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穂乃果「夢?!……なぁんだ♪」


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ランランララーン♪
今日もいい天気ー♪
それにしても、どうして保健室にいたんだろう?
まるで学校が廃校だってショックを受けて倒れたときみたいだよー。
 フミコ「ねえねえ、二人ともお土産はなにを頼んだ?」
 ミカ「私は化粧品を頼んだよ」
あっ!ヒデコ、フミコ、ミカ、おっはよー♪
スカッ
……あれ?
ヒデコ「あー、私も♪」
フミコ「なんだ、みんなして同じ物を頼んじゃって」
ちょっとー、穂乃果のこと無視しないでよー!
ねえ、ヒデコ、ミカ、フミコ―!
ミカ「それにしても、まさかμ'sが海外でライブをやることになるなんてねー」
フミコ「スクールアイドルナンバー1から世界のμ'sへ?」
ヒデコ「もしライブが大成功して、日本に戻ってきたら超人気アイドルグループになってたりして?」
フミコ「まっさかー」
ミカ「でも、あのラブライブ!で優勝したんだし、ひょっとすると……」
ヒデコ「そしたら、あたしたち有名人の親友ってことになったりして?!」
フミコ「私、もう一枚サイン書いてもらおうっと!」
ヒデコ「あたしもー!」
ライブ?海外で?
海外でのライブのことなら、私たちがμ'sだったときにやったよー。
2:
絵里「それじゃあ、最後にもう一度だけ荷物の確認をするわよ」
8人「はぁーい♪」
え?い、今の声って――まさか?!
―アイドル研究部―
絵里「まずはパスポートと航空チケット、それから……」
絵里ちゃん?!卒業したはずなのに、音ノ木坂の制服を着てどうしてここにいるの?!
絵里「……あと最後に、ステージ衣装と靴。いい?私たちは観光じゃなくてライブをしに行くのだから、これだけは絶対に忘れないように!」
8人「ハァイ!」
ねえ、穂乃果の声が聴こえないの?ねえ、絵里ちゃーん!
希「みんな大丈夫みたいやね」
希ちゃん……それににこちゃんも?どうして、ここに?」
海未「あ、あの、本当に大丈夫なのでしょうか?も、もも、もし、向こうで迷子になんかなったりしたら……」
絵里「そうならないように、しおりの最後の方に書いてある通り、警察に連絡するか、日本語を話せる人を探せば大丈夫よ」
海未ちゃん、ことりちゃん、穂乃果はここだよ!みんなして無視しないでよー!
穂乃果「海未ちゃんは心配しすぎだよー。それより、私たちがμ'sが海外でライブをするんだよ!すっごい楽しみ!」
どうして、私がいるの?穂乃果はここにいるのに……。
凛「凛、英語が全然しゃべれないのに、海外へ行っても大丈夫かニャ?」
希「凛ちゃん、基本的に9人で行動するんやから、そんな心配せんでも大丈夫やよ」
凛「でも、もし外国人に話しかけられたらどうしよう」
希「そんなに心配なら、うちが特別レッスンしてもええんよ?」
まさか、これってひょっとして――夢の中ってこと?
海未「穂乃果は能天気すぎます!大体、ライブなら海外じゃなくて日本でやればいいじゃないですか?!」
ことり「で、でも、あっちのテレビ局の人がスクールアイドルを紹介したいから、ぜひこっちへ来てくださいってチケットを用意してくれたんだし……」
海未「あぁ、もし迷子になったら、きっとハリウッド映画のように命を狙われて……」(ぶつぶつ)
穂乃果「う、海未ちゃん……」
ことり「あ、あははははは……」
3:
真姫「ちょっと、花陽、あなた本気で言ってるの!?」
花陽「だ、だって、あっちはパンが主食なんだよ?白米が食べられないんだよ!」
真姫「だからって、お米と炊飯器を持っていけるわけないでしょ」
花陽「あぁ、もし、ご飯が食べられなかったら、ど、どうしよう!ダレカタスケテェ!」
絵里「ちょっと、まだ荷物の確認が終わってないのにみんな私語が多いわよ!」
穂乃果「ご、ごめん絵里ちゃん」
海未「す、すみません」
絵里「初めての海外だから不安になる気持ちもわかるけど、希の言う通りみんなで行動すれば何も問題は起こらないはずよ」
絵里「だから、何かしたいときは必ずみんなに相談すること。一人で行動絶対にしないこと、わかった?」
8人「はぁーい」
絵里「声が小さい!」
8人「はい!!」
絵里「よろしい!」
穂乃果「何か絵里ちゃん、海外のライブってことですごく気合入ってるねー」
希「そりゃあ、海外で歌う新曲はエリチがセンターやもんね。気合が入ってるのは当然やん」
絵里「べ、別にそういう意味で言ったんじゃないわよ!」
希「まあ、今回の曲のイメージ的に、エリチがセンターを務めるのが一番やからね」
穂乃果「そうだね、私たちにはあのセクスィーな表情は出来ないからねー」
希「そうやね、エリチはμ'sのセクシー担当やから」
ことり「出だしの絵里ちゃんの表情を見るとすっごくドキドキしちゃう♪」
穂乃果「おお、これが本当のセクシャルハラスメントだね!」
絵里「誰がセクシー担当よ!」
凛「でも、絵里ちゃんはμ'sに入る前と比べて随分とかわったニャー」
にこ「そうね、μ'sに入る前はスクールアイドルなんて絶対に認めないって態度だったもの、というか敵視してた?」
凛「学校の許可ぁ?認められないわぁ?」
穂乃果「あははははは、なんか昔の絵里ちゃんみたい!」
にこ「ちょ、ちょっと凛、可笑しいからやめて!」
絵里「あ・な・た・た・ちー!」」
にこ「うわ、絵里が怒った!」
穂乃果「にっげろー!」
凛「絵里ちゃん、怒っちゃ嫌ニャー!」
どたどたどたどた!!
4:
……そうだよ、思い出したよ。これ、海外ライブに行く前の日のことだよ。
ってことはやっぱり、いま目の前にある光景は、いま私が見ている夢なんだ!
こんなにはっきりした夢なんて見たことないから驚いちゃったよー。
ってことは、ほっぺを強くひねれば起きられ――――――。
穂乃果「ねえ、みんな!」
8人「ん?」
穂乃果「μ's最後のライブ、たっくさん楽しい思い出を作ろうね♪」
ことり「うん♪」
海未「はい♪」
絵里「……そうね♪」
…………。
――――?ル!――アン――ル!
あれ、何だろう……あっちから何か聞こえてくる。
――アン――ル――アンコ――!!
この声……ひょっとしてまさか?!
――アンコール――アンコール!!
5:
この歓声、ひょっとして!!
アンコール――アンコール!!
アンコール――アンコール!!
アンコール――アンコール!!
これって、ラブライブ本戦の……。
穂乃果「……みんな、行こう!!」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「みんなが、もう一度私たちの歌を聴きたいって待ってる!」
穂乃果「私、みんなの声に応えたい!もう一度ステージに立って歌いたい!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
海未「ええ、行きましょう!」
穂乃果「よぉし、もう一度、ステージに……」
ヒデコ「ちょっと待って!」
グイッ!
穂乃果「ヒ、ヒデコ?フミコにミカも?」
フミコ「穂乃果、せっかくのアンコールなんだから、この衣装を着て」
ことり「そ、その衣装、どうしてここに?!」
ヒデコ「実は、こんなこともあろうかと思って」
ミカ「私たちがこっそり会場に届けておくように手配しておいたんだよ」
ヒデコ「まさか、本当に使うことになるとはね」
ことり「でもこの衣装、最後まで仕上げられなくて」
フミコ「大丈夫だよ、ことりちゃん。仕上げなら私がちゃんとしておいたから♪」
穂乃果「ヒデコ、フミコ、ミカ……」
フミコ「さあ、早く準備して!みんなが待っているよ!」
ミカ「みんながμ'sの歌を、ダンスを!」
ヒデコ「もう一度聴きたいって!!」
穂乃果「……うん!!」
穂乃果「みんな、もう一度ステージに立って、私たちの歌を届けよう!」
8人「うん!!」
6:
穂乃果「みんな、準備はいい?」
ことり「うん!」
海未「はい!」
花陽「そ、それで私たちは何の歌を歌ったら……」
凛「凛は『あの曲』が歌いたいニャ!」
真姫「宇宙ナンバーワンアイドルさんは振り付けをちゃんと覚えてるの?」
にこ「当たり前でしょ!私を誰だと思ってるの!」
希「これが本当のラストライブやね!」
絵里「みんなのアンコールに応えて、最高のパフォーマンスを見せましょう!」
穂乃果「よーし、いっくよー!」
穂乃果「1!」
ことり「2!」
海未「3!」
花陽「4!」
凛「5!」
真姫「6!」
にこ「7!」
希「8!」
絵里「9!」
穂乃果「μ's、ミュージックー!」
μ's「スタート!!」
みんなのアンコールに応えて、ラブライブのあのステージ歌って、最高のライブをしたんだよね。
私たちを呼ぶみんなの声と、ステージの上に立った時の光の波、
忘れてないよ、全部――全部!
チラチラ
あれ、何だろう……。
上から振ってきてるこれって――雪だ。
ってことは……。
真姫「ずいぶん時間がかかってるわね」
希「そうやね」
海未「そうですね……」
7:
絵里「審査が始まってからもう1時間近く経つわね」
花陽「や、やっぱり、ダメだったのかな、私たち」
にこ「な、なな、なに弱気になってるのよ!」
花陽「で、でも!」
真姫「にこちゃん、腕が震えてる」
にこ「こ、これは、ちょっと寒いからに決まってるからよ!雪だって振ってるんだし」
絵里「この張りつめた緊張感、バレエの発表会のときそのまんまね……あぁ、胃が痛くなってきそう」
希「うちもいま胃にきとるよ。エリチ、胃薬持ってない?」
絵里「この状況で胃薬を持ってるわけないでしょ」
希「そ、そうやね」
にこ「ちょ、ちょっと、なに絵里だけじゃなく希まで弱気にならないでよ!あんたたちらしくない!」
絵里「だ、だって、もし通らなかったら私たち、ここでおしまいなのよ」
希「そうやよ。そう思うと、うちだって気が気でないんよ」
にこ「だから、大丈夫よ!ほ、ほほ、ほら、そんな表情を暗くしないで、にっこにっこしましょう!ほら、に、にに、にっこにっこにー♪」
凛「にこちゃん、指、いつもと違うニャ」
にこ「に"、に"ごぉ!!」
穂乃果「みんな、きっと大丈夫だよ!」
海未「ほ、穂乃果?」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「私たち、持てる力を全部出し切ったんだよ。私たちの『大好き』をみんなにちゃんと伝えることができたんだよ!だからきっと、大丈夫だよ!」
穂乃果「それに、例え本戦に進めなくても、私たちのすべてを伝えることができた。だから、悔いなんて全然ない。私はそう思う!」
花陽「穂乃果ちゃん……」
にこ「穂乃果……」
にこ「……ていっ!」
ベシッ!
穂乃果「イタッ!いたいよ、にこちゃん」
にこ「なに言ってるのよ、真っ先に優勝宣言したあんたが、悔いは無いなんてこと言ってどうするのよ!」
穂乃果「へへへ、ご、ごめん」
にこ「まったく、こんなリーダーでよくここまでやってきたわよね」
真姫「本当ね、おかげで緊張するのも馬鹿らしくなったわ」
希「でも、穂乃果ちゃんの言う通りやね。みんなで作った曲で、私たちの『大好き』を伝えることができた。それだけでもう、十分やね」
絵里「そうね」
ことり「うん!」
8:
 「みなさん、大変長らくお待たせしました」
 花陽「き、来ました!!」
 8人「?!!」
 「これより、第2回ラブライブ!東京地区最終予選の結果を発表します」
 μ's(ドキドキ……)
 「並み居る強豪の中から見事に勝ち抜き、ラブライブ!本選への出場を果たしたグループは――――」
 「μ's!! 音ノ木坂学院、スクールアイドル『μ's』に決定しました!!」
ウワアァァァァァァァァァァッ!!
キャアアアアアアアアアアアア!!
 μ's「……。」
 μ's「…………。」
 穂乃果「や、やったの?私たち……」
 μ's「……。」
 μ's「や、やったぁーーー!!」
9:
凛「やったニャ!ついにやったニャー!」
にこ「ラブライブよ、本戦よー!!」
ことり「真姫ちゃん、花陽ちゃん!」
花陽「ラブライブ、ラブライブ本戦だよぉ……ぐずっ」
真姫「は、花陽、そんなに泣かないでよ!」
花陽「だって、だってぇっ!」
絵里「の、希、顔ぐちゃぐちゃよ!!」
希「あ、当たり前やん!ウチ、こんなに嬉しく思ったのは初めてなんやから!それに、エリチだって目が真っ赤だし、鼻水出てるやん」
絵里「当たり前でしょ!嬉しいのは私だって同じなんだから!」
「『μ's』の代表者、どうぞ前へ!」
海未「さあ、穂乃果」
穂乃果「うん!」
「地区予選優勝、おめでとう。本戦でも存分に頑張って下さいね」
穂乃果「はい、ありがとうございます!!」
穂乃果「歌えるんだね、私たち。ラブライブのあのステージで!」
穂乃果母「穂乃果ーーーーーっ!」
雪穂「お姉ちゃーーーん!」
亜里沙「μ'sーーー!!」
穂乃果「みんな、やったよーー!!ラブライブ出場だよー!」
「穂乃果、おめでとうー!」
「おめでとう、μ'sー!」
 
穂乃果「みんな、みんな、ありがとうー!!」
あの日、大会までの道のりをみんなで作ってくれたから決勝大会に出場することができた。
みんなの力と『大好き』があったからこそ、私たちはあの場所で歌うことができたんだよね。
ありがとう、みんな……。
さあ、次には何の夢だろう。
穂乃果「それじゃあ、みなさん、ご一緒にー!!」
あ、これって……。
穂乃果「μ's、ミュージックー」
10:
「スタートォ!!」
がんばれ、μ'sー!
応援してるよー!!
穂乃果「皆さん、私たちμ'sはまた新しい夢に向かって走り出します。スクールアイドル『μ's』見守っていてください、よろしくお願いします!!」
 
ことりちゃんが戻ってきてくれて、また9人でライブができたんだよね。
たしか、この後でことりちゃんのお母さんが……。
理事長「……ことり」
ことり「お、お母さん!?」
穂乃果「り、理事長!?」
理事長「ことり、空港へ向かったあなたが、どうしてここにいるのか教えてちょうだい」
ことり「あ、あのね、お母さん。私ね、みん……」
穂乃果「ごめなさい!」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
海未「穂乃果」
穂乃果「私が、私が悪いんです!私の我が儘で、ことりちゃんの留学を引き留めてしまいました!」
穂乃果「でも、私には、μ'sにはことりちゃんが必要なんです!ことりちゃんと、みんなと一緒にスクールアイドルを、μ'sを続けていきたいんです!」
理事長「……。」
穂乃果「だから、これからもことりちゃんと一緒にスクールアイドルを続けさせてください、お願いします!!」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん!」
海未「穂乃果……」
海未「私からもお願いします」
ことり「海未ちゃん!?」
海未「ことりは大切な親友であると同時に、μ'sにとって無くてはならない大事なメンバーなんです。お願いします」
穂乃果「海未ちゃん……」
ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃん――っ!」
理事長「……。」
理事長「――ことり、あなたはどう思ってるの?」
ことり「お母さん……」
ことり「お母さん、ごめん!」
ことり「私、今は自分の夢よりも、穂乃果ちゃんや海未ちゃんと、みんなと一緒にスクールアイドルを続けていきたい!」
ことり「だって、ことりは音ノ木坂学院のスクールアイドル『μ's』の一員だから」
穂乃果「ことりちゃん」
海未「ことり」
理事長「……。」
11:
理事長「そう、わかったわ」
理事長「あなたがそう決めたのなら、何も言わないわ」
ことり「お母さん……」
理事長「ただし、自分の意思で決めた以上、最後まできちんとやり遂げなさい。みんなと一緒に」
ことり「?!――うん!」
あのとき、ことりちゃんが戻ってきてくれたおかげで、
また一緒にμ'sができて新しい夢に向かって駆け出すことができたんだよね。
こうして振り返ってみると、μ'sとして過ごした1年間、本当に色々なことがあったんだね。
花陽「あ、あのう、え、えっと……」
あれ、ここって屋上だよね?
あれは、花陽ちゃんと凛ちゃんに――真姫ちゃんだ。
12:
花陽「え、えっと、こ、小泉花陽です。よ、よろしくお願いします」
凛「星空凛です。よろしくお願いします」
真姫「西木野真姫よ、よろしく」
穂乃果「おぉーーっ!」
穂乃果「凄い!すごいよ、ことりちゃん!μ'sが6人になって、凄くにぎやかになったよ♪」
ことり「そうだね、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「しかも、作曲ができる真姫ちゃんが入ってくれたんだよ!これでジャンジャン新曲が作れるね!」
真姫「まあ、このメンバーの中で作曲ができそうなのは私しかいないみたいだし、しょうがないから作曲は私が担当してあげてもいいわ」
凛「凛は歌はいまいちだけど、運動神経は抜群だからダンスなら出来るかもしれないニャ」
花陽「えっと、私は凛ちゃんみたいに運動神経はよくないし、真姫ちゃんみたいに歌も上手に歌えないけど、やる気だけは誰にも負けません!」
穂乃果「花陽ちゃん!」(ガシッ!)
花陽「え、えぇっ!」
穂乃果「大丈夫だよ!私だって、歌を間違えたりダンスを失敗したりするけど、、やる気だけは誰にも負けないから!」
真姫「それ、自慢になるんですか?」
穂乃果「真姫ちゃん、一番大事なのはアイドルに対する情熱だよ、情熱!」
 
真姫「は、はぁ……。まあ、私は先輩たちの熱意に押されて仕方なく入っただけだから、別にいいですけど」
穂乃果「でも、仕方なくでも凄くうれしいよ。ありがとう、真姫ちゃん♪」(スリスリ)
真姫「ヴぇええええ、ちょっと、急にひっつかないでください!」
穂乃果「うーん、真姫ちゃんったらトマトみたいに顔を赤くしちゃってー♪かっわい?♪」(さらにスリスリ)
真姫「こ、ことり先輩、海未先輩、どうにかしてください!」
ことり「穂乃果ちゃん、凄く嬉しそう♪」
海未「さあ、みなさん。おしゃべりはこのぐらいにして練習を始めましょう」
真姫「そ、そうよ!いつまでもダラダラしてないで、早く練習をするわよ!」
凛「なぁんだ、真姫ちゃんだってやる気十分だニャ」
真姫「ムーー!」
ビシッ!
凛「いったぁーい!真姫ちゃん、なにするニャー!」
真姫「凛が変なこと言うからでしょ!」
花陽「ふ、二人とも喧嘩はやめてぇー!」
穂乃果「おぉ、早くもグループ内で対立?!なんかアイドルらしいねー!」
ことり「そ、そうかな」
凛「ニャー!」
真姫「ムー!」
穂乃果「凛ちゃん、真姫ちゃん、ファイトだよ!」
花陽「ダ、ダレカタスケテェ!」
海未「あ、あなたたち、いつまでもふざけてないで早く練習を始めなさい!」
花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃんの3人が入ってくれた時だね
メンバーが3人も増えて、凄いにぎやかになったんだね。
花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、ようこそ、μ'sへ
13:
にこ「さあ、もう一度いくわよー!せーのっ、にっこにっこにー♪」
6人「にっこにっこにー♪」
にこ「声が小さい、もう一度!にっこにっこにー♪」
6人「にっこにっこにー♪」
海未「にこ先輩」
にこ「なに?」
海未「先ほどからやっているこの練習って、何か意味があるのでしょうか?」
にこ「意味って、これは決めポーズの練習よ!」
海未「決めポーズ、ですか?」
にこ「そうよ!いい?アイドルにとって決めポーズというのは、歌やダンスと同じくらい重要なパフォーマンスなの!!」
穂乃果「へえ、そうだったんだー」
凛「凛、全然知らなかったニャー」
花陽「ふむふむ、なるほど」
真姫「私は別に決めポーズとか必要ないし」
にこ「ちょっとあんた、アイドルをバカにしてるでしょ?!」
真姫「馬鹿になんかしてないわよ。別に決めポーズにこだわらなくても、歌やダンスで人を魅了できればいいんじゃないって意味で言ったの」
にこ「ダメよ、それだけじゃあ!アイドルわね、みんなを笑顔にするのが仕事なのよ!歌やダンスも必要だけど、こういったファンサービスも大事なの!」
真姫「なにそれ、意味わかんない」
にこ「まあ、いいわ。にこがμ'sに入った以上、みんなにはちゃんと決めポーズを決めてもらうから」
穂乃果「ねえねえ、にこちゃん。こんなポーズはどう?」(ジュワッチ!)
凛「おぉ、なんかカッコいいニャ」
ことり「なんかお笑い芸人みたい」
にこ「それじゃあ、アイドルというよりも特撮ヒーローそのものじゃない!」
ことり「私たちの歌を聴いてくれないと、ことりのおやつにしちゃうぞー♪」
穂乃果「おぉっ!ことりちゃん、なんかアイドルっぽいねー」
ことり「えへへー♪」
にこ「まあまあってところね……そこのあんた!」
海未「わ、私ですか?」
にこ「あなたも何かやってみなさい」
海未「い、いきなり言われましても、決めポーズなんて……恥ずかしいです!」
にこ「アイドルが恥ずかしがってちゃ何もできないでしょう!ほら、笑ったりしないから、ちょっとやってみなさいよ!」
海未「は、はあ……。で、では……」
海未「……。」
海未「あなたのハートを打ち抜くぞー♪ラブアローシュートォォォォォッ♪」
14:
海未「ど、どうでしょうか?」
海未以外「……。」
 
海未以外「…………。」
穂乃果「う、海未ちゃ……くっ、くくく……」
ことり「だ、ダメだよ……ほ、穂乃果、ちゃん……」
 
穂乃果「だ、だって、海未ちゃんが……海未ちゃんが……くくくくく」
凛「あ、あの海未先輩がラ、ラブアローって……ぷぷぷぷぷ」
花陽「り、凛ちゃ、わ、わらっちゃだ、だめ……ぷぷぷぷぷ」
「あーはははははははは!」
海未「だ、だからやりたくなかったんですよぉー!」
ことり「そ、そんなことないよ、海未ちゃん、凄く可愛かったよ♪」
にこ「くっ、な、なかなかやるじゃない!ちょ、ちょっとは見直したわ!」
凛「あはははははは、か、かよちん見て!真姫ちゃんなんか、背中見せて必死に笑いを堪えてるニャ」
真姫「べ、べつに……わ、わ、わたしは、わらってなんか……」(プルプルプルプル)
 
海未「いま、笑った人には園田流特別メニューをやっていただきます!」(真顔)
穂乃果「うわわわわわ、ご、ごご、ごめん!大丈夫、穂乃果は笑ってなんかないよ!」
海未「いいえ、絶対に許しません!もう一度いいます、絶対に許しません!!」
穂乃果「そ、そんなぁー!」
あははははは、これはにこちゃんがμ'sに入ったときだね
にこちゃん、ようこそ、μ'sへ
15:
 絵里「あ、改めまして、μ'sに入ることになった生徒会長の絢瀬絵里」
 希「と、副会長の東条希です。みんな、よろしくね♪」
 海未「さあ、みなさん、練習を始めましょう。絵里先輩、ご指導よろしくお願いします」
 絵里「ええ。でもその前に、みんなに聞いてほしいことがあるの」
 8人「??」
 
 絵里「本当に、ごめんなさい」
 8人「?!」
 絵里「私はあなたたちの活動にわかろうとせず、いつもつらく当たってしまった」
 絵里「学校を廃校から救いたい。その気持ちは同じだったはずなのに……本当にごめんなさい」
 穂乃果「え、絵里先輩!」
 ことり「そ、そんな、頭をあげてください!」
 海未「そうです!絵里先輩は学校のことを考えてしていたことなんです。誰も咎めることなんてできません」
 絵里「でも、私は学校のことばかり考えていて、あなたたちの気持ちを理解しようとしなかった。だから……」
 穂乃果「絵里先輩……」
 「……。」
 希「もう、エリチったら!いつまでもそんな堅苦しいことはしないの!」
 絵里「の、希?」
 希「どんな形であれ、学校を廃校から救いたい。エリチがそのことを一番考えていたのは、みんなには十分伝わっとるよ」
 希「それに、エリチがμ'sに入るのは必然だったって、カードもそう言うとる」
 希「今までのこと全部、うちら9人が一つになるためにどうしても必要だったってことなんやと、うちは思ってる」
 絵里「希……」
 海未「そうですよ、絵里先輩」
 ことり「うん♪」
 絵里「みんな……ありがとう!」
 海未「さあ、新入生歓迎会まで時間もありません。早く練習に入りましょう」
 穂乃果「うん!」
 海未「絵里先輩、私たちのダンスがうまくなるには、絵里先輩の力が必要なのです。遠慮なくビシビシ指導してください」
 絵里「――ええ、わかったわ!新入生歓迎会まで出来ることは全部やらないと、みんなを感動させるダンスなんてできっこないわ!」
 凛「よぉっし、それじゃあ早、練習を始めるニャー!」
 にこ「……ちょっと待ちなさい!」
16:
花陽「に、にこ先輩?」
希「にこっち?」
にこ「練習に入る前に、μ'sに入った二人にはまず、μ'sの決めポーズであるこの『にっこにっこにー』から覚えてもらわないと、ダメよ」
希「決めポーズ?」
絵里「え、そうなの?」
希「へえ、知らんかった」
にこ「今回は特別に私が手本を見せるから、そこで見ていなさい」
にこ「いい、いくわよ?」
にこ「にっこにっこー♪」
にこ「……どう?」
絵里「な、なるほどー」
希「さすがはアイドル研究部の部長やねー」
凛「ねえ、かよちん、いつからあれがμ'sの決めポーズになったのかニャ?」(ボソボソ)
花陽「さ、さあ……」
絵里「わかったわ。μ'sとしてスクールアイドルをやっていくからには、まずはこれを覚えればいいのね!」
海未「え、い、いや、それよりも早く練習を……」
にこ「じゃあ、いくわよ!二人とも、にこのやったとおりにやってみなさい!」
絵里「ええ、わかったわ!」
希「まっかしときー!」
にこ「じゃあ、いくわよ?にっこにっこにー♪」
絵里「にっこにっこにー」
希「にっこにっこにー」
真姫「ちょっと、止めさせなくていいの?二人とも真に受けてるわよ」
穂乃果「ことりちゃん、どうしよう……」
ことり「どうしようって言われても……」
絵里「にっこにっこにー」
希「にっこにっこにー」
にこ「声が小さい、もっと両手を勢いよく振って!もう一度!」
絵里「にっこにっこにー」
希「にっこにっこにー」
ことり「あははは、どうしようかな?」
絵里ちゃんと希ちゃんがμ'sに入ったおかげで、とうとう9人になったんだよね。
絵里ちゃん、希ちゃん、ようこそ、μ'sへ。
17:
 穂乃果「ねえ、みんな、点呼してみない!」
あ、これって……。
 海未「何ですか、いきなり」
 穂乃果「だって、絵里ちゃんたちが入ってμ'sも9人になったんだし、一度やってみたいなぁって。ねえ、いいでしょ?」
 絵里「面白そうね、私もやってみたいかも」
 希「でも、点呼ってどうやるん?」
 穂乃果「うーん……」
 穂乃果「やっぱり、みんなで順番に番号を言ってあと、最後に『μ's、ミュージック、スタート!』でいいんじゃないかな?」
 にこ「ありきたりねー」
 真姫「まあ、いいんじゃない」
 海未「まったく、仕方ないですね」
 穂乃果「じゃあ、早やってみようよ!ほらほら、集まってみんなで円陣を組んでからピースサインを出して……」
……。
 絵里「えっと、これでいい?」
 海未「左手と右手、どっちを出せばいいのでしょうか」
 真姫「ねえ、ちょっと、くっつきすぎじゃない?もうちょっと広がった方が……」
 希「でも、これ以上広がるときれいな円が作れないんよ?」
 にこ「やっぱりピースじゃなくて、にっこにっこにーにしない?」
 花陽「わ、私は4でいいのかな?」
 凛「じゃあ、凛は5にするニャ!」
 にこ「ちょっ、スルー?!」
 ことり「なんかみんなの指があわさって太陽みたいだね♪」
 穂乃果「みんな、準備はいい?」
 穂乃果「それじゃあ、いっくよー♪」
18:
穂乃果「1!」
ことり「2!」
海未「3!」
花陽「4!」
凛「5!」
真姫「6!」
にこ「7!」
希「8!」
絵里「9!」
穂乃果「μ's、ミュージックー!」
μ's「スタートォ!!」
μ's「……。」
μ's「…………。」
穂乃果「……決まった」
絵里「ハ、ハ、ハラショー!」
希「おぉ、壮観やね♪」
ことり「うん!」
凛「なんかアイドルグループって感じだったニャ」
にこ「スクールアイドルなんだから、当然じゃない」
花陽「ちょ、ちょっと感動しちゃいました」
真姫「花陽ったら、こんなので感動してどうするの?」
凛「真姫ちゃんは感動しなかったのかニャ?」
真姫「するわけないでしょう……ま、まあ、悪くはなかったけどね」
希「なんかみんなの気持ちが一つになったって感じだったね♪」
ことり「うん!」
海未「そうですね」
19:
穂乃果「ねえねえ、もう一回やろうよ!もう一回!」
海未「またやるんですか?練習はどうするのです?」
穂乃果「これだって立派な練習だよ!μ'sの絆深めるという大事な!」
海未「そ、そうなんですか?」
絵里「まあ、穂乃果の言うことも一理あるわね。歌やダンスの技術的な練習も必要だけど、こうしてみんなと気持ちを一緒にするのも立派な練習の一つじゃないかしら」
海未「え、絵里先輩まで」
にこ「じゃあ、多数決で決めましょう。賛成の人ー」
海未以外「はぁーい!」
海未「はぁ、わかりました。ですが、他の練習も同じくらいの気持ちでこなしてくださいね」
穂乃果「大丈夫大丈夫♪」
穂乃果「よぉっし!それじゃあ、もう一度いくよー!」
穂乃果「1!」
ことり「2!」
海未「3!」
花陽「4!」
凛「5!」
真姫「6!」
にこ「7!」
希「8!」
絵里「9!」
穂乃果「μ's、ミュージックー!」
μ's「スタートォ!!」
そういえば、この練習で丸一日潰れちゃって、あとで海未ちゃんにすっごく怒られたんだっけ?
こうして振り返ってみると、ずいぶんと遠い昔の出来事だった気がする。
私たち、本当に遠くまで来たんだね。
20:
……あれ?急に暗くなってきた。
今度はどこだろう。
「なぜ?これ以上つづけても、意味があるとは思えないわ」
あの声は、絵里ちゃんの声だ。
ひょっとして、ここって学校の講堂?
「やりたいからです!!」
……私だ。ステージの上に私がいる。
それに、隣にいるのは海未ちゃんとことりちゃんで、あの衣装はファーストライブのときの……。
穂乃果「いつか、いつか必ず、ここを満員にしてみせます!!」
絵里「……。」
スタスタ
穂乃果「生徒会長……」
穂乃果「……。」
ヒデコ「穂乃果!」
穂乃果「うわ、な、なに?!」
ヒデコ「なに、ぼーっとしているのよ。ほら、こうして来てくれたみんなに何か一言、挨拶でもしなさいよ」
穂乃果「う、うん!」
穂乃果「みんな、今日は『μ's』のファーストライブに来てくれて、本当にありがとうございました!」
穂乃果「スクールアイドル『μ's』、これからも精一杯がんばっていきますので、どうか応援よろしくお願いします!」
海未&ことり「お願いします!」
パチパチパチ……。
ヒデコ「頑張れ、μ's!」
フミコ「応援してるよー!」
ミカ「頑張れー!」
21:
絵里「……。」
希「エリチ」
絵里「希?」
絵里「……なによ、先に帰ったんじゃなかったの?」
希「ちょっと生徒会室にカードを忘れたから取りに戻ってきたんよ」
希「そういうエリチこそ、もう帰ったんかと思ってた」
絵里「……これから帰るところよ。さあ、早く帰りましょう」
希「やっぱり、あの子達が気になったんやね……」
絵里「何か言った?」
希「べっつにー、はよ帰ろ」
絵里「……。」
――――
にこ「スクールアイドル……『μ's』……」
にこ「…………。」
にこ「ふん!何さ!!」
――――
凛「スクールアイドルかぁ、なんかすごくかっこよかったニャ」
花陽「うん、そうだね……」
凛「かよちん?」
花陽「……。」
凛「かよちん、ひょっとして先輩たちと一緒にスクールアイドルをやりたいなってそう思ったの?」
花陽「そ、そそ、そんなこと?!わ、私に、アイドルなんて無理だよぉ」
凛「えー、そんなことないよー。やってみたら?」
花陽「無理無理!私には無理だよぉ」
真姫「でも、凄い真剣な表情でライブを見てたじゃない」
花陽「に、西木野さん?」
凛「ところで、西木野さん、どうして講堂に?」
真姫「え、ええぇ?!ど、どうしてって、たまたまよ、たまたま!ちょっと通りかかったら、先輩たちが本当にライブをやってたから、覗いて見てただけに決まってるじゃない」
凛「ふーん」
花陽「そうだったんだ」
真姫「……。」
真姫「ま、まあ、本当のこと言うと、ちょっとだけ羨ましいなって……」(ボソッ)
凛「いま、何か言ったか?」
真姫「べ、別に!そ、それより私は違う道だから、じゃあね!」
タッタッタッタッ
花陽「?」
凛「?」
22:
穂乃果「……。」
海未「穂乃果、私たちもそろそろ帰りましょう」
穂乃果「……。」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「……。」
ミカ「3人ともー!あとはカギを閉めるだけだから急いでー」
ことり「うん!すぐ行くー」
海未「さあ、穂乃果。私たちも引き上げましょう」
穂乃果「……うん」
穂乃果「……。」
―― いつか、いつか必ず、ここを満員にして見せます!! ――
穂乃果「いつか……必ず!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん、ことりちゃん」
ことり&海未「?」
穂乃果「……やり遂げようね、最後まで!」
ことり「穂乃果ちゃん……うん♪」
海未「ええ!」
――ファイトだよ、μ's。
今はほんの小さな光だけど、大丈夫だから。
これから先、楽しかったことやつらかったこと、うれしかったことがたくさんあって、
宝石のようにキラキラと輝いた日々と、
最高に素敵な未来が私たちを待っているんだよ
そしていつか、溢れ出しそうなくらいたくさんの光の中で、私たちは歌を、想いをみんなに届けることができる、その日まで――
だから……
ファイトだよ、μ's!
25:
……。
…………。
……果、……ください……穂乃……。
穂乃……、起き……さい。……乃果?
穂乃果「う、ううーん……」
海未「穂乃果、起きてください!」
穂乃果「フニャァ……その声……海未、ちゃん?」
穂乃果「??あれ、ここって?」
海未「寝ぼけているのですか?ここは控室ですよ、控室」
穂乃果「控え……しつ?」
穂乃果「あぁ、そっか……。私、居眠りしちゃったんだね」
にこ「まったく、ライブ直前に居眠りするなんて、どんだけ神経が図太いのよ」
穂乃果「あ、にこちゃん♪」
花陽「でも、ライブ前に居眠りなんて穂乃果ちゃんらしいよね?」
絵里「穂乃果、大丈夫?ひょっとして、具合が悪かったりしない?」
穂乃果「絵里ちゃん、大丈夫だよ♪ほら、この通り!」
にこ「まったく、心配させないでよねー。私たちの最後のライブなんだから」
凛「ねえねえ、ライブが終わったらみんなで記念写真を撮らない?あのときみたいに!」
ことり「うん、そうだね♪」
真姫「もうライブの後を考えてるの?気が早いわねー、今はライブ前なんだからそっちに集中しなさいよ」
凛「集中してるよー。何と言ったって、凛たちはスクールアイドルなんだから」
絵里「そうね……」
希「エリチ?」
絵里「私たち9人がこうしてまた集まって、もう一度一緒にライブができるなんて、まるで夢のようね……」
希「ふふっ、夢じゃなくて現実よ。エリチったら、ちょっぴりセンチメンタル??」
絵里「い、いいじゃない別に!」
26:
海未「穂乃果、ひょっとして、泣いていたのですか?少し目が赤いですよ?」
穂乃果「え?……ううん、泣いてなんかいないよ」
穂乃果「あ、でも、これはうれし泣きかも……。絵里ちゃんの言う通り、また9人でライブができるんだもん。本当に嬉しいよ」
絵里「穂乃果……」
真姫「それにしても、穂乃果の提案に驚かされたわね。『最後のライブは私たちだけの、μ'sだけの歌を歌いたい』って言われて、急いで曲の手直しをしたのだから」
穂乃果「だって、この9人が出会って、一緒に手を取り合って頑張って夢を叶えることができた。今が最高だよってみんなに伝えたかったから」
希「でも、μ'sの最後を伝えるのに、これ以上に相応しい曲はないってウチは思ってるよ」
真姫「私たちの、μ'sだけの歌をドームで歌えるなんて、最高の我が儘ってやつよね」
希「ふふ、そうやね。世界で一番素敵な我が儘やね」
穂乃果「希ちゃん、真姫ちゃん」
海未「さあ、そろそろ行きましょうか」
ことり「そうだね!」
穂乃果「……ねえ、みんな!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「私ね、みんなと出会えて、μ'sと出会えて、スクールアイドルをやって最高に楽しかった!!」
穂乃果「きっとこれから先、たくさんのことが変わっていくかもしれない」
穂乃果「それでも、みんなと一緒に過ごした思い出は、いつまでも変わらずに輝いてると思う」
穂乃果「みんなも、そうだよね?」
海未「穂乃果……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
にこ「今更なにを言ってるのよ。そんなの、当たり前じゃない」
凛「凛も楽しかったニャ!」
花陽「私もだよ、穂乃果ちゃん」
ことり「私も!」
希「うちも!」
絵里「絶対に忘れない、絶対に!」
穂乃果「みんな……」
海未「穂乃果、泣くのはライブが終わってからにしましょう」
海未「私たちはスクールアイドル。みんなを最高の笑顔にする、そうでしょ?」
穂乃果「――うん!!」
27:
―― いま私、もっともっと歌いたい、踊りたいって思っています。
絵里「さあ、穂乃果!」
―― きっと海未ちゃんも、ことりちゃんも……。
ことり「一緒に行こう!」
―― こんな気持ち、初めてなんです!
海未「みんなが待ってますよ!」
―― やってよかったって、本気で思えたんです!
凛「凛たちのダンスを!」
―― 今はこの気持ちを信じたい。
真姫「私たちの歌を!」
―― このまま誰にも見向きもされないかもしれない
希「ステージを!」
―― 応援なんて全然もらえないかもしれない
花陽「私たちμ'sの!」
―― でも、一生懸命がんばって
にこ「最後のライブを!!」
穂乃果「うん!」
―― 私たちがとにかく頑張って届けたい!
穂乃果「みんな精一杯届けよう!」
穂乃果「いま、私たちがここにいるこの想いを!」
28: μ's  【 僕たちはひとつの光 】(しまむら)@\(^o^)/ (ワッチョイ acbc-tK2W) 2015/12/06(日) 23:58:52.09 ID:GG7Y9kxM0.net
穂乃果「よーし、いっくよー!」
穂乃果「1!」
ことり「2!」
海未「3!」
花陽「4!」
凛「5!」
真姫「6!」
にこ「7!」
希「8!」
絵里「9!」
……ありがとう、μ's
穂乃果「μ's、ミュージックー!」
―― スタートォォォッ!! ――
29:

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