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曜「正しい」 千歌「愛の末路」


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曜「......なに、これ...」
バッと開いた雑誌のページに載っていたのは、
私と千歌ちゃんが、愛し合っている写真だった。
引用元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1517562911/
2 :
ーーーー
スクールアイドルを始めて一年が経とうとする今、私はコンビニに来ていた。
雑誌のコーナーに行き、いつも読んでいる漫画雑誌を取ろうと手を伸ばした時。
曜「......?」
斜め上にある、一つの雑誌が目に入って、動きが止まる。
3 :
腕の方向を変え、そちらの雑誌の方に手を伸ばし、
厚みないそれを掴み、乱暴に顔の近くに持ってくる。
曜「........は?」
その表紙に書いてある字をよく見ると。
“スクールアイドル、メンバーとの熱愛発覚”と、確かに書かれていた。
4 :
赤い字で書かれたその文章に、鼓動が早くなるのを感じる。
震える手で勢いよくページを開くと、そこには
恐れていたモノが写っていた。
曜「......なに、これ...」
6 :
薄っぺらいページにでかでかと載せられているその写真は、
紛れもなく、私と千歌ちゃんが路地裏で唇を重ね、指を絡めている様子を写していた。
曜「.....う、そ...だ...」
ふらつく脚に力を込め、なんとか立った状態を保つ。
千歌ちゃんは知っているのだろうか。
そう考えた瞬間、私は千歌ちゃんの家の方向へ走り出していた。
7 :
熱愛発覚でファン歓喜
8 :
ーーーーー
曜「...ち、かちゃん...」
千歌ちゃんの家の近くまで着き、走っていた為乱れた息を整えながら進むと、千歌ちゃんの家が見えた。
家の方へ駆けて行く私の耳に、騒がしい声が聞こえた。
明らかにその声は、千歌ちゃんの家の方から聞こえた。
12 :
人と人がぶつかるような音に混じる声に耳を澄ませると、聞こえてきたのは。
「高海千歌さん!今回の騒動、ずばり本当なんでしょうか?」
「あの写真は一体...!」
「渡辺曜さんとのお付き合いは...」
疑問と期待の入り混じった、汚い声。
この大群...はマスコミ?
曜「...あの、すいません。」
千歌ちゃんの家の玄関の前で群がるマスコミに声をかけ、道を作ろうとすると、
マスコミ達の無数の目線は、私に向けられた。
途端、その汚い声が私に投げかけられる。
「渡辺曜さん!!」
13 :
「どうして高海千歌さんの家に?」
「渡辺曜さん!今回のーー」
「同じグループの他のメンバーにもーー」
さっきと似たような言葉が私の耳に響く。
ふと、その人数に押し潰されそうになる私の腕を引く感覚。
目をやると、そこには
梨子「曜...ちゃん...っ」
梨子ちゃんの姿があった。
14 :
私が梨子ちゃんの存在に気づくとすぐに、マスコミ達もその存在に気づき、梨子ちゃんの方にマイクを向ける。
梨子「曜ちゃんっ!」
梨子ちゃんは私の腕を掴み、走り出した。
曜「り、梨子ちゃん...っ」
梨子ちゃんは何も言わず、マスコミから逃げるように真っ直ぐ私を引っ張って走って、
たまに道を曲がったり後ろを確認したりして、千歌ちゃんの家からかなり遠くなった所で足を止めた。
16 :
曜「はぁ...はぁ...梨子ちゃ、ん...」
きっと梨子ちゃんも事情を知っているだろう。
私のせいでこんなことになって、相当怒っているのだろうと覚悟して目線を上げると、
梨子「っ...よかった、曜ちゃん...落ち込んで、自 殺とかしちゃってるかと、思った...」
安堵の表情を浮かべ、私の手をぎゅっと握る梨子ちゃん。
曜「うぇえっ?」
梨子ちゃんの口から出た言葉に驚いて、素っ頓狂な声が出る。
私が...自...殺......!?
曜「いや...、ご、め...梨子ちゃ...」
梨子「大丈夫だよ。曜ちゃんと千歌ちゃんが付き合ってるのは、何となく察してた...」
曜「えぇっ...!?......気持ち悪くないの?」
梨子「当たり前だよ。そんなことより...」
優しい目をしてにこにことしている梨子ちゃんを見てさすが...、と思っていると、
梨子ちゃんの表情が一気に変わり、真剣な瞳で見つめてくる。
梨子「......これからどう、するの?」
17 :
曜「.....これから...」
そうだ。私と千歌ちゃんのこんな噂が出た以上、スクールアイドルを続けていけるはずがない。
梨子「曜ちゃん、私は、曜ちゃんと千歌ちゃんが決めたことなら...それでいいから...」
私の手を握る梨子ちゃんの手の力が強くなる。
梨子「だから...どうするか、決めて」
どうすれば、いいんだろう。
18 :
あれから梨子ちゃんと離れ、お互い自分の家に帰った。
ベッドに飛び込む。
曜「......千歌ちゃんは、どうするんだろう」
ごろんと寝返りを打つと、時計が目に入った。
もうすっかり深夜だ。
...もう今日は寝よう。
明日、みんなと会って考えよう。
そんなことを考えながら、眠りについた。
19 :
まじかよ曜ちゃん千歌ちゃんと熱愛発覚かよ
ちょっと縦に飛ぶわ
20 :
ーーーーー
朝。
昨日の夜は、眠れるはずも無く。
重い足取りで学校に向かう。
校門の前まで来ると、昨日聞こえたあの汚い声が聞こえた。
まさか。
ザワザワ、ザワザワ。
予想が的中した。
昨日の人達は、私達の学校にまで来ていた。
21 :
曜「......っ」
今度は見つからないように、校門を通らず学校の裏に回り、柵を飛び越えて学校に入った。
騒がしい廊下を走り抜け、部室に直行する。
曜「み...んなっ.....!」
部室のドアを開けると、皆がそろっていた。
善子「曜...!」
花丸「よ、曜ちゃん...大丈夫だったずら?」
ルビィ「曜さん...!」
皆が私に駆け寄ってくる。
22 :
私を心配してくれる皆の姿を見て激しい罪悪感に駆られたので、咄嗟に頭を下げて謝った。
曜「...ぁ...み、みんな、ごめん...っ私のせいで...」
ちら、と皆の方を見上げると。
ダイヤ「......曜さん」
ダイヤちゃんが、私の目線に合わせて屈んでいた。
23 :
なんだ百合営業か…
24 :
曜「......っだ、ダイヤ...ちゃ」
ダイヤ「っ...!」
パシンッ。
皮膚と皮膚が重なる乾いた音が響く。
その衝撃に、私は倒れこむ。
いや、この衝撃は...
曜「っ...!ご、ごめ.....なさ...」
私は、ダイヤちゃんに頬を叩かれたのか。
26 :
ダイヤ「.....曜さん、普段の行動には気をつけて下さいと言いましたよね」
曜「......ごめ....」
じわじわと、目に涙が溜まっていくのを感じる。
果南「っだ、ダイヤ...!」
梨子「ダイヤさん...!曜ちゃんは悪くないんです...!」
果南ちゃんと梨子ちゃんがダイヤちゃんの、私の顔の上で震える手を抑える。
ダイヤ「...分かってます....分かってます.....!!」
そんな私達を、どうすればいいのかと涙目で見つめる、善子ちゃんと花丸ちゃんとルビィちゃん。
すると、今まで黙っていた鞠莉ちゃんが口を開いた。
鞠莉「...曜と千歌には、謝罪会見を行ってもらう」
28 :
曜「...っえ?」
鞠莉ちゃんから発せられた言葉に、皆が驚いて鞠莉ちゃんの方を見る。
鞠莉「明後日、私が用意した場所でね。いろんな人には許可とってあるから。」
曜「ちょ、ちょっとまって、聞いてない......」
私が言い切る前に、鞠莉ちゃんは冷たい目をして叫んだ。
鞠莉「私は本気でスクールアイドルを続けたい!!」
すっかり静まり返った部室に、鞠莉ちゃんの声が響く。
善子「...っ、で、でも...謝罪会見まで...する必要.....」
鞠莉「あるわよ。そうでもしないと、曜の誠意は伝わらないでしょう?」
29 :
鞠莉「......とにかく、いろいろと準備はしておいてね」
鞠莉ちゃんが部室から出ていくのと一緒に、果南ちゃんとダイヤちゃんも出て行った。
ルビィ「....っ、ひっく、ぅ.....」
花丸「ルビィちゃ...っ」
善子「......っ」
梨子「...曜ちゃん...」
曜「........千歌ちゃんは...?」
梨子「...千歌ちゃん、今日は休む...って...」
......
...千歌ちゃん.........
ーーーーー
30 :
夜。
ベッドに飛び込み、枕に顔を埋める。
曜「......千歌ちゃん...」
小さく呟く。
もし千歌ちゃんが、スクールアイドルをやめるなんて言ったなら。
私はーーー
「曜ちゃん」
......
千歌ちゃんの声?
31 :
曜「ち、千歌ちゃんっ...!?」
細く聞こえた声に、私は起き上がって窓のカーテンを開け、その声の正体を探す。
千歌「曜ちゃん!」
窓の下の方を見ると、そこには。
曜「...千歌...ちゃ......」
千歌「曜ちゃんっ!」
千歌ちゃんがいた。
32 :
私は急いで階段を駆け下り、玄関を出て、窓の方を見ている千歌ちゃんの方へ走る。
曜「千歌ちゃん...っ?」
千歌「.....曜ちゃん....」
夜の明かりに照らされた千歌ちゃんの瞳は、とても柔らかく微笑んでいて、
すごく綺麗だった。
千歌「.....ごめんね、曜ちゃん」
曜「ぁ...あ、れは千歌ちゃんが悪いんじゃないよ...っ!」
ぎゅっと千歌ちゃんの肩を掴む。
千歌「...曜ちゃん、わたしね」
千歌ちゃんは、私の耳元で、囁いた。
34 :
曜「.........え...」
千歌「.....どう、かな......」
ーーーーー
35 :
ーーーーー
曜「っ、ぁ...あ、千歌ちゃ...」
千歌「よう、ちゃ...っ!すき、曜ちゃ...」
曜「ちかちゃん...っ、私も、すき...っ」
千歌「...っもう、忘れられなくなるくらい...っ、激しく、して...?」
曜「千歌、ちゃ...っ!」
これが、私達の最後。
ーーーーー
36 :
朝。
眩しい日の光が差す。
千歌「あさだよ、曜ちゃん」
曜「...ん.....起きてたんだ...千歌ちゃん」
千歌「えへへ」
目をこすり、千歌ちゃんは笑った。
曜「この旅館、すごい綺麗だよね」
千歌「ほんとほんと。昨日の夜、突然来たのに、優しく迎えてくれるし」
顔を合わせて笑う。
ああ、幸せだなぁ。
37 :
曜「朝ごはんは...いっか。服来たらすぐ行こう、千歌ちゃん」
千歌「うん。急がないと、ね」
重い体をゆっくり起こすと、千歌ちゃんに頭を撫でられた。
えへへ、とまた顔を合わせて笑う。
曜「千歌ちゃん、急いで急いで」
スタスタと、早歩きで道を進む。
千歌「.....まっ、て曜ちゃん...」
39 :
曜「大丈夫?疲れた?」
千歌「......ちがう、の」
下を向いて、動かない千歌ちゃん。
曜「......やっぱり、怖いよね?」
千歌「........」
曜「一緒に、しのう、なんて」
40 :
千歌「......ごめんね、チカが言ったことなのに」
曜「...大丈夫...。わたしも、そうだから」
そっと優しく、千歌ちゃんの頭を撫でる。
千歌「.....あと、怖いってだけじゃない...」
曜「......うん」
千歌「....ほんとに、これでいいんだよね」
曜「.....そんなこと、わからないよ。でも...」
千歌ちゃんのおでこにキスをする。
曜「いっしょなら...大丈夫...でしょ」
千歌「....うん...っ」
41 :
曜「.....さ、行こう...」
千歌「うんっ...」
手を繋いで歩き出す。
これが、私達が決めたこと。
『明後日の謝罪会見までに、2人でかけおちしたいの』
『そしたら、2人で....空に行こうよ』
ーーーーー
42 :
ーーーーー
千歌「曜ちゃん、好き、愛してる」
曜「...ふふっ。私も、だよ...」
千歌「曜ちゃん......」
曜「......抱き合って、いたいな」
千歌「...うん。」
ぎゅっ。
曜「えへへ、気持ちいいな...」
45 :
千歌「そうだね...」
曜「これで、ほんとに死ねるのかな...」
千歌「だいじょーぶ...こうやってこれを置いておけば、一酸化炭素中毒になるって...」
曜「そっ、か...」
千歌「...曜ちゃん...」
曜「千歌、ちゃん...」
千歌「ふふ...」
曜「へへへっ」
「すき」
ーーーーー
47 :
.........
幸せかどうかなんて知らない。
これで良かったかなんて分からない。
ただ、これが、
禁断の関係の私達の
正しい愛の末路

48 :
えぇ..
50 :
おつおつ
ダイマリの二人もめっちゃ辛そう…
56 :
えぇ……なんでバットエンドよ
記者A「ようちかの勝利だ!」
記者B「『熱愛発覚にファン大歓喜!!』……と。これは部数稼げるぞ……!」
千歌「あれ……なんか、受け入れられてる?」
曜「みたいだね……」
的な
ファン祝福の上でライブは大成功ハッピーエンドを迎えるのを期待してたのに
59 :

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