2015年もっとも騒がれた科学界の不祥事まとめback

2015年もっとも騒がれた科学界の不祥事まとめ


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1. 同性婚研究で院生がデータ捏造
2014年12月、「サイエンス」誌に掲載された論文「When contact changes minds: An experiment on transmission of support for gay equality(接触で心が変わる: ゲイ人権平等支援の伝播をめぐる実験)」は世界中でニュースになりました。「同性愛支持派の運動員が戸別訪問すると、20分で有権者が同性婚支持票になり、その影響は約1年間持続した。好意的意見は有権者の家庭内でも伝染する傾向があった」というものだったのですが、データは共同執筆者のUCLA院生Michael LaCour君の捏造と判明。主著者のDonald Greenコロンビア大学教授が正式に掲載を取り下げました。
UCバークレー、スタンフォード、イエール大学が結果を再現しようしたのだけどできなくて、それで疑惑が浮上しました。(Image credit: Davidlud/CC)
2. アメリカ心理学会が米政府と結託して拷問支持
9.11後のテロ対策で拷問が社会問題になったとき、アメリカ心理学会(APA)がブッシュ政権に陰でこっそり協力していたことが、内部の反乱分子からのリークで明らかになりました。「CIA、ホワイトハウス、国防省と極秘で足並みを揃えてAPAの尋問に関する倫理規範を作成し、CIA拷問プログラムを容認する極秘の法的指針に抵触しない内容にした疑い」とNYタイムズは報じました。学会側は完全否定。
3. アイオワ州立大助教授が論文捏造で懲役57カ月
ハン・ドンピョ研究員(写真トップ)がHIVワクチン研究で実験結果を捏造していた事実を認め、政府研究費2000万ドルのうち700万ドルの返済と懲役57カ月の実刑判決を受けました。論文撤回追跡サイト「Retraction Watch」のAdam Marcusさんに取材したらこう言ってました。「この20年間、科学の不正で懲役刑に処された人は米国内に数えるぐらいしかいない。ハン氏はその不名誉なエリートの仲間入りをした」
4. 「女子は恋して泣く」発言でノーベル賞受賞者が名誉教授辞任
ソウルの科学記者昼食会で、ノーベル生理学・医学賞受賞歴のあるティム・ハント博士が「研究室に女子がいると3つのことが起こる。?好きになってしまう、?好きになられてしまう、?批判すると泣かれる」、「ラボは女人禁制にしないとね」と発言、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン名誉教授を辞任になった事件。
女性陣からはこんなツイートも飛んできて、#distractinglysexyがバズったりしました。
I did an entire Liver Transplant without crying or falling in love. #distractinglysexy pic.twitter.com/6RdApuzFo9— Want2opr8 (@drtanthony) June 12, 2015
「恋愛も泣きもしないで肝臓移植やったよ」
ラボは共学だと気が散るという意見をブラックユーモアを交えて話したつもりが失言になってしまったようです。博士は、沖縄科学技術大学院研究担当ディーンに5年間の予定で着任した免疫学者の夫人とともに日本にお引越し予定。
5. スター天文学者ジェフ・マーシー教授が連続セクハラサーだった件
次期ノーベル賞候補と目されていた天文学者ジェフ・マーシーUCバークレー教授が、2001年から2010年の間に女子大生数名をセクハラしていたことがわかり大学を追放された事件。後の調べで氏のセクハラ歴は、転任前に15年間教授を務めたサンフランシスコ州立大学時代からだったことがわかってます。両大学とも女子から通報はあったのに、氏の輝かしい業績に目が眩んだのかこれという処分もないままセクハラが20年以上野放しになった模様です。
6. コカ・コーラが自前の科学で世論誘導
肥満予防には食事ではなく運動が一番だ、と言ってる肥満研究所「グローバル・エナジー・バランス・ネットワーク」が、実はコカ・コーラからお金もらって、砂糖水の害から世論を遠ざける研究を発信するメガホンだったことが判明。タバコ業界と同じパターンや!と専門家に非難されました。研究所は出資停止とともに、あえなく解散。 (Image credit: Coca Cola Foundation)
7. そしてみんな辞めた。メディカル・ジャーナル・オブ・オーストラリア編集部の抗議辞任騒動
エルゼビア外注に反対したStephen Leeder編集長が首になったのに抗議して、諮問委員会20人のうち19人が辞めた事件。編集長らはエルゼビアが以前、製薬会社出資の虚構の医学ジャーナルを発行していたことを問題視したもの。(Photo of AMJ president Brian Owler: Andrew Meares)
8. 機械学習初のカンニング事件
中国検索大手のBaiduが5月、「画像認識技術でグーグルを抜いた」と発表しましたが、標準テストでズルしていたことが判明し、謝罪しました。今は「Imagenet Challenge」出場停止処分中です。 フォルクスワーゲン事件と一緒で責任の所在ははっきりしません。「機械学習分野初のカンニング事件」(MITテクノロジーレビュー)。
9. 著名研究員が著名医学誌で論文捏造
血管学者のAnna Ahimastosさんが、著名な血圧薬の心臓病治療効果を調べる研究で、データを捏造したことを認めた事件。(Image credit: ABC News)
論文撤回ウォッチャーのAdam Marcusさんは「世界を代表する医学誌2つから取り下げになったんだから、もっと騒がれてもいい不祥事だ」と言ってますよ。「ニューイングランド医学ジャーナル(NEJM)とJAMAに論文が掲載されるのはハーバードやプリンストンを卒業するようなもので、経歴に箔がつくんだよね。[...]今回は両方から問題の論文を取り下げたほか、少なくとも6本撤回し、ベーカーIDI心臓・糖尿病研究所の職も失った」
10. 新種のヒトのオール女子発掘隊はPRスタント?
南アの狭い洞窟で新種のヒト「ホモ・ナレデイ」15体の遺骨が発見されたとき、研究を率いる人類学者リー・バーガー教授はSNSで細身の女性を公募してオール女子の発掘隊を組織して話題になりましたが、あれはナショジオのカメラを意識しただけなんじゃないの?と英紙ザ・ガーディアンが水を指しました。「あんなの男でも入れるが、それではPRにならないのだろう、との声も聞かれた」という書き方に、学会からは反発も。
11. 大手出版社が論文43本を撤回
査読ベースの学会ジャーナル270誌を出版する英BioMedセントラルが、査読捏造で論文43本の掲載を取り下げた不祥事。一部の撤回論文を見ると、その大半は中国国内の大学の研究者が書いた論文だ。しかしBioMedセントラルの研究の信ぴょう性確保を担当するJigisha Patel副編集長は「これは中国の問題ではない。中国の研究にはしっかりしたものも沢山ある。研究者判定をめぐるもっと幅広い問題と捉えている」と語る。
学術出版の指針を発表している出版倫理委員会(編集者9,000名以上が所属)が出した声明でも「複数出版社の一部のジャーナルの査読を不正に操作する試みが組織的に行なわれていることがわかった」とあり、問題が蔓延していることが伺える。(ワシントン・ポストより)
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