死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『近所の廃屋』『裏の世界』『海に浮かぶ黒いものと紫の空』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『近所の廃屋』『裏の世界』『海に浮かぶ黒いものと紫の空』他


続き・詳細・画像をみる


近所の廃屋
小学生の時、近所に廃屋があった。
噂では、そこで気の狂った夫に奥さんが刺されて殺されたらしく、
その頃された奥さんの幽霊が出るとの事だった。
その廃屋の裏口には鍵が掛かっていなくて自由に入れるが、
何故か内側からはどうやっても扉が開かないということだった。
出るためには一番奥の部屋の割れた窓から出るしかないが、
出るまでに振り向いてしまうと、奥さんの幽霊に錆びた包丁で刺し殺されてしまうとも囁かれていた。
噂は、近所のお兄ちゃんが実際にはいっただとか、
友達の友達がそこで幽霊を見たらしいといった、真偽の怪しい噂だった。
六年生だったオレと友達のAとBは、中学生に上がる前に、小学校生活最後の思い出として、その噂を確かめようと思い立った。
洒落怖カテゴリー
http://world-fusigi.net/archives/cat_238783.html
引用元: ・死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?318
556: 本当にあった怖い
途中で駄菓子屋に寄ったり、Aの家から懐中電灯と、
Bの家から高校で野球をやっていたBお兄ちゃんの金属バットを持ち出すために寄り道をしながら、
オレ達は夕方に廃屋についた。
夜だと怖すぎるが、昼間だと面白くなさそうだと言う事で夕方にしたが、
鮮やかなオレンジ色の夕焼け空の下で影濃く佇む廃屋は、雰囲気としては十分すぎるほど不気味だった。
草が俺たちの腰ぐらいの高さまでぼうぼうと生えた玄関を抜けて裏手に回ると、
確かにそこに裏口はあった。
尻込みしているオレとAを馬鹿にしながら、Bは勝手口の扉に手をかけた。
すると、扉は錆びた音もなく開いた。
僕たちはあまりの普通さに、少し拍子抜けした気分になった。
557: 本当にあった怖い
暫くオレたちは扉を開けたり閉めたりして騒いでいたが、
近くのスピーカーから五時のチャイムを聞くと、そろそろ入ろうかとAが口にした。
言いだしっペと言う事で先ずAが中に入り、十数えた後にオレとBが外から扉を開ける。
その間にAは、本当に内側から扉が開かないのかどうかを確かめると言う事になった。
ふてくされたようにAが廃屋に入り扉を閉めると、直ぐに慌てたAの声が聞こえた。
十数えてから扉を開けると、Aは涙を浮かべて飛び出すように外に出てきた。
何故か怒り狂っているAに誰も外から扉を押さえていない事を説明したがAは信じず、
結局、オレとBも交互に一人で入って、本当に中からは扉が開かない事を確かめさせられた。
558: 本当にあった怖い
暫くそうして交互に入って遊んでいたが、正直なところ、オレ達はもうそれ以上奥に進む気はなかった。
十分に怖い思いもしたし、それを存分に楽しんだからだ。
それで今日はもう帰ろうと言う事になった時、廃屋の表に停めておいた自転車の前で、Bが青い顔をしてポケットをまさぐり始めた。
どうやらBは、鍵を廃屋の中で落としたらしい。
オレ達は文句を言いながら裏手に戻り、Bに早く探しにいくようにせき立てた。
しかしすっかり日が傾き殆ど夜同然の暗さになったせいか、Bは一人で入るのはイヤだとだだをこね始めた。
仕方なくオレとAは、扉を石で押さえて開けっ放しにしておく事を条件に、Bの自転車の鍵の探索を手伝う事になった。
560: 本当にあった怖い
四円
561: 本当にあった怖い
しかしどれだけ探しても、Bの自転車の鍵は入り口の近くでは見つからなかった。
そこでAが自宅から持ってきた懐中電灯を照らしながら少し奥に進んだ時、
突然、裏手の扉が閉まってしまった。
慌てた僕たちが焦って何とか扉を開けようとしていると、
外から女の甲高い笑い声が聞こえてきた。
幽霊だ。
AかBのどちらかがつぶやいた。
僕らは完全にパニック状態になり、
Bは泣きながら持ってきた金属バットで扉を叩き始め、
Aは懐中電灯をめちゃくちゃに振り回し始めた。
オレはとにかく怖くて、その場にしゃがみ込んで怖い怖いと声を上げて泣いていた。
563: 本当にあった怖い
その内にAが割れた窓から出ようと叫び、僕らはパニックになったまま間取りを知らない廃屋の中を真っ直ぐ勝手口から遠ざかるように走り出した。
広くもない廃屋だから、その場所は直ぐに見つかった。
廃屋の居間のガラスが確かに噂通り割れていて、そこには段ボールが張ってあるのがAの懐中電灯の光に照らされていた。
Bがバットでそこを思い切り叩くと、ガムテープででも貼ってあっただけなのか、すんなり段ボールは外れ、オレ達はそのままそこから外に飛び出した。
オレ達は、それまで一度も振り向かなかった。
噂が、今のところ全て真実だったからだ。
564: 本当にあった怖い
オレ達は外に出てもまだ生きた心地がせず、全力で自転車まで走った。
そうして辿り着いた自転車を停めておいたところには、柄の悪そうな中学生の男女が、
僕らを指さして腹を抱えて笑っていた。
呆然とする僕たちに、彼らは入り口の近くで怖々何科を探している僕たちを脅かすために扉を閉めた事を白状した。
安心したオレたちが自分たちの涙で濡れた顔を見合って笑い出した。
中学生の不良達曰わく、ここに元住んでいた人たちは借金で夜逃げしただけで、誰も死んでは居ない事をオレ達に教えてくれた。
扉が中から開かないのも立て付けが悪いだけで、中学生ぐらいの力であれば、数人で体当たりすれば普通に開くらしい事も、合わせて教えてくれた。
オレたちは急に怖がっていた自分たちが恥ずかしくなり、ここで煙草を吸っている事を誰にも言わないことを不良達と約束すると、そのままその場で解散してそれぞれの家路に向かった。
Bの自転車の鍵は、取り敢えず公園で遊んでいる家になくした事にした。
565: 本当にあった怖い
翌日、Bは学校に来なかった。
朝のホームルームの後先生に聞くと、Bは昨晩から高熱が出て入院したと教えてもらった。
オレ達はその日の放課後Bの家を訪ね、応対してくれたBのおじいちゃんにBの入院先を聞くと、
その週の土曜日にBのお見舞いに私営の病院を訪れた。
ベッドの上で暇そうにしていたBは、オレ達が病室に顔を出すと、とびっきりの笑顔で迎えてくれた。
聞けば、Bは背中に出来た傷から菌が入り、昨日までは本当に生死の境をさまようほど危険な状況だった事を笑いながらオレ達に説明した。
確かに、その時のBは少しやつれていたように見えた。
それでも元気そうなBの様子を見て、オレ達は見舞いで親から持たされた果物を皮も剥かずに食べながら、その日の面会時間ぎりぎりまでBとくだらない話しをしていた。
566: 本当にあった怖い
Bが入院してから二週間後、Bが死んだ。
原因は破傷風だった。
オレに子供が生まれ、その子の予防接種を受けに行った時に知ったのだが、
オレ達が生まれた年は、副作用かなんかの問題で破傷風の予防接種が実施されておらず、
そのためにBは破傷風菌にかかってしまったのだと、最近分かった。
やがてBの葬儀も終わり、オレとAが中学二年生になった頃、例の廃屋は火事で全焼した。
不良の煙草のからの出火だとか、地主が解体費用を惜しんで火を点けただとか噂は多くあったが、
けっきょく真相は分からなかった。
567: 本当にあった怖い
実は、なんでこんな話を書き込んだかというと、
先週の日曜日に久しぶりにAと呑む機会があり、その場でBの話が出たからだ。
そこでなんのきなしにAが言った。
結局、なんでBは背中なんか怪我したのだろうか。
その場では酔いのせいでアホだったからだとか、おっちょこちょいだったからだとか言っていたが、
今日ふと、オレは思った。
Bの母親は、Bが錆びた金属かなにかで背中を傷つけたせいで破傷風にかかってしまったと医者に言われたと、通夜の席でオレの母親に話していた。
あの時扉を急に閉められたオレ達はパニックになった。
Bはそのとき金属バットで扉を叩いていたが、後ろに居たAに当たらないように、もしかしたら振り返ったのかも知れない。
あの噂を無視して。
もちろん、その噂自体眉唾物どころかその前段階の話からして嘘だったと言う事は十分に承知しているが、
どうしてもその事がオレの頭から離れない。
でなければ、どうやって木造平屋建てのあの廃屋で、錆びた金属が背中に刺さるというのだろう。
夫に殺された妻の幽霊ではなかったのかも知れないが、あそこには、きっとなにか居たのだと思う。
錆びた包丁を持ったなにかが。
568: 本当にあった怖い
はきだせて少しすっきり。
東京の福生市であった実話です。
廃屋は燃えた後シャトレーゼっていうアイス屋になって、
今ではそこも潰れてマンションになってます。
今でも福生に住んでいる小学生のAの子供にその場所の事を聞くと、
そのマンションには火事で焼け死んだ人の幽霊が出るらしいと話していてびっくり。
具体的に幽霊を見た訳じゃないし、Bが死んだのも、本当にたまたまどこか別の場所で怪我をして破傷風になっただけなのかも知れない。
でも、噂話が発端で、その殆どの真相が明らかになっているのに、Bの背中の傷が謎なままなのがオレにとっては何よりも怖い。
幽霊も怖いけど、実はそこに錆びた包丁を持った浮浪者かなにかが居たのかも知れないと思うと、
オレとAが無事だったのは本当にたまたまなのかも知れないと思えて尚怖い。
とりあえず、Bの冥福を祈って合唱。
これで俺の話は終わり。
532: 本当にあった怖い
裏の世界
もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。
当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で放課後や昼休みは学校の図書館で専ら読書に勤しんでいた。
小さい図書館だった為に一年くらい通うと興味のあった分野の本はおおかた読み尽くしてしまい、
次はどの分野の本を読もうかと思案していると、一冊の本が目に入った。
タイトルは「沈まぬ太陽」という本で、今でも忘れない。図書館の一番奥の本棚の、一番下の段に置いてあった。
本というよりは小冊子といった方が近いかもしれない。
表紙は太陽に月が溶かされ、下にある人間界と人間も溶かされているような絵だった。
表紙を見た瞬間に絵が原子力爆弾を表しているのか?と考えたがそうでは無かったのだと思う。
内容もまた奇妙だった。
533: 本当にあった怖い
あるページには押し花がされていたり、あるページには文章で「太陽は沈まない。太陽が沈まないと隠れる事ができない」と書いてあったり、
またあるページからは変な絵が延々と書かれていた。どのページの絵にも太陽は書かれていたが、一ページだけレモンがテーブルに乗っかっているだけの絵があった。
テーブルには「ようこそ」と書いてあった。さらに気付いてしまった。
その本はページ数が途中からバラバラだった。レモンの絵は真ん中にあったのにも関わらず1ページだった。
気味が悪かったのと、何か嫌な感じがしたので本を戻そうか迷ったが、好奇心には勝てずに本を読み進めた。
流石に破いて並べる訳にはいかないので対応したページを順に読んでいくと、レモンの絵はただの表紙であり、
次のページから出てくる太陽が徐々に姿を変えて人間を溶かして、最後は太陽が人間の形になるという構図が完成した。
完成したところで、だと思う。
534: 本当にあった怖い
遠くから何か叫ぶような声が聞こえて同時に周りにいた人達が私をジロジロ見ていた。目つきはなんだかギラギラしていた。
居心地が悪くなって私は図書館を後にした。
外に出るとなんだか空気が濁っている感じがした。普段は全くそんな事は感じないのだが。
気にしすぎだと思い家までの帰路につくと、いつもと同じ道を通っているのに、見たこともないような景色が広がっていた。
無意識に進む。何故か不安感は無かった事を覚えている。
535: 本当にあった怖い
しばらく進むと見たこともないような防波堤で数人の釣り人が釣りをしていた。海は墨汁
のように真っ黒、空は赤に近いピンク色だった事は覚えている。
変な形の魚が釣り人のバケツの中を暴れまわっている。
釣り人は近付いた私に一瞬驚いたようだが一瞥くれるとすぐに釣りに戻った。
離れようとした時ボソッと声が聞こえた「喰われるぞ」
「え?」と言ったのも束の間、私はカラスのような鳥に手を突つかれた。同時に釣り人がバケツに入れていた魚を鳥に向かって投げた。群がる鳥。
釣り人は、方角を指差すと
「急げ」と。その方向に全力で駆け抜けた。途中一度だけ振り返ると、太陽が近づいて来ていた。釣り人や鳥、景色も蒸発していった。
538: 本当にあった怖い
そこで私は目を覚ました。
気付いたら病院のベッドの上だった。近くにいた看護師さんに話しかけるとすぐに医者を呼んでくれた。
話によると私は本を読みながら突然倒れ、1ヶ月まるまる病院で寝ていたそうだ。枕元にはクラスメイトが製作してくれた寄せ書きがあった。
間も無く両親が到着して、二人とも号泣してしまい、宥めるのが大変だった。
539: 本当にあった怖い
後日談が3つある。
1つ目
裏の世界で助けてくれた釣り人は私が小さい頃に亡くなった叔父だった。
叔父と言っても遠くに住んでおり二度三度しか会ったことが無いそうだ。昔のアルバムに一緒に写っている写真があった。
それからは毎年必ず墓参りに向かい、墓前で近況報告を欠かさず行っている。
2つ目
裏の世界で鳥に噛まれた傷は現実にもあった。私は裏の世界を臨死世界だと最初は考えていたのだが、
だったら体に出た噛み傷はなんだったんだと今でも思う。
精神的に受けたと勘違いすると体には傷が浮かぶ事があると聞いた事があるがそれだろうか。ちなみに倒れた時には全く外傷は無かったそうだ。
全身を鳥に噛まれていたらどうなったんだろうと今でもゾッとする。
540: 本当にあった怖い
3つ目
実は私が気を失っている間に一人クラスメイトが自殺していた。
Kという男子で私とは殆ど関わりの無いいわゆる不良だった。周りの評判もあまり良くなかった。
どう評判が悪かったかは割愛するが彼の寄せ書きには「沈まぬ太陽」という記述があった。彼が図書館で本を読んでいるところを見たことが無かったので驚いた。
後日、読む気は無かったが学校の図書館でもう一度本を探してみた。本は無くなっていた。
その後で、Kと仲の良かったSに話を聞くと、Kは私が気絶する前に読んでいた本を読んで見たかったようだ。Sは止めたがKは聞かず、
図書委員から聞き出して本を借りて行ったそうだ。だが読んだ時点では何も起きず、呪いの書と名付け、燃やしてしまったそうだ。
徐々にKはおかしくなっていき、最終的には首を吊って自殺したそうだ。寄せ書きはおかしくなる寸前に書いたものだった。
その後は何も起きることなく、普通に大学を卒業して今は普通に仕事をしている。読書は今でも大好きだ。ただ一つ作者不明の作品は読まなくなった。
長文失礼しました。
途中規制に引っ掛かり、間が空いてしまいましたこと申し訳なく思います。
541: 本当にあった怖い
面白かった
542: 本当にあった怖い
なんで沈まぬ太陽なんて有名な作品とタイトル被りしてんだろね
裏の世界とこっちでは同じ名前や見た目でも中身や意味が全く違うということかね
そんで何故叔父さんは裏の世界の住人になったのだろう
497: 本当にあった怖い
海に浮かぶ黒いものと紫の空
7年前の話なんだが、やっと最近になって解決しましたのでこちらに記載します。
高校生のときの話です。
当時私はA,Bという男友達と非常に仲がよく毎日のように三人で遊んでいました。
B君の家は地元ではそれなりに知られた名士の家だったのですが、厳しい家では無く
毎日のように訪れるAや、私をBの家の方は嫌な顔ひとつせず迎えてくれました。
私は当時B君の家に仕えるCさんという4つ年上の女性に非常に憧れており
Cさんもお姉さん役として私達に非常に良くしてくれておりました。
ある日の事です。
B君が変わった遊びをしようと提案をしてきました。
B君の家は屋根裏に隠れ部屋のような部屋があって、海が一望できるようになっていて
そこから見える夕焼けが綺麗だという話でした。
498: 本当にあった怖い
毎日のように遊んでいたこと、私が夕焼けが大好きだったこと。この二つもあり
三人で屋根裏部屋から夕焼けを見ることにしました。
屋根裏部屋は大体4畳程度だったでしょうか。3人で見るには少し狭い場所ではありましたが、
作りはしっかりしていたのが印象的でした。
その部屋でお菓子を食べたりジュースを飲んだりしながら話していると
いつの間にか陽が傾いていました。私は期待に胸を膨らませ窓から外を覗くと
何か違和感を感じました。
違和感の正体は直ぐにわかりました。空が紫になっていて海の上に何か黒い物が浮いていました。
A君もB君も最初は「うおお!すげぇええ!なんだこの夕焼け!」
等と言っていましたが、少しするとB君は突然青ざめてA君と私に天井裏部屋から出るよう指示しました。
私も嫌な感じがしていたので直ぐに賛同し降りました。
A君も少し渋っていましたがB君の顔色を見て降りました。
しかし、手遅れだったようです。
500: 本当にあった怖い
とりあえず私達はB君の部屋に集合しました。
部屋に入るなりB君はカーテンを閉めて一言
「すごくやばいことになったかも知れない」と言い、私達を部屋に残して自分の
母親を呼びに行くといって部屋を出ました。
入れ違いに青い顔をしながらCさんが来ました。
Cさんは「外を見た?」という質問を私とA君にして、私達が頷くと
「*****は見た?」と聞きました。
「*****って黒い物?」と私が聞くとCさんは頷きました。
二人とも頷きました。
少し間があって「目は合った?」と聞いてきました。
私は首を横に振り、A君は首を縦に振りました。
Cさんは泣きながら「ごめんね。ごめんね。」というといったん部屋を出て行きました。
雰囲気からきっとものすごく悪いことが起こったのだろうということは
容易に想像できました。A君は周りの雰囲気からかガタガタ震えていました
501: 本当にあった怖い
箇条書きでこの後起こったこと書きます。
・事件から3日後B君失踪。
・事件から1週間後お祓いを断られたA君逝去。変死体で見つかる
・事件から1ヶ月後?1年半 私、寺に預けられる。
・事件から半年後B君の変死体が海に打ち上げられる
・事件から一年後B君一家離散、その後次々に失踪、自殺
・事件から二年後寺を出た私、Cさんと再会。色々と聞く
・寺を出てから二年後、*****にまた狙われる。私の家族、失踪
・家族失踪から半年後Cさん失踪
・最近Cさん精神崩壊状態で発見。
以上です。
関わった人間は殆ど失踪か、お亡くなりになりました。
私の最後の希望だったCさんも精神がおかしくなり、ずっと壁のほうを見ながら笑っているだけです。
最後に何故これを書いたかというと、海に浮かぶ黒いもの。紫の空という条件を見たときは
これを思い出して欲しい。関わった人間の家族に至るまで没落しました。
まだ、私は狙われています。もう疲れました。
573: 本当にあった怖い
電話が苦手
昔から、電話が苦手なんだ
多分親戚が死んだって連絡が子供のころ、夜中にかかって来た事があるからだと思う
呼び出し音が響くと、毎回ゾクッと嫌な予感がするんだ
また、何か悪い知らせなんじゃないかって
俺はその時、休日だったから録画した映画をボーっと見てたんだよ
昼飯食ったちょっと後だったな
それで、まぁちょっとウトウトし始めたら電話が鳴ってさ
いつも通り嫌な予感を抱きつつ、電話に出たんだよ
「はい、もしもし、××です」
眠りかけてたのを邪魔されたし、多分ちょっと不機嫌だったと思う
時計見たら午後2時25分
電話の相手は男の声だった
その電話は、ただの宅配便の連絡だった
近くまで来てますので、これから窺っても宜しいでしょうか、って内容だった
574: 本当にあった怖い
「ええ、大丈夫です」
先日留守にしてて荷物受け取り損ねて、再配達を頼んでたからそれだと思った
「今家に居ますんで、はい、来て下さい」
それでは、って言って電話は切れた
夏でパン一だったから、ズボンちゃんと履かなきゃな、なんて考えつつ受話器を
玄関のベルが鳴った
早すぎる
俺の家はマンションの7階で、下に車停めて電話かけてきたとしても登ってくるのに一分はかかる
また嫌な予感がしてた
霊感とかは無いし、死んだらそれっきりだと考えてるけど、まぁオカルト話とかは好きでさ
お、とうとう俺もオカルト体験かな、なんてなんか冷静な所もあってね
受話器持ったまま、ソファにかけてあったジーンズ引っかけて、インターホンをとった
さっきの男の声で、宅配です、っていうから
「あ、はい。今出ます」
って答えて、もし強盗かなんかだったら嫌だし、玄関のゴルフクラブの位置を確認した
いざとなったら、って考えて
575: 本当にあった怖い
で、ドアの覗き穴から外の様子窺ったら、まぁ普通に宅配の人がいた
アマゾンのダンボール箱持ってる、制服で帽子被った人
俯いて、受取証? あの判子押すヤツとかチェックしてる
なんか拍子抜けして、顔を扉から離して、チェーン外して、鍵開けた
扉開けて、荷物受け取って、判子押して、まぁいつも通りだ
鍵閉めて、チェーンかけて、ソファに荷物投げて、腰かけた
映画を巻き戻さないとなーって考えて、コントローラー載せてる机に目をやった
受話器が無い
さっき、受話器を戻そうとしてベルが鳴って、どうしたっけ?
玄関から電話の呼び出し音が聞こえた
不安になってきた
日差しは強いけど、クーラーかけてたから、ちょっと寒かった
576: 本当にあった怖い
多分荷物受け取る時に、無意識に置いたんだろうと思いながら玄関に戻った
靴箱の上に受話器はあって、ピロピロ鳴ってた
こんな短時間に電話ってのも珍しい
リビングに戻りながら、手にとって、外線押して、耳にあてた
「もしもし」
「はい、もしもし、××です」
「は?」
××は俺の名字だ
「ええ、大丈夫です」
「え、ちょっともしもし?」
電話の向こうで、映画の音が聞こえてる
なんかヤバい
「今家に居ますんで、はい、来て下さい」
「いえ、ちょっと……」
電話の中と、目の前のモニターで同じ映画の、違う台詞が流れてる
なんか寒い
577: 本当にあった怖い
玄関のベルが鳴った
受話器から耳を離して、モニターを見たら、電話の中で聞こえてたのと同じシーン
インターホンに出たら、宅配便だって男の声
あれ、と思って部屋を見るけど、さっき置いたダンボール箱が見当たらない
「あ、はい。今出ます」
玄関に行って、さっきと同じように荷物を受け取った
どう考えても意味わからない
時計を見たら午後2時27分
受話器を戻して、映画を巻き戻した
映画のシーンで、経った時間を逆算しようと思ったんだ
最初に電話かかって来た時から、荷物受け取ってソファに戻るまでで大体二分半
そこから、二回目に荷物受け取ってソファに戻るまでが二分15秒
荷物は、ちょっとビビりながら開けたけどちゃんと自分が注文したスリッパだった
なんだったのか、結局良く分らない
583: 本当にあった怖い
読んだあと荷物届いたんでちょっとドキッとした
599: 本当にあった怖い
前やってたネトゲで見た粘着がすごいバイタリティでなんか異常な世界だったな
十数垢同時プレイである古参中堅プレイヤーが大勢に嫌われてるように演出
仲間内の新人に紛れてその人の言動監視
拾った言動は2chでその人になりすまして攻撃的な脚色つけて荒らし
ヲチ板のスレは完全掌握されていて、その人をどうやって退会に追い込むか議論するスレになってた
被害受けてる本人は黙々と調べていて結局一人の人間が一年半もの間すごいがんばってアンチ工作していて
影響されやすい新参やライト層が流されて集団心理が形成されてるってのが明るみに出た
約1年半も起きてる間のほとんどの時間を使って人を憎み行動し続けるってどんな状態なんだろうって思った
霊とか関係なさそうだけど、こういう病的な行動とる人とそれに多くのひとが影響されてしまう構図ってすごい怖い
ゲームの仮想空間だからよかったけど、現実の苛めや紛争でもそうやって作ってしまえるんだろうな
611: 本当にあった怖い
ちょっとおかしな現象に悩まされてる
一月に三回事故った
建設現場に行く途中で軽トラだった
三回目の事故の時には、結構ひどくて体のあらゆる部分がギリギリで
挟まれず、助手席にあったバールを使って何とかドアを蹴り破った
自分は追突加害者側だったので、相手側は「何じゃコラ」みたいに出てきたんだけど
軽トラの惨状を見て「早く病院に行って下さい」みたいになったのだが、何とも無いので
警察を待った。パトカーが到着し、私が軽トラ運転手と知ると何やら不審がって、後日
任意で事情説明を同意させられた
レッカー移動し代車に乗ろうと整備工場のドアを開けると左右が逆になってるんだ
例えるならショッピングやら駅やらで外に出たら左右の感覚が麻痺しているような
勝手知ったる街で、建物や風景的には右に行かなくてはならないのだが
今までそれは左にあったものなんだ
第一自宅を出た時から反対なんだから話にならない
病院にも行った、精神科も受診したが解らず仕舞
でもグーグルアースはちゃんと俺の記憶通りなんだ
670: 本当にあった怖い
中学生の時、腕を骨折して通院している時期があった。
ある日、病院内でジュースを買おうと、
通院中よく利用していた自販機(一番端の通路の行き止まりにある)に行くと、
二つあった自販機の横の壁に、ドアがあることに気付いた。今までその場所には結構行っていたが、
死角になっていたのか目に付かなかったのか、そんなものを見つけたのは初めてだった。
ただ、その時はあまり気にしていなかった。
さらにもう少し日が経って、もう退院間近となった日、
またジュースが飲みたくなってその自販機の前に行くと、例のドアが少しだけ開いていた。
一瞬、えっ?と思ったが、好奇心に負け、向こう側をちょっと覗いてみようとドアを開けた。
ドアの向こうにはかなり長い廊下が一本続いていて、人は通っていなかった。
突き当りに曲がり角も見えたが、どういう訳か廊下の電気が全て薄暗く、かなり見づらかった。
しばらく見ていたが特に何も起こらず、なんだつまらない、とドアを閉めようとした時、
突き当たりの曲がり角から人影が曲がってくるのが見えた。
人影はこちらに向かって歩いて来ている様だった。よく目を凝らしてみると、
まだ距離が遠くて表情は分からなかったが、その人影は片腕だけが異常なほど長く、
地面に引きずっていて、しかも何故か首を左右に振りながら歩いていた。
その不気味さに気付いてぞくっとした瞬間、ゆっくりと歩いていたそいつが、
変な大股?歩きになり早足でこちらに向かって来た・・・。
パニックになって慌ててドアを閉め、ジュースも買わずに待合室に走った。
その後そこには退院まで近付く事も避けていたので、結局あれの正体は分からないままだった。
生きていた人間だったとしても、そうじゃなかったとしても、もうあんな怖いもの二度と見たくない。
697: 本当にあった怖い
大学一年ん時の話
当時の彼女とドライブ中、軽い坂道を通った。
坂と言うよりは、軽い峠道に近い感じ。
その道の途中にある公園の入り口が、少々立派な入り口で
公園の名も、壁に付いた石板に彫ってあるような。
道路には俺の車と、後ろにもう一台
後ろの車のライトが、その看板の壁を照らした時に子供が走ってる影が映った。
そこで、俺はおかしい事に気付く。今まで走って来た道に
子供どころか、人なんか一人としていなかった。
隣の彼女にはその事を告げられず、「帰ろう」とだけ一言。
後から聞いたんだが、俺が帰ろうと言った時
物凄く肩が重かったそうだ。その時も影の話はこちらからしてない。
結構メンヘラな彼女で、話をした後の
リアクションが想像できなかったから、辞めておいた。
つづく
698: 本当にあった怖い
つづき
これが、土曜日の話で
週明けの月曜に登校した俺は
すぐさま、仲間内にこの話をした。
男女含め喫煙所に20人ぐらいがたまってたのだが
やはり、年の頃なら18?19
それはもう、「行こう!行こう!!」の嵐
実はこの時の俺、心霊現象には慣れっこ
その為、ドライブ中も冷静でいられた。
なので、こういうノリで霊を茶化しに行くのは本当に嫌い
というよりも、マジでなんかしらやってくるし
子供の影を見たこの場所、そこそこの心霊スポット
俺は、「お前らだって、人に茶化しにこられたらやだろ?幽霊だって同じだぜ?」
こう話をしても、Fランで馬鹿なのと
暑くなっていく季節も手伝ってか、やはり「行こう」コールは止まない。
仕方なく俺は、「わかった、なら問題の場所でハザードを焚く」
そして、そのまま走り去るってゆう条件で
愚かな奴らを連れて行くことにした。
つづく
699: 本当にあった怖い
つづき
車は三台、面子は12?13人
俺の→その時の親友の→ちょっと遠い田舎の奴の
っていう順番
俺が走り去る宣言をしたもんだから
俺の車、俺以外は全員女子wwwやっぱ怖いんだなと思いながら出発。大学からは3?40分もあれば全然着く
問題の場所で俺は、ハザードを焚きさらに窓を開け
手信号の左折の用に右手を出して指を指し
その場所を示した。
そしてそのまま二台目を置き去りに走り去る
問題の場所から先は本当に峠道みたいな感じ。
湖付近の為、信号もなく走りやすい。
軽快に飛ばしてると、携帯に着信
二台目の助手席に乗ったデブからだった
つづく
700: 本当にあった怖い
つづき
デブ「やばいやばい!やばいよ?!」
俺「どうした?」
デブ「#♂ヽ●%&¥┣」
俺「落ち着け」
デブ「ダッシュボードが!!」
俺「わかった!とりあえず待ってるからズーッッと道なりに来い。一本道で湖の回りだから、くねくねするし停車できる所も無いから大分先にいると思うが待ってる。運転してるHにそう伝えろ」
そこから俺は、追い付かれまいと飛ばすに飛ばした。
電話がくる前は女子が乗ってるから、車体が揺れ無いようにと
気を使ったが、今はデブとその親友をちょっとでも長い間
不安にさせようとアクセルを踏み抜いた
ここで、停車して待てんじゃん!と言う直線の5kmぐらい
先で俺は停車をして待っていた。
つづく
701: 本当にあった怖い
つづき
15分ぐらいで、二台目と三台目が到着。
話を聞くと
俺が合図をした後、二台とも少しだけ停車をし
問題の看板を見に行ったそうだ。
話を聞いてるせいか、異様な雰囲気の為か
それ以上公園には踏み込まず、帰ろうという話になり
車に乗り込んだ、発進するとすぐさま
二台目の車のダッシュボードの上のムートンが跳ね上がったという(当時でもムートンはちょっと時代遅れ感があったが)
俺「へ?」といい跳ねた場所を見てみると
フロントガラスの下の方に子供の足ぐらいの
小さな足跡がくっきりと
イタズラ書きとかそういうレベルではない
足で踏んだ感じの跡。しかも両足
土踏まずは無く描いた痕跡も無い。
つづく
702: 本当にあった怖い
つづき
俺「足跡ついてんじゃん。マイミク申請くるんじゃね?」
一同、固唾を飲んで何も言えない。
俺はどんずべった事に落ち込んでたが
二台目の車両の持ち主は、その中では一番の親友
俺「H!汚れかもしれないからワイパーかけてみ」
とワイパーをかけさせる。が、消えない。
続いてデブに
俺「Fちょっとティッシュで中から拭いてみ。大丈夫だって」
デブが恐る恐る中から拭う
足跡が綺麗に消える。一同、固まり尽くす。
俺「馬鹿にしたり茶化したりするとこういう事がある。だから俺は嫌だったんだ。」
続けて
俺「H大丈夫だから気を付けて帰ろう。この道まっすぐで大きい交差点左で、もうわかるから。ゆっくり来なよ」
ここでも俺、正直足跡には疑いがあったが
帰りに、H
ハンドルが何故か右に切れなくなり、左側のフロントバンパーをぶつける。
大事には至らなかったが、フロントガラスに足跡がついたのも左側だった。
おわり
-->
- Tweet
-
-
-
-
この記事が気に入ったら
イイね!しよう
不思議.netの最新記事をお届けします
おススメ記事ピックアップ(外部)
「洒落怖」カテゴリの最新記事
「洒落怖」の記事一覧
おススメサイトの最新記事
コメント
1 不思議な
今回のまとめは、書き手に日本語不自由な人が多すぎる。
2 不思議な
※1
「日本語不自由」ではなく「日本語が不自由」だ
3 不思議な
なんで幽霊は困ったちゃんなんだろ?
4 不思議な
最後の話微妙やな...
5 不思議な
作者名がない本が図書館にあったことあるわ。
背表紙に題名書けるか書けないかの厚さで、黒っぽい紺ぽい色で、金で題名が箔してあった。
旧漢字表記で、覚えてるのは「楽」と「之」。
自分の中学で見つけてほっといたんだが、小学校の図書担当先生を訪ねて図書館で遊んでたら見つけて、先生に言った。
市内小中学校全部の図書館にあったらしい。
最初「同人誌とか自費出版かな」って先生と話してたんだが、後で聞いたら聞いたこともない宗教の啓発本だったらしい。
誰が公立の小中学校の図書館に忍び込んで置いてったんだ、って、図書担当教諭と上層部は大騒動だったらしい。
6 不思議な
山崎豊子の名作がなんでそんなことに…
7 不思議な
裏世界の混沌とした世界観好きだわ
8 不思議な

続き・詳細・画像をみる


【悲報】宮迫の契約解消の撤回の撤回を検討wwwwwww

日本って実際車メーカーが多過ぎね?

藤原書記「むしろ苦手なものを一生懸命克服しようとする男の子って私的にはアリですよ?」白銀会長「うぐ……だがそれじゃだめなんだ」

運動しないダイエットで-30kg達成したわいがコツ教えたろか?

『ライザのアトリエ』謎を秘めた女戦士「リラ」(CV:照井春佳さん)公開!全身黒タイツのふんどしだった!

アウディ、クーペSUV「Q3スポーツバック」発表!

「水商売」と聞いて思い浮かぶ職業

結局一番おいしい「ペットボトル緑茶」ランキングwwwww

室井佑月「たぶん、おなじ意見の人多いと思うけど、もう山本太郎ちゃんに関して不安要素ないんじゃね?」

弘法が筆を誤るがごとく。ハムスターも乗りなれた回し車を誤ってしまう

【悲報】ワイ、スロで35,000円負けて涙目ATM

ベイスターズ、ガチのマジで強い

back 過去ログ 削除依頼&連絡先