ベジータ「この世界、どこかおかしいと思わんか?」back

ベジータ「この世界、どこかおかしいと思わんか?」


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1:
ベジータ「この世界、どこかおかしいと思わんか?」
悟空「なんだぁ?ベジータ。お前、何言ってんだよ?」
ベジータ「できすぎているんだ。何もかも」
悟空「できすぎてるぅ?」
ベジータ「そうだ。俺達の戦いを思い返してみろ。まるで計算されてきたかのようだと思わんか?」
悟空「オラ、よくわかんねぇけど・・・」
ベジータ「俺達が強い奴を倒せばまた新しい奴が現れる」
悟空「そ、そりゃあ、たまたまじゃねぇんか」
ベジータ「俺達が戦うときもそうだ。まるで計算されてるかのように強い奴から強い奴にバトンタッチして、敵もそれに合わせたかのようにパワーアップしやがる」
悟空「ベジータ、おめぇ考えすぎだって。たまたまだろぉ」
ベジータ「誰かが俺達にわざとそうやって敵を仕向けてるようにしか思えん」
2:
さすが王子鋭い
3:
悟空「そんなことありえねぇだろー」
ベジータ「考えてみろ。俺達が必死で倒した当時のフリーザでさえ今となっては雑魚に等しい」
悟空「・・・」
ベジータ「そんな雑魚相手になぜあの界王とやらは震え上がっていやがったんだ?」
悟空「そりゃ、当時のフリーザは確かに最強だったろ?フリーザを止められる奴はいなかったし・・・」
ベジータ「おかしい話だと思わんか?界王神や魔神ブウ、ビルスのことだって奴は知っていたはずなんだぞ?」
悟空「オラ、よくわかんねぇけど・・・」
ベジータ「つまり、セルやブウ、ビルスは俺達がフリーザと戦っている時には存在せず、俺達がフリーザに勝って平和になったから誰かが俺達を戦わせるために結果が出た後から生み出されたんだよ」
4:
悟空「ベジータ?おめぇ、自分で言ってることがわかってんのかぁ?」
ベジータ「俺も自分でおかしいと思っている!だがな、そうじゃなきゃ説明がつかんだろ!」
悟空「フリーザを怖がってたんは確かにフリーザは当時最強だったんだし、あのままだと宇宙があいつの手に落ちるのは確実だったんだから界王様からしたら焦るんは当たり前じゃねーか」
ベジータ「フリーザはともかくだ!セルはどう説明するんだ?」
悟空「ど、どうって・・・あれはドクターゲロが作ったんじゃねぇか。フリーザは関係ねぇ」
ベジータ「あいつらフリーザより強かったぞ!確かに地球人が頭がいいのは認めるがあんな人造兵器を作れるんなら宇宙のどこかでとっくの昔にできていてもおかしくないだろうが!」
悟空「そう言われてもなぁ・・・」
ベジータ「そして何より貴様の行動だ」
悟空「オラが?」
ベジータ「そうだ。貴様、なぜ、セルが自爆した時に逃げなかったんだ?瞬間移動でまたこっちに戻ってくればよかっただろ?」
6:
悟空「あんときは間に合わなかったんだよ。瞬間移動っていっても気を探らなきゃできねーんだからさぁ」
ベジータ「おかしいだろ!貴様、戦闘中にだってやってのけているんだぞ!」
悟空「おいおい、勘弁してくれよぉー、戦闘中は相手が間近にいるからできるだけだぞぉ。それともなにか?オラが自分でセルと一緒の死んだっていうんか?」
ベジータ「その通りだ・・・」
悟空「ベジータぁ、おめぇやっぱ考えすぎだってぇー。オラが悟飯やチチを残して自殺するわけねーだろー?」
ベジータ「なんとなく、なんとなくだが、この世界で最強の戦士を悟飯にしたかった・・・そんな企みを感じるんだ・・・」
悟空「おいおい、ベジータ。おめぇ、ちょっと休んだ方がいいぞぉ」
7:
ベジータ「極めつけはサタンだ」
悟空「おいおい、この話まだ続けるんかぁ?」
ベジータ「ふざけるな!よく聞け!」
悟空「はぁー、オラ、もう飽きたぞ」
ベジータ「いいか?あのクリリンだのヤムチャって野郎だって地球人だがそれなりに強い。ビーデルって女も空ぐらいは飛べる。なのにあのサタンはなんだ?なぜあの弱さでチャンピオンになれるんだ?」
悟空「だからよぉ、そんなのサタンが気を知らねぇんだからしょーがねーじゃねーか。おめぇだって目で気をさぐるの知らなかったろぉ?」
ベジータ「そこもおかしい。俺達はスカウターがあったから気を探るのは知らなかった・・・だが、サタンの弱さはどう説明するんだ!」
悟空「はぁー、おめぇ自分のことは知らなかったですますんかよぉ」
8:
悟空「だったら聞くけどよぉ?おめぇ、尻尾はどうしたんだよ?」
ベジータ「尻尾、だと?」
悟空「ああ、生えてたろ?
お尻からよぉ」
ベジータ「な、なんの話だ・・・?」
悟空「何言ってんだよ、おめぇ地球に来たとき尻尾生えてたろ?そんで大猿になったじゃねーか」
ベジータ「尻尾・・・?大猿・・・?」
悟空「ブルーツ波だっけ?それを浴びたらオラ達サイヤ人は大猿になって戦闘力が10倍になるんだろ?」
ベジータ「カ、カカロット、貴様、一体何を、何を言ってるんだ・・・?」
悟空「なんだぁ?おかしいのはおめぇなんじゃねーんかぁ?自分で言ってたんじゃねーか」
9:
ベジータ(カ、カカロットが嘘をついているとは思えん・・・お、俺は、俺は一体どうしたというんだ・・・)
悟空「おい、ベジータ、おめぇしっかりしろよ。少し休めって」
ベジータ「・・・」
悟空「悩みがあったらオラに言えよ。ストレスを溜め込まねぇよーにな」
ベジータ「くっ、俺は一体、何を考えていたんだ・・・俺は・・・」
悟空「とにかく飯食って寝ろ?な?」
ベジータ「あ、あぁ、そう、する、ぜ・・・」
・・・
ブルマ「あら、おかえりー、ベジータ、早かったのね」
ベジータ「あ、あぁ」
ブルマ「どうしたの?顔色が悪いわよ?また孫君に負けたの?」
10:
ベジータ「ブルマ・・・」
ブルマ「ん?なによ?」
ベジータ「俺に尻尾は生えていたのか?」
ブルマ「当たり前じゃない。あんたサイヤ人なんだから」
ベジータ「サイヤ人だからって尻尾は生えていない!」
ブルマ「何言ってんのよ!サイヤ人は尻尾が生えてて満月を見たら大猿になるんでしょ?」
ベジータ「や、やめろ!なんの話だ!」
ブルマ「なんの話ってあんたの話じゃない」
ベジータ「だったらトランクスやブラはどうなる?あいつらにも尻尾はあったのか!?」
ブルマ「あの子達には生えてないわよ。地球人とサイヤ人のハーフなんだから」
ベジータ「そもそもおかしいだろ!!なんで地球人とサイヤ人が子供を作れるんだ!!!」
11:
ブルマ「ちょっと、どうしたのよベジータ。いきなり大声出して。たまたまサイヤ人がいろいろな生物と子供を作れるような種族だったんじゃないの?」
ベジータ「そんなたまたまがあってたまるか!第一なんでサイヤ人と地球人が同じ言語でしゃべっているんだ!」
ブルマ「今さらそんなこと言われても・・・あんた達がそういう翻訳機械を頭の中にでも埋め込んでるんじゃないの?」
ベジータ「知らん!俺はそんなもの埋め込んでおらんぞ!おかしいじゃないか!」
ブルマ「だったらあんたが意識する前、例えば生まれてすぐに脳にそういう機械を入れたんじゃない?」
ベジータ「ふざけるな!だったらすぐに俺の脳を検査しろお!」
ブルマ「別にいいじゃない。見つかったからどうにかなるものでもないし」
ベジータ「いいからやるんだ!俺の頭はどうにかなってしまいそうなんだ!」
12:
ブルマ「わかったわよ、健康診断も兼ねて検査したげる」
・・・
ブルマ「結果が出たわよ」
ベジータ「何か入っていたか?」
ブルマ「いいえ、何も。知能が低いことを除けば健康そのものよ、さすが戦闘民族サイヤ人ね」
ベジータ「嘘をつくな!だったらなぜ俺達は言葉を交わせるんだ!子供を作れたんだ!」
ブルマ「もういいじゃない、ベジータ。あなた疲れているのよ」
ベジータ「くっ!もう貴様には頼らん!」
ブルマ「あ、ちょっと、ベジータ!」
・・・
ピッコロ「で、そんな下らないことを相談しに俺のところにきたのか?」
ベジータ「はぁ、はぁ、下らん、だと、はぁ、下らんなら、はぁ、この矛盾を、はぁ、証明してみせろ」
5:
ライブレニキばりのキャラ崩壊
14:
ピッコロ「フンッ、戦闘民族サイヤ人が聞いて呆れるぜ、矛盾なんてお前らにとっちゃ難しい言葉を使うからそうなるんだ」
ベジータ「はぁ、はぁ、早く、教えろお、はぁ、なんだか、はぁ、息が苦しい、頭が、痛い」
ピッコロ「いいか?卵が先か鶏が先かって話だ。俺達の言語は共通している。これはブルマの言う通り物心つく前に何かしらの翻訳機を身体のどこかに埋めたか何かきちんとした理由がってこうなっているんだ。その結果を認識した上で矛盾してるってのはオツムの処理が間に合ってないんだよ」
ピッコロ「・・・ん?」
ピッコロ「チッ、気絶しやがったか!サイヤ人の知能で無理するからだ」
ベジータ(ち、違う!俺は間違っていない!世界は、どこか、まるで作られた設定のように、都合の悪いことは、消されて、いく・・・)
15:
サイヤ人の知能が低い……?
あのポッドとか誰が作ったんだよ。
16:
ベジータ「!?」
デンデ「気がつきましたか?」
ベジータ「こ、ここは・・・」
デンデ「カリン塔のてっぺんです。ピッコロさんが運んできてくれたんですよ。しばらく休ませた方がいいって」
ベジータ「デンデ、貴様、この世界に矛盾を感じないのか?」
デンデ「む、矛盾?なんのことです?」
ベジータ「確か貴様らナメック星人は水だけで生きていけるんだったな」
デンデ「え、えぇ、基本それだけでいきていけます」
ベジータ「おかしいだろ?そんな生物がいるはずがない!どうやって骨や筋肉を維持するんだ!」
デンデ「ま、待って下さい!僕は戦闘タイプのナメック星人じゃないから水だけでいいのであって戦闘タイプのナメック星人はきっと違いますよ!」
ベジータ「きっと違うだと!はっきりしろ!!」
17:
デンデ「戦闘タイプのナメック星人は水以外も口にします」
ベジータ「貴様、いま、ついさっき、そういう設定にしただろ?」
デンデ「な、何を言ってるんですか!?そもそも設定って」
ベジータ「俺は騙されんぞ!誰かがそうやって俺達の世界をいいようにころころ設定を変えていやがるんだ!」
デンデ「違いますよ!少なくとも僕はナメック星にいたころから戦闘タイプのナメック星人が水以外を摂取すると知ってました」
ベジータ「だったらなんでさっき『きっと』をつけやがったんだ!初めからわかっていやがったんなら『きっと』をつけるのはおかしいだろ!」
デンデ「そ、それは僕だってきちんと戦闘タイプのナメック星人が水以外に何を具体的に食べてるか知らなかったから!」
ベジータ「目を覚ませ!貴様の頭の中は何者かにいじられているんだ!!」
デンデ「ベジータさん!しっかりして下さい!少しばかりおかしいですよ!」
18:
ベジータ「もういい!貴様の言うことなど信用できん!」
デンデ「あ、待って下さい!まだ治療が」
・・・
ベジータ(くそったれ共め!俺がこの世界をいじってやがる奴を見つけ出して俺が正しいということを証明してやる!)
ベジータ(だが、どうすればいい・・・味方はいないし、敵の検討もつかん・・・しかもそいつはあったことをなかったことにできて、これから何かを起こすこともできる・・・)
ベジータ(つまり、強大な敵を作り出して俺を一瞬のうちに殺すこともできる・・・そいつのさじ加減ひとつで俺は消されるかもしれないということ・・・)
ベジータ(くそったれええ!どんな奴か知らんが顔を見せやがれええ!!!)
ベジータ(!!)
ベジータ(そうか!ドラゴンボールがあったぞ!)
19:
わくわく
20:
・・・
ベジータ「おい、ブルマ」
ブルマ「あら、おかえり。今度も早かったのね」
ベジータ「ドラゴンレ」
ベジータ(ハッ!!)
ブルマ「なによ?」
ベジータ(ここでドラゴンボールでこの世界に干渉してる奴を探していることブルマを通じて伝わってしまったらドラゴンボールの設定を変更しかねない!)
ベジータ(どんな願いでも叶うが、会いたい者には会えない、とかそういった設定になるはずだ!クソッ!死んだ者を生き返らせる云々の時に気付くべきだったぜ!)
ベジータ(言葉にしては駄目だ!奴はどこからかこの世界を見聞きしているんだからな!)
ブルマ「ベジータ!」
ベジータ「な、なんでもないんだ。気に、しないでくれ」
ブルマ「何よ。やっぱり変ね」
21:
・・・
ベジータ(あったぞ!ドラゴンレーダーだ!こいつでドラゴンボールを探してやる!)
・・・
ベジータ(よし!6つ集まったぞ!あと1つだ!)
ベジータ(む、最後の1つは近いな・・・この辺りのはずだが・・・)
悟空「よぉ、ベジータ」
ベジータ「カ、カカロット!貴様、なぜここにいる!?」
悟空「ん?オラか?オラ修行してたんだ」
ベジータ「ふん!なるほどな」
悟空「なるほどなって、何がだ?」
ベジータ「貴様がここで修行をしていても違和感や矛盾がない、ということだ」
悟空「何言ってんだぁ?」
ベジータ「貴様はこの俺様にドラゴンボールで願いを叶えないように邪魔をしにきたということだ!!」
22:
悟空「ふざけんなよ、ベジータ、なんでオラがおめぇがドラゴンボールで願いを叶えるのの邪魔をするんだよぉ」
ベジータ「無意識のうちにそうさせられているんだ」
トランクス「パパ、それは違うよ」
悟天「そうだよ、おじさん、僕たち前からここで修行してるんだ」
ベジータ「フンッ!トランクスや悟天まで使うか!姑息な手を使いやがってえ!!」
トランクス「パパ!ドラゴンボールで願いなんか叶えなくても僕達は幸せじゃないか!帰ろうよ」
悟空「そうだぜ、ベジータ。何の不満もねーだろ?家族がいて、天下一武道会があって、すげえ強え奴が定期的にでてきてさ、楽しいじゃねーか!」
悟天「今この生活は僕達にとってもおじさんにとっても一番いいんだよ」
ベジータ「ふん!」
トランクス・悟天「ウッ!」
悟空「ベジータ!おめぇ何してんだ!」
ベジータ「やはりな、高の手刀では設定を変更するまでもなく気絶させることができた。『奴』はある意味で万能だが、度には弱い、設定の変更には時間を要するようだ」
23:
悟空「おめぇ、やっぱおかしいぞ。悟天やトランクスをいきなり気絶させてよお」
ベジータ「カカロット、これが最後だ。目を覚ませ」
悟空「目を覚ますのはおめぇの方だ!わけのわかんねぇことばっか言いやがって!」
ベジータ「さらに『奴』の欠陥がわかった。変更には時間を要するのと本質的な変更はできない。例えばカカロットを戦闘好きでなくしたり、俺を完全に無力化したりはできんのだろう」
悟空「ベジータ!いい加減にしないか!」
ベジータ「おそらく大きな変更を施した場合にはほころびが生じる・・・例えばサイヤ人には尻尾があって大猿になるという設定をなきものにした場合、一部の記憶に混濁や矛盾が生じる、つまりそれが俺自身だ」
悟空「ベジータ、おめぇはもうだめだ、イカれちまったんだな。そんな奴にドラゴンボールは使わせねぇ!」
ベジータ「そうとも、カカロット。ここで俺が何を言い、何をしようとも貴様は俺にドラゴンボールを使わせまいと動くのだ。貴様はそう設定されている」
悟空「こんな形でおめぇと戦いたくなかったが、おめぇが目を覚まさないならしかたねぇ、いくぞ!ベジータ!!」
24:
ベジータ「フンッ!さあ、俺を殴ってみろ、カカロット」
悟空「ど、どうした?なぜ、構えねぇ?」
ベジータ「貴様がそういう設定だからだ」
悟空「な、なんだって」
ベジータ「貴様は無抵抗な相手を殴れるような奴じゃない」
悟空「ふ、ふざけるな、ベジータ!」
ベジータ「すまんな、カカロット。俺はお前の設定が変わる前にドラゴンボールを7つ集めさせてもらうぞ!」
悟空「くっ!や、やめろ、ベジータ・・・」
ベジータ「どうした?カカロット?力づくで無理矢理止めればいいだろ?」
悟空「そ、そんなことはできねぇ・・・するわけには、いかねぇ・・・な、なんだ!頭が、頭が痛え!」
ベジータ「しまった!設定の変更か!早くドラゴンボールを集めてカカロットから離れなければ!」
25:
クリリン「ベジータアアア!おーーいい!!」
ベジータ「フンッ!」
クリリン「な、なにを!うわあああああああ!!!」
ベジータ「心配するな。全てが終わったらドラゴンボールで生き返らせてやる。今、邪魔はさせんぞ」
・・・
ベジータ「ここならいいだろう。いでよ、神龍!!」
神龍「さぁ、願いを言え。どんな願いも3つまでなら叶えよう」
ベジータ「『奴』に会わせろ」
神龍「奴とは誰のことだ?願いは具体的に言わないと叶えようがない」
ベジータ「この世界の事象や事実、設定をどこかからいじくってやがる野郎だ!そいつに会わせやがれ!」
神龍「願いを具体的に言え。言えないのであれば私は去る」
ベジータ(くそったれぇ!どうしがれっていうんだ!)
神龍「さらばだ」
26:
悟空「よぉ、ベジータ」
ベジータ「くっ!カカロット!」
悟空「ベジータ、帰ろうぜ。おめぇ、疲れてんだよ」
ベジータ「俺に近づくな!でく人形がぁ!」
トランクス「パパ、帰ろうよ!」
ベジータ「トランクス・・・お前は本当に俺の息子、なのか・・・?」
トランクス「パ、パパ?」
ベジータ「貴様らは無意識のうちに何者かよってそうするように操られているに過ぎん!カカロット!貴様もトランクスも全員『奴』が産み出した妄想に過ぎんのだ!」
悟空「いいじゃねーか。たとえそうだとしても。オラ達は生きてて楽しい。充実してる。嘘でも妄想でも笑って生きていけるこの世界の何が気に入らねぇんだ?」
ベジータ「カ、カカロット・・・」
27:
トランクス「そうだよ!パパ!わけのわかんないこと言ってないでいつものパパに戻ってよ!」
ベジータ「トランクス・・・」
ブルマ「さ、ベジータ。一緒に帰りましょう」
ベジータ「ブルマ、お前、なぜ、ここに・・・い、いや、この精神の安らぎはなんだ、心の力が抜けていく・・・俺という存在が・・・」
トランクス「パパ」
ブルマ「ベジータ」
悟空「ベジータ!」
ベジータ「フ、フフフ、ハハハハハハ!ハーッハッハッハッハ!!」
ベジータ「こんなまやかしでこのベジータ様は騙せんぞ!今、壊してやる!貴様の妄想の世界をな!!」
28:
ベジータ「貴様に操られて生きるぐらいならこの星もろとも消えてなくなりやがれえええええ!!」
ベジータ「ファイナルフラアアアアアアッシュ!!!」
ベジータ(フッ!ざまあみやがれ!くそったれめ・・・)
・・・
ブルマ「・・・・・きて、起きて、ベジータ、起きて!」
ベジータ「!?」
ブルマ「ベジータ!起きて!」
ベジータ「こ、ここは!?」
ブルマ「何言ってんのよ。寝室じゃない。あなたがずいぶんとうなされていたから起こしてあげたのよ」
ベジータ「夢、だったのか・・・」
29:
ブルマ「もう、修行頑張り過ぎじゃないの?うなされるまで追い込んだって強くなれないでしょ」
ベジータ「お、おい、ブルマ・・・」
ブルマ「何よ?」
ベジータ「尻尾、生えていたか?」
ブルマ「え?尻尾?」
ベジータ「俺にだ。俺に尻尾は生えていた、か?」
ブルマ「はぁ?あんた何言ってんのよ?寝ぼけてるのね」
ベジータ「ハ、ハハ、そう、だよな」
ブルマ「猿じゃあるまいし、生えてるわけないでしょ」
ベジータ「も、もうひとつ聞きたいんだが」
ブルマ「何よ、もう。悪い夢を見たの?」
30:
ベジータ「セルのことだ。あいつが最後に自爆した時にカカロットは、カカロットはどうなった?」
ブルマ「そんなの瞬間移動でセルを捨ててすぐに帰ってきたじゃない」
ベジータ「そ、そうだ、そうだよ、な・・・」
ブルマ「もう!私寝るから!もううなされないでよ!」
ベジータ「・・・」
ベジータ「騙されんぞ・・・」
ベジータ「この俺様が矛盾を感じない世界にしたからって俺が大人しく貴様の書いた筋書き通りに動くと思うなあ!!!」
ベジータ「出てきやがれええ!何度でも貴様の箱庭を消し去ってやることもできるんだぞ!」
ベジータ「もう一度だ!ファイナルフラーーーーーーーッシュ!!!」
31:
ブルマ「うっさいわね!なにやってんのよ!」
ベジータ「ば、馬鹿な!ファイナルフラッシュが、でない、だと!?」
ブルマ「なによ?ファイナルフラッシュって?」
ベジータ「気を練って飛ばせんのだ!」
ブルマ「はああああ!?もういいから寝てよ!ふざけないで!!」
ベジータ「ば、馬鹿な、こんな、こんなことが・・・」
ベジータ「やりやがったな!エネルギー弾を飛ばせない設定にして地球を破壊できなくしやがった!」
ベジータ「くそったれがああああ!!!」
32:
面白い
33:
代紋TAKE2の江原も似たような事言ってたよ。
34:
ベジータ「ま、まさか!『奴』め!この俺からサイヤ人の力までない設定にしやがったのか!」
ベジータ「チクショオオオオオ!!!嫌らしい嫌がらせをしやがってえええええ!!」
ウィス「ベジータさん、少しは反省しましたか?」
ベジータ「ウィス!貴様、なぜここに!?」
ウィス「あなたはこの世界の造物主様、神をも越えるお方に噛みついていたのですよ」
ベジータ「なんだと?」
ウィス「お察しの通りあなたも私も、いえ、この世にある全ての存在、さらには運命に至るまで造物主様が全てお決めになられているのです」
ベジータ「造物主、だと・・・」
ウィス「私やビルス様、その上におられるごくごく一部の方々にしか知らされていないことです。我々は造物主様の妄想に過ぎず、造物主様に定義される存在なのです」
ベジータ「なめやがってぇ!人の人生を勝手に決めるな!!」
ウィス「ベジータさん、あなたは造物主様に気に入られていて、少し自由を他の人よりも多く与えられているのです。しかし、これ以上、造物主様の機嫌を損ねてはなりません」
35:
ベジータ「造物主だと!そんな野郎のことをこの俺が知ったことか!!」
ウィス「・・・それでも構いませんよ。この矛盾のない世界で生きていくなら」
ベジータ「矛盾のない世界だと・・・?」
ウィス「ええ、あなたが造物主様の望まれる世界を否定し続けるなら造物主様は矛盾のない世界であなたを生かし続けます。気、なんて不思議な力のない至極退屈で面白味のない世界。夢を忘れ、矛盾を叩く、そんな世界」
ベジータ「そ、それは・・・」
ウィス「あなたが望むならこのままこの世界にあなたを置いていきましょう。もちろん、ドラゴンボールなんてものもありませんよ。どんな願いも叶うなんて、それこそ矛盾どころじゃありませんからね」
ベジータ「・・・」
ウィス「よく考えて下さい、ベジータさん。造物主様はあなたを気に入っていて、望む世界で生きていかせるという御心です。もう一度、夢と冒険の世界に帰ってきて今まで通りにプライドの高いベジータさんでい続けることもできます」
ベジータ「しかし、その世界で出会う新しい敵も、そいつらとの戦いも、俺やカカロットのパワーアップも、全てその造物主の都合で変わっていくんだろう?」
ウィス「いいじゃありませんか。たとえ誰かの人形でも。家族がいて、仲間がいて、全力を出せる舞台があって、つまり幸福がある。あなたは気に入られてるのですから悪いようにはされませんよ」
36:
ベジータ「ふざけるな!俺も俺達もその造物主とやらのオモチャじゃないんだぞ!」
ウィス「つまり、ベジータさんはこちらの矛盾のない現実的な世界に残る、でよろしいんですね?」
ベジータ「こっちの世界だってその造物主って野郎が作った作り物なんだろ!そんなものもこの俺は認めん!」
ウィス「ベジータさん、飲み込みが悪いですねぇ。どちらかしか選べないんですよ」
ベジータ「フンッ!どっちの世界もくそったれだ!誰かに作られた戦いや安らぎに身を投じるなど馬鹿馬鹿しい!」
ウィス「そうは言ってもねぇ・・・」
ベジータ「おい!今の俺は気も使えないし、戦闘力も普通の人間並なんだな?」
ウィス「まぁ、戦闘民族の王子が修行した設定ですから、少しは強いですが」
ベジータ「見てやがれ!くそったれめ!」
37:
ウィス「ベジータさん!どこに行かれるんですかぁ?」
ベジータ「決まってるだろ!こんなふざけた世界から消えてやる!」
ウィス「そんな!もったいないですよ。あなたは造物主様からご寵愛を受けているんですから」
ベジータ「そんな野郎の都合はどうでもいい」
ウィス「私なんてつい最近ご都合で設定されたに過ぎないんですよぉ?」
・・・
ベジータ(ここから飛び降りたら死ねるだろう)
ベジータ(ブルマ、トランクス、ブラ・・・偽りの幸せだった・・・)
ベジータ(カカロット・・・下らん都合や設定抜きで貴様とは決着をつけたかった・・・)
38:
ベジータ(さらばだ・・・)
・・・
ウィス「あらあら、ベジータさん、ぐちゃぐちゃですねぇ。さ、さっさと整形して設定を上書きして盛って帰りましょ。まだまだベジータさんには戦ってもらわなければいけませんからね」
fin
40:

マジかよ、鳥山明最低だな
41:

おもしろかった
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