静香「はぁ…プロデューサーったら」 志保「……」back

静香「はぁ…プロデューサーったら」 志保「……」


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ガチャ
静香「はぁ…」トボトボ
静香「もう……」
志保「何?」
静香「きゃっ!? し、志保…居たなら言ってよ…」
志保「あなたの視野が狭かっただけじゃない。私はさっきからここに座って雑誌を読んでいたわ」
静香「そ、そう…ごめん…」
志保「それで、何よ。劇場に入ってくるなりため息だなんて、ちょっと気が抜けているんじゃない?」
静香「……」
志保「…何か悩みでもあるの?」
静香「えっと…」
志保「それなら…その、私が話を聞いてあげてもいいけど」パタン
静香「…本当?」
志保「か、勘違いしないで。その調子のままレッスンに取り組まれても他のアイドル達に迷惑がかかるからよ」
志保「…だから静香が良かったら話して」
静香「志保…ありがとう…」
----------------------------------------------------------------------------
2: 以下、
静香「実はね。今日の午前中にあった撮影の話なんだけど…」
静香「もうっ、プロデューサーったらその現場に遅刻してきたの…あ、私は先にタクシーで到着してたんだけど…」
静香「なんでもこの劇場にいるこぶんって猫がいなくなっちゃって探してたらしいんだけど…」
志保「それがこの劇場の一角を担うプロデューサーさんがすること…?」
静香「環に手伝ってほしいって言われたらしいわ。プロデューサーは頼みを断れない人だから…」
志保「それでも時間に遅れるのはいけないわね」
静香「うん…結局、その撮影は何とか無事に終わったから良かったんだけど…」
志保「色々と大変だったみたいね」
静香「大変だったわ!」
静香「…まあその後にプロデューサーがお詫びにと一緒にうどんを食べに行ったけど」
志保「……そう」
静香「しかもそこが結構有名なうどん屋でね。私に文句を言われる前に予約してくれていたらしいの」
志保「……」
静香「もちろん美味しかったわ。でもやっぱり有名どころとあってか値段が高くて、私も出すと言ったんだけどプロデューサーが『自分が迷惑をかけたんだからいい。それに静香の笑顔が見られたから御釣りまで来たよ』ってくれて…志保?」ペラペラ
志保「待って、待って。確認だけど…これって、静香の愚痴を聞いてあげてるのよね?」
静香「そうよ。なんだって撮影で大変な思いをしたんだから」
志保「そうよね、いいわ。続けて」
静香「えっ? あぁ、うん…」
3: 以下、
静香「もう、あの時のプロデューサーときたら何を言っているんだか…食べ物と言葉で私の機嫌を取ろうだなんて、そんな浅はかな考えは失礼だと思わない?」
静香「…それはまあ…ちょっと、あの言葉にはドキッとしたのは事実だけど…」ニヘラ
志保「…静香、口元」
静香「あっ…んん! ごめんね、こんな愚痴に付き合わせちゃって」キリッ
志保「……」
志保「気にしなくていいわ」
静香「えっ、今の間は何?」
志保「それよりも静香」
静香「あ、スルーするんだ…えっと、何かしら?」
志保「そうね、あなたの愚痴を聞いていたら…私もなんだか愚痴を話したくなってきたわ。いい?」
静香「えぇ、それはもちろんいいわよ」
4: 以下、
志保「私もプロデューサーさんの事なんだけど…」
静香「志保も? 全く、あの人は志保にまで迷惑かけているのかしら…」
志保「この前なんか怒りを通り越して呆れちゃったわ」
志保「その時、歌の収録があったんだけど、それはプロデューサーさんもついてくる予定で現場で来るのを待っていたの」
志保「まあ言いたい事は分かるわよね。率直に言うと来なかったわ」
静香「来なかった!? 仕事ほったらかしたの!?」
志保「来れないっていう連絡は来たけれどね」
志保「…実はその日、野々原茜さんがテレビ出演する日と被っていてね。それもプロデューサーさんが一緒に行くという約束があったみたいで」
志保「被るといっても数時間だったけれど、私の収録現場と茜さんの現場がそう近くない上に、道が混んでいたからどうしても片方にしか手が回らなくて」
静香「そもそもどうして付き添う仕事が被るような予定を組んだの…?」
志保「…まあ、52人のアイドルに対して1人のプロデューサーだからそういう予定が重なってしまうのは仕方ないと思うわ」
静香「あっ…」
志保「…私に連絡が来たということはもちろん、本人は茜さんの方に行ったらしいけど」
静香「そんな、茜さん優先だったのね…」
志保「ええ」
5: 以下、
静香「いい加減な人ね! 確かにプロデューサーはよく働いているし、私たちの為に頑張っていると思うけど…」
志保「言いたい事は分かるけど落ち着いて、静香」
静香「逆に志保はどうして落ち着いていられるのよ。呆れているから?」
志保「それもあるけど…それより、あの人が私を認めているからかしらね」
静香「えっ?」
志保「次の日にプロデューサーさんにその事を尋ねたわ」
志保「そしたらプロデューサーさんは『予定を重ねた俺が全て悪いが、志保と茜なら茜につくべきだと思った』って」
志保「それはつまり、私は1人でも仕事を任せられると判断されたと一緒よね。確かに茜さんはテレビだと何かしらやりかねないし、実際プロデューサーさんがいなければ結構危ない所もあったみたいだし…まあその反面、私は何事もなく一人で無事に収録が出来たわ」ペラペラ
静香「…ふうん」
志保「私としては当然のことをしたまでだけど。ただプロデューサーさんの信頼が私にあった事が確認できただけだから別にもう気にしてないわ」
静香(じゃあなんで話したのよ)
志保「ついでに言うとそのお詫びとして弟に読んであげる絵本も選んでくれた上に買ってくれたわ」
静香「……」
志保「そういうところは結構しっかりしてるのよね。まるで自分の弟のものでも選んでいるかのように楽しそうだったわ」
静香「…へぇー」
志保「…どうしたの、静香?」
静香「何でもないわ」
6: 以下、
静香「ねぇ志保」
志保「なに?」
静香「今愚痴を言ったばかりだけれど、それ以外にもプロデューサーが迷惑をかけて…」
志保「静香も? 実は私も、それはもう初期の頃からプロデューサーさんがいい加減で…」
静香「…」
志保「…」
静香「まあ? 私はその度にプロデューサーからアクセサリーやCDとかをプレゼントされるけど!?」
志保「! へ、へぇ…たかがお詫びにそんな物まで買ってもらっているのね…わ、私はそれくらい自分で買うけど」
静香「でも意外とセンス良かったりするのよね。客観的な目線を合わせて選んでくれて、参考にもなるし」
静香「あ、今つけてるこの髪飾りもプロデューサーが買ってくれたものなのよね」スッ
志保(…くっ、そんなのたまにしか付けてなかったくせに…また似合ってるのが腹立つわね…)
志保(しかもプロデューサーさんからのプレゼント…? 弟はともかく私はまだ貰ってないのに…!)
静香「えへへ…」
志保「…でも、結局はというと」
志保「静香はなんだかんだで物に釣られてるだけなのね」
静香「なっ…!」ガーン
志保「…」フフン
志保「その点、私はプロデューサーさんが迷惑をかけた時にはお詫びとして『物じゃなく』、かけがえのない時間を過ごしたわ」
志保「私の個人レッスンを組んで見てもらう、アイドルとしてかけがえのない時間をね」
静香「こ、個人レッスンくらい私も頼めば見てもらって…」
志保「あら、あんなに忙しいのに静香だけのレッスンなんて見てもらえるかしら?」
静香「うっ…」
志保「私の場合は埋め合わせとして約束したんだから、当然そっちを優先してくれたけどね。あ、因みにその後には一緒にレストランに行ったわ」
静香「!?」
志保「私は別にいいって言ったんだけれどね…プロデューサーさんがどうしてもというから」
静香(どういう事かしらプロデューサー。私がうどん屋で志保がレストラン? うどんに罪はないけど私の方がめっちゃランク低いみたいじゃない!)ギリッ
7: 以下、
静香「…志保? 愚痴を言いたいんじゃなかったの?」
志保「言ってるじゃない。ただその後にちゃんと埋め合わせをしてくれている事も言っているだけよ」
志保「そう言う静香こそ、愚痴から離れてプロデューサーさんとの出来事を自慢げに話すじゃない」
静香「はあ? ど、どこが自慢げなんだか…」フリッ
志保(そう言いながらも髪飾りをアピールしてくるくせに…)
ガチャ
P「ふー、疲れたー」
静香・志保「プロデューサー(さん)!」ガタッ
8: 以下、
P「お、おう。どうした、2人揃って」
静香「い、いえ。お疲れ様です」
P「ああ、静香もお疲れ様。さっきはごめんな」
静香「いえいえ! その、お礼にうどんまで頂きましたし…」
志保「…プロデューサーさん、その…静香の髪飾りの事ですが…」
P「ん? あぁ、俺が買ったやつか…似合ってるよな。まあ静香なら何でも似合いそうだけど」
静香「ぷ、プロデューサー! もう…そ、そんなでたらめ言わないでください」
P「え? あ、すまん…しかし、本当の事だと思うんだけどなぁ…」
静香「…そ、そうですか…?///」テレテレ
P「ああ、もちろん」
志保「……」
P「ん、どうかしたか? 志保」
志保「いえ…」チラッ
静香「…」ドヤァァァァ
志保「……」イライラ
9: 以下、
P「あっ、そうだそうだ。ちょうど志保が居てくれて助かったよ」
志保「はあ、私に何か用でしょうか?」
P「用って程でもないんだけどな…」ゴソゴソ
P「はい、どうぞ」スッ
志保「…何ですか、これ…」
P「いいから開けてみてくれ」
志保「……」ゴソゴソ
志保「! こ、これって…」
P「黒猫のストラップ。雑貨屋に行った時に見つけて可愛いなーって思ってたんだが、俺が付けるのもなんだかあれだと思ってな…」
P「そしたら急に志保の事が頭に浮かんできてさ。ほら、猫好きだろ? だからプレゼントしようかなと」
P「いつもアイドルのお仕事も頑張ってるし、その上俺の事までサポートしてくれてるもんな。本当に助かってるよ、ありがとう」
志保「……!」
志保「こ、こちらこそ…ありがとうございます…!」ギュッ
P「いいよ。気に入ってくれたようで安心した」
志保「さ、早バッグに付けさせていただきます…貰ったものは大切に使わせてもらいますから…」
P「ああ、ありがとう」
静香「…………」
静香(……志保、そういうのは自分で買うって言ってたくせに…)ジーッ
志保(ストラップとは言ってないわよ)フフン
志保「……ふふっ、可愛い」ホカホカ
静香「…」グヌヌ
10: 以下、
静香「ぷ、プロデューサー!」
P「わっ…な、何だよいきなり大声出して…」
静香「あっ、すみません…じゃなくて」
静香「あのっ、あれ覚えていますか!?」
P「あ、あれ?」
静香「ほら、その?……そうだ、先月のラジオ!」
P「先月の…あぁ! あれか!」
静香「もうっ! あの時は大変だったんですから! コードに引っかかって機材を倒しちゃって…私も手伝ってあげましたよね? それで一緒になって謝って!」
P「すまん…あれは本当にすまん…おかげでラジオ遅れちゃったもんな…」
静香「私はともかく、ディレクターさんや他の人々にも迷惑をかけちゃったんですから、今度からきっちりとやってくださいね!」
P「ああ…反省するよ…」
静香「……」
P「……」
静香「えと…それで…」
P「…ん、なんだ…?」
静香「……ほら、何かないんですか? め、迷惑をかけちゃったなら…?」
P「あ、謝らせてもらったが…」
静香「……」
静香(食事でもいいから誘ってくださいよ!! 今怒ってたんですよ! 私の機嫌取ってください!)
P「…」ショボン
静香(…ハッ!)
静香(そうじゃなくて…今のは流石に、恩着せがましいじゃない…)
静香(も?っ…私の馬鹿…これじゃあただの意地悪よ…! 今ので絶対嫌われたわ…)
志保(焦ったせいで墓穴を掘ったようね、静香)フフッ
11: 以下、
志保「…まあ、人間なら失敗する事はありますし、気にするのもその辺にしたらどうですか?」
P「志保…」
志保「そんな子供みたいな失敗をするプロデューサーさんもプロデューサーさんですが…同じ過ちを繰り返さなければそれでいいですよ」
P「志保ぉ…!」
静香(まずい…志保の好感度だけ爆上げされてる…こ、ここはひとつ何か私も手を打たなくちゃ…)
静香(…と来たら、これしかないわね)バッ
志保「!」
P「静香…?」
静香「今回だけ特別ですよ…」
静香「しっかりと目に焼き付けてください」
P「これって、まさか…」
志保「…静香が……!」
静香「?♪」カキカキ
P・志保(絵を描いてる……!)
12: 以下、
静香「出来ました」スッ
志保「!?」
静香「プロデューサー、なんだと思います?」
P「俺!? えっとなぁ…ここ、目だよな…で、これ口…?」
静香「? 何を当たり前なことを…」
P(という事は生物かぁ…)
P「え?と…UMA…?」ボソッ
静香(私の可愛い絵で心を和ませる。案の定、プロデューサーも私の絵に釘付けのようね)
静香「首が長くてもふもふ感のある動物です」
P「んん??」
静香「動物園にもいます。アンデス山脈付近で生息し、よく毛を刈り取られます」
P「あぁ、アルパカか!」
静香「そうです! それにしてもプロデューサー、何だか悩むような演技をしていましたが、分かっていたならすぐに答えて良かったのに」
P「お、おう…ちょっと回答焦らしちゃったかな…?」アハハ
静香「バレバレですからね」
志保(いやヒントなかったら絶対分からなかったでしょ…というか私にはそのヒント自体結構分かりづらかったけど…)
志保(…それよりこれ、静香が更に墓穴を掘っているような…)
14: 以下、
静香「…それじゃあ」ススーッ
静香「はいこれ、差し上げます。私のサイン付きです」
P「……おおう」
静香(私が描いたこの可愛い絵をあげる。これでプロデューサーも嬉しいに違いないわ!)
志保(絵に対しての自信は本っ当にどこから湧いてくるのかしら…)
静香「…どうしました? プロデューサー…顔が引きつって…」
P「…ははっ。いいや、何でもない。ありがとう」ニコッ
志保「…プロデューサーさん?」
P「そうかぁ…静香が俺の為に描いてくれた絵か…うん、気に入ったよ。戻ったら俺のデスクに飾らせてもらおう」
静香「ほ、本当ですか!?」
P「ああ。でもな、静香…俺にはさ、別に無理してプレゼントなんかくれなくていいんだ」
静香「えっ…?」
P「あぁ、これはもう頂くよ?」
P「ただ…俺はもう、静香…いや、静香だけじゃない。志保やみんなからプレゼントを貰ってるよ」
P「ステージの上から、たくさん貰ってるから」
静香「プロデューサー…」
志保「プロデューサーさん…」
P「だからさ、その…これからもよろしく、というか…」
P「あ、あれ…今結構恥ずかしいこと言ってたかな…あはは」ポリポリ
15: 以下、
静香「こ、こちらこそよろしくお願いします!」
志保「よろしくお願いします…」
P「ああ!」
静香「それで、ですね…そのぉ…」
P「ん、なんだ?」
静香「…今後とも、私が良いステージを作っていく為には…プロデューサーの力が必要です」
静香「だから今度…私のレッスンに付き合ってもらえませんか?」
P「……予定、頑張って空けておくよ」
志保「プロデューサーさん」
P「どうした、志保?」
志保「…そうです、ね…勘違いしないでほしいのは、私達のステージは私達の努力だけではなく…静香の言った通り、プロデューサーの力があってこそだと思います」
志保「……私達こそ、プロデューサーさんから力を貰っているんですよ」
P「! 志保…」
志保「私も静香と一緒に、レッスンを見てください。その後、食べにでも行ってゆっくり話をしませんか?」
P「…今週末、絶対に予定空けておこう」
16: 以下、
志保「ありがとうございます。それじゃあ…」
静香「プロデューサー、そうと決まったら今はきっちり休んでください。倒れられたら私達が困るんですから」
静香「ちゃんと家に帰ってますか? 劇場に残って残業なんて駄目ですよ。ご飯は栄養考えてますか? うどん打ちます? ネギ増し増しにしますよ」
志保「お茶を用意してきます。それから、お仕事の方で何か手伝える事がありましたら遠慮なく言ってください。プロデューサーさんをサポートするのも立派な仕事ですから」
P「おおう…」
P(な、何だなんだ…よく分からないが、労ってくれているのか…? それはそれで嬉しいが…)
静香「志保、ちゃっかり食事まで誘うなんて中々やるじゃない…」
志保「あら、静香こそ。話の流れに沿って何気なく予定を入れた本人のくせに」
静香「本心だもの」クスッ
志保「私だって」フフッ
17: 以下、
志保「プロデューサーさん、どうぞ」コトッ
P「ありがとう」ズズッ
P「ん、美味しいな」
志保「それなら良かったです」
静香「プロデューサー! 今うどんを打ちますから!」ガサゴソ
P「あ、ああ…ゆっくり待ってるよ」
P(2人が楽しそうだからいいか…)
ガチャ
未来「あー、プロデューサーさんだー♪」
可奈「静香ちゃんと志保ちゃんもいるー!」
18: 以下、
P「おー、2人とも」
志保「み、未来と可奈…?」
静香「どうしてここに…」
未来「プロデューサーさん、控え室に居たんですね! 事務室に居なかったから探したんですよ?」
P「俺に何か用だったか?」
未来「あのあの、劇場の近くにクレープ屋さんが出来たじゃないですか! あそこ今から一緒に行きませんか??」
P「今からかぁ…」
可奈「あと、今日のボイスレッスンで私、先生に褒められたんです! やっぱり上達してるんですかね!?」
可奈「プロデューサーさんにもちゃんと上達しているか聴いてほしいです! だから今度ボイスレッスン入れてくれますか? あ、何なら今から歌っても…」
P「わ、分かった分かった! レッスンな、うん! 入れるから!」
可奈「やった?♪」
未来「プロデューサーさん、早くクレープ屋さん行きましょう!」
P「…全く、仕方ないな。今回だけだぞ?」
静香・志保「!?」
19: 以下、
静香(わ、私達が必死で…やっと取り交わした約束をいとも簡単に…!?)
志保(そうよ、プロデューサーさんは頼みを断れない人だもの…素直な子の方が有利に決まっているわ…!)
静香「あ、あぁ?…こほん! あのね未来、プロデューサーは今疲れてて…休んでい…」
P「ああ、心配しなくても大丈夫だ静香。2人のおかげで俺も元気出てきたし」
志保「……」
静香「……」
未来「わぁ…じゃあ早行きましょう!」
P「はいはい。ほら、可奈も」
可奈「はい!じゃあ向かう最中に歌ってあげますね!」
P「分かったよ」
P「じゃあ静香と志保、ちゃんと予定空けとくから!」
スタスタ
ワイワイ ガヤガヤ
志保「…って…」プルプル
静香「……ください…」プルプル
静香・志保「ちょっと待ってください!!」
終わり
20: 以下、
ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました。
元スレ
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