ジャイアン「やっちまった・・・」スネ夫「・・・・」back

ジャイアン「やっちまった・・・」スネ夫「・・・・」


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ジャイアン「やっちまったな・・・・」
スネ夫「・・・こんな事になるなんて・・・助けてママ・・・」
2時間前───
野球の試合が終わった
結果は敗北
敗因はのび太のエラーだった
ジャイアン「のび太、てめぇ・・・!」
のび太「悪かったよ、本当にごめん!許してください!」
チームの皆に謝罪するのび太にジャイアン率いる団員は怒りを隠しきれなかった
スネ夫「許せる訳ないだろ!せっかくリードしてたのに!」
ジャイアン「ホントだぜ、今日と言う今日はぐぅの音も出ないぐらいボコボコにしてやる!」
のび太「待ってよ、スネ夫も悪いじゃないか!スネ夫が投げたボールはほとんど打たれてたし」
その発言にスネ夫は爆発した
スネ夫「何!?お前ぇ、のび太のくせに生意気だぞ!」
その瞬間スネ夫が皆より一歩踏み出しのび太の頬に懇親のパンチをいれた
※今では考えられないような設定ってありましたね
現代では考えられないドラえもんの設定・内容で打線組んだwwwwww
http://world-fusigi.net/archives/8854759.html
4: 以下、
殺しちゃうのか
7: 以下、
続き気になるんだけど
12: 以下、
つづけて
15: 以下、
のび太「ぐっ、・・・何するんだよ!お前らなんかドラえもんに頼んで・・・」
スネ夫「ドラえもんでもなんでも呼べよ!今回ばっかりは許さないぞ!」
ジャイアン「自分の責任をスネ夫に押し付けやがって、許せねぇ!」
そう言ってジャイアンとスネ夫はのび太を追いかけた
のび太「うわぁあ、許してぇ!」
のび太はべそをかきながら逃げ回った
当然のび太の運動神経でジャイアンとスネ夫から逃げられるはずが無い
のび太は人気の少ない路地裏で捕まった
18: 以下、
ジャイアン「へっへっへ、覚悟は出来たか?」
ジャイアンは手の骨を鳴らしながら言った
スネ夫「この間抜け眼鏡が!」
スネ夫もさっきののび太の発言で怒りが頂点に達して居た
のび太「ごめんなさい!本当に許して・・・、何でも言うことを聞くから・・・」
のび太は自分の額を地面に擦り付けながら土下座をして許しを乞うた
その時のび太の顔面は地面に叩きつけられた
スネ夫がのび太の頭を思い切り踏みつけたのだ
のび太「うわぁあ、痛いよう!」
スネ夫「何でも言うことを聞くんだろ?なら僕たちにボコボコにされろ!」
スネ夫は血走った眼でのび太を睨み付けてそう言った
21: 以下、
のび太が自爆しちゃったよぅ??; ;
24: 以下、
のびたのストレスがマッハなんだが
25: 以下、
それから壮絶なリンチが幕を上げた
顔でも腹でも構い無しに殴る蹴るの暴行を加えた
のび太「ぐはっ!ゆ・・・る・・・して・・・」
スネ夫「黙れ!」
スネ夫が思い切り腹に蹴りを入れた
のび太「うわぁあああああああああ!」
のび太が急に腹を押さえて呻き出した
のび太「痛い、痛すぎる!」
ジャイアン「根性ねぇなぁ、のび太!」
その瞬間ジャイアンは倒れたのび太を抱え上げ思い切り腹を殴りつけた
のび太「うぅ・・・助けて・・・ドラえもん・・・・」
ジャイアン「残念、ドラえもんは居ねぇよ!」
スネ夫「はははww様ぁ見ろ!今日のところはこのくらいで許してやるよ!」
ジャイアン達は気が晴れたせいか殴るのを辞めてその場を去って行った
27: 以下、
家路に付いた二人は最初はのび太の様を笑い飛ばしていたがだんだんと後悔の念を感じだした
スネ夫「ちょっと、やり過ぎたかな・・・」
ジャイアン「・・・・でも、のび太悪いんじゃねぇかよ・・・」
それから少し沈黙が流れたが、
スネ夫「やっぱりやり過ぎたよ、戻ろう」
ジャイアン「・・・分かった」
ジャイアンとスネ夫はのび太をリンチした場所に戻って行った
スネ夫「あっ、まだ倒れてる・・・」
ジャイアンより先に着いたスネ夫がのび太のもとに駆け寄った
スネ夫「のび太、大丈夫か?さっきはやり過ぎたよ」
のび太「・・・・・・」
返事は無かった
28: 以下、
痛い!痛すぎる!
29: 以下、
そのすぐ後にジャイアンも到着した
ジャイアン「おい、スネ夫のび太は大丈夫かよ」
スネ夫「・・・・話しかけても返事しないんだ・・・」
ジャイアン「!?」
ジャイアンとスネ夫は焦りだした
ジャイアン「き、気絶してるだけだろ、きっとその内目ぇ覚めるよ・・・」
スネ夫「・・・・・・・」
スネ夫は黙り込んでいた
返事をしないスネ夫に痺れを切らしジャイアンが怒鳴った
ジャイアン「おい、何とか言えよな!」
スネ夫はその言葉でそっと口を開いた
33: 以下、
のびたああああああ
39: 以下、
スネ夫「ははは・・・・コイツ息して無いや・・・・・」
ジャイアン「なんだと!?」
ジャイアンものび太に駆け寄り呼吸を確認した
ジャイアン「・・・・・・」
ジャイアンものび太が息をしてないのを確認して事の重大さを悟った
スネ夫「どうする・・・?僕達この歳で人殺しに・・・」
ジャイアン「だだだ、だってよ・・・のび太が悪いんじゃねぇかよ・・・・」
スネ夫「野球でエラーしたから殺しましたなんて通用するわけ無いだろ・・・」
その発言でしばらく沈黙したがスネ夫決心したかのように口を開いた
49: 以下、
スネ夫「逃げよう」
ジャイアン「でも・・・・」
いつもは強気なジャイアンもこの時ばかりは弱気でいた
スネ夫「こんな事知られて人殺しのレッテルを貼られて生きていくのなんて僕はごめんだ」
ジャイアン「・・・・・・分かったよ」
ジャイアンは反対しなかった
二人をのび太を担いで近くのゴミ箱にのび太を捨てて走り出した
52: 以下、
支援
55: 以下、
無言で走り続け、空き地に到着した
どれだけ時が流れただろう、二人は時間の流れも気にせず黙り込んでいた
そしてやっとジャイアンが口を開いた
ジャイアン「俺達皆でここに集まって遊んでたんだよな・・・・」
スネ夫「うん・・・・、つい昨日までね・・・・」
二人は野球のちょっとしたミス如きで友人を殺してしまった事を深く悔やんだ
スネ夫「もう戻れないよ、いつもみたいにはなれないんだ」
その時いきなり雨が降り出した
二人の顔は雨でずぶ濡れになって行った
ジャイアン「やっちまった・・・・・」
スネ夫「・・・こんな事になるなんて・・・助けてママ・・・」
57: 以下、
良スレ
58: 以下、
ちょっと気になる
67: 以下、
?
122: 以下、
しばしの沈黙、先に口を開いたのはジャイアンだった
ジャイアン「・・・スネ夫、行くぞ」
スネ夫「どこに?」
ジャイアン「裏の用水路だ、のび太は泳げない、溺死に見せかけるんだよ」
スネ夫「はぁ?こんだけ打撲の後があるんだぜ?どう見ても水死にはみせかけれねーよ!」
ジャイアン「そうか・・・」
スネ夫「・・・思い切ってママに話してみる」
126: 以下、
そう言い、立ち上ろうとしたスネ夫をジャイアンが制止する
ジャイアン「馬鹿野郎!そんなことしたら即警察呼ばれるだろうが!!」
スネ夫「うちのパパ、ママなら隠蔽工作できるかもしれない……
  知識のない俺らよりずっとうまくやれる……」
ジャイアン「……もし、お前の母ちゃんがそれを拒んだら?保障あんのか?」
スネ夫は言葉を詰まらせる、確かにいくら可愛がられてる一人息子といえど
自分の子供が殺人を犯したとなれば話の次元が違う
カミナリさん家の盆栽をぶっ壊したレベルの話ではないのだ
人を、友人を、殺してしまった
スネ夫「とりあえず……あのゴミ箱は定期的に清掃業者回収に来る
  どちらにしてもあのままはまずい」
ジャイアン「……だな、ゴミ箱へ戻るぞ」
128: 以下、
時は薄暮時
人通りの少ない路地を選んだのが幸いした、人目につかずゴミ箱へと戻ることができた
ジャイアン「……ゴミ箱に誰かいんぞ」
スネ夫「あれは……まずいぞ、清掃業者だ……」
ジャイアン「週に一度の掃除屋め……何も今日こなくてもよいものを……」
あのゴミ箱の中にはのび太の遺体がある
きっとゴミ箱の重さを不思議に思い、中を見るに違いない、そうなったらアウトだ
清掃業のおじさんは今にものび太の入ったゴミ箱に手をかけようとしている
129: 以下、
今出て行くと怪しまれるぞ!
132: 以下、
スネ夫「あー!おじさん待って!」
清掃「ん?なんだい坊や」
スネ夫「そのゴミ箱の中に僕の財布が入ってるかもしれないんだ!
  ちょっと改めさせてもらおうか!」
清掃「ああ、それは大変だね、探していいよ」
スネ夫「ありがとう!」
清掃業のおじさんがゴミ箱から離れ、車に戻っていくのを見届けると
スネ夫は再びゴミ箱を開けた
実は、いままでのは夢で、ドラえもんかなんかの道具で、俺の勘違いで
この中にはのび太はいなくて、家に帰っていて、また明日、のび太が遅刻してきて
ジャイと笑って、また一緒に野球して……
そうだったら、どんなに良いだろうか
スネ夫はゴミ箱をあけた
そこにはやはり、息絶えたのび太、友人の変わり果てた姿が変わらずあった。
135: 以下、
スネ夫「く……」
ささやかな願いは打ち砕かれ、揺ぎ無い現実が2人の前に容赦なく立ちはだかる
ジャイアン「……で、どうするんだ」
スネ夫「ご、ごめん……か、考えてない……あのおじさんを引き離すことだけ考えてたから…」
ジャイアン「what?おい引き止めたっつってもそう長くはもたねーぞ!じきおっさんが戻ってきちまう!」
スネ夫「ちょっと待って今考えてる!」
清掃「おーい!財布は見つかったかな?」
139: 以下、
ジャイアン「おいやべぇ!戻ってきたぞ!」
スネ夫「仕方ない」
意を決したスネ夫はポケットに手を突っ込み、ある物を取り出した
清掃「おじさんもそろそろ次の回収へいかn」
バチチッ!
清掃「グギッ!か……は……!」
ドサッ
清掃員はしばらく痙攣した後、人形のように動かなくなった
スネ夫の手には黒い物体、それは一見電気ヒゲソリにも見えた
スネ夫「KING COBRA SEDAN 90万V、俺なりに改造したがな」
ジャイアン「お前……」
スネ夫「護身用だよ(ほんとはジャイアン用だったんだがな」
140: 以下、
スネオマジパネエwwwwwwwww
143: 以下、
こいつら危険すぎるwwwwwww
144: 以下、
うはwww
145: 以下、
スネ夫wwwwwwwwww
146: 以下、
ジャイアン「ひっ人増やしてどうすんだよ!このおっさん!どうすんだよ!おい!」
スネ夫「いいから2人を清掃車に乗せるんだよ」
ジャイアン「はぁ?」
スネ夫「いいから早く!」
スネ夫の迫力に気圧され、ジャイアンは仕方なく指示に従った
ジャイアン「よいせっと」
清掃車の助手席におっさんを乗せ、足元にのび太を、その上にジャイアンが乗り込んだ
元々2人用の清掃車、4人乗りは少々きついものであった
3人が乗り込んだことを確認するとスネ夫は運転席に乗り込んだ
ジャイアン「お前!免許持ってるのかよ!」
スネ夫「もってるわけねえだろ!チッMT車か……」
スネ夫は覚悟を決めた
キーを回す、軽快な音と共にエンジンがかかりだした
もう戻れない
150: 以下、
スネ夫がブラックすぎるw
151: 以下、
スネ夫は去年の夏を思い出す
そうだ、あの時、パパの友達が持ってたサーキットで車を運転したんだ
その時乗ったのはAT車であった為、スネ夫にとってMT車は未知の存在であった
しかし、スネ夫は知識が無いわけではなかった
パパが乗っていたマスタングブリット、あれは確かMT車だったはず
あれに乗りたくて……、僕はMT車の勉強をしたんだった
スネ夫「まずは……ドアロック」
スネ夫「そしてシートベルト確認、ジャイアン、シートベルトした!?」
ジャイアン「シイートベルトなんざどうでもいいだろ!!早く出ろよ!」
スネ夫「無シートベルトは道路交通違反なんだよ!警察に見つかるだろ!」
ジャイアン「人一人殺してるのにドーツーもサツもねーだろ!!」
スネ夫「確かに」
154: 以下、
スネ夫「じゃ行くよ……!」
まずはクラッチとブレーキを同時に踏み込む……
スネ夫「次は……」
ブレーキを離し、アクセルを少し踏み込む
ヴヴヴヴヴヴ
スネ夫「そんで……」
クラッチを徐々に戻す、半分まで止めた時、アクセルを踏みつつクラッチを静かに離す!
ブオーッ!
スネ夫「よし!」
車は静かに走り出した
155: 以下、
盗んだ車で走り出す
なんて素晴らしい青春なんだ
162: 以下、
ジャイアン「動き出したぞ!スネ夫すげぇ!!」
スネ夫「へへ、ダテにボンボンじゃないよ!」
スネ夫はすばやく2へ入れる、そして3
スネ夫「車を動かせたのはいいとして、このままじゃ危険すぎる……
  傍から見ても僕は18歳にはとても見えない……!」
ジャイアン「そうだな、とりあえず裏山へ行こう!」
スネ夫「わかった!」
163: 以下、
傍から声を聞けば明らかに18以上のおっさんなんだけどね。
164: 以下、
山すそへ車を止めるとジャイスネはのび太と清掃員を担いで車から降りた
ジャイアン「はぁっはぁっ、このおっさん重い……!」
スネ夫「それが人一人の重さ、命の重さってやつだよ……!」
人目のつかない森まで担いで行き、2人を地面に寝かせた
ジャイアン「で、どうするんだこいつら!埋めるか!?」
スネ夫「いや埋めるのはまずい、穴が浅すぎると腐臭を嗅ぎつけた野犬が掘り返して
  バレるってケースもあるからね」
スネ夫は考えた、よく考えりゃおっさんは気絶してるだけだ、いつ目を覚ますかわからない
大人1人、子供1人をこの世から跡形もなく消す方法
即ち、完全犯罪
スネ夫「!……なんだ、あるじゃん」
そういえばいた、僕らの主人公でもあり、不可能を可能にするアレが!
171: 以下、
スネ夫「ドラえもんがいるじゃん!」
ジャイアン「そ、そうか!ドラえもんならこの2人を消し飛ばすなんてワケないよな!」
スネ夫「消し去る系統の道具……道具……」
ジャイアン「独裁スイッチで消すとか!」
スネ夫「あれは正確には消す道具じゃない…」
ジャイアン「どこでもドアでヨハネスブルグかソマリアあたりに放置するとか!」
スネ夫「ドラえもん相手だ、地球上にいればきっと道具で見つかっちゃうよ!」
ジャイアン「スモールライトでミクロ単位まで小さくするとか!」
スネ夫「それも見つかるって!」
ジャイアン「あああああああああもう!!なんか無いのかよ!!」
172: 以下、
つーかドラえもんが存在しているって事は生き返らせたり
色々出来てしまうじゃないか。
173: 以下、
ドラえもん界では生き返らせるのはないな
おばあちゃんの死はあった
177: 以下、
スネ夫「僕の知る限り山ほどある」
ジャイアン「あるのかよ!どんなだよ!」
スネ夫「悪魔のパスポート、デビルカード、もしもボックス……極論、タイムマシン」
ジャイアン「そんなにあるなら」
スネ夫「これは全部危険度Sランクの道具だよ!あのドラえもんがそう簡単に貸すと思う!?」
ジャイアン「タ、タイムマシンで過去にいって…!」
スネ夫「時間犯罪だよ、日本の警察よりもっと恐ろしいのが来るよ!」
ジャイアン「じゃあどうすんだよ!!!あ!!ドラえもんに相談するってのは!??」
スネ夫はそれも考えていた
スネ夫「確かに、ドラえもんなら持ってるかもしれない、のび太を生き返らせるその奇術」
だがしかし、あのドラえもんが……唯一無二の親友親友であるのび太を殺したと知ったらどうなるだろうか……
目の前に殺した張本人がいるんだ、ロボットとはいえ、感情がある
感情がある、即ち「怒り」がある
その逆鱗に触れるのと警察に捕まること、天秤にかければ一目瞭然
スネ夫はもう少し考えることにした
181: 以下、
気づけばもう夜
まずい、のび太ママとドラえもんが心配しだす頃合だ
時間が経つほど分が悪くなっていく
あれだけ普段道具を悪巧みに使っていた2人だが
突然襲ってきた非日常にうまく頭がまわらない
その時
清掃員「う……ん……」
ジャイアン「ま、まずいぞ!」
スネ夫「仕方ない」
スネ夫はポケットから妖艶な黒光りの棒状の物を取り出した
シャゴッ!ガンッ!
清掃員「ぐっ……」
清掃員は再び眠りについた、スネ夫が持っていたのは伸縮する警棒だった
スネ夫「ブラックマジックST-3000、後期型」
ジャイアン「おk」
185: 以下、
続けてくれ
186: 以下、
「俺たちはどうなってもいいから、のび太を救ってくれ……!」って涙ながらに訴えれば、あのお人よし青タヌキはすべて丸くおさめてくれそう
190: 以下、
スネ夫「ジャイアン」
ジャイアン「なんだよ」
スネ夫「この清掃員の首を絞めるんだ」
ジャイアン「な!」
スネ夫「この清掃員は僕達の顔を知っている、生きている以上僕らに安息は無い」
ジャイアン「おっ俺は嫌だよ!スネ夫がやれよ!!」
スネ夫「いいかい、ジャイアンはもうのび太を殺してるじゃないか、
 子供なら1人も2人も変わらないさ」
ジャイアン「あれはお前も……」
スネ夫はポケットに手を突っ込み、ポケットからスタンガンを覗かせる
ジャイアン「お前……」
スネ夫「大丈夫、つかまる時は一緒さ」
ジャイアンは観念したのか、清掃員の上にまたがり首に手をかけた
193: 以下、
ジャイアンは自分の体重をかけ、清掃員の首を絞める
ジャイアンは密かに涙をこぼした
俺は何をしているんだろう……
ジャイアンの頬に涙が伝わり、清掃員の顔元に雫が零れ落ちた
スネ夫「うっ……く……」
スネ夫も泣いていた
203: 以下、
スネ夫「大丈夫、死んでる」
ジャイアン「うっ……ううっ……」
スネ夫「さ、山を降りよう、ドラえもんに会うんだ」
ジャイアン「じゃ、じゃあ相談するんd」
スネ夫「違う、ドラえもんの四次元ポケットを奪うんだ」
ジャイアン「え?」
スネ夫「僕らの寿命を80歳と過程する、あと約70年、ずっと隠し通すのは無理だ正直無理だ」
ジャイアン「そ、それじゃあ」
スネ夫「残り70年、逃げるんだよ、四次元ポケットを駆使して」
ジャイアン「ば、馬鹿かよ!!相手は未来だぞ!!逃げ切れるわけねえよ!!」
スネ夫「もう時間的に無理だ、空を見てよ、おそらく8時近くを回ってる。ドラえもんがいつ出てきてもおかしくない」
205: 以下、
ドラえもんという枠組みの中でこんなシリアスさを出すなんて
206: 以下、
支援
211: 以下、
ジャイアン「お前正気かよ!!70年!?逃げる!?
  あのな!!俺ら未成年だぞ!人一人殺しても逮捕はされない!!
  ましてや小学生だ、少年院に数年いれば戻ってこれるさ!」
スネ夫「……少年院を出た後は?」
ジャイアン「そりゃ、今までのことを悔い改め生きていくしか」
スネ夫「受験、就職、結婚……少年院にいた、という肩書きがこれから一生ついて回るんだよ
  ジャイアンの家は自営業だろ?少年院出なんて知れたらとてもやっていけないよ」
ジャイアン「う……」
スネ夫「僕は名門中学、名門高校を出て東大へ行って国?とってエリート街道を進むはずだった
  しかしもうそれは叶わない、ここから少年院にいって転落人生をするくらいなら……!」
スネ夫「僕は道具を選ぶ」
ジャイアン「お前……イカれてるよ……」
スネ夫「俺らは殺人者だよ、イカれてなきゃ殺人なんかしない」
212: 以下、
ジャイアン死んじゃいやん
213: 以下、
一人称が安定しなくてスマン
214: 以下、
気にすんな
支援
215: 以下、
続きマダー?
支援
216: 以下、
スネ夫は半ば放心状態のジャイを尻目に死体を動かし始めた
死体を草むらの影に隠すと、魂の抜けかかったジャイに声をかけた
スネ夫「ジャイアン、よく聞くんだ」
ジャイアン「あ、ああ……」
スネ夫「真っ向から力ずくでポケットを奪い取るってのもアリだけど正直いって危険度も高い」
ジャイアン「腕っ節なら自信がある……、お前が一番よく知ってるだろ…」
スネ夫「ポケットはマグネットでくっついてるから取り外しは簡単なはず
  しかし、その場で奪ってのはとどのつまりその場でドラえもんにバレる、単純に分かるだろ?」
ジャイアン「あ、ああ……例えば目の前で財布とられて気づかない奴はいない……ってことだろ?」
スネ夫「そう、ポケットを奪ってから多少の時間が欲しい……となると」
ジャイアン「こっそり奪う……気づかれずに?」
スネ夫「……そうなる」
219: 以下、
スネ夫「とりあえずドラえもんの出動を抑えるのが先だ、
  のび太がまだ生きていることを証明するのが大前提になる」
ジャイアン「よし、今日は3人でスネ夫ん家に泊まるってことにしよう!」
スネ夫「おk、急ごう、もう真っ暗だ」
二人は山を降り、スネ夫宅へ向かった
222: 以下、
一方こちらのび太宅
ドラ「んふっふ?ミ?ちゃ?んw」
ミィ「ニャ?オ」
ドラ「え?のび太君?あれっ、そういえば帰ってきてないなぁ」
のび太ママ「のびドラ?!ご飯よ?!」
ドラ「はーい」
ママ「あら、のび太は?」
ドラ「それが野球の試合に行ったまま帰ってこないんです、試合はとっくに終わってるはずなのに」
ママ「おかしいわねぇ、ドラちゃんちょっと見てきてくれる?」
ドラ「わかりました」
228: ◆6hbSnD3XFg 2008/10/05(日) 23:44:14.55 ID:SB6soRIB0
ドラ「えーと、タケコプターでまずはグラウンドへ行ってみよう
 ……あれ、電池切れだ……エネループにしときゃよかったな」
ドラえもんは仕方なく徒歩で行くことにした
ドラ「グラウンドへ行くよりもジャイアンの家ほうが近いからついでに聞いてみるか」
?剛田商店前?
ドラ「ごめんくださーい」
ジャイママ「はーい、あらドラちゃん、たけしならまだ帰ってきてないよ」
ドラ「あれっ?そうなんすか?ありがとうございました、では」
ジャマ「たけしに会ったらこんな時間までどこほっつきあるいてんだ殺すぞカス
  ってっておいてね」
ドラ「サー!」
230: 以下、
>>228
わろたwww
231: 以下、
サー!!www
229: 以下、
ドラ「ってことはスネ夫ん家かな?行ってみよう」
ドラえもんはスネ夫宅へ向かった
233: 以下、
一方スネ夫班
スネ夫「はぁはぁ……」
ジャイアン「スネ夫!もっと早く走れ!」
スネ夫「ちょっと待ってよジャーイ!」
ドラ「あ、」
ジャイアン「げえっ!」
スネ夫「ジーザス……」
235: 以下、
紫煙
236: 以下、
やっと追いついた
すぐ閉じようと思ったけど意外に見てしまうぜ
238: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/05(日) 23:58:03.32 ID:SB6soRIB0
ドラ「100円みっけ」
ジャイアン「町内会の見回りだ!」
スネ夫「ジャイアン落ち着いて、平常心で行けばいい、そうだ、いいね?」
ジャイアン「おおおおおおk」
見回り人「おや君たち、あれ?君は確か剛田商店の息子だね?
  こんな時間まで遊んでいたのかい?」
スネ夫「ええ、昆虫採集です、カブトムシを探していまして」
ジャイアン「そ、そうヘラクレスオオカブトっつーでかいのをさ!」
スネ夫(日本にはいねえよ……)
見回り人「ああ!あれね!あれなら、あれだ、この前見たよ、裏山で」
スネ夫((´゚ω゚):;*.':;)
ジャイアン「うわ!すごいな!スネ!夫!今度行ってみようぜ!」
スネ夫「そうだね」
見回り「さぁもう君たちは帰りなさい、親御さんが心配するよ」
ジャイスネ「「はーい」」
239: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 00:01:08.45 ID:9fXofDg40
スネ夫(あのおっさんがアホで良かった)
スネ夫「さぁ、急ごう」
ドラ「しかもこれ昭和63年じゃん!ほんで……うはっギザギザついてるwww」
ドア「……いかん、先を急ごう」
242: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 00:06:39.02 ID:9fXofDg40
ドラの拾った100円玉が昭和63年だったことが幸いしたのか
先にスネ夫宅へついたのはスネ夫班だった
スネ夫「ただいママ!」
スネママ「おかえりなさいスネちゃま!随分遅かったのねェ!あら、たけしさんもご一緒なの?」
スネ夫「うん、今日はジャイアンとのび太が泊まるから布団とご飯用意してくれる?」
スネママ「マァーッ!了解ザマス!……ところでそののび太さんはどこザマスか?」
スネ夫「ああ、グラウンドにグローブを置いてきちゃったらしくて取りに行ってるよ」
スネママ「さいザマスか、んじゃのび太さんのママさんへ電話しておくザマスね!」
スネ夫「うん、お願い」
248: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 00:15:28.46 ID:9fXofDg40
スネ夫とジャイアンはスネ夫の部屋でひとまず一息をつく
スネ夫「……」
ジャイアン「……」
スネ夫「今頃ママがのび太ん家へ電話してるはず
  そうすればとりあえず今晩はのび太の身柄を預かることが出来る」
ジャイアン「でもお前のママだってのび太を一回もみなきゃ怪しむと思うぞ!」
スネ夫「その辺は大丈夫、僕は家ではプライバシー尊重人間だからね
  基本的にママは僕の部屋へ入ってこないよ、来るとしてもノックは必ずする」
ジャイアン「へぇー」
ピンポーン
スネ夫「……この感じ」
ジャイアン「?」
スネ夫は部屋を飛び出ると即座に玄関へ向かった
253: 以下、
ドラ「ごめんくださーい」
スネ夫「はーい、なんだドラえもんか(やはりDモン……)」
ドラ「夜遅くにすまん、のび太きてる?」
スネ夫「ああ、今日はうちに泊まるってことになってるけど、聞いてない?」
ドラ「あ、そうなの?のび太君は二階?」
スネ夫「ああ、2階でジャイアンとオセロやってるよ」
ドラ「ジャイアンがのび太ひっくり返してリアルオセロしてんじゃねーだろうな」
スネ夫「ハハッワロス、まぁのび太のことだから角は全部ジャイアンに譲るだろうけど」
ドラ「はは、実は俺飯まだなんだわ」
スネ夫「へぇ」
ドラ「まだなんだわ」
スネ夫「ほぉ」
ドラ「あ、上がっていい?」
スネ夫「あ、うちの家5人乗りだから」
ドラ「それじゃ仕方無いな、帰るとするよ」
スネ夫「うん、ばいばい」
255: 以下、
ドラ厚かましいwwwwww
256: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 00:32:41.85 ID:9fXofDg40
ドアノブに手をかけたまま静止するドラえもん
ドラ「……家が5人乗りってなんだよ」
スネ夫「だから5人までしか入れないんだよ」
ドラ「俺今入ってるじゃん、6人目じゃん」
スネ夫「いや玄関は別、玄関は中立ゾーンだから」
ドラ「定員オーバーするとどうなんの?」
スネ夫「家が壊れる」
ドラ「でも前しずかちゃんとジャイスネのび俺で来たはずだけど」
スネ夫「いや道路交通法上だと12才以下の子供3人で成人2人に換算されるから」
ドラ「じゃ今もいいじゃん、パパママの成人2人に子供3人=成人2人、2+2で一人余るじゃん」
スネ夫「いやいや」
ドラ「それとも何か?青狸家宅侵入禁止法なんてのがあるってか?」
スネ夫「あるよ」
ドラ「嘘付けよ、そんなピンポイントな法律ねーよ」
258: 以下、
なにこれwwwwwwwwww
259: 以下、
ドラwwwwwスネオwwwwwwwww
   吹くだろ 夜中だぞ
264: 以下、
不覚にもわろた
266: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 00:42:15.22 ID:9fXofDg40
スネ夫「ドンドンジャラジャラドンジャララ?」
ドラ「それ次歌ったら殺すからな」
スネ夫「とりあえず、今日は3人で語り合いたいんだよ、わかってくれよ」
ドラ「……OKOK、今日は手を引こう」
スネ夫「ありがとう、心配しなくても死にゃ?しないから」
ドラ「ん?」
スネ夫「え?」
ドラ「死ぬって?」
スネ夫「だから例えばの話よ」
ドラ「よく考えてみりゃVSジャイアンのオセロでこんな静かなのっておかしくね?」
スネ夫「ああ!!こんなに!!ジャイアンvsのび太!!のオセロが!!静かなのは!!おかしいな!!!」
---------
ジャイアン「そういうことか…おし」
ジャイアン「おいのび太!!人の角とってんじゃねえ!!ぶん殴るぞ!!」
ジャイアン裏声「う、うわわぁ?かんにんしてつかあさい?」
ジャイアン「ギッタギタにしてやるーーー!!」
スネ夫「……ね?」
ドラ「のび太なんで広島弁なんだよ」
270: 以下、
おもしれ
274: 以下、
支援
275: 以下、
追い付いた支援
276: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 01:06:34.52 ID:9fXofDg40
ドラ「っていうかギッタギタにされる5秒前じゃん、上がらせてもらうよ」
スネ夫「あ、思い出した」
ドラ「何?」
スネ夫「うちねずみ養殖してるんだわ」
ドラ「……ほう」
スネ夫「そこの階段前の押入れで育ててんだ」
ドラ「……へぇ」
スネ夫「あ、どうぞどうぞ、のび太は2階になります」
ドラ「あー、今日あれだ、プリズンブレイクのシーズン?始まるんだったわ」
スネ夫「うちにあるよ、2階にあるから一緒に見ようよ」
ドラ「いや俺一人で楽しむ派だから、そういうワイワイやるの好きじゃないから」
スネ夫「うち個室あるよ、ビデオデッキもあるし」
ドラ「いやまず人ん家ってのがダメなんだわ」
スネ夫「あー、それじゃ仕方ないね」
ドラ「残念だわー」
277: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 01:08:58.76 ID:9fXofDg40
ドラ「じゃ、のび太によろしく」
スネ夫「はいよ」
ドラ「あ、後ジャイママが、なんつったっけ、あー、ぶっ殺すぞカスってよ」
スネ夫「え、俺?」
ドラ「いやジャイアンを」
スネ夫「ああ、なんだ」
ドラ「じゃあな」
スネ夫「おう」
280: 以下、
キャラを無視り始めやがったwww
279: 以下、
作風が変わりすぎて吹いた
281: 以下、
ドラが、ドラじゃない
379: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 17:28:28.01 ID:9fXofDg40
ドラえもんが帰るのを見届けるとスネ夫は部屋へ急いで戻った
スネ夫「ドラえもんやっと帰ったよ」
ジャイアン「ふぅ、ドラえもんって案外疑り深いんだな」
スネ夫「とりあえず夕食持ってきたから食べよう」
ジャイアン「三人分……あるんだな」
スネ夫「……ジャイアン、のび太の分……食べていいよ」
ジャイアン「いいよ……お前食えよ、俺正直腹へってないんだ」
スネ夫「あ、そう……」
スネ夫「……今日、深夜のび太ん家に忍び込む」
ジャイアン「四次元ポケットを奪うんだろ?」
スネ夫「簡単にはいかないよ……泥棒と同じなんだから」
ジャイアン「ましてやドラえもん相手だ、見つかったら言い訳できねーぞ…」
スネ夫「……策が無い訳じゃあない、これがある」
ジャイアン「お、それは確かマーマー棒!」
380: 以下、
マーマー棒って何だっけ
381: 以下、
なんだっけ
382: 以下、
マーマー棒:先端にバツ印がついたスティック状の道具
  これを怒っている相手の口元につけ「マーマーマー」と唱えると
  その対象は怒りを抑え「ま、いいか」となってしまう
ジャイアン「いつしかお前これで俺を散々な目に合わせてくれたよね、ねぇスネ夫君」
スネ夫「マーマーマー」
ジャイアン「ま、いいか」
スネ夫「よし、埃被ってたけど十分使えるぞ」
スネ夫「これでドラえもんを無力化することができる、問題はどうやって家に侵入するかだ」
ジャイアン「ピッキング技術なら俺に任せろ!」
スネ夫「え?ジャイアンできるの?」
ジャイアン「これでもうちは雑貨屋だぜ?ダテにハリガネを?売りしてないぜ」
スネ夫「はぁ、なるほど……、じゃ侵入に関してはジャイアンに任せるよ」
ジャイアン「おう、任せとけ」
スネ夫「じゃ作戦決行は今日の夜2時」
ジャイアン「それまでどうするんだ?」
スネ夫「トランプでもしてようよ」
434: 以下、
マーマー棒はどうやっててにいれた
435: 以下、
>>434
ドラえもんに借りたときスネオが返さなかったから持ってる
436: 以下、
あ、そうなのね
383: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 17:36:27.25 ID:9fXofDg40
のび太宅
ドラ「ただいま」
ママ「おかえりなさいドラちゃん、のび太ねぇ」
ドラ「あ、今日はスネ夫君の所へ泊まるって言ってました」
ママ「今スネ夫さんのママさんから電話があったのよ、わざわざごめんねドラちゃん」
ドラ「いえいえ、あーお腹ぺっこぺこだ」
ママ「ご飯冷めちゃってるわね、暖めなおしてくるわ」
ドラ「はーい」
ドラ「のび太君が友達の家にお泊りだなんて、久しぶりだなぁ」
ドラ「ふふ、ジャイスネに夜通しいじめられなきゃいいけど」
384: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 17:41:58.58 ID:9fXofDg40
スネ夫「革命」
ジャイアン「革命返し」
スネ夫「革命返し返し」
ジャイアン「……キングの3ペア」
スネ夫「2の3ペア、ジャイアンある?」
ジャイアン「……」
スネ夫「ないんだね、8切り、4出してはいあがり」
ジャイアン「……おもしろいかこれ」
スネ夫「ん、まぁ……2人でやるもんじゃないよね」
ジャイアン「今何時だ?」
スネ夫「1時50分、そろそろ行こうか」
ジャイアン「いよいよだな」
386: 以下、
2人で大貧民www
390: 以下、
ジャイスネは寝静まったスネ夫宅をあとにする
スネ夫「ところでジャイアン、そのハンマーは何?」
ジャイアン「護身用だよ」
スネ夫「っていうか何そのリュック」
ジャイアン「もしかしたらもうここへは戻って来れないかもしれない
  必要になりそうな物をとりあえず詰めてきたぜ」
スネ夫「なるほど、それにしてもこんな深夜にこの辺を歩くのは初めてかもしれない」
ジャイアン「確かにな、いつもならとっくに寝てる頃だよ」
ジャイアン「いつもならな……」
スネ夫「ああ……」
それからのび太邸へまでは二人とも無言で走り続けた
393: 以下、
ジャイアン「……着いたな」
スネ夫「まず、のび太ん家が本当に寝てるか確かめなきゃ」
ジャイアン「じゃチャイムを」
スネ夫「おい待てよ」
ジャイを制止させたスネ夫はその辺にある小ぶりな石を2、3個拾い集める
スネ夫「漫画で見たんだよ、これをのび太の部屋の窓に投げて反応を確かめる」
ジャイアン「よし遠投に定評のある俺がやろう」
スネ夫「……軽くだよ、割るのが目的じゃn」
ジャイアン「そぉい!!」
ヒュッ    パキッ!
スネ夫「おい」
ジャイアン「え?」
スネ夫「えじゃねーよ、割ったらのび太ん家起きるだろうが」
ジャイアン「割ってどんな反応するか見るんじゃないのか?」
スネ夫「……もういいよ、それよりあんな音してものび太ん家静かだな」
ジャイアン「既に家族みんな熟睡してるってことだ」
スネ夫「よしジャイアン、ピッキングの用意を」
ジャイアン「おう」
スネ夫「おいなんでハンマーかまえてんだおい」
396: 以下、
ハンマーwwwww
397: 以下、
なんか余裕出てきたなジャイスネw
398: 以下、
ジャイアン「よし行くぜ俺様のピッキング技術」
スネ夫「ねぇジャイアン様待ってよねぇ」
ジャイアンは思いっきりハンマーを振り上げるとのび太ん家の正面ドアノブにおもっくそ打ち付けた
ガァンッ!!!!
すさまじい金属音が鳴り響き、ドアノブが少しに下に傾く
ジャイアン「ふぅ一打目はこんなもんか」
スネ夫「おい何そのピッキング、ちょとりあえず隠れろ」
ジャイアン「なんだよ!これがサムターン回しっつーんだろ!?」
スネ夫「サムターン回ってねえ上にそれサムターン回しじゃねえよ!」
ジャイアン「あ、そうなの?わりぃわりぃ」
スネ夫「……それにしても静かだな あれだけ音がしといて誰も起きないのは奇跡かもしれない」
ジャイアン「ま、結果オーライっつーこったな」
スネ夫「オーライじゃねーよドアどうすんだよ、どうやって侵入すんだよ」
ジャイアン「そうだこれがあるわ」
ジャイアンはしょっていたリュックサックを開け、ガムテープを取り出した
それをのび太家のドアのガラス部分に何重にも貼っていく
その様子を、2階からじっと見つめる2つの目があった
406: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 18:17:36.98 ID:9fXofDg40
スネ夫「なるほど……」
ジャイアン「へへったまには俺も閃くだろ」
幾重かにガムテープを張り終えるとジャイアンは肘鉄をドアガラスにかました
ゴシャッ!
予想以上に音が大きかったことに驚く二人
ジャイアン「……」
スネ夫「……」
二人は息を潜めて中の様子を伺う
スネ夫「……まだ寝てんのか……?さっきからあれだけ大きな音を立ててんのに?」
ジャイアン「ま、のび太の親だからな、納得できるぜ」
スネ夫「ふむ……」 
408: 以下、
割れたドアの隙間に手を入れ慎重に鍵を外す
スネ夫「……開いた」
ジャイアン「スネ夫先いけよ」
スネ夫「オッケイ」
スネ夫は右手にマーマー棒をかまえ、左手をポケットの中へ突っ込んだ
ドアを開けてゆっくりと進む、先は一面暗闇で何も見えないが
のび太ん家は何度か行ったことがあるから部屋の配置はだいたい解かる
問題は3人がどこで寝ているかだ
ドラえもんはのび太の部屋の押入れ、パパの部屋は確かのび太の向かいだった……はず
じゃママはどこで寝てる……?
廊下を慎重に進み、階段へたどりつく
まだ人の気配は無い
425: ただいま戻りました。お待たせしました ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:00:35.58 ID:9fXofDg40
慎重に階段を上がっていく
家を建ててもう古いのか、一段一段上がっていくごとに板がギシ、ギシ、と軋む
周りが静かなせいか音が余計大きく聞こえてしまう
階段を昇り終えると突き当たりは行き止まり、その両側に部屋がある
左はのび太の部屋、右はのびパパの部屋
スネ夫はジャイアンにジェスチャーで「中の・様子を・伺う」
ジャイアンは親指をグッと立てて了解すると共にハンマーを取り出そうとした
スネ夫はそれをサイレントに、かつ必死に止める
スネ夫はそっとふすまを1cmほど開け中の様子を見る
部屋は暗く誰もいない
普段ならのび太が布団を敷いて寝てるが
そののび太はもういない
ドラ「誰だ!!」
426: 以下、
ゴクリ・・・
431: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:15:51.19 ID:9fXofDg40
突然現れたドラえもんに2人は一瞬ひるんでしまった
同時に電気がつく、向かいの襖から妖艶な蒼いボディのドラえもんが現れる
ドラえもんは物音がした時からパパの部屋に待機しコソ泥を待ち構えていたのだ
お互いの顔が現れ、廊下をはさんで両者が対峙する形になった
ドラ「あれ!ジャイアン?と後ろにいるのは……スネ夫?なんでここに」
予想もしなかった深夜の友人の訪問にドラえもんは目を剥いた
その時ジャイアンを影にしていた、スネ夫が動く
まるで忍者のように、ドラえもんの懐へ飛び込む
その右手にはマーマー棒
これが見知らぬ泥棒であったらドラは勝負をすぐつけていた
しかし今向かってきているのは幾多の冒険を共にしてきた仲間、友人である
それがドラえもんに一瞬の空虚ができてしまった
440: 以下、
追いついてしまった…
441: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:27:15.02 ID:9fXofDg40
スネ夫の握るマーマー棒に異変を察知したドラえもんは
スネ夫より一瞬遅れて予め出しておいた空気砲を、スネ夫の右手に打ち込む
空気砲を受けたスネ夫の手からマーマー棒が吹き飛ばされる
と同時にスネ夫は体を軸にして、ねじるような格好から左のポケットに突っ込んでいた手を出す
その手にはスタンガン
この先読みプレーのおかげで勝利の軍配はスネ夫にあがった
ドラえもんはガクガクと機械らしい動きをした後、白目を剥き、動かなくなった
スネ夫「……ふぅ」
スネ夫「You are not my match(相手が悪かったな)」
442: 以下、
>>441
キャラ完全崩壊www
447: 以下、
>>441
決め台詞は男塾のJか?
444: 以下、
スネオ誰だよwwwww
452: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:35:18.61 ID:9fXofDg40
ジャイアン「な……な、なんだこれ」
かろうじて出すことのできた言葉であった
一瞬であったが友人同士の対決を目の当たりにして
改めて自分は非日常にいるのだと悟った
スネ夫「まぁあれだけジャイアンが音立ててドラえもんが気づかないはずないからね」
ジャイアン「す、すまん」
スネ夫「いいよ、それよりパパママはどこにいるんだ……?
  いくらのび太の親でも空気砲の音に気づかないのはありえない」
その答えはすぐに見つかった
ドラえもんの待機していた部屋、即ちパパの部屋にどこでもドアがあった
扉は閉じている
スネ夫「……なるほど」
ジャイアン「な、どういうことだスネ夫?」
スネ夫「あらかじめパパママをどこドアで安全な場所へ避難させていたんだ」
455: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:43:43.96 ID:9fXofDg40
ジャイアン「するってーと、この先に二人がいるってわけか」
スネ夫「多分ね、こっちに戻ってこないうちにドアをしまっちゃおう」
スネ夫は動かなくなっているドラえもんからポケットを剥ぎ取り、どこでもドアをしまいこんだ
ジャイアン「ドラえもん……死んでないよな?」
スネ夫「改造したっていっても、人間に食らわせても数十分ノビるくらいだよ
  ただロボットには試したことがないからわからないけどね」
ジャイアン「……ドラえもん死ぬなよ……」
ジャイアンは横たわったドラえもんに手を合わせ黙想のつもりであろうか、しばし目を閉じた
それを尻目にスネ夫はその間押入れ開け、何かを探し始めた
スネ夫「確かこの辺だったはず……」
布団と布団の間をまさぐり それ があった
ドラえもんのポケットと対になる存在、スペアポケット
459: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 19:55:00.67 ID:9fXofDg40
スネ夫「さて、本当はここでドラえもんも処分したいところなんだけど」
ジャイアン「お、おい!目的はドラえもんからポケットを奪い取るだけだろうが!」
スネ夫「確かにね、でもドラえもんが起きてポケットが無いって気づいたら
 とりあえず未来へ行くと思う 少なくとも僕ならそうする」
ジャイアン「それでも!ドラえもんは俺らの大事な心の友だろうが!」
スネ夫「その心の友の友を殺したのは……他ならぬ僕らじゃないか」
ジャイアンはそこで言葉を詰まらせる
自分達はのび太を殺して、関係の無い清掃員さんも殺して、ついにはドラえもんまでも。
ジャイアン「ドラえもんを殺しても殺さなくても、いずれ未来にはバレる」
スネ夫「まぁそうだね、僕らはドラえもんの私生活の一部しか知らないから
 毎日未来の機関と連絡を取り合ってるかもしれない」
ジャイアン「じゃあ、殺しても殺さなくてもどっちでもいいじゃねえか」
スネ夫「……」
ジャイアンの普段である動の怒りではなく、静の怒りであった
スネ夫「わかったよ」
ジャイアン「……ごめんなドラえもん」
462: 以下、
どんどん罪重ねてんじゃねーよwwwwwwwww
463: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 20:03:35.90 ID:9fXofDg40
二人でドラえもんを押入れの中へ押し込むと、電気を消した
スネ夫「……さっきからなんか外が騒がしいな」
ドラえもんからポケットを剥ぎ取った時くらいからであろうか
外に人の声が聞こえるのをスネ夫は察知していた
ジャイアンは窓から外の様子を伺った
ジャイアン「まずいぞ……近所の人達が集まってきてる!」
スネ夫「ジャイアンのドアノブガキーン、ガラスガシャン、そんで空気砲ドカン、か
 こんだけ音がすればそりゃ気づくよなぁ」
ジャイアン「うわっパトカーが来るぞ!」
50m先ぐらいから赤い光を纏わせた車がこちらへ向かってきている
ジャイアン「どどどどどどどうすんだよ!!スネ夫!俺ら捕まっちゃうぜ!」
スネ夫「ジャイアン、こっちにはポケットがあるんだよ
 現代社会相手なら僕らは無敵なんだよ」
スネ夫はどこでもドアを出した
スネ夫「とりあえず裏山へ」
464: 以下、
確かに無敵すぎる
467: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 20:14:43.28 ID:9fXofDg40
ドアをくぐると夕方のび太達の遺体を隠した場所であった
草むらをかきわけると蝋人形のようにピクリとも動かないのび太とおじさんが横たわっている
既に目は乾き、紙風船のようにパリパリになっていた
スネ夫「とりあえずこの2人かさばるよね」
ジャイアン「かさばるって物じゃないんだから……」
スネ夫「はい、取りこみペーパー」
ジャイアン「その紙の上に物体を置くと紙に取り込まれて
  取り込んだ後も紙の重さは変わらないから重たいものでも持ち運べる
  っていう取り込みペーパーじゃないか!」
スネ夫「……そうだね」
二人はのび太とおじさんを紙の上に乗せ、取り込んだ
のび太の体は紙に吸い込まれ、やがて紙と一体になった
その紙を折りたたみスネ夫はポケットにしまいこんだ
469: 以下、
説明口調わろたwwww
470: 以下、
説明乙
472: 以下、
追いついた
これは期待
473: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 20:24:47.33 ID:9fXofDg40
ジャイアン「今頃、のび太ん家はどうなってんだろうな」
スネ夫「警察が来て、まずドアが壊れていることに気づく
 警察は中に踏み込んで人がいないことを不審に思う」
ジャイアン「すると……?」
スネ夫「まずは強盗か、あるいは誘拐の線で捜査するだろうね
 しかし金目の物が盗まれていない、となると」
ジャイアン「なると……?」
スネ夫「集団失踪、あるいは夜逃げ」
ジャイアン「でも気絶させたドラえもんがまだ家にいる!」
スネッと「うん、ドラえもんが気づいて、警察に事情を話す」
ジャイアン「俺らは改めてお尋ね者ってわけか」
スネ夫「そういうことだね……」
ジャイアン「これから逃亡生活か……」
512: お待たせしました ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 20:50:24.35 ID:9fXofDg40
二人の間にまた沈黙が流れる
逃亡生活といってもまだ二人は小学生
これからまだしたいことだってあるし、ぼんやりではあるが将来の夢もあったはずである
家族、友人、これまでの自分の一切を捨てて
これから一生死ぬまで見えない数々の敵から逃げなくてはならない
道具があるとはいえ、小学生にとってこれから先は
あののび太ん家の廊下より遥かに暗いものであった
ジャイアン「全部なかったことにできたら……」
スネ夫「もしも、今までのが夢だったら、ってか」
ジャイアン「あ」
スネ夫「あ」
521: 以下、
wktk
522: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 20:59:39.99 ID:9fXofDg40
ジャイアン「もしもボックス!!」
スネ夫「……僕もそれを考えてた、でもね」
ジャイアン「もしものび太が死んでなかったら!
  もしも今までのことが全て無かったことだったら!」
スネ夫「あのねジャイアン、僕だって逃亡生活は嫌だよ
 逃亡生活は最後の最後どうにもならなかった時にしようと考えてた」
ジャイアン「だから!!もしもボックスがありゃ全部元に戻るんだよ!!」
スネ夫「ジャイアン、のび太はあの時死んでいた、脈も調べたし、瞳孔、心臓も調べた
 もしもじゃない、完全に死んでいたんだ」
ジャイアン「ですから!!それが無かったことにできるのがもしもボックスだろうが!」
スネ夫「とどのつまり死人を生き返らせる?倫理的に考えてそんなことが許されるの?
 それが出来るのならなんで未来にはいまだに葬儀屋があるんだい?」
ジャイアン「……」
スネ夫「もしもボックスでも出来ることと、出来ないことがあるんだよ
 第一成功したとしても時空犯罪法に引っかかる、未来を変えちゃうことになるからね」
ジャイアン「……でも」 
526: 以下、
>>522
やるな。
もしもボックスにはうるさい俺もうなるぜ。
もしもボックスが万能だと思ってるド素人は、道具図鑑じゃなくてもしもボックス使った話を読めと言いたい。
でも「ソノウソホント」は万能。
523: 以下、
夢と現実を入れ替える「うつつまくら」があるじゃないか。
のび太の夢オチだったけど。
532: 以下、
もしもボックス禁止にwktkしてきた
544: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 21:18:27.25 ID:9fXofDg40
ジャイアン「でも……俺は試してみたい」
スネ夫「いい加減にしてくれよ、その無かったことにできたらって思考をやめてくれ
 僕らはのび太を殺してしまったんだよ
 何百の道具を使おうと、幾千の未来を変えようとも
 僕らは、のび太を、殺してしまった、って事実は消えないんだよ」
ジャイアン「わぁってるよんなこと!!でもよ!!んなこといったら俺らはどうすればいい!?
  お前だって言ってたろ!!警察は嫌だって!!エリート人生から外れる!?
  友達を殺してエリートなんざちゃんちゃらおかしいんだよ!!」
スネ夫「僕らに出来ることは……十字架を背負うことだ」
ジャイアン「十字架?その道具を使えばのび太は戻ってくるのか?」
スネ夫「違う、僕らはのび太を殺した、それは揺ぎ無い事実
 だからこそその事実を胸にのび太の分まで生きる責務があるってことだよ」
ジャイアン「十字架……」
ジャイアンを見てスネ夫は思った
こいつはきっと今なんでもいいから救いを求めてる
いつもはいばりちらしてるクセにこういうシリアスな展開になるととたんに脆くなる、典型的な卵人間
ちょっと……危ないなこいつ
この状態じゃ自責の念に耐え切れず、十字架を放棄して一切合財をゲロってしまうかもしれない
それだけは避けたい
スネ夫「……わかったよジャイアン」
550: 以下、
追いついた
支援
555: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 21:28:15.46 ID:9fXofDg40
スネ夫は何かを決意したようだった
ジャイアン「え……?」
スネ夫「いいかい?僕らがのび太を殺したっていう事実は変わらない、だよね?」
ジャイアン「ああ……」
スネ夫「かといって警察へ行って云々で裁きを受けるってのは
 現代の手法であって、それが正解ではない、言ってること解かる?」
ジャイアン「罪を償う方法は1つじゃないってことか……?」
スネ夫「そう、現に世の中には人を殺して刑務所へ入って
 出てからまた人殺しをする奴もいるだろ」
ジャイアン「ああ、ニュースでそういうのをたまに見る」
スネ夫「そういう奴にとって刑務所は何の意味も成さないだろ?
 だから警察に行くってのはただの選択肢の一つであって
 僕らには僕らの罪の償い方があるんだよ」
ジャイアン「……おお」
スネ夫「のび太を殺したってこと無かったことにするんじゃない
 僕ら二人の中に永遠に刻むんだ、僕ら二人だけの中、にね」
569: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 21:48:30.78 ID:9fXofDg40
ジャイアン「俺らだけ?」
スネ夫「恥ずかしい話、僕も無かったことにできたらどんなにいいかって思った
 でもそれじゃダメなんだよ、のび太は大事な友達だ……今でもね
 友達にひどい目を合わせて 無かったら なんてムシが良すぎる
 だから僕らの中だけで十字架を背負うんだ」
ジャイアン「僕らの中だけってなんだよ?別の選択肢ってなんだよ
  ちょっとわけがわからなくなってきたぞ」
スネ夫「まぁ早い話、のび太が死んだってのは僕らだけの秘密にして
 道具使いまくって隠ぺい工作しまくって、僕らはこれから普通に生活しつつ
 のび太への贖罪、罪滅ぼしするってことだよ」
571: 以下、
追いついた
wktk
573: 以下、
スネ夫ww
578: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:02:17.71 ID:9fXofDg40
ジャイアン「あ、なるほど……っておい、そんなことできんのか!?」
二人の間にまた沈黙が流れようとしたその時、スネ夫が静かに口を開く
懐かしの あの メロディー
スネ夫「……あんなこといいな、できたらいいな」
ジャイアン「……あの殺人、こんな殺人いっぱいあるけど?」
スネ夫「みんなみんなみんな、揉み消してくれる、不思議なポッケで揉み消してく?れ?る?!」
ジャイアン「のび太の死?を隠蔽した?いな?!」
スネ夫「あのね、ふざけてる場合じゃないの」
ジャイアン「………」
スネ夫「こっちにはポケットがある、隠蔽工作の道具なんか山ほどあるんだよ
 ……まずはこれだ」
スネ夫がポケットからタンマウォッチを取り出した
587: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:07:32.49 ID:9fXofDg40
スネ夫「タンマウォッチ、ターンマ!」
スネ夫がそう言うとウォッチのボタンを押した
ジャイアン「何も変わらないぞ」
スネ夫「今は僕らしかいないからね、実感がないと思う」
スネ夫はどこでもドアを取り出し、のび太の家とだけ言った
スネ夫「さ、行こう」
ジャイアン「お、おう……!」
609: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:20:01.98 ID:9fXofDg40
二人はドアをくぐり、再びのび太の部屋へ戻ってきた
ジャイアン「うわっ!警察!!」
のび太の部屋ではちょうど警察官2人が踏み込んだ時のようであった
1人が部屋を見回る様子で、もう1人が動かないドラえもんに何かを訴えているようだった
スネ夫「ジャイアン落ち着いて、時間は止まってるんだから」
ジャイアン「わ、わかってるけどびっくりするだろJK……で、どうするんだ?」
スネ夫「まずはドラキュラセット、そしてバキューム蚊」
ジャイアン「それはドラキュラ化するマントとキバ!
  血を吸うのではなく、脳みそから記憶を吸い取るための道具
  これを付けていれば、体がコウモリのように小さくなり、空を飛べる
  ただし、ニンニクや十字架に弱くなるというドラキュラセットと
  ヘルメットをかぶると蚊に変身でき刺した相手に忘れて欲しい記憶を
  管から吸い取ることができるバキューム蚊だな!」
スネ夫「ご苦労」
スネ夫「2つは同じような能力だけど一応両方使って重ね掛けしておこう
 特にドラえもんにはね」
ジャイアン「じゃ俺はバキューム蚊を、スネ夫はドラキュラセットを」
スネ夫「オッケー」
611: 以下、
ご苦労wwwwwwwwwwww
615: 以下、
おいついた
617: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:34:40.96 ID:9fXofDg40
スネ夫がドラキュラセットを身に着けると煙と共にコウモリの姿に変身した
そしてドラえもん、警察官、外にいる野次馬の記憶を次々と吸い取っていく
一通り吸い終わると部屋に戻った
スネ夫「ジャイアンこっちは終わったよ」
ジャイアン「こっちも粗方終わったとこだ」
スネ夫「次はこいつらを元の位置に戻さないとだね」
ジャイアン「こいつら全員をか?疲れそうだな……」
スネ夫「だから道具があると何度言えば(ry」
ジャイアン「あ、そうか」
スネ夫「それにはこれがいいかな……かるがるつりざお」
ジャイアン「名前からどんな物か推測できるのでここでは省略します」
スネ夫「誰と話してんの?」
ジャイアン「なんでもない」
スネ夫「どこでもドアも併用しようか」
619: 以下、
省略すんなwww
620: 以下、
これはどっかに載るな
支援
621: 以下、
wktkwktk
622: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:45:03.78 ID:9fXofDg40
ジャイアン「……この人でラストだ」
スネ夫「よし、とりあえず元通りだね」
ジャイアン「ドラえもんはどうする?」
スネ夫「とりあえずタイム風呂敷使ってスタンガン食らわす前の状態にする」
スネ夫はタイム風呂敷を取り出すとドラえもんに被せた
風呂敷を捲るとジャイスネが来る前の寝てる状態のドラえもんに戻っていた
スネ夫「よし、これでとりあえずは隠蔽した」
ジャイアン「これからどうするんだ?」
スネ夫「僕らは今本当なら僕ん家で2人、いや3人で寝てるはずなんだ」
ジャイアン「じゃ戻るか」
スネ夫「そうしよう」
ドラえもんを押入れの中に戻し、ポケットを元通り装着し、スペアポケットを元あった場所へ隠し
ジャイスネはスネ夫宅へ戻った
623: 以下、
支援
631: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 22:53:20.12 ID:9fXofDg40
スネ夫「ふぅ」
ジャイアン「とりあえずひと段落か」
スネ夫「そうだね」
ジャイアン「それで、のび太はどうなってことにするんだ?」
スネ夫「のび太は夜グローブを取りに行ったってことになってる」
ジャイアン「でもドラえもんにはその時2階にいるって言っちゃってるよな」
スネ夫「そうか……」
スネ夫は少し考えた後
スネ夫「僕らにからかわれて家を出てっちゃったってことにしよう」
ジャイアン「わかった」
スネ夫「じゃ、タンマウォッチを戻すよ、やり残したことはないね?」
ジャイアン「多分大丈夫なはずだ」
スネ夫は再びタンマウォッチのボタンを押した、止まっていた時間が動き出す
643: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:02:13.68 ID:9fXofDg40
二人は押入れから布団を出し、その上に寝転んだ
今日一日だけで色々あった……午前中は野球をし、午後は……もう考えるのはよそう
二人とも精神的、肉体的にも疲れはピークであった
ジャイアン「明日から俺らの新しい日が始まるんだな」
スネ夫「そうだね、くれぐれもボロを出さないようにね」
ジャイアン「わかってる」
スネ夫「じゃあおやすみ」
ジャイアン「ああ、おやすみ」
スネ夫「あ、明日は5時起きだからね」
ジャイアン「なんでだ?学校に行くには早すぎるだろ」
スネ夫「いいから」
ジャイアン「わかったわかった」
650: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:10:13.71 ID:9fXofDg40
スネ夫「ジャイアン起きて」
ジャイアン「ごぉぉぉぉぉ」
スネ夫「JA-I-A-N」
ジャイアン「ンガァァァァ」
スネ夫「ジャーイアーン!」
ジャイアン「ズゥゥゥゥゥ」
スネ夫「出ベソ」
ジャイアン「何?」
スネ夫「あ、ジャイアンおはよう」
ジャイアン「おおスネ夫かおはよう、のび太はまだ寝てんのか?ったくしょうがねえな」
スネ夫「……」
ジャイアン「……あ……わりぃ」
スネ夫「下へ降りよう、話は僕にあわせて」
スネ夫はそう言うとジャイアンを連れて1階へ降りた
658: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:23:52.21 ID:9fXofDg40
スネ夫は1階へ降りてすぐにある部屋へ入った
部屋に入るとマダムな香水の芳しき匂いとピンクの壁紙がジャイアンを出迎えた
ジャイアン「うわっなんだこの匂い!」
スネ夫はもう慣れているのであろうか、表情を変えず部屋の奥にあるベッドへ向かった
スネ夫「ママ、起きて」
スネママ「……ん……スネちゃまなんザマスか?」
スネママが眠たそうにその体を起こす
ジャイアン「うわっなんでお前の母ちゃん裸なんだよ!!」
スネママ「裸で寝ると美容にいいんザマスよ」
ジャイアン「目が腐る……」
スネ夫「ママ大変なんだ、朝起きたらのび太がいないんだ」
スネママ「なんざますって!?のび太さんが!?大変ザマス!!」
スネ夫「昨日僕らがからかって……それっきり出ていっちゃったんだ……」
スネママ「マァー!スネちゃま泣かないザマス!お家に戻ってるかもしれないざますよ!」
スネ夫「そうかな……じゃあジャイアンとのび太の家へ行ってみるよ!」
スネママ「ママはのび太さん家へ電話するザマス!」
スネ夫「行こうジャイアン、のび太の家へ」
659: 以下、
そういえば伸びたと清掃員って放置?
661: 以下、
>>659
紙にしてポケットに収納
660: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:25:37.69 ID:9fXofDg40
のびママパパの隠蔽も考えたんだけど
流石にめんどくさかった上に書くのもアレなんで省略しました
のび夫妻も戻してちゃんと記憶を消したって脳内変換してくだしあ
665: 以下、
>>660
把握
?
668: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:31:37.64 ID:9fXofDg40
家を出るとスネ夫はのび太の家とは反対の方向へ向かった
ジャイアン「おいスネ夫!のび太ん家はそっちじゃねーぞ!」
スネ夫「いいからついてきて」
ジャイアンはスネ夫の後を追った
ついたのは町外れの用水路であった
ここでは毎年子供が用水路に誤って落ち、死亡するという事件があった為
学校では近くを通らないように十分気をつける、と先生が言っていた
スネ夫はポケットからタンマウォッチを取り出すと
用水路の中へ投げ込んだ
ジャイアン「おい捨てちまうのか?」
スネ夫「これでいいんだ」
スネ夫「さ、のび太の家へ向かおう」
670: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:40:28.93 ID:9fXofDg40
スネ夫はのび太の家のチャイムを鳴らした
スネ夫「すいませーーん!」
スネ夫「すいませーーん!」
ジャイアン「おタバコは?」
スネ夫「すいませーーん!」
ママ「はーい……あらスネ夫さん、どうしたのこんな朝早く……」
スネ夫「あの、のび太君戻ってきてますか?」
ママ「え?のび太ならスネ夫さんの家にいるんじゃないの?」
スネ夫「じつはかくかくしかじかで……」
ママ「ええっ!?のび太が!?大変だわ!!」
スネ夫「僕らも心当たりのある場所を探してみます!」
ママ「ええ、お願い!ドラちゃんにも協力してもらいましょう!」
ママ「ドラちゃーん!」
672: 以下、
ジwャwイwアwンwww
673: 以下、
おタバコはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
675: 以下、
ジャイアンwwwwwwww
676: 眠いぜ ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:46:53.23 ID:9fXofDg40
ドラ「どうしたんだいこんな朝早くに……」
スネ夫「実はかくかくしかじかで」
ドラ「なんだってーのびたくんがあーそれはたいへんだ」
スネ夫「なんかのび太を探す道具無いの?」
ドラ「これがある、……えーと、あった
 たずねびとステッキー!」
ジャイアン「やっぱ本家は違うなスネ夫」
ドラ「本家?」
スネ夫「いやなんでもないよ、早く探そう!」
679: 以下、
本家wwwwwwwwwww
680: 以下、
ドラ棒読みwwwwwwww
683: 以下、
ドラ絶対気付いてるなw
688: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/06(月) 23:57:15.21 ID:9fXofDg40
ドラ「のび太君の居場所を教えて」
ドラえもんはそう唱えるとステッキを放り投げた
しかし放り投げられたステッキは倒れることはなく物理法則を無視し、直立不動のままであった
ドラ「たずねびとステッキが反応しない……だと……?」
スネ夫「それは……どういうこと?」
ドラ「……通常たずステは地球上に存在するならば
 地球の裏側にいてもちゃんと反応して道を示してくれるはずなんだ」
ジャイアン「それが反応しないってことは……」
ドラ「どこか別次元にいる……あるいはこの世にいない、とか……」
スネ夫「それはたいへんだw」
ジャイアン「おーw」
ドラ「おほほw」
693: 以下、
たずステwwwww
690: 以下、
略しやがったwwwwwwww
694: 以下、
おほほwwwwwwww
702: だって ねむいんだもの みつを ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:04:20.52 ID:9Pg7GhMz0
スネ夫「うーん、タイムマシンでどっかに遊びに行ってるとかかなぁ?」
ドラ「今見てきたけどタイムマシンはあったよ、おかしいな……」
ドラ「じゃこれを使おう、……強力においついせき鼻!」
ジャイアン「これも又名前から推測できますので省略という形にさせてください」
スネ夫「だから誰と喋ってるんだよ」
ドラえもんは強力においついせき鼻を自分の鼻にくっつけた
ドラ「フゴフゴ、フゴフゴ」
スネ夫「……」
ジャイアン「……」
ドラ「フゴフゴ、フゴフゴ」
スネ夫「……」
ジャイアン「……」
ドラ「フゴフゴ、フゴフゴ」
スネ夫「ブフッw」
ジャイアン「w」
ドラ「おい笑うなよw」
703: 以下、
まさかドラを犯人に仕立てるつもりか…!
704: 以下、
何だこの平和な空気wwwwwwww
705: 以下、
ひとがしんでんねんで!
707: 以下、
何やってんだwwwwwwwww
718: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:12:30.72 ID:9Pg7GhMz0
ドラ「……」
スネ夫「で、フゴえもん、いやドラえもんのび太は見つかりそう?」
ジャイアン「……ドラえもん?」
さっきまでの和やかなムードから一変、ドラえもんの表情が険しくなった
ドラ「さっきのたずステあったよね……」
スネ夫「うん」
ドラ「あれは未来でも古い品でね、命中率が70%な上によく故障するんだ」
スネ夫「そうなんだ」
ドラ「でも今のは違う、比較的新しい道具で、命中率はほぼ100%
 ましてや自分の家の前なんてのび太君の匂いがつきまくってるはずなのに……」
ドラえもんはポケットをまさぐるともう一つ道具を出した
ドラ「これだ、人探し傘」
723: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:19:07.46 ID:9Pg7GhMz0
ドラえもんの出した 人探し傘
一見普通の傘であるが、傘の先端に矢印が装着されていて
この傘を差して歩くと、矢印が会いたい人の方へ指して誘導してくれる
ジャイアン「というものである」
スネ夫「お前のセリフだったのかよ」
ドラえもんはそんな馬鹿二人のやりとりを全く気にせず、傘を広げた
ドラ「のび太君の居場所は?」
傘の先端の矢印がグルグルと回り始めた
しかし、矢印は一向に止まる気配を見せない
ドラ「のび太君の居場所は!?」
それでも傘の矢印は止まらなかった
ドラ「大変だ……!」
725: 以下、
ジャイついにナレーション技能までwwww
726: 以下、
盛り上がってまいりました
729: 以下、
完結まで?
731: 以下、
支援
732: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:24:20.48 ID:9Pg7GhMz0
スネ夫「?」
ドラ「道具が3つとも無反応……」
ドラ「通常こんなことはありえないんだ……
 タイムマシンにも乗ってない、のび太君に道具は何も貸してない……」
ドラ「この二つの符号が意味するものは一つ……!」
ジャイアン「お、おい……まさか」
ドラ「既にこの世にはいない、ということになる……」
スネ夫「……」
734: 以下、
怖いな…
735: 以下、
Dora…
739: アリゾナタワー ◆iyHXLMbDPc 2008/10/07(火) 00:28:55.52 ID:IbRfVGIb0
うおお追いついたぞ
この文体の不安定さがなんともいえず面白い
道具名略すなwww
742: 以下、
頑張れ
748: ぼくも ねむい んです ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:34:12.14 ID:9Pg7GhMz0
スネ夫「は、はは……またまたご冗談を
  ドラえもんの道具が故障なんてよくあることじゃない」
ジャイアン「そ、そうだよ、3つ共故障してるだけだよ」
ドラ「……」
スネ夫「……そろそろ学校始まる時間じゃない?」
ジャイアン「も、もしかしたら普通に学校にいたりしてなw」
スネ夫「あ、そうだよ、きっとそうだよ!」
ドラ「……2人は、学校があるからそろそろ帰ったほうがいいよ」
スネ夫「じゃ、じゃあそうさせてもらうよ」
2人はそう言うとのび太邸を後にした
752: 以下、
追い付いた!支援
758: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:47:37.13 ID:9Pg7GhMz0
ジャイアン「はぁはぁ、なぁスネ夫、俺らなかなか演技うまかったよな」
スネ夫「え、あ、うん」
学校へ行く途中
スネ夫はさっきのドラえもんが3つ目の道具を使った時のことを思い出していた
2つ目を使った時のドラえもんは不安の表情であったが
3つ目の道具を使った時の不安から絶望へ変わる途中、一瞬だけ見せた、憎悪という感情
スネ夫「僕の勘違いならいいんだけどな……」
ジャイアン「え?なんか言ったか?」
スネ夫「いやなんでも」
キーンコーンカーンコーン
ジャイアン「やべぇ!予鈴だ!急げスネ夫!」
768: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:52:56.93 ID:9Pg7GhMz0
ガラガラッ!
先生「剛田!と、あとお前、あの、あー、アレだよアレ!そう骨川!遅刻しちゃいかんぞ!!」
ジャイアン「すみませーん」
スネ夫「すみません」
二人はそれぞれの席についた
スネ夫は最前列の一つの席に目をやる
のび太の席である、当然のび太がいるはずはなかった
先生「野比、野比!野比はまた遅刻かァ?」
先生も他の生徒ものび太の遅刻は日常茶飯事である為
のび太がいなくても誰も意に介さなかった
771: 以下、
まぁバレても2人が捕まることはないだろ
秘密道具なわけだし
773: 以下、
そういえばしずかちゃんが空気だな
776: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 00:59:37.99 ID:9Pg7GhMz0
そして一時間目が終わり、2時間目も終わり、給食の時間になってものび太は現れなかった
給食の配膳中
しずかちゃん「のび太さんどうしたのかしら?風邪でも引いたのかしら?」
スネ夫「はは!のび太に限ってそれはないよ!」
ジャイアン「なんてったって馬鹿は風邪を引かないだもんなー!」
しずかちゃん「もうたけしさんったら……!」
出来杉「しずかちゃんプリン頂戴」
しずかちゃん「今日学校が終わったらのび太さんの家へ行ってみましょうか」
ジャイスネ「「そうしよう」」
777: 以下、
>>1のサービス精神が気に入った
785: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:06:35.06 ID:9Pg7GhMz0
遂にのび太は6時間目が終わっても来なかった
結局のび太は無断欠席ということで先生から家へ連絡が行くらしい
しずかちゃん「結局のび太さん来なかったわね」
ジャイアン「犬に追いかけられて一日中逃げ回ってたんじゃないのw」
スネ夫「ははwありえるねそれw」
しずかちゃん「プリントも届けにのび太さんの家へ行ってみましょう」
スネ夫「そうだね、そうしよう」
3人は学校を後にした
788: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:13:50.53 ID:9Pg7GhMz0
のび太邸
しずかちゃんがチャイムを鳴らす
家の中からダッダッダッという足音と共に豪快にドアが開けられた
ママ「のび太は見つかったんですか!?……あ、しずかちゃん」
しずかちゃん「え?見つかるって?どういうことですかママさん」
ママ「実はかくかくしかじかで……」
しずかちゃん「ええ!?昨日の夜から?」
ママ「今先生から連絡があって、学校にもきてないって……
 あの子のことだから私何かあったんじゃないかって心配で心配で……」
しずかちゃん「お邪魔します……!」
ジャイスネ「「お邪魔します」」
794: 以下、
支援
801: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:29:13.57 ID:9Pg7GhMz0
のび太の部屋へあがるとそこにはドラえもんが沢山の道具に囲まれて
必死にパソコンらしきものに何かを打ち込んでいた
しずかちゃん「ドラちゃん!のび太さんは……」
ドラ「……いないんだ!!今ネットワークを通じて世界中からのび太君を探してるんだけど……
 過去100年から未来100年の地球上のどこにもいないんだ!!」
しずかちゃん「そ、そんな……」
しずかちゃん「そうだわ!タイムテレビがあるじゃない!!」
タイムテレビ、過去を映し出すミニタイムマシン
この存在をスネ夫はすっかり忘れていた
全身のから血が引いていくのがわかる
タイムテレビで昨日の事を見られたら……
スネ夫は横目でジャイアンを見た……ジャイアンもまた顔面蒼白であった
803: 以下、
ドラえもんの逆襲くるー
807: 以下、
クソワロタwwww
808: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:38:25.20 ID:9Pg7GhMz0
ドラ「タイムテレビは使えないんだ……」
しずかちゃん「え、どうして!?」
ドラ「22世紀でタイムテレビによるプライバシーの侵害うんたらかんたらで問題になってね
 少し前にタイムテレビの販売、使用の前面的に禁止されたんだ」
ドラ「だからほら……」
ドラえもんはタイムテレビのスイッチを入れた、しかしザーッという砂画面以外は何も写らない
ドラ「他にも道具はどんどん規制されつつある、未来もだんだんやかましくなってきたんだ」
しずかちゃん「……」
スネ夫とジャイアンはほっと胸を撫で下ろす
他の道具が規制されてるってことはタイムテレビ系統の道具も禁止されてるはず
スネ夫「どうやら神はまだ僕を見放していないようだ……」
809: 以下、
なんというww
811: 以下、
これは…フラグが…
819: 以下、
なんというラッキー
820: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:52:09.83 ID:9Pg7GhMz0
ドラ「タイムマシンも今そのプライバシー規制の線引きの真っ最中でね……
 流石にタイムマシンまで禁止になることはないだろうけど、協議中は使用を控えなきゃいけない
 僕みたいな公務員ロボットなら尚更ね」
しずかちゃん「そんな……じゃ、のび太さんは……」
ドラ「日本歴史大百科で調べた所、日本には神隠しが歴史上本当に存在してたらしい
 この歴史上の人達はある日突然姿を消して、一ヶ月後に何事もなく戻ってきたらしい!」
しずかちゃん「じゃあ……」
ドラ「……待つしかないよ、信じて」
しずかちゃんはその場で泣き崩れてしまった
スネ夫「なんとかならないの?ドラえもん!」
ジャイアン「そうだよ!!規制だの云々言ってる場合じゃねえよ!!使おうぜタイムマシン!!」
スネ夫「いやドラえもんも家庭があるからそういうことはやめたほうがいいんじゃないかな」
ジャイアン「何いってんだよ!!タイムマシンがありゃのび太がどこで消えたのかわかるだろ!!」
スネ夫「うんそうだね、でも協議中は使用を控えなきゃだからね、うん」
ジャイアン「もういい!!ドラえもんがダメなら俺がいく!!それで文句ないだろ!!」
スネ夫「おい待てよ」
824: 以下、
公務員だったのかよwwwwwwwwwwwどらwwwwwwwwwwww
825: 以下、
ドラえもん公務員なのかwwww
826: 以下、
ドラえもんは子守用ロボットとしてTVショッピングに出品されたとき
赤ん坊のセワシが勝手にリモコンのボタン押して買っちゃうんだけどなwwww
827: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 01:58:11.49 ID:9Pg7GhMz0
ジャイアン「うるせえ!!俺は行くぞ!!」
ジャイアンはスネ夫を連れて半ば強引にタイムマシンへ乗り込んだ
そしてスロットをあわせ、タイムマシンを動かした
タイムマシンの上でスネ夫が怒鳴る
スネ夫「何考えてんだよ!!タイムマシン使ったら一発でバレちまうだろうが!!」
ジャイアン「だからだよ!!あの流れでもししずかちゃんが行くってことになったらそれこそ終わりだろうが!!」
スネ夫「あ、そうか……僕達2人ならいいのか」
ジャイアン「このまま適当な所へ行って、ちょっと時間がたったら帰ればいい」
スネ夫「見直したぜw」
ジャイアン「よせやいw」
829: 以下、
ジャイアンもスネ夫色に染まってきたな……
831: 以下、
テラブラック小学生wwwwwwwwwwww
835: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:08:31.89 ID:9Pg7GhMz0
ドラ「……あの2人大丈夫かな」
しずかちゃん「きっと大丈夫よ……こういう時あの2人は心強いもの」
ドラ「うん……実はもう一つ気になることがあるんだよね」
しずかちゃん「なぁに?」
ドラ「のび太君が僕の道具を勝手に持ち出したっていうことも考えて
 現在の時間軸において未来の道具が地球上のどこにあるか分かるレーダーがあるんだけど
 ……ちょっとここみてくれる」 
しずかちゃん「あら?一つだけ赤い光が点滅してる場所があるわ」
ドラ「……この点滅場所、古い用水路の終着付近なんだ」
しずかちゃん「まさか……」
ドラ「考えたくないよ……のび太君は泳げないんだ!!」
839: 以下、
スネ夫wwwwwwwwww何という策士wwwwwwww
842: 以下、
スネ夫将来大悪党だな
843: 以下、
ああああ・・続きが・・・・
仕事が・・・
844: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:18:14.12 ID:9Pg7GhMz0
その時タイムマシンで一週間後の算数のテスト問題をバッチリコピった2人が帰ってきた
もちろん2人は打ち合わせ済みである
スネ夫「……」
ジャイアン「……ドラえもん」
ドラえもん「やっぱり……」
スネ夫は泣き崩れ
ジャイアンは仁王立ちしたまま涙をこぼし始めた
ジャイアン「のび太は……用水路……に落ちて……そのまま」
スネ夫「手に……何か持ってた……」
ドラえもん「……今僕達も見たんだ、タンマウォッチ、確認したら僕のポケットからなくなってた……」
しずかちゃん「あ……ああ……のび太さん……!!」
4人は暫くその場で泣いていた
847: 以下、
計算通り・・・ニヤッ
848: 以下、
これが大人の余裕ってやつか
850: 以下、
まさか完全犯罪・・・成立か?
852: 以下、
後にドラえもんの
大逆襲があるとにらむ
858: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:27:34.03 ID:9Pg7GhMz0
どれほどの時間が経っただろうか、あたりは夕焼け色に染まり
西の空はもう青暗く染まり始めていた
しずかちゃん「……今日はもう帰りましょう」
ドラえもん「そうだね……明日、明日のび太君を探しに行こう」
ジャイスネ「「ああ、そうしよう」」
しずかちゃん「それじゃ……また……」
ドラえもん「バイバイ……」
ジャイスネ「「バイバイ」」
しずかちゃんが部屋を出て行く
スネ夫「僕らも……帰ろうか」
ジャイアン「ああ、そうするか……」
ドラえもん「うん」
ドラえもん「ああ、その前にさ」
ドラえもん「のび太君を
おいていけ!」
859: 以下、
!!!!!!!!!!!
861: 以下、
ちょwwwwwwwwwwwwww
862: 以下、
ぎゃああああ
863: 以下、
わっふる
866: 以下、
KOEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!1111111111111
867: 以下、
うっはwwwwwwwwwww
急展開wwwwwwwwwww
868: 以下、
怖ぇwwwww
871: 以下、
きたあああああああああああああ
873: 以下、
おいていけ!
878: 以下、
ああぁああ寝ようと思ったのに更新したらこれかぁあああ!!!
期待!
891: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:39:44.96 ID:9Pg7GhMz0
ドラえもんの怒声、いやそれは咆哮というべきであろうか
突然の出来事にスネ夫とジャイアンは恐れをなしてその場にへたり込む
ドラえもんは無言でポケットから道具を取り出す
それは朝ドラえもんがのび太君捜索に使ったあの傘であった
その傘を広げ、再びこう唱える
ドラえもん「のび太君は、どこにいる?」
傘の上の矢印はやはりクルクルと回るだけであった
ドラえもん「この傘は捜してた対象を発見した時、回る仕組みなんだよ、こうやってね」
ドラえもんは次に2番目に使った道具、強力においついせき鼻であった
ドラえもんはそれを装着すると、辺りの匂いを嗅ぎ始めた
もう二人は笑えない、いや笑うことは許されない
ドラえもん「のび太君の匂いだ、その右のポケット……」
ドラえもん「においついせき鼻で目を疑った、そして人探し傘で確信へ変わった」
ドラえもん「出せよ、大事な僕の親友を」
894: 以下、
ぬおおおおおおおお
895: 以下、
かっけえwwww
896: 以下、
ゴクリ………。
902: 以下、
ざわ・・・ 
  ざわ・・・
903: 以下、
なんというシリアス・・・
904: 以下、
ドラえもんに惚れた
908: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:50:54.47 ID:9Pg7GhMz0
スネ夫は声にならないしぐさでポケットからくしゃくしゃになった2枚の紙を取り出す
その紙にはあの清掃員のおじさんと、変わり果てた親友のび太が描かれていた
ドラえもん「……」
ジャイアン「わ、悪かった!!!悪かったああああ!!」
スネ夫「ごめんなさあい!!僕達!!僕達!!」
二人はドラえもんの前に土下座して何度も謝った
ドラえもんはまるで汚い羽虫を見るような目で二人見下した
そして、近くにあったタイムテレビのスイッチを入れた
そこには昨日の野球の試合から、壮絶なリンチ、遺体の処理、深夜の隠蔽工作
全てが、映し出されていた
ドラえもん「こんな……友達が友達を殴り殺してるシーンなんか…………れるか」
ドラえもん「こんなものしずかちゃんに見せれるわけがないだろう!!!」
909: 以下、
ドラえもん・・・
917: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 02:54:54.08 ID:9Pg7GhMz0
スネ夫「ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
ジャイアン「殺すつもりじゃなかった!!本当だ!!許してくれ!!」
ドラえもんは謝る二人を見向きもせず、紙を拾い、ポンと紙の裏面を押した
同時に紙から現れるのび太、変わり果てた姿であったが、ようやく、のび太は我が家に戻れたのである
そんなのび太を抱きかかえ、ドラえもんは一筋の涙を流しながら
ドラえもん「おかえり……のび太君」
953: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 03:14:15.10 ID:9Pg7GhMz0
--------
のび太「うわー!!遅刻だ遅刻だ!!」
ドラ「もう!早く起きなさいっていつも言ってるでしょ!」
のび太「そんなこといったってウワーッ!!」
ママ「のび太!!朝ご飯くらい食べていきなさい!!」
のび太「パンもって行くよ!!行って来ます!!」
ドラ「いってらっしゃーい、のび太君」
しずかちゃん「おはよう!のび太さん!」
のび太「あれ?しずかちゃんも寝坊?」
しずかちゃん「ふふ、そうなのよw昨日遅くまで本を読んでたから……」
のび太「ははっ、しずかちゃんもそんなことがあるんだねw」
ジャイアン「おうのび太!!遅刻してんじゃねーぞ!!」
のび太「ジャイアンだってそうじゃないか!」
ジャイアン「学校まで競争だ!!」
しずかちゃん「ふふ……のび太さんが戻ってきて本当によかった」
957: 以下、
え・・・?
961: 以下、
うそ……
965: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 03:17:32.07 ID:9Pg7GhMz0
先生「こら!!剛田!源!!そして、野比ッッ!!」
3人「はいっ!!」
先生「遅刻とはたるんどるぞ!!3人共廊下にたっとれ!!」
ジャイアン「あーあ」
しずかちゃん「廊下に立たされるのなんて初めてかもw」
のび太「僕はもうすっかり常連だけどねw」
ジャイアン「……もう一人、いればな」
しずかちゃん「スネ夫さんね……」
のび太「転校、急すぎるよな……」
スネ夫は野球の次の日にパパの会社が倒産して急遽転校となった
一部では神隠しなどの噂もたっているが、真相はわからない
966: 以下、
スネ夫・・・
967: 以下、
なん…だと…
971: 以下、
ドラこえーーーーー
972: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 03:20:26.31 ID:9Pg7GhMz0
いつものようにまた、学校が終わり、家へ帰る
残念ながら我が家ではない
のび太「ただいま?」
ドラえもん「おかえりのび太君、今日名札を机の上においてったでしょ」
のび太「あ、忘れてた」
机の上にある名札を手に取る、名札に刻まれた「野比、のび太」の文字
ドラえもん「ふふふ」
のび太「……」
ドラえもん「君は、のび太君なんだよ」
のび太「わ、わかってるよ」
974: 以下、
まwwwさwwwかwwwwwww
975: 以下、
これは!!
978: 以下、
まさか・・・
977: 以下、
まさか……のび太=sうわなにをするやめ
973: 以下、
のび太=スネおktkr
979: ◆MjfWDQkH.2 2008/10/07(火) 03:22:03.08 ID:9Pg7GhMz0
ドラえもん「のび太君の親が死ぬまで、君を知る僕以外の全ての人が死ぬまで」
ドラえもん「君はのび太君じゃないといけないんだよ」
ドラえもん「わかったね?のび太君」
おしまい
980: 以下、
!!!!!
986: 以下、
そういう事か
乙です
991: 以下、
乙 そしてこれからスネ夫がんばれ。
992: 以下、
KOEEEEEEEEけど面白かった
乙!
993: 以下、
乙……何というブラックなドラえもん
994: 以下、
ギリギリこのスレに収まったか

998: 以下、
>>1乙!!
1000ならこのスレ全員スネオヘアー
999: 以下、
お疲れ!!
1000: 以下、
1000げt
#kako_link a {color:#0000ff;}
▼合わせて読みたいのび太「ドラえもんとか、実際無理だろ」【SS】
出木杉「タイムマシンとか、実際無理だろ」【SS】
ドラえもん「異議あり!」スネ夫「異議あり!」
ドラえもん大長編?のび太中学生編?【SS】
のび太「もう二年、か」
#out_link a { color:#0000ff;}
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1 不思議な
おもしろい
2 不思議な
いみふめいタイムふろしきで戻せやくそが
3 不思議な
おもしろかった
4 不思議な
最高に面白かった
5 不思議な
面白かった
道具の説明を略することが伏線になっていたのは驚いた
6 不思議な
最後どういう事?のび太生き返ったのか?
7 不思議な
傘と鼻ってオリジナル?実在?
実在ってのもなんか変だが
8 不思議な
文章力が低くて読みづらかったわ
ラノベ新人賞ってこんなのばっか送られてくるんだろな
9 不思議な
※6
スネ夫本人含め周りもみんなが
スネ夫をのび太だと思わせるなにかを
ドラえもんがしたんやろ
てか9年前のスレやんけ!
10 不思議な
うーん、面白い
11 不思議な
おもしろかった
清掃員どうなったん
12 不思議な
フシギダナァ
13 不思議な
くだらんつまらん
14 不思議な
何気に読みふけったわw
15 不思議な
記事云々の前に。
ページ読み込んでたら変なリンク勝手に踏まされて広告のページに飛ばされた。
恐いから直ぐウインドウ消したけど管理人さん。
対処してください。
16 不思議な
タイム風呂敷でタヒヌ前に戻すか、その嘘本当使ってのび太助けてやれば良いだけじゃないの?
17 不思議な
※15
スマホからかな?PCだと何もないんだけど
18 不思議な
清掃員のおっちゃん…
19 不思議な
※7
傘も鼻も漫画で出てきてるよ
20 不思議な
のび太がタヒんだ時点でドラえもんが未来から来なくなってる展開かと思ったが違った
21 不思議な
ヴェノムスネーオだ
22 不思議な
原作とキャラ変えるのって萎えるよね
23 不思議な
スマホからだとやたら重いし、悪質な誘導リンクまみれで挙動が異常。なんやこれ。
24 不思議な
話は面白かったけどちょくちょく挟んでくるギャグ?が死ぬほど面白くない
25 不思議な
腹立つ文章
26 不思議な
誤字脱字にキャラ崩壊、ヘタクソな文章
どこが面白いのか本気でわからない
27 不思議な
まず清掃車とおじさんが居なくなった時点で騒ぎになると思うけどな
28 不思議な
馬鹿どもが自分が理解できないのを作者のせいにしてて笑える
29 不思議な
俺がのび太なら、ジャイアンやスネ夫などとは決して関わらない
それでしずかちゃんが来ないと言うのなら、其れも良し
何せこちらにはドラえもんが居る、現代人では決して体験できない貴重な機会をみすみす奴らに与える必要は無い
30 不思議な
俺も変なとこに自動で飛ばされる、「あなたのパソコンはウィルスが?」みたいなののスマホ版のとこ
今は普通に見れてるけど
31 不思議な
これ数年前に見てもう一度見たいと思ってたからすごい嬉しい
32 不思議な
実際のリンチ殺人事件も、こんなくだらない理由からなんだよな・・・
33 不思議な
スネ夫が「俺」って言ってるのが違和感ありすぎる
34 不思議な

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