千歌「あれ、曜ちゃん今日眼鏡?」曜「コンタクト落としちゃって……」back

千歌「あれ、曜ちゃん今日眼鏡?」曜「コンタクト落としちゃって……」


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千歌「そうなんだ」
曜「変、かな?」
千歌「ううん、そんなことない」
千歌「すごく可愛いよ」
曜「えへへ……ありがとう」
千歌「どれくらい目悪いの?」
曜「近くにあるものは見えるけど、ちょっと遠くにあるものだとぼやけるくらい、かな」
千歌「よく分かんないから視力検査しよう!」
曜「い、いきなりだね」
8:
千歌「ちょっと待ってねー……」
曜(いつものことだけど唐突だなぁ)
千歌「はい! それでは今から私が書く文字を読み上げてください!」
曜「了解しました!」
千歌「っとその前に……」
曜「っ……」
千歌「眼鏡、預かっておくね」
曜「う、うん……」
千歌「それじゃあ視力検査を始めます!」
曜(たぶんだけど、千歌ちゃん私の眼鏡頭に乗っけてる……可愛い……)
16:
千歌「まずはレベル1。はいどーぞ」
曜「えっと……沼津?」
千歌「正解。流石にこれは読めるんだね」
曜「まあそこまで大きく書いてあるとね」
千歌「じゃあ次はレベル2。はい」
曜「えっと……アク……ア?」
千歌「正解。もう怪しくなって来た感じ?」
曜「たぶんアルファベットで、なおかつ千歌ちゃんの字が癖っぽいからだと思う」
千歌「あはは、ごめんごめん。もうちょっと分かりやすいヤツにするねー……」
千歌「はい、これは?」
曜「制服!」
千歌「っ」
25:
曜「ちゃんとは見えてないんだけど、シルエットだけで分かっちゃった」
千歌「好きなものの字だと認識しやすいのかな?」
曜「うーん、どうなんだろう」
千歌「確かめてみよっか。どーぞ」
曜「うん……? 水……水……なんだろうこれ……」
千歌(薄目で頑張って読もうとしてて可愛い)
曜「水……水……」
曜「あ! 水泳!」
千歌「正解だけど、曜ちゃん読めてなかったよね」
曜「水までは読めて、そのあとは連想しました!」
千歌「そういう目的じゃないんだけど……まあいいや」
千歌「じゃあ次は……」
千歌「……はい、どーぞ」
曜「ううん……? なんだろうこれ……漢字、だとは思うんだけど……」
千歌「見えない?」
曜「流石に小さ過ぎるかも……」
28:
千歌「じゃあ少し近づけるね……」
曜「あー……なんとなく、見えて来たかも……」
千歌「どう? 読めそう?」
曜「高……海……」
曜「あ! 分かった! 高海千歌!!」
千歌「ふふ、正解」
曜「ごめん、これも連想しちゃった。歌みたいな細かい字はこれくらいになると読めないや」
千歌「なるほどなるほど……」
千歌「じゃあラスト3問! はい、どーぞ!」
曜「う、小さい……」
千歌「読めるかなー?」
33:
曜「ごめん、何も見えない」
千歌「じゃあちょっとだけ近付いていいよ?」
曜「うーん……」
千歌「どう? 見える?」
曜「見えない……」
千歌「ヒント。二文字だよ」
曜「それってヒントって言うのかな……」
千歌「これ以上近付くの禁止だよ!」
曜「ここからだと読めないんだけど……」
千歌「ふふ、読まなくていいの」
曜「えー、なにそれ」
34:
急用
70:
曜「教えてよ、なんて書いてあるの?」
千歌「秘密だよー」
曜「うーん、気になるな……」
千歌「じゃあ次のが読めたら教えてあげるね」
曜「そうこなくっちゃ」
千歌「はい、どーぞ」
曜「んー……」
曜「千歌ちゃん、やっぱり小さくないですか」
千歌「さっきよりも大きくしたよー?」
曜「そうかなー……」
千歌「あ、ダメダメ! さり気なく近付いて来ないで!」
曜「あはは、なんか傷つく言い方だね」
千歌「ずるしちゃダメだよー」
71:
曜「ヒントください!」
千歌「ヒントかー……んー……三文字だよ!」
曜「それじゃあさっきと変わらないよ」
千歌「じゃあもう一つヒントあげるね」
千歌「この言葉は……今の私の気持ちだよ」
曜「千歌ちゃんの気持ち?」
千歌「今の大大大ヒントだから! これで分からなかったら曜ちゃん罰ゲームだよ!」
曜「罰ゲームはやだなぁ……うーん、今の千歌ちゃんの気持ち、か……」
曜「うむむ……」
千歌「さあ渡辺選手! 答えをどうぞ!」
73:
曜「三文字の……今の千歌ちゃんの気持ち……」
曜「!」
曜「分かった! 『暑い』だ!」
千歌「……」
千歌「曜ちゃん絶対に文字見てないでしょ」
曜「見てないというか見えないというかー……」
千歌「ぶっぶー! 違います! 曜ちゃんはあとで罰ゲームね!」
曜「あっちゃー。正解はなんだったの?」
千歌「秘密だよ」
曜「ええ……それは流石にいじわるだと思うんだけど……」
千歌「最後の問題に答えられたら全部教えてあげるね」
曜「罰ゲームは?」
千歌「無しでいいよー」
曜「やった」
74:
千歌「じゃあ最後の問題です、はい」
曜「あ……さっきよりは……読める、かも……」
曜「んー……でも、さっきと比べるとかなり長いような……」
千歌「最後の問題だからね、ちょっと難しくしてます」
曜「文章とか?」
千歌「文章です!」
曜「うむむ……」
千歌「わかるかなー」
曜「あ……な……」
千歌「お!」
曜「あな……たの……金……? を……」
千歌「ふふ……」
曜「え、なにこれ……ほ、仏……? え、仏ってなに……」
千歌「はいここまで!」
75:
千歌「それじゃあ曜ちゃん答えをどうぞ!」
曜「あなた……金……仏……」
曜「分かった! あなたのお金を仏におさめてください、だ!」
千歌「むー……」
曜「あ、あはは。そんなわけ……」
千歌「惜しい!」
曜「惜しいんだ!!?」
千歌「はい残念。曜ちゃんは三文連続不正解だったので学校から帰るまで眼鏡没収です」
曜「あちゃー」
千歌「曜ちゃん本当に目が悪いんだね。絶対に読めると思ったのに」
曜「この距離だと千歌ちゃんの顔もハッキリ見えないくらいだから」
千歌「そうなんだ……」
76:
曜「って千歌ちゃん、視力検査に夢中で今日の目的忘れてませんか?」
千歌「目的?」
曜「私たちが夏休みなのに学校に来てる目的」
千歌「目的……目的……プールで泳ぐ!」
曜「じゃないよね。夏休みの宿題することだよね」
千歌「あはは、忘れるわけないじゃん。覚えてるよー? 宿題だよね! 宿題!」
曜「眼鏡返してもらわないと宿題が出来ません!」
千歌「あー、そうだよね……分かった。じゃああと一時間したら返すね」
曜「それまで宿題はなし?」
千歌「なし! さっき学校に来たばっかりだし、ちょっと休憩しよーよ」
曜「なんかこの前もそんなこと言って、結局宿題しなかったような気が……」
千歌「大丈夫大丈夫。この前はこの前。今日は今日だよ」
曜「本当に大丈夫かな……」
千歌「ってことで早ジュース買いに行こー! 喉渇いちゃった」
曜「了解であります!」
77:
千歌「それじゃあ行こっか」
曜「っ」
曜(手……?)
千歌「?」
曜(あ、そっか……)
曜(千歌ちゃん、私の目が悪いから手繋いでくれてるんだ……)
曜(眼鏡返してくれたらそれで済む話なのに……)
千歌「手繋ぐとか久しぶりだね」
曜「確かに。小さいとき以来だね」
千歌「今の私たちがすると……恋人同士に見えたりするのかな」
曜「え……?」
千歌「なーんてね。さ、目的地に向かって全前進!」
曜「よ、ヨーソロー! あはは……」
78:
曜「……」
千歌「?♪」
曜「ね、ねえ千歌ちゃん」
千歌「んー?」
曜「今って、自販機に向かってるんだよね?」
千歌「どうして?」
曜「いや、なんか。結構歩いてるから、どこに向かってるのかなー、って」
千歌「曜ちゃん目が悪いから、今どこを歩いてるのかも分からないんだね」
曜「千歌ちゃんの頭のそれを返してくれたら分かるんだけどね……」
千歌「もうすぐ着くから大丈夫だよー」
曜(校内は校内だし、購買にでも向かってるのかな……)
曜(でも今は夏休み期間中で購買やってないと思うけど……)
79:
曜「千歌ちゃん……」
千歌「んー?」
曜「えっと、ここ、どこ……?」
千歌「まだ分からない?」
曜「暗くて全然見えなくて……」
千歌「よーく考えてみたら分かると思うよ」
曜(廊下に比べると涼しい室温……)
曜(それにこの嗅ぎ覚えのある薬品の匂い……)
曜「あ……もしかして……」
曜「保健室……?」
 カチャン
千歌「正解♪」
曜(さっきの音、なんだろ……カチャン、って……)
119:
千歌「ねえ曜ちゃん」
曜「な、なに?」
千歌「視力検査の続き、しよっか」
曜「え……?」
千歌「今は私の顔、見えてないんだよね」
曜「見えてない、けど……」
千歌「どこまで近付けば曜ちゃんに見てもらえるのか……教えてよ」
曜「っ……」
曜「ち、千歌ちゃん……ちょっ……」
千歌「どうして逃げるの?」
曜「ま、待って待って。あの、今の状況がまったく分からないんだけどっ」
120:
千歌「んー、別に分からなくていいんだよー?」
千歌「曜ちゃんはね、千歌の言う通りにしてればいいから」
曜「言う通りって……」
千歌「ほら、動かないで? こっち向いて」
曜「そ、そんなこと言われてもっ……」
千歌「ちかの顔見えないなら恥ずかしくないよね」
曜「は、恥ずかしいよ! うっすらとは見えてるし……って、ち、近いってばっ」
千歌「だって近付いてるんだもん」
曜「千歌ちゃんどうしたの……? なんか変だよ……?」
曜「急に保健室に連れて来たり、か、顔近づけて来たり……」
千歌「変、かぁ……」
千歌「……」
曜「千歌ちゃん……?」
122:
千歌「はい。これ、なんて書いてあるか分かる?」
曜「えっと……変……?」
千歌「よーく見て。近付いてもいいから」
曜「……」
曜「恋……?」
千歌「正解。ちかね、変と恋ってすごく似てると思うんだ」
千歌「恋をした人はね、きっとその人のことを考えると変になっちゃって」
千歌「それでね、その人にも恋をして欲しくて……変わろうとするから」
 グイ―――
曜「っ……!」
千歌「だからね、曜ちゃんの言う通り」
千歌「ちかね、変になってるんだよ?」
123:
曜「ちか、ちゃん……」
千歌「ふふ、もう逃げられないね。近付き放題だ」
曜(どうしよう……心臓、うるさい……)
曜(ベッドは冷たいのに、身体は熱い……)
曜(私、今絶対に変な顔してる……だって、意味わかんないんだもん……)
曜(なに、これ……? 千歌ちゃん、どうしちゃったの……?)
曜(私、今からなにされるの……?)
曜(わかんない、わかんないよ……)
曜(千歌ちゃんの表情も、考えてることも、何も……)
127:
千歌「保健室のベッドって、ひんやりしてて気持ち良いね」
曜「え……?」
千歌「ベッドは冷たいのに……」
 ギュゥ…
曜「!」
千歌「曜ちゃんの身体はすごくあったかい……」
曜「っ???!?」
千歌「この距離だったら、ちかの顔見える……?」
曜「み、見えるからっ、ちょっと離れ……!」
千歌「じゃあ、これも見えるよね……さっきの視力検査の紙」
千歌「答え、教えてあげるね」
129:
 
  
 『好き』
 『大好き』
 『あなたの全てを』
 『私にください』
 
 
130:

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