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にこ「凛がやってきた」
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海未「いましたか?ことり」
ことり「ううん、全然」
海未「にこは凛を見かけていませんか?」
にこ「部室には来てないわよ」
海未「まったく、何処へ行ったのでしょうね、、、」
凛 「ぶるぶる」(机の下)
海未「もう一度校内を探してみましょう」
ことり「うん!絶対にお持ち帰りしようね!」
2:
ガチャ
凛 「がくがく」(机の下)
にこ「行ったわよ、凛」
凛 「ほんと?、うぅ、助かったにゃ、、、」ノソノソ
にこ「驚いたわよさっきは、いきなり入ってくるなり
『かくまって!』
なんて言うんだもの、、、なにがあったのよ」
凛 「それが、、、練習の後に、、、」
3:
―――回想―――
花陽 「凛ちゃん帰ろ」
凛 「う、うん、、、」
花陽「どうしたの凛ちゃん、もしかして具合悪い?」
凛 「そういうわけじゃないけど、、、」
花陽「そう、、、?」
凛 「、、、(今日も家に誰もいないから帰れないなんて言えない)」
花陽「、、、」
りんぱな「「ねぇ」」
凛 「あっ」
花陽「あっ」
凛 「えっと、かよちんからどうぞ」
花陽「ううん、凛ちゃんからどうぞ」
4:
凛 「凛、やっぱり学校で少し休んでから帰ることにするよ」
花陽「そっか、うん、わかったよ」
凛 「かよちんは何言おうとしたの?」
花陽「私は、、、先に帰ろうかなって」
凛 「そっか、うん、わかった」
花陽「じゃあね、凛ちゃん」
―☆―
凛 「希ちゃんちに泊まった日から、、、なんとなくかよちんと距離ができちゃった、、、あの日素直にかよちんの家いけばよかったなぁ、、、」トボトボ
5:
凛 「今日も結局言えなかったし、、、はぁ、、、」
海未「それは困りましたねぇ」
凛 「そうなんだよ、、、、って海未ちゃん!?」ビクッ
ことり「私もいるよ」
凛 「ことりちゃんまで!?」
海未「凛、話は分かりました、ですので」
ことり「私たちと一緒にお泊りしよ!」ヤンヤン
凛 「ちょ、ちょっとまって二人とも」
6:
海未「うふふ、またお姉ちゃんと遊びましょう、凛」ニヤニヤ
ことり「パン」ニヤニヤ
凛 (この重圧、プレッシャー、なんなんだにゃ、、、確か二人とのお泊りは楽しかったはず、特に何も悪いことは怒らなかったはず、なのに、、、!)
海未「うふふ」ニヤニヤ
ことり「パン」ニヤニヤ
凛 (嫌な予感が、凛の中で警笛を鳴らす、、、!この圧倒的恐怖、、、!ことりちゃんに至っては、、、謎!)
凛 (かくなるうえは、、、)
海未「行きましょう!凛」
ことり「いこう!凛ちゃん」
凛 「海未ちゃん、、、ことりちゃん、、、ごめん!」
凛 (逃げ出すことのみ!)
―――回想終わり―――
7:
凛 「そして今に至るにゃ、、、」
にこ「あの二人は何やってるのよ、まったく、、、」
凛 「とりあえず海未ちゃんとことりちゃんが消えるまで凛は待機」
にこ「待機って、、、それからはどうするのよ」
凛 「それは、、、誰かの家にでも」
にこ「夜遅く訪ねられたって迷惑でしょうが」デコピン
ペチ
凛 「いだっ」
8:
にこ「まぁ、あの二人なら快く引き取ってくれるだろうけど、、、?」
凛 「ちょっと無理」スリスリ
にこ「何があったのよ、、、」
凛 「別にお泊り中には何もなかったよ」
にこ「じゃああの二人でいいじゃない」
凛「本当に勘弁してください」
にこ「はぁ、しょうがないわね、だったらうちに来なさいよ」
凛 「、、、え、いいの?」
にこ「希んとこには平気で行ってたじゃないの」
凛 「だって希ちゃんはにこちゃんより優しいから」
にこ「ひっぱたくわよ」
凛 「もうデコピンされたにゃ、、、」
9:
―――
にこ「はぁ、、、はぁ、、、」
凛 「だ、大丈夫にこちゃん」
にこ「大丈夫なわけっないでしょっ、、、あの二人、、、足すぎよ」
凛 「何とか逃げ切れたね」
にこ「なんであんたは大丈夫なのよ、、、」
凛 「リリホワの練習には海未ちゃんとの追いかけっこがあるから」
10:
にこ「、、、なにやってるのよあんたたちは」
凛 「ちなみに希ちゃんも逃げる側だよ」
にこ「びっくり、驚くほど予想通りだわ」
プルルル
にこ「ん、電話、マ、、、お母さんからね」
ポチ
にこ「はいはいママー?」
凛 「首尾一貫って言葉をお贈りします」
11:
―――
にこ「さて、買い物よ」
凛 「まさかにこちゃんのママが帰り遅くなっちゃうなんてねぇ」
にこ「、、、ひっぱたくわよ」
凛 「にこちゃんのそれ割と好きだよ」
にこ「それってなによ、、、」
凛 「果たされない攻撃宣言」
にこ「、、、Mなの?」
凛 「それはない」
12:
にこ「はぁ、じゃあ凛はどっかいってなさいな」
凛 「にゃ!?なんでよ」
にこ「別に買い物は私一人でもできるし、第一あんた料理とかわかんないでしょ」
凛 「んなっ、で、できるもん、希ちゃんとやったもん」
にこ「何作ったのよ」
凛 「おうどんさん」
にこ「お菓子でも選んでなさい」
凛 「野菜も切ったんだけどなぁ、、、」
13:
凛 「お菓子はーこれとーこれでしょー」
にこ「凛、そろそろ行くわよ」
凛 「はーい」
にこ「ちょっと凛、お菓子多すぎるわよ、同じ物5個って、、、虫歯になるわよ」
凛 「べ、別に凛一人で食べるわけじゃないもん」
凛 「こころちゃんでしょ、ここあちゃんでしょ、こたろう君でしょ、あとはにこちゃんと凛」
にこ「なるほどね、あの子たちのも選んでくれたってわけね」
凛 「そうだよっ」
にこ「じゃあこの一個はいらないわ」ヒョイ
14:
凛 「な、なんで」
にこ「私の分はいいわよ、あの子たちと凛の分があれば」
凛 「にこちゃん、、、」
にこ「さっさとお会計済ませに行くわよ」クルッ
凛 「じゃあ、凛のお菓子はにこちゃんと半分こして食べよ」
にこ「え」
凛 「えへへ、いいでしょ?」ニコニコ
にこ「ぁ、、、えっと、、、///」
にこ「やっぱりお菓子はあの子たちの分だけ!」ヒョイ
凛 「あーーっ!」
15:
―――
ガチャ
にこ「ただいまー」
ダダダダッ
こころ「おかえりなさいませー!ってお客様が!」
凛 「お邪魔しますにゃ」
こた「ばっくだんさー」
こころ「にこにーの友達だー」
にこ「ほらあんたたち騒がないの、悪いわね凛うるさくしちゃって」
凛 「別にいいよー、凛わいわいやってるほうが楽しいし」
にこ「助かるわ、適当にくつろいでてよ、ご飯つくっちゃうから」
凛 「えー、手伝うよ」
にこ「その子たちの相手しててくれると私も助かるのよ」コゴエ
ここあ「あそぼー!」
こた「ばっくだんさー」
凛 「うん、わかったよにこちゃん」
凛 「よーし、あそぶにゃー!」
16:
―――
こころ「凛さん、次は何しましょう」
ここあ「凛ちゃんもういっかいー!」
にこ 「あんたら仲良くなるの早いわね」
凛 「あ、にこちゃん、にこちゃんも一緒に遊ぼうよ」
こた「にこにーもー」
にこ「ごはんできたから呼びに来たんだけれど」
凛 「おっけーわかったにゃ、みんなごはんたべよー」
ちび達「おー」
にこ「お、おぉ」
ここあ「凛ちゃん、ご飯食べたらもう一回だからねー!」
凛 「いいよー」
にこ「いやほんと仲良くなるの早すぎない、、、?」
17:
―――
ここあ「わーやったー、オムライスだ―」
こころ「お名前が書いてあります!」キラキラ
にこ「自分の名前のたべるのよー、ごめんね子供っぽい料理で」
凛 「ううん、すごくおいしそうだよ」
にこ「ありがと」
こころ「凛さん!」
凛 「は、はい?」
こころ「おいしそう、ではなく、間違いなくおいしいです!」
にこ「こころ、、、」
凛 「そうだよねこころちゃん!こんなおいしいお料理作ってもらえるなんて羨ましいなぁ」
にこ「や、やめなさいよ凛///」
凛 「ううん、本当にそう思ってるよ!凛もにこちゃんの妹になりたいにゃ」
18:
にこ「なによ、、、凛らしくないわね///」
こた「にこにー、赤い」
ここあ「ほんとだー!にこに―照れてるんだ」
にこ「ち、ちがうわよ」
凛 「あれ、にこちゃんのオムライスだけ名前書いてないよ」
にこ「ぇ、あ、あぁ、別に私のはいいわよ、第一私が作ったんだし」
凛 「うーん」
にこ「どうしたのよ、早く食べないと冷めちゃうわよ」
凛 「よーし、じゃあ凛がにこちゃんのオムライスに名前書いてあげるよ」
19:
にこ「べ、べつにいいわよ」
凛 「お願いにこちゃん」
にこ「凛、、、わかったわ、おねがい」
凛 「うん!任せて」
グニュー
―『や』―
にこ「、、、ん?」
グニュー
―『やざ』―
にこ「んん、、、?」
―『やざわ』―
凛 「ふう、できたよ」
にこ「、、、ひっぱたくわよ」
20:
―――
にこ「そろそろお風呂入らないと」
ここあ「えーめんどくさーい」
こころ「ここあ、お姉さまを困らせてはいけませんよ」
こた「はいるー」
凛 「そっか、もうこんな時間なんだね」
にこ「そうね、、、ママも帰ってこないし、、、あ、凛、先お風呂入っていいわよ」
凛 「え?」
にこ「え?」
凛 「なんで?」
にこ「なんでって、凛は一応お客さんなんだから、凛だけど」
凛 「持ち上げるのかけなすのかどっちかにしてほしいにゃ」
にこ「ま、どっちでもいいから早く入ってきなさいよ」
凛 「いや、そうじゃなくて、、、」
にこ「、、、?」
凛 「一緒に入らないの?」
21:
にこ「、、、にこぉ、、、?」
凛 「ね、にこちゃん?」ニコニコ
にこ「じゃ、じゃあ、、、い、いやだめよ!」
凛 「な、なんで」
にこ「何でって、、、その、そう!この子たちをお風呂に入れなくちゃいけないからよ」
こころ「私たちですか?」
ここあ「別に一人ではいれるけど、、、」
こた「はいれるー」
にこ「あんたは無理でしょ!」
22:
凛 「それならダイジョブだよ!凛も一緒に入ればいいもん」
にこ「、、、せ、狭いでしょうが」ダラダラ
凛 「じゅんばんこでお湯につかればいいもん」
にこ「、、、にこぉ」ダラダラ
凛 「ね、いいでしょ?」ニコ
にこ「、、、」
凛 「、、、」
にこ「、、、り、凛!」ガシッ
凛 「えっ、なに!いきなり肩なんてつかんで、、、」
にこ「たとえ、知り合いの家族であっても、女の子が素肌を簡単に晒すべきではないわ」
凛 「ぇ、でも年下だし、、、」
にこ「年下でも、よ!」
凛 「みんな女の子だし、、、」
にこ「こたろうは男!」
凛 「ちょっと大げさすぎないかにゃ」
にこ「ねぇ、凛」
凛 「なぁに?」
にこ「私は、凛に、私の大切な仲間である凛に、自分の体を大切にしてほしいのよ、わかってくれるかしら?」
凛 「に、にこちゃん、、、///」
にこ「わかったら、お風呂、入ってきてちょうだい」
凛 「う、うん///」
24:
―――
にこ「さっぱりしたわ?」
こた「ふぅ」
凛 「あ、にこちゃん、おかえり」
にこ「うん、それ、ぴったりね」
凛 「にこちゃんのパジャマすごくいい匂いだにゃ」スンスン
にこ「や、やめなさいよ」
ここあ「う?、ねむい、、、」バタッ
凛 「ここあちゃんが倒れた!」
にこ「こ、ここあ、ここじゃなくてちゃんと布団でねなさい」
ここあ「ふぁ?い」フラフラ
25:
にこ「まったく、、、わるいけど凛、この子たちを布団に連れてってくれないかしら、私やらなきゃいけないことがあるから」
凛 「うん、わかったよ」
にこ「ありがとう、おねがいね」
凛 「うん、じゃあみんな寝るぞー、おー!」
こころ「おー!」
ここあ「、、、おー」
こた「おー」
にこ「寝る前に気合い入れるんじゃないわよ、、、
26:
―――
凛 「ふぅ」
ガラ
凛 「三人とも寝たよ、にこちゃん」
にこ「ん、そう、ありがとう」
凛 「にこちゃんっていつも寝かしつけてるの?」
にこ「まぁね、ママがいればママがやってくれるけど」
凛 「そっか」
にこ「なに?ちょっとは尊敬しなおした」
凛 「うーん」
にこ「なによその中途半端な答え」
凛 「あはは」
にこ「ま、いいけどね、凛だし」
凛 「、、、もうすごく尊敬してるんだけどな」ボソッ
27:
にこ「なんかいった?」
凛 「ううん、なんでも」
にこ「そこ座りなさいよ、ココアいれてあげるから」
凛 「うん、、、」
にこ「えーっと、お客さん用のカップはー、、、」
テクテク
凛 「別にわざわざ用意してくれなくてもいいのに」
凛 「、、、」ソワソワ
凛 「ぁ、にこちゃん写真飾ってる、、、希ちゃんの部屋にあったやつと一緒だ、、、」
28:
凛 「あはは、懐かしいなぁ、、、」
凛 「そういえば、やることあるって言ってたけど何書いてたんだろ、これ」
ペラ
凛 「なにこれ、、、?」
にこ「それは進路関係の提出書類よ、ま、この時期はほぼ決まったようなもんだけどね」
凛 「うわっ、にこちゃん」
にこ「なに驚いてるのよ、、、ほらこれ、ココア」
コト
凛 「あ、ありがとう」
にこ「はぁ、面倒だわ、、、」
凛 「そっか、にこちゃん三年生だもんね」
にこ「まぁ、ね」
29:
凛 「、、、これからどうするの?にこちゃん」
にこ「アイドルになるわ」
凛 「あはは、おおざっぱすぎるよ」
にこ「初めは大まじめにどっか雇ってくれる場所探そうともしたわ」
凛 「そっか」
にこ「でもママがね、大学行きなさいって」
凛 「大学、行きたくないの?」
にこ「まさか、逆よ、でもお金がかかるじゃない」
にこ「っていったら怒られたけどね、大変なくせに、、、」
凛 「、、、にこちゃん」
30:
にこ「っと、暗い話になっちゃったわね、さ、早く終わらせて私たちもー
凛 「にこちゃん」
にこ 「ん、なによ凛」
凛 「留年しちゃおうよ」ウツムキ
にこ 「ふふっ、変なこと言わないでよ、確かに進路のことなんて考えたくないけどね」
凛 「留年すれば、またみんなと一緒だよ、、、」
にこ 「もう、馬鹿な事いわないの」
凛 「にこちゃん、、、卒業、、、しないでよ」
にこ 「はぁ、まったくいいかげんに、、、って凛、、、?」
凛 「にご、、、ちゃん、、、!」ポロポロ
にこ 「な、なに泣いてんのよ凛!」
凛 「卒業の、、、話なんて、、しないでよ、、」ポロポロ
にこ 「凛、、、」
凛 「大学とかそんなの、、、聞きたくないよ、、、」ポロポロ
31:
凛 「おおざっぱなままでいいじゃん、、、」ポロポロ
にこ 「アイドルはもちろん目指すわ、夢だもの、だけど夢をかなえるために現実を見なきゃいけない時期は絶対に来るのよ、私はそれが今だってだけ」
凛 「にこちゃん、、、」
にこ「凛、アイドルがやらなくちゃいけないこと、わかる?」
凛 「人を、笑顔にすること、だよ、、、にこちゃん前に言ってたじゃん」
にこ「そう、だから凛、泣いてないで笑顔になりなさいな、にっこにっこにーってね」
凛 「、、、、ふふっ、、、そうだね」
にこ「そうよ、その調子」
凛 「でも、ちょっとだけ寒くないかにゃ」
にこ「な、なによ」
凛 「でも、凛はいつも動いてばっかで熱くなりやすいから、寒いくらいがちょうどだよ」ニコ
にこ「凛、、、!」
ギュ
凛 「に、にこちゃん!?」
にこ「ありがとね、凛、ありがと、、、」ポロポロ
32:
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