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あなたの家の開かずの間『開かずのトイレの痕跡』


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2:
座敷牢
特にオチはないですが・・・小学校に上がる前の話です(昭和50年前後)
私の祖父の実家に、夏休み母と祖父と遊びに行きました。
母にとっては父方の祖父母の家です。
小さい子供にとっては大きな家で、特に私は社宅住まいだったので
そう感じたのかもしれませんがとにかくあちこち見て回りたくてチョロチョロしていました。
家自体は明るい雰囲気でそんなに古くもありませんでした。
廊下の途中に足元まである暖簾があり、
おもしろいなとおもってくぐってみると突き当りにも下が50cmくらい開いた暖簾。
遠くに母や親戚の笑い声が聞こえます。
なんとなく頭を下げて覗くとチラッと人が見えて何か作業していました。
部屋にはこけしがたくさんありました。作業している人に目をやると、小さい大人です。
その人は私に気づいてニコッとしてくれましたが、
私はなんとなくこわくなって走って母達のところに戻って
「おかあさん、あっちに小さいおじさんがいた」というと
「いいからいいから・・・こっちきなさい」と小さいおじさんから話をそらそうとします。
その家のおばあさん(祖父の母)は「ああ、○○のことだな」と普通に笑っていました。
家に帰っても母はまったくその話はしないので
その小さいおじさんの話は高校生くらいまで忘れていました。
ある日母に「そういえば××(地名)のおばあさんの所に小さいおじさんいたよねー?」
と何気なく聞いてみたら、あの人は祖父のいとこかなんかですが、発育が思わしくなく、
私の母が小さい時は開かずの間に入れられてたそうです。
祖父の実家っていうのが昔あくどい金貸しをしていたので
人の恨みをかってああいう人が出たんだと訳わからないこじつけしてましたが・・・
牢っていうとおどろおどろしく聞こえますが、母に言わせると座敷牢ですね。
鍵がかかってて開けられない。家の人はあまり話したがらない。
そのほかにも蔵の話もありますが、そっちは母の幼少期の頃の話なので曖昧すぎて書けません。
と、まあこんな話ですいません。
こけし造りはその小さいおじさんの仕事だったそうです。
淡々と画像を貼るスレ 奇病・奇形編(閲覧注意)
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4874224.html
788:
家宝の古井戸
開かずの間とはちょっと違うかもしれないけど祖父から聞いた話
私の祖父は十歳の時に実家にあった開かずの蔵を開けてしまった事があるそうです。
祖父の実家は奈良県で代々拝み屋をしていたそうで、
祖父も幼少の頃から跡を継ぐ為に修行をさせられていたそうです。
その蔵の中には家宝の古い井戸があり普段は鍵をかけ封印していたのですが、
その日は前日に祖父の父が家宝を使い鍵を掛け忘れた為開いていたそうです。
祖父は
「蔵の中にある家宝の井戸は危険な物だから蔵の中に入ってはいけない」
と言い聞かされていたのですが、好奇心に勝てずに蔵の中に入ってしまったそうです。
中には聞かされていた通り古い井戸があり井戸を囲む様に鳥居が
三つ立っていてそれぞれの鳥居の下には、剣が一本ずつ祀ってあるそうです。
(日本刀の様なカタナではなく剣ツルギだそうです。)
790:
祖父は家宝の井戸の中はどうなっているのかを確かめたくて蔵に入ったそうです。
と言うのも家宝の井戸は自分達に祓えない物や、危険な物等、
手に負えない物を吸い込んでくれる井戸だと聞いていたからだそうです。
祖父が「自分は修行しているから大丈夫」と自分に言い聞かせながら鳥居の内側に入った瞬間、
「ゥゴォオオオオォォ」
激しい音?咆哮?と共に、井戸に引っ張られたそうです。
「身体ではなく中身が引っ張られる。」と祖父は言っていました。
祖父は慌てて印を組み祝詞を挙げて逃れようとしましたが、
まだ十歳で修行中の祖父はその場に踏み留まるだけで精一杯、動けなくなってしまったそうです。
そして長い時間耐え体力も限界になり、
「もう駄目だ吸い込まれる」
そう思った時、祖父の父が駆けつけ祝詞を挙げると祖父は
鳥居の外に弾き出されそのまま気を失ってしまったそうです。
792:
その後祖父は霊力?が殆んどなくなってしまい、
跡を継ぐ事が出来なくなり25歳の時に両親と喧嘩別れしてしまったそうです。
(実家の家業は弟が継いだそうです。)
祖父の話だと家宝の井戸は先祖が造った物で、
その井戸を持っているから代々拝み屋をしてきたそうです。 
家宝の井戸は元々「力」を手当たり次第吸い込む物で何も知らずに近づくと、人間の命も吸い込むそうです。
祖父のしていた修行も殆んど井戸を使いこなす為のものだそうです。
祖父は「色々あったがあの井戸から離れられて良かった。」と言っていました。 
現在祖父の実家とは、全く付き合いがありませんし、
祖父もこの話をする時は必ず酒が入っていたので真実は分かりません。
 
携帯から失礼しました。おわりです。
793:
これは変わった話で面白い。
8:
封鎖された四階
あんま開かずの間じゃないっぽいけど、ヒマだから俺が小学生のときの話。
そんときはもう最高学年。
六年もすごしてりゃ校舎の構造とか教室とか覚えるモンなんだが、ある日のこと。
授業中、俺窓際の席で、ふと窓から渡り廊下で繋がれた別の校舎を見る。
そっちの校舎はいわゆる音楽だとか図工だとか、教室移動して授業するときの校舎だったんだ。
つまり音楽室とか図工室がある。ちなみに音楽室は3階。
あ、どっかのクラスが音楽やってんな?とかなんとなく思ってたら、ふとおかしなことに気が付いた。
その学校は、職員室とか普通に学年のクラスがある校舎が3階建て。
音楽室のある校舎も同じく三階建て・・・・・・かと思ってたんだ。6年間ずっと。
そのときふと窓からその校舎を見るまでは。
音楽室の上にもう一つ階層があったんだ。
授業でそっちの校舎を使うときは3階から上に上がることなんてなかったし、
先生からも上の階があるなんて聞いたことなかったから、生徒全員4階があるなんて知らなかったと思う。
休み時間もそっちの校舎で遊ぶ人なんて少ないし。
それに外からわざわざ階数を数えたりもしなかった。今までずっとそっちも3階建てかと思ってたから。
でもそのときになって初めて知った。その校舎四階建てだったんだ。
今考えたらそれほどな話じゃないよなw
たまたまみんな気付かなかった、たまたま先生もみんなには言わなかったのかもしれないし。
でも当時の俺は好奇心が旺盛で、上の階には何があるのかめちゃめちゃ知りたくなった。
長くてすまん、次で終わる
9:
んで早その日の昼休みに行ってみることにしたんだ。
一人で行ったよ。もし何かあったら自分が第一発見者になりたかったから。
このワクワクを独占したかったから。
給食終了のチャイムと同時に、俺は即行片付けを済まして教室飛び出した。
向かったのは当然向こうの校舎。
その校舎の廊下を突き当たりまで進み、階段を発見した。
それは別に隠されてたわけでもなく、驚いたことに俺だってそっちの校舎で使ったことがある階段だった。
今までその階段、もう一つ上の階に伸びてたことは知ってたけど普通にこの校舎の屋上に続くんだろ、
とか思ってて、大して気にしてなかった。
でもまぁ、他に目に付く階段という階段はここしかなかったので俺は上がってみることにした。
半分上がって、踊り場に出てまた上がろうと階段の先を見た俺は驚いたね。
まだ生まれて二十年も経ってないが、人生で一番驚いた。
「無かった」んだ、四階の廊下どころか、屋上に出るドアすら。その階段の先は壁だった。
前まで行って触ったり叩いたりしたけど、紛れもなくただの壁だったんだ。
ちょうど、階段が途中で途切れてるような感じで、そこから壁だった。
気味悪くなってダッシュで教室戻ったよ。
それで、また窓からその校舎を見てみたんだ。そしたら、やっぱ音楽室の上にもう一つ階層があった。
窓もあったし、カーテンの影も見えたから絶対に部屋はあるはずなんだと思う。
下から数えてみても、やっぱり四階だった。
それから俺は何故だか誰にも言えず聞けず、普通に学校生活を送り卒業した。
結局4階がなんだったのか、何があるのかはまだ知らない。
何だったんだろうな。今考えてもこえー。
というか誰も知らなかったり気付いてないのがこえー。
何だったんだろう、マジで。誰かオチがあるとしたら考えてみてくれww
以上、長文スマンかった
11:
>>9
今度地元帰った時に先生に聞いてみてくれよ!
13:
>>11
現在進行形で地元住んでるよw
実はまだリア厨だったりする。まぁ今年工だが。
全く噂にならないのは怖いね、マジで。
てか弟が今そこの小学校の現役だから教えてやろうかなw
んで先生に聞かせようか。俺が今更聞くのは何かこえぇw
18:
閉めてはいけない
ちょっと場つなぎに。
開かずじゃないんだけど、閉めちゃいけないってのは?
おばさんの実家が古い仕出し屋で、弟が生まれるんでひと月くらい一人で預けられたことがある。
店は大人ばかりで忙しそうで、敷地の中の探検ばかりしてた。
表が店と母屋で、裏に厨房と蔵と、昔は使用人の部屋で今は倉庫になってる離れがあった。
その離れの隅っこに物置があって、すりガラスの引き戸が必ず少し開いてて
中に皿とかお椀とかがあるのが隙間から見えた。
入ろうしたこともあるんだけど、見た目より重い戸で開けるも閉めるも出来なかった。
そのうち板前のにいちゃんと仲良くなり、気になっていた物置の戸の事を聞いたら
「閉めるとお化けがでるんだよ」と言われて、子供心に嘘だろーと思っていた。
別にその後大したことも無く過ごして家に帰った。
何年かしてから、その店が廃業したとおばから聞いたときに、
そのときの話をしたら、詳しいことを教えてくれた。
19:
昔はその仕出し屋は、婚礼なんかのときにはその家に行って料理してくる方式で、
戦後くらいにそうやって料理しに行った板前が花嫁とできちゃったらしい。
結局店の当主にばれて女の家にも知れて、二人ともその道具のしまってある「支度部屋」で心中した。
その後片付けようとして部屋に入ると変な音を聞いたり、女を見たり、
具合が悪くなるヤツが続出して片付けも出来ず、取り壊そうとすると店の当主が倒れたりして、
どうにも出来ないままになってた。
しかも戸を閉めるとすりガラスにぶら下がってる影がうつるので、
閉めることも出来ず、で結局戸に釘を打って隙間が空いたまま動かないようにした。
俺が預けられてから数年してから店で修行していたおばの従兄弟に代替わりしたんだが、
裏に新しい厨房を作るのでその離れを壊したところ従兄弟が急に倒れ一ヶ月ほどで亡くなり、
店も続けられず廃業になった。結局土地も全部更地になって人手に渡ったんだそうだ。
その従兄弟ってのが俺が仲良くしてもらった兄ちゃんだった。
俺は知らなかったんだが両親は葬式出たらしい。
話聞いたときはすごいショックだった…
20:
うへぇ心中もアレだけど従兄弟の兄ちゃんの件は凄いショックだ。
195:
人形部屋
俺の家、入り口の無い部屋があった。
外から見ると一部屋分の区画があるのがわかる。
窓もあったので、ここに部屋があるんだなとすぐにわかった。
小さい頃窓から覗いてみたりしたけど、内側から板が打ち付けてあって中は見えない。
父ちゃんと母ちゃんに聞いても昔からああだと言ってよく知らない様子。
その部屋の区画に至る廊下の先は土壁になっていて、側面の壁と質が違ったから、
ひょっとしたら入り口を塞ぐために後から壁作ったのかなと思っていた。
ずっと昔から興味の対象だったんで、就職して初任給でしたことは、工務店呼んでその壁を壊すことだった。
父ちゃんと母ちゃんも興味があったみたいで、やってみろとのこと。
壁を崩すと木を格子状に組んだ戸があった。
あけて中に入ると、4畳くらいの広さの部屋に、箪笥が一つ、ちゃぶ台が一つ、
さらに、ちゃぶ台の前には背丈が40?50cmくらいの和風のお人形がちょこんと座らせられていた。
ちゃぶ台の上には皿がいくつか置かれ、いつのものかわからない料理?が干からびていた。
窓に打ち付けられた板の隙間から日の光が射し込んで、ちょっと綺麗だった。
箪笥の中はほとんど空だったけど、一番下の段に着物が数着入っていた。
といってもサイズは小さく、どうやらお人形用のようだった。
結局何のための部屋なのかわからずじまい。
じいちゃんばあちゃんはもういないし、父ちゃん母ちゃんはやっぱり知らない。
ともかくちょっとお人形がかわいそうだったので、部屋を掃除して窓の板も外して、新しい着物を着せてあげて、
何となく毎日ご飯を持っていっている。
(でも以来特にいいことと言えることは起こってない。やっぱり偶然だったのかね?)
ちょっと怖いというか神秘的な雰囲気だったので、お人形を追い出して部屋を別のことに使うことはしなかった。
それからしばらく、親戚の人の病気が治ったり、弟が結婚したりといいことが続いた。
俺は勝手にあの部屋とお人形のご利益だと思っているので、今も欠かさずご飯を持っていっている。
197:
>>195
時々は着せ替えなんかもしてるんですか?(*゚∀゚)=3
198:
>>197
母ちゃんが春の初めと秋の初めにするよ。
いくつかの箇所が関節みたいに動くようになってるんだけど、
劣化のせいかぐんにゃりしてるところがあるから、壊れないかと緊張するって言ってた。
補修に出そうかと話もしてる。
とまあこっからは部屋じゃなくて人形の話になっちゃうのでよしとくけど…。
まじで由来とか知りたいんだよな…。
何で塞がれてたのか、親戚の誰も知らんかったし。
ちなみにうちは結構広い ぼろいけど。
子供の頃からあそこには何があるんだろうとわくわくできたから、
ちょっと得した人生かもしんない。
211:
連れて来い
コピペだけど
962 :sage:05/02/05 04:33:50 ID:AQHb/Teg0
実家の離れにさ、蔵があるの。
2階建ての。
昔、先祖は割と大きい農家だったみたいで、
お宝があるとか婆さんは言ってたけど、
入って確かめたことは一度もなかった。
親からかなり厳しく言われてたから。
婆さんの言ってる事は冗談だから、あの蔵には入るなってね。
で、中学時代。
今でも忘れられないある夢を見て、ふと親に聞いてみたわけ。
何であそこに入っちゃダメだったのって。
そしたらあの蔵は、元々物置とか物をしまっておく蔵じゃなくて、
昔の村の病人とか気のおかしくなった人を隔離するとこだったらしいのね。
小学生の頃、お前の家の蔵、幽霊出るって確かに言われたりもしたけど、
そういう曰くがあったせいで、地元ではその蔵がかなり昔から噂されてたことも
その時始めて教えてもらった。
でまぁ大学2年の夏に帰省した時、
地元の友達がその蔵に入りたいって言ってきたのね。
そんなに仲のいい友達って訳でもなかったけど、
そいつは入って中の写真を撮りたいって直接家に言いに来た。
父は最初は怪我しても責任取れないからダメって断ってたけど、
置かれてる物には触れないって事と、
写真を撮るだけって事、
後、当日立ち会う事を条件にOKした。
母は最期まで反対してた。
212:
964 :sage:05/02/05 04:40:55 ID:AQHb/Teg0
約束の日。
蔵の鍵がメッチャでかくてちょっと笑ったけど、
それ使って重たい引き戸開けて中に入った。
1階は埃っぽくて、ドブ臭くて、昔の箪笥とか多分農作業用の道具だとか
ススキだったか藁だったかで編んだ様な大きな箱みたいなのが
やたらとたくさんあったのを覚えてる。
入り口奥にあった2階に続く階段は狭くてほとんど直角。
しかも蔵には電気通ってないから、階段から2階を見上げると真っ暗。
それでも何とか2階に上がって雨戸を開けると、
部屋の中がかなり頑丈そうな木組みの格子で仕切られてるのがわかった。
その中に入れてたんだろうなって父は言ってた。
965 :sage:05/02/05 04:42:46 ID:AQHb/Teg0
格子の向こう側には窓もなくて、
なんか薄い畳みたいのが床一面に引かれてるだけ。
床が抜けるといけないからってことで中には入れなかった。
気になったのが、木の枠で囲まれた四角い穴。
それがボットン式の昔の便所だってことは後で教えてもらったんだけど、
それ見ている内に中学時代に見た夢を思い出しちゃったんだよね。
夢ってのは、ちょっとカマキリに似た顔の丸刈りの男の人が、
まさにその“昔の便所”から首だけ出して叫びながら
もの凄い勢いで首を振りまくってる・・・
そんな感じの内容だった。
213:
966 :sage:05/02/05 04:43:58 ID:AQHb/Teg0
嬉しそうに写真を撮ってる友達を見ながら
そういえば夢の男の顔がこいつにやや似なことに気付いて
ちょっと怖くなった。
『はよ次のん蔵に連れて来い!
 ワシみたいなん連れて来い!』
夢の男の叫んでいる内容は確かこんな感じだったと思う。
蔵を出た後、友達は父にお礼を言ったり色々と話しをしてたけど、
その時の相槌が妙に夢の中の男の様で気持ち悪かった。
967 :sage:05/02/05 04:44:48 ID:AQHb/Teg0
その後、その友達とは全く会ってない。
あの相槌をされそうで、
出来ればもう会いたくないというのがちょっと本音。
蔵はまだそのまんま離れに建ってます。
214:
>>213

このコピペちょっと面白いね。その後、どうなったのかが気になる…
215:
歴史的価値がないなら更地にして新たな犠牲者を出さないよう努めるべきだろうな,
こういう場合は。
216:
壊そうとしたら祟られるんじゃね?
316:
シミ
中2の頃同じクラスにでかい病院の息子がいた。
彼の家は病院と同じ敷地内にあった。
中3の時、自分の部屋を新築してもらったってことでみんなで遊びに行った。
明るくて広い部屋だったが、北側の壁に人型の大きなシミがある。
何これ?って聞いたら、完成して3日もしないうちに現れたって嫌そうな顔で答えた。
その後何度塗りなおしてもシミが浮いてきて、それもはっきり人型になるんだって怯えてた。
彼の部屋を増築した場所にはいわくがあった。
以前、ひときわ寒さの厳しい年に迷い込んできたホームレスが行き倒れになって
凍死していた場所だったということだった。
他人の庭先で勝手に死んだだけでもすげ?大騒動になって迷惑だったのに、
死んだ後も迷惑だと憤慨していたがお祓いしても改装しても人型にシミはその後も現れて、
ついに彼の部屋は封印されあかずの間になった。
その後、医学部進学に失敗した彼は病院を継げず、一昨年彼の父親が
亡くなったのを機に病院も家も取り壊されて今はマンションになってる。
取り壊す前にお祓いやってなかったけどあのマンション大丈夫なのかな・・・?
317:
↑実話すか? こわい
319:
ヒトガタのシミ・・・
そんなん自分の部屋の壁に出てきたらソッコー引っ越すな
321:
実話だよ。あかずの間になる前にその部屋に入ったレアなケース
あのシミ、マジで気味悪かった。よく平気でいられるもんだと思った
でも自分の部屋に勝手に入ってくるあいつが悪い!って意地はってた
幽霊に自分の部屋を明け渡すのが相当悔しかったんだろうね
404:
狂った笑い声
家にも3年前まであった。開かずの間じゃなく開かずの土蔵だったが。
俺の曾祖父が晩年発狂してしまい土蔵の中で猟銃くわえて自殺したらしい。
それ以来土蔵の中に居ると何処からともなく曾祖父の狂った笑い声が・・・
そんな事があって封印したそうだ。
俺は取り壊す時も立ち合えず(県外の大学に居た為)
一度も土蔵の中に入る事のないまま開かずの土蔵は駐車場に・・・
俺もココの人達みたいに凸しとけば良かった。
405:
>>404
猟銃自殺・・・華麗なる○族のようだな・・・気の毒にな
曾爺ちゃんきちんと供養されたのかな
駐車場は自宅の駐車場? それとも月極とか?
406:
>>405 
駐車場は自家用だよ。
ちなみに・・・
駐車場のコンクリート下にお札を三枚埋め込んであるらしい。
「あくまで供養の為に」と親父は言ってた。
458:
開かずのトイレの痕跡
ネタ投下してみる。
自分が通ってた高校は夜学があった。
んで、その生徒が焼身自殺したって噂があった。
なんでもいじめを苦にして夜学の授業時間に教室から見えるように校庭で焼身自殺したという噂だった。
自分が入学する結構前って話だし昼間通ってたんで詳細は知らないから、よくありがちな噂だと思ってた。
話は変わるがうちの高校は旧校舎があって開かずの間だらけだ。
旧校舎で使われている部屋は半数ほどで、生徒会室や部室などに使われていた。
だから教室が新校舎に移った後も旧校舎のトイレはそのまま使われていた。
でも一つだけ開かないトイレがあるんだよ。
個室が開かないとかじゃなくてトイレの入り口自体が開かない。
続く
459:
続き
旧校舎の2階なんだけど、何故かそこだけ男子トイレも女子トイレも開かないんだよね。
部室が近いんでこれが結構不便だ。
なんでだろ?と思って外から見上げてみたら女子トイレの窓ががなんか変なんだよ。
中から半分だけ段ボールが張り付けてある。
段ボールの下端は黒くなってカビが生えてるみたい。
「ああ窓にヒビ入ってるから危なくて使えないのかあ。」
と、一瞬思ったけど…それなら男子トイレは閉鎖しなくていいのでは?
そして窓にもヒビらしきものは見当たらなかった。
不思議に思ったので後日同級生に聞いてみた。
そいつの姉ちゃんもここの卒業生だから何か知ってるかな、と思ってさ。
そしたら以外な答えが返ってきた。
…勘の良い人はもう分かってるかもしれないケド。
「あそこは昔、女子トイレで焼身自殺があって閉鎖されたんだってよ。」
「外から見たら分かるけど、まだ窓端に黒くススが残ってるっしょ?」
!!
あれカビじゃなかったんかあああああ!!しかも部室から近いし!!!orz
続く
460:
かなり凹んだ。聞かなきゃよかった。っていうか気づかなきゃよかった…。
しかし好奇心旺盛なもんで、すぐに開かずのトイレの中が気になりだした。
んで、某先生を仲間に引きずりこんだw
開かずの間って言ったって職員室にカギはある。先生がなんとかしてくれれば入れるのだ!
そして夏休みが迫っていた時期の放課後、まだ日があるうちに友人数人と顧問と自分で凸する事が決まった。
先生から出された条件は3つ。
トイレ内に入らない事(入り口からみるだけ)
大声を出さない事
言い触らさない事
皆に緊張感が漂う中、鍵が開けられた。
鍵が開く音は小さかったのにドアノブを回す音と扉の軋みは大きな音だった。
中に見えたのは左手に並ぶ3つの個室と右手の手洗い場。
正面には窓があり、窓の半分には段ボール…。
窓の下にも段ボールが立て掛けてあった。床にも置いてある。
そして窓際の個室の入り口には…焼けた跡。床にも。壁にも。個室のドアにも。
焼け屑なんかは落ちてないけど激しく燃え上がった様がありありと浮かぶ。
段ボールなんかじゃ隠し切れない、人が生きた跡。そして死んだ跡。
461:
だれもぎゃあぎゃあ騒いだりしなかった。
控えめに うわあ とか はー…なんて言った程度。
先生は中を知ってたから驚いた様子も無い。
みんなが一通り室内を見回したのを見てから、じゃあ閉めるぞと言ってまた鍵を閉めた。
結構長く感じたけど五分も居なかったかな。
とにかく怖いとかじゃなく言葉に詰まる強烈さだった。
自分がビビりなせいもあるけど。
どんな思いが彼女をそういった行動に駆り立てたかは分からないけど
興味本位で覗いた事を少し後悔した。
皆がいるから格好悪い気がして出来なかったけど心の中で手を合わせて戻った。
「こういうのは悲しい事だ。君らは何があっても頑張れよー。…次の試験とかねw」
なんて先生は言ってたな。
長文のチラ裏スマソでした。
ちなみに母校は東京だけど今年閉校になってます。今や校舎全体開かずの間w
462:
こ、こえええ・・・
464:
心霊スポットなんてお気軽に言ってるけど
元となった因縁や痕跡がはっきりしてると霊とはまた違った身近なリアルな怖さがあるな
514:
意味の無いドアの理由
俺の通っていた大学 図書館がポツリと離れた場所にあった。
3階の一番壁際の書架から 一冊本を抜くと 周囲の壁とは明らかに材質の異なる壁が見えた。
気になったので 友人達とその書架の本を抜いてみたら、一枚のドアが出てきた。
そのドアの向こうは、何も無い外界。
なぜ そんな場所(3階)にドアを設える必要があったのか・・・・・
外から見た感じでは その場所は他の外壁と変わらないのに・・・・・
517:
>>514
サイズの大きい備品等を搬入するためらしいよ。
学校の廊下の突き当たりとかにもよくあるって。
519:
>>517
まあそんなもんだよなw
554:
開かずの間の誕生理由
開かずの間なんていうものの誕生は実に簡単だよ。
先月、母方の祖父が亡くなってね、実家の仏間に祖父の亡骸を寝かしていたんだがね。
葬式が終わってすぐに祖母の頭がおかしくなった。
もう祖父は墓石の下だというのに祖母はいつまでも祖父が仏間で寝ているといっている。
仏間に入ろうとすると尋常ではない剣幕で怒鳴りだす始末だよ。
それを哀れんだ親戚一同で仏間は立ち入り禁止ということにされてね、
ここに僕は開かずの間の誕生をみたわけだ。
この状態が何年続くかは解らないが20年、30年と続いてこの理由が忘れられたころに、
私の息子がここのようなスレに「家にも開かずの間あった!今から凸する!」
などと書き込んでいる姿を想像すると少し優越感に浸れる。
ただそれだけ、オチもなく。
555:
興味深い
587:
このスレを見てると開かずの間って
・元となる事実(事件事故、死体発見等)があって誰も入らず開かずの間へと化す
・誰も入らないことからその理由をオカルトな事象に求める
って2つのパターンがあるんだなと思った
後者にしても理由を調べていくと元となる事実が見つかる事もあるだろうし面白いな
664:
アフリカの呪い
3年前迄住んでいた家の話しなんだ。 
築18年の中古住宅を親父が買ったんだけど、その家に引っ越してから家族に大きな怪我が続いたんだ。
骨折、やけど、犬に噛まれ骨が露出などなど・・・
不思議な事にみんな足の怪我だった。
当時は「揃って足怪我するなんてツイてねぇな」
程度にしか思ってなかったんだ。
だけどある事がきっかけで、足の怪我が続いた理由が解り恐怖した。
引っ越してからちょうど1年が過ぎた頃、風呂場から羽蟻が発生したんだ。
親父が業者に連絡し、すぐに床下消毒で駆除してもらう事になった。
その工事当日、北側にある床下収納庫は出入りが不便なので
南側の和室から畳を上げて入って貰う事になったんだ・・・
職人が畳を上げ手際よく床板を剥がす、すると床下から箱にが出てきた。
 
666:
俺はその箱を見た瞬間に全身からイヤな汗がでた。
その箱は高さが40?、幅も40?位、長さが2?位、
そう棺桶にそっくりだった。
親父が職人に「なんだか解らんから、とりあえず外に出してくれ」
と頼んだので職人が2人で箱を持ち上げようとしたその時、
メリメリメリメリメリメリ・・・ドサッ!腐っていた箱の底が抜けて中身が出てきた!
見た瞬間それはガチで死体かと思ったが、よく見ると蝋人形だった。
目も鼻も口もない茶色の蝋人形・・・
しかもその蝋人形の両足には包丁、針や釘、尖った木枝、針金などがびっしり刺さっている。
親父と俺は一気に血の気が引いた。
母ちゃんは気を失い倒れちまった。
家族全員が足の怪我はコレが原因だったんだ!
そう納得するのに充分な不気味さだった。
その後、親父と不動産屋との話し合いで住宅購入金の一部を返還してもらい、
お祓いをしてもらう事で、話しは決着した。
不動産屋の話しだと親父が買う前に一時的に購入者が現れるまで、って契約でアフリカ人に貸していたらしい。
あれはアフリカの呪いだたんだろうか?
あんまり開かずの間っぽくないか・・・スレ汚しスマン
667:
蝋人形じゃなくて死蝋化した死体なんじゃねーのか?それ。
671:
ヴードゥーじゃねえのかよ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
694:
密室
小さい頃、母方の祖母の家にしばらく住んでいた事がある。
ド田舎の古い家で、祖母の祖母の時から立て替えていない。
土間もあるし、暖房は薪ストーブだった。
私は好奇心に任せ、あちこち探険しまくっていた。
ある日、探険していたはいいが、気が付いたら布団に寝かされていた。
工事のおっちゃんがいるわ神主がいるわ医者がいるわ祖母は泣いてるわで、何がなんだか分からなかった。
でも背中がやたら熱くてかゆい。
訳の分からぬまま、それからしばらく男の子の格好にさせられた。
数十年経って、祖母の家にお盆の挨拶に行った。
その時に自分の身に何があったかを聞くことができた。
祖母によると、「開かずの間」に私は入っていたらしい。
しかし、曾祖母の時代に漆喰で戸や窓を全てつぶしてしまったんだそうだ。
私がご飯になっても戻らないのに気付き、探していたら
「開かずの間」のある方から凄まじい音量の笑い声が聞こえたらしい。
まさかと思い見に行ったら漆喰でちゃんと潰されている。
しかし笑い声が止まない。
真っ青になりつつも壁を破壊するために、工事のおっちゃんを呼んだらしい。
壁を破壊してる最中に神主さんも呼んだらしい。
(←このへんは祖母がパニくってた為にあやふや)
無事破壊したら、「開かずの間」で私が座り、白目をむきながら大音量で笑っていたとのこと。
駆け付けた神主の祝詞で静かになった私を運ぼうとすると、
服の背中がぱっくり裂けていたため、医者を呼んだらしい。
刀できられると熱を持つというけど…
目覚めるまで全く覚えていない。
695:
すげえ密室ミステリーだなw
利用されたんだろうな
開かずの間、ぶっ壊して開けさせるために
697:
>>695
そうだったのか!封じられていた怨霊が脱出を謀ったんだな。
納得したが((;゚Д゚)ガクガクブルブル
726:
朱塗りの仏壇
私の開かずの間体験談
 
私の家は工務店を営んでおり、主にリフォームを中心に仕事をしています。
その為何件か曰く付きの案件に出会ったのですが、その内の一件に開かずの間を持つ案件がありました。
その案件は「築50年超の大きな民家の仏間をリフォームして欲しい」。
とゆうもので、付き合いのある不動産屋からの依頼でした。
とにかく現場を確認しないと見積書も作れないので、私は不動産屋と一緒に現場調査に赴きました。
その仏間には一間物の大きな作り付け仏壇が在り、次の入居者が自分の仏壇を設置出来ない状態でした。
不動産屋の注文は「コレがネックでねぇ買い手つかないんだよね、外して押し入れにしちゃってよ」
「それとこの仏壇の裏側が階段なんだけど、階段下デットスペースになってるからソコも収納にしてよ」
との事でした。
私は簡単な工事だったのでその場で発注を請けました。
まさか階段下にあんな物が在るとも知らずに・・・
728:
着工当日、私は職人を一人連れ現場へ行きました。
連れて来た職人に仏壇を任せ、私が階段下の収納を造る事に。
私は、いつもの様にラジオを聴きながら壁を剥がし始めました。
板壁を一枚剥がしたところで、灯光器を使い中を確認すると何か大きな物が在りました。
私は嫌な予感を押さえながら、とにかく確認しなければ!と思い急いで残りの壁を剥がしました。
半分程壁を剥がし終えると外の明かりに照らされ全体像が確認出来ました。
それと同時に私の全身から血の気が引きました。
ソレは仏壇でした。しかも真っ赤と言うか朱塗りの仏壇だったのです。
私は慌て職人を呼びとりあえず閉めてある仏壇の戸を開け中を確認する事に。
恐る恐る中を見ると骨壺と位牌、それと30センチ位の髪の毛が一束・・・
「ヤバイこの仏壇中身抜いてないぞ」
私は職人にそう言われ慌て不動産屋に連絡、ゴルフ中だった不動産屋に現場まで来てもらった。
不動産屋を待ってる間に職人が色々調べ朱塗りの仏壇と仏間の仏壇は
全く同じ造りの物が背中合わせに、くっ付いている事が判った。
「こんな所ですまん」とか、「全て???たら??も?ぐ????だ連れてくのは勘弁し???」だの書いた紙が見つかった。(?部分は染み、虫食で読めなかった)
私は怖くて堪らなかったが逃げる訳にも行かず、不動産屋を待った。
そして不動産屋が到着、状況を説明して現場から逃げる様に帰えりました。
その後坊さんに来てもらい仏壇から魂を抜いて貰い、完工しました。
仏壇の中身については何も分かりません。
只、私と職人の2人は、その日から一週間程悪夢にうなされました。
悪夢から解放されたのはちょうど仏壇から魂抜きをした日でした。
831:
>>728
この話に出てくる背中あわせの仏壇て
縁起がよくない置き方らしいよ
729:
そこはかとなく、怖いね。
現場にいたらもうものすごく怖いんだろうけど…。
淡々と書いてあるあたりから、じわりと怖さが来るなぁ。
乙でした。
736:
ショッキングな家
小学2年の時の話。
ある日の放課後、同級生の家に遊びに行くことになった。
その子の家に行くのは初めてだったので、まず自分の家にカバンを置いて
それから一緒にその子の家に向かった。案外近所に住んでいた。
着いた時点でショッキングな家だったんだけど、まぁそれは置いといて
家でマンガ読んだりして遊んでたのよ。
で、ふと見たらタンスの向こうに引き戸が見えたのね。
ガラス戸だから押入れじゃないし、あそこ何?って話になったんだけど
住んでる同級生も、使わない部屋があるみたいだけど
詳しいことは知らないと言う。じゃあ誰もいないし探検してみようかと
タンスの引き出しを全部外してから、タンス本体をずらして
ガラス戸の向こうに行ってみた。
続きます。
738:
続き
ガラス戸の向こう側は、4畳程度の小さな和室で、その奥に更にガラス戸。
小部屋を出るとカーテンが引いてある廊下で、廊下を右に折れると
廊下に面して2部屋って構造になってた。
何が気持ち悪かったって、初めの小部屋は何もなかったけど
他の2部屋には、さっきまで誰かいたみたいな生活感が満ちていて
食器棚の中には食器とか、半分減った洋酒のビンとか置いてあったし
初夏だったけど、部屋にはコタツが置いたままで
妙に時代遅れなかんじの布団がかけてあった。
コタツの上には新聞もあったけど怖くて触れなかった。
なんか見ちゃいけないものを見ちゃった感じで、あわてて戻って
タンスを元通りに直しておいたけど、同級生は「危ないから入るな」と言われ
ずっと納得して暮らしてたみたい。(まぁ子供だしね)
その事は暗黙の了解で二人の秘密ってことになったけど
夕方仕事から戻った母親に、その子の家に行った話をしたら
遊んでもいいけど、あの子の家には行かないように言われた。
もしかして、なにかいわく付きの家だったのかも。
その後祟りっぽい事はなかったけど、何故かその子のおばあちゃんに付きまとわれた。
あの家で昔何があったのか、今でも時々気になる。
741:
そこの家は今でいうゴミ屋敷だったんです。
もう足の踏み場もなくって、しかも猫が何匹も住み着いていて臭いもかなり酷かったです。
そこのお宅は母子家庭で、母親、祖母、娘の3人暮らしでしたが
奥の部屋は布団が敷きっ放しで、何故かエロ本が大量に散乱。
(マンガ以外にそれも見ました。ごめんなさい。)
カーテンは閉めたままで、窓ガラスには新聞紙が張ってあって真っ暗。
とにかく幼心に異様というか、ショッキングでした。
今思えば、トイレや台所の位置も不自然だったなぁ?。
ところが、ガラス戸の向こう側の部屋は整然と片付いていて
そのコントラストがまた怖かったです。
743:
>>736
単に、母子家庭の家計の足しになるように、
家の半分を別の人に間貸ししてたんじゃないか?
745:
>>743
それがいちばん真当な答えだな。
39:
あの部屋の記憶
怖いオチがあるわけでもないし、ありがちな話かもしれんけども、小二の頃のガチ体験。
(↑そのわりにまとめたら長くなってしまったので申し訳ないんだが・・・orz)
俺の母親の実家ってのは、いわゆる田舎に古くからある豪農の家系ってやつで、
まあ地方だからってのもあるけど敷地も広くて屋敷も大きかったし、蔵なんかもあった。
中学に上がるまでは毎年夏休みになると、十日くらい泊まりに行ったもんだった。
俺みたいな都会から来た青白いガキは、地元の子供達とは打ち解けられなかったんで、
もっぱら同い年の従兄弟(母の兄の子)と2人っきりで遊ぶ毎日だった。
こいつもまあ、金持ちのボンボン扱いwされてたんで、普通に友達いなかったし。
とりあえず家の敷地がめちゃくちゃ広かったんで、その中で遊んでても充分だった。
40:
ある日の午後、俺達は昼間でもいくらか涼しい蔵の中で遊んでいた。
蔵は2階建てなのだが、1階の半分だけが座敷になっていて、1階奥と2階は物置状態。
何をして遊んでたのかも覚えてないが、いつしか床の間の脇にある押入れに入っていた。
そうこうしている内に俺達は、押入れの一番奥の床板が外れる事に気が付く。
外して下を見ると、大人ならちょっと入れなそうな狭い通路みたいになっていた。
まだ体が小さかった俺達は興味に突き動かされ、そこに入ってみる事にした。
通路は3mほどで行き止まりになった。(網が張られていてそこから通れない状態)
向こう側から風を感じたので、おそらく蔵の縁の下辺りに通じているのだろうと思った。
もう戻ろうか・・・と思った時、その通路の床がさらに外れる事に気が付いた。
すぐに床板を外して下を眺めると、今度は思いのほか広い空間がそこに横たわっていた。
持ってきた懐中電灯で照らしてみると、意外にもちゃんとした“部屋”のような感じ。
真っ暗というわけでなく、部屋の隅の方から弱い(外の)明かりが漏れているようだった。
都合が良く、俺達がいる場所のすぐ下に箪笥があったので、足場にして下へ降りてみた。
41:
下に降りて部屋全体を眺め回してみると、そこは6畳くらいの殺風景な部屋だった。
箪笥(足場にした)が1つ、文机のような物が1つ、あとは何枚か座布団が積んであるだけ。
カビとほこりのニオイが結構きつかったが、そんなに汚い場所ではなかった。
意外な場所を発見した俺達は興奮して、部屋のそこかしこを調べて回った。
先ほど感じた“弱い光”は、一方の壁の上方に4つ並んだ小さな“通気孔”だった。
やはり網が貼られていたので奥は見えなかったが、これも縁の下に通じている感じがした。
反対側の壁には小さな襖みたいな戸があり、ここをくぐって部屋の外へ出れた。
(↑茶室?とかにあるような、ちゃんと立った状態では出入りができないような襖)
そこを出てみるといきなり細い階段があって、登ってみたが上で塞がれていた。
後で考えると、その階段の先は蔵奥の物置になってる場所のどこかに通じてそうだった。
仕方ないので俺達は部屋に戻り、今度は箪笥の中とかを物色し始めた。
中身は衣類、食器類、紙で作ったおもちゃ?などがごちゃごちゃに詰め込まれていた。
特に目ぼしい物は発見できなかったので、次は文机の方を調べてみる事になった。
42:
文机は横に2段の引き出しがついていた。上の引き出しには文房具などが入っていた。
下の引き出しは立て付けが悪いのか最初開かなかったが、無理に引っ張ったら開いた。
中にはノート(というか紙を糸でしばってノート状にした物)が何冊か入っていた。
どうやら日記っぽかったが、小二の俺達には難しい漢字があり、ほとんど読み砕けなかった。
仕方なくペラペラとめくっていると、何枚かの写真がはさまっているページがあった。
サイズが一定していない古い白黒写真で、最初の1枚だけが大きいサイズだった。
大きい物は集合写真のようで、立派なヒゲを生やした紋付袴の男と数人の男女が写っていた。
ヒゲの男は見覚えがある。若いが、仏間に飾ってある写真の人だ。(俺の曽祖父に当たる)
隣は奥さん(曾祖母)らしき女性。前には2人の少女。他、小作人らしき者が周りを固める。
「この女の子ってさ、ばあちゃんじゃない?」従兄弟がそう言う前に、俺もそう思っていた。
当時はまだ生きていた俺の祖母。写真は少女ではあるが、確かに面影はある感じだった。
が、不思議な事が1つ。写真には、その少女と瓜二つの少女がもう1人写っている。
「ばあちゃんて双子だっけ?」だが俺達はそんな事より残りの写真の方に興味が移っていた。
43:
次の写真は、少女が女学生になった頃の物のようだ。だが、ここでは2人写っていない。
というか、これ以降の写真にもこの女性は写っているのだが、全部1人のみになっていた。
文金高島田の結婚写真、赤ちゃん(おそらく叔父=従兄弟の親父だろう)を抱えた写真。
写真をめくる度に老けて行き、その女性は俺達が知っている祖母の顔に近くなっていった。
特に見る物もなくなってしまった俺達は、その部屋で寝転がって話をしてしばらく過ごした。
“俺達しか知らない部屋”というシチュエーションに魅了されてしまい、全く怖くなかった。
「これからここを秘密基地にしよう」などと子供らしい発想でケリをつけ、部屋を後にした。
その夏、屋敷にいる間ちょくちょくこの部屋に潜り込んで遊んだりお菓子を食ったりした。
俺は帰る時まで、いや帰った後もずっと・・・誰にもこの部屋の事を口外しなかった。
子供の意識として、秘密基地というのは“そういうもんだ”と考えていたからだ。
そして1年後の夏、いつものように俺はまたその屋敷にお邪魔する事になる。
44:
従兄弟は(もちろん他の家族もだが)去年と変わらず、喜んで俺の到着を迎えてくれた。
さてこの夏も2人でいろいろ遊びまくろうと、お互いわくわくしていたと思う。
「なぁ、明日はまず“秘密基地”へ行こう」俺がそう耳打ちした瞬間、顔色が変わる従兄弟。
「そんなのいいよ、カブトムシ採りに行こう」いきなり従兄弟にフラれ、俺はガッカリした。
が、わざわざ議論する事でもなく、その日は疲れていたのですぐに寝た。
翌日からは俺がいくら誘っても、従兄弟は何かにと理由をつけてはぐらかす状態が続いた。
頭に来た俺はとうとう詰問してしまった。すると従兄弟はバツが悪そうにこう言った。
「ばあちゃんに・・・あそこには行っちゃダメだって怒られたんだよぅ」
俺はその時、従兄弟が秘密基地の事を他人に口外した件についてのみ腹を立ててしまい、
どうして祖母がそんな事を言ったのかについては何も訊ねなかったし、考えもしなかった。
その夏、結局あの部屋を訪れる事はなかった。(というかそれ以降も行った事はない)
1度だけこっそり忍び込もうと思ったが、押入れに大きな箱が入っていて中に入れなかった。
が、子供だったせいもあって・・・そんな事は俺の記憶から次第に薄れていってしまった。
45:
中三の春、祖母が死んだ。その葬式の時、なぜか急にあの部屋での出来事を思い出した。
従兄弟はすごく落ち込んで聞き辛かったので、代わりに俺の母(祖母の実娘)に訊ねてみた。
「ばあちゃんってさ、双子だった?」もちろんあの部屋で見た写真について聞いたつもりだ。
母は全くそんな話聞いた事がないようで、何言ってんのアンタ的な表情しか見せなかった。
叔父にも、他の親族達にも訊ねてみたが、反応はやはり似たような物だった。
誰に聞いても祖母は“1人娘で婿取り”という存在で通っている。だが俺は信じられなかった。
成長してわかった事だが、あの部屋はおそらく“座敷牢”的な部屋だったのだろうと思う。
写真にあった、若かりし頃の祖母に瓜二つの少女。あの部屋にいたのは彼女ではないのか?
確かに、戦後にそんな三文小説のような非人道的な事があったとは考えにくいのだが・・・。
大人になるにつれ、あの家にも足が遠のき、従兄弟ともいくらか疎遠になってしまっている。
もちろん座敷牢云々は俺の想像でしかない話だが、確かに“あの部屋”はあったはずだ。
たった1度だけ訪れたというわけではない。小二の夏、2人で何度あの部屋に入った事か。
それなのに、従兄弟は今ではこう言う。「子供の時の事だし、全然覚えてないんだよな?」
さらには、翌年の夏に俺が部屋について詰問した事すら覚えてないという。
彼の記憶は“あの部屋に関する事”だけ綺麗に消えている(もしくはそう見せたい?)のだ。
いまだに俺は何かモヤモヤした物を感じているのだが、どうにもこれ以上聞き出せない。
そしてすでに蔵は取り壊され、あの部屋や写真の女性についての真相を探る術もなくなった。
?終? (長文駄文失礼)
54:
>>45
長文かよ?('A`)と最初は思ったんだけど、読んでる内にどんどん引き込まれたよ
展開が巧みですげーおもしろかったし、後味がじわじわと恐いかも?
変にオカルチックな脚色とかを加えないで、わからない事はわからないと、
子供の時の感性をありのままに書いてあるのが良かったのかもしんない
しかしここ、良スレだと思うんだけど…いまいち流行らないね(´・ω・`)
47:
本格的な話で面白かったよ、乙!
なんつうか…横溝正史の小説みたいな感じだな。
やっぱ田舎の旧家とかはそういう話ってあんのかね?
相続に都合悪くて片一方は…なんて色々考えさせられるよな。
109:
助けて・・・
あなたの家じゃないんですけど、私の母の叔父にあたる人のお屋敷に、開かずの間があったらしいです。
その叔父は東南アジアの方へ行っては儲けてきて、
何をしているかは分からないけどそのお金でしばらく暮らしては、
また東南アジアへ行って儲けて戻って、を繰り返していたらしいです。
その叔父のお屋敷へ母が小さい頃行った時に、地下に一つだけ、
絶対に開かない部屋があったそうです。
好奇心旺盛な母は、黒い漆塗りに金の取っ手が並ぶ中、
一つだ真っ赤なドアがあったので、近づいてみると、
『助けて・・・』
と声が。がっちり閉まったドアの隙間からぬるっと手が出てきたそうです。
数年後、母の姉の結婚式の時、叔父の話が出て、
その時初めて叔父が地下に愛人を監禁していたという話を聞いて、血の気が引いたとか。
その愛人の女性は発見された時すでにぱさぱさに乾燥してミイラ状態で、
たぶんずっと食料も水も与えられずに監禁されていたせいか、
ドアの内側には爪で引っかいたような跡がたくさん残っていたらしいです…。
111:
>>109
立派な犯罪だよね。
おじさんはどないなったの?
113:
>>111
叔父の愛人の死体が発見された時にはもう、
叔父は東南アジアへ旅立ったまま消息を絶っていたので、
逮捕は出来なかったようです。
叔父の話は母の前では姉の結婚式まで出なかったそうです。
私の母方の家系は熱心なクリスチャンの方が多くて、
特に祖母などは、殺人や犯罪を犯した人を見るとすぐに
『悪魔がついている』
などと言うので、たぶん自分の家系から犯罪者が出たことを
母に知られたくなかったんじゃないかと。
消息を絶った叔父や開かずの間より、キリスト教信仰の歪んだ側面
を見てしまった気がして怖いです。
239:
襲いくる闇
なんか勢い止まってるっぽいんで、つなぎとして体験談をば。
実家の小屋が長い間あかず状態になってたんだけど、4年前にあけた時の話。
そこは元々、味噌を造る小屋だったのを適当に改造して物置にしたのだが、
それほど大きくもないし、そもそも物置としての需要も乏しかった。
さらに、中身は農具関係なので農業をやめてしまって以降全く使う事もなく、
母屋を移転するため取り壊すまでの10年ほど、あかずの間になっていた。
小屋をあける際、何かお宝でも発見できないかと考えて俺も立ち合った。
鍵を外し、固くなった小屋の戸を開くと、昼間にも関わらず中は真っ暗。
完全な闇と言って良い状態。この中に光が入る事すらもう10年ぶりなのだ。
ひんやりした独特の空気が外に出て来た瞬間、ゾワッ・・・という異様な気配。
ネズミがいるだとか、そんなレベルではなかった。建物全体が動いたというか。
そして考える間もなく、俺は生まれて初めてというほどの恐怖を体験した。
奇妙なざわめきを発しながら、小屋の「闇」が襲いかかって来る。
いや・・・その正体は大量の「G」だった。何百、何千匹もいそうなGの大群。
頭から足の先まであふれ出るGの激流にもまれ、もう身動きすらできない・・・。
時間にして1分弱程度だろうが、あれほど怖かった事はいまだもってない。
ホント、一瞬にして総白髪になるような体験だった。(なってないけど)
241:
((((((;TДT))))))ガクガクブルブル
幽霊よりよっぽど嫌だ
537:
因果を断つ
このスレ初めて来たので記念に書き込んでみる
うちのじいさん(明治の終わりの生まれ)の話。
じいさんとばぁさんからちょくちょく話を聞いていたが
じいさんの父方の家と母方の家は文句無くでかい家だったらしい
で、じいさん兄が父方を継ぎ、跡継ぎのとだえそうな
母方を次男のじいさんが継ぐという話になっていた。
だがじいさんは、東京の学校に来てそのまま
分家のいとこだった許婚のばぁさんと結婚し、田舎との
関わりを一切絶ってしまったんだそうな。
そんなで俺はずっと都会暮らしで、田んぼや
護岸工事されてない川なんか見たことなかったから
じいさんの小さいころ育った母方の大きな家と
自然に溢れた場所でのやんちゃを楽しく聞いていた。
蛇をつかまえた話、家よりもでかい木から落ちて
納屋の屋根に穴を開けた話、刈り取った後の稲穂に
火をつけて怒られた話、中庭をかこむ回り廊下を
ぞうきんがけしてた女中さんを池に突き落とした話など
じいさんは跡継ぎということで甘やかされていたようだ。
で、俺は一度「そんなにいい所なら一度遊びに行きたい」と
じいさんにだだをこねたら黙られた、それを怒られたと
思った俺はじいさんの昔話をせがむこともなくなった。
538:
それから何年か経って、多分俺が中学の頃にじいさんが腸の病気か何かで倒れた。
そのときに俺一人枕元に呼ばれ、じいさんは苦しそうに話した。
「俺があの土地に戻らないのはな、××(じいさんの母方)の家が
怖かったからなんだ、戻ったら俺はあの家を継がなきゃいけない」
以下じいさんが語った内容。
××の家にはやはり開かずの間があったようで、だけど
家の構造からすると他の部屋や物置部屋に
かこまれた真ん中にあるが、扉が見つからない、でじいさんは
天井裏から忍び込んでその中を見てやろうと思い立ったらしい。
大工道具をかかえて蝋燭持って忍び込んで、迷いながらも
目的の場所の上にたどりついて、そっと縄にくくった蝋燭を
その暗い部屋に垂らして下を覗き込んだ。
たたんだぼろ布の上に人の頭の骨をのせたものが
部屋に等間隔で並んでいた。
じいさんは急いで蝋燭を引き上げ、天井裏から逃げ帰った
その後に東京の学校に行きたいと無理を言って
××の家から逃げたと、そう話した。
「俺はあんな因果まで背負い込めないから逃げた
だから戻れない」と話すとまた黙り込んだので俺は部屋を出た。
それがじいさんが話してくれた最後の田舎の話だ。
だがじいさんは腸の病気から持ち直し、90近くで
老衰で亡くなった、因果から逃げ切ったせいかもしれない。
思ったより長くなってしまってスマン。
540:
怖ええええ
跡継ぎが途絶えそうだったというのも何か因果が…と思ってしまう話だな
そういえばその母方の家はその後どうなったんだ?
542:
レスもらえてうれしかったので補足
・誰の骨とかは全然わからん、家を継ぐ時に教えてもらえたのかも。
・稲穂っていうか、わら山に火をつけたときは、何かこっぴどく
 折檻されたらしい、本当に灸すえられただか蔵に閉じ込められたか。
・母方の家は…どうなったか知らないんだ、じいさんは九人兄弟
 だったらしいから他の誰かが継いだかも知れない、俺の知る限り
 じいさんは他の血縁と交流は一切なかったからそのへんは推測。
 ひょっとしたら断絶してるのかも知れない。
553:
時空を超えた部屋
ちと、話は逸れるが最近こんな体験した。
今、大学の2回生で、今年の夏休みの話なんだけど。
大学生って夏休み無駄に長いんだよ、無論彼女もいないし・・・
だから日に日柄こうやって2chやってるか、ピンサロの
ティッシュ配りやってるかの日々だったわけ。
で、バイト代もそこそこ入ったから8月の15日から田舎に帰ったのよ。
俺の田舎はK県の屋○島ってとこなんだけどね。
も?、そりゃあ田舎、想像を絶する田舎、最初は数年ぶりの帰郷だったからワクワクだったけどね
空港着いて5分もしたら後悔の嵐だったのよ。
羽田からの往復の交通費10万弱よ、下手したら海外行ける値段よ。
しゃ?ないし即タクシー拾って爺様の家に行きましたよ。
昔からな?んも変わんない激しく古い家でね?、火付けたら10分ももたないんじゃないかってぐらい。
まあ、家のまん前にドコモの電波塔が立ってたことにはちょっと驚いたね。
俺が到着するなり、爺様婆様猛烈な歓迎ぶり。
その日はそのまま親戚一同での飲めや歌えの大宴会。寝た時間は(25時丁度くらい)
で、翌日、朝の6時に婆様にたたき起こされましたよ。
何かと思えば、爺は足が痛い婆は腰が痛い故に孫は代わりに隣の蔵の掃除をして欲しいと。
確かに家の御母屋の隣には多少立派な蔵があって
2日目からこれかよ、とも思ったけど何か値打ちのある骨董品でてこね?かな?
などという邪心が出ましてね
えっちらおっちら掃除を開始しましたよ。
554:
蔵の中は所狭しと物が積まれて期待とは裏腹に出てくるのは古い布団やら服やら・・・
それらを蔵の外に放り投げる作業の繰り返し。
で、時間も11時に差し掛かったころにはずいぶんスッキリしてきた。
そこで気になったことが一つ、今まではガラクタに埋もれててわかんなかったけど、
蔵のほぼ中央に古いけど立派な桐のタンスが置いてあったのよ。
見つけたとたんに俺は飛びついて開けたさ、なんか金目のものね?かって。
・・・・うん、空だった。中には何にも入ってなかった。
そうなるとこのタンスは最早邪魔者でしかない。
蔵の中央に置いてあるだけに他の物を出すときに邪魔くさい。
幸い中は空なので本気を出せば持ち上げられる・・・・わけもない。
都会で育った貧弱な奴には到底歯が立たない代物だったのよ。
でも、バイオハザードで箱押すときみたいに側面に肩あててグッて押したらちょっとずつ動いていったのよ。
うっしゃ!このまま隅まで押してやる!って気張ったとこで婆様が昼飯できたからって、呼びにきた。
タンスはそのままに昼飯を食いに戻る。
時間は(12時15分)俺はいいともを見ながらこの昼飯を食べていた。
で、(13)時から作業再開、戻って俺はタンス排除を続けた。
ズリズリ押して5分くらいかけてやっと動かし終えたのよ。
フッとタンスのあった場所見ると他は土の床なのにそこだけ木の板が張ってあった。
よくよく見るとそれは板じゃなくて蓋って感じ。
555:
俺は震えたね、興奮そのままにその蓋をバリバリはがしに掛かったわけ。
無論、金目の物入ってんじゃないかと思って。
一見して古い物だとわかる蓋だったけどなかなかに頑丈で、かなり時間をかけて剥がしたわけ。
で、更に興奮、出てきたのは蓋と同じような木の板でできた階段だったから。
気になったけど流石に一人で降りていく勇気はないので出かけている爺様の帰りを待つことにした。
それからしばらくして帰ってきた爺様にその地下室の話をする、
爺様もそんなもんあることさえ知らんかったみたい。
早、爺様と一緒に地下探索の準備。このジジイ、足が痛いはずなのにやけにやる気満々だった。
ここで、俺はこの感動を伝えるために友達にメールを送る、時間は(15時)。
同時に俺と爺様は地下へと入って行った。
板の階段が崩れないようにとか爺さんこけないようにとか
イロイロと気を使いながら階段を下りていったさ、幅は狭い階段で高さもそんなになかったからね。
降り始めてから5メートルくらいで階段終わって底についた。
真っ暗なもんだから爺様が準備してきた懐中電灯に明かりをともす。
そこには3畳ほどの小さな部屋。
な?んもない、ほんとただの空間って感じ。
爺様が懐中電灯で照らすと、部屋の隅に何か置いてある。
俺は多少警戒しながらジーっとみつめた。
556:
そこには 14インチの日立製のブラウン管テレビ と PS2 が置いてあった。
俺は、ハア?爺様にいたっては、何?これ?
もう訳が解らなかった。その蔵は爺様が生まれる前からあって、
今朝までの数十年間誰も入ったことないはずなのになんでそんなもんがあるのか? 
大体、電気ね?のにどうやってテレビ&PS2動かすのか?とか、
そう思った瞬間背なかに嫌?な汗かいてね?。
とりあえずそこから出たかったから、そのPS2だけ抱えて地下室を出たのよ、さすがにテレビは無理だった。
地上に戻って落ち着いてからPS2を調べてみる。
SCPH?30000 そこまで古い型じゃない、コントローラー、メモリーカードも付いてる。
中になんかディスクは入ってるかもしれんと思って母屋のほうのテレビで起動させてみたけど
やっぱり壊れてるらしくて全然動かん。
ダメかと思ってたところであるものが目に入る、 メモリーカード これならいけるかもしれん!
俺は早、近所に住んでる従兄弟のところに行きましたよ。
557:
従兄弟はまだ高1で、いくら田舎だろうとPS2くらいあるだろう。
予想通り従兄弟は持っていた、しかも薄型・・・生意気である。
俺は説明もそこそこに半ば強引にPS2を奪取。
家に戻るとドキドキしながらスロット1にメモリーカードを差し込んだ。
電源を入れブラウザを選択、・・・Memory Card(PS2)/1
メモリーカードは生きていた!
さらにデータを見る、いくつかのゲームのタイトルが並んどる。
 シャドウオブメモリーズ
 THE免許取得シュミレーション
 シャドウハーツ
 片神名
 龍が如く
以上の5タイトルのデータ、で、それぞれ△ボタンの詳細設定ってやつで見ていったさ。
シャドウオブメモリーズ・・・更新日時 2006/08/15 22:31:09
 THE免許取得シュミレーション・・・更新日時 2006/08/16 01:51:31
 シャドウハーツ・・・更新日時 2006/08/16 09:11:43
 片神名・・・更新日時 2006/08/16 12:21:16
 龍が如く・・・更新日 2006/08/16 14:53:55
576:
>>557
凄い
漂流教室読んでたからますます
もしも557が嘘じゃなかったらどういう事なんだろ
それこそホントに漂流教室みたいな感じで過去に吹っ飛んだ人が居たのかしら
593:
2006の知識をもって50年前に飛んだ人がいるなら
絶対なんかその飛んだ証拠になるようなものを
どこかに残してないのかな??
飛んだ人はもう過去で死んでるのかな?それとも戻れたのかな?
掛け軸とかツボの中とか文献(?)とか
未来を予想したようなものが何か残って無いの?
余談
もう一回、田舎にいってその蔵に入ってみ?
過去にヲマイが飛べるかもよ?
蔵から出てきたら50年前なのw(蔵は消失)
で、ヲマイはひぃひぃ婆様に惚れられてケコーン!
んで蔵をつくるのさ!ガンバレ553!!達者でくらせよ!
597:
>>593
もしそうなったら50年後のお前宛に手紙でも書くよwwww
ちなみに5/5から書いたのは、一回下書きして5つに分けて1つ目投下した
ところで俺がミスに気付く→メンドクセ、もうこのままでいいやww
599:
藤子不二雄短編集の「ノスタル爺」みたいな現象でもあったのかなぁ。
主人公がダムに沈んでしまった故郷へ30年ぶりに帰ってきたら、
そこには沈んでしまったはずの故郷が昔そのままに存在していた。
じつはそこは過去の世界だったのだ。
主人公はどういうわけか時代を遡って帰郷してしまったのである。
という話。
藤子・F・不二雄異色短編集ってなんか怖いな
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4685279.html
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