『被害のない集落』『ケイコさんの話』『浦島太郎のような話』他 海にまつわる怖い話・不思議な話back

『被害のない集落』『ケイコさんの話』『浦島太郎のような話』他 海にまつわる怖い話・不思議な話


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被害のない集落
去年のことなんだけど
友人と震災後の石巻に行ったんだ
何時間かタクシーを借りて震災後の石巻を巡ってもらうっていうので
私は今は特に感じないんだけど幼い時は色々なものを見る子だったので
あまり気が進まなかったんだけどね
で、実際私が何か不思議な体験をしたというわけじゃないんだけど運転手さんに聞いた不思議な話
生徒のほとんどが亡くなってしまった小学校を見せてもらったあとなんだけど
周りがほとんど津波流されて何もなくなった地帯が続いていたのに
明らかに周辺より一段低い土地にもかかわらず丸ごと綺麗に何の被害も受けてない集落があってびっくりした
運転手さんにこのあたりは特に被害が無いんですねって聞いたら
不思議なことにこの周辺はこの集落以外ほとんど流されたのにここだけ無事なんだよって言ってた
このあたり低い土地なのに不思議ですねって返したら
ここの集落は年に何度も菩薩様(観音様??記憶があいまい)を祀っているんだよねって
そのおかげかもね?って言ってた
本当にその集落のすぐ近くはごっそり流されてたのでびっくりした
ほんと更地なの周りは
海岸からとても近い集落な上に周辺より低い窪地みたいなとこなので余計に不思議だったよ
運転手さん自身は色々なものを頻繁に見るようだった
昼間走ってもらったんだけど夜はこのあたりは絶対通らないよ?とか何か所かで言ってたな
海怖シリーズ
http://world-fusigi.net/tag/海にまつわる怖い話
引用元: ・海にまつわる怖い話・不思議な話 19
889: 本当にあった怖い
「ケイコさんの話」
?
うちのばあさんは四国のとある港町で料理屋をやっているんだが、
そこで常連としてよく来ていた、水産会社の社長から聞いたという話。
その社長曰く、あるころから、会社の事務所に女の幽霊が出るようになった、
と言う。といってもいわゆる貞子とかあーいうおどろおどろしい感じではなく、
たまに事務所に現れては、儚げな表情で遠くを見つめて佇んでいるだけ。
それも昼間から。もちろん幽霊なので見えない人には見えないし、
見える人も最初は驚いたものの、誰かを恨んでいる様子でもなくただじっと
そこに立っているだけなので、だんだん気にならなくなっていったそうだ。
890: 本当にあった怖い
?
社長もそのうちの一人で、あまりに普通にいるもんだから、その幽霊に
「ケイコさん」と名付け、「今日もケイコさん来てるなあ」という会話が
職場で共有されるぐらい、当たり前の存在になっていった。
その会社の事務所は船着き場に併設してあって、海上で作業がある時は
事務所の裏手から直接船に乗り込む形になっているんだが、ケイコさんは
そのうち、裏手のコンクリの縁に立って海を眺めていたりとか、出没する
場所もちょっとずつ増えて行って、しまいには皆が船に乗って出ていく時には、
気が付いたら船の甲板に立っていた、なんてこともあったらしい。
891: 本当にあった怖い
?
それも段々当たり前になっていった頃、いつものように社員数名と
社長で乗船し出港したところ、甲板の端っこに、またしてもいつのまにか
ケイコさんが立っていた。この頃には社長もすっかり慣れてしまっていて、
「おーケイコさん今日も来たかー」なんて呑気に話しかけていたそうだけど、
ケイコさんは顔色一つ変えず、いつものように遠くを眺めていた。
同乗していた社員もその時は大半が見える人たちだったそうで、いつもの事と
特に気にも留めず、作業を続けていた。
ひとしきり作業を続け、そろそろ会社に戻ろうか、という時、社長がふと
ケイコさんの様子を見ると、相変わらず遠くを見つめてじっと突っ立っていたが、
次の瞬間、ふい、と首を傾けて、斜め上の方を見やった。社長も、それを見ていた
他の社員もつられてケイコさんの見た方向を向くと、何と目の前には見上げる
ばかりの巨大なタンカーがすぐそこまで迫っていて、衝突目前のところまで
来ていたそうだ。
892: 本当にあった怖い
?
なぜ気づかなかったのか、社長も社員も驚くどころの騒ぎではなく、
身構えて船のへりに掴まったり、その場に転げ落ちたり、社長は社長で、
もう間に合わないがせめて少しでも回避できないかと、大慌てで操舵室に 駆け込んだ。
もうぶつかる!という瞬間、ふと視界の端にケイコさんの姿が映った気がして、
反射的にそっちの方向に目をやると、さっきまでそこにいたはずのケイコさんが
いなくなっていた。あれっ!?と思ったのもつかの間、ついそこまで来ていた
タンカーも、同時に忽然と消えていた。一瞬の出来事に全く事態を飲み込めず、
一同しばらく呆然としていたが、その後は特に事故もなく、無事に帰港する事が
出来たそうだ。
893: 本当にあった怖い
?
それからというもの、ケイコさんは事務所にも、船にも現れなくなった。
かなり入り組んだ内海なので、あんな巨大なタンカーが航行してくるとは
考えられない。あのタンカーは幻だったのか。ケイコさんはなぜこの事務所や
船に現れ、そして突然姿を消したのか。何もかも謎を残したまま、それを
確かめる術もなく今に至る、とのことだ。
まあこの話をばあさんから聞いたのは小学生か中学生のころなので色々
記憶を補完しているところがあるかもしれないが、何のオチもなく、
ネタばらしもなく、ただモヤモヤする話で申し訳ない。
ただ何かを待つように、遠くを眺めて佇むケイコさんの姿を想像すると、
何とも言えない不思議な、少し寂しいような気持になる。
898: 本当にあった怖い
>>889
確かに怖くはない。むしろ不思議な話だけど好きだな。
投下してくれてありがとう。
606: 本当にあった怖い
托鉢の僧侶
海の話です。
本土の漁村の沖には島があり、そこにも人が住んでいました。比較的大きな島で、全体に集落が五つほどありました。その島の最も大きな集落に、ある日、托鉢の僧侶がやって来ました。
初老で痩せた彼は、静かに家の前に立って経を唱えます。なにがしかの施しをするものもいましたし、無視するものもいました。彼は、無視されたら、静かにその家の前を立退き、次の家にいって経を唱えながら立つのです。
そうして、集落で一軒一軒まわって、次の集落に徒歩で向かいます。十日ほど見かけられましたが、その後、姿を消しました。ああ、船で本土に帰ったのだな:と皆思ったそうです。
直後、島のAさん(男)が死にました。年寄りでもなく元気だったのに急に熱をだして死んだ。
それから1年経って、またその旅の僧侶が島にやって来ました。一年前と同様に、島の集落を一戸一づつ回りました。すでに秋口になっていました。彼が去ると、今度は、Bさんが死にました。
Aさんとは別の集落の人です。村人たちに噂がたち始めました。
(つづく)
607: 本当にあった怖い
(つづき)
「あの坊さんは、どこからやってくるのだろう?」各集落の人が会って話をしても、だれもその僧侶を船に乗せてきたものがいないのです。さらに、彼らはこのようにも考えました。
「あの坊さんが来ると、必ず島のものがだれか一人死ぬ」と。
三年目に、また僧侶がやって来ました。島の人々は恐れ、不安が広がりました。二度あることは三度ある。また、誰かが死ぬのではないか?一体、この僧侶はどうやって島に来て、どうやって帰っていくのか?島のどこに寝泊まりしているのか?もうこの僧侶に施しをするものもいませんでした。
家のなかから厳しく、「なにもでないぞ!」と叫ぶのが常でした。島の人々は、僧侶の寝泊まりしている場所をさがしましたが、どこにもそのような跡はない。僧侶のあとをつけていく者もいましたが、彼は山の斜面を驚くようなさで登って行き、追手を振り切ります。その後、島の裕福な家の長男が死にました。島の人々は、本土の村で、真剣に僧侶について訪ねました。
だれが島に彼を連れてくるのか?しかし、どの村でも「そんな坊さんは見たことがない」
といいます。何年もそのような僧侶はどこにも来ていなかったのです。
(おわり)
817: 本当にあった怖い
二人の少年
仕事先で聞いた話
そのお婆さんは若い頃海女をしていたそうだ
世の中好景気で、年の若い海女もびっくりするぐらい稼ぎが良かった
彼女の土地の海女はまだ素もぐりで、介添え人はいなかった
その日は海も穏やかで、朝からよく獲れた。彼女は、普段行かない漁場に行った
小さい岬を巡った先に岩礁がある。潮の流れが複雑なのと海面ぎりぎりの岩もあるので危険だと避けられている場所
しかし大きい獲物が見込める場所だったそうだ
潜ると面白いように獲物が見つかる。最後に潜った時に、不思議なものを見た
麦藁帽を被った少年が二人、虫取り網を持って走っていたそうだ
ぞっとして、気づかれないように舟に上がり。気を落ち着かせながら浜に戻った
その後は何事もなく、何度か潜ってみても二度とその光景を見なかったという
あの頃はまだ狐や狸に化かされたという話があったけど、海の中でもそうだったのかねぇ
そう話す彼女の、懐かしそうな楽しそうな顔を今でも覚えている
909: 本当にあった怖い
鱶の幻
人を襲って食った事のある鱶は幻を見せるという
新潟の某所での事
父子で夜の漁に出ていたら、船の進路の先にいきなり島が現れた
岸壁に打ち寄せる波も、上から落ちてくる滝水も本物の島と違いがない
岸壁は目前でこのままだと激突する、息子が慌てて舵を切ろうとしたとき、
父親が叫んで言った「怯むな!突っ込め!」
息子は船と一緒に沈むのを覚悟してそのまま進むと、島はふっと消えた
あまりの不思議にぽかんとしてる息子が気がつくと、周辺は岩礁が目立ち、
座礁の危険が迫っていた
913: 本当にあった怖い
>>909
興味深い話だなあ
611: 本当にあった怖い
泳ぐ人
海の話です。
昔は、手漕ぎの船(帆付き)で沖に漕ぎだして、漁を行っていました。
その日も、その漁民は、沖に漕ぎだして漁をしていました。波は低く、穏やかな日でした。
彼は、釣り糸の様子を見ていましが、突然視界を横切るものがあり、驚きました。
それは、泳いでいる人。男か女かわかりませんが、裸の人間が船の下をくぐって泳いで行ったのです。そこは、海岸からかなり離れた沖合なので、人が泳いでくるのは珍しい、というか、ありえない。近くに他の船もいない。唖然として見ていると、さらに驚くことが。
船の前後をたくさんの人間が泳いでいきます。みんな、沖合に向かって同じ方向に泳いでいったそうです。その時に見た「泳ぐ人」は、20人以上はいたということです。
櫓で海面を叩いて気づかせようとしましたが、漁師は怖くなりました。この人数の人間が自分の船にかきついてきたら大変なことになる:と考えたからです。
彼は、船に座りこんで、泳ぎ去る人間たちを見ないようにして、また、彼らに見られない
ように祈りながら、その場をやり過ごしました。色の白い人たちだったそうです。
(おわり)
669: 本当にあった怖い
白い服の女性
高校1年の夏に、友達Aに誘われて、A親とAと俺の3人で九十九里浜の海辺の別荘に泊まった。
2日目の夜21時ごろ、一晩中ゲームをする約束だったのに、Aが先に寝落ちしてしまった。
まったく眠気がなかったので。暇をもてあまして、「散歩に行ってきます。」とA親に伝えた。
「どこ行くの?」と聞かれたので、砂浜のほうにと言ったら、「暴走族には気をつけてね。」といわれて
とりあえず懐中電灯を持って、出かけた。
A家の別荘と広い車道を隔てて駐車場、砂浜とあるのだが、その駐車場近くににある小山の上で風にでも当たろうかと思って向かっていった。
車道沿いに歩いていると、波の音がとても大きくよく響いて、暗さ相まって自然は怖いなーなんて思ってた。
車道のトンネルを抜けると、街灯がそこからなくなった。
都会育ちだった俺はビビりつつも懐中電灯をつけて小山に向かっていたが、
その日は月のない夜で、懐中電灯の明りも心細いものだった。
広い駐車場を歩いていると、10m先の地面もまともにみえず、すぐ先の小山の輪郭も見えなかったので
ビビって道を引き返そうとした、その時、一台の白塗りの車が砂浜にぬけて行くのが見えた。
人の気配を感じたおかげで少し気持ちも落ち着いて、改めて砂浜を散歩しようかと思い、そちらに向かった。
670: 本当にあった怖い
砂浜をしばらく歩いているとさっき通った車のタイヤの跡があった。
それで、自分と30mほど離れた波打ち際を、俺が来た方向に歩いていく白い服の女性を見つけた。
その近くには、おそらくさっき通った白塗りの車が止めてあり、俺と同じく散歩に来た人かな? 
ぼーっとそんなこと考えてライトを当て続けていた自分に気づき、あわててそらした。
そして、気づいた。
なぜこんな暗いのにライトも持たずに波打ち際を歩いているんだ?と
海は真っ暗だ。九十九里浜は波が強い、危ないんじゃないか?もしてかして入水自殺?と思い、
その女性のほうへ歩いていった、その時、
ブォォン・・・と、音がしたほうを振り向くと一台の車が俺が来た方向に走っていくのを見た。
ここらへんは人気の割に車が通るのかと再び振り返ったとき、その女性は姿を消していた。
一気に心臓が跳ねた。しばらくその場で放心していたが、白塗りの車のほうに歩いていくと、
それは車ではなく白の用具入れだった。
冷や汗もぶわっと出てきた。
さっきのは見間違えか、それとも本当に入水してしまったのか。
とりあえずさっきと同じように元来た道を歩くと、確かに白い服の女性と見間違えるようなものはなく、
真っ暗な海だけがあった。そこで恐怖心は限界を迎え、本気のダッシュで友達の別荘へ逃げて帰った。
帰って、A親にその話をすると、小馬鹿にされたが、鮮明に覚えており、長時間自己催眠陥ってたとは考えにくい、
あの時見たのは、女性が入水自殺をした瞬間なのか、それとも、他の何かなのか・・・・・・。
623: 本当にあった怖い
浦島太郎のような話
海の話です。
浦島太郎は、有名な竜宮伝説の一つですが、似たような話があります。
漁村の若者、茂吉さんは、とても快活な好青年でした。結婚して娘が一人いて夫婦仲もよく、若いながら村でも信望を集めていて、いろいろと世話役としても信頼されていました。
ある日、茂吉さんが漁にでたまま帰らないことがありました。
夜になっても帰らない。村人が船を出したり、海岸を歩いてさがしたところ、彼の漁船(小さな船)が無人で漂っていたのが発見されました。茂吉さんは見つからない。
二日後の朝、茂吉さんは、海岸で座りこんでいるのを発見されました。健康に問題はありませんでしたが、彼は人が変わったように無口で陰気な感じになっていました。
家族に対しても愛想が悪く、人とほとんど口を聞きません。「ああ、うぅ、」というばかりでした。記憶喪失か?というとそうでもなく、自分の家のこと、村のこと、仕事のことなどは覚えていて、問題なくこなします。ただ、無口でよそよそしい。遭難して少し頭がおかしくなったのか?とも村人たちは思いましたが、字も書けるし計算もできる。
(つづく)
624: 本当にあった怖い
>>623
(つづき)
茂吉さんの両親や妻は、彼の変貌ぶりに当惑し悲しみましたが、本人は気にしていない様子。
それで何年かたった時、茂吉さんは徴兵されて支那へ。彼の戦死通達が届きましたが、それと同じくらいの時に、茂吉さんから家族に向けての手紙も届きました。
手紙には、次節の挨拶と現地(支那)が自分の漁村とどんなに違うか:ということが書かれており、次のようなことが書かれていました。
自分が、漁で遭難して帰ってから無口になり、あまり家族と良く接しなかったのはわけがある。
茂吉さんは、突風によって回転した帆にあたって海に落ちました。それくらいは何のことはありません。すぐに船に上がろうとしましたが、後ろから何者かによって、海に引きずり込まれたそうです。手足や肩を掴んでくる者を水中で蹴って振り払おうとしましたができず、気を失いました。
気がついた時には、大きな屋敷の広い座敷に寝ていたそうです。助かったと思っていると、数名の男が一人の少女をつれてふすまを開けてやってきました。
そのなかの一人が言うには、「おまえは、この少女と夫婦になって、ここで暮らせと」。
それだけを言うと、男たちは退室し、10歳ほどの少女だけがのこされました。
(つづく)
625: 本当にあった怖い
>>624
(つづき)
茂吉さんは当惑しましたが、気丈さを取り戻し、少女にここはどこだ?彼らは何者だ?と訪ねましたが、少女は、何も言いません。どのくらい時間がたったのかわかりませんが、再び一人の男が食事をもってきました。
その時、茂吉さんは、その男に、早く自分の家に返してくれ、ここで住むつもりもない、この少女と夫婦となる気もない、と強く言いました。男は、無関心に退室しましたが、今度はその少女が口を開きました。
「おまえはなんと憎いことよ。我々の申し出を断るとは。それほどなら返してやる。しかし、今後、お前が幸福を感じたら、お前の幸福の源(家族でしょうね)を断つぞ」と大人びた口調で言ったそうです。その後の記憶は茂吉さんにはなく、気がつくと、海岸で村人に保護されていたと。
その後、少女の話が気になって、家族のもとに帰っても無愛想で無関心な態度を貫いたのだとのことでした。家族に対して、そのような態度をとって悲しませたことを申し訳ない:と述べてあったそうです。普通は、あまり細かいことを書いた手紙は軍の検閲に引っかかってしまうのですが、この手紙は、そのまま届いた(と思われる)そうです。
戦争が終わって、茂吉さんと同じ隊にいた兵士が訪ねてきたそうですが、彼によると、軍隊での茂吉さんは、とても快活で他人にも親切で、勇敢に戦って戦死したとのこと。
その姿は、遭難する前の茂吉さんであったと、家族には感じられたそうです。
(おわり)
956: 本当にあった怖い
持ち主は・・・
新潟県笠島の猟師さんに聞いた話。
お盆には誰もが漁を休み、舟は出さないものだが、自分(猟師さん)は1度だけ出したことがある。
盆の15日の晩で月はなく、星明りだけで暗いが、庭みたいに慣れた湾内なので問題なく雑魚を釣っていた。
結構、当たりがあって時間を忘れていたが、ふとみると波の合間にかなり大きな真っ黒で丸いものがあって、じりじりとこっちにちかずいてくる。
ゾワッと鳥肌が立った。
「海坊主?」
お盆の海で自分しかいない、ということが頭に浮かび、あわてて岸へ逃げ帰った。
「怖かった?」ってことでフトンを引っかぶって寝てしまったが、やっぱり気になって次の朝、昨日の現場に行ってみた。
なんのことはない、誰かがしかけた仕掛けの黒くて丸いウキだった。
「だけど不思議なのは、仕掛けのウキは目立つように黒は使わない。それにあんなところに仕掛けはしない。
一番おかしいのは、その仕掛けが誰のか、持ち主がいないってこと」
699: 本当にあった怖い
軍人御殿
海の話です、かね?
漁村を見下ろす丘の上には、小さな林と「軍人御殿」と呼ばれる古いお屋敷がありました。
お屋敷は平屋ですが、べつに土蔵もあり、白壁で囲まれていました。うしろに林、前には海を一望しています。
その屋敷は、戊辰戦争の時に功績をあげた軍人が別荘として建てたものだと言い伝えられていました。その軍人が亡くなったあと、家族からは、その別荘は忘れされたように使われることはなく、人手に渡りました。
地元の金持ちや代議士などが住みましたが、数年長くても十数年住んだあと、手放してしまいます。別に、その屋敷に住んだ者たちが短命というわけではないのです。ただ、屋敷を逃げ出してしまいます。
数家族が住んだあと、地元の裕福な商人が別荘として入手します。彼は、女中や小間使いを引き連れて越してきました。彼らのための別棟を建てることもしました。
女中の一人は、この漁村の出身のものだったのですが、彼女が親族に語るに:『あの屋敷には幽霊が出る。いや、幽霊というものとは違うのかもしれない。普通の姿をした人間が、夜といわず昼といわず、いろいろな場所に出没する。』何か悪さをするのか?
(つづく)
700: 本当にあった怖い
>>699
(つづき)
『それが、まったく何もしない。まるで生きている人間のように、食事をしたり、廊下を歩いたり、風呂にはいったり、応接間で歓談していたりする。』
その「幽霊」は、男か女か?
『それが、いろいろなものがでる。若い男たち、女たち、老人ら、子供たち。』
それでは、気が休まらないではないかw?
『そうだ、その商人の家族や使用人たちはとても恐れている。現れる場所も時間もばらばら。その兆候もない。』
皆がそれを見るのか?
『そうだ。全員が目撃している』
その主人は、気丈な人であったようで、警察に届けて、また、いわゆる探偵業者のような者たちにこの現象を調査させました。警察官は、それを目撃しましたが、捕縛することもかなわず、無力でした。しかし、探偵は成果を出しました。
その屋敷に現れる老若男女は、どうも、その屋敷に以前住んでいた人々だということが分かりました。では幽霊か?
そのとき他界していた人もいましたが、まだ、別の土地で存命なものもいました。
では生霊なのか?
(つづく)
701: 本当にあった怖い
>>700
(つづき)
そうとも言えない、ということが分かります。存命中に人間に面会して話を聴いても、別に、その屋敷に現れる人間は、その屋敷に執着もしていないし、なんの恨みもない。
ただ、言いづらそうに述べた、その屋敷から出て入った理由は、『同じような幽霊?が出るので、気味悪いので屋敷を手放した。何の害もなかったが・・・』という。
その家は、そこに住んだ人間とその生活を「記憶」していて、それを「思い出している」のだろう:ということでした。
その屋敷を商人は手放したそうです。
(おわり)
703: 本当にあった怖い
>>701
ドッペルゲンガーとか人間の姿を真似るモンスターみたいなのが大量に出現した可能性もあるね
731: 本当にあった怖い
UMA?
UMAスレかここかどっちに書くか迷ったが投下
先月夜に岩場にダンゴウオを採集に行ったときのこと
ダンゴウオが何かわからん人はググッてくれ
場所は北関東
仲間と3人で磯を懐中電灯で照らしながら海藻をアミでこそげてたら
潮だまりに白く光るものがいた
それが長さ40cmくらい直径10cmくらいの真っ白い袋をいくつもつなげたような生物?で
その袋がバナナの房を並べたみたいになってる
描写力がなくてすまん
とにかく見えているとこだけで2mはあって、それが岩の陰に続いていた
白い袋は何十本あるかわからないぐらい
それが左右にのたくりながら白く蛍光したみたいに光ってる
驚いて仲間を呼んだら一人がきて一緒に見た
それは気配に気づいたのかグルングルンと動きながら深みに泳いでいって沈んで消えた
たぶん5mくらいの長さで目とか口があるようには思えなかった
携帯は持ってたけど写真は撮れなかった
帰ってから図鑑で調べたがそれらしいものはない
つか海水魚飼育のグループだから海の生き物は詳しいんだけど誰もわからない
ある種のウミウシに似てないこともないが大きさがまったく違う
何か分かる人がいたら情報希望
732: 本当にあった怖い
その三分の一くらいのサイズのなら見た事も採った事もあるんだけど。
クラゲみたくに半透明で同じく節のあるホース状のやつ。
バケツに入れてたら節の部分からブツ切りホース状に分離して
それぞれがスイスイうごめいてた。
なんだったかの幼生だとか漁師の方に聞いたんだけどな・・忘れてしまった。
758: 本当にあった怖い
今年に入ってからの大王イカの水揚げ量が怖い
実はそんなに個体数少なくないのかね
759: 本当にあった怖い
最近有名になって目立つから、港まで持って帰る数が増えただけではないかと・・・
実は、昔から漁師に知られているけど、「ぜったいに陸に持ち帰ってはならない」
ものがあるらしいんだが・・・・(漁師の爺さんに昔聞いたことがある)
763: 本当にあった怖い
>>759
こういう話は個人的にときめくな
768: 本当にあった怖い
>>759
漂流物じゃないの?後の始末が面倒だから、見つけても無視しろ。という土地も多い
江戸時代、漂着物は村役人に届け出るだけでよかった。
 取調べの後で物を下げ渡されたり、褒美の品が渡される事もあった。
漂流物は数段面倒になる。村役人に届けでた後、色々詮議があって何度も呼び出される
 呼び出しには名主や庄屋がついていくし、村役人がついて城下まで行く事もあった
 (届け出た奴が海賊という可能性もあるから、徹底的に調べられる)
 拾ったら直ぐに届け出る必要があるから、引き上げた当日の漁は中止
 呼び出しに直ぐに応じる必要があるから、詮議が終わるまで漁にも出られない
詮議が終わった後で、褒美がもらえるが、面倒すぎるから漂流物は無視しろ。という土地も多い
土左衛門は、身元が判明したら船主や遺族から礼金が貰えるし、藩から褒美も貰えるので、
 港に連れてかえる事が多かった(土左衛門に言い聞かせて、漁の後に回収して引き上げる)
762: 本当にあった怖い
土左衛門だろ。
女の土左衛門を持ち帰ると豊漁、男の土左衛門だと不漁になるとかも言うな。
770: 本当にあった怖い
陸(おか)と海の間には、いちおう結界というのがあって、それを無視して相互に「あるたぐいの物」を通行させるのは禁忌だ:ということを昔の漁師に聞いたことがある。陸から海へ、海から陸へ:ということなのだが、漁師たちは陸にいる存在なので、特に「海から陸へ持ち込まれる」遺物を恐れたと。このような禁忌は、戦前までは辺鄙な漁村には残っていたこともあるのだそうだ。
771: 本当にあった怖い
>>770
「海から陸へ持ち込まれる」遺物
は、
「海から陸へ持ち込まれる」異物
と修正します。
別に、遺品や遺体などを持ち込むことは禁忌ではなかったそうだから。
795: 本当にあった怖い
虚空太鼓(こくうだいこ)
毎年6月頃にどこからともなく太鼓のような音が聞こえてくるという怪異が伝わっている。これは、かつて芸人一座を乗せた船が時化に遭い、太鼓を鳴らして助けを呼びつつ海に没したことがあり、以来その季節になるとその太鼓の音が海から鳴り出すのだといわれている。
904: 本当にあった怖い
水死体発見
ふざけんな。釣り行って10分で水死体発見して警察沙汰だよ。
つーかなんでウキ寝るんだよ。あそこ仕掛けが下につく深さじゃないだろ。
905: 本当にあった怖い
>>904
kwsk
906: 本当にあった怖い
>>905
kwsk言ってもなぁ。初めて行った漁港で第一発見者になったんだよ。
死体の状態は省くけど、見つけるまでの過程がオカルトだったよ。
仕掛け組んで釣り開始→浮きが寝る。(浮きは重りが合ってないか底に着くと寝る)
仕掛け最初浮き下2mくらいだったけど、底が浅いと判断して1mに変更、でも寝る浮き。
この場所浅いのか・・・とか思って場所移動。仕掛け投げてもやっぱり寝る。
おかしいと思ってリール巻いてたらね、気づいたんだよ。
足元に浮いてる死体に。
その後警察に連絡したりサイレン鳴らして走ってくるパトカー3台来たりで大変だった。
警察が漁港の人に船出せるか回収できるか確認してた。
ここ浅いから無理だろうなーとか思って聞いてたら、漁港の人が警察に言ったのよ。
「ここの水深は5?6mあります。」
・・・じゃあなんで浮き寝たんだよって話。
907: 本当にあった怖い
そうだったんだ、乙
それにしても不思議だな、まさか錘が軽すぎだったとかのオチじゃ…w
908: 本当にあった怖い
>>907
重りが違ってたって事はないよ。後日行ったとき同じ重り使ったときはちゃんとウキが立ったからね。
しかしウキ寝て場所移動したから見つけたんだよね。軽く呼ばれたのかもしれん。
976: 本当にあった怖い
オカルトではないのかも知れないがお盆にばあちゃんから聞いた話
婆の母、曾祖母から聞いたと言うけどどうなんだろう
船より大きいクラゲがカジと船体に絡まってそのまま陸まで曳航してきたという
大王イカくらいのそのクラゲは検分役人来た時にはデロデロになっていて調書とられたそう
997: 本当にあった怖い
おかしな死体
海の話ではなく、川の話です。
私の祖母が子供だった頃、住んでいた村は、比較的大きな川の近くにありました。
北海道です。
当時は、河川改修などほとんどされておらず、大雨が降ったりすると危険な存在だったそうです(いまもそうですが。)上流で雨が降ると泥で濁った水が流れてくるのですが、たまに、動物(エゾシカなど)の死体が流れ下ってくることがあったそうです。たまに、人間の死体が流れてくることがありました。
周りの樹木の破片などといっしょに流れてくるので、かなり傷んでいる死体がほとんどだったと語っていました。しかし、ある時(夏だったと言っていたと記憶しています)、おかしな死体が流れてきました。
どう見ても人間なのですが、硬い鎧のようなものを上下に着ていて、大きな口には太く尖った歯が並んでいたと。不思議なのは、その死体には、目も鼻も耳もなかったそうです。
べつに傷んで脱落したのではなく、孔もなく、まったくないつるんとした状態だったそうです。
当時は、警察の取り調べもあまり厳密ではなく、身元もわからないので、地元の寺の墓地に埋葬したそうです。当時は土葬だったそうで、あたらしく遺体を埋葬すると土饅頭ができて、埋められた遺体が腐敗して体積を減じるとその土まんじゅうが平らになるのですが、その死体を埋めたところは、いつまでたっても平らにならなかったとのこと。
鎧のようなものは、死体から剥がせなかったので、そのまま埋めたので、それが原因ではないか?と寺の住職は、語ったそうです。
998: 本当にあった怖い
興味深いお話だ
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コメント
1 不思議な
>>973の話が本当なら、何故その状況で無事だったのかを徹底的に調査されて、話題になると思うんだけど…
2 不思議な
石巻神社、石巻高校周辺のことかな
3 不思議な

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