希「今日は節分か…」back

希「今日は節分か…」


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二日遅くなりましたが節分ネタで
初ssです
――昼休みin部室――
希「あれ、にこっち何してるん?」
にこ「今日は節分でしょ?だから家でやる豆まき用の鬼のお面作ってるのよ」
希「もうこんな季節かー、豆まきなんて楽しそうやん!」
にこ「私も豆まきするのは楽しみなんだけど、鬼の役はにこがやらないといけないのよねぇ…」
にこ「ちび達の力が年々強くなってきてるから、ぶつけられると痛くて…」
希「それはしゃーないなぁ」アハハ
希「にこっちも家ではちゃんとお姉さんやってるんやね」
にこ「私をなんだと思ってるのよ…」
希「いやいや、ちゃんとほめてるんよ」
にこ「ほんとかしら…」
2:
希「それにしてもにこっちの作ったお面、よくできてるなぁ」
にこ「そうでしょ!まぁ毎年作ってるからね」フフン
にこ「今年はお面だけしか用意してないから、金棒とか虎柄のパンツが欲しいところね」フフッ
希「にこっち…随分派手な下着をつけて鬼をやるんやね…///」
にこ「ばっ…そっちのパンツじゃないわよ!!!」
希「冗談やって」アハハ
にこ「全く…」
希「それにしても毎年やってるんかぁ…にこっちの家は楽しそうで羨ましいなぁ」
にこ「バレンタインにはチョコ作ってあげるし、来月はひな祭りもあるし、しばらくはイベント続きかしら」
にこ「準備はそれなりに大変なんだけど」フフ
希(家族と節分過ごしたのなんて何年前の話やろか…)
希(そういえば年越しも…お正月も…)
希(たまには家族と一緒に過ごしたいなぁ……)ボソッ
にこ「……希」
3:
希「…っとそろそろ生徒会室に行かないとえりちに怒られるし行こうかな」
にこ「お昼休みまで生徒会の仕事があるのね」
希「そういうわけじゃないんやけど」
希「お昼に生徒会の仕事終わらせれば放課後に練習たくさんできるやん」
希「だからえりちと相談してお昼に出来る事は先にやろうって」
にこ「…っ!そういうことならにこに言いなさいよ!」
にこ「少しぐらいにこだって手伝ってあげるから!」
希「にこっち…」
希「それなら次からお願いしよかな」
希「今日のにこっちには節分の準備って大切な仕事があるやん」
にこ「…わかったわ、無理はしないようにね」
希「最後まで完成したらお面みせてなぁ!」
にこ「…」
にこ「…一人が寂しいならはっきり言いなさいよ…バカ…」
4:
――放課後in部室――
にこ「今日は練習前に豆まきやるわよ!!!」
にこ(あんな寂しそうな顔した希ほっとけないし…)
穂乃果「絵里ちゃんと希ちゃんは?」
にこ「生徒会で遅れるそうだし先に準備始めちゃいましょうか」
にこ(まぁ希には伝えてないんだけど)
ことり「わたしも手伝うよ!」
凛「豆まき楽しそうにゃー!」
花陽「豆まきなんて久しぶりだね!凛ちゃん!!」
海未「豆はどこにあるのでしょうか」
にこ「豆ならここに大量にあるから大丈夫よ!」デデーン
穂乃果「にこちゃん準備いいねぇ?」
凛「さすがにこちゃんだにゃ!」
にこ「もっとほめたたえなさい!!」フフン
真姫「私は…見学してようかしら…」モジモジ
5:
にこ「なにいってるのよ真姫ちゃん」
にこ「真姫ちゃんにしかできない特別な役割を用意してるから」
真姫「ま…まあ、私にしかできないならやってあげてもいいけど」カミノケクルクル
にこ「さっすが真姫ちゃん!」
にこ「はい!じゃあこれ付けて!」
真姫「分かったわ…ってこれ鬼のお面じゃないのよ!!!」
真姫「鬼の役なんて絶対いやよ!!」
にこ「だってぇ?真姫ちゃんいつも怒ってるしぃ?赤い髪してるから赤鬼にちょうどいいかなぁって」
凛「これからは真姫ちゃんじゃなくて真鬼ちゃんだにゃ?」アハハハ
花陽「り…凛ちゃん…」アセアセ
6:
真姫「にこちゃん…凛…」ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「真姫ちゃん怒ってるにゃ!!逃げろ?!!」ピュー
にこ「あっ!凛!!一人で逃げるなんて卑怯よ!!!」ピュー
真姫「待ちなさーい!!!!」ダダッ
花陽「いっちゃった…」
穂乃果(いつも怒ってるといえば海未ちゃんもだよね?)ププ
穂乃果(海未ちゃんも鬼に向いてるのかも)クスクス
穂乃果(本人に言ったら絶対怒られるし黙ってよっと)
海未「穂乃果、下を向いてどうかしましたか?」
穂乃果「な…なんでもないよぉ?」アハハ…
穂乃果(あぶないあぶない)
7:
海未「ならいいのですが」
穂乃果(相変わらず鋭い勘してるなぁ)
海未「穂乃果の事ですから私も鬼に向いてるとか考えてるのかと思いましたよ」フフッ
穂乃果「なんでわかったのぉ!!!?」ガタッ
ことり「ほ…穂乃果ちゃん…」
穂乃果「…ってやば!」
海未「私なりに冗談を言ってみたつもりでしたが…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
穂乃果「だ…だって今日だけで3回も怒られてるし?」ブー
海未「なんですかその言い草は!!」ピシャーン
海未「そもそも穂乃果がしっかりしていれば私もこんなに怒ることはないのです!!」
穂乃果「ぐっ…」
穂乃果「でもそうやってすぐ怒るから鬼っぽいって自覚があるんじゃないのぉ?」ププ
海未「ほ???の?????か??????!!!!!!!!!」
ことり(ま…またはじまっちゃったぁ…)アセアセ
ことり(そうだ!!)
8:
ことり「えいっ!」ポイ
海未「痛っ…」
海未「ことり!なにをするのですか!!」
ことり「これで海未ちゃんに住み着いた怒りんぼの鬼さんはいなくなりました?♪」エヘヘ
海未「ことり…」
海未「そうですね…私もいささか怒りすぎたようです…」
穂乃果(ことりちゃんナイス!)
海未「ということで穂乃果…」シュッ
穂乃果「いった?い!」
穂乃果「海未ちゃん!なにするのさ!!」プンプン
海未「これで穂乃果に住み着いている怠け鬼はいなくなりましたね」
9:
穂乃果「あ…」
海未「これで今日の宿題を忘れることはありませんね」ニコッ
穂乃果「そんなことされなくても大丈夫だってばぁ?」エヘヘ
穂乃果「って海未ちゃん!この豆おいしいよ!」
海未「そうですね、せっかくなので歳の数いただきましょうか」
海未「ことりもどうですか?なかなかおいしいですよ」
ことり(ちゃんと仲直りできてよかった)フフッ
海未「ことり…?」
ことり(そうだ!)
ことり「ことり、海未ちゃんに食べさせて欲しいなぁ?」ウルウル
海未「うっ…」
ことり「海未ちゃん…おねがぁい」ウルウル
海未「わ…わかりました」
海未「全く…ことりにはかないませんね…」
10:
海未「それでは失礼して…」
穂乃果「ちょっと待ったああああああ!!」
穂乃果「ことりちゃんだけずる?い!穂乃果も…海未ちゃんに食べさせてほしいな…」
海未「ほ…穂乃果まで…」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃんも一緒に食べさせてもらおっ!!」
海未「はぁ…仕方ないですね…」
穂乃果「やったーーー!!」
海未「まずはことりから…」
ことり「あーん」パクッ
海未「ってことり!指まで食べないでください!!」
ことり「海未ちゃんの味がする?」エヘヘ
海未「変態ですか!」
海未「…穂乃果ちょっと下がってなさい」
穂乃果「え?」
11:
海未「ことりに付いている不埒な考えを持つ鬼を退治してさしあげます。」
ことり「や?ん♪」ダッ
海未「ことり!待ちなさい!」
穂乃果「海未ちゃん!穂乃果にも食べさせてよ?」
ガララ
にこ「なんとか逃げ切れたみたいね…」ハァ…ハァ…
凛「真姫ちゃん怖かったにゃ…」ハァ…ハァ…
凛「って…あ?!!海未ちゃん、ことりちゃん!」
凛「もう豆まき始めてるの???!!?」
凛「凛もやるにゃ??!!」
にこ「このにこを差し置いて何勝手に始めてるのよ!!!」
花陽「…」
12:
花陽「えい!」
凛「かよちん痛いにゃ?」
にこ「ちょっと花陽!痛いじゃないのよ!!」
花陽「真姫ちゃんをいぢめる悪い子鬼はこれでいなくなりました!」
凛「かよちん…」
にこ「花陽…」
花陽「二人とも!真姫ちゃんに謝らないとだめだよ!!」
真姫「はぁ…はぁ…」
真姫「ホント…逃げ足いんだから…」ハァ…ハァ…
花陽「真姫ちゃん!二人が大切な話があるって!」
真姫「なによ…」ハァ…ハァ…
13:
凛・にこ「真姫ちゃんごめんなさい…」
にこ「さっきはちょっと言い過ぎたわよ…」
凛「真姫ちゃん、凛の事許してくれる…?」ギュー
真姫「ヴェェ…許してあげるから離れなさいよ!」
凛「真姫ちゃん大好き―!!」エヘヘ
真姫「全く…いきなりなんなのよ…」
にこ「…!」キラーン
にこ「えい!」ポイ
真姫「ちょっとにこちゃん!!」ムッキー
にこ「ふふっ…これで真姫ちゃんに取り付いた素直になれない鬼はいなくなったわよ!」
にこ「さっきは見学したいとか言ってたけどホントはみんなと豆まきやりたかったんじゃないのぉ?」
真姫「うっ…」
真姫「だ…だって友達と豆まきなんて初めてだったし…勝手が分からなくて…」モジモジ
にこ(ほーんと素直になるまで時間がかかるんだから)
にこ(素直になれないやつはもう一人いるんだけど…)
14:
花陽「ポリポリ」
凛「ポリポリ」
にこ「って何食べてるのよ!!」
花陽「凛ちゃんこの豆おいしいね!」
凛「凛はもう歳の数以上たべちゃったにゃ?!」
真姫「…」
真姫「え…えい!!」
凛「真姫ちゃん食べてるところ狙うなんてひどいにゃ?!」
花陽「すっかり油断してました…」
真姫「ふ…二人に取り付いた食べ過ぎ鬼を退治したわよ!!」
真姫「二人とも最近体重オーバー気味じゃないの?」
花陽・凛「うっ…」
真姫「これでしばらく間食できなくなったわね!!」
花陽・凛「そんなぁ?」
にこ「真姫ちゃん!やればできるじゃないのよ!」
真姫「ふふっ…当然でしょ!」
15:
凛「真姫ちゃんおかえしにゃ?!!」
海未「ことり!待ちなさーい!!」
ガララ
希「遅くなってごめんなぁ」
絵里「そろそろ練習始めましょうか…って」
絵里「ハラショー…これが豆まきなのね…」
絵里「家に帰ったら亜里沙とやってみようかしら…」
希(家に帰ったらか…ウチは家に帰っても…)
希(ってこんなこと考えるのウチらしくないやん!)ブンブン
絵里「希?どうしたの?」
希「ほら!さっさ片づけて練習いくで!!」
にこ(全く…しょうがないんだから)
にこ「何を言ってるのよ希」
希「どないしたん?」
にこ「今日の練習は中止よ」
16:
希「急に中止と言われてもなぁ…」
希「お昼にも言ったけど、ウチら練習するためにお昼休みつぶして生徒会の仕事やったのに」
にこ「練習も大切だけど今のμ'sにはもっと大切なことがあるわ」
にこ「最近調子悪いんじゃないの?」
希「そんなことないで!この通り元気いっぱいや!」フン
にこ「確かに身体は元気かもしれないけど」
にこ「だってあなた言ってじゃない」
にこ「家に帰って家族と豆まきするにこの事が羨ましいって」
にこ「たまには家族と一緒に過ごしたいって」
にこ「しばらく会ってないんでしょ?」
希「あはは…口に出してしもうたんか…」
絵里「希…」
17:
にこ「私はあなたの本当の家族じゃないけど…」
にこ「それでも私はμ'sのみんなの事家族同然のように思ってるわ」
にこ「だから…一人が辛い時は私の事頼ってくれていいのよ」ギュッ
希「にこっち…」
絵里「そうよ希」
絵里「あなた私に言ったじゃない」
絵里「なんでも一人で抱え込んじゃダメだって」
絵里「寂しい時はいつでも家へいらっしゃい」
絵里「亜里沙とおいしいロシア料理を用意して待ってるから」
絵里「隣にいたはずなのに希の悩みに気づいてあげられなかったなんて会長失格ね」
希「えりち…」
18:
凛「希ちゃん!凛がおいしいラーメン屋さんいーーーっぱい紹介してあげるにゃ!」
凛「だから、これから晩御飯は凛とずっと一緒だよ!!!」
海未「折角なので私もお供させていただきましょうか」
海未「同じユニットなのです、今までこうしなかったことの方がおかしいですよね」
凛「やったーーー!海未ちゃんも一緒にゃ!」
凛「今日の練習終わったら早いくにゃー!!」
凛「二人とも凛のとっておきのお店に案内するから楽しみにしててね!」
海未「ええ、楽しみにしていますよ」フフッ
希「凛ちゃん、海未ちゃん…」
19:
花陽「じゃあ私は希ちゃんの家に占い教わりにいきます!」
花陽「希ちゃんの占いで私たちは成長できてるから」
花陽「希ちゃんが卒業しても希ちゃんの占いで私たちがずっとずっと成長できるようにって」
ことり「じゃあその間にことりはお菓子作ってあげるね!!」
ことり「それに希ちゃんとお買いものいきたいなぁ」
ことり「希ちゃんスタイルいいからいろんな服に合いそうだし!」
穂乃果「穂乃果も希ちゃんの事も家族の一員だと思ってるよ!」
穂乃果「だから、気軽に相談とかしてほしいし」
穂乃果「それにもっともっと私達の事頼ってほしいんだ!!」
穂乃果「って私じゃ頼りないかもしれないけど…」エヘヘ
希「ことりちゃん、花陽ちゃん、穂乃果ちゃん…」
20:
真姫「……」ボソボソ
花陽「真姫ちゃん!はっきり言わないと!」
真姫「家に……てもいいのよ」
にこ「真姫ちゃん、今日は素直になるんじゃないのぉ??」
真姫「…っ」
真姫「いつでも待ってるから私の家に泊まりに来なさいよ!」
真姫「私だって希やみんなの事家族みたいに思ってるんだから…」
真姫「それに…そんな顔、希に似合わないわよ…」
希「真姫ちゃん…」
22:
希「グスッ…みんなありがとう…」
にこ「ほら。希」シュッ
希「にこっち…痛いよ…」
にこ「これで希についてる泣き虫鬼は退治してあげたわ!」
にこ「さあ!豆まき再開するわよ!!」
にこ「希!みんな!準備はいい!?」
希(ウチはもう一人でいることになれたと思っていたけど)
希(それはきっと寂しいって気持ちを無理矢理押しこめてただけやったんやな…)
希(でもウチはもう辛くても寂しくなっても我慢しなくても大丈夫…)
希(だってこんな素敵な仲間…いや)
希(家族がいるんやから!!)
希「よーし、みんないっくでぇーー!!!」
おわり
23:
おまけ
にこ「今日は希の家に泊まりに来てあげたわよ!!」
24:
希「にこっちいらっしゃい」
希「そういえば、妹ちゃんたちは大丈夫なん?」
にこ「今日はママの仕事お休みだから遊んできてもいいって」
希「そっか、でもせっかく自由な時間なのにウチと一緒でいいの?」
にこ「なにいってんのよ…また希に泣かれても困るしね」
希「にこっち…もうあの事は忘れてって言ったや?ん」
にこ(真姫ちゃんも言ってたけどあんな顔した希もう見たくないし…)
にこ「数少ない希の弱みだからね」
にこ「しばらくはいじらせてもらうわよ!」
希「にこっちのいじわる」ムスッ
25:

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