65歳童貞の夏【4】back

65歳童貞の夏【4】


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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
8: 以下、
wktk!!!!!
9: 以下、
ごめんなさい 言ってたより遅くなりました
前回まで
マンションに戻りおっさんには母親に電話をかけさせた。
おっさんが「もしもし」と言ってすぐ、
電話よこせと手を伸ばした。
おっさんは「ちょっと待ってね・・。」と言って、俺に渡した。
俺「もしもしー。お母さんいつになったら遺骨取りにくるんですか。」
母親「あ、(俺)くん?久し振り?・・・・。遺骨ね、うん。」
俺「娘の遺骨はほったらかしだし、何も残ってない人間に追い討ちかますし、
 おばちゃんみたいな人間この世に存在するんだなってびっくりですよ。
 勉強になるわ?。」
母親「ちょっと聞いてよっ。」
俺「なんでしょ。」
母親「遺骨はねっ?こっちが落ち着くまで預かって貰おうと思ってて?・・・。」
俺「それが普通じゃないんですけど 今息子さんいらっしゃいます?」
母親「今出てます。求職活動中で・・・。」
俺「じゃあ早いとこ働かして息子さんに養ってもらって下さいよ。」
母親「分かってるから・・・っ。」
俺「お母さんなんで働かないんですか?まだ50そこらでしょ。」
11: 以下、
母親「(息子)の世話しないといけないから?・・。」
俺「息子の世話ってあの子俺と同い年ですよ。」
母親「うん でも?・・・。」
俺「お母さん家(おっさんの)いた時から娘さん理由にして働いてませんでしたよね。」
母親「みっちゃんはホントに手間かかったから?・・・。」
俺「で今度は息子さんのせいにすんの?無理あるでしょ。」
母親「こっちだって色々あるのっ。」
俺「そうですか。とりあえず遺骨引き取るんと、人に金無心すんのをやめなさい。」
母親「んん?分かってるけど・・・。」
俺「国から金貰ってるでしょ?」
ちょっと気になって、振ってみた。
母親「足りなくて いえない事だってあるから お金かかる問題がまだ・・・」
俺「なのに親子揃って無職て 訳が分からんわ。」
家に居た時何度もやっていたのと同じような問答になりそうだったし、
そこらで切り上げて
母親「ちょっとキシベさんにかわって」
と言い出した所で切った。
16: 以下、
おっさん「なんて・・・?」
俺「いやほとんどこれっていう話にならんかった。
 金に困ったらまた電話くるでしょ。おっちゃんは嬉しいかもしれんけど」
おっさん「そんな事ないけど・・w金ないし」
俺「それよりさあ、あのオバハン生活保護貰ってんのかな?」
おっさん「家がまだあった時にね?申請したって・・・」
俺「旦那と離婚成立した後? おっちゃん役所一緒について行かんかったっけ」
確か、ようやく住所変更と生活保護と受けるという事になって、
俺もTさんも仕事なので、おっちゃんが一緒に役所までついていった。
もう受けない理由もないし、金が大好きな母親の事なので、
すこしの手間で定期的に金が入ってくるだろうからそれくらい動くだろう。
と考えていた。
でも、そういえば「生活保護のお金が入って」という話を、
家に居た時聞いたことがない。
申請しただろう時期と家を売りに出して俺が出るまでの期間は
そんなに長くなかったので、あまり気に留めていなかった。
17: 以下、
おっさん「なんかね、途中で俺だけ帰らされてさ・・w
  みっちゃん一人で家に置いてるのが心配とか
  そういうんだったと思うんだけど・・・」
俺「結局生活保護どころか住所変えたかどうかも分からん?葬式の時は?」
おっさん「金は俺が出したけど書類なんかはよし子さんが書いたから・・。
  名義は俺だったかな・・」
俺「じゃあ生活保護申請しましたってのの後Tさんの負担減ったっけ。」
おっさん「減ってないんじゃないのかなあ・・・俺もね?
  どうせ入って来る金みち子さん一人で使ってんだろうなあと思ってたんだよ。」
20: 以下、
俺「何に?」
おっさん「みち子さん結構パチンコとか行ってたし・・あと
俺「えっ待ってそれ生活保護申請しましたって言った後?」
おっさん「ううん 前から・・。」
俺「なんかTさんから息子に会うって言って貰ってた金で?」
おっさん「多分・・ホントに会いに行った時もあると思うよ?」
俺「なんで黙ってたん それ。」
おっさん「いや・・(俺)くんにそれ言ったらまたよし子さんに怒ると思って・・w」
他にも色々質問したが、おっさんが面倒臭そうになってきて、答えがあやふやになってきた。
俺は色々と考えてみた。
Tさんの金でパチンコに行っていたのも呆れるが、それよりもっと気になる所がある。
22: 以下、
頭回るなあwwww
24: 以下、
生活保護は、多分貰っていない。住所変更もしていない。
あの母親が急に一人で行くと言い出したのが、怪しくて仕方ない。
となると娘の保険証も作れない。自分達の面倒をみる金もない。
Tさんに対する母娘の負担は減らない。
だがTさんは貯金が底をついた初期の頃は母親に対して金銭的な文句を言っていたが、
離婚が成立してからおっさんに頭金が入るまでは確かほとんど聞かなかった。
俺がそんなに家にいなかったと言う点もあるんだろうけど。
おそらく、Tさんが「なんで生活保護受けたのに」って母親に文句を言っても、
適当に「お金かかることがあって」と誤魔化したんだろう。
Tさんはその頃、金より母親の気を引くことに頭がいっぱいだった。
いくらでも言いくるめられる。
そうしないと、またTさんが頭に血が上って暴れて止めに入った俺に事情を説明し、
俺「国から金が入るのになんで金がそんなにかかる」と
うるさく問い詰められると思った。多分そのあたりだろうと思った。
夜、Tさんに電話をして当時の事を聞いてみると、予想は大体当たっていた。
「(俺)くんには内緒ね」とか「黙ってて」とか、
「あの子小さなことでうるさいし 言い方きつくて私も辛いから」等と言って、
口止めのような感じに言われたこともあったと言う。
26: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 2011/06/26(日) 21:53:36.85 ID:zyVc1Kfl0
これが実話とか信じられねぇww
27: 以下、
じゃあどうして申請をしなかったのか。
頭の中がゴチャゴチャしてきたので一生懸命整理して考えた。
旦那と別れた時点で、「住所を変更すると旦那に居場所を突き止められる」
という嘘くさい理由で申請を断っていた理由がなくなる。
理由もないのにあの母親が入ってくる金を拒むわけがない。
となると他に理由がある。
旦那と別れたかったのは本当で、理由はDV。多分これはそのまま。
俺は最初渋っていたのを旦那と別れる気がないのじゃないかと考えていたが、
旦那とは別れても良くて、申請を拒む一番うまい言い訳に使えたから。
申請して居場所を嗅ぎ付けられて困るのは「旦那に」じゃなくて、
後考えられるのは、警察か借金取りか。なんだろう。と考えた。
28: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2011/06/26(日) 21:54:35.07 ID:3Fq2/g/ti
>>1の今までどんなバイトやってきたかっていうのと今の職業どんな感じかよかったら教えてください
31: 以下、
>>28
中学は年齢ごまかしてファミレスが本命で
 工場で中国人とかとジョウロ作ったり
 牛乳配達やったり コネで
それからは昼ガテン系夜接客系でいってた
朝の3時間だけコンビニとかもやったけど短かった
んで店やりはじめてからはバイトはやめて 仕事と店だけだった
たまに知り合いの店手伝いにとかはあったけど
職業はニート。
29: 以下、
こういうタイプのクズは覚悟がないんだろうな。
生きる覚悟と死ぬ覚悟。
どっちもないから、当然自殺もできないし、現状生きているとは言い難い。
動物に気持ちがあるかは知らんが、覚悟はあると思う。
目の前の肉を得るために危険を冒す覚悟、莫大なエネルギーを消費して敵から逃げる覚悟。
おっさんは体内で代謝系回してる大腸菌と同レベルだ。
30: 以下、
1stインプレッションだけで
おっさんみたいに単純に駄目な人と
母親みたいにどうしようもない人を区別できるのも
よく考えたらスゲースキルだなぁ。
32: 以下、
数日後、仕事の関係者(「松岡」とします)と母親について話をした。
関係者というよりパートナーみたいな間柄で、
知り合った当時周りで唯一年が近かったし、上京するより前からの付き合いだった。
おっさんの家に住んでいた時からよく母娘やTさん、おっさんの話をしていて、
おっさんの家の前まで来たことも何度かあった。
松岡「まあ色々おかしいよね。多分娘さんも障害者認定下るとおもうし、
 そうなると国から結構な援助うけられるのに。」
俺「どっちやと思う?」
松岡「なんだっけ 借金取りと警察?」
俺「うん。どっちでもない?」
松岡「あたしはまあ・・・警察。というより、裁判所。」
俺「ああ、そうか。そうやな。」
33: 以下、
良かった・・・(俺)にもまともな友人がいたんだな・・・
36: 以下、
>>33
おるわっw
35: 以下、
松岡「凶悪犯罪者で指名手配されてるーwってなると
 もうあっさり捕まってるでしょ。」
俺「うん。訴えられてるか。」
松岡「お母さんの方の話聞いてる限りじゃあ 詐欺?w」
俺「やっぱ詐欺かなあw んで出頭命令無視して逃げ回ってるとか。」
松岡「そうかもね?って話。お母さんの名前は?」
俺「・・・言わんw」
松岡「あっそw」
うまい具合に自然に聞かれた。
名前を言えば松岡は黙って協力してくれるだろうし、話も早いと思う。
でも完全にプライベートな問題だし、手間をかけるのも気が引ける。
最終的には母親がおっさんの周りから消えてくれればいいだけなので、言わなかった。
37: 以下、
松岡と話をした何日か後、仕事でミスをして怪我をしてしまった。
瞼と眉の間をパックリと切ってしまって、大事には至らなかったが、
もう少しで眼が駄目になるところだった。危なかった。
怪我には慣れっこだったが、顔面を縫うのは初めてだった。
俺は骨折とかよりは全然ましだな。すぐ動けるし。とか軽く考えていると、
とりあえず表面の皮膚と眼筋を縫い付けたので、
2ヶ月くらい人相がちょっと変わるかもしれないけど、
顔は神経が密集してるからすぐ綺麗に治るよ等と言う言葉の後に、
抜歯までの間入院と宣告された。
39: 以下、
さらっと眼が駄目になるところだったとか言ってるのがこええよwwwwwwwwwwwwww
43: 以下、
東京に来てから一度お世話になったことがある医者で顔見知りという事もあり、
俺が「通院じゃダメ?w」と甘えてみたが、「入院w」と言われた。
入院して松岡や他の仕事の関係者、
次の日に会う約束をしていた千葉にいる妹も来てくれた。
おっさんは来なかった。一度入院中着信があって、
電話をかけなおすと、
おっさん「メシいかねえかなとおもって・・ 金なくてさw」と言ってきた。
怪我して入院中だと伝えると、
おっさん「そうかあ・・・お大事にね」という風な感じで電話が終わった。
別に来て欲しくもないけどね。と思った。いやホントに。
48: 以下、
退院してすぐ、年が明けた。
元旦から少し過ぎた日に、おっさんに連絡を入れた。
俺「おばちゃんから連絡来てる?ホントのこと言ってよ?」
おっさん「ああなんか 年越す為につって・・ ねwうん」
俺「金よこせって?」
おっさん「うん でもこっちが年越せねえよーって・・・w」
俺「そーかー。」
おっさん「(俺)くんもう退院したの?」
俺「うん。 1週間前くらい。」
おっさん「飯くいにいかねえかな・・・w」
俺「前もそんなん言ってたけど そんなに腹減ってんの?」
おっさん「そうなんだよ・・w」
という会話をして、少し仕事の用事があるので、
その後なら晩飯がてら行こう それまで我慢してくれ と伝えた。
52: 以下、
ほんともう・・・食べさせてもらうつもりで飯食いにいかねえかなってよく言えるよ。薄ら寒くもある
53: 以下、
小食なおっさんが腹減った腹減った言うのは珍しいな。と思った。
しかも金を要求する訳でもなく、一緒に食べに行こうという。
ちょっといいもん食いに行くか。等と考えていた。
用事が終わっておっさんとの待ち合わせ場所に向かった。
俺の目元のガーゼを見て、
おっさん「痛そうだね・・。」と言っていた。
そして店に入ったはいいものの、
おっさんはあまり食が進んでいない。
俺「腹減ってんじゃないの?」
おっさん「ああ、うん。食ってるよ。」
という会話をして、ちょっとおかしいな。と思った。
飯食いに行くというのは口実で、
また金を借りたいというのだろうか。とも考えたが、
おっさんが何度言ってきても
現金を渡したりはほとんどしていない。
たまにタバコ銭を貸したりするくらいだった。
いい加減無理だとおっさんでも気付くだろう。と思っていると、
おっさん「この後もう一軒いかない?」と言ってきた。
俺「飲みにでも行くん?」
おっさん「うんまあ、最近行ってる店があるんだよね・・w」
55: 以下、
おっさん・・・
57: 以下、
いろいろすげぇ
58: 以下、
おっさん・・・
なぜ底辺層こそ養分であることから逃れられないのか
60: 以下、
>>58
プランクトンみたいなもんだからじゃね?
67: 以下、
>>60
食物連鎖のピラミッドか・・・!うまいこというな
ガールズバーとか、またねもうね、夢ばっかり見させるところを
おとなしく発射系で満足してろよ
63: 以下、
嫌な予感しかしない
64: 以下、
おっさんに連れられて、キャバクラが多数入っているビルの前に来た。
俺「何階?」
おっさん「えーとあのね・・・3階。」
俺は店の名前が縦にいくつも並ぶ看板を見た。
俺「キャバクラ?」
おっさん「いや違うよ? ガールズバー。値段も安いしね・・・w」
早く入りたいという感じのおっさんとは逆に俺は一歩も動かず、
話を続けた。
俺「おっちゃん家売れる前からこういう店来てたわけ?」
おっさん「いや、来てないよ?」
確か女の人とたくさん話したのは母親が初めてだと言っていた事を思い出した。
60年以上生きてきて。嘘じゃなければ。
母親と交流を持って若い頃の欲求に火がついたのだろうか。
家が売れれば風俗に通い詰め、今度はキャバクラまがいの店。
俺「よしっ。じゃ行こうかっ。て言うと思う?」
おっさん「ダメかな・・w」
65: 以下、
結局>>1もお金たかられてるよね
69: 以下、
>>1は何だかんだでおっさん心配してるけど、おっさんは>>1に対して恩とか感じてる部分はあんのかね。
流石にあると信じたいが、お金たかってるしな。単に精神年齢が低くて依存してて悪気は無かったり?
74: 以下、
>>69
親戚とか職場にも似てる人間居るが、馬鹿な女と同じで奢られたり貢がれたりしても「だめだなあ」とは思うけど、いけないことだから止めようとは結び付かないんだろ
自分を正当化することには長けてるし、「本当に嫌なら相手が止めればいいだろ」って相手のせいにしてる
71: 以下、
俺「よく来るって言ってたけど どこにそんな金があったん?」
おっさん「あ よく来るって言っても週に1回くらいだよ?
  パチンコとか よし子さんと食事行くより金かからねえしさ・・w」
多分おっさんは「よし子さんと食事行くより?」の部分に
俺が反応すると思ったんだろう。ちょっと腹が立った。
が、確かにタチの悪いあの女と関わるよりいいかもしれない。
料金もそんなに比較的良心的っぽい。
どうせ入れあげてる子がいるんだろう。その子次第でもある。と思った。
俺「指名してる子でもいんの。」
おっさん「うん。いい子でさあ。」
俺「おっさんのいい子は全くアテにならん。」
という会話をして、
そのお気に入りの女の子を拝見しに店に入った。
75: 以下、
そんなに比較的良心的っぽい。
さすがにこれはひどい ごめんなさい
76: 以下、
週1で行って、1回1万使っても、月¥4万だもんな
よし子さん月50万とかどんだけぼったくりだったんだよって話だ
80: 以下、
おっさんのお気に入りの女の子を見てみると、
随分人の良さそうな顔をした背が低めの女の子だった。
人の良さそうな、というより、これから苦労しそうな感じで、
あまりこういう店には似合わない感じで、ドレスも似合っていなかった。
風俗嬢、パチンコ女、ジャガイモ(母親)と、おっさんの好みはさっぱり分からん。
見た目より、親身になって話を聞いてくれる子がいいのかな。と思った。
俺「あの子 年いくつ?w」
おっさん「二十歳って言ってたかな?」
このおっさんは。とちょっと呆れた。孫じゃねえか。と思った。
でも、この子は大丈夫そうだな。とも思った。
すぐ辞めそうだという印象でもあった。
82: 以下、
おっさんは楽しそうだった。
一人の客につき一人の女性がつくので、
俺もフリーでついた子と適当に喋りながら、横を観察していた。
おっさんはいい客ではない。
指名はするが、
ボトルも入れなければ、女の子にドリンクも頼ませていなかった。
でも女の子はドリンクやボトルをねだろうともせず、
一生懸命楽しそうにおっさんに接客している。まだそんなに慣れていない感じだった。
俺はちょっと嬉しくなって、俺とおっさんの席についた女の子2人にドリンクを頼ませ、
お会計の際にこっそり財布を渡しおっさんに会計をさせ、
「ごちそうさまですっ」と頭を下げ、いい格好させる事にした
83: 以下、
孫じゃねーかw
87: 以下、
>>83
くそ 不意打ちで笑ってしまったw
90: 以下、
帰りにおっさんと話をした。
俺「良さそうな子だったね。」
おっさん「そうだろw?」
俺「・・・。うん。」
おっさん「いやあのね? 俺が見たらいい子だなって思ってたんだけど
  いつも騙されてたから (俺)くんに見て欲しくてさw」
俺「週に1回くらい奢ってあげるから行こうか。」
おっさん「(俺)くんも気に入ったの? え?・・・何ちゃんだったっけ?」
俺「ううん 週に1回だけで我慢するんなら連れて行ってあげるって事。」
おっさん「ああ・・・w」
俺「俺 探り入れるから、一人で行ったの誤魔化したってすぐばれるよ。」
おっさん「うん・・・。」
俺「どうする? 自分の金なら何回でもいけるけど」
おっさん「じゃあ週1回で・・・w」
91: 以下、
おっさんの調教がはじまったwww
93: 以下、
やはり奢られる方を選ぶおっさん
94: 以下、
おっさんに愛着湧いたぞどうしてくれる
103: 以下、
俺「でもおっちゃん、あの子すぐに辞めると思うよ。」
おっさん「なんで?」
俺「多分あんまり悪い事はできん子だろうと思うし、人が良さそうだけど、
 あの子はああいう仕事にはなかなか染まれんと思う。すごい一生懸命だったけど。
 たまに染まるまでやり続ける子もいるけど、染まる前に辞めるんちがうかな。」
おっさん「(俺)くんああいう店に詳しいの?」
俺「あんまり行ったことはないけど 知り合いの店でちょっとだけ あの・・
 さっきの店でも伝票つけてた兄ちゃんいたでしょ。
 あの手伝いしてた事があるし、俺の店の客でもキャバクラ嬢多かったから。」
おっさん「ああ・・・。」
 
俺「アフターとかも誘ったら多分嫌な顔せずにしてくれると思うけど、
 あんま風俗嬢とか京香ちゃんの時みたいにハマったらダメよ。
 45歳も下の子に求婚なんぞ日にゃあ あんた」
おっさん「しないよ・・w」
俺「前まで20そこらの風俗嬢と結婚の約束がとか言うとったやないか。」
おっさん「あ・・wでも俺くんも一緒に行くんだよね?
俺「ああ そうだったw うん、店で飲むだけな。」
という話をして思った。
おっさんと会っていつもの悲しそうな顔を見ない日は久し振りだったかもしれない。
週1回の楽しみで母親の事に興味が無くなっていけばなあと、ちょっと甘い考えをした。
109: 以下、
うーむ、面白いなあ
113: 以下、
年が明けてしばらくして、仕事がかなり忙しくなった。
おっさんからはあのガールズバーに行く日にしか連絡はなかったが、
行く前に飯を食っている時点でいつもより口数が多かった。
よっぽど楽しみにしてるんだろうと思った。
その日もおっさんは楽しそうにお気に入りの女の子と喋っていた。
ちょっと手つきが小慣れてきて、でも一生懸命な接客は変わらずだった。
横でおっさんの話に耳を傾けても、到底ハタチの女の子が楽しめる会話ではなかった。
それでも女の子は困った顔一つせず、可愛らしい笑顔で応えていた。
おっさん「メールアドレスをね、あの・・・」
女の子「あっ はいっ。」
と、おっさんと女の子は携帯電話を取り出した。
これはどうだ?どうする?と思ったが、止めるわけにもいかず、
そのまま何も言わず気にしていない振りをした。
118: 以下、
おっさんがトイレに行っている間に、
少し迷ったが、おっさんのお気に入りの女の子に、
俺「営業で(メール)送っても週1回しかこれないから、
 ホント暇な時でいいからメール付き合ってあげてね。」
女の子「はいっ。」
という会話をした。
次の週、おっさんから連絡がこないと思ってこちらから連絡すると、
女の子は店を辞めたそうだった。
思ったよりずっと早かったな。と、
そういや聞いてなかったけど体験入店の子だったのかも・・と考えた。
128: 以下、
おっさんにメールで辞めると挨拶が来たらしい。
最後までいい子だった。
やはり体験入店の子だったらしく、
店が気に入らないというより、この仕事は向いてないと思った。
と書いてあったと聞いた。
おっさんの心のオアシスが消えてなくなり、
俺はおっさんの心境が気になった。
俺「おっちゃん、またいい子さがそー。」
おっさん「うん・・・まあ、うんw」
俺「俺もいつまでも奢ってやらんぞ。おっちゃんも働こう。
 65でも探せば雇ってくれるとこ結構あるわ。」
おっさん「もう働く気もおきねぇよ・・・w」
俺「でも働かんと生活保護だけではキャバクラ厳しいよー。」
おっさん「借金もあるしさあ・・・w」
おっさんのダメージは思った以上に大きかったらしく、
やけくそにでもなったのか、とんでもない事を言い出した。
130: 以下、
借金・・・だと?
何回精算すればいいんだこのおっさんはwwww
135: 以下、
俺「なに借金って。全部返したんちゃうんかい。」
おっさん「・・・・・。」
俺の声のトーンが変わったので、おっさんは黙った。
「はよ言え」ときつめに言うと、
サラ金は全額返済したものの滞納期間が長すぎて
もう一度借りることは出来ず、
これまた一度全額返済した筈の高金利で金を借りていた強欲じいさんに、
120万借りたと吐いた。返済額は200万。無茶苦茶だった。
しかも一昨日生活保護が入るキャッシュカードも取り上げられたらしく、
バカ正直に「渡します」と書いた契約書まで交わしている。
キャッシュカードは取り返せるかもしれないと考えたが、
俺は頭に血が上ってしまった。
俺「120万も何に使ったんや!!!!あのババアに渡したんかっ!!!」
と吠えると、
おっさんはいつもの鳴き声で泣き出した。
142: 以下、
んがああああああ
なんじゃあああああ
ちょっと出てきます すみません
161: 以下、
ほしゅ
168: 以下、
マジでウシジマくんに出てくる主婦みたいなパチンカスって存在するの?
173: 以下、
>>168
下は無限だよ
171: 以下、
しょーもない事で・・・w
すみません戻りました
けど
汗びっちょりなんでもっか風呂入ってきます
192: 以下、
泣いているおっさんに
「そのジジイの住所言え」と言うと、
おっさんは涙声で住所を伝えてきた。
それを聞いてすぐ電話を切った。
次の日銀行の窓口が開くと同時に金を引き落とし、
伝えられた住所に向かった。
おっさんの家があった場所から結構近いところだった。
古い感じではあるが大きめの家だった。
分かりにくい位置にあるチャイムを押して住人が出てきた。
禿げ上がった頭をしたおっさんと同じか少し若いかという感じで、
じいさんというよりおじさんという方が正しかった。
それにこのハゲはおっさんの家の前で何回か見たことがある。
一度「これから仕事?」と声をかけられた事もあった。
キシベさんの代わりに来たとハゲに言うと、
「あがって」と言われたが、200万の入った封筒を差し出し、
俺「契約書とキャッシュカードもって来い。」と言った。
ハゲは「まず数えるから」と言っていたが
「はよ持って来い」と強めに言うと、取りに奥へ向かった。
201: 以下、
取りにいっている間庭を眺めていると、
自転車が数台ある事に気がついた。
しばらくしてハゲが戻ってきて契約書とキャッシュカードを渡してきた。
「おっさんもどうしようもないアホだけどそれにつけ込むお前みたいな
 ハゲもホントどうしようもないわ」というと何か言ってきたが、
「喋んな」と言って玄関のドアを閉めた。
そのままおっさんの住むアパートに向かい、
鍵が開いていたのでそのまま入った。
畳にキャッシュカードと契約書を捨てて、
コタツに入って座っているおっさんの髪を引っ張り上げて、
俺「すぐ仕事見つけろ。1年以内に返せよ。」と言った。
「ひいっ 痛い」と言っている人間を生まれて始めて見た。
215: 以下、
その後俺も仕事なのですぐおっさんの家を出た。
俺「夜電話するからいくつか面接のアポとっとけ。」
と言うとおっさんは返事もせず黙っていたので、
俺「一つじゃなくて いくつか な。」
と念を押すとまた黙っていた。
俺「それが嫌ならもう首でも吊れ 別になんとも思わん」
と言ってドアを閉めた。
仕事中、いつも通りにしていたつもりだったが、
松岡には「機嫌悪い?」と見透かされていた。
夕方くらいにTさんから連絡があったので仕事が落ち着いてから掛け直した。
なんとなく、おっさんの借金の事を話した。
Tさん「どうしようもねえな あのおっさん。」
222: 以下、
Tさんがまともに見えてくるから恐ろしいwww
223: 以下、
Tさん「(俺)くんもなんでそこまでやるかねえ。」
俺「Tさんとかおっさんに説教しててねえ。」
Tさん「そうだよ。」 と、拗ねた様に言った。
俺「でも?? Tさんは下心 俺は ・・・・なんやろ。」
Tさん「同情だろ。」
俺「同情かなあ。ん?・・。」
という会話をした後、ハゲについて聞いた。知る限りごく普通の親父だという。
ごく普通のオヤジがとびきりアホなおっさんが利用されただけの話だった。
後、おっさんに「家に住むとこない奴住まわせて家賃取ればいい」と
入れ知恵したのはハゲの様で、
ハゲの家もそうしているという。ただ一つ違うのは、
住まわせる住人は女限定で、あまりに年がいっているのは断っているという。
俺「住むとこないからって あんなオッサンの家住みたい若い女います!?」
Tさん「確かなあ、30代位の女が2人今住んでんじゃねえかな。」
吐き気がした。
231: 以下、
仕事が終わっておっさんの家に向かった。
俺はおっさんの顔を見てもイラつかなくなっていたけど、
おっさんはオドオドしていた。
おっさんも警備員の経験者で、就ける仕事も限られているという事もあり、
警備会社の面接を2つとりつけていた。
だけどTさんは警備員の2級免許というものを持っていて、
通常よりかなり優遇してもらえるらしいが、おっさんは持っていないので、
歳も考えると雇ってもらえるかも厳しい。という話だった。
そして借りた120万どうやって使ったかを聞いた。
やはり母親がしつこく電話してきて持っていかれたらしい。
俺が入院している時に渡したといっていた。
高金利で金を借りてさすがに不安になって、
キャバクラで不安を少しでも解消させようと思ったのだろうか。と考えた。
しかし平然と「渡してないよ」と嘘をついて
キャバクラで楽しそうにお喋りをするおっさんの顔を思い出すと、
やっぱりちょっと頭にきた。
241: 以下、
いい加減あの親子もやりすぎだと思った。
俺「何で渡すのよ? 120もあればガールズバーのあの子みたいな
 若くて可愛らしい子となんぼでもお話できるのに。」
おっさん「あのね・・・うん。あの・・・よし子さんがね?
  家いた時 住んでた時あるじゃない。」
俺「うん。 なによいまさら。」
おっさん「その時にね、俺がよし子さんの脚とか触っちゃったんだよ。」
俺「Tさんがなんか言うてたね。」
おっさん「それで最初はね、120万もくれっていうから
  もういいと思って断ってたんだけどね、
  セクハラで訴えるぞって言い出してね・・・。」
俺「・・・・・・。」
言葉も出なかった。
249: 以下、
俺「アホかあっ!!w そんなんブラフにきまっとるやないか!!」
おっさん「えっブラフって何?」
俺「ハッタリよ!! 嘘っぱち!!」
おっさん「えっ・・・。」
俺「なんやねん!? え お前なんやねんマジで!?w」
おっさん「いや・・・w」
俺「もぉおおおおお??????・・・・・・・w」
そう言いながら寝転んでしまった。
おっさんはなんだか分からない感じでうふふと笑っていたので
俺「笑うなっ!!」と言うと、しょんぼりした。
251: 以下、
よし子が憎い
267: 以下、
俺「いやしかし 一旦貰ったら意地でも返さんぞあのババア。」
おっさん「うん・・・。」
俺「腹立つわ?・・・。その後なんか連絡ある?」
おっさん「ないねえ・・。電話しても出ないし。」
俺「逃げてるかなあ・・・。でもまだ取るつもりっていう感じもするし」
というような会話をした後、おっさんと少し喋って、
俺「まあ取り返してもおっさんにはなんの関係も無いけど。」と言って、
明日にでも息子のアパートに向かおうと決めた。
こっちの武器は憶測で考えた向こうの弱みだけだが、
それで勝負するしかないと思った。
悪知恵は働くが考えが浅くとても狡猾とは呼びがたい
ただのおばさんをだまくらかすだけだと、
こちとら色んな曲者となんぼ程駆け引きしてきてるとおもっとるんじゃいと
気を強く持って、色々やり方を練った。
273: 以下、
>>1は、仕事でも、
こういう騙し騙されがある業界なの?
276: 以下、
>>273
特にそういう訳でもないけど
そういうの上手いと結構スムーズに行く仕事も多いです
297: 以下、
早かったら20時くらいに来ます
次のスレで最後までやろうとおもっとりますねます
ありがとうございました
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コメント
1 不思議な
待ってましたー
2 不思議な
面白くて続きが気になるなあw
3 不思議な
この話もあと少しで終わりかー
4 不思議な
面白いわー。
5 不思議な
いよいよおもろなってきた
6 不思議な
業が深い
主もなかなかげすい
これを見ている自分達も
深淵を覗く者はなんとやら
7 不思議な
これほんとおもしろい こんなに連日更新きてよっしゃー!ってなるスレないな
8 不思議な
借金肩代わりしたりおっさんからババアを遠ざけたいと言う割には何故か本気度足りないしもしかして知らず知らずの内おっさんの人生を娯楽として消費してるんじゃ無いのか?
9 不思議な
ここまでくると、金持ちの手の込んだ遊びって感じだなw
10 不思議な
なんでこのおっさん今までいきてこれたんやろうなあ
11 不思議な
ついにクライマックスか???
金のかかる娯楽対象なのかな、そのおっさんは。その気になれば警察でも行けるだろう、娘への治療拒否は犯罪だろ?
12 不思議な
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よし子は病院行ったら診断つきそう
13 不思議な
勉強になります。
14 不思議な
お、やっと次回、終局か
いっぺんに載せてけれ
15 不思議な
良い学歴買って普通の企業で正社員しとる人にはわからんだろうが
底辺の職場に行くとこれくらいは普通なんやで
平然と家賃を馬券に使う奴もいるし、それで借金しまくって夜逃げする奴もいる
どう考えてもアスペにADHDなのに定年まで迷惑かけまくって生きてきた奴もいる
そんな奴でも雇わないと回らない糞職場なんざいくらでもある
底辺には底辺の生きる場所があんねん
良い国だろ?(ガチキチスマイル)
16 不思議な
どこの異世界の話だろうかと読み続けている
17 不思議な
浣腸を注す 二本も注す
18 不思議な
分割まとめは、分割する区切りが長かったり短かったりでホントに基準が分からん。
1は話盛ってるだろうが、半分くらいは実話っぽいな。
19 不思議な

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