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【閲覧注意】後味の悪い話『es(エス)』


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1:
他板で見た後味の悪い話。
352 名前:なまえ____かえす日[] 投稿日:04/10/30(土) 04:05:40 ID:fBoksj17
>>319
「ピーターパン」のあのシーンって、
作者ジェイムズ・バリーの味わった思いをそのまま書いてるらしいですね。
彼は二人兄弟だったのだけど、母親は兄のデビッドを溺愛していて、
次男のことはまったく眼中になし。
が、その兄は12歳ぐらいで亡くなってしまった。
これで自分のことをちゃんと見てくれるかな、
と思ったジェイムズ少年だけど、実際はまったく逆の結果に。
母親はショックのあまり、長男が死んだこと自体を忘れ、
ジェイムズに向かって「デビッド」と呼びかけるようになってしまった…
「ピーターパン」自体では泣かなかったけど、
この話を知った時は涙があふれました。
母にとっては、死んだのは兄ではなく自分だったのだと
思い知らされた少年の心情を考えると…
窓は目の前で閉められ、二度と開くことはなかった。
もう、フィクションだったらこんな設定出せないぞって感じ。
あまりに悲痛すぎる。
思い出すたびに胸が切り裂かれるような痛みを覚えます。
やや方向違いですが、児童書関連ということでお許しを。
14:
>>11
ひでえ・・・
15:
>>11
有りがちで確かに後味が悪い気もするけど
ピーターパン関係あるのか?
35:
>>15
一行目の「あのシーン」というのは多分、窓から家を飛び出して妖精と暮らしていたピーターが
自分の家を見に行くと、母親が、いなくなったピーターを思って悲しんで泣いている。
その後、今度こそ帰ろうと思ってまた家に行くと、いつも開いていた窓は閉ざされ、
母親は新しく産んだ子供を可愛がっていて、自分は忘れられた、
もう自分に帰る場所はない、という事に気づく、みたいなシーンだと思う
16:
自分の現実での悲惨な過去や悲痛な思いが
作品に反映されている、という事で
触れていても特に問題はないと思うけど。
むしろピーターパンを描くに至った背景の一部が分かって興味深い。
65:
51:愛と死の名無しさん 2009/07/03 14:06:10 [sage]
大学の友達A、B、C、Dと一緒に新郎の友人として出席したんだけど、
テーブルの配置がおかしかった。俺とA?CはおなじテーブルでDは違う。
5人がけのテーブルなのに、なんでDは別なんだろうと不思議に思っていた。
俺たちのテーブルの周りは、新婦側の友人で囲まれていた。んで結構話しかけられた。
ちょっとうっとうしかったけど、新郎の門出にケチつけたくなかったので、みんな笑顔で対応してた。
Dはというと親族が周りにいる友人席だった。
そして式が始まってからもしきりに話しかけてくる新婦友人(16人くらい)たち。
あまりにしつこいのでCが「後でいくらでも話せるんだから今は式を見ようよ」って言ってやっと静かになった。
その後「ご歓談どうぞ」と言われたら、すぐさまこちらの席に来てアドレスやらなんやら聞き始めた。
あとで聞いた話だと俺たちのテーブルは年収一千万以上の人のみの席で、Dの席は
それ以下の席ということだった。そして新婦友人はそれをみんな知っていた。
新婦の案らしい。こえー
75:
>>65
胸糞悪い
123:
前に図書館で見かけた絵本が後味悪かった
タイトルは「ねんどの神様」
作者はズッコケ三人組の那須正幹
ちょっとうろ覚えになってる部分もあるけどあらすじを書いておく
戦争が終わってすぐの時期、田舎の小学校の図工の時間
みんな楽しく色々なものを作っていたが、
ケンイチという少年だけはずんぐりした鬼のようなものをつくっていた
先生がそれは何かと聞くとケンイチは「神様」だという
戦争でお金をもうけようとしたりしたひとを罰する神様だと
ケンイチは田舎に疎開していたが空襲でケンイチ以外の家族は全滅していた
そんなケンイチの作った神様を校長先生はとても気に入って、
ケンイチが親戚を頼って田舎を出て行った後も校長室に置いて自慢していた
しかしそんな神様もいつか忘れられ、小学校は廃校になった
それから何十年と経ってから、神様は突然大きくなって動き出した
そして首都圏へ向かって歩き出す
勿論パニックになる首都圏
そんなニュースを見ながら、自衛隊が武器を使って
神様を撃退することを電話で同意している男がいた
それは大人になったケンイチだった
武器を作って売る会社の社長になっていた
しかし武器を使われても神様はひるまず、どんどん都心へ近づいてくる
たどり着いたところはケンイチのいるビルの目の前だった
ケンイチは神様が自分が戦争で金儲けをする人間になったから殺しに来たのだろうと言う
神様は「僕を作ったのはケンイチだから、そんなことはできない。でもケンイチは変わってしまったね」と告げる
ケンイチは神様にどうか元の姿に戻ってほしいと頼む
神様はその願いを聞き入れ、ねんどの小さな像の姿に戻る
ケンイチはそれを見届けると外に飛び出し、神様を叩き壊した
ケンイチの中で自分の作った神様はしこりとして何年も残っていたのだ
でもこれで神様はもういない、心置きなく武器を売って戦争で金儲けができると独白するケンイチで終わり
ケンイチが心を入れ替えるものだとばかり思っていたから、この結末が後味が悪くてしょうがなかった
127:
>>123
正統派の後味の悪さだな
130:
>>123
マジで絵本?
対象年齢何歳だよ!?って突っ込みたくなるくらい後味わる。
132:
123です
本当に絵本です
図書館で子供向けの本コーナーに置かれていました
大人が読んでもいいものだとは思いますが、
小さい頃にこれ読むとトラウマになりそうですね
イラストは「となりのせきのますだくん」と同じ人が描いていました
ますだくんの話はカラフルな絵だったのですが、
ねんどの神様はかなり暗い色調で大きくなった神様も怖かった
そしてズッコケ三人組に慣れ親しんでいたので
同じ作者が書いたっていうのも結構ショックだった
133:
那須さんは意外とブラックなの多いよ
245:
だいぶ前に読んだことがあるだけなのでうろ覚え
主人公は市営バス
人気のない早朝の道路を、運転手に動かされて走ることからバスの一日ははじまる。
バスには数か月前から気になることがあった。
それは、毎朝中学校の門から二人並んで出てくる少年少女のことだった。
二人は私服姿で、夜の間中ずっと学校にいたらしい。
なにが楽しいのか満面の笑みを浮かべてはしゃいだように二人は歩いていた。
バスは、中学生の登下校の時間帯にも二人の姿を見ることがあった。
早朝の様子とは違い、少年少女は一緒に歩くことはなく、別々のグループに分かれていた。
視線をあわせることもなく、早朝の時には感じられなかった大きな壁が二人の間にはあるようだった。
はじめて見かけてから数か月たってからの現在、
早朝の少年少女の関係には変化が見られるようになった。
いつからか、一緒に歩く二人の姿には陽気さがなくなり、暗い顔をしていることが多くなった。
少年の方は体を痛めているかのような歩き方をすることがあった。
それからまたしばらく経った時には、少年はそんな風でいることはなくなったが、
やはり二人の顔つきは陰気だった。
二人は並ぶと背が同じくらいだったが、その頃には少年の方がだいぶ背が高くなっていた。
以下は少女の視点。
中学三年生の少女は、進学校合格間違いなしの賢い子だった。
自然と、少女のそばには同じように賢くて周りから注目されるような女の子たちが集まり、
そのグループはクラス内ではカースト上位層といった感じだった。
いじめるようなことはしなかったが、下層の人を見下すような雰囲気がグループ内にはあった。
少女はある時、校内の閉ざされた扉を少年が開けているのを目撃した。
少年は賢くはないが手先は器用で、簡単な鍵なら針金などで解錠できるのだという。
すごいすごいと誉められ、少年は誇らしげにも見えた。
運動もできず、カースト最下層にいた少年にとって、そう言われるのははじめてのことだった。
「学校の正面玄関の鍵も開けられそう」
という少女の言葉から、二人は夜中の学校への侵入を試みた。
結果、少年は玄関すらも針金で開けてしまった。
昼間とは違う夜の学校を歩き回るのは楽しく、
二人は秘密の探検を深夜から早朝まで毎日のように続けるようになった。
246:
少年少女は昼の学校でもつい仲良く接することがあった。
それに対し、少女と同じグループの子は
「あんなのの相手しなくてもいいのに」と少年を嘲笑するようなことがあった。
少女がその言葉を気にするより先に、少年の方が先に昼の学校では少女から距離を置いてきた。
それでも夜の学校では変わらず親密で、二人は友情を毎夜育んだ。
夜での態度の方が少女にとっては自然なものだった。
それは少年にとっても同じであったのだが、クラスでの少女の立場などに気遅れしているようだった。
少女は昼夜のギャップにいらだちを感じた。
昼も仲良くしようと少女が言い出せばそれで済む話だったが、
そう出来ず結局は少年と同じく周囲の目を気にする自身にも苛立っていた。
夜の学校で、苛立ちをもてあました少女は勢いに任せて少年に暴力を奮った。
少年は背丈は少女と同じぐらいだったが力はだいぶ弱く、少女にひたすら殴られて廊下に倒れて泣いた。
それからは毎夜、少女が少年にひたすら暴力を奮う日々が続いた。
少女は友情というよりも恋を少年に対して抱いていた。
こんな事をしたいわけではないのに、という苛立ちがまた余計に少女を暴力に走らせた。
少年がそんな目にあいながらも夜の学校に通い続けたのは、
やはり少女と同様の感情を抱いており、唯一の接点を失いたくないからだった。
かといって別にマゾというわけでもないので抵抗はするが、少年は非力で意味がなかった。
しかし、成長期を迎えた少年は急に腕力が強くなっていき、
少女の暴力を防ぐどころか、逆に少女を力でねじふせることすらできるようになった。
夜での二人の関係は逆転した。少年は、少女の昼の態度にも干渉した。
厳しい先生が見周りに来る日に限って制服のリボンをつけてこないよう言ったり、
それに対して怒られた際に、素直に謝らずに口答えして印象を下げろと命じたり、
些細だが内申が重要な受験生にとっては致命的にもなり得ることだった。
それでも少女は賢かったし、少年は相変わらず勉強が出来ず、二人の進路が分かれる日も近かった。
少年は夜に少女を虐げながらも満たされているようには見えなかった。
少女は、自分がはじめてしまったこととはいえ、こんな関係は終わらせて
以前のように仲良くなりたい、昼間でも仲良くしたいと思った。
247:
早朝の学校から帰っていこうとする際に、少女は少年にその旨を告げた。
ここらへん肝心なところだった気がするけどすっかり忘れた。
なんか色々リリカルな会話をして和解していたところ、
用事があって早くにやって来た先生とふたりは遭遇してしまう。
私服であることから朝練というわけでもない二人が、
閉ざされていたはずの学校から出てきたことを先生は不審がり、
捕まえようと走ってきたので二人は逃げ出した。
校門から飛び出した少年は、回送中の市営バスに撥ねられてしまった。
バスは、まさか顔見知りのあの少年を轢いてしまうなんてと慌てた。
少女は入院中の少年のもとにお見舞いに行った。
事情を聞く皆に少女はなにも話さなかったが、
少年の特技は身内なら知ってることで、所持品などからも察せられてしまったし、
夜の徘徊は毎日の習慣であったことから実は度々2人を目撃していたという証言も出て、
二人が夜の学校になにやら毎日こもっていたらしいということはすぐに周囲に知られた。
「学校のみんなが知ってるんだよ ここまで知れ渡ってるなら、もう二人でいてなにを言われても開き直れちゃうよ」
少女は笑いながらそう少年に語りかけるが、事故にあって以降、少年は意識不明のままだった。
高校受験の日はじりじりと迫っていたが、少年は一向に目覚める気配がなかった。
少年のベッドの隣で少女は目を閉じては、夜の学校で少年とすごした日々を思い出した。
なんでバス視点というえらい斬新な視点ではじまったのかと
思ったら、まさかこういう落ちのためだとは思わなかった。
廃車とかにはならずにすんだみたいだが、
二人のことを案じていたバスが少女らにとっては悪役みたいな立場になってしまうとは…
249:
乙!すげー読みたくなった
254:
望月花梨の「欲望バス」か
懐かしい
ちなみに花とゆめコミックス
256:
>>254
サンクス
一行目にタイトル書いてたが、行数オーバーのため削って、
最後に書いておこうと思って忘れていた。
絵面が覚えられない方で、市営バスなんか脳内で機関車トーマスになっちゃってるけど、
少女が少年の首しめてるところや、これまたうろ覚えだが
全体的にモノローグが文学的だったのが印象に残ってる。
当時はあまり少女漫画を読まなかったから、
余計に少女漫画独特のモノローグの多さが新鮮だった。
483:
マンガ怨み屋本舗の連帯責任という話
甲子園の優勝有力候補のある高校の1人の野球部員が夜の繁華街で
酒に酔って暴れるという事件によりその高校の野球部は連帯責任で甲子園出場停止に
その後学校に来たその少年は自分は全く見に覚えが無いと言うが
他の部員からは「コキ使っていた復讐でやったんだろ」、
「お前みたいなクズのせいで俺達は野球選手になる夢を絶たれたんだ」と罵倒されながらリンチされる
リンチをした部員達は補導されたが少年はその日の夜にビルに飛び降りて自殺
その少年の家には死後も甲子園を帰せ、一家心中しろ、殺すなどの嫌がらせの手紙が殺到
それに耐えかねた母親が怨み屋に事件の真相を暴いて欲しいと依頼をする
怨み屋メンバーが暴いた真相はライバル校の校長が二番手の自分の高校を
優勝させて入学率を上げ自分が出世する企みの為にに中国人の殺し屋を雇い
少年を拉致して気絶させた状態で酒を飲ませ目が覚めた後に冒頭の事件が起きた
優勝候補のライバル校は出場停止になり自分の学校が優勝するという企みだった
少年の自殺も殺し屋がまた拉致してビルに落とした偽装自殺
後は怨み屋メンバー達が校長と殺し屋に罠を仕掛け仲間割れで殺し合いをさせ
その一部始終の音声を世間に公表して少年の汚名は晴れたが
加害者校長の一連の犯罪によりその高校の野球部員達も出場停止に
個人的に怨み屋で一番悲惨な話だと思うやつ
少年の汚名が晴れてももう殺されているので戻ってこないのを
考えると親が気の毒で
しかも殺された原因も少年に直接関係無いし
485:
>>483
いや、それって被害高校側も相当な嫌らしさがあるよ
濡れ衣少年を普段からコキ使っていたと言っているし
少年の言い分に耳を傾けないでリンチまでするし
自殺した(とされる)少年の遺族にまで甲子園に行けなかったと嫌がらせの数々
もちろん加害高校が一番悪いんだが、被害高校側の関係者も
「俺たちは騙されていたんだ!」なんて被害者面をすることが一番後味が悪いかも
少年を信じずに罵倒しリンチにかけ、死後に遺族まで苦しめたのは他ならぬお前らだろうと
489:
>>485
嫌がらせの手紙は学校関係ない新聞とかで事件を
知った心無い一般人からだった
490:
>>489
そっか、しかし一般人も暇だな
ところでこの被害高校は甲子園に出場したのか?
いや、被害者ではあるんだが、濡れ衣少年をリンチに掛けたのはここの野球部員で
これはこれで不祥事だと思うんだが
493:
>>490
濡れ衣飲酒事件の時点で出場停止
それで他の部員がキレてリンチ
後者をやらかして補導されたので前者は濡れ衣事件でも完全にアウト
787:
たぶん絵本か何かの話。
荒野で卵から孵化した動物がいた。
「ママ、どこにいるの、ママ?」
だが、周囲には親の姿はなく、砂地に白い石コロが転がっているだけの殺風景な場所。
「ここはつまらない。」
その子はその場を離れて親を探す旅に出る決意をし、
途中で出会った友達と仲良くなったり、また別れてそれぞれに旅立ったりする。
やがて季節は春から夏になり、もうすっかり成体になっていて、
秋口に出会った異性の個体と夫婦になり、卵を産む。
今でもまだ親を探すという当初の夢を持ち続けていたのかは分からないが、
とにかく幸せな一時だった。が、冬のはじめ、別の動物に襲われて夫は死ぬ。
容赦ない冬の到来で一人身を挺して吹雪から卵を守りながら、
「私はどうなっても構わない、だけど風よ、せめてこの子達にだけは暖かく吹いておくれ!」
と叫んで息絶える。
長い長い冬の後、ようやくまた春が巡ってくる。
生き残った卵は一個だけで、巣に覆いかぶさって雪から中の卵を守っていた母親は
すっかり変わり果て骨の破片がそこらまわりに散乱していた。
孵化した赤ん坊は呟く。
「ママ、どこにいるの、ママ?」
789:
>>787
つまり最初に転がってた白い石ころは……ウワァァァァ
955:
後味悪い話を軽く一つ。
『となりのサイコさん』の中の「悪魔のような精神科医」から。
精神病院と、入院施設のある精神病院の仲立ち、通称゛ブローカー゛
をやって金儲けしてる人物がインタビューで紹介してる自身の仕事の一例。
軽い躁鬱けのある若い男性。
医者が「こりゃ入院ですな」(入院させた方が儲かる)→ブローカー介して入院。
発言そのまま引用した方が伝わると思うから以下引用↓
ブローカー「じゃかじゃか薬かぶしてね、もう症状はどんどん悪化するわけ(笑)。
なにしろもともと素質抜群だろ、こりゃ止まらんてやつだ。
結局、禁治産者になってね、まだ入ってるんじゃないかな。
面会に来るたびひどくなってるもんでさ、母親なんかは泣くらしいんだけど、
帰り際には医者に『よろしくお願いします』だから、ひどいもんだよ」
何が後味悪いってこんなおぞましい話が実話且つ一例ってところ。
957:
>>955
怖・・・。
医者にかかる時は何件か梯子して本当にその病気なのか確認しろ
みたいな事聞いた事あるが
精神科も例外じゃないんだな・・・。
958:
>>955
精神科医は他科医と比較して収入が7倍らしい。
つまりそれだけ(ry
956:
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
959:
昔の話でしょ。
入院患者を貸し出して土方やらせた病院とか
電気ショックだとか脳みその一部ちょんぎる治療とか
精神科の歴史はほんの数十年前までひどいものだった。
71:
AA板でAAストーリー化されているのを見た
ハギオモト?の半神
シャム双生児の双子の女の子がいた。
両方生きてはいるが妹はいつもヘラヘラした池沼、姉はしっかりと自我を持ってはいるけど
体のバランスが妹サイドに偏っていて、妹は超絶可愛いが姉は栄養を取られボロボロで見た目が良くなく
客や親戚に「この子が付いてなければねぇ」みたいな陰口を叩かれているために姉は妹を嫌い、疎ましがっていた。
その内に二人を分割できる医者が現れた。
しかし臓器の関係かなんかで片方しか生きられず妹を見捨てることになるが姉は喜びの絶頂に。
手術は無事終了、姉は栄養が戻ったために「双子の妹と同じように」美しくなった。
心に余裕ができ妹の見舞いに行き、そこで自力では体が保てずに
以前の自分の生き写しのように醜くなってしまった妹を見て驚愕する。
ボロボロになりつつも(池沼であるために)ニコニコと変わらない笑みを浮かべる妹はそのまま死ぬ。
入れ替わるように容姿が変化した自分たち。
果たして死んだのは妹だったのか、それとも本当は自分だったのか。
全てを背負い死んだ妹は私の半身であり半神―――
妹カワイソス(´・ω・`)としか思わなかった
【萩尾望都】 半 神
http://mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-1725.html
72:
自分は姉の方が可哀想だった
せっかく超絶可愛くなれたのに一生妹のことを引きずり続けるのかなと思うと…
漫画の方も読んだけど両親を含め周りの大人達の
態度が無神経過ぎたのも後味悪かったなあ…
75:
>>72
俺も、姉の方が気の毒に思えた。
たしか前にこのスレかな?紹介されててかなり前に読んだんだが
親が姉に妹の世話押し付けてるように見えて。
妹が何か失敗すると姉が怒られる。
で、妹は池沼だからいつもニコニコ姉は不愉快そうな顔。
当然周囲は妹を可愛がる。見た目も姉キモいし。
なんか親が勝手すぎるって印象しかなくて
感動した!とか名作!って評判だったけど
モヤっとした感情しか読後に残らなかった。
76:
>>75
まあ、一部の人にとっては、
そのモヤっとした読後感こそが名作たる所以なんだろ。
268:
先日コンビニで立ち読みした漫画。
流し読みなので所々間違ってるかも。
主人公の少年サトルは友人と洞窟を探検中大地震に遭い一人生き残る。
地震による洪水で外は周りを海で囲まれた島になっていた。
生き残るために試行錯誤を繰り返すサトル。
毒キノコを食べて腹を壊したりせっかく確保した食料を鼠に食べられたりする。
特に増える鼠の被害はひどく釣り上げたフグの肝で一度は駆除に成功したかのように見えたが
しばらくしてまたやって来た鼠はフグの肝には見向きもしない。
迷い込んで来たフクロウを鼠避けとして飼い始めるがフクロウの
目が利かない昼間に鼠の襲撃を受け食い殺されてしまう。
孤独感に苛まれるサトルの前にボートに乗った少女アキコが流れ着く。
向かいにある大きな島では大地震と災害で暴動が起こり
アキコはわずかな食料品と薬をボートに積み辛くも脱出して来たらしい。
孤独な生活を送っていたサトシは喜ぶが危機感のないアキコが段々と負担になってくる。
鼠の害に散々苦しめられたサトシは食事の後のゴミを地中に埋めたりして
鼠が寄ってこないようにしていたが「鼠もお腹が空いてるのね」と
小屋の近くにゴミを捨てていたアキコのせいで鼠が大発生。
食料を取られないよう交代で寝ずの番をするがアキコがうたた寝をしてるうちにまたしても鼠に食料を盗まれてしまう。
アキコの持ってきた食料も食い尽くし魚を取って
凌ごうとするが魚を食べるとじんましんが出るアキコは魚を食べられない。
痩せていくアキコの為にやっとの思いでシカを捕まえてくるが
解体作業を思い出すのでシカの肉を食べられないアキコ。
災害で生き別れになった恋人俊夫の事を思い
日に日に沈んで行くアキコと俊夫に嫉妬しつつも献身的に尽くすサトル。
アキコの気分転換になるべく外に連れ出すサトルだったがサトルが
目を離したスキに花を摘もうとしたアキコが崖から落ちてしまう。
崖から落ちた時に頭を打ったアキコは精神錯乱を起こし
一時も目が離せないのでサトルの食料探しはますます困難になる。
サトルの事を俊夫と呼んだり俊夫に手紙を書いたので出しに行くと言い出す。
返事が来ないのでちゃんと手紙を出しているのかと詰め寄るアキコの為にサトルが代わって返事を書いたりする。
269:
そんなある日弱っていたアキコがついに倒れてしまう。
薬など無いので自分の体で薬草かどうかを試し体調を崩したりしながらもなんとか薬のような物を作るサトル。
サトルの献身的な介護のおかげで意識を取り戻すアキコ。
精神錯乱も収まったようでサトルの事をちゃんと「サトルくん」と呼ぶように。
意識を取り戻したアキコはサトルに愛情を示しその晩サトルとアキコは結ばれる。
翌日、目を覚ましたサトルがアキコを見るとアキコは既に冷たくなっていた・・・。
散々尽くしたのにそりゃないだろ・・・とモヤモヤした。
何より作者がさいとうたかをなのでアキコが全然可愛いと思えなかった。
275:
>>269
最後の一行に吹いたw
277:
>>275
同じくwwwww
271:
フクロウは夜目が利くだけで昼間は目が見えないわけじゃないだろうと
272:
コンビニで立ち読みしたばっかだから結末が見られると思ったのに
全く同じ場所で止まってるじゃねーかw
>>271
さいとうたかをのサバイバル系漫画は眉唾物の部分も多い
物語ありきで書いているからか
274:
眉唾って使い方はおかしいな
ご都合主義な部分が多い
278:
ゴルゴも洞窟で蝙蝠食って生き延びてたりしてたけど
あれはゴルゴはエボラ等の様々な感染症に対して抗体を持ってるからであり
良い子のみんなは真似しちゃダメだよ。
279:
>>278
危ねえ、蝙蝠食べるとこだった。thx
536:
ふと昔読んだマンガの内容を思い出したので投下。
タイトルも作者もわからんですが。
町に手の込んだイタズラ被害が出る。
そのイタズラが半端ない。
心臓に病を抱えてるおばあさんの家に爆竹を投げたりする。
主人公の女の子にも犯行予告状みたいなものが届いて、
数日後に飼い犬の前足を切られちゃう。
クラスでその話が出て友達と泣きあう。
丁度その頃、クラスには謎めいた転校生が来てて、
目つき悪いし、不気味なので「そいつが犯人なんじゃ」という意見が出る。
主人公は放課後、その子を追っかけるが、
途中で見失い、更には何者かにさらわれてしまう。
537:
目を覚ますとどこかの廃墟に閉じ込められている。
周りには紙袋を被った不気味な人が沢山。
真ん中の椅子にはいかにも王様っぽい紙袋を被ったやつがいる。
その横で大臣っぽい役職のやつが、
「こいつは先生に良い子ぶったりする罪があります」
など罪状を述べていく。
狂った裁判の結果、王様の命令で、
主人公はムカデや芋虫を集めた穴に落とされることになる。
が、直前であの転校生に助けられる。
翌日、転校生に「このままじゃ逃げてるだけだ」と言われ、
今度はこちらから廃墟に行くように言われる。
主人公は万が一のために家族に場所を伝えようと思い立つが、
母も父も弟も出かけていないので置手紙をおいていく。
538:
再び、廃墟に行くと紙袋たちが集まっていたので、
転校生は観念するように言う。
(証拠を警察に突き出すとか言ってたのかも)
観念して紙袋を取ったやつらは、みんなクラスの人間だった。
もちろん一緒に泣いてくれた友達も入ってる。
「前から気に食わなかったのよね」
「一人、良い子ぶっちゃってさ」
等、みんなから言われる主人公。
王様以外みんな紙袋を外したところで、王様が言った。
「ぼく、わるくないよ?
みんなが勝手にやっただけだもん。
お姉ちゃん。だからぼくのことしからないで」
王様は弟だった。
539:
漫画は文章にするの難しいですね。
わかりにくかったらすまんです。
因みに、この紙袋たちのグループには名前があって、
自分はずっとガムチョンパだと記憶してたのだが、
ググったところそれらしいのがないので、違うらしい。
いまだに探してる漫画です。
577:
>>539
遅レスだけどその漫画、日菜さちこの「死体遊び」ってハロウィンコミックスに
載ってるよ。ハロウィン自体とっくに廃刊になったから売ってるかどうかは
分かんないけど。結構話の筋が違ってたけど、まとめるの苦手で補足は出来ないです。
ちなみガムンチョ王だった。
540:
わんこ可哀想(´; ω ;`)
542:
既出かもしれないけど投下。
es(エス)っていう映画で、知ってる人も多いかもしれないけど…
ある研究所だか大学だかのグループが心理学的な実験を行った。
一般人に刑務所生活を模倣させる事で、どのような心理状態の変化が起きるかを調べるというもの。
十人くらいの一般人を被験者として集めて、その半分を看守役、残り半分を囚人役として割当てて
二週間くらいだったかな?刑務所生活をさせて、研究グループは別室でその様子をモニターしていた。
はじめ集まったときにはまだ誰が看守役で誰が囚人役か決まっていなかったくらいだから、
実験を始めた当初は両方の役柄ともにぎこちなかった。
場合によっては看守役のグループが囚人役の人に対して罰を与えたりしなければいけないんだけれども、
みんなもともと一般の人同士でしかも初対面だし、最初は罰を与えたりするのにもどこかしら抵抗があった。
しかし日が経つにつれ、それこそ2?3日くらいでだんだんそれぞれの役柄にはまっていく。
看守役は罰を与える事に抵抗を感じなくなり、囚人役は規則をしっかり守るようになる。
ここまでは普通の刑務所生活を再現した感じになっている。
543:
しかしさらに時間が経つと、看守役は囚人役に対して優越感を感じるようになり、
囚人役は看守役に対して恐れを感じるようになっていく。お互いに対する憎悪の念も増す。
両者とも規則に対して過敏になり、囚人がこれを破った場合の罰の度合いがどんどんエスカレートする。
さらには看守役が独自に規則を定めるようになり、負の連鎖が重なって実験は混沌としていく。
ここで異変に気づいた研究グループが実験の中断を試みるが、
看守役はすでにそれが実験である事を忘れており、
話し合う余地がない。研究グループは実力行使で実験を制止しようとするが、
看守役は実弾入りの銃を持っていたため返り討ちにあう。つまり射殺される。
囚人役は必死に逃走しようとするが、これも射殺。
あたりは血の海になり、死者が続出する。
さらには看守同士の仲間割れがおこって、結局はこの実験の関係者のほとんどが死亡してしまう…
っていう内容だったと思います。うろ覚えなので間違ってる部分もあるかと思いますが…
自分の文ではイマイチ雰囲気が伝わらなかったかもしれませんが、実際映画見るとやばかったです。
最初これを見たときには、その後三日間くらい最悪な気分になりました…
546:
esは実話を元にしてるから殊更後味悪い
549:
>>546
確か負の連鎖が重なっていく辺りまでが実話で
実験が中断したんだっけ
だが実験参加者がPTSDに掛かったことなど考えると
この映画はこの映画で後味はそんなに悪くない
平等にみんなあぼんだからね
550:
その映画って人間はみんな悪なわけでなく、
悪の要素を持った奴ほど発言権は大きくなり、みんな引きずられていたのが嫌だった。
なんで突き詰めると
「声のでかい奴が勝ち」みたいなシステムになってしまうのかと。
552:
本来なら2週間の予定だった実験が、
あまりにも急激な皆の変容ぶりで6日で中止されたんだよね。
しかも、“ドクター”ストップではなく
教授本人は「これは素晴しいリアリティーだ、実験成功だぞ」
と思って続行する気でいたのを、接見に来ていた牧師が「これはマズイ」と思い
被験者家族に連絡して弁護士入りで中止交渉した結果だという。
556:
>>552
そうそう、確か研究者グループの中でこの展開を危惧して中止を主張したのは
助手として参加していた女子学生1人だったけ?
結局この子は実験から抜けたそうだが
557:
もし銃とか武器なしでやったらどうだったんだろ
558:
>>557
実際の実験は武器なしだった。
看守役の人間がどんどんサディスティックになり、
囚人役の鬱状態が酷くなったので実験停止した。
映画でも自分の記憶では最初から武器を持っていた訳ではなく、
暴動起こして武器を手に入れていたような
気がするんだけど違ったかな。
560:
>>558
マジかー。怖いな。
レスサンクス。
613:
13 名前: ナズナ(広島県)[] 投稿日:2009/08/05(水) 21:26:05.44 ID:u2Y9vAbw
たぶん、俺の友達が異常だと思うんだが、
縁日で金魚すくいやるだろ?で、だいたい失敗して1匹サービスしてもらえるだろ
俺は小さいころから、長生きはさせてやれないけど飼って一応看取るわけよ、金魚とはいえ
だから友達が金魚をゴミ箱に捨てたときはあまりにショックだった
それも一人だけじゃなくて、俺以外の3人全員が燃えるゴミに…
「わざわざ水槽用意するのもね…金魚すくいするより高くついちゃうよ」、
「どうせ1週間ぐらいで死んじゃうし…」
反論できない自分もアレだが、それもごもっとなわけで…
それ以来、金魚すくいはやる気がおきない
祭りに横を通るたびに胸が苦しくなる
622:
>>613
昔(っていうか結構最近まで)うちにいた金魚は
フロム夜店金魚だったけど、超長生きしたし、超でっかくなったけどねぇ…
今の時代には合わないのかもね、金魚すくい。
625:
>>622
自分の経験則だとプラスチックで紙をぱっちんと挟むタイプのポイを
使ってる金魚すくいだと金魚長生き。
金属で紙をのり付けしてるタイプ(今もあるのかは知らないけど)
のポイを使うと金魚翌日即死。のりが水に溶け出してるのが悪いのかなと。
金魚の体力の個体差もあるけどね。
617:
613のコピペで思い出したけど、
昔、友達の家に遊びに行った時、
ちょうどその子の家で飼ってたインコが死んじゃったんだ。
そしたらその家のおばさんが何気ない感じで
その死体を燃えるごみのゴミ箱に突っ込んだ。
それがもうショックで。二度とその子の家には行かなかった。
ああいう死に対する態度ってずれてると、分かり合えない気がする。
633:
昨日の某番組で、網膜分離という障害の為に失明した青年が、
努力の末エベレスト登頂に成功する。というドキュメンタリーをやっていた。
偶然、その番組を見ていた俺は正直感動したのだが、晩酌しながら見ていた親父は複雑な表情だった。
その表情が気にかかり、それとなく聞いてみると親父はポツリポツリと話し始めた。
要約するとこうなる。
親父の叔父、すなわち俺からすれば爺ちゃんの弟(大叔父)には、
息子(親父からすれば従弟。仮にY一郎さんとする)が1人いる。
という事になっているが、実はその息子の下にもう1人息子(仮にY次郎さんとする)がいた。
Y次郎さんも生まれつき、目の障害を抱えており、十代前半には失明してしまうと医者から宣告されたそうだ。
その宣告にショックを受けたY次郎さんの母親は、Y次郎さんが失明するまでにきちんと
自立した生活を送れるようになってほしい。との思いからとても厳しく躾たそうだ。
だけど母親は1つ重大なミスをしてしまった。Y次郎さんを決して褒めなかったのだ。
『目の見える人はその位出来て当然』
『もっと頑張れ』
『この位じゃ駄目』
Y次郎さんがどんなに頑張っても返ってくるのはそんな言葉ばかり、
Y次郎さんは次第に母親を嫌いになっていった。
そして、ついに失明してしまうY次郎さん。
ショックで家に閉じこもってしまうが、母親はそれを許さず半ば無理やりY次郎さんを外へ叩き出す。
仕方なく杖を突きながら外を歩くが、云十年前で障害者への理解も乏しい時代、
周りの糞ガキどもはY次郎さんを『め○ら』と笑い、石まで投げつける。
やっとの事で家に帰り着き、悔しさに涙を流すY次郎さん。でも、母親は―
『その位で泣くな』
『お前はこの体と一生付き合っていかなくてはいけない』
と、慰めの言葉1つかけてくれない。
そんな日々が続き、Y次郎さんはとうとう限界を迎えた。
634:
いつものように母親から家を追い出され、杖を突きながら外を彷徨う。
やがて、家から少し離れた所にある道路に出た。
交通量の多い時間帯、Y次郎さんは躊躇いも無く道路へ侵入し、トラックに撥ねられた。即死だったそうだ。
葬式が終わり、母親がY次郎さんの持ち物を整理していると、
偶然テープレコーダーにY次郎さんが肉声を吹き込んでいた事に気づく。
吹き込まれていた肉声、それは母親への限りない怨みと憎しみ。
親父もその内容までは知らないそうだが、
気の強い母親が発狂寸前にまで追い込まれたらしいので、相当凄い内容だったと思う。
結局、母親は精神を病んで2年程、精神病院に入院することになり、かなり苦労したそうだ。
そして、数十年後『Y次郎が私を見て笑っている』といった内容の幻覚を見ながら亡くなったらしい。
最後に親父は『厳しいだけじゃ駄目なんよ』と言ってこの話を終えた。
箇条書きのような内容で申し訳ない
636:
>>633
きっと母親は障害があっても息子に自立して欲しくて
心を鬼にして厳しくしてたんだろうなあ。
だけど健常者だって母親には甘えたい時だってある。
世間は甘えを許さないけど母親だけは許してくれるって側面もあるし。
639:
>>633
なんか、そのテープが遺書代わりだったんじゃないか、とも思えるな
厳しいしつけは必要だけど、それ「のみ」ってのは、結局は母親の自己満足なんだろうな…
691:
既出かもしれないが、松本次郎の『革命家の午後』という漫画。
主人公は売れない小説家。
彼女の隣人であるエマという女は反政府組織のメンバーらしく、
エマのあやしい行動を、主人公はたびたび小説のネタにしている。
ある日、主人公のもとにエマ宛の手紙が誤配送されたため、主人公は彼女の部屋を訪ねる。
しかしそこで主人公は、首を吊って死んでいるエマを発見する。
そういえば、と主人公は回想する。
彼女と最後にお茶をしたとき、エマは「夢と現実の区別がつかない」
などと言ってかなりナーバスだったが、主人公はそれを軽くあしらっていたのだ。
692:
遺体回収などが終わり、主人公は、身寄りのいないエマの部屋を片付けるバイトを大家から引き受ける。
期限は2日後の正午。
部屋をかたしながら、ふと例の手紙が気になった主人公。
開封してみると、エマの弟のユーリと名乗る人物からの手紙だった。
「16日にこの街にやってくるので、泊めてほしい」とのこと。
そのとき、扉を叩く音がした。手紙にある16日とは今日のことだったのだ。
仕方なく扉を開け、ユーリを迎え入れる主人公。
ところがユーリはエマの顔を知らないらしく、主人公をエマと勘違いする。
(彼はエマと同じ反政府組織のメンバーで、姉弟ではない。)
主人公は訂正しようとするが、ユーリが好みの顔だったこともあり、
「二日間だけエマになろう」と思い直し、彼に食事を作ったりする。
ユーリは、二日後に行われる軍事パレードで、
ある国の要人を暗殺するという任務のため、この街にやってきたらしい。
彼はエマと同じように「夢と現実の区別がつかない」みたいなことを語った。
主人公はかつてエマに「あんたはイケメンとヤれればいいと思ってるだけの軽い女」と言われたことがあったが、
なるほどそのとおりで、主人公は寝ているユーリを誘惑し、関係を持つ。
693:
翌朝、パレードに行くユーリを見送る主人公。
「嫌になったらやめて戻ってきていいんだからね」などと主人公は言う。
二人はお互いを好きになっていた。
主人公がボーっとしていると、大家がやってくる。
今日の昼までに部屋をかたさないとバイト代は払わない、と告げられた主人公は、大急ぎで掃除をする。
一方ユーリは、例の要人の暗殺に失敗、逃走することになる。
逃げ回ってエマの部屋に帰ってくると、そこはもぬけの殻だった。
ちょうど現れた大家にユーリはエマの行方を尋ねるも、
「エマは16日の朝自殺したよ」と言われ、混乱する。
大家はそんなユーリを酔っ払い扱いし、外に追い出す。
ユーリは、「エマの亡霊を見たのだ」と思い、現在の自分の状況もあってか「これは悪夢だ??」
的なことをいろいろ叫んで発狂し、エマのもとに行こうと、アパートの前で拳銃自殺。
そのとき、ユーリの見たエマの亡霊、つまり主人公は自分の部屋で必死で原稿をタイプしていた。
窓外の叫び声や銃声に「うるさいなー集中できないだろ」と怒っている。
終わり。
原作では二日となってるのに、エマ自殺の翌日にパレードが行われたりしていておかしいが、
そこはあまり触れないように書いたつもりです。
なんか全体的にドライな感じなのがまた後味悪かったのだけど、伝わらなかったらスマン。
744:
グリシャムの「謀略法廷」
大企業クレイン化学の化学薬品不法投棄による汚染で、とある田舎町で死者が続発する。
その町に住む若き弁護士夫婦は、夫と息子を亡くした女性を原告として会社を告発した。
資料や証拠集めのため多大な資金を必要としたものの他の仕事をする余裕もなく、
借金を重ねてぎりぎりの生活を送りながら、長い裁判の果てに遂に4000万ドル超の懲罰的賠償金を勝ち取る。
クレイン化学は原告の証拠はことごとく捏造・歪曲・誇張・でたらめであるとして控訴する
構えを見せるが、それを審議する9人の最高裁判事も、5:4で控訴破棄の公算が大であった。
もし判決が確定すれば、集団訴訟が起こされ、賠償金は4000万ドルなどでは到底すまないことになるのは必至だ。
金持ちから金を奪うのが目的の無知な貧乏人なんぞに一セントたりとも渡すものかと
心に誓うクレイン化学社長トルドーに、「選挙コンサルタント」と名乗る男が接触してくる。
判事の裁定はぎりぎり・・・。ならば一年後に行われる裁判官選挙で、原告側に有利な裁定を下す
判事を落とし、自分たち側の判事を当選させれば判決は覆る!
かくして数百万ドルを注ぎ込んだ一大選挙キャンペーンが開始された。
コンサルタントは実直な企業弁護士のフィスクに狙いを定め、懲罰的賠償金は企業から力を奪い
経済発展を妨げており、そんな判決を下す裁判所を改革しようと言いくるめて彼を出馬させる。
ダミー候補を出馬させて公然と対立候補を批判させる一方、フィスク陣営はソフト表現ながらも
事実を歪曲した激しいネガキャン、膨大なTVCM、大企業からの献金集め、教会やライフル協会の取り込みetc.…
そしてクレイン化学を訴えた弁護士には、銀行に手をまわして融資を引き揚げさせ、
もはや経済的に後がないところまで追い詰める。
745:
そして選挙活動は見事に実り、原告側に同情的な判事を蹴落としてフィスクが当選、
クレイン化学の目論見通り、フィスクは企業側に不利な判決を控訴審でことごとく覆していった。
しかしクレイン化学の控訴審の直前、急転直下の事態が起きた。少年野球の試合中、
製造中止になったいわゆる「飛びすぎるバット」の打球がフィスクの息子のこめかみを直撃、
さらに病院でのカルテの取り違えのせいで手当が遅れ、息子は一命を取り留めたものの
重大な後遺症が残る身となってしまったのだ。
自分が被害者になって初めて企業の無責任さを実感するフィスクだったが、だからといって
バットメーカーや病院を訴えたらいい笑いものだ。自分の元に寄せられる控訴審にしても、
もはや企業寄りの判決を下すことなど彼にはできなかったが、企業の味方を標榜して当選し、
今までいくつもそういう判決を下してきたのに、今さら態度を変えることなどできないと頭を抱える。
そしてクレイン化学の控訴審でフィスクが下した判断は・・・クレイン化学の主張を全面支持し、
賠償金支払いの判決を棄却して裁判のやり直しを命じるものだった。
そしてこれを最後にフィスクは一身上の都合で休職する。
ラストは1億ドル近くを費やした豪華ヨットの窓から摩天楼を眺め、
高笑いするクレイン化学社長の姿が描かれてお終い。
ちなみに一番後味悪いのは、これがアメリカの司法の現実だということ。
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