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プロンプト「ねえノクト、写真のリクエストな〜い?」ノクト「シドニーで」
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プロンプト「えっ」
ノクト「シドニーで」
プロンプト「いや、この四人の中での話なんだけど」
ノクト「シドニーで」
プロンプト「いや……でも……もう日も暮れるし? オルティシエにもはやく向かわなきゃならないしさ」
プロンプト「今からハンマーヘッドに戻るのは、ちょ?っと厳しいんじゃないかな?とか(ry
ノクト「 シ ド ニ ー で 」
グラディオ「諦めろ。王子様のご命令だ」
イグニス「いつもの事だな」
----------------------------------------------------------------------------
2: 以下、
・ハンマーヘッド
ノクト「うっし、着いた!」
プロンプト「うわぁ?ほんとに戻ってきちゃったよ」
グラディオ「意味もなく通いたかったんだろ? 叶ったじゃねえか」
プロンプト「まぁそうだけどさ?」
イグニス「とりあえず俺はエボニーが飲みたい」
シドニー「いらっしゃい。今日は何の用?」
ノクト・プロンプト「うおおおおおキターーーーー!」
3: 以下、
グラディオ「いつ見てもすげーバディだな」
イグニス「服サイズが明らかに合っていない。シドもまさか、ここまで成長するとは思わなかっただろう」
シドニー「今日はカスタマイズ? それとも給油に寄っただけ?」
ノクト「わりぃんだけど、今日はレガリアかんけーねーんだわ」
シドニー「え?」
ノクト「この金髪君の写真修行に付き合ってあげてんの」
シドニー「あ?、そゆこと」
プロンプト「え、いや、シドニーがいいって言いだしたのはノク(ry
【サンダラ】
プロンプト「あばばばばばばばば――――」バリバリバリ
ノクト「つーわけでちょっとだけ付き合ってあげてくんね? 時間空いたらでいいからさ」
シドニー「おっけ?。私でよければいつでも♪」
ノクト「サンキュ」
グラディオ「おーい、生きてるかー?」
プロンプト「仲間にやられるとか……ないわ……」プスプス
5: 以下、
ノクト「何寝てんだ、起きろ」ゲシ
プロンプト「自分でやった癖に?……」
グラディオ「王子様は高貴な御身分だからな」
プロンプト「だよね?……」
ガシ
ノクト「つーかお前……わかってんよな?」ボソ
プロンプト「え、何が?」
6: 以下、
ノクト「なんでわざわざシドニーを指名したかって事だよ……」グリグリ
グラディオ「ハハ、王子様はお年頃ってか」
プロンプト「え、でもノクトにはルナフレーナ様が(ry
ノクト「だーからルーナはあんなにエロい体してねーだろが! バカかお前!?」
ノクト「ルーナは神凪だぞ!? 神凪とは神と対話できる存在だ! そんくらいお前も知ってるだろ!」
プロンプト「神凪とシドニーになんの関係があんのさ?」
ノクト「だから! 六神共に俺からセクハラされたって告げ口されたら、俺の地位がやっべーだろ! しかも神話のレベルで!」
プロンプト「ルナフレーナ様に何したのさ……」
ノクト「したんじゃなくてこれからするんだよ! 今しでかしたら俺ただのチカンだろ!」
ノクト「俺やだぞ!? 『ルシス王家はノクティスのせいで途絶えました原因は浮気です』とかなったら!」
ノクト「無理! それこそ歴代王達にファントムリンクされるわ!」
プロンプト「じゃあ我慢しなよ?」
グラディオ「新郎ってか早漏だな」
7: 以下、
ノクト「そもそも結婚とか関係なく普通に見たいだろ! あんな超ド級のエロバディ! お前はそー思わねーの!?」
プロンプト「そりゃ……まぁ……うん」
ノクト「できる事なら王都の専属メイドにしたいくらいだね! つか、車じゃなくて俺が整備してもらいたいわ!」
ノクト「ルーナがいるから無理だけど! ルーナがいるから無理だけど!」
グラディオ「なんで二回言うんだよ」
ノクト「だから! せめて写真に残す事で形だけでも毎日って風にしてえんだよ!」
ノクト「その辺をもうちょっと、こう……ああ……もう……うまく言えねえ……!」
プロンプト「……」
ノクト「お前はこう……この―――― こ の 庶 民 が ぁ ッ ! 」
ショミンガー
ショミンガー
ショミンガー……
グラディオ「熱弁、だな」
プロンプト「これが庶民と王族の差って奴ね?……」
8: 以下、
これはできる王子
9: 以下、
ノクト「てーわけで、後は頼んだぜ金髪クン」ポン
プロンプト「ちょっと無理やりな気がするけど、まぁ、撮影もできるしこれはこれで悪くないかもね?」
グラディオ「本人のOKも出てるしな」
ノクト「じゃ、撮影が終わるまで飯でも食って待ってるから」
ノクト「頼んだぜ、プロンプト」
プロンプト「あいよ! 任せてよ!」キラン
グラディオ「ま、なんにせよ腹ごなしは必要、か」
イグニス「だな、俺のエボニーもそろそろ切れる頃合いだ」
ノクト「ガソリンかっての」
シドニー「仕事中だけど、なるべくカメラ意識してるからさ。好きに撮っちゃってよ♪」
プロンプト「まじありがと?!」
ノクト「けっ、庶民が」
10: 以下、
※エボニー→FF15世界のコーヒー
11: 以下、
・数時間後
ノクト「おせえ……」イライラ
グラディオ「いいじゃねえか、愛しのシドニーに会えてはりきってんだろうよ」
ノクト「俺のシフトはもうはち切れそうなんだよ」
グラディオ「新郎のセリフとは思えねえ」
イグニス「やはりエボニーはいい……」ズズー
バン!
プロンプト「おっまたせ?! ノクト! バッチリ撮れたよ!!」
ノクト「来たかッッッッ!!」ガタッ
12: 以下、
ノクト「おし見せろ! さあ見せろ! やれ見せろ! とっとと見せろ!」
プロンプト「焦りすぎだよも?、そんなに慌てなくてもさ」
グラディオ「人肌恋し過ぎて男に走りそうってか? ハハッ、軟弱だからな」
ノクト「ちっげーし!! 谷間割れてっしな!」
グラディオ「おーそうかそうか」
イグニス「俺は興味がない。エボニーおかわりしてくるから終わったら呼んでくれ」スタスタ
ノクト「何度も聞いてる気がするけどうまいかエボニー?」
イグニス「何度も聞かれてる気がするが俺は気に入ってる」スタスタ
13: 以下、
プロンプト「じゃあいっくよ?。お待ちかね! シドニーのベストショット????!」
ノクト「ふおおおおおおおおおおおおおお!!」ムッハー
ノクト「………………」
プロンプト「へへ、シドニーってやっぱ優しいよね?」
プロンプト「仕事中なのにさあ? お願いしたら二つ返事で俺と(ry
【覇王の大剣】
ノクト「このヴォケがあああああああああああ!!」
プロンプト「ぶべらあああああああああああああ!!」
16: 以下、
【悲報】プロンプト無能
17: 以下、
【サンダガ】
18: 以下、
ノクト「このクソボケがあああああああああ! 誰んんんれがっ! お前とのツーショットを撮ってこいっつったよ!?」
プロンプト「え、ちょ、なんで???」
ノクト「な・ん・で・お前も写ってるんだよ! これっ! 何!?」
ノクト「何『たまたま出会っちゃいました記念にピース☆』みたいな感じ出してんだ!? これどっちかってーとお前メインじゃん!?」
ノクト「女子!? 自撮り女子!? お前のその荒ぶる自己顕示欲は一体どこから沸いてくんの!?」
プロンプト「カメラってそういうもんじゃ?ん……」
ノクト「いや逆にすごいわっ! 逆にすごいけども! 関心すら覚えるけども!」
ノクト「今その技術いらねーから! てか、未来永劫必要ねーから!」
プロンプト「思い出を形に残したいって、ノクトが言ったんじゃ?ん」
ノクト「だからお前の……ああ……もう……またうまく言えねえ……」
グラディオ「またかよ」
ノクト「お前事カメラにシフトブレイクかますぞゴルァ!!」
グラディオ「落ち着けノクト、それで困るのはお前の方だ」
19: 以下、
プロンプト「仲間にやられるとか、ほんとないわ?」
ノクト「俺だって仲間とヤりたくねえんだよ!」
グラディオ「はぁ?あ、しょうがねえ王子様だぜ」
プロンプト「無茶ぶり多いよね?」
ノクト「この庶民だきゃマジ……」ピキピキ
プロンプト「て?か、だってさぁ?、そもそもそれは――――」
プロンプト「あ」
『プロンプトは ひらめいた!』
プロンプト「あ?ごめん! そかそか、そーゆー事ね!」
20: 以下、
ノクト「あ?」
グラディオ「んお?」
プロンプト「ごめんごめん! わかった! はいはい、そーゆー事ね!」
プロンプト「俺、勘違いしてた! ごめんノクト! このとーり!」
ノクト「やっと……理解したか……」
グラディオ「やったじゃねえか」
ノクト「まぁいい……次は外すなよ」
プロンプト「見えてる。つまり、こういう事だよね?」
プロンプト「――――ノクトは集合写真の事言ってたんだね! じゃあ、今度はみんなで撮ろっか!」
ノクト「そうじゃねえよもおおおおおおおおお! こいつ全然理解してねえよおおおおおおおおおおお!!」
21: 以下、
グラディオ「ま、真っ当な発想だな」
プロンプト「え、違うの?」
グラディオ「誇っていい。違うのはこいつの倫理感だ」
ノクト「だから……もう……ああっ! やっぱりうまく言えねえ!」
グラディオ「またかよ」
プロンプト「何か……こだわりがあるのかなぁ?」
グラディオ「あああるとも、何物にも代えれないトビキリのこだわりがな」
ノクト「だから…………そうじゃなくて…………」
プロンプト「ん?弱ったなぁ……でもそれじゃあ、直接言ってくれないと」
プロンプト「さすがの俺でもさ、ノクトの考えてる事、全部が全部わかんないって」
グラディオ「オイオイプロンプト、それは酷ってもんだぜ」
グラディオ「これから挙式を挙げようって新郎様が、よもや他の女にうつつを抜かそうだなんて口が裂けても(ry
ノクト「おっぱいを撮ってこいって言ってんだよ!!」
グラディオ「言えたじゃねえか」
22: 以下、
ノクト「お前も見たろ!? 尻! 乳! へそ! セクシャルアピールをピンポイントで出したこれ以上ない被写体!」
ノクト「至上のバディ! 極上の肉! 幻のドスケベ! おまけにケツには日焼け跡!」
ノクト「写真家として問おう! これをシャッターチャンスと呼ばずに、一体何と呼ぶのだぁ!」ビシィ
グラディオ「直球すぎんぜ……」
プロンプト「え、ダメだって! そんなのただの盗撮じゃん!」
ノクト「それをお前が言うか!? いつも似たような事してんだろが!!」
プロンプト「だめだってそれは! そんなの、いくらノクトの頼みでも聞けないよ!」
ノクト「は!? 王子命令だぞゴルァ!!」
プロンプト「いつもお世話になってるシドニーだよ!? そんな人にそんな事、ほんとできないって!」
ノクト「俺がモンスターに襲われてる時はバシバシ撮りまくってる癖に、この野郎…………」ビキビキ
グラディオ「諦めろ、プロンプトはお前と違ってピュアなんだよ」ポン
ノクト「ふざけんッな! ここまで来て諦め(ry
イグニス「それに重大な問題点もある」
グラディオ「いたのかよ」
23: 以下、
プロンプト「イグニス助けて?、ノクトがいじめる?」
ノクト(息がめっちゃコーヒーくせえ……)
グラディオ「問題ってなんだ?」
イグニス「仮にプロンプトがシドニーの盗撮を実行に移したと仮定しよう」クイ
イグニス「ハンマーヘッドは24時間営業。例え無許可であろうと、作業中の隙をつけばなんなく撮れると推察できる」
ノクト「だからそれを(ry
イグニス「問題は結果だ」
イグニス「果たしてその写真、ノクトが満足いくクオリティかどうか……」キラン
ノクト「!!」
24: 以下、
イグニス「整備士といえど客商売だ。無論営業力も要求される」
イグニス「ましてやオーナーのシドはほぼ隠居状態。故に実質ここを仕切っているのは彼女だ」
イグニス「にも関わらずこの繁盛具合……それが意味する物は」
グラディオ「そういやシドニーってよぉ、俺たちがどんなけ気配を消しても絶対こっちに気づいてくるよな」
プロンプト「背後に回れた試しがないよね?」
イグニス「相手の気配を察知し自分達に優位な状況を作る。いつも俺達がやってる事だな」
イグニス「彼女は戦闘訓練こそ詰んでいない。しかし」
イグニス「彼女は俺たちが王都にいた頃から、すでに第一線で働いている」
イグニス「職歴だけで言えば十分中堅の域。さらにその実力はもはやベテランクラスと言っても差し支えない」
イグニス「つまりは経験値は俺たちの遥か上……少なくとも、察知能力に関しては俺達以上であると推察できる」
26: 以下、
グラディオ「シドのじーさんは寝てるだけだもんなぁ」
イグニス「この状況を打開するには、彼女の探知範囲外からの撮影が付加条件となる。が……」
イグニス「残念ながら、プロンプトのカメラに望遠機能はない」
プロンプト「でかいレンズはバトルの邪魔になるからね?」
イグニス「彼女が背後を取らせないのは、長年の経験の賜物」
イグニス「背後が取れないと言うことは、すなわち戦術の不利」
イグニス「戦術の不利は達成困難と同義だ」
イグニス「よって、軍師として見解の結論を述べよう」
イグニス「――――”盗撮は限りなく不可能に近い”」
グラディオ「だとよ」
ノクト「まじ……かよ……」ガクゥ
プロンプト「へこみすぎでしょ」
27: 以下、
イグニス「彼女は客を逃さない。それが例え、招かざる客であろうとも……」キラン
グラディオ「相変わらずスタイリッシュだな」
プロンプト「見事な論破だね?」
ノクト「ぐぎぎ……ちっきしょぉ……」
プロンプト「まぁでもいーじゃん? ちゃんと断り入れれば一緒に写ってくれるしさ」
グラディオ「お願いついでにセクシーポーズでも取ってもらうか?」
イグニス「今までの経緯からして、断られる可能性は低い」キラン
プロンプト「じゃあ最後に一枚、全員で撮ろっか。シドニーも入れてさ」
イグニス「それが済んだらオルティシエだ……水神の啓示、先延ばしにするわけにもいくまい」
ノクト「…………」
グラディオ「ん、どした?」
ノクト「…………」
ノクト「…………ずあッ!」
【シフトブレイク】
プロンプト「うっぎえええええええええええ!!」
28: 以下、
グラディオ「ちょ、オイ!?」
イグニス「何をしている!?」
ノクト「カメラよこせえェーーーーッッ!」バッ
グラディオ・イグニス「なッ!?」
プロンプト「ああっ! 俺のカメラ????!」
『プロンプトのカメラを 奪い取った!』
29: 以下、
イグニス「ノクトォォォォ!」
グラディオ「この野郎、ついに血迷いやがったか!?」
ノクト「もういい、お前らには頼まん……」
ノクト「所詮お前らの力量はたかが知れてる。つか、こんな大事な事を人に任せようとした俺がバカだった」
グラディオ「プロンプトはちゃんと努力してんだろ!」
イグニス「ノクト! いい加減にしないか!」
ノクト「重要なのは過程ではなく結果。成果なき努力は無と同じ」
ノクト「旅はまだまだ終わらない。努力しました。苦労しました。その結果死んでしまっては元も子もない」
ノクト「それをお前らは理解しなければならない。頭ではなく、心で」
三人「はぁ……?」
ノクト「親父も言っていた。庶民を正しき導くのも、王としての務めだ、と……だから……」
ノクト「だったら……ならば……」
ノクト「 俺 が 自 分 で 撮 っ て や る ! 」
全員「 は ぁ ! ? 」
30: 以下、
グラディオ「まだそんな事言ってんのかよ!」
イグニス「不可能だと言ってるだろ!」
ノクト「てめーらこそ、俺を一体誰だと思っている!」
ノクト「俺は王家の血を引く男……神の啓示を受ける存在……」
ノクト「そんな俺に……不可能の三文字などぬぁぁぁい!」バッ
イグニス「大層な事を言って、結局ただの独断行動じゃないか!」
グラディオ「つか、自分の使えよ!?」
プロンプト「せ、せめてカメラ返してよ?」
ノクト「ダメだ。お前の写真スキルはレベルが低すぎる」
ノクト「そんなお前に大事なカメラは預けておけない。こう見えてこれ、王都製の高級品なんだぜ?」
イグニス「しかし現実問題としてだな……」
ノクト「いい機会だから言わせてもらうがな、お前らの態度はどう考えても王に対する態度じゃねえ」
ノクト「タメ口暴言当たり前。プロンプトは野宿は嫌だと駄々こねるし、イグニスはピンチ状態の俺をしょっちゅう放置するし」
ノクト「グラディオに至っては堂々とち〇こがちいせえとかほざきやがる」
グラディオ「根に持ってんのかよ……」
ノクト「普通言うかそんな事!? 王とか関係なくさぁ! こう、人間関係的に!」
31: 以下、
ノクト「俺はその理由を知っている。それは、お前らが内心俺を王だと認めちゃいないからだ」
ノクト「いいや下手すると人間としてすら認められていないかもしれない。お前らの俺に対する所業はもはやいじめレベルだ」
イグニス「別にそんなことは……」
ノクト「だから! 俺は王としての威厳を身に着けなければならない!」
ノクト「あの巨神や雷神や、歴代王の墓の時のように!」
グラディオ「その王の威厳の証が女の胸尻かよ。軟弱その者じゃねえか」
ノクト「シャラップゴリラ! お前のあの発言だけは特筆して許さねえからな!」
グラディオ「狙い撃ちかよ……」
32: 以下、
ノクト「ルシスが代々受け継ぎし、不可能を可能にする真の王の力……見せてやる!」
三人「……」
ノクト「と、いうわけでだな」
ノクト「俺、しばらく抜けっから」
三人「えっ」
ノクト「じゃあな!」ブン
プロンプト「あっちょっ」
【マップシフト】
プロンプト「結婚式はどうすんのさ????!」
『PARTY OUT』
→ ノクティス
33: 以下、
グラディオ「ほんとに行っちまい……やがった……」
イグニス「やれやれ、王子のわがままは毎度の事とは言え……」
グラディオ「今回ばかりは参ったぜ」
プロンプト「うう……俺のカメラが?……」
グラディオ「つかこいつかわいそうすぎんだろ」
イグニス「かける言葉もない」
シドニー「どったの? さっきから騒がしいけど」
グラディオ「イグニス、頼む」
イグニス「オルティシエに向かう前に行く所があるそうだ」
イグニス「そこは王家の習わしで、一人で向かわねばならないらしい(嘘」
シドニー「カメラ持って?」
グラディオ「見てたのかよ」
34: 以下、
プロンプト「カメラ……カメラ……」
イグニス「しばらく写真はお預け、か」
グラディオ「だな」
イグニス「幸いレガリアは置いて行ってくれた。とりあえずは移動に支障はない」
シドニー「王子が返ってくるまでここで待つ? ワケアリならじいじにも伝えとくけどさ」
イグニス「いや……」
グラディオ「それは……」
プロンプト「俺達がいたら絶対戻ってこないよね?……」
シドニー「?」
35: 以下、
イグニス「とりあえずノクトが戻ったら伝えといてくれ。先に行って待っていると」
グラディオ「ある意味先にイクのはあいつの方だけどな」
シドニー「はぁ……」
プロンプト「うう……カメラ????!」
グラディオ「まぁ、過ぎた事はしょーがねーよ。あのバカ王子が戻ってくるまでの辛抱だ」ポン
イグニス「よもや永遠に戻ってこないわけでもあるまい」クイ
プロンプト「……はぁ」
36: 以下、
グラディオ「それによ、あんだけの大口叩いたんだ」
グラディオ「だったら御立派なもん撮ってきてもらわなくちゃぁ……困るよなぁ?」
プロンプト「……え?」
イグニス「質の良し悪しは俺とグラディオが判断しよう。もしもノクトの写真が、口ほどにもない程度の低い物であれば……」
プロンプト「…………」
グラディオ「それこそ俺達3人で、バカ王子にパーティリンクってか?」ニヤ
イグニス「王を正しく導くのも、民の役目……」キラン
プロンプト「イグニス! グラディオ!」
グラディオ「おっしゃあ! いっちょやったるか!」
イグニス「お前の背中は俺が守ろう……」
プロンプト「ふ、二人とも???!」
『三人の結束が 固まった!』
パパパパーンパーンパーン パッパパーン
シドニー「仕事の邪魔なんだけど」
37: 以下、
おっぱい撮影してくる
40: 以下、
作品が作品なだけに、多少はっちゃけても台詞回しやキャラに全く違和感がないよな。
ある意味ss向けの作品だわ。
元の方にノムリッシュ感がないから、ssもすごく書きやすそう。
41: 以下、
言えたじゃねぇかで大草原
42: 以下、
――――数週間後――――
・カエム岬
グラディオ「というわけで、あれからノクトは出てったっきり」
イグニス「戻るどころか居所すらつかめない」
グラディオ「ほんとに結婚する気あんのか? あのバカ」
イグニス「ルナフレーナ様はアコルド政府が匿っているそうだが……しかし帝国相手ではそう長くはもつまい」
グラディオ「プロンプトの禁断症状も、な」
プロンプト「あがががががカメラカメラカメラカメラ」ボリボリボリ
イグニス「と、いう現状なんだ」
グラディオ「イリス、お前からもなんとか言ってやってくれよ」
イリス「ほんと……何やってんだか」
43: 以下、
グラディオ「船の整備、終わってんだろ?」
イリス「うん、後は前に頼んだ材料を待つだけなんだけど……」
イグニス「ミスリル鉱石か……」
グラディオ「スチリフに向かってる真っ最中だったんだよな」ポリポリ
プロンプト「俺のせいだ……俺があの時余計な言ったから……」
グラディオ「お前のせいじゃねえよ、悪いのは全部あの王子様だ」
プロンプト「うう?」
イリス「よしよし」
イグニス「とりあえず暫定的な期限を決めよう。後数日待っても帰らなければ、いよいよこちらも策を打たねばならない」
イリス「具体的には?」
イグニス「メルダシオ協会のハンターに依頼しようと思う。あそこなら人探しも並行して行っていると聞く」
グラディオ「でもあれを捕まえるのは至難の業だぜ」
プロンプト「ワープできるとか反則だよね?」
44: 以下、
イグニス「なんにせよ人手がいる。芽がなければ目撃情報の一般募集も視野に入れるつもりだ」
グラディオ「まるでモブハントだな」
イリス「ノクト……どこいっちゃったんだろ」
(クエ――――……)
グラディオ「ん?」
イリス「お?」
イグニス「この鳴き声は……」
プロンプト「チョコボだ????!」
45: 以下、
(クエ――――!)
プロンプト「チョコボ! チョコボの鳴き声だ!」
イグニス「近いな……」
イリス「お兄ちゃん達の?」
グラディオ「いや、俺たちゃチョコボには乗って来てねえぞ」
イグニス「レンタル券もとっくに失効している」
プロンプト「お???い、チョコボや????い!」ブンブンブン
イグニス「だとすると誰の……」
イリス「こんな所にわざわざ来る人、しかもチョコボでなんて、早々いないんだけど」
グラディオ「と、言う事は……」
イグニス「――――まさか!」
プロンプト「チョ?????コ(ry
グラディオ「おい待てプロンプト! うかつに前に出(ry」
ガサッ
ノクト「ハイヨォッッッ!!」
プロンプト「ボんふぇえええええええええ!!」
46: 以下、
ノクト「あ、手ぇすべった」
プロンプト「チョコボに轢かれるとか……シャレになんないって?……」
ノクト「悪かったって」
プロンプト「ていうか、さ。そんな事よりも」ポンポン
グラディオ「随分久しぶりだな、ええ?」ジロ
イグニス「一体何日待たされたと思っている」ギロ
プロンプト「言われなくてもわかると思うけど、おこだよ」
ノクト「つれぇわ」
47: 以下、
言えたじゃねえか
48: 以下、
グラディオ「おかえりは言わねえぜ」
イグニス「今のノクトに出迎えは不要だ」
ノクト「……」
グラディオ「お前にゃ言いたい事が山ほどある、が」グオーン
イグニス「言葉は不要。理解は体でしてもらおう」キラーン
プロンプト「シドに貰った新しいマシンナリィ……ちょうど試したかったんだよね!」ガチャーン
ノクト「……」
『殺気が ノクトに 向けられる!』
グラディオ「しばらく動けなくなってもらうぜ」
イグニス「また失踪されたらかなわないからな」
プロンプト「カメラ返せ????!」
ノクト「…………」
ノクト「…………フッ」
49: 以下、
グラディオ「……あ?」
イグニス「何を笑っている!」
プロンプト「余裕のつもりなわけ!?」
ノクト「いやよぉ、まぁ、そりゃそーなるわなって思ってよ」
ノクト「謝るよ。勝手な真似して悪かったよ」
ノクト「こないだの暴言も全部撤回する。このとーりだ。マジすまなかった」
グラディオ「いやに……素直だな」
プロンプト「なんか意外な反応?」
イグニス「虚を突いたつもりか?」
ノクト「だがよ、無理言った分成果はちゃんと取ってきたぜ」
プロンプト「って?ことは?……」
ノクト「不可能――――可能にしてきたぜ」キリィ
三人「 な に ぃ ! ? 」
50: 以下、
グラディオ「まじか!?」
イグニス「バカな! いったいどうやって!」
ノクト「言葉は不要なんだろ?」
プロンプト「じゃじゃじゃ、じゃあ! 早(ry
イリス「何してるの??」
イグニス「ハッ――――まずい!」
イリス「ノクトお帰り。もう、みんな待ってたんだからね」
ノクト「わり」
イリス「聞いたよ、なんかすっごい写真撮ってきたんだって? それ私にも見せ(ry
グラディオ「――――プロンプトォッ!」
プロンプト「あいよぉ!」
【コンダクター】重力球を発生させ相手を吸い寄せる
イリス「なんでええええええええええ!?」ズゴゴゴゴゴ
『イリスは 強制的に 引き離された!』
プロンプト「……ふいー、危なかった?」
イグニス「わかってくれ……彼女に見せるわけにはいかなかったんだ」
グラディオ「兄として、イリスに不純な物を見せるわけにはいかねえからな」
ノクト「お前ら人の事言えねーよ」
51: 以下、
ノクト「シドニーは不純なのかっての」
イグニス「そんな事よりノクトォ! 早く見せろ!!」
ノクト「お前興味ねーっつってなかったか?」
【Now Lording…………】
ノクト「行くぞ」ポチ
三人「………………」ドキドキ
ノクト「ま、ざっとこんなもんよ」
三人「キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!」
52: 以下、
プロンプト「( ゚∀゚)o彡°おっぱい! おっぱい!」
グラディオ「面と向かっちゃこうもマジマジとみられねえ……」
イグニス「ばかな……そんな……」ワナワナ
ノクト「――――うろたえるな貴様らぁ!」
三人「ッ!?」ビク
ノクト「言ったはずだ! 真の王の力を見せると!」
ノクト「こんなのはまだ序の口………… 本 番 は こ れ か ら だ ! 」
三人「な………………ッ!?」
53: 以下、
ノクト「ここからさらに胸元へズームアーップ!」
プロンプト「うわああああああああああ!!」
ノクト「からの????、ヘソ! 微妙に浮き出た腹筋がエロい!」
プロンプト「ぐはああああああああああ!!」
ノクト「さらに下へと参りまぁす! 終着駅は股筋くっきりホットパンツ!」
ノクト「しかもよく見りゃ腰パンだ!ひょっとしたらパンツかもしれない赤い布&絶対領域付きのセットでござぃぃぃぃ!」
プロンプト「ぶへらあああああああああ!!」
54: 以下、
撮れたじゃねぇか
55: 以下、
ノクト「そろそろ変化球いっとくか!? あえて真逆の胸隠しポーズ!」
ノクト「だが隠しきれてないのが余計にエロい!」
プロンプト「あば、あば、あばばばばばばばばばば」
ノクト「っとやべえ、やりすぎたか? どうやら警戒させちまったようだ」
プロンプト「………………」
ノクト「だがそんなの関係ねぇ! 行くぜラストォ!」
ノクト「限・界・突・破 ! 生尻☆最大接写」
ノクト「 オ ラ ァ ッ ! 」
プロンプト「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”? ? ? ? ? ッ ! ! 」
56: 以下、
ノクト「おまけだ……題して”キス顔っぽい何か”」
ノクト「とっとけ」
プロンプト「そりゃ……エロいでしょ……」(瀕死)
グラディオ「やべえ! プロンプトの体力が持たねえ!」
イグニス「プロンプトォ! だ、大丈夫か!?」
プロンプト「お、おおおお、おっきいまん丸画面に二つ……」
プロンプト「見れて………………よかった」ガク
【戦闘不能】プロンプト
グラディオ・イグニス「プロンプトォォォォォォォォオ!!」
ノクト「ちょろいぜ」
57: 以下、
ねる
59: 以下、
乙
ノクト……お前が王だ
>>54
見れてよかった
60: 以下、
乙
ホントアホ大学生なノリが似合う連中だわww
61: 以下、
イグニス「プロンプトがこうまで追いつめられるとは……!」
グラディオ「にしてもこりゃぁ……グハッ!」
グラディオ「こいつぁ正直……効いたぜ」クラァ
イグニス「グラディオまで!」
ノクト「だから言ったろ? 王様に不可能はねーの」
イグニス「バ、バカな! ありえない!」
ノクト「んだよメガネ、ケチつける気かよ」
イグニス「しかしだな……これは……」
イグニス「この写真……近すぎる! あのシドニーがここまで接近を許すとは思えない!」
ノクト「でも実際撮れてっし」
イグニス「ノクト、一体どうやって撮った!? 手段によっては……」ギラリ
ノクト「ったくよぉ、誰よりも興味津々じゃねーか」
ノクト「お前も素直に言えよ。僕はエボニーよりシドニーが好きなただの変態メガネですって」
イグニス「 答 え ろ ! 」
62: 以下、
グラディオ「でもよぉ、イグニスの言う通りだぜ」
プロンプト「めっちゃくちゃ接写じゃん! これ望遠ついててもキツイって!」
イグニス「まさかお前……本当に……」
ノクト「ちげーよ安心しろ、別に危害は加えてねーよ」
ノクト「シドニーはいたって無事だ。なんなら本人に直接訪ねてくれたっていい」
ノクト「危害所かノクトのノの字もでてこねーからよ」ニヤ
グラディオ「マジ……っぽいな……」
イグニス「だ、ダメだ……この俺が片鱗すらもわからないとは……」フラフラ
プロンプト「もったいぶらないでよノクト! お願い教えて! このとーり!」
ノクト「おし……では……」コホン
ノクト「これから俺が独自に編み出した裏技を、すべてお前らに伝授してやる!」
ノクト「二度は言わねーぞ! 一言一句全部を聞き洩らす事無く、すべてを頭に叩き込むのだ!」
ノクト「いいな!」バッ
プロンプト「サーイエッサー陛下!」ビシッ
イグニス「こちらイグニス、メモ準備OKだ!」ササッ
グラディオ「それレシピ用のだろ」
63: 以下、
ノクト「まずこれは、通常のシドニー。ハンマーヘッドに寄ると大体この辺にいるだろ」
ノクト「シドニーのNPCとしての挙動はこう。基本ここでつっ立ってて、たまにガレージの前をぐるっと回る」
ノクト「んで歩いてる時に俺らが近づくと、やはり止まってこっちを向く。ま、俺達に反応してるんだな」
プロンプト「こうなったら、もう後ろ回れないよね」
グラディオ「まぁ客なんだから当然っちゃ当然だが」
イグニス「回れたとしてもせいぜい数秒だ。少し間を置けば奴は必ず気づく」
グラディオ「奴て」
ノクト「俺はこの現象を”めくり”と名付けた。まぁ由来はまんま、前後をくるりと捲る動作からなんだが――――」
ノクト「実はこのめくり。検証の末にとある条件で止めることが可能と判明した」
三人「なっ……!」
64: 以下、
ノクト「めくりが発生する条件は俺達の存在。しかしその有効射程は何も無限大ではない」
ノクト「発生条件は俺達とシドニーの”距離”。目安は……頭上に浮かぶアイコンの有無かな」
プロンプト「確かに、ちょっと遠目からでも十分シドニー見えるよね?」
グラディオ「でも近づいたら一緒じゃねえか」
ノクト「めくりの射程範囲は丸々360°オールレンジ。入れば最後、後ろに回ろうが何しようが、絶対に反応される」
ノクト「だが……一つだけ、たった一つだけ、この円の中に”穴”があるんだ」
ノクト「それが何か……わかるか?」
グラディオ「……いやわかんねえよ!」
65: 以下、
プロンプト「360°なのに穴……? まるでなぞなぞみたいだね?」
グラディオ「ドーナツかっての」
ノクト「イグニスなら……わかるか?」
イグニス「………………」
グラディオ「ご指名だぜ、イグニス」
プロンプト「軍師の見せどころだね?」
(ドーナツかっての――――)
イグニス「………………ハッ!」パチン
『イグニスが答えを思いついた!』
イグニス「そうか……”本人”か!」
ノクト「――――正解!」
66: 以下、
プロンプト「え、どゆ事?」
イグニス「シドニーは外部からの反応には敏感だが、自分自身には反応できない」
イグニス「何故なら、そもそも自分自身に反応する必要がないから……と言う事だろう?」
ノクト「さすがだね。伊達にメガネしてねーわ」
グラディオ「見えねえな。シドニーに変身でもしろってか?」
ノクト「違う、そうじゃない。オールレンジ射程の唯一の穴。それはシドニー本人」
ノクト「シドニーのナイスバディは知っての通りだが、だがそれはイコール捲り範囲と結びつかない」
イグニス「おそらく……本人と捲り範囲の境にわずかなズレがあるんだ」
イグニス「それはまさに針の穴のように微かだが」
ノクト「その針の穴に入り込むことができれば……!」
グラディオ「張りのある肌が映り込むってか」
プロンプト「ごめん俺全然わかんない」プシュー
67: 以下、
グラディオ「えれー専門的な話になってきたな」
プロンプト「俺ついていくの大変?」
イグニス「だがその可能性は新たな問題を生む」
グラディオ「んお?」
イグニス「そもそもその小さなズレに、どうやって入る? と言う事だ」
イグニス「何度も言うがめくりの範囲はオールレンジ。よしんば穴があったとして、そこに辿り着くのとはまた別問題だ」
イグニス「入る前に気づかれる……結果、話は振り出しに戻る」
グラディオ「つまり、どっちにしろ届かねえって事か」
プロンプト「そ?だね?。そんなの、それこそワープでもしないと……」
プロンプト「……ん? ワープ?」
グラディオ「ワープ……」
ノクト「高移動は俺の十八番なんだよな?」ニヤ
イグニス「そうか…………”度”か!」
^
68: 以下、
プロンプト「え、でもハンマーヘッドでシフトって使えなくない?」
イグニス「違うそうじゃない。使うのはあくまで自力の脚力」
イグニス「だがそれは、シフトも含め……全てノクトの得意技だ!」
ノクト「へへ、王家の力様様だぜ」
プロンプト「確かにノクトってめっちゃ足い……」
グラディオ「スタミナも化け物級だしな」
イグニス「つまりノクトは、捲り範囲を避けるのではなく、真向から堂々と正面突破を挑んだんだ」
イグニス「そして範囲侵入から実際の反応のわずかな間に、その脚力で持って強引に穴へと滑り込む」
グラディオ「うへえ、さらに短いだろそれ」
イグニス「そう、その間はさらに短い。単位にしてコンマ小数点以下。ほぼ瞬きに等しい瞬間だが……」
グラディオ「こいつの足なら可能、か」
ノクト「有能すぎてつれぇわ」
70: 以下、
まさかこんな本格的な話になるとは
71: 以下、
ガチ解説で草生える
72: 以下、
すげぇわ……さすが王
73: 以下、
プロンプト「ごめん、俺また全然わかんなくなってきた」プシュー
グラディオ「しっかりしろよオイ、カメラの本職はお前だろ」
イグニス「しかし理屈はわかったが……いざ実践となると、相当厳しいんじゃないか?」」
ノクト「大丈夫。そう言うだろうと思ってちゃーんと動画も撮っといたからよ」
プロンプト「え?」
ノクト「お前みたいなタイプは実際に見せた方がはやいだろ」
ノクト「ほれ、これみて学べ」
プロンプト「おおおおおおお!!」
グラディオ「抜かりなさすぎだろw」
74: 以下、
実際に絵で見るとすごい力業ww
75: 以下、
グラディオ「そういやこんな事やってたな……」
プロンプト「あの時はノクト何やってんの? って思ってたけど」
イグニス「やけにグルグル回っているなと思ったら……」
ノクト「言っとくけど、俺だって最初は全然できなかったよ? そりゃもう何度も何度も失敗したし」
ノクト「でも諦めず練習し続けたおかげで、今じゃ10回中最低3回は確実に成功するようになってきた」
グラディオ「シドニー目線だと幻でも見た気分だろうぜ」
イグニス「人が目の前でいきなり消えるからな……」
ノクト「お前らだって戦闘中はびゅんびゅん動き回るじゃん? 俺ほどじゃないにせよ」
ノクト「あの動きからして、素質は十分。後は一にも二にも練習あるのみ」
ノクト「がんばれプロンプト! 大好きなシドニーの為に!」グッ
プロンプト「おおお! やっぱノクト最強?!」
ノクト「当然っ!」キリィ
76: 以下、
ノクト「っつーわけよ」
グラディオ「ったく……恐れ入ったぜ」
グラディオ「やってる事は死ぬほどくだらねえ。けど、全然怒る気にならねえこの気持ちはなんだ」
ノクト「照れんなよ。褒めてもいいんだぜ」
グラディオ「こりゃ写真修行に気合が入るってもんだな? オイ?」
プロンプト「俺、頑張るよ! こんな風に立派な写真が撮れるようにさ!」
ノクト「励めよ」
『ノクトは カメラを 返した!』
プロンプト「おおお????! 返ってキターーーーー!」
グラディオ「よかったな。これで禁断症状とはおさらばだ」
ノクト「わかんない事があったらいつでも聞け。手取り足取り教えてやる」
プロンプト「ノクト最強????!」
イグニス「…………」
77: 以下、
グラディオ「ヘイ軍師、こりゃもう認めるしかねえんじゃねえか」
グラディオ「ノクトは約束通り撮ってきた。宣言通りのブツを、常識を覆す発想でな」
グラディオ「俺やお前じゃこうはならねえ。少なくとも、俺はこいつを認めてもいいと思っているぜ」
ノクト「へへ……」
グラディオ「それとも、まだ論争続けるかよ? 軍師の名に賭けてよ」
プロンプト「もういいじゃん許してあげようよ?。カメラも帰ってきたしさ?」
グラディオ「筋は通したと思うがな」
イグニス「……そうだな。口惜しいが、認めるしかないようだ」
プロンプト「おおっ! ついにイグニスまで(ry
イグニス「ノクトが、俺たちに嘘をついていると言う事をな」
グラディオ・プロンプト「えっ」
81: 以下、
イグニス「二人は騙せても、俺の目をごまかすことはできない」
ノクト「……」
グラディオ「また雲行きが怪しくなってきたなオイ」
プロンプト「どどど、どゆこと!?」
イグニス「これを見てほしい」
グラディオ「……? どう見てもケツ全開だぜ」
プロンプト「刺激的すぎるくらいにね」
イグニス「ならば問おう。この写真……」
イグニス「シドニーの股から生えている腕は、一体誰のだ?」
ノクト「!!」
82: 以下、
プロンプト「これは……」
グラディオ「……俺?」
イグニス「他の写真もそうだ。よく見るとシドニー以外に何人か見切れている」
プロンプト「通行人じゃないの?」
イグニス「その可能性を否定はしない」
イグニス「だが、どれもこれも……揃いも揃って”俺達に酷似”しているのは、一体どういうわけだ?」
プロンプト「あ?、言われてみれば?……」
イグニス「俺やプロンプトならまだその言い訳も立つだろう。他人の空似、似たような背丈格好の人物がいてもおかしくはない」
イグニス「だが……”刺青のデザイン”まで被る事はあり得るのか?」
グラディオ「…………」
イグニス「ああ言うのは所謂かっこつけ……もとい、個性を出す為に入れているような物なのに」
グラディオ「…………」ハズカシー
83: 以下、
イグニス「俺は、恵体に余す事無く刺青を入れた大男。しかもそれを惜しげもなくタンクトップで露出する男を、グラディオ以外に知らない」
プロンプト「知らない人からすると怖すぎるよね」
グラディオ「すまん、すまん……」カァァ
イグニス「ノクトは俺達と別行動を取ると言い離脱した。なのにその離脱中の写真には、俺達らしき男が写っている」
ノクト「…………」
イグニス「成果と言い張るなら説明してもらおうか、この不自然すぎる矛盾を……」
ノクト「…………チッ」
84: 以下、
ノクト「まさかグラディオの刺青のせいでバレるたぁな」
プロンプト「じゃ、じゃあ!」
ノクト「つかマジ入れすぎなんだよ、ヴォケ。普通肩か二の腕だろ」
ノクト「入れすぎてちょっとしたベビーモスみたいになってんじゃねーか。目立ちたくて必死かよ」
イグニス「化けの皮が剥がれたな……」
ノクト「衣装もピチピチタンクか素肌ジャケット。そして中身は刺青まみれ、おまけに顔にはぶっとい傷」
ノクト「詰め込み過ぎにもにも程があるわ。この自己顕示欲の鬼が」
ノクト「シドニーがいなかったら露出度ナンバーワンは間違いなくお前だったよ。この変態が」
グラディオ「あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーーッ!」カァー
85: 以下、
プロンプト「ちょっと! ノクト言い過ぎだって!」
イグニス「ファッションセンスは人それぞれだろ!」
ノクト「はぁ!? こいつだってさんざ好き放題言ってんじゃねーか!」
ノクト「俺、こいつに租チン暴露されたんだぜ!? こんくらい言わせろよ!」
グラディオ「ぐああ…………」(瀕死)
イグニス「まぁ、そこはいいとしてだな……」
プロンプト(いいんだ)
イグニス「お前の狙いは一体なんだ。わざわざこんな大掛かりな細工までして……」
イグニス「お前は一体何がしたい! 答えろ! ノクト!」
ノクト「…………」
『ノクトのゲージが たまっていく!』
86: 以下、
ノクト「……レガリア」
イグニス「……何?」
プロンプト「レガリアがどうしたのさ」
ノクト「さっきのシドニーの背後に回る方法」
ノクト「実はあんな面倒な事しなくても、もっと確実かつ簡単に背後に回れる方法がある」
イグニス・プロンプト「――――え!?」
87: 以下、
ノクト「これだ」
イグニス「これは……」
ノクト「本当に簡単だ。見たまんま、レガリア持ってってテキトーにパーツを付け替えるだけ」
ノクト「そして画面が戻ったら……何故か、そのまま微動だにしなくなる」
プロンプト「うっそ????!」
ノクト「しかもこの方法はさっきのと違う、挙動が素のNPCに戻るというおまけつきだ」
ノクト「さっきのローリング法は、背後にこそ回れるが、成功すればそのまま棒立ちになってしまうと言う欠点がある」
イグニス「気配はするがどこにいるのかわからない状態だからな……」
ノクト「まぁそれはそれで楽っちゃ楽なんだが。なんかそれ、写真としてつまんねえだろ?」
プロンプト「ピースくらいしてほしいよね」
ノクト「だがこのレガリア法の場合、ウーンと伸びをしたりとかストレッチっぽい事をしたりとか……そう言うNPC本来の動きが損なわれない」
ノクト「だから普通じゃ不可能なギリギリの接写もできるんだ。なんせ、向こうから近づけてくれるからな」
プロンプト「そういえば……すっと放置してたらくねくねしたりするね」
イグニス「だからあそこまで接写できたのか……」
88: 以下、
ノクト「ま、簡単に言うとだな」
ノクト「あのローリング法はバグに近い方法。対してレガリア法はただの仕様」
ノクト「仕様なんだから何にも悪いことじゃないし」
ノクト「安心だし」
ノクト「何より……確実におっぱいが見れる!」キリ
イグニス「前からこんなことばかりしてたのか……」
プロンプト「離脱前からやってたのね……」
ノクト「発見した時きゃ涙が出たね。まじで」
89: 以下、
プロンプト「じゃあなんでめんどくさい方の方法を教えたのさ?」
イグニス「茶番にここまで付き合ってやったんだ……そろそろ本当の事、全部バラしてもらうぞ」
ノクト「……フッ、いいだろう」
ノクト「そろそろ本当の事を……言ってもいい頃合いかもな……」
ノクト「ルシス王家に隠された……秘められシ……」
ノクト「 王 の 真 実 を な ! 」
プロンプト「あ、これ盛ってるパターンだ」
『ノクトは 赤裸々に 語り始めた!』
92: 以下、
ノクト「俺がハンマーヘッドに戻る度にぐるんぐるんやってた理由、これでわかったわけじゃん?」
プロンプト「頭おかしくなったのかとてっきり」
イグニス「下らな過ぎてメガネが曇る」
ノクト「じゃ、仮に……あの行為を、赤の他人がやってたとしたら、どう思う?」
プロンプト「え、いや……まぁ……この人何してんのって」
イグニス「とりあえず気持ち悪いな」
ノクト「その気持ち悪い行為を俺、延々とやってたんですケド」
ノクト「レガリアがなかったら、多分今でも」
イグニス「実際に気持ち悪いだろ」
プロンプト「………………」
ノクト「だからさ、その、うまく言えねえけど……」
ノクト「それ……やんの……」
ノクト「俺じゃなくて……よくね……?」ニヤリ
イグニス「――――ハッ!」
『イグニスは 気が付いた!』
93: 以下、
イグニス「ノクトォォォォォォ!」
ノクト「正論じゃないっすかね」
イグニス「ノクト! お前というやつは…………!」
プロンプト「え? え?」
ノクト「だからな? 何度も言うけどな? 俺、新郎」
ノクト「嫁、神凪、聖人的なポジションのアレ」
ノクト「旅、目的、結婚式場、向かう」
ノクト「場所、オルティシエ、親父、車、くれた」
イグニス「何故カタコトになる!」
94: 以下、
ノクト「俺らが親父の命令で旅してきた事は、ヨッメも知ってるわけじゃん?」
ノクト「だから、旅してきたお! つったら、確実にヨッメ興味持つじゃん?」
ノクト「自然と旅の内容の話になるじゃん? イグニスの料理とかグラディオの拾ってきた物とかの話になるじゃん?」
プロンプト「土産話くらいはするよね?」
ノクト「その中で一番の話題は……やっぱ、カメラじゃん?」チラ
イグニス「ノクト! それ以上言うな!」
プロンプト「…………?」
ノクト「ヨッメ見せてって言いだすじゃん? 俺、笑顔で見せるじゃん?」
ノクト「んで見せたアルバムが、ケツのドアップやら自分より巨乳の谷間だったりしたら……」
ノクト「したら……しよう物ならば……」
ルーナ(神凪の名において下す――――六神よ! その御力で持って不浄なる者を討ち払え!)
ノクト(うっぎええええええええええええ!!)
ノクト「って、なるじゃん?」
95: 以下、
イグニス「なんという事だ……!」クッ
ノクト「つれぇ……つれぇ……」ガクブル
プロンプト「いや……見せなきゃよくない?」
イグニス「神凪は星そのものと対話できる存在、隠し事は不可能だ」
ノクト「空と海と大地が『あいつおっぱい盗撮してましたよ』って赤裸々に暴露すんの」
ノクト「テレパシー的な感じで」
プロンプト「ルナフレーナ様すごっ」
ノクト「だから、基本的にルーナに隠し事はできない」
ノクト「けどやっぱり、俺おっぱいいっぱい撮りたい」
イグニス「諦める事は出来んのか……」
ノクト「そこで俺はひらめいた――――」
イグニス「くっ、やはり……」
ノクト「――――他の奴がやった事にすればよくね? って……」チラ
プロンプト「えっ」
96: 以下、
ノクト「誰かが変態行為に及んでいる間に、俺はレガリアの影から安心確実に撮影できる」
ノクト「そーゆー事やりそうな、バカでお調子者でやらかしそうでカメラ好きな奴」
ノクト「普段からアホ丸出しでウェイってそうな奴が、ノリでやった事にすればいい」
ノクト「したらきっとこーなる」
ノクト(あいつ旅の最中こんなんばかり撮っててさ???w)
ルーナ(きめえwwwwwバカだあの金髪wwwwww)
イグニス「ルナフレーナ様はそんな口調じゃないと思うが」
ノクト「そしてそれら全ての条件に当てはまる奴は、俺の身近ではたった一人しかいない……」
イグニス「…………」チラリ
ノクト「…………」ジー
プロンプト「………………」
プロンプト「…………え、俺?」
97: 以下、
ノクト「俺の夫婦生活円満のカギを握る人物……それはイグニスでもグラディオでもない」
ノクト「――――お前だなんだ! プロンプトォ!」
プロンプト「……えええええええええええ!?」
イグニス「確かに、プロンプトならごく自然だ」
プロンプト「いやいやいやw いくらなんでもそれはないっしょ!」
イグニス「それしかないんだよ、プロンプト」
ノクト「グラディオにカメラ持たせたら握力で握りつぶすだろ」
ノクト「かと言って、イグニスに持たせたらただのクックパッドになる」
イグニス「それはむしろ望むところだが」キラン
98: 以下、
ノクト「いつぞやのモーテルに泊まった時、お前は言ってたな……」
ノクト「自分はイグニスやグラディオに比べて劣ってるんじゃないか、自分が旅の足を引っ張ってるんじゃないかって」
プロンプト「だって俺、二人に比べてただの一般市民だし……」
ノクト「……そんな事はない! むしろ逆だ!」
ノクト「イグニスやグラディオにできない事ができる! この旅の最重要人物!」
ノクト「それはお前しかいないんだ! プロンプトォ!」
イグニス「身代わりとしてだがな」
プロンプト「めっちゃ複雑な心境???……」
99: 以下、
ノクト「なぁプロンプト、俺が光ならお前は影だ」
ノクト「俺は王の立場として、常に王らしくあらねばならない。だが、俺だって一人の人間だ」
ノクト「うまいもん食いたいし釣りもしたい。チョコボに乗って競争したり、一日中ジャスモンやって遊んでたい」
ノクト「もちろんエロい恰好の女がいればガン見してたいし、つかぶっちゃけ触りたい」
イグニス「それはぶっちゃけすぎだ」
ノクト「だが、できないんだよ! そーゆー一般的な娯楽が!」
ノクト「だって俺、王だから! だって俺……王だから!」
プロンプト「なんで二回言うのさ?」
100: 以下、
王って……つれぇな……
101: 以下、
ノクト「王にしかできない事があるように……一般人にしかできない事もある」
ノクト「――――だから!」
プロンプト「ちょっ」
『ノクトは プロンプトに 掴みかかった!』
ノクト「なぁ頼むよ! 俺の代わりに果たしてくれよ!」ガシ
プロンプト「あだだだだだ! 痛いってノクト!」
ノクト「俺の中に眠る……俺の影の部分をよ!!」ブンブンブン
プロンプト「あだだだだだだだだ?????!」
イグニス(必死すぎる……)
104: 以下、
ノクト「た??の??MU??よ??」ワシャワシャ
プロンプト「うわちょ、髪掴むのやめてよ!」
イグニス「やれやれ……ルシスの当代はとんでもない煩悩人だな」
イグニス「陛下が……いや、前陛下がこの姿を見ればなんと思うか……」フゥ
ノクト「大体お調子者キャラの癖になんでそこだけ純粋なんだよ????! なぁ????!」グリグリグリ
プロンプト「俺そんなに調子乗ってなくない!?」
イグニス「だがそこに、ルナフレーナ様が関わっているとなれば話は別、か……」クイ
プロンプト「あああイグニス助けてェーーーーッ!」
ポン
イグニス「ノクト代われ。プロンプトの説得は俺がやろう」キラーン
プロンプト「…………ええっ!?」
105: 以下、
ノクト「イグニス!」
イグニス「お前の面子は俺が守ろう」キリ
プロンプト「なんでそっち側に回るわけ!?」
ノクト「おっしゃ! いけ軍師!」
イグニス「いいかプロンプト、よく聞け」
イグニス「ハッキリいってノクトのやってる事は最低だ……大事な旅の途中で何をやっているという思いが、寄せては返しぬぐえない」
イグニス「ここだけの話、ノクトが王子じゃなければとっくにレガリアで轢き殺している所だ」
ノクト「……キツイわ」
プロンプト「だったらなんで……!」
イグニス「このエロ王子はどうでもいい。本当に、心の底からどうでもいい」
イグニス「だが、お前が真に守るべきは……」
イグニス「ルナフレーナ様、と言う事だ」
106: 以下、
プロンプト「俺が……ルナフレーナ様を……?」
イグニス「神凪についてどこまで知っている?」
プロンプト「え、なんかよくわかんないけど……すごい人!」
ノクト「知らねえのかよ……」
イグニス「いいか、神凪とは神と対話する力を持った巫女だ」
イグニス「その力の本質は、世界の均衡を守る為にある」
プロンプト「世界の均衡……?」
イグニス「世界には二つの力がある。安寧を促す光の力と、消滅を促す闇の力だ」
イグニス「闇の力は”星の病”とも呼ばれている。世界を闇に包み、永遠に明けない夜にする現象の事だ」
イグニス「神凪はその星の病を食い止める力を持つ。その為に六神と対話するんだ」
イグニス「闇に対抗する力……すなわち、世界の光そのものと言えよう」
プロンプト「光……」
イグニス「だが、今はその光さえも潰えようとしている」
107: 以下、
イグニス「光に影があるように……ルナフレーナ様にも一つだけ、欠点があるんだ」
プロンプト「なに? それ……」
イグニス「……なんとなく察せないか? あいつで」
ノクト「転んだふりしてもみっといきてぇ?」
プロンプト「――――はッ!」
イグニス「そう……」
イグニス「貧乳なんだよ……ルナフレーナ様は……」
109: 以下、
乙
イグニスすげぇ辛辣ww
112: 以下、
イグニス「体格はスラっと細身なモデル体系。それはそれでお美しいのだが」
イグニス「代わりに肉がない。もしもルナフレーナ様が、その事を気にしておられたのなら」
イグニス「そして将来の伴侶に、そのコンプレックスを一生突かれ続けるのなら……」
ノクト「あ”あ”あ”やっぱ直接揉みてえよぉおおおおおおおおお!!」
プロンプト「めっちゃくちゃ凹むね」
イグニス「ノクトならやりかねん」
113: 以下、
イグニス「むしろノクトがああなったのは、ルナフレーナ様の影響の可能性すらある」
プロンプト「あ?、ちっちゃい頃ずっと一緒だったって言ってたね……」
イグニス「そしてある意味今も小さい頃のままだ」
プロンプト「それでなの……」
イグニス「ノクトの周りは、ルナフレーナ様を除けば昔から男ばかりだったからな……」
イグニス「それこそ、グラディオがいい例だ」
グラディオ「はやまった……まっちまったぁ……」(後悔)
プロンプト「あー、グラディオみたいなのに囲まれてたのかぁ……」
イグニス「その反動と旅の解放感が合わさり、今のノクトはケダモノ同然だ」
イグニス「だがだからと言って立場上、自由気ままに発散するわけにもいかない」
イグニス「結果、増々ストレスが増える。そしてあのザマだ」
ノクト「あああああおっぱいが見たいよおおおおおおおおお!!」
プロンプト「ほぼ病気だね……」
114: 以下、
プロンプト「王の自覚、皆無だね」
イグニス「無理もない。事態はあまりにも突然過ぎたからな」
イグニス「だが、だからと言って手をこまねいているわけにもいくまい」
プロンプト「そうだけどさ?」
イグニス「屈辱的な役割だが、誰かが汚れ仕事を引き受けてやらねばならない」
イグニス「それはまさに光と闇の如し。とどのつまり、光と闇とは表裏一体」
イグニス「誰かがやらなければならない事なんだ……誰かが」キラ-ン
プロンプト「……はぁ、正直、全然気乗りしないけど」
プロンプト「適役は俺しかいない……のかぁ?」
イグニス「わかってくれ……頼む」
115: 以下、
そりゃつれぇわ……
116: 以下、
ノクト「服だけを切るファントムソードとか……ねーのかよ……」ゴロゴロ
ちょんちょん
ノクト「あ?」
イグニス「ノクト、結論が出た」ズイ
ノクト「お、おお……」
イグニス「プロンプトと話し合いをした結果……」
イグニス「お前のやってる事は最低だと結論が出た」
ノクト「……マジかよ」
イグニス「――――だが同時に気持ちはわかる、とも」
ノクト「……マジかよ!」
プロンプト「正直、まだ抵抗はあるけどさ……でも」
プロンプト「前に誰かが言ってた気がする。女性の美しさを引き出すのもカメラマンの仕事だって」
ノクト「そうだプロンプト! それはきっとカメラの巨匠キシン・シノヤマの言葉だ!」
プロンプト「俺、まだまだノクトのようにうまく撮れないけどさ……」
プロンプト「がんばっていい写真撮って、はやくノクトを満足させられるようにがんばるよ!」
プロンプト「ルナフレーナ様の為にもさ」
ノクト「……おおおおおおおお!!」
117: 以下、
ノクト「やっと……わかってくれたか……」ウルウル
プロンプト「へへ……ルナフレーナ様の為でもあるもんね」
イグニス「いちいち夫婦喧嘩の度に六神を呼び出されては、イオスが持たないからな」ハハ
ノクト「イグニス……プロンプト……!」ジーン
プロンプト「ノクトのわがままは今に始まった事じゃないしね?w」
イグニス「その代わり旅は真面目にやるんだぞ。それが俺たちの条件だ」
プロンプト「王の剣を集めて、啓示も受けて」
イグニス「そして最後は、俺たちの前で永遠の愛を誓え」
ノクト「…………おおよ!」
『ノクトは 二人の合意を得た!』
パパパパーンパーンパーン パッパパーン
グラディオ「…………」
118: 以下、
イグニス「今日はもう遅い。カエムの小屋で一泊していこう」
プロンプト「あ、てかイリスに謝っとかなきゃ」
イグニス「咄嗟だったとは言え、特大の重力球をお見舞いしてしまったな」
プロンプト「やば?」
ノクト「俺も一緒にあやまるよ。俺のせいでもあるしな」
ノクト「みんなであやまれば許してくれんだろ。多分」
プロンプト「おお?さっすが王ッ! 寛大?!」
イグニス「一皮むけたな」フッ
ノクト「うっし! じゃあ……いくか!」
イグニス・プロンプト「オウ!」
トントン
ノクト「…………ん?」
グラディオ「お前何様だよ」
ノクト「えっ」
120: 以下、
グラディオ「いい加減切り替えられねえのかよ」
ノクト「……何が!?」
イグニス「グラディオ……」
プロンプト「何怒ってんの?」
グラディオ「結婚しに行くんじゃねえのかよ」
ノクト「いや……そうだけど?」
グラディオ「いつまでも新婦を放置してていいのか」
ノクト「……いやんな事わかってっし! だからその前にサブクエ消化とか(ry
グラディオ「――――わかってねえ!」
『グラディオは ノクトにつかみかかった!』
イグニス・プロンプト「ちょっ」
グラディオ「これから挙式を挙げようって新郎が、今他の女にちょっかいかけてる場合かよ!」クワッ
ノクト「――――今更!?」
121: 以下、
グラディオ「今更じゃねえッ! プロンプトは何の為にカメラを持った!」
ノクト「は!? 何お前!? 賢者タイム入った!?」
イグニス「やめろグラディオ!」
プロンプト「突然どうしたのさ??!」
ノクト「いやいやいや……何を突然の正論なんだよ!? つか、お前だって喜んで見てたろーが!」
ノクト「まさかまさかまさか、あれだけでイったのか!? たったあの数枚でか!?」
グラディオ「……」ワナワナ
ノクト「あ、それともさっきの刺青ディスか!? は!? あれマジギレするか!?」
ノクト「お前だって俺のち〇こが小さいとか抜かしてたろーが! てめーの失言棚上げしてんじゃねえぞゴルァ!」
グラディオ「…………チッ」
ノクト「やんのかてめえ! 上等だこの(ry
グラディオ「…………SDカードはどうした」ボソ
ノクト「――――ハッ!!」
122: 以下、
グラディオ「俺が見落とすと思ったか? この野郎」
グラディオ「お宝の詰まった大事な宝箱じゃねーのかよ」
イグニス「SDカード……外部保存媒体の事か?」
プロンプト「データとか移す時のあれ?」
グラディオ「俺達にバレないようこそこそと溜め続けた大事なデータを、カメラに入れっぱなしで見れんのか」
ノクト「…………」サァァ
イグニス「どう言う……事だ……?」
グラディオ「オイプロンプト。お前のカメラ、最大で何枚まで保存できたっけか」
プロンプト「え、確か……150枚までだね。画質重視だし」
グラディオ「ホントにそうか? もう一度見てみろよ」
プロンプト「もう、はやく寝たいのに何を……」ポチ
プロンプト「………………え!?」
【使用容量・35,51GB】
プロンプト「ウソォォォォォォ!?」
123: 以下、
プロンプト「何この大容量!? え!? なんで!?」
イグニス「と言うより35GBも何に使っているんだ……?」
グラディオ「なんでもクソもねえ。簡単な話だ」
グラディオ「親切などこかの誰かさんの置き土産だ。サプライズのつもりだろーぜ」
ノクト「いやちょちがそれ(ry
グラディオ「動くんじゃねえ! オラァ!」
ノクト「がっ! てんめぇ!」
『ノクトは 羽交い絞めにされた!』
イグニス「見てみる……か?」
プロンプト「なんか怖いんだけど」
ノクト「や、やめろ……見るな……」
プロンプト「出すよ」ポチー
ノクト「 や め ろ ォ ォ ォ ォ ォ ! 」
124: 以下、
プロンプト「ちょ」
イグニス「これは……」
プロンプト「ええ……」
イグニス「…………(絶句)」
プロンプト「これもしかして全部(ry」
イグニス「――――」(白目)
プロンプト「ガチな奴じゃん……」
イグニス「 」(戦闘不能)
ノクト「あわ、あわわ、あわわわ」
グラディオ「よかったな。見れたじゃねえか」
125: 以下、
俺一生王様についてくわ(心酔)
126: 以下、
グラディオ「ネタバラシしてやろーか。この大容量の秘密をよ」
ノクト「んな事しなくてもわかってんだよ!」
グラディオ「お前じゃねえ! こいつらにだ!」クワッ
ノクト「ですよね?」ハハ
プロンプト「一応……聞いとく」
グラディオ「こいつの写真は正確には写真じゃねえ。SSだ」
グラディオ「スクリーン・ショット、略してSS……まぁ、画面の切り抜きの事だな」
プロンプト「ああ、キャプチャボードの……」
グラディオ「俺達の一日をあらかじめ録画しておき、そして一日の終わりにチェックする」
グラディオ「そして目ぼしい画面があったら後で抜き取るだけ……技術もクソもねえ」
グラディオ「早い話が手抜きだ」
ノクト「だって! その方が絶対簡た(ry
グラディオ「わかってねえ! プロンプトは何の為にカメラを持った!」
グラディオ「今一番無意味なあいつに、声のひとつもかけらんねえのか!」
プロンプト「俺無意味なの!?」
127: 以下、
グラディオ「録画があればいちいちシャッター切るとかいらねえだろ」
プロンプト「一応フィルター機能とかあるんだけどね?……」
ノクト「くぅ……!」
プロンプト「えらい容量使ってると思ったら、動画残したまんまなんだね」
グラディオ「整理しとけよって話だが、それも旅の記録ってんならここまで言わねえ。だがよ」
グラディオ「一日と引き換えに撮った動画が全部パンツで、それ思い出って言えんのか!」クワッ
ノクト「ぐ……!」
プロンプト「しかもよりにもよってイリスって」
イグニス「グラディオの妹だと……わかりつつ……」フラフラ
ノクト「いやだって……ほら! あんなミニスカ履いてたら不可抗力で絶対見えちまうじゃん!?」
ノクト「だからその、ほら、一緒にいりゃそうなりやすい場所が段々わかってくるっつーか、自然とそっちに流れるっつーか」
プロンプト「だからって撮るのはおかしいよね!?」
イグニス「明らかに意図的だろ!」
グラディオ「イリスは何の為に行動を共にした!」
ノクト「え……観光じゃねえの?」
グラディオ「この大馬鹿野郎ッ!」
『再び 不穏な空気が 流れ始めた!』
128: 以下、
ノクト「……つか待って! ハイ! 君たち寄ってたかってひどすぎ!」
ノクト「被告には弁明の余地あり! 裁判長! 権利の行使を求めます!」
グラディオ「あ”ん!?」ギロォ
ノクト「だって……おかしくね!? お前らシドニーの時はノリノリだったじゃん!」
ノクト「おっぱいだケツだと大興奮だったじゃねえか! それがイリスになった途端なんだよ!」
ノクト「グラディオの妹だから!? ハッ、関係ねーし! むしろ身内な分余計にやりやすいわ!」
プロンプト「ノクト……マジで言ってるの?」(哀)
イグニス「おぞましい何かを見ている気分だ」(恐)
グラディオ「どこの世界にこんな変態な王様がいる……」(怒)
ノクト「いやいやいやいやwwwスカートの中を覗くのは太古から男のロマンだろーが!」
ノクト「ホットパンツがOKでスカートがダメって何それ!? 譲れぬこだわり!? フェチズム!? 基準が全くわかんねーよ!」
ノクト「なんだかんだでエロいの大好きな癖に! 全部わかってんだよ、全部!」
129: 以下、
グラディオ「わかってねえ……わかってねえ!」
ノクト「何をだゴルァ! だったら一から十まで言ってみやがれ!」
イグニス「……言ってやれ、グラディオ」
プロンプト「マジでわかってないよ、この人」
グラディオ「……はぁ」
『グラディオは ため息交じりに 語りだした!』
グラディオ「……シドニーはあんな恰好だ。そういう目で見られるってこた本人もよーく知ってる」
グラディオ「むしろそれを利用してるフシすらある。サバサバした性格だしな」
ノクト「イリスのあれだってお前んちが用意したもんだろーが!」
グラディオ「シドニー……今年で26歳になるそうだ」
ノクト「いいじゃねえかw 俺は年上もいけるクチだ」
グラディオ「お前……イリスがいくつになったか知ってるか?」
ノクト「そういや微妙に曖昧だな……わかんねえけど、そろそろ高校卒業くらいか?」
イグニス「……クゥッ!」
ノクト「にしては小さい気もしなくもないけど、まぁ女の子って大体そんなも(ry
グラディオ「まだ……15なんだよ……」
ノクト「なッ……!」サァァ
130: 以下、
プロンプト「ノクトォ……」ブワッ
グラディオ「高校卒業じゃねえ……今から高校生なんだよ……」グスッ
グラディオ「背丈で大体わかるだろ……!」クゥッ
ノクト「じゃあ……俺のやってた事って……」
グラディオ「王子なら……条例くらい知ってんだろが……」
プロンプト「言いにくいけど?……」
イグニス「思い切り…………犯罪だ…………」
ノクト「ああああああああ!!」ガガーン
131: 以下、
プロンプト「だからさ、こう、一言で言うなら……」
プロンプト「ロリコン? になっちゃうのかな」
ノクト「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」ガガガガーン
グラディオ「兄として、ロリコンの気がある奴をイリスに近寄らせるわけにはいかねえ」
イグニス「最初に吹き飛ばしたのは正解だったわけか……」
ノクト「ちがう! 俺はただ……」
グラディオ「違わねえ! お前は紛れもなくロリコンだ!」
グラディオ「イリスは何の為に黒い下着を履いた! 見えても影だと言い張るためだろうが!」
グラディオ「それを真夜中に連れまわしたあげく、わざわざライトまで使ってクッキリ暴きやがって……」
グラディオ「新郎だろ!? だったらいい加減性癖直せ!」
グラディオ「このロリコン野郎ォッ!」
ロリコンヤロー
ロリコンヤロー
ロリコンヤロー……
ノクト「あ…………あ…………」
ノクト「うあああああああああああ!」ダッ
プロンプト「あ、ちょっ」
グラディオ「ほっとけ!」
イグニス「また振り出しに……戻ったな……」
『PARTY OUT』
→ ノクティス
137: 以下、
・スペリキリーの標(カエム近くのキャンプ場)
ノクト「…………」
ノクト「……うっし、釣れた」
ノクト「んだよ……ちいせえな……」ピチピチ
(お前のみたいだな)
(うっせえ)
ノクト「あのゴリラだきゃまじ……」
ノクト「けど、食用なだけましか」
ノクト「……寝るか」
【キャンプしますか?】
→はい
いいえ
138: 以下、
ノクト「あっ、てか、キャンプ用品ねえじゃん」
ノクト「この魚も……さすがに生のままじゃ食えねえし」
ノクト「腹減ったままテントなしで野宿とか……」
ノクト「これ……ただのホームレスじゃねえか」
ノクト「はぁ……ほんと、ないわ」
「だよねぇ、ホントないよねぇ、ノクティス王子ィ……」
ノクト「誰だッ!?」
「ひどいなぁ、俺を忘れたのかい?」
ノクト「お前は……!」
アーデン「やあ」ニッコリ
139: 以下、
ノクト「ア、アーデン……!」
アーデン「いやはや、オルティシエでずっと待ってたんだけどさぁ」
アーデン「待てど暮らせど君、全然こないから……どうしちゃったのかなぁ?って思って、さ」
ノクト「先回りしてたのかよ……」
アーデン「で、しびれを切らせて出向いたらびっくりだよ。まさか王子がホームレスになってたとか……」
アーデン「ちょっと、ウケるよね」
ノクト「嫌味かてめえ!」
アーデン「いやいやいや、嫌みだなんてとんでもない」
アーデン「こんな事もあろうかと……ほら、キャンプグッズ」ドチャァ
アーデン「帝国製だけど、それでよければ使いなよ」ニッコリ
ノクト「どんな事態を想定してたんだよ……」
『ノクトは テントを張った!』
141: 以下、
アーデン「たまにはアウトドアもいいもんだねぇ」モシャモシャ
ノクト「勝手に俺の魚食うな」
アーデン「こりゃハマるのもちょっとわかるかも……毎日は嫌だけど」
ノクト「うるせえ誰のせいでこんな事してると思ってやがる」
アーデン「オイオイオイ勘弁してくれよ」
アーデン「キャンプ三昧な日々はともかく……君がぼっちなのも帝国のせいなのかい?」
ノクト「……」
アーデン「そこの灯台にみんないるんでしょ。なんで一人だけポツンとこんな所でいるの」
アーデン「しかも王子なのに。インソムニアってやる気ないの?」
ノクト「あ…………と」
142: 以下、
ノクト「くそ、全然出てこねえな」
アーデン「どうしたの? ワケがあるなら言ってごらんよ」
ノクト「あのな、その……」
『ノクトは 今までの経緯を話した!』
ノクト「生き恥晒してる真っ最中なんだよ……」
アーデン「あらぁ……それはそれは」
ノクト「やっぱつれぇわ……」(泣)
アーデン「そりゃつれぇでしょw」
143: 以下、
アーデン「なかなか来ないなぁと思ったら、そんな事してたんだぁ……」
ノクト「もうオルティシエどころじゃねえだろぉ……」ショボーン
アーデン「後からコピーしようとしてうっかり抜き忘れ、ね」
アーデン「随分なポカをやらかしたもんだ」
ノクト「ぬかったわ……マジで」
アーデン「にしてもこれ、どうやって撮ったの?」
アーデン「大股開きにも程があるけどさぁ……まさか自分から進んでってわけじゃないよね?」
ノクト「……お前んとこの魔導兵だよ」
アーデン「ほほぉ、そいつは興味あるね」
144: 以下、
アーデン「聞かせて?」
ノクト「イリスは一定の期間だけパーティ・インする。その時にチャンスがあるわけだが」
ノクト「一見すると覗き放題に見えるが、通常じゃまずパンツは見えない。カメラそのものがローアングルに対応してないからだ」
アーデン「色も黒いしね」
ノクト「だから傾斜や段差を利用して無理やりローアングルに持ち込むわけだが……それでもまだ厳しい」
アーデン「これは強敵だぁ」
ノクト「そこで活躍するのが、お前がやたらしつこく送り込んでくる帝国兵」
アーデン「別に俺が出してるわけじゃないケド」
145: 以下、
ノクト「簡単に言うと、警戒状態にするんだ。エンカウントサークルに入った時の」
ノクト「そうするの各々が警戒用のポーズを取る。腰を落として、こういう四股みたいな……」
アーデン「なるほど、この大股開きはそれなわけ」
アーデン「でもそれ、帝国兵じゃないとダメなの? その辺の魔物でよくない?」
ノクト「これにはちゃんと理由がある」
ノクト「通常のモンスターだと、サークルから出ると逃げ切った扱いになる。つまり警戒体制が解けるんだ」
ノクト「だからと言って、ずっとサークル内にいるとその内バトルになっちまうだろ?」
アーデン「で、そうなったらもちろん倒すよねぇ」
ノクト「だが帝国兵の場合は――――”サークルの外にいても警戒が解けない”って特性があるんだ」
アーデン「ほう! そりゃ知らなかった」
146: 以下、
ノクト「出現しても、倒さない限りずっとそのままだ」
ノクト「シガイみたいに夜が明けたら消えるって事もない」
アーデン「なるほど、考えたねえ……」
ノクト「どこまで離れられるか検証はしてないが……まぁ、多少走っても問題ないくらいには広い」
アーデン「ま、王都人ならそうなるかぁ」
ノクト「この特性を利用して、近くに傾斜がある沸き場所へ行く」
ノクト「しばらくウロついて、魔導船を発見したらそっこーで離れて、魔導兵の着地を見守りつつ傾斜の場所へと移動する」
ノクト「後は背後に回り、ジャンプを駆使して微調整を施せば……」
アーデン「ちなみにその場所とは?」
ノクト「ラクシア橋脚」
アーデン「即答とは恐れ入った」
147: 以下、
アーデン「下調べも完璧だねぇ。ますます凡ミスが悔やまれる」
ノクト「初めて発見した時は”ニフルハイム帝国万歳!”って心で叫んだね」
アーデン「でも今は”変態断罪!”って言われているわけで」
ノクト「つれぇ……」ショボーン
アーデン「だよねぇ。結婚を控えた王子様が、新婦をほっぽりだして享楽三昧」
アーデン「立場も忘れてヘラヘラ遊びほうけて、ついには女に走ったガキが」
ノクト「あ……?」
アーデン「好き放題し過ぎて、肝心の仲間から大顰蹙浴びたマヌケが」
ノクト「てめえェッ!」
アーデン「――――それの何が悪い」
ノクト「えっ」
148: 以下、
アーデン「男はみんなおっぱいが好き。それを声高らかに叫んで、一体何が悪いってんだぃ?」
ノクト「……」
アーデン「うちの准将にもそういう人がいてねぇ……まぁ、俺が任命したんだけど」
ノクト「あの基地でいきなり襲ってきた女騎士か……」
アーデン「すごいでしょ? あの胸。アラネアって言うんだけど」
ノクト「あの谷間のせいでパリィ失敗しまくったわ」
アーデン「俺も、あの胸元に釣られてついスカウトしちゃっててさ」
アーデン「気が付いたら准将にまでゴリ押ししてたわけ」
ノクト「そりゃ宰相に推されればな」
アーデン「実はただのバイトなのにね」
ノクト「どーなってんだよ帝国の人事事情は……」
149: 以下、
アーデン「でも、そんな俺の気持ち……わかるでしょ?」
ノクト「わかりすぎてつれぇ……」
アーデン「わかってても、どーしても見ちゃうよねえ。体が勝手に動くよねえ」
ノクト「抑えることができねえ。頭痛並みに」
アーデン「男はそういう風にできてるって事だよねえ」
ノクト「同意、完全に同意」
アーデン「だから俺も……撮っちゃった」
ノクト「……え?」
150: 以下、
アーデン「いやーすごかった。本気でルシスへの引っ越しを検討したね」
アーデン「名前なんて言うの? あのボインさん」
ノクト「シドニー……の事言ってんのか?」
アーデン「シドニー……シドニーちゃんか!」
アーデン「いいねえいいねえ」
ノクト「オイまさかお前!?」
アーデン「見たい? いいよ」
アーデン「はいどーぞ、俺が撮ったシドニーちゃん」
ノクト「お前も……か……」
アーデン「――――の、パンツ」
ノクト「 な に ィ ィ ィ ィ ィ ―――― ッ ! ! 」
151: 以下、
ノクト「そっち!? 胸じゃなくて!?」
アーデン「咄嗟だったからね」
ノクト「いやでも、おまっちょ、これっ……ええ!?」
アーデン「別件でね、寄る機会があったのさ」
アーデン「まぁ身分隠して、発電所の職員としてだけど」
ノクト「いや……そこじゃねえ! これだよこれよ!」
アーデン「どれよ」
ノクト「なんで!? なんでカメラが服をすり抜けてんの!?」
ノクト「まさかお前、ついに(ry
アーデン「おっと誤解の無いように言っとくけど、別に襲ったわけじゃありませぇん」
アーデン「もっかい言うけど、別件でたまたま寄っただけ。しかも帝国じゃなくレスタルムの派遣社員として」
ノクト「それはそれで気になるけど」
アーデン「結構暇してんだよねぇ。君のせいで」
152: 以下、
ノクト「ハッそうか! 帝国が開発した最新兵器かこれぇ!」
アーデン「いや別に普通のカメラだけど」
アーデン「ほら」スマホ
ノクト「な……」
アーデン「いつだったかな。これ買ったの」フリフリ
ノクト「デジカメですら……ねえだと……」フルフル
アーデン「写真をSNSに投稿とか、やるでしょ。それ用のカメラ」
アーデン「ただそれだけ」
ノクト「バカな……そんなバカな……」
アーデン「反応良すぎでしょw」
153: 以下、
ノクト「どういう事だ……いや……しかし……」
アーデン「ほんとどーしちゃったのさ」
ノクト(NPCは……接写しすぎると半透明になる仕様のはずだ……)
ノクト(だから、俺はいつもその距離間を入念に調整してから撮る……なのに)
ノクト(こいつのは接写の限界を超えて、どころか服すら突き抜けてる……)
ノクト(これは一体……どういうわけだ……!)
アーデン「実は、なんでこうなったか俺もよくわかってないんだよねぇ」
ノクト「……なんだと?」
アーデン「なんかあそこのオーナーさん? と話してら、すんごい格好の人が来てさぁ。まぁ、それがシドニーちゃんなんだけど」
ノクト「シドの事か……」
アーデン「あの時、俺そんなの知らなかったからさぁ?『なんだこのボインやべえ!』って咄嗟にカメラ向けてさぁ」
アーデン「したらなんか、すり抜けたの」
ノクト「…………」
ノクト(これは……まさか……)
ノクト(世紀の大発見……なのでは……?)
『ノクトは 思いついた!』
154: 以下、
アーデン「まぁでも、珍しかったから置いてるだけさ」
アーデン「偶然の産物……って事でいいんじゃない?」
ノクト「……てけ」
アーデン「え?」
ノクト「今すぐ……俺を……」
ノクト「 ハ ン マ ー ヘ ッ ド に 連 れて け ぇ ー ー ー ッ ! ! 」
アーデン「今から!?」
『PARTY IN』
→ アーデン
156: 以下、
これもうクリアでいいんじゃww
157: 以下、
やっぱすげぇわ……
158: 以下、
エロでこの世界救えんじゃね?
159: 以下、
・魔導船内 リード上空
ゴゴゴゴゴ…………
アーデン「ほんとにきちゃったよ……」
ノクト「いいかアーデン、聞け」
ノクト「これから俺たちは、お前が遭遇したという服すり抜けバグの検証に入る」
ノクト「誰も知らない、俺ですら知らなかったこの理論……もしも確立に成功した暁には」
ノクト「イオスの歴史に刻まれる、新たなバg……発見!」
ノクト「その当事者として、俺たちは伝説の存在となれる!」
アーデン「そこまでのもんなの?」
ノクト「これを着ろ!」
【耐火防護服】
ノクト「互いにばれたらヤヴァイ身分。全身をこれで覆い、イチネリスの派遣社員として潜入するのだ!」
アーデン「ええ、またこれ着るのぉ? 暑くてやなんだけど」
ノクト「シャラップ宰相! あそこのオーナーは親父のツレだ!」
ノクト「シドを怒らすと協力してもらねーぞ! それでいいのか!」
アーデン「正直くオルティシエに向かってほしいんだけど……」ブツブツ
160: 以下、
・ハンマーヘッド
ノクト「ちゃーす。点検にきましたー」
シド「またか? こないだやったばかりじゃねえか」
ノクト「るせぇじじいいいから入れろ」
シド「んだとコラ!」
アーデン「ちょっと、身分隠してるんでしょ。いつものノリじゃダメだよ」
ノクト「あ……さーせん」
アーデン「すいませぇん、こいつ新入社員なもんで……」
シド「その声はこないだの……ふん、まぁいい」
シド「とっととやってとっととけぇれ。んでその分そのガキの教育に当てろ」
シド「バカの相手してるほど暇じゃねえんだよ」
ノクト「毎日寝てるだけの癖にこのじじい……」ビキビキ
アーデン「もう……いくよ」
161: 以下、
アーデン「あまりハラハラさせないでくれないかぁ」
ノクト「そんな事より検証だ! 始めるぞ!」
アーデン「始めるって具体的に何をするのさぁ」
ノクト「まずは状況の再確認だ。アーデン、例の現象が起こった時の事を、詳しく思い出せ」
ノクト「そして説明しろ! その中にヒントがあるはずだ!」
アーデン「どうっつっても……ねえ」
アーデン「まぁこう……入るでしょ? で、挨拶するでしょ?」
アーデン「その後に、作業開始するでしょ? でも俺、その辺さっぱりわかんないからさぁ」
アーデン「だから、一人だけ暇だから、ずっとさっきのおじいさんと喋ってたんだぁ」
ノクト「どういう話をしてた?」
アーデン「他愛もない事さ。シャキっとしろだとか、暇してんのかとか、そんなん」
ノクト「まんま普段のシドだな……」
162: 以下、
もうこいつらマブダチでいいんじゃないかな
163: 以下、
アーデン「あ、でも、ひとつだけ思い出した」
ノクト「なんだ!」
アーデン「うっかり帝国製の武器を持ち込んだまんま忘れててね。それ見つかっちゃって」
アーデン「一瞬『やばっ』って思ったんだけどさぁ……したらなんか、えらい興味持たれて」
ノクト「改造クエストか……」
アーデン「いじらせろってしつこいから、もういいやと思ってくれてやったのさ」
アーデン「その直後だったかなぁ。あのボインさんが登場したのは」
ノクト「で、咄嗟にカメラを向けたら透けたと」
アーデン「そゆ事」
164: 以下、
アーデン「これ以上話す事ないよ。俺、その後飽きて帰っちゃったし」
ノクト「シドが関係してるのは間違いなさそうだな……」
ノクト「いやでも、どういう理屈だ……? シドに話しかけるのがフラグなのか……」
ノクト「それともクエストがキッカケなのか……ああ、わかんねえ……」ブツブツ
アーデン「おーい、ノクティス王子?」
ノクト「未改造の武器……確かまだあったな」
ノクト「……試すか」
アーデン「え?」
ノクト「――――ずあッ!」
【マップシフト】
アーデン「ちょっと! 置いてかないでよォォォォォ!」
165: 以下、
・数分後
アーデン「勝手に連れまわされて放置とか……たまらないねぇ……」
アーデン「これだから王家の連中は……ほんとさぁ……」
アーデン「復讐心が……改めて煮えたぎりそうだよ……」ワナワナ
ぷわ?ん
アーデン「……ん?」
『おいしそうなにおいが 漂ってきた!』
アーデン「ああ……レストランがあるのね」
アーデン「そういえば……お腹すいたなぁ」グゥー
アーデン「なんか食べようかなぁ……いいよね別に」
アーデン「放置するのが悪いんでしょ、と」
ノクト「 た ぁ ー ー ー ー ー ! ! 」
アーデン「ッ!」ビク
166: 以下、
ノクト「たーーーー! たーーーー! たーーーー!」
シド「おい坊主!?」
シドニー「突然何!?」
ノクト「こおおおおおおおおおおおおお!!」ブンブンブン
アーデン「ちょっと! 何事!?」
シド「ああおめえさん! こいつどうにかしてくれよ!」
シドニー「じいじと話してたらいきなり叫びだして……」
アーデン「あーもうこの王子は……ほら!」
ノクト「あばばばばばばおぼぼぼぼぼぼぼぼ」
アーデン「もう帰るよ! ったくもう! 面倒かけさせないでくれないか!」
アーデン「ほんとすいませんねぇ! 今日の所はおいとまさせてもらいますから!」
アーデン「ほんとぉに……失礼しました!」
ゴゴゴゴゴゴ……
アーデン「ほらもう行くよ! もぅ……君のせいで台無しだよ!」
ノクト「あああああアソコの頭痛が止まらねええええええええええ!!」
『魔導船で 緊急的に 離脱した!』
シドニー「帰っちゃった……」
シド「てかありゃ帝国の船じゃねえか」
167: 以下、
アーデン「ほんと君さぁ! バカなの!? 死ぬの!?」
ノクト「つれぇ、つれぇ……」
アーデン「結局何もしないまんま終わったじゃん! 俺いる意味あった!?」
アーデン「俺、初めてだったよ!? 皇帝以外に敬語使ったの!」
ノクト「その辺は素直に謝る…………」ペコリー
アーデン「周りもすんごい見てたよ!? おもいきり魔導船も見られちゃったし!?」
ノクト「悪かったってぇ」
アーデン「ったくもう……仲間が呆れるわけだよ」
アーデン「本当に、前代未聞の王様だよ。君は……」
ノクト「ああ、前代未聞だろうな……」
ノクト「こうして……伝説を塗り替えたわけだしな」キラン
アーデン「え?」
169: 以下、
ノクト「おかげでわかったぜ……お前に起きた不可解な現象の正体」
アーデン「なん……だって……?」
ノクト「これはおそらくマジでここだけの発見だ……新年早々全国の変態共に拡散される光景が目に浮かぶ」
ノクト「中の人すらも把握してねーだろうぜ。マジで」
アーデン「どういう事だい!?」
ノクト「焦んなよ。今証拠を出してやる」
ノクト「行くぜオラァ! 題して――――」
ノクト「”ジャケット突き抜けメテおっぱい”だ!」
アーデン「たぁーーーーーーーーーー!!」
170: 以下、
アーデン「たぁー! たぁーーたぁーーたぁーー!」
ノクト「な? そうなるだろ?」
アーデン「こぼれてるッ! お姉さんおっぱいこぼれてますよ!!」
ノクト「おかげで今まで以上の接写が可能になった!」
ノクト「胸も! 尻も! 臍も! 顔も――――目ぼしい所は全部だ!!」
ノクト「見ろッ!」
アーデン「ふぉおおおおおおおおおおお!!」
171: 以下、
アーデン「こ、これがPS4……」ゴクリ
ノクト「現実を超えたな」ムフー
アーデン「やり方! やり方を教えてくれないか!」バッ
アーデン「全部わかってやったんでしょ!?」
ノクト「焦んなよ宰相……今から言うから」
ノクト「ちょっと長くなるけど……すぐに終わらせてやる!」
アーデン「さぁ……きなよぉ!」
【服透過バグ】
1・透過させたいNPCを、クエストが発生するキャラの近くへ誘導する
2・カメラの位置取りを決めた後、クエストを発生させる
3・もう一度話しかけ、クエスト中のセリフを出す(シド→ようし待ってろ、等)
4・すると”クエスト関係のセリフ中を発している時”のみ、接写してもNPCが消えなくなる
5・4を考慮しつつ、カメラを微妙に調整し、目当ての部分に近づける
6・NPCの服に別レイヤーが使われている場合、その部分だけが消える(例・シドニーのベルト等)
※後で備考書きます
172: 以下、
ノクト「おそらく、内部的にイベント時だけのカメラ設定があるんだと思う」
ノクト「ショップやレストランなんかがいい例だ。イベント中にしゃべってる相手が消えたりしたら、雰囲気台無しだしな」
アーデン「演出の都合って奴かい? 大変だねえ」
ノクト「だから、正確に言うと、消えなくなるというより”半透明状態がカットされる”って表現が正しい」
アーデン「大人の事情ってわけだ」
ノクト「で、肝心のNPCの方だが……」
ノクト「すべてを把握したわけじゃないが……ベルトや帽子みたいな小物類は、十中八九別パーツだと思う」
アーデン「ほほぉ、続けて?」
ノクト「シドニーの場合はそれらに加え、ジャケットの胸部分とホットパンツの腰部分が含まれる」
ノクト「だから透けたんだ。おそらく開発段階ではビキニみたいな格好だったんだろう」
アーデン「それも見てみたいけどねえ」
173: 以下、
ノクト「諸注意ついでに言っとくと、まぁ、今回のシドニーの場合だけだが」
ノクト「キーとなるシドのセリフが非常に短い。本当に、「よお」とか「待ってろ」とかだけで、ほんと数秒もない」
ノクト「だからスティック操作に大忙しで、とてもじゃないがシェアボタンを押す余裕がないと思う」
アーデン「あらら、そいつは困った」
ノクト「だからこういう場合は、ビデオクリップを使う事を強くお勧めする」
ノクト「大丈夫安心しろ。トリミング機能を使えば後で何枚でも抜き出せるからよ」
ノクト「動画が容量を圧迫するなら……抜いた後に消ししまえばいいだけだ!」グッ
アーデン「メタい、メタいよ王子ィ」
ノクト「そして余談だが、顔に寄せる場合はもう一つ注意が必要だ」
ノクト「画像こそ出さないが……顔に寄せすぎると、歯茎と眼球が飛び出して非常にグロい」
ノクト「高画質な分無駄にリアルで本当にグロい。そこはマジでグロ注意だ。いやほんとに」
アーデン「美人が台無しだからねぇ」
174: 以下、
ノクト「っと……解説はこんなところか」ドヤ
アーデン「ご高説承り、光栄の極み……」キリィ
ノクト「いやいや俺の方こそ……お前がいなけりゃずっと気づかないままだった……」
ノクト「だから……あっと、その……ああ、うまく言えねえ」
アーデン「どうしたんだい? 言ってごらんよ、王様ァ」ニヤリ
ノクト「こう……この手の裏技に気づくのって、結構帝国キッカケが多くて……」
ノクト「シナリオでも結構助けてくれる場面多いし……レアドロップとかもくれるし……」
アーデン「うんうん」
ノクト「だから……その……」
ノクト「俺やっぱ……帝国の事、好きだわ!」ブワッ
アーデン「せっせと用意した甲斐があった……」グスッ
『二人は あらたな境地へ 踏み出した!』
パパパパーンパーンパーン パッパパーン
ゲンティアナ(はやく行けよ……)
175: 以下、
年明けるまでにに終わらす
176: 以下、
乙
おっぱいは世界を救う
177: 以下、
感動した
178: 以下、
いつの間にか親友みたいになってて草w
180: 以下、
やっぱエロってすげぇわ
181: 以下、
アーデン「まぁ、ひとしきり協力した所でさ」
アーデン「そろそろ俺のお願いも、きいてくれないかなぁ」
ノクト「何?」
アーデン「――――はやくオルティシエいけよ」
ノクト「う」ドキ
アーデン「何度も言うけど、今、完ッ全に! 君待ちなんだよねぇ」
アーデン「水神も、ルナフレーナ様も、ついでに俺も……」
ノクト「え?……ぶっちゃけまだ大丈(ry」
アーデン――――「大丈夫じゃないでしょぉ!?」クワッ
182: 以下、
アーデン「君が動かないとお話が進まないでしょォがァ!?」
ノクト「え……だって……オルティシエ行ったら戻ってこれなくなるじゃん……」
ノクト「やだよそんなの……ハンマーヘッドいけなくなるし……」
アーデン「君、完全に旅の目的忘れてるよね!?」
ノクト「だってだって! まだまだやり残したことあるし!」
ノクト「モブハントとかサブクエとか! こないだだって宝の地図っぽいのも見つけたし!?」
ノクト「釣りもまだ全部回ってないし、料理も全然埋まってないし!」
ノクト「チョコボレースとかジャスモンとかさぁ! まだまだやるべきことがいっぱいあるんだよぉ!」
アーデン「はぁ……ったくもう……」イライラ
183: 以下、
ノクト「バグ発見については感謝する。だがそれとこれとは別問題だ」
ノクト「きっとこれはマリッジブルーって奴だな。俺、結婚怖い」
アーデン「それ新婦側の奴なんだけど」
ノクト「そもそも結婚とかしたら俺自由なくなるじゃん。ルーナが鬼嫁になる可能性も捨てきれないし」
ノクト「だから、今のこの結婚間近のアツアツな関係が、二人にとって最もベストな距離間なの。わかる?」
アーデン「……」
ノクト「とりあえずもうちょいレベルあげしてからだな。プロンプトがすぐ死ぬのを解消したいし」
ノクト「あ、あと、もうちょいでAP溜まるんだよね。333Pいるやつ」
アーデン「……」
ノクト「どうせオルティシエにもボスキャラとかいるんだろ。帝国関係の」
ノクト「ちょうどいいわ。トウテツ狩ってAP溜めるからここで降ろして」
ノクト「ハンマーヘッド裏がいい沸き場なんだよ」
ノクト「はよ」
アーデン「――――残念なお知らせです」
ノクト「……はい?」
184: 以下、
アーデン「船はここでは降りませぇん。このままスチリフに直行しますぅ」
ノクト「――――はぁ!?」
アーデン「ミスリルがいるんでしょぉ? もう僕ら、これ以上待てませぇん」
ノクト「ざっけんな! 無理やりこじ開けて降りるぞゴルァ!」
アーデン「おいおい、一人で夜の荒野を彷徨う気かい?」
アーデン「死にに行くようなもんでしょそれぇ……」
ノクト「バカが。俺のチョコボはとっくにカンスト済だ」
ノクト「荒野だろうがぼっちだろうが、丹精込めて育てた最チョコボがいる限り、レガリアがなくったって俺は――――」
アーデン「行っちゃうの?」
ノクト「10秒以内に降ろせ。さもなくばこの船は破壊する」
アーデン「あーあ、残念だなぁ」
ノクト「はよ!」
アーデン「アラネアが待ってるのになぁ…………」ボソ
ノクト「――――」ピク
185: 以下、
アーデン「アラネアに言っとかなきゃ……王子は合流しませんってさ」
ノクト「どう言う事だ……?」
アーデン「降りる君には関係ないでしょ」
ノクト「…………宰相?」デヘヘ
『ノクトは 急に馴れ馴れしくなった!』
ノクト「そりゃないっすよ?俺らの仲じゃないっすか?」デヘデヘ
アーデン「わがまま言う子は知りません」ツーン
ノクト「……わかった! 聞く! 聞く!」
ノクト「アビリティは諦める! だからどーか! 話だけでも!」
ノクト「頼むぅ!」(土下座)
アーデン「実はさぁ……」ニヤリ
186: 以下、
アーデン「ミスリルのあるスチリフの社、あそこの最奥にすんごい強いモンスターがいてね」
アーデン「道中もシガイまみれだしさ。大変だろうなって思って、アラネアをスタンバイさせてたんだよね」
ノクト「さっすが宰相! 手際がイイ!」ヒューヒュー
アーデン「でももういらないよね」ポチー
ノクト「あああああああ! いるいるいる!」
ノクト「行こうスチリフ! レッツゲット・ミスリル!」
アーデン「一人で行くのかい? 仲間は?」
ノクト「いらねーよ! むしろアラネアと二人っきりがいい!」
ノクト「デートだデート! 全前進! はよ!!」
アーデン「ふーん。まぁ、進めてくれるなら別にいいけど」
ノクト「 は よ ! 」ブンブンブン
アーデン「アラネア、連れまわせるのに」
ピ タ
ノクト「…………今なんつった」
187: 以下、
アーデン「一緒にダンジョン探索とか、できるよ?」
ノクト「…………」
アーデン「キャンプとか」
ノクト「…………」
アーデン「記念写真とか」
ノクト「…………」
アーデン「モブハントとか、さ」
ノクト「…………」
アーデン「もう一度聞くよ」
アーデン「行先は……スチリフ?」
アーデン「それとも……カエム?」
ノクト「…………」
ノクト「………………」
ゴゴゴゴゴゴ…………
188: 以下、
次で終わる
190: 以下、
オルティシエ向かってもメイン進めなきゃまだなんとかなるんだぜって言ってあげたい
お陰で色々と良いアングル撮れたから王に乙乙
191: 以下、
乙
王の苦悩が伝わってきてこれは……
192: 以下、
・カエムの岬周辺
プロンプト「だめ、全然見当たらない」
イグニス「近くのキャンプ場にいると思っていたが……」
プロンプト「ほんとどこいっちゃったんだろうねぇ……」
グラディオ「ったくあの大馬鹿野郎だけは……」
三人「…………」
(ドドドドドド――――)
三人「……ん?」
193: 以下、
プロンプト「なにこの音」
イグニス「地震……か?」
グラディオ「まさか――――敵襲!?」
『三人は 警戒体制に入った!』
プロンプト「帝国に嗅ぎつけられた!?」
イグニス「グラディオ頼む!」
グラディオ「オウヨ! 俺の後に続けェ!」
(ドドドドドドドドドドドド――――!)
グラディオ「きやがれ……オラァ!」
バン!
ノクト「しゃらりぁああああああああああああ!!」
三人「ノクト!?」
194: 以下、
イグニス「帰ってきた……のか……?」
プロンプト「唐突すぎぃ!」
グラディオ「んだ今更ゴルァ! ちったぁ反省したかよ!?」
ノクト「ひーふーみー……」
グラディオ「お前旅続ける気あんのか!? いい加減にし(ry
【ファントムソード召喚】
グラディオ「うんだああああああああああ!!」
ノクト「しゃあああああああああああ!」シャシャシャシャーン
195: 以下、
ノクト「うっし! 定員確保ォ!」
グラディオ「ほげぇ……」(戦闘不能)
プロンプト「え、ええ?……」
イグニス「と、唐突過ぎて何が何やら……」
ノクト「イグニスゥ! プロンプトォ!」クワッ
イグニス・プロンプト「は、はい!」ビク
ガシ
ノクト「 行 く ぞ ! 」
イグニス・プロンプト「え」
『ノクトは 二人をレガリアに 放り込んだ!』
196: 以下、
プロンプト「もう……まじなんなの……」
イグニス「様子が尋常じゃないのは伝わるが……」
ノクト「おうおめーら! スチリフ行くぞ!」
プロンプト「……え?」
イグニス「ついに進める気になったか!」
ノクト「スチリフおっぱいおっぱいスチリフ……」ハァハァハァ
プロンプト「えっと、ミスリル取りにいくんだよね?」
イグニス「の、はずだが……」
プロンプト「なんだろうこのそこはかとなく湧き出るイヤな予感」
バ ウ ゥ ン !
【マニュアルドライブ】
ノクト「全前進フルスロットルオラあああああああああ!!」キョカカカカ
イグニス・プロンプト「どおおおおおおおおおお!?!?!?」
『レガリアは轟音と共に去って行った…………』
――――
――
…
イリス「お兄ちゃんなんでこんな所で寝てんの?」
グラディオ「……効いたぜ」チーン
197: 以下、
・レガリア
バゥン!――――ババババババ!――――キョカカカカカ――――
プロンプト「ちょちょちょ、飛ばしすぎィ!」
イグニス「少しは減しろ! 事故るだろ!」
ノクト「はぁー……はぁー……」
プロンプト「も?突然なんなのさ?!」
イグニス「理由ぐらい説明しないか!」
ノクト「おっぱい准将おっぱい准将……」ハァハァハァ
ノクト「――――イグニス!」
イグニス「……ん?」
ノクト「???」ボソボソ
【耳打ち】
イグニス「 な に ぃ ! ? 」
ノクト「行くぞスチリフ! 一秒でもはやく!」
イグニス「ノクトいそげぇ! この際車はどうなっても構わん!!」
プロンプト「イグニスまで!?」
『100km/h 140km/h 180km/h――――』
ノクト・イグニス「 飛 べ ! 」
『300km/h』
プロンプト「ああああああなんでえええええええええ!?!?!?」
ナンデー
ナンデー
ナンデー
ェェー……
【チャプター7】――――三人旅――――
198: 以下、
――――10年後――――
プロンプト「ほんと、色んなことがあったよねぇ」
イグニス「旅の思い出が蘇るな」
グラディオ「あんときゃ本当に大変だった……」
ノクト「……」
プロンプト「じゃあ……持ってってくれるのは、それだね」
ノクト「……ああ」
『ノクトは 一枚の写真を 手にした!』
ノクト「じゃあ……行くか!」
三人「ああ……!」
199: 以下、
――――夜明け――――
ルナフレーナ……
息子に、指輪を届けてくれて、ありがとう
知っての通り、頼りない息子だが
最高の息子だ
どうか
よろしく頼みます――――
――――
――
―
「ありがとう」
?fin?
200: 以下、
もうちょいだけ書く
201: 以下、
・まとめ
本文中の方法は実際に実行可能です
お暇でしたらお試しください
【シドニーの背後に回る方法(ローリング法)】
1・頭上のマークが消える程度に離れる
2・シドニーの真正面に移動する
3・シドニーに向かってダッシュ
4・タイミングを見計らいローリング(ジャンプでも可)
5・シドニーを超えたら素早くスティックを↓に入れシドニーの真後ろへ
6・失敗したら1へ。元に戻したい場合は話しかける
長所
・場所を問わずどこでもできる
・何度でもすぐに挑戦できる
欠点
・タイミングが非常にシビアでリトライ必須。慣れるまで時間がかかる
・棒立ちで固定される
・きもい
202: 以下、
【シドニーの背後に回る方法(レガリア法)】
1・レガリアカスタマイズ画面を出す
2・なんでもいいからパーツを付け替える
3・出庫シーンを見届ける ※必須
4・終わり次第、即背後に回る
5・戻したい場合は話しかける
長所
・簡単かつ確実
・伸びや屈伸など、様々な動きを見せてくれる(おそらくいない扱いされている)
短所
・場所がレガリア横で固定される
・動くため撮影に失敗しやすい
203: 以下、
【イリスのパンツを覗く方法】
(パーティイン編)
1・ニフル軍が沸くまで待つ
2・現れたら即座に離れサークルから出る(離れすぎない)
3・警戒姿勢中に段差もしくは傾斜へと移動する
4・カメラを下へ
※おすすめはクレインの釣り場・ラクシア橋脚北。
近くにいい具合の傾斜があり、またニフル軍沸きスポットも完備している
(カエム岬編)
1・イリスにぶつかる
2・1を繰り返し手頃な段差まで誘導する
3・向きを変えないよう大きく離れつつ、背後へ回る
4・カメラを下へ
※おすすめは小屋の階段の3?4段目。すぐ目の前で誘導が楽。
その他倒木前、岩場などでも可。
コツは片足のどちらかが上段にひっかかるように調整する事。
※イリス諸注意
パンツの色が黒のため日中はほぼ判別不可能です。
夜、ライトに照らす事で初めて境が視認できます。
また、シドニーと違いプレイヤーとの距離に非常に敏感です
近づくとすぐにのけぞったりズレたりするので、調整が大変です。
根気よく行きましょう。
204: 以下、
【服透過バグについて】
書いてる途中で偶発的に発見しましたので、検証が十分行き届いておりません。
おそらく他にもっと楽な発生条件があるような気がします。
暫定的に、こちらで確認しました条件を載せておきます。
・改造クエスト受領中のシドの会話(シドニーの場合)
・タルコット&ニンジン買い取る人の会話(イリスの場合)
ニンジンの人はニンジン売った時の会話限定
タルコットは特に制限見当たらず。ただし動き回る
※方法がどうもバグ臭いので、実行の際は一応念のためバックアップをお忘れなく
205: 以下、
以上です
年明け間近に何やってんだ俺って気持ちがぬぐえませんでした
本当にありがとうございました(よいお年を)
おわり
206: 以下、
乙
若さっていいな
207: 以下、
乙 楽しかった
楽しみが終わってつれぇわ
209: 以下、
乙
最後思うとつれぇわ
210: 以下、
乙
やっぱお前らのこと好きだわ
元スレ
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