サトシ「アイリスお前臭いんだよ」デント「その意見には同感だ」
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1:
色々あってアイリス、サトシとデントを探し中
アイリス「サトシったら…！ヒロインであるあたしを捨てるなんて絶対に許さないから！」
カイリュー「バウオオオオウ！？」
（俺に跨がるな乗るな喋るなくっせえええええええ）
アイリス「何としても見つけてやる！」
7:
サトシ達
メイ「デントさんってお料理上手なんですね！すご?い！」
デント「ありがとう、そう言ってもらえると作りがいがあるよ」
（アイリスは拾った木の実の方が美味しいなんて言ってたな…）ﾎﾛﾘ
メイ「私も見習わなくちゃ、今度教えてください！」
デント「もちろんだよ！」
（なんてハッピーなテイストなんだ…）ｳﾙｳﾙ
サトシ「本当にデントの料理は最高だぜ、おかわり！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ピカチュウ「ピカピカッ！」
（綺麗な空気の中で食う昼飯うめええええええ）ﾓｸﾞﾓｸﾞ
10:
サトシ「いつも美味いけど何だかいつもより美味く感じるぜ！」ﾓｸﾞﾊﾞｸ
ピカチュウ「ピカカカ?」
（十中八九あの臭害のせいだな）ﾓｸﾞﾊﾞｸ
デント「ちゃんと皆の分もあるからゆっくり食べてね」
ポケモン達（臭くねええええうめえええあえ）
メイ「私もたくさん食べちゃお?♪」
（あ?楽しい♪ずっとこの楽しい時間が続けばいいのに…）
11:
アイリス「こうなったら身内を人質にするわよ！」
カイリュー「」ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞ
（三途の川が見える）
アイリス「マサラタウンを襲撃するわ！早く行きなさいカイリュー！」
カイリュー「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
ハナコ「ふわあぁ?…今日もいいお天気ね、バリちゃん」
バリヤード「バリバリ?♪」
アイリス「それにしてもカイリュー臭いわね…ゲロ吐いてるからかしら？」
カイリュー「」
（白目）
13:
アイリス「ふ?ん…ここがマサラタウン？何にもない田舎って感じ、だからサトシはあんなにおこちゃまな子供に育ったのね?」ﾔﾚﾔﾚ
カイリュー「」
アイリス「あの家がサトシの家かしら？カイリュー、早く下りなさい！」ｹﾞｼｹﾞｼ
カイリュー「」
（下りるっていうか墜落中）
ハナコ「まったり食後のティータイム♪バリちゃんにはおやつもあるわよ?」
バリヤード「バリバリ?♪ …！？」
（何だ…！？この臭い！？）
バリヤード「バリッ！」ｼｭｯ
（ママさん！これを！）
ハナコ「あら、どうしたのバリちゃん、鼻栓なんか持ってきて？」ﾊﾃﾅ
15:
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ハナコ「あら？お客様かしら？はーい」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
バリヤード「バリバリー」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
（この悪臭の元凶か、さっさと追い出さねば…）
ｶﾞﾁｬ
ハナコ「どちらさま？」
（あら女の子？サトシかと思って期待しちゃった…）
アイリス「こんにちは！私アイリスって言います」
ハナコ「うふふ、こんにちは。きちんと挨拶ができて良い子ね」
（…？何か不思議な臭いが…？）
バリヤード「バリバーリ」
（こいつか。見るからに凶悪だぜ、とりあえずこれを…）
バリヤード「バリッ」ｻｻｯ
（鼻栓装着完了、危なかったぜ）
ハナコ「？」
（臭いが消えたわ、気のせいだったのかしら）
20:
保守あり
ハナコ「アイリスちゃんだったかしら？私に何か用？」
（旅先でサトシと仲良くなったお友達かしら）
アイリス「はい！もうすぐサトシと結婚するのでお母さんに報告しにきました！」
（既成事実ゲットでどどんがどーんｗｗｗｗ）
ハナコ「えっ」
バリヤード「えっ」
22:
ハナコ「アイリスちゃん…今なんて？」
（まさか、聞き間違いよね…？）
キバゴ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ﾎﾞｺｯ
ハナコ「きゃああああ！髪から何か出た！？」
バリヤード「バリバリバリ！？」
（何だよコイツ！？ぶっ飛びすぎだろ！？）
アイリス「私サトシと付き合ってるけど子供が出来ちゃって！それで結婚しようと思いました！」
（これでサトシの実家に寄生出来るわ?後から想像妊娠でしたって言えばいいし）
ハナコ「嘘…嘘でしょ」
（確かに電話する都度違う女の子と旅してたみたいだけど…！よりによって容姿が一番アレな子と…！？）
ハナコ「サトシ…」ｼｸｼｸ
バリヤード「バリー！」
（こんな臭いのをサトシ君と結婚させるなんて冗談じゃねえ…！）
25:
アイリス「嘘じゃないです！だから私この家に住みますね！」
ハナコ「ま、待って…まだ聞きたい事が」
アイリス「出てきなさいカイリュー！今日からここが私達の家よ！」
カイリュー「バオオオオオン…」ｹﾞﾛｹﾞﾛ
（出したり入れたりすんなよ俺今ゲロ吐き疲れてんだよ）
バリヤード「バリ！？」
（汚いカイリューだな）
ハナコ「私が知ってるカイリューとは随分顔付きが違うようだけど…それに凄く汚れてるわ…」
ハナコ「まだ話は終わってないけど先にその子を綺麗にしないと」
バリヤード「バリー」ﾋﾞｼｯ
（雑巾がけなら任せて下さい）
バリヤード「バリ！バリ！」ｻｯｻｯ
（早く綺麗にして出て行ってもらわねーとな！）
ハナコ「バリちゃんありがとう、すぐに綺麗にしてあげるからね」ﾌｷﾌｷ
カイリュー「バオオオ…」
（久しぶりに体を洗った気がする…）
27:
アイリス「お母さんってトレーナーなんですか？」
ハナコ「いいえ違うわよ、どうして？」ﾌｷﾌｷ
アイリス「そのブサイクなのはお母さんのポケモンかなと思って」
バリヤード「バーリ！？」ﾌｷﾌｷ
（俺のこと指差してブサイクとか言うんじゃねえ）
ハナコ「この子は私の事が好きでお手伝いしてくれてるのよ、ポケモントレーナーじゃないわ」
（私のバリちゃんがブサイク？）ﾑｶ
アイリス「へぇーそうなんだ、じゃあそのバリちゃん、私がゲットしちゃお！掃除が得意なポケモンなんて便利だし！」
ハナコ「えっ」
アイリス「いけ！モンスターボール」
バリヤード「ええええっ！？」ﾎﾞｺﾝ
31:
バリヤード「バリ！！バーリー！」
（あいつの髪の中に入れてたボールくせえええええ！しかもボールの中が黒ずんでる！）
バリヤード「バーリ…！」
（駄目だ…！臭さが直に体に染みて抵抗できねえ…！）
バリヤード（…ママさん…すまねえ）ｶﾁｯ
アイリス「やったー！ｗｗｗｗｗｗｗバリちゃんゲットでどどんがどーんｗｗｗｗｗｗｗ」
ハナコ「いやああああああ！バリちゃん！！」
33:
ハナコ「バリちゃん！バリちゃんを返して！」
アイリス「ダメよ！欲しかったら同じ価値のポケモンを捕まえてきてよね?そしたら交換してあげる」
アイリス「ゼクロムかレシラムなら交換してあげてもいいわよ！」ﾜﾗ
ハナコ「バリちゃん…」
（サトシがいなくなって寂しい私のお話相手になってくれたバリちゃん…）
ハナコ「うう…」
（バリちゃんまでいなくなって…私どうしたらいいの…？サトシ…助けて…）ｼｸｼｸ
36:
アイリス「お母さんのポケモンを使えばサトシは言いなりになるはずよ?子供だから」
アイリス「あｗｗｗもう私のポケモンかｗｗｗ」
ハナコ「うっ…ううっ…」
終わり
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