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希「カップおうどんさん」


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【部室】
ガチャ
希「…あれ?1年生だけ?」
凛「うん。2年生と絵里ちゃんは生徒会のお仕事で来れないって」
希「ふーん。にこっちは?」
真姫「A-RISEのライブチケットが当たったから偵察してくるとか言って出てったわ」クルクル
希「完全に見にいきたいだけやん…」
希「じゃあ今日は全体練習できへんなぁ」
4:
希「…って、3人は何しとるん?」
花陽「うん。コンビニにライブの小道具を買いに行ったら、景品でカップうどんが当たったんだー。メンバー皆で食べようって話してたんだ」
希「今時のコンビニはそんなん当たるんやね」
凛「小腹も減ったし早食べるにゃ」
真姫「たまにはジャンクフードもいいわね」
花陽「希ちゃんも食べるよね?」
希「え?どうしようかな…」グゥー
希「うっ…はい…」
花陽「じゃあ、ジャンケンで食べる順番を決めましょう!」
5:
=====
■順番
凛 → 真姫 → 花陽 → 希
希「…うう、ウチ昔からジャンケンだけは弱いんよ…」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「?」
=====
6:
凛「じゃあまず凛からだね…」
花陽「…うん」
真姫「…」
凛「…パクッ」(揚げ半分)
花陽「…」
真姫「…」
希「あぁ…一枚しかないお揚げさん半分もいくやん…」
花陽「…」
凛「モグモグモグ…」
希「…」
真姫「…」
7:
凛「…ズズズ…ズズーーーーズズズ…ズズズーーー!!!!」
希「…一回で食べ過ぎちゃう?」
花陽「いや…一口でいってるんでセーフですね…」
真姫「…」
希「そう…」
8:
凛「はい、次真姫ちゃん」
真姫「ありがと、凛」
花陽「…」
希「…」
真姫「パクッ」(残りの揚げの半分)
凛「…」
花陽「…」
希「…配分おかしない?」
花陽「いや…誤差の範囲かと…」
凛「…」
希「…そう」
9:
真姫「…ズズズズズズーーーーーーーーー!!!ズズーーーーズズーーーーーズズズズズズズズズーーー!!ズズズズズズズズズーズズズズズズズーーーーーーーズズズズズーーーーーズズズズズ!!!!」
凛「…」
花陽「…」
希「…これは?」
花陽「一口ルールが適用できますね…」
希「…そう」
11:
真姫「…ふぅ、次は花陽ね」
花陽「うん…」
花陽「パクッ」(揚げ完食)
凛「…」
真姫「…」
希「うわ!全部いきよったで…」
真姫「でも…揚げからでた出汁がスープに滲み出てるから…」
凛「うん…」
希「いや…カップおうどんさんの揚げからでた出汁とか、たかが知れてるんちゃうん…」
凛「…カップうどんの本質は麺だから…揚げじゃないから…」
希「…ああ…うん…なんかごめん」
凛「…」
真姫「…」
14:
花陽「ズズズズズズズズズズズズズズズズズズーーーーーーゴホッ!ガホッ!ガハァ!!!…グフゥ」
希「ちょ!!なんでそんなことになるん!?」
花陽「皆が急かすから…」
希「いや…誰も急かしてないやん…」
凛「…ププ」
真姫「…フフフ」
花陽「ふぅ…」
花陽「ズズズズズズズズズーーーーー!!!」
希「…ん?おかしない?2口目いってるで?」
真姫「途中で咽せた場合は特例でワンチャン認められてるから…」
凛「咽せた時にカップから手を離さなかったから特例が適応できるんで…」
希「…ふーん」
15:
花陽「はい、希ちゃん」
希「…ありがと」
凛「…」
真姫「…」
16:
希「ズズー」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「…ズ」
花陽「…あっ、ストップで」
希「え?」
花陽「箸で麺持ってたとしても、カップから口を離したら二口目になってるんで…」
凛「うん…」
希「いや…でも全然食べてないやんウチ」
真姫「ルールだから…」
17:
希「…いや…それならそうと最初っから言うとってくれんと…」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「…まーええわ、泣いとったるわ。でもウチ揚げ食べてないから二口目行く権利あるんとちゃうん?」
花陽「いや…でも、揚げを食べるのと麺を食べるのとじゃ質が全然違うんで…」
凛「…うん」
真姫「…それなら私達も揚げじゃなくて麺を食べたかった…って話になって、どんどんややこしくなるし…」
18:
希「いやいや、そっちが勝手に話ややこしくしてるだけやん…」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「…まぁええよ。先輩やからってな…そんなとこでルール捻じ曲げるのもおかしな話やしな…。先輩禁止やもんな」
花陽「…うん」
凛「…」
真姫「…そうね」
20:
凛「じゃあ、凛二週目ね」
花陽「うん…」
真姫「…」
希「…」
凛「ズズズズズズズズズーズズズズズズズズズーズーーーーーーゴクゴク…ズズズズズーーーー!!!」
希「途中で汁飲むのはルール的にOKなん?」
真姫「逆に麺と汁を一緒に食べちゃいけない理由を知りたいわね…」
希「…そう」
花陽「なんでもかんでもルールで雁字搦めにして美味しく食べられないのは本末転倒だと思います…」
希「…」イラッ
21:
凛「はい、真姫ちゃん」
真姫「ん」
真姫「」カシャカシャカシャ(箸で麺を自分の方へ寄せる音)
希「…汚なない?」
凛「…正当な寄せ技なんで…」
花陽「このタイミングで使うとは流石です…」
希「…へー」
22:
真姫「ズズズーーズズーズズズーーーーカシャカシャーーズズーーーーーーーーーーーーズズズーーカシャカシャカシャカシャーーーズズーーーズズズズズズズーーーーゴクゴク」
花陽「…」
凛「…」
希「…」
23:
真姫「はい、花陽」
花陽「…」
花陽「ズズズズズズズーカッカッカッ…!!ズズズズズーーーー!!!カッカッカッカッカッカッ!!!!!」(最後の細切れ麺を箸でかき込む音)
凛「…」
真姫「…」
希「…」
24:
花陽「希ちゃん、どうぞ」
希「…」
希「…もう麺ないやん」
花陽「…」
凛「…」
真姫「順番だから…」
25:
希「…はぁ、結局ウチ麺一口しか食べてないわー?」ネギヒョイパク
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「…全然お腹大きくならんなー?」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「ゴク…」
花陽「あ、ストップで。次凛ちゃんで」
凛「うん」
真姫「最後はスープね」
希「…フフ…フフフ」
26:
凛「じゃあ最後にスープ…」
凛「ゴクゴクゴクゴクゴク……」「ゴクゴクゴク………」「ゴクゴク…」
希「…え?あれはアカンやろ。途中で口離してるもん。二口目いってるやん」
花陽「…いや…あれは」
真姫「…」
凛「ゴクゴク……ゴク……」「ゴクゴク……」
花陽「…腕でカップを巻き込みながら、色んな場所に口つけて飲んでるんで…」
真姫「これは確かに巻き込んでるわね…」
希「いや意味がわからへん…」
希「巻き込んだら何口でも飲んでいいん?」
花陽「…巻き込める分だけ巻き込んで飲めますね…」
希「…」
27:
凛「ふはー、ご馳走様。はい、真姫ちゃん」
真姫「いただくわ」
真姫「ゴクゴクゴクゴク…」「ゴクゴクゴク…」「ゴクゴク…」「ゴクゴク……」「ゴクゴク…」「ゴク…」「ゴクゴクゴクゴク…」「ゴクゴク…」「ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…」
希「…これは飲みすぎちゃう?」
花陽「いい巻き込みですね…」
凛「一部のファンから『真姫込み』と呼ばれてる技だね…」
希「絶対めっちゃ無理してるやん…」
28:
真姫「ふぅ…花陽にバトンタッチ」
花陽「ありがと、真姫ちゃん」
花陽「…」
花陽「…ゴクゴク…ゴクゴク…ゴクゴク…ペロッ」(完食)
凛「…」
真姫「…」
希「…」
29:
花陽「…えっと、最後希ちゃんだから…はい…」
凛「…」
真姫「…」
希「…」
希「…なるほどね…まーちょっとだけ端っこに汁残ってるもんな?」
花陽「…」
凛「…」
真姫「…」
希「…ペロ」巻き込み
花陽「…フフフ」
凛「…クク」
真姫「…フフッ」
30:
希「…ご馳走様」
花陽「…いい巻き込みだったよ」
希「…」
凛「いやぁ美味しかったにゃ」
真姫「こういう庶民の味がたまらないわね」
花陽「ちょっとはお腹の足しになって良かったです」
希「…ウチが…ウチが悪いのか…?いや…そんなはずは…」グゥー
凛「…あー!こんなところに…一本だけソーセージを見つけたにゃーー!!!」
希「!?」
花陽「!?」
真姫「!?」
Fin.
31:
元ネタは上で挙がってるようにガキ使です
35:
書いてみます
■ソーセージ編
花陽「これは…」
凛「1本しか無いということは…」
真姫「さっきみたいに順番に食べていくしかないわね…」
希「いやいや、4等分したらええやん。ソーセージなんやから簡単にできるやろ?」
花陽「うーん…4等分はちょっと難しいですね…」
希「なんで?」
花陽「ソーセージって端の部分が丸くなってるから…どうしたって不公平感が…」
凛「確かに…」
真姫「そんな不公平感…見てられないわね…」
36:
希「いやいやいや!丸い部分もある程度計算して端っこを少し長めにすればいいだけやん」
希「真姫ちゃんとか数学得意やからわかるやろ!?」
真姫「言ってることは分かるけど…結局完璧に分割することなんて不可能なんだから、こんな議論無意味よね…」
希「そんな完璧求めんでええやろ…だいたいでええやんか」
凛「それだと不公平感が部内に漂って、最悪μ's解散までいっちゃうかもしれないし…」
希「そんな大袈裟な話やないやん…だいたい不公平感で言ったら、さっきのウチのがよっぽど不公平やろ…」
花陽「さっきのはルールに則った正当な分け方だったし…誰も不満は無いと思うけど…」
37:
希「ウチは不満しか無いんやけど…まぁいいよ。だったらウチが端っこの短い方食べるから、それで文句無いやろ?」
凛「うーん…でも逆側の短い方を誰が食べるかってことになると…3人のうちの誰かが犠牲になるのは嫌だにゃ…」
希「…じゃあ、8等分して端っこの二つをウチが食べて、残りの6つを2つずつ分け合うのでええやろ?」
真姫「…8等分は流石にめんどうね」
凛「ソーセージを8等分って聞いた事も見た事も無いよ…」
花陽「なんか少し惨めな感じがします…」
38:
希「…だいたい、皆そんなお腹空いてないんちゃうん?さっきのうどんで」
花陽「いや…ソーセージは別腹ですね」
真姫「魚肉ソーセージってどんなのか興味あるわ」
凛「普通に考えてカップ麺3等分じゃお腹いっぱいにならないよ」
希「(思いっきり3等分って言ってるやん…)」
希「…ん?そうや!これ魚肉やで?凛ちゃん食べれるん?」
凛「魚の骨が無ければいけるにゃー」
希「(ホント今日はうまくいかない日やね…)」
39:
真姫「じゃあ、順番に食べていく、でいいわね?」
花陽「うん。じゃあ先ずは凛ちゃんから」
希「ちょ…ちょっと待って!!分かった…100歩譲って順番に食べていくのはいいとして…さっきと同じ順番はおかしいやろ?」
花陽「?」
希「むしろ逆順にすべきやろ?」
真姫「イミワカンナイ」
希「だってこのルールやとどう考えても4番目が不利やん…」
凛「でも逆順にすると、2連続で希ちゃんが食べることになるし…それは不公平を生むと思うよ…」
真姫「ほんとにね…」
花陽「凛ちゃんが一番食事から遠ざかってるんだし、凛ちゃんが可哀想だよ…」
希「(どう考えてもウチが一番食事から遠ざかってるやろ…)」
40:
希「絶対に残るよね…?ウチに」
凛「そりゃそうだよ…順番に食べるって言っても、結局1/4食べるだけなんだから、必然的に1/4は希ちゃんに残るよ…」
真姫「少しは私達を信用してよね?さっきのうどんだって3巡回ったデショ?一気にはいかないわ」
花陽「むしろ1/3くらい残っちゃうかもです!」
希「み、みんな…。うん…疑ったウチがバカだった…。皆良い子だもんね…」
花陽「じゃあ凛ちゃんからお願いしますっ」
41:
凛「…ソーセージのパッケージをはずしてっと」
花陽「…」
真姫「…」
希「…」
凛「…カプッ!」(ソーセージの中央にかぶりつき、全体の1/3を消化)
花陽「…」
真姫「…」
希「…フフ」
42:
凛「モグモグモグ…」
花陽「…」
真姫「…」
希「…」
凛「…二つに別れちゃったから…真姫ちゃんとかよちんに渡すにゃ」
花陽「ありがと、凛ちゃん」
真姫「美味しそうね」
希「…」
43:
花陽「あーん、ハムハム…」
真姫「モグモグモグ…」
希「え…?ちょっと待って?まさかそれ二人で食べへんよね?」
花陽「…ハムハム」
真姫「…モグモグ」
希「いやいやいや!もう全部口に入れてもうてるやん!!」
希「アカン、こいつらやりよった」
花陽「…ハム」
真姫「…モグモグ…ゴックン」(完食)
44:
希「…真姫ちゃん、残すってゆったよね?」
真姫「いや…渡されたサイズが想定と違ったから…どれくらい食べればいいかわからなくて…」
希「はぁ?おかしいよ!!まずどれくらい残すかを考えるでしょ!?普通!!」
凛「希ちゃん喋り方変わってるにゃー」
希「」ギロッ
凛「…」
45:
希「アカン。もう話にならんわ…」
花陽「…ハムハム」
希「花陽ちゃん…まだ残ってるやんな…?」
花陽「…ハム」
希「なんで全部口の中に入れるん…?」
花陽「…ハムハム」
希「それ出しーや…。残り…口から…」
花陽「…」
希「先輩の言うことが聞けへんのかな?」
真姫「先輩禁s…」
希「先輩の言うことが聞けへんのかなーー!?」
花陽「…」ベー
46:

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