花陽「好いて好かれて」 後編back

花陽「好いて好かれて」 後編


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真姫(って、花陽が落ち込んでるからつい励ましちゃったけど)
真姫(私は花陽に早く凛を諦めてもらいたい立場だったわね)
花陽「じゃあ後日、また一応凛ちゃんを追跡してみよう」
花陽「本当にことりちゃんだとしても、もうちょっと確信を得る必要があります!」
真姫「……そうね」
真姫(まあいいわ。ゆっくりいきましょう)
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花陽「さてやって来ました、凛ちゃん追跡隊の活動2回目!」
真姫「もうバラエティ番組の司会者みたいになってるわね」
花陽「前回は誰と会うかわかってなかったけど」
花陽「今日はもう下調べ済みです!」
真姫「へえ、そうなの?」
花陽「私の情報によると、今日は希ちゃんと会う約束をしているもよう……」
花陽「リリホワという共通点もありますし、こちらが本当の恋人かもしれません」
真姫「ふうん、のぞりん、ね……」
花陽「あっ、出てきました、凛ちゃんですっ!」
花陽「行こう真姫ちゃん!」
真姫「はいはい」
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真姫「今回は電車には乗らないのかしらね」
花陽「うん、駅に向かう道のりじゃないかも」
真姫「あ、希よ」
花陽「前回の洋服屋さんはことりちゃんっぽい感じがするだけど」
花陽「希ちゃんとはどこに向かうんだろう?」
真姫「希らしいものと言えば……」
花陽「スピリチュアル屋さんかな?」
真姫「ふふっ、どんなお店よそれ」
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花陽「なんだかんだ歩いたけど……」
花陽「あ! お店に入って行ったよ」
真姫「そうね。喫茶店……?」
花陽「むむむ、どういうことだろう」
花陽「希ちゃんも凛ちゃんも、カフェに行くイメージは無いんだけど」
花陽「真姫ちゃん、しばらくしたら私たちも入ろう!」
真姫「ま、そうなるわよね……」
真姫「でもさすがにバレるんじゃない?」
花陽「その危険は高いけど、ここまできて引き下がれないよ!」
花陽「それに、マスクとサングラスしておけばきっと大丈夫だよ」
真姫「余計怪しいわよ……」
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花陽「ということで、私たちも席についたわけですが」ボソボソ
真姫「混んでるからちょっと遠くの席しかゲットできなかったわね」ボソボソ
花陽「仕方ないね。バレにくいから良しとしよう」
花陽「では、二人の会話に注意深く耳を傾けてみましょう」
希「……凛ちゃん……ゴニョ…………愛し……」
花陽「!?」
花陽「い、いま、愛してるみたいな言葉が聞こえたよ!」
真姫「え、そ、そう?」
真姫「聞き間違いじゃない?」
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花陽「真姫ちゃんもよく聞いて!」
凛「ゴニョ…………大好き…………」
真姫「!?!?」
花陽「ほら今、大好きって言ったよね!?」
真姫「ちょっ、花陽、声が大きいわよ……」
真姫「でも確かに聞こえたわね」
花陽「これはもう確定的だね……」
花陽「きっと今夜は二人が知らないLoveを教え合って、微熱からミステリーするんだ」ズーン
真姫「ミステリーするってなによ……無理に曲名にこじつけなくても良いわよ」
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真姫「……待って、ひとつ気になることがあるの」
花陽「?」
真姫「それなら初めから希の家で愛を語り合えば良いじゃない? 一人暮らしなんだし」
真姫「恋人同士なら、その方が自然だと思うのよね」
花陽「……たまたま親が帰って来てたとかじゃない?」
真姫「久しぶりに帰って来てたなら、親との時間を大切にしそうだけど……」
真姫「……あ! 二人が店を出ようとしてるわ、顔伏せて」
まきぱな「…………」
希「今日はありがとな? また明日学校で」
凛「うん!」
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真姫「……結局、確信は得られなかったわね」
花陽「うーん……まだ調査を続行する必要があるかな」
真姫「まだやるのね」
花陽「もちろん! はっきり特定するまではやめられません!」
真姫(まあ、続けてもらった方が、私と花陽が会う口実にもなって良いんだけどね)
真姫(……今のところ全然自分をアピールできてないわね)
真姫(手ごわいわ、花陽)
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花陽「さて3回目です……」
真姫「なんだかテンション下がってるわね」
花陽「まあ、なかなか進まないからね。そろそろ結論を出したいけど」
花陽「普段の学校生活でも全然勘づけないんだもん、すごく徹底して隠してるね」
真姫「そうね……で、今日は誰なの?」
花陽「私の情報網を駆使した結果、どうやら穂乃果ちゃんと約束してるみたい」
真姫「どこと繋がってるのその情報網……」
花陽「あと、前回の反省を踏まえ、今回は秘密兵器を導入してあります」
真姫「秘密兵器?」
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花陽「前回の話をよく聞き取れない点を改善するだめにね……」ゴソゴソ
花陽「はい、ここに小型スピーカーがあります」
真姫「嫌な予感がする」
真姫「まさか、あなた……」
花陽「うん、盗聴します。もう発信機は凛ちゃんのカバンに付けてあるよ!」
真姫「犯罪じゃないの!」
花陽「しかたないよ、コレもミッションのためだもん」
花陽「今日はワルちんになるね」
真姫「……私は知らないからね」
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花陽「あ、凛ちゃん出てきた! スイッチオン」オシテポチリー
凛『行ってきますにゃー』ドタン
花陽「感度良好」
真姫「なかなか高性能ね……」
凛『りんりんりんがべー♪』
花陽「歩きながら口ずさんでる凛ちゃんも可愛いね」ウフフ
真姫(花陽と付き合ったら、鼻歌も歌えなくなりそうね)
真姫(……それでも良いんだけどね)
真姫(これほど花陽に愛されて、凛は幸せ者よ)
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花陽「あれ? ここって……」
凛『おじゃましまーす』
穂乃果『凛ちゃんいらっしゃい!』
真姫「穂むらね」
花陽「」
花陽「自宅デート……」
真姫「まあ、もし付き合ってるならそういうことね」
穂乃果『どうぞ上がって!』
凛『ありがとにゃ!』
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花陽「はわわ、なんてこと……」
花陽「きっと若い二人は昼間からでも互いのパッショネイトをぶつけ合って……」
真姫「変な想像しないの」
花陽「こうなったら一部始終録音してやるです」
真姫「いやいや、万が一おっぱじまったら電源切りなさいよ」
真姫「まあ、とりあえずもう少し聞いてみましょう」
真姫(アッ、また流されて、盗聴を容認するようなことを言ってしまったわ)
凛『今日をとても楽しみにしてたにゃ』
穂乃果『うん、私もだよ凛ちゃん』
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穂乃果『じゃあ早始めようか』
凛『うん!』
花陽「……///」ドキドキ
穂乃果『じゃあまずはこちら!』
穂乃果『いそべりーまき?海苔と苺の不思議な出会い?だよ!』
真姫「ん?」
花陽「なんだって?」
凛『すごい……いそべまきにイチゴが乗ってるにゃ』
穂乃果『斬新なアイデアでしょ』
穂乃果『もともとのメニューのいそべまきに、穂乃果の好きな苺を乗せたんだよ』
凛『むむむ、さすが普通の人には無い発想を持ってるね』
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まきぱな(まずそう……)
花陽「なんだ、和菓子の品評会みたいだね」
真姫「穂乃果の新作の試食会かしら」
凛『……』モグモグ
穂乃果『ど、どう?』
凛『うーん……』
凛『コアなファンは生まれるかもしれないけど、少なくともこのままじゃ商品化は厳しいと思うにゃ』
凛『まず、醤油はもっと少なくていいと思うからそれで試してみてほしいのと』
凛『あと、イチゴを乗せることでいくら値段が増すかも重要だし』
凛『他にもイチゴを使ったメニューが無ければ、これだけのためにイチゴを仕入れるのもね』
穂乃果『な、なるほど……』メモメモ
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真姫(思ったよりきちんとアドバイスしてるわ)
花陽「凛ちゃんかっこいい!」
穂乃果『ありがとう、次回までに案をまとめてみるよ』
穂乃果『では次の料理はコチラ!』
真姫(その後も、穂乃果考案の奇抜な食べ物が出てきては)
真姫(凛が評価するという繰り返しが続いた)
穂乃果『ありがとう凛ちゃん! すごく参考になったよ』
凛『凛もお腹いっぱいになって嬉しいにゃー』
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凛『じゃあ、夕方には帰るように言われてるから、凛はそろそろ……』
穂乃果『わかった! また明日学校でね』
花陽「……解散みたいだね」
真姫「なんだ、最後までただの品評会だったわね」
花陽「家で二人きりで恋人らしいこと何もしないってことは、じゃあ穂乃果ちゃんは容疑者から外れるかな」
真姫「絶対とは言えないけど、それで良さそうね」
花陽「うーん、今回も特定には至らなかったけど、一人消去できたのは大きいかな」
花陽「今の段階では、ことりちゃん希ちゃんの可能性がちょっと高めで」
花陽「絵里ちゃんにこちゃん海未ちゃんは不明だけど、ちょっと低めと……」
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真姫「ちょっと低めなの?」
花陽「私たちがこれだけ調べてきて、休日にプライベートで会ってないってことは」
花陽「恋人同士とは考えにくいかなと」
真姫「なるほどね……」
花陽「で、穂乃果ちゃんがほぼ無い。オッケーです??」
花陽「じゃ、私たちもそろそろ帰ろうか」
真姫「……そうね、送って行くわ」
真姫(花陽ともう少し一緒にいたいし)
花陽「えええ、悪いよ」
真姫「良いの。私が好きでやるんだから」
真姫(好きで……ね)
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真姫(それからまた数日が経ち)
真姫(学校内である噂が流れ始めた)
にこ「……どういうことなのかしら」
にこ「アイドルは恋愛禁止ってのは常識でしょ!」
にこ「なんでそんな噂が広まるのよ、しかもいくつも!!」
真姫「何を怒ってるのよ……」
にこ「μ'sのなかで、交際している人たちがいると噂されてるのよ」
花陽「ど、どうしてそれで私たち2人が呼ばれたの?」
真姫「イミワカンナイ」
にこ「そりゃ決まってるじゃない。噂の真偽を確かめるためよ」
真姫「は?」
にこ「面倒なこと抜きで単刀直入にきくわ。あんたたち、付き合ってるの?」
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花陽「……え」
真姫「その、あんたたちって?」
にこ「目の前にいるあんたたち以外に誰がいんのよ」
花陽「私と真姫ちゃんが……」
真姫「つ、付き合ってる!?」
真姫「な、ななな……///」
真姫(きっと毎週のように二人で遊んでたのがどこかで話題になってたのね)
真姫(ただの噂でも、照れるわ……///)
69:
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にこ「で、どうなの?」
真姫「そ、それは……その///」
花陽「ぜんっぜんそんなことないよ!」
花陽「だよね真姫ちゃん! 私たち付き合ってなんかないよね」
真姫「あっ……う」
真姫「うん……」ショボン
にこ「本当に? 隠しててもいつかわかることよ」
にこ「ちなみに穂乃果は認めたわよ」
花陽「……えっ、 穂乃果ちゃん!?」
70:
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にこ「ええ」
花陽「凛ちゃんと付き合ってるの、穂乃果ちゃんだったの!?」
にこ「えっ、凛なの?」
花陽「え?」
真姫「!」
にこ「穂乃果についての噂は、恋人がいるというだけだったから」
にこ「そこを尋ねたら、あっさり認めたんだけど」
にこ「相手が誰かは頑なに教えてくれなかったのよね」
にこ「ありがとう花陽。いいことを聞いたわ」
花陽「あう……」
花陽(余計なことを言ってしまいました)
にこ「じゃあ次は凛にも問い詰めないとね」
にこ「あんたたちが本当に付き合ってないのかはまだわからないけど」
にこ「変な噂の立たないように、アイドルの自覚を持って過ごしなさいよ」
まきぱな「…………」
71:
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真姫「……意外な幕引きだったわね」
花陽「うん……まさか大ハズレするなんて」
花陽「穂乃果ちゃんが相手の情報を頑なに隠してて、一方凛ちゃんも隠してるから、きっとその二人で決まりだよ」
花陽「穂乃果ちゃん……か」
花陽「凛ちゃんは穂乃果ちゃんみたいな人が好きなのかな」
真姫「……まあ、明るく元気もの同士、気が合ったのかもしれないわね」
花陽「きっと私もあれくらい、元気な子になった方が良いんだね」
花陽「そうすれば、凛ちゃんも変わった私を見て……」
真姫「……上手くいくと良いわね」
72:
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花陽「うん、頑張るね真姫ちゃん!」
真姫(あなたはそのままが一番素敵だと思うわ)
真姫(なんてキザなセリフ、今の私には言えないわね)
花陽「じゃあ、私トイレ行きたいから、真姫ちゃん先に部室行ってて!」
真姫「ああうん、わかったわ」
真姫(にこちゃんめ……なんてこときくのよ)
真姫(花陽にアプローチしにくくなったじゃないの!)
真姫(楽観的な憶測をするなら、これで花陽が私のことを意識して……って)
真姫(ありえないわね。相変わらず花陽は凛のことしか見えてないみたいだし)
真姫(はあ、恋愛って難しいわ……)
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ガチャ
凛「……あっ、真姫ちゃん!」
真姫「あら、凛だけ?」
凛「うん、真姫ちゃんこそかよちんと一緒じゃなかったの?」
真姫「花陽はトイレに寄ってるわ、きっとすぐ来るでしょ」
真姫「……ふう」ドサッ
凛「にこちゃん、何の用事だったの?」
凛「帰りのHRが終わるなり一年生の教室に乗り込んできたからビックリしたにゃ」
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真姫「……なんか、私と花陽が交際してるって噂が流れてるらしくて、その真偽を問い詰められたわ」
凛「えっ、かよちんと真姫ちゃんが!?」
真姫「ええ」
凛「あはは、根も葉もない噂が広まるものだにゃー」
真姫「…………」
真姫「あなたも今後だれかに問い詰められたら……わかってるわよね?」
凛「う、うん……もちろんだよ」
凛「絶対、誰にも教えちゃダメなんだよね」
凛「……凛と真姫ちゃんが、付き合ってること」
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78:
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真姫「そう。わかってるなら良いわ」
凛「ねえ真姫ちゃん、隣、座っても良い?」
真姫「….…勝手にしなさいよ」
凛「うん……///」トテトテ
凛「真姫ちゃん、あのね」
真姫「ん?」
凛「凛たち、付き合ってもう1か月は経つのに、恋人らしいこと全然してないにゃ」
凛「手をつなぐことすら……」
凛「その、なんて言うか……真姫ちゃんはこれで良いの?」
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真姫「…………」
真姫「ごめんなさいね」
真姫「私、まだ恥ずかしくて……」
凛「あ、そ、そっか」
凛「真姫ちゃんが我慢してるわけじゃないなら良いんだにゃ、あはは」
凛「で、でも、今度ふたりきりで出かけたいな」
凛「新しく服も買ったの! ちょっと派手かもしれないけど、真姫ちゃんに見てほしいにゃ」
真姫「……そのうちね」
真姫(私が愛してるのは花陽だけ)
真姫(凛と恋人らしいことなんてできないわ)
80:
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真姫「そういえば、凛」
凛「にゃ?」
真姫「先日、希と二人でカフェに行ったみたいだけど、何を話したの?」
凛「ああ……希ちゃんから聞いたんだね、えっと、相談されたんだ」
真姫「相談?」
凛「うん、絵里ちゃんと付き合って長いんだけど、最近上手くいかないって……」
凛「凛が恋愛相談されるなんて珍しいから、親身に乗ってあげたんだにゃ」
凛「で、凛が希ちゃん宅で二人になったと絵里ちゃんが知ったら、さらにこじれるかもしれないからカフェでって」
真姫「……ふうん、なるほどね」
81:
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凛「凛と真姫ちゃんは、ずっと仲良くいられる、よね、あはは」
真姫「…………そうね」
真姫(もちろん、いつまでも恋人として過ごす気は無い)
真姫(私が凛に好きだと言ったのは、凛が好きだからじゃない)
真姫(花陽が好きで、花陽を凛にとられたくなかったから……)
真姫(こんな私の行動を皆は狂っていると罵るだろうか)
凛「あのね、真姫ちゃん……」
凛「凛、真姫ちゃんから告白されて、とっても嬉しかったよ」
凛「真姫ちゃん……大好きだよ」
真姫(花陽が凛を諦めない限りは、この偽りの関係を貫かなければならない)
真姫(それを踏まえて、私は冷たく吐き捨てる)
真姫「私も大好きよ、凛」
凛「……えへへ///」
85:
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真姫(もしこの関係が花陽にバレたらどうしよう)
真姫(……そのときは、そのときの私に任せれば良いわ)
花陽「こんにちは?……って、まだ二人だけかあ」
凛「あ、かよちん!」
花陽「凛ちゃーん!」
真姫(本当に大好きよ、花陽)
86:
終わり
94:
いくら続きを想像しても三人共が全員幸せにはなれなさそうだな……
でもこのドロドロ感が堪らない!

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