死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『自然災害の驚異』back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『自然災害の驚異』


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9:
ラジオから流れる曲
・ドライブに出かけて楽しかった?♪的な歌詞。
・ドリカムの"晴れたらいいね"を、リズミカルにしたような曲
・ジッタリンジンのような爽やかで楽しい雰囲気。
・ボーカルが椎名林檎のような、ちょっと掠れたような金切声。
・曲が終わって無音になって少しすると、かなり大きな「ガシャーン!!」という車の衝突事故音。
・クラクションの「ふぁぁぁぁーん」という音が鳴り続け、徐々にフェイドアウトしていき終わり。
私、これを2回聞いてるんです。
1回目は覚えていませんが、2回目はここ五年以内だと思います。車内ラジオでした。
その時は途中までは気づかずに聞き流してたんですが、曲の終盤になるとゾワゾワしてきて
”あ、これ聞いたことある!これ曲たしか最後に・・・
これ怖いやつだ!聞きたくないきたくない!”
慌ててラジオを消そうとしたんですが、手元が震えてうまく操作できず
結局「ガシャーン!!」を聞いてしまい、夜中だったため涙目で震えながら自宅へ帰りました
こんな曲聞いたことありませんか?曖昧で漠然とした記憶なうえ、
スレチですいません。怖かったんだよぅ(;?;)
21:
>>19
ちょっと調べてみたけどそれっぽいのは見つからなかったな
 
少し聞きたいんだけどボーカルは女性ボーカルかつ邦楽であってる?
あとそんなに怖くて聞きたくなかった曲を今更ここで質問して探しているのはなぜ?
22:
>>21
昨晩、車に乗っててふとした拍子に思い出して、
気になったんで自分でも調べたんですが見つからなかったので。
記憶では邦楽で女性ボーカルだったと思います。
昨日の昨日まで完全に忘れていたんですがね?・・・。
もっと掘り下げてると、「川沿いの山道」や「幸せ」のような歌詞も思い出せるのですが
夢の中での記憶のように靄がかかってて、うまく思い出せません。
どの時期に聞いたかも思い出せませんし、本当に現実だったのかも正直自信がありません。
ただ、その曲を聞くのが2度目だったという事と、
曲の終わりの衝突音だけ鮮明に記憶に残っております。
スレチなうえに、曖昧すぎてどうもすいません。 
それと探してくださってありがとうございました。
79:
>>19
ざんげの値打ちもないって話思い出した
http://syarecowa.moo.jp/168/25.html
52:
なに見てんだよ
実体験ではないです。知り合いに聞いた話をそのまま書き込みます。
終電の一個前の電車に乗ってた時のこと。
電車内には俺と、右斜め前の対角線上の席に座っている、酒を飲んでる汚いおっさん一人。
電車ん中で酒飲むなよと思ったけど臭いも届かないし
まあ良いか?って感じで携帯見てすごしてた。
ちょっと恋愛関係で良いことがあった帰りだったもんで…
ずーっとそのおっさんと二人だったけど、ある駅に停車した時、
おっさんの近くのドアの外側に一人のリーマンが立ってるのが見えた。
別に気にもかけずにそのまま携帯見てたら、
「なに見てんだよ」
って急に言われた。
53:
機械的な声。ビックリして目をあげると、
そのリーマンのニヤニヤ顔がすぐ近くにあって、俺の携帯を覗き込んでいる。
うお、何だこいつってめちゃくちゃビビりながらよく見ると第二の衝撃。
リーマンに体が無い。
っていうか、"ここに"無い。
見ると、体をホームに置き去りに、ろくろ首みたいに首だけ伸ばして電車内に入ってきていた。
酒を持ったまま固まっているおっさんが目に入る。
おっさんも明らかにリーマンが見えている。
リーマンの顔に目を戻す勇気がなくて、
暫くおっさんと見つめあっていると、電車が閉まる音楽が鳴った。
車内に入ってくる気は無いのか、その首長リーマンの顔が
「いいいいい?」って笑いながらスルスルと車内から出て行く。
良かった?と安心していたら、首が完全に出る直前に、
閉まっちゃったんだよね、ドア…。
車掌さん、あんたリーマン見えてないの、何で閉めるの…って今では思う。
ろくろ首じゃなくて、ゴム人間だったのかな。
伸びた首がドアに潰されてペチャンコになりながらも、リーマンはニヤニヤ笑っていた。
54:
電車が動き出す。挟まった首はビヨーンと伸びてついてくる。
窓の外に、棒立ちのままのリーマンの体が後方に流れて行くのが見えた。
「いいいいいいいいいいいいい!!」
奇怪な笑い声をあげながら顔を左右にビチンビチンとドアに打ち付けてなおついてくるリーマン。
もうやめてくれ!って思いながらしばらく震えていると、
伸び縮みの限界が来たのかドアの隙間をスポんっ!って抜けて夜の闇に消えて行った。
その後すっかり酔いが醒めた様子のおっさんと震えながら次の駅で降り、
なんやかんや二人で飲みに行くことにした。
間近で顔をブンブン振られていたおっさん。俺の何倍も怖かっただろうな。
連絡先は交換しなかったけど、元気にしてるだろうか。
おわり
287:
リラックマダム
投下してみる。
俺の文章力ではこれ以上短く出来なかった。
俺、ダム好きでね。休日になるとデジカメもってダムの撮影に出かけるんだわ。
そんでもってその写真でブログもやっている。
その日出掛けたのは、N県のとある超有名な国立公園に行く途中にあるダムで、
ダムが3つと1つの取水堰(ダムの小さなものと考えておいて)がある。
順番的には下流から、
取水堰→ダムA→ダムB→ダムCという順番。
288:
国道を飛ばして取水堰に到着。着いたのはお昼前かな。
そして、デジカメのファインダーを覗きながら写真を撮り始めたわけ。
堰の全体図、水門などなど構図を変えながら写真を撮る。
そんでもって、取水堰だから、水路に水を引くための水門がある。
その水門の前には、水路にゴミや人が間違って入ってしまわないように
スクリーンっていう金網みたいなものがあるんだ。
そのスクリーンを撮影しようと思ってファインダーをのぞいたら、
スクリーンに何か引っかかっていたんでデジカメだからズームしてみたんだ。
そしたら何が引っかかっているのかがはっきり分かって、リラックマのぬいぐるみだったんだよ。
何でこんなところにあるんだと思いながら、ぬいぐるみも撮影して、次のダムに向かった。
289:
取水堰から10分くらいで、次のダムAに到着。
アーチ式のダムで、水門が5つくらいかな?あって、
その日は満水で水門をちょっと超えたあたりまで水があったんだ。
そんでもって撮影開始。
ダムの正面から撮り始める。
そして上流のほうからダムを見下ろすように撮りたかったから、
ダムの管理用の道路を少し入って、
ちょうどダムの全体が入るような撮影ポイントを見つけて、撮影した。
そしたら、ダムの水門のところにまた何か引っかかっているのが、見えるんだ。
またまたカメラをズームしてみると、またリラックマのぬいぐるみが引っかかっているんだわ。
はぁー、何でだよ!
ありえねえだろ!
って思いながらも一応そのぬいぐるみも撮影。
まあ偶然だろ、そんなこともあるかもしれんって
自分を言い聞かせて、次のダムに向かったんだ。
290:
ダムAからまた10分でダムBに到着。
道の駅に車を止めて、ダムまで下り坂を降りて行くんだ。
ダムのそばにはトイレがあって、公園も完備されている。
このダムもアーチ式のダムで、水門が2つあって
水門の先はスキーのジャンプ台のようになっていて、
水は直接ダムAのダム湖に落ちるようになっている。
そんでもって撮影開始。
ダムの右岸にある管理事務所を撮影してから、ダムの本体に歩いていったわけ。
そうすると自然に放流のジャンプ台が視界に入ってくるんだ。
そしたらジャンプ台の先端のあと50センチで下に
落ちるっていうところに茶色い物があるんだよ。
すごいイヤな予感がして、マズイと思いながらも、その物を確認したんだよ。
もうわかると思うけど、それもリラックマのぬいぐるみだったんだよ。
さすがに全身に震えがきて、怖くなって撮影どころではなくなって、
急いで車まで戻ったんだよ。
車に入ってエンジン掛けて、CDをかけた。
心臓はまだバクバクして、体中から汗が噴き出した。
シート倒して目をつぶって、気持ちを落ちつけようとした。
30分くらいたったかな、一応落ち着いてきたので、
自動販売機でジュースを買ってこれからどうしようか考えたんだ。
怖くて、怖くて、帰るしかないと思ったけど、
仕事が忙しく、めったに来れる場所じゃなかったから、
次のダムも見ていこうと思ったんだ。
次のダムでは水門には絶対に近づかないって決心しながら。
291:
慎重に車を運転しながらダムCに到着。
ダムのそばの小さなお土産やの前に車をとめる。
ダムCもアーチ式のダムで、ダムの堰体の上は国道が通っている。
水門はダムの左岸にあって、車を止めたのはダムの右岸だから、
水門に近づかないようにダムの右岸だけを見て帰ろうと思ったんだ。
ダムの上は国道が通っていて交通量が多いので、
駐車場からダムの管理棟まで安全に行けるように
国道の下に歩行者用のトンネルがある。
トンネルを通りたくないなと思い、国道を渡って
向こう側まで行こうとしたけど車が全然途切れなくて、
仕方なくトンネルを使って向こうまで行くことにしたんだ。
トンネルへと続く階段を下りていくと、トンネルは右手側に直角にある。
階段を下りて、トンネルを向いた瞬間だった。
ちょっと暗かったけど、すぐに認識できたよ。
トンネルの真中にリラックマのぬいぐるみが立てかけてあった。
思わず叫んだよ。ありえないくらい大きな声で。
とにかくヤバイと思って、車まで戻って、無我夢中でダムBの近くにある道の駅まで運転した。
頭の中真っ白で、事故を起こさなかったのが不思議なくらいだった。
292:
道の駅で気持ちを落ちつけてから、自宅まで帰った。
撮影したデジカメの画像は絶対に見たくなかったので、すぐにSDをフォーマットした。
しばらくしてから、ダムのことを調べた。
あるHPがヒットして、理解できた。
ある大雨が降った日に、女の子がダムCに落ちてしまい、行方不明になった。
その日は大雨のせいで、ABCの3つのダム全てで放流をしていて、
最終的に女の子は一番下流にある、取水堰のスクリーンに引っかかって発見された。
HPにその女の子の慰霊碑の写真があり、慰霊碑にはリラックマも供えられていた。
ちなみにこのHPは今は検索しても、なぜか見つからない。
ダムの名前+リラックマで検索したら何ページかに出てきたんだが。
ダムのある管轄の警察のHP、新聞のHPも検索したが
事故について触れていたのはそのHPだけだった。
俺の検索方法が悪いのか・・・。
293:
長いけど、もう少し続くよ。
リラックマのことも忘れかけた頃だった。
久しぶりにダム関係のブログを見ていたら、
あるブログで、俺が行ったN県のダムが取り上げられていた。
写真を見ていくと、水門を写した写真があって、そこにリラックマが引っかかってるんだわ。
驚いて、「水門にリラックマが引っかかっているけど、いつ撮影したんですか?」とコメントしたんだ。
そしたら「リラックマなんて写ってないよ」って言うんだよ。
「いやいや、写ってるじゃないですか!」って再度コメントして確認してもらったら、
「おかしい、撮影した時には絶対そんなものなかった」って。
それで、俺の体験談をメールで送って、事故の記事のHPも教えたら、
「ヤバイから消すわ」ってことになりました。
以上で終わりです。
長々と失礼しました。
321:
落ち切る夢
流れを読まずに投下
俺は高校時代「落ち切る夢」ばかり見てた
んでちょっとした睡眠恐怖症だった
家で寝ると見る確率99%(朦朧とするまで酒飲むと見なかった、未成年ですはい反省してます)
学校で寝ると見ないから学校で寝て、徹夜で勉強してた
周りに何もない中空に突然「俺」が現れて落下
1?2m離れたところに視点があって、見てる俺と落ちてる俺の意識は共有
体感10分くらい落ち続けて地面に激突
四肢バラバラ、激痛、そしてグロ
なのになかなか死ねず、体感1時間くらいビクビクと痙攣する
俺を痛みに喘ぎながら見続けた後跳び起きる日々
今思い出しても悪夢
322:
高卒で就職したのを機に、両親が離婚した
俺は親父寄りに独立(原因が母のスロ中毒だったので)
偶に会い、酒を飲むと親父はあの頃の話をする
俺は親父の職人芸に憧れてたから端から
就職希望だったんだが親父は進学させたかったらしい
それで積み立ててた学費にまで手を出そうとするお袋に心底殺意すら抱いたこともあるとか…
あの夢はそれが俺に伝わってたんかねぇ(半分はあのお袋由来だし)
335:
沖の人型
投下します
もう十年以上も前、俺が高校生の時の話。
2年の夏に、男5人で泊りがけで海水浴に行くことになった。
ナンパするほど根性のある奴がいるわけでなし、
むしろちょっとオタク臭いメンバーの俺たちは、純粋に海水浴を楽しむ計画を立てた。
場所がバレかねんが、透き通ってて綺麗な海だったよ。
地元千葉のそれとは大違いだった。
今考えると、その水の綺麗さが仇になったんだな。
336:
初日。予約していた民宿に荷物を置き、すぐさま海へ。
ゴムボートを借りた俺達は、砂浜で遊ぶ友達二人を残して三人で少し沖の方まで出ていた。(沖って言っても、注意を受けたりはしなかった。昔のことだから、今より規制もいくらかゆるかったのかも)
俺はボートに乗ってゆらゆら揺れを楽しみ、
友達のAとBはゴーグルつけてプカプカ泳いでいた。深さは2メートルいかないくらい。
深く潜って海底に手を付けるかどうかとか、くだらない遊びをしていた。
暫くそんな風にしていると、Aが急に慌てた様子でボートへと上がってきた。
続いて、Bが怪訝な顔で海面へと上がってくる。
「どうしたの?」とB。
「女の、死体!中!」Aは必死の形相で答えた。水を飲んだのか咳き込んでいる。
俺もBもポカンとした。
「お前、何言ってんだよ」
「そういうのいいから」
「いいから、見てみろよ!」
言われるまま、Bはもう一度潜っていった。
337:
すぐに海面に上がってくるB。
「まじまじ!うわーなんだよあれ!」
「だから言ったろ!」とA。
「え、ホントなの?」と俺。
正直、このとき俺はAとBが俺をハメようとしてるんじゃないかと思っていた。
だって、波は穏やかだったしね。まさか、水死体なんて。
「なに、ダッチワイフとかじゃねーの?」と笑いながら言うと、
「そんなんじゃねーよ!」と少しキレ気味に言われた。
そんなに言うならと俺はBにゴーグルを借りて、海の中に入った。
潜って辺りを見回す。
338:
あった。
俺らよりさらに10メートルほど沖に、確かに人型の物体が、
此方に頭を向けながら、丁度海面と海底の真ん中辺りに浮いている。
正直かなりビビったがボートに手をかけて逃げる準備をし、目を凝らした。
すると、仰向けのその物体の首が急にダランと下がり、こっちを向いた。
同い年くらいの、青いビキニを着た黒髪の童顔女。
笑ってる!
そう思った瞬間に、その女は体を前方にグルンと回転させ、此方に足を向けた。
あっと思うと同時に、違和感。
その体は、何時の間にかその顔と分離し、顔をその場に置き去りにしていた。
身体から切り離された逆さまの首は、笑い顏のままプカプカと浮かんでいる。
首無しの体は分離した首をそのままに、沖の方へと泳いで行った。
ここまでで、僅か数秒の出来事
339:
パニック状態で海面へと上がり、
二人乗りのゴムボートを俺がバタ足で押して砂浜へと逃げ帰った。
ABは俺の必死の説明を聞いて震え上がり、砂浜にいたCとDには馬鹿にされた。
警察だかレスキュー隊だかに電話しようと言う話も出たが、
これ以上関わりになりたくなかったので悩んだ末にやめた。
大事になるだろうし、そもそもアレは明らかに
人間ではないとの俺の主張によるものでもあった。
残りの時間、CDを除く俺ら三人が沖へと行かなかったのは言うまでもない。
342:
俺なら沖どころかそこから即撤退だな
410:
僕のお母さんですか?
私の不可解体験を書きます。
「僕のお母さんですか?」
登校中信号待ちでボーっとしていると、突然となりの男が言った。
当時私は20歳の大学生で、妊娠・出産経験は無い。
それに相手は、明らかに30を超えていた。
ビックリして、
「ひっ…人違いです」
と答えると、相手はその答えが意外だったかの様な反応で、
何でそんな嘘を付くの?と言った表情だった。
その反応に私が驚いた。
信号が青になると、私は急いでその場を去りました。
411:
風呂場のおっさん
最近知り合った女友達の家に泊まりに言ったら風呂に小太りの気味の悪いおっさんがいた。
びっくりして友達の方を向き叫ぼうとしたらそのおっさんが、というよりどこからともなく
「違う。…だれだ」って俺が口を開くよりも早く声が聞こえた。
もう一度見るとおっさんは消えていた。
友達にそのことを聞くとそんなものは知らない。
の一点張りだった特にはぐらかしている感じもなく本当に知らない様子だった。
怖くなった俺はその子にここ引っ越したほうがいいと提案。
別に霊とかは信じていなかったがストーカーだと思ったからだ
しかし友達は「ここ大学近いし、家賃も安いから出たくない」と。
確かにそこは近隣にスーパー、コンビニ、駅が近くしかも
俺らの通ってる大学に徒歩5分もかからないほど近いわりに家賃が格安だった。
霊とか信じているわけではないが、おっさんの「違う」という言葉はいつもの女ではなく、男の俺が風呂に入っていったための言葉だったのではないだろうか
おそらくそのおっさんは今でも彼女の入浴シーンを覗いているのだと思う。
416:
>>411
笑える話にみえるが、見た本人にしてみたら怖いだろなw
421:
呪われた潜水艦
かつて、怨霊がとりついているとしか思えないような潜水艦がドイツ軍に存在していた。
本来であれば敵艦を沈めるための軍事潜水艦であるはずが、
なぜか味方の方に次々と不幸をもたらす。
初めのうちは偶然に事故が続いただけだと思われていたが、
そうではない出来事もやがて起こり始める。
1916年、第一次世界大戦の真っただ中のこの年、
ベルギーのブルージュの造船所は、24隻の新型の潜水艦を作っていた。
この中に、後に「呪われた潜水艦」と異名をとる「U65」号がいた。
U65は建設段階の時から不慮の事故を巻き起こしていく。
ある日、造船所の中で、U65に取りつけるための大きな鉄骨をクレーンで動かしていたところ、突然チェーンから鉄骨がはずれて下に落下した。
ちょうど下には2人の作業員が雑談をしており、鉄骨は2人を直撃した。
1人は即死、もう1人は両脚が下敷きになり、両脚をつぶされた。
彼の脚から鉄骨を取り除こうにも滑車の装置が壊れており、救出するまでに1時間かかった。
その後すぐに病院に運びこまれたが結局助からなかった。
そして半月後、U65は完成した。
ある日、進水式を間近に控え、3人の作業員が
ディーゼルの再点検のために機関室に入っていった。
だがしばらくして、機関室の中から彼らの助けを呼ぶ声が聞こえてきた。
隔壁の扉が動かなくなって閉じ込められてしまったのだ。
周りにいた作業員たちが駆けつけ、扉を必死になってこじ開ける。
その間にも中から助けを呼ぶ声はどんどんと小さくなっていった。
やっと扉が開いた時、閉じ込められていた3人は有毒ガスで死亡していた。
だいたい扉が動かなくなった原因も不明だったが、
どこから有毒ガスが漏れたのかも不明だった。
丹念に整備点検が行われ、ドックからも「完全に大丈夫」という保証つきで、U65は再び出航した。
初の任務は決められたコースをまわるパトロールである。
しかし初の任務はうまくいった。
コースをまわり、U65は無事ブルージュの港へと帰ってきた。
ここで食料と弾薬、魚雷を積み込み、再び出航する。
だが、まさに出航しようとしていたその矢先、
今度は積み込んでいた魚雷が突然爆発した。艦内と甲板で5人の死者が出る事故だった。
「積んでいた魚雷が爆発するなんて、この艦は絶対呪われている。」乗組員たちは口々に噂しあった。
423:
この事故の犠牲者の1人に二等航海士で「シュワルツ」という男がいた。
シュワルツを含む5人の葬儀が行なわれ、U65はまたもや修理のためにドックへと入った。
次の出航の日も決まり、その数日前、乗組員たちは修理の完了した
U65に改めて全員集合させられた。これより点呼を行う。
前回の事故で死亡した5人に代わって、新たに5人のメンバーが加わった。
総数はこれまで通り31人となる。
全員が次々とタラップを昇っていく姿を指揮官が横で見ながら数を確認する。
「29、30、31、・・・・32?」
1人多い。最後に昇っていったその男は指揮官にも見覚えがある男だった。
あれはまぎれもなく先日の魚雷事故の時に死んだはずのシュワルツだった。
「そんなバカな!」指揮官は目を疑った。
「いや、そんなことがあるはずがない。見間違い、数え間違いだ。」
そう思うことで指揮官は自分の心を納得させた。
艦長と新任の乗組員たちが士官室にいた時、
士官室のドアが突然開けられて、1人の二等航海士が飛び込んで来た。
「か、艦長!」ノックもせずにドアを開けたことにムッときた艦長は
「上官への礼儀はどうした!」と怒鳴り返した。
「す、すいません!今、たった今ですが、この間の事故で死んだシュワルツを見ました。彼がこの艦に乗り込んでいました!」
「そんなバカなことがあるはずがない。誰かをシュワルツと見間違えただけじゃないのか!」
「いや、確かにシュワルツでした。水夫のペーターゼンも見ています。間違いありません!」
「ではペーターゼンにも話を聞こう。彼にここに来るように言ってくれ。」
「それがペーターゼンはショックのあまり、甲板で腰を抜かして震えておりまして・・。」
艦長が甲板に昇って震えているペーターゼンに話を聞くと、
「あのシュワルツが確かに甲板を歩いて、へさきの方まで行って
そこでじっと海を見つめていました。間違いなくシュワルツです。
でも瞬(まばた)きした瞬間に消えていたのです。」とパニック状態になっている。
誰かのイタズラではないかと艦長は全員に問い正したが、誰もそんなことをする理由はない。
元々事故続きの呪われた艦として恐怖心を抱いていたペーターゼンは、
このシュワルツを見たことが決定的となり、
「呪われた船に乗るくらいなら逃げる。」と言い残して行方をくらませてしまった
425:
U65は1917年の末までに敵艦を何隻も沈め、
イギリス海峡のパトロールの任務もきちんと果たしていた。
しかし乗組員たちの恐怖心は一向に収まることはない。
ある航海士が、またもや甲板を歩いてへさきまで行き、そこで消えてしまった人を見た。
仲間に話すとそれは絶対シュワルツだと言われた。
艦長にも報告したが、「錯覚だ。何かの見間違いだ。怖いと思っているからそんなものが見えるのだ。この小心者が!」
と逆に怒られた。
しかしある日、艦内の航海士が、甲板の上で座り込んで怯えきっている艦長の姿を目撃した。
艦長もシュワルツを見たようだ。
「俺の船は絶対悪霊にとりつかれている・・。」
だが艦長はシュワルツの噂のことを知っていても、
それを自分が見ても、絶対認めようとはしなかった。
逆に怯えている人間を「腰抜け」「小心者」と怒り飛ばしていた。
立場上、そうせざるを得なかったのだ。
しかしU65が物資の運搬や船内の整備に港へ寄った際、
敵軍機の奇襲で艦長は即死してしまった。
427:
1815年5月、U65はイギリス海峡からビスケー湾に向かって出航した。
新メンバーによる初の出航である。
しかし不慮の事故は相変わらず続いた。
出航して二日目に魚雷砲手がいきなり気が狂って暴れ始めた。
仲間が取り押さえて沈静剤を打ち、いったんはおとなしくなったものの、
艦が浮上している時にその魚雷砲手を気分転換にと仲間が甲板へ連れていったところ、
魚雷砲手は突然甲板を走り出し、そのまま海へと飛び込んだ。
海がシケて艦が大揺れしている時に機関主任がころんで脚を骨折したり、
浮上してイギリスの商船を甲板砲で攻撃している最中には、
砲撃手が高波にさらわれて行方不明となったこともあった。
また、敵機と遭遇して、逃げきったと思って浮上したとたん爆撃を浴びせられるというミスもあった。
新艦長もこの艦が呪われた船だということは十分聞いていた。
艦内でも不慮の事故が多いのに、この上で敵と戦闘にでもなったら
今度こそは全員が死ぬのではないか。
艦長にも乗組員にも不吉な予感が走る。
U65はなるべく敵とは会わないように会わないように心掛けながら慎重に帰途についた。
428:
ようやくゼーブルージュの基地に帰りつき、全員がほっとした。
今回の任務はこれで終了し、乗組員のうちでリューマチを患っていた男が艦を降り、
入院することになった。
数日後には再びU65は新しい航海へと出ることになる。
そして次の出発を明日に控えたある日、
リューマチで入院している仲間を見舞いにU65の乗組員の1人が病院を訪れた。
「明日、またU65で出発する。俺に万が一のことがあったら、これを妻に渡してくれ。」
そう言って入院している仲間に何かの包みを手渡した。
「・・分かった。」
あの艦に乗る以上、いつ死んでもおかしくない。そのことはお互いに十分分かっていた。
そして二ヶ月後の1918年7月31日、ドイツ海軍本部はU65が消息を絶ったと発表した。
入院していた仲間も、病院でこのニュースを聞いた。
予感はしていたが、ついにそれが現実のものとなってしまった。
U65に関しては最初は何の手がかりもなかったが、
後日、敵国であるアメリカの潜水艦の艦長が海上で爆発するU65を目撃したという報告が入った。
その時、アメリカ潜水艦 L2号はアイルランド西岸をパトロール中に
偶然海上に浮かぶドイツ軍の潜水艦を発見したという。
潜望鏡で覗いて見てみると、U65という番号が確認出来た。
当時アメリカとドイツは敵国同士である。
すぐに攻撃体制に入った。
後は艦長の魚雷発射の命令を待つだけ、という状態になった瞬間、
海上のU65は突然大爆発を起こしてしまった。
攻撃前に標的が自然爆発を起こし、アメリカ側の艦長も訳が分からなかったという。
入院中の仲間もニュースや報告を聞いていたが、
その中に一つ、非常に気になる部分があった。
アメリカ側の艦長が最初に潜望鏡でU65を観察した時、
甲板に1人の男が立っているのが見えたと言っている。
その立っていた男とはシュワルツではなかったのか。
ついに全員を潜水艦ごと道づれにしたのではないのか。
入院中の仲間はそう考えざるを得なかった。
492:
カフェイン中毒
転載ですまんが洒落にならんとおもったので
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/06(日) 01:46:56.33 ID:FrnrPQWC0
お菓子じゃないけど急性カフェイン中毒で人は死ぬ
友人のいたずらでカフェインの過剰摂取により男性死亡
2010年11月6日
飲み会に参加していたイギリスの若い男性が、
友人のいたずらでカフェイン過剰摂取により亡くなっていたことが明らかになった。
友人は男性のグラスに、強力なカフェインのサプリメントをスプーン一杯入れていたという。
そのサプリメントがあまりにも強力すぎたために
男性はカフェインの急性中毒を引き起こし、病院に搬送されたが死亡した。
検査した結果、男性は当時栄養ドリンク70本分のカフェインを
摂取していたものと見られ、男性の家族は「サプリメントが危険すぎた」として、
メーカーに販売の停止を訴えている。
事件はノッティンガムシャー州で起きた。マイケル・リー・ペットフォードさん(23歳)は
友人らと飲み会を開いていたのだが、参加者の誰かが
いたずらで彼のビールグラスにカフェインのサプリメントを混入させた。
このサプリメントは大変強力なカフェインを含有しており、販売メーカーは使用時に
「ティースプーン16分の1以上を摂取してはならない」と注意書きをしていたのだ。
しかしそのことを知らなかった友人は、スプーン1杯分を彼のグラスに入れてしまった。
マイケルさんはそのビールを飲み、15分後に様子が急変。
大量の汗をかきはじめ、さらに血を吐き救急車で病院に搬送された。
急性カフェイン中毒を引きこしており、数時間後に死亡してしまったのだ。
551:
階段怪談
突然だが、"階段怪談"って遊び、知ってる人いるか?検索してヒットしないから、
多分俺の町だけの話なんだろうけど、それについての洒落にならん話を一つ。
俺がその遊びを知ったのは小学6年の頃だった。
俺は普段、5年から同じクラスだったABCと男子4人でつるんでいて、
クラスでは結構うるさい方だった。
4人とも凝った遊びが好きで、秘密基地作りや、
心霊関連ではコックリさんなんかは序の口、近所の墓地に肝試しに行ったりもしていた。
まあ、普通のゲームとかもしてたけどね。
"階段怪談"の話は何処からともなく広まって、学年中の噂になった。
もちろん俺達は、
「どうする?やるか?」
「そりゃ、やるだろ!」
って感じの軽いノリで、決行することに決めた。
その"階段怪談"の概要は次の通り。
学校の階段の一番上の踊り場、つまり屋上へと続くドアのある踊り場に座り、
その一つ下の踊り場からの階段の段数だけ、順番に怪談を語っていく。
一つ怪談を語るごとに、"何か"が一つ階段を上がってくる。
"それ"が自分達の踊り場まで上がった時、世にも奇妙なことが起こるらしい。
*途中で止めてはいけない。
*"それ"が登り切るまで、階段の下を覗いてはいけない。
他にもいくつかルールがあるんだけど、細かいからとりあえずカット。
丁度、百物語とコックリさんを混ぜ合わせたような遊びだ。
仲良し4人組に加え、話を聞いた女子のDちゃんを加えてメンバーは5人。
噂が大きくなるにつれてこの話は先生の耳にも入り、
"階段怪談"は固く禁止されていたため、決行は日曜日にこっそりと行われることになった。
552:
決行当日、俺らは二つ三つの怪談を用意して学校に集まった。
女子の面前カッコつけたい俺は、ABCをチビらせるような
怖い話を本を漁って探したのを覚えている。
5人が集まり、早屋上に続く階段に向かい、踊り場までの段数を数える。
12段だった。
「お前ら、ビビってねえよなww」
「当たり前だろww」
なんて余裕シャクシャクの俺たち。Dちゃんも案外肝が据わっているようで、
ほとんど怖がっている様子はなかった。
埃っぽい踊り場に座って輪を作り、始める体制を作る。
俺の座る位置は、階段のすぐ近く。つまり階段に背を向ける形だった。
ほんの少し嫌だったがカッコつけたい俺は何も言わなかった。
そんなこんなで、"階段怪談"は始まった。
語り部は、A、B、C、俺、Dちゃんの順番。
俺含め、用意してきた怪談はみなそれなりに怖く、
一周回った時には、少なからずみな背筋に冷たいものを感じていた。
時々「お前怖がってんだろww」という茶化しが入るが、なんとなく勢いもなくなっている。Dちゃんも少し不安そうだった。
553:
休日の学校は、心なしかなんだか薄暗い。
不気味な雰囲気に包まれながら、俺らの"階段怪談"は二週目に入った。
Aの怪談が終わる。ルール通りなら、コレで六段目。
あと半分だ。
誰もがそう思っていただろう、その時。
ギシッ……
と、確かに音がした。
思わず、顔を見合わせる俺ら。
「気のせいだろ」とは、誰も言えなかった。
正直この時点で俺はかなり帰りたくなっていた。他の奴らもそうだろう。
しかし、ルールに『途中で止めてはいけない。』とあるので、
そういうわけにもいかなかった。止めたら、どんなことが起こるか分からなかったから。
Bが怪談を始める。
すると、急に空気が変わったのを感じた。
重苦しく、何かに閉じ込められたかのような雰囲気。
ヤバイ、コレは多分本当にヤバいやつだ…と俺含め全員が思った。
Bの怪談が終わる。
……ギシッ…
俺の背後でまた音が鳴った。
あと五段。
登り切ったとき、何が起こるのか?
もはや誰も強がりを言うやつはいなかった。Dちゃんは殆ど半泣きだった。
554:
Cの怪談が終わる。
……ギシッ…
気のせいじゃない。
確かに聞こえる。
背後に何かがいるのを感じる。
俺の前に座るAは、必死で顔を伏せていた。
恐らくすでに顔を覗かせているだろう"それ"を、見ないようにしているのだろう。
次は俺の番だった。
俺は必死の思いで、用意してきた怪談を語り出した。
その時。
「気?ぃづいてるんでしょぉ???」
と、真後ろで女の声がした。
思わず息が止まった。誰かがヒッと声をあげる。
隣ではDちゃんが嗚咽をあげていた。
しばらく沈黙した。
どうすればいいのかを考えたかったが、頭がうまく回らない。
俺は続けるしか無いと思った。途中でやめるのを禁止されている以上、
それ以外に考えつかなかったから。
556:
声を震わせ、何度もつっかえながら、俺の怪談が終わる。
……ギシッ…
「「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」」
階段を登る音と共に、急に何処からともなく大量の笑い声が起こった。
後ろで女が手をパンパンと打つ声も聞こえる。
もうみんなが泣いていた。
次のDちゃんはつっかえつっかえ、短い怪談を10分以上かけて話した。
もはや誰の耳にも内容は届いていなかった。
…ギシッ……
「アト、二だ?ん」
女の声だ。
「「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」」
汗が玉になって噴き出すのを感じた。もう、ほんのすぐ後ろまで来ている。
階段を登るときの衣擦れの音が聞こえるくらいに。
557:
Aが語りだす。
「もうやめようぜ!」
とCが言った。
「え…で、でも…」とA。
「い、いや。そっか、駄目なんだよな、ゴメン……
ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン
ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴゴゴゴゴゴメゴゴゴゴメンゴゴゴゴゴメゴゴゴ」
急にCが狂ったようにゴメンを繰り返し始める。その目は虚ろで、正気を失っているようだった。
もうCを構ってる余裕はなかった。
Dちゃんが目を瞑って耳を塞ぎながら、
「もう早く終わりにしちゃってよ…」と言い、Aは怪談を始めた。
相変わらず、ゴメンを繰り返すだけのC。
時々上ずるその声に遮られながら、Aの怪談が終わる。
559:
…ギシッ……
「アト、いちだ?ん」
「「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」」
あと一段。
全員が早く終わることを願った。
そして、Bが語りだす。
時間が異様に長く感じる。
そして、ついに、最後の怪談が語り終わった。
…タン……
俺の右側に、"それ"がついにやって来たのを感じた。
俺含め、恐らく全員が目を瞑り耳を塞いでいた。Cも、いつの間にか黙っている。
何が起こるのか。
すると、フッと場の雰囲気がもとに戻るのを感じた。
あれ?
と思い、恐る恐る、耳から手を離し、顔を上げた。
「タノシカッタ?」
いつのまにか俺らの作った円の中央。
目の前にいたその女には、体中に顔が盛り上がるようにくっついていた。
くすんだ花がらのワンピースから伸びる手、
少しだけ覗く足、そして通常よりもふた周りほど大きな頭。
びっしり、デタラメに、いくつも、いくつも、いくつも。
560:
「「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」」
顔が一斉に笑い出した。
と同時に、全員で立ち上がって逃げ出した。Cも、正気に戻っている。
校庭まで走って逃げ、俺らは立ち止まった。
「ヤバかった…マジあれはヤバイ…」
みんなでマジ泣きしながら、改めて女の風貌を思い出して泣いていると、
「あれ!」
と、Dちゃんが屋上を指差した。
見ると、例の女がこちらに手を振っていた。
再び俺らは逃げ出し、AだかBだけの家に逃げ込んだ。
それから、あの女を見ることはなかった。
この一連の話は俺たち五人だけの話となり、誰にも話しはしなかった。
他のクラスの奴らにも"階段怪談"に挑んだ奴がいるそうだが、
そいつらがどうなったかまでは分からない。
いつしか俺らの間でもタブーの話となり、この事件は幕をおろした。
…そして、この"階段怪談"の噂の出どころは結局よく分からんまま今日に至る。
ずっと気になってて、ついに今日意を決し調べてみたんだが、何にも出てこなかった。
というわけで、なんらかの手がかりが無いかと、このスレッドに書き込んだ所存です。
似たような話があったら、教えてもらいたい。
561:
ヒヤシンスの根っこは??
562:
>>561
調べてみたけど、スカートめくりって話の奴?
俺の見た女のイメージとしては少し近いかも。
女っつっても、女の格好してるバケモンだけど。
566:
噂のトンネル
もう10年以上前の話になるんだけど、
ちょうどお正月休みで県外に出ていた友人たちが集まって、
新年会やら同窓会やらやってた時期の話。
どこに地域にでも心霊スポットってのはいくつかあると思うんだけど、
地元長崎では一番メジャーだった幽霊屋敷が取り壊されてから、
これといってガチって所が無かったんだよね。
(正確には、デマだと分かってたりして、本当にヤバい場所を他に知らなかった)
で、久しぶりに同級生が集まった時に、ドライブに行くことになって、3人で出かけたんだ。
内野(仮名♂)、白石(仮名♀)、久松(俺、もちろん仮名)のメンバーで盛り上がってた。
目的地も決めずにダラダラと深夜のドライブをしてる内に、
いわれは知らないけど出るらしいって噂のトンネルの近くまで来たんだよ。
567:
お互いにいい大人だし、いまさら心霊スポットなんて…とは思ったんだけど、
どうせだから行ってみる?みたいな流れになってさ。
まぁ、実際に今までそのトンネルを何度も通って何もなかったから、
みんな話のネタにって感じのノリだったと思う。
運転してたのは内野で、最初はどこか邪魔にならない場所に車を停めて、
みんなでトンネル内を歩くつもりだったんだけど、
思いの外トンネルまでの道路が狭くて路駐スペースが無かった事を理由に、
内野は車をトンネル先に停めて二人が歩いて出てくるのを待ってる事になった。
万が一、他の車両が来たら、いったん離れて迎えに来るみたいな感じ。
ま、寒かったのもあって降りたくなかっただけかも知れないけど。
トンネル入り口で、俺と白石が降り、内野はトンネルに入っていった。
ふざけてファファーンとトンネル内でクラクションを鳴らし、
出口を抜けた所でハザードランプが点いたとこまでは見えた。
だけど、すぐにそのハザードは消えて、テールランプも見えなくなった。
正直その時は、雰囲気出すためにわざと消したんだろうとしか思ってなかったんだけど。
568:
バスが一台通るのがやっとぐらいの道幅のトンネルで、
入り口からは出口が見える長さ、対向車がくればトンネルに入らずに待たなきゃならない。
確かに不気味ではあるけれど、何事も無く二人でトンネル通過。
ところが出口に内野がいない。対向車が来た訳でも無いし、
出口を見ながら歩いてたから、発進したなら気づいたはずなんだけど。
夜中だと他の車も通らないような場所で、置き去りにされても
別の意味で洒落になんないので、白石が内野に電話した。
「出てきたけど、どこにいるの?」
「は?俺、動いてないけど。出たとこ停まってるし。」
「嘘?だって私たち、今トンネル抜けたよ」
「言ってる意味分かんない、誰も来てないし、それ…誰…えない…」
「もしもし?もしもし?」
「…(ほとんどがノイズ)…来た?」
結局、そのまま電話は切れ、それからかけ直しても圏外のアナウンスが流れるだけ。
俺の携帯は内野の車の中だったし、このまま待っててもラチがあかないので、
歩いて大通りまで出て、タクシーを呼ぶことになった。
結構田舎だったから、待たされた上にかなりの出費だった…。
569:
結局、内野はそれっきり行方不明。
不思議なことに、俺の携帯だけが圏外にならずに呼び出し音がなるので、
何度か電話してたんだけど、翌日の朝に散歩中の人が
そのトンネルの入り口付近で拾って届けてくれたらしく、ほぼ無傷で戻ってきた。
出口付近に内野は車を停めていたのに、なんで入り口付近(二人が車を降りた辺り)で見つかったのか、それもまた不思議だし、俺が白石の電話を借りて
何度も呼び出ししてる合間に、内野からの着信も何度か混じっていた。
一件だけ留守電も入ってたんだけど、「久松、いつになったら出てくるんだよ」だけで、
後はノイズが多くて聞き取れない状態だった。
未だに内野は見つからないし、この時期になると思い出して、
なんともやるせない気持ちになる。
あれから、何度か同じトンネルを通ったけど、
何もおかしな事は無かったし、携帯が圏外になるような場所でも無かった。
570:
>>569
それって事件じゃん?
571:
>>570
失踪事件扱いですけど、未成年じゃない限り最近はニュースにもなりませんからね。
615:
鐘撞き堂
親父が高校生の時の話なんだけど
616:
親父が高校生の時の話なんだけど、
大晦日に初詣に行こうと友人と二人で地元にある大きい寺へ行ったんだと。
そこの寺は大きいだけあって、その年の大晦日の夜は人で賑わっていたそうだ。
寺には鐘がありそれは本堂からは少し離れた場所で、
敷地内の端にある階段を上って行った先にある。
今はお金を払うと鐘撞く事ができ人も訪れるが、昔はあまり人が寄らない場所だったそうだ。
その日そこへ二人はなんとなく行ったらしく、今から話すことはその鐘撞き堂での話になる。
618:
鐘撞き堂は階段を登りきってから少し先にあり、
今は整備されているその堂の周りは草が生い茂っていた。
親父たちは何も考えることなくなんとなく階段を上っていき、
先をみると鐘撞き堂の奥の草の茂った山の方から一人の男がこちらへ下ってきた。
その時、大晦日で賑わっている境内にも関わらず
鐘撞き堂にはその男と二人しかいなかったらしい。
大晦日に一人で人気のないところにいるなんて変だとは思ったが、
カップルがケンカでもして一人でいるんだろうとその時は思ったそうだ。
619:
そのため見つけた時は人がいるなぁくらいにしか思わなかったそうだが、
男を見てみると足を引きずるような感じでくねくね歩いていて、
なんか気持ち悪い奴だと思って立ち止まったそうだ。
すると二人の方へどんどん近付いてきて、男は自分たちの前で止まったんだと。
その男は二人に何か言うのでもなく、
上半身を動かして自分たちの顔をジロジロと見てくるらしい。
目をギョロっとさせて、
ゆっくりと上半身を左右に動かし、
二人の顔を交互に見てくるんだと。
気味の悪い行動に、なんとなく動けないで二人は立ち尽くした。
620:
親父「ああ、見てるな」
友人「今は俺の方を見てるな」
親父「ああ、お前の方を見てる」
そして親父はこの男がキチガイ頭のおかしいやつだと思い、
このままいたらヤバイと判断し逃げることにしたんだと。
親父「おい…こいつちょっと変だから逃げよう」
友人「…そうだな」
そうして、親父は手を繋いで逃げることを提案した。
621:
すまん、ちょっと一行抜けた
友人「おい親父、今、お前の方を見ているよな」
親父「ああ、見てるな」
友人「今は俺の方を見てるな」
親父「ああ、お前の方を見てる」
そして親父はこの男がキチガイ頭のおかしいやつだと思い、
このままいたらヤバイと判断し逃げることにしたんだと。
親父「おい…こいつちょっと変だから逃げよう」
友人「…そうだな」
そうして、親父は手を繋いで逃げることを提案した。
622:
お互いの外側の手を握りあえば、お互いが後を向いても手が離れることはない。
親父「良いかこのまま手を離さないで後を向いたらすぐに走って逃げるぞ」
と言って、そのまま手を繋いで走って階段を下りて逃げたらしい。
走って逃げている時、丁度良く俺達を追うに風が吹いて
草がザザザザっと波立って気味悪かったと言っていた。
そのあとは、とくに男が追い懸けてくることもなく無事逃げきる事ができた。
そして話はそれから40年以上過ぎた今年、進展した。
627:
初めての投稿でよくわからないんだ。すまん。
なんか、投稿しすぎだと。違うPCにしてみた。
その友人は毎年恒例行事のように、
年を越してすぐに家にやってきて早朝まで麻雀をしに家にやってくる。
今年も変わらず、その友人は我が家にやってきた。
親父が中学だったころからもう40年近く超える年月だ。
友人「俺らが高校のころ寺に初詣に言っただろ。」
親父「毎年行ってたよな。」
友人「鐘撞き堂でのこと覚えているか」
そして、その長い年月を超えてその当時の新事実がわかった。
629:
親父「ああ、覚えてるよ。あれ気持ち悪かったよな?!ほんと!あ、それで違う話になるけどさあ…」
友人「ちょっと待って親父。俺何回かこの話をしてるんだけど、
 お前毎回そうだったなって言ってスルーするよな。
 ちょっと今回はもうちょっと話してもいいか」
親父「ん?ああ。」
友人「いや、だからあのとき俺ら鐘撞き堂に行っただろ。」
親父「ああ、あいつ俺らのことジロジロと見てきて気持ち悪かったよな。
 なんか懐かしいな?。こうぬぅっとこっちに顔を向けてきてジロジロ見てきてな。
 お前と俺と交互に見てきてな。」
2chって書き込み難しい;_;
632:
友人「そうそれ」
親父「あー。思い出してきた。あいつ山の方から降りてきてな。
歩き方も変だったし、なんか頭のおかしいやつだったよなー。
そのあと、二人で男同士で手を繋いで逃げてなw
そんで逃げてる時に気味悪い風とか吹いちゃってな?」
友人「え…お前、見えてたのか?」
親父「おう?そりゃ見えてた、というか見てたよ。」
友人「いや親父…あのな俺は見えてなかった」
634:
親父「は?何言ってんだよ。あいつ鐘撞き堂の奥の方からフラフラ歩いてきて
 気味悪い奴だなって思ったから二人で立ち止まったんじゃないか。」
友人「ああ立ち止まったな。
 けど、俺は嫌な感じがして足を踏み出すことができなかったんだ。」
親父「んっ?どういうことだ?」
友人「あの階段を上って行っただろ、俺はずっと嫌な感じがしてたんだ。
 お前が気にしてる様子がなかったから続いたけど。
 登りきってある一線を越えた時にここはガチでヤバイと思って立ち止まったんだよ。
 お前も同じ様に立ち止まったからやっぱり同じ様に嫌な感じを感じ取ってたのかと思った。」
636:
親父「え、いやだってあいつ俺らの事ぎょろぎょろと見ていだろ。
 お前も俺にこっち見てるなとか確認してたじゃねーか」
友人「ああ、確かに見てたよな。ただ、俺はこっちを見てるなと感じていただけなんだよ。」
親父「え、あれは人じゃなかった…ってことか?」
友人「俺は人がいたなんて一言も言ったことないだろ。
 逃げる時覚えてるか?あの時はなんか見えてたか?」
親父「いや、なんも見えてなかった。
 ただ、風が吹いて不気味だったくらいで。」
友人「じゃあお前は見えてなかったんだな。
 まあ、俺も見えてはなかったが逃げてる時もあいつの気配を感じていたんだよ。
638:
友人「あいつな、間で俺らを抱えるように肩に手を回してな交互にずっと俺らの顔を見てたんだ。
 左右に顔を振って、ずっと見てた。あの風が吹いてる間ずっとだよ。
 それで、途中で風がピタッやんだよな。」
親父「ああ、そういえばそうだったな。」
友人「風がやんだら、あいつもいなくなったんだ。
 それで俺はとりあえず助かったんだなと思ったんだよ。
 いやー…お前があいつを見ていてたなんて、まさかただの人だと勘違いしてたなんて気づきもしなかったわ。」
639:
友人はそんな怖い心霊体験をしたのにもかかわらず、
その話をしても軽く流す親父を不思議に思っていたらしい。
最初は思い出したくないのかと思ったけど、
あまりにスルーされるんで、あれは俺だけしか見えてなかったのか?と、
そして時間が経つにつれてそもそもそんな事はなかったのか?
と思うようになったらしく、今回はしっかり聞くことにしたんだと。
親父的にはちょっとした恐怖体験なのでこいつちょいちょいこの話してくるなーとしか思ってなかったそうだ。今回その話をされてかなり衝撃を受けていた。
40年越しの新事実に、なんだよ俺幽霊見ちゃってたのかよ!と何故かテンションあがってた。
641:
あと、忘れてた。
親父が言うにその男はニタァっと気味の悪い笑みを浮かべていたらしい。
おわり。
投稿も文章も下手で申し訳なかった。
642:
>>641

凄く面白かった
良作ありがとう
680:
花束
昔、好きだった子の玄関に花
(ご近所のガーデニングが素晴らしい何某さん宅から失敬)を置いてた
従兄の新聞配達バイトの手伝いしてたからまだ薄暗い早朝にな
で、最近、その彼女に会う機会があって
「こんなことしてたんだよな?、どう思ってた?w」って
話をしたんだが、彼女真っ青になって俺の胸倉掴んで揺さぶってきたわ
「アレ、あなたがやらせてるの!? 今すぐ止めさせて!!」って絶叫
681:
なんとか落ち着かせて、詳しく話を聞いてみると「まだ続いてる」らしい
ま、最初は彼女宅も「お前に想いを寄せてる誰某の仕業かもな?」と笑い話だったんだが
俺がやってたのは精々2、3日に1回くらいだったんだが、
何時からか毎日、雨の日も台風の日も阪神大震災の日も
プレゼント包装された花束が置かれるようになった
「やめてくれ」と張り紙しても効果なし、
監視カメラ置いても映らず、警察が見回りしてもいつの間にか
突如として現われました、という風に置かれてるらしい
684:
もう家族全員ノイローゼになってるらしく、当然俺は激しく責め立てられた
菓子折り持って土下座しに行ったよ
で、泊まり込んで見させてもらうことにしたんだよ
来たよ
弟くんが「また置かれてた!」って俺に花束突きつけてきた
ん?
弟くんよ、玄関のドア開けずに、どうやってソレ持ってきたの?
・・・あー怖ぇ
実弟がストーカーとは
685:
目の前で一つの家庭が崩壊する様をマザマザと見せつけられた
弟くんをボコボコに殴りつける親父さん
意味不なことを叫ぶお袋さん
泣いて崩れ落ちる彼女
ヘラヘラ笑ってる弟くん(ただし、俺にだけは睨みつけて舌打ち)
結局、弟くんのそれが歪んだ愛情からなのか、嫌がらせなのか、不明なまま
この一家との繋がりは無くなった
便りもなく引っ越してった
終わり
687:
>>685

あっと驚く展開で面白かったよ
686:

おっかないなイヤイヤまじで怖いわ
花を失敬した御宅には後からでも挨拶したかい?
愛情込めてるやつやられるのはダメージデカイんだぜ
688:
>>686
20年以上前だぜ?
いや、俺がパクってるのは知ってたらしく、知らされたカーチャンにブン殴られたし
謝りにも行ったよ(花が好きな子、だけど男の子だから恥ずかしがって…と思われてたw)
今なら生活板にスレ立ってるかな
710:
バーバパパ
空気読めない投稿ですまんな。
最近、深夜にコンビニの帰りに視野の隅で変なものが見えた気がして、立ち止まったんだ。
それで、見回してみると、その原因を見つけた。
自販機の側面に、まっくろな人が肩まで出して覗いてるような、上手く言葉で伝わるかなー。
物陰に人が直立で立っていて、上半身だけを横に傾けて顔を出してるようなものが見えたんだ。
でも、それは怖いとかではなくて、
強いて言うならバーバパパをモノクロで描いた感じのほのぼのした絵だったんだよ。
それが、自販機の側面に描いてあったんだ。
なんだ、落書きかよーって感じで、その時は帰宅したんだけどさ。
翌日の昼間に通ったら、綺麗さっぱり消えてんの。
まぁそりゃ、落書きだから、消されて当然だわな。
711:
ところが、また夜に通ると同じものが描いてあったんだよ。
別に怖いとかの感情は無かったよ。だって、ぽかーんとした表情のバーバパパだから。
でも気になってさ、触っちゃったんだよね。
もしかしたら擦ったらすぐ消えたりして、とか試したくなってさ。
そしたら、バーバパパの部分はゴムみたいな感触なんだよ。
自販機はもちろんツルツルで硬いのに、そこだけゴムを埋め込んだような感触。
おかしいだろ?ゴムのような感触の塗料だとしても、上から押して柔らかいはずないんだよ。
だって、下は硬いんだから。
今思えば、この時触ったのが良くなかったのかも。
別に変なものが指に付いたとか、絵が変化したわけでも無く、
感触に違和感を覚えただけで帰宅したんだよ。
それから、毎日どこかでバーバパパを見かけるようになった。
バスの側面だったり、見上げたビルの壁だったり、近所のコンビニの看板の隅だったり…。
それがついに自宅の塀にまで描いてあった時は、さすがに身震いしたよ。
712:
それで…
帰宅したら、とうとう自室の壁にまで描いてあったんだ。
ぽかーんとした表情で、物陰から覗き込むような角度、変わらないんだ、何も。
それから怖くなって、友達の部屋やネットカフェを渡り歩いてるんだけど、
まだいるんだよね…。さっきはエレベーターのドアに描いてあった。
どーしたらいいんだろ。
723:
陽気な工場
投稿しますね
以前住んでたアパートの近くに工場があって、夜勤もやってたみたいなんだけど
ある夜たまたまその工場の前を通りかかった時に
汚い作業服着たおっさんが出てきて
「おい兄ちゃん!ちょっと来てくれ!助けてくれ」と大声で呼ぶんだよ
何だろうと思ったら
「作業員がプレスに挟まれた。手え貸してくれ!」と言うもんだから
急いで中に入ってみると奥のプレス機に作業員がお辞儀する姿勢で上半身を挟まれてた
辺りは血の海で、プレス機は完全に下りていて1ミリの隙間もない
どう考えても生きてるわけないのだが脚はバタバタもがいてる
「機械が壊れて手でやるしかない。わしが上げるから兄ちゃんそいつを引っ張り出してくれ」
と言っておっさんがバールで機械をこじ開けたので俺が作業員の下半身を引っ張ると
ペラペラのベーコンみたいになった上半身がズルッと出てきた
するとその上半身を凧みたいになびかせて作業員が走り回ったんだ
それをおっさんが捕まえて持ってたエアーガンを鼻に突っ込みエアーを送り込むと
作業員の上半身は風船みたいに膨んだ
そしておっさんが
「どうだ、いけるか?」と聞くと、作業員は
「骨がバラバラだから溶接しなきゃ」と言ってどこかへ行ってしまった
おっさんは困った顔で
「やっぱり無理か。まいったなあ、納期に間に合わない」と言いながらパニック状態の俺の顔を見ると
「どうだ兄ちゃん。うちで働かないか?」と言った
ふと周りを見てみると、コンプレッサーから伸びたチューブを何本も体に差した作業員が
シューシュー音を出しながら作業していた
「うちは保険も完備してるぞ」
そう言って笑ったおっさんの歯茎には歯の代わりにボルトが差さってた
俺はこりゃ駄目だと思い、ダッシュで逃げたんだが
翌日の昼にそこへ行ってみると、工場は10年以上前に閉鎖されていたんだ
725:
漫画で読んだら面白そうだな
高橋葉介みたいな
727:
さすがにこれはないwwww
728:
いや、ひっくり返ってアリwwwこういうのはアリwww
833:
絵を見てください
初めて書き込みますね。
昔、私が中学生のころ、いっつも
「よーく絵を見てくださいいい!」
って誰もいないのに叫んでることで有名なおじさんが町にいたんです。
かなり有名な人みたいで、言葉は悪いけど、まあ頭のおかしな人だったんだとおもいます。
何をするでもなく、町をフラフラ。
何度か警察のお世話になったこともあるらしいです。
で、友達と一緒の学校の帰り道、その人に遭遇しました。
相変わらず同じ文句を叫んでいて、私は嫌だなーって思って別の道を行こうと思ったんですけど、友達がスタスタとその人に近づいて行って、
「何が?」
って聞いたんです。
友達は他にもう一人いたんですけど、私もその子もびっくり。
多分、中学生のころの特有の怖いもの知らずっていうか、イキガリっていうかだったんでしょうかね。
834:
女の子なのに危ないよーって思いながら、
見守ってたんですけどおじさんから何か貰って帰ってきました。
「なんか、貰った」
封筒でした。
中を開けてみると、一枚の写真。小さな、小学校低学年の女の子の写真でした。
不思議なのは、女の子が真顔なんですよね。
小さな子の写真なのに真顔なんて…
三人で見てたら、その写真を貰ってきた子が、ヒッって言って写真を落としました。
「どうしたの?」
「目に…」
言われて、見てみると目に満面の笑みのおじさんが映ってたんです。
『絵』じゃなくて『目』…
「よーく目を見てくださいいい!」
と遠くから声が聞こえて、私たちは逃げるように帰りました。
今思うと、あの写真の女の子、生気がなかったように思えるんですよね。
まさかとは、思うんですけど。
終わりです
840:
>>834
久しぶりに怖かった
これがあるから洒落コワはやめられん
848:
深夜の老婆
初書き込みです、文章汚くて申し訳ないですが読んでいただけたら幸いです。
去年の五月あたりに体験した話です。
深夜に家でネットをやっていたら、外から老婆の歌声が聞こえてきた。
私の家は住宅街にあります。
住宅街といっても、田舎の住宅街なので薄暗く寂しいものですけどね・・・。
稀に深夜に酔っ払いが歌いながら帰宅することがあるので、また酔っ払いかと思った。
けれど、老婆は変だろうと思い気になって仕方がなくなった。
849:
私は急いでパジャマの上に上着をはおって外に出た。
老婆なので歩く度が遅いらしく、歌声は家からまだ近い。
家のすぐ近くのT字路を右折したらすぐに老婆の後姿が見えた。
私はなるべく足音を立てないように歩いていたのだが、
なぜか老婆はすぐにこちらに振り返った。
私は気づかれないように様子を見ようとしていたので、
突然振り返ってきてビックリしてしまった。
850:
老婆は歌うのをやめ、「誰だい?」と聞いてきた。
私はとりあえず、「近所の者です、夜風に当たりたくなって散歩しているんですよ。」と笑顔で答えた。
私と老婆は5メートルぐらい離れていたのですが、老婆がこちらに向かってきた。
老婆は私に何か小さな物を差し出し、「あげる」と言ってきた。
私は条件反射でそれを受け取ってしまった。
851:
受け取ったそれは、コロンとした重さがあり、ビニールに包まれていた。
私は呆気にとられたまま、老婆に「ありがとうございます。」とお礼を言い、家に引き返した。
家の前の道路に街頭付きの電柱があったので、その真下で受け取った物を確認した。
それは、少し古臭いビニールを両サイドからねじって包み込んだタイプのアメ玉だった。
ありがたいと思い、さっそく食べようと包みを両サイドから引っ張りほどいた。
852:
ビニールを開封して出てきたのは、錆び付いた六角ナットだった。
私は驚いてそれを落としてしまったが、それを拾わずにさっきのT字路の方を反射的に見た。
そこには塀から顔だけを出してこちらを見ている老婆の姿があった。
私はすぐに目の前にある家に入ろうと思ったが、
このまま家に入ると老婆に私の家が知られてしまうことに気がついた。
私は家に入らず、そのまま家を通過して次の十字路で左折して、その場で少し考えた。
853:
あの老婆はまだいるのだろうか?とか、いつまでここで待てばいいのだろう?と考えていた。
しかし、きりがないので思い切って家に帰ることにした。
再度十字路に戻り家の方に向かうが、T字路にはもう老婆の姿はなかった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
858:
>>853
老婆怖えええええ
859:
山田さん
オカ板書き込みです。
最初に言っておきますが、これから書く話に特にオチはありません。
特に大きな驚きもなく、たんたんとした話になります。そして、現在進行形です。
かなり長文になりますが、よかったら聞いて下さい。
860:
旦那の会社の社宅アパートに住んでいるのですが、
2ヶ月くらい前に隣の部屋に新しく人が越して来ました。仮に山田さん。
山田さんは旦那さんが社員で、奥さん・子供の3人家族です。
引っ越しの挨拶には私が出たのですが、旦那さんが一人で喋ってて、
奥さんは旦那さんの陰に隠れてずっと長い髪を垂らして俯いてて顔もよく見えませんでした。
861:
子供(仮にたかし君)は旦那さんに抱っこされてて、
うちにも2歳の娘と2ヶ月の息子がいるので「よろしくね、また遊んでね」と
声をかけたのですが全く無反応無表情。まぁ人見知りが激しい子なのかな?
と特に気にはしませんでした。
862:
少し話は飛んで、同じアパートに上の娘と同級生の子が他に2人いて
(仮にみきちゃんとひろき君)母親もみんな専業主婦で家にいるので、
週2?3回は近くの公園や誰かしらの家に集まって遊んでいます。
それで、お隣が越してきて3日後、いつものように公園で遊んでたら
見たことのない女の人に連れられて、たかし君がやってきました。
863:
たかし君に「おはよう」と言ったけど、やっぱり無反応無表情。
うちの子達と一緒に遊ぶこともなく、隅っこで石をカチカチして遊んでいました。
一緒だった女の人に「初めまして」と挨拶をしたら「初めましてじゃないですよー、
この前越してきた山田です」と。声にこそ出しませんでしたが、びっくり。
挨拶に来た時の暗?い感じは全然なくて、ばっちりお化粧をして
髪も服装もお洒落して、まるで別人でした。話も普通に出来ました。
864:
話して分かったのは、山田さんも専業主婦で、車で10分の所に義実家があるから
日中は義実家にいる事が多く、山田さん本人は県内の別の市の出身という事。
山田さん達が帰った後、みきちゃんママ・ひろき君ママと「あんなお洒落なママなら、
引っ越しの時は忙しくて化粧も出来なくて、見られたくなかったのかもね?」なんて話してました。
866:
それから2日後の午後、買い物に行く為に車に
子供を乗せていると山田さんもたかし君を連れて駐車場にやってきました。
お洒落な山田さんではなく挨拶に来た時の山田さんでした。
「こんにちわ」と声をかけたけど無視されて、
聞こえなかったのかともう一度挨拶したけどやっぱり無視。
867:
すみません(;_;)携帯から書き込むのが初めてで間違えてしまいました(;_;)
こっちも無視されて気分が悪くなってきたので、まぁいいやと思い子供を乗せて出発。
その時ちらっと見ると、すでに山田さんは運転席、たかし君は助手席に座っていました。
一瞬目が合った気がしました。
買い物や用事を済ませて1時間半後に帰宅。
山田さんとたかし君が車の中にいて、じーっとこっちを見ていました。
868:
私が着く少し前に着いたのかな?と思ったのですが、
私が荷物を下ろしたり子供を降ろしたりする間も山田さんは全く動く気配がなく、
もしかして1時間半ずっとそうやってそこにいたのかと思うと気味が悪かったです。
その夜旦那にそれを話して、山田さんの旦那さんはどんな人なのか聞いてみると、
旦那は製造・山田さんの旦那さんは事務なのであまり関わりはないけど、
明るい人だし別に変わった感じの人ではないよ、と。
869:
次の日、みきちゃんママの家に集まったので、
みきちゃんママひろき君ママにも話しをしました。
すると、ひろき君ママが「本当に?本当に?」としきりに聞いてくる。
何だろうと思ったら「昨日の午前中、私も全く同じ事があったの」と言うのです。
870:
すみません、長くなりそうなのではしょりますが、今も同じ事が続いています。
事があるのは平日だけ、会社が休みの土日祝日は何もありません。
私が駐車場に向かうと5回中3回は山田さんも出てきます。
ただ、どちらの山田さんかはバラバラで、
明るい山田さんの時は向こうから挨拶もしてくるし、話しかけられれば世間話もします。
私が帰ってきても車の中で待っていると言う事はありません。
871:
私が駐車場に出るとすでに車の中にいる事もありますが、
その時は必ずみきちゃんママかひろき君ママの車がないので、
どちらかについて出てきてるんだと思います。
午前中、私が見た時は暗い山田さんで、午後、
みきちゃんママが見た時は明るい山田さん、と言う事もあります。
872:
怖くて、最初に山田さんと会って以来、公園では遊んでいません。
アパートには、山田さん・我が家・みきちゃんとひろき君の家以外に8世帯住んでいますが、
日中はみんな働きに出ているのであまり話も聞けず、
おそらく山田さんと交流もないので、他に同じようにされている人がいるのか
他の方は明るい山田さんを知っているのか、は分かりません。
874:
旦那は警察に相談してみたら?と言いますが、
何か実害があったわけではないので何だか気がひけます。
書いていて、自分でもこんな事が現実に起こっているなんて信じられない気がしてきました。
私が他の人からこの話を聞いても、おそらく信じられないでしょう。でも、本当なんです。
いつまで続くのか、これ以上深刻な事態に発展しやしないか、不安な毎日です。
875:
話は以上です。
怖い話かどうかも微妙ですが、普段から2のまとめブログで
怖い話をよく読んでいるので、どうかな?とは思いつつ投稿してみました。
お付き合い頂きありがとうございました。
884:
>>875
これは洒落こわーい
何かわかったらまた報告してくれよ
楽しみに待ってるよ
909:
物音
文章書く才能も人に伝える才能もないけど投入
俺の家はけっこう音が響くというか、一階の物音でも2階の自室で聞こえるんだけど、
一階でどの扉が開閉されたとか、レンジのチンの音とか人の足音とか普通に聞こえる。
足音に関しては誰の足音なのかも判断可能(家族限定だけど)
で、今回はこの物音の話。
一年位前の話。
その夜は両親が、隣県の親戚の初七日で深夜まで帰らない予定だった。
俺と姉は翌日も仕事だしってことで留守番組。
両親は鍵を持ってでかけたので、家じゅうの戸締りは夕飯の前に済ませた。
910:
夕飯が終わって姉が風呂に入り、俺は自室でネットをしてたんだけど
ある程度の時間がたった頃に、一階の風呂場の引き戸が「ガラガラガラッ」って開く音がした。
「ねーちゃんが風呂から出たんだな」と一瞬頭をかすめたけど再びネット
階段をトントン上がってくる音を聞いたので「交代で風呂に入らないとなぁ…」とおもいつつネット。
そのまま10分程ネットしてた。
911:
その時一階から再び「ガラガラガラッ」という風呂場の扉が開く音がして
早足で姉が階段を上ってきて俺の部屋に乱入。
「あんたさっき、風呂場の扉開けた?」と問い詰めてきた。
ずっとネットしてた俺は当然開けてない。
そもそも姉が入ってるの知ってるのに開けるわけがない。
姉が言うには
「髪洗ってたら背後の風呂の扉が勢いよく開いた音がした。ビックリして背後を見たら閉まってた。閉じる音は聞いてない。」
とのこと。
絶対に聞き間違いではないし、開いた時の脱衣所の冷たい空気を背中に感じたらしい。
その後姉は怖くなって、風呂に浸かって扉を凝視してたらしい。
912:
あれ?そういえば10分ぐらい前に風呂の扉の開く音が・・・
で、そのあと階段を上ってくる音も・・・
って気づいた瞬間思ったのが「泥棒!」だったんだけど、
家中の全部の部屋、押入れの中、天袋まで探したけど誰もいなかった。
当然家中の鍵もかかってる。
結局物音が何かわからないまま今日にいたります。
何だったんかなぁ・・・初七日の親戚が挨拶に来たんかな?
913:
上の話とは関係ないけど音繋がりで、天井から日常的に物音がします。
姉もよく聞いています。
ネズミ足音のような(テテテテテッ)、重い足音のような(ギシッ ギシッ)
何かを引っ掻くような(カリカリ)、何かを噛んでるような(ガリガリ)
深夜に粘着質な音(クチャクチャ)、 2回一定のリズムでノックするような音(コン コン)・・・
あれ?誰か住んでる・・・? まさかねw
まさかぁ・・・
915:
>>913
それハクビシン
天井にシミが出来てきてないか?
早めに業者を頼まないと、最悪の場合、尿・大量の糞・ダニの山が天寿突き破って降り注いでくるぞ
918:
>>913
うちは屋根裏にアライグマが住んでた事があったよ。
33:
私有地につき立入禁止
山の道をを車に乗って3人で移動しているときに
錆びた鉄の柱に『私有地につき立入禁止』という看板が鎖で吊るされているのを見つける
かなり前からその場所にあるらしく苔だらけで緑色になっていた
隣に座っていた1人が中を見に行ってみようといい出して、鎖の下を潜って中に入ってしまう
止めても聞かないので残った2人で車で待つことにする
30分くらい経った頃 何かが叫んだり吼えるような声が聞こえてきた
43:
その5分後くらいに茂みから次々と何かが飛び出してくる
危険を感じたので施錠して様子を窺ってみると猪と大型犬が5?6匹くらい走り回っていた
猪がそのままの勢いで突進して、全力で車に衝突する
猪はすぐ別の方向に走って行って、犬もそれを追いかけていなくなった
それから更に30分後に看板の先へ行った1人が戻ってくる
犬に襲われて怪我をしたといって足を引き摺っていたので見てみると3?4cmくらい骨が見えていた
飼い主らしき男が来て助かったものの、2度とここへは来ないこと
もし次に見かけたら犬の餌になるか銃の的にするといわれて帰されたらしい
それから3年間その周辺の道は通らないようにしている
44:
も、もう一人はどうなったの・・・・
46:
>>44
運転していた1人と自分は車の中にいた
犬に噛まれたのは残りの1人
それと猪の牙で車体に相当深い傷が入った
47:
山道のドライブ
俺はその日、山道を愛車で飛ばしていた
久しぶりに親元に顔を出してその帰り道、急ぐ用事も無かったし
まあドライブがてらちょっとだけ遠回りしてみたんだ。
平地じゃまだ夕方くらいの時間だけど山の中だと少し薄暗い。
俺は早めに車のライトを点けた。
その山道には頂上付近にトンネルがあり、地元では結構有名な
心霊スポットだった。
トンネル出口に電話ボックスがあり、そこに髪の長い女の幽霊が出るらしい。
そこを通り過ぎた時にその電話ボックスをちらっと見たが、
確かに少し不気味な感じだった。
山道を下ってる途中ふと気がつくと、すぐ後ろに車が一台張り付いてきてる。
ゆっくり走ってたつもりはなかったんだけどなぁ、と思いながら
スピードを上げると後ろの車も同じくスピードを上げてきた。
そんなに急いでるんなら道を譲ろうか、と、スピードを落として
車を脇に寄せると、後ろの車も同様にスピードを落とし、
さらにパッシングまでしてきた。
こいつよっぽど追い越しが下手なのか、と思い、
俺はハザードを点け、車を路肩に止めた。
すると、後ろの車もハザードを点けて車を止め、
中から男が出てきて、こっちへ歩いて来る。
この野郎なにか文句でもあるのか、と思い俺も車から出た。
やってきた男は、青ざめた顔でふるえながらこう言った。
「今さっき、あなたの車のサンルーフから誰か入っていきましたよ…」
50:
>>47
俺に山道のトンネルを走らせなくする気か
5

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