【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『奇妙な客・ごぜさん』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『奇妙な客・ごぜさん』


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7:
線路
東京駅と高尾駅の間を往復する中央線は、利用者が多くとても混雑する路線であり、
しょっちゅういわゆる「人身事故」で止まります。
私はその運転をこの半年しているものですが、同僚の間で
様々に噂をされている幽霊を見たことは、1ヶ月前まではありませんでした。
しかし1ヶ月ほど前から、立川まであと少しのとある駅の下りホーム手前に、毎晩いるんです。
赤黒い色のワンピースを着ていて、眺めの髪に少しウェーブがかかったような感じの若い女性で、
最初はいつも線路脇からうつむいて線路を眺めていました。
最初に見たときは急ブレーキをかけましたが、すぐにすっと消えてしまいました。ものすごく驚いて
なぜかしびれた指先を眺めながら、しばらく呆然としていましたが、すぐに我に返り、遅延に対する
いくつかの処置をしながら駅へ電車を入れました。
その後も、夜間にその駅に侵入するときには必ずその人がおり、
電車が近づくと消えてしまうというのを繰り返していました。
ただ、一昨日の夜は、近づいても消えず、彼女は線路に向かって歩いてきたのです。
どうすることもできず、私はそのままその幽霊を轢きました。
そして、昨晩彼女は、線路上から初めて、こちらを見上げました。電車の下に消えていきながら
かすかに笑ったように見えたその顔は、目のあたりがぼうっと暗くなっていて、
そこには何も見えませんでした。
今日の休みが終われば、明日はまた勤務します。私は明後日の朝を迎えることができるのか、
よく分かりません。乗客の皆さんを巻き込むような事故だけは起こさないようにと思っています。
109:
白米
これから先の人生も白米を美味しく食べたい人は読まないこと推奨。
自分、十代のころ白米が好きで好きで、一食につき1.5合くらいは余裕で食っていた。
その日も昨晩炊いてあった飯の残りをレンジであっためて、お茶漬けにして食った。
飯の量は牛丼サイズの丼一杯ぐらい。お茶漬けの飯の量ではないwww
それをかっこみながら洒落怖まとめを見ていた。
どんな話だったか忘れたけど、すごく気味の悪い話を読み終わり、
余韻を噛み締めながら少し冷め始めたお茶漬けをかっこむ。
ふと、丼の中のお茶漬けを見た。
緑色のお湯の中に浮いた大量の白い米が、うごめいているように見えた。
『……これ、蛆虫じゃん』
と、漠然と思った。
そんなわけはない。
慌ててその考えを打ち消して、お茶漬けをもう一度食べようとする。
でももう無理だった。何度見ても丼の中のものはお湯に浮いた蛆虫だった。
我慢して何口が米を口に運んでみる。噛めない。飲みたくない。吐き気がしてくる。
耐え切れずにトイレに駆け込んで今食べていた米を全部吐いた。
それ以来、少量だったり、物が混ざって色が変わった飯だったら食べられるのだが
大量の白米が食べられなくなった。
言わずもがなだが、蛆虫にしか思えなくなってしまった。
特にお茶漬けは少量でもちょっときつい。意識すると吐いてしまう。
それまでも飯のやたら多いお茶漬けは頻繁に食べていたのに、どうして急に
こんなことになってしまったのかわからない。
思い付く原因といえば直前に読んでいた洒落怖まとめの怪談話。
でもどんな話だったか全く思い出せない……。
114:
>>109
「はだしのゲン」で、白米かと思って大喜びで口に入れたら
巨大化した氏の群れだったというエピソードがある
しっかり絵付きなので一層強烈
昔のチベットの修行僧で、野良修行中にそこらのどくろで
飯炊いて連れの犬と喰っていて、通りがかった飢えた
旅人が一緒にと勧められたら氏もいて引いたとか
僧が言うには、食事は (氏も含めて) 大勢で喰う方がうまいし、
氏が喰える飯なら毒はあるまいよ、と (僧自身は
巧妙に氏のいない部分だけをすくって食べていた)
リアルな氏と白米はすぐ見分けられるから、氏の写真とか見まくって友愛を深めるとよいかもネ
125:

渡辺徹の事務所の後輩だかが経験した話。
ある日徹さんがその人に電話すると女が出るので彼女できたのか?なんてからかったら
彼はできてないと答えた。「うそつけ昨日かけたら女が出たぞ?」と言うと
最近友達からよくそのようなことを言われるんで気味が悪いと返した。
そこで今彼の家に電話をかけたら「もしもし」と女の声が。
うわ?!と大騒ぎになり徹さんはその人を一時徹さんの家に避難させ彼の住むアパートへ。
変な所はないか調べてクローゼットだか襖だかが凄く異様な雰囲気を醸し出して
バッとそこをあけたら女のマネキンが。
どうやら酔っ払ってごみ捨て場から持って帰ったらしい。
徹さんはすぐにそれを捨てさせ変なことは起きなくなったそうな。
この話の何が怖いって徹さんは分かりやすくしゃべってたのにこんなにつまんなく書いちゃったとこかな。
136:
奇妙な客
うちのコンビニに週3回毎朝5時過ぎにやってくる初老のあばさんがいる。
週3回全て俺が入ってる日、決まって俺が店内で一人で作業してる時に来る。
雨の日でもズブ濡れになりながら来る。
毎回水鉄砲、水風船、関連性の無い漫画やレディコミ、お菓子をカゴ一杯に詰めてレジにやってきては
「子供がねイーッパイいるんよ、イーッパイ」「○○言います私」
「機嫌のええ時はいいんやけどね……また、かんしゃく起こすさけね」
などと、聞いてもいないのに訳の分からない事を一人で喋っている。
(あぁ…若年層の認知症かなぁ…自分の子供が小さい時の事で時間が止まってるんだろう)
そんな事を考えて適当に接客していた。
○○円になりますと言うとピタっと話しを止めてキチンと代金は支払うし店にとって害は皆無
なぜかそのおばさんが来店する前後には他の客が来店しない、おばさんが帰ると日が昇り始める
不思議はあったが所詮偶然だろうと思っていた。
その事を相方に話すと「今度その人が来たら呼び出しボタン押して下さいよ」と言うので
ある日そのおばさんが来た時にレジに付いている呼び出しボタンを押した。
バックから相方が出て来て俺のレジ補助につく形でおばさんのお買い上げ商品を袋詰めをし出した。
お:「あんた初めて見るねぇ」
突然おばさんが相方に話し掛けた。
相:「あ、○○と言います。いつも一応店の中にはいるんですょ?。」
相方はかなり明るい奴なのでいつもの調子で悪く言えば馴れ馴れしい口調で話し出した。
俺:「○○円になります」
そう俺が言うとおばさんは財布から1万円札を取り出してレジに置き、相方を見てこう言った。
お:「あんた、怖いもん見た事ないやろぅ」
137:
突然のおばさん強い口調に俺も相方もギョッとした。
相:「ハイ?」
お:「イーッパイ、イーッパイ悲しい。あんたあかんよ」
………(二人沈黙)
お:「うちが喋り出したら皆そんな顔しよる。うちが日本語使えへん思てるんちゃうか?」
相方が俺の方を見て人差し指をコメカミ辺りに当ててグリグリやり出した
(このおばはん、やっぱ頭おかしいっすよ)
そういうジェスチャーだった。
俺は同意する事も咎める事も出来ずおばさんに目線を移した。
お:「あんた、怖い思いしなあかん。気ぃつけた方がええよ。イーッパイ兄弟おるから。」
また兄弟の話しだ…兄弟ってのは一体なんなんだろう。
自分の親戚の事か子供の事か、はたまたヤクザの親分の嫁さんだったりするのだろうか
そんな事を考えてポカーンとしていると相方がおばさんに向かって
相:「怖い事ですかー?良いですねぇ、僕好きですよそういう系統。でもおばさんが住んでる所の方が怖いですよー」
そういって左の方向に指を指した。
相:「おばさんの家○○苑でしょ?(w」
○○苑というのはいわゆる店の近辺にある大きな介護施設の事で
日曜の昼間は決まって付き添いの人と一緒に老人がお買いものに来る。
俺:「おい、お前な……」
さすがに焦った俺が相方を咎めようとすると
お:「あんたトンネル連れて行く」
おばさんが急にそう言いだした。
138:
相:「ハァ?トンネルっすか?心霊スポット??まぁ、いいっすわ○○苑に電話入れるから
 おばちゃんそこおっちん(座っておけの意)しとき」
相方が電話の子機に向かって歩きはじめるとおばさんは財布から二つ折の紙をレジに置いて出ていってしまった。
俺:「お前なぁ…これ、おばさんなんか置いていったぞ」
相:「お、ラブレターっすか?ついに熟女キラーの境地に辿り着いた俺を褒めて下さいよ」
相方は相変わらず軽口を叩きながらその紙を開いた。
横から覗きこむとミミズが這ったような線で地図らしきものが書いてあった。
それから数日経ったある日その事を相方に聞いてみた。
俺:「え!?行ったのお前!?」
相:「ハイ暇だったんで、バイクで」
おでんの具を仕込んでる俺の斜め前で相方はホット飲料を補充しながら普通にそう答えた。
俺:「……よくやるね。で、おばさん居たの?」
相:「いませんでした。で帰ろうかと思って振り返ったらババア登場」
俺:「怖っ!!」
相:「さすがにビビリましたよ」
俺:「で?どうなったの?」
コンニャクの水切りをしながら俺は背中で話しを聞いていた。
相:「よう来たね。私はあんたが今日ここに来る事を分かっていたなんちゃら、かんちゃら…」
俺:「……気味悪りぃな。でトンンルがなんちゃらって……」
相:「あぁ、それなんすけどね。俺も初めて知ったんすけどホントにトンネルがあったんすわ
 多分、昔に使われてたかなんかじゃないですかね?」
俺:「で…どうしたのそれから?」
浮かんでくるコンニャクをつつきながら興味津津に俺は聞いた。
相:「おばはんが言うにはですねそのトンネルは……」
139:
以下相方がおばさんから説明された事を掻い摘んで説明するとそのトンネルはその昔
配送のトラックが主に使っていたトンネルである時人身事故が起こった。
で、後はお決まりのパターンでそれ以来幽霊が出るとの噂が立った。
しかしそのおばさんはそのトンネルを通らない事にはかなり迂回して通学せねばならず
どうしても使う必要があった為、霊感のあるという近所のおばあさんに親子で相談した。
すると「あそこは霊の溜まり場になっている。"今はあなた達の居場所だが元は皆のもの、
私は通学に使うだけだから騒ぐ事は無いし悪さもしない"トンネルに一人で行って入り口でそう頼みなさい。」
と言われたそうだ。おばさんは言われた通りにした。
その事を霊能者に伝えると霊能者はおばさんに向けてこう告げた。
「霊達は"このトンネルを通る時は一切声を出さない事" "通る時は必ず一人で通る事"この二つを条件として
 その子がトンネルを使う事を許す。もし声を出せばお前を呪い殺し、誰かと通れば傍にいるものを呪い殺す
 誰かと通り、声を出せば全てを呪い殺す"そう言っている」と。
おばさんはその言い付けを頑なに守っていたそうだがある日貧乏をバカにする同級生の女の子に我慢が出来ずに
トンネルの事を教え連れて行ったそうな。結果何も起きずに笑われて終わりだったそうだが
数日後にその子は病気になりやがて亡くなったと
そんな事があって以来そのおばさんは気に食わない事があると
そのトンネルに人を連れて行っては呪い殺して来たそうだ。
142:
俺:「で…どうなったの?」
相:「おばはんと一緒にトンネル往復して…なんか途中でお菓子バラまいてましたね頭おかしいっすよ」
俺:「それからなんとも無いの?」
相:「全然。俺小さい頃はそういうの見えてた気ぃするんすけど…あのおばはんは多分偽物っすよ」
俺:「あのおばさんがよく言う兄弟ってその幽霊の事なんかな?」
相:「さぁ…中華まんもう捨てます?どうせ売れないでしょ?」
俺:「食っていいよ…10時間以上経ってると思うけど」
だ、そうで俺がそれやばいんじゃないかと相方に聞いてもヘラヘラ笑ってるだけ
本人が何とも無いと言うのだし、多分そのおばさんも怖がらせるつもりでやったんだろうと思っていた。
それから数日経ってその相方とのシフトの曜日になったが時間になっても相方が来ない
いつもは一時間前ぐらいに来て店内の雑誌をバックに持ち込んで読んでいる奴だったんだが
その日に限って5分前になっても来ない。
電話しようかと思った矢先オーナーがひょっこり顔を出した。
俺:「あれ?オーナー、どうしたんですか?○○は?」
オ:「あー、あの子なぁ…辞めた。というかクビにした」
俺:「……店内不正ですか?」
オ:「いやなぁ…なんかあの子に孕ませられた女の子の親が怒鳴り込んで来てなぁ」
俺:「あらぁ……」
オ:「そうこうしてたら、二人組の若い姉ちゃんが入って来てその片割れが
 ここに○○言う奴おるやろ!?そいつ出せ!!この子赤ちゃん出来たんや!!…と」
俺:「奇跡のバッティングですね……」
オ:「そしたらTちゃん(休日の昼間に入ってるバイトの女子高生)が泣き出してなぁ……
 "○○君私と付き合ってんのにぃ?!!!"やとさ……」
俺:「ワガママな息子持ってたんですね…あいつ」
オ:「んで、とりあえずあいつ辞めた事にして客帰らせて…あいつに電話して今日付けでクビ、と」
俺:「大変ですね…オーナーも」
オ:「何を人事のように…ワシ腰やってるからレジしかやらへんで」
俺:「ハァ!?ちょっ!!」
143:
そこまで話して作業に入った俺は客も退けた深夜に件の出来事をオーナーに作業をしながら話し出した。
俺:「いや実はね。大体5時過ぎに来るおばさんが居て……」
そこまで言うとオーナーの顔つきが変わった。
オ:「何!?あのおばはんまだ来とんか!?この店!!」
俺:「いや…え?知ってんすか?」
オ:「何時頃や!来んの!?」
俺:「5時…過ぎぐらいっす」
オーナーはおもむろに豚まん二つを袋に取りだすと
オ:「後捨てといて!!食いたかったら食ったらええし!!」
そういうと雑誌コーナーの写真週刊誌と共にバックに消えて行った。
仕方無く一人で淡々と作業をこなす事数時間。
"ピポピポ?ン"来客を知らせるチャイムが店内になり響く。
俺:「いらっしゃい……ま…」
あのおばさんだ。いつものようにカゴに水風船を詰めている……。
暫くしてレジに来た。
俺:「合計で○○円になります」
しばらくしてもいつものように代金が出て来ないので顔を上げた。
俺:「っ!!」
俺は言葉を失った。何故か顔が泥だらけでおばさんはニヤニヤ笑ってる。
おもむろにおばさんはレジ横に置いてある割り箸を掴むとマイクのように持ち
"ややご?、悲しいややご?、仕事をしておくれ?、ふぁsでぃいwql(聞き取り不可)"
と自作っぽい気味の悪い歌を歌い出した。
ボー然と立ちつくす俺の目の前で割り箸を置きニタニタ笑ってこう言った。
「兄弟がイーッパイいるからねぇ。気ぃつけんと。私イーーーーーッパイイィイイイイ!!!」
144:
相方は頭も良いし、人当たりもいい。おもしろいし遊びも知っている。ルックスも良い、仕事の要領も良い。
その反面どこか人を見下したような感覚があり、特に女に対してはそうだった。
その報いを受けたのかどうかは知らない。
その後相方はどうなったのかは知らないし一切連絡は取って無い。
オーナーに聞いても「気にするな」の一点張りで何も教えてくれない。
いまだにそのおばさんはうちの店に来ては相変わらず
「子供がねイーッパイいるんよ、イーッパイ。機嫌のええ時はいいんやけどね……」
と訳のわからない事を呟いている。
おばさんの言う呪いで相方に天罰が下ったのかどうかは知らないが最近
何故かやたらと大量のライターまで買うようになった。
長文スマソ。
145:
>>144
乙。面白かった。
148:
>>144
乙です
おばあさん、マジで怖いよ…
149:
この話の真の恐怖、それは
恐らく十人中十人が「おばあさん」と勘違いすること!!
152:
>>149
あっ、ホントだ。
154:
>>149
ヒィッ!?
素で間違えたわァァァ!!
156:
山の物の怪
携帯で過去スレ見てたら、「バイク乗った爺さんが、山で物の怪に遭遇」って話見つけて。
そういえば、うちの親父も「小さい頃山に行った時に妙な物見た」って話をしてたのを思い出した。
洒落怖かは分からんが、「親父はその体験がトラウマで山には入れん」とか言ってるので書いてみる。
親父が小学生の時、日曜日に爺ちゃん(親父の親父)と某山に山菜取りに行ったそうな。
山の麓に車を駐車して、歩いて山道に。
そして山道から横に分け入って木が鬱蒼と生い茂る場所で山菜探し開始。
迷わないように爺ちゃんの側にずっと付いていたがいつの間にか爺ちゃんと
段々離れていってしまい気が付いたら案の定遭難してしまったそうなw
方向が分からなくなって、自分がどっちから進んできたのかすら分からない。
でも大声で爺ちゃんの名前を呼んでみたら、遠くから返事が。
(良かった?。焦ったじゃん)と思いながら返事のした方へ。
そしたら、遠くから手を振っている影が見えたのでホッして
「オーイ」と手を振り返しながら、そこへ走っていく。が、何かおかしい。
爺ちゃんにしては、その人は背が小さすぎる。
159:
>>156の続き
その爺ちゃんではない人だと分かって立ち止まっても、その人
は大きく手を振りながら「おーい」と言っている。
「ああ、同じく山菜取りに来てる人かな」と思ったが、そうとう近くにいるのに
黒い影のままだ。普通、表情や服装とかも太陽の光で分かる距離だったらしい。
立ち止ったままでいると、その影の人は手を振りながら2,3歩親父の方に近づいた。
すると、その影の背が一気に1mくらい伸びたんだってw
「えー」と思って親父が後ずさると、その影は縮んで元の大きさにw
(ここまで聞いて、俺はその場面を思い浮かべて滑稽になり爆笑www
でも、親父はビビって失禁しそうだったそうな。)
影は今度は10歩程近づいてきて立ち止まる。「おーい」と手を振りながら。
すると影の背は2m程の高さになって、その影の正体を確認できた。
本当に真黒な肌に上半身裸、そして下半身は黒い褌を着けており、手と足が異様に長い巨人。
メタボチックな腹。地面までつくほどの長黒髪で
骸骨のような顔で目は無し、鼻の穴と、顎が外れたような開き方の口。
文じゃうまく説明できないな。
親父がこの話をしてくれた時、メモ帳に奴の絵を描いてくれたんだがw
続きます。
162:
>>159続き
ごめん、「最初の過去スレを見て?」は、「まとめサイトを見て」って言いたかったんだ。
続き書きます。読みにくい文ですみません。
影の正体が背が伸びる変質者で、親父は恐怖で硬直。
親父が立ちすくんでいる間にも、どんどん近付いてきて周りの木よりも高い、
巨人に成長。その体が木々に当たって、枝がポキポキと折れる。
そして巨人は一言「おい。」
親父は叫びながら走って逃げ出したが、つまずいて転んでしまい
後ろを振り返ると、奴はまた最初の影に縮んでたってw。
距離が離れる程小さくなり、距離が近くなるほど大きくなる法則が分かった
処で親父は立ち上がり、爺ちゃんの名前叫びながらまた走り始める。
時々後ろを振り返るが、どんなに木の間を縫って逃げ回っても奴は追いかけてくる。
一定の距離を保って。
走りつかれて、立ち止まると少しづつ奴は大きくなりながら迫る。
これの繰り返しが何時間にも感じる程続き、そして、やっと車が走る山の曲がりくねった道路に出た。
そこは爺ちゃんと来る時に通った道路だったので、とりあえずその道路を走って
車を停めた駐車場まで行こうと思いながら振り返ると奴が追いかけてこない。
消えた。安心して力が抜け、歩き始めてしばらくすると、前から爺ちゃんの乗った
車が走ってきて、丁度山を下りて息子が遭難したことを警察に届けようとしてた
たところ。頭叩かれて、助手席に乗り放心状態。山の景色を窓から眺めてると一瞬、
巨大なさっきの奴が木と木の間からキョロキョロとしているのが見えて、
ギョッとしたが、すぐに通り過ぎて見えなくなった。
山を下りて街に出るまでずっとガクブル。
これで親父の体験談終了。親父からこの話聞いて爺ちゃんに真実かどうか
確かめると、その時は親父は本当に怯えてて、黒い怪獣に追いかけられたとか真剣に言ってたらしいw。
親父が嘘を言ってるのか本当の事を言っているのか分からない。
でも、親父は山に異常な拒否反応を示し、某山の名前聞いただけで、
ガチで顔色変わります。
遅文長文失礼しました。
164:
>>162
面白かったよ。乙!
なんか化物が「夏目友人帳」的な絵柄で再生された
165:
>>164
同感w なんか親近感あって和んだわw
212:
エレベーターの行き着く場所
その日は仕事帰りに、自宅近くのショッピングモールに買い物のために寄りました。
時刻は20時すぎだったと思います。
そのショッピングモールは、デパートというには小さすぎる地方の商業施設なのですが、
普段着などのちょっとした買い物にはとても便利なので私はちょくちょく利用していました。
建物は6階建てで、5階と6階が駐車場、商業施設は地下1階から地上4階までの5フロアです。
そして地下1階は現在改装中で立ち入り禁止となっていました。
モールは21時に完全閉店なので、20時半くらいだったその頃はフロアのほとんどの店が閉店準備をしていて、
緑色のネットがかけられていました。
私は4階で買い物を済ませたあと、店の人にも悪いし急いで帰ろうと、
フロアの端にあるエレベーターへと向かいました。(エスカレーターは既に止められていました。)
213:
エレベーターに乗り込むと、私は1階のボタンを押しました。
そのエレベーターには何度か乗ったことがあるのですが、窓がなくて息苦しいし、
照明は暗いし、動きは遅いし音は大きいし、後ろについている鏡がやたらと大きいしで、
あまり居心地のいいものではありませんでした。
エレベーターが動き出してからふとボタンを見ると、
押した筈の1階にランプがついておらず、そのひとつ下の地下1階にランプがついていました。
押し間違えたんだなと思ってもう一度1階のボタンを押してみましたが、ランプはつきません。
エレベーターは低く稼働音を響かせてどんどん下降していきます。
そしてそのまま工事中で立ち入り禁止である筈の地下1階に到着し、扉がゆっくりと開きました。
工事中のそこは照明が一切付いておらず真っ暗で、誘導灯の灯りだけが緑色に光っていました。
もちろんテナントは一切なく、がらんとした空間が広がっています。
なんだか気味が悪くなったのですぐに閉ボタンを押して1階に上がろうと思ったのですが、
扉が閉まりかけたその時視界に何かが映りました。
暗闇に慣れていない目で最初はなんだかよくわからなかったのですが、
どうやら閉まりかけのエレベーターに乗ろうと走ってきている人のようでした。
214:
そこで私は開ボタンを押して待つことにしたのですが、暗闇に慣れてきた目で
もう一度その人影をよく見てみると、走ってくるその人影はゆうに2メートルはありそうなほど
背丈が高く、異様に頭が小さくて、とても痩せていました。
そんな姿をした人が真暗なフロアを、両手を後ろで組んだような感じで、
くねくねと身をよじらせて倒れそうなのをこらえる感じでこちらに向かって移動してきていました。
怖くなった私は急いで閉ボタンを押しました。それを見て急いだのか、
それはより一層身をよじらせながらこちらに向かってきました。
私は怖くて怖くて何度も閉ボタンを押しました。ようやくゆっくりと扉が閉まり始め、
その時誘導灯の光に照らされてその人影の姿が少し見えたのですが、
頭に髪の毛はなく坊主頭のように見えました。
それとよく見てはいないのですが、裸足だったことを覚えています。
扉が閉まった後も馬鹿みたいに閉ボタンを連打していたのですが、
エレベーターは中々動きだしません。私は1階ボタンを押すのを忘れていました。
慌てて1階ボタンを押したのと同時に、エレベーターの扉からドン!とものすごい力で叩いたような音がしました。
私はまたしても1階ボタンを連打しながら、1階に着いたと同時に走って外に飛び出しました。
その後はすぐに友達に連絡して、迎えに来てもらいました。
この話は友達にはしませんでした。
218:
>>214
これめっちゃ怖い!
無事で良かった。
377:
気配
初投稿です
10年前ですが、当時、盛岡の街中の建設会社に勤めていた時の事です
会社は6階建ての事務所ビルの5階にあって、エレベーターが二基有るんですが、
夜10時以降は1階に降りてしまって、使えなくなるので夜の出入りは非常階段を使っていました
また、非常階段からビル内に入るのには専用のカードキーと暗証番号が必要で、
会社でも決った人間しか夜間は出入り出来ないようになっていたんですが・・・・・
何時もの様に日中は現場廻りをして夜に図面牽きや積算何かの事務処理をやっていると・・・・・
378:
>>377続き
深夜2時頃に、事務所の入口ドアのレバーが「カチャリ」と動く音がして少し開いたんです
最初は誰か社員が帰って来たのかな?と思ったんですが、暫くしても誰も入って来ない・・・・・
数秒間、間が空いて、自分が「お疲れ様?」とドア側に声を掛けたら、今度はドアが「パタン」と閉まったんです
「????」と思い、事務所の外のエレベーターフロアまで出てみたんですが・・・・・
誰もいない・・・・・
ドアが閉まってからものの数秒後で、非常階段の出口から出たとしてもセキュリティのアラームが
数秒は鳴っているハズなのに、真っ暗なフロアはシ?ンと静まり返って・・・・・
379:
>>378続きです
背筋に何か冷たい物を感じたので、その日は仕事も途中にして急いで帰りました
翌日、会社の人達に昨夜の事を話したら、最古参の男性社員が一言
「関係あるかどうか解らないけど、そう言えば、隣のビルって井戸をそのまま埋め立てたらしくて、
オーナーが変死するんだよな?、つい最近のオーナーも、ほらっ、この前○○で猟銃自殺した人だよ」
おいおい、と思いつつ、何時も通りの仕事に戻ったんですが、結局、ドアが開いたのは一度切りで、
何故ドアが開いたかとかは分からず、他の社員で同じ様な経験する人も居なかったので
そのまま分からず終いでしたが・・・・・
ただ、その後も三回程、仕事が終わって非常階段を降りていると下から警備の人が
「たった今、人が上がって来ませんでしたか?」と下から上がってくるのに鉢合わせになった事は有りましたが・・・・・
以上、あんまり恐くない話ですいませんm(_ _)m
466:
今の日本で起こっていること。
これ、一体何て恐怖政治だよ。洒落になってねーぞ……
09/01/21 西松建設社長を逮捕
09/01/21 元西松建設専務 死亡
09/02/24 長野知事の元金庫番秘書(西松関連で小沢と共に検察がマークしていた)首を吊って死亡。
09/03/01 元衆議院議員吉岡吉典(小沢醜聞を告発した共産党員)ソウルで心臓発作で死亡、その場で火葬。
09/03/03 民主党岩手支部家宅捜索。
09/03/04 民主党本村賢太郎の事務所のある相模原卸売市場全焼。
09/07/0? 鳩山由紀夫氏の政策秘書(資金管理者)2人行方不明。秘書の家族も同様に行方不明。
09/08/30 花田会計監査人、心不全で死亡。
09/08/31 衆議院選挙投開票。
09/09/27 仙台市議相沢芳則、自宅で首を吊って死亡。 
09/10/03 自民党中川昭一氏、自宅で死亡。死因不明。 
09/10/04 宮内庁の原口式部官長、糸魚川市で登山中に急死 ←NEW
467:
リアルがこんなんじゃ幽霊とか可愛く見えてくるな
このスレのハードルは高くなる一方だぜw
649:
夏祭り
怖くは無いと思いますが不思議だった話をしたいと思います。
それは兄貴の奇妙な行動から3年程たった夏祭りの日に起きました。
あれ以降兄貴は至って健康でたまに黒いモヤだったり手や顔だけ兄貴の肩に乗っている…
と言う事がありますがそれはまた別の機会に話しますね。
現在も兄貴は元気に生きています。
話がそれましたι
小学校に上がった私自身はまだ周りには見えない者を見ては泣き、逃げ回っていた頃です。
祭りがあるからと親と一緒に縁日に出かけました。
その縁日は田舎なので広くもなく、出店が10店舗程しかないものでした。
出店にワクワクしていた私は親と手を繋ぎつつキョロキョロと辺りを見回していました。
ふと、手を振っているお婆さんがいました。目線はこっちを向いてニコニコ笑っています。
でも誰もそのお婆さんの側に行く人も手を振り返す人もいません。(田舎なので人がまばらなんです。)
そのまま親に手を引かれそのお婆さんが見えなくなってしまいました。
651:
ある程度出店を覗き食べ物やオモチャを買いその場で食べられる場所に座り花火を待っていました。
『ねぇ…』
と声を掛けられ振り返ると先程のお婆さんがそこにいたのです。
真っ白い着物を着て座っている私に目線を合わせる様にしゃがんでいました。
表情は変わらずニコニコしています。
知らない人に話かけられた!!っと恐くなりましたが親がすぐ横の席にいるのでそのままお婆さんの方を見ていました。
すると、
『ねぇ、何歳になったの?』
と、唐突に聞いてきました。私は8歳だよ。と言うと
『そうかぁ?…もうそんなおっきくなったんだ。小百合(仮名)おばさんもそりゃ年取るわなぁ。』
と言われ、小百合おばさんって言うの?と何気なく聞くと
『そうだょぉ?ちっちゃい時に抱っこしてあげたべさ。赤ん坊だったから覚えてないかなぁ?』
変わらずニコニコしながら話ています。
そんな名前知らないので横にいた母に「小百合おばさんいるよ。」と言った所、母はえっ!?と一言。
ここに…と振り返るともうそこには誰もいませんでした。
653:
母の話では、私が産まれてすぐ癌でなくなった小百合おばさんという方がいて、毎日私の話を聞いていたそうです。
自分の子の様に心配して一度だけ母が私を抱いて見せに行ったらニコニコ笑って私を抱いていたそうです。
私は全く覚えておらず、小百合おばさんの存在自体知りませんでした。
母は気になってしかなかったんだね。と言っていました。それから小百合おばさんは見ていません。
お目汚し失礼しました。
746:
ヤマメ
あれは母の実家から帰る途中の出来事。
母の実家はG県の田舎で夏はキャンプ、冬はスキーをする人が来るような山の中。
お盆の時期になり、母が祖父の家に帰るらしいので、3人で車に乗り出発。
久しぶりの事もあってか、祖父は大変嬉しそうに私達を迎え入れた。
1泊して自分達の家に帰る日の夜、祖父は月を見てこう言った。
「恵子・・・。もう一泊してかんか?・・わしゃ心配や・・・。山道は暗いしなぁ・・。」
しかし私や弟が明日友達と遊ぶのを知っている母は丁寧に断った。
今思えばその時泊まっていけばよかった。
車の中で私は少し眠たくボーと外を眺めてた。
母は運転をしており、弟は眠っている。
母がたまに声を掛けてくれるも上の空で返答していた。
道は山道と言っても舗装されており、トラックが頻繁に通る為、
二車線のスペースはあるが一車線になっている。
ライトが道路を照らしてゆっくりカーブを曲がると、一瞬白いものが見えた。
母に「今何かいたよね?」と声を掛けると、「怖いから止めて」と怒られた。
その直後私の中に何か入ってきたのが分かった。
一瞬寒気がして、酒に酔ったかのような視界、まともに口が聞けなくて身体が動かない。
「あ・・・やばい・・」って口にした瞬間、後ろで気配がした。
弟が起きている。助けを求めようとするが身体が動かない。
そして目線だけを送っていると、弟が急に背中をそり返した。
「あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーーお”お”・・・・・!!!!」
と動物の叫び声のような奇声を発した。
そして私はスっと身体が楽になり弟を改めてみると、
獣のような匂い。目が見開いて、ヨダレを垂らし、そして叫び声・・・。
747:
母の方を見ると泣きそうな顔で弟を見ていた。
車はとっくにとまっており、母を外に連れ出した。
近くに民家があったので助けを求めると、「ヤマ目にやられたか!」
と年配の方が言い、坊さんを呼べと家族に叫んでた。
私の記憶はそれまで。意識を失い気づいたら病院だった。
3日間も寝ていたらしい。母が先生を呼び外出許可が出た。
弟の事は怖くて聞けなかった。でも気がかりになり病院の外で母に尋ねた。
「あのさ・・・剛は・・?」
ピタっと笑顔がなくなり、こう言われた。
「・・・?だれ?それ? 子供はあなただけでしょ?」
はぁ?と思いふざけてるのかと思ったが母は本気だ。
急いで祖父に電話した。
「おじいちゃん!!お母さんが変!剛がいないって言ってる!」
祖父は途切れ途切れ泣きながら答えた。
「・・あの時止めておけばよかった・・・。わしは・・恵子を・・。剛を・・・。」
「・・・・。」
私はその時黙るしかなかった。
そして1ヵ月後退院許可が出た。それと同時に母との別れとなった。
母と弟は精神病院に入院らしい。何でこんなことになったか分からない。
3年経った今でも月に3回は母に会いに行っている。弟には会わせてもらえない。
祖父が自殺して、ますます分からなくなる。
でも私は今でも生きている。それだけで十分だ。
761:
>>747
うーん、怖い。
755:
>ヤマ目にやられたか!
土着の怪っぽいけど
字は山女ではなくこれで合ってるの?
757:
>>755
字は分かりません・・。
ヤマメかもしれないし、山女かもしれないし、山目かもしれません・・・。
890:
江戸の大飢饉
江戸の大飢饉...... ?この世に現出された凄惨な飢餓地獄を見る?
http://members.jcom.home.ne.jp/invader/works/works_8_e.html
 天明の飢饉(1781?89)は、有史以来の大量死を記録した悲惨な飢饉である。
長期間にわたって全国で天候の不順や天変地異が続いた天明間は、天変地妖の時代とも言われ、
人々の間では ▲この世の終わりかと騒ぎ立てるほどだった。 特に東北地方では、やませ
(冷たい風)による冷害で壊滅的被害を受けおびただしい餓死者を出した。
天明3年(1783年)には浅間山が大爆発を起こし、火砕流によって、ふもとにあった村を焼き尽くし
多くの人々が犠牲になった。 ▲3か月間続いた噴火は大量の火山弾や火山灰を吹き上げ、
東北地方の冷害に追い討ちをかけ大凶作に拍車をかけたのである。
 江戸でも大風のため大火災が続発し、特に丙午(ひのえうま)であった天明6年(1786年)には、
3月には箱根山が噴火し地震が相次いだ。 4月になると長雨と冷気によって稲作に
悪影響を及ぼした。 7月には大洪水が起こり家々を押し流し、あたり一面海のように変わり果てた。
水害は、江戸だけでなく関八州に及ぶほどの広範で、あらゆる河川が氾濫したとある。
この現象は全国的規模で起こり、各地の田作に大被害を与えたのであった。
 この飢饉の様子を記録した「後見草」(のちみぐさ)によると、津軽地方が特にひどく、日々に2千人前後の
流民が発生し、他領に逃散していったが、そこでも一飯もない状態ですべて餓死に追い込まれた。
ここでは、先に死んだ人間の屍体から肉を切り取って食べる者もあらわれ、
人肉を犬の肉と称して売る者もいたという。
891:
 おまけに、疫病がまん延して、田畑は荒れ果て原野のようになり、そこら中、腐乱した白骨死体が
道ばたに積み上げられる惨状であった。 この有り様を中世で限り無く続いた戦での死者と言えども、
このたびの飢饉の餓死者に比べたら大海の一滴に過ぎないと評しているほどだ。
ある説では200万以上の人間が、この飢饉によって餓死したとも述べられており、戦乱や他の
自然災害を含めても、有史以来の未曾有の大量死であったと考えられている。
 「天明卯辰簗」(てんめいうたてやな)という飢饉の様子を記録した書は、飢餓下における人間の
身の毛もよだつ恐ろしい話を残している。
・・・この頃になると、人を殺して食うことも珍しくなくなった。 村人の一人が墓を掘り起こして
人肉を食べたのがきっかけで、ついには人肉を得るための殺人があちこちで起こっているのだ。
ある一家が、人を殺して食べたという罪で処刑されたが、この家を捜索してみると恐怖の真実が
明らかとなった。 大量の骸骨が散らばり、桶には塩づけにした人肉が山盛り保存されていたのである。
人肉は焼き肉や干物にもされていた。首だけでも38個も見つかったのだ・・・このような話が実話で
あると言うこと自体信じられないことだが、現世における餓鬼道の現出以外の何物でもないことは
確かだ。 まさに阿鼻叫喚の地獄絵図を見るようで背筋が凍りつく思いである。
892:
天保の飢饉(1832?39)は、連年の凶作の結果、全国にその影響が及ぶほど凄まじいものであった。
しかも、飢饉は ▲7年間の長きに渡って延々と続いたのであった。 鶏犬猫鼠の類まで、すべて
食べ尽くし後には人を食っているという噂が広がっていった。 人々の心は荒廃を極め、盗人は
見つけられ次第、かます(むしろの袋)に入れられて川に沈めて殺された。
 この飢饉では、疫病も猛威をふるいおびただしい死者を出した。 青腫(あおばれ)と言われる
栄養失調の状態では、疫病が襲うとひとたまりもなく、例えば、秋田藩では、傷寒(発熱性の
腸チフス)が流行り達者な者までかかり、多くの人々が病死した。
しかもピークが田植え時と重なったことから、田畑は耕作されないままに荒れ放題になっていった。
 この頃、津軽では、食べるものがなく松の皮ばかりを食べ、一家心中や集団自殺といった悲劇が
相次いだ。 さらに、留まって餓死するよりはと、数万人の農民が乞食、非人化して
山越えして逃げ出したとある。
「奥の細道」の作者松尾芭蕉は、東北地方のある村で飢饉による恐ろしい光景を目の当たりにしている。
 ・・・事態は悪化の一途を辿り、冬になり朝晩の気温が低下すると、着の身着のまま路上で次々と
死に始めた。 そのほとんどが、栄養失調と疲労による凍死だった。 夜が明けてみると、路上で
生活している何人かが死んでいるのである。行き倒れとなった死体には、
たちまち、鳥が舞い降りてきてついばみ始めた。
ひっそりと静まり返った空き家をのぞいて見ると、そこには、とうに飢え死にしてミイラ状になった家族が
抱きあったまま、あるいは壁にもたれたままの姿勢で横たわっているのであった。
空腹に堪えきれず、路上でみさかいなく物乞いしていたお年寄りは、一夜明けると、
物乞いする姿勢のまま息を引き取っていた。
31:
南港
今から数年前、霊的なそれじゃないけど高校3年の夏休み実体験したことでも書いてみる。
当時、俺は高3の6月頃に推薦入試で大学が決まり、
夏休み前に野球部を引退し夏休みは何して遊ぼうか考えてた。
クラスのみんなとは基本仲良いけど野球部の奴としか連るんでなかった。
終業式の日、教室に入ると部活してないアルバイト馬鹿のAが、
車の免許取って今日車で学校に来たとみんなに自慢してた。
車の免許は20歳にならないと取れないと思ってた俺はテラ興奮。
Aとは一度も遊んだことないし、一緒に帰った事もなかったけど乗せてくれとせがんだ。
32:
Aは乗せてと言い寄ってくる奴に帰る方面を聞き、
たまたま俺の住む難波付近(大阪ね)で用事があるらしく難波近辺の奴なら送るとのことだった。
俺含めB、C(野球部じゃない)の3人が乗れることに。
学校終わってA・俺・B・Cの4人みんなそれぞれが初めて帰るメンバーで会話はかなりぎこちなかった。
が、車でテンションが最高潮に沸き今日から夏休みという事もあって
テンションが訳のわからない事になって初絡みだけどこのまま今から遊ぼうかってなった。
それだったらとAが、今から俺の用事に付き合ってと言い出した。
聞くとAはかなりのガンマニアでモデルガンやらを売ってる店に行くんだとのこと。
知らない世界と言うか面白そうだから着いてくことに。
33:
>>32つづき
予想通り日本橋に着いて、想定外のスケールのモデルガンやらエアーガンを置いてるお店に着いた。
と言うのも無茶苦茶な量の銃があってその上に客も、迷彩服の奴、やたらムキムキな奴、
皮パンのお兄さん、ファッションの一部として銃を腰につけてる奴とかいたからだった。
それ見てB、Cと興奮してると遊びで無性にエアーガンやりたくなった。
Aはと言うとパンチの効いた客と談笑し、やったらごついエアーガンを購入。
店出たら言うまでもく、みんなでA家に帰りエアーガン用意してそっからエアーガンで毎日遊んだ。
Aの地元の友達3人ともエアーガンから遊ぶようになり他楽しいことを毎日してた。
夏休み最終日の日曜日、俺らは刑事モノドラマに出てきそうな港まちで、エアーガンやろうってなった。
場所は南港っていう地名のとこ。
34:
>>33つづき
ただ俺らはガンショップの店員から、その南港の良い感じスポットは
大きな網で囲われてて中に入れないから遊べないと言うのを聞いていた。
それを覚悟で網を切る様に工具を持って行ったんだが、そのスポットの門と言うか、扉の鍵が開いていた。
むっちゃラッキーじゃんとまたここでテンション上がり、チーム組んでいざ撃ち合いスタート
(この時は相手の位置とか分かるサバゲッチュっていうTV番組で採用されてたサバイバルガン&防具を使用)。
これがハラハラ、ドキドキで最高に盛り上がった。
っと始まって30分たったぐらいでいきなり門の方から「ウ?ウ?」っとパトカーのサイレン音。
しかも半端じゃない数。
と同時に「お前らは包囲されてる!武器を捨て直ちに出てこい!!!(大阪弁)」と言う
夢でも見てんじゃないかと思う声が爆音のスピーカー音でお届けにきた。
頭ん中が訳わからなくなって、とりあえず何かあったら集まると約束した場所へダッシュ(網の中)。
どうするよ俺?大学の推薦取り消しだ、懲役は何年?とかもう1人喋りながら足ガクブル。
35:
>>34つづき
そしたらみんなも足ガクブルしながら来た。
アワアワってなってるとAがガンマニアの血か、はたまた生まれついての血なのか
「俺が囮になって出て行く。やからお前らはその隙に逃げろ。」と言い出した。
囮も何も出口1つしかないからそんなんしても意味ねーよって言いたい所だけど、
このテンパるもテンパった状況下じゃそういう思考もなく、
"ただ逃げたい"という1点の考えしかなくて俺らは「Aやめろ!」と本気で止めた。
そしたらこの発言が、またAの何かに火を点けたのか、出口に向かい猛然と突き進んで行った。
そしたら「コゥラァアアア!押さえろ!!!」っと聞こえた。
そん時初めて逃げよう、嫌どこに!?出口1つしかねーよ!って思考ができ、震えながらみんなで自首。
銀行強盗とかの時盾みたいなの持って武装した警官みたいなのがウワっとたくさんいて事の重大さに気づいた。
警察も子供が出てきたからなのかあれっ?て感じだった。
パトカー乗せられてまぁそっから署で、1人ずつ個室に入れられ刑事に鬼のように怒られた。
何でも南港の夜はかなり危ないらしく、ヤクザから、麻薬の密売とか危ない奴がいてるから気をつけろとのことだった。
36:
>>35つづき
でやっと洒落怖だけど、刑事は最初お前の仲間は最初から開いてた言うけど、
門はどうやって開けた?っていうことを聞いてきた。初めから開いてたと言っても中々信じてもらえなかった。
明け方に取り調べ終わって、また南港行って犯行現場で指さして写真撮られて、
始末書みたいなの書いて親も来てまた凄い怒られた。
結局不法侵入予備?みたいなので軽くしてもらい学校にも内緒にしてくれた。
で、1週間後ぐらいに指紋とるからまた署に来いと言われ7人で行った。
指紋とか人通りして帰れると思ったらみんな担当の刑事さんに呼ばれた。
聞くとお前らが侵入した網の所は防犯カメラついてて今からその映像見せると言ってきた。
37:
>>36つづき
映像始まってしばらくしたら夏なのにジャケット着た、おそらくスーツ、の男が鍵開けて網の中に入ってきた。
そしたら次にまた大きなフランスパンみたいな長細い包みを持った小さいおやじが来た。
でそれを夏ジャケットに渡す。と、途端に影に隠れる2人。しばらくして俺ら登場。
この時点で?!!ってなった。そんで俺らがエアーガン持ち出してワイワイ喋ってるのを影からじーっと見てる。
そしたら夏ジャケットが俺らの方に向かって懐から銃らしき物(てか100%銃)を、
スッと出して構えてバーンって撃つふりをしてスッと扉から出て行った。
映像はそれで終わった。
刑事さんは「こいつらが鍵を何故持ってるのか、そもそも何者かわからないし、あの袋の長細いのが何なのかわからない、銃みたいなのも本物かわからない、ただ南港はこんな所だ。」と言われた。
長々とすいません。それ以来エアーガンはやってない。
ただ当時はこの映像の奴らに暗殺されるんじゃないかとか、精神的に不安になり洒落じゃ済まなかった。
38:
>>37

おもろかったw
95:
>>37
いいねぇ!!
こういう話だいすき
40:
マンボウ
ベランダに20年ぐらい前に死んだ同級生がたってたんだ
だけど姿形が全然違う。顔なんて真正面からみたマンボウみたいだったし
両腕を広げたよりも顔がでかかった。それは何も話さなかったけど
俺にはそれが誰だかわかったんだ。どうしよう
73:
>>40は地味に怖いなぁ…
正面から見たマンボウって。
なんかおちょなんさんを連想した。
57:
ごぜさん
あたり一面山だらけ。
どこを見渡しても山ばかりという地方の出身です。
小さい頃からお世話になっていたお寺に「鐘」がありました。
「鐘」と書いたのには理由がありまして、
それは布と縄でぐるぐる巻きにされていたからです。
鐘を撞く丸太もついていません。
なのである程度の年頃になってアニメの一休さんなどを見るようになり
寺の隅の屋根つきの一角にあるべきものは鐘なんだな、ということが
わかるようになりますと、そのぐるぐる巻きの中身は
鐘なんだろう、と感じるようになるというくらいで誰も中身を
見たことはありませんでした。
58:
小学生くらいの時には両親に「なんでぐるぐる巻きなのー」と
聞いた記憶はあるのですが、両親も由来など詳しいことを知らず、
自分たちが両親が子供のころからぐるぐる巻きであり
「ぐるぐる巻きの鐘」と呼んでいたとのことです。
当然中身も見たことがないということです。
すっかり時が経ち、私は大学進学のため実家を離れます。
夏休みに帰省をすると、田舎と言えど自分の家の周りにも
多少は開発の手が伸びていました。
昔自分の部屋であった場所、今は物置となりつつあるのですが
窓際から景色を見てみると昔とは眺めが変わっており、
自分の部屋から「鐘」のお寺を見ることができました。
お寺は山の上のほうにあるのですが、自分の部屋からは
裏の里山が邪魔をしていて昔は見えなかったことを思い出しました。
そうか、虫を取ったりアケビを食べたりしたあの山も
無くなってしまったかと寂しがりつつ、窓から寺を見ていました。
59:
寺は遠いので自分の家からだと親指の爪程度の大きさに見えます。
夕飯時に「裏山がなくなって寺が見えるようになったんだね」
という話をしました。すると両親からは
自分が大学に入った直後くらいに無人化してしまい、法事と祭りの時だけ
別の大きなお寺から僧侶を呼んでいると教えられました。
ある夜のことです。一人暮らしに慣れてしまったせいか、
自分の部屋だというのに枕が合わないような気がして
なかなか寝付けない日がありました。そのとき
「ぐうん」
と低い低い音が聞こえました。鐘の音?と思い窓の外に目をやります。
満月に近い月の出ている夜でしたが遠く離れた寺の鐘の様子など
肉眼では見えません。10秒ほど見つめていると、ほんの一瞬だけ
人工的な光がチラッと目に入りました。気になって小学校のときから
使っていた勉強机の引き出しを開けます。母親が捨てていなければ、と
そこにあるはずの双眼鏡を探します。
60:
双眼鏡は昔のまま、そこにありました。ほこりがついた
レンズを覗き込むと、倍率は低いのですが暗がりの中にぼんやりと
動く人のようなものが見えました。3名ほどの人間が鐘撞き小屋のところで
何かしているようです。懐中電灯を持っているようですが、
覆いをしているのか、時折周囲を照らすだけで様子がはっきりとは見えません。
見たところ、3人がかりで地面に鐘を降ろしたようです。
先ほどの音は地面に落とした時の音でしょうか。
どうやら鐘撞き小屋から鐘を出せないでいるようです。
この鐘撞き小屋には屋根と屋根を支える四方の柱があり、
壁はありません。しかし壁の代わりにその四方の柱同士が
水平の柱でつながれています。水平の柱は
四方のすべての方向につけられていますので、
それが邪魔をして鐘撞き小屋から鐘を出せないようでした。
61:
当時は金属の盗難が流行する前でしたので何をしているかわからず、
私はただその光景を見ていました。パジャマで双眼鏡のレンズを拭き、
暗闇にも目が慣れてきました。連中は鐘に巻きつけられた縄に
木の棒を通し、2人で棒の前後を持って持ち上げるようです。
鐘撞き小屋から出たか、というところで鐘が落ちました。
2人が耳を押さえます。私がその光景を見た3秒後くらいに
「ごうん」
という音が聞こえてきました。鳥が飛び立つ音、犬が吠える声も聞こえます。
窓から見える家のいくつかに灯りがつきました。それを見て、
また双眼鏡に目を戻すと連中の姿は消えていました。
62:
次の日の朝、といっても私は昼近くまで寝ていたのですが、
母親から「昨日の音、聞いた?」と聞かれました。
洗いざらいを説明するのが面倒だったので適当に答え、
また部屋に戻ると双眼鏡を覗きます。鐘撞き小屋のところに
何人かの人が集まっている様子だったので、何かおもしろいことはないかと
スーパーカブに乗って現場に向かいました。
境内には白い「わ」ナンバーのバンが乗り付けられていました。
そして鐘撞き小屋の一段高くなったところの下に鐘が落ちていました。
警察の検証は終わったようで、犯人は車を捨てていなくなったとのことです。
盗られたものもなく、近隣の警察と寺、自治体に連絡しておく、
とのことでした。その一方で僧侶の代わりに日ごろの運営をしている
村の消防団の人たちが鐘をどうするか、という話をしていました。
63:
「もう1回かけるか」
「もうこのままにしておいたらどうか」
その話し合いを遠巻きに見ている人々の中に、A君のおばあさんがいました。
A君は小学生の頃に一家で村から引越していったのですが
おばあさんだけが残っていました。自分は既にA君と音信不通でしたが、
おばあさんは孫と同い年の自分に良くしてくれるので
この年になるまでときどき家に遊びにいくという関係が続いています。
俺「お久しぶりです。」
婆「俺ちゃんか。泥棒じゃないかって。嫌な世の中だね。」
俺「鐘なんて売れるんですかね。」
婆「戦後は鉄くず屋が来て自転車でも買っていったもんだけど。」
俺「なんでも鑑定団なんかに出そうとしたのかな。」
婆「ごぜさんの鐘だなんてお金もらっても欲しくないわ。」
俺「ごぜさんの鐘?」
64:
おばあさんから教えてもらったことによると、
このあたり一帯では昔、盲目の子供が生まれると
男も女もごぜさんにもらわれていったとか。
男はまた別のグループに引き渡され、女はごぜさんとして
一生を送ったそうです。この鐘は遠い昔には普通の鐘として
使われていたものが、いつしかごぜさんを呼ぶ合図の鐘として
用いられるようになったということでした。
その日の夕食、両親との会話の中でごぜさんの鐘の話になりました。
父親は役場勤務のため嫌でも耳に入ったようです。
私が「ごぜさんの鐘」というと両親とも「え」という顔になりました。
父「ごぜさんの鐘?」
俺「そう。ごぜさんの」
母「誰から聞いたの?」
俺「A婆から」
父「嘘だ?。本当にあったんだ。あれが?ぐるぐる巻きの。」
母「ねぇ。小さい頃は聞かされたもんだけど。」
65:
両親の話によると、ごぜさんの鐘とは確かにごぜさんを呼ぶもの。
ただし鐘が鳴るのは盲目の子供が生まれた場合に限らない。
寒村では子供を育てるのに厳しい年もあり、口減らしをしなくては
ならないこともあったとか。育てられない子供が出てしまった家では
両親が子供の目を潰し鐘を撞いたそうだ。
ごぜさんの旅は辛くとも、娯楽の少ない時代、行く先々では大切にされたそうだ。
そのうち、子供の目を潰すことができなかった両親が
鐘撞き小屋に子供を置き、ごぜさんの鐘をついて連れて行ってもらうのを
待つようになった。当然ながらほとんどの子供は凍死する。
住職は数え切れないほど多くの子供が冷たくなっているのを見つけ、
その服を鐘撞き小屋の柱に巻いて弔ってやった。
68:
そのうち、ごぜさんの鐘の周りで子供の霊を見たとか、
遭難したごぜさんの列が歩いているのが見えるとかいう噂が広まり、
風の強い日には両手で耳を塞いでもごぜさんの鐘の音が聞こえると言って
発狂するものまで出た。これでは、ということで鐘撞き小屋に
残されていた子供の服と荒縄で鐘をぐるぐる巻きにして
二度と鐘の音が鳴らないようにしたんだそうだ。
両親とも、子供の頃からごぜさんに連れていってもらうよ!という意味の
脅し(悪いことをした子供への警鐘)として
「ごぜさんの鐘鳴らすよ!」という言葉と上のような背景は
聞いていたものの、まさかあの鐘が本当にそうだとは思っていなかったそうだ。
69:
この一軒があってからもずいぶん経ちますが、
改めて思うことがあります。
日本から昔のままのごぜさんが廃れて久しい。
歌や風習を伝える人はいても、本物のごぜさんはもういない。
日本のどこを探しても、ごぜさんが歩く列は見られない。
しかしあの夜、ごぜさんの鐘を盗もうとした連中は鐘を鳴らしてしまった。
果たしてごぜさんは来たのだろうか。どこから?
来たとしたら、連中はどこかへ連れて行かれたのだろうか。
警察の追跡を恐れて逃げ出しただけなのか。それとも。
78:
>>69
乙です
その土地の昔の風習とか調べてみると他にも何かありそうですね
70:
乙!読みやすい文章で一気に読めました!
74:
ごぜさんって何?
81:
>>74
ごぜさんは盲目の旅回りな女芸人のこと
盲目の女が既にいるごぜさんに弟子入りして習う形で継承されていた
放浪いたこのようなものとして畏敬されていた
301:
ちょっと前の、このスレ見てて、ある怖い話が載ってたんです。
知ってる人居たら教えて欲しいんですけど、
男の子が3人居て、山に遊びに行ったら変な儀式やってる女が居て、追い掛け回されて
家特定されて、みたいな話誰か知りませんか?
よろしくお願いします。
338:
>>301
たしか、あなたが探してるのは「三十路女」って話じゃないか?
343:
>>338
最近のじゃないけど、まとめさんの↓コレとかは?
「危険な好奇心」 
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4589674.html
344:
>>343
それだ!
改悪されて「中年女」が「三十路女」になってたのを見たのかも知れない。
ありがとう!
346:
>>343
これは怖いな...
312:
異変
聞いてくれ、最近俺の身の回りがおかしい。
俺は霊なんか信じちゃいないが、実際これも霊の仕業なんて思っちゃいないけど。
最近彼女と別れたばっかりなんだ。
それも円満に別れたって言ったら変だが、まあ俺も学業に力入れたいし、その彼女と
遊んでる時間があるんだったら、自分の時間に費やしたいし、
それも2ヶ月前に彼女が浮気したんだな、それもあって、
こんなやつに時間と金費やしてるのもばからしいと思ってさ、別れたんだ。
彼女も自分に非があるのくらい解ってるから、「解った、でも友達でいようね」ってそりゃさらっと言われたわけ。
あいつもあいつで浮気相手とまだ関係あるんだろ、「ラッキー」とか思ってたんだろうな。
しかし、それからだね。
俺の部屋はとにかくシンプルだし、几帳面な性格もあってどこに何があるかって大体把握できてんの。
「あれっ、○○がねぇな」っていう事がそれから何度かあったんだよ。
友人に言えば「そんなの毎日だよ」って言われるけど、俺にとって場所が把握出来てないものって
そんな無いわけ。部屋も狭いしさ、あるもんだって少ないだろ。
とにかく見つからない。
で意外な場所からぽろっと出てくるわけ!
実際「おかしいぞ」って思い始めたのが、ある一件からで。
ま、ここで最初に言っておくけど、俺ずっとある中華屋でバイトしてて、料理長やってるんだな。
個人的にも料理って嫌いじゃないから、包丁とかも結構いいのを揃えて自宅でも練習兼ねて作ってる。
そのうちのな、
1個の中華包丁が見つかんないんだよ!
大根とかカボチャもターン!って1回で切れるやつな。
「おい絶対、俺ここに置いたぞ」って確信できた。
それなのにみつからねーってどういう事だよ。
俺にとっては必需品だし、それも結構高かったからさ、必死になって探して…
見つかったんだよな、結局。
まあ、その場所っていうのが「異変」をもろに感じられる場所でさ。
315:
俺の机の頭上にある棚の上。
それもかなり不安定な状態でな。
おかしいだろ!台所のどこかなら解るが、椅子でも使わないと届かない棚の上になんて置かないだろ。
それが決め手だったね。「絶対おかしい」って。
ハサミが鉛筆立てに刃を開いた状態だったり、お箸立ての中に果物ナイフとか。
もう殺意感じるだろ。
俺さ、「絶対別れた彼女だ」って思って。
合鍵は渡しちゃいないが、大家さんの顔は何度も見てるし
とにかく鍵なんてどうにでもなるだろ。
まあそれで、しょうがないから彼女に電話かけたわけ。
俺もへたれだから、「お前今度家来たら闇討ちにするからな!!」とも
言えないし、「おー元気ー」ってとこから始まって「最近どう?」って、
まあこうなだらかに確信に迫っていったわけ。
で「お前さ、最近家の周りとか…来てる?」って言ったら
「行ってないよ。あんたと会わないのに行く意味が無いじゃん」と。
まそりゃ意味なんて無いけどさ。
でもほんっとーに、なんかおかしいぐらいさっぱりしてるわけ。
お前さ、いくら浮気してたって3年付き合った相手と別れたんだぜ。
何かしら言う事無いのかよ、って個人的には思ったんだけど。
まぁとにかくそれで彼女との会話は終了したんだけど。
でもさ、ぜってー誰かが入ってる事は間違いねぇんだよ。
まず俺が休みの日とかは起こらない。俺が出かけている時に起こっている事実…
ほんと何なんだよ。
意味わかんねーんだよ。何故か教えてくれ!
319:
>>315
こえええええええええええええええええええええええええええええ
明らかに幽霊じゃねえよから余計怖いよソレ
317:
二重人格でしたってオチ
602:
洒落にならない家
俺んちの隣の物件が洒落にならんのだけど。
見た目は普通の2階建て、何の変哲もない家なのよ。
借家じゃない。普通の一戸建ての売り家。
でも、そこに住む人々、どういう訳か、みんな不幸になって出て行くのよ。
俺が子供の頃、その隣家には、夫婦と小学生男子の3人家族が越して来て、
その男子は俺より1つ年上で、隣同士ということもあって仲良くなった。
その家族が越して来て2年半くらいした時かな、旦那さんが経営している店が潰れちゃったとかで、
借金が出来てその家も売らなきゃいけなくなって、結局どこかに引っ越して行ってしまった。
せっかく仲良くなって、友達でもありお兄さんでもあった隣の男子と別れるのは寂しかったな。
それが小学4年生頃の話。
その後、空き屋になっていたんだけど、1年くらいして、今度は中年の夫婦が越して来た。
高校生の息子が居るらしい。
さすがに俺は小学生だったし、相手は高校生だから、その家の子とは話はしなかったが、
うちのお袋とその家の奥さんとがスゲー仲良くなって、その後は近所付き合いしてた。
でも2年くらい経った時。
その家の高校生の息子が暴走族みたいなのに入っていて、
そこでかなりヤバイ傷害事件を起こしてタイーホされてしまった。
それが新聞とかにも載っちゃったもんだから大変。
それが原因で息子さんは高校退学になるし、傷害事件の賠償問題とかで
かなりの借金も背負ったらしく、それで夫婦仲も悪くなってしまったようで、最後は家庭崩壊。
結局一家離散みたいな形で出て行ってしまった。
俺が中学生になった頃には、今度は独身のオッサンが越してきた。
サラリーマンだったみたいだが、朝早く出社し夜遅く帰って来るような人だったので、当然近所付き合いもゼロ。
で、そのオッサン、1年くらいした時に、変死。
家でぶっ倒れていたのを、何日も出社して来ないから不審に思って駆け付けた同僚が発見したらしい。
603:
その後2年くらい空き屋になっていたんだけど、俺が高校生の頃に、若夫婦が越して来た。子供は居なかった。
でもすぐ妊娠がわかり、近所でも「おめでとう」「良かったね?」なんて祝福ムードだった。
が、その奥さん、その家で階段を踏み外して転落。流産してしまった。
それが原因なのか、夫婦仲が冷めてしまったようで、旦那さんも外に別の女作ってしまったようで
(奥さんがノイローゼになって自分から旦那の悪口を近所に言いふらしていた)、結局離婚してしまったらしい。
また空き屋になってしまった。
いい加減、この辺りで不審に思えて来るが、それでも越して来る人は居る。
次に越して来たのは老夫婦。
ここまで来ると俺も近所の人達も「ああ、また・・・」と嫌な予想をしてしまう。
で、案の定、2年後に旦那さんが胃ガンを発病。
しかもかなり進行していてガンの転移もあったらしく、普通の病院では治療が不可能とのことで、
遠くの病院に入ることになって、看病が必要なこともあり、その病院のある町に引っ越して行ってしまった。
ここまで来るとさすがに近所でも評判の、「住むと不幸になる家」として恐がられるようになる。
ところが不思議と、何故かこの家を買おうとする人が後を絶たない。
空き屋になると、すぐ別の客が下見に来る。
どうやら不動産屋が売値をかなり安く設定してあるらしいんだけど、
まあこれだけ不幸が続いていて悪評判の家だから、値段が安くなるのも当然と言えば当然なんだが。
しかしそれを怪しまずに買おうとする人が居るのも事実で、やはり値段には敵わないんだろうな。
直接幽霊を見たとかいう話は聞かないんだけど、絶対に何かの地縛霊とか取り憑いているとさえ思えてくる。
つーか、不動産屋もお払いとかしているのか?
604:
俺んち含めて、近所の人達はいい加減この物件に人が住む事を恐れている。
が、それでも下見に来る人は後を絶たない。
でもその家を買おうと思って下見に来る人を、
まさか「この物件は住むと不幸になるからやめた方が良いよ」と言う訳にもいかないし、どうしようもない。
その後は同棲カップルみたいなのが住んだけど、またわずか半年で出て行った。
原因は知らん。
ここまで来ると、もう原因なんてどうでも良くなって来る。
で、半年前、また引っ越して来たよ。
今度は水商売している風の若夫婦。小さな子供も2人居る。
その夫婦、ここ3ケ月前からやたら夫婦喧嘩が絶えないんだよね。
最近では深夜に毎日怒鳴り声が聞こえる。子供も泣きわめいている。
早「不幸」になる兆候が現れ始めている模様。
この分だと、恐らく来年には、また空き屋になっている事だろう。
次にこの家を買おうとする人、マジやめといた方が良いよ。
住むと絶対に不幸になるから。
東京郊外での一戸建て物件探しをしている人は気を付けてね。
下見に行った時、近所の人が渋?い顔していたら、その家がそうかもしれないから。
おわり
607:
>>602
家屋の建て直しとかはあった?
611:
>>607
建て直してはしていないですね。
壁の塗り替えとかベランダ付け替えとか、所々リフォームはされていますが・・・
610:
>>602
こわー、なんだよその家、幽霊が一切出てこないってのが逆に恐いわ…
662:
包み
3年前の夏、俺の地元で起こった話。
当時俺は大学生で、夏休みを利用して実家に帰省していたんだけど、
たまたま高校時代の友達に会って、そいつから妙な話を聞かされた。
そいつが自宅の掃除をしていた時、妙な包みが出てきたらしい。
中には錆びた刃物と、古びた写真、それに外国語で書かれた書類が入っていた。
で、写真はかなり色あせてて、何が写っているかはっきりとはわからなかったけど、
どうも馬か何かに乗った男性、それも旧日本軍の兵士みたいな格好だったらしい。
最初にそれを見た友達は、おじいさんかもしくは親戚かの遺品だと思ったそうだ。
でも、そいつのおじいさんの遺品は全部別の場所に保管されてるし、親戚にも該当する人は居ない。
そいつは両親にも見せたけど、心当たりがまるでなかったとのこと。
気味が悪くなった友人は、実物を持って役場に相談したんだけど、名前と連絡先聞かれただけで
特に預かってもくれなかったらしい。
<続く>
664:
<包み(1)の続き>
俺は「書類には何が書いてあったのか?」って聞いたんだけど、
「どうもロシア語みたいで何の書類かも分からなかった」という話だった。
友達の話はこれで終わって、俺も「妙な話だな」くらいに思っただけで
その時は特に気にも止めなかった。
で、夏休みが終わって大学に戻った直後、たしか8月の最終週だったはず。
俺が自宅のクローゼットで大便してた時、玄関のチャイムがけたたましく鳴りはじめた。
あわてて応対したら、例の友達のご両親を名乗る夫婦が立ってた。
で、俺が驚く暇も無く、その友達のご両親から「○○(友達の名前)は海外に留学することになった」
「当分会えない」という話をいきなり聞かされた。
俺は「何でそんな話をご両親が、しかも俺の部屋に直接言いに来たんだ?」と思って
不審な顔してたんだけど、そしたらお母さん(?)の方が
「○○は何であんなものを見つけたのか」とか泣きそうな声で呟くのが聞こえて、驚きの余り何も聞けなくなってしまった。
それから二人は帰っていった。
その後、冬休みに帰省した時、その友達の家がどこか遠い所に引っ越したと聞いた。
で、その友達のことなんだけど、実は今もって行方が分からない。
通ってた大学は中退したらしいんだけど、どこに留学したのか誰も知らない。
同窓会でもその友達の話題は出るが、音信不通とのこと。
ただ、最後に目撃されたのはやっぱり3年前の夏のことで、それ以来見た人間は居ないらしい。
俺の気のせいかもしれないが、どうも友人の見つけたという包みが、原因のような気がしてならない。
ちなみに、包みの話を聞いたのは同窓生でもどうも俺だけだったようだ。
今となってはその包みが何だったのか、誰も知らない。
俺も薄情といわれるかもしれないが、それを詮索する気にはならない。
665:
ごめん、「包み」の話は以上。
不完全燃焼かもしれないが、冒頭で「俺の地元で起こった話」と書いていること、
「包み」が何であるかの詮索を避けていることなどから、俺の意図を察してくれ。
第三者から見れば訳の分からない話なんだろうが、当事者の俺は正直怖い。
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