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スーパーロボット大戦G


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二次Gがあるからナンバリングにはもう使われないだろうけどね、G
25: 以下、
第二次G懐かしいな
一番最初にやったスパロボだわ
27: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:09:17.56 ID:ZUztilmI0
イズル『ええいっ!』
レッドファイブ「」ピシュッ!ピシュッ!
ウルガル機「」チュドーン!
アサギ『これで、終わりか…』ハァ…ハァ…
スルガ『す、すげー…俺たちだけで、マジで追撃部隊全部倒しちまった…』
ムウ『こりゃ驚いた…まさか、ここまでとはな…いつの間に連合はこんな機体作ったんだ?』
28: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:09:46.30 ID:ZUztilmI0
マリュー『……これで、今度こそ…』
ビーッ!ビーッ!
ミリアリア『! 待ってください! 新たに後方より熱源を探知! 新手です!』
マリュー『なんですって!』
緑のウルガル機「」ギューン!
キラ「あれか…さっきまでのより一回り大きい……!」
ムウ『敵のエースか!』
29: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:10:20.85 ID:ZUztilmI0
???『(さぁーて。新たなラマタはどんな味かしら? まさか斥候を全部倒すなんて…見上げたのもいるじゃないの)』フフフ
ピピッ
???『(んもう、誰よ、今から楽しもうってときに…)』
???『(ラダ。ずいぶんと面白そうなラマタを見つけたようじゃないか)』
???『(ぷ、ぷぷぷ、プレエグゼス・ジアート様!)』アワワ
ジアート『(一つ私に譲ってはくれんか? せっかくの新たな狩場。その始めにはあれらはなかなかよさそうだ。……譲らぬということであれば、こちらにもそれ相応の…)』
ラダ『(め、めめめ、滅相もございませんわ! あ、あらやだ、あたしったらもう、カートリッジが切れそうですわ。これはもう今すぐに帰らなくては、では!)』
30: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:11:15.10 ID:ZUztilmI0
ラダ機「」ギューン!
ミリアリア『て、敵、後退しました!』
イズル『どうしてだろう?』
タマキ『きっとビビったのらー!』
ケイ『どうしたらそんなこと自信満々に言えるのかしらね……。っ! 違うわ、入れ替わって別の機体がこっちに来る!』
アサギ『何!』
31: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:12:02.00 ID:ZUztilmI0
ジアート機「」ギューン!
ミリアリア『新たな敵機、先ほどの機体の五倍近くの度で迫ってきてます!』
キラ「なんだあのさは…!」
ムウ『おいおい、敵さんはどういう推進剤使ってんだよ…』
イズル『まるで鳥みたいだ…』
32: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:13:12.68 ID:ZUztilmI0
マリュー『敵とこちらの距離はまだある! 全力で逃げ切るわよ! 余計な消耗は避けないと!』
ムウ『そりゃそうだ! うし、行くぞ、坊主ども!』
イズル『了解! ……あれ、どうしたんだ?』ガコッ
アサギ『何してんだイズル! 撤退だ!』
イズル『待って、機体が動いてくれなくて…』
レッドファイブ「」ピピッ!
イズル『! レッドファイブ? いったい……っ!』
33: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:14:17.36 ID:ZUztilmI0
キラ「どうしたんですか?」
イズル『あ、あの、あれです! 敵のいる方向!』
ムウ『デブリ帯か? それがどうしたって…』
ケイ『待ってください。パープルツーで情報を集めます……っ、これって…』ピピピッ
ポッド「」フワフワ
ムウ『脱出ポッドだと!?』
ケイ『大変、中に人がいるわ! 熱源が一つ探知できる…!』
キラ「! 中に人が……!?」
ムウ『おいおい、なんてこった…』
34: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:15:37.97 ID:ZUztilmI0
イズル『早く助けないと!』
アサギ『待て! このまま助けに行ったら、あの敵とぶつかるぞ!』
スルガ『あんな目で追うのがやっとなくらいいやつと戦うなんて、絶対やばいって!』
タマキ『でもー、そしたらあのポッドの人はどうなるの?』
ケイ『…敵に見つかれば命はないかもしれないわね』
ムウ『どうする、艦長! 相手はかなりの手練っぽいぜ! よしんば救助に行っても、増援がその間に来るかもしれないが』
キラ「……」
35: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:16:24.89 ID:ZUztilmI0
ナタル『艦長、ここは…!』
マリュー『……撤退します』
キラ「!」
マリュー『私たちの現状では、これ以上増援が来てしまったら、このまま安全圏までの脱出も不可能かもしれません。…この艦には、大勢の民間人を乗せています。たった一人のために、危険に晒すわけにはいかないわ。…悔しいけど』
ムウ『……そうか、あんたがそう判断するなら、俺は従うだけさ。よし、行くぞ、お前ら。撤退だ』
アサギ『……』
スルガ『……』
タマキ『……』ウーン…
ケイ『……』
キラ(……確かに、マリューさんの言うことは、その通りだ。アークエンジェルにはトールたちだっているんだ。今のうちにできるだけ逃げないと……。仕方ないんだ、僕には、どうにもできないんだから…)
36: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:17:29.64 ID:ZUztilmI0
イズル『――なんて、イヤです』
キラ「え……」
ケイ『イズル……?』
イズル『見捨てるなんて、イヤです!』
ナタル『急に何を…! これは命令だ、レッドファイブ。こちらの指示に従え』
イズル『まだあそこに人がいるんです! それを見捨てるなんて…!』
アサギ『バカ! 考えろ、相手はあの白いやつだけとは限らないんだぞ。すぐに敵の増援が来る可能性だってある、それに弾薬もエネルギーもかなり使ってるし、さすがに俺たちだけじゃ無理だ。もう一回さっきみたいに大勢が来たら、戦えないだろ!』
ケイ『いくらなんでも無理よ』
イズル『……無理しないと――ヒーローにはなれないだろう!』
37: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:18:33.54 ID:ZUztilmI0
キラ「ヒー……ロー?」
ナタル『な、何を言って……!?』
タマキ『えー、イズルのキャラじゃないのらー』
スルガ『その熱血はどっから来たんだよ』
アサギ『お前そんな熱血って性格じゃないだろ…』
ケイ『ヒーローになるって、あれ本気だったの…』
38: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:19:27.59 ID:ZUztilmI0
ムウ『―――く、ははっ……なんだそりゃ。ヒーローって』
イズル『え、あれぇ?』
ムウ『でも、気に入ったぜ、ヒーローか。そうだよな、男ならやっぱ、それくらい目指さないとな』フッ
マリュー『フラガ大尉!?』
ムウ『どっちみち、あいつは俺たちを追撃してくるんだ。ここで叩かないと、いつまでも追いかけっこになる』
イズル『フラガ大尉……!』
ムウ『ムウでいいぜ。言ったからにはやるぞ、ヒーロー志望くん?』
イズル『はい!』
39: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:20:25.39 ID:ZUztilmI0
キラ「ヒーロー……」
ムウ『おっと。キラ、お前はどうするんだ?』
キラ「ぼ、僕は……」
キラ(僕は、どうしたんだ? さっきは、トールたちのことがあるからって、あのポッドを見捨てることを考えた。でも、できるなら助けたい。そんなの、当たり前のことじゃないか……だけど、僕は…)
イズル『……あ、あの』
キラ「?」
イズル『よければ、あなたも一緒にヒーローになりませんか? すっごく操縦技術が高いの、動きを見てればはっきりと分かるし。きっと、あなたなら、ヒーローになれますよ!』
キラ「僕が……ヒーロー…」
40: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:22:05.21 ID:ZUztilmI0
アスラン『どうしてお前が! ナチュラルの味方なんてするんだ! 誰のために戦うっていうんだ!』
キラ(アスラン…僕は、友達を助けるために戦ってきた…! でも、たぶん、それだけじゃないんだ。目の前で誰かが危険な目に遭ってるなら、ナチュラルもコーディネイターも関係ない。助けたいって思うのは当然のことじゃないか! だから、僕は…!)
キラ「…はい。僕も、戦います!」
イズル『! お願いします! ええと…』
キラ「キラです。キラ・ヤマト」
イズル『じゃあ、ええと、キラさん! 頑張りましょう!』
アサギ『…なんかヒーローバカが増えたぞ』
タマキ『ばかあほおたんちん! なんでもー戦うの決定してるのらー!』
スルガ『……まぁ、もうあの白いのすげぇ近くに来ちまってるしなぁ』
ケイ『…このタイミングで逃げても、間違いなく逃げ切れないわね』ハァ
41: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:22:46.68 ID:ZUztilmI0
イズル『皆! 僕らなら大丈夫だよ! 確かに僕たちだけじゃ、ザンネンファイブで失敗したかもしれないけど! でも、今日は二人も助っ人がいるんだから!』
アサギ『どうしたらそんな前向きでいられるんだ…来るぞ!』
マリュー『ちょ、あなたたち!』
シモン『敵が接近している以上、迎撃をするしかない』ピピッ
マリュー『ガトゥ司令!』
スズカゼ『シモン司令…しかし、これでは』
シモン『問題ない。例のシステムが正常に働いてきている。これならば…』
42: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:23:27.39 ID:ZUztilmI0
ジアート『(どれほどのものか…試されてもらうぞ、原生種族よ!)』
ジアート機「」ギューン!
アサギ『は、い!』
ジアート機「」ズバッ!
ブルーワン「」キーン!
アサギ『くっ、剣を受け止めるので精一杯だ…!』
スルガ『…っ、うまく避けろよ、アサギ!』カチッ
ゴールドフォー「」首← バンッ!
ジアート機「」サッ
スルガ『後ろに目が付いてるってのかよ!』
43: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:24:13.46 ID:ZUztilmI0
タマキ『さなら負けないもん!』ガコッ
ローズスリー「」ギューン!
ムウ『そのまま追い込め! 見せてやるよ、避けられないオールレンジ攻撃ってやつを!』カチッ
メビウスゼロ「」オールレンジコウゲキ
ジアート『(ふっ…)』
ジアート機「」サッ
ムウ『おいおいマジかよ…! 自信無くすぜ…』
44: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:25:20.59 ID:ZUztilmI0
キラ『くっ、そこっ!』カチッ
A・ストライク「」ピシュッ!
ジアート『(当たりはしない!)』
ジアート機「」バラララッ!
A・ストライク「」チュドーン!
キラ『うわぁっ!』
イズル「キラさん!」
45: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:26:07.37 ID:ZUztilmI0
ジアート『(余所見をしている時間は与えんぞ!)』
イズル「くっ…」
レッドファイブ「」ピシュッ!ピシュッ!
ジアート機「」サッ
ジアート機「」ザンッ!
レッドファイブ「」ドゴォッ!
イズル「うわ!」
ジアート『(…つまらんな、こんなものか)』ハァ
46: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:26:50.72 ID:ZUztilmI0
アサギ『くそ、とんでもない腕してやがる……』
スルガ『一機だけだってのに…マジでやべぇかもな、これ』
タマキ『あんなちっこいのにくてズルいのらー!』
ケイ『どうすればいいの…』
ムウ『チッ……』
キラ『く、うう…』
47: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:27:26.93 ID:ZUztilmI0
イズル(こいつ、すごく強い……! 皆も、動きが鈍くなってる…このままじゃ、やられてしまう。死ぬ、のか? 僕たち…)
ポッド「」フワフワ
イズル(…ダメだ! ここで僕たちが負けたら、あの艦に乗ってる人たちも、あそこの脱出ポッドの人も、皆死んでしまう! 僕の知ってるヒーローは、こんな状況でも諦めないで戦うんだ! 絶対に負けないために!)
イズル(――そうだ、戦え。逃げるな、戦え、戦え、戦え……!)
48: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:28:22.89 ID:ZUztilmI0
 特殊能力発動
――JURIA SYSTEM――
49: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:30:09.18 ID:ZUztilmI0
イズル「――はあああっ!」ガコッ
レッドファイブ「」ギューン!
ムウ『!? おい、一人で突っ込むな!』
キラ『……っ! 僕がフォローを!』ガコッ
A・ストライク「」ギューン!
ムウ『キラ!? ……急に熱が入ったな、あいつ』
50: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:30:47.61 ID:ZUztilmI0
ジアート『(ほう…まだ向かってくるか。そうこなくてはな!)』ニヤァ
ジアート機「」バララララッ!
レッドファイブ「」サッ
アサギ『い…!』
スルガ『イズルのやつ、なんか急に強くなってねーか?』
タマキ『いつものボケボケしてるのとちがーう!』
キラ『すごい…!』
51: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:31:19.96 ID:ZUztilmI0
イズル「よし、これなら…やれる!」
ジアート『(まだこれくらいはできるか。……ならば、これはどうだ!?)』
ジアート機「」ギューン!
キラ『度がまた上がって…!』
ケイ『! イズル、右!』
ジアート機「」ドゴォ!
イズル「しまった、武器が…!」
52: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:32:38.72 ID:ZUztilmI0
レッドファイブ「」ピピッ
イズル「!? 機体が勝手に武器を要請してる…!? そうか、これなら!」
マユ『HEPキャノン、セット!』
ダン『最大出力で発射!』
ピット艦「」バシュッ!
ジアート『(む…? ふん、武器の追加か、くだらんな!)』
ジアート機「」バララララッ!
ケイ『! いけない、キャノンが狙われてる!』
キラ『――させる、もんかああああっ!』キラキラバシューン
53: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:33:17.91 ID:ZUztilmI0
 特殊能力発動
 ――SEED――
54: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:34:20.07 ID:ZUztilmI0
A・ストライク「」ビシュッ!
ジアート機「」チュドーン!
ジアート『(何!? バランスが!)』
イズル「! 今なら、キャノンを!」
レッドファイブ「」パシィ!
イズル「やああああああっ!」
レッドファイブ「」バララララララッ!
ジアート機「」チュドーン!
55: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:35:11.24 ID:ZUztilmI0
ジアート『(くっ……!?)』
イズル「このままチェーンソーモードで…斬る!」
レッドファイブ「」ヂュイイイイイイッ!
ジアート『(!)』
ジアート機「」ザンッ!
ムウ『やった! 一撃確実に浴びせた!』
ジアート『(……ふ、くくく…おもしろい。お前たちの姿は覚えた。また狩場で会おう、我がラマタたちよ…!)』
ジアート機「」ギューン!
56: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:35:55.60 ID:ZUztilmI0
ケイ『敵、ウルガル機…完全に撤退……』
タマキ『……勝っちゃった…』
アサギ『……』
スルガ『マジかよ…』
キラ『……はぁ、はぁっ…』
イズル「か、勝ったん、だ……?」ボー
57: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:37:39.56 ID:ZUztilmI0
ピピッ!
ムウ『ああ、勝ったんだ。…よくやったな、ヒーローくん?』
イズル「! ヒーロー…」
ムウ『ああ。まったく、驚いたぜ。こりゃ「エンデュミオンの鷹」も名折れだな』ハハッ
イズル「ヒーロー…そっか、ヒーロー」エヘヘ…
キラ『えっと…?』
マリュー『……私語はそこまでにして。キラくん、脱出ポッドは確保できる?』
キラ『は、はい! 行きます』ガコッ
58: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:43:25.16 ID:ZUztilmI0
ジークフリート「敵は完全に撤退したようです。ウルガルの撃退、成功しました」
スズカゼ「そう…機体の状態は?」
レイカ「うーん…かなりボロボロねぇ。いや、相手のエースっぽいのが凄腕すぎたっていうのもあるけど…」
スズカゼ「だ、そうです。シモン司令」
ゾリグ『まさか、本当にウルガルを撃退するとは…!』
シモン「結果はご覧の通りです。…これで結果はお見せできました、ヘスター事務総長」
ヘスター『…まぁ、いいでしょう。ですがシモン、この研究への投資は、あくまでもフェストゥムに対抗するための新たな力の開発が目的。それを忘れないように』
シモン「承知しています。そのために、ファフナーのデータの一部を、アッシュの開発のためにご提供いただいたのですから」
ヘスター『ならばよろしい。…地上で記者会見を開くとしましょう。アークエンジェルの存在を隠すためにも、彼らには、盛大に表に出てきてもらう必要があります』
59: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:44:51.89 ID:ZUztilmI0
プツッ!
スズカゼ「シモン司令……」
シモン「…装置は――ジュリアシステムは問題なく稼動したな?」
レイカ「はい。正直、予想以上のデータが出てます。例のプロジェクトも、これなら間に合うかもしれません」
シモン「敵はウルガルだけではない。我々には多くの戦う相手がいる」
スズカゼ「では……」
シモン「…記者会見の後、チームラビッツを派遣する。シュリーナガルへ、な」
60: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/15(水) 01:48:22.93 ID:ZUztilmI0
とりあえずここまで やっぱり戦闘シーンは台本形式では無理があるようです
本家っぽいノリでやってみても、微妙だったかもしれません あと二、三話くらいは考えているので書こうと思います
三次Zが出たくらいからスパロボをやり始めたものだったので、まさかもうGがあるとは露知らず ぴったりだと思ったのに…
ではまたいつか
61: 以下、
スパロボに種でるならASTRAYが出てもいいんじゃないかと毎回思います
アスランの自爆のあとキラをコックピットから助けたのロウだし
バルトフェルト隊長を助けたのもある意味ロウたちだし繋がってるから…
本音を言えば天ミナをスパロボで見たい
63: 以下、
>>61 ガチレスするとASTRAYは一回スパロボに出てるんだよな…携帯機で
64: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:06:24.38 ID:nSkiRpQ50
始める前に少し修正
>>8と>>9の間にちょっと入れます
地球連合所属 MJP機関――司令室
シモン「」ピッピッ
シモン「……数値としては問題はない、か」
ピピッ
???『やぁ、どうもどうも』
シモン「石神か」
石神『そろそろ、例の時間になる頃ですから。…たぶん正式な命令もぼちぼち来るんじゃないですかね。…準備、どうです?』
シモン「とりあえず形にはなった。後は本番で試すしかない」
石神『アーレア・ヤクト・エスト、というわけですな』
シモン「そうだ。賽は投げられた。我々にできるのは――」
石神『子供たちの助けだけ、ですか。…では、また後で。例の件、そろそろ真壁司令にも話を通しとかないと』
シモン「ああ、任せる。私の名を出せば、真壁もとりあえずは聞いてくれるだろう」
プツッ!
シモン「……ジュリア、そろそろだ」
65: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:07:35.96 ID:nSkiRpQ50
地球連合所属 MJP機関――スズカゼの部屋
スズカゼ(…チームラビッツ)ピッピッ
スズカゼ(……個々の実力は問題なし。ただし、チームでの成績は最低、と。はぁ、連携さえできれば、どのチームにも負けないはずなのに…前途多難ね)
ピピッ
スズカゼ「はい?」
シモン『スズカゼ少佐。こちらに来てくれ』
スズカゼ「……任務ですか?」
シモン『……とうとう、あれを起動させる日が来た』
スズカゼ「! ……了解しました、そちらに参ります」
プツッ!
スズカゼ(……時間は待ってくれない、か)
修正終了で 失礼しました
66: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:08:50.00 ID:nSkiRpQ50
地球圏近く――ゴディニオン
キラ(戦闘が終わって、僕たちは連合から派遣されたらしい部隊の人たちの母艦から、補給を受けることになった)
キラ(マリューさんによると、まだ僕たちは下ろしてもらえないらしい。助けに来てくれた部隊の人たちも機密の存在らしく、乗せてもらうことはできないそうだ)
キラ(とにもかくにも、僕とトールたちの手で、補給物資を積み込むことになった。もう少しで、アークエンジェルを送る予定の艦隊と合流できるから、ほんの二、三日も待てばいいらしいけど…)
トール「キラ?」
キラ「え? ああ、ごめん…何?」
ミリアリア「ホントに大丈夫? やっぱり、アークエンジェルで少し休んでた方が…」
キラ「いいんだ。それに、さっきの人たちにお礼を言いたかったし」
トール「俺たちとそう変わらない年齢っぽいんだっけ? どんな人なんだ?」
キラ「ええと…どう言えばいいのか……」
67: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:09:39.58 ID:nSkiRpQ50
ムウ「んなもん会えば分かるだろー? ほれ、手を動かせ、手を」
トール「っとと、すみません」ガサゴソ
キラ「……あ、あの人たち…」
イズル「ええと、お疲れ様です」スタスタ
ムウ「おう、お前らか。さっきはありがとよ、おかげでどうにかなったぜ」
タマキ「い、いえいえ! ふわぁ…かっこいいー」キラキラ
ケイ「また悪い病気が始まった…」フー
アサギ「あ、あの『エンデュミオンの鷹』と呼ばれるフラガ大尉にお褒めいただいて、むしろその、えっと恐縮であります」カチコチ
スルガ「アサギ緊張しすぎだっつの」ケラケラ
アサギ「う、うるさい」デコピン
68: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:11:18.97 ID:nSkiRpQ50
ムウ「はは、しっかし、お前らみたいなのが連合にいたとはな…あれだけの腕してて、どうして噂にも聞かなかったかねぇ」
イズル「あ、ええと、僕たち、まだ訓練生で…」
ムウ「なるほど士官候補生ってわけか。いやはや、こういうパイロットが育ってるなら、ウチもまだまだ捨てたもんじゃないな」
キラ「……」
イズル「あ! ええと、あの、キラさん、ですよね」
キラ「は、はい……」
イズル「さっきはありがとうございました、あの援護がなかったら、あいつに勝てなかったかも…」
キラ「そんな…その、僕はただ、ちょっと気が大きくなって、何が何だか分からないままに操縦しただけで…」
イズル「そんなことないですよ! 動きだってすごかったし、僕らと同い年でこれだけのパイロットの人がいるなんて、びっくりしちゃって…」アハハ
キラ「……僕は、望んでパイロットなんてやってるわけじゃないです」ウツムキ
イズル「へ?」
69: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:12:22.06 ID:nSkiRpQ50
キラ「あの、フラガ大尉、僕戻ります。さっきの脱出ポッドも気になりますし」タタタッ
トール「キラ!」
イズル「えっと……?」
ムウ「ああー、坊主。キラはな、民間人なんだ」
アサギ「民間人…!? あの動きで……」イガー
ムウ「まぁいろいろとあってな…機密なんで、そうそう話せないけどよ」
トール「……」ウツムキ
ミリアリア「……」ウツムキ
イズル「そ、そうだったんですか。その、すみません。全然知らなくて…」
ムウ「気にしなくてもいい。別に悪気があるわけじゃないことくらい、あいつだって分かってるさ」
イズル「……ちょっと、謝ってきます!」タタッ
ムウ「お、おいおい! ……元気だねぇ」
70: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:13:13.05 ID:nSkiRpQ50
ゴディニオン アークエンジェルとの連結通路
キラ「……」
イズル「あ、あの!」タタッ
キラ「あなたは……」
イズル「さっきはすみません。あの、僕、どうも喋るのが下手で……」
キラ「いえ、その、気にしてるわけじゃないんです。…ただ、どうして僕は戦ってるんだろう、って、考えちゃって……」
イズル「……」
キラ「僕は、戦いなんてイヤだったから、中立国のオーブの管轄まで逃げたのに。結局、こうして戦いに巻き込まれて、やりたくないのに、パイロットなんてして…」
キラ「……あなたは、連合軍の人なんですよね? どうして連合軍に? 何のために戦ってるんですか?」
71: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:14:22.88 ID:nSkiRpQ50
イズル「どうして…ええと……」ウーン
キラ「……」
イズル「…ヒーローになるため、です。たぶん」
キラ「ヒーロー……」
イズル「昔、地球の訓練学校で過ごしてたときに、たまたまマンガ雑誌を見つけたんです。そこにはかっこいいヒーローがたくさんいて、僕もあんな風になれればなって、そう思ったんです」
キラ「……現実は、マンガみたいにはいかないですよ」
イズル「確かにそうかもしれないですけど、でも、僕はそれでも、ヒーローになりたいんです。ヒーローになって誰かを助けられれば、きっと、僕にも生まれた意味があるはずだって、そう思うから」
キラ「生まれた意味…」
イズル「えっと、僕は、キラさんには今日初めて会ったばかりだから、あんまり大したことも言えないですけど、でも、一つだけ言わせてください。さっき、あの白いやつと戦ったとき、キラさんは絶対にヒーローでしたよ。……ええと、たぶん」
キラ「僕は…ヒーローなんてものじゃ…」
72: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:15:43.25 ID:nSkiRpQ50
トール「そんなことないって、キラ!」
キラ「! トール、ミリアリア…」
ミリアリア「さっきだけじゃないわ、これまでだって、キラは私たちのこと守ってくれたじゃない! キラだって、ヒーローなのよ」
ムウ「そこの坊主の言葉通りだよ。お前は十分にヒーローだぜ? もっと胸を張れよ。そんなんじゃ、さっきの脱出ポッドのやつに会うときにガッカリされちまう」
キラ「フラガ大尉…」
イズル「ほら、やっぱり、キラさんはヒーローなんですよ」ニコニコ
キラ「……あの、あなたの名前は?」
イズル「え? あれ、名乗ってなかったですか?」
キラ「機体のコードネームだけしか…」
イズル「ええと、イズルです。ヒタチ・イズル」
キラ「ありがとう、イズルさん。自分がヒーローだなんて、やっぱりちょっと思えないけれど、イズルさんは、ヒーローだと思いますよ。僕なんかの意見じゃ、説得力ないかもしれないですけど」
イズル「ホントですか! ありがとうございます!」パァ
73: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:16:46.13 ID:nSkiRpQ50
ムウ「…なぁ、さっきから敬語がむず痒いんだけどよ、イズルって、いくつだ?」
イズル「え? 十六です」
トール「俺たちと同い年だ!」
イズル「あれ? そうなの?」
キラ「えっと、その…」
ムウ「軍人とか関係なくよ、お互い同い年なら遠慮した喋り方なんてしなくてもいいんじゃないか? さっきまで、一緒に戦った仲だしさ」
イズル「確かに…じゃあ、えっと、ありがとう、キラ。ヒーローって言ってもらえて、嬉しかったよ」ニコニコ
キラ「…どういたしまして、イズル」ニコリ
ムウ「」フッ
ムウ「さ、戻るぞ、お前ら。さっき通信が入って、あのポッドもこっちで面倒を見ることになったみたいだしな」
キラ「は、はい。それじゃあ、イズル」
イズル「うん。じゃあね、キラ」
74: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:17:38.56 ID:nSkiRpQ50
キラ(――僕の戦う理由。イズルの言っていた理由は、僕にはきっと、眩しすぎて考えられないだろうけど)
トール「」ペラペラ
ミリアリア「」クスクス
ムウ「」フッ
キラ(…守りたいものが、僕にはある。そのためにここまで戦ってきたんだって自信を、少しだけ、持てるような気がした)
75: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:19:01.03 ID:nSkiRpQ50
ゴディニオン――ブリッジ
マリュー『補給の手配に感謝します、スズカゼ少佐』
スズカゼ「いえ。こちらは命令に従っただけだから、気にしないで」
レイカ「そっちも大変ねぇ、マリュー」
マリュー『そうでもないわ、なんて強がることはできないけれど。そちらこそ、あの新型機、相当苦労したんでしょう?』
レイカ「まぁね。機密だからそんなに詳しく話せないけどー」
スズカゼ「…サイオンジ整備長、私語は慎んでちょうだい」フー
レイカ「リンリン硬いこと言わないでよー。マリューと会ったの久しぶりなんだからさー」
76: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:19:41.44 ID:nSkiRpQ50
スズカゼ「…はぁ。まあいいわ。それで、例の脱出ポッドは?」
マリュー『調査させたところ、やはりプラントの民間船のモノのようです。とはいえ、見捨てるわけにもいきませんので、ひとまずは中を開けてから、事情を聞くつもりです』
スズカゼ「そう…では、ラミアス大尉。無事に艦隊と合流されることを祈ります」ビシッ
マリュー『はい、失礼します』ビシッ
プツッ!
スズカゼ「…それで、アッシュの方は?」
レイカ「ちょっと整備が大変かも。おまけに地上用に調整し直さないとでしょ? ちょっとかかるわね」
スズカゼ「そう…とにかく、こちらもスターローズに戻るとしましょうか」
レイカ「ウサギちゃんたちに後で会いなさいよー。たぶん、アッシュのこと、もうちょっと細かい説明してあげた方がいいわ」
スズカゼ「分かってるわよ」
77: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:22:03.83 ID:nSkiRpQ50
ゴディニオン――ブリーフィングルーム
シモン「さて、出撃前にも少し話したが、アッシュにはこれまでの機体とは大きく異なるシステムが搭載されている――ジュリアシステムだ」
イズル「ジュリアシステム…」
シモン「この技術は、機体にパイロットの遺伝子情報を取り込み、擬似的な人格を形成し、それをパイロットとリンクさせることで機械と人間の一体化を図るというものだ。開発者のジュリア・ツダから、ジュリアシステムと名付けられた」
シモン「元々は、フェストゥムとの戦いで開発されたファフナーに着想を得ている。機械と人間の一体化によって、多少の読心能力への抵抗を持たせる。アッシュは同化現象のリスクを減らした機体の試験的な開発の結果でもあるのだ」
タマキ「どーかげんしょー?」
ケイ「…前に授業でやったでしょ、旧人類軍開発の、ザルヴァートルモデルの持つリスクよ」
スルガ「機体に乗れば乗るほど、パイロットの染色体がファフナーのコアの影響で変化して、最終的にはコアに同化されてしまうってやつだな。そもそも、このファフナーって機体が持つ歴史は長い、まず……」ペラペラ
アサギ「まぁ、とにかくそういうことだ」
タマキ「うえー……」
スズカゼ「アッシュはそういったリスクを排してるから、心配しないでいいわよ」
78: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:23:33.59 ID:nSkiRpQ50
シモン「……とにかく、アッシュには君たちの遺伝子情報が組み込まれている。言わばもう一人の自分だろう。アッシュを受け入れ、パートナーとして扱っていくことだ」
イズル「もう一人の僕…」
スルガ「……」
タマキ「……」
アサギ「……」
ケイ「……」ウツムキ
シモン「チームラビッツ、君たちはこれから、アッシュのテストも兼ねて、いくつか特別な任務に就いてもらうこととなる」
スズカゼ「まずは、地上へ降りるわよ」
アサギ「何のためにですか?」
スズカゼ「今回、初めてウルガルが撃退された。記者会見を開いて、今回の戦闘の映像の一部を公開して、世間にこの機体の有用性をアピールするの。スポンサー集めも兼ねてね」
79: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/17(金) 02:24:15.14 ID:nSkiRpQ50
ケイ「私たち、見世物じゃありません」ムッ
シモン「これは任務だ。……では、後は任せる」ツカツカ
スズカゼ「はい。……じゃあ、準備を済ませておきなさい。当面はスターローズには戻らないから」スタスタ…
イズル「…記者会見かぁ。何を喋ろうかな?」アハハ
タマキ「これはチャンスなのらー! 彼氏募集しよーっと!」
スルガ「ったく、どうしたらそんな楽観的になれるのかねぇ」
アサギ「…記者会見ってことは、地球中に俺たちの姿が放送されるわけだ」イガー
ケイ「……」ハァ
82: ◆jZl6E5/9IU 2017/03/19(日) 22:12:54.34 ID:9eDXN6Hc0
地球――竜宮島 喫茶『楽園』
記者『――では、ヒタチ少尉。今回の作戦を命令されてどのようなお気持ちで挑まれたのですか?』
イズル『え?』
記者『ウルガルとの戦闘で勝利を収めた部隊は一つもなかったとされています。いくら最新鋭機を受領したとはいえ、やはり恐れもあったのでしょうか?』
イズル『え、ええっと…』ガサゴソ
記者『……あ、あのう。それはいったい…?』
イズル『あ、あの、今描いてるマンガのキャラクターでして…つまり、その、こういうような気持ちです……』
ザワザワ……
83: 以下、

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