【閲覧注意】死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『がさがさ』back

【閲覧注意】死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『がさがさ』


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9:
震える山
俺が中学に入学した頃、ちょっと太っていたのでランニングを始めることにした。
ランニングコースは特に決めず、近所の川沿いにずっと続いている
サイクリングロードを限界まで走って、疲れたら引き返すことにした。
だいたい二十一時ごろ走っていたと思う。
ランニングもすっかり習慣になり、五月下旬ごろだったと思うけど、
ある日から河原で歌の練習をする男性を見かけるようになった。
俺は雨が降っていない限り二日に一回は走るようにしてたんだけど、
結構な確率でその歌う男性を見かけていたと思う。
その男性は毎回サイクリングロードを背にして河原に立っているので
顔は確認できなかったが、特に不審な様子は見られなかった。
というか光源はサイクリングロードにまばらに立ってる街灯ぐらいしかなかったから正直よく見えなかった。
痩せてて短髪だったということしかわからなかった。
住んでたのは田舎だったからその河原の近辺には民家はあまりなかったので、
歌の練習には良い環境だったんだろう。
まあそんなに歌は上手くなかったけど、声はでかかった。
350:
続き
で、その歌の練習する男性が現れてからしばらくしたある夜。
七月あたりだったと思う。
いつもの河原の近くを通ってもあのでかい歌声が聞こえなかった。
その代わりに「ギチッ……ギチッ……」って変な音が河原から聞こえる。
不審に思って河原を見たら、
いつもの男性とは違う太ったオッサンが河原でしゃがんで何かを集めているかのような動きをしていた。
なんとなく見ちゃいけない気がして、そのまま気付かないフリをしてサイクリングロードを走り続けた。
そして限界まで走って歩いて家までサイクリングロードを引き返しているとき、もう一度河原の近くを通った。
やっぱり歌声は聞こえなかったし、「ギチッ……ギチッ……」の音は大きくなってる気がする。
河原を見てみると、何かを積み上げたかのような大人の身長ほどの高さの山があった。
赤のような茶色のようなそんな色を全体的にしていたので肉を積み上げたもののように見えたが、
その何かの山が「ギチッ……ギチッ……」の音に合わせて大きく震えていた。
351:
続き
そして、その山から少し離れたところでまた太ったオッサンがしゃがんで何かをしていたのが目に入った。
ちょっとするとそのオッサンは立ち上がって山に向かって歩いて来たが、
右手には肉のようなもの、左手には角材のようなものを持っていた。
そして右手の肉を山に投げつけると、左手に持った角材で山を無茶苦茶に殴り始めた。
もう全力で殴っていて、狂気を感じた。
殴られるたびに山はまた震えて「ギチッ…ギチッ…」の音も激しくなってきた。
そしてオッサンは一分ぐらいその山を殴り続けた後、
その山に向かって「あああああああああああ!!!!」と叫んでいた。
もうこれは近付いちゃいけないと思って、俺は足音をさせないようにサイクリングロードを歩いて帰っていった。
352:
最後
次の日の学校終わり、事情を話して友人と一緒に恐る恐る河原を覗きに行ったが、山も何も無かった。
まあ騒ぎになってない時点で無いんだろうとは思っていたけれど、やっぱり不気味だった。
あんなにでかい山が急に現れて急に消えるのも意味不明だった。
友人からは変な奴扱いを受けるし、正直に話さなきゃよかったと思ったが、まあしょうがない。
結局それ以降、特に山とオッサンに関することは何の情報も得られなかったし見なかった。
が、関係あるかは分からないが歌の練習をしていた男性の姿を見ることはあの夜以降なかった。
特にオチもなくて申し訳ないが、
震える山とそれを無茶苦茶に殴り続けるオッサンの画はかなり不気味だった。
461:
舜后
11年前のダイビングの体験、日本の南方の海底の話。
わりと好評なダイビングスポットなんだけど、
そこから少し離れた地点で石棺と思われる遺物が存在しているのを見つけた。
この石棺には「舜后」って感じの文字が刻まれていた。
まあそれだけなんだけど、発見したその日から1ヶ月ほど大昔の琉球だか
台湾だか朝鮮だかの偉い人ぽい女性が夢に出るようになった。
また同じく一緒に潜った彼女も同様に女性の夢を見るようになった。
ただ俺の夢の中では女性はただジッと見ているだけなのに対して、
彼女の夢に出て来る女性は鋏で己の髪を切り、剣で己の手首を切り落とし、
迸る鮮血を髪に振りかけ、それを彼女の口に詰めむというエグいもの。
彼女の方も1ヶ月ほどで夢は見なくなったがすっかり精神を病んでしまった。
それ以来大好きだったダイビングはパッタリと止めた。
最近「禁后」という話を知ったんだけど、もしかしたらどちらかが
ルーツで繋がりがあるのかもしれないと思った。
ちなみにそれからは山のレジャーに力を入れるようになったが、こっちはこっちで怖い思いをするハメにw
どうも海底の「舜后」の文字は認識したときから霊感体質になったような気がする。
end
526:
>>461
「禁后」のカルトじみた話が気になってたから…
謎のベールが一つもげたと、一人喜んでた。
しかし海底にルーツってumaの域だね。
564:
>>526
琵琶湖ルーツっぽい話もどっかで読んだことあるぞ。
どこだっけなぁ・・
571:
>>564
おながい、思い出して。
580:
>>571
駄目だー、いろいろググッてみたけどヒットしない。
もしかして琵琶湖じゃなくて他の湖だったかなぁ・・
800 :別れた女1:2007/03/29(木) 02:39:45 ID:1w4PBrF30
別れた女
五年間、付き合った女性がおりました。
五年という月日は、今思えば長いようであり短い期間でした。
四年目が過ぎたあたりから、彼女は結婚を口にするようになりました。
付き合い始めた当初から、私も将来は結婚しようと言っておりましたし、
いつかは結婚するものと思ってはいたのです。
しかし、当時の私は大学を卒業したばかりで、就職難民と呼ばれる身でした。
我が身一つの未来も見えず、どうして結婚などできましょう。
彼女は自分も働くからと申しておりましたが、男の我が侭。
彼女と、いずれ出来るだろう子供を、
私一人で養っていける自信が付くまでは、結婚するつもりにはなれません。
私の気持ちも分かって欲しいと何度も説得しましたが、互いの意見は食い違うばかりです。
愛しているから結婚したい、護りたいから待って欲しい。
皮肉なことに、それが別れる原因となりました。
愛を紡いだ口で互いを汚く罵りあい、彼女の二度と顔も見たく無いという捨て台詞で、
二人の関係は終わったのです。
801 :別れた女2:
それから半年ほど経った時です。
彼女から電話がありました。
やりなおしたいと、忘れられない愛していると、泣きながら訴えるのです。
しかし、薄情と思われるかもしれませんが、最後の大喧嘩で私の気持ちはすっかり覚めていました。
寄りを戻すつもりは無いと告げて電話を切りました。
三日後に再び着信がありました。
今度は、会って欲しいと言うのです。
会って話せば寄りが戻ると思っているのでしょう。
優柔不断で流されやすい私は、付き合っていた頃は彼女に決断を任せていました。
そんな私の性質を知っているからこその誘いなのです。
もちろん断りました。
次の電話は二日後でした。
三度目ともなるとウンザリしてきます。
着信表示を見るのさえ嫌な気分で、クッションの下に携帯を押し込んで居留守を使うことにしました。
設定通りに20コールで切れたかと思うと、またすぐに掛かってきます。
何度も何度も何度も何度も・・・
耐え兼ねて出る決心をして携帯の画面を見ると、履歴は30を越えていました。
ここまで来るとイヤガラセとしか思えません。
ひとつ説教でもしてやろうと、受話ボタンを押した時です。
802 :別れた女3:
『なんで出ないのよ!!!!』
耳に当てなくとも聞こえるような絶叫でした。
情けない話ですが、私の怒りは彼女の声で萎んでしまいました。
怒りを鎮めなければ、それだけを考えました。
フと思いついた嘘を口にします。
携帯を忘れて出かけて今帰ってきた所である。
そして出来るだけ優しい声で、どうしたのか訊ねました。
ククク・・・という押し殺した声に、泣いているのかと思いましたが違ったのです。
彼女はケラケラと笑い出しました。
『そこから自販機見えたよね。今も見える?』
私の部屋から数十メートル離れた先に自販機があります。
何を言っているのだろうと眺めて、手から携帯が滑り落ちました。
彼女が鬼の形相で涙を流しながら笑っていました。
付き合っていた五年の歳月の中でも、一度も見た事がない顔です。
いや、一度でも見たら即座に別れを決めていたと思えるような恐ろしい顔でした。
その夜は恐怖で一睡も出来ませんでした。
朝日が部屋に差し込むのを感じて、救われたような気持ちになりました。
清々しい空気と明るい日差しがそう思わせるのでしょう。
薄くカーテンを開けて自販機を見ると、もう彼女はいませんでした。
ほっとして勢いよくカーテンを開けました。
803 :別れた女4:
窓の真向かい、細い路地の電柱にもたれるようにして彼女は座り込んで、窓を見上げていました。
私を見つめて微笑みます。
おはよう、と口が動くのが見えました。
開けた時と同じ勢いでカーテンを閉めました。
面倒な事になった。溜息を付かずにはいられません。
気付かれないように外を見ると、彼女は座り込んだままコチラを見上げていました。
うちには1週間ほどの食料の貯えがあります。
彼女だって飲まず食わずで、トイレにも行かずにいる訳にはいかないでしょう。
隙をみて部屋を出て、当分友達の家を回る計画を立てて、荷物を纏めました。
しかし、彼女は動きません。
もしかしたら、丁度私が覗いていない時に用を済ませているのかもしれませんが、
見ている間はずっとそこに居ました。
4日目の夜。
彼女の姿がありませんでした。
私は嬉々として部屋を出ようとドアを見て背筋が凍りました。
新聞受けが奇妙な形で開いています。
造りが新聞を受け取る程度にしか開かなかったのが幸いです。
90度開くタイプだったら、私はそこに彼女の目を見ていたでしょう。
もっと開けようと指がもがくのも見えました。
「ねえ、入れてよ。話をしようよ。あんなに愛し合ったじゃない。もう一度話をしようよ」
804 :別れた女5:
脳裏に浮かんだのは、長年見てきた笑顔ではなく、先日の恐ろしい形相です。
私は布団を頭から被り、みっとも無いほど震えていました。
それでも何時しか眠ってしまったようです。
恐る恐る布団から顔を出して、音を立てないようにドアの様子を伺いました。
新聞受けから赤い筋がいくつも垂れていました。
カタン、と鉄の板が小さく開いて、何かが投げ込まれました。
赤い筋がひとつ増えます。
それが何なのか理解できると同時に、警察に電話を入れました。
肉片でした。
彼女は小さくなって部屋に入って来るつもりなのです。
ほどなくして部屋の外が騒がしくなり、男性の「救急車!」という叫び声が聞こえました。
サイレンの音が聞こえて騒がしさが増し、少しして「開けて下さい」という男性の声に扉を開けました。
本当は開けたくありませんでしたが、男性は警察でしょうから仕方がなかったのです。
私の部屋のドアも床も真っ赤になっていました。
彼女の姿はありません。
既に救急車に運ばれていて、警察の方の配慮で会わないようにしてくれたようです。
発見した時、彼女は自分の指を食いちぎっていたそうです。
805 :別れた女6:
部屋はすぐに引き払いました。
新しい住まいは、新聞や郵便物が、
建物の入り口にあるポストに入れるようになっている所を選びました。
引っ越した当初は、カーテンを開けるたびに嫌な汗をかいたものです。
あの事件から数ヵ月後、彼女が自殺したと風の便りで聞きました。
ほっとしました。
悪いとは思いましたが、安堵の気持ちが強かったのです。
いつしか私の気持ちも落ち着き、暫くして新しい彼女ができました。
その頃からです。
カタン、ぽとん、カタン。
不規則な音が聞こえるようになりました。
音は玄関の扉の方からします。
カタン、ぽとん、カタン。
別な所に越しても音は付いてきます。
ノイローゼ気味になり、彼女とは別れました。
そうすると音が止んだのです。
また時間が経って、あれは気のせいだと思い始めた頃に、女性と付き合う事になりました。
カタン、ぽとん、カタン。
カタン、ぽとん、カタン。
806 :別れた女7:
私は今ひとりです。
結婚は一生できないでしょう。
いや・・・厳密に言えば、私は一生一人になる事ができなくなったのです。
彼女が扉の前で、自分を小さくし続けているのですから。
463:
首吊りアパート
俺の家は地方の大きな大学の近くにあって近所にアパートが多い。
家の右横と斜め前がアパートだ。
2年ほど前の話なんだけど、俺が夕方5時頃、
高校の帰り道にその家の斜め前のアパートの前を通りかかったときに、
2階の一番俺の家に近い部屋の窓とカーテンが開き、電気がついていているのに気づいた。
そこは空き部屋だと思っていたので、よく見るとベランダごしに中の様子がわかる。
といっても部屋の上部なんだけど、なんだか首をつってる人がいるように見える。
464:
まさかと思って何度も角度を変えて見直したんだけどロープがはっきり見えるし、
その下に人の頭のようなものがある。顔の表情はわからないけど、全体として首つりとしか思えない。
それで家に戻って、早く帰っていた親父に相談して一緒に見にいってもらったら、やっぱり首つりじゃないか、
ということで警察に連絡した。その後に親父がアパートの大家にも電話をかけた。
465:
家の前で待っていたらパトカーと救急車が来て、
警官が二人俺らのほうに出てきてその首つりを確認した。
「たしかにそう見えるね。」と警官の一人が言って救急隊員らと一同でアパートに入っていった。
そのすぐ後にミニバンが来て、大家さんらしい人がアパートに入っていった。
そして警官が部屋に入ったらしくカーテンが引かれ窓が閉められて中の様子は見えなくなった。
466:
俺と親父はアパートの前で待っていたら、15分くらい後、
恐縮した様子の大家さんと警官、救急隊員がそのまま出てきた。
大家さんはすみません、すみませんという感じで警官の一人に謝っている。
救急車は帰って行った。
さっきの警官が俺らを見つけて近づいてきて、
「ご苦労さんでした、心配をかけましたね。いや自殺ではありませんでした。」と言う。
親父が「そうですか、そう見えたんですがすみませんでしたね。」と言うと、
「いやそれは無理もないです。実際に精巧なマネキンがつるしてありましたから。
しかも全身に御札を貼りつけた。あそこは空部屋で大家がつるしたようです。」
467:
俺が「どうしてそんなことを。」と聞くと、警官二人は顔を見合わせていたが、年配の一人が
「いや、このままでは不思議でしょうね。大家が言うには、今日は本物の首つり幽霊が出る日なので、
それが出る前にニセモノを吊しておいたということなんです。」俺と親父は「??」となった。
警官も困惑した顔でこう言った
「なんでも今日は昔あの部屋で自殺した人の命日で、毎年幽霊が出たと言うんです。
それでマネキンを前もってつるすようにしたら出なくなったってことだそうです。・・・どう思います。」
468:
それから2年後に大家さんはアパートをたたんで
他県にいる娘さんのとこに行って、アパートは今はコンビニになってる。
469:
なかなか面白かった
537:
千日前の面長
711 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/01/07(土) 21:02:35.41 ID:IBgJF7Td0
>>703
千日前の面長の話。
プランタンの三階、女子トイレの一番奥に少し隙間の開いた感じでドアが閉まっていて、
そこから覗いてるという話で、噂が広まって警備員も報告が入るとすぐに向かうようになった。
平成9年7月15日、巡回中の警備員が向かうと
住所不定無職の植○○○代容疑者がくだものナイフを所持していたところ捕まった。
犯行動機として白いブラウスの女性が入ってくるのをずっと待っていた。
めった刺しにして殺すつもりだったと供述したとされる事件で、
防犯カメラには異様に面長な女性が映っていて反響を生んだ。
そして調べていくと、関○大学のキャンパスで自殺した女性の姉だったと分かって 、
一部週刊紙が呪われた凶行として取りあげた話だよ。
今は亡くなったけど某有名女霊媒師が、プランタンを霊視したところ、
こいつの生き霊が未だそのトイレにはりついていて「私の力では無理」とまで言わせた。
なんでも調査以来から遡ればそいつの母親の縁戚が
プランタンの火災で亡くなっている事が判明し、オカルト雑誌にも特集が組まれてた。
593:
>>537
>防犯カメラには異様に面長な女性が映っていて、
の一文が強烈に怖い。
その後の部分は蛇足。無いほうがいい。
99:
青い子供と赤い男
今年国試受験なんで家で勉強してたんだが、夜2時くらいかな、部屋の壁から音がした。
「ぽん、ぽん、ぽん・・・」
誰か壁を手のひらで優しく叩くような感じ。何だと思って壁のほう確認したんだが、誰もいない。
しかも、おれの部屋って4階の隅に位置してるから、誰か壁の向こうから叩いてるってわけでもない。
実際確認したらいなかったし。
しばらくしたらまた、「ぽん、ぽん、ぽん・・・」って音がする。
なんか勉強に集中できないし、だんだんうざくなってきた。
しばらくしたらまた音がしてきたんで、その瞬間壁に向かって「ドンッ」って思い切り叩いてやった。
いま考えたら隣人さんごめんなさい。苦情こなくて良かった。
そしたらピタッと音やんで、3時くらいまで勉強して寝た。
100:
次の日、また2時くらいだったと思う。また音してきた。
「ぽん、ぽん、ぽん・・・」
んにゃろって思って、また壁蹴ろうかと思って近づいたら、ピタッと止んだ。
今日は早く寝ようと思って、そのまま風呂に入ったんだ。
シャワーしてるとき、いきなり後ろからドンッって蹴られた。
ちょうど足の裏で背中にベタッと押す感じで。
それからというもの、なんか知らないけど、歩いてて後ろから誰かが押してくるっていうことが多くなった。
このまえなんか、電車を待ってたら後ろからドンッって押されて、危うく落ちそうになった。
先月、二度それでマジ死ぬかと思った。
一度目は電車を待ってるとき、電車がホームに進入してくるところで後ろから押された。
「落ちる!」って思った瞬間、ガシッって誰かが手首つかんで、すごい力でホームのほうに引き戻された。
そのまま尻餅ついちゃったんだけど、なんでか助けてくれたのは人間じゃないなって思った。
だって、手首つかまれた瞬間すごく熱かったし、目の中に真っ赤なイメージが浮かんだから。
後ろ見たらそれらしい人はいなかった。
101:
二度目はバス停で待ってるとき。また後ろから思いっきり押された。
ちょうど重い肩掛けバッグ持ってて、バランス大きく崩して反対車線まで行って倒れた。
車が来て、轢かれるって思った瞬間、またすごい力で引き戻された。間一髪。
ちょうど友人もいっしょにいて見てた。
「お前の動き、体操選手より不自然だったぞ」って言われた。
そりゃあ当たり前だ。おれの力じゃないもん。
104:
一緒にいた友人がそういうことにくわしくて、心配されてそれまでのいきさつを話すことになった。
「おまえの後ろに誰かいるな」
「やっぱり?」
「うん、おっきい」
「どんなの?」
「んー。なんか真っ赤な男」
聞くと、別に害はないそうだ。守護霊ってわけじゃないけど、その類。
たぶん、いろいろ助けてくれたのはそいつじゃないかってこと。
「じゃあ、後ろから押してきたのは?」
「知らない」
じゃあ、誰だよ。
105:
友人と帰る途中、友人は道の影にいる男の子に気づいたそうだ。
「おい、たぶんお前を押したの、あいつだ」
真っ青で、大きな目でじっとこちらを見てたらしい。
「見るなよ、目ぇ合わせたら終わりだ」
いやでも、おれには見えないんですけど・・・。
おれらが通り過ぎた瞬間、宙に浮いて付いてきたらしい。ちょうど頭の上あたりで。
信号待ちしてたら、案の定、そろそろと子供が近づいてきたらしい。
その瞬間ドンッて押された。その次に手首つかまれてグイッて引き戻された。
「・・・またかよ!」
友人はその瞬間を見てた。
106:
「どんなだった?」
「んー。青い子供が、おまえの背中を思いっきり押してった。
その次に、真っ赤な男が手首をつかんでお前を引き戻した。でもなんか違うんだよな」
「何が。」
「青い子供が押すまで、真っ赤な男は腕組んでジッと見てるだけなんだ。
・・・たぶんお前、もて遊ばれてるぞ」
なんだよ、てことは、そいつらはグルだったってことか。
「いや、そういんじゃなくて、赤い方はたぶんおまえの守護霊。
青い子の力が強すぎて、手が出せないっぽい。だから、ギリギリじゃないと助けられないみたい」
明日、知り合いの住職に相談してみてくれるとのことで、友人と別れた。
107:
ふと考えたんだが、背中を向けてるから押されるんじゃないか?
幼稚な考えだったんだけど、信号待ちのとき、道路を背にして待っててみた。
はたから見たら変だよな。まあそしたら押されることは無くなったんだけど。
バス停で待ってたとき、隣の女の人がいきなり道路に飛び出して、車に轢かれた。
轢かれた瞬間を見てしまった。
誰かにドンッて押されるように、倒れるように飛び出して、走ってきたトラックに・・・。
確かにおれは大丈夫だったけど、助けろよ守護霊!他人には知らんぷりか。
108:
あとで友人に聞いたら、やっぱり部屋の音の主は、あの子供だったみたい。
人間の霊とかじゃないんだけど、無差別に害をなすモノらしい。
それよりも、轢かれた女の人が心配です。正直おれもその瞬間見てトラウマが。
友人も押されたって。やっぱり、他人には知らんぷりですか。
終わり。今度、友人とお払い行ってきます。一応ね。
582:
夜間通行禁止の山道
車好きの友人(Aとします)から言伝で聞いた話です.
G県のある山中に夜間は通行禁止にされている山道があるそうです.
夜間通行禁止の理由として,明かりが全く無い上に見通しがかなり悪く,
事故の危険性がかなり高いためと公式では言われています.
通行禁止と言っても通ろうと思えば通れるのですが,
そのそもすれ違いができない位道幅が狭い箇所もあるため地元の人はまず使わないですし,
今では少し時間がかかりますが,明かりもあり見通しのいい道が整備されているため,
昼間でも使うメリットはほとんど無いそうです.
583:
事故の危険が高いため夜間通行禁止にされていると書きましたが,
地元の人によれば理由は他にもあり,
それは公にはできない理由だそうです.
つまり,その山道から出てこられなくなることがあり,
そのまま行方不明になっている人もいるそうです.
584:
曲がりなりにも近道であるため,30分くらいで越えることができるそうですが,
夜間にその山道に入ると何時間走っても抜けることができず,
ふもとにたどり着くことができなくなるそうです.
実際にAは夜明け前に入ったことがあるらしく,
2時間以上走って周囲が明るくなった頃にようやく山道をでることができたそうです.
585:
行方不明になっている人たちはいずれもその身体だけで,
車だけは後日山道で発見されているそうです.
どの車体には損傷はなかったらしく,山道で一度止まったと見られているそうです.
彼らに何があったのかは不明ですが,その山道で一度でも止まると何が起こるのでしょうか.
それにしてもAは無事に出て来られてほんとによかったと思います.燃料はギリギリだったそうです.
622:
>>582
実話だとしたらおもしろい
636:
箱の中の少女
十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。
私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。
その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。
目の前で、祖父が作業台の前に座って、黙々と仕事をしています。
ごつい手が器用に動いて、木を削ったり部品同士を組み合わせたり、
その技の冴えに、私はしばし遊びの手を止めて見とれていました。
しばらくして、妙なものに気づきました。
祖父の背後の壁に、使い込まれて黒光りする木の板が、何枚か立てかけてあったのですが、
その板と板の隙間から、おかっぱ髪の少女の顔が覗いています。
板と壁の隙間から、顔の右半分を出して覗いているような格好で、体は見えません。
白い顔の半分だけが、暗い部屋の隅に、ぽつんと浮かんでいるように見えました。
私は、黙々と手を動かしている祖父の横を通り過ぎ、壁際へと歩み寄りました。
私が近づいても白い顔は微動だにせず、祖父の背中をジッと見つめていました。
やはり体と顔の左半分は見えませんが、壁と板の間には人が入れる程の隙間はありません。
私は少女の顔に声をかけようとしました――
637:2/5:
「…話しかけたらあかんぞ」
突然祖父が声を上げました。聞いたこともないような低い声。
振り返ると、祖父は相変わらず作業台に向かったままで、こちらに背を向けています。
――おじいちゃん、この子だれ?
「そいつはな、俺がそこの木で作った箱の中におった女や。ええから放っとけ」
その言葉の意味は分からなかったのですが、私はとりあえず壁際から離れました。
その後も祖父は、背後を振り返ることなく仕事を続けていました。
私は再び木ぎれで遊び始めましたが、何となく気になって祖父の背後を見やると、
いつのまにか顔は姿を消しており、後には艶めいた黒い板が並んでいるばかり。
祖父の家にはその後も良く遊びに行きましたが、その顔を見ることはありませんでした。
それから十年程たった一昨年の初春、祖父は病に倒れて入院し、間もなく亡くなりました。
638:3/5:
葬儀の当日、棺の中に入れるために、祖父の思い出の品を集めました。
その中に、小さな木の箱がありました。10cm角くらいの、黒っぽい艶のある箱。
それを見た途端、あの日、壁に立てかけられていた木の板が脳裏に浮かびました。
――あの板で作られた箱ではないか?
持ってみると意外にも重い。蓋がないので振ってみましたが、何の音もしません。
死の直前まで面倒を見ていた叔母が言うには、
晩年の祖父はこの箱をとても大切にしており、病院でも枕元に置いていたそうです。
それではと、箱は祖父の頭の側に置くことにしました。
やがて葬儀が始まりましたが、その際に妙なことがありました。
お坊さんがしきりに棺の方を覗き込むのです。
不審に思った父が聞くと、
「この人、本当に死んでますよね?」などと、良く分からないことを言います。
父は少しあきれた様子でした。
お経を読んでいる最中にも、お坊さんはしきりに棺を気にするような仕草を見せ、
何度か読経が止まりかけました。
639:
葬儀が終わり、祖父の遺体は火葬場で焼かれました。
焼き上がった骨を拾うために親族が呼ばれ、焼却炉から大きな台が運ばれてきました。
近づくと、まるでストーブのように熱い台の上には、白い骨が灰に埋もれていました。
それを鉄の箸で拾うと、係員が骨の部位を教えてくれます。
「…頭蓋骨はあとで蓋に使うので、置いといて下さい」
「のど仏はどれ?」
「これです」
拾った骨は次々に壺に入れられました。しかし壺はなかなか一杯になりません。
「もっと拾って下さい」
「はぁ…でも、あまり残ってないんですね」
「ここの炉は新しいので、殆ど焼けてしまうんです。
お年寄りの方は大抵少ないですよ。この方のは多い方です」
「丈夫な人でしたから…」
「これは?」
「それは骨盤ですね。その横が太股の骨ですね」
「これは?」
「のど仏ですね」
部屋にいた皆が、怪訝な顔を見合わせました。のど仏の骨はさっき壺に入れたはずです。
係員が集めた頭骸骨を調べ始めました。
「これは――骨が多いですね…」
640:5/5:
それからが大変でした。
警察が来て、私達は帰ることが出来ずに火葬場に釘付けです。
火葬場の職員と警察が調べたところ、骨は大方が灰になっていたものの、
とにかく、頭部の骨が二人分ある事が判明しました。
ただ、それが誰の骨なのかが不明です。
私達は何度も取り調べを受けましたが、なぜこんな事になったのか見当もつきません。
棺の蓋は出棺の直前に参列者の目の前で釘を打ったのですが、
その時まで、もちろん棺の中に人の首など入っていませんでした。
入っていたものと言えば、祖父の遺体と遺品の数々、それにあの黒い箱だけです。
大きさからいって、箱の中に人の頭が入っていたとは思えません。
では、中に骨だけが入っていたのか?
しかし、肉の付いていない剥き出しの骨は、すぐに燃えてしまい後には残らないそうです。
結局、何の結論も出ないまま、夜更け過ぎには解散となりました。
祖父の遺骨は一時警察に預けられましたが、四十九日までには返してもらったようで、
今は墓の下に埋まっています。
身元不明の骨については、後日、のど仏の部分を警察から譲ってもらいました。
それを小さな箱に入れて、祖父の墓の隣に埋め、墓石の代わりに大きな石を置きました。
今のところ特に変わった事はありません。
ことの真相は、今も分からずじまいです。
645:
ばあちゃん
うちのばあちゃんがとうとうボケた
夜中に家の中をウロウロ徘徊したり奇声あげたり
マジでこんなになるんだ・・・と少々あっけにとられた
うちはばあちゃんふくめて6人家族なんだけど何故か俺にだけ
「お前誰なあ!どっから入ってきたんな!人んちで勝手になにしとんな!出てけぇ」
みたいにまくしたててくる
この時点で俺は涙目
(続きます)
646:
>>645の続きです
そんで昨日の夜寝てたら耳元でゴニョゴニョ聞こえてきて
すぐにばあちゃんだと思い目を開けた
人間こんなにも憎悪にまみれた表情するのかってくらいの鬼の形相で
念仏みたいなの唱えながら俺のこと睨んでた
流石に怖くなって半泣きで母ちゃん呼んだ
まじで洒落にならんくらい怖かった
652:
>>645
ばあちゃんをどうにもできないなら(施設入れるとか)
部屋に鍵かけるか、違うとこに避難したほうがいいんじゃない
相手はもはや孫を認識してないんだから
まじで危ないよ
653:
ばーさん霊なんかとは比べものにならないくらいに怖いな。しかも身内とか
670:
酔った母親
ロム専だったけど、初めて投下する。長いです。
私は全くの零感なんだけど、どうやら母と祖母が見えるタイプの人。
(祖母は易占とお祓いまがいのこともやっていた。いまはボケてきちゃってやめちゃったけど)
その中で私にもちょっとだけ被害?があった話。
当時私は中三で高校受験を控えていて、
家の隣(同じ敷地内。玄関すぐ)に小さい離れみたいなとこで勉強していたのね。十時過ぎくらいかな。
そこへ飲みに行ってた母が帰ってきて、離れのガラス戸をコンコンってノックした。
私も椅子から立ち上がって「おーお帰り?」って手を振る。母もガラス越しに手振ってただいま?って。
そしたら急に母の顔がサッと険しくなって、乱暴にドアを開けた。
びっくりする私をよそに放った言葉は「あんた誰?!!」
はぁ?酔っ払ってんのか?と思いながら「誰って○○(私の名前)だよww酔ってんの?ww」って
笑っても「○○じゃない!!あんた誰!!そこで何やってんの!!」って繰り返すばかり。
流石に怖くなって泣き出す私。騒ぎを聞きつけて家から飛び出してくる父。
そんな父にも「お父さんこの子○○じゃない!!○○じゃない!!」って捲し立てる母。私ガン泣きwww
父が「○○が怖がってるだろ!!いい加減にしろ!!」って母に怒鳴って
(普段の父からは考えられないような剣幕)、私に家に入るよう促した。
号泣しながら入ろうとすると「あんたは入るんじゃない!!」って私を見て母が怒鳴る。
めちゃくちゃ怖くて走って自分の部屋に戻った。
部屋に戻って猫抱きながら泣いてると、しばらくして母が入ってきた。
怯えてまた私が泣き出すと、母は「ごめんね。お母さん酔っ払ってたみたい、間違えちゃった。
ごめんね、あんたはお母さんが守るからね。守るからね。」って抱きしめながら繰り返した。
いつもの様子に安心してまた泣き出す私に、今日はもう寝ちゃいな、と母が笑った。
よかった、いつものお母さんだ。そう思って、泣き疲れたのかその日はすぐに眠ってしまった。
671:
翌朝何となーく気まずい感じでリビングへ行ってみると、いつも通りキッチンで母が朝食を作ってた。
そして私の顔を見て「おっ○○!昨日はごめんねwww」って昨日の剣幕が信じられないくらいの調子で言った。
ふざけんなやっぱ酔っ払ってたんじゃねーか!!って思って
「やっぱ酔っ払ってたんでしょwwwマジ昨日何だったの?www」って笑ったらふっと真顔になって、
「いや、酔ってない。本当に○○じゃなかった。あんたの隣にさ、男の子がいたの。最初は見間違いかな?って思ったんだけど、その顔がだんだん○○の顔に重なってきて、
完全にその男の子の顔になっていった。だから思わず怒鳴っちゃった。ごめんね。」
それ聞いてちょっとぞっとしたんだけど、またまたご冗談をwてな感じで笑ってた。
そしたら部屋から降りてきた父の第一声が、
「おい、昨日俺金縛りwほとんど寝てないw」
寝不足のせいか妙にテンション高い父に
「ほらー!嘘じゃないでしょ!良かったね○○から離れてお父さんとこ行ったんだ。
よかったよかった」とドヤ顔な母。ちっともよくないよ?とぐったりの父。
その時は誰が連れてきたんだよ?とかブーブー言って終わりだったんだけど。
父もそれから妙な出来事にも襲われずに。
672:
それで今日このことをふと思い出して母に聞いてみた。覚えてる?って。
私「その男の子誰だったんだろうね?心霊スポットも行ったことないのに。
やっぱお母さんが連れてきたんじゃないのw」
母「あー、あの子ね。おばあちゃんのお客さんが置いて行ったんだよ」
私「…は?」
母「ほら、おばあちゃん、家で占いの他にお祓いもちょっとやってたでしょ。
その時のお客さんにさ、リストカットだらけの女子高生がご両親と来たことがあったの。
全部で5回くらい来たかなあ。腕だけじゃなくて首も包帯だらけで。目も虚ろで。
その子が言うには、誰かにおいでおいでって呼ばれるんだって。
その度に腕切ったり首切ったりするんだって。
それで、初回にその子が家に入ってくるときたまたまちらっと見たんだけど、
男の子背負ってるのよ。同い年くらいの。
そのときはうわー背負ってる背負ってるとしか思わなかったんだけど」
私「その女の子どうなったの?」
母「三回めくらいからすっきりとした顔してたよ。学校も行けるようになったって言って。
そりゃよくもなるよね、うちにアレ置いて行ったんだから。生霊だか死霊だか知らんけどさ。
それであの日アレがあんたと波長が合ったんだか分からんけど、憑こうとしてたみたいだから怒ったの。
あの時は腸が煮えくり返るかと思ったわ?。おばあちゃんにも怒ったもん、
もう自宅でお祓いなんてやめてくれって」
これ聞いて私ポカーン。もう怖い通り越してびっくり。こんな裏話があったのかと。
実は私当時、中二病こじらせてリスカアムカをやってたんですよ。お恥ずかしい。
男の子がわたしと波長を合うって感じたのも、そのせいだったのかなと思いました。
書いてみるとあんま怖くないですね。すんません。
私は変わらず零感ですが、母は今でもちょくちょくこういうことがあるそうです。
お目汚し、失礼しました。
912:
蟲毒
台湾人Fとは、彼が日本語勉強で日本滞在中に友達になりました。
アメリカで教育を受け、父親は台湾の銀行の重鎮、お姉さんは結婚してカリフォルニア在住、
当時は台湾に戻っていたお兄さんは、ハーバードビジネススクールの講師という、
超エリート集団なおうちの人でした。
彼自身、大学卒業後は台湾に戻り、自分で出版版権のエージェントの会社をおこし、
日本のアニメやマンガの版権を扱う仕事をしていました。
仕事の関係上、年に数回日本に来日していた彼とは、そのときどきに会い、
日本のアニメ・マンガの情報を流しつつ、いろんな話をよくしていました。
彼は日本語、私は英語と、お互いの語学の勉強向上もあって、私たちはけっこう仲良しでした。
ある時、その日本出張に、日本のコロコロコミックの版権を持つ
出版社の社長と編集といっしょに、自分のガールフレンドを連れてきました。
つきあっている人がいるが、諸事情で一族全部からつきあいを反対されている。
その彼女は、細くて小さくて、
俗に言う「守ってあげたい系」の女性でしたが、感じも悪くなく、ごくごく普通の人でした。
ひとつ、幼い頃にポリオ(小児麻痺)にかかったため、片足が不自由で、
妊娠は無理だと医者から言われているということを除けば、
外国人の私には、なぜ結婚を反対されているのかわかりません。
その時の彼女は、彼が最初に勤務した出版社に勤務していて、その時の来日も仕事がらみでした。
重い口調で結婚を反対されていることを話す彼の様子に、
なんでそこまで暗くなるのかよくわからないけど、大変なのねー、
ということだけの理解で私は終っていました。
913:
その年の12月。
台湾に遊びに来いという、彼からの再三の誘いに応じ、
私は友達と三人で台北に旅行に行きました。
基本的にひとりでも海外大丈夫な私なのですが、
行く前から彼が異様に盛り上がり、私たちの日程をきれいに決めてしまいました。
私たちがやりたいこと、行きたいところを網羅したスケジュールを、ファックスしてきたり。
じゃあおまかせしましょうと、私と友人二人(MとY)は、何も考えずに台北いりしました。
ホテルで待っていてくれたFは、
早私たちを地元で有名な北京ダックの店に連れていってくれました。
そこで、Fの恋人の彼女が待っていました。
私たちは楽しくおしゃべりしながら、夕食を終え、次の日からのスケジュールを打ち合わせしました。
それからは、彼の家族、友人関係が同行しないときは、必ず彼女が同行しました。
915:
よく時間あるよなぁと思った友達が、Fにそれを問うと、
彼女はすでに仕事を辞め自宅におり、生活の面倒はすべて彼がみているとのこと。
しかし、相変わらず彼の両親や知己は、そのつきあいを反対しているとのことでした。
なぜそこまで執拗に反対されるのか、ということを別の友人が訪ねると、
「彼女は客家だし、ガイショウの人(ネイティブな台湾人ではない、中国本土からきた一族)だから」
という理由が返ってきました。
それで、彼の一族やら友達までがそこまで騒ぐもんかねーと、私たちは思いましたが、
まぁ、個人のプライバシーにかかわる話ですし、文化や習慣の違う国のこと。
わからないこともあるでしょうと、それで納得しました。
二日目の夜、私たちは彼のおにいさんとその恋人をまじえて、
おしゃれな台湾料理の店で大盛り上がりしました。
お兄さんの恋人のエミリーが、私の耳元で「Fの恋人に会った?」と聞くので、
「彼がいる時はほとんど彼女もいるよ」と答えると、エミリーは一瞬驚いた顔をして、
「彼らがつきあいを反対されてる話、知ってる?」と私にたずねました。
「知ってるけど、どうしてだかは知らない」と答えた私に、エミリーは、
「彼女の一族に問題があるのよ」とだけつぶやきました。
その後、お茶しに行こうと通りを歩いていると、突然Fが顔色を変えて駆け出しました。
通りの向こうから、彼女が歩いてきていました。
待ち合わせしていたの?と聞いた私に、Fは「偶然」と答えましたが、
私はエミリーの顔色が変わり、にぎやかだった彼のお兄さんが口をつぐんでしまったことを、
私と友人ふたりは不思議に思いました。
当然のように私たちにジョインしたFの恋人は、
「今日は何していたの?」と屈託なく私たちに話かけます。
場は、妙にシラケていました。
925:
長いから中略
最初好意的であったFの恋人は、作者に対して敵対心をちらちらほのめかしてきて、
F自身もなんだか、最初と比べて雰囲気がすっかり変わってしまったと作者も思い始める。
で、なんやかんやあって帰国。
そっからはじめます。
最後まで彼女の毒気にあてられながらも、無事帰国した私たちは、
「ま、恋人の女友達に、ちょっと嫉妬はいっちゃったってことで」と、自分たちで勝手にケリつけて、
楽しかったことだけおぼえているような状態になった、年明けの2月。
ある時から私、身体が重くてかったるくて、朝、起き上がることができないという日々が続きました。
これが本当に、どうにもこうにも具合悪い。
あまりにだらだらとそれが続くので、精密検査に行きましたが、異常なし。
おかしいなぁ、なんなんだろうと思って、少ししてYから電話がはいりました。
926:
「泉ちゃん、Fの恋人からもらったカード、どうした?」
そお、私たちは旅行二日目に、彼女からパウチッコした観音様のような感じの女性の絵を、
それぞれもらっていたのでした。
仏教の勉強をしていて、そこで買ったのよと、イタリアンレストランで彼女から笑顔で渡されたそのカード。
実は私の家族が、そういう宗教関係のものを人からもらうのをひじょうにいやがり、
年明け早々川崎大師の護摩焚きに際に、他の札といっしょに火にいれてしまっていたのでした。
どうにもこうにもそれを言いにくくて、もがもがしていたら。
「まだ持っているんだったら、すぐ近くのお寺か神社にもっていって、処分してもらって!」とY。
「何をそこまで言い出すの?」と聞く私に、Yが話したこと。私の背筋が凍りました。
928:
年明けから、いきなり不正出血が始まったY。
医者にいったが原因不明、それでも止まらず、ひどい貧血状態になってしまいました。
自分も刃物関係を扱う仕事のY、普段から鬼門にお清めのお塩を欠かしたことがありませんでした。
そうだ、Fの恋人からもらったお札が確か神様系だったなぁと思い出し、
何気なくお清めのお塩のそばにその札を置いて寝ました。
929:
朝起きて、玄関に新聞をとりにいったYは、蒼白になりました。
札の横で、清めの塩がきれいに溶けていたのです。真冬の2月に。
恐ろしくなったYは、友達に同行してもらって、
その塩をつくっているお寺にいき、住職にその札を見せました。
住職がその札を持ったその瞬間。
「う!!」と声をあげた住職の鼻から、たらたらと血が流れてきました。
Yはその瞬間、貧血で失神しそうになったそうです。
「その札そのものには、悪いものはないんですって。
まぁ、ああいう神聖なものをパウチするってのは常識的にだめだけど。
で、この札は人からもらったものですね?って聞かれて、
をくれた人が、すさまじい強烈なネガティブなものを持ってるって言うのよ、その住職さん。
本人の意志云々じゃなくて、彼女が持つ何かがすごい悪いって。
他にもらった人がいますねって聞かれて、
すぐにお寺か神社でお清めしてもらって処分するようにしないと、とんでもないことになるって言われたの!!
泉ちゃん、いい?その住職、お祓いもできる人なのに、自分では処分できないから、
上のお寺に持っていくって言ったのよ」
私は正直に、すでに自分がもらったものは、大師様で処分したと伝えました。
残るはM。
そういうのをさっぱり信じないMは、案の定手帳にいれて持って歩いていました。
私とYの話に、「わかったー」と明るく答えた彼女。
これで一応終わりと、私たち誰もが思っていました。
930:
6月、Mのお母様が、突然入院しました。
良性の脳腫瘍といわれ、すぐさま手術。
無事終って医師からOKが出たその直後、またしても腫瘍が見つかり、また手術。
7月、看病に疲れた彼女のお父さんが、突然ガン末期告知。
その話を聞いた私、
「M、もしかしてあのカード、まだ持ってるんじゃないでしょうね?」
「・・・持ってる。手帳にいれてままになってる・・・」
そう答えたM。
神社やお寺に行く時間がないというので、
事情を書いた手紙にお金をつけて、もっていくだけもっていけと私とYで言い、
Mはすぐさまそのとおりにしました。
一ヵ月後、開腹検査をした彼女のお父さんの胃は、
ガンがあった形跡だけがケロイド状に残っているだけで、ガンは発見されず、あとかたもなく消えました。
931:
その年の夏、Fと彼女は結婚しました。
私のところにも招待状が来ましたが、私は彼らとのつきあいを完全に絶ちました。
そして半年後、Yが台湾に遊びに行き、Fの両親の家に招かれたそう。
笑顔で迎えてくれたFのお母様から、
Fと彼女の結婚について、結局最後には自分も折れたが、父親だけは頑として反対していたこと、
それでも結婚式をするとなったその一月前、突然父親が心臓発作をおこし亡くなったことを聞いたそうです。
932:
その後。
みんなが口をつぐんだ彼女の存在。
それはいったいなんだったんだろうと思っていた私に、ある人が話してくれたこと。
「中国には蟲毒と呼ばれる一族がいて、蟲や動物を使って、まじないや呪いをほどこす人たちが実際いる。
たぶんその彼女は、その一族なんじゃないかな。
実際高い能力を持つのは女性に多く、その人たちは蟲や動物を使わなくても、
その思念だけで、呪いをかけたりすることができるって話も聞くよ。
話を聞いていると、その相手の男性、まさに魅入られたって感じするしね。
関わりをすべて絶ったのは、正解だったと思うよ。
まさに命に関わることになってたと思う。
でも、たぶん彼の一族は、彼女のそういうのに取り込まれていくだろうなぁ。
お兄さんとか、無事だといいね。子供できないって言ってたみたいだけど、
蟲を使うその種の人は、一子だけもうけてその力を伝えるって話もあるから、たぶん子供生まれるよ。
その一子ってのは、女だろうね。蟲つかいは、基本的に女性の一族だから」
それから二年後。
仕事関係で本当に偶然話す機会のあった、Fから聞いた言葉。
「泉、僕、父親になったんだ。
そうなんだ、彼女子供ができない体だって言ってたけど、赤ん坊が生まれたんだよ。
僕、父親になったんだ。娘ができたんだよ」
940:
蟲毒とは..........
○作り方○
ムカデ、蜘蛛、サソリ、蝦蟇、ヤモリなどの小動物を、1つの甕にいれる。数は多ければ多いほどよい。
密封させ放置すると、それぞれが共食いを始める。
最後に生き残った1匹が、蟲毒となる。
○性質○
家に富みを運んでくれる。
定期的に生け贄をささげないと、かわりに食われる。
剣や火では殺せない。
遠くに捨てても戻ってくる。
捨てるには、蟲毒がくれただけの財と同じ価値の財と共に、捨てなければならない。
○使い方○
性質を利用して、呪うべき相手のところへ、少しの金品と共に蟲毒を送りつける。
そうすると蟲毒は相手のものとなり、養えぬままに、食われてしまう。
また、蟲毒を食べることにより、蟲毒のパワーを手に入れることができる。
(甕の中のヒエラルキーの頂点にたつことになるため)
312 :本当にあった怖い名無し:04/08/22 21:40 ID:RACqQ4E5

つい最近経験した、俺的に洒落にならない怖い話。幽霊とかじゃないんだけど。
バイクが趣味で、お盆休み一杯帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
で、休みの最終日の夕方、また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
一週間誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、むわっと蒸し暑い。
クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、
ビールのカンを空けてソファーに座り、ひといきついたその時。
ジジジジジジジジジジジジジジジジ!
部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
音がした方向を見て、俺は「え!?」と固まった。
白い壁に、蝉、蝉、蝉。蝉が10匹ほどとまっていた。
そのうちの一匹が、人の気配を感じてか急に鳴きだしたのだ。
気持ち悪い。だが俺も男だ。別に虫が怖いわけでもなし。
どこから入ってきたのだろう?換気扇?
などと思いながら、壁の蝉の群れに近づいてぞっとした。
その蝉の一匹一匹が、壁に虫ピンで固定されていた。
鳴いた蝉以外の他の蝉は既に死んでおり、すっかり乾燥していた。
とりあえず警察を呼んだ。盗られたものなし。
変質者の仕業であろう、と言う結論に。
カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
5Fなんだけどね、俺の部屋。
315 :本当にあった怖い名無し:04/08/22 21:49 ID:RACqQ4E5
蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。
あらかじめ死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。
生きた蝉もいたことから、最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も・・・。
さすがに気持ち悪かったので、冷蔵庫の中のもの、
飲みかけのウィスキーのボトルの中身、全部捨てた。
蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。
703:
かごめかごめ
初投下失礼する
この話は俺が、というか実家で起きた話。
俺が小3の時に母が病気で亡くなった。
そして母の葬儀が終わってから1ヶ月後に母の妹(つまり叔母)が息子を連れて家にやってきた。
叔母は母が亡くなる一年ほど前に離婚しており、父も3人の息子を男手ひとつで育てていくことに
疲れを感じてたんだとおもう。お互いに付き合いもあったので助け合うことにしたらしい。
まぁ兄と自分はやっとまともな飯が食えると大喜びだったけどw
ここで話は少し遡るが、叔母が家にくる少し前のこと。
その日は土曜日で明日は父も休みということで俺は父と一緒にテレビを見ていた。
もう夜も遅かったので弟と兄は寝てしまい、かく言う俺も父に寄りかかりながらウトウトとしていた、
説明しておくと家は三階建ての一軒家で外にある
階段を上った二階に玄関があるという珍しい?作りになっている。
玄関を上がるとすぐ正面に三階へ続く階段。左の部屋にはリビング。右の部屋は台所になっていて、台所の奥には一階に続く階段がある。リビングと台所にドアはなく吹き抜けになっているかんじ。
そんで俺がテレビを見てるのがリビング、兄たちが寝てるのが三階という構図。
704:
本題に戻るが、父がテレビに夢中になっている横で、
テレビに飽きてきた俺はなんとなく台所の方に顔を向けた。
電気のついていない台所は薄気味悪くあまり見ていて気持ちのいいものではないし、
別段いつもと変わった様子もない。
ずっと見ているのも怖かったので再びテレビに視線を戻そうとしたときだった。
ふと視界に何かが入る。三階に続く階段からなにかがはみ出ているのだ。
よ?く見てみるとどうやらそれは小さな足のようだった。
それは子供の俺の足よりも小さく、素足で何故か青ざめていた。
家には小1の弟より下の子は居ない。第一、弟は三階で爆睡中のはずだ。
不思議に思い、父に「ねぇ、あれなに?」と指さし尋ねる。
良いところを邪魔されて不機嫌気味の父と再度階段に目を向けるとそこにもう足はなかった。
「本当にあったんだよ」 何度言っても父は信じてくれず、
だんだん自分でも寝ぼけてたんかなと思い、結局その日は父と三階に上がって寝た。
翌朝目が覚める。詳しい時間は覚えてないが自分以外はまだ寝てたので結構早かったと思う。
部屋を出て隣にあるトイレで用を足した後、昨日やりかけてたゲームをやろうと思いリビングに向かう。
テレビの上に置いてあるゲーム機(確かポケモンw)を取り、再び部屋に戻ろうと階段の方に体を向ける。
その瞬間、昨日の足の事が頭を急激によぎった。
705:
変な汗が出て体が動かない。よく金縛りは筋肉が硬直して起きると聞くが、
この時のことは今でも鮮明に覚えている。動かないというより動けないというべきだろうか。
玄関の方から階段に向けて黒い糸みたいなのが出ている。
驚きつつもしばらく凝視しているとそれはどんどん束になっていき、
そこでようやく俺もそれが何か分かった。
髪の毛。かなり長い髪の毛だった。
706:
それが髪の毛と分かった瞬間すーっとそれは姿を見せた。
白い和服姿に長い黒髪、横からなので髪が邪魔で顔は見えなかったがすらっとした女のようだ。
ただ明らかにヤバいと子供ながらに感じた。
びびって声も出ない俺に気づいていないのか
一度もこちらを見ずにゆっくりと階段へ進んでいくと、そのまま三階へ消えていった。
女が消えた後もしばらく呆然と立ち尽くしていた俺は、
ふと我に変えると怖くなり、階段をダッシュで上るとみんなが寝てる部屋に飛び込む。
今思えばよく女が消えた方に向かったなと(笑)
その後のことは昔のことだからよく覚えてないんだけど確かそのまま寝てしまったと思うww
結局信じてもらえないだろうと思いその話は誰にも言わず忘れようと胸にしまうことにしたし、
それ以降しばらくは特に変わった出来事は何もなかった。
ここまでだったら「気のせいだろww」とか「ありきたり」だなとか言われて終わりなんだが、
この後中1のときに叔母からある話を聞いて、当の本人の俺にとっては洒落にならんかった。
駄文長文スマソ 続く
707:
俺が中1になる少し前だったかな。
結局一緒に住んでた叔母と父は結婚した。まぁそうなると当然のことで、叔母に子供が出来た。
叔母の腹ん中に子供がいる事が分かってから数日経ったある日、俺は変な夢を見た。
俺が学校から帰ってきて三階に上がると左側にある自室に入る。
部屋には誰も居なくて鞄を放り投げる。
そこでなぜか俺は洋服が入ってるクローゼットを開けると中にかかってる服をどんどん外に放り投げてく。
もちろんその時には夢とか現実とか区別つかなかったし、
なぜそんなことをやってるのかなんて分かんなかったんだけど、ただひたすらそれを繰り返してた。
708:
ひと通り服を出し終えた後俺はクローゼットの中に入った。
中は狭くて暗い普通のクローゼットだけどなぜか奥の方に、在るはずのない階段がある。
俺はそのまま階段を上るとドアを一つ見つけ中に入る。
中には子供部屋だろうか、赤ちゃん用のおもちゃがたくさんあって
天井にはよく赤ちゃんをあやす奴(名前はわからん)がカラカラと回っていた。
そしてさらに部屋の奥に行くと、カーテンに包まれてる大きいベッドがあった。
俺はそのままベッドに近づくとカーテンを手にどかしベッドをのぞく。
のぞいた瞬間心臓の動悸が激しくなる。
ベッドには生まれたばかりの胎児が血まみれの状態でベッドに横たわっていた。
「うわっ!!」
そこで変な奇声を上げながら汗だくだくで目が覚める。
あまりにリアル過ぎて最初夢って分からなかったが、
クローゼットん中かき回して階段が無いのを確認しホッとする。
709:
なんか妙にその夢が生々しかったので、
不謹慎だとは思ったがその日の夕方叔母にさりげなく話してみる。
ひと通り話し終えると、叔母は真剣な表情でそれは男の子?女の子?と聞いてきた。
「いやわからん」
やっぱり心配になるよなぁとか思っていたが叔母はどうも別の心配をしているらしい。
「あんたらが怖がると思ったから今まで言わなかったんだけど・・・もしかしたらあんたが見た夢と
関係あるかもしれないから話す。ほら、昔飼ってたアンちゃんって犬覚えてる?」
「あ?覚えてるよ」
アンちゃん(仮名)は俺が生まれる前から家にいるトイプードルだ。
母のガンが発覚する少し前に病気で死んでしまったが。
「アンちゃんが病気で死ぬ前にね。姉さん(俺の母)が変な事言ってたのよ。」
「変なこと?」
「うん。なんか夜中になると小さい男の子と女の子が頭の周りを走りまわりながらかごめ歌を歌うらしいのよ。」
「あぁあの、籠のなかの鳥は?ってやつ?」
710:
「それそれ。それでその時は私も姉さんも特に気にしてなかったんだけど
アンちゃんが死んだ後お母さんがガンって発覚したじゃない?」
「それから姉さん狂ったように毎日アタシに夜中電話してきてたのよね。また歌ってる、
アタシを連れていこうとしてるんだ、アンちゃんはアタシの代わりに連れて行かれたんだ。って」、
「もう長くないってお医者さんも言ってたから錯乱してたんだと思ってたんだけど・・・
実はアタシも姉さんが亡くなった後、ここにきてから変なことがあったの。」
711:
ここから叔母に聞いた話。
叔母が一階の寝室で寝ていると、上の階から走り回る音が聞こえたらしい。
もう夜中の3時だというのに子供たちがふざけてるなと思って上へいったらしい。
二階に叔母が行くと足音は三階へと逃げていく。
これは間違いなく子供らだなと思った叔母はそのまま三階へ上がったが、そこで違和感を感じたらしい。
家は結構古いのでドアが開閉する音は割とでかい。開けたり閉めたりすれば必ず分かる。
にも関わらずトイレ、和室、洋室とも完全にドアは閉まっている。
不思議に思いながらも叔母は全ての部屋を開け、
子供らが寝ているか確認したそうだが全員爆睡だったらしい。
気のせいかと思い、叔母はそのまま台所で水を飲んだ後一階に降りようとしたらしい。
その時叔母はふと後ろが気になり玄関の方を振り向いた。
そこには一瞬、幼稚園児ぐらいの背丈、
赤と青の着物をきた男の子と女の子が壁の中に消えていく姿がはっきりと見えたらしい。
その時に子供の笑い声が微かに聞こえたそうだ。
この話を聞いて俺も叔母に昔見た足と、女の事を話すと叔母はその女の方も見た事があるらしい。
ただ俺がその時冗談混じりで「その女の霊は母さんだったんじゃね?」と言った時に
「あれは姉さんじゃない」と真顔で返された時は怖かった。
(姉さんじゃないという理由は何故か教えてくれなかった)
712:
叔母は霊感があるらしく若い頃に体験した怖い話をたくさん聞かされてきたので、
その叔母と母が見たならやはりこの家はなにかいるのかもしれない。
結局俺の夢はただの夢だったのか、無事元気な男の子が生まれたのだが、
ここでまた不思議な出来事があった。
713:
弟が4歳になり俺が高2になった春。
叔母がガンになった。正確には転移したとかいってたかな。
早期発見のおかげで手術は成功したのだがこれから話すのは入院中叔母に聞いた話。
弟が生まれる前、つまり叔母のお腹の中の子が
だいぶ大きくなったころ叔母は医者からお腹の子が双子だということを聞かされた。
だが数ヶ月経つと双子はくっついて一児になっていたらしい。
医者から聞いた話だと片方が小さいと片方が片方を吸収してくっつくことがあるらしい。
まぁ無事にその子は生まれたから叔母は何とも思わなかったらしいがその弟が3歳ぐらいの時のことだった。
3歳とはいえ、弟も拙いが大分しゃべれるようになってきた。
だがそんな時期に弟がやたら誰もいない空間に向かって笑っているらしい。
笑ってるだけならまだしもどうやら何かしゃべっているそうなのだ。
気になった叔母が弟に尋ねたらしい、誰としゃべっているの?と。
そしたら弟は「みねちゃん」と答えたそうだ
ますます気になった叔母は「みねちゃんって誰?」と尋ねる。
「みねちゃんはゆーくんのおねーちゃんだよ。
ママのおなかのおいけでいっしょにおよいだんだよ」とさらっと言ったらしい。
そこで叔母は思い出したそうだ。この子はもともと双子だったといいことを。
714:
3歳の子がこんな嘘をつけるはずはないし、双子だということは父以外に話していなかった
(俺もこのとき初めて知った)し、父も誰にも話してないというから弟が知るはずもない。
それから何日か経つと弟は不可解な事をやめたらしい。
叔母が聞くと、「みねちゃんはゆーくんのお腹の中に入ったんだよ」と言っていたそうだ。
後で調べたんだが赤ちゃんは母体の中で羊水という水に常に浸かっているらしい。
だからお池って羊水のことなんじゃないかと思う。
それに俺が見たあの夢がもし双子の片割れを意味していたとしたらゾッとする。
だが俺が一番気になってるのはあの女と子供の霊は何だったのかということだ。
あの子供が出るたびに犬が死んだり、母が他界。叔母にもガンが見つかるなどろくな事がない。
偶然なのだろうが今でも実家に帰るたびにそのことを思い出す。
終わり
お付き合い感謝
718:
「ゆーくん」は誰
722:
>>718
ごめん、弟。
説明忘れ
723:
かごめかごめが
死期を予告するものなのか
死期へ引っ張るものなのか
それが問題
亡霊として出てきていた男女の子供が
新しく生まれ変わったという展開なら
話としては面白いが
それはナシ
見れる報告者も微弱な霊感持ちかも知れない
725:
>>723
長文読んでもらいサンクス
子供の男女の霊が死に誘うにしても予期してるにしても怖いわ
実はこの話投稿しようと思ったのも最近深夜一時ぐらいに自宅で寝てたら
(実家ではない)金縛りにあってさ、そん時にかごめ歌が何故かず?っと
頭ん中で流れてるんだよ。もしかしたら聞こえてたのかもしんないけど・・・。
別に子供とかが見えたわけじゃないしそれだけだったんだが。
ふとこの話思い出したんだよなww
なにかないといいんだが(汗)
254 :1/9:
笑い女
投下していい流れなのかわからないけど。今、俺が体験してる話を。
テレビのバラエティ番組を大音量でかけてて頭痛い状態なので、誤字脱字あるかも。
先週の金曜のことなんだけど、会社の先輩の大村っていう男が死んだ。
もちろん直接現場を見たわけじゃないけど、
マンションの自室で、自分の両耳にボールペンを突き刺して死んでたらしい。
大村自身の手がペンをギュッと握り締めてたっていうんで、
警察も事件性は認めずに、すぐに自殺だって判断した。
会社の連中は、そんな大村の死に様を随分不思議がったりしていたけど、俺は特に驚きもしなかった。
それでも司法解剖っていうやつがどうしても必要らしくて、
多分、大村の身体は詳しく調べられたんだと想像してる。
わかりきってることを調べるために身体を弄り回されるなんて、ちょっと気の毒だと思う。
すぐに通夜があって、同じ課の奴らは課長を先頭に連れだって公共斎場に行ったらしいけど、
俺だけは「どうしても外せない用事がある」って課長に断って、直帰した。
周りから見たら不自然だったろうとは思うけど、
通夜なんていう、湿っぽくて皆が押し黙ってるような空間には、今は堪えられそうにないから。
255 :2/9:
大村と俺とは、先輩後輩っていうこととはあまり関係なく、仲が良かった。
お互いに相手のマンションの所在地を知ってたって書けば、どの程度の仲だったかは伝わるかなと思う。
三週間くらい前のあの日も、大村が会社帰りに俺の部屋に遊びに来てた。
俺らは缶ビールを飲みながら、同僚の陰口ばかり叩いてた。
二人とも、酒を飲むときは会話だけを楽しみたいってタイプだったから、
テレビもつけてなかったし、音楽を流したりもしてなかった。
我ながら暗いとは思うけど。
そのうちに、買い溜めてあったビールが尽きた。
俺はアルコールが無くても会話が楽しければ良いと思ってたんだけど、大村はそれじゃ駄目みたいだった。
「すぐに買いに行こう」って言い出す。
渋々ながらも、大村を連れてマンションを出て、近所のスーパーに買い出しに行った。
店に入るとすぐに、大村が「おい、何だよ、あれ」ってニヤニヤしながら聞いてきた。
指さす先を見ると、ボサボサの髪を腰まで垂らした女が、買い物カゴをぶら下げて野菜を選んでた。
別に何の変哲もない、よくある光景だ。
ただ一つ変わってるとしたら、女が大声で笑ってることだけ。
レタスを手に取りながら、「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑ってるだけ。
それすらも、俺にしてみればやっぱり何の変哲もない、よくある光景だ。
「ああ、あれ。笑い女だよ」
256 :3/9:
説明しとくと、笑い女は近所では有名な人物。
パッと見にはごく普通の若い女で、取り立ててどうこういうべき所もない。
確かに、腰まである髪は痛みきっていてボサボサだけど、そんな女、どこに行ったっていると思う。
ただ、笑い女の変わっているところは、その呼び名通りに、いつでも笑っているところ。
「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう、何かから空気が漏れるような、
それでいてちょっと湿った感じの独特な笑い声を撒き散らして、口の端から涎を垂らしてる。
だから皆、『笑い女』とか、レジ打ちのおばちゃんも『お笑いさん』とか呼んでる。
ただそれだけの存在だ。
キチガイ風でもあるけど、笑い声さえ気にしなければ
誰に迷惑をかけるわけでもないから、周りはあんまり気にしない。
気にしたとしても、『嫌な物を見た』ってちょっとのあいだ思うだけで、すぐに見て見ぬふりをする。
今になって思えば、その時の大村はかなり酔っていたんだと思う。
「ちょっと、からかって来るわ」とか言って、笑い女に近寄っていった。
俺も酔っていたんだと思う。何しろ、大村のことを止めようとはしなかったから。
「なぁ、おい、アンタ。何がそんなにおかしいんだよ」
大村は、ぶっきらぼうな口調で笑い女に声をかけた。
けれど、笑い女は答えない。「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑うばかりだ。
「おい、答えてみろって。世の中、こんなに不景気だっつーのに、何を楽しそうにしてやがんだ」
大村はそんな内容のことを言ってた。
多分、それまでは俺と一緒に陰口を叩くことで発散してたものが、酔いのせいで他人にまで向いたんだと思う。
やっぱり、笑い女は「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑うだけで、何も答えない。
そんなことをしばらく繰り返してから、
大村は「何だよ、こいつ、つまんね。おい、もう行こうぜ」って言って、不機嫌そうにその場から離れた。
257 :4/9:
俺らは、カゴにスナック菓子とかを詰め込んでから、酒の並んだ棚に行った。
大村はすぐに缶ビールを手に取っていたけど、
俺はビールに飽き始めてたから、チューハイをじっくり選ぶことにしたんだけど、
そのうちに、大村が「うおっ」ていう叫び声を上げた。
何かと思って振り返ると、大村と笑い女が至近距離で向き合ってる。
例の「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう声と一緒に、女の口から大村の顔に唾が飛んでるのが見えた。
それから、大村が両手を突き出して笑い女を押し倒すまでは、一瞬だった。
笑い女はフラフラッと倒れて、ペタンと尻餅をついて、
それでも「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑い続けてた。
買い物客とか店員とかが遠巻きに二人を眺めてて、俺も気まずくなってきたから、
適当にチューハイを選んで、大村と一緒にそそくさと会計を済ませた。
笑い女に謝ろうかとも思ったけど、事情がよくわからないし、俺が謝るのも変な気もしてやめておいた。
何があったのか聞くと、大村が言うには、
「お前が酒選んでるの眺めてボーッとしてたら、耳元で気持ち悪い笑い声が聞こえた。
驚いて振り返ったら、すぐ目の前にあの女の顔があった」
それで、気味が悪かったから咄嗟に突き飛ばしたっていうことらしい。
それから、「よく見たらあいつ……」って何か付け加えかけたんだけど、
途中で口ごもって、最後まで聞かせてくれなかった。
258 :5/9:
部屋に帰ってから、また二人で飲み始めた。
でも、大村はさっきのことでバツが悪いのか元気がなくて、
ふとした拍子に会話が途切れて、お互いに黙ってしまうようなことが多くなった。
そんな感じで会話が途切れると、大村はキョロキョロと視線を動かしたりする。
そのうちに、「何かゲームやろうぜ」って大村が言い出した。
こいつがゲームで遊びたがるなんて珍しいなーとは思いつつも、真・無双3で遊んだ。
二人ともすぐに熱中しだして、大村もいつも通りの元気な感じになってきた。
そうしてるうちに、バスがなくなるっていう時間になって、大村は帰っていった。
この時の俺は、スーパーでのことなんか完全に忘れてたと思う。
次の日から、大村の行動がおかしくなりはじめた。
まず、やたらとウォークマンで音楽を聴くようになった。
別にそれ自体はおかしなことではないけど、出勤途中に顔を合わせてこっちから声をかけても、
軽く手を上げるだけでイヤフォンを外そうとしない。
近寄ってみると、物凄い大音量で聴いてるみたいで、やたらと音漏れしてた。
ちょっと感じ悪いなと思ったけど、その時は別に何も言わないでおいた。
それが、昼休みにまで音楽を聴くようになった。
昼飯に誘おうとしても、大村はそそくさとイヤフォンをつけて、一人でどこかに行ってしまう。
挙げ句、仕事中にまでイヤフォンを外さなくなった。
さすがにこれはおかしいと思っていたら、大村よりもさらに上の先輩が大村を怒鳴りつけた。
それからは、仕事中に音楽を聴くようなことはなくなったけど、かわりに独り言を言うようになった。
しかも、「うるさい」とか「ああああああ」とか、大声で言う。周りが注意してもやめようとしない。
みんな、正直気味悪がってた。
259 :6/9:
見るに見かねて、退勤してから大村を呼び出して話をすることにした。
大村は最初、俺と話すのを渋ったけど、
「賑やかなところでだったら話す」って言い出したから、ファミレスに連れ出した。
ファミレスはそこそこの混み具合で、高校生っぽいのが大声ではしゃいだりしてた。
それから、俺が「最近のお前はおかしい」って切り出すと、
大村は「自分でもわかってる」って言った上で、独りでに話し始めた。
なかなか要領を得ない話だったんだけど、大雑把にまとめるとこんな感じ↓
例のスーパーでの一件以降、ふとした拍子に、
笑い女の「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう笑い声が聞こえるようになった。
初めはかすかに聞こえるという程度で、空耳かとも思ってたんだけど、
丁度、背後から段々近づいてきてるような感じで、日を追う毎に笑い声は大きくなってきてる。
周りで何かの音(音楽とか人の声とか)がしているような時には、
笑い声は聞こえてこないのだけれど、ふと無音状態になると、「いひゃっいひゃっいひゃっ」が聞こえてくる。
今では、少しくらい辺りが騒がしくても、それ以上のボリュームで笑い声が聞こえてくることもある。
何より辛いのは夜中で、寝ようと思って電気を消すと、
部屋中に鳴り響くような勢いで笑い声が襲ってくるので、とてもじゃないけど、寝つくことなんてできない。
まとめるとさっぱりしてるけど、実際には話してる途中でいきなり大声を出したり、
「あいつが、あいつが」って泣きそうな声で繰り返したりするから、内容を掴むにはかなり時間がかかった。
しまいには、「あの女に呪われた」とか、「あいつ、幽霊なんじゃないか」とか言い出す始末。
260 :7/9:
俺が何よりもまず思ったのは、大村は変な妄想にとりつかれてるってこと。
笑い女は幽霊なんかではないし、ただのちょっと変わった女でしかない。
その証拠に、あの日以降も俺は笑い女がスーパーで買い物をしてるとこを何度も見てる。実在する人間だ。
笑い声が独特で気味が悪いから耳に残ったっていうのと、
大村なりの罪悪感みたいなものが、妄想の原因だと思った。
大体、スーパーに出る幽霊っていうのも、何だか間抜けだと思う。
そう言って聞かせても、大村はまるでこっちの言うことを聞こうとしない。
『呪い』とか『幽霊』とか繰り返すばっかり。
俺は段々イライラしてきて、「そんなに言うなら、一緒にスーパーに行こう」って切り出した。
大村の言ってることの馬鹿馬鹿しさにも腹が立っていたし、
相手が現に実在してるただの女だって認識すれば、変な妄想もなくなるんじゃないかと思ったから。
勿論、大村は猛烈に嫌がったけれど、俺は大村を無理矢理引き摺るようにして、
レストランから出て、電車に乗って、例のスーパーに向かった。
電車の中でも大村は、ブツブツ呟いてびびってた。
やっとスーパーの前まで着いたところで、大村が「やっぱり嫌だ」って言い出した。
「絶対に中には入りたくない」って。
仕方ないから、「店の前の駐輪場から店内を覗こう」って俺が提案した。
それでも大村は「帰る」って言い出してたけど、俺は相手の肩をがっちり押さえて、逃げ出せないようにした。
ちょっとだけ弱者をいたぶるような気持ちもあったと思う。
けれど、ガラス越しに店内を眺め渡しても、笑い女はいなかった。
いつも笑い女と出くわす時間は大抵このくらいだから、
きっといるだろうと思ったのが失敗だったのかもしれない。
マズイなと思った。
ここで笑い女を見ておかないと、大村は余計に『あいつは幽霊だ』って思い込むかもしれないから。
それでももう少し待ってれば、いつものように買い物に現れるかもしれないって、俺は粘った。
261 :8/9:
そのうちに、大村が両耳を塞いでガタガタ震えだした。
「聞こえるよう、聞こえるよう」って、子供が泣きじゃくってるみたいな調子で、鼻水を垂らして言う。
「やっぱ呪われたんだよう」って。
でも俺は、それが笑い女の呪いなんかで聞こえてるわけじゃないってハッキリ気づいてた。
なぜなら、「いひゃっいひゃっいひゃっ」ていう笑い声は、大村だけじゃなくて俺にも聞こえてたから。
首だけを横に向けて振り返ると、俺に肩を掴まれた大村の真後ろに笑い女が立ってた。
「いひゃっいひゃっいひゃっ」て笑いながら、涎を垂らしてる。
俺は大村が絶対に後ろを振り向かないように、肩を押さえる手に力を込めた。
ただでさえ笑い女を怖がってる大村が、こんな至近距離で当の本人と向かい合うのは絶対にまずい。
少しすると(凄まじく長い時間のように感じたけど)、
笑い女はスーパーとは逆の方向に笑いながら去っていった。
立ち去り際に、笑い女の顔が俺の方を向いた。
俺はそれまで笑い女を遠巻きに見たことは会っても、
あんな至近距離で真正面から見るのは初めてだった。
口はにんまり開かれてるのに、ボサボサの髪の中でこっちを向いてる目は全然笑ってない。
でも、怖いと思ったのはそんなことじゃなくて、笑い女の口そのものだった。
涎が唇の端で泡になってる笑い女の口には、歯がなかった。
262 :9/

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