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磯風「島風が倒れて……事件か?」島風「死んでないよ」


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1:
磯風「なんだ、生きていたのか」
島風「秋刀魚漁で疲れてたから横になってただけだからね」ゴロン
磯風「ああ、そう言えば島風が漁船を担当していたのを思い出した」
島風「いくら島風が早いからって、こんなキツイ仕事を任すのはもうやめて欲しいよ」
磯風「愚痴ならいくらでも聞いてやろう。膝を貸すから頭を乗せるといい」
2:
島風「ありがとう」ゴロゴロ  ポスッ
磯風「……ところで、秋刀魚を捕まえる時にどのような方法をとったんだ?」
島風「えっとねー……漁場にいる深海棲艦を追っ払って、夜になったら開始するの。まずはソナーと見張り員を使って、海の中の魚群を探して、次に探照灯で秋刀魚をおびき寄せるの」
磯風「秋刀魚は光に集まるのか」
3:
島風「うん。だから夜に行う必要があるんだ。探照灯でおびき寄せてる間に、他の人が網を用意して、整ったら探照灯を網の方向に照らして、魚群を網の上に寄せて……後は網で捕まえておしまいだよ」
磯風「根気がいるようだな」
島風「そうだね。魚群を探すのも難しいし、戦闘の時もなるべく深海棲艦を倒しきらないと安全に探せないからいつもより大変だったよ……」
4:
磯風「ふむ……私の練度がもう少し高ければ、島風の代わりに漁船として活躍できたかもしれないな。とにかく、今日はゆっくり休むといい」
島風「ありがとう、磯風。あっ、入渠しないと……」ムクリ
磯風「私も一緒に行こう。背中を流してやる」
島風「うん。よろしくね」
――――――――――
5:
島風「私が一緒のベッドで寝て、本当に大丈夫?」
磯風「大丈夫だ。それに、この方が暖かいだろう?」
島風「うん……ありがと……zzz」
磯風「……よっぽど眠かったのだな」ニコッ
6:
ガチャッ
浜風「ただ今戻りました……あら、島風がもう寝てましたか」ゴニョゴニョ
磯風「おかえり、浜風。ついさっき寝たばかりだ」ゴニョゴニョ
浜風「……今回はずっと出撃していましたから、かなり疲れたでしょうね。伊勢さんや雲龍型の皆さんもクタクタでしたから」ゴニョゴニョ
磯風「さっき見かけた時は、床に突っ伏していたしな」クスッ
7:
浜風「そうでしたか……そう言えば、明日は捕れた秋刀魚を調理して催し物をやるみたいですよ」ゴニョゴニョ
磯風「ほう、この磯風の出番のようだな」ゴニョゴニョ
浜風「……焼き魚なら、許してもらえるとは思いますけど」ゴニョゴニョ
磯風「心配しなくても、焼き魚を作るつもりだ」
浜風「それならまだ安心できますね……明日も早いので、私も寝ます」
磯風「ああ。おやすみ、浜風」
浜風「おやすみなさい、磯風」
――――――――――
15:
次の日
島風「へえー、昨日そんな話があったんだ」
磯風「他人事のように思っているかもしれないが、私達も作る側で参加するぞ」
島風「え?」
―――
――

16:
島風「まだ一度も料理したことないけど……だ、大丈夫かな?」
磯風「心配するな、今回は猫対策に多摩さんに予め待機してもらい、連想砲ちゃん達も万全の体制だ。やり方なら浜風から習った私がついているから、心配するな」
連想砲ちゃんA「キュー!」フンス
連想砲ちゃんB「フニャ?!」フンス
連想砲ちゃんC「オマカセアレ!」フンス
島風「う、うん……頑張ってみる!」
多摩「出来立ての焼き秋刀魚……楽しみにしてるにゃ」
磯風「ああ、私に任せてくれ」
―――
――

17:
島風「いい匂いが立ち込めてきたね」
多摩「美味しそうだにゃ……」グゥゥ
磯風「気を抜くな……来るぞ!」
ガサガサ
ゾロゾロ
ネコA「ニャーニャー」
ネコB「ミャーミャー」
ネコC「フギャーゴ」
18:
多摩「この前より数が多いにゃ!」
磯風「だが、所詮は雑兵ばかりだ、あなたならきっとまた勝てる!」
島風「ね、ねぇ……あそこにまだ一匹いるよ?」
ガサガサ
???「マタセタニャ」
19:
島風「なっ……なんでこんな時に!?」
多摩「どうしたにゃ!」
磯風「あ、あの猫は……不幸が訪れた時に出没するあの……」
連想砲ちゃんABC「」ガクブル
エラー猫「コノマエハコブンヲカワイガッテクレタミタイニャケド、コンドハボクガアイテヲスルニャ」
20:
多摩「……間違いないにゃ、あいつがこの野良猫達のリーダーにゃ」
磯風「くっ……こんな大事な時に現れるとは」
島風「ど、どうするの?」
多摩「……エラー猫、多摩があんたとタイマンを希望するにゃ!」グッ
エラー猫「イイダロウ、オマエタチハタイキシテイルニャ」
ネコA「ニャーン」
21:
多摩「……では、勝負にゃ!」ダッ
エラー猫「オマエノチカラ、ミセテモラウニャ!」ダッ
ボカスカガリガリ
島風「た、戦いが始まっちゃったよ!?」
磯風「島風、今は秋刀魚に集中しろ!」
島風「わ、分かったよ!」
磯風(……頼む、耐えてくれ!)
―――
――

22:
一隻と一匹の戦いは、十数分にも及び続いていた
多摩「くっ……強いにゃ」
エラー猫「アナタモ、トテモツヨイニャ。イママデタタカッタドノタマヨリモ、タノシイ」
エラー猫「ダケド、ミノコナシハヤハリボクノホウガウエダ!」ドゴッ
多摩「ぐあっ!」ドサッ
23:
島風「多摩さん!」
多摩「ま、まだ平気だにゃ……」
多摩(でも、このままではきっと、負けるにゃ。何か弱点を見つけないと……)
エラー猫「ククク、コレデオワリニャ!」バッ
???「させないわ!」ポイッ
24:
エラー猫(ア、アレハ……ボクノダイスキナ……)
マタタビのようなもの「」ヒューン
エラー猫「イタダキニャー!」バッ ガブッ
エラー猫「コレハトテモイイモノニャ……ン? ナンダカネムクナッテキタニャ……zzz」
多摩「……な、何が起きたにゃ?」
25:
浜風「やれやれ、明石さんから眠らせることが出来るマタタビを作ってもらって良かったです」ポイッ
ネコ達「ニャーン」ダダダダダ
ネコ達「……zzz」
多摩「まさかエラー猫にこんにゃ弱点があるとは……にゃ」
浜風「ここ最近、猫がよく出ると聞いたので、きっと役に立つと思い用意していたんです。エラー猫にも効果があるのは予想外でしたけど」
26:
磯風「浜風……助かった。感謝する」
島風「ありがとう! どうなることかと思ったよ」
浜風「例には及びません。それより、秋刀魚の出来具合はいかがですか?」
磯風「丁度、出来上がったところだ」
島風「こっちはどうかな?」
27:
磯風「……島風が焼いた方も、出来ているぞ」
島風「良かったー」
多摩「ついに食べられるにゃ!?」
浜風「多摩さん落ち着いて……では、会場の方へ出来た秋刀魚を運びましょう」
島風「はーい」
磯風「ああ」
――――――――――
28:
会場
多摩「では、さっそくいただくにゃ!」モグモグ
磯風「……」
島風「……」
多摩「……しっかり焼けてて、美味しいにゃ!」
29:
磯風「!」
島風「にひひ、やったね!」スッ
磯風「ああ!」ハイタッチ
浜風(……良かったですね、二人共)
島風(この後も、鎮守府の皆に私と磯風は焼き秋刀魚を振る舞った。慣れない料理で時間は掛かったけど、みんな喜んでくれて……料理っていいなって思ったよ)
――――――――――
30:
その日の夜
磯風「……zzz」
島風「……zzz」
谷風「二人共、すぐ寝ちゃったねぇ」ゴニョゴニョ
浜風「ええ、あんなに一生懸命焼いていましたからね」ゴニョゴニョ
谷風「起こすのも悪いし、片付けの残りは浦風と一緒にやってくるよ」ゴニョゴニョ
31:
浜風「少ししたら私も参加しますね」ゴニョゴニョ
谷風「はいよ!」
バタン
磯風「浜風……島風……zzz」
島風「んっ……磯風……zzz」
浜風(……ふふっ、こうして二人が寝ていると、姉妹みたいですね)クスッ
浜風(では、二人共おやすみなさい)
ガチャ バタン
――――――――――
32:
終わり
大漁旗手に入れたので続きを書いてみた
ここまで読んでくれた人いたらありがとう
過去作を貼るタイミング遅くてすみませんでした
34:
磯風「さあ、秋刀魚漁に行こうじゃないか」
37:
おまけ
――――――――――
磯風「浜風の」
島風「お料理講座!」
磯風・島風「始まるぞ(よー)」
浜風「……よく分かりませんが、始めましょうか」
38:
浜風「今日は二人に、シンプルなカレーを作ってもらいます」
磯風「カレーか、艦娘ならぜひ作れるようにしたい料理だな」
浜風「そうですね。艦娘によって隠し味や具材、ルーの辛さも違いますが……まずはアレンジ無しでも作れるようになってもらいます」
島風「提督に喜んでもらえるよう、頑張る!」
39:
浜風「いい心がけですね。ではまず、今回使う材料を紹介します」
浜風「人参、馬鈴薯、玉葱、豚肉、中辛のカレールー、後は具材を炒めるためにサラダ油を使います」
島風「本当に具材の種類が少ないね」
浜風「はい。必ずといっていいほど入っている食材のみを選んでますから」
40:
磯風「私は牛肉の方が好みだな」
浜風「作り慣れてきたら、お肉はお好みで変えてください。たまたま切る手間が省けるお肉が豚肉だっただけですから」
磯風「そうか。なら、今度の楽しみにしよう」
浜風「では、お二人にはまず、人参、馬鈴薯、玉葱を切ってもらいます。それぞれ二つずつありますので、好きな順番で切ってください」
浜風(なお、野菜を洗ったり馬鈴薯の芽を取ると言った工程は先にやっておきました。後は切るのみです)
41:
島風「じゃあ、人参からにしよー」
磯風「私は馬鈴薯を切るとしよう」
浜風「先に、切り方の例を見せますね。島風、少しだけ人参を切ります」
島風「はーい」
42:
浜風「切り方についてですが、とりあえず食べやすい大きさを意識して切ってください。これくらいなら、提督が食べやすいかと」トントントン
島風「はっやーい」
磯風「ふむ、手慣れているな。さすが浜風だ」
浜風「あ、ありがとう……ございます」テレリ
磯風・島風(照れた浜風が可愛い)
43:
浜風「……とりあえず、指を切らないように注意して、どんどん切ってください。」
島風「うん、気をつけるね」
磯風「私も浜風みたく扱えるよう、頑張るとしよう」イツモノポーズ
浜風「磯風、包丁を持った手を顔の高さまであげないでください。危険ですから」
磯風「……すまん」
―――
――

47:
磯風「ふむ、敵艦を狙い打つことも楽しいが、包丁で野菜を切ることも楽しい」トンットンッ
浜風(少し切りすぎな気もしますが……あまり口出しするのも良くないですよね)
島風「あいたっ!!」ビクッ
磯風「むっ、どうした?」
島風「ゆ、指を切っちゃった……」
48:
磯風「見せてみろ……傷は浅いな」ペロッ
島風「ひゃっ!? と、突然舐めないでよ!」
磯風「すまない。だが、唾でもつけておけば治ると言うだろう?」
浜風「間違えてはいませんが、野菜を触ることを考えると適切ではありません。水で洗ってから、消毒をして絆創膏を貼りましょう」
島風「うん。分かった」
浜風(そう言えば、私も艦娘になって最初の頃は指を切ってしまって、磯風が似たような事をしていましたね……って、何で今指を咥えられたことを思い出しているんですか!)カァァ
磯風「……?」
49:
(馬鈴薯と人参を切り終えて)
磯風「よし、後は玉葱だけだな」
島風「慣れてきたから、ぱぱっと終わらせるよ!」
磯風「くっ……玉葱を切るのがこんなにも辛いとは」ザクッ ウルウル
島風「め、目が……」ザクッ ウルウル
浜風「大変だと思いますが、私も経験したことなので頑張ってください」
浜風(本当は沁みない方法もあるのですが、面白いので黙っておきましょう)
島風「ううーっ、沁みるー」ザクッザクッ
磯風「め、目の奥が……」ザクッザクッ
―――
――

50:
島風「や、やっと終わったー」
浜風「お疲れ様です。次は切った玉葱を炒めます」
磯風「やっと、準備段階から本格的になってきたな」
浜風「そうですね。では用意したサラダ油をひきますので、玉葱をどんどん入れてください」タラーッ
島風「了解」ポトッポトッ
51:
磯風「で、火をつければいいんだな?」
浜風「はい。弱火でお願いします」
磯風「ん? 強火で一気にやったほうが楽だと思うが?」
浜風「玉葱は火の強さと加熱する時間によって、味に違いが起きます。玉葱は生のままだと癖があることは知っていますか?」
島風「そういえば、前に一度、サラダの玉葱を食べた時は辛かったなー」
浜風「そうなんです。玉葱は生だと癖があり、カレーとは合いにくくなります。ですが加熱をすることで、その癖が和らいで、食べやすくなるのです」
52:
磯風「ふむ……で、弱火がいい理由は?」
浜風「弱火で炒めると、時間はかかりますがだんだんとあめ色になり、甘みが出てカレーととても相性のある味になります。今回はそこまではしませんが、弱火で炒めると甘みを引き出せると覚えておいてください」
島風「そうなんだ。奥が深いねー」
浜風「料理は、追求すればするほど楽しいですよ。もっと詳しく知りたいなら、他の方に聞いたほうが早いですけどね」
53:
磯風「もう少し詳しく聞きたいところだが、今は時間が惜しいからどんどん進もう。では火をつけてと」カチッ
浜風「……それくらいで十分ですね」
磯風「分かった。どれくらい時間が掛かる?」
浜風「中火で透き通るまでで十分くらいなので……その二倍くらいは覚悟していてください」
島風「結構掛かるんだねー」
54:
浜風「普段なら炊飯器の操作をしたり、他の料理を作ったりしながら行いますが、今回はご飯も用意しているので洗い物をする人と玉葱を見ている人で分かれて動きましょう」
島風「はーい」
磯風「ところで、どっちがまな板や包丁を洗おうか」
浜風「とりあえず、じゃんけんで決めたらどうですか? 前半後半で交代するとかでもいいですし」
磯風「それで行こう。先に洗い物をする方を決めるぞ」
島風「うん!」
「「じゃーんけーん」」
―――
――

55:
浜風(似たような工程が続くので、肉を炒めてじゃがいも、人参を炒め終わったところまで飛びました)
磯風「次は、何をすればいい?」
浜風「ここまで来たら、水を入れて具材を煮ます」
島風「もうそろそろ、完成が近くなってきたね!」
磯風「では、水をいれるぞ」ジャーッ
浜風「……そこでストップしてください」
56:
磯風「思ったより多く入れるんだな」
浜風「そのほうがよく煮えますからね。ルーの量も増えますし」
磯風「なるほど、確かにルーが多いほうが満足出来るな」
島風「でも、まだルーは入れないんだね」
浜風「馬鈴薯と人参がまだ固いので、煮て柔らかくしてから投入します。ここでは強火でしばらく待ちましょう」
57:
(煮始めて数十分後)
島風「鍋が沸騰してきたね」
浜風「竹串で馬鈴薯の柔らかさを見てみますね。」グサッ
浜風「……これくらいなら、もうルーを入れて煮込むだけで良さそうです」
磯風「完成が間近になってきたな」
島風「早、ルーを入れてみるね!」ポトッポトッ
58:
浜風「後は焦げないようにたまにかき混ぜてください。鍋の下に塊がこびりつくことも防げますから。私はちょっとお花を摘みに……」
島風「私も行くー」
磯風「では、カレーは私が見張っておこう」
浜風「お任せしますが……くれぐれも、余計なことはしないでくださいね?」
磯風「心配するな。前の一件で懲りているからな」
浜風「それならいいですが……では、行ってきますね」
ガチャ バタン
磯風「……」
61:
磯風「待っているのも退屈だし、少しだけ、どんな味なのか確かめてみよう」
磯風「スプーンは……あったあった。では少し掬って……いただきます」パクッ
磯風「……確かに美味しいな。だが、中辛では少し辛味が足りない気がするな」
磯風「……」チラッ
辛味調味料『その料理の辛さを十倍まで引き上げるでち!』
62:
磯風「……司令は確か辛いものが好きだったな。もしかしたら、これを入れたほうが喜んでくれるかもしれない」
磯風「……いや、だめだ。今回は余計なことをしない、シンプルなカレーを作ると三人で約束したんだ」
磯風「でも、どれくらい辛くなるのかは気になるな。うむむむむ」
磯風「……スプーンに少しだけ垂らして、舐めてみよう」タラー ペロッ
磯風「……んんっ!?」ビクッ
63:
磯風「み、水を飲まねば……」タタタッ ゴクッゴクッ
磯風「……これは危ない。封印指定をしておこう」
磯風「さて、鍋をかき混ぜ直すか……」
―――
――

64:
ガチャ
浜風「ただ今戻りました」
島風「たっだいまー!」
磯風「お帰り。もうできているみたいだぞ?」
島風「うわーっ、とても良い香りだね!」
浜風「……もう、火を止めても大丈夫ですね」カチッ
磯風「これでやっと、完成か」
浜風「はい。では準備を整えて、執務室へ行きましょう」
―――
――

65:
提督「今度はカレーか。しかも島風と二人で協力したと……」
磯風「浜風から教わって、協力して作ったんだ。是非食べて欲しい」
島風「島風も色々頑張ったから、早く早く!」
提督「分かった。二人の合作カレーを食べよう」
66:
提督「いただきます」パクッ
磯風「……」ゴクリ
島風「……」ドキドキ
浜風(私も緊張してきました。前回の秋刀魚の時もこんな気持ちだったのでしょうか?)ドキドキ
67:
提督「……うん、とてもおいしく出来ているぞ」ニコッ
島風「提督……」パァァ
磯風「島風」スッ
島風「やったぁ!」ハイタッチ
68:
浜風「ふう……ヒヤヒヤしますね」ホッ
提督「ははは、そこまで緊張しなくてもいいのにな。おかわりはあるのか?」
磯風「まだまだあると思うぞ」
浜風「……あの、一つ提案があるのですが」
磯風・島風・提督「?」
―――
――

69:
島風「おいしーい!」パクパク
提督「欲を言えば、次からはもう少し具の種類を増やしてくれると嬉しいかな」パクパク
浜風「了解です。二人があまりにもミスマッチなものを入れないように注意しておきますね」パクパク
島風「ちょっと! 私は変な物入れようとしないからー!」
70:
アハハハハ
磯風「……」モグモグ
浜風「磯風が静かなのは珍しいですね。どうしました?」
磯風「なに、ちょっと考え事をしていただけだ」
浜風「そうですか……」
71:
磯風(……もし、私があの時に調味料を黙って入れていたら、こんな光景は見れなかったかもしれない。そう考えると、本当にあの時は我慢して正解だったな)
磯風(こうして、皆で笑顔を浮かべながらの食事は、料理も一層おいしく感じるし、空腹だけでなく心も満たされる)
磯風(これからも、料理で島風や浜風、司令だけでなく、他の艦娘達も笑顔にしてあげられたらいいと、私は思う)
72:
島風「気づいたら、後もう少しで無くなりそう!」
磯風「何!? 私はもう少し食べたいぞ!」
島風「私も、もっと食べられるよー!」
磯風「まて、私の分も少し残してくれ!」
磯風(私は、料理を学び、作り続けよう。この、幸せな時間のために……)
――――――――――
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