穂乃果「叶えた物語のその先へ――」 Part1back

穂乃果「叶えた物語のその先へ――」 Part1


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2:
――国立音ノ木坂学院。
東京都千代田区の、秋葉原・神田・神保町に挟まれた地域にある国立の高等学校。
秋葉原にあるUTX高校と並ぶ、東京の人気高校の一つ。
入学を希望する生徒は毎年増え続け、その勢いはとどまることを知らない。
そんなマンモス校の音ノ木坂学院だが、以前は廃校の危機に晒されていたという。
では、何故廃校の危機に晒されていた高校が、今では東京が誇る屈指のマンモス校になったのか……。
3:
――話は変わるが、ここ日本では今爆発的に大流行している"スクールアイドル"なるものが存在する。
青春を駆け巡る全国の女子高生たちが"スクールアイドル"となり、
全国の"スクールアイドルの頂点"を目指す大会、
"ラブライブ!"に出場するという目標を掲げ、日々を謳歌しているという。
その流行の凄さは、第三回ラブライブがあの秋葉ドームで開催される事になると言えば、何となく理解もできると思う。
4:
廃校の危機にあった"国立音ノ木坂学院"
現在大流行中の"スクールアイドル"
そして開催される事になった秋葉ドームでの"第三回ラブライブ"
――この3つには、ある不思議な共通点である"物語"が存在した。
6:
「……そうして、廃校の危機に瀕していたこの音ノ木坂は無事に新しい新入生を得られる事ができました」
「新入生の皆さんも、そんな音ノ木坂学院の生徒らしく、日々を過ごして下さい。
 以上で、理事長である私からのお話はこれで終了とさせて頂きます」
「……最後に、貴方達にとってこの学院生活が、より素晴らしいものになるよう、祈っています」
――それは、音ノ木坂学院に通う者なら誰もが知っている"物語"
「理事長、ありがとうございました
 ……さて、次は生徒会長による新入生歓迎の挨拶です」
――それは、いくつもの奇跡が生み出した一つの"物語"
「それでは生徒会長、よろしくお願いしま……って、もう既に立ってるし……」
――それは、夢を見つけ、そして叶えた、9人の少女の"物語"
7:
「……すぅー……」
「新入生の……! うゎーっと!」
「えへへ、いきなり大声出しちゃったせいでマイクが……失敗失敗」
「……こほん、ではもう一度……!」
「……新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!」
「――生徒会長の、高坂穂乃果です!」
――"皆で叶える物語"は、再び時を進み始める。
8:
4月
海未「全く穂乃果は、どうしていつもいつもああなんですか!」
穂乃果「だってー……廃校が無くなったのを知ってはいても
 やっぱり目の前にたくさんいる新入生を見ちゃうとテンションあがっちゃうよ」
海未「本当に穂乃果という人は……まあ去年の生徒会長就任の時よりはマシだと思えば……」
穂乃果「そうだよ! これでも少しは成長しているんだからね!」
海未「自分で言わないで下さい……」
ことり「あ、あはは……」
9:
穂乃果「それにしても……やっと入学式も終わったよぉ……これで私も自由に……」
海未「安心してください穂乃果、これから新入生歓迎会の書類作りの時間ですよ」
穂乃果「ええええ!?まだやらなきゃいけない事があるの!?」
海未「当然です。寧ろこれからが一番忙しい時期じゃないですか」
穂乃果「そんなぁ……」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん、新入生だってちゃんとした行事が出来てたほうが嬉しいと思うし……ね?」
穂乃果「それはそうなんだけどぉ……」
10:
海未「日々の積み重ねというものは凄く大事なんです。
 一つでも怠ってしまうと全てが台無しになりますよ」
穂乃果「はあ……絵里ちゃん達が生徒会長だった頃もこんなに忙しかったのかなあ」
ことり「それに加えて廃校問題もあったから……多分もっと?」
穂乃果「うぐっ……そうだった……」
海未「まあ、今ほど生徒数が増えていた訳でもないですし、
 こちらも負けてはいない程の忙しさではありますが」
11:
穂乃果「そ、そうだよね!? そりゃ生徒数が増えて凄く嬉しいし私達が頑張ったかいもあったけど!」
穂乃果「いくらなんでも今の2年生の3倍はびっくりだよ!?」
海未「前の3年生が3クラスあった事を考えればまだまだ少し盛り返した、と言ったレベルですよ」
ことり「後はその勢いをこれからも維持出来るのか、だね」
12:
海未「私達が言うのもあれですが、
 生徒数が増えたのはやはりスクールアイドルμ'sとしての活動があったからこそ」
海未「その活動も終わり、やがて流行の波に流されていく中で今の生徒数を維持するのは大変です」
ことり「そうだよね……一時的に増やすだけじゃ駄目だもんね」
穂乃果「で、でも来年音ノ木坂に入学したいって人も結構居るみたいだよ?
 それこそ今の1年生よりもっとたくさんの人が」
13:
海未「ことりも言ったように、恐らくはまだ一時的、と言った部分が勝っていると思います」
海未「1年、2年は生徒数を確保出来ても、さらに5年、10年となるとどうなるかわかりませんから」
穂乃果「そんな先の事言われても私にはわからないよぉ……」
海未「……穂乃果、音ノ木坂学院は一時的に廃校を撤廃できれば、それで良かったと言うんですか?」
穂乃果「……! そんな事ない! 音ノ木坂はいつまでも無くならないでほしい!」
海未「そうですよね。……穂乃果、忘れないでください。
 現状生徒数が確保できているからといって、それが今後どうなっていくかはわかりません」
14:
海未「μ'sの影響が無くなり……もしかするとスクールアイドル自体が流行の波に流されてしまうかもしれません」
海未「そんな中、現状μ'sの影響で増えている生徒が今後も増え続けるかと言われるとやはり疑問が残りますよね」
海未「私達が優勝する事の出来た第二回ラブライブ時のままだけでは、恐らくいつしか廃れていくのかもしれません」
海未「……ですが」
ことり「そうならないよう、スクールアイドル皆で歌をうたったんだよね」
穂乃果「……そうだよ、第三回ラブライブが秋葉ドームで開催できれば……」
15:
海未「ええ。今後もスクールアイドルが無くなる事はないでしょうし、人口ももっと増えていくと思います」
ことり「先の事を見据え、未来を考えて行動する……」
海未「1歩先ではなく、3歩、5歩……10歩先を考えて行動していけば、
 やがてμ'sの影響が無くなってしまったとしても、音ノ木坂学院が無くなる事はありません」
穂乃果「……そっか……うん、そうだよね」
海未「だからこそ、日々の積み重ねが大事なのですよ」
ことり「まずは今の新入生に、音ノ木坂はμ'sだけじゃないんだぞ! って所を見せつけてやらないとだね♪」
穂乃果「うん……そうだね! よーし、頑張るぞー!」
16:
「……」コンコン
海未「……? はい、どうぞ?」
「忙しい所ごめんなさい、少しお邪魔するわね」
穂乃果「……理事長?」
ことり「お母さん?」
海未「どうしたのですか?」
理事長「貴方達に少し話があるの」
穂乃果「……話?」
理事長「ええ、実は……」
…………
……

18:
「では、説明は以上です、何か質問はありますか?」
「…………」
「……無さそうですね。それでは今後の学生生活を……」
「あ、あの!」
「……はい、何ですか? 高坂雪穂さん」
「……雪穂……?」
19:
雪穂「部活動の入部申請手続きっていつから始まるんですか?」
「入部申請手続きですか……そうですね、基本的には新入生歓迎会が終わった後になります」
「新入生歓迎会でいくつかの部活動紹介が行われ、
 その後にどの部活動に入部したいかを決める期間が設けられます」
「まあ、大体はそれ以前から色々な部活歓迎のチラシ等を貰ったりすることがあると思いますよ」
雪穂「そうですか……」
22:
「……高坂さんはどこか、入りたい部活があったりするのですか?」
雪穂「え? あ、いや……その、アイドル研究部に……入りたいかなあ? みたいな、あはは」
「アイドル研究部……ふふ、流石姉妹ですね」
雪穂「……! あ、いやでも、スクールアイドル活動はお姉ちゃんとは別で……!」
「ふふっ……何にせよ、部活動で高坂さんにも素晴らしい学生生活が過ごせると良いですね」
雪穂「……はい!」
「では、説明は以上です。皆さん、明日から授業が始まりますので忘れ物などせずしっかりと勉学に励むように」
…………
……

23:
雪穂「やっと終わったよぉ……」
亜里沙「日本の入学式って結構大変なんだね」
雪穂「あんまり堅苦しいの苦手だからもっとパーッとやって欲しいんだけどね」
亜里沙「ふふ、でもこれからが楽しみだね」
雪穂「……ん、そうだね」
24:
亜里沙「……それより、いきなり部活入部申請なんて、気が早すぎだよ」
亜里沙「同じクラスになれて嬉しかったけど、まさかいきなりそんな事言い出すなんて……ふふっ」
雪穂「うっ……だって、やっと高校生になれてスクールアイドル活動が出来ると思うとそわそわしちゃって……」
雪穂「……ていうか、笑わないでよ! もー!」
亜里沙「ふふ、いやだって、なんか、そういう所穂乃果さんに似てるなーって……ふふふっ」
26:
雪穂「えー、そうかなあ……」
亜里沙「そうだよっ、穂乃果さんそっくり!」
雪穂「うーん……」
亜里沙「……まあでも、その気持ちは亜里沙も一緒だよ。ずっとそわそわしちゃってる」
亜里沙「早く歌いたい、早く踊りたい……早くスクールアイドルになりたい!」
亜里沙「……って、そんな感じだからあんまり雪穂の事言えないかも?えへへ」
雪穂「……ふふ、そうだね」
27:
雪穂「亜里沙……」
亜里沙「? なあに、雪穂?」
雪穂「……お姉ちゃん達に負けないくらい、2人で頑張っていこうね」
亜里沙「当然だよっ! どうせならμ'sに勝っちゃうくらい人気になってみせるもん」
雪穂「……ん、その心意気や良し!」
亜里沙「……? 日本語難しいけど何となく伝わったよ! 心意気よーし!」
雪穂「ぷ、あははっ」
28:
亜里沙「……さてと! これからどうする?」
雪穂「んー……取り敢えずお姉ちゃんに会いに行ってみよっか?」
亜里沙「穂乃果さん達に? でも生徒会で忙しかったりしないかな?」
雪穂「あ、それもそっか……なら今はいいかな」
亜里沙「……あ、だったら少し付き合って欲しい所があるの!」
雪穂「付き合って欲しい所? どこ?」
亜里沙「ふふ、取り敢えず着いてきてっ!」
雪穂「あ、ちょ、亜里沙、待ってよー!」
…………
……

29:
屋上
雪穂「……ここは……」
亜里沙「これから私達が活動していく練習場所だよ」
雪穂「……雨の日だと活動できないね」
亜里沙「その時はその時だよ」
雪穂「……何か、使うのが気が引けるっていうか……」
亜里沙「特に問題はないって穂乃果さんにも言われたでしょ?」
雪穂「……ん、そうだったね」
30:
亜里沙「……あ、見て、雪穂!」
雪穂「……? あれは……」
亜里沙「"白い羽根"だね。鳥さんが落としていったのかな?」
雪穂「……かもね、練習する時は鳥のフンには気をつけないといけないかも、ふふ」
亜里沙「もうっ、そういう事が言いたいんじゃなくて!」
雪穂「わかってるよ、ふふ」
32:
雪穂「――"産毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく"」
亜里沙「……」
雪穂「いつか、私達も羽ばたいていけるのかな?」
亜里沙「……2人でなら、きっと出来るよ」
雪穂「……これから、どんな事が待っているのかな」
亜里沙「わかんない……でも、きっと凄く楽しくて、毎日が幸せになれるような、そんな気がする」
雪穂「……うん、私も同じ事思ってた」
33:
雪穂「……ねえ、亜里沙」
亜里沙「なに? 雪穂」
雪穂「――"やり遂げようね、最後まで"」
亜里沙「……うんっ!」
…………
……

34:
生徒会室
穂乃果「え、えええええええええええええ!?」
海未「お、落ち着いて下さい穂乃果!! そ、それは本当なんですか!?」
ことり「ちょ、ちょっと、海未ちゃんも落ち着いて!?」
理事長「さ、三人とも落ち着きなさい」
穂乃果「だ、だって!! じゃなかった、ですけど!! これが落ち着いてなんていられないっていうか!!
 じゃなかった、いいますか!」
海未「いくらなんでも早すぎではありませんか!?」
35:
ことり「う、うん、流石に疑っちゃうよ!?」
理事長「そう言われても……」
花陽「み、みみみみ皆さんここに居ましたか!!」
穂乃果「あれ、花陽ちゃん!?」
凛「ちょ、かよちん早すぎだにゃー」
ことり「凛ちゃんまでどうしたの!?」
真姫「全くぅ……いきなり走りだしたかと思えば生徒会室なんかに来ちゃって……」
海未「真姫まで……ということは、花陽、既に知っているのですね!?」
37:
花陽「という事は皆も!?」
穂乃果「じゃあやっぱりその話は本当だったの!?」
理事長「ですからさっきからずっと事実だと言っていたじゃないですか」
ことり「やっぱりホントだったんだ……!」
凛「……? 何の話?」
真姫「……一体何なのかわかるように説明してくれない?」
38:
花陽「それを知るにはこのパソコンに注目してください!!」
真姫「……あんた、一体どこからそれ持ってきたのよ……」
花陽「そんな事は今はどうでも良いです!」
真姫「あ、うん……」
凛「それで、一体何があったにゃ?」
花陽「……ドゥームです」
真姫「……え?」
39:
花陽「第三回ラブライブ!が正式に秋葉ドームで開催される事が決まったみたいです!!!」
凛「へーそうなんだー! ……にゃ、にゃああああああああああああ!?」
真姫「ちょ、いくらなんでも早すぎじゃないの!?」
穂乃果「私達も流石にいくらなんでも決まるの早すぎなんじゃないかって思ってた所なんだ……」
海未「あの全国のスクールアイドルとのライブからまだ一週間程しか経っていませんし……」
真姫「そうよ! なのにこんなに早く開催される事が決まったなんて……!」
凛「いくらなんでもびっくりだにゃぁ……」
40:
理事長「逆を言えばそのライブが私達の想像以上に秋葉ドームでの開催にあたって効果的だった、という事なのよ」
ことり「効果的……」
理事長「もちろんそれ以前での、海外でのあのライブも開催するにあたって充分な効果を得られたと運営側は言っていたわ」
穂乃果「あのライブが……」
真姫「まあ、帰ってからのあの人気を考えれば当然っちゃ当然よね……」
花陽「あの時は凄く大変でした……凄く……もう周りを気にして白米も食べれないんじゃないかと……」
凛「それは大げさだと思うにゃ……」
41:
理事長「秋葉ドームでの開催は、貴方達が思っている以上に望んでる声が大きかったのよ」
理事長「貴方達の海外ライブや、全国のスクールアイドル達のライブも勿論だけど……」
理事長「それまでの、μ'sだけじゃない……」
理事長「……全てのスクールアイドルの想いが、
 運営側の重い腰をあげたといっても過言ではないわ」
42:
穂乃果「じゃあ本当に、秋葉ドームでのラブライブが……?」
理事長「……ええ、本当よ」
穂乃果「皆が今まで頑張ってきたことが……?」
理事長「無駄ではなかった。いくつもの積み重ねが実を結んだ……という事でしょうね」
穂乃果「……それじゃあ、ラブライブも、スクールアイドルも……!」
理事長「……ええ、これからもどんどん続いていくでしょう」
43:
海未「穂乃果……!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「……や、やったあああああああああ!!!」
凛「ちょ、穂乃果ちゃん落ち着くにゃ!」
穂乃果「これが落ち着いてなんていられないよおおお!!」
真姫「ほ、穂乃果! わかったから一人一人抱きついていくのやめて!」
穂乃果「まっきちゃーん!! 大好きー!!」
真姫「ちょ、ちょっとお!?」
44:
海未「本当に……本当に良かったですね……」
ことり「うん……うん!」
穂乃果「はっ、こうしちゃいられない! 急いで絵里ちゃん達にも知らせないと!!」
花陽「え、絵里ちゃん達はまだ大学だろうから後でにした方が……」
穂乃果「そ、それもそうだね! お、落ち着け、冷静になれ私……!」
45:
理事長「……ふふ、良かったわね、皆さん」
海未「はい!」
ことり「うんっ!」
理事長「……それで、ここからが本題なのですが」
海未「……本題?」
理事長「――っ、―――?」
穂乃果「落ち着け私、落ち着けー……って……え?」
…………
……

46:
にこ『聞いたわよ!?第三回ラブライブ!が正式に秋葉ドームで開催決定したって本当!?』
絵里『いくらなんでも早すぎなんじゃないの……?』
希『流石のウチでもそれは予想してなかったんやけど……』
穂乃果『それが本当らしくて……いや、私も最初すっごくびっくりしちゃったんだけど』
海未『あの時の穂乃果の興奮っぷりは物凄かったですね』
希『なにそれ、凄く見たかったな?』
47:
穂乃果『も、もう! 海未ちゃんだって凄い興奮してたくせに! いや、あれはもう過興奮だよ!』
海未『な、私は別に……! ていうか過興奮とはなんですか!』
ことり『あ、あはは……』
真姫『はあ、一体何のための電話よ、これ』
花陽『あ、あの……そろそろ本題を話したほうが……』
絵里『本題? 今のがそうなんじゃないの?』
凛『あ、えっと……』
48:
にこ『何なのよ、もったいぶらずに早く話しなさいよ』
穂乃果『……実はね、理事長から開催が決まった事を知った後にこう言われたの』
穂乃果『"貴方達は第三回ラブライブに出場しないの?" って』
絵里『……なるほどね』
穂乃果『それでね、理事長は……ううん。ラブライブ!の運営側が2つの提案を持ってきたみたいで』
にこ『……2つの提案?』
穂乃果『一つ目だけどね……ええと……』
49:
真姫『……私達は第二回ラブライブに優勝している』
海未『そして、第三回ラブライブを秋葉ドームで開催するにあたってμ'sは多大な貢献をした……』
ことり『……って、運営側はそう思ってるみたいなの』
希『……その事が一つ目の提案と関係あるん?』
絵里『……もしかして』
穂乃果『一つ目の提案……それは、
 そんなμ'sを特別措置としてゲスト参加という形で出場させるという事』
50:
にこ『……』
希『……なるほどな』
花陽『勿論私達はゲストとしての登場だから頂点を競い合うような事は出来ないけど……』
凛『所謂おーぷにんぐせれもにーに参加するって感じかにゃ』
穂乃果『A-RISEの皆は既にその形でゲストとして歌う事を決めているみたいなの』
にこ『今はもうプロのアイドルだもんね、A-RISEは』
絵里『……それで、私達がどうするのか……っていう話ね』
にこ『秋葉ドームが開催されるかもって話になった時にそんな話をしていた記憶があるけど……』
希『まさかホントにそうなってしまうなんてね』
51:
真姫『……私は反対よ』
穂乃果『……うん、私もやらない方がいいと思う』
にこ『……そうね、μ'sの時代はもう終わった』
絵里『私達はスクールアイドルを辞めてただの大学生になった』
希『皆はまだ高校生やけど……μ'sとしてのスクールアイドルはもう終了したんやもんね』
穂乃果『限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドルが好き……』
穂乃果『だからこそ、μ'sは輝けた』
穂乃果『……その気持ちは皆が一番わかっていると思うの』
52:
にこ『……そうね』
海未『……なので、理事長から話を持って来られた時点で既にお断りしたんです』
ことり『ていうか、お母さんは私達がこの提案を初めから断るのをわかってたみたい』
絵里『あら、じゃあ一体何でその事を私達に?』
花陽『……私達はμ'sを解散した、だけど……』
ことり『お母さんはあくまで"私達"に問いかけてたの。"μ's"ではなく、"私達"に』
にこ『……そっか、あんた達にはまだラブライブに出場する権利があるもんね』
海未『……2つ目の提案、それは……』
穂乃果『私達が"新しいスクールアイドル"となって再びラブライブ優勝を目指す事――』
…………
……

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