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赤城「最近加賀さんを誑かす五航戦がいるみたいなの」


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パロネタ
イベント完走の決意表明SS
2: 以下、
翔鶴「えっ」
赤城「翔鶴さん、なにか知らないかしら?」ニコニコ
翔鶴「……えーっと」
翔鶴「知らない、です……」
赤城「ほんとに?」ズイッ
翔鶴「は、は、はい……っ!」
翔鶴(赤城さん、近い近い近い近いっ……!)
赤城「……そう」
翔鶴「えぇ……」ホッ
赤城「加賀さん、いつも瑞鶴さんがどうって話してるから……」
翔鶴「!?」ビクッ
----------------------------------------------------------------------------
3: 以下、

瑞鶴「翔鶴姉ぇ、話ってなに?」
翔鶴「いいからそこに座って!」バンッ
瑞鶴「は、はいっ!」
翔鶴「ねえ瑞鶴……、お願い。まじめに、正直に話してね」
瑞鶴「う、うん……」
翔鶴「加賀さんとは、どういう関係?」
瑞鶴「……」
瑞鶴「……///」カァァ
翔鶴「」
4: 以下、
翔鶴(なにその反応っ、どういう関係なの!?)
瑞鶴「ど、どういう関係もなにも、そんなやましいこととか……!」
翔鶴「やましいっ!?」
瑞鶴「やましくないっ、絶対やましくなんかないってば!」
翔鶴「そ、そう……」
瑞鶴「そんな悪いことなんてしてないし、ど、同意の上で……」
翔鶴(同意の上で!?)
翔鶴(なにをしてるの、同意の上でなにをしてるっていうの……!?)
瑞鶴「そ、それよりなんなの突然そんなこと!」
5: 以下、
翔鶴「えっ」
瑞鶴「なんで翔鶴姉が加賀さんの話なんか気にするの!」
瑞鶴「もしかして翔鶴姉ぇ、加賀さんのこと好きになっちゃったわけ!?」
翔鶴「えぇっ!?」ガタッ
瑞鶴「いくら翔鶴姉ぇでも、加賀さんは渡さないんだから!」
翔鶴「ちち違うのよ瑞鶴、お願い聞いて……!」
翔鶴「私が欲しいのは加賀さんじゃなくってあか……」
翔鶴「え?」
瑞鶴「ん?」
6: 以下、
翔鶴「瑞鶴待って。今、加賀さんは渡さないって……」
瑞鶴「言ってない言ってない!」カァッ
瑞鶴「てゆーか、そういう翔鶴姉だって私が欲しいのは赤城さんって……」
翔鶴「違う違うのよ!」カァッ
瑞鶴「……」
翔鶴「……」
瑞鶴「わ、私そろそろ寝るね!」
翔鶴「えぇ、おやすみ瑞鶴」
瑞鶴「おやすみ、翔鶴姉」
バタン
7: 以下、
翔鶴「……」
翔鶴「……」フルフル
翔鶴(ちょっと待って、なんで姉妹そろって一航戦の先輩方なの!?)
翔鶴(なんてこと……ああもうっ、ほんとどうしたらいいの瑞鶴…!?)
翔鶴(だめよそんなの……だって、だってっ!)
翔鶴(だってこのままじゃ私達……)
翔鶴(先輩方に『姉妹丼』を強いることに…ッ!!)シクシク
翔鶴「!」ハッ
赤城『瑞鶴さんと加賀さんがどういう関係なのか、調べておいてくれないかしら』
翔鶴(赤城さんにはなんて報告すればいいの……!)
8: 以下、
―――――
―――――
次の日
食堂の一角
赤城「……それで」
翔鶴「は、はぃ……」
赤城「翔鶴さんは、今朝はなにを食べますか?」
翔鶴「へっ!? ぁ、そうですね。とりあえず朝ごはんなので軽めで!」アセアセ
翔鶴「親子丼とカツカレーとステーキハンバーグ定食を、大盛で頂こうかと……」
赤城「あら随分と少食……、でもそうね。私も今朝はそれくらいにしておこうかしら」
翔鶴「ぜひ注文してお持ちします…!」ガタッ
赤城「そう? ありがとう。せっかくだし、じゃあお願いしようかしら」
9: 以下、
赤城「なら私は、代わりに飲み物を持ってくるわね」ニコッ
赤城「コーヒー? お茶がいいかしら?」
翔鶴「あ、じゃあ温かいコーヒーを……」
ポチッ
ズーガラガッシャン
赤城「あ、いつもの癖でブラック押しちゃったんだけど、翔鶴さん大丈夫?」
翔鶴「大丈夫です、ありがとうございます」
赤城「ちなみに妹さんは?」ニコニコ
翔鶴「え」
赤城「瑞鶴さん、コーヒーは普段どうやって飲むのかしら?」
翔鶴「ぁ、えっと……あの子はまだ、ブラックでは……」
10: 以下、
赤城「ふふっ、そう」ストンッ
赤城「翔鶴さんも隣、座って?」
翔鶴「……えぇ」スト、ン
赤城「加賀さんってね、コーヒーはいつもブラックなのよ?」
赤城「瑞鶴さん、加賀さんとはだいぶ趣味が違うみたいですね」ニコニコ
翔鶴「そ、そうみたい……です」
赤城「そんな二人なのに、最近すごく仲良しみたいで」
翔鶴「え、えぇ……」ビクッ
赤城「私、すごく気になっちゃったんです」
翔鶴「はい……」
赤城「翔鶴さんも、気になりませんか?」ソッ
翔鶴「!」
11: 以下、
赤城「それで、ちゃんと聞いてくれたと思うけど……」
翔鶴(ど、どうしてこんなに顔を近付けてくるの赤城さん……!)
翔鶴「は、はぃ、一応……」カァァ
赤城「あら翔鶴さん、顔が赤いわ。大丈夫?」
翔鶴「だいじょうぶです!」
赤城「そう?」キョト
12: 以下、
翔鶴「えっと……その、私……」
赤城「えぇ」ニコニコ
翔鶴「瑞鶴と、加賀さんは……」
赤城「きゃっきゃうふふ?」
翔鶴「えっ」
赤城「……ではないわよね?」ニコニコ
翔鶴(ひゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!)
翔鶴(赤城さんの笑顔がこわい……!)
翔鶴(危ないわ。でも駄目よ翔鶴……!ここは堪えて踏ん張るのよ……!)
翔鶴(もし悲鳴なんて上げたら、私の大事な瑞鶴が…!!)
13: 以下、
翔鶴「そ、そうではないと、思い……ますけど」
赤城「……そうなの」
翔鶴「えぇ……」
翔鶴(納得……はしてくれてないかしら)
赤城「……それなら翔鶴さん」
翔鶴「えっ、はい」
赤城「今度、日曜日に加賀さんが瑞鶴さんとお出掛けするみたいだから」
翔鶴「は、はい?」
赤城「着いて行ってみましょうか」ニコッ
翔鶴「えっ」
14: 以下、
――――― ――
翔鶴「……」ドキドキ
翔鶴「あ、あれってやっぱり……」
翔鶴(憧れの赤城さんと一緒にお出かけできるってこと!?)
翔鶴「やった……やったわ私!」ぴょんっ
トントン、
翔鶴「はい?」
瑞鶴「翔鶴姉ぇ、あのね、もしデートに行くとしたらどっちの服がいいと思う?」ガチャ
翔鶴「え、っと……」
翔鶴「こっち、かしら……」
瑞鶴「やっぱり翔鶴姉もそう思う!?ありがと!」
バタンッ
翔鶴(……目的は瑞鶴たちの尾行だけど)
15: 以下、

日曜日
翔鶴「いってらっしゃい、瑞鶴。楽しんできてね」
瑞鶴「ありがとう!!いってきまーす!」
ガチャッ
バタバタ...
翔鶴(瑞鶴、とうとう行ってしまったのね……)
翔鶴「そして私も……」スーハー、スーハー
翔鶴「待ってて瑞鶴……!あなたのことは、私が必ず守ってみせるわ!」グッ
翔鶴(髪型よし、服装よし……!)
ガチャッ
翔鶴「いってきま……」
赤城「おはよう、翔鶴さん」
16: 以下、
翔鶴「……おはようございます」
翔鶴(ど、どうして赤城さんが部屋の前に!?)
赤城「それじゃあ行きましょうか」ニコッ
翔鶴「えぇ……」
翔鶴(ちょっと待って私!これってまるでデートみたいじゃ……!)
翔鶴(舞い上がっちゃだめってわかってるけど……!)
赤城「今日はいい天気でよかったわ」
翔鶴「……そ、そういえば加賀さん達はどこに行くんですか?」
赤城「え?」
翔鶴「え?」
17: 以下、
赤城「……えっと」
翔鶴「……もしかして、加賀さんたちがどこへ行くか」
赤城「ああ、そういえば……」
翔鶴「え?」
赤城「いえ。……ごめんなさい、加賀さんにデートコースを聞くのを忘れていました」
赤城「これは、とんだ慢心ね」フフッ
翔鶴「慢心だなんて、そんな……」
赤城「けどまだ出たばかりだもの、そんなに遠くへは行っていないはずよ!」グッ
翔鶴「そ、そうですよね……!」グッ
赤城「えぇ、だからちょっと急ぎましょうか」
翔鶴「えっ、赤城さん――」
赤城「きっと二人とも、鎮守府からの最寄り駅に向かったはずだから」グィッ
翔鶴(手、掴まれて……)カァァ
18: 以下、
――――― ――

翔鶴「はあ、はあ……」
赤城「……ふう、間に合ったみたいね」
翔鶴「えぇ……」
翔鶴(瑞鶴の隣に、たしかに加賀さんがいる――)
翔鶴(瑞鶴……いつの間にこんなことに……)
赤城「電車、乗りましょうか」パッ
翔鶴「あ、はい……」
翔鶴(手、離されちゃった……)
19: 以下、
スーッ
ガシャン
翔鶴(……はあ、電車に乗ってようやく落ち着いたわ)
翔鶴(瑞鶴たち、どこへ行くのかしら)
ガタンゴトン、
ゴトンガタン、
赤城「うふふっ、電車ってやっぱり乗り慣れないわね」
翔鶴「え」
赤城「実は私、古参のわりにほとんど鎮守府から出たことがなくて」
翔鶴「あ、そういえば……」
翔鶴(一航戦の先輩方が出掛ける姿って見たことなかったわ、いつも食堂か弓道場に居て……)
翔鶴(そもそも艦娘に外出許可なんて、滅多に下りないけど)
翔鶴(けど、それより……)
赤城「うふふ……今日は楽しみねぇ」ニコニコ
翔鶴(……今日の赤城さんは、また一段と素敵です…)
20: 以下、
翔鶴(赤城さんは、いつも素敵な笑顔だけど……)
翔鶴(でも、私は知っているんです)
翔鶴(今日赤城さんの逆鱗に触れたが最後、瑞鶴の命が――!)ガタガタ
『次はー、横浜駅、横浜駅です。お出口は――』
ガタタン、ゴトトン、ガタタッ...
翔鶴「あっ」フラッ
赤城「!」ストンッ
翔鶴「……!…」
赤城「……危なかったわね」ニコッ
翔鶴「ご、ごごごごめんなさいっ///」バッ
翔鶴(よろけて赤城さんのほうに倒れこんじゃうなんて……!)
21: 以下、
翔鶴「よろけたところを助けて頂いて、ありがとうございます!」
赤城「いいのよ別に、それくらい。気にしないで?」
赤城「ふふっ……」ジィ
翔鶴「え?あ、あの……?」モジッ
赤城「あ、加賀さんたち、ここで降りるみたい」
スーッ
ガシャン
翔鶴「あ、ほんと……」
赤城「私たちも降りましょうか」
翔鶴「えぇ……」ホッ
22: 以下、
トトト...
翔鶴「もう改札から駅を出るみたいですね」
赤城「私たちも出ましょうか」ニコッ
ピー、ピー
赤城「!? 敵襲!?」ペチ、ペチ
翔鶴「なんでしょ――って赤城さん!? 私たちは切符です、切符っ!」
赤城「え? でも、みんな台を叩いて通っていますけど……」オロオロ
翔鶴「そっちはICカード専用です! 私たちはこっち!切符を通すんですっ!」
赤城「あ、あらら……そうだったの。知らなかったわ…」タラリ
23: 以下、
赤城「凄いわ、街にはこんなに沢山の人がいるのね」キョロキョロ
翔鶴「迷子になっちゃいそうですね……」
翔鶴(さて、瑞鶴たちは……)
翔鶴「!」ハッ
赤城「加賀たちはどこへ行ったのかしら……」
翔鶴(あの二人……手、手なんか繋いじゃって……!)アワアワ
24: 以下、
赤城「翔鶴さん?」
翔鶴(とりあえず、あんな光景を赤城さんが見たらどんなことになるかわからないわ……!)
翔鶴(なんとか見せないようにしなきゃ……!)
翔鶴「あああ赤城さん! 加賀さんたち、あのお店入って行ったのが見えました!」
赤城「えっと、どのお店ですか?」
翔鶴「えっとえっと……!」
翔鶴(とりあえず気を逸らして――って、ほんとにそのお店行っちゃうの!?)ガーン!?
赤城「……」ニコニコ
翔鶴「……」チラッ
赤城「二人とも、とても仲がいいみたいね」
翔鶴「え、えぇ……」
25: 以下、
赤城「……私たちも行きましょうか」
翔鶴「お、同じお店に?」
赤城「えぇ、もちろん」
トトト...
翔鶴「ぅぅ……お願い瑞鶴、どうか一日無事でいて……」クスン
翔鶴「あの、赤城さん本当に――」クルッ
翔鶴「……って、あら?赤城さん?赤城さんどこですかー!?」ポツーン
>>プリンの露店販売デース/
>>買います買いまーす!/
翔鶴「ちょっと赤城さんっ!?」
翔鶴(もうっ!あの人、本当に瑞鶴たちを追いかける気あるんですか!?)
翔鶴(うぅっ……、瑞鶴も赤城さんも世話の焼ける!)
翔鶴(こうなったらもう、とことん赤城さんと瑞鶴たちを見守るしかないわ……!)
―――――
 ―――――
26: 以下、
赤城「見付からないようにしなきゃね」モグモグ
翔鶴「えぇ……」コソッ
翔鶴(瑞鶴たち、服を見てるみたいね……)
翔鶴(瑞鶴ったら、ほんとに楽しそう……。加賀さんに『似合ってる』って言ってもらって、照れちゃってるわ……)
翔鶴(……私の妹ながら本当に可愛い……)フフッ
赤城「翔鶴さん」
翔鶴「えっ、はい!」
赤城「翔鶴さん、この服いいと思わない?」
翔鶴「あ、えっと、赤城さんにですか?」
赤城「じゃなくって、翔鶴さんによ」
翔鶴「私?」ドキッ
赤城「似合うと思ったのだけど」
27: 以下、
翔鶴「……そ、そうですか?」
赤城「えぇ、きっと似合うわ」
翔鶴「あ、ありがとうございます……」
翔鶴(私の趣味とは少し違うけど、赤城さんに言われたら欲しくなっちゃう不思議……)
赤城「ふふっ、翔鶴さんとのデート、楽しい♪」
翔鶴「で、デート!?」
赤城「しーっ」
翔鶴「あっ……」
翔鶴(きゅ、急に赤城さんがデートって言うから……)ドキドキ
28: 以下、
翔鶴「そ、そろそろ違うところへ行くみたいですよ、行きましょう!」
赤城「えぇ?……お洋服もうちょっと見たいです……」シュン
翔鶴「二人のこと見失っちゃうからダメです!」
赤城「私たちのペースで楽しみましょうよー…」
翔鶴「いけません!!」
赤城「追いかけるのももう止めたいです…」
翔鶴「いいから行きますよ!」グイッ
赤城「うぇぇぇん…」ズルズル…
29: 以下、
翔鶴(どうしよう、デートなわけじゃないのに)
翔鶴(赤城さんの隣にいるだけで、心臓がうるさい……///)
赤城「あ……また口喧嘩してます。二人は相変わらずねぇ」
翔鶴「えっ」
翔鶴「……そう、ですね…」
翔鶴(色んなお店、冷やかすだけ冷やかして)
翔鶴(瑞鶴はきっと、加賀さんのことが好きなのね)
翔鶴「本当のデートかぁ……」
翔鶴(……瑞鶴が、ちょっと羨ましいかも)
30: 以下、
????? ??
赤城「あ、もうお昼みたいですね」
翔鶴「そういえば……」ぐぅ?
赤城「お昼ご飯、お腹いっぱい食べたいですねー」クスッ
翔鶴「あの二人は……ぁ、ファーストフード店に入って行きましたよ?」
赤城「ふぁすとふ?ど?」
翔鶴「えっと……たしか、早く食事が出てくるお店のことです」
赤城「あらっ、いいですね! なんていい心掛けのお店なんでしょう」
赤城「さすが加賀さん、店選びも上々ね」
赤城「私たちも食べに行きましょうか」
翔鶴「はいっ。結構歩いたからお腹減っちゃったかも……」
赤城「ふふっ、そうね」
31: 以下、
――――― ――
赤城「私、お金払うの初めてなんです」ウキウキ
赤城「注文は、鎮守府の食堂でやってる感じでいいのかしら?」
翔鶴「あれよりは少し複雑ですけど、だいたい同じですよ」
赤城「そうなのね…。分かったわ」
翔鶴「あ、飲み物どうします?この中から選んでください」
赤城「ドリンク、はー…っと。あら? この、コーラって何かしら?」
赤城「あ…、ポーラさんと似てるから、きっとお酒の名前ね」フフッ
翔鶴「いえ、ソフトドリンクです」
赤城「あらそう?うーん、難しいから翔鶴さんのおすすめで」
翔鶴「私の……ですか?」
赤城「はい、お任せです」
赤城「期待、してますね♪」
翔鶴「ま、任せてくださいっ!」
翔鶴(赤城さんに格好いいとこ見せなきゃ!)グッ
32: 以下、
翔鶴「メガマックのセットを百個ください!」
店員「はいビックマックのセットをひゃ……百個ぉぉおっ!?」
赤城「あ」
翔鶴「はい?」
赤城「加賀さんたち、お店で食べるわけじゃないみたいですね」
翔鶴「外で食べるんでしょうか?もう瑞鶴ったら、お行儀の悪い……帰ったら叱らないと……」
赤城「ふふっ、でもテラスでだなんて、素敵なランチタイムね」
翔鶴「赤城さん、私たちはどうしましょう?」
赤城「中で食べましょうか、中からでも加賀さんたちが見えないわけでもないし」
ポスッ
赤城「翔鶴さんはこっち」
翔鶴「あ、はい……」
33: 以下、
翔鶴(赤城さんの隣……こういうお店のカウンターって、なんだか距離が近いような気がするのはどうしてかしら……)
赤城「いただきます」パンッ
翔鶴「あっ、いただきます」パンッ
翔鶴(外でもきちんと手を合わせるんだぁ……私一人じゃ省いちゃうかも)
翔鶴(って、加賀さんまで……瑞鶴も釣られちゃってる)クスッ
翔鶴(けど、ベンチの距離感がなんとも微妙な……!もうちょっと近付いたっていいんじゃ……!あ、でも赤城さんが見てるから……)
赤城「うふふっ、青春ですねぇ」
翔鶴「そ、そうですねっ」ビクビク
34: 以下、
翔鶴(ああ、瑞鶴を応援したいけど……!)
翔鶴(って、なにやってるのあの二人は!?)
翔鶴(あれじゃカップルみたいじゃない……!も、もうそうなのかもしれないけど!)カァァッ
赤城「……」ニコニコ
翔鶴「あ、赤城さん!」ハッ
赤城「え?」
翔鶴「えっとえっと!」アワアワ
ゴトンッ
翔鶴「あっ」
35: 以下、
翔鶴(ジュースが!)
ピシャーッ
赤城「だ、大丈夫!?」ガタッ
翔鶴(ああもう、私の不幸艦!なんてベタな……服は濡れなかったけど、手がベタベタに)
赤城「ちょっと待って、拭かなきゃ」ズイッ
翔鶴「え、赤城さん……」キュン
翔鶴(って、私ったらなに考えてるの!はしたないわ……!)
36: 以下、
赤城「ハンカチ使って」キュッ
赤城「洗いに行ったほうが早いけど、とりあえず」
翔鶴「あ、ありがとう……ございます」
翔鶴(赤城さんの手が私の手に……!)
赤城「ふふっ、ちゃんと気をつけなきゃね」ナデ
翔鶴「は、はぃ……///」カァァッ
37: 以下、

翔鶴(はあ……さっき一瞬恋人繋ぎされたのかと思っちゃったわ……)
翔鶴(……恋人)ポー
赤城「ごめんなさい、お待たせ」
翔鶴「あっ、はい」スタッ
赤城「加賀さんたちは……」
翔鶴「まだ本屋さんにいるみたいですよ」
赤城「そう、よかったわね」
翔鶴「……えぇ」
赤城「……」
赤城「翔鶴さん、どうかした?」
翔鶴「えっ、ど、どうしてですか?」
38: 以下、
赤城「なんとなく、かしら」
翔鶴「えっと……」
翔鶴(瑞鶴たちのこととそれから私たちのこと、考えて少しナイーブになってたなんて、言えるわけなんてないし……)
翔鶴(恋人になってくださいなんて……そんなの)シュン
赤城「……ごめんなさい。私に言えないことならいいんだけど」
翔鶴「ご、ごめんなさい……」
赤城「謝ることじゃないわ。私も言い出しづらいこと、あるもの」
翔鶴「そう、ですか……」
赤城「えぇ」
39: 以下、
翔鶴(赤城さんのこと、そういうことも含めてなんでも知りたいと思っちゃうのは……)
翔鶴(きっと、私のわがままよね)
翔鶴(……だって、自分の気持ちすらも伝えられないんだもの……)
赤城「あ、加賀さんたち」
翔鶴「へ」
赤城「そろそろ帰るみたいですよ」
翔鶴「そういえば、もう夕方ですね」
赤城「今日は一日、とっても早かった気がするわ」
翔鶴「……私もです」
40: 以下、
赤城「なら良かったわ」
翔鶴(……このまま今日が終わらないでほしいな、なんて)
翔鶴(瑞鶴たちには、悪いけど)
翔鶴(だって今日が終わったら、赤城さんとまた二人で遊びに来れるはずなんてないもの)
赤城「私たちも出ましょう」
翔鶴「……」コクリ
―――――
 ―――――
41: 以下、
トトト...
翔鶴(こうして妹の背中を見て歩くのって初めてかも……)
翔鶴(私たち姉妹はいつだって隣にいたんだもの)
翔鶴(頼れる背中……。瑞鶴も改造を重ねて、だんだん、大人になっていくのよね……)
翔鶴(大人に……って)
赤城「……加賀さん」ピタ
翔鶴「あ、あああの子……!///」
翔鶴(加賀さんを引き寄せてこんな道端でなななななにを……!)
赤城「あらあら加賀さんったら……」ニコニゴゴゴゴッ
翔鶴「!?」
42: 以下、
翔鶴(あ、赤城さんの表情が固まってる……!)
翔鶴(やっぱり怒ってるのかしら……)
翔鶴(すごく割って入りたそうにしてる……けど、でも)
翔鶴「あ、あの!赤城さん!」
赤城「……え?」
翔鶴「も、もう二人を追いかけるのはやめましょう」
43: 以下、
赤城「……」
翔鶴(うっ)
翔鶴(けど私、怯んじゃだめ……!)
翔鶴「加賀さんも、瑞鶴も、幸せそうですし……」
赤城「えぇ」
翔鶴「私たちは、同じ部隊の仲間として見守るべきじゃないかなって……!」
翔鶴(こうして赤城さんと一緒に居られるのは楽しかった、嬉しかった)
翔鶴(今日が終わってほしくない)
翔鶴(でも……)
翔鶴(妹の逢瀬を追いかけるなんて理由で、一緒にいたくない!)
44: 以下、
赤城「……翔鶴さん」
翔鶴「加賀さんは、きっと瑞鶴が幸せにします」
赤城「……」
翔鶴「ですから、瑞鶴を許してあげて、ほしいんです……」
赤城「…………」
赤城「……私も、そこまで我侭じゃないもの」
翔鶴「えっ?」
赤城「加賀さんがあんなに幸せそうだって、ちゃんとわかったから……もう平気」
赤城「言われなくても、安心して瑞鶴さんに加賀さんを任せられるわ」ニコッ
翔鶴「赤城さん……?」
45: 以下、
赤城「そもそもね。今日の私の目的は、加賀さんだけじゃなかったから」
翔鶴「へ?」
赤城「普段、翔鶴さんに『私なんかが赤城さんとご一緒するなんて……』って壁を作られていたから……」
赤城「だから私、いつもあなたと仲良くなるきっかけを探してたの……」
赤城「そんな時に、いつも一緒だった加賀さんが、急に私を置いて外出するって聞いて……びっくりしちゃって」
赤城「それで……ズルいって……」
赤城「私も……あなたと、翔鶴さんとお出掛けしてみたいのに、って」
赤城「そう、思ってしまったのよ」フフッ
翔鶴「……///」カァァッ
46: 以下、
赤城「普段は、ひたすら食べて、寝て、訓練して過ごすくらいしかない私だけど……」
赤城「今日は、急なお誘いに付き合ってくれてありがとう」
赤城「翔鶴さんと同じ時間を過ごせてよかったわ」
翔鶴「……赤城さん」
赤城「……その、それでね、翔鶴さん」
翔鶴「は、はいっ」
赤城「また、良かったら一緒に、どこかへ、お出掛けしない?」
翔鶴「えっ……」
47: 以下、
赤城「もちろん提督の外出許可が下りないと行けない」
赤城「これから始まる秋イベントを、生きて乗り越えないといけないわ」
赤城「とても大変なことだけど、……それでもまた翔鶴さんとお出掛けしたいの」
赤城「あなたとの未来が欲しい……」
赤城「だ、だめかしら……」
翔鶴「そ、そんな、だめなんかじゃないです……!」
翔鶴「……嬉しい、です…」カァァッ
赤城「……」
赤城「良かった」ホッ
48: 以下、
翔鶴(―――瑞鶴聞いて、私ね……)
翔鶴(……瑞鶴たちには全然、まだまだ及ばないけど)ドキドキ
赤城「ありがとう、翔鶴さん」
翔鶴「わ、私こそ!」
赤城「……」ギュ
翔鶴「……///」ギュ
赤城「さて、帰りましょうか。みんなが待ってるわ」ニコニコ
翔鶴「はい……!」
翔鶴(深まる理解とともに、親愛がある)
翔鶴(今はただ、深まる先の……未来を信じて―――)
終わり
49: 以下、
―――――
 ―――――
赤城の部屋。
赤城「……」ポス
翔鶴『……嬉しい、です…』カァァッ
赤城「……ふふ」
コンコン
加賀「赤城さん、今日も一日お疲れさまです」
赤城「あら、加賀さん。お疲れさまでした」
赤城「あ、加賀さんの場合は……」
赤城「お楽しみでした??、かしら♪」
加賀「!?」
50: 以下、
加賀「……見てらしたんですか?」
赤城「ええ、少しね。少し」
加賀「……」
赤城「ほ、ほんとよ?」アセアセ
加賀「まあ、いいけれど」
加賀「ですが私の心配をする前に、自分の心配をするべきでは?」
赤城「……」
51: 以下、
赤城「……実はね、今日は、加賀さんたちをだしに使わせて貰ったのよ?」
加賀「あら……どうりで仲睦まじい二人が、いつまでも後ろから消えなかったわけね」
赤城「バレてましたか」
加賀「かといって、隠れるつもりもなかったのでしょう?」
赤城「まあねぇ……」
赤城『加賀さんを誑かしてる五航戦がいるみたいなの』
赤城「なーんて、ね」
赤城「ふふっ、今から五航戦にアプローチ掛けようとしてる一航戦が、何を言っているのかしらね……」
52: 以下、
赤城「……加賀さん」
加賀「はい」
赤城「イベント、必ず勝ち抜きましょうね」
加賀「当然です。一航戦の誇りに掛けて、必ず完走するわ。……赤城さん?どうかしたの?」
赤城「いいえ、ごめんさない。ただ……」
赤城「こんな不純な気持ち、初めてだから……戸惑ってしまって」ウフフッ
加賀「そう……」
赤城「もっともーっと……仲が深まればいいですねぇ……」ギュゥゥ
加賀「……そうね」フフッ
―――――
 ―――――
53: 以下、
―――指令室
コンコン
加賀「失礼します、提督」
提督「加賀……?どうした、今日の秘書はお前じゃないだろう」
加賀「ええ、ですがイベントが始まる前に直々にお話しがあります」
提督「なんだ、言ってみろ」
加賀「今回のイベント、必ずや、誰一人轟沈することなく終えましょう」
提督「無論そのつもりだ。……なんだ、それをわざわざ言いに?」
加賀「ええ、大事なことですから」
加賀「そして、その先に見える――」
加賀「暁の水平線に、勝利を刻むのよ」
54: 以下、
以上です。
秋イベント頑張りましょう!
56: 以下、
赤城さんはほんま不器用なお人や…でもそこがいい
乙乙
元スレ
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よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」"楽しすぎて狂っちまいそうだ!"
一方通行「なンでも屋さンでェす」可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」"一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」珍しい魔術側メイン、見るといーの!
垣根「初春飾利…かぁ…」新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」ス、スタイリッシュアクションだった!
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
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ジャック:美琴「くらえ超電磁砲!!」俺「フ…」ニヤッ
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なんで日本って「東京都」だけが強い国になっちゃったの?

赤城「最近加賀さんを誑かす五航戦がいるみたいなの」

「次は…絶対にワタシっ!」ブーケトスへの意気込み、最高潮です。

今のスマホを24か月以上使ってる奴wwwwwwww

FF15がめちゃくちゃ面白い神ゲーであることが確定wwwwwwwwwwwwww

【画像16枚】発想がすごい!世界の彫像

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