【R-18】少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」【後日譚】back

【R-18】少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」【後日譚】


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性剣だって?
826: 以下、
聖剣が誰を選ぶのか見ものだな
833: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:06:32.63 ID:x+8vHKoEo
後日譚第1話<故郷へ>つづき
勇者「久しぶりだけど、ルール覚えてる?」
魔女「うん」
傭兵「ルールなんてあったか」
勇者「持ち時間は1人3分で、交代交代にソルをきもちよくして、一番最後にソルをイカせた人の勝ち!」
勇者「今夜一緒に寝る権利を手に入れまーす」
魔女「…欲しい」
傭兵「最後にイカせた人…? 最初じゃなかったか」
勇者「だってそれだとじゃんけんで順番きめた時にきまっちゃうようなもんでしょ」
勇者「ってヒーラが前に言ったから」チラ
僧侶「うう…」
勇者「だから、最後にイカせた人の勝ち! みんなチャンスは平等にね!」
傭兵「……」
勇者「あ、そうそう。2巡目からは体のどこを使ってもいいよ」
勇者「もちろん…アソコも…えへへ♥」
勇者「じゃあ今回はお風呂が入れる熱さになるまでだからね」
僧侶「はい、持ち時間をどう使うかが鍵になりそうですね」
834: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:11:18.29 ID:x+8vHKoEo
傭兵「お前らそのルール言ってて恥ずかしくならない?」
勇者「……う、ううるさいっ!」ぼかっ
勇者「賞品はね、だまって寝てて!」
傭兵「はいはい」
勇者「おちんちん丸出しのくせに! どっちが恥ずかしいの!」
魔女「ぷふ」
傭兵「うるせー! いきなりこんなでかくなったらそりゃ破れるわ!」
僧侶「あとで縫っておきますからね」
勇者「じゃあ誰から攻撃するか順番きめるよ」
勇者「ジャンケンポン」
勇者「…あ」パー
魔女「…負けた」パー
僧侶「…やった! 私からです」チョキチョキ
勇者「ちぇ〜、まぁいっか、ヒーラが寸止めでタイムアップになってくれたら次の人が有利だもん!」
僧侶「うふふ。手加減しませんからね」
835: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:14:37.61 ID:x+8vHKoEo
勇者「よーしマナ。ボクとジャンケンだよ」
魔女「うんジャンケンポン」
勇者「わわっ」グー
魔女「…私の勝ち」
勇者「いま早かったよ! ボクもっと出す手を考えたかったのに」
魔女「知らない。私の勝ち。私が2番目」
勇者「ずるいよ〜〜っ」ぐにっ
魔女「知らないから…うぎぎ、ひっぱらないで」
魔女「反射的にグーしか出さない単純なあなたがわるい」
勇者「やっぱずるじゃんか〜〜」ぐにぐに
魔女「いひゃい…ユッカ」ぐに
傭兵(くだらねーことで何喧嘩してんだ…)
つんつん
傭兵「?」
僧侶「時計、もう計りはじめていいですか?」
僧侶「うふふ、いきますよ」
836: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:17:33.90 ID:x+8vHKoEo
ヒーラちゃんは時計を切りの良い時間になるまで見つめた後、そっと床に置き、
うれしそうに俺の上に飛び乗って豊満な体を押し付けてきた。
僧侶「私の攻撃ですっ」ぎゅ
顔をちかづけて、くすくすと笑って、やわらかい吐息が首元や顔をくすぐった。
そしてすでにむき出しとなった俺の陰茎を細長くてひんやりとした指先でからめとるように握る。
僧侶「あら…おっきいですね」
僧侶「それにマグマみたいにあつあつ…♥」
僧侶「これが本当のソル様? うふふ…」
傭兵「ヒーラちゃん…近い」
僧侶「どきどきしますか?」
僧侶「おちんちんこんなに硬くしてるってことは、エッチな気分になっているんですよね」
僧侶「一周目なので、手で我慢してくださいね」
ヒーラちゃんはしなやかな指で輪っかをつくり、剛直をゆっくりとこすりはじめた。
 すりすり…
 すりすり
僧侶「…ぴくぴくって、してますね」
僧侶「さきっちょからぬるぬるのお汁が出ちゃってますね…」
838: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:20:05.95 ID:x+8vHKoEo
僧侶「とっても硬い…こんな大きさで女の子の中に入るんでしょうか」
傭兵「さ、さぁ…」
僧侶「うふふ、想像しちゃってます? 楽しみですか?」
僧侶「でもまだだめなんですよ一周目ですからね」
 すりすり すりすり
 すりすり すりすり
僧侶「ソル様、もっと私の顔を見てください」
ヒーラちゃんは紅潮してうっとりとした顔で、俺のことをみつめていた。
ぴったりとくっつかれて彼女の香りがふわっと鼻孔をくすぐった。
僧侶「あっ、お風呂まだなので変な匂いだったらごめんなさい」
傭兵「いや、ヒーラちゃんはいつも良い香りしかしないよ。それよりも俺のほうが臭うんじゃないか」
僧侶「大好きな匂いなので、ずっと側で嗅いでいたいです」
僧侶「あは、またすこしぴくぴくってなりましたね」
 すりすり すりすり
 すりすり すりすりすりすり
僧侶「♪」
839: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:23:56.21 ID:x+8vHKoEo
僧侶「まだ出そうにないですか?」
僧侶「ソル様はこうやってみんなに見られていると意外と恥ずかしがり屋さんですからね」
僧侶「我慢しちゃうんですね」
 すりすりすりすり
僧侶「私の手を汚してもいいんですよ」
僧侶「しこしこ、ぴゅっぴゅっ…ってしましょうね」 
僧侶「だんだん顔がきもちよさそうになってきましたね、うふふ」
傭兵「ひ、ヒーラちゃん…吐息がくすぐったい…」
僧侶「こうやって側でこそこそ囁かれるのがお好きですよね」
僧侶「おちんちん、おっきくなっちゃいますよね。ふぅーーーっ、くすくす」
傭兵「う…っ、あああ」
僧侶「まだダメですよ? 制限時間ギリギリまで使いたいんです」
傭兵「イキ…そ」
僧侶「はい、ストップです」
根本できゅっと指をしめて、射精欲を封じられてしまう。
傭兵「こらぁ」
841: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:30:10.94 ID:x+8vHKoEo
どうもこのヒーラちゃん、ユッカやマナ一緒にいると小悪魔になるようで、
俺をもてあそんで楽しんでいるように見える。
年上をからかうのがそんなに楽しいのだろうか。
僧侶「こんな簡単に射精しちゃったら、男の人として恥ずかしいんじゃないですか」
傭兵「そ、それはだな。でも気持ちいいからしかたない」
僧侶「もうすこし、気持ちよさを溜めてからのほうがより良い射精にいたれると思いますよ」
僧侶「うふふ、しこしこ再開しますね」
 
 すりすりすりすり
 すりすりすりすり♪
次はリズミカルにヒーラちゃんは手を動かしはじめた。
そして少しだけ身を起こし、空いた手でぷちぷちと前のボタンを外していく。
ふっくらとした白い乳房が目の前に現れた。
僧侶「おっぱい。好きですよね?」
僧侶「うん、そうなんですね。いまおちんちんがお返事してくれました♥」
842: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:35:55.62 ID:x+8vHKoEo
胸の先端からはふつりと白い液体が一滴滲んでいた。
それはいままで何度も味わってきた聖乳。
俺の鼓動はドクンと跳ね上がり、途端にのどの渇きに襲われる。
僧侶「あれ…や、やだ。どうしてまたおっぱいが…」
勇者「呪いでしょ」
僧侶「今回は胸をつかまれたわけじゃなかったんですよ?」
勇者「しらないよぉ。文句はサキュに!」
魔女「ヒーラの体がもう母乳の作り方をおぼえちゃっているのかもしれない」
僧侶「う……」
僧侶「ソル様、なめとってくれませんか」
僧侶「…は」
僧侶「お好きですよね? あんなにいつも飲んでいたんですから、ひさしぶりにどうぞ」
843: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:41:21.95 ID:x+8vHKoEo
ヒーラちゃんの誘いにのって、ゆっくりと蕾に吸い付いた。
そのはずみにぴゅっと母乳が吹き出して、口内を甘い香りが満たしていく。
僧侶「やんっ…あぁちょっとソル様、あんまり強く吸わないでくださいね」
僧侶「一応…私のあかちゃんのためにある部分なので…」
僧侶「それにしてもソル様はお好きですね」
僧侶「こうして、おちんちんをさすられながらおっぱい飲むのはどんなご気分ですか」
傭兵(…俺が自発的にやってるみたいな言い方はよせ)
ヒーラちゃんのミルクは甘くておいしい。
優しい声、ふくよかな胸の触り心地とあわせて、余りある興奮から脳みそがとろけるような夢心地だ。
さらにいまはいきりたった陰茎まで、優しくこすられている。
傭兵(俺はあの母親の母乳で育ったのかなぁ)
844: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:44:38.41 ID:x+8vHKoEo
そんなことを考えているうちに快感はピークに達した。
巨大化した陰茎はいつもにくらべて快感に弱く、
ヒーラちゃんのゆったりとした刺激のすくない手淫にあっというまに崩壊して、
遠慮なく白い液体をぶちまけてしまう。
僧侶「あは…なんだかいっぱい元気よく出ちゃってますよ」
僧侶「ぴゅ〜〜って、うふふ。えへへ…」
僧侶「私のミルクよりおおいんじゃないですか? きもちよかったですね」なでなで
勇者「噴火みたい」
魔女「…ヒーラすごい」
僧侶「エッチなソル様が敏感なだけですよ。あら、まだおっきい…♥」
 すりすり
傭兵「う、うお…っ、ま、待って」
勇者「あーダメだよヒーラ! 射精させたらヒーラの番はおしまいだからね!」
僧侶「…残念。まだ少しだけ時間ありましたのに」
僧侶「では交代しましょう。ソル様、またのちほど」
僧侶「次は、ソル様のお望みの場所でご奉仕いたしますね♥ ちゅ」
傭兵(君はあいかわらず反則技ばっかりだな)
845: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:47:42.85 ID:x+8vHKoEo
魔女「次は私」
傭兵「おう…もう好きにしてくれ」
正座してヒーラちゃんのターンを見守っていたマナがぴょこんと跳ね上がって手を挙げた。
すかさず俺の股の間に座りこんで、じっと凝視する。
魔女「とりあえずこの汚れているのを掃除しないと」
魔女「はむ…」
傭兵「うおっ」
マナは精液で汚れたペニスを小さな口でほおばった。
舌を這わせてどろどろの白濁液をすするように飲み込んでいく。
チラリと横をみると、ヒーラちゃんも自身の手に付着した精液を舐めとって満足気に微笑んでいた。
魔女「お掃除…っ、はむ、ずるっ…」
魔女「5号サイズ…ほんとうにおっきい…入らない、ちゅむ」
魔女「口でもいっぱい…あむ、ちゅるるっ」
846: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:50:45.98 ID:x+8vHKoEo
魔女「2巡目でセックスできなかったらどうしよう…勃起状態で4号サイズに戻して」
傭兵「無茶いうな」
勇者「たしかに…おっきすぎだよね」
僧侶「ユッカ様やマナちゃんにはきついかもしれませんね」
勇者「ヒーラなにその余裕の顔」
僧侶「え? してませんよ」
魔女「このペニス…まるで性欲の魔王」
傭兵「うるせー、俺のせいじゃないぞ…あふんっ」
マナは丁寧になめとった後も、つけ根を両手で押さえてしごきながらフェラを続けた。
小さい舌がちろちろと裏筋や亀頭をなめまわし、温かい口の中で何度も剛直がびくびくと震えた。
魔女「…むぅ、射精しない。ヒーラのをみてて簡単だとおもったけど」
傭兵「いま出したばかりだからな」
魔女「じゃあこうする…」
マナは鈴口を舌先で蹂躙するようにつつきはじめた。
ふいに出口の穴を執拗にほじられて、俺は思わず素っ頓狂な声をあげる。
847: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:54:50.29 ID:x+8vHKoEo
傭兵「ひゃ、やめ…」
魔女「ずずずっ、じゅっるるる、れろ」
傭兵「マナ…マナやめろ…そこに舌をつっこむな」
魔女「ずずうず、ずず」
傭兵「やばいやばい、やめろ、うあああっああ」
勇者「何が起きてるの?」
僧侶「さ、さぁ…。悶絶してますね」
 ちろちろ ちろちろ
 ちろちろ ちろちろ
傭兵「はぁぁぁう、お前…っ」
マナは容赦なく俺の尿道を責め立てる。
ときどき吸ったり変化を加えながら、射精したばかりの特に敏感な亀頭を中心に攻撃を加えてきた。
俺の表情をうかがう度に何度か視線がぶつかる。
マナはニヤリと口元を歪めて、さらに攻撃を続けた。
次第に睾丸があつくなり、ふつふつと射精欲がこみ上げる。
848: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 22:58:24.77 ID:x+8vHKoEo
魔女「はむ…ちゅっ、じゅる…ちゅるる」
 ちろちろちろちろ
 こしこし こしこし
傭兵「うああっ、駄目だッ…!」
傭兵「マナ…顔にかかったらすまんっ、ああっ」
手と舌の合わせ技で、あえなく2度目の射精。それもたった3分もたたないうちにだ。
魔女「むぐ…っ!? んんんっ♥ んぅ…♥」
マナはくわえこんだ口を離さなかった。
精液は1滴も漏れることなく全て口内に注がれ、
マナはやや呼吸に苦しみながらも、それらを一生懸命に飲み干し、得意気な表情をうかべて鼻を鳴らした。
飲み込むまでの間も竿の根本をこする手を休めることはなく、まさに搾り尽くすように、俺は精を吸い取られてしまった。
傭兵(そういえば…今回はマナにも淫魔の呪いがかかってんだよな…)
傭兵(ほんと余計なことしてくれたなあのアホ淫魔)
傭兵(まずい…毎日こんなことされたら本気で干からびるかもしれない)
849: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 23:02:40.76 ID:x+8vHKoEo
魔女「あふ……ごちそうさま、ぺろ」
魔女「ねばねばする。でもあなたのだからおいしい」
傭兵「そ、そうか…俺がお前の立場なら絶対ごめんだが」
僧侶「それが飲めちゃうんですよね〜?」
魔女「うん。好きだから飲めるし、飲みたい」
傭兵「…や、やめろよ恥ずかしいだろ」
勇者「…むー、やっぱり見てるだけじゃおもしろくない!」
魔女「ユッカ。もう残ってないよ。空っぽにした」
勇者「そそ、そんな〜〜」
勇者「ねぇソルうそでしょ!」ゆさゆさ
傭兵「目の前で見ただろ。2回も大量にだしたんだぞ」
勇者「うわーーっ、ずるいよぉ! こうなったら!!」
ユッカは駄々をこねながらマナを押しのけて、股ぐらに入り込んだ。
そして恐ろしいことに、睾丸つまり男にとって最も大切でデリケートな玉袋をわしづかみした。
850: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 23:07:57.45 ID:x+8vHKoEo
傭兵「…ひっ」
勇者「…絶対あるはずだもん」
むにむにといじくりはじめた。
よもや潰されるとは思ってはいないものの、相手はユッカだ。
りんごすら握りつぶせない握力のマナとはちがって、ユッカはやろうと思えば鉄すら歪めてしまうくらいの力を持っている。
そんな手がいま不機嫌そうに俺の玉を触っている。
勇者「…やわらかいね」
傭兵「やめろ…まじで触るな。お前は特にだめ」
勇者「…む。なんでボクはダメなの」ぐにっ
傭兵「ひぃぃ、すまん、そういうわけじゃなくて…ッ!」
傭兵「大事に…してください」
勇者「この玉の中でつくられるんだよね?」
 ぐにっ ぐにっ
傭兵「や、やめろぉ…」
勇者「ボクの分は? ほんとに空っぽ? ねぇソルぅ…」
 ぐにっ ぐにっ…ぐにゅ
 
852: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 23:13:53.52 ID:x+8vHKoEo
傭兵「ひっ、ぃいい。あるっ! あるから!」
傭兵「ユッカ様の分もございますっ! だから間違っても握りつぶすんじゃねーぞ!」
生命の危機を感じて体の中の不死鳥の力が反応する。
熱くぐつぐつと燃え上がり、俺の全身を力で満たしていった。
もちろん、2つの玉にもその力は及ぶ。
精力を取り戻した俺の愚息は復活の狼煙をあげて勇ましく立ち上がった。
勇者「わぁああ! そっかぁ、ここがスイッチなんだ!」
 ぐにゅ
傭兵「やめろっていってんだろ! もう握るな!」
勇者「…? う、うん…やっぱりこっちが好きー♥」
ユッカは愛おしそうに大きくなった陰茎に頬をよせて、ぎゅっと握りしめた。
勇者「れろ…っ♥ はむ、ちゅ…♥」
勇者「えへへー、いい匂い…はぁ、挿れたいなぁ」
勇者「2巡目がまちどおしいよぉ、ボクも気持ちよくなりたい」
 すりすり すりすり
853: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/26(土) 23:20:08.75 ID:x+8vHKoEo
これで1つわかったことがある。
俺はどうやらニクスのせいで本当に底なしになったようだ。
淫魔に呪われた少女たちと人生を共に歩むなら、これはありがたいことなのかもしれない。
しかし…。
傭兵(体や頭のほうが先に変になりそうだ)
傭兵(一日に何回も射精するのって、絶対体にわるいだろ…)
勇者「……んぅ? ふぁに?」
ユッカは頬をいっぱいにふくらませてペニスをくわえこんだまま返事をした。
うっとりとした目つきが実に幸せそうだった。
これがどこまで淫魔の呪いに依るものなのかはわからない。
だが俺もここまで喜んでもらえたら男としてまんざらではない。
若いうちは当面、気合で頑張るしかなさそうだ。
傭兵(さて、さっさとぶちまけて2巡目に移るか)
傭兵(早くお前たちを抱いてやりたい。愛し合いたい)
勇者「んぅ…♥ あはぁ、おいしいよぉ、れろぉ♥」
後日譚第1話<故郷へ>つづく
 
867: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:07:19.30 ID:UYdUOdqWo
傭兵「どうしてもしなきゃだめか?」
勇者「うん。ソルママさんも体の相性の良い子と結婚したら良いって言ってたでしょ」
勇者「3人と順番にエッチできるのになにが嫌なの? くふふ、ソルって羨ましいなぁ」
僧侶「体の相性……わ、わたしっ、どうでしょうか!」
魔女「私はいいはず?」
傭兵「…う」
傭兵(ひとりずつならまだしも、こんな風に三人に襲われると俺の威厳ってものが無い)
傭兵(これはこの先のことを考えて、ガツンと言っておくべきか)
傭兵「あのなユッカ」
勇者「ヒーラ、ゴー」とんっ
僧侶「きゃっ」
一言物申すために起き上がろうとすると、ヒーラちゃんが背中をおされて勢い良く飛び込んできた。
顔にふれるふにゅりと柔らかくて温かい感触。おおきな胸が押し付けられた。
868: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:11:53.48 ID:UYdUOdqWo
勇者「あはは、じゃあ3分ね!」
傭兵「ま、待て…」
僧侶「ソル様おとなしくしてくださいね」
傭兵「ヒーラちゃんまで…」
勇者「あーソルまた勃ってるよ。ヒーラのおっぱい好きなんだぁ」
魔女「ヒーラずるい欲しいちょっとだけ頂戴」
僧侶「時間が少ないので、いいですか?」
傭兵(そんな顔でお願いされると…断れないな)
僧侶「入れたいです」
傭兵「なんだかヒーラちゃん、スケベだな」
僧侶「だって、ほんとにうずうずするんですもの…ユッカ様のあのお気持ちがよくわかります」
僧侶「目の前に好きな人がいるのに、我慢できるわけありません…」
勇者「そうそう、ボクもマナだっていまギリギリのところで我慢してるんだからね」
869: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:17:36.01 ID:UYdUOdqWo
傭兵(仮に我慢が効かなくなったとしたら俺はどうなってしまうんだ…)
傭兵(3人同時に…? だが一本しかないぞ)
傭兵(朔の日が怖い…それまでに呪い解けますように)
そんなことを考えていると、下半身の上ではすでにヒーラちゃんがおそるおそる腰を下ろそうとしていた。
 
 ずちゅ…♥
僧侶「んっ……ぅ」
僧侶「あぁ…♥ おっきぃ…です」
ヒーラちゃんの温かい膣内に包まれてとかれてゆく。
しかし心なしかいつもよりきつく感じる。
これは俺のモノのサイズがあがったせいだろう。
ヒーラちゃんの膣壁をかきわけて押し広げながら、5号に匹敵するサイズになった新生ペニスは飲み込まれていった。
僧侶「あああぁっ♥ ソル様…つながっちゃいました、おっきいの入ってきました」
傭兵(ある意味2度目の脱童貞といっていいのかもしれないな)
870: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:22:55.66 ID:UYdUOdqWo
傭兵「どう?」
僧侶「すごくおっきいです♥」
僧侶「どうしましょう、う、うごいて大丈夫ですか?」
僧侶「こんなおっきいのが出入りするなんて…わたし、私耐えられるかわかりません」
傭兵「きもちいい?」
僧侶「ええ…すごく熱いです、あそこがきゅんきゅんしちゃいます。わかりますよね?」
僧侶「でも…なんだかソル様のおちんちんじゃないみたいで不安もあるんです…」
ヒーラちゃんははじめての感触に戸惑っているようだった。
サイズアップは必ずしも男にとって良いことではない。
変化によっていままで安定していた体の相性がかわってしまう。
俺は彼女の手を握って指をからませた。
傭兵「ちゃんと俺のだから大丈夫だよ」
僧侶「ソル様…♥」
871: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:27:20.42 ID:UYdUOdqWo
勇者「時間ないよー」
僧侶「…! がんばります。ちゃんと…出してくださいね?」
手を握り合ったまま、ヒーラちゃんはかわいらしく首をかたむけて微笑んだ。
それだけでまたすこしペニスが反応してしまい、彼女の中を圧迫する。
僧侶「ん…っ、あぁ♥」
僧侶「いきますよ」
大きな胸が目の前でゆさゆさと跳ねる。
ヒーラちゃんはくねくねとおしつけるように、小さく緩やかな動きで、騎乗をくりかえした。
結合部からじゅぶりじゅぶりと水音が漏れ、溢れた愛液が剛直の根本へと垂れていく。
僧侶「あっ…あっ♥」
僧侶「これ…もうちょっと激しいほうがいいですか? っん♥」 
872: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:32:05.39 ID:UYdUOdqWo
傭兵「ゆっくりでいいよ。あんまり激しくすると痛いかも」
僧侶「はい…♥ 気をつけます」
 じゅっぷ じゅっぷ…
 じゅっぷ じゅっぷ
僧侶「……んっ♥ …はぁー♥」
僧侶「う…♥ あぁあっ…はぁー♥」
なじませるようにゆっくりと、ヒーラちゃんは腰を動かして新しいペニスの快感を確かめているようだった。
短く声を漏らしながら腰をおろして、引き抜くときには決まって長めの吐息を吐いた。
だんだんと手をにぎる力が強くなっている。
傭兵「気持ちいいんだ?」
僧侶「そ、そうですね…はい、きもちいいです…んぅっ♥」
僧侶「はぁーーっ♥ あああっ♥」
僧侶「ずぶずぶするたびに、背中がぴんってなっちゃうくらい、きもちいいのが来るんです」
873: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:35:45.64 ID:UYdUOdqWo
 じゅっぷ じゅっぷ…
 じゅっぷ じゅっぷ
僧侶「あまりのきもちよさに…本気で腰ふったら…頭がへんになっちゃうかもって」
僧侶「こ、こわいくらいです♥」
傭兵「そうだな…俺もすこし違う気持ちよさを感じてるよ」
魔女「それは当たり前。大きくなった分ふたりが絡みあう面積が増えた」
魔女「以前より気持ちよくて当然。はやく終わって」
勇者「ま、まぁまぁ。あと20秒まってあげようよ」
僧侶「に、20秒!? うあっ、どうしましょう」
ヒーラちゃんは慌てて腰をすばやく動かそうとした。
しかし焦りからか、うまくストロークができていない。
874: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:40:22.69 ID:UYdUOdqWo
僧侶「ううう〜〜っ、い、いそがなきゃ」
傭兵ちょ…ヒーラちゃん落ち着け。腰使いがめちゃくちゃだぞ」
僧侶「はう…」
勇者「ぴっぴー。はい時間だよ〜」
僧侶「う…」
勇者「残念だねヒーラ! くふふ、ゆっくり味わいすぎちゃったんじゃない?」
僧侶「だ、だってほんとに…新感覚だったんですから!」
勇者「怖気づいたの?」
僧侶「ユッカ様だって、ソル様のを入れてみたらわかりますよ…全然ちがうんですから」
勇者「ボクは勇者だからどんな敵がきても怖くないもん」
傭兵(俺って敵なのか!?)
勇者「これで勝者はマナかボクだね」
勇者「ボクたちがあっという間にやっつけちゃうよ!」
875: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:45:04.89 ID:UYdUOdqWo
魔女「次私。ヒーラこっちと交代」
僧侶「はい。がんばってくださいね」
狭い荷馬車内で2人は場所を入れ替える。
次は二番手のマナが股の間にすわった。
すぐさま挿入を試みるかとおもったが、マナはペニスを握ったままじっと何か考えるように見つめ続けている。
魔女「……」ジー
傭兵「…な、なんだよ」
魔女「……」ジー
傭兵「…あ…ん? おーいマナ」
傭兵「…おいユッカ、視姦は時間のカウントしないのか」
勇者「うーん、じゃあスタート!」
魔女「…これ」
魔女(どう考えても入らない…)
876: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:50:07.09 ID:UYdUOdqWo
魔女「ねぇユッカ」
勇者「なぁに? 時間すすんでるよー」
魔女「…いや、なんでもない」
勇者「んぅ?」
魔女(これは、私たちにとって試練かもしれない……)
魔女(まずヒーラと同じスタートラインに立てるのかどうか)
傭兵「ふ、ふふ……ふふ」
魔女「…! なにがおかしいの」
傭兵「ようやく気づいたかマナ。俺のコレはお前のようなおこちゃまにはまだまだ早いってこったな」
魔女「ぐ…」ぎゅっ
傭兵「おっとそうやって強く握ってもノーダメージだぜ、ハハハ!」
勇者「へーそうだっけ」ノソリ
傭兵「お前はノータッチで頼む!」
877: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 22:55:24.11 ID:UYdUOdqWo
魔女「一応…挑戦してみる」
傭兵「おう」
マナは不安とも怯えともつかないどんよりとした表情で剛直の上にまたがった。
毛の一本も生えてない真っ白な深い縦筋が亀頭の先に触れる。
腰を下ろして恥裂を押し広げるとおそらく血を見ることになるだろう。
だがマナはそれを理解しているようだ。
今更無茶なことはしない。
浅い呼吸をしながら、困ったように俺の表情を伺っていた。
魔女「…ぐ…やっぱり熱した鉄の棒みたい」
僧侶「マナちゃん…無理しないほうがいいですよ」
勇者「入らないのを無理しちゃだめだよ」
魔女「でもこれは入りたがってる。現にこんなにカチカチ」
878: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:00:46.20 ID:UYdUOdqWo
確かに今の生まれ変わったペニスでマナの狭いキツキツの膣内を味わったらどれほどの快楽が待っているだろうか。
マナは苦しい思いをするだろうが、待ち受ける官能をおもうと自然と血があつまる。
傭兵(つるつるしててまた違った感じがして気持ちいいんだよなぁ)
魔女「……棄権する」
勇者「ほんと?」
傭兵「お?」
魔女「…こ、これは、すこし時間が必要。太さに慣らさないと絶対痛い」
勇者「うん。ボクもそう思うな」
僧侶「大事なところですからね。お互いに無茶はいけません」
勇者「そうそう。ルールをまもって楽しく安全にセックスしないとね」
勇者「がんばれマナ! ボクたちにできることがあったら協力するからね」
魔女「…」コク
魔女「悔しいけど、今日のところはユッカにターンを譲ることにする」
879: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:06:34.47 ID:UYdUOdqWo
かくしてマナとの肉体関係は振り出しにもどった。
更なる拡張の日々が訪れることになりそうだ。
だがうまく噛み合った時に得られる快感は大きく増えるわけで、俺はマナとの行為を楽しみに待つことにした。
傭兵(帰りの道中はどうせ暇だしな…)
すでに破瓜を経験した彼女が以前のように焦って求めてくることはないだろう。
俺はマナの頭をなでて、持ち時間いっぱいまで抱きしめたあとキスをひとつ与えた。
魔女「んっ♥ ふふ、機会があったらどんどん挑戦するから待ってて」
傭兵「おう」
勇者「いいなぁ。なんだかボクが今からエッチしていい雰囲気じゃないじゃん」
勇者「ずるーい」
傭兵「いいんだぞユッカ。ほらおいで」
880: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:11:00.27 ID:UYdUOdqWo
勇者「…♥」
勇者「ボクは挿れても平気かな?」
傭兵「よく濡らしておけよ」
勇者「もうぬれてる♥ えへへ」
ユッカは下着をずりおろし中身をみせつけた。
布地の性器にふれる部位はどろりとしたユッカの汁をたっぷりと吸い込んですでに変色している。
まだお風呂に入っていないので、かすかにツンとした匂いがした。
勇者「ヒーラ時間みててね」
僧侶「はい」
勇者「いただきまーす」
ユッカが腰をおろす。縦筋だけをみるとマナとそうかわらないような未発達さだが、ユッカのほうが中はやや広い。
あれだけ何度もセックスを繰り返したこともあって、挿れること自体は特に問題はなさそうだった。
881: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:15:55.46 ID:UYdUOdqWo
 ぎちぎち…
勇者「いっ…♥ ひぅっ♥」
勇者「こ、これ…ほんと、おっっき♥ い…♥」
いつも以上にぎゅうぎゅうに締め付けられる。
寸分の隙間もなく柔襞がぴったりと吸い付いて、ぷにぷにとした感触に包まれた。
傭兵「お、おお…」
勇者「なぁに、挿れただけで声だすなんて珍しいね」
勇者「えへへ、きもちいね。なんだか…ボクがソルになっちゃったみたい」
その発言に一瞬何のことだと思ったが、どうやらあまりにぴったりすぎて俺と一体化してしまったような感覚を得たようだ。
勇者「あついよぉ♥ こんなあつあつでカチカチのおちんちんがボクの中に…はいってるんだね」
勇者「もう少し腰おろしていい? えへへ、おろすよ……んぅ♥ んあぁう♥」
882: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:19:25.06 ID:UYdUOdqWo
 じゅぶ… じゅぶ…
ユッカは口元を抑えながら、腰をおろしていった。
きっと人に見せられないような情けない顔をしているのだろう。
2人きりだと存分に見せてくれるのだが、ヒーラちゃんやマナの前ではまだわずかに羞恥心は残っているようだ。
勇者「はぁ…♥ ハァ…♥」
勇者「こ、これ…やば」
勇者「やばい…かも♥」
勇者「こんなのでじゅぽじゅぽしたら…ボクおかしくなっちゃう♥ うん…絶対なる♥」
傭兵「俺もだ。こんなぎちぎちのユッカのおまんこに食べられたら、あっという間に出ちゃうだろうな」
勇者「うごく…ね? はぁ、はぁ♥ はーー♥」
 じゅぷぷっ じゅぷぷっ
勇者「はぁぁうッ♥ これっ、ほんとやばいよぉ♥♥」
883: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:24:39.19 ID:UYdUOdqWo
先ほどのヒーラちゃんと同じく、とりあえず探りで腰を動かしているだけでユッカはとびそうになっていた。
傭兵(もしここで俺がひっくり返して腰を全力でふったらどうなるんだろう)
ふと意地悪な考えが頭に浮かんだ。
だが後がこわいのでいまはただ動かぬ一本の剣となっておくことにした。
傭兵(大丈夫。まだ俺たちの旅にたくさん時間はある)
傭兵(セックスは何度でもできる)
傭兵(結婚したら…もっともっとできる)
傭兵(結婚か…)
そう遠くない未来に思いを馳せそうになるところを、快感が無理やり現実へと押し戻した。
ユッカが俺の腹にぺたんと手をつき、ゆっくりゆっくりと腰を上下させている。
きつきつの襞がペニスを優しくなであげて、ドロドロの液をまぶしながら何度も出入りを繰り返した。
884: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:28:58.86 ID:UYdUOdqWo
傭兵(やばいな…確かに快感は増してる)
傭兵(油断したらあっという間だな)
勇者「ああっ、ああっ♥ これ、やばいよぉ」
勇者「ボク…絶対おかしくなる、もっと腰はやくしたらおかしくなっちゃうんだ♥」
僧侶「ほら言ったでしょ。何も恐れないんじゃなかったんですか」
勇者「ら、らってぇ♥ これは…えへへへこれはほんとダメ♥」
僧侶「わかってくれました?」
勇者「…♥」コクコクコク
僧侶「でも勇者様は怖くないとおっしゃりましたので」
そう言うとヒーラちゃんはユッカのお尻の上をつかんで、ぐっと押し下げた。
ぐちゅぐちゅの膣内を勢いよくペニスが突き進み、あっという間に膣奥にまでとどいて、
少女の子宮の入り口に亀頭がぶちあたった。
勇者「あぎゅ〜〜っ♥♥」
傭兵(なんて声だしてんだ!)
885: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/28(月) 23:36:15.57 ID:UYdUOdqWo
勇者「……」ピクピク
その一突きでどうやらユッカは天に召されてしまったようで、
挿入したままぐったりと俺にもたれかかって、壊れたように笑っていた。
僧侶「あ…ごめんなさい」
勇者「ひどいよぉ…♥ えへ…、あはは…これ、やばい♥ えへへ…♥」
勇者「こんなので本気エッチしたら…ボクどうなっちゃう、えへへ♥」
傭兵「……廃人にだけはならないでくれよ」
勇者「こんなおちんぽあっていいの…」すりすり
傭兵「お互いさまだ。俺だってこんなエッチな娘が3人もいていいのかって思ってる」
勇者「これは…大変な旅になりそうだね。えへへ」
僧侶「ですね。私も…次はがんばります。ぜひふたりっきりでお願いします!」
魔女「ずるい。わたしも約束とりつけたい」
勇者「えへへ…分身してよぉ。それか三つ首おちんちんになってー」
傭兵「無茶言うな」
そんなこんなで俺たちの夜は甘く楽しく更けていった。
結局争奪杯の決着はつかなかったので、3人を狭い馬車で抱きしめて眠った。
故郷へ続く新たな旅路はまだはじまったばかり。
後日譚第1話<故郷へ>おわり
 
900: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:16:54.41 ID:VNo+Tj0Fo
後日譚第2話<陽気>
炎鳥「では行ってらっしゃい。よき旅を」ヒラヒラ
傭兵「おう」
魔女(本当に人間に化けた…)チラ
傭兵「なんだよ」
魔女「あなたが一応卵生じゃないのはわかった」
傭兵「まだ言ってんのか」
勇者「ソルママさん。また来ます」
勇者「それとスレイプニルのことありがとうございました」
僧侶「お世話になりました」
炎鳥「うふふ。ソルがこの中の誰を連れて会いに来てくれるか楽しみです」
勇者「え……」
901: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:22:01.63 ID:VNo+Tj0Fo
炎鳥「良いですかソル。私はしばしの眠りにつきますが、次に会うまでにお嫁さんは必ず選んで置くのですよ」
炎鳥「1人ですからね! 1人!」
傭兵「…うぐ」
勇者(やっぱり結婚できるのは1人だけなんだよね…そうだよね…)
僧侶(ソル様のお母様がそうおっしゃるなら…仕方ありませんね)
傭兵「わかったわかった…考えとくから」
炎鳥「しかし気立てのよくかわいい子がこれだけ回りにいると安心できます」
炎鳥「ソルをよろしくお願いします」
勇者「はい! まかせて!」
魔女「この人は私達が立派な人間に育てる」
傭兵「どっちかというと俺が面倒みてるんだが…」
傭兵「じゃあな」
炎鳥「さようなら」
902: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:26:53.21 ID:VNo+Tj0Fo
【平原】
僧侶「帰路はどうなさいますか?」
傭兵「行きに通ったルートでいいんじゃないかな」
勇者「じゃあ最初はグリモワかな?」
傭兵「そうだな。マナが行きたくないなら迂回も考えるが。どうする」
魔女「……」
魔女「大丈夫。行く」
傭兵「無理してないか?」
勇者「ボクあの王様苦手だよ。マナが悪者にされてたらどうしよう」
僧侶「入国できるでしょうか」
傭兵「うーん。なら近くまで行って積み荷の補給をするだけにしておくか」
傭兵「サマンサには悪いがな…」
903: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:33:37.75 ID:VNo+Tj0Fo
 
<数日後>
【魔法大国グリモワ・入り口】
番兵「すまぬが旅人の入国を禁じている」
傭兵「…やっぱりか」
番兵「辺境の国々では既に噂になっているようなのでいまさら通し隠しはせんが、現在グリモワは復興作業に明け暮れている」
番兵「魔物の大軍の襲撃にあってな。この通り、ボロボロだ」
番兵「物資も枯渇している。何も売れるものはない」
勇者「え〜〜」
傭兵「やっぱそうか…」
魔女「……」
僧侶「パンや水だけでも手に入れることはできませんか?」
番兵「申し訳ない。お引き取り願おう。数日道なりに進めばピニオンという街がある」
番兵「補給ならそちらに立ち寄るといいだろう」
904: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:37:27.74 ID:VNo+Tj0Fo
傭兵「この手紙をこの住所に届けてほしい」
番兵「わかった。届けておこう」
傭兵「それじゃ」
傭兵「あんなことがあったんだ。もう少し状況が落ち着いて観光客が自由に出入りできるようになったらまた来よう」
勇者「そうだね」
魔女「…うん」
僧侶「マナちゃん落ち込んじゃだめですよ」ぎゅ
魔女「ありがとう。大丈夫」
僧侶「うふふ。今度来るときはたくさん楽しい思い出つくりましょうね」
魔女「うん」
 ぐ〜〜
魔女「ぐぅ?」
僧侶「……ぅ」
僧侶「お腹すきましたね…」
勇者「お腹へったーー」バタン
905: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:42:12.54 ID:VNo+Tj0Fo
傭兵「森にでも入れば野生動物を狩れるんだがな。こうも平原が続いてると…」
勇者「ふぁ」
勇者「お腹すいたってばー」ガバッ
傭兵「うるせぇな。わかってるよ。ないもんは仕方ないだろ」
僧侶「困りましたねぇ。非常食を用意しておくべきでした」
傭兵「しゃーねぇ。ユッカでも食べるか」
僧侶「そうですね」
魔女「火おこしてくる」
勇者「えーやだやだやだ! やだよなにいってるの!!」ガシッ
傭兵「お前は食べる部分すくなそうだが…背に腹は代えられない。すまん」
勇者「あ゙ーーボクたべてもおいしくないよぉ」
僧侶「おいしいですよぉきっと」
勇者「それならヒーラのほうがきっとおいしいよ!」
906: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:48:32.84 ID:VNo+Tj0Fo
勇者「ヒーラのほうがお肉あるし…」
僧侶「え…」
勇者「おっぱい出るし…」
魔女「!」
勇者「だからボクのこと食べないでぇ…まだやりのこしたことがあるんだよぉ」シクシク
僧侶(私を食べるのはいいんですか?)
傭兵「いやぁ冗談だぞ。さすがにそこまで腹減る前になんとかするさ」
勇者「なーんだ。じゃあなんとかして! ご飯! ご飯!」
傭兵「こいつ…だいたいお前が考えもなしにばくばく食うからだぞ」
勇者「だってエッチな事するのに体力つかうもん!」
傭兵「しなくていいんだよ! ちょっとは欲求を我慢しろ」
勇者「うるさいなぁ! ソルのおちんちんが悪いんだからね!」
勇者「おちんちんの無駄なお肉ちょっと削ったほうがいいんじゃないの、ボクがかじってあげるよ」
傭兵「こら…離れろ…」ググ
僧侶「喧嘩しないで…」
魔女「思い出した」
907: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:52:39.00 ID:VNo+Tj0Fo
僧侶「どうしたんですかマナちゃん」
魔女「この箱のなかに確か…」ゴソゴソ
魔女「あった」
傭兵「なんだその大量の白い瓶……あっ」
勇者「ミルク? いつの間に買ったの」
僧侶「そ、それって……もしかして」
魔女「ヒーラのミルク」
僧侶「いやーーーっ、なんでそんなの取ってあるんですか!!」
傭兵(あぁやっぱり。毒に冒された時に大量に絞ったやつか…)
魔女「もしものためにと思って…あとこれでお菓子つくってほしかった」
僧侶「自分のお乳でつくるわけないじゃないですか! それにもうとっくに腐っちゃってますよ! いつの話だとおもってるんですか」
魔女「腐ってない」
僧侶「そんなわけないです!」
勇者「ほんとだー…甘くていい匂い。のんでみよーっと」
僧侶「だ、だめですってばぁ! お腹こわしますよ!」
908: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 22:58:03.52 ID:VNo+Tj0Fo
魔女「…」コク
勇者「…」ゴクゴク
魔女「少しだけドロっとしてるけど腐ってなかった」
勇者「おいしーー!」
僧侶「そ、そんな…ことって」ヨロリ
傭兵「常温で置いてたんだぞ…」
魔女「おそらくヒーラのミルクだから。聖魔力をたくさん帯びてる、悪い菌が繁殖しない」
魔女「このままずっと放置すれば安全にチーズも作れる」
傭兵「おお!」
僧侶「おおじゃないですよ…おかしいですよ」
傭兵「ヒーラちゃんもどうだ!」
僧侶「飲むわけないじゃないですか……」
909: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 23:02:24.34 ID:VNo+Tj0Fo
魔女「栄養もある…素敵な食品」
勇者「非常食はやっぱりヒーラだったね!
僧侶「恥ずかしくて死にそうです…」
傭兵「まぁまぁ。おかげで助かった。あーうめーー。やっぱこの味だよなぁ」
僧侶「ほんとに飲んで大丈夫なんですか…蟲の毒絞り出した時のものですよね」
魔女「見て。この輝かしい白」
魔女「あなたの魔力で浄化されている」
勇者「さすがヒーラ!」
魔女「これを飲めばきっと淫魔の呪いも治まってくるはず」
勇者「そんな効果まで!?」
魔女「だから、空き瓶ができたらどんどん補充していく。わかった?」
僧侶「わかりません」
勇者「ぺろーん。はい胸だしてねー」
僧侶「きゃあっ! ユッカ様〜〜っ!」
910: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 23:06:20.52 ID:VNo+Tj0Fo
<その夜>
【荷台・屋根】
僧侶「散々な目に会いました…」ブツブツ
傭兵「おう、ヒーラちゃん。夜風にでも当たりに来たか」ゴクゴク
僧侶「少し眠れなくて……ってまたミルク飲んでますし」
傭兵「酒も残り少なくてさ、飲み物がないんだよ」
僧侶「すこしくらいならありますけど」
傭兵「なるべく頑張ってるヒーラちゃんにたくさん栄養とってほしいんだ。というわけでこっちは飲んでいいよ」
僧侶「えっと…頂きます」
傭兵「乾杯」
コツン
僧侶「ソル様が甘いミルクで私がお酒ってやっぱりおかしいですよね」
911: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 23:13:21.38 ID:VNo+Tj0Fo
傭兵「良い夜だなぁ」
僧侶「平和ですね」
傭兵「あとはのんびり帰るだけか。使命を終えて達成感はあるが、少し物寂しいような気もするな」
僧侶「そうですか? 平和なことは良いことですよ」
傭兵「俺この先どうなるかな」
僧侶「あ……そういえば、もう騎士様ではないのですよね」
傭兵「…国に帰るとただの浪人だな。最悪だ」ゴク
僧侶「あう…そんなことおっしゃらないでください」
傭兵「ヒーラちゃん養ってくれるか」
僧侶「え!?」
傭兵「いや冗だ――」
僧侶「は、はい! 私でよければずっとソル様のお世話をいたします!」
傭兵「っ!! え、えっと…大神官を継ぐんだよな?」
僧侶「そうです。お父様の御役目を私が引き継ごうかと思っています。旅はそのための修業の一環でもあったのです」
912: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 23:21:19.80 ID:VNo+Tj0Fo
傭兵「いやぁ立派だ…うんめでたい」
僧侶「…私にできることをやるだけなのでそんなことないです」
僧侶「ほんと…神官のお勤めくらいしかできませんし…」
僧侶「大神官になると忙しくなるかもしれません」
僧侶「なのでソル様、家庭をお願いします」
僧侶「でもずっと家にいるからってお酒は飲み過ぎないでくださいね!」
僧侶「たまには外に出て体を動かしてくださいね!」
僧侶「それと、子供のお世話は……って、私なにいってるんでしょうね…あはは」
傭兵「結婚か…」
僧侶「! ごめんなさい私ったらソル様のお気持ちも考えずに恥ずかしい妄想ばっかり言って」
僧侶「ああぅ忘れてくださいっ! ごめんなさいほんとにごめんなさい」
僧侶「そうですよね。冗談ですよね…ソル様にはユッカ様がいらっしゃいますし…」
913: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/09/30(水) 23:27:50.11 ID:VNo+Tj0Fo
僧侶「…」ゴクゴク ゴクゴク
僧侶「マナちゃんもソル様と結婚したいって言ってますし…」ずーん
僧侶「あぁそういえば…マオさんやサマンサさんとも仲いいですよね…」
僧侶「バザの隊長さんとも親しげですし…」
僧侶「クロノ様もソル様に気があるのでしょうか…」
僧侶「あとレヴァンさんって方向も…あぁぁぁ」
僧侶「意外と幅広い好みをお持ちなんですね……ヒック」
傭兵「いや…おーい」
僧侶「うわああん、私ソル様と結婚できなかったらどうしたらいいんですかー」
僧侶「だれがもらってくれるんですかー」
僧侶「いやですー、ソル様以外考えられません!!」ぎゅ
僧侶「お願いです…妾でもなんでもいいのでお側にいさせてください…」ギュウウ
傭兵(飲ませなきゃ良かった…)
後日譚第2話<陽気>つづく
 
 
917: 以下、
乙!
ヒーラの酒癖は相変わらずだなぁww
聖魔力を含んだ乳製品とか、健康食品的なブランドを作れそう…
925: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:05:12.64 ID:aJ0rAxbBo
後日譚第2話<陽気>つづき
傭兵「参った…」
俺はヒーラちゃんを幸せにしてあげたいとおもっている。
こんなに気配りの出来て優しい良い子はいない。
だれもがうらやむ素敵なお嫁さんになってくれるだろう。
妾だなんてとんでもない。
僧侶「…? だめ…ですか…?」
傭兵「いやいや」
しかし、婚姻には越えなくてはいけない障害がいくつかつきまとう。
その1つが身分の違いだ。
俺は国に帰っても所詮浪人。よくて再び守備隊の一般兵。
最上位である騎士級はすでに返上しているので再任することは敵わない。おそらく宮殿への出入りすら許されない。
そもそもこの旅は俺のわがままで傭兵としてついて行っているだけだ。
根回ししてくれたグレイスに感謝しなくてはならない程だ。
そんな俺に対してヒーラちゃんは大聖堂を継ぐ高官だ。
今回の旅の功績が認められて跡継ぎ問題は滞りなく進むはず。
そうなると、側にいられるのかどうかも怪しい。
かといって大切な職務を放りだして主婦になれと言うわけにもいかない。
俺とヒーラちゃんの立場は、全く吊り合っていないと周りに咎められるだろう。
926: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:11:46.28 ID:aJ0rAxbBo
もう1つはヒーラちゃんの父親。
やや頭のかたい大神官だ。
過保護といっていいくらいに娘を溺愛している。
騎士時代に幼いヒーラちゃんにひざまくらしてもらっただけで、俺は半日追い回されて地獄をみた。
いまこうした関係になっていることを知ったら、どうなるか背筋が凍る。
頭に雷撃が降り注ぐだけですめばいいが…。
僧侶「ソル様は私が嫌いですか…? 迷惑ですか…?」
傭兵「そんなことないよ」なでなで
僧侶「あ…ぅ…うふふ」
最後一番気がかりなのはユッカとマナ。
ありがたいことにふたりとも俺に好意を寄せ、将来を共に歩みたいと思ってくれている。
傭兵(やっぱり三股ってことになるんだよなこれ…)
当たり前だが、太陽の国の法律では、庶民が妻を3人も迎え入れることはできない。
俺が例え王族だとしてもだ。正室と側室という扱いにしかできない。
そもそも親父が消息不明なため、証明する術が無い。俺自身いまだに半分疑っている。
927: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:14:24.34 ID:aJ0rAxbBo
僧侶「ねえソル様、どうか捨てないでください…」
ヒーラちゃんは瞳をうるませて抱きついていた。
あわてて頭をなでて機嫌を取った。
彼女は酔った顔でうれしそうに笑っていた。
傭兵「捨てるわけないだろ…」
僧侶「!」
そう。たかが障害がいくつかあるだけで、別れたくない。
ヒーラちゃんが他の男と一緒になることなど考えられない。
考えるだけで気持ちが張り裂けそうだ。
この子は俺が幸せにしたい。
俺はゆっくりと彼女の肩をつかんでこちらを向かせた。
僧侶「? うふふ、ソル様」
そのままどちらからともなく深く口付けて、
しばらくミルクとお酒の香りを交換しながら、俺たちは長い時間舌をからめあった。
僧侶「んっ…はむ、んぅ♥」
僧侶「ちゅ…ちゅる、ちゅるぅ…ちゅっ♥ あ…んぅ…ぁ♥」
928: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:18:49.92 ID:aJ0rAxbBo
僧侶「エッチ…なキスしちゃいましたね」
傭兵「おいしかった」
僧侶「…えへへ」
月明かりのもとに真っ赤に染まった彼女の顔はとっくに蕩けきっていて、
ヒーラちゃんはさらにせがむように小さく舌をつきだした。
吸い付いてもう一度味わう。
今度はもっとねぶるように、求めるように、
可憐な唇から口内の隅々まで、いたるところを味わった。
僧侶「んんっ、ふぅ…♥ はぁ…ん、ちゅむ、ちゅる♥」
とても甘い香り。
アルコールもほどよく香って、脳がとろけるような心地がする。
僧侶「ぷは…♥」
僧侶「は、はげし…すぎですっ♥」
傭兵(久しぶりに濃厚なキスしたな…)
もう理性ははじけ飛ぶ寸前だろう。
ヒーラちゃんは太物の付け根をすりあわせるようにもぞもぞと動かながら、期待した目で俺をみつめた。
929: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:20:38.65 ID:aJ0rAxbBo
傭兵「どうしたのその太もも」
僧侶「え…えーっと…えへへ」
傭兵「もう準備できてるんだ?」
僧侶「……えへへ、はい」
はにかみながら彼女はいそいそと衣服を脱ぎはじめた。
俺は手首を軽くつかんでそれを制止し、自分の手でゆっくりとボタンをはずしていく。
僧侶「……ぁ♥」
傭兵「いいよ。今夜は俺が全部するから、任せて」
僧侶「は、はいっ」
パジャマの前をすっかりはだけさせると、白い大きな胸の谷間が露出した。
パジャマの内側はじっとりと湿っていて、すでに母乳がたっぷり垂れていることがわかる。
ばさりと全部取り払うと、たゆんとした形の良いおっぱいが跳ねた。
僧侶「…あっ」
930: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:23:30.52 ID:aJ0rAxbBo
僧侶「あ…ぅ…」
傭兵「はずかしい?」
僧侶「やっぱり…何度みられても恥ずかしいです」
僧侶「とくにふたりきりでこうまじまじと…なんて」
傭兵「でも俺はこうして触れるのが好きだな」
ゆっくりと膨らみに手をかけ、力をこめていく。
胸の肉が形をかえて、指がしずんでいく。
ぴゅうっと一筋、白いの細糸のようなミルクが飛び出した。
僧侶「はう…」
傭兵「気持ちいい?」
僧侶「は、はいっ…たくさんおっぱい出ると頭がまっしろになりそうです…」
つまり噴乳にはかなりの刺激が伴うようで、その快楽は男の射精に近いほどのようだ。
過去に母乳を何度も吸ったりしているが、その度にヒーラちゃんは失神してしまうのではないかというくらいに淫れていた。
母乳が出るのは淫魔の呪いのせいではあるが、彼女自身胸が感じやすいのは元からだ。
傭兵「エッチなんだな」
僧侶「ちっ…ちがいますよぉ!」
931: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:27:14.35 ID:aJ0rAxbBo
傭兵「そうかな? じゃあちょっと試してみようか」
両胸の先端をちょんとつまんで、赤い実をすりすりと指先で擦って刺激与える。
僧侶「やぁぁあっ♥」
それだけで彼女は逃げるように、身体を縮めた。
しかし胸はつまんだままなので、身体を引っ込めるとみょんと胸が伸びる。
傭兵「逃げちゃダメ」
そして更に擦る。
僧侶「う…うぁ♥ だ、だめっ、ですったらぁ♥」
指に白い汁がたくさん付着し、ぴゅっぴゅと俺の身体めがけて飛んできた。
それでもやめること無くつまんだり擦ったりを繰り返すと、ヒーラちゃんの吐息は目に見えて荒くなった。
僧侶「はぁ…ハァッ♥ だ、だめっ、だめなんですっ今日は」
傭兵「…?」
932: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:32:38.46 ID:aJ0rAxbBo
傭兵「なるほど。あんまり無駄に絞るともったいないな」
僧侶「そんなことないですケド…」
傭兵「ええと、ヒーラちゃん今日はおっぱいじゃなくて、こっちで気持ちよくなりたいって事だろ?」
そう言って、乳首から手を離して、次は彼女の恥部に向かって伸ばす。
下着の中にもぐりこんで、秘裂を直接さわると案の定すでに湿っていた。
指先にひちゅりとした生暖かい感触があった。
傭兵「ほら。こんなに濡れてる」
僧侶「…!」
手をとりだして、目の前で指を開いてみせつける。
指の間につぅーっといやらしい粘液の糸が伸びて、ぷつんと途切れた。
ヒーラちゃんはバツの悪そうな顔で俺をじっと睨んだが、瞳から期待の色は消えていなかった。
傭兵「したい?」
僧侶「うう…いじわるです」
傭兵「胸がいい? どっち?」
僧侶「したい…です。しましょ…」
傭兵「ちゃんと言ってご覧」
僧侶「おまんこで…えっち…したいです♥」
933: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:39:27.02 ID:aJ0rAxbBo
手持ちの毛布を敷いて、その上に彼女をゆっくりと仰向けに寝かせた。
長い脚から下着をするりと抜いて、そのまま左右に開いて、彼女の一糸まとわぬ裸体を上からまじまじと観察した。
僧侶「あ……」
傭兵「やらしい体してるな」
しみひとつない肌は月明かりに照らされてまるで輝いているようだ。
肉付きの良いふとももは撫でるとさらさらしていて触り心地が良い。
感度もよく、全身のどこに触れてもいつもかわいらしい反応を返してくれる。
胸は年齢の割にはおおきく、ふっくらとしていて優しさや母性を感じさせる。
もちろん触ると指を吸い込むようにやわらかく、なのに手に馴染むような弾力もある。
胸の先端からは白いしずくがつぅと垂れ、丸い胸を伝って落ちていく様がいやらしかった。
そしてきゅっと締まった腰がさらに彼女のスタイルの良さを引き立てている。
顔にはまだ歳相応のあどけなさが残るが、それゆえにとても美人であり可愛らしくも見える絶妙な顔つきだ。
蒼海のような澄んだ瞳は期待に満ちて潤んでいる。白い頬や鼻先が真っ赤に染まっていた。
ぷにっとしたやわらかい薄桃色の唇。とても味わい深くて美味しい。
流れるような美しい金髪は癖のひとつもなく、さらりと床にひろがって、月の光を反射して明るく周囲を照らしているようだった。
最後に、女の子の大切な部分。
毛がさらりと生えそろってはいるが、色素が薄いため神秘的に思えた。
さきほど下着の中に手を差し込んだ時、毛にも愛液が付着してしまい、いまはきらきらと光っている。
恥裂からも滴って、いまかいまかと俺を誘って求めている。
僧侶「ソル…様…うふふ、いつまで見てるんですか。恥ずかしいですよぉ…」
甘く優しくて、心の落ち着く声。
ヒーラちゃんは少し呆れたように、いたずらっぽく笑って、ふとももをつかむ俺の汗ばんだ手にちょこんと触れた。
俺はこの子の全てが大好きだ。
934: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:43:37.72 ID:aJ0rAxbBo
傭兵「挿れるよ」
僧侶「…♥」
とっくに怒張しきったペニスの先を、やや大人な恥裂にぴたりと当てる。
むっちりとした脚を掴んで、そのまま少しずつ腰を前につきだすと、
ヒーラちゃんの濡れた膣穴はずるずると俺を飲み込んでいった。
僧侶「ぁぁ…っ、ああっ♥」
傭兵「う…ッ」
僧侶「ああんっ、あ‥ソル…様が♥」
ヒーラちゃんのドロドロの温かい淫肉の中に包まれる。
突き入れただけでじゅくじゅくと汁がこぼれて、空気の押しだされる恥ずかしい音がした。
僧侶「奥…までっ♥」
ひだをかきわけて、あっという間に膣奥まで到達し、子宮口の入り口に先端をくっつけた。
まるでキスをしているような心地に俺はほぅっと息をつく。
僧侶「んっ♥♥」
僧侶「ああっ、そこ…好きっ♥」
935: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:47:38.87 ID:aJ0rAxbBo
僧侶「や、やっぱり…おっき…ぃ…♥ ですっ
僧侶「「はっ、はぁ…♥」
傭兵「ヒーラちゃんきつきつだ。全部吸われてるみたい」
僧侶「…っ、は、はい…ぎゅってしめると…ソル様の硬いのがすごくわかります」
傭兵「動いていい? もう限界だ。前はヒーラちゃんの中で出せなくて、ショックだった」
僧侶「ご、ごめんなさい…うう、私へたっぴで…」
僧侶「あのときは…あまりに気持ちよくて、あれ以上したらどうにかなっちゃいそうで怖くて…っ」
傭兵「大丈夫だよ。エッチに淫れるのは悪いことじゃない」
傭兵「今日は俺ががんばるから、一緒にきもちよくなろうな。たくさん声だしてね」
僧侶「はいっ」
936: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:52:06.86 ID:aJ0rAxbBo
そうしてゆっくり腰を前後に動かし始めた。
雄の精を授けるための行為。
硬い肉棒で彼女のやわらかい膣の中をかきまわして、襞をこすって、何度も何度もすり合わせる。
 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ
気持ちが高まって、自然と律動が早くなり、手に入る快楽を前に腰が止まらなくなった。
俺も少女の淫靡さに理性を失い、もはや彼女を貪ることしか考えられない。
ヒーラちゃんとセックスして、おまんこに延々とペニスをすりつけて膣内に思い切り精液を吐き出したい。
全身を俺に染めてしまって、未来永劫俺だけのものにしたい。
傭兵(もう俺たちは我慢しなくていいんだ)
傭兵(たくさん体を重ねて、既成事実でもなんでもいい、周りが俺たちを引き離すのを反対するくらいに)
傭兵(愛し合えばいいんだ)
 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
僧侶「〜〜〜っ♥♥」
937: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 22:55:44.83 ID:aJ0rAxbBo
虫の音と静寂が交互に訪れる草原に、膣を犯す水音が鳴り続ける。
柔襞をこじあけて、肉棒が何度も少女の濡れた膣を出入りしていた。
僧侶「ふぁう♥ ああぅ♥ あああっ♥」
僧侶「あああっ、あんっ♥ ソルさまぁ♥ ああっ」
僧侶「はげひ…っですっはああっ♥」
僧侶「おまんこが…おまんこ、めくれちゃ…あああっ♥ めくれちゃいますよぉ」
僧侶「ああまた奥ぅっ♥ あああぁん奥ぅッ♥」
僧侶「こわれましゅ♥ ああっ、んああ゙っはげしす…ぎ…♥」
僧侶「こんな、おっきいおちんちんっ♥ わたひっ、あああっん♥」
僧侶「たえらりぇ♥ あああお、ああっ♥」
僧侶「あああっ〜〜〜〜っ♥♥」
彼女の中で激しい収縮が起きる。
痙攣したようにびくびくと跳ねて、俺をしぼりとろうとしてくる。
俺は我慢することなく一度目の射精を迎えた。
938: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 23:01:02.05 ID:aJ0rAxbBo
ぴったり隙間の無い膣内に容赦なく欲望を吐き出していく。
僧侶「きてっ、あああっ♥ きてますっっ♥」
僧侶「〜〜〜〜っ♥♥♥」
僧侶「ああああああああ♥♥」
僧侶「ソル様の…あかちゃんのお汁っ♥ あぁぁああっ♥」
僧侶「私の中に…いっぱい…♥ はぁ、はぁーハァ♥」
僧侶「ああイクッ! イクッ♥ ふぁぁあああ゙♥♥」
注ぎ込んだ精液は彼女の赤ちゃんを作る大事な場所に流れ込み、
それでも収まりきらなかったものが結合部からじわりと溢れてきた。
たくさんの愛液と精液でまじったねばっこい汁が毛布に垂れる。
ヒーラちゃんは激しい絶頂に肩で息をしながら、俺の手をまた握った。
僧侶「これ…すごいです♥」
僧侶「ソル様…好きです」
僧侶「きもちよくなれましたか…? うふふ…えへへ♥」
そんな彼女のいやらしいすがたを見て、射精したばかりの俺のモノはまた再び膨らんでいった。
939: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 23:07:15.47 ID:aJ0rAxbBo
 
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ♥
僧侶「ああっ、ああっ♥ あああもうだめですってばぁあ♥」
僧侶「イグッ、まだ、いっちゃっれ…♥ あああっ♥」
僧侶「わたひ、おかひく、なりますってばダメぇ♥」
しばらく経って、2人はいろんな汁でぐちゃぐちゃになっていた。
ヒーラちゃんはミルクをふきだしながら何度も繰り返し絶頂して、
普段の楚々とした態度は消えうせて、1人のメスとして淫れに淫れて肉欲に堕ちていた。
だらしない蕩けた顔をして、口ではダメダメ言いつつも身体は執拗に俺を求めてくる。
何度も膣をぎゅうっとしめつけ、いやらしい体で俺をしぼりとった。
俺もそれに答えて何度でも欲しがる場所に出してやった。
顔に、口に、胸に、お腹に、膣内に。何度もかけた。
なのでお互いがお互いの汁にまみれ、もう臭ってしまうほどにベタベタだ。
傭兵「もういちどっ…うぁっ」
 びゅるっ、びゅく…びゅっ…びゅく
僧侶「んぁあぁあ♥♥」
940: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/01(木) 23:15:01.97 ID:aJ0rAxbBo
僧侶「も…もうだめっ、ですっ♥ ハァ…はぁ」
傭兵「うお…俺も出しすぎた…」
僧侶「ソル様ぁ…すき、好きです♥ 抱っこしてください」
傭兵「おう、おいで」
ベタベタの身体をおこして抱きしめる。
もちろんアソコはつながったまま。
またキスをしたら、ヒーラちゃんは容赦なく舌をからめてきて俺を求めた。
傭兵「んっ…積極的だな」
僧侶「…! ま、またおっきくなってます…どうなってるんですかソル様」
傭兵「このままもう少ししよっか。ヒーラちゃんのかわいい顔とエッチな匂いのせいで興奮してきた」
僧侶「…っ♥」
傭兵「だめ? 俺はまだし足りない。ヒーラちゃんは?」
僧侶「立て続けにずっとエッチしてるせいで…アソコのうずうず止まんないですよぉ」
傭兵「はは、困った呪いだな」
僧侶「ソル様のせいですからね…っ」ぎゅ
傭兵「責任とるから、朝まで付き合って。ヒーラちゃん独り占めしたい」
僧侶「……はい♥ 私も独り占めしちゃいます♥」ぎゅううう
翌朝になって、枯れたようにぶっ倒れた俺たちが屋根の上でみつかったそうだ。
後日譚第2話<陽気>つづく
 
957: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:05:09.55 ID:WobK655po
後日譚第2話<陽気>つづき
荷馬車は揺れる。
数日の食糧難をなんとか解決した俺達は歯車の街ピニオンへと辿り着いた。
時の魔術師「よくぞご無事で…おかえりなさいませ勇者様方」
勇者「クロノさん!」ぎゅ
時の魔術師「勇者様…よく頑張りましたね」
僧侶「クロノ様のご支援のおかげです。ありがとうございました」
時の魔術師「いえいえ、あなたたちの勇気と絆がもたらした未来ですよ」
勇者「えへへ照れちゃうなあ」
時の魔術師「なにもない街ですが、ゆっくりと戦いの疲れを癒やして行ってください」
時の魔術師「それとも、またすぐに発たれるのでしょうか。今後の旅のご予定は?」
傭兵「一応、故郷の太陽の国めざして旅を続けるつもりだ」
傭兵「けど補給も兼ねて数日滞在させてもらうよ。前回はバタバタしててあまり街の見学ができなかったしな」
勇者「ソルはお子様になってたもんねー」
傭兵「あ、あぁ…そうだったな」
時の魔術師「では宿泊はぜひ大時計塔へいらしてください」
傭兵「また世話になるよ」
時の魔術師「はい」
958: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:07:26.58 ID:WobK655po
 ・ ・ ・
勇者「ふぁ〜〜、ひさしぶりのベッドだぁ」ぼふん
僧侶「やっぱり疲れがたまってますねぇ」
勇者「馬車旅はつかれるよぉ」ごろごろ
魔女「空を飛べたら楽」
勇者「でももうみんなが乗れるほどの火の鳥は出せないなぁ…スレイプニルと荷物も置いていけないし」
勇者「なにか良い方法ないかなぁ」
傭兵「ゆっくり疲れをとりながらゴトゴト帰るしか無いさ」
僧侶「私はいまの旅がたのしいので少々時間がかかってもへっちゃらですよ」
傭兵「はは、そうだな。さてと〜、夜まで一眠りするか」
勇者「うん!」
時の魔術師「ではお夕飯の時間になったら起こしに参ります。おやすみなさい」
傭兵「あぁ、ありがとう」
959: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:11:04.06 ID:WobK655po
勇者「スピー…zzz」ぎゅ
傭兵「は、はや……おい離せ、一緒に寝る気はないぞ」
傭兵「おーいユッカ…」
勇者「…zzz」
僧侶「うふふ。こうしてユッカ様のだらしないお顔を見れるのは幸せですね」
魔女「別人みたい」
傭兵「覚醒してたときのこいつは鬼気迫るものがあったなー、先日の事なのにいまとなっては懐かしい」ツンツン
勇者「…zzz」ニヘラ
傭兵(そういやこの街……)
傭兵(あとでマナに聞いてみるか)
<夜>
勇者「…zzz」 げしっ
ドタッ
傭兵「あいてっ…あ〜、いた…」
勇者「zzz」
傭兵「どうなってんだこのわけわからねぇ寝相…」
傭兵「おいユッカ起き――やめとくか」
傭兵「ふぁ、中途半端だと逆に疲れたぞ」コキッ
傭兵「あれ? マナどこ行った…? いねぇな」
960: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:13:33.98 ID:WobK655po
【大時計塔・展望台】
傭兵「あ、こんな所にいた。マナ」
魔女「……」
傭兵「……あれ?」
どうやら俺の呼びかけに気づく気配はない。
マナはひざをつき、両手をあわせて、満天の星空に向かって熱心に祈りを捧げていた。
傭兵(こいつがこんなことしてるの珍しいな)
傭兵「マナ?」
魔女「……ユイ」
祈りの中、マナがかすかにつぶやいた名前は俺のよく知るものだった。
驚いておもわず側に駆け寄ると、マナはゆっくりと顔を上げて振り向いた。
961: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:16:41.98 ID:WobK655po
傭兵「もしかして…ひとりで魂流しをしていたのか?」
傭兵「光の道は開いていないが…クロノさん無しで送ることなんてできるのか!?」
魔女「…」フルフル
マナは小さく首を振る。
白い頬には一筋の涙の跡が見えたような気がした。
傭兵「マナ…?」
魔女「ユイの事を想っていた」
傭兵「え…」
魔女「ユイは、もういない」
傭兵「!」
魔女「ユイはもう…いない」
魔女「ここなら空に近いから…声がとどくかもしれないって思った…」
マナはぼそりぼそりと、あの時自身の身に起きた事を語りはじめる。
魔王の復活で肉体を奪われてしまったこと。
暗闇の海に魂を封じられたこと。
ユイさんの魂が導いてくれたこと。
共に魔王と戦ったこと。
そして、彼女の魂が永遠に側を離れてしまったこと。
俺は黙ってそれを聞いていた。
962: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:20:48.23 ID:WobK655po
傭兵「…そうか、ユイさん。最後まで俺たちのことを導いてくれたんだな」
泣き出しそうなマナを抱きしめて、幼子をあやすように出来る限り優しく銀色の頭を撫でた。
マナは消え入りそうな声でごめんなさいと繰り返し、俺の腕の中で小さく嗚咽を漏らす。
傭兵「お前のせいじゃない…泣いてちゃユイさんに笑われちゃうぞ」
魔女「でも…あなたは…ユイのことを…好きだった」
魔女「あなたに…会わせてあげたかった」
傭兵「ずっと1人で抱え込んで辛かったな。教えてくれてありがとう」
魔女「ううん…」
傭兵「ここにいる間、毎日一緒に祈りをささげよう。な?」
傭兵「お前のいうとおり、きっと届くはずだ」
魔女「…うん。それが私にできる償い」
傭兵「ありがとうマナ。お前のおかげで俺はここで奇跡的な体験をできたよ」
傭兵「最後にもう一度話せて幸せだった」
傭兵「ユイさんもずっとマナの側にいて幸せだったよ」
傭兵「あの人ならそう言って笑ってくれるんじゃないかな」
963: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:24:17.27 ID:WobK655po
魔女「……ソル」ぎゅ
魔女「ごめんなさい…どう切り出せばいいかわからなかった」
魔女「すぐにあなたたちに伝えるのがどうしても怖かった」
魔女「また、なにかが壊れてしまうような気がして…怖くて」
魔女「あなたたちがいなくなってしまうんじゃないかって思った…」
傭兵「マナ。俺たちは何があってももうお前を離さないよ。この手で守るから…」
魔女「……ごめんなさい」
傭兵「いいんだ。お前が今ここにこうして居てくれる事が、俺たちにとって何よりの幸せだ」
傭兵「帰ってきてくれてありがとう。ユッカにはまた落ち着いてから話そうな」
一層強く抱きしめるとマナは細い腕で俺を抱き返し、しばらく声もなく泣いていた。
傭兵(お前は人のために泣くことのできる優しい子だよ)
傭兵(そんなマナだからきっと、ユイさんもお前についていくことを選んだんだろう)
傭兵(ユイさん…いままでマナをまもってくれてありがとう)
964: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:29:30.36 ID:WobK655po
<翌朝>
魔女「…」ぎゅ
傭兵「……あー、頭いてぇ飲み過ぎた」
僧侶「あうー…ふらふらします。もう朝なんですか…」
勇者「ふたりともちょっとは加減しなよ。特にヒーラ、最近体重増えてるよ…」ジトー
僧侶「え…」
時の魔術師「たくさん召し上がってもらえて嬉しいです」
時の魔術師「必死の花嫁修業の甲斐がありました」
勇者「誰の花嫁さんになるの?」
時の魔術師「え…それは……うーん、未定です」
傭兵「そういや…グリモワ王がクロノさんのことを随分気に入っていたな」
時の魔術師「あぁ…あのお方はちょっと…ご遠慮願いたいです」
勇者「あれはだめ!」
僧侶「ダメです!」
傭兵「わかってるうるさい! 頭に響くからでかい声ださないでくれ」
魔女「…」なでなで
965: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:34:25.99 ID:WobK655po
勇者「ところでなんでマナずっとソルにくっついてるの」
魔女「…? 別に」
勇者「別にってことないでしょ…なんか怪しいな」
傭兵「あぁそうだ。今日俺日中はマナと出かけるから」
勇者「えっ、そうなの?」
魔女「デート」
勇者「えぇ〜〜! なにそれずるい」
僧侶「はっきりとデートと言うなんて珍しいですね。お弁当つくりましょうか…アイタタタ、立つと頭が」ふらっ
勇者「あーあーもうヒーラったら。ゆっくりしてなよ」
傭兵「昼は適当にその辺で食べるよ」
傭兵「じゃユッカ、ヒーラちゃんをよろしく」
勇者「ゔ……ボクもデートしたい」
傭兵「俺はひとりしかいないから先着順だ。また今度な」なでなで
僧侶「私とお部屋デートしましょう」ぴとっ
勇者「二日酔いのお世話なんて嫌だよぉ!」
魔女「行ってきます。お土産買ってくる」
966: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:39:10.87 ID:WobK655po
【街中】
傭兵「さて、どこ行くか」
魔女「どこにでもついていく。連れて行って」
傭兵「といってもこの街詳しいわけじゃないから、どこに連れていったらいいもんやら」
魔女「一緒ならそれだけでいい」
傭兵「そう言われると恥ずかしいな…」
魔女「…ぎゅ」
傭兵「…人前だぞ」
魔女「ユッカならこういう時遠慮せずにくっつくと思った」
傭兵「そ、そうだな……いいけどな」
傭兵「よし、時計がすこし傷入ってるから修理したいな」
魔女「うん」
傭兵「その後はぶらぶらして、飯でも食うか」
魔女「楽しみ」
967: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:45:25.54 ID:WobK655po
時計屋「ベルトの取り換えなら早いが、ケースにちとひびが入ってるな。無茶な使い方しただろ」
傭兵「まぁ…そうだな」
時計屋「こりゃ2〜3日かかるがかまわねぇか?」
傭兵「わかった。後日取りに来る」
時計屋「あいよまいどあり」
時計屋「ところでそっちのお嬢ちゃんに腕時計のプレゼントでもどうだい」
時計屋「アクセサリーとしても大変人気だよ」
魔女「!」
傭兵「あ、あー…何か見ていくか。お前首飾りなくなっちゃったもんな」
魔女「買ってくれる?」
傭兵「気に入るのがあって、値段が手頃なら…」
魔女「…」コクコク
時計屋「優しいパパでよかったなーお嬢ちゃん」
傭兵「パ…っ…誰がパパだ!」
魔女「…」
魔女「…パパこれかって」
傭兵「うるさいっ」
968: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:52:37.05 ID:WobK655po
 ・ ・ ・
魔女「〜♪」
魔女「似合う?」
傭兵「あぁ、細めのだからお前の手首にはよく似合うよ」
魔女「ありがとう。大事にする」
傭兵(いきなり手持ちが心細いな…あと幾ら使えるやら)
傭兵「はぁ…ヒーラちゃんにお小遣い増やしてもらわねぇと…」
魔女「ヒーラはケチだからおねだりしてもあまりくれない」
傭兵「ユッカならとにかくお前のおねだりってどんなのか想像つかねぇな」
魔女「……」ジッ
魔女「お金…」ジー
傭兵「…脅してるようにしか見えないな…」
魔女「そもそもどうしてヒーラがお金の管理をしているのか謎」
傭兵「俺もだ。ぼけっとしてるからそのうちどこかに落っことすんじゃないか心配だ」
傭兵「こうなったら俺が財政を握って」
魔女「あなたは好き勝手お酒を買うからだめ。お酒は体に良くないから今後のため控えて欲しい」
傭兵「喉乾いたな…酒場に」
魔女「ダメ。喫茶店にして」グイグイ
969: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 22:58:33.64 ID:WobK655po
【喫茶店】
傭兵「さって、何にするか。昼飯も軽くすませるぞ」
魔女「…アイスティーのパンケーキセット。これがいい」
傭兵「…ん、そうか」
傭兵「じゃあ俺は…水で」
魔女「…? そんなにお金ない? 時計返したほうがいい?」
傭兵「あることはあるが、この後もぶらぶらするなら節約しておこうかなと思ってな」
傭兵(明日はユッカにねだられそうだしな…)
魔女「ダメ…そんなの私が気を使う」
魔女「私が全部お金だす。お小遣いもってるから」ジャラ
傭兵「いやっ、そういうわけにはいかないだろ」
店員「あのーお決まりですかー」
傭兵「あ、あぁすいません…えっと…」
店員「よろしければ、こちらのカップルセットなんていかがですか。お値段の割にボリュームがあってお得ですよ」
魔女「じゃあそれで」
傭兵「お、おい…まぁいいか。お願いします」
970: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 23:03:31.08 ID:WobK655po
どんっ
傭兵「なんだこの巨大なジュース…」
魔女「1つしか無い…私の分はどこ」
店員「カップルセットですので…こちらのラブラブストローでご一緒にどうぞ…」
傭兵「らぶらぶて…お姉さん、ストローつながってるじゃないか」
魔女「え…」
店員「…」ニコッ
傭兵「周りの席みて予想はしてたが…これだったのか…!」
店員「ピザとサラダは取り分けてお召し上がりください」
店員「食後にサンドイッチと紅茶をお持ちいたします。ごゆっくりどうぞ」
傭兵「…と、とりあえず…飲むか」
魔女「…うん。いただきます」
 ちゅー…
傭兵(…公衆の面前でこんなことするのはさすがにちょっと恥ずかしいな)
971: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/03(土) 23:11:30.70 ID:WobK655po
傭兵(気まずいぞ……俺だけか?)
魔女「…」チュー
傭兵(顔近い…何度もキスしてるのに、こうして外で一緒にいると不思議な気分になるな)
魔女「…」チュー
傭兵(やっぱマナは綺麗だな。造り物みたいだ…魔族ってみんなこうなのか?)
魔女「…? 私とあなた、恋人同士に見えてるとおもう?」
傭兵「さ、さぁな…ッ」チュー
魔女「…街にはいろんなものがあって楽しい」
魔女「あなたと一緒にいると楽しい。もっと外の世界でいろんな経験したい」
魔女「おじいちゃんへのお土産話にする」
傭兵「…お、おう…今日一日任せろ。何も決めてないけどな」
魔女「ねぇ、ちょっとだけ目つぶって」
傭兵「…ん?」
魔女「…ちゅ」
傭兵「! お、おい…人前だって言ってるだろ」
魔女「…むふ、今日は独り占め♥」
後日譚第2話<陽気>つづく
 
ここから次スレ
転載元:少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
2: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:06:01.94 ID:UXop/lKOo
-主な登場人物
※現行未読の方にはネタバレ含
※本編終了後の説明文です。
 勇者<ユッカ>
15歳。天真爛漫で正義感溢れる少女。
栗色の髪に元気な跳ねっ毛と明るい笑顔が特徴。
魔王の復活を阻止すべく仲間と共に旅に出る。
淫魔の呪いを受け、性的行為をしなければ経験値があがらない体質。
また朔の夜には淫魔の力が強まり、理性が崩壊し発情してしまう。
主な装備:【太陽の兜】【聖剣】
 僧侶<ヒーラ>
16歳。大聖堂に務める大神官の一人娘。
輝くような金髪と豊満な身体をもつ、育ちのよい少女。
ユッカの幼馴染で彼女のことを心から愛している。
高貴な身分でありながらも親しみやすい性格。
聖魔法、防御魔法が得意。パーティの家事担当。
主な装備:【蒼珠の腕輪】【海鳴りの杖】
 魔女<マナ>
15歳。ユッカの昔馴染み。魔族。
透き通るような銀髪と色白の肌をした美しい少女。喜怒哀楽がやや希薄。
黒魔術と薬術が得意。
災厄と呼ばれる制御不可能な古の魔術を生まれながら身に宿し、近くにいる相手の魔力を吸い取ってしまう。
そのため周りの人間に忌避された過去があり人付き合いが苦手であるが、ユッカたちには心をひらいている。
魔力を持たないソルとの出会いに運命を感じ、仲を深めようと熱を上げる毎日。
闇の石によって魔王の魂を憑依させられ、破滅の王へと変貌してしまう。
魔王の魂の消滅により、呪われた力は失われ、完全な自由と平穏を手に入れた。
主な装備:【魔導の杖】
 傭兵<ソル>
25歳。勇者のガードを務める青年。元・王国騎士。
体には歴戦の勲章が多く残っている。
剣術体術といった武芸に秀でているが、ある事件をきっかけにユッカに全ての魔力を譲り、今は自身で魔力を一切操る事ができない。
想い人の忘れ形見であるユッカの事を人一倍気にかけている。
長く戦いに身をおいてきたため、女性の扱いを心得ておらず、デリカシーを欠く事が多い。
時には少女たちに翻弄されながらも、今の暮らしを気に入っている。
太陽の国の王族グレンと不死鳥ニクスとの間に生まれた子供であり、両親の力を受け継いでいる。
主な装備:なし
 
 馬<スレイプニル>
勇者一行の車を引く大柄な馬。
大仰な名前を与えられているが普通の馬。
3: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:07:13.62 ID:UXop/lKOo
-敵?
 淫魔<サキュバス>
ユッカに呪いを与えた張本人。呪いを通して心を交信させることが出来る。
呪術・占星術・黒魔術の扱いに長けている。
子を宿しづらい自らの肉体を憂い、一族の再興のために勇者の体を手に入れた。
朔の夜に淫魔としての力を増す。
 闇の魔剣士<レヴァン>
三魔人の1人として魔王復活の野望を果たすべく暗躍する魔剣士。ソルの好敵手。
仮面には大きな十字傷が刻まれており、普段外すことはない。
銀色の長髪に整った顔つきの色男。しかし本人の女の趣味は悪い。
魔女マナの腹違いの兄であり、魔族と人間の混血。
現在は魔族と人間の世界を隔てていた地に新たな国を興すため、淫魔サキュと共に活動している。
 闇の呪術師<クロノ(弟)>
三魔人の1人として魔王復活の野望を果たすべく暗躍する魔法使い。
古の賢者の一族クロノ家の血を引く人間であったが、闇魔術にのめり込み邪道に堕ち人間を憎む。
現代では禁忌とされる時魔術を扱う。
戦いの中でユッカの炎に魂を浄化され、最期は姉に見送られて静かに天へと昇っていった。
 闇武将<オーグ>
三魔人の1人。
表向きは魔王復活に協力しているが、裏では自身が魔界の頂点に立つために暗躍している。
現在の実質的な魔界の支配者。
レヴァンの実力を認めているがゆえに邪魔な存在だと忌み嫌っている。
復活した魔王の思わぬ行動に逆上し挑みかかったが返り討ちにされ、全てを奪われた。
 
 幼竜<マントルドラゴン>
本来は火山帯に生息し灼熱を操る翼竜種。
街の中で孵化し人々を恐怖に陥れるも、ユッカたちの手によって撃退された。
その際にユッカから分け与えられた魔力の味をいまでもはっきりと覚えている。
 核竜<コアドラゴン>
マントルドラゴンが大人になった姿。
分厚い鋼殻を持ち、灼熱を操る巨大な翼竜種。
本来は人の手に負えない程気性の荒い破壊の徒。
ユッカによく懐き"ぎゅるちゃん"と勝手に名付けられている。
4: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:08:34.29 ID:UXop/lKOo
 
-敵?
 狼魔人
ソルの因縁の相手である魔獣。
7年前に起きた聖地侵攻事件の際、太陽の村に現れてユッカの母親の命を奪った。
戦闘で右腕を失ってからは呪術師により竜の腕を移植されている。
時が経ち力を手に入れたソルと再戦し敗れ去った。
 館の少女<アリス>
薄暗い森で古びた宿屋を営むブロンドヘアーの美しい少女。
その正体は100年以上生きる魔法使いの老婆で、訪れた旅人の魔力を吸い殺し、魂を人形へと閉じ込めていた。
ユッカ達一行を襲撃するも、マナ1人に返り討ちにあい全ての力を奪われた。
 大蛸<クラーケン>
オクトピア近海に現れた大蛸の魔物。
闇の呪術師の邪悪な魔力を受けて、心を闇に染めて暴走してしまう。
超大な体躯で船を襲い、人々に甚大な被害を与えていた。
最後はヒーラの聖なる魔法陣で浄化され、心おだやかに棲家へと戻っていった。
 蟲魔人
オーグの忠実な部下の魔物。単独での飛行能力、転移術を有しているエリート。
魔界蟲を召喚し相手を攻撃する。
麻痺効果のある毒粉でヒーラを苦しめた。
勇者達の魔族領侵入を阻止するため迎撃に出たが、覚醒したユッカによってあっけなく撃墜された。
 魔王
魔族領を統べる王。
古の戦いで当時の勇者に敗れ去り、長年闇の石に魂を封じられていたが、新たな器であるマナに乗り移ることでこの世に再臨した。
数多の魔術と災厄を操り、世界の破壊を目論む。
神獣変化の術によって街1つを飲み込むほどの巨大な邪龍へと姿を変えた。
ユッカ達が囚われのマナを奪い返したことによって邪龍は崩壊し、魔王の魂は雲散霧消した。
 
5: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:09:23.35 ID:UXop/lKOo
-その他の人物?
 獣の商人<マオ>
商業の街バザで薬店を営む獣人の少女(猫)
業突く張りであるが、ゆえにいつも明るく楽しく生きている。
馬車の故障で立ち往生しているところをユッカたちに助けられる。
一行に宿泊する部屋を貸し与え、マナに薬術を伝授し笑顔で新しい旅立ちを見送った。
 妖狐<キュウ>
遥か遠い島国より湯治の旅に出た獣人の少女(狐)
子供のような容姿でありながらも、老獪で古めかしい喋り方。
その正体は魔力を得た狐であり、古の災厄の一つを身に宿すと自称する。
秘術の暴走により巨大な神獣へと変化したが、マナのドレイン能力によりその力を失った。
別れ際にユッカたち一人ひとりに虹の珠と呼ばれる希少な魔宝石を与え、旅の無事を祈った。
 
 宿屋の少女<ローレ>
港町オクトピアにて潰れかけの宿屋『ローレライ』を営む少女。
おっちょこちょいではあるが何事も一生懸命。
その正体は邪気の蔓延る魔物の世界から逃げ延びてきた美しい人魚。
魔物仲間のサキュバスとは古くからの知り合いで、一方的に友達だと思っている。
ユッカたちに宿を貸し与え、ヒーラのクラーケン対峙の際にも尽力した。
 蛸娘<スキュラ>
オクトピアで語り草となっていた下半身が蛸足の女型の魔物。
知能が低くあまり人間の言うことを理解していない様子。
繁殖相手にヒーラを選び、巣である入江の洞窟へとさらっていった。
ヒーラの活躍により、暴れていた友達の大蛸クラーケンが正気にもどり、
最後はヒーラとの友情を確かめ海のなかに姿を消した。
 時の魔術師<クロノ(姉)>
歯車の街ピニオンの大時計台の管理人を務める女性。
古の賢者の一族クロノ家の血を引く。闇の呪術師の姉。
瞑想によって高めた膨大な魔力を用いて、毎年行われる魂流しの儀式において天への道を架ける役目を果たしている。
ユッカの手によって、邪道に堕ちた弟の魂が浄化されたことを深く感謝した。
 女剣士<サマンサ>
魔法大国グリモワで剣士として賞金を稼いで暮らしている女性。
祖父が太陽の国出身の人物と接点があり、協力者としてユッカたちを匿う。
長年伴侶に恵まれず、異性にモテないのは鍛え上げた筋肉のせいだと思って悩んでいる。
武闘大会でベスト16に入る程の実力者。
 魔法国王
魔法大国グリモワを統める若き王。
古の大魔導師の血を引き、秘術である魔法障壁を用いて国を護っている。
魔術に関して天才的な才能をもち、鋭い魔覚で瞬時にマナの本性を見抜き拘束した。
普段は底意地が悪く昼行灯であるが、その圧倒的な能力ゆえ有事の際に国民は王のことを信用している。
古より続く知の継承者であり、魔術の管理者を自称し、この世の秘術を収集するのが趣味。
6: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:11:04.23 ID:UXop/lKOo
-その他の人物?
 母親<ユイ>
勇者ユッカの母親。故人。
優しくも気丈で芯の通った性格。
体格にはあまり恵まれていない上に幼い顔つきで、年齢より若くみられる。
太陽の村で普通の女としてうまれ育ち、成人してから王宮でメイドとして働いているところを第一王子と出会い、のちにユッカを授かる。
王子とは身分不相応ゆえ王宮を追放されたが、その後も女手ひとつで娘を育ててきた。
ある雪の日、森のなかで倒れている傭兵ソルを見つけ家に連れ帰り、幼いユッカのガードとして働くよう新しい人生を与えた。
その翌年起きた聖地侵攻事件で魔物の手にかかり死亡。
最期は恋仲であったソルにユッカの未来を託した。
魂だけの状態でマナに拾われ、以来ずっとマナの中に宿っていたが、
魔王にとりこまれつつあるマナを救うべく最後の輝きを放って魔王を食い止め、共に天に消えた。
 司祭
勇者ユッカの祖父。
太陽の村で司祭兼村長を務めている。
聖地侵攻事件で最愛の娘を失い深く悲しんだが、その後はユッカの親代わりとなり旅立ちを見届けている。
 魔導師
魔女マナの後見人で元・王宮付きの大魔導師。
マナの呪われた体質を不憫に思い、王宮を離れ人里離れた深い森へと共に身を隠した。
幼少期のユッカの魔法の師であり、忌まわしい過去の記憶を封印した張本人。
 大神官<ホーリィ>
僧侶ヒーラの父親。
誰にでも心優しく、聖職者の規範となる良き神官。
娘のこととなると立場を忘れて取り乱すことがある。
聖地侵攻事件の際、重症を負ったソルを手厚く看護した。
 王子<グレイス>
太陽の国の王子。
古の勇者の直系であるが、次代の勇者としての資質である魔覚には恵まれず、幼い頃より兄に対して劣等感を抱いていた。
スマートな痩身から繰り出される剣撃はすさまじく、武芸者として国内でも突出した力を持っている。
嫌味な性格からソルと激突するが引き分けに終わり、以降は彼の実力を認めている。
後に王位を継承し、ソルを直属の騎士として王宮に迎え入れている。
 炎鳥<ニクス>
傭兵ソルの産みの親。
火山の中で破滅と再生を繰り返し長い時を生き続ける不死鳥。
邪悪のみを焼く尽くす浄化の炎に全身を覆われている。
旦那であるグレンの魔術により人型に変化することが可能となった。
 
 男<グレン>
傭兵ソルの父親。
太陽の国の王族であったが、王位継承権をめぐる争いに敗れ、国宝を手に単身飛び出した。
以来旅を続けているらしい。
女好きでだらしのない性格。
 傭兵<ソラ>
ソルが素性を隠すために女装した姿。
ピチピチの服と露出した筋肉が街行く人々に気味悪がられているが、本人は様になっていると自画自賛気味。
そのたくましさから魔剣士レヴァンに見初められた。
 
7: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:14:26.34 ID:UXop/lKOo
-前回のあらすじ
歯車の街ピニオンへと帰り着いた勇者一行は恩人であるクロノと再会を果たす。
疲れきった体を癒やし、翌朝ソルはマナとふたりきりでデートに出かけた。
後日譚第2話<陽気>つづき
【街中】
傭兵「さぁて、この後はどこいくかな」
傭兵(懐が寂しい…この手持ちでまともなデートをしようって考えが甘かったな)
魔女「…帰る?」
傭兵「連れだしておいて昼たべて帰るだけはないだろ」
魔女「やっぱり私がお金だす」
傭兵「…悪い」
魔女「…心配しないで。私が将来あなたの財布を握るようになったら、たっぷりお小遣いあげる」
傭兵「そ、そりゃどうも…」
魔女「ヒーラは絶対に圧政を敷く! 私は断固立ち向かう!」
傭兵「…ってお前が結局金の管理するのか!」
傭兵「そもそもその時の俺たちの収入は何だ…?」
魔女「……。帰ったら探して」
傭兵「…グレイスに何か仕事まわしてもらえるといいがな」
8: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:16:10.23 ID:UXop/lKOo
時の魔術師「あら、ソルさん。奇遇ですね」
傭兵「あぁクロノさん。買い物?」
時の魔術師「いいえ。診療の帰りです」
傭兵「医者もやってるのかすごいな」
時の魔術師「ヒーラさんほどではないですけど、これでも街を任された魔術師ですからね」
時の魔術師「おふたりはお手手なんて繋いで、デートですか?」
傭兵「ま、まぁな…やっぱそう見える?」
魔女「デート中」
時の魔術師「はい。とても仲睦まじく見えますよ」
魔女「暇してる。この辺りでどこか遊べる場所教えてほしい」
時の魔術師「遊べる場所ですか…うーんと、そうですねぇ」
時の魔術師「あっ、そうだ」ゴソゴソ
時の魔術師「これ、さっき頂いたものなんですけど」ペラッ
傭兵「チケット?」
時の魔術師「劇ってお好きですか? よかったらおふたりでどうですか」
9: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:19:39.34 ID:UXop/lKOo
時の魔術師「劇ってお好きですか? よかったらおふたりでどうですか」
傭兵「劇? ミュージカル? そんなのほとんど見たこと無いな」
魔女「……劇。見てみたい。くれるの?」
時の魔術師「ではどうぞ。今日の分ですのでぜひ使ってください」
傭兵「2枚ももらっちゃっていいのか?」
時の魔術師「診療先で、『たまにクロノ様も彼氏なんかと気分転換しておいで〜』と気前良く頂いたのですが」
時の魔術師「あいにく私にはそのようなお相手はいませんので……」ボソッ
傭兵「あ、あぁ……」
魔女「…」ぽんぽん
時の魔術師「くすん……どうしましょうかねぇ」
時の魔術師「いざとなったら時間を巻き戻して…いえいえなんでもありませんよ」
魔女「まだあなたにはデートは早い。まずはしっかりと男女関係の知識を身につけてからのほうがいいよ」ぽんぽん
時の魔術師「そうかもしれませんね。私そういうことに疎くて…大人としてダメですね」
魔女「すこしずつ場慣れしていこう」ぽんぽん
傭兵「なんのアドバイスだ! …だ、だいたい初デートでそういうことするのは不埒だぞ!」
魔女「どの口が言うの」
10: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:22:06.40 ID:UXop/lKOo
時の魔術師「ではソルさんマナさん、また夜にでもお時間ありましたら付き合ってくださいますか!?」
魔女「いいよ」
傭兵「……ん? 何? つきあうって何の話だ!?」
魔女「わかった。ジェリーホールを改良しておく。次は前回よりもっと効率的に搾り取れる算段だから任せておいて」
時の魔術師「わぁそれは楽しみですね」
傭兵「お、おいもしかして変なことしようとしてるんじゃないだろうな」
魔女「チケットのお礼はしなくちゃダメ。ありがとう」
時の魔術師「それでは楽しんできてくださいね」
傭兵「あ、ありがとう……」
傭兵(なんだこの納得の行かなさは!!)
傭兵「劇場か…最後に行ったのいつだろうな」
傭兵(確かあいつと行ったのって…あれ、何年前だっけな…わからん)
魔女「…あとでジェリーの追加素材買わなきゃ」
傭兵「!! 待て、絶対嫌だからな! 何が悲しくてクロノさんの前でちんこ丸出しに――」
町民「……ちんこ?」
 ひそひそ…
 ひそひそ…
傭兵「う……いくぞマナ」グイッ
11: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:24:57.55 ID:UXop/lKOo
【劇場】
魔女「…!」キョロキョロ
魔女「人がいっぱい」
傭兵「これみんな客だぞ、はぐれるなよ。午後からの公演になんとか間に合ったな」
傭兵「席前のほうか…これ結構高いチケットかもな」
魔女「そうなの?」
傭兵「売ったら結構な金になりそうだ」
魔女「だめ!」
傭兵「わかってる。入るぞ」
受付「いらっしゃいませ。チケット拝見します」
傭兵「こりゃクロノさんに土産のひとつでも買っていかねぇとな」
魔女「あ、ジュース売ってる!」
傭兵「大丈夫か? さっきも飲んでたしトイレ行きたくならないか?」
魔女「子供じゃないから大丈夫! 買ってもいい?」
傭兵「じゃあついでにお菓子も買うかー」
魔女「!」コクコク
12: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:28:15.04 ID:UXop/lKOo
傭兵「よっこらせ。結構座席広々してるな」
魔女「混んできた。うるさい」
傭兵「はじまったら静かになるから気にするな」
魔女「ところでこの劇って、どんな話」
傭兵「ええっとな。ポスターやパンフレットによると、王子と姫の恋物語らしい」
傭兵(うわーあんまり興味ねぇ…しかも悲恋モノっぽいじゃねぇか)
傭兵(おもしろけりゃ明日ユッカともう一度来ようかとおもったが…絶対寝るだろうなアイツ)
魔女「そう…とても楽しみ」
傭兵「そうか」
傭兵「そういえば顔に似合わずメルヘンチックな童話が好きだったよなお前」
魔女「顔に似合わずって何」ジッ
傭兵「…あー、いや……は、はじまるぞ!」
魔女「!」
司会「ご来場ありがとうございます。まもなく開演でございます」
司会「消灯後は、お足元にお気をつけください」
司会「劇場でのマナーを守り、席を離れず静かにご観覧くださいますようお願いいたします」
司会「それでは、お楽しみ下さいませ」
13: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:33:35.46 ID:UXop/lKOo
魔女「…! わくわくする」
傭兵「しっ、もう喋っちゃだめだぞ」
魔女「!!」コクコク
客席の灯りが落ちて舞台劇がはじまった。
さすが歯車の街といったところか、舞台上には幾つものギミックが仕掛けられていて、
俺のような恋物語にむとんちゃくな男でも、眺めているだけ思わず感心するような出来だった。
傭兵(話全然頭に入ってこないな…)
傭兵(あの足場はどうやってせり上がってるんだ)
傭兵(おお、役者が浮かんでる…なるほどワイヤーで吊ってるんだな)
魔女「…!! はぁっ、おお」
魔女「…逃げ、て。早く」
マナは身を乗り出して食い入るように物語に没頭していた。
役者のセリフ一言一言に頷いたり、感嘆したりと忙しそうだ。
14: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:40:22.52 ID:UXop/lKOo
姫の恋い焦がれる相手である若き兵士が敵将に刺された。
マナは口元を抑えて、いまにも泣き出しそうにしている。
時々俺の方へと振り返っては、どうしようといった面持ちで口をパクパクさせながら首を何回か振る。
傭兵(よくそんなに感情移入できるな…)
魔女「…はぅ」
魔女「これ以上…だめ」
傭兵「ん?」
マナの肘掛けを持つ手がぷるぷると震えていた。
よく見ると足をすりあわせて、必死に何かを我慢しているように見える。
傭兵(……あ)
傭兵(こりゃもしかして…飲み過ぎたか)
魔女「…っ! んぅ…」もじもじ
15: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:44:39.00 ID:UXop/lKOo
傭兵(まずいぞ…こんないかにも山場ってシーンで立ち上がってトイレに連れていくわけには行かないし…)
魔女「…ぅぅ、あぅ」
傭兵(そうか。さっきからチラチラ俺のほう見てきたのは、トイレ行きたいってことだったのか…)
傭兵(なるほどなるほど…)
魔女「ふ〜〜〜っ、ぅ〜〜っぁぁ」もじもじ
ベシベシッ ベシベシッ
傭兵「っ…痛いぞマナ」
傭兵(まじで限界っぽいな)
しまいには股間を抑えて、苦悶の表情を浮かべ始めた。
しかしまだどう見ても終幕には時間が残っている。
ようやくクライマックスといったところか。
しんと静まり帰った劇場で、マナは必死に声を我慢しながら尿意と戦っていた。
魔女「〜〜〜っ!! うぅぁぁぅ…」
16: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:49:39.85 ID:UXop/lKOo
飲み物の容器はまだ半分近く残っている。
これに用を足すにはやや心もとない。
傭兵「…となれば」
こんな場所で漏らされたらたまったものではない。
周りの客の迷惑どころか、罰金までとられてしまいそうだ。
俺は座席の足元に屈み込み、マナの前に移動した。
魔女「!!?」
傭兵「し〜〜っ。漏らしたくなきゃ俺のいうとおりにしろ」
魔女「!!」コクコク
涙目になったマナのスカートをめくる。
真っ白な下着とふともとがもぞもぞと動いている。
魔女「あっ…あぅ」
魔女「もしかして…」
傭兵「もうちょっと腰を前に突き出せ」
腕をマナのこぶりなお尻にのばして、無理やり股間部を前に突き出させる。
そして下着をすこしだけ横にずらして、俺は露出したマナの恥部に直接口をつけた。
魔女「!?!?」
17: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 22:55:10.73 ID:UXop/lKOo
魔女「〜〜っ!?」ふるふる
傭兵(ほら早くだせ)
傭兵(膀胱炎になってもしらないぞ)
とっくに尿意は限界なはずだが、マナは抵抗する。
当たり前ではある。
周囲には客客客。きらびやかな舞台には今もなお悲恋の物語が終幕に向けて進行している。
そんな中で、俺はマナの股間に顔をうずめているのだからこいつの恥ずかしさときたら形容しがたいものだろう。
それは俺も同じ想いだ。
バレたら死ぬ。
だがみなの目が舞台に釘付けになっている今ならなんとかなるはずだ。
傭兵(俺はただお前に漏らしてほしくないからこうしているだけにすぎない!)
傭兵「出せっ」
傭兵「一滴もこぼさないから!」
 ぺろっ
魔女「〜〜〜っ!!」ぶるるっ
マナの恥部をぺろりと舌を這わせて刺激する。
たったそれだけで、長らく耐え忍んだ堤防はあっけなく決壊し、俺の口内に氾濫のごとく少女の聖水が流れ込んだ。
18: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/05(月) 23:01:32.98 ID:UXop/lKOo
傭兵「んぐ…んぐっ」
傭兵(多いな…どんだけ我慢してたんだ)
傭兵(やばい…こぼしたら社会的に死ぬぅ!)
俺は止めどなくあふれるマナのジュースを必死に喉の奥へと通す。
マナは無意識いnふとももでぎゅっと俺の顔をしめつけて、小さな悲鳴をあげていた。
傭兵(…これは…いつもよりきつい…かもな)
傭兵(でもマナの為だ…がんばれ俺)
 ごくっ ごくっ ごくっ…
 ごくっ グビッ グビッ
傭兵「はぁ…っ、ふ…はぁ」
傭兵(よぉし! 助かった!! どうだ! 見なおしたか!)
魔女「………はぁ、ふぅ」
ようやくお小水が止まって、俺とマナは圧迫から解放された。
俺は何事もなかったかのように席に戻って口元を拭う。
物語はクライマックスだ。
恋する姫と若き兵士が抱きしめ合ったまま崩れた。
そして澄んだ声をした唄が流れ始める。
魔女「…………」
マナはどろりとした死んだような目で、いつまでも舞台を見つめていた。
後日譚第2話<陽気>つづく
 
29: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:02:58.59 ID:is9OMQ/xo
後日譚第2話<陽気>つづき
傭兵「誰にもバレなかったからいいだろ…」
魔女「……」
傭兵「おーいマナ…」つんつん
魔女「……」
傭兵「マナちゃーん……」
魔女「……」ジロ
傭兵「お漏らししたほうが良かったか」
魔女「〜〜ッ!」ベシベシッ
傭兵「痛い痛い…あんま気にするなって。みんな集中して舞台見てたぞ」
傭兵「だから絶対に気づかれてないと俺は確信している!」
傭兵「それにな、お前のを飲むくらいなんてことないぞ。平気だ。むしろ美味いとすら思える」
魔女「……」
魔女「……はあ〜」
傭兵「なんだよ、でっかいため息つくなよ」
魔女「あなたはあの兵士を見習って少しは紳士に努めてほしい」
傭兵「…ゔ。紳士か…」
傭兵「確かにいまの俺ときたら、下手すりゃ野盗と間違えられるような格好だしなぁ…」
傭兵「タキシードでも買ったほうが良いのか!?」
魔女「服装の話じゃない……もう期待しない。買い物して帰る」
傭兵「お、おいマナ! 置いてくな!!」
30: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:07:34.41 ID:is9OMQ/xo
 ・ ・ ・
<夜>
勇者「デートで怒らせちゃった?」
僧侶「それでマナちゃんご飯の時もご機嫌斜めなんですね」
勇者「ずっと閉じこもってふて寝してるよ…」
傭兵「どうやら最後の最後にやらかしてしまったようだ…」
傭兵「途中までは機嫌よかったんだけどな」
勇者「デート失敗しちゃったの? どうせ変なことしたんでしょ」
傭兵「…」ガク
勇者「ちゃんとリベンジしなきゃだめだよ?」
傭兵「…わかってる」
勇者「でも次はボクの番だからね!」
僧侶「えっ、そうなんですか?」
勇者「そうだよ?」
僧侶「そうなんですか…」
31: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:11:43.14 ID:is9OMQ/xo
傭兵「…デートというものがこんなに難しいなんてな」
傭兵「ユッカとヒーラちゃんのふたりは今日デートしてたんだよな」
僧侶「はい♪ お部屋デート楽しかったです」
勇者「あんなのデートじゃないヨ……」
僧侶「♪」
傭兵(何をされたかはだいたい予想がつく…)
勇者「ソルがどこ連れて行ってくれるのか楽しみだな〜」
傭兵「あぁぁぁあ連日プランを考えるなんて俺には無理だ向いてない戦場に戻りたい」
僧侶「何言ってるんですかせっかくの平和を享受しましょうよ…」
勇者「あんまり中身は期待してないから適当でいいよ?」
傭兵「そう言われるのも男としてつらいんだよ!」グリグリ
勇者「ふぎゅっ!?」
勇者「ぼ、ボクはソルと一緒にいられるだけで良いって言ってるんじゃんか!!」ジタバタ
32: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:14:26.52 ID:is9OMQ/xo
勇者「マナだってきっとそう思ってるはずだよ」
勇者「だから余計なことさえせずにいつもどおりに接したらいいんじゃないかなぁ」
傭兵「いつもどおりだったんだがな」
僧侶「で、マナちゃんに何をしてしまったんですか」
傭兵「……」
僧侶「……ソル様?」
勇者「教えてよー。ボクたちが力になってあげるよ」
傭兵「……。実はな、劇場でどうしてもマナがおしっこを我慢できなくなって」
勇者「え?」
傭兵「それで俺は仕方なく――――」
 ・ ・ ・
 ガチャ
時の魔術師「ソルさん。お風呂が空きましたよ」
時の魔術師「…あら?」
傭兵「――」ピクピク
時の魔術師「きゃあ! し、死んでる……生きてます? なにがあったんですか!?!」
33: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:18:27.66 ID:is9OMQ/xo
 ・ ・ ・
【風呂】
傭兵「あーもー、ほんとあいつら…イタタ」
傭兵「加減もしらねーのか」
時の魔術師「大丈夫ですか」
傭兵「幸い大したことない……」
時の魔術師「素晴らしい回復力ですね」
傭兵「それだけがいまの俺の取り柄だな……で、なんであんたついて来た」
時の魔術師「え……お怪我なさっていますし、ご入浴の介助をしたほうがよろしいかと思いまして」
傭兵「…俺は問題ない」
傭兵「というか目のやり場に困る…」
時の魔術師「ソルさんには以前に素肌をさらしていますし、今更恥ずかしくはないですよ」
時の魔術師「それにここはお風呂ですから」ニコ
傭兵(こんなことしてるところを見つかったらまたボコボコにされそうなんだよなぁ)
34: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:23:33.75 ID:is9OMQ/xo
傭兵「ところでクロノさんっていくつなんだ」
時の魔術師「…? 私の歳ですか?」
傭兵(あ、まずい…こういうところが俺ダメなんだろうなぁ)
傭兵(女に歳きくなんて、やっちまった)
傭兵「すまん、いまのは答えなくていい」
時の魔術師「恥ずかしながら…こう見えて122歳です」
傭兵「へぇ。22歳…案外若いんだな。俺と同じか少し上くらいかと思ったよ」
傭兵「この落ち着いた雰囲気で22歳か…やっぱ人生経験が違うんだろうなぁ」
時の魔術師「122歳です」
傭兵「ん……?」
時の魔術師「122歳です」
傭兵「…えっ」
時の魔術師「私の血族は時の流れがひどく遅いのです。先祖が時魔術を極めた弊害なのでしょうね」
時の魔術師「もうかれこれ半世紀程も私は肉体に変化がありませんよ」
35: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:26:25.08 ID:is9OMQ/xo
傭兵「ま、待て…ほんとに122年も生きてるのか?」
時の魔術師「はい。父は400年は生きましたよ」
傭兵「考えられん……魔法が解けたらしわくちゃになったりするのか?」
時の魔術師「解けるとは?」
傭兵「む…」
傭兵(どうやら人形の館のババアとは違って、魔法で無理やり若作りしてるわけではないようだな…)
傭兵(けど、ならそんだけ生きてて性知識に乏しいのはどうなんだ!)
時の魔術師「うふふ。驚きましたか」
時の魔術師「あんまり、人には言えないことなんですけどね」
時の魔術師「こんな性質ですので、私は普通の方と共に人生を歩むことは難しいのです…」
傭兵「あぁ…そうなるか」
傭兵(俺のお袋もそうだったのかな…ひとりで長い時を生きるのは寂しいだろうな)
36: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:32:26.90 ID:is9OMQ/xo
傭兵「苦労してそうだな…」
時の魔術師「わかってくださいますか!」ぎゅ
傭兵「や、やめ……」
傭兵「へへクロノさんってヒーラちゃん並に柔らかいな」
時の魔術師「そういえば、ソルさんは…不死鳥の力を秘めているそうですね」
傭兵「どうしてそれを」
時の魔術師「勇者様から経緯を聞きましたよ」
時の魔術師「以前伺ったソルさんの個人的なお話と照らしあわせて、私の中で得心がいきました。」
時の魔術師「あなたはもしかして私と同じく、長い時の中を生きる人なのでは!?」
傭兵「いや…うーん…俺はまだ25年しか生きてないからこの先長生きかどうかはわからないな…」
時の魔術師「あ、あの…もしそうであるなら」もじもじ
 ガラガラ
魔女「……」
傭兵「あ……マナ……ちゃん」
魔女「なにしてるの」
37: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:37:44.30 ID:is9OMQ/xo
傭兵「こ、これはな…事情があってだな」
時の魔術師「あ…マナさん。ごめんなさいすぐ出ていきます」
時の魔術師「け、決してあなた達からソルさんを横取りしようというわけではないんですよ!」
魔女「…べつにいい。むしろ一緒にいてくれたら好都合」ゴソゴソ
傭兵「な、なんでお前も入ってくるんだよ!!」
魔女「忘れたの? ジェリーホール・改を試しに来た」
傭兵「改…!?」
そう言ってマナが取り出したのは見覚えのある透明でぶにぶにとした筒だった。
傭兵「お、俺…もうあがるわ…」
魔女「ダメ。術式:マジックロープ」
▼魔女は魔法の縄で傭兵を縛り付けた。
傭兵「あっ、こら! なんだこの拘束力…ッ! 本気だしてんじゃねぇぞ」
魔女「私は人前で恥ずかしい思いをさせられた」
魔女「だからあなたにもいまからさせてあげる」ニタァ
傭兵「お前…ふて寝してたんじゃなかったのかよ! その変な筒を作ってたのか!!」
38: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:43:27.40 ID:is9OMQ/xo
魔女「性教育の時間。約束したから」
時の魔術師「…あの時の続きですね」ドキドキ
傭兵(おとなしく受け入れるしかないのか…)
傭兵(これでマナの気が済むならいいか)
腰に巻いていたタオルが取り払われて、陰茎が露出する。
すでにいきり立ったそれをマナは見つめて薄く笑みをこぼしていた。
クロノさんは興味津々といった様子で、触りたそうに手をわさわさと動かしていた。
魔女「もう勃ってる…期待してるの?」
傭兵「……ち、ちがう」
魔女「でもまだMAXじゃない。もっと勃起させて」
傭兵「…といわれてもな」
魔女「これでどう」
マナは自らのタオルも脱ぎ捨てた。
隠していた真っ白な肌、こぶりすぎる胸と未発達なスジがあらわになる。
魔女「…勃った? くす」
39: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:47:58.54 ID:is9OMQ/xo
魔女「未だなの?」
魔女「私の体じゃだめ……腹が立つ」
魔女「腹いせ」
そしてマナはあろうことか、クロノさんの背後にまわって彼女が巻きつけていたタオルまで剥がし取った。
きゃっと短い悲鳴とともに、豊満な胸がぷるんと跳ねる。
哀れにも婚前前の裸体を俺の前にさらしてしまうのだった。
むろんそんなレアなものをみて俺自身に収まりがつくはずもなかった。
ガチガチに勃起した肉棒が腹につきそうなほどに反り返る。
時の魔術師「ま、マナさん…」
魔女「授業に参加するなら協力して。これは半分あなたのためにやっている」
魔女「……生徒のくせに生意気な物を」ふにふに
時の魔術師「そ、そうですか…! ごめんなさい」
時の魔術師「ソルさん…少し恥ずかしいですけど今日もよろしくお願いします」ふるふる
傭兵(これはまずいって…助けて)
傭兵(いやここでユッカたちが乱入してきたら殴られるじゃすまないか…)
傭兵(ああああ誰か解放してえええ)
魔女「ひくひく動いてるのおもしろいでしょ」
時の魔術師「…」ゴク
40: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:53:35.29 ID:is9OMQ/xo
マナは桶の中で楽しそうに潤滑剤をときはじめた。
もはや逃げることはできない。
新型のホールの入り口には小さな足のようなものが無数に取り付けられていて、前回よりもグロテスクに見えた。
曰く、クラゲを模しているらしい。
傭兵(そんなものを俺の大切なペニスにかぶせる気か…)
魔女「…搾精開始」
魔女「…えい」
ずちゅっ♥
傭兵「んぐっ!! あああっ」
マナは容赦なくクラゲの奥まで俺のペニスを差し込んだ。
ローションでどろどろになったクラゲホールの内部がうぞうぞと絡みついてくる。
前回は内部構造はつるつるしていたはずだが、今度はどうやら刺激を増すために入り組んだ造りになっているようだ。
頭がまっしろになりそうな快感が登って来る。
傭兵「ひゃああっ」
時の魔術師「わぁ…気持ちよさそうですね」
魔女「改良は成功した……ふふ、さすが私」
41: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 22:57:40.27 ID:is9OMQ/xo
 ずちゅっ ずちゅっ
 ずちゅっ ずちゅっ
傭兵「や、やめっ、ふぐあああっ」
魔女「情けない声」
魔女「もう出していいよ」
傭兵「で、出るっ、止めろっ」
 ずちゅっ ずちゅっ
 ずちゅずちゅずちゅ
傭兵「あああっ!!!」
あっという間に射精してしまった。
今作はカリ首をだすための穴があいていないため、透明な筒の中に真っ白な液体が染み渡っていく。
内部には収まりきらず入り口からどろりと垂れ落ちた。
魔女「…1分も保たなかった」
時の魔術師「…す、すごい…」
魔女「やってみる?」
時の魔術師「良いのですか? 搾精やりたいです」
傭兵「ゆ、ゆるして…いまイッたばかりだから…っ……んぎゃああああ」
時の魔術師「わー、楽しい。どんどん出てきますね」
 ずちゅずちゅずちゅ
 ずちゅずちゅずちゅ
42: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 23:01:11.78 ID:is9OMQ/xo
びゅるるっびゅるるっ
 どぷどぷどぷ…――
傭兵(あぁ…天国なのか地獄なのか…)
傭兵(せめて射精の相手がクラゲじゃなくて生身の体だったらなぁ――)
 ・ ・ ・
魔女「起きて」ばしゃっ
傭兵「う…」
魔女「なに寝てるの。まだ20分しか経ってない」
魔女「ジェリーで失神するなんて情けない」
傭兵「…」
時の魔術師「もう限界ではないですか?」
魔女「そんなことない。この人のペニスは不死身属性」
魔女「舐めたりこすったりしてるうちにまた元気になる」
傭兵「…マナ、俺が悪かったから…許して」
魔女「ダメ。まだ性教育の大事な部分を終えていない」
43: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 23:05:29.96 ID:is9OMQ/xo
傭兵「大事な部分…?」
魔女「そう。子作り」
魔女「どうやって子供がつくられるのか、教えてあげなくちゃいけない」
傭兵「……いや、どうやってって…」
魔女「…」ジー
傭兵(あぁ…結局お前はセックスがしたいんだな)
傭兵(そりゃ俺の息子がこのサイズになってから、ちゃんとできてないもんなぁ)
傭兵(でもそう簡単に入らないと思うぞ)
魔女「じ、実演する」
傭兵「本気なのか…」
時の魔術師「……」どきどきどき
魔女「その際に、すこしあなたに手伝ってほしいことがある」
時の魔術師「私ですか?」
魔女「――」ひそひそ
時の魔術師「……はい? 魂流しの時期ではありませんし、使う分にはかまいませんよ」
44: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 23:11:48.54 ID:is9OMQ/xo
恐ろしいことが起きた。
クロノさんの唱えた魔法とともに、俺のペニスが一回り、いや二回りほど縮んでいる。
魔女「……かわいい」なでなで
傭兵「お、おい…どうなってんだ」
時の魔術師「部分的に時間を逆行させました」
時の魔術師「大丈夫ですよ。時間が経てばもどりますのでご安心を」
傭兵「安心って…おぅ俺の自慢の聖剣……これ何歳の時のちんこだよ…」
魔女「次は私」
傭兵「え、お前にも…?」
クロノさんはマナの下腹部のあたりをさすって魔力を送り込んでいた。
淫魔の呪いが反応し、マナの体がぴくぴくと震えている。
魔女「んっ…んぅ…♥」
時の魔術師「大丈夫ですか?」
魔女「続けて……」
そうしてしばらく経ち、何かが終わったようだ。
45: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/06(火) 23:20:02.07 ID:is9OMQ/xo
魔女「あなたにいいものをみせてあげる」
マナが立ち上がり、俺の目の前まで歩み寄って見下ろした。
眼前にぷっくりとした恥丘と縦筋をつきつけられる。
マナは小さく声を漏らしながら、秘裂をゆっくりと左右に広げた。
魔女「…どう」
傭兵「どうって…なんのつもりだ」
魔女「私も、あそこだけ時間を巻き戻してもらった」
魔女「…あなたに一度あげちゃった…あれがあるでしょ」
傭兵「ま、まさか…」
魔女「処女膜。見える?」
傭兵「ななっ!」
魔女「はじめてのエッチは痛くて血が出ることをちゃんと教えてあげなきゃ♥」
魔女「だから…いまから破いてほしい♥ いいでしょ?♥」
恥穴の奥で色素の薄い肉襞がひくひくといやらしくうごめいている。
確かに、一度頂いたはずのマナの乙女がそこにはあった。
後日譚第2話<陽気>つづく
48: 以下、
なんて高度な魔法を高度なプレイに利用してるんだ…
59: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 21:58:37.56 ID:euRK01jCo
後日譚第2話<陽気>つづき
傭兵「もう一度お前の処女をうばえと…?」
魔女「そのためにあなたのここを小さくした」つんつん
傭兵「くっ…」
魔女「嬉しい? 悔しい?」
傭兵「嬉し…いです」
魔女「そう。わかってるこんなにカチカチだから」ぐにぐに
傭兵「うっ、マ…マナ」
魔女「もう挿れたいでしょ? 我慢できないなら、あげるけど♥」
マナが俺の上にまたがりゆっくりと腰をおろす。
固くなった亀頭がぷにぷにの割れ目をこじ開けて、幼い穴に沈んでいく。
魔女「んっ、ふ……う…はう」
時の魔術師「すごい…ほんとに入っちゃうんですね」
60: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:03:10.42 ID:euRK01jCo
時の魔術師「痛いのですか?」
魔女「い、痛い…もう少し入れたら裂けてもっと痛い」
魔女「でもこれは嬉しい痛み。平気♥」
魔女「じゃあ、奥までいれるから。私の2度目の処女をもう一度味わって?」
マナは目を閉じて深呼吸した。
俺の肩をしっかりと掴んで、そのまましっかり腰をおろしきった。
ぷ…つ―――
魔女「あ゙!!」
みちみちと幼い膣穴を俺のペニスがつき進んでいく。
マナの大切なものを引き裂いてあっといまに血だらけに蹂躙した。
魔女「〜〜〜っ!!」
結構勢い良く裂けてしまったのか、入り口からは粘液に混じって血が多く溢れ出している。
傭兵「だ、大丈夫か…一気に行っただろ」
魔女「…っ! ぐす」
魔女「へ、へい…き」
魔女「これが…処女喪失…わかった? こんな風に血が出る…気をつけないと痛い思いをする」
61: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:07:58.92 ID:euRK01jCo
時の魔術師「…マナさん、痛そうです」
時の魔術師「いま回復させます」
魔女「!?」
クロノさんは俺たちの結合部のあたりに手を添えて、何かを唱え始めた。
魔女「こ、これ…何してる」
時の魔術師「さぁこれで大丈夫ですよ。怪我を治したので血はとまるはずです」
▼魔女の処女膜は修復された。
▼しかし傭兵のペニスによってたちどころに広がって裂けていく。
ミ゙チミ゙チ――プツ――
魔女「うっ!!あああっ!!」
魔女「痛いっ!痛い! 痛ぃ…」
時の魔術師「マ、マナさん…! そんな、回復したはずなのですが。ではもう一度」
傭兵「ちょっとまった! ストップストップ! 血が出るのは自然なことなんだ!」
時の魔術師「え? そうなのですか」
▼魔女の処女膜は修復された。
▼しかし傭兵のペニスによってたちどころに広がって裂けていく。
ミ゙チミ゙チ――プツ――
魔女「 」
62: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:12:12.09 ID:euRK01jCo
 ・ ・ ・
魔女「…」ぽかぽかぽか
時の魔術師「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい知らなかったんです」
魔女「…あなたはいろいろ手遅れ。世間知らず。ポンコツ」ぽかぽかぽか
傭兵「もう許してやれ。だいたいお前が言い出したことだぞ」
魔女「まったく…こんなことでは先が思いやられる」
時の魔術師「マナさん、どうか見捨てないでください。あなたにまだ教わりたいことはたくさんあります」
魔女「もう教えることはない。あとは身を持って経験して」
時の魔術師「身を持ってですか…」チラ
傭兵「!」
魔女「この人はダメ」ぎゅ
時の魔術師「そ、そんなこと言っていません…」
傭兵「マナ…風呂つかって部屋戻ろう。授業はおしまいだ」
魔女「…まだ膣内射精をみせていない」
傭兵「お前のこのひりひりおまんこでやるのは無理だろ」なでなで
魔女「…むぅ」
63: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:15:52.10 ID:euRK01jCo
時の魔術師「ほんとに余計なことをしてしまいごめんなさい」
傭兵「いやいいんだ…おかしな変な物をみせてしまってすまない」
傭兵「あ、言っとくがこんなこといつでもどこでもやってるわけでもないし、他人に見せたりはしてないからな」
傭兵「クロノさんだけだ」
時の魔術師「そうなのですか…」
傭兵「だから誰にも言わないでくれよ。ユッカにもヒーラちゃんにもね」
時の魔術師「はい。私は口は固い方なので大丈夫です」
傭兵「よし」
魔女「…」ごしごし
傭兵「お、洗ってくれるのか。悪いな」
時の魔術師「私も洗います!」
魔女「!」
時の魔術師「あ…いえ…なんでもありません」
64: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:20:55.34 ID:euRK01jCo
【部屋】
傭兵「はぁ…いつになったら戻るんだろう俺の相棒」
魔女「まだ小さいの」
傭兵「おう…お前もまだ小さめのアソコのままか?」
魔女「…」コク
傭兵「もう寝るか! ちょっとすっきりできてないけどな、仕方ない。朝には戻るだろう」
勇者「スピーー…zzz」
僧侶「ユッカしゃまぁ…zzz」ギュー
勇者「うぅ…zzz」
傭兵「おいでマナ。一緒に寝ようぜ」
魔女「!」コクコク
魔女「ぎゅ」
傭兵「おう。ぎゅー…いい匂いだなお前」
65: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:24:47.68 ID:euRK01jCo
魔女「…どうしよう。寝るつもりだったのに、うずうずしてきた」
傭兵「え?」
魔女「…あなたの腕の中にいるとどきどきもする」
傭兵「ふ、仕方ないな。困った呪いだよ」
傭兵「じゃあ1回だけしようか。さっきの続きな」
傭兵「俺もお前を抱いて、気持ちよくなってから寝たいと思ってたところだ」
魔女「♥」
傭兵「灯りあったほうがいいか。いやユッカ達寝てるしな…」
傭兵「月明かりにしておくか。カーテン開けるぞ」
魔女「…三日月」
傭兵「あんまり明るくなかったな」
傭兵「じゃあ服脱ごうかマナ」
魔女「あなたのは私が脱がせてあげる…」
66: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:31:04.42 ID:euRK01jCo
薄暗い部屋の中で俺たちは素っ裸になって抱き合った。
マナの白くて透明感のあるさらさらした肌が気持ちいい。
胸はほとんど膨らんでおらず感触はない。
マナは首元にぎゅっと抱きついて、すんすんと鼻をならしていた。
俺も負けじとマナの匂いを嗅ぐ。
傭兵「マナ…俺最近お前の匂いを感じられるようになってきたよ」
魔女「…?」
傭兵「最初のうちはお前ってほんとに何の匂いもしないし、嗅いでも嗅いでもちっともわからなかったんだ」
傭兵「汗やおしっこすら、ほとんど匂いがしない。不思議だった」
傭兵「こんな奴がいるのかって思った」
魔女「…む」
傭兵「けど最近は、マナの女の子特有の甘い匂いがわかる」
傭兵「開いたばかりの花のような、すごくいい香りだ。ずっと嗅いでいたいくらい好きだ」
傭兵「特にこのうなじのあたりとか…舐めたい」
魔女「そ、そう…私もあなたの匂い好き」
67: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:37:10.12 ID:euRK01jCo
欲望のままに髪の毛に隠れたうなじを舐めあげると、マナはくすぐったそうに笑っていた。
傭兵「いいな…なんでこんなに真っ白でやわらかいんだ」
傭兵「食べちゃいたい」
魔女「…い、いいけど」
傭兵「マナの全身食べていい?」
魔女「…ぅん」
傭兵「じゃあ」
肩をつかんでゆっくりと寝かせる。
カーテンの隙間から差し込む月明かりが、美しく均整の取れた少女の裸体を照らしていた。
傭兵「やっぱりお前は綺麗だな…」
魔女「…そういわれると恥ずかしい」
お世辞ではない。本当にぞっとするくらいに綺麗だ。
誰も触れちゃいけないくらいに繊細で高級な陶器のような白い肌。
これを俺はいまからたっぷりと味わえる。俺だけが世界で唯一マナを愛すことができる。
いきりたったモノを擦りつけたくなる衝動をおさえながら、俺はマナの胸元に舌を這わせた。
68: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:41:38.60 ID:euRK01jCo
傭兵「ちゅ」
魔女「んっ…ん…」
傭兵「マナのおっぱいはなかなかおっきくならないな」
魔女「…うん。哀しい」
傭兵「いいんだよ。とっても綺麗だからな。俺はこれがマナの完成形だと思う」
ほとんど色みのなく、小指の先ほどに小さい乳頭を舌先でねぶる。
マナは困ったような小さな声を漏らしながら俺の頭をなでてくれた。
魔女「んぅ……吸っちゃだめ」
傭兵「ちゅ…かわいいな。こんなに小さい乳首にも感度があるってすごい」
小さいながらも刺激をあたえるとぷっくりと主張を始める。
固くなった乳首をさらになめたり吸ったりしていると、マナはくすぐったそうに体を揺すった。
傭兵「おっぱい弱いんだな…。いいことを知ったぞ」
魔女「ダメ…あんまりいじめないで」
傭兵「マナのかわいいとこみたいから、色々しちゃう」
69: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:46:35.54 ID:euRK01jCo
舌を肌から離すことなく、筆でなぞるように脇や鎖骨、首筋を愛撫していく。
傭兵「おいしい。マナの味だ」
傭兵「無味無臭じゃなかったな」
魔女「…やだ」
傭兵「んっ」
魔女「んぅ♥ ちゅ…ちゅぅ、ちゅる」
魔女「はむっ、んぅ…ちゅる、ちゅ、ちゅう♥ ちゅ、ちゅ♥」
魔女「はぁ…そんなに激しくしたらびっくりする」
傭兵「マナのエッチな声でユッカ達が起きちゃうかもな」
魔女「…っ」ふるふる
傭兵「内緒エッチがしたい?」
魔女「人前でやるのは優越感があっていいけど、やっぱりふたりきりも良い」
傭兵「優越感…クロノさんに対してか?」
傭兵「お前結構悪女だな……」
魔女「…♥ あなたが私とエッチできて嬉しいように、私もあなたを手に入れて嬉しい」
魔女「だから…じ、じまんってわけじゃないけど…仲のいいところを見てもらいたかった」
70: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:51:42.65 ID:euRK01jCo
傭兵「なのに結局独占したくなっちゃったんだ?」
傭兵「クロノさんが俺に触れた時えらく不機嫌そうにしてたな」つん
魔女「んっ♥ そ、それは…うん」
傭兵「そうかぁ。悪い子だなぁお前は」つん
魔女「はうっ…乳首つつくのだめ」
傭兵「こんなに尖らせて、エッチな奴」
魔女「あう…いじめないで」
魔女「いまは、私のことをお姫様みたいに大事にして…ほしい」
魔女「劇みたいに…優しくなでたりとか、チューしたりとか…」
傭兵「…お姫様かぁ」
傭兵「でもお前は森の魔女のほうが………わかったお姫様な」
魔女「うん♥」
71: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 22:56:40.23 ID:euRK01jCo
傭兵「キスしていいですか姫」
魔女「♥」コクコク
傭兵「行きますよ…ちゅ」
魔女「〜〜っ♥ ちゅるっちゅぅ、ちゅうう」
傭兵(こんな食いついてくる姫がいるのか?)
傭兵(まぁいいか…)
魔女「ちゅむ…ちゅーーっちゅる♥」
魔女「あふっ、うふふ…お姫様」
傭兵「お前の憧れだもんな」
傭兵「ごめんな。王族かもしれないのに城のひとつももってなくてさ」
魔女「…いい。あなたはただの兵士でいい」
魔女「どんな王子様よりも…素敵だから、大好き♥」
魔女「だからもうちょっとだけ続けて」
傭兵「はい。わかりました姫」
72: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:02:04.77 ID:euRK01jCo
傭兵「そろそろ姫を俺のものにしていいですか?」
魔女「…うん」
傭兵「じゃあ挿れますよ。痛かったらいってくださいね」
魔女「…」コクコク
傭兵「大好きです。愛してますよ姫」
魔女「わ、私も…♥」
マナは瞳をうるませて、さぞや気分が高揚しているようだった。
すでに恥部はぐっしょりと濡れて、割れ目から垂れた汁がシーツを汚すほどだ。
俺はそこにいまだサイズの戻らない肉棒をあてがい、ゆっくりと腰をすすめた。
魔女「んぅ…っ、あっ♥ あなたの…入ってくる」
傭兵「姫の中あったかいですよ…きつくて気持ちいいです」
魔女「はぁ、ハァ♥ うんっ…」
破瓜したばかりとはおもえないほどにすんなりと俺を受け入れる。
ぬるぬるしているが、まだ構造は未発達で、とてもこれが男性器を喜ばせるためにあるとは思えない。
そんな膣穴にペニスをねじ込むのは禁忌を犯しているようで背徳的だった。
更にいまはお姫様(設定)である。
73: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:05:18.04 ID:euRK01jCo
 ぬちゅ…ぬちゅ… 
 ぬちゅ…ぬちゅ…
ゆっくりと気を使ってストロークを始める。
つるつるとした膣内では激しい摩擦は起きず、絡みついてくるようなあの気持ちよさはない。
しかしマナはぎゅうっと力をこめて、俺はすこしでも離すまいと中を締め付けた。
傭兵「姫…エッチなあそこですね」
魔女「…っ♥ う、うん…そう。もっと激しくしていいよ」
傭兵「大丈夫ですか?」
魔女「…へっちゃら。あなたもいっぱいきもちくなって」
魔女「私のおまんこの中で…射精してほしい♥」チュ
傭兵「マ、マナ…っ」
魔女「姫」
傭兵「ひ、姫…! では失礼します。俺も我慢の限界ですので」
74: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:10:42.57 ID:euRK01jCo
 ずちゅずちゅずちゅ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ…
おもいきり腰をふり、マナの幼膣を味わう。
ときどきつるんとぬけてしまうが、素早く戻して、さらに深く強く中を突いた。
魔女「あっ、あっ激し♥」
魔女「んあぁ♥ そんな…場所っ」
魔女「はっ、はっ、はぁ、ふぅ♥」
魔女「奥まで…つんつん…あぁぁ♥」
魔女「あなたっ、好き♥ ソル…もっとして♥」
魔女「私の赤ちゃんつくる場所…犯して、犯して♥」
傭兵「姫…まだ姫は赤ちゃんつくれませんよ」
魔女「いいからっ、もっとそこ犯してっ」
魔女「私の…っんんんぅ〜〜♥ ここが気持ちいからっ♥」
マナはいつもの冷静な表情はどこへやら、淫れて蕩けた顔でうわ言のようにおねだりを繰り返した。
俺はそれにしっかりと応えて、最奥の感じる部分まで肉棒を何度も貫き続けた。
75: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:15:29.79 ID:euRK01jCo
傭兵「ほら、気持ちいいって顔してますね」
傭兵「ここが好き? 姫は可愛い声でなくんだ…ですね」
魔女「っ♥ んぅ、んぅ…っ、はぁっ、はっ♥」
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
肉と肉のぶつかる音。
粘液の交じり合う音。
かわいらしいか細い嬌声。
お互いを求め合う欲望で脳がパンクしそうになって、俺たちは絶えず腰を振り続けた。
 
魔女「あっあっ、あっ」
魔女「だめっ、もうイクっ♥ イクっ♥」
傭兵「イけ…いいぞ。俺も…うっ」
傭兵「イケ!」
 ずちゅん――
魔女「あああっ! あああ〜〜〜〜〜っっ♥♥♥」
魔女「くぅ♥ ふぁぁぁあ♥♥♥」
マナの中がきつく収縮して、俺はしぼりとられるように精液をすべてぶちまけた。
小さな膣内には当然のごとく収まりきらず、ぶしゅぶしゅとつなぎ目から溢れだした。
76: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:23:07.67 ID:euRK01jCo
傭兵「く…ああ。すげぇ出た…」
魔女「…んぅ…ぅ♥」
傭兵「はぁ…はぁ…すっきりしたなぁ。マナ?」
魔女「姫…」
傭兵「姫…どうでしたか」
魔女「うん…♥ きもちよかった」
魔女「でも…まだなんか物足りない…」
傭兵「…ええと?」
その時、2人の恥部が突然キラキラと光り始める。
そして一瞬の眩しい輝きとともに、俺たちの陰部は正しい時の流れをとりもどした。
傭兵「おお!? もしかして、戻ったか! あれ、ってことは…」
魔女「…!」
みち…
当然、3号サイズでなんとかセックスしていた俺の物がマナの中で5号に戻るわけであって。
少女のそこは、簡単に巨大な剛直を受け入れるほど大きく出来ていない。
ミヂ…ミヂ…
魔女「ひゃうああ!? あああっ♥」
77: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/07(水) 23:26:46.54 ID:euRK01jCo
傭兵「…ま、マナー!」
魔女「〜〜〜っ♥♥」
魔女「イグっ、イクッ!! あああ♥」
またびくびくとマナが痙攣する。
がくりと上半身の力がぬけ、腕がぶらんと垂れた。
膣内はつぶれてしまうほどにぎゅうぎゅうにしめつけてくる。明らかにサイズオーバーだ。
傭兵「お、おい…?」
心配してみるものの、容量上限なりになんとか収まりきっている。
マナが内部からばらばらに裂けて爆発するような、おぞましいことは起きていない。
傭兵「おお…全力状態でいれるとこんな感じなのか」
少女の柔らかさの神秘たるや、俺は感動していた。
剛直は勢いを完全に取り戻している。
ならばもうやるしかない。
傭兵「マナ…ちょっと我慢しろよ? きもちよくしてやるからな?」
魔女「……」ぶるぶる
次は俺が楽しむ番だ。
後日譚第2話<陽気>つづく
 
88: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:01:33.70 ID:sskyLTcyo
後日譚第2話<陽気>つづき
魔女「ぅ…ぅぅ…」
マナは苦悶にも似た表情で唇を噛み締めて、俺にぎゅっとしがみついていた。
巨根をぎちぎちに締め付けてくる膣内は、動かせば擦り切れてしまいそうなほどの抵抗だ。
しかし淫魔の呪いかはたまたマナ本人の淫乱さか、溢れ出る粘液はひたひたと中を満たし、とどまることはない。
思い切りかき回したい。
情欲のままに、腰を打ち付けて、マナが淫れて壊れるくらいに犯したい。
傭兵「いいよな?」
マナのさらさらの髪の毛をかきあげて、細い頬をさすりながら耳元で囁いた。
恥ずかしがり屋で、こうしてやるとあっという間に顔が赤く色づく。
傭兵「いい? 本気でマナを味わってみたい」
魔女「……」
マナは潤んだ瞳をそらして短い逡巡の後、小さく頷いた。
魔女「…いい♥」
魔女「もっと、きもちよくしてくれる?」
傭兵「あぁ。いままでマナが感じたことないくらい気持ちよくしてやる」
傭兵「覚悟できたか?」
魔女「…わかった……して♥」
89: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:02:23.46 ID:sskyLTcyo
マナはより一層俺の首筋に強くからみつき、貪るように唇を重ねてきた。
突き出してくる舌を何度も吸って、卑猥な音を立てながらお互いを求めた。
魔女「ぷは…、んっ…えへ♥」
唇を離してマナがにっこりと笑う。
この子がこんな風に喜怒哀楽豊かになっていく様をみるのは、本当に嬉しかった。
それを合図に俺は腰を振りはじめた。
 ずちゅ…
 ずちゅ…
魔女「んっ…あぁ」
傭兵「痛いか?」
魔女「全然…痛くない。びっくりした♥」
魔女「あなたのおっきいの、いっぱい擦れて…か、快感が…一気にくる」
90: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:03:06.46 ID:sskyLTcyo
 ずちゅ ずちゅ
 ずちゅ ずちゅ ずちゅ
魔女「んぅっ♥ あああっ♥」
魔女「腰が…ぞくぞく…するっ」
魔女「もう少しの間…ゆっくりして♥」
傭兵「よし、動けそうだな」
膣内の滑りは問題なさそうだ。
血は出ていない。
愛液だけが蜜のようにとろとろと溢れて、こんな人並み外れたモノを健気に迎え入れてくれている。
俺は身体を起こしてマナの太ももをつかんで腰をふろうとおもったが、
マナは俺の背中にぎゅっと腕をまわし、離してくれなかった。
傭兵「マナ? 重たくないか?」
魔女「このままがいい…あなたの体温ほしい」
そんな風に甘えられてしまったので、彼女に覆いかぶさったまま動くことにした。
91: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:04:35.10 ID:sskyLTcyo
 ずちゅっずちゅっずちゅっ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ♥
魔女「あっあっあっはっ、あっ、はっ♥ ああっ、ふぅ、あっ、はぁ♥」
小さなマナにのしかかって腰を振る。
なんだか犯しているようだ。
魔女「あうっ♥ はぁ、あっあっはぁ、はぁ、あっ♥ ふぅ、ああっ♥ んぅぅう♥」
魔女「すごっ、あっ♥ こんなの…ある♥ ああっはぁ♥ んぎゅ、ああ♥」
膣奥までガツンと一突きするときゅんと膣内が締り、ひきぬこうとするとくいついてなかなか離してくれない。
いやらしい匂いの蜜はマナの奥からとどまること無くあふれて、ピストンの度に結合部から激しくはじけた。
マナは蕩けた顔で口をひらいたまま、短い呼吸を繰り返して甘い声をだしていた。
 ずちゅっずちゅっずちゅっ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ♥
魔女「うううう、あああ♥」
魔女「だめ、だめ、そこ…ごりごりだめ、ああ♥ はっ、はっ♥」
傭兵「姫はここが好きなんだな」
マナの中で一番ざらつく部分をいじめるように肉棒でこすって、性感を更に引き出す。
口でダメと言われても、マナの身体はもっともっととねだるように求めてきて、俺を抱きしめる腕の力もますます強くなった。
マナは逃げ場のない性感に追いつめられて無意識に爪をたてて俺をがっちりとつかんでいる。
傭兵(ひっかかれてもまぁいいか)
92: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:05:11.62 ID:sskyLTcyo
 ぱんっぱんっ ぱんっぱんっ
 ぱんっぱんっぱんっ♥
魔女「〜〜〜っ♥ あっ♥ あっ♥ ああ、ああそれ♥」
魔女「はっ、はっ、ああっあんっ♥ だめ…よ、はぁ、あああ♥」
魔女「あっふわっ♥ あううぅ♥ ぁぁあっんんっ!♥」
魔女「あなたのが…おくま…でぇ、子宮が…こわれ、て、あああ♥」
ストロークを長く強くして、杭を打ち付けるようにマナの産道を貪った。
いっぺんにこするとマナは喜色の混じった甘い声をあげる。
その声を聞いているとますます俺はたぎり、腰の動きはもはや止めようもなく、彼女を犯し続けた。
 ぱんっ ぱんっ ぱんっ
 ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ
魔女「んんっ♥ んんっ! ああっんん……あっふわっ♥」
魔女「あああ〜♥ ああ♥」
魔女「んぅ…っ! 〜〜〜〜〜っ♥♥♥」
マナは声にならない声をあげる。
膣内が痙攣し、ガクんと腕の力がぬけてよだれを垂らして視点の定まらない瞳をしている。
93: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:06:02.02 ID:sskyLTcyo
傭兵「またイッたな。こんなに濡らして、だらしない顔して」
傭兵「いつものマナちゃんはどこいったんだ? クク」
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ
魔女「ううぅふわっんんっ! んんっ! んんっ♥ あぁあっっううぅ…!」
魔女「あああっもうらめっ、らめ、やめへ♥ ああああああ♥♥」
色々とリズムを試しながら、マナの幼膣を開発するように貫いて、何度も絶頂を与えた。
そしてひたすらに律動を繰り返す内に、いよいよ俺も高まってくる。
傭兵「く…そろそろ」
魔女「うん♥ あなたも、あなたも……はっ、はっ♥ あなたもイッて、だして私の中…だして♥」
魔女「おねがい…だして、ナカが良い♥ 出して♥ わたしのなか、おまんこのなか♥」
94: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:06:39.76 ID:sskyLTcyo
こんなに蕩けきったたかわいい顔と声でおねだりされて、我慢できるはずもない。
魔女「おまんこの中おまんこの中おまんこの中♥」
傭兵「わかった…」
魔女「んぅ…♥」
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ
 ぷちゅ――
魔女「あああ〜〜〜〜っ♥♥」
最後に一突き、マナの子宮の入り口をついて、俺とマナは同時に絶頂に達した。
最高の官能が稲妻のように頭の奥まであっというまに駆け上って、身体はためこんだ全ての精を少女の狭い中に解き放つ。
どぷどぷとねばつく精液が噴き出して、彼女の膣の中を満たし、彼女の中で収まりきるはずもなく入り口から盛大にあふれだした。
魔女「ああっ、はぁ、はぁは♥ はぁは…」
傭兵「あ…う…すげぇ出た」
魔女「あなたのが…ソルの精液…熱い…」
傭兵「あー、良かった。すげぇ気持ちよかったぞマナ」
魔女「……♥」コク
俺は覆いかぶさったままマナの頭を抱きしめてくしゃくしゃと撫で回した。
95: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:09:09.56 ID:sskyLTcyo
魔女「…ねぇ」
傭兵「ん? あぁそうだな拭いておかないとベッド汚れるな」
魔女「まだ…あなた1回しか出してない」
傭兵「…? 今日はもう何回もだしただろ」
魔女「その大きさで…おっきいペニスでいっぱいセックスしたくないの? …?」
傭兵「…」ゴクリ
おもわぬお誘いが来た。
半月のようなマナの大きな瞳が揺らぐ。
小さな身体を犯したせいでマナはへとへとにおもわれたが、どうやら俺のために2回戦がしたいらしい。
傭兵「じゃあ次は違う体位にしようか」
傭兵「よいしょ」
マナを抱き起こして膝の上に座らせて、べとべとの膣内に再びもぐりこんだ。
魔女「うぁう♥」
傭兵「かわいいな…お前はそんなに俺のことを好きでいてくれるんだな」
魔女「うん…♥ 誰よりも好き。ユッカよりもヒーラよりも」
魔女「あなたが好き…愛してる♥」
傭兵「マ、マナ…ほんと後悔してもしらねぇぞ…俺の本気のコレは不死鳥のごとく蘇るからな」
魔女「…♥ 素敵♥」
傭兵「俺も、愛してるッ」
その後気を失うまでマナとまぐわって、俺だけのものにした。
96: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:11:06.89 ID:sskyLTcyo
<翌朝>
魔女「……zzz」
傭兵「起きねぇな…まぁもう少し寝かせておくか」
傭兵(さすがに昨晩は疲れたよな…結局空が明るくなり始めるまでしてたもんな)
僧侶「ふぁぁ、おはようございます。先に朝ご飯食べましょうか」
傭兵(あれ、ヒーラちゃんもちょっと寝不足っぽいな)
傭兵「ユッカは?」
僧侶「先にお布団飛び出しましたよ」
傭兵「へぇ」
勇者「おはよーソル!」
傭兵「おう、お前は元気だな」
勇者「えへへ、今日はデート〜♪」
珍しくユッカが早起きしてキッチンで何かを作っていた。
食パンを薄くスライスして、中にハムやチーズを挟んでいる。
勇者「ソルが金欠だっていってるから、少しはお昼節約できるようにね〜」
傭兵「サンドイッチか。おい野菜もいれとけよ」
勇者「はぁい」
97: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:13:44.39 ID:sskyLTcyo
頭を揺らしながら鼻歌交じりに随分とご機嫌だ。
よっぽど今日を楽しみにしていたらしい。
傭兵(そういえば最近はご無沙汰だったな)
三人交代ではやはりひとりひとりの時間を取ってやれない事がままある。俺はそれを少し気に病んでいた。
勇者「いい陽気だな〜。朝から晴れてよかったぁ。はむ…うんおいしい」
ぱたぱたとサンドイッチをたたむエプロン姿がよく似合っている。
こうみるとユッカには案外家庭的な一面もあるようだ。
具材から余った食材でヒーラちゃんがパパッと朝食をつくる姿を見てあからさまに凹んでいた。
時の魔術師「そうですか。今日は勇者様とデートなんですね」
勇者「うん! どこ行くか決まってないんだけどね〜」
傭兵「ぶらぶらしながら決めるよ」
僧侶「私は旅の物資を買い込んでおきます」
傭兵「悪いな、そういうのホントは俺が」
僧侶「ダメですよ! ソル様が買ってくると高いものや不要なものばかりになりますので!」
傭兵「う…。でも荷物持ちくらい」
僧侶「……行ってきてあげてください。ユッカ様今日を楽しみにしてますから」
勇者「今日はボクとデートなの! 拒否権なし!」
傭兵「はいはい…」なでなで
勇者「♪」
98: ◆PPpHYmcfWQaa 2015/10/09(金) 22:17:01.66 ID:sskyLTcyo
僧侶「ユッカ様、いってらっしゃいませ」
勇者「うん! いっぱい楽しんでくる!」
時の魔術師(いいなぁ…デートって楽しそうですね)
勇者「じゃあいくよー」ぎゅ
傭兵「お、おいいきなり腕つかむな」
勇者「だめー。ボクがこうしたいからこうするの」
勇者「あとボクのことも姫って呼んでほしいなー、なんちゃって♪」
傭兵「げっ……なんでそれを…!」
僧侶「くすくす。ソル様、夜はお部屋を別にしたほうがいいかもしれませんね」
勇者「丸聞こえだよ。ていうか隠す気もなかったでしょっ!」
傭兵「……はい。悪かった。ほんとごめんなさい」
傭兵(お互いわかってることとは言え、やっぱ恥ずかしいな…)
僧侶「くすくす…」
勇者「はぁ〜〜楽しみだなぁ、マナにあんだけ優しくしてたんだからきっとボクにも、くふふふふ」
傭兵「……頑張ります」
勇者「いってきま〜す♪」
後日譚第2話<陽気>つづく
 
 
102: 以下、

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