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土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。『8月15日にスイカを食べる実験』


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2:
 なるほど、ちょっと中世出雲に行ってくる!
 どっか東北だかで嫁さんを子供が棒で突きまくる行事あるじゃん
 >>152
 嫁つつきねww
 どうだろうなあ、子孫繁栄を願うものである以上もしかしたらそういう感じのこともあったのかもしれない
514: 本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 23:30:51.91 ID:jPJjCEVB0
>>5 だいぶ亀で申し訳ない。
 嫁などを棒で叩くのは儀式としては商(殷)大からありました。
殳(ほこ;竹刀のように、割竹のようなものをまとめた棒)で妊婦の腹を叩いて
(強くではなく、あくまで儀式として)、寿ぐ儀式がありました。
21: 本当にあった怖い名無し 2012/04/27(金) 17:20:34.18 ID:G2UYEtjl0
日本の土着信仰や風習での怖い話といったら、人身売買と生贄だな
清盛の時代、経が島作る際、生贄やるか議論されて、清盛が反対したって逸話があることから、海神を鎮める風習として生贄をやるという考えがあったのだろう
おしんは、人身売買に近い
日本の風習の怖いのは、人身売買と生贄だな
29: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 21:29:08.49 ID:ZY0s78is0
気になるね
いまだに謎が多い日本の怪異・七不思議
http://matome.naver.jp/odai/2132921125071516001
数多くのタブーが存在する禁断の人魚を祭る島『新城島』(あらぐすくじま)
美しい海に浮かぶ沖縄県・新城島は、数多くのタブーが存在する禁断の島と言われている。
御嶽(うたき)と呼ばれる撮影禁止、入ることも許されない人魚神社……
島民以外は参加することが許されない謎の儀式。
島民も鳥居の奥に何があるか、中で何が行われるのか、決して語ってはならない。
万が一、掟に背き無断で中に入ってしまったら、その人間に災いが降りかかり、
原因不明の体調不良で苦しみ、死に至る者もいるという……。
古からの秘祭・土着信仰が残る島
沖縄の八重山諸島の1つに新城島と言う島があります。その島には古くから人魚伝説があり、人魚神社や御獄(ウタキ)大御獄(オオウタキ)と言う場所には
「この道は『神の道』につき一般の人の通行を禁止する。」
と書かれた看板が数多くあります。
そして、謎の秘祭(豊年祭)には『アカマタクロマタ』と呼ばれる二体の奇妙な神が豊年を祈り踊ります。しかしこの祭りは撮影禁止で、以前、隠し撮りした人への暴行事件も起きました。
他にも、鹿児島の甑島には『クロ』と呼ばれる土俗信仰集団があり、人喰いや強力な呪術を使うなどの噂があります。
この他にも何か知っている方がいましたら色々教えてください。
42: 本当にあった怖い名無し 2012/06/01(金) 17:22:34.37 ID:qBrlTSKz0
こういうのって知る必要も調べる必要もないよね
風習や伝統は続けるから意味があるんだからね
続ける者にとっては、余所者からどう思われようとも続けるしかないし
それが因習に見えようが淫習に見えようが知った事ではないしね
もちろん今の法律に引っ掛かるような事を表立ってしている所はないだろう
だからといって無くなるわけはないしね、だって止める事のほうが怖いのだから
46: 本当にあった怖い名無し 2012/06/11(月) 00:40:01.16 ID:gdMpVkVO0
>地区はみんな苗字一緒
その地区が全戸、とかじゃないけど
苗字数種類で各軒数20とかそんな単位でなら、平民が苗字持ち出した頃に
「おれは山田(仮)にするわwww」
「じゃあおれもwww」
「苗字ってなんだよwワカンネwwじゃあ俺も山田www」
みたいなのは結構あるんじゃね?ウチの地元でもそんな地区あるわ。
47: 本当にあった怖い名無し 2012/06/11(月) 08:35:11.21 ID:xj7BmlPZ0
金持ちの家の家人だった家は明治になって苗字を名乗るとき、金持ちから「我が家のためにいつもよく仕えて働いてくれるから
うちの苗字を名乗ってもいいよ」といわれ、仕えている主人の家の苗字をそのままもらうなんてこともあったそうだ。
48: 本当にあった怖い名無し 2012/06/11(月) 08:57:34.53 ID:JTQcy2L/O
ウチの一族の出身地も数種類の名字の家だけが固まってるような山村。
以前、名字に興味を持って調べてたら、字は違うが読みが同じ名字の人が多く住んでる地域として、かなり遠くの縁もゆかりもなさそうな県名が出てきた。
しかし奇妙なことにどちらの土地にも木曾義仲に関する伝承があった。
残念ながらそれ以上の調べはつかなかったが、遠い昔に移住とか何らかの交渉があったのでは?とロマンを感じた。
52: 本当にあった怖い名無し 2012/07/01(日) 19:26:00.20 ID:N2rqkRf50
540:
私が育った集落は、小さな田舎町だけどそれなりの歴史があって、
古くから続いている数年に一度のお祭りがある。
仏教や神道とは違う感じだから、おそらく民間信仰の一種なのかな。
別に、特別オカルトな事がある訳でもなく、
神聖な場所と言われる所に、お婆さんがお供え物と依代の木を持って行って、
毎年選ばれる”神様の子”の役目の子供達が数人で歌を歌うだけなんだ。
ただ、その儀式の行われる日は、その場所に集落以外の人間は入っちゃいけないと言われてて、
それは、祀られている神様が依代に移る時に落ち着かないからだと教わってきた。
実際、夏休みや年末の帰省時期とは全然ずれてるから、
なんの観光もない田舎に部外者が来る事はないんだけど、
どこからか、こういう民間の秘祭(?)に興味を持ってやってくる人がいるんだよね。
58: 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 15:31:14.84 ID:1dW4Fbfi0
「8月15日にスイカを食べると死ぬ」っていう言い伝えがある土地、誰か知らない?
子供の時に祖父から聞いた話なんだけど、祖父の大学時代の友人がその土地の出身で、
田舎では旧盆には絶対スイカを食べさせてもらえなかったんだって。
でも、彼はスイカが大好き。上京してからは旧盆中でも気にせずスイカを食べ、全然何ともなかった。
ところが、30代の時に夏休み帰省した彼は、周囲が止めるのも聞かず8月15日にスイカを食べ、
急性ナントカ(忘れた)でその日の晩に亡くなってしまったそう。
その話を聞いて、子供心にも「迷信って効力範囲があるの?」と怪訝に思ったのを覚えている。
土地の名前も聞いたはずなんだけど、忘却のカナタ(祖父母はすでに逝去)。
その土地、今でも8月15日にはスイカを食べないのかなぁ? 気になる。
61: 本当にあった怖い名無し 2012/07/14(土) 23:41:48.78 ID:om9ug1yR0
>>58
土着信仰が効力を持つ境界線って興味深いね。
結界みたいなものがあるんだろうか。
結界上で8月15日にスイカ喰う実験してみたいw
59: 本当にあった怖い名無し 2012/07/14(土) 19:59:38.34 ID:vYVKlsOH0
こういう土着信仰系が個人的に面白くて好きなんだけど、あんまカキコないなぁ。
自分の地元がそういうの全くない(知らない)から期待してるんだけど、時代ともにやはり忘れ去られてしまってるんだろうか
62: 本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 05:38:55.38 ID:ilpVwkjm0
毎年1月の決まった日に江戸時代に藩の移動で他所に移った本家の当主と
本家の菩提寺の坊さんが来て集落近くを回ってお供え物と読経する。
年末からその日までの10日間は集落は物忌みになり、小声で話し肉や魚も酒も禁止。
妊婦は集落の外に出る。
昔はお盆の時も物忌みだったけど今は廃れたが正月のこれは続いている。
正月が全然楽しくない。
理由は分からんがこの時期にこうしていないと死ぬと言われている。
俺が知らないだけかもしれんが聞いた限り誰も分からんと言っている。
戦後すぐの頃に物忌みをしなかった家で、家の一人が気が触れて家族を
包丁で切りつけて走り去り、近くの沼で死んでいたなんつう話がある。
こんなん言われて脅されてもホントかとは思うがさすがに破る気は起きない。
理由もわからんまま今も物忌みの風習は守られている。
63: 本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 06:49:26.19 ID:VGHU3aGC0
>>62
1月の何日?何日?
場所聞いてもおK? せめて県だけでも。
64: 本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 00:09:33.01 ID:v0FTQ5Jh0
>>63
富山
今は時期が正月前後だけど本来は旧暦の11月後半の行事
だから正月は今でも旧正月にやってるけど季節感無さすぎ
65: 本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 17:09:53.97 ID:Egy8aXeg0
怖い話ではないからスレチかもしれんが、盆の物忌み、うちでは今も続いてるよ。
13日の迎え火から、16日の送り火までの間は生臭は食べちゃいけないって言う。
それを破ったからと言って何かあるわけではないが、そういう風習が残ってるとこ、他にもあったんだね。
因みにこちらは、昔は同じ檀家集は皆やっていたそうだけど、未だにやってるのはうちだけらしい。
他に元旦の朝食は前年の残り物を食べなきゃいけない。
おせち料理やお雑煮はお昼からで、小さい時はそれが嫌だったなあ。
でも、民俗学の専門書を読んでて、禁忌とされている食物は供物である、というのを最近知った。
捧げる物だから、現世の人は食べちゃいけないらしい。
それを読んで、今までただそういうものだと受け入れていただけだったのが、何となく納得出来るようになったよ。
72: 本当にあった怖い名無し 2012/07/18(水) 05:15:45.49 ID:gY52XZC+O
>>65
ウチの住んでるところもそうだよ@長野
67: 本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 20:55:01.26 ID:C7+Ti7Rm0
イザナミが死者の国の食べ物を食べたから、イザナギの国には戻れないっていっているのにスイカは似ているな
神話の世界の話みたいだ
古来からの風習って似ているね
75: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 05:09:41.24 ID:NNIw66Qy0
秋田県仙北某町
水難事故や自殺でご遺体が上がらない場合
小さなイカダに鶏を乗せ湖に放ちます。
沖で鶏が泣くと警察や消防が慌しくなりダイバーをボートに乗せ鶏のイカダまで
運びます。その下を捜索すると必ずご遺体が上がります。
79: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 18:15:14.11 ID:FTfJFql50
>>75
科学的根拠があるの? それとも昔からの風習?
81: 本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 06:48:15.84 ID:qtBMncJX0
>>75>>79
能「船橋」のまんまだね。
筋書きは能にする以前の田楽時代からあったらしいけど
当該の捜索法がいつ成立したのか興味深いね。
さらに古くからあった伝承を取り入れたのかもしれない。
80: 本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 00:35:55.36 ID:O8hA8LQ10
迷信で警察や消防が動くのは如何なものかと思うが、的中率が高いのなら仕方ない。
ダウジングで地下の水道管を見つける水道局もあることだし。
88: 本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 18:52:44.03 ID:jJa2dliCO
俺の地元茨城県北部なんだけど近くに神社(実際神社ではないみたい)があって
20年くらい前に近所のばぁさんが、その神社?の中に四隅に盛塩に茶柱みたいなの立てたのおいて
豆腐の上にモミ付きの米をふりかけたようなのを真ん中に置いて
ぶつぶつ呪文みたいなのを言っているのを友達と遊んでるときに見かけて
不思議に思い母親に聞いたら、あそこは神社ではなくてカゲリっていうらしく、ばぁさんがやってたことについては知らないって言ってた。
んであんまりあそこには行くなって言われた。
ずっと忘れてたけど、ちょっと前の母親の命日に当時の夢を見て思い出した。ネットで調べてもカゲリなんて出てこないし。このスレッド見つけたから書きました。
今度地元帰ったら友達に聞いてみますがこんな話し聞いたことある方いませんか?
90: 本当にあった怖い名無し 2012/07/22(日) 11:03:55.80 ID:r/E/c1Yx0
>>88
ググったけど何も出ねえ。京都に影裏って地名があることぐらい。
面白そうな話だから、地元の図書館か郷土資料館で調べてみてよ。
呪詛系、陰陽師系のヤシロかも。
107: 本当にあった怖い名無し 2012/08/19(日) 10:24:35.75 ID:yTuvpxi0O
>>88
茨城北部でピンときたが、サンカと関係あるんじゃね
93: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:52:54.80 ID:KAZVh3tz0
怖い話か分からないけど気になる、東北の父の実家で、知り合いはみんな意味を知らない謎の風習があるんだけど…。
お盆の頃になると赤い布でぐるぐる巻きにされて布に風車をいっぱい刺したボロボロの小さめのお地蔵さん?を設置する文化がある。
お地蔵さんは本当年期入っててボロボロだけど、かろうじて表情はわかる。優しそうな感じで笑ってる。多分女性。 
94: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:58:06.13 ID:KAZVh3tz0
お盆の頃になると道を挟んだ村の墓地の目の前にある、ため池みたいな場所にでかい慰霊碑があるんだけど、お地蔵さんはその前に設置される。
お地蔵さんは道を挟んだ向こうのお墓の方を向いている。
慰霊碑にはとある戦没者の名前が書いてある。石碑の前にはお地蔵さん以外にも小さな石碑?が5,6個ある。
小さな石碑は季節関係なくある。梵字みたいなのが読めるけど意味はわかんない。これはお地蔵さん位古くて字が読めない。
95: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:59:50.09 ID:KAZVh3tz0
ため池前の戦没者石碑の前にある梵字石碑の中に布ぐるぐる巻きのお地蔵さんを置く。これがお盆の光景。
で、このお地蔵さんはお盆が終わると山奥の川に流すらしい。流したらどっかに保管するらしい。どこに、誰が保管してるかは知らない。
お地蔵さんは父の実家では”ミズコ”と呼ばれてる。他の家ではなんと呼ばれてるか知らない。
96: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:02:31.03 ID:KAZVh3tz0
なんで布を巻いて風車を刺して慰霊碑と梵字の中に置いて、どうして川に流してどこに誰が保管するのか、この風習に何の意味があるのか、
こういう風習は他の所でもやってるのか。誰か心当たりがあったら情報おねがいします。
97: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:20:52.11 ID:BNdhvcKO0
>>93-96
一般に「水子」と言えば、死産・流産などでこの世に生れなかった子供のこと。
赤い布は産着、風車は子供の玩具だから(恐山の賽の河原でも見る光景)、
普通に考えると水子を供養する儀式なのかなと思うけど……。
「地蔵を川に流す」というのがちょっと引っかかる。
土地の由来を知らずにうっかりしたことは言えないけど、
明治ぐらいまで、貧しい地域にはいろんな風習があったからね。
98: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 11:08:13.64 ID:Zn97AIuu0
石の地蔵様が川に流れるというのはよほど地蔵が小さいのか
川が急流なのか
ドボンと沈むイメージから離れられんな
99: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 14:29:01.63 ID:TpDgFTby0
古事記でもなり損ないの子は(葦舟にのせてだけど)、流し去られたよね。
101: 本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 13:59:59.32 ID:kel8ZOeO0
「日本書紀」に弟橘姫の入水という話があって、弟橘姫は日本武尊の后で
海神の怒りにあって波が荒れ船が進めないときに海に身を投げてその怒りを鎮めた
場所は走水の海で現在の浦賀水道
面白いことに三浦半島の大浦山洞窟遺跡で弥生時代中期の人骨が発見されたが
骨には刃物で肉をそいだ跡があり、人肉食の風習があったことが疑われている
もしかしたら荒波を鎮めるための儀式的なものである可能性もあるかも
112: 本当にあった怖い名無し 2012/08/21(火) 23:07:15.88 ID:lOYeC1G90
>>111
石垣島だろ。
この島では、埋葬後3年目に遺体を掘り出して洗骨する風習があった。
洗骨しないと次の死者が埋葬できないしきたりだったので、
次の死者が出ると、埋めて数か月の生々しい遺体でも掘り起こし、
包丁や鎌で腐乱した肉をそぎ落として、薄めた酒で骨を洗ったそうだ。
これらは、すべて島の女たちの役目。
女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
昭和の初め、この光景を目撃したことのある島の老翁が学者の聞きとり調査に応え、
「その残忍さと死臭は目をおおわんばかりに凄惨を極めた」と語っている。
が、遺体を分断する風習は琉球に限らず、古くは日本各地にあったようだ。
目的は、主に悪霊祓い。
地方名を出すのは控えるが、妊婦が分娩中に死亡すると、
村の老婆が死亡した妊婦の腹を鎌で裂いて胎児を取り出し、
妊婦と胎児をバラバラに裁断して葬る(地域によっては野山に撒く)ところもあった。
古代の日本では、物を斬り裂くことも、人間を葬ることも、同じく「ハフリ」と呼ばれた。
悪霊封じのために遺体を分断して埋めることは、
一種の宗教的儀式、あるいは呪術として広く行われていたらしい。
>>101のバラバラ死体も、人肉食よりハフリの可能性のほうが高いように思う。
117: 本当にあった怖い名無し 2012/08/23(木) 01:51:01.71 ID:HSwEtmRI0
>>115
三回忌や七回忌にまとめて洗骨するようになったのは、明治以降だと思う。
明治初年頃までは>>112の方法が取られていた、という地元民の証言がある。
122: 117 2012/08/25(土) 02:57:28.44 ID:MY633rkQ0
>>117は石垣島のことで、本島のケースは知らない。
まぎらわしい書き方してゴメン。
172: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:30:18.06 ID:5Edzmzdr0
>>112の>女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
西洋の魔女狩りにも見られる、この「女性の神秘性」ってすごく興味深い
何故女性なんだろう?子供を産むから?その種を産むのは男性だが?
何故なんだろう、興味深い
これについての研究や論文を知ってる方がいたら是非教えて下さい
175: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 18:22:49.77 ID:99n6Z4K20
>>172
明治初頭までは女との交際に走る者を軟派と蔑んで呼んでいたらしい。
105: 本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 19:50:33.03 ID:7fdR9kLs0
考察レスが続くとオカ板すげえって思うわ
ぜひ続けてくれたまえ
111: 本当にあった怖い名無し 2012/08/21(火) 22:15:22.40 ID:1AwEnXOY0
そういや沖縄の土葬ってこっちの土葬と違って
産めてから3年後にもう一度掘り出すんだってね
425: 本当にあった怖い名無し 2013/09/03(火) 11:34:04.94 ID:XN3CZlO50
>>111
他の地域は知らんけど、本島南部のうちの地域では今は普通に火葬だけど昔は違ったらしい。
土葬っていうか風葬に近い。亀甲墓っていう内部が空洞になった墓があって、そこに死体を入れる。
そんで3日後にまた見に来る。生き返ってないか確認する意味があったみたい。
そして3年間放置して骨ばかりになった後に洗骨してあらためて墓に収めたらしい。
次の死者がでたらまだ骨だけになってなくても洗骨したってのはあったらしい。
でも一応宗教事だし誰か殺すわけでもないのに残忍って事はないと思うんだけど。
それとも、親族の遺体をそうして処理しなきゃいけない女性達にとって残忍って事かな。
115: 本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 13:01:07.48 ID:h87uH8+M0
>>111-112
本島北部ですが、戦後数年はあったとのこと。
私が聞いた話では、三回忌や七回忌の年が重なる故人を、まとめて数名洗骨したそうです。あと、墓の骨壷密度からも、頻繁にはしなかったようです。三十三回忌が済んだお骨を、一つの壺にまとめるか何かして、洗骨、墓に納骨の流れだったような。
洗骨(風葬)を止める時には、三回忌じゃなくても洗って納骨したんですかね?
116: 本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 17:41:11.68 ID:JV2PMZFe0
洗骨は今もやってる島があるよ。
島民の子に聞いたら、火葬の方が可哀そうなんだって。
与論島 洗骨 NHK でググれ。
150: 本当にあった怖い名無し 2012/10/29(月) 23:42:52.18 ID:QeyBpY520
ここは良スレだな・・・。
神社の巫女は本来初潮前の女性が務めるのが本来のあり方。神社の氏子の子供から選ばれて、
「捧げられた」女性を指す。
これらの女性は、初潮が始まると神社から帰ってきて、代わりの女の子が巫女になるんだが、
中には「遅い」子もいて、それは神に気に入られたとされた。
生理的なもので、いつかは始まるんだろうけども、中には随分遅い巫女もいたようだ。
これは例えば、近代の有名な神憑りである「長南年恵」が生涯生理が無かった事を考えると、
神が懸かるには、それが必須な条件であるようにも思える。
今は巫女のいない神社も多いが・・・。土着信仰には巫女=神代=シャーマンが必須なんだな。
164: 本当にあった怖い名無し 2012/11/09(金) 23:34:48.36 ID:V9u3ND1V0
>>150
俗っぽい話で済まないが、生理&巫女で思い出した。
兄貴の結婚式が神前式で、早朝に神社に向かうコトになっていたんだが
日付が変わった途端くらいに生理になったんだよね…
あぁ自分がこの結婚を心からは祝福してないのを神様はお見通しなんだな、とか思ったけど
信心深い訳でもなく結婚式の形態としての神前チョイスだっただけな家族だから
生理?だから??穢れが何?親族は参加が当たり前だろバカってなるだろうな、
と自分も中途半端な知識によるコレはダメとかの認識はあっても素人だしどうしたもんか悩みながら向かった訳。
一応、鳥居はくぐらずに、神社の人にどう云う作法を取ったらいいのか聞こうと思ったら
巫女さん、めちゃめちゃギャルメイクのバイト丸出しの10代と思われる女子。
モチロン聞いても質問の意味からわかってくれない。「生理だと何か問題でも?」て感じ。
神主さんがつかまったんで、まぁ無事に式は終えたけど、
巫女さんが所謂あちらとこちらを結ぶシャーマンあるいは
(神主さんが審神者なり神をおろす神祇官として)霊媒の役割を持って在してる神社って
今の日本にどれだけあるもんなのだろう?
でもって、やっぱこういう穢れ的な意味で、神前式とかの参列の括りは祭神や地方によって
違ったりするもんなのかな、と興味持った。
因みに、この時は「親族の方だしお祝い事なので」つぅことで参列おk、と神主さんからは言われた。
ホントは(正式には)いけないもんなんだろうけどね(^^ゞ
152: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 00:15:58.13 ID:RsEYM3j20
そういや「みこ」って女性のイメージだけど、古代から須らく女性だったのかな?
てか巫女ってスレチかな
153: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 01:41:34.72 ID:WPwJzZER0
>>152
シャーマニズムなら男性もいたはず。
国や地域、時代によってバラバラ。
154: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 18:42:59.60 ID:oGOHYBji0
>>152
天皇陛下は新嘗祭で天照大御神と同衾するから男でシャーマンだね。
155: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 21:55:48.82 ID:z/rub1HU0
>>152
ありがとう。
何か日本のカテゴリーで考えて女性のイメージだったけど、色々なんだね
天皇陛下は人と神を繋ぐ存在って感じだけど、それがシャーマンなのかなー
157: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:16:55.33 ID:nr/cc53eO
陛下がシャーマンねえ。
どちらか言えば「神官」といった方が。なんせ記紀ですら天皇が神懸った話が無い(皇后や皇女が神懸ったり巫女になる話はあるが)。
また記録上明らかなのでは、平安時代から鎌倉時代まで宮中に御巫という巫女をわざわざ数名抱えて宮中祭祀をさせていた。
本人がシャーマンの役を果たせるならその必要は無いけど、そういう訳で無かったからこそ。
ただ宮中関係者のいう「神懸り」とは神信仰に熱心だったり拝み屋の事を指すらしく、戦前の宮中関係者の日記に出てくる時は拝み屋や祈祷師を指してるというし
非常に信仰熱心だった幕末の孝明天皇はその熱心さ故に「神懸った事を好まれる」と言われていたとも。
182: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 00:32:34.57 ID:ilrHuQIuO
芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
遊女は元々巫女であり、神に仕えつつ舞などの芸をしていて、更には春を売ることも兼ねるようになったとか。
芸と売春と巫女っていうのは関連性が強い。
原始的な精霊信仰の民族間では、歌も踊りも神への祈りには欠かせないしね。
そう考えるとアメノウズメはまさにシャーマンの典型に思える。
玉依比売(霊依り姫)、市寸島比売(斎き島の姫)など、神霊を依り憑かせ、神に仕える女性を象徴する名の姫神もあるわけだが
女性が特に依り代として強調されるのは、やっぱり自分以外の生命、極端に言うと、いずれは一人の人間となる他者を納める穴が胎内にあるからかも。
勿論そこに宿すこと自体も神秘なんだけど、別の生命、別の魂を受け入れられるキャパと言うか、
受け入れ可能な場が予め体に備わっているのだから、某かの霊(タマ)も降ろし易い構造だってことかもしれない。
185: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 09:01:05.17 ID:Evz4a+2t0
>>182
>芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
舞踊は元々神様に捧げたものが大衆化してったんじゃなかったかな?
大本はアメノウズメじゃないけど、巫女の神がかり的状態かなとは思う
古代娼婦が神殿・神社の巫女だったってのはよく聞くけど
聖と俗は表裏一体だからわかるような気がするね
188: 本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 20:44:58.42 ID:L5IdDk6xI
自分の出身の集落では地蔵信仰が盛ん。
未だに屋号制残ってたりする関西の田舎です。
悪人に殺されそうになったとき地蔵様が助けてくれた、というような伝承も結構ある
子供たちは登校路にある地蔵様にお祈りをしてから学校に行きます。
全ての地区を合わせたら相当な数の地蔵舎だし是非とも続いて欲しい信仰です。
194: 本当にあった怖い名無し 2012/11/17(土) 14:59:08.89 ID:9Gz3U1PnI
遠野物語とかいいな
204: 本当にあった怖い名無し 2012/12/12(水) 00:36:54.81 ID:4/CjRexR0
むかし秩父の荒川上流ダム群のあたりにイツザミという村八分にされた3戸ほどの集落があった。
その人達の間では法律によって禁止される昭和初期まで風葬が行われていた。
遺体を風葬する洞窟には鵺というのが棲みついており死体の肉をキレイに食べて
骨だけにしていると言い伝えがあるそうだ。
そしてその骨を洗骨し壷に入れて洞窟に納めるが風習だったらしい
日本が高度成長期に入る頃、父が住んでいる地元で戦時中に使われていた近くの
防空壕から気味の悪い奇声が聞こえてくると噂が広まった。
あるとき地元の若い男達3人が酒を飲んだ勢いで、その防空壕へ肝試しに入った。
男達が戻ってくると得体の知れない大きな獣の死骸を持ち帰り
これが化物の正体で退治してやったと地元民に勇ましく見せびらかしていた。
だが数日後その獣に直接トドメを刺して殺した男が突然死んだ。
そして葬儀が行われ火葬された男の遺骨が、何故かまったく残らず全て灰に
なってしまい結局それで祟りだ呪いだの噂や騒ぎが大きくなり揉めに揉めていたら
それを見かねた土地の有力者が火葬炉の火の調整の不手際よって起きたのが原因で
祟りではないという事情を説明して遺族に弔慰金を渡して騒動を収拾させた。だがその後・・・
土地の有力者は防空壕の傍にあの獣の魂を鎮める小さな塚をひっそりと祀っている。
地元民はそれを「鵺塚」と呼んだが、塚がダムに沈んだ後でも公でその話をする人はいなかった。
この話を父が亡くなる直前に聞かされ、私はよくある迷信の類と思い本気にはしていなかったが
父が他界し葬儀の最中にある事に気づいた。
父方の身内や親戚の葬儀で骨上げをした事が一度もない事を・・・。
207: 本当にあった怖い名無し 2012/12/12(水) 22:56:43.20 ID:9y2qCD9mT
>>204
お父様の遺骨はどうなってたの?
骨の状態を見た?
206: 本当にあった怖い名無し 2012/12/12(水) 21:21:24.57 ID:I0ffIumY0
怖いな
208: 本当にあった怖い名無し 2012/12/13(木) 16:55:46.01 ID:ef0SNiwK0
板的にいい話だ。
216: 本当にあった怖い名無し 2012/12/15(土) 21:52:44.68 ID:zlS7praO0
場所を詳しく言うと祟られそうだからおおまかに。
東北のそこそこ大きい町の…って名字の旧家。
26年に一度祀ってある稲荷神社の鳥居を赤から白に塗り直すんだって。
26日位でまた赤に塗り直すって聞いたことがある。
理由とかサッパリわからん、誰か多少でも知ってる人がいないかな?
218: 本当にあった怖い名無し 2012/12/16(日) 08:42:22.67 ID:qfK2xG3k0
>>216
塗が剥げてきた来た頃に塗り直し。ムラが出ないようにいったん白く塗る
それが乾くまで26日間放っておいてから、再度赤く塗り直し
とか?
217: 本当にあった怖い名無し 2012/12/16(日) 02:07:27.58 ID:sR1W/dQR0
東北の落武者村落なら知ってるが。
219: 本当にあった怖い名無し 2012/12/16(日) 11:35:38.90 ID:kgRGBvBI0
それ正解。白い下地塗装は腐食防止の効果もあるだろう
222: 本当にあった怖い名無し 2012/12/21(金) 17:20:04.45 ID:vHd5ZJzJ0
うちらの地方では女の子が神隠しに遭ったら櫛を隠せという伝えがあるな
これは間引きとか、口減らしで里子に出したとか
遊女に売ったとかではなくて本物の神隠しの場合
その子が隠されたのは依り代にされるためで
それには櫛が必要だから
その女の子自身か、さらった妖物が櫛を取りにくる
ところが櫛が見つからないと女の子は役に立たなくなって
返されて見つかる場合が多いという
664: 本当にあった怖い名無し 2014/01/18(土) 01:29:34.49 ID:ocLt00QnO
>>222
だいぶ遠投だけど、男性を霊的なモノから守る最強の御守りは血の繋がった姉妹(特に姉)の櫛だと聞いたことがあるよ。
これだけではアレなので自分も1つ。
自分が住む地域には「墓」のつく地名が多い。
何年か前に「不吉!!改名すべき!!」って話が持ち上がったんだけど「いやあでも昔からあるし、ねえ?」みたいにナアナアになって自然と立ち消えに。
当時自分はまだ学生だったんだけど、立ち消えになる過程が子供から見ても不自然なほどスムーズで違和感を感じるほどだったなあ。
今も何事も無かったようにその地名は使われている。
なんだろう、「不吉すぎて逆にめでたい」みたいな感覚なのかな?
667: 本当にあった怖い名無し 2014/01/18(土) 22:36:55.45 ID:LDKm1+u3P
>>664
沖縄のオナリ神だね。
兄、弟の神は姉・妹。霊力は女が勝っていて、男性兄弟を護る強大な力は
姉妹に敵わない。
名前というのは、漢字を変えたり異口同音の漢字に置き換えることで
力は失わない。墓ではなくて、別読みでハカと読める文字があると思うよ。
668: 本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 06:32:42.96 ID:jQcntCD00
>>667
墓の語源について「ハフる+処」と覚えていたが
ググってみたらいろんな説があるんだね
http://gogen-allguide.com/ha/haka.html
669: 本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 22:39:24.39 ID:t+dZ6gCZO
自分>>664だけど、地方は東北とだけ。
同じ地域に「はか」と読む地名もあれば「ぼ」と読む地名もあったりするよ。
しかし面白いことを教えて貰った、ありがとう。
670: 本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 23:07:20.98 ID:4CkebSrdP
>>664
沖縄のオナリ神(沖縄の宗教は日本の原始的なものと思われる。)でもあり、
櫛=蛇。昔の櫛の形は、蛇の頭を模していた。
沖縄の神木とされるビロウは、男根を模している。そして男根は
蛇から連想されたもの。脱皮して再生し、毒で一撃する、最強の存在。
過去、斎宮として永久の別れをした皇女は、天皇から櫛を与えられた。
櫛を与えられることによって、蛇の霊性を宿すことになる。
古事記でも、スサノオは奇稲田姫(クシイナダヒメ。クシは、蛇の古語「カカ」
から変化)。
蛇は田を荒らす小動物、保管した穀物をネズミから護る。
櫛は先祖の霊ともされるが、やはり蛇としての霊性(再生と発展)を
備えたものなんだろうね。
671: 本当にあった怖い名無し 2014/01/20(月) 00:01:14.70 ID:ENEqMmUrO
>>670
ほえー、おもしろー!
そういやしめ縄なんかは蛇の交尾を模してるとか聞いたことがある。
自分の実家にも昔「屋敷蛇」っていうのが居て家を守ってくれてたらしいし、蛇すげえな。
261: 本当にあった怖い名無し 2013/01/16(水) 22:01:41.56 ID:dlxpF1Ty0
うちの地域では俺の母親が子供の頃あたりまで
男の子でも女の子でも3?4歳くらいになると必ずあやとりを覚えさせられた
技は一種類だけで「蛾」と呼ばれるもの
これはけっこう複雑な取りかたをするが
素早くできるようになるまで何度もくり返し練習させられたそうだ
今は産業としては成り立たなくなっているが、ここいらは昔は養蚕が盛んで
集落の裏の山(四百Mほど)のなかほどに「蚕霊塔」と呼ばれる供養塔がある
こういう供養塔は明治以降、製紙工場の近くに作られたのが多いが
裏山のはかなり古い時代のものらしい
この山一帯には「ヨシユキ様」という妖異が棲んでいて
それは大きなカイコガの姿をしているという
ただし普通の人間の目には見えない
この山に子どもが入るときには必ず一本の紐を持たせられる
母親の場合は白い毛糸の紐で、わざと切れやすいように傷がつけてある
262: 本当にあった怖い名無し 2013/01/16(水) 22:02:16.32 ID:dlxpF1Ty0
なぜそんなことをするかと言えば
山中では「ヨシユキ様」に祟られることがある
背中に重しがのったようになってかたわらの藪に突っ伏してしまうことがあったら
それは「ヨシユキ様」が後ろにのっているせいだという
こうなるともう声もたてられない
ばさばさというはばたきの音が聞こえてきてだんだんと気が遠くなっていく
そうなったら意識があるうちに素早くあやを取って蛾をつくる
その形のまま力を込めてプツンと紐を切ると「ヨシユキ様」は離れていくらしい
子どもだけの場合は、これ以外に逃れる方法はなく
寒い季節だと藪の中で発見されずに死んでしまう例もあったという
この「ヨシユキ様」というのは、郷土史などでは南北朝の頃の南朝の皇子で
戦乱の際に自害した悲運の皇族と書かれている
それが妖異となって山中をさまよっているということらしいが
その方がなぜカイコガの姿とされているのかはよくわかっていない
おそらく歴史の中で埋もれた話があるのだと思われる
263: 本当にあった怖い名無し 2013/01/17(木) 18:26:48.15 ID:MBNFyHv30
>>261-262
面白いね。創作上手いやつなら素敵な
話に出来そう。
264: 本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 00:33:05.18 ID:8MLKBOwv0
「ヨシユキ様」って「ユキヨシ様」を変えたものなら
長野・岐阜・愛知のあたりの話だろう
266: 本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 15:33:57.13 ID:uaHkuPXBO
>>264
俺、岐阜県の美濃地方に住んでるが聞いた事ないな…
267: 本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 15:44:48.44 ID:T4ialDAJ0
岐阜県と言えば両面宿儺の伝説があるね
すくなかぼちゃの名前の由来が両面宿儺だと最近知った
269: 本当にあった怖い名無し 2013/01/20(日) 16:51:18.26 ID:7Y3o25ku0
ググってみたらWikiに
>伊那谷から北三河・北遠江にかけての国境地帯には
「ユキヨシ様」を祀る習俗が広く分布しており
とあるけど、上の話の「ヨシユキ様」が「ユキヨシ様」のこととは限らないんじゃないか
272: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:28.13 ID:2E929YRB0
漫画家の水木しげるが書いた「のんのんばあ」の話に「引っぱる」というのが出てくるが
数十年前まで俺の住んでいた地方でもこれに似たことがあったんで書いてみる
当時自分はまだ小学生だった
「引っぱる」というのは今まさに死んでいく人間は
その死のまぎわに生きた人を道づれにして冥土に旅立ってゆくことができるというような話
うちは四国の山奥の集落だったんだが、当時90過ぎのひいばあさんが肺炎になった
ひいばあさんくらいの年代は意地の強い人が多くて、前日まで腰を曲げて畑に出ていた年寄りが
明くる日ぱたっと倒れて亡くなってしまうなどということがよくあったらしい
長く寝たきりになって家族の世話を受けるという人は不思議と少なかったという
当時は自宅療養と往診が当たり前で、入院先で亡くなるということも年寄りでは珍しかった
273: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:59.72 ID:2E929YRB0
ひいばあさんも肺炎と診断されてから1週間もたたずに死んでしまったが
寝ついたという話を聞いて、近隣のばあさん連中がわらわらと訪ねてくる
それも夜陰にまぎれるという感じで
ばあさんらは普段は夕飯を食うともうひっこんで寝てしまうんだが
夜の9時過ぎ頃に見舞いと称して野菜などを持ってきては病人の枕元で長いこと話し込んでいく
ひいばあさんは熱も咳もあって話ができるような容態ではないんだけど
それもかまわず病人に向かって「下の郷の○○婆を引っぱってくれ」のようなことをくどくどと頼み込む
その○○婆にどんなひどい仕打ちをされたかなどのこともいっしょに
これらの声はひいばあさんが寝かされてる部屋から逐一聞こえてくるんだが
頼む方はそういうことも気にしてられないというくらい熱心だった
その頃はまだ一家を仕切っていた自分のじいさんはあまりいい顔はしてなかったが
ここらの集落の風習みたいなもんだから仕方がないという感じだった
ひいばあさんの葬式を出して3ヶ月以内に、集落の年寄りが2人亡くなった
そのうちの1人は間違いなく、ひいばあさんが引っぱってくれと頼まれていた対象だった
ただしその人は70過ぎだったんでたまたまなのかもしれず、引っぱりの効果かどうかは何とも言えない
 
274: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 17:55:26.67 ID:/HiBjcav0
>>273
リアルで不気味…!!(((;-_-(-_-;)))
ムラ社会では、昔からそういうことがあったんだろうね
「誰が何を頼みに来た」ということは漏らさない、という
暗黙のルールもあったの?
275: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 18:56:03.72 ID:28Z5MEM90
引っ張り合い、か。すごくいいね。
278: 本当にあった怖い名無し 2013/02/06(水) 20:04:14.13 ID:5gXjY4kx0
男性の「陽」に対して女性は「陰」 すなわち見えない力がある
みたいな感じもあるのかな
281: 本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:27:11.99 ID:zoSRsWsq0
子供の頃に住んでた地方に伝わる土用坊主の話
土用は年4回あって、この土用の入りから節分(新暦2月の豆撒きが有名だがこれも年4回)までの約18日間は
草むしりや庭木の植え替えその他、土いじりをすることは忌まれていた
この風習は中国由来の陰陽五行説からきたようだが、この期間に禁を破って土いじりをすると
土用坊主という妖怪というか土精のようなものが出てきて災いを為すと言い伝えられてた
土用坊主の姿はあいまいで、土が固まって人型になったものという目撃談が多いようだ
ただ別伝承の中には土の人型がだんだんに崩れて
その人の一番嫌いなもの、見たくないものに姿を変えるという話もある
出身地の旧村はほとんどの家が農家だったので、実際には土用の間すべて土いじりしないのは無理がある
だからそこいらでは立春前の土用は慎まれていたけれど、それ以外の期間は土にさわっても問題なしとしていた
春の期間もおそらく田畑関係のことは除かれていたのかもしれない
このあたりは他の地域の伝えと少し違うかもしれないが
昔からの風習が廃れかかっていた頃のことなのだろう
285: 本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 19:52:24.88 ID:LAtUjCOD0
>>281
面白い話だねー
よかったら県名教えて(無理なら地域だけでも)
286: 本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 22:08:00.75 ID:zoSRsWsq0
>>285
神奈川県だよ
282: 本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:27:52.59 ID:zoSRsWsq0
ある中程度の自作が庭の木の下に金を入れた壷を埋めていた
この百姓はじつに吝嗇で、嫁をもらったものの婢のようにこき使って早くに死なせたし
実の両親に対しても年寄って弱ってくるとろくに飯も与えず一部屋に閉じ込めきりにして
やはりぱたぱたと死なせていたという
また小作や使用人への当たりもたいそう非道いものだったらしい
そうして溜め込んだ、百姓にはそれほど必要のない金銀を夜中にこっそり壷から取り出しては
暗い灯火の下で数えるのが唯一の生き甲斐だった
まだ冬のさなかのある夜、この百姓が夢を見た
どこか遠くのほうから土の中を掘り進んで百姓の家にやってくるものがある
人ほどの大きさもあるミミズで頭に人の顔がついているようだが
夢の中のせいか霧がかかったようにはっきりしない
その化け物が生け垣の下から庭に入り込んできて壷のある場所にいき
壷を割って中の大切な金銀をむさぼるように食べている
そしてすべて食べ終わると、ぐるんぐるんと土の中で輪をかいて踊るという夢だ
283: 本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:28:26.98 ID:zoSRsWsq0
この百姓にとってこれほど怖ろしいことはない
たんなる夢とは片づけられないじつに気がかりな内容だった
そこで次の日の夜中に、土用にもかかわらず壷を掘り出してみることにした
龕灯と鍬を持って庭に下り掘り返すと
壷は割れた様子もなくもとのままで、口にした封にも変わった様子はない
やれうれしや、と壷を手に取ると壷の下に幼い女の子の顔があった
その顔は両目からたらたらと涙を流していて、一気に百姓の肩あたりにまでのびあがった
夢で見たとおりの土まみれのミミズの体をしていた
目の前で涙を流している顔を見て百姓はあっと思った
それはずいぶん昔に人買いに渡した自分の娘の顔だった
こういうのが土用坊主らしい
299: 本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:32:17.17 ID:boGWc0BY0
うちの母方の実家が檀家になってるお寺の話。
このお寺はそれほど大きくもないし有名でもないんだけど、
母が住んでた村の住民は三分の二以上がそのお寺の檀家になっていた。
残りの三分の一は被差別集落の人たちで、その人たちのための別の寺があったようだ。
ただ太平洋戦争後は過疎化が進んで、集落の人はほとんどちりじりにどこかに行ってしまい、
そっちのお寺はもうなくなっているらしい。
その実家のお寺には入ってはいけない場所、禁域がある。
子供の頃、母の里帰りについていったときに見て話を聞いた。
そこは寺の本堂の裏側を数百mほどいった、ちょっとした崖になっている下の方で、
上から見下ろすと何ということもなく熊笹の茂みが広がっており、大きな石を掘った祠があるだけ。
崖の上は木の柵で降りられないようになってて、柵の内側に四つ大きくて立派な墓がある。
この四つの墓はそのお寺の昔の歴代住職のもので、
崖下から忌みものが村に戻っていかないように守っているんだそうだ。
300: 本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:32:49.48 ID:boGWc0BY0
江戸時代に村外から広まってきた流行り病でばたばたと人が亡くなり、
あまりに数が多いのと屍体から感染することを怖れたために、
疫病で亡くなった人は家族が大八車にのせてこの崖まで運んできてそのまま下に転げ落としたという。
上から木っ端と松明を投げ落としたものの湿気のせいかあまり燃えず、
夏の時分でもあり半焼け半腐りの屍体が積み重なってひどい臭いだったようだ。
その後ある程度疫病がおさまってから残った村人で法要を開き、
高価な油を使って屍体を焼き、その上に祠を掘った丸石を転がし落とした跡なのだそうだ。
また、そのときにまだ健在だった実家の祖母から「疫馬」の話も聞いた。
これは祖母が子供の頃まで旧暦の8月25日に村で行われていた行事で、
回り当番の衆以外には、だれも見てはならないものだった。
ただし今にもそのやり方は伝わっていて、
村史などには書かれていないが、まだ覚えている年寄りが何人かいる。
夕方から夜にかけて村の大通りを男数人が担いだ皮をはいだ太い丸太が村外れの山道のほうに向かってゆく。
祭りのようなにぎやかなかけ声もなく男たちは無言だ。
丸太には裸の男の子供をかたどった紙貼人形がまたがる形で乗せられている。
裸の体はところどころ斑点のように赤く塗られていて、これは疫病にかかった人の姿を表している。
村の家々では固く戸を閉ざしてこれが通るのを見てはならない。
301: 本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:33:21.08 ID:boGWc0BY0
そして村の境界まで来ると「疫神様出て行ってくれ、本物の馬に乗っていってくれ」
というような内容のことを皆で唱え、その人形を山道のほうに放り出す。
そのあと丸太を担いだ男たちは川に入って身を清め、丸太を氏神の神社に奉納する。
これは人形を用いているが、
疫病が流行っていた当時はまだ息がある子供の病人を丸太に乗せていったのだそうだ。
これは神社の神官の主導で行われたらしいが、お寺と神社の役割の違いのようなものが伺えて興味深い。
303: 本当にあった怖い名無し 2013/03/07(木) 13:11:13.00 ID:ywKJncmPO
海の近くに住む処の風習で、この日は海から何かが(←肝心なとこを忘れたスマン)あがってくるから絶対に外に出てはいけないってのがあったな。
確か玄関に何か独特なものを出してたような‥
誰か知ってたら教えてください
305: 本当にあった怖い名無し 2013/03/08(金) 15:31:55.23 ID:T17yhLdL0
>>303
軒先に吊るすのは編んだ籠だった気がする。
来たら籠目(六芒星)で封じるぞ、って意味かな。
310: 本当にあった怖い名無し 2013/03/13(水) 21:28:12.57 ID:SUjaeBNr0
>>303
御事始めという2月8日と、12月8日に目籠を竿の
先にかぶせて、軒や戸に吊るしたり立てかけてたそうだよ。
この日は鬼、魔、邪が来るからそれを撃退するためだそうな。
目籠の目は、まさに「目」で、魔物は目を恐れるんだそうだ。
地方によっては、メザシを3つとか、目を模したものを3つとか。
3という数字は、呪術ではとても貴重な数字だからね。
江戸時代の喜田川の風俗史によると、目が五芒星としてのセーマン(清明九字)の
形をしているからで、茶漉しなどのドーマン(九字)型になっているものと
一緒に吊るしてたそうだ。
304: 本当にあった怖い名無し 2013/03/07(木) 16:55:38.50 ID:+4cYSv2F0
海難法師様じゃないか
306: 本当にあった怖い名無し 2013/03/10(日) 14:10:34.92 ID:OKeSjI5M0
性の話つながりでライトなのをひとつ
庚申様ってあるじゃん
年に一度、宿主の人間の悪事を閻魔大王に
告げ口しに体を抜け出ていく神様?のこと
で、その庚申様は宿主が寝ていないと抜け出せ
ないんで、当日は寝ないで夜明かしって風習が
ある
実家があるど田舎ではこれがまだ残っていて
年頃の男女は公民館に泊まりこむ
で、大昔はパーティになった
さすがに今はそんなことはないんだけど、事前に
その気がありそうなカプ未満の男女を見繕って
お膳立てして、公民館の一室に監禁する
で、その他大勢は外から息を殺して耳をすます
前置きしたようにライトな話なんで、後は中の二人
次第だから、ほとんどはコクってカプ成立くらいで
終わるんだけど、たまには最後まで行く奴らもいると聞く
ちなみに自分の時に監禁された奴らは、わりと良い感じ
だったけど、男が強引すぎて途中で拒否られてチョン
でも、その後は普通に付き合って、結婚してる
終わり
317: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
ばあちゃんちが西日本の日本海側近くの山村集落にあるんだが、15歳の時によくわからん儀式みたいなのをやらされたな。
田舎の山全体が墓っていう墓地の作りわかるかな。
うちの家が頂上だから本家なんだろうね、山の麓に地蔵が並んでてうちの墓までの道の途中で分家の墓が枝分かれして点在してる。
ばあちゃんちのすぐ上に神社があって、雷で倒れたらしい巨木の残骸があるんだ。
残骸っていっても直径二メートルぐらいの切り株の外側だけ残っている感じ。
中は空洞で巨木の枠組みだけがあって普段は鎖で囲ってある。
318: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
15歳になって盆に帰省した時、夜中2時ぐらいに一人で行灯もって神社に行かされる。
ちなみに家の父が長男で俺がその長男な。
三人兄弟だがその年だけ弟は母方の祖父に預けて俺だけ帰省した。
神社にいくと、切り株の中に昼間用意されて縛られた赤ちゃんの猪と馬形って呼ばれてる石の短剣が置いてある。
その短剣でウリボー刺し殺して神社の上にある墓まで引き摺っていく。
途中で全ての地蔵と分家の墓の前まで引き摺って歩きながら家の墓まで行く。
墓って行ってもたくさんずらっと並んでいて、ただの石だけの墓石もある。
その一番奥に猪置いて、墓の灯籠に火を灯して帰ってくる。
319: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+

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