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男「よりによって最後の村に生まれてしまった」
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LV:1
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:19
MP:0
筋力:8
体力:7
賢さ:1
敏捷:4
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:00:54.485 ID:mbZx2GAX0.net
そうび
E ガイアソード
E ぬののふく
攻撃力:15
防御力: 2
<おぼえたとくぎ>
なし
<つかえるじゅもん>
なし
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:01:07.596 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「これはひどいステータス…賢さ1www」
男「個人情報が筒抜けだ。もうだめだ」
妖精「しかも経験0か。チェリー乙」
男「経験ってそっちなのか。もうだめだ」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:01:22.195 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「冗談よ。まあ、勇者補正に期待してレベルを上げましょうか」
男「勝てないから。絶対勝てないから」
妖精「あんたガイアソード持ってるでしょ?」
男「攻撃力15だから。絶対勝てないから」
妖精「あたしもいるから大丈夫だよ。そぉれ、反復横とび!」
男「おい、やめろ! 歩いたら敵でちゃうだろ! やめろ! やめろください!」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:01:38.681 ID:mbZx2GAX0.net
* モンスターがあらわれた! *
死を告げる鳥A があらわれた!
死を告げる鳥B があらわれた!
男「すごい名前の鳥が出てきた。もうだめだ」
妖精「大丈夫だって。さ、コマンドをいれなさい」
男「コマンド?」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:02:19.736 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「勇者権限で、こっちの行動が決まるまでは大人しくしててくれるから」
男「何てよくわからない理屈なんだ。もうだめだ」
たたかう ぼうぎょ
とくぎ じゅもん
どうぐ >にげる
妖精「おいコラ」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:02:32.900 ID:mbZx2GAX0.net
男「勝てないから。絶対勝てないから!」
妖精「大丈夫だから、あたしを信じて言うとおりにしなさい」
男「本当ですか」
妖精「当然よ。まずは“どうぐ”を選択なさい」
男「>どうぐ」
―男の道具袋―
>Eガイアソード
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:02:44.433 ID:mbZx2GAX0.net
男「ガイアソードしかないけど」
妖精「それは使ってこそ真価を発揮するアイテムなのよ」
男「マジで? …いや、ちょっと待て。敏捷に差があるから使う前にやられるのでは」
妖精「大丈夫よ。何の為にあたしがいると思ってるの」
男「えっ」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:02:59.105 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「>じゅもん!」
―妖精の呪文―
アナライズ ヒール
フレイム >クイック
リバイブ 次へ(1/18)
男「なんか凄い数覚えてますね」
妖精「実は全部使える」
男「お前が魔王倒せよ」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:03:13.997 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「いいからホラ、1ターン目はじまるよ」
―ターン 1―
妖精はクイックを唱えた!
妖精「汝風の神に愛されうんちゃら。疾風韋駄天のなんちゃらかんちゃら。クイック!」
男「なんて適当な詠唱なんだ。もうだめだ」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:03:24.792 ID:mbZx2GAX0.net
男はターンの最初に動けるようになった!
男「おお、すごい」
妖精「さ、やりなさい!」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
男「おっ、おお! 何だかスゴいぞ」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:03:36.373 ID:mbZx2GAX0.net
男は“ガイアトード”を召喚した!
土蛙「…」
妖精「ガイアソードはガイアトードを召喚できるのよ!」
男「くだらなさすぎるだろ」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:03:50.815 ID:mbZx2GAX0.net
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
男「おお、何だか凄そう」
死を告げる鳥A には効かなかった。
死を告げる鳥B には効かなかった。
男「えっ」
妖精「あっ」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:04:09.154 ID:mbZx2GAX0.net
死を告げる鳥Aの攻撃! 頭蓋わしづかみ!
男「ひあっ」
ゴキッ ぐちょっ
男「あっあっ」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:04:20.295 ID:mbZx2GAX0.net
―最果ての村エンドナ 男の家―
母「男よ。起きなさい、男よ…」
男「っぷはぁ!?」
母「目が覚めたのですね、勇者よ。あまり無理をしてはいけませんよ」
男「母さん…?」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:04:31.221 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「いやあごめんごめん」
男「一体何が…俺はどうなったんだ?」
妖精「浮遊してる敵にガイアソードは効かないんだったわ。面目ない」
男「あの、俺どうなったの」
妖精「弾けたトマトみたいになった」
男「ひぃ」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:04:46.284 ID:mbZx2GAX0.net
―最果ての村エンドナ 自宅の裏庭―
男「もういやだ」
妖精「まあまあ。ちょっと作戦を変えましょう」
男「もういやだ」
妖精「調べてみたら、最果ての大陸には浮遊系のモンスターしか出ないみたいなのね」
男「もういやだ」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:05:13.622 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「で、ガイアソードじゃ無理だから、隠しダンジョンのアイテムで何とかしましょ」
男「もういやだ」
妖精「バグったかな…?」
―最果ての村エンドナ 隠された地下洞窟―
男「全ての勇者が没した場所じゃないか。もうだめだ」
妖精「あいつらは言う事きかないからああなったの。欲を出さなきゃ大丈夫よ」
男「何か看板立ってる」
“隠されし 禁断の 聖域”
男「凄い名前だ」
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:05:39.444 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「さ、アイテムを回収しましょ」
男「宝箱は空なのでは」
妖精「いなくなった連中が持ってたぶんは元に戻ってるから大丈夫よ」
男「なにそれ便利」
―隠されし禁断の聖域 1F―
火吹き鳥「ギェー」
氷の霊鳥「グェー」
男「早くも越えられない難関が」
妖精「大丈夫よ。あたしを信じて行きなさい」
男「初戦でドタマかち割られたんだけど」
妖精「今度こそ必勝の策があるから。行きなさい」
男「微塵も信用できない。もうだめだ」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:06:03.992 ID:mbZx2GAX0.net
* モンスターがあらわれた! *
火吹き鳥 があらわれた!
氷の霊鳥 があらわれた!
コマンド?
男「>にげる」
妖精「おいコラ」
男「いや飛んでるし勝てない」
妖精「こいつらは門番だから逃げても消えないの。いいから攻撃しろ」
男「しくしく… >たたかう」
妖精「>じゅもん! “シャッター”!」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:06:20.285 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 1―
妖精「暖と冷を司る大気の霊よ!その掌で我ら守りたまえ!シャッター!」
味方パーティーはこのターン、火炎と冷氷の攻撃を受けない!
男「おお」
火吹き鳥「ギエー」
火吹き鳥は 炎のブレスを吐いた!
風の障壁がブレスを防いだ!
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:06:33.313 ID:mbZx2GAX0.net
氷の霊鳥「グエー」
氷の霊鳥は 氷のブレスを吐いた!
風の障壁がブレスを防いだ!
男「おお、これならいけるか? でやーっ」
男の攻撃!
火吹き鳥「ギェ」
火吹き鳥に1のダメージを与えた!
男「えっ」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:06:58.882 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「火吹き鳥はHPが785だから、あと784回で倒せるよ」
男「えっ」
妖精「氷の霊鳥も同じHPね。頑張って」
男「いやいやいや、あんたのMPが先に切れるんじゃないのか」
妖精「ううん」
妖精のMPが50回復した!
妖精「あたしターン終了時にMP回復するから大丈夫よ」
男「えっ」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:07:12.529 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 35―
男の攻撃!
火吹き鳥「ギェ」
火吹き鳥に1のダメージを与えた!
男「腕いたい」
妖精「あと750ね。頑張れ」
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:07:24.239 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 102―
男の攻撃!
火吹き鳥「サッ」
ミス! 火吹き鳥にダメージを与えられない!
男「指先の感覚がもうない」
妖精「ちゃんとやらないと終わらないわよー」
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:07:46.423 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 398―
男の攻撃!
火吹き鳥「ギェ」
火吹き鳥に1のダメージを与えた!
男「ミ、ミス分もいれてやっと半分…」
妖精「もう一匹いるからまだ4分の1だけどね」
男「えっ」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:08:00.134 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 812―
男の攻撃!
火吹き鳥「ギョエー」
火吹き鳥に1のダメージを与えた! 火吹き鳥を倒した!
男「ゼェハァゼェハァ」
妖精「ほら、もうひと頑張りだよ」
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:09:17.675 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 1612―
男の攻撃!
氷の霊鳥に1のダメージを与えた! 氷の霊鳥を倒した!
男「うぉぉおおおおおおお勝ったァァアアアアアアアアアア疲れたアアアァアアアアアアアア」
妖精「あたしだって疲れたわよ」
男「お前途中から詠唱とか完全に省いてたじゃねえか」
妖精「うんまああたしクラスだったら指先ひとつでちんちくりんだし?」
男「だからお前が魔王倒せよ」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:09:35.895 ID:mbZx2GAX0.net
* 戦いに勝利した! *
男はレベルが1から18に上がった!
男「おおおおおおすげええええええ」
* レベルアップボーナス 能力値を振り分けてください *
男「おおおおお!よし、さっそく筋力に…」
妖精「体力に全振りしなさい」
男「えっ」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:09:51.973 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「きこえなかった? 体力に全振りしろって言ったの」
男「ど、どうして…」
妖精「あんたが死ぬとリスポンポイント(自宅)まで戻されて面倒なの。とにかく死なないようにして」
男「で、でも火喰い鳥と氷の霊鳥を狩れば…」
妖精「あれは門番モンスターでもう出てこないの」
男「もうだめだ」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:10:04.239 ID:mbZx2GAX0.net
―隠されし禁断の聖域 2F―
妖精「“アナライズ”!」
LV:18
経験:0
称号:最後の勇者
性別:おとこ
年齢:16歳
HP:151
MP:0
筋力:21
体力:56
賢さ:1
敏捷:10
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:10:18.617 ID:mbZx2GAX0.net
そうび
E ガイアソード
E ぬののふく
攻撃力:30
防御力:31
男「HPだけ高すぎる。賢さが上がらないもうだめだ」
妖精「これでいいの。後は軽い防具を探さないと…」
男「あっ、宝箱」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:10:42.220 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「ゴルァ!」
男「ひっ」
妖精「ここが全勇者をロストさせた迷宮だって事を忘れたの?」
男「すいませんでした」
妖精「その宝箱は開けたらあんたに200ダメージ入る罠がかかってるのよ」
男「なにそれこわい。でもそれなら妖精さんが開ければいいじゃない」
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:11:05.686 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「あたしは見ての通り非力な妖精だから、宝箱の蓋なんて開けられません」
男「なんで中途半端に軟弱なんだチクショウ。
っていうかダンジョンをネタバレされるから冒険感も何もあったもんじゃないもうだめだ」
妖精「もうウン十回も来てるからね。イヤでも覚えるわ」
男(っていうか、そんなに勇者を犠牲にしてるあんたは結構無能なんじゃないのか)
―隠されし禁断の聖域 3F―
妖精「あった。あの部屋の中だわ」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:11:18.000 ID:mbZx2GAX0.net
巨人「うべー」
男「なんかすっごいのが守ってるけど」
妖精「大丈夫よ、たかがレベル65の中ボスだから」
男「俺のレベル18なんだけど」
妖精「>とくぎ “くちぶえ”! ピュー」
男「何してはるんですかね」
妖精「くちぶえは、近くのモンスターをおびき寄せる事ができるのよ」
男「」
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:11:35.557 ID:mbZx2GAX0.net
* モンスターがあらわれた! *
血まなこ巨人 があらわれた!
男「>にげる」
この戦いからは逃げられない!
男「もうだめだ」
妖精「戦え。今度はガイアソードも効くから大丈夫だって」
男「でもレベル65だって」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:12:00.930 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「レベル255のあたしがついてるんだから大丈夫だってば」
男「だからお前が魔王倒せよ」
―ターン 1―
妖精「母なる地の庇護の手よ、我ら弱き器持つ者を覆わん! “プロテクト”!」
男は守りの手を得た! 防御力が飛躍的に上昇!
男「おおすげー、手形のバリア」
血まなこ巨人「うがー」
血まなこ巨人の攻撃! 玉砕棍棒!
男「ぶべらっ」
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:12:15.283 ID:mbZx2GAX0.net
男は149のダメージを受けた!
男「い、いでえよ゛ー! 骨がおれてるよぉぉおお」
妖精「しっかりしなさいよ。前の勇者なんて、HPが1でも残ってれば半身が吹っ飛んでも戦ってたわよ」
男「ひぃぃいいいい」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「よんだ?」
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:12:31.943 ID:mbZx2GAX0.net
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
血まなこ巨人「うげっ」
血まなこ巨人に205のダメージ!
妖精「よしっ。回復しながら戦えば、あと10回くらいで倒せるわ」
男「ちょ、ちょっと待て。あと10回もこれをやるのか」
妖精「男でしょ。根性見せなさいよ」
男「もうだめだ」
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:12:44.186 ID:mbZx2GAX0.net
―ターン 13―
男「ひぐっ… ぐすっ…」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「めんどいのー」
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
血まなこ巨人「うげぁー」
血まなこ巨人に217のダメージ! 血まなこ巨人を倒した!
男「ズェーハァー ズヒュー」
68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:13:00.208 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「はい、お疲れ様。“ヒール”ね。」
男「その呪文で傷はすぐ治るけど、まだめっちゃ痛い」
妖精「万能じゃないからねえ」
男「あとなんで妖精さんにはターゲットがいかないのかな」
妖精「あたしは回避率が高すぎるから、攻撃しても無駄だって魔物のAI…じゃなかった、魔物の頭が判断してるの」
男「なんて鬼畜仕様なんだもうだめだ」
妖精「そんな事よりレベルアップしてるから、はよ体力に振れ」
男「うう…普通に冒険したいよお…」
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:13:12.885 ID:mbZx2GAX0.net
―隠されし禁断の聖域 3F 宝箱の間―
男は宝箱を開けた! “かぜよみのころも”を手に入れた!
男「おお、かっこいい!マジックアイテムっぽい!」
妖精「それは装備制限も無いし、回避率があがる強力な防具よ。早着てみなさいな」
男はかぜよみのころもを装備した! ぼうぎょりょく 57 → 102
男「おおおおおおおおお」
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:13:26.386 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「さて、これでここに用事は無いわね…」
男「えっ? おいおいやっとこさ軌道に乗ってきただろ。レベルも23になったんだぜ、これなら…」
妖精「次の階にはキングラフレシアっていうレベル78のモンスターがいてね、その触手で生きたままはらわたを」
男「帰還するぜ。妖精よ、脱出呪文を使ってくれ」
妖精「キャラ変えんなこのぺーぺーが」
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:13:38.462 ID:mbZx2GAX0.net
―最果ての大陸 エンドナの村前―
妖精「さて。いよいよ、他の大陸に旅立つ時が来たわ」
男「ちょっと待て。進路がおかしくないか」
妖精「おかしくないわよ」
男「だって西に20歩も歩けば魔王城に続く四柱の祭祀場がある」
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:13:57.272 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「さすが現地人は詳しいわね。でもその祭祀場で使うアイテムが無いの」
男「みっつのオーブだっけ。妖精さん持ってないのかよ」
妖精「前の勇者が持ってたけどロストしたわ。元の場所にあるはずよ」
男「うぇーめんどくさーい。あ、でもワープ呪文的なのでひとっとびか」
妖精「無理です」
男「なんでよ」
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:14:14.608 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「“テレポート”…勇者が一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」
男「使えよ」
妖精「“勇者が”一度行ったことのある街やダンジョンに転移する呪文」
男「あっ」
妖精「おわかりかしら」
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:14:25.782 ID:mbZx2GAX0.net
―エンドナの海辺 海竜シドラヌの上―
海竜「クェーッ」
男「こいつぁ気持ちいいやーっ」
妖精「気に入ったみたいね」
男「海竜シドラヌか、勇者になるとこんないい事もあるんだな」
妖精「気に入ってもらえて何よりだわね」
妖精(まあ、普通の勇者はもっとまともな特典がたくさんあるんだけどね)
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:14:41.763 ID:mbZx2GAX0.net
―火の大陸 西の浅瀬―
男「じゃなー、シドラヌー!」
海竜「クエッ」
妖精「さて…まずは鉄の故郷アイロニアに向かうわ」
男「どこそれ。火の大陸ってくらいだから火の集落に向かうものかと」
妖精「火の集落には後で行くわ。その前にアイロニアに仲間を迎えに行くのよ」
男「え、仲間!?」
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:14:55.391 ID:mbZx2GAX0.net
―武器大国 鉄の故郷アイロニア―
男「ほぁー、都会やー」
妖精「キョロキョロすんな田舎モン」
男「あっ、武器屋行こうよ武器屋」
妖精「そんなの後よ。まずは酒場に行くわ」
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:15:47.823 ID:mbZx2GAX0.net
―ダルーイの酒場―
女将「ダルーイの酒場へようこそ、坊や」
男「で、何しに来たんだよ」
妖精「酒場に来たんだから仲間を増やすに決まってるでしょ。こんにちわ、おかみさん!」
女将「あらー、妖精ちゃん?久しぶりじゃないの。勇者アレックス達はどうしたの?」
妖精「えっと…アレックスは今、体を壊しちゃってて…」
男(体壊したってレベルじゃねーぞ)
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:15:58.809 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「今はこれが代理です」
女将「まっ。なんとも頼りがいがなさそうだけれど…」
男「ふっ…私のレベルは23です」
女将「えー、マジレベル23ー!? キモーイ!」
妖精「レベル20代が許されるのは、小学生までだよねー! キャハハハー!」
男「」
80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:16:10.109 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「さて、そんな事よりあいつを引き取りに来たわ」
女将「えっ…? あいつって…本気かい?」
妖精「もう他に人材がいないの。」
女将「そうかい…そこまで切迫しているなら仕方が無いね。ちょっと待ってなさい」
男「?」
81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:16:21.578 ID:mbZx2GAX0.net
―10分後―
美剣士「俺に今更何の用だ…」
妖精「紹介するわ。剣士のテニーよ」
美剣士「今になって俺に泣きついてくるとは…全く、失笑を禁じえないぜ」
男(スカしたイケメンだ)
妖精「こいつは剣士のくせに、HPも筋力も僧侶以下のツワモノよ」
美剣士「そんな数字で俺の何を計れる!?」
男(えええー…)
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/24(水) 11:16:32.341 ID:mbZx2GAX0.net
妖精「“アナライズ”!」
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暇だしお洒落したベッカム画像張っていく
客も店も対等でいいだろ
雪歩「えっちな犯罪許しません!-episode3-」
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