真姫「宝石言葉?」back

真姫「宝石言葉?」


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ユニット毎に別れての練習。
BiBiの面々は、在校生が帰宅した教室でユニット曲、Cutie Pantherを浚っていた。
4:
絵里「今日はここまでにしておきましょうか」
残照を受けたカーテンは、開け放した窓からの風にそよぎ、机を端に寄せて作ったスペースに光の模様を描き出している。
5:
にこ「お疲れ。ちょっとお手洗いに行ってくるから、片付けるの待ってて」
絵里「すぐ終わるし、やっておくわ。ね?真姫」
真姫「ええ。さっさと行ってきちゃいなさい」
にこ「そ?悪いわね」
6:
机を運びながら、真姫の目は絵里の鞄に吊るされたバッグチャームを捉えてた。
真姫「これ素敵ね。どこで買ったの?」
絵里「趣味で作ったのよ。売り物に見えるのなら光栄だわ」
真姫「すごい。この綺麗な石は何て言うの?」
8:
>>6
誤字です
×捉えてた
○捉えた
華奢なチェーンには、レジン細工のチャームが付けられていた。
その中心には、赤にも緑にも見えるような不思議な石が煌めきを覗かせている。
10:
絵里「アレキサンドライトよ。昔、ロシアで人気があったそうなの」
真姫「へえ、角度によって色が変わって綺麗ね」
絵里「ええ。それに、宝石言葉が気に入っているのよ」
真姫「宝石言葉?」
11:
絵里「花言葉のように、石にも意味があるの」
真姫「このアレキサンドライトはどんな意味なの?」
絵里「…………秘めた想い」
真姫「絵里……」
12:
内緒よ?と言って笑う絵里は、見たことのないくらい大人びている。
何となく気恥ずかしくなった真姫は、話の接ぎ穂とばかりに尋ねた。
13:
真姫「他にはどんなものがあるの?」
絵里は「そうね……。例えば、アメジストは誠実。真実の愛を守り抜く石と言われているのよ」
真姫「真実の愛……」
絵里「アメジストはね、あなたの瞳の色よ」
14:
特に意識せずとも、真姫の体は机を運んでいたのだろう。
気付けば教室は常の様子に復帰していた。
いつも通りの教室は、初めて見る絵里の表情さえも消し去ってしまったようだった。
15:
にこ「お待たせ。帰りましょ」
絵里「そうね。……真姫」
真姫「な、何よ」
絵里「頑張ってね?」
16:
意味深な含み笑いに、真姫の頬が上気する。
にこ「何?どしたの?」
絵里「いいえ。私、希と待ち合わせしてるから、校門まで一緒に行きましょう」
希「お疲れ様。にこっち、真姫ちゃん、また明日な」
17:
西日がにこの頬を透かして、暮れてゆく街の中、にこの姿を浮き上がらせている。
夕陽色の瞳だけが、その輝きで実在を感じさせた。
18:
にこ「それでさぁ、そのとき花陽が……」
真姫(Cutie Panther 君の瞳が欲しい……)
にこ「ちょっと聞いてる?さっきから上の空じゃない」
真姫「にこちゃん」
にこ「な、何よ。改まって」
真姫「私の瞳をあげるわ」
19:
一方、校門で別れた絵里も、希との帰路にあった。
希「えりち、なんか良いことあったん?」
絵里「え?どうして……」
希「へへ、図星かぁ」
20:
絵里「ふふ、希って私のことなんでも分かっちゃうのね。それってやっぱりあなたのスピリチュアルな力かしら」
希「ううん。神さんとかそういうスピリチュアルなものはね、いつもうちらを見守っててくれる。でもな、何かをしてくれる訳ではないんや。大切なのは、人がそれに気付いて、どう行動するか」
21:
希「だからうち、大好きな人をちゃんと見て、その人が喜んだり悲しんだりしてるのに気付いてあげられたらいいなって思ってるん」
絵里「希……。ありがとう。とっても嬉しいわ」
22:
希「あれ?うちの言ったことちゃんと聞いてた?」
絵里「え?聞いてたわよ?大好きな人を…………あ」
希「えへへ。うち寄ってくやんな?」
絵里「……ええ」
23:

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