ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」back

ハリー「ディメンターフエラを実現する会?」ロン「そう」


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1:
ロン「聞いたことある?」
ハリー「まさか、聞いたことない」
ロン「だろ? 行ってみようぜ。ここで開かれるみたいなんだ」
ハリー「ここって……ホグワーツで?」
ロン「さっき寮の壁に貼られてるのを見つけた。ほら」
『ディメンターフェラを実現する会』開催のお知らせ
場所:8階 必要の部屋
日時:あなたがフェラをしてもらいたいと思ったその日、その時
必要な物:健全な身体と性欲。万全の注意力と警戒心。ほんの少しの勇気
ロン「興味あるだろ?」
ハリー「たしかに、惹かれるけど……でも、誰かのいたずらかも」
ロン「いたずらでこんなバカげたこと書く? ディメンターフェラなんて、正気じゃない」
ロン「そんなことを敢えて書くってことは、本当のことだからだ」
ハリー「たしかに、そうかもしれない」
ロン「ところでハリー。今、フェラされたいと思ってる? 僕はもう今しかないってくらい勃起してるんだけど」
ハリー「奇遇だね、ロン。実を言うと、ずっと勃起が収まらなくて困ってたところなんだ」
ロン「これってきっと誰かのメッセージだよ。僕らに『フェラをしてもらえ』って言ってるんだ」
ハリー「誰かって?」
ロン「わからないけど……神様とか? とにかく、僕が言いたいのは……この会に参加するしかないってこと」
ハリー「そうと決まれば、すぐに行動しよう。誰にも見つからないようにね」
               
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12:
〜必要の部屋〜
ゴゴゴゴゴ
ロン「……」
ハリー「……入らないの?」
ロン「……外からひと声かけたほうがいいかなって、悩んでたんだ。だってそうだろ? 中でフェラしてる最中かもしれないしさ」
ハリー「待ってロン、張り紙がある」
【誰にも尾けられていない。周囲に目撃者がいない。以上に確証が持てる者はやかに入室を。ノックは不要、音は立てずに】
ロン「大丈夫だよな? 誰かいる?」キョロキョロ
ハリー「たぶん……大丈夫。誰もここにはいないよ」
ロン「よし、じゃあ……入ろう……。ふぅー……ハリー、君が開ける?」
ハリー「緊張してる?」
ロン「そりゃするさ。ディメンターフェラって、きっと……とにかく凄いよ。想像もできないんだ。そっちこそ、緊張するだろ?」
ハリー「もちろん。でも、それ以上に楽しみかな。……ロンが開けないなら、僕が開けるけど」
ロン「い、いいよ。ディメンターフェラが怖くて、闇の魔法使いに立ち向かえるわけない」
ギィィィ
ロン「あの……張り紙を見たんですけど……」
ルーピン「ロン……? それにハリーも、驚いたな。さあ、入って。ああ、扉を閉め忘れないようにね」
ハリー「ルーピン先生……!?」
               
          
21:
ルーピン「よく来たね。実は言うと、ハリー、君が来てくれないだろうかと期待していたんだ。でもまさか――とにかく、嬉しいよ」
ハリー「僕らも、その……驚きました。だって……まさかルーピン先生とは思わなかったから」
ロン「そう、だって……その、先生はホグワーツから……」
ルーピン「君たちが言いたいことは分かる。本来、ここに私の居場所は無いからね」
ハリー「忍び込んだんですか?」
ルーピン「いや……だが、今はそう思ってくれてかまわないよ。チョコレートを食べるかい?」
ハリー「あ、いえ」
ロン「どうしてわざわざホグワーツで?」
ルーピン「ここには必要の部屋があるし、ボガードもいるからね」
ハリー「ディメンターフェラとボガードに関係があるんですか?」
ルーピン「もちろんだよ。ボガードがいなければ成り立たないと言ってもいい。そうだな、まずはふたりに説明しておこう」
ルーピン「さあ、こっちへ。私もまだここへ来たばかりでね、散らかっているが気にしないでもらえるかい」
ハリー「はい。あの、他の参加者は……会員はいるんですか?」
ロン「僕らふたりしかいないみたいだけど」
ルーピン「ロン、君が見た貼り紙は特別な魔法がかかっていたんだよ。フェラに対する欲求が一定以上に達していなければ、捉えることができないんだ」
ロン「それって、つまり……」
ルーピン「そう、君のフェラへの欲求は一定以上ということになる。ハリー、君もね。ご両親はさぞ鼻が高いだろう」
ロン「やったぜハリー。僕ら、ホグワーツきってのフェラ狂だ」
ハリー「ハーマイオニーに自慢できる」
ロン「当然。アイツ、きっと嫉妬に狂うぜ。すました顔で『だから? それが何』とか言っちゃってさ。羨ましいくせに」
ルーピン「会員は多ければいいわけじゃないからね。今は君たちふたりで十分だ」
ルーピン「さあ、ここがいいだろう。ディメンターフェラはある程度の広さが必要なんだ」
               
          
23:
ルーピン「さて、どこから話そうか……。まず、さっき聞いた以外に、質問はあるかな」
ハリー「ディメンターフェラがどういうものかまだわかりませんけど……でも、どうして、そんなことを始めようとしたんですか?」
ルーピン「『どうして』。ハリー、良い質問だよ。行動には常に動機が伴う。そしてそれを理解することが何より大切なことだ」
ルーピン「大きな課題に突き当たった時、その動機が前へ突き進むための情熱となるからね。私の動機は……そう、好奇心と言える」
ロン「好奇心?」
ルーピン「私はホグワーツの教員をやめてからも、貧しい生活に苦しんでいた。反人狼法によって再就職は何より難しい」
ルーピン「暇な時間をオナニーで潰していたある日、ふと思ったんだ。もし、ディメンターにチンコを吸わせたら、どうなるんだろうとね」
ハリー「どうって……どうかなるんですか?」
ルーピン「分からない。分からないからこそ、調べてみようと思った。そのための『ディメンターフェラを実現する会』なんだ」
ルーピン「ディメンターについては、君たちも詳しいだろう。実際に何度か対面しているからね。貴重な人材だ」
ルーピン「ロン、ディメンターの最大の特徴を言ってもらえるかな」
ロン「えっと……魂を吸うとか?」
ルーピン「その通り。魂、人にとって命の次に大切な『活力』を吸い取ってしまう。そう、『吸う』んだ。理論上はチンコも吸えるはずじゃないか」
ハリー「あの、御承知とは思いますけど……危険じゃないですか? チンコを吸ってもらうと同時に、魂を吸われてしまったら……」
ルーピン「そこがネックだ。こちらがイク前に、魂を吸われて逝ってしまったら、大変だからね。イクのと逝くのは似ているがまるで違う」
ロン「ハリー、やばいよ。これって、かなり危ないかも」
ハリー「だね」
               
          
24:
理論とはなんなのか
               
          
28:
ルーピン「だから、本物のディメンターは使わない。当然だね、命を賭してまでするフェラなんて有り得ない」
ハリー「本物を使わない……?」
ロン「そうか! ボガードだ! それしかない!」
ルーピン「その通り! ロン、もし私がホグワーツの教員のままだったなら、グリフィンドールに1000000000000点与えていたところだよ」
ハリー「ボガードをディメンターに変身させるんですか?」
ルーピン「君と守護霊の呪文の特訓をした時のようにね。言っただろう、ハリー。君が来ることを期待していたと」
ロン「そっか、ハリーはディメンターを最も恐れているから……!」
ルーピン「本物より危険性が低く、それでいながら非常に性質の似たディメンターをつくり出してくれるはずだ」
ルーピン「さあハリー。股間の杖を構えて、その衣装棚の前に立ってくれ。ああ、本物の杖も忘れずにね」
ハリー「先生……僕にできますか?」
ルーピン「大丈夫。君はもう完璧に守護霊を扱えるじゃないか」
ルーピン「ロン、合図したら衣装棚の扉を開けてくれるかい?」
ロン「はい」
ルーピン「よし、準備はいいかい? ハリー」
ハリー「……はい」
ルーピン「ロン! 開けてくれ!」
バンッ
ヴォルデモート「……」
「「「 !?!?!? 」」」
               
          
32:
ロン「そんな……嘘だろ……!? こんなのって……!」
ヴォルデモート「ハリー・ポッター……俺様にチンコを向けているのか……? それはいったい……なんのつもりだ?」
ヴォルデモート「ああ、そうか……舐めてほしいのか。俺様に、そのチンコを……いいだろう。さあ、こい。舐めてやろう」
ハリー「あ、ああ……!」
ルーピン「リディクラス! ロン! 扉を閉めるんだ!」
ヴォルデモート「おじぎぃぃ!!」
バンッ
ハリー「うううぅ!」
ガクンッ
ロン「ハリー! 先生! ハリーが!」
ルーピン「ああ、恐れていたことだ……すまなかった、ハリー。対抗試合で彼と再会していたことを失念していたよ」
ロン「股間の杖が萎えてる……! ハリー! 死んじゃだめだ! 先生、どうしたら……! いつでも勃起してるはずなのに!」
ルーピン「落ちつくんだ、ロン。ハリーは大丈夫。少し疲れただけだよ、さあチョコレートを食べて。落ちつくはずだ」
ハリー「おじぎは嫌だ……ううぅ……」
               
          
34:
ハリー「ごめんなさい……僕、アイツの姿を見た瞬間……取り乱してしまって。その、思い出したから……」
ルーピン「いや、無理もない。君はあれ以来、例のあの人が最大の恐怖の対象となった」
ルーピン「容易に想像できたことだ。これは私の落ち度だよ」
ロン「こうなったらもうディメンターフェラはできない。悔しいけど」
ルーピン「いや、まだ可能性はある。簡単に諦めてしまってはだめだ」
ロン「だけど……」
ルーピン「組分け帽子は何故君をグリフィンドールへ? 勇猛果敢な魔法使いが集う寮のはずだ。弱気になってはいけないな」
ハリー「ロン、僕は諦めない」
ロン「ハリー……!」
ハリー「ここまできたんだ、今更放り出せない。ディメンターへ向けて精子を放つのが僕らの義務なんだよ」
ルーピン「ハリー、君は本当にご両親にそっくりだ。強い意志を秘めたその瞳をみると、かつてのふたりを思い出すよ」
ロン「わかった……こうなったら、とことんヤるしかないよな。絶対にディメンターフェラを実現しよう」
ハリー「うん」
ルーピン「今日はひとまず解散にしよう。ハリー、明日までの課題、わかるね?」
ハリー「3年生のときのように、ディメンターを最大の恐怖の対象にする……」
ルーピン「そうすれば、きっとボガードもディメンターになってくれるはずだ。頑張って、かつてのトラウマを呼び起こそう」
ルーピン「これは辛い試練になる。だが、その先にディメンターフェラという快楽が待っていることを忘れてはいけないよ。いいね」
               
          
36:
〜寮〜
ハリー「うわ、うわあぁぁぁっ……」
ハーマイオニー「あー、聞いてもいい? さっきからハリーはなにをしているの?」
ロン「催眠魔法だよ」
ハーマイオニー「催眠魔法? どういうこと?」
ロン「魔法薬学の本に書いてあったんだ。この薬。記憶の一部を繰り返し見ることで、精神を安定させるって」
ハーマイオニー「それをハリーが飲んだの? 本当に? 苦しんでるようにしか見えないけど」
ロン「当たり前だろ? ディメンターに襲われた時の記憶を繰り返してるんだ。楽しそうに見えるわけない」
ハーマイオニー「なに? ちょっと待って、今なんて……ディメンターに襲われた記憶? 正気!? あなた、どうして落ち着いていられるの!?」
ハリー「うああぁあ……ディメンターがぁぁ…………ああああ……」
ハーマイオニー「はやくハリーの目を覚まさせないと! エネルb」
ロン「待てって! 話は最後まで聞けよ」
ハーマイオニー「なに? どいて。友達が苦しんでいるの、黙って見てるつもり?」
ロン「そうじゃないんだ。これでいいんだよ。ハリーが望んでやってることなんだから」
ハーマイオニー「ハリーが? こんなに苦しんでるのに? 信じられないわ」
ロン「本当のことさ」
ハーマイオニー「どんな理由で? トラウマを呼び起こすことにメリットなんてあると思えないけど」
ロン「いや、だからそれは……」
               
          
40:
ハリー「はっ!!!」
ガバッ
ロン「あ、ハリー、おはよう」
ハリー「ロン……ハーマイオニーも、おはよう」
ハーマイオニー「大丈夫? すごい汗」
ハリー「うん、大丈夫……」
ロン「どんな感じ? すごくうなされてたけど」
ハリー「順調だよ。怖すぎて少し漏らしたんだ。ほら」ジョワアアアアア
ハーマイオニー「え……!? やだ! ちょっと、ハリー! あなた……もう! 信じられない!」
ロン「おっどろき、ここまで盛大に漏らした人はじめて見た……! 凄いよ、ハリー」
ハリー「そんな、これぐらい……どうってことないよ」
ハーマイオニー「どうってことあるわ! 共用のソファーなのよ!?」
ハーマイオニー「はぁ、とにかく、私はありったけの消毒液と消臭剤を持ってくるから……!」
ハーマイオニー「ふたりはソファーを暖炉のそばに運んで乾かして! 今すぐ! わかった?」
ハリー「うん」
ハーマイオニー「もう……どうして男子って……」
ロン「明日はディメンターフェラが実現できそう?」
ハリー「たぶん。自信はある」
ロン「はぁー、なんだか緊張してきた。オナ禁しとかないと」
               
          
42:
〜必要の部屋〜
ルーピン「その顔、覚悟はできているようだね。さっそくだが、いけるかい?」
ハリー「いつでも」
ルーピン「頼もしい言葉だ。昨日と同じ要領でいこう」
ルーピン「肩の力を抜いて。ハリー、フェラされたことはあるかい?」
ハリー「いえ」
ルーピン「フェラされるコツは、全てを委ねることだ。決して逆らってはいけないよ。相手に身を任せるんだ」
ハリー「全てを……」
ルーピン「そうだ。よし。杖を出して、2本ともね」
ハリー「ふぅー……いけます」
ルーピン「いいぞ。ロン、開けてくれ!」
バンッ
ディメンター「……」
ロン「やった……! ディメンターだ!」
ハリー「……! くっ!」
ルーピン「力を抜いて! 大丈夫だ、ヤツに君の大切なものを奪う力は無い! さあ、チンコに幸福感を集中させるんだ!」
ハリー「幸福感を……!?」
ルーピン「ディメンターは楽しい記憶や幸福感に執着する! 今のままでは真っ先に脳を狙われてしまう!」
ルーピン「チンコに幸福感を集中させるんだ! さあ! ハリー!」
ハリー「!?!?!??? ……??????」
               
          
43:
考えるな感じろ
               
          
46:
ディメンター「オォォオォォォォ」
キュオオオオォォォ
ハリー「あああああああっ!」
ロン「だめだ、記憶を吸われてる……! ハリー! 正気を保って! チンコに記憶を移動させるんだ!!!」
ハリー「そう言われても……! うわああああ!!!」
ルーピン「脳からチンコへ記憶を流すイメージだ! 落ち着いて、冷静に! 逆らっちゃだめだ、ハリー!」
ルーピン「力を抜いて、リラックスするんだ! そして、幸福感をチンコへ移すんだ!」
ハリー「せ、先生……! できません……! あああっ!」
ルーピン「わかった、やむを得ないが一度中断しよう……! ハリー、守護霊を呼ぶんだ!」
ハリー「エクスペクトパトロナーム!!!」
ディメンター「オオォォォォォォン」
バタンッ
ハリー「はぁ……はぁ……!」
ロン「ハリー、顔が真っ青だぜ?」
ハリー「大丈夫……少し、疲れたけど」
ルーピン「ディメンターを相手に、股間の杖から白いエクスペクトパトローナムを出すことの難しさを思い知らされた。さあ、汗を拭いて」
ハリー「すいません、先生……期待に応えられなくて」
ルーピン「とんでもない、君はよくやってくれているよ。土壇場で難しい要求をしてしまって悪かったね」
ハリー「どうしても、わからないんです。どうしたら……チンコに記憶を移すことができるのか」
               
          
49:
ルーピン「こればかりは、私にも分からない。未知の領域だからね。これから探っていくしかないだろう」
ロン「ハリー、君の幸福な記憶って何?」
ハリー「幸福……そうだな、やっぱり……両親かな。ハッキリとは覚えて無いけど……でも、ふたりと一緒に生きていたことはたしかだ」
ロン「だったらさ、写真をチンコに巻きつけたらどうかな。ほら、持ってるだろ? 写真」
ハリー「そうか……そうだよ、ロン。それしかない」
ルーピン「ロン、君はこの数年で優れた考察力を得たようだね。その意見に私も賛成だ。ご両親の写真をチンコに巻きつけよう」
ロン「そうと決まれば、持ってくるよ。ハリーは休んでて」
ハリー「ありがとう」
ルーピン「ロンが戻ってきたら再開しよう。それとも、今日はここまでにして休むかい?」
ハリー「いえ、やります」
???「ディメンターフェラは順調なようじゃのう」
ハリー「……!?」
               
          
52:
思い出の写真を...
               
          
55:
ダンブルドア「一度でも射精することができたかの? ん?」
ハリー「だ、ダンブルドア先生……! あの、これは」
ルーピン「焦ることは無いよ、ハリー。ダンブルドア先生は私たちの良き理解者だ。協力者と言ってもいい」
ハリー「協力者……え、でも、ディメンターフェラを実現する会の会員は僕とロンのふたりだけだって……」
ダンブルドア「わしはのう、会員ではない。名誉顧問じゃ」
ルーピン「ハリー、君は私がホグワーツへ忍び込んだと言っていたが、それは違う」
ルーピン「招き入れてもらったんだよ。ダンブルドア先生にね」
ダンブルドア「リーマスが成そうとしてる目論みは前代未聞、荒唐無稽と言えるじゃろう……だが一笑に付すものではない」
ダンブルドア「事が達成されるとすれば、それは魔法界を揺るがす偉業じゃ。手を貸すのは当然と言える」
ルーピン「ありがとうございます」
ダンブルドア「して、経過はどうかのう? ん? 朗らかな表情のロンとすれ違ったが……」
ルーピン「ボガードをディメンターへ変身させることには成功しました」
ルーピン「かすかな光明は見えています。ですが、今向き合っている壁はどれほどのものか、想像もできていません」
ダンブルドア「ほお……聞かせてもらおうかのう」
               
          
58:
ダンブルドア「チンコへの記憶の移動……なるほど、それはたしかに難題じゃ。さて、どうしたものか」
ハリー「さっぱり分からないんです。そもそも、記憶がどんなものかも分からないのに……」
ダンブルドア「ハリー、君は憂いの篩へ記憶の糸を落とした経験があるかのう?」
ハリー「憂いの……あの、校長室にある水鏡のことですか?」
ダンブルドア「そうじゃ。こめかみへ杖を当てると、記憶が出てくる……まるで精子のようにな。ほぼ精子と言っていい」
ダンブルドア「あれと同じように、頭から精子を出すイメージをしてみてはどうかのう? ん?」
ルーピン「ハリー、できるかい?」
ハリー「すいません、やったことがないので、なんとも……」
ダンブルドア「ふむ……では、わしがやってみるとしよう」
ハリー「先生が……!? でも!」
ダンブルドア「心配せんでもよい。わしは名誉顧問じゃ。ディメンターと対峙し、股間を膨らませた経験は一度や二度ではない」
ダンブルドア「ハリー、君がディメンターに襲われたことがあったのう。クィディッチの試合の時じゃ」
ハリー「はい」
ダンブルドア「あの時も、勃起しておった」
ハリー「!?」
ダンブルドア「さて、もう股間の杖は勃起しておる。いつでもエクスペクトパトローナムることができる状態じゃ」
ルーピン「私が危険と思ったら、即座に止めに入ります。それで良ければ」
ダンブルドア「構わん。さあ、そこにいるディメンターをわしの方へ誘導してくれるかのう」
               
          
61:
ディメンター「……」
ダンブルドア「……! 記憶よぉぉぉ! チンコに集えぇぇぇ!」
ディメンター「ォォォォォォォオオオ」
キュォォオオオオオ
ダンブルドア「のぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
ハリー「すごい……! ディメンターがダンブルドア先生の股間の杖に集中して……!」
ルーピン「彼こそ最も偉大な魔法使いだ……! 見事に記憶をチンコへ移動させている……!」
ダンブルドア「あああぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!! えっくす!!!!! ぺくとぱとろーなむっ!!!!!!!!!!」
ドッピュルルル
ハリー「信じられない! 射精した!!!」
ルーピン「ハリー、これは凄いことだよ。まさに歴史的な瞬間だ。この射精は後世に語り継がれることになるだろう」
ダンブルドア「ああああぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! しまったぁぁぁぁぁぁ!!!! 本物じゃあぁぁぁぁぁ!!!!」
ハリー「……先生?」
ルーピン「どうも、様子が変だ……」
               
          
64:
ギィィィ
ロン「ハリー!」
ハリー「ロン、写真は?」
ロン「それどころじゃない! マクゴナガル先生がここへ向かってるんだ! まずいよ、見つかったら……! どうしてダンブルドアがここに?」
ハリー「色々あって……それよりも」
ルーピン「ロン、今の話は本当かい? マクゴナガル先生がここへ?」
ロン「すぐそこまで来てる。どうしよう、どうやって誤魔化したら……」
ルーピン「姿は見られていないね?」
ロン「僕……? はい、なんとか……」
ルーピン「ふたりはここに隠れていなさい。君らを巻き込むわけにはいかない」
ルーピン「これは私が始めたことだからね。私が出て、なんとか誤魔化そう」
ハリー「ここは必要の部屋でしょう? 隠れていればやりすごせるんじゃ……」
ルーピン「相手が生徒ならそうだろう。だがマクゴナガル先生はそうじゃない。優秀な魔法使いだ。危険な賭けに出ることはないよ」
               
          
66:
ルーピン「マクゴナガル先生」
マクゴナガル「リーマス? なぜあなたがここに……?」
ルーピン「説明すると長くなるのですが……」
マクゴナガル「結構です。ダンブルドア先生とご一緒なのでしょう? 察しはつきます」
ルーピン「実は……はい、お察しの通りです。ですが、今は見逃してもらえないでしょうか」
ルーピン「校長と共に、ある研究を進めているんです。秘密裏に」
マクゴナガル「研究……? いえ、その件については後にしましょう」
マクゴナガル「今は憂慮すべき別の件があります。一刻も早くダンブルドア先生へ伝えるべきことです」
ルーピン「なんですか?」
マクゴナガル「……ここにあなたがいることにも関係があるでしょう、リーマス・ジョン・ルーピン」
マクゴナガル「シリウスが魔法省に感知されました。どうやらホグワーツの近くにいるようです」
ルーピン「……! まさか」
マクゴナガル「やはり、思い当たるようですね」
ルーピン「彼には『ディメンターフェラが形になりそうだ』と伝えたばかりで……試したいという思いから、身を晒したのでしょう」
マクゴナガル「ディメンターフェラ……? ディメンターがなんです? 現在、ホグワーツの警戒に当たっていますが」
ルーピン「……? ホグワーツに本物のディメンターが!? まずい!!!」
               
          
67:
ロン「ハリー、さっきから気になってるんだけど」
ハリー「なに?」
ロン「……後ろの衣装棚が閉まってる」
ハリー「それが?」
ロン「ハリーの写真を取りに寮へ戻る前、衣装棚の錠前を閉めたんだ。今も閉まってるってことは、まだ中にボガートがいるはずだろ?」
ハリー「え? でも、じゃあ、それって……もしかして」
ダンブルドア「もう駄目じゃぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バタンッ
ロン「先生!!!」
ハリー「ダンブルドア先生!!! しっかりしてください! ダンブルドア先生!!!」
ダンブルドア「ハリー……わしはもう駄目じゃ……何もかも吸い取られた……後は……頼んだ……から……のぅ……」ガクッ
ハリー「せんせえええええええええええええええっ!!!!!!!!!」
END
               
          
69:
ラスト何が起こったんだよwwww

               
          
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