛んで帰って、神主やってるじーさんに成り行きを話した。
692:
「すぐその場所に案内しろ」って言われてさ。
俺も分からないままなのは怖いし、じーさんも一緒に居れば安心だろうと思って、案内した。
凄く怖かったんだけどな。
で、さっき来た道を引き返して行くんだけど、どうもおかしい。
ついさっきの事だから、分からないはずは無いんだが、どうしてもその池が見つからない。
結局慣れた裏山で一時間程探し回って、ようやくそれらしい所を見つけたんだが
池なんか無かった。ただ、小さい祠が一つだけ。
着いた時、じーさんはなんか悟ったみたいで、持ってきた道具で儀式みたいなのをやってた。
終わった後、帰り道で何を聞いても無言で、結局何にも教えてもらえなかった。
その三日後、じーさんはぽっくり逝った。
結局あれが何だったのか…未だに分からない。
694:
じーちゃんが逝ったのとその祠との関係とかわからないのがいいのかもしれないけど知りてー!
695:
>>694
自分も気になってます。 もしかしたらじーさんが逝ったのは自分の所為かもしれないので…。
持病も無く事故にあったと言う訳でもないのに、そんなに簡単に人間が死ぬんですかね?
次に田舎に帰る時、倉をあさって祠の事を調べてみようと思います。
834:
コンビニのオーナー
社会人ドロップアウトして1年ぐらいブラブラしてたんだけど
何かしなきゃと思い、いい年こいてコンビニバイトなんて始めたのさ。
「将来自分でコンビニをしてみたくて、勉強させていただきたい」的な事面接で言ったもんだから
そこのオーナーが真に受けて俺を深夜店長で雇ってくれた。
で、嘘から出た真というかそれなりに真面目にやってたんだよ
うちの店はDQNの溜まり場として有名で、俺は自分がシフトに入ってない時は
近隣のコンビニも含めて見回りするのが仕事みたいになってた。
夏休みが近くなればなおさらね。
いつもは警察やPTAの団体と一緒に行ったりするもんだけどその日は小雨が降ってたんで
俺一人でタバコ買いに行くついでに傘さしてテクテク歩いて行ったんだ。
で、その帰りなんだけど歩行者用と二車線に区切られてる地下道?みたいなところがあって
そこの歩行者用の中腹ぐらいに3つほど袋が置いてあるのが見えた。
「落し物か?」と思い近づいて中身を見たらCMでやってるようなギフト用のハム
少し高級そうなブドウ、ユニクロの袋に新品のジーパンとノースリーブ
後、固く丸結びされた中身不明の無地のビニール袋。
誰かが何かの事情で後で取りに来るつもりで一時的に置いたのか
落し物というには不自然すぎるし、捨ててあるにしてもなんだかなぁ…という感じだった。
食材も入ってる上に、雨に濡れないようにかわざわざ地下道の中腹にまとめて置いてある
腐ってる訳でも無いし、ゴミという感じじゃない。
で、警察に持っていくのも面倒臭いし、深夜だし…ほっときゃいいんだけど
元々ロクな人間じゃない+拾い癖のあった俺はユニクロの袋だけパクって持って帰った。
835:
家に帰って改めて中身を見ると「ハーフジーンズ」に
「ピンクのノースリーブ」どちらも女性用でSサイズ
こりゃとてもじゃ無いけど着れねぇ…捨てようかと思ったけど
あぁ、そうだ母ちゃんにでもやろうと思い自分の部屋に置いといた。
しばらくして母ちゃんから件の地下道で痴漢があったっていう事件を聞いた
正直フーンて感じでその地下道は昔からよく痴漢が出るし、
夏休み近いしでいつもの事ぐらいに思ってた。
その日深夜出勤だった俺は寝てたんだけどさ、昼頃携帯が鳴った。
「もしもし?」
「もしもし?○○君!?昼店長です!!」
昼店長というのはオーナーの奥さんの事でお昼に入ってる人だった。
「あー、ハイ。どうかしました?またDQNが店のガラス割ったとか?」
「違うの、大変な事になってるのよ!店が!とにかく今すぐ来てちょうだい!!」
何事かと思い駆けつけるとお昼のラッシュでごった返してるはずの店が静まりかえっている。
店の前には主婦のパートさんが一人。
「おはようございます、どうしたんですか?」
「あ、深夜店長。私よくわからないんですけどさっき急に警察が来て…
 私は店の前でお客さんが来たら諸事情により今日はやってませんて伝えなさいって昼店長に言われて」
「はぁ…わかりました。とにかくお願いしますね」
836:
事務所に入ると唖然とした、明らかにパニクってる昼店長とオーナーを取り囲む警察
「お宅さんは?関係者!?」
若めの警官に強めに聞かれる
「あ…ここの深夜店長です」
「あ!?○○君!!」
ふいにもう一人の警官に声を掛けられた、この人はいつも一緒に見回りをしている人だった。
「どうしたんすか!?これ?何があったんですか?」
「いや、それが…」
「うちは未成年に酒、タバコの販売は絶対してませんよ!!知ってるでしょ!?」
「いや…そっちじゃないんだよ…」
「え…じゃぁ」
そんな事してるうちに制服を来ていない警官とおぼしき連中の指示で
昼店長を含む俺達は外に出された。
何を聞いても泣き崩れてる昼店長を尻目に
しばらくしてオーナーはパトカーに乗せられて姿を消した。
2?3日して警察から連絡を受けた俺は地元の署にいた。
「なんですか?てか何があったんすか?店も開けないし…」
「お待たせしたね、あのー…あそこの地下道しってる?」
「ああ、はい。なんか最近も痴漢が出たって」
「それ、それ…言いにくいんだけどさ。その事件の…犯人がお宅さんとこのオーナーだったのよ」
「はぁ!?いやいや!!」
「いや、まぁ落ち着きぃな…それで何か知ってることとか、変わった事とか何か」
「……マジっすか…あ、そういえば」
ここで件の地下道での一件を思い出した俺
「そういえばね、あそこの地下道で落し物…というか変なものが」
そこから俺はユニクロの袋をパクった事を伏せて洗いざらい警察に報告した。
少し俺も疑われたが、犯人が全て自供しているという事で俺はすぐに解放された。
837:
それから1ヶ月間ほどは本部の人間が来て店は通常通り営業したがほどなく閉店
後で聞いた話しだがうちのオーナーは俺があの落し物を発見したその日
あの地下道で主婦を車で拉致、車内で強姦して主婦を遠く離れた所に置き去り逃走。
ふらふら歩く被害者の姿を目撃した近隣住民が110番→保護されて事件発覚。
何が一番怖かったってその被害者の主婦さ、
うちのコンビニでパートとして雇ってた事があるんだよ…
俺その人が買った服パクったのかと思うと恐くなって母ちゃんに内緒でその服捨てた。
二度と物は拾わないって神に誓ったよ。
生きてる人間がなんとやら…でまさか身近な所でこんな事が起こるなんて
思ってなかった俺はガクブルもんだったよ。
長文スマソ
84

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