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互いに独り身となってしまったペンギン同士が身を寄せ合うあの写真が最優秀作品賞を受賞(オーストラリア)
2020年12月27日 ι コメント(6) ι 画像 ι 動物・鳥類 ι #
image credit:tobiasvisuals/Instagram
今年3月、オーストラリアのメルボルンに住む写真家が、去年撮影した二羽のコガタペンギンの写真を自身のインスタグラムアカウントでシェアしたところ、世界中に拡散し大反響を呼んだ。
それは互いにパートナーを失った後に巡り合った2羽のペンギンが寄り添い合う後ろ姿を撮影したもので、カラパイアでも以前お伝えしたが、この写真に多くの人が癒され、このほどオーシャノフィックグラフィックマガジン(Oceanographic Magazine)の写真コンテストで最優秀作品賞を受賞したことが伝えられた。
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パートナーを失ったペンギン同士が寄り添い合う
今年の3月と4月に、ビクトリア州メルボルンのセントキルダビーチで去年撮影した2羽のコガタペンギンの後ろ姿の写真を自身のインスタグラムアカウント『tobiasvisuals』でシェアした、オーストラリア在住の写真家トビアス・バウムガートナーさんは、世界中から大きな反響を受けた。
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まるで夜景を楽しんでいるかのようにピタリと寄り添い合う2羽のペンギンについて、当時トビアスさんはこのように語っていた。
今の困難な時期に、愛する人と一緒にいられることは本当に幸運です。この写真は、今から1年ほど前に撮影したものです。
メルボルンのスカイラインを見下ろせる岩にいた2羽のペンギンは、互いに肩を抱き合うようにして立っていました。
近付いて来たボランティアの人によると、右側の白いペンギンはパートナーを亡くした年老いたメスで、左の黒い若いペンギンもどうやらパートナーを失ってしまったということです。
2羽は、互いに慰め合い、近くの街の明かりを見下ろして何時間も一緒に過ごしていました。
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