金剛「バーニング！ ラ」提督「ラァァァァァブ！！！」
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1：
金剛「えっ」
提督「えっ」
金剛「……」
提督「……」
金剛「ば、バーニング……？」ｵｿﾙｵｿﾙ
提督「ラブなんだよこんごぉおおおおおおおおおお！！！！！」
金剛「！？」
2：
提督「愛してるんだ金剛を！ 世界一好きなんだ！ 俺の側にずっといてくれ！ 毎日紅茶を入れてくれ！ 結婚しよう！」
金剛「ほほほほほほほわーっつ！？」
提督「イギリスかぶれなとこも！ うさんくさいカタコトも！ 紅茶狂いなとこも！ 好きだ！ 大好きだ金剛！」
金剛「」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
提督「燃え上がるような積極さも！ ＴＰＯを弁える意外な常識人ぶりも！ 戦場での勇ましさも！ 全部！ 全部！ 全部愛してる！」
金剛「あ、あわ、あわわわわわわ///」
3：
金剛「い、今起こったことをありのまま話しマース！ 『私は挨拶がわりに提督へCourtshipしようとしたらいつの間にか自分がCourtshipされていた』……チョロインだとかニコポなんてCheapなもんじゃない、もっとFearfulなイチャラブ展開の片鱗を味わいました……」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
提督「金剛！ 金剛金剛金剛！」
金剛「うぇいうぇいっ、Please wait！ へへへHEY提督ぅ、時間と場所を弁え」
提督「時間：終業後」
金剛「……」
提督「場所：二人きりの執務室」
金剛「……」
提督「OK？」
金剛「お、OK……」
4：
提督「それで、金剛」
金剛「……What's？」
提督「返事は聞かせてくれないのかっ？」ｽﾞｲ
金剛「へ、返事、ですか？」
提督「好きだ、金剛」
金剛「ひゅえっ///」
提督「片方がそう言った。ならばもう片方もなにかしら、然るべき意思表示をするもんじゃないだろうか」
6：
金剛「い、いい、意思表示？」
提督「そう、意思表示。端的に言って、YESかNOか」
金剛「それ、今さら聞く意味ありますかー……？」
提督「ある」
金剛「わ、私の気持ちは、今までにずっと、何度も、言葉に出してきたつもりです……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
提督「今までになに言ったか、なんて関係ない。俺は今、君の口から、君の気持ちを聞きたい」
金剛「……」
提督「……」ｼﾞｰ
7：
金剛「あ、の」
提督「うん」
金剛「これ、夢じゃないんデスよね？」
提督「ふんっ」ﾂﾈ
金剛「」ﾊﾟﾁｸﾘ
提督「痛い！」
金剛「Oh……」
提督「つまり、夢じゃないっ。どうだ金剛！」
金剛「……」ｸｽ
8：
金剛「提督？」
提督「なんだ！」
金剛「耳、貸してください」
提督「ほいっ」ｸﾞｯ
金剛「そ、そんなに近くなくていいデース。もうちょっと、私が背伸びして届くぐらいで、いいですから」
提督「んっ、と。こんぐらい？」
金剛「……」ｿｯ
9：
「I Love You,My Only Sunshine」
「どうか私を、貴方だけのものにしてください」
10：
ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「」ﾋﾞｸｯ
提督「……」ｷﾞｭｯ
金剛「……」
提督「……」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
金剛「て、提督ぅ……？///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
11：
提督「俺だけの、もの？」
金剛「……はい。貴方だけのSweetheart、金剛デース」ﾆｺ
提督「そっか」
金剛「……」
提督「そっかぁ」
金剛「……？」
提督「いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！」ｶﾞｯﾂﾎﾟ
金剛「！？」
13：
提督「やった、やった、やったぞおおおおおおおおお！！！！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
金剛「……」
提督「金剛ー！ 好きだー！ バーニングラァァァブ！！！」
金剛「……」ﾆｺ
金剛（あ、なんだか。今やっと、実感が湧いてきました）
金剛（私、私、提督の、恋人……んへ、えへへへへぇ）ﾆﾍﾗ
金剛「……提督ぅ！ バァァァニング！！ ラァァァァァァァブ！！」ｶﾞﾊﾞｯ
提督「ん！？」ﾀﾞｷｯ
15：
金剛「ヘーイ、提督っ？ 時間と場所はもちろんだけどぉ、ムードとタイミングも大事にしてほしいんだからネー？」
提督「ムードとタイミング、ふむふむ。すると、さっきの俺はどうだったのかなっ？」
金剛「ンー」ｳﾃﾞｸﾞﾐ
提督「」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
金剛「ズバリ、Perfect！ 100点満点デース！ ご褒美に、きっ、Kissをプレゼントしてあげちゃいマース！///」
提督「！？ マジで！？ よっしゃあああああああ！！！！」
金剛（て、提督がっ、わた私のKissで、あんなに喜んで……ふわぁぁぁ///）ﾄﾛｰﾝ
16：
金剛『それじゃあ……んっ』
提督『っ！』
金剛『ひゃ、ん、ふぁ』
提督『金剛、好きだ、愛してる……！』
金剛『てーとく、れーとく……ん、んー……』
提督『好きだ、好きだ、好きだ、大好きだ』
金剛『もっと、もっろぉ』
漣「……」
浦風「……」
17：
漣「意外と早く落ちたな?」
浦風「意外性のかけらもないがのう。金剛姉さんじゃし」
漣「ドーモ、皆＝サン。私の隣にあるのがこれ、毎度お馴染み鎮守府名物ウス＝異壁です」ﾂﾝﾂﾝ
ﾗﾌﾞﾗﾌﾞﾁｭｯﾁｭ
浦風「……これがあるけぇ、当直はぶち辛いんじゃ」ｹﾞｯｿﾘ
漣「なんも言えねぇ」ｹﾞｯｿﾘ
浦風「うちなぁ、この当直が終わったら比叡さんのとこに異動願い出すんじゃ」ﾄｵｲﾒ
漣「あっ（察し）」
51：
榛名「本日の演習結果についてですが、第二艦隊のコンディションはおおむね良好、これなら次回の出撃も……」
提督「……」ｿﾜｿﾜ
金剛「……」ｿﾜｿﾜ
榛名「……」
金剛「……」ｿﾜｿﾜﾁﾗｯ
榛名「金剛お姉さま」
金剛「な、なんですか榛名？」
榛名「目の前でなにをなさっても榛名は大丈夫です」ｂｸﾞｯ
金剛「だからなにがデースか！？」ｶﾞｰﾝ
52：
榛名「霧島とは（慣れが）違うんです、霧島とはっ」ﾌﾝｽ
提督「霧島？ 弟のところの？」
金剛「そういえば転属願がどうとか聞いた気が。攻本営に却下されたみたいデスけど」
提督「ふーん、嫌なことでもあったのかな。比叡と霧島はコンビ歴長いし、仲良しだとばっかり」
金剛「私の見ていないところでなにかが……？ 姉として心が痛みマース……」ｼｭﾝ
提督「よしよし、金剛のせいじゃないぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
金剛「んへぇ♪」ﾄﾛｰﾝ
榛名「いったいどうしてでしょうね。榛名には全然わかりません！」ﾆｺｰ
提督「全部わかってる顔に見えなくもないけど気のせいかな？」
53：
榛名「それではこのあたりで、榛名は失礼いたしますね」ﾍﾟｺ
提督「ああ。今日も一日ご苦労様」
金剛「明日もFull Power！ でがんばりましょうネ、榛名ー！」
榛名「はい！ あ、そうですお姉さま」
金剛「What's？」
榛名「今夜の当直は私ですけれど、榛名は慣れているので大丈夫です」ｂｸﾞｯ
金剛「？？？」
榛名「」ﾆｯｺﾘ
54：
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
金剛「いったいなんだったんデースか？」
提督「さあ？」
金剛「……」
提督「……」
金剛「は、榛名はもう、行ったでしょうか」ｿﾜｿﾜ
提督「気になるなら零観でも飛ばしてみればいいさ」ﾆｺﾆｺ
55：
金剛「……」ｿｿｿｯ
提督「……」
金剛「……」ｷｮﾛｷｮﾛ
提督「……」
金剛「……」ｿｰ
ｷﾞｭｯ
金剛「ん……♪」ｽﾘｽﾘ
提督（普段からバーニングラブ言いながら主砲ぶっ放してる子が、事ここに至ってなにを憚る必要が……？）
56：
金剛「提督、提督、あいらーびゅー///」ｷﾞｭｰ
提督（と、まったく思わないでもないけど）
金剛「ん、んふふっ。んふー♪」ﾎｸﾎｸ
提督「……」
金剛「てーとくぅ？」ｺﾞﾛｺﾞﾛﾆｬｰ
提督（……まっ）
提督「可愛いから別にいっかー！ うおおおおお金剛おおおおお愛してるうううううううう！！！！！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
金剛「あっ、ふぁ、そこダメ、ふわぁぁぁっ///」
57：
【十分後】
提督「そういえば今日は七夕かー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
金剛「タナバタ……日本のFestival、でしたか？」ｷﾞｭｯ
提督「由来は中国の伝説だな。引き裂かれた恋人、いや夫婦だったっけ？ とにかく恋仲にあるとある男女が、年に一度だけ会える日。それが今日、七月七日なんだ」
金剛「ワァオ……一年に一度だけ、ですか？」
提督「その男女はなにか悪いことをしてしまって、神様を怒らせてしまった。その罰だって話だな」
金剛「お、おっかない話ですネ」ｷﾞｭｰ
提督「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
金剛「///」
58：
提督「もしも俺と一年、離れ離れになったとして、君は我慢できる？」
金剛「No way！！！ ムリムリムリ、ムリに決まってまーす！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
提督「……」
金剛「て、提督は、ガマンできるんですかぁ？ Don't leave me…」ｸﾞｽｯ
提督「……」
金剛「……」
ｼｰｰｰｰｰｰﾝ
提督「俺だって！ ムリに！ 決まってるだろおおおおおお！！！」ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「てーとくぅ！！！///」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
59：
金剛「はっ」
提督「どうした金剛！」
金剛「そ、そうです提督！ 時間と場所は、やっぱり弁えるべきなんデース！ じゃないと神様からPunishment受けちゃいまーす！」ｱｾｱｾ
提督「えー。今日だって一日中我慢してたのにー」
金剛「提督ぅ……」ｳﾙｳﾙ
提督「でも金剛が言うなら我慢する！！！」ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「てーとくぅ！！！///」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
61：
提督『俺たちずっとずっと一緒だからな！』
金剛『ハーイ！ Never！ ever！ 提督から離れませーん！』
提督『金剛……///』
金剛『てーとくぅ……///』
提督『金剛！！！』ｶﾞﾊﾞｯ
金剛『てーとくぅ！！！』ｷﾞｭｷﾞｭｰ
長門「……パターンに入ったな」
榛名「ね？ 慣れればなんてことないでしょう？」ｂｸﾞｯ
長門「はははご冗談を」ﾄﾞﾊﾞｰ
62：
ﾗﾌﾞﾗﾌﾞﾁｭｯﾁｭ
長門「榛名、短冊にはなにを書いた？」
榛名「長門さんはどうされましたか？」
長門「どうか異動願が受理されますように、とな」
榛名「少なくとも浦風さんのお願いは叶わなかったみたいですけど……」
長門「……」
榛名「ちなみに榛名は提督とお姉さまの幸せを願いました！」ﾆｺｰ
長門「お前すごいな！」ｶﾞｰﾝ
87：
提督「……」
ﾂﾝﾂﾝ
提督「ん？」
金剛「Good morning！ おはようございマス、てーとくぅー！」ﾆｺﾆｺ
提督「……」
金剛「……」
提督「おはよう金剛おおおおおおおおおお！！！！！！！ 今日も愛してるううううううう！！！！」ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「キャー♪」
88：
提督「今朝はやけに機嫌がいいなぁ」
金剛「えっ、わかりますか？ わかっちゃいますかー？」ﾆｺﾆｺ
提督「金剛のことだ！！ 俺がわからないわけないだろ！！！」ﾊﾞﾝ
金剛「……自分で言うのもナンですけど、提督の前では私、いつだってSmileだと思いまーす」
提督「君の笑顔はいつだって俺に元気をくれるよ！！！！」
金剛「……」
提督「……」
金剛「ふわぁ///」ﾆﾍﾗ
提督（かわいい）
89：
金剛「わ、私のSmileの違いが、提督にはわかるってことデースか？///」ﾃﾚﾃﾚ
提督「……『おはよう』の笑顔、『おやすみ』の笑顔、出撃に『いってきます』の笑顔、海から『ただいま帰りました』の笑顔」
金剛「！」
提督「ティータイムを楽しんでる笑顔、妹たちのことを誇らしげに語ってる笑顔、辛くても下を向くことを知らない、その笑顔」
提督「なにより、俺が一番大好きな、俺を一番大好きだと言ってくれる時の、最高の笑顔」
提督「ぜんぶ、わかるよ」ﾆｺ
金剛「……てーとくぅ！ I'm crazy for you！///」ｶﾞﾊﾞｯ
提督「ははっこいつめぇ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
90：
提督「それで今朝は、いつもの『おはよう』よりもっとイイ笑顔だったから。こりゃあなんかイイことあったなって、そう思ったんだよ」
金剛「提督にはかないまセーン///」ｽﾘｽﾘ
提督「俺だって君にはかなわないよ///」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
金剛「……夢をね、見たんです」
提督「夢？」
金剛「とってもとっても、いい夢でした」ﾆｺ
提督「なるほど。それで、か」
91：
金剛「提督と……アナタと二人で、Tea timeを楽しんでる夢でした」
提督「ふんふん」
金剛「紅茶を一口飲んで、ほっと一息ついて。向かいを見たらAmazing！ 提督が、おじいちゃんになってました！」
提督「なんとっ」
金剛「気が付いたら私も、シワシワのおばあちゃんでした！ なんだか恥ずかしかったデース///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
提督「恥ずかしいことあるもんか！！ 金剛はおばあちゃんになったって俺の世界初で、世界一だ！！！」ﾊﾞﾝｯ
金剛「///」
93：
金剛「コホン。その部屋は二階で、窓の外にはささやかながらも美しいGardenが広がってて」
提督「いつかはそんな家に住みたいな！！」
金剛「お庭では、提督そっくりのCuteなChildが、私そっくりのLadyと一緒に遊んでて」
提督「……」
金剛「私たちはそれを幸せな気持ちで見つめながら、もう一口紅茶を啜って、お互い微笑み合うんです」
提督「……」
金剛「」ﾆｺ
提督「」ﾆｺ
94：
金剛「そして最後におじいちゃんが、Suddenly立ち上がって一言！」
提督「えっ」
金剛「『金剛おおおおおおおおおおおお愛してるゾイいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！』」
提督「……」
金剛「その声で私、Wake upしたんデース」
提督（……『ゾイ』ときたか）
95：
提督「なんというか、うん。俺らしいというか、申し訳ないというか」
金剛「どうしようもないデース」ﾔﾚﾔﾚ
提督「は、ははは……」
金剛「本当、あれ以上どうしようもないぐらい――幸せな夢だった、です」ﾆｺ
提督「！」
金剛「……」ﾆｺﾆｺ
提督「……」
96：
ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「ふぇ？」
提督「……」
金剛「あ、あの？ 提督ー？」
提督「……」
金剛「うぇ、うぇい、Wait a moment……ち、遅刻、鎮守府に、遅刻、しちゃいマスから……」ｱｾｱｾ
提督「……」
金剛「そそそそそれに、きっ昨日だってあんな、あんなにぃ……///」
97：
提督「五分だけ！」
金剛「それはそれでToo short！？ せ、せめて10 minutesは……」
提督「じゃあ十分で」ﾆｯｺﾘ
金剛「オーマイガッ！ Graveを掘るってこういうことデースか！？」ｶﾞｰﾝ
提督「……な。ダメ、かな？」
金剛「……」
提督「……」
ｼｰﾝ
98：
金剛「十分だけ、ですからね？」
提督「ああ！」
金剛「約束破ったら、Milky Wayのカミサマに怒られちゃうんですからね？」
提督「もちろん！！」
金剛「……」
提督「……」
ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「ていとくぅ……？///」ｷﾞｭｰ
提督「……」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
99：
「いい夢見させて、くださいね……？」
艦！
124：
〈シスコン剛〉
金剛「ううぅ?……」ﾄﾞﾝﾖﾘ
浦風「おんや？ 金剛姉さんはどうしたんじゃ？」
長門「それがなんでも、離れて暮らす妹から婚約中の恋人がいる、と告げられたらしくてな」
浦風「ああ、比叡さんですか」
長門「アイツは金剛にベッタリだったからな。比叡にとっての一番は自分だと、心のどこかで思ってたんだろう」
長門「そんな妹に自分ではない想い人ができた。ことの他、自分で思ってた以上に、ショックだったんだな」
浦風「それはなんというか……言いたかないが、姉さんの身勝手じゃのう」
125：
金剛「比叡、比叡、My little 比叡……ああでも、私だって提督を……」ﾓﾝﾓﾝ
長門「まあ、その自覚はあるんだろうな。自分だって散々、妹を放って男にかまけていたんだ」
浦風「あー。放るっちゅうても比叡さんと離れ離れなのは編成上の問題じゃけぇ、酷な話か……」
長門「だな……それに。元気印の秘書艦殿があのザマでは、こちらも調子が出ん」
浦風「なにかしら声をかけてあげんといかんねぇ……」
二人「「うーむ」」
126：
榛名「いいえ、お姉さまは大丈夫です」ﾇｯ
浦風「！？」ﾋﾞｸｯ
長門「な、なんだ榛名、驚かせるな！！」ﾋﾞｸｯ
榛名「申し訳ありません。でも、金剛お姉さまなら大丈夫ですから」ﾆｺ
浦風「ほ、ほんにですか？ あの様子を見る限りじゃあ、とてもそうとは」
榛名「見ていればわかりますよ」
長門「？」
浦風「あっ！」
127：
提督「?♪」ﾃｸﾃｸ
金剛「……」ｼｮﾎﾞｰﾝ
提督「！」ﾀｯﾀｯﾀ
金剛「……」
提督「！？ ??！？！？」
金剛「……」ｳﾙｳﾙ
提督「……！」ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「！」
提督「?！ ???！ ?????????！！！！！」ｷﾞｭｯ
金剛「……！ ?????????！！！！！」ｷﾞｭｷﾞｭｰ
128：
浦風「……」
長門「……」
榛名「ね？」ﾆｺ
浦風「なるほど、これは大丈夫じゃね」
長門「だがこれは、大丈夫というより、むしろ」
ｲﾁｬｲﾁｬﾁｭｯﾁｭ
二人（（心配するだけ無駄だった……））
榛名「」ﾆｺﾆｺ
艦！
129：
〈ピロートーク（真）〉
金剛「てーとくぅ……」
提督「んんぅ……」
金剛「目を離しちゃダメなんですからネ……」
提督「もちろんさ……」
金剛「私だけ見てないとメッ、なんですからネ……」
提督「俺には君しか見えてないよ……」
金剛「てーとくぅ……！」
提督「こんごぉ……！」
130：
『ふわぁぁぁ……てーとく、てーとくあったかいデス……ぐぅ』
『こんごおおおおおおおお愛してるううううううううう……ぐぅ』
ｸﾞｶﾞｰ ｽﾋﾟｰ ｲﾁｬｲﾁｬ
一般お隣住民「……」
お隣（またお隣さん寝言でイチャついてる……）
艦！
131：
〈明るい将来設計〉
金剛「てーとくぅ///」ｽﾘｽﾘ
提督「どうしたんだい金剛！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
金剛「ふにゃあ……提督は将来、どういうHouseに住みたいですか？」
提督「こないだ金剛が言ってたみたいな家がいい！！」
金剛「素敵なGarden！ ですネ♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛﾆｬｰ
提督「そしてそれを見渡せる二階のテラス……あれ、バルコニー？ ベランダ？」
金剛「二階で手すりがあるならBalconyデース」
提督「どっちにしろ洋風建築で！」
132：
金剛「広さはどのくらいにしますかー？」
提督「君と一緒にいられるなら、どんなにささやかな家だって構うもんか///」ｷﾞｭｰ
金剛「Me too///」ｷﾞｭｰ
提督「……と、言いたいところだけど。あんまり手狭でも困るかな」
金剛「Why？」
提督「子どもいっぱい作るから！！ 狭いとのちのち大変だろ！！！」
金剛「わ、ワーオ……///」
133：
提督「可愛いだろうなぁ、金剛の子ども///」ﾆﾖﾆﾖ
金剛「提督のChildならVery very cuteに決まってマース///」ﾆﾖﾆﾖ
提督「……」ｷﾞｭｯ
金剛「んひゃう……てーとくぅ、Childrenは何人欲しいですか？///」
提督「艦隊が組めるぐらい！」
金剛「六人デースか……」ｳﾑﾑ
提督「……やっぱ大変かな」
金剛「……」
提督「……」
134：
ﾁｭｯ
提督「！！」
金剛「えへへ。がんばります、がんばっちゃいまーす///」ﾆﾍﾗ
提督「……」ｶﾞﾊﾞｯ
金剛「ひゃあ！？」ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
提督「俺もがんばる」
金剛「えっ、べ、別に今がんばらなくてもいい……ふわ、ひん、ぁ、ふわあぁぁ……っ///」
艦！
135：
〈まだ見ぬ次の花嫁へ〉
神父「それでは誓いのキスを」
提督「……ん」
金剛「んん……」
神父「ここに二人は夫婦となりました。みなさん盛大な拍手を！」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ﾜｰﾜｰ ｵﾒﾃﾞﾄｰ ｳﾜｧｧｧｧｧﾝﾈｴｻﾏｵｼｱﾜｾﾆｨｨｨｨｨ
136：
神父「では最後に」
提督「んー」
神父「最後に……」
金剛「ん、んっ」
神父「……」
提督「金剛、こんごぉ……///」ﾁｭｯ
神父「あの」
金剛「提督、てーとくぅ……///」ﾁｭｯﾁｭ
神父「あの！ あのー！！」
137：
（無言のエターナルエヴォリューションちゅっちゅ）
参列者一同（えええええええええええええええええええええええええ……）ﾄﾞﾝﾋﾞｷ
138：
【三十分後】
式場スタッフ「えっほん。うおっほんごっほん///」
スタッフ「そ、それでは花嫁さん、ブーケトスをどうぞ！」
提督「あ、すいません。その前に一ついいですか」
一同（まだなんかあんのかよ……）ｹﾞｯｿﾘ
金剛「Just a moment、ちょっとだけデース♪」
139：
提督「お集まりの皆さん、本日はありがとうございました。ブーケトスの前に、妻から一言だけ、お許しください」
金剛「……」ﾆｺ
金剛「ねえ。次はあなたが、幸せになる番ですからね？」
ｻﾞﾜｯ……
提督「……」ﾆｺ
金剛「さっ、それじゃあ私たちの幸せを！ あふれんばかりのLoveを！ Everybodyお裾分けしちゃいマース！」
提督「ではみなさん御一緒に！」
金剛「せー、のっ、えい！」ﾎﾟｰﾝ
140：
「「バーニングゥ！！ ラァァアァァァァブ！！！！」」
艦！
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